JPH10165542A - 多層構造ゴルフボール - Google Patents
多層構造ゴルフボールInfo
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- JPH10165542A JPH10165542A JP9274273A JP27427397A JPH10165542A JP H10165542 A JPH10165542 A JP H10165542A JP 9274273 A JP9274273 A JP 9274273A JP 27427397 A JP27427397 A JP 27427397A JP H10165542 A JPH10165542 A JP H10165542A
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Abstract
従来の糸巻きゴルフボール特有の良好な打球感を保持
し、かつ低初速領域でボール初速が大きく、飛距離が大
きいゴルフボールを提供する。 【解決手段】 本発明は、(a)外径23〜37mmを有するソ
リッドコア1、(b)該ソリッドコア上に形成された厚さ
0.5〜5.0mmを有する熱可塑性樹脂から成る中間層カバー
2、(c)該中間層カバー上に巻き付けられた厚さ1.0〜5.
0mmを有する糸ゴム層3、および(d)該糸ゴム層上に形成
された熱可塑性樹脂から成る外層カバー4、から成る多
層構造ゴルフボールに関する。
Description
ールに関する。更に詳しくは、本発明は、従来の糸巻き
ゴルフボール特有の良好な打球感を保持し、かつ低初速
領域でボール初速が大きく、飛距離が大きいゴルフボー
ルに関する。
ゴルフボールがある。一方は、中実のツーピースボール
やスリーピースボール等のソリッドゴルフボールであ
り、一体成形されたゴム製部材から成るコアおよび該コ
ア上に被覆したアイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂カバ
ーから構成される。また、他方は糸巻きゴルフボールで
あり、中心の固体または液体の芯部を、ゴム糸で巻き付
け、次いで1〜2mm厚のアイオノマー樹脂やバラタ等に
よるカバーで被覆したものである。ソリッドゴルフボー
ルの中で、主として市販されているのは、製造の容易性
等の理由から、コアとカバーのみから成るツーピースソ
リッドゴルフボールである。ツーピースソリッドゴルフ
ボールは、糸巻きゴルフボールと比較すると、耐久性、
および打撃時のボール速度が大きいことから飛距離が大
きく、飛行特性に優れ、特にアマチュアゴルファーを中
心に多くのゴルファーに使用されている。その反面、ツ
ーピースソリッドゴルフボールは、打球感が硬く、ま
た、スピン量が少ないため、アプローチのコントロール
性に欠ける。
距離だけでなく、打球感のソフトさが非常に重要なファ
クターとなっており、多層構造化して実現させる動きが
見られるが、まだ打球感のソフトさを強調する余り、飛
距離の面で劣っていた。
な従来のゴルフボールの有する問題点を解決し、従来の
糸巻きゴルフボールのような打球感を保持し、打撃時の
衝撃がソフトで、特に低速時のボール初速が大きく、か
つ飛距離の大きいゴルフボールを提供することを目的と
する。
達成すべく鋭意検討を行った結果、ソリッドコア上のカ
バー層を厚く、3層に分け、2つの熱可塑性樹脂層の間
に糸ゴムを巻きつけた糸ゴムクッション層を設けること
により、特に低速時のボール初速が大きく、かつ打撃時
の高反発な糸ゴム層がクッション層となって変形しやす
くなり、ボール初速が大きく、ソフトな打球感を有する
ゴルフボールが得られることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
るソリッドコア1、(b)該ソリッドコア上に形成された
厚さ0.5〜5.0mmを有する熱可塑性樹脂から成る中間層カ
バー2、(c)該中間層カバー上に巻き付けられた厚さ1.0
〜5.0mmを有する糸ゴム層3、および(d)該糸ゴム層上に
形成された熱可塑性樹脂から成る外層カバー4、から成
る多層構造ゴルフボールに関する。
説明すると、ソリッドコア1上に中間層カバー2を形成
し、該中間層カバー2上に糸ゴム層3を巻き付け、該糸
ゴム層3上に外層カバー4を形成する。ソリッドコア
は、基材ゴム100重量部に対して(メタ)アクリル酸金属
塩10〜30重量部、架橋剤0.3〜3重量部、必要に応じて
充填材等を含有するゴム組成物を、通常のインターナル
ミキサー(バンバリーやニーダー)、ロールを用いて混
