JPH10163394A - 半導体リード成型装置 - Google Patents
半導体リード成型装置Info
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- JPH10163394A JPH10163394A JP8317532A JP31753296A JPH10163394A JP H10163394 A JPH10163394 A JP H10163394A JP 8317532 A JP8317532 A JP 8317532A JP 31753296 A JP31753296 A JP 31753296A JP H10163394 A JPH10163394 A JP H10163394A
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- solder
- groove
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W74/00—Encapsulations, e.g. protective coatings
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不良品の発生を可及的に減少させるととも
に、生産性を向上させることができる半導体リード成型
装置を提供する。 【解決手段】 半田が外装されたリード9が引き出され
ている半導体装置7を固定する成型台1と、前記リード
9を前記成型台1へ押し付けて所定形状に成型する成型
台パンチ3とを備えた半導体リード成型装置において、
成型時に前記リード9が接触移動する前記成型台1上の
領域に溝5を設け、リード9の先端が成型台1上を接触
移動した際に、剥がれた半田が溝5の部分で引きずられ
ないようにすることにより、剥がれた半田が成型台1上
のとくにリード9の曲り部分近辺に堆積しないようにし
た。
に、生産性を向上させることができる半導体リード成型
装置を提供する。 【解決手段】 半田が外装されたリード9が引き出され
ている半導体装置7を固定する成型台1と、前記リード
9を前記成型台1へ押し付けて所定形状に成型する成型
台パンチ3とを備えた半導体リード成型装置において、
成型時に前記リード9が接触移動する前記成型台1上の
領域に溝5を設け、リード9の先端が成型台1上を接触
移動した際に、剥がれた半田が溝5の部分で引きずられ
ないようにすることにより、剥がれた半田が成型台1上
のとくにリード9の曲り部分近辺に堆積しないようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置から引
き出されているリードを、用途に応じた形状に成型する
半導体リード成型装置に関する。
き出されているリードを、用途に応じた形状に成型する
半導体リード成型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パッケージされた半導体装置を
基板に実装可能にするためには、半導体装置から引き出
され、半田が外装されているリードを用途に応じた形状
に成型(フォーミング)する必要がある。このフォーミ
ング工程によって成型される形状には、図10に示すよ
うに幾つかのタイプがあるが、その中の一つにリードを
ガルウィング(カモメの翼)状に成型するガルウィング
成型(図10(B))がある。
基板に実装可能にするためには、半導体装置から引き出
され、半田が外装されているリードを用途に応じた形状
に成型(フォーミング)する必要がある。このフォーミ
ング工程によって成型される形状には、図10に示すよ
うに幾つかのタイプがあるが、その中の一つにリードを
ガルウィング(カモメの翼)状に成型するガルウィング
成型(図10(B))がある。
【0003】図11(A)〜(C)は、従来の半導体リ
ード成型装置によってガルウィング成型を行う場合の過
程を示す概略断面図である。
ード成型装置によってガルウィング成型を行う場合の過
程を示す概略断面図である。
【0004】図11(A)において、加工の対象となる
パッケージされた半導体装置7は成型台11上に固定さ
れている。この半導体装置7からはリード9が引き出さ
れており、このリード9の全面には図示しない半田が外
装されている。また、図中リード9の上方には成型台1
1に対して昇降自在な成型パンチ3が備えられている。
なお、リード9は半導体装置7の周囲4辺からそれぞれ
引き出されているが、その構造は4辺同一であるため、
以下の説明では、そのうちの一つについて説明するもの
とする。
パッケージされた半導体装置7は成型台11上に固定さ
れている。この半導体装置7からはリード9が引き出さ
れており、このリード9の全面には図示しない半田が外
装されている。また、図中リード9の上方には成型台1
1に対して昇降自在な成型パンチ3が備えられている。
なお、リード9は半導体装置7の周囲4辺からそれぞれ
引き出されているが、その構造は4辺同一であるため、
以下の説明では、そのうちの一つについて説明するもの
とする。
【0005】まず、図11(A)の状態から同図(B)
に示すように成型パンチ3が成型台11へ近付いてくる
と、リード9の根元付近が曲げられ、その先端が成型台
11に接触する(図11(B))。そして、さらに成型
パンチ3が成型台11へ近付いてくると、成型パンチ3
によってリード9の中央から先端にかけての部分が略L
字形状に曲げられ、最終的にリード9が成型台11に押
し付けられると、同図(C)に示すようにガルウィング
成型が完了することになる。
に示すように成型パンチ3が成型台11へ近付いてくる
と、リード9の根元付近が曲げられ、その先端が成型台
11に接触する(図11(B))。そして、さらに成型
パンチ3が成型台11へ近付いてくると、成型パンチ3
によってリード9の中央から先端にかけての部分が略L
字形状に曲げられ、最終的にリード9が成型台11に押
し付けられると、同図(C)に示すようにガルウィング
成型が完了することになる。
【0006】ところで、ガルウィング成型の際、成型台
11に接触したリード9の先端は、図11(B)の位置
から図11(C)に示す位置まで成型台11の上を接触
