JPH101647A - 防かび性化粧シート - Google Patents

防かび性化粧シート

Info

Publication number
JPH101647A
JPH101647A JP15421396A JP15421396A JPH101647A JP H101647 A JPH101647 A JP H101647A JP 15421396 A JP15421396 A JP 15421396A JP 15421396 A JP15421396 A JP 15421396A JP H101647 A JPH101647 A JP H101647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
sensitive adhesive
parts
monomer
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15421396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murayama
浩 村山
Hideaki Akesato
秀昭 明里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP15421396A priority Critical patent/JPH101647A/ja
Publication of JPH101647A publication Critical patent/JPH101647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間使用しても防かび性及び粘着力が低下
しない粘着剤層が積層された防かび性化粧シートを提供
する。 【解決手段】 10,10’−オキシビスフェノキシア
ルシンを380ppm〜1200ppm含有する塩化ビ
ニル樹脂シートの片面にアクリル系粘着剤層が積層され
てなり、該アクリル系粘着剤層が、アルキル(メタ)ア
クリレートモノマーを主成分とし、該モノマーにジメチ
ルアルキル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライ
ドモノマー又はホスホニウム化合物が1〜10重量%共
重合されたアクリル系共重合体からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具表面や建物の
壁などに装飾用表面仕上げ材として使用される化粧シー
トであって、特に風呂場や台所などの比較的湿度の高い
ところや、病院その他の清潔性を望まれるところに使用
される防かび性化粧シートに関する。
【0002】
【従来の技術】風呂場や台所などのリフォーム用に化粧
シートが用いられているが、このような場所は比較的湿
度が高いため、従来の化粧シートでは経時でシート表面
や粘着剤層の端部にかびが発生するという問題があっ
た。また、病院、手洗所、その他の清潔性が要求される
場所に用いられる化粧シートとしてかびの発生は衛生面
で非常に問題となる。
【0003】上記問題を解決するために、化粧シートの
表面基材中に抗菌剤や防かび剤を添加して抗菌性や防か
び性を備えた防かび性化粧シートが知られている。ま
た、化粧シートに積層されている粘着剤層に防かび性を
付与するために、粘着剤に防かび剤が添加されたものが
特開昭58−65078号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載のもの
によると、防かび剤が粘着剤に添加された構成であるか
ら、防かび剤が粘着剤表面にブリードするために、経時
で防かび性と粘着剤の粘着力が著しく低下するという問
題があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解消し、長期
間使用しても防かび性及び粘着力が低下しない防かび性
化粧シートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の防かび性化粧シ
ートは、10,10’−オキシビスフェノキシアルシン
を380ppm〜1200ppm含有する塩化ビニル樹
脂シートの片面にアクリル系粘着剤層が積層されてな
り、該アクリル系粘着剤層が、アルキル(メタ)アクリ
レートモノマーを主成分とし、該モノマーに式(1)で
表されるジメチルアルキル−4−ビニルベンジルホスホ
ニウムクロライドモノマー又は式(2)で表されるホス
ホニウム化合物が1〜10重量%共重合されたアクリル
系共重合体からなることを特徴とするものである。
【0007】
【化3】
【0008】
【化4】
【0009】(但し、R1 ,R2 ,R3 はいずれも炭素