練し、所定の大きさのプラグを作製し、所定の金型にて
加熱圧縮加硫することにより得られる。基材ゴムとして
は、従来からソリッドゴルフボールに用いられている天
然ゴムおよび/または合成ゴムが用いられ、特にシス-1,
4-結合少なくとも40%以上、好ましくは80%以上を有す
るいわゆるハイシスポリブタジエンゴムが好ましく、所
望により、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンポ
リブタジエンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴム
(EPDM)等を配合してもよい。
て作用し、特にアクリル酸またはメタクリル酸等のよう
な炭素数3〜8のα,β-不飽和カルボン酸の、亜鉛、マ
グネシウム塩等の一価または二価の金属塩が挙げられる
が、高い反発性を付与するアクリル酸亜鉛が好適であ
る。配合量は基材ゴム100重量部に対して、10〜30重量
部が好ましい。30重量部より多いと硬くなり過ぎ、打球
感が悪くなり、10重量部より少ないと反発が悪くなり飛
距離が低下する。
ルパーオキサイドまたはt-ブチルパーオキサイドが挙げ
られ、ジクミルパーオキサイドが好適である。配合量
は、基材ゴム100重量部に対して0.3〜3重量部であるこ
とが好ましい。0.3重量部未満では軟らかくなり過ぎて
反発が悪くなり飛距離が低下する。3重量部を越えると
硬くなり過ぎ、打球感が悪くなる。
されるものであればよく、例えば無機塩(具体的には、
酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム)、高比重金
属粉末(例えば、タングステン粉末、モリブデン粉末
等)およびそれらの混合物が挙げられる。配合量は、基
材ゴム100重量部に対して5〜70重量部であることが好
ましい。5重量部未満ではコアの重量が軽くなり、その
結果ボールの重量も軽くなり好ましくなく、70重量部を
越えるとコアの重量が重くなり、その結果ボールの重量
も重くなり過ぎる。
化防止剤またはしゃく解剤、その他ソリッドゴルフボー
ルのコアの製造に通常使用し得る成分を適宜配合しても
よい。
は25〜35mmである。23mmより小さいと打撃時の打出角が
小さく、スピン量が増え、飛距離が低下し、37mmより大
きいと糸ゴム層が薄くなり過ぎて、糸ゴムのテンション
がかかる前に巻き終わってしまい、その結果ボールの反
発が低下する。ソリッドコアの表面硬度はJIS-C硬度(シ
ョアーC硬度と同じ)30〜85、好ましくは40〜80である。
30より小さいとボールの反発が小さく、飛距離が出にく
く、85より大きいとスピン量が増え飛距離が出にくくな
るばかりでなく、打球感も悪くなる。本発明の場合、ソ
リッドコアは初期荷重10kgをかけた状態から終荷重130k
gをかけたときまでの歪量が2.5〜10mm、好ましくは2.8
〜8mmである。2.5mmより小さいとスピン量が増え飛距
離が出にくくなるばかりでなく、打球感も悪くなり、10
より大きいとボールが軟らかくなり過ぎ、ボールの反発
が劣る。
共に同様の材料から形成されるので、ここに一度に説明
する。両方のカバーは熱可塑性樹脂、特にα-オレフィ
ンと炭素数3〜8個のα,β-不飽和カルボン酸の共重合
体中のカルボン酸の一部を金属イオンで中和したアイオ
ノマー樹脂、またはその混合物が用いられる。上記アイ
オノマー樹脂中のα-オレフィンとしては、エチレン、
プロピレンが好ましく、α,β-不飽和カルボン酸として
は、アクリル酸、メタクリル酸等が好ましい。更に、中
和する金属イオンとしては、アルカリ金属イオン、例え
ばNaイオン、Kイオン、Liイオン等;2価金属イオ
ン、例えばZnイオン、Caイオン、Mgイオン等;3価
金属イオン、例えばAlイオン、Ndイオン等;およびそ
れらの混合物が挙げられるが、Naイオン、Znイオン、
Liイオン等が反発性、耐久性等からよく用いられる。
アイオノマー樹脂の具体例としては、それだけに限定さ
れないが、ハイミラン1557、1605、1652、1705、1706、
1707、1855、1856(三井デュポンポリケミカル社製)、IO
TEC 7010、8000(エクソン(Exxon)社製)等を例示するこ
とができる。
ましい材料の例としては、上記のようなアイオノマー樹
脂のみであってもよいが、アイオノマー樹脂と特殊なエ
ラストマーや樹脂との組合せが好適に用いられる。それ
らの組合せの例としては、以下の4種が考えられる。 (a)アイオノマー樹脂と酸変性熱可塑性エラストマーま