したまま移動する。ここで、図11(C)に示す接触移
動した成型台11の領域aの拡大図を図12に示す。図
12に示すように、リード9が成型台11の上を接触移
動することにより、その表面に外装されていた半田の一
部が剥がれ落ち、その半田13はリード9の移動ととも
に図中矢印方向に引きずられ、リードの曲り部分近辺に
堆積する。
11に接触したリード9の先端は、図11(B)の位置
から図11(C)に示す位置まで成型台11の上を接触
したまま移動する。ここで、図11(C)に示す接触移
動した成型台11の領域aの拡大図を図12に示す。図
12に示すように、リード9が成型台11の上を接触移
動することにより、その表面に外装されていた半田の一
部が剥がれ落ち、その半田13はリード9の移動ととも
に図中矢印方向に引きずられ、リードの曲り部分近辺に
堆積する。
【0007】また、上記ガルウィング成型のほかには、
図10(C)に示すようにリードをカール状に成型する
カーリング成型がある。
図10(C)に示すようにリードをカール状に成型する
カーリング成型がある。
【0008】図13(A)、(B)は、従来の半導体リ
ード成型装置においてカーリング成型を行う場合の過程
を示す概略断面図である。
ード成型装置においてカーリング成型を行う場合の過程
を示す概略断面図である。
【0009】図13はカーリング成型の最終工程を示し
ており、この前段の工程では図示しない他の成型台によ
りリード19の根元と先端がそれぞれ90度に曲げられ
ている。図13(A)では、半導体装置17が成型台2
1aと成型台21bとにより上下から挟まれた状態で固
定されている。成型台21bはリード19の根元部分を
押さえることにより、成型時のリード19の上方への移
動を規制している。
ており、この前段の工程では図示しない他の成型台によ
りリード19の根元と先端がそれぞれ90度に曲げられ
ている。図13(A)では、半導体装置17が成型台2
1aと成型台21bとにより上下から挟まれた状態で固
定されている。成型台21bはリード19の根元部分を
押さえることにより、成型時のリード19の上方への移
動を規制している。
【0010】図13(A)の状態から、同図(B)に示
すような形状をもつ成型パンチ23が横方向から成型台
21aへ近付いてくると、リード19の先端と成型パン
チ23の成型部23aとが接触し、さらに成型パンチ2
3が成型台21aへ近付くと、リード19の先端が略J
字形状に曲げられる。そして、最終的にリード19が半
導体装置17の下面に押し付けられると、図示のように
カーリング成型が完了することになる。
すような形状をもつ成型パンチ23が横方向から成型台
21aへ近付いてくると、リード19の先端と成型パン
チ23の成型部23aとが接触し、さらに成型パンチ2
3が成型台21aへ近付くと、リード19の先端が略J
字形状に曲げられる。そして、最終的にリード19が半
導体装置17の下面に押し付けられると、図示のように
カーリング成型が完了することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のガルウィング成型を行う半導体リード成型装置では、
成型が完了するまでリードの先端が成型台上を接触移動
するため、リードに外装されていた半田の一部が剥がれ
落ち、成型台上のとくにリードの曲り部分近辺に堆積し
てしまう。そして、この堆積した半田は、新たに成型し
たリードにひげ状に付着し、そのリードを不良品にして
しまうという問題があった。ちなみに、ガルウィングタ
イプのリードは最終的に先端部をカットして使用するた
め、先端部に半田が付着しても問題にならないが、曲り
部分近辺に付着した半田はそのまま残ることになる。
のガルウィング成型を行う半導体リード成型装置では、
成型が完了するまでリードの先端が成型台上を接触移動
するため、リードに外装されていた半田の一部が剥がれ
落ち、成型台上のとくにリードの曲り部分近辺に堆積し
てしまう。そして、この堆積した半田は、新たに成型し
たリードにひげ状に付着し、そのリードを不良品にして
しまうという問題があった。ちなみに、ガルウィングタ
イプのリードは最終的に先端部をカットして使用するた
め、先端部に半田が付着しても問題にならないが、曲り
部分近辺に付着した半田はそのまま残ることになる。
【0012】同様に、カーリング成型においても、成型
パンチ23の成型部23aと接触したリード19の先端
は、前記成型部23aの上部を接触移動するため、その
表面に外装されていた半田の一部が剥がれ落ち、前述し
たガルウィング成型の場合と同様に半田が成型部23a
の上部に堆積する。とくに、図13の構成ではリード1
9と成型部23aとの擦れ量が大きく、また成型部23
aの上部が凹形状であるために、半田が堆積しやすいも
のとなっていた。
パンチ23の成型部23aと接触したリード19の先端
は、前記成型部23aの上部を接触移動するため、その
表面に外装されていた半田の一部が剥がれ落ち、前述し
たガルウィング成型の場合と同様に半田が成型部23a
の上部に堆積する。とくに、図13の構成ではリード1
9と成型部23aとの擦れ量が大きく、また成型部23
aの上部が凹形状であるために、半田が堆積しやすいも
のとなっていた。
【0013】また、いずれの成型装置においても、この
様な不良品を防ぐために成型システムを一旦停止し、成
型台あるいは成型パンチ上に堆積した半田を除去する作
業が必要となるため、これが生産性を低下させる原因と
なっていた。
様な不良品を防ぐために成型システムを一旦停止し、成
型台あるいは成型パンチ上に堆積した半田を除去する作
業が必要となるため、これが生産性を低下させる原因と
なっていた。
【0014】本発明は以上のような問題に鑑みて成され
たものであり、その目的は成型台あるいは成型パンチの
上に半田が堆積しにくい構造とすることにより、不良品
の発生を可及的に減少させるとともに、生産性を向上さ
せることができる半導体リード成型装置を提供すること
にある。
たものであり、その目的は成型台あるいは成型パンチの
上に半田が堆積しにくい構造とすることにより、不良品
の発生を可及的に減少させるとともに、生産性を向上さ