数1〜18のアルキル基からなり、R 1 ,R2 ,R3
同じものであってもよく、異なるものであってもよい。
Xは塩素、臭素などのハロゲンイオン、テトラフルオロ
ボレ−トなどの一価の陰イオンを示す。)
【0010】式(1)で表されるジメチルアルキル−4
−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノマーは、
n=9ならばデカニルジメチル−4−ビニルベンジルホ
スホニウムクロライド、n=13ならばジメチルテトラ
デカニカル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライ
ド、n=17ならばジメチルオクタデシル−4−ビニル
ベンジルホスホニウムクロライドである。
【0011】前記式(2)で示す化合物として以下のも
のを挙げることができる。即ち、2−(メタクリル酸)
−エチルトリn−ブチルホスホニウムクロライド、メタ
クリル酸メチルトリn−ブチルホスホニウムクロライ
ド、メタクリル酸メチルトリn−オクチルホスホニウム
クロライド、メタクリル酸メチルジメチルn−オクタデ
シルホスホニウムクロライド、メタクリル酸メチルトリ
n−ブチルホスホニウムブロマイド、メタクリル酸メチ
ルトリn−オクチルホスホニウムブロマイド、2−(メ
タクリル酸)−エチルトリn−オクチルホスホニウムク
ロライド、3−(メタクリル酸)−プロピルトリn−オ
クチルホスホニウムクロライド、4−(メタクリル酸)
−ブチルトリn−オクチルホスホニウムクロライド、2
−(メタクリル酸)−エチルトリn−オクチルホスホニ
ウムブロマイド、3−(メタクリル酸)−プロピルトリ
n−オクチルホスホニウムブロマイド、4−(メタクリ
ル酸)−ブチルトリn−オクチルホスホニウムブロマイ
ド、アクリル酸メチルトリn−ブチルホスホニウムクロ
ライド、アクリル酸メチルトリn−オクチルホスホニウ
ムクロライド、アクリル酸メチルジメチルn−オクタデ
シルホスホニウムクロライド、アクリル酸メチルトリn
−オクチルホスホニウムブロマイド、アクリル酸メチル
ジメチルn−オクタデシルホスホニウムブロマイド、ア
クリル酸メチルトリn−ブチルホスホニウムテトラフル
オロボレート、2−(アクリル酸)−エチルトリn−オ
クチルホスホニウムブロマイド、3−(アクリル酸)−
プロピルトリn−オクチルホスホニウムブロマイド等で
ある。
【0012】上記式(1)で表されるジメチルアルキル
−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノマー
又は式(2)で表されるホスホニウム化合物モノマーを
粘着剤モノマーと共重合することにより、防かび性を長
期間維持できる粘着剤とすることができる。これらのモ
ノマー又は化合物はアクリル系共重合体中1〜10重量
%共重合される。1重量%よりも少ないと防かび性能が
得られず、10重量%を超えると粘着剤のTgが高り、
冬季などの低温環境下での施工が困難となる。
【0013】本発明におけるアクリル系共重合体の主成
分として用いられるアルキル(メタ)アクリレートモノ
マーとしては、炭素数1〜12のアルキル基を有するア
ルコールの(メタ)アクリレートであり、好ましくは炭
素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリレー
トである。具体的には、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオ
クチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)ア
クリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリ
ル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。これ
らは単独で、または2種以上を組み合わせて用いること
ができる。
【0014】粘着性と凝集性のバランスを考慮して、ホ
モポリマーのTgが−50℃以下のアルキル(メタ)ア
クリレートを主成分とし、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート等の低級アルコールの
アルキル(メタ)アクリレートを併用するのが好まし
い。
【0015】上記アクリル系共重合体には、本発明にお
けるアクリル系共重合体の特色である殺菌性などの性質
を損なわない範囲において、他の重合性モノマーが共重
合されていてもよい。このような重合性モノマーとして
は、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、ジメチルアク
リルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチルアクリル酸エステル、テトラ
ヒドロフルフリルアクリル酸エステル、グリシジルメタ
クリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、ジエチルアミノエチルメタクリルアミド、ブトキシ
メチルアクリルアミド、フェノキシエチルアクリル酸エ
ステル、2−アクリルアミド−2メチルプロパンスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸、燐酸オキシエチルメタク
リル酸エステル、N−ビニルピロリドン、ジアセトンア
クリルアミド等が挙げられる。
【0016】アクリル系共重合体はイソシアネート系架
橋剤、エポキシ系架橋剤、アジリジン系架橋剤などで架
橋されていてもよい。また、アクリル系共重合体の重合
方法は任意の方法が採用されてよく、例えば、溶液重合
法、エマルジョン重合法、紫外線重合方法等が挙げられ
る。
【0017】本発明に用いられる基材シートとしては、
柔軟性、耐候性、成形性等の点で最適な塩化ビニル樹脂
シートを使用する。塩化ビニル樹脂シートは顔料、染
料、安定剤、可塑剤などを混合し、流延成形またはカレ
ンダー成形により製造される。該シートの厚みは施工作
業性の点で50〜100μmであることが好ましい。本
発明では塩化ビニル樹脂シートに防かび剤として10,
10’−オキシビスフェノキシアルシンを380ppm
〜1200ppmの範囲で添加する。
【0018】添加量が380ppmよりも少ないと防か
び性が得られず、1200ppmよりも多く添加すると
防かび効果は大となるが、塩化ビニル樹脂シートが黄変
するので外観が重視される化粧シートにおいては不適当
である。従って、上記の範囲とされる。
【0019】本発明の防かび性化粧シートは塩化ビニル
樹脂シートの片面にアクリル系共重合体からなるアクリ
ル系粘着剤層が積層されてなるが、積層方法は任意の方
法が採用されてよい。粘着剤の有機溶剤溶液を直接塗布
する場合には、アクリル系共重合体、有機溶剤、及びイ
ソシアネート系架橋剤の所定配合物を基材シートに塗布
・乾燥することにより有機溶剤を揮発させ、基材シート
上に粘着剤層を形成する。粘着剤の塗工機は特に限定さ
れるものではないが、精度よく厚みを調整することがで
き、生産性よく塗工できるナイフコーター、コンマロー
ルコーター、ロールコーターなどが好ましい。
【0020】粘着剤層を設ける他の方法として転写法も
挙げられる。これは別途離型紙に粘着剤溶液を塗布・乾
燥して粘着剤層を形成し、該粘着剤層を基材シートに貼
り合わせることにより粘着剤層を基材シートに転写す
る。
【0021】上記のようにして粘着剤層が設けられた化
粧シートは、通常は粘着剤層面に剥離シートを貼り合わ
せて保管され、使用する際に剥離シートを剥離する。剥
離シートとしては、支持力を有し、アクリル系粘着剤層
から剥離することが可能な剥離層が表面に形成されてい
るものであれば特に限定されるものではなく、一般に
は、クラフト紙、上質紙、グラシン紙等の紙にポリエチ
レンがラミネートされ、該ラミネート面にシリコーン樹
脂等のコーティングにより離型処理されたもの、ポリプ
ロピレンやポリエステルフィルムに離型処理されたもの
などが使用される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明防かび性化粧シート
の実施例を説明する。 〔実施例〕基材シートの調整 塩化ビニル樹脂100重量部に可塑剤15重量部、エポ
キシ化大豆油4重量部、Ba−Zn系安定剤5重量部、
紫外線吸収剤1重量部からなる配合物に、10−10’
−オキシビスフェノキシアルシン5重量%を含有するペ
レット(モートン社製,商品名「バイナジンBS−
1」)を所定量添加し、これをカレンダー成形により厚
み50μmで10−10’−オキシビスフェノキシアル
シンを380ppm及び1000ppm含有する2種類
の塩化ビニル樹脂シートを作製した。
【0023】(実施例1)ブチルアクリレート80重量
部、2−エチルヘキシルアクリレート10重量部、アク
リル酸9重量部、防かび剤としてデカニルジメチル−4
−ビニルベンジルホスホニウムクロライド(日本化学工
業社製)1重量部、n−ドデカンチオール0.01重量
部と酢酸エチル100重量部とからなる粘着剤組成物を
冷却管、温度計、攪拌機を備えたセパラブルフラスコ内
で混合し、窒素ガス雰囲気下で還流するまで昇温し、2
0分保持した後、重合開始剤としてベンジルペルオキシ
ド0.3重量部を滴下して反応を開始し、沸点重合を行
った。反応終了後、酢酸エチルを157重量部加えて攪
拌混合して粘度6700cpsの溶剤型粘着剤を得た。