たは末端にOH基が付加した熱可塑性エラストマーと、
エポキシ基を含有するポリブタジエンブロックを有する
SBS(スチレン-ブタジエン-スチレン)構造のブロッ
ク共重合体またはエポキシ基を含有するポリイソプレン
ブロックを有するSIS(スチレン-イソプレン-スチレ
ン)構造のブロック共重合体との加熱混合物 (b)アイオノマー樹脂とエチレン-不飽和カルボン酸エス
テル-不飽和カルボン酸とから成る三元共重合体との加
熱混合物 (c)アイオノマー樹脂と無水マレイン酸変性熱可塑性エ
ラストマーとグリシジル基変性熱可塑性エラストマーと
の加熱混合物 (d)アイオノマー樹脂とポリアミドエラストマーとの加
熱混合物。更に本発明の上記両カバーには、ショアD硬
度40〜80を有する樹脂が用いられる。ショアD硬度40未
満では軟らかくなり過ぎ、ボールの反発が出にくい欠点
を有し、80を越えると逆に、ボールの硬度が硬くなり過
ぎ、打球感が悪くなる欠点を有する。
物には、主成分としての上記樹脂の他に必要に応じて、
硫酸バリウム等の充填材や二酸化チタン等の着色剤や、
その他の添加剤、例えば分散剤、老化防止剤、紫外線吸
収剤、光安定剤並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、
ゴルフボールカバーによる所望の特性が損なわれない範
囲で含有していてもよいが、通常、着色剤の配合量は2
〜6重量部が好ましい。なお、中間層カバーには、上記
着色剤や添加剤は不要なことが多い。
ーの形成に使用されている一般に公知の方法を用いて行
うことができ、特に限定されるものではない。中間層カ
バー用組成物を予め半球殻状のハーフシェルに成形し、
それを2枚用いてソリッドコアを包み、130〜170℃で1
〜5分間加圧成形するか、または上記中間層カバー用組
成物を直接ソリッドコア上に射出成形してソリッドコア
を包み込む方法を用いてもよい。中間層カバーの厚さは
0.5〜5.0mm、好ましくは0.5〜3mmである。0.5mmより小
さいと中間層の反発力が活かされず、ボールの反発が出
にくい欠点を有し、5.0mmより大きいと打球感が悪くな
る。中間層カバー被覆後の直径は30〜38mmが望ましい。
中間層カバー被覆後の直径が30mmより小さくなると、打
撃時のスピン量が多くなって飛行性能が劣り、38mmより
大きくなると、糸ゴム層が薄くなって糸ゴムの反発性お
よび打撃時の衝撃緩和が活かされず飛距離が短くなる。
は、糸巻きゴルフボールの糸巻き層に従来から使用され
ているものと同様のものを用いてもよく、例えば天然ゴ
ムまたは天然ゴムと合成ポリイソプレンに硫黄、加硫助
剤、加硫促進剤、老化防止剤等を配合したゴム組成物を
加硫することによって得られたものを用いてもよい。糸
ゴムは糸巻きゴルフボールの糸巻きコアを製造する方法
で、中間層カバー上に巻き付けることができる。糸ゴム
層の厚さは1〜5mm、好ましくは1〜3mmである。1mm
より薄いと打撃時の衝撃緩和が活かされず、打球感が悪
くなり、5mmより厚いと打撃時のスピン量が多くなり飛
行性能が劣る欠点を有する。
間層カバーを被覆する方法と同様の方法が用いられ、外
層カバー成形時、必要に応じて、ディンプルと呼ばれる
くぼみを多数表面上に形成する。本発明のゴルフボール
は美観を高め、商品価値を上げるために、通常ペイント
仕上げ、マーキングスタンプ等を施されて市場に投入さ
れる。外層カバーの厚さは0.5〜3mm、好ましくは1〜
2.5mmである。0.5mmより薄いとカバーが薄過ぎるため、
繰り返し打撃した場合、カバー割れが起こり易くなる欠
点を有し、3mmより厚いと打球感が悪くなる欠点を有す
る。
外層カバー)は3〜10mm、好ましくは4〜9.5mmが好ま
しい。3mm未満ではボール全体の硬度が小さくなって反
発係数が小さくなり、10mmを越えるとボール全体の硬度
が大きくなってコントロール性と打球感が悪くなる。
有の良好な打球感を損なわず、低初速領域でボール初速
が大きく、飛距離を向上させたゴルフボールを提供し得
る。
るが、これら実施例に限定されるものではない。ソリッドコアの作製 以下の表1に示した配合のソリッドコア用ゴム組成物を
混練し、165℃×20分間加熱プレスすることにより直径2
2〜34mmのソリッドコアを得た。コア重量は、それぞれ
の最終のボール重量が適性重量になるように硫酸バリウ
ムにて調整した。
よりミキシングし、ペレット状の中間層カバー用組成物
を得た。押出条件は、 スクリュー径 45mm スクリュー回転数 200rpm スクリューL/D 35 であり、配合物は押出機のダイの位置で200〜260℃に加