せることができる半導体リード成型装置を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、半田が外
装されたリードが引き出されている半導体装置を固定す
る第1の成型台と、前記リードを前記成型台へ押し付け
て所定形状に成型する第2の成型台とを備えた半導体リ
ード成型装置において、成型時に前記リードが接触移動
する前記第1の成型台上の領域に溝を設けたことを特徴
とする。
装されたリードが引き出されている半導体装置を固定す
る第1の成型台と、前記リードを前記成型台へ押し付け
て所定形状に成型する第2の成型台とを備えた半導体リ
ード成型装置において、成型時に前記リードが接触移動
する前記第1の成型台上の領域に溝を設けたことを特徴
とする。
【0016】上記第1の発明においては、リードの先端
が成型台上を接触移動した際に、剥がれた半田がリード
の移動とともに引きずられても、溝の部分では引きずら
れることがないため、剥がれた半田が成型台上のとくに
リードの曲り部分近辺に堆積することがない。
が成型台上を接触移動した際に、剥がれた半田がリード
の移動とともに引きずられても、溝の部分では引きずら
れることがないため、剥がれた半田が成型台上のとくに
リードの曲り部分近辺に堆積することがない。
【0017】第2の発明は、前記第1の発明において、
前記リードの接触移動時に該リードと接触する溝の角の
少なくとも一部を曲面としたことを特徴とする。
前記リードの接触移動時に該リードと接触する溝の角の
少なくとも一部を曲面としたことを特徴とする。
【0018】上記第2の発明においては、前記リードが
溝の角と接触しても、リード表面には溝の角が鋭角的に
当たることがないので、リード表面に加わる力は溝の角
が直角である場合に比べて弱くなる。
溝の角と接触しても、リード表面には溝の角が鋭角的に
当たることがないので、リード表面に加わる力は溝の角
が直角である場合に比べて弱くなる。
【0019】第3の発明は、半田が外装されたリードが
引き出されている半導体装置を固定する第1の成型台
と、前記リードを所定位置に押し付けて所定形状に成型
する第2の成型台とを備えた半導体リード成型装置にお
いて、成型時に前記リードが接触移動する前記第2の成
型台上の領域に複数のガイド部材を設けたことを特徴と
する。
引き出されている半導体装置を固定する第1の成型台
と、前記リードを所定位置に押し付けて所定形状に成型
する第2の成型台とを備えた半導体リード成型装置にお
いて、成型時に前記リードが接触移動する前記第2の成
型台上の領域に複数のガイド部材を設けたことを特徴と
する。
【0020】上記第3の発明においては、リードが第2
の成型台により所定位置へ押し付けられる際、リードの
先端はガイド部材に案内されながら曲げられ、所定形状
に成型される。このとき、リードは複数のガイド部材の
表面を点接触により移動するため、リードとガイド部材
の表面とが接触移動する距離は従来に比べて短くなる。
の成型台により所定位置へ押し付けられる際、リードの
先端はガイド部材に案内されながら曲げられ、所定形状
に成型される。このとき、リードは複数のガイド部材の
表面を点接触により移動するため、リードとガイド部材
の表面とが接触移動する距離は従来に比べて短くなる。
【0021】第4の発明は、前記第3の発明において、
前記ガイド部材の下方に溝を設けたことを特徴とする。
前記ガイド部材の下方に溝を設けたことを特徴とする。
【0022】上記第4の発明においては、剥がれ落ちた
半田は成型台上ではなく溝内に落下し、リードが接触移
動する前記第2の成型台上の領域に堆積することがな
い。
半田は成型台上ではなく溝内に落下し、リードが接触移
動する前記第2の成型台上の領域に堆積することがな
い。
【0023】第5の発明は、前記第3または第4の発明
において、前記ガイド部材がローラであることを特徴と
する。
において、前記ガイド部材がローラであることを特徴と
する。
【0024】上記第5の発明においては、リードがガイ
ド部材の表面を接触移動した際に、ガイド部材としての
ローラが回動するため、ガイド部材の表面が固定的であ
る場合に比べて、接触時の衝撃が緩和される。
ド部材の表面を接触移動した際に、ガイド部材としての
ローラが回動するため、ガイド部材の表面が固定的であ
る場合に比べて、接触時の衝撃が緩和される。
【0025】第6の発明は、半田が外装されたリードが
引き出されている半導体装置を固定する第1の成型台
と、前記リードを所定位置に押し付けて所定形状に成型
する第2の成型台とを備えた半導体リード成型装置にお
いて、成型時に前記リードが接触移動する前記第2の成
型台上の領域に溝を設けたことを特徴とする。
引き出されている半導体装置を固定する第1の成型台
と、前記リードを所定位置に押し付けて所定形状に成型
する第2の成型台とを備えた半導体リード成型装置にお
いて、成型時に前記リードが接触移動する前記第2の成
型台上の領域に溝を設けたことを特徴とする。
【0026】上記第6の発明においては、リードが成型
台上を接触移動した際、剥がれ落ちた半田は成型台上で
はなく溝内に落下し、リードが接触移動する前記第2の
成型台上の領域に堆積することがない。
台上を接触移動した際、剥がれ落ちた半田は成型台上で
はなく溝内に落下し、リードが接触移動する前記第2の
成型台上の領域に堆積することがない。
【0027】第7の発明は、前記第1ないし第6の発明
において、前記溝の一部に吸引手段を設けたことを特徴
とする。
において、前記溝の一部に吸引手段を設けたことを特徴
とする。
【0028】上記第7の発明においては、溝内に入り込
んだ半田は吸引手段により吸い取られるため、溝内は常
にクリーンな状態に保たれる。
んだ半田は吸引手段により吸い取られるため、溝内は常
にクリーンな状態に保たれる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる半導体リー
ド成型装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
ド成型装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0030】図1(A)〜(C)は、この実施形態に係