この粘着剤の重量平均分子量は55万、固形分は28%
であった。上記粘着剤溶液100重量部に対してイソシ
アネート系硬化剤(日本ポリウレタン社製,商品名「コ
ロネートL−28」)を1.5重量部添加し、攪拌混合
した。上記粘着剤を、10,10’−オキシビスフェノ
キシアルシン380ppm含有する塩化ビニル樹脂シー
トに塗工して防かび性化粧シートを得た。
【0024】(実施例2)粘着剤組成物のアクリル酸を
5重量部、デカニルジメチル−4−ビニルベンジルホス
ホニウムクロライドを5重量部とした以外は実施例1と
同様にして防かび性化粧シートを得た。粘着剤の重量平
均分子量は58万、粘度6900cps、固形分は28
%であった。
【0025】(実施例3)粘着剤組成物の2−エチルヘ
キシルアクリレートを5重量部、アクリル酸を5重量
部、デカニルジメチル−4−ビニルベンジルホスホニウ
ムクロライドを10重量部とした以外は実施例1と同様
にして防かび性化粧シートを得た。粘着剤の重量平均分
子量は61万、粘度7100cps、固形分は28%で
あった。
【0026】(実施例4)基材シートとして10,1
0’−オキシビスフェノキシアルシンを1000ppm
含有する塩化ビニル樹脂シートを用いた以外は実施例2
と同様にして防かび性化粧シートを得た。
【0027】(実施例5)基材シートとして10,1
0’−オキシビスフェノキシアルシンを1000ppm
含有する塩化ビニル樹脂シートを用いた以外は実施例3
と同様にして防かび性化粧シートを得た。
【0028】(比較例1)ブチルアクリレート80重量
部、2−エチルヘキシルアクリレート5重量部、アクリ
ル酸10重量部、n−ドデカンチオール0.01重量部
と酢酸エチル100重量部とからなる粘着剤組成物を、
冷却管、温度計、攪拌機を備えたセパラブルフラスコ内
で混合し、窒素ガス雰囲気下で還流するまで昇温し、2
0分保持した後、重合開始剤としてベンジルペルオキシ
ド0.3重量部を滴下して反応を開始し、沸点重合を行
った。反応終了後、防かび剤としてデカニルジメチル−
4−ビニルベンジルホスホニウムクロライド(日本化学
工業社製)5重量部、酢酸エチルを157重量部加えて
攪拌混合して濃度6500cpsの溶剤型粘着剤を得
た。この粘着剤の重量平均分子量は52万、固形分は2
8%であった。上記粘着剤溶液100重量部に対してイ
ソシアネート系硬化剤(日本ポリウレタン社製,商品名
「コロネートL−28」)を1.5重量部添加し、攪拌
混合した。上記粘着剤を、10,10’−オキシビスフ
ェノキシアルシン200ppm含有する塩化ビニル樹脂
シートに塗工して防かび性化粧シートを得た。
【0029】(比較例2)粘着剤組成物の2−エチルヘ
キシルアクリレートを10重量部とし、防かび剤を使用
しなかった以外は比較例1と同様にして10,10’−
オキシビスフェノキシアルシン200ppm含有する塩
化ビニル樹脂シートに塗工して防かび性化粧シートを得
た。
【0030】(比較例3)粘着剤組成物のブチルアクリ
レートを85重量部、アクリル酸を9重量部、防かび剤
としてデカニルジメチル−4−ビニルベンジルホスホニ
ウムクロライドの添加量を5重量部とした以外は比較例
1と同様にして、バイナジン200ppm含有する塩化
ビニル樹脂シートに塗工して防かび性化粧シートを得
た。
【0031】(比較例4)比較例1で用いたものと同じ
粘着剤組成物を使用し、比較例1と同様にして10,1
0’−オキシビスフェノキシアルシン200ppm含有
する塩化ビニル樹脂シートに塗工して防かび性化粧シー
トを得た。
【0032】(比較例5)粘着剤組成物のブチルアクリ
レートを70重量部、防かび性としてデカニルジメチル
−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドの添加量
を20重量部とした以外は実施例3と同様にして防かび
性化粧シートを得た。
【0033】(実施例6)防かび剤としてジメチルアル
キル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノ
マーの代わりに、2−(メタクリル酸)−エチルトリn
−ブチルホスホニウムクロライドを1重量部添加した以
外は実施例1と同様にして防かび性化粧シートを得た。
【0034】(実施例7)防かび剤としてジメチルアル
キル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノ
マーの代わりに、2−(メタクリル酸)−エチルトリn
−ブチルホスホニウムクロライドを5重量部添加した以
外は実施例2と同様にして防かび性化粧シートを得た。
【0035】(実施例8)粘着剤組成物のブチルアクリ
レートを70重量部とし、防かび剤としてジメチルアル