熱された。曲げ剛性率の測定は、約2mm厚さの熱プレス
成形シートを23℃で2週間保存後、ASTM D-747に基づい
て測定し、ショアD硬度はそのシートを3枚以上重ねて
ショアD硬度計にて測定した。
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合系アイオノマー
樹脂、MI=2.8、曲げ剛性率=約310MPa (注4)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹
脂、MI=0.8、曲げ剛性率=約260MPa (注5)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-ブチルアクリレート-メタクリル酸三元共重
合体系アイオノマー樹脂、MI=1.0、曲げ剛性率=約9
0MPa (注6)デュポン社製の亜鉛イオン中和エチレン-メタクリ
ル酸共重合体系アイオノマー樹脂、MI=3.4、曲げ剛
性率=約220MPa (注7)デュポン社製のナトリウムイオン中和エチレン-メ
タクリル酸共重合系アイオノマー樹脂、MI=4.4、曲
げ剛性率=約280MPa (注8)旭化成工業(株)製のスチレン-ブタジエン-スチレ
ンブロック共重合体水素添加物のメタクリル酸グリシジ
ル付加物、JIS-A硬度=65、スチレン含量=約20重量
%、ブタジエン水素添加物含量=約80重量%、メタクリ
ル酸グリシジル含量約1% (注9)住友化学工業(株)製のエチレン-エチルアクリレー
ト-無水マレイン酸三元共重合体、MI=7.0、ショアD
硬度=14、エチルアクリレート+無水マレイン酸含量=
32%(その内、無水マレイン酸1〜4%) (注10)ダイセル化学工業(株)製のエポキシ基を含有する
ポリブタジエンブロックを有するスチレン-ブタジエン-
スチレン構造のブロックポリマー、ブタジエン/スチレ
ン=60/40(重量比)、JIS-A硬度=67、エポキシ含有=約
1.5〜1.7重量% (注11)(株)クラレ製の末端OH基付加水素添加スチレン
-イソプレン-スチレンブロック共重合体、JIS-A硬度=8
0、スチレン含量=約40重量% (注12)エクソンケミカル社製のナトリウムイオン中和エ
チレン-アクリル酸系アイオノマー樹脂、MI=0.8、曲
げ剛性率=約370MPa (注13)エクソンケミカル社製の亜鉛イオン中和エチレン
-アクリル酸系アイオノマー樹脂、MI=0.8、曲げ剛性
率=約160MPa (注14)大日本インキ化学工業(株)製のポリアミドエラス
トマー
物を射出成形で直接被覆し、基材ゴムが天然ゴム/低シ
スイソプレンゴム(シェル化学社製のシェルIR-309)=
50/50(重量比)のブレンドゴム製の糸ゴムを巻き付
け、糸巻き後の外径は約39.0mmであった。
の表3に示す外層カバー用組成物を用いて半球殻状のハ
ーフシェルを成形し、それを2枚用いて上記の得られた
糸巻きコアを包み、金型内でプレス熱圧縮成形し、表面
にペイントを塗装して、外径42.8mmを有するゴルフボー
ルを得た。得られたゴルフボールの飛行性能としてボー
ル初速、打出角、キャリーおよびスピン量、並びに打球
感を評価し、その結果を以下の表4(実施例)および表
5(比較例)に示した。試験方法は後記の通り行った。
#1)クラブを取付け、ゴルフボールをヘッドスピード4
5m/秒と35m/秒で打撃し、ボール初速、打出角(弾道高
さ)、キャリー(落下点までの飛距離)を測定し、打撃
されたゴルフボールを連続写真撮影することによってス
ピン量を求めた。 打球感 トッププロ10人による実打テストで評価した。判定基準
は以下の通りとした。判定基準 〇 … 10人中8人以上がソフトなフィーリングで良いと
答えた × … 10人中8人以上が打球感が硬く悪いと答えた
ゴルフボールはすべて従来のツーピースゴルフボールと
同等以上の飛距離を有し、また、トッププロによる打球
感もソフトで良好という結果であった。それに対して、
比較例1のゴルフボールは従来のいわゆる糸巻きゴルフ
ボール構造で中間層カバーがないため、ボール初速が出
ず、飛距離が小さかった。比較例2のゴルフボールは、
中間層カバーの厚さが小さいため、中間層カバーの効果
が出ず飛距離が小さかった。比較例3のゴルフボール
は、逆に中間層カバーの厚さが大きいため、飛距離は出
るが、打球感が硬く悪かった。比較例4のゴルフボール
は、中間層カバー被覆後の直径が28mmと小さ過ぎるた
め、スピン量が多くなり、吹き上がる弾道となり飛距離