わる半導体リード成型装置によってガルウィング成型を
行う過程を示す概略断面図である。
わる半導体リード成型装置によってガルウィング成型を
行う過程を示す概略断面図である。
【0031】この半導体リード成型装置は、半導体装置
7を固定する成型台1と、この成型台1に対して昇降自
在な成型パンチ3とから構成されており、成型台1には
後述する位置に溝5が設けられている。その他の構成お
よび動作は図11と同じであり、図11と同等部分を同
一符号で示している。
7を固定する成型台1と、この成型台1に対して昇降自
在な成型パンチ3とから構成されており、成型台1には
後述する位置に溝5が設けられている。その他の構成お
よび動作は図11と同じであり、図11と同等部分を同
一符号で示している。
【0032】図2(A)は上記成型台1の概略平面図、
同図(B)はその側面図である。成型台1には、図示し
ない半導体装置の周囲4辺から引き出されているリード
に対応して、各辺ごとに溝5が設けられている。また、
溝5の長手方向の中央部には図示しない孔部が設けられ
ており、後述する集塵機と接続されている。
同図(B)はその側面図である。成型台1には、図示し
ない半導体装置の周囲4辺から引き出されているリード
に対応して、各辺ごとに溝5が設けられている。また、
溝5の長手方向の中央部には図示しない孔部が設けられ
ており、後述する集塵機と接続されている。
【0033】このような半導体リード成型装置を用いて
ガルウィング成型するには、まず図1(A)のように、
成型台1上にパッケージされた半導体装置7を固定す
る。次に、図1(B)のように、成型パンチ3を下方に
移動させて成型台1へ近付けてゆく。するとリード9の
根元付近が成型パンチ3により曲げられ、その先端が溝
5の近くの成型台1に接触する。さらに図1(C)のよ
うに、成型パンチ3が成型台1へ近付いてゆくと、リー
ド9の先端近くが略L字形状に曲げられ、最終的にリー
ド9が成型台1に押し付けられてガルウィング成型が完
了する。
ガルウィング成型するには、まず図1(A)のように、
成型台1上にパッケージされた半導体装置7を固定す
る。次に、図1(B)のように、成型パンチ3を下方に
移動させて成型台1へ近付けてゆく。するとリード9の
根元付近が成型パンチ3により曲げられ、その先端が溝
5の近くの成型台1に接触する。さらに図1(C)のよ
うに、成型パンチ3が成型台1へ近付いてゆくと、リー
ド9の先端近くが略L字形状に曲げられ、最終的にリー
ド9が成型台1に押し付けられてガルウィング成型が完
了する。
【0034】ここで、図1(B)から同図(C)に至る
過程において、成型台1上に接触したリード9の先端が
接触移動し始めると、リード9の先端で剥がれた半田は
リード9の移動とともに成型台1上を引きずられるが、
溝5の部分で下方へ落下するので、剥がれた半田が成型
台1上のとくにリードの曲り部分近辺に堆積することが
ない。
過程において、成型台1上に接触したリード9の先端が
接触移動し始めると、リード9の先端で剥がれた半田は
リード9の移動とともに成型台1上を引きずられるが、
溝5の部分で下方へ落下するので、剥がれた半田が成型
台1上のとくにリードの曲り部分近辺に堆積することが
ない。
【0035】上述したように、この実施形態に係わる半
導体リード成型装置においては、剥がれた半田が成型台
1上のとくにリード9の曲り部分近辺に堆積することが
ほとんどないので、成型台1上に堆積した半田による不
良品の発生を可及的に減少させることができる。また、
成型台1上の半田を除去するために、成型システムを停
止する回数を減らすことができるため、生産性を大幅に
向上させることができる。
導体リード成型装置においては、剥がれた半田が成型台
1上のとくにリード9の曲り部分近辺に堆積することが
ほとんどないので、成型台1上に堆積した半田による不
良品の発生を可及的に減少させることができる。また、
成型台1上の半田を除去するために、成型システムを停
止する回数を減らすことができるため、生産性を大幅に
向上させることができる。
【0036】次に、成型台1に設ける溝5の位置につい
て説明する。図3は、ガルウィング成型が完了したリー
ド9と成型台1との概略断面図である。
て説明する。図3は、ガルウィング成型が完了したリー
ド9と成型台1との概略断面図である。
【0037】同図において、θ1 及びθ2 は先端近くで
曲げられたリード9のそれぞれの中心軸、R1 はこれら
θ1 とθ2 との交点における曲線部のR(曲線部を構成
する円の半径)、L1 は前記曲線部のリード先端側の終
点をそれぞれ示している。溝5の一方の端の位置L
2 は、前記L1 の位置からR1 の長さを加えた位置に設
定されており、他方の端の位置L3 は図1(B)におけ
るリード9の先端が成型台1に接触した位置から曲線部
側へ1mm近い位置に設定されている。なお、リード先
端の斜線部は成型後にカットされる部分を示している。
曲げられたリード9のそれぞれの中心軸、R1 はこれら
θ1 とθ2 との交点における曲線部のR(曲線部を構成
する円の半径)、L1 は前記曲線部のリード先端側の終
点をそれぞれ示している。溝5の一方の端の位置L
2 は、前記L1 の位置からR1 の長さを加えた位置に設
定されており、他方の端の位置L3 は図1(B)におけ
るリード9の先端が成型台1に接触した位置から曲線部
側へ1mm近い位置に設定されている。なお、リード先
端の斜線部は成型後にカットされる部分を示している。
【0038】上記溝5の位置L1 およびL2 は、ガルウ
ィング成型終了後のリード9の状態を考慮して理論的に
求められたもので、このL1 およびL2 の位置を半導体
装置のリードの長さ、曲げ寸法などから求めることによ
り、それぞれの製品に応じた溝5を設けることができ
る。
ィング成型終了後のリード9の状態を考慮して理論的に
求められたもので、このL1 およびL2 の位置を半導体
装置のリードの長さ、曲げ寸法などから求めることによ
り、それぞれの製品に応じた溝5を設けることができ
る。
【0039】また、図3において、R2 は溝5の一方の
角に設けられた曲面のRである。このRは、リード9の
接触移動時に溝5の角でリード9の表面が擦られるのを