キル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノ
マーの代わりに、2−(メタクリル酸)−エチルトリn
−ブチルホスホニウムクロライドを20重量部添加した
以外は実施例3と同様にして防かび性化粧シートを得
た。
【0036】(実施例9)粘着剤組成物のブチルアクリ
レートを75重量部とし、防かび剤としてジメチルアル
キル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノ
マーの代わりに、2−(メタクリル酸)−エチルトリn
−ブチルホスホニウムクロライドを10重量部添加した
以外は実施例5と同様にして防かび性化粧シートを得
た。
【0037】(比較例6)防かび剤としてジメチルアル
キル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノ
マーの代わりに、2−(メタクリル酸)−エチルトリn
−ブチルホスホニウムクロライドを5重量部添加した以
外は比較例1と同様にして防かび性化粧シートを得た。
【0038】(比較例7)防かび剤としてジメチルアル
キル−4−ビニルベンジルホスホニウムクロライドモノ
マーの代わりに、2−(メタクリル酸)−エチルトリn
−ブチルホスホニウムクロライドを1重量部添加した以
外は比較例3と同様にして防かび性化粧シートを得た。
【0039】(比較例8)粘着剤組成物のブチルアクリ
レートを60重量部と、アクリル酸を5重量部とし、防
かび剤としてジメチルアルキル−4−ビニルベンジルホ
スホニウムクロライドモノマーの代わりに、2−(メタ
クリル酸)−エチルトリn−ブチルホスホニウムクロラ
イドを30重量部添加した以外は比較例3と同様にして
防かび性化粧シートを得た。
【0040】以上実施例1〜9、比較例1〜8で得た防
かび性化粧シートにつき、以下の方法で物性評価した。
その結果を表1と表2に示す。 1)防かび性 PDA培地:ポテトデキストロース(日本製薬社製)
39gを水1リットルに溶解し、121℃で20分間滅
菌処理したものを滅菌シャーレに入れて放冷した。 菌分散水(ジオクチルスルホンこはく酸20gを水4
00ccに溶解したもの)に黴の胞子を分散させた(黴
は台所、浴室等で一般的によく発生するAureoba
sidiumを使用) で調整した培地に化粧シート片(2cm×2cm)
を置き、その上にで調整した分散液を1cc注ぎ、2
8℃で10日間培養してシート基材と粘着剤層側面の黴
の発生状況を観察し、次の基準で3段階評価した。 5:黴の発生なし 3:若干黴の発生あり 1:試料全面に黴が発生
【0041】2)低温施工性 0℃の条件下が化粧シート試料を1時間以上放置した
後、垂直に立て掛けたステンレス板を被着体として施工
を行い、直後の貼着状況を調べ、次の基準で評価した。 ○:被着体にしっかりと貼着して剥がれない △:被着体にかろうじて貼着しており、僅かな外力でも
剥がれてしまう ×:0℃の条件下では被着体に全く貼着しない 3)粘着力の測定 23℃の条件下で化粧シート試料とSUS304板を1
時間以上放置した後、試料をSUS304板に2kgロ
ーラーで圧着後、23℃で24時間経過した後の剥離力
を測定した(剥離速度は300mm/分である)。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】表1及び表2から明らかなとおり、実施例
のものは防かび剤が粘着剤成分と共重合されているの
で、防かび性の経時変化がなく、粘着力の低下もない。
しかし、比較例1、3、4、6、7のものは粘着剤中の
防かび剤が粘着剤成分と共重合されず、混合されている
だけなのでブリードにより防かび性が減少する。また、
比較例5、8のものは粘着剤中の防かび剤が多すぎるの
で低温施工性が悪い。
【0045】
【発明の効果】本発明の防かび性化粧シートは以上の構
成であるから、長期間防かび性や粘着力が低下すること
がない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10,10’−オキシビスフェノキシア
    ルシンを380ppm〜1200ppm含有する塩化ビ
    ニル樹脂シートの片面にアクリル系粘着剤層が積層され
    てなり、該アクリル系粘着剤層が、アルキル(メタ)ア
    クリレートモノマーを主成分とし、該モノマーに式
    (1)で表されるジメチルアルキル−4−ビニルベンジ
    ルホスホニウムクロライドモノマー又は式(2)で表さ
    れるホスホニウム化合物が1〜10重量%共重合された
    アクリル系共重合体からなることを特徴とする防かび性
    化粧シート。 【化1】 【化2】 【0001】(但し、R1 ,R2 ,R3 はいずれも炭素