が小さかった。比較例5のゴルフボールは、中間層カバ
ー被覆後の直径が、38.5mmと大き過ぎるため、糸ゴムの
反発力が生かされず、ボール初速が遅く飛距離が小さか
った。比較例6は従来のツーピースゴルフボールである
が、飛行性能は優れているが打球感が硬く不評であっ
た。また、低ヘッドスピードで打撃した場合の方が、実
施例のゴルフボールと比較例のゴルフボールのボール初
速の差が大きく、また、飛距離の差も大きかった。
糸ゴムクッション層/外層カバーから成る4層構造以上
の、特に高反発材料であるカバーを厚く、しかもそのカ
バー層間にクッション層である糸ゴム層を新たに設ける
ことにより、従来の糸巻きゴルフボールのような打球感
を保持し、打撃時の衝撃がソフトで、特に低速時のボー
ル初速が大きく、かつ飛距離を向上させ得たものであ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)外径23〜37mmを有するソリッドコア
1、 (b)該ソリッドコア上に形成された厚さ0.5〜5.0mmを有
する熱可塑性樹脂から成る中間層カバー2、 (c)該中間層カバー上に巻き付けられた厚さ1.0〜5.0mm
を有する糸ゴム層3、および (d)該糸ゴム層上に形成された熱可塑性樹脂から成る外
層カバー4、から成る多層構造ゴルフボール。 - 【請求項2】 該ソリッドコアが、表面硬度としてJIS-
C硬度30〜85を有し、かつ初期荷重10kgをかけた状態か
ら終荷重130kgをかけた状態までの歪量2.5〜10mmを有す
る請求項1記載の多層構造ゴルフボール。 - 【請求項3】 該中間層カバーおよび該外層カバーが、
ショアD硬度40〜80を有する請求項1または2のいずれ
か記載の多層構造ゴルフボール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9274273A JPH10165542A (ja) | 1996-10-07 | 1997-10-07 | 多層構造ゴルフボール |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-265905 | 1996-10-07 | ||
| JP26590596 | 1996-10-07 | ||
| JP9274273A JPH10165542A (ja) | 1996-10-07 | 1997-10-07 | 多層構造ゴルフボール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10165542A true JPH10165542A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=26547213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9274273A Pending JPH10165542A (ja) | 1996-10-07 | 1997-10-07 | 多層構造ゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10165542A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022025190A (ja) * | 2020-07-29 | 2022-02-10 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| JP2022025188A (ja) * | 2020-07-29 | 2022-02-10 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
-
1997
- 1997-10-07 JP JP9274273A patent/JPH10165542A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022025190A (ja) * | 2020-07-29 | 2022-02-10 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| JP2022025188A (ja) * | 2020-07-29 | 2022-02-10 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
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