防ぐために設けられている。この曲面Rを設けると、リ
ード9が溝5の角と接触してもリード9の表面には溝5
の角が鋭角的に当たることがないため、リード表面に外
装されている半田は剥がれ落ちにくくなる。
角に設けられた曲面のRである。このRは、リード9の
接触移動時に溝5の角でリード9の表面が擦られるのを
防ぐために設けられている。この曲面Rを設けると、リ
ード9が溝5の角と接触してもリード9の表面には溝5
の角が鋭角的に当たることがないため、リード表面に外
装されている半田は剥がれ落ちにくくなる。
【0040】図4は、この実施形態に係わる半導体リー
ド成型装置に設けられた集塵システムの概略構成図であ
る。溝5の底面には長手方向の両端から中央部に向かっ
てそれぞれ傾斜がつけられており、中央部には溝5内に
落下した半田を回収するための孔部15が形成されてい
る。この孔部15の下流には集塵機17が接続されてい
る。この集塵機17は溝5内の空気を吸引して外部に排
出するための装置であり、空気の排出部分には吸引した
半田を捕獲する図示しないフィルタが設けられている。
この集塵システムによると、成型時に溝5内に落下した
半田は底面に設けられた傾斜に沿って中央部まで移動
し、ここでさらに集塵機17により孔部15から吸引さ
れ、装置外部に排出される。なお、この集塵機17によ
る吸引は常時行われており、図1の成型パンチ3が下死
点まで下降して真空状態となったときに溝内の半田が集
塵される。このように集塵システムを設けることによっ
て、成型システムを頻繁に停止させることなしに、溝内
を常にクリーンな状態に保つことができる。
ド成型装置に設けられた集塵システムの概略構成図であ
る。溝5の底面には長手方向の両端から中央部に向かっ
てそれぞれ傾斜がつけられており、中央部には溝5内に
落下した半田を回収するための孔部15が形成されてい
る。この孔部15の下流には集塵機17が接続されてい
る。この集塵機17は溝5内の空気を吸引して外部に排
出するための装置であり、空気の排出部分には吸引した
半田を捕獲する図示しないフィルタが設けられている。
この集塵システムによると、成型時に溝5内に落下した
半田は底面に設けられた傾斜に沿って中央部まで移動
し、ここでさらに集塵機17により孔部15から吸引さ
れ、装置外部に排出される。なお、この集塵機17によ
る吸引は常時行われており、図1の成型パンチ3が下死
点まで下降して真空状態となったときに溝内の半田が集
塵される。このように集塵システムを設けることによっ
て、成型システムを頻繁に停止させることなしに、溝内
を常にクリーンな状態に保つことができる。
【0041】なお、上記集塵システムではリードから剥
がれ落ちたほとんどの半田を集塵することができるが、
溝内である程度の塊となって付着している半田は集塵が
困難であるため、所定の成型回数に達した時点で成型シ
ステムを停止し、溝内に溜まった半田を除去するように
している。
がれ落ちたほとんどの半田を集塵することができるが、
溝内である程度の塊となって付着している半田は集塵が
困難であるため、所定の成型回数に達した時点で成型シ
ステムを停止し、溝内に溜まった半田を除去するように
している。
【0042】次に、半導体リード形成装置の他の実施形
態について説明する。
態について説明する。
【0043】図5は、この実施形態に係わる半導体リー
ド成型装置によってカーリング成型を行う過程を示す概
略断面図であり、図13(B)と同等部分を同一符号で
示している。
ド成型装置によってカーリング成型を行う過程を示す概
略断面図であり、図13(B)と同等部分を同一符号で
示している。
【0044】図5はカーリング成型の最終工程を示して
おり、その基本的な構成および動作は先に説明した図1
3(B)に対応している。すなわち、この半導体リード
成型装置においても、前段の工程では図示しない他の成
型台によりリード19の根元と先端がそれぞれ90度に
曲げられている。また、半導体装置17は成型台21a
と成型台21bとにより上下から挟まれた状態で固定さ
れており、成型台21bにより成型時のリード19の上
方への移動が規制されている。そして、成型パンチ25
が横方向から成型台21aへ近付いてくると、リード1
9の先端が略J字形状に曲げられ、最終的にリード19
が半導体装置17の下面に押し付けられると、図示のよ
うにカーリング成型が完了する。
おり、その基本的な構成および動作は先に説明した図1
3(B)に対応している。すなわち、この半導体リード
成型装置においても、前段の工程では図示しない他の成
型台によりリード19の根元と先端がそれぞれ90度に
曲げられている。また、半導体装置17は成型台21a
と成型台21bとにより上下から挟まれた状態で固定さ
れており、成型台21bにより成型時のリード19の上
方への移動が規制されている。そして、成型パンチ25
が横方向から成型台21aへ近付いてくると、リード1
9の先端が略J字形状に曲げられ、最終的にリード19
が半導体装置17の下面に押し付けられると、図示のよ
うにカーリング成型が完了する。
【0045】この実施形態の半導体リード成型装置にお
いては、成型パンチ25の成型部25aにガイド部材と
して3本のローラ27が設けられている。このローラ2
7は直径1.2mmの超硬質の金属ローラからなり、その
長手方向の両端は成型部25aに回動自在に支承されて
いる。また、ローラ27は図5の部分断面図で示す図6
のように45°間隔で配置されている。ただし、ローラ
27の配置は実際の成型パターンに応じて決定される。
いては、成型パンチ25の成型部25aにガイド部材と
して3本のローラ27が設けられている。このローラ2
7は直径1.2mmの超硬質の金属ローラからなり、その
長手方向の両端は成型部25aに回動自在に支承されて
いる。また、ローラ27は図5の部分断面図で示す図6
のように45°間隔で配置されている。ただし、ローラ
27の配置は実際の成型パターンに応じて決定される。
【0046】また、ローラ27の下方には溝29が形成
されている。この溝29は、成型パンチ25の概略平面
図である図7に示すように、それぞれのローラ間に開口
しており、成型時にリード19から剥がれた半田が回収
