JP2000217947A - 糸巻きゴルフボ―ル - Google Patents
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- A63B37/0092—Hardness distribution amongst different ball layers
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- A63B37/0072—Characteristics of the ball as a whole with a specified number of layers
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明により、打球感が軟らかく良好であ
り、かつ耐久性および飛行性能に優れた糸巻きゴルフボ
ールを提供する。 【解決手段】 本発明は、(a)センター(1)と、該センタ
ー上に巻き付けられた糸ゴム層(2)とから構成される糸
巻きコア(5)、および(b)該糸ゴム層上に形成された内層
カバー(3)と該内層カバー上に形成された外層カバー(4)
とから構成されるカバー(6)から成る糸巻きゴルフボー
ルであって、該外層カバー(4)の硬度が該内層カバー(3)
の硬度より大きく、かつ該外層カバー(4)がショアーD
硬度65以上を有することを特徴とする糸巻きゴルフボー
ルに関する。
り、かつ耐久性および飛行性能に優れた糸巻きゴルフボ
ールを提供する。 【解決手段】 本発明は、(a)センター(1)と、該センタ
ー上に巻き付けられた糸ゴム層(2)とから構成される糸
巻きコア(5)、および(b)該糸ゴム層上に形成された内層
カバー(3)と該内層カバー上に形成された外層カバー(4)
とから構成されるカバー(6)から成る糸巻きゴルフボー
ルであって、該外層カバー(4)の硬度が該内層カバー(3)
の硬度より大きく、かつ該外層カバー(4)がショアーD
硬度65以上を有することを特徴とする糸巻きゴルフボー
ルに関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸巻きゴルフボー
ルに関する。更に詳しくは、打球感が軟らかく良好であ
り、かつ耐久性および飛行性能に優れた糸巻きゴルフボ
ールに関する。
ルに関する。更に詳しくは、打球感が軟らかく良好であ
り、かつ耐久性および飛行性能に優れた糸巻きゴルフボ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ゴルフボールは飛距離、コントロ
ール性、打球感において、より優れた性能を併せ持つべ
く、様々なボールが上市されている。なかでも、一般ア
マチュアゴルファーは、飛距離と打球感の良好さを求め
る傾向が強く、軟らかくて良く飛ぶボールを好んで使用
している。飛距離を伸ばすにはボールのスピン量をでき
る限り抑えることが必要であり、打球感を軟らかく、良
好にするには、ボールの変形量をできる限り大きくする
ことが必要となる。
ール性、打球感において、より優れた性能を併せ持つべ
く、様々なボールが上市されている。なかでも、一般ア
マチュアゴルファーは、飛距離と打球感の良好さを求め
る傾向が強く、軟らかくて良く飛ぶボールを好んで使用
している。飛距離を伸ばすにはボールのスピン量をでき
る限り抑えることが必要であり、打球感を軟らかく、良
好にするには、ボールの変形量をできる限り大きくする
ことが必要となる。
【0003】従来より、糸巻きゴルフボールはソリッド
ゴルフボールに比べると打球感が軟らかく、ソリッドゴ
ルフボールとは異なる打球感を有していたが、最近では
ソリッドゴルフボールも種々改良が重ねられ、糸巻きゴ
ルフボールに匹敵する打球感を有するものもある。しか
しながら、糸巻きゴルフボールは糸巻きコア特有の軟ら
かく、良好な打球感を有しており、改良されたソリッド
ゴルフボールでも同様の打球感は得られていないのが現
状である。
ゴルフボールに比べると打球感が軟らかく、ソリッドゴ
ルフボールとは異なる打球感を有していたが、最近では
ソリッドゴルフボールも種々改良が重ねられ、糸巻きゴ
ルフボールに匹敵する打球感を有するものもある。しか
しながら、糸巻きゴルフボールは糸巻きコア特有の軟ら
かく、良好な打球感を有しており、改良されたソリッド
ゴルフボールでも同様の打球感は得られていないのが現
状である。
【0004】また近年、打球感の優れた、更に軟らかい
ゴルフボールを開発すべく、ボール変形量を増加する試
みがなされているが、ゴルフクラブによる繰り返し打撃
に対する耐久性が低下するという問題があった。
ゴルフボールを開発すべく、ボール変形量を増加する試
みがなされているが、ゴルフクラブによる繰り返し打撃
に対する耐久性が低下するという問題があった。
【0005】そこで、糸巻きゴルフボールにおいて、耐
久性を損なうことなく打球感を軟らかくするため、例え
ば特開平8-98902号公報、特開平8-224323号公報、特開
平8-332248号公報、特開平9-173505号公報等では、カバ
ーを2層構造にすることが提案されている。これらのゴ
ルフボールでは、内層カバーを硬くして外層カバーを軟
らかくすることにより、スピン性能と耐久性を両立させ
ている。しかしながら、外層カバーを内層カバーよりも
軟らかくすると、耐久性は優れても、スピン量が大きく
なり、飛距離が低下するという問題があった。
久性を損なうことなく打球感を軟らかくするため、例え
ば特開平8-98902号公報、特開平8-224323号公報、特開
平8-332248号公報、特開平9-173505号公報等では、カバ
ーを2層構造にすることが提案されている。これらのゴ
ルフボールでは、内層カバーを硬くして外層カバーを軟
らかくすることにより、スピン性能と耐久性を両立させ
ている。しかしながら、外層カバーを内層カバーよりも
軟らかくすると、耐久性は優れても、スピン量が大きく
なり、飛距離が低下するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のゴルフボールの有する問題点を解決し、軟らか
く良好な打球感を有し、かつ耐久性および飛行性能の優
れた糸巻きゴルフボールを提供することを目的とする。
な従来のゴルフボールの有する問題点を解決し、軟らか
く良好な打球感を有し、かつ耐久性および飛行性能の優
れた糸巻きゴルフボールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討を行った結果、センターと糸ゴム層
とから成る糸巻きコアおよびカバーから成る糸巻きゴル
フボールのカバーを2層化し、外層カバーを内層カバー
よりも硬く設定し、カバーの硬度、センター直径、並び
にセンター、コアおよびボールの圧縮変形量を最適化す
ることにより、軟らかく良好な打球感を有し、かつ耐久
性および飛行性能の優れた糸巻きゴルフボールが得られ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
達成すべく鋭意検討を行った結果、センターと糸ゴム層
とから成る糸巻きコアおよびカバーから成る糸巻きゴル
フボールのカバーを2層化し、外層カバーを内層カバー
よりも硬く設定し、カバーの硬度、センター直径、並び
にセンター、コアおよびボールの圧縮変形量を最適化す
ることにより、軟らかく良好な打球感を有し、かつ耐久
性および飛行性能の優れた糸巻きゴルフボールが得られ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、(a)センター(1)と、該セ
ンター上に巻き付けられた糸ゴム層(2)とから構成され
る糸巻きコア(