    数1〜18のアルキル基からなり、R 1 ,R2 ,R3
    同じものであってもよく、異なるものであってもよい。
    Xは塩素、臭素などのハロゲンイオン、テトラフルオロ
    ボレ−トなどの一価の陰イオンを示す。)
JP15421396A 1996-06-14 1996-06-14 防かび性化粧シート Pending JPH101647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15421396A JPH101647A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 防かび性化粧シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15421396A JPH101647A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 防かび性化粧シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH101647A true JPH101647A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15579323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15421396A Pending JPH101647A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 防かび性化粧シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH101647A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6348478B1 (en) 1997-11-20 2002-02-19 Teijin Limited Biphenylamidine derivatives

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6348478B1 (en) 1997-11-20 2002-02-19 Teijin Limited Biphenylamidine derivatives

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5351400B2 (ja) 再剥離性粘着シート
US6277481B1 (en) Adhesive composition and adhesive sheet
TWI278502B (en) Pressure-sensitive adhesive tape or sheet
JP3810490B2 (ja) 再剥離型感圧接着剤とその接着シ―ト類
US6869678B2 (en) Removable pressure-sensitive adhesive and adhesive sheet of the same
WO2018084293A1 (ja) 再剥離性の水性粘着剤組成物及び再剥離性粘着シート
JP2003049128A (ja) 光学部材用アクリル系粘着シートの製造法および光学部材用アクリル系粘着シート
JP2001152118A (ja) 粘着剤組成物および粘着テープ
US5869568A (en) One-part cold crosslinking emulsion composition and method of manufacturing the same
JPS60197780A (ja) 再剥離型感圧接着剤
JPH101647A (ja) 防かび性化粧シート
JP2000109754A (ja) コーティング組成物、プライマー、および接着構造
JP2001164221A (ja) 再剥離型粘着剤および粘着シート類
JPS6247463B2 (ja)
JP2005239878A (ja) 感圧接着剤組成物並びにそれを用いた粘着シート及び粘着性光学部材
JPH04173890A (ja) 感圧接着剤及び粘着部材
JPS5814471B2 (ja) 再剥離型粘着剤組成物
JP2023095559A (ja) 粘着剤組成物及び粘着シート
JP3063762B2 (ja) 粘着シ―ト
JPH0543855A (ja) 剥離性粘着剤組成物
JP2946799B2 (ja) 粘着シート
JPH04153284A (ja) 表面保護テープ
JP2002363521A (ja) 水分散型粘着剤組成物および粘着テープ
JPS62116680A (ja) 粘着剤組成物
JPH0312777B2 (ja)