されるように構成されている。この実施形態において
も、溝29の底面には図示しない孔部が形成されてお
り、図4に示した集塵システムが接続されている。な
お、図7において符号31はローラ27を中間部で支承
しているリブである。
されている。この溝29は、成型パンチ25の概略平面
図である図7に示すように、それぞれのローラ間に開口
しており、成型時にリード19から剥がれた半田が回収
されるように構成されている。この実施形態において
も、溝29の底面には図示しない孔部が形成されてお
り、図4に示した集塵システムが接続されている。な
お、図7において符号31はローラ27を中間部で支承
しているリブである。
【0047】このような半導体リード成型装置を用いて
カーリング成型するには、まず成型台21a上にパッケ
ージされた半導体装置17を固定し(図13(A)参
照)、次に、上述した図5に示すような形状をもつ成型
パンチ25を横方向から成型台21aへ近付けてゆく。
するとリード19の先端と成型パンチ25の成型部25
aとが接触し、さらに成型パンチ25が成型台21aへ
近付くと、リード19の先端が略J字形状に曲げられ
る。
カーリング成型するには、まず成型台21a上にパッケ
ージされた半導体装置17を固定し(図13(A)参
照)、次に、上述した図5に示すような形状をもつ成型
パンチ25を横方向から成型台21aへ近付けてゆく。
するとリード19の先端と成型パンチ25の成型部25
aとが接触し、さらに成型パンチ25が成型台21aへ
近付くと、リード19の先端が略J字形状に曲げられ
る。
【0048】ここで、リード19は成型パンチ25に設
けられたローラ27と接触するが、リード19は各ロー
ラ27の表面を点接触により移動するため、リード19
とローラ27の表面が接触移動する距離は、従来のよう
にリードと成型部とが面接触しながら移動する場合に比
べて短くなる。また、接触時にはそれぞれのローラ27
が回動するため、ガイド部材の表面が固定的である場合
に比べて、接触時の衝撃が緩和される。これにより、成
型時にリード19に外装されている半田の剥がれ落ちる
量は、図13に示す従来例に比べて大幅に少なくなる。
けられたローラ27と接触するが、リード19は各ロー
ラ27の表面を点接触により移動するため、リード19
とローラ27の表面が接触移動する距離は、従来のよう
にリードと成型部とが面接触しながら移動する場合に比
べて短くなる。また、接触時にはそれぞれのローラ27
が回動するため、ガイド部材の表面が固定的である場合
に比べて、接触時の衝撃が緩和される。これにより、成
型時にリード19に外装されている半田の剥がれ落ちる
量は、図13に示す従来例に比べて大幅に少なくなる。
【0049】さらに、リード19から剥がれ落ちた半田
のほとんどはローラ27の下方に設けられた溝29内に
落下して、成型部25a上に堆積することがほとんどな
いため(ローラ27表面にはごく僅かの半田が付着す
る)、成型パンチ上に堆積した半田を除去するために、
成型システムを停止する回数が少なくなり、生産性を大
幅に向上させることができる。
のほとんどはローラ27の下方に設けられた溝29内に
落下して、成型部25a上に堆積することがほとんどな
いため(ローラ27表面にはごく僅かの半田が付着す
る)、成型パンチ上に堆積した半田を除去するために、
成型システムを停止する回数が少なくなり、生産性を大
幅に向上させることができる。
【0050】上述したように、この実施形態に係わる半
導体リード成型装置においては、成型時にリード19表
面から半田を剥がれ落ちにくくすることができるので、
成型部25aに堆積した半田による不良品の発生を可及
的に減少させることができる。また、この実施形態にお
いても、図示しない集塵システムにより半田を集塵する
ことによって、成型システムを頻繁に停止させることな
しに、溝内を常にクリーンな状態に保つことができる。
導体リード成型装置においては、成型時にリード19表
面から半田を剥がれ落ちにくくすることができるので、
成型部25aに堆積した半田による不良品の発生を可及
的に減少させることができる。また、この実施形態にお
いても、図示しない集塵システムにより半田を集塵する
ことによって、成型システムを頻繁に停止させることな
しに、溝内を常にクリーンな状態に保つことができる。
【0051】なお、上記集塵システムではリード19か
ら剥がれ落ちたほとんどの半田を集塵することができる
が、ローラ27の表面に付着した半田や溝内にある程度
の塊となって付着している半田は集塵が困難であるた
め、所定の成型回数に達した時点で成型システムを停止
し、溝内に溜まった半田を除去するようにしている。
ら剥がれ落ちたほとんどの半田を集塵することができる
が、ローラ27の表面に付着した半田や溝内にある程度
の塊となって付着している半田は集塵が困難であるた
め、所定の成型回数に達した時点で成型システムを停止
し、溝内に溜まった半田を除去するようにしている。
【0052】さらに、この実施形態においては、ガイド
部材として回動自在なローラを用いた例について説明し
たが、ガイド部材としては回動しない部材を用いること
もできるし、同等に機能し得るものであれば、その形
状、構造、寸法、配置などは適宜変更することができ
る。
部材として回動自在なローラを用いた例について説明し
たが、ガイド部材としては回動しない部材を用いること
もできるし、同等に機能し得るものであれば、その形
状、構造、寸法、配置などは適宜変更することができ
る。
【0053】次に、この実施形態に係わる半導体リード
成型装置と従来の半導体リード成型装置との生産性につ
いて説明する。
成型装置と従来の半導体リード成型装置との生産性につ
いて説明する。
【0054】まず成型プロセスの共通条件として、シス
テムの1日の稼働時間を21.75時間、半導体装置1
個の製造に要する時間(M/Cインデックス)を3.5
秒、クリーニング一回当たりのシステム停止時間を0.
5H、月の稼働日数を22日間とした。各装置における
計測結果は次のようになった。
テムの1日の稼働時間を21.75時間、半導体装置1
個の製造に要する時間(M/Cインデックス)を3.5
秒、クリーニング一回当たりのシステム停止時間を0.
5H、月の稼働日数を22日間とした。各装置における
計測結果は次のようになった。
【0055】 1.従来の半導体リード成型装置(クリーニング頻度は1回/2000パンチ) 1日当たりの生産数 22371個 1日当たりのクリーニング回数 11.2回 1日当たりのクリーニングによるロス個数 5760個 月当たりのクリーニングロス時間 0.5×11.2×22=123H 月当たりのロス個数 5760×22=126720個 2.本実施形態の半導体リード成型装置(クリーニング頻度は1回/6000パ ンチ) 1日当たりの生産数 26213個 1日当たりのクリーニング回数 3.73回 1日当たりのクリーニングによるロス個数 1918個 月当たりのクリーニングロス時間 0.5×3.73×22=41H 月当たりのロス個数 1918×22=42202個 なお、1日当たりのクリーニングによるロス個数とは、
クリーニングによる停止がなければ生産されたであろう
個数を示している。
クリーニングによる停止がなければ生産されたであろう
個数を示している。
【0056】これらの結果に基づいて、従来装置と本装
置の月当たりのクリーニングロス時間を比較すると、図
8に示すように123H−41H=82Hとなった。ま
た、これに基づいて両者の月当たりの生産数(KP/
月)を比較したことろ、図9に示すように576KP−
492KP=84KP/月となり、従来に比べて生産数
が約17%向上することが確認された。
置の月当たりのクリーニングロス時間を比較すると、図
8に示すように123H−41H=82Hとなった。ま
た、これに基づいて両者の月当たりの生産数(KP/
月)を比較したことろ、図9に示すように576KP−
492KP=84KP/月となり、従来に比べて生産数
が約17%向上することが確認された。
【0057】
【発明の効果】第1の発明に係わる半導体リード成型装
置によれば、成型時にリードが接触移動する成型台上の
領域に溝を設けるようにしたので、リードの先端が成型
台上を接触移動した際に、剥がれた半田がリードの移動
とともに引きずられても、溝の部分では引きずられるこ
とがなくなる。したがって、剥がれた半田が成型台上の
とくにリードの曲り部分近辺へ堆積することがなくな
り、剥がれた半田がリードに付着することによる不良品
の発生を可及的に減少することができる。また、堆積し
た半田を頻繁に除去する必要がなくなるため、生産性を
大幅に向上させることができる。
置によれば、成型時にリードが接触移動する成型台上の
領域に溝を設けるようにしたので、リードの先端が成型
台上を接触移動した際に、剥がれた半田がリードの移動
とともに引きずられても、溝の部分では引きずられるこ
とがなくなる。したがって、剥がれた半田が成型台上の
とくにリードの曲り部分近辺へ堆積することがなくな
り、剥がれた半田がリードに付着することによる不良品
の発生を可及的に減少することができる。また、堆積し
た半田を頻繁に除去する必要がなくなるため、生産性を
大幅に向上させることができる。
【0058】とくに第2の発明によれば、前記第1の発
明において、リードと接触する溝の角の少なくとも一部
を曲面としたので、前記リードが溝の角と接触してもリ
ード表面には溝の角が鋭角的に当たることがないため、
リード表面に外装されている半田を剥がれ落ちにくくす
ることができる。
明において、リードと接触する溝の角の少なくとも一部
を曲面としたので、前記リードが溝の角と接触してもリ
ード表面には溝の角が鋭角的に当たることがないため、
リード表面に外装されている半田を剥がれ落ちにくくす
ることができる。
【0059】第3の発明によれば、成型時に前記リード
が接触移動する第2の成型台上の領域に複数のガイド部
材を設けるようにしたので、成型時にリードとガイド部
材の表面とが接触移動する距離は従来に比べて短くな
り、リード表面の半田は剥がれ落ちにくくなる。したが
って、剥がれた半田がリードに付着することによる不良
品の発生を可及的に減少することができる。また、堆積
した半田を頻繁に除去する必要がなくなるため、生産性
を大幅に向上させることができる。
が接触移動する第2の成型台上の領域に複数のガイド部
材を設けるようにしたので、成型時にリードとガイド部
材の表面とが接触移動する距離は従来に比べて短くな
り、リード表面の半田は剥がれ落ちにくくなる。したが
って、剥がれた半田がリードに付着することによる不良
品の発生を可及的に減少することができる。また、堆積
した半田を頻繁に除去する必要がなくなるため、生産性
を大幅に向上させることができる。
【0060】とくに第4の発明によれば、前記第3の発
明において、ガイド部材の下方に溝を設けるようにした
ので、剥がれ落ちた半田のほとんどは溝内に落下し、リ
ードが接触移動する第2の成型台上の領域に堆積するこ
とがない。したがって、剥がれ落ちた半田がリードに付
着する可能性をさらに少なくすることができる。
明において、ガイド部材の下方に溝を設けるようにした
ので、剥がれ落ちた半田のほとんどは溝内に落下し、リ
ードが接触移動する第2の成型台上の領域に堆積するこ
とがない。したがって、剥がれ落ちた半田がリードに付
着する可能性をさらに少なくすることができる。
【0061】また、とくに第5の発明によれば、前記第
3または第4の発明において、前記ガイド部材をローラ
により構成するようにしたので、リードがガイド部材の
表面を接触移動した際に、ガイド部材としてのローラが
回動し、ガイド部材の表面が固定的である場合に比べて
接触時の衝撃が緩和される。したがって、リード表面に
外装されている半田をさらに剥がれ落ちにくくすること
ができる。
3または第4の発明において、前記ガイド部材をローラ
により構成するようにしたので、リードがガイド部材の
表面を接触移動した際に、ガイド部材としてのローラが
回動し、ガイド部材の表面が固定的である場合に比べて
接触時の衝撃が緩和される。したがって、リード表面に
外装されている半田をさらに剥がれ落ちにくくすること
ができる。
【0062】第6の発明によれば、成型時にリードが接
触移動する第2の成型台上の領域に溝を設けるようにし
たので、リードが成型台上を接触移動した際に剥がれ落
ちた半田のほとんどは溝内に落下し、リードが接触移動
する第2の成型台上の領域に堆積することがない。した
がって、剥がれた半田がリードに付着することによる不
良品の発生を可及的に減少することができる。また、堆
積した半田を頻繁に除去する必要がなくなるため、生産
性を大幅に向上させることができる。
触移動する第2の成型台上の領域に溝を設けるようにし
たので、リードが成型台上を接触移動した際に剥がれ落
ちた半田のほとんどは溝内に落下し、リードが接触移動
する第2の成型台上の領域に堆積することがない。した
がって、剥がれた半田がリードに付着することによる不
良品の発生を可及的に減少することができる。また、堆
積した半田を頻繁に除去する必要がなくなるため、生産
性を大幅に向上させることができる。
【0063】さらに第7の発明によれば、前記第1ない
し第6の発明において、前記溝の一部に吸引手段を設け
るようにしたので、溝内に入り込んだ半田はこの吸引手
段により吸い取られる。このため、溝内を常にクリーン
な状態に保つことができる。
し第6の発明において、前記溝の一部に吸引手段を設け
るようにしたので、溝内に入り込んだ半田はこの吸引手
段により吸い取られる。このため、溝内を常にクリーン
な状態に保つことができる。
【図1】(A)〜(C)は実施形態に係わる半導体リー
ド成型装置によってガルウィング成型を行う過程を示す
概略断面図。
ド成型装置によってガルウィング成型を行う過程を示す
概略断面図。
【図2】(A)は図1に示す成型台の概略平面図、
(B)はその側面図。
(B)はその側面図。
【図3】ガルウィング成型が完了したリードと成型台と
の概略断面図。
の概略断面図。
【図4】実施形態に係わる半導体リード成型装置に設け
られた集塵システムの概略構成図。
られた集塵システムの概略構成図。
【図5】実施形態に係わる半導体リード成型装置によっ
てカーリング成型を行う過程を示す概略断面図。
てカーリング成型を行う過程を示す概略断面図。
【図6】図5に示すローラの部分断面図。
【図7】成型パンチの概略平面図。
【図8】従来装置と本実施形態装置の月当たりのクリー
ニングロス時間を示す説明図。
ニングロス時間を示す説明図。
【図9】従来装置と本実施形態装置の月当たりの生産数
(KP/月)を示す説明図。
(KP/月)を示す説明図。
【図10】(A)〜(C)は従来からのフォーミング工
程により成型されるリードの形状を示す概略図。
程により成型されるリードの形状を示す概略図。
【図11】(A)〜(C)は従来の半導体リード成型装
置によってガルウィング成型を行う場合の過程を示す概
略断面図。
置によってガルウィング成型を行う場合の過程を示す概
略断面図。
【図12】図11(C)に示す領域aの拡大図。
【図13】(A)、(B)は従来の半導体リード成型装
置においてカーリング成型を行う場合の過程を示す概略
断面図。
置においてカーリング成型を行う場合の過程を示す概略
断面図。
1、21a、21b 成型台 3、25 成型パンチ 5、29 溝 7、17 半導体装置 9、19 リード 25a 成型部 27 ローラ
Claims (7)
- 【請求項1】 半田が外装されたリードが引き出されて
いる半導体装置を固定する第1の成型台と、前記リード
を前記成型台へ押し付けて所定形状に成型する第2の成
型台とを備えた半導体リード成型装置において、 成型時に前記リードが接触移動する前記第1の成型台上
の領域に溝を設けたことを特徴とする半導体リード成型
装置。 - 【請求項2】 前記リードの接触移動時に該リードと接
触する溝の角の少なくとも一部が曲面であることを特徴
とする請求項1記載の半導体リード成型装置。 - 【請求項3】 半田が外装されたリードが引き出されて
いる半導体装置を固定する第1の成型台と、前記リード
を所定位置に押し付けて所定形状に成型する第2の成型
台とを備えた半導体リード成型装置において、 成型時に前記リードが接触移動する前記第2の成型台上
の領域に複数のガイド部材を設けたことを特徴とする半
導体リード成型装置。 - 【請求項4】 前記ガイド部材の下方に溝を設けたこと
を特徴とする請求項3記載の半導体リード成型装置。 - 【請求項5】 前記ガイド部材がローラであることを特
徴とする請求項3または請求項4記載の半導体リード成
型装置。 - 【請求項6】 半田が外装されたリードが引き出されて
いる半導体装置を固定する第1の成型台と、前記リード
を所定位置に押し付けて所定形状に成型する第2の成型
台とを備えた半導体リード成型装置において、 成型時に前記リードが接触移動する前記第2の成型台上
の領域に溝を設けたことを特徴とする半導体リード成型
装置。 - 【請求項7】 前記溝の一部に吸引手段を設けたことを
特徴とする請求項1乃至請求項6記載の半導体リード成
型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8317532A JPH10163394A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体リード成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8317532A JPH10163394A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体リード成型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10163394A true JPH10163394A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18089310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8317532A Pending JPH10163394A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体リード成型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10163394A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002222908A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Nec Yamagata Ltd | リード切断金型 |
| JP2018129368A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置の製造方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS59135650U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-10 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | リ−ド曲げ成形用パンチ |
| JPS62123751A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Hitachi Ltd | リ−ド成形型 |
| JPH03263861A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置用リード加工装置 |
| JPH03296251A (ja) * | 1990-04-13 | 1991-12-26 | Toowa Kk | 電子部品のリード加工装置 |
| JPH0641150U (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-31 | 沖電気工業株式会社 | 外部リード成形装置 |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP8317532A patent/JPH10163394A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| JPS62123751A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Hitachi Ltd | リ−ド成形型 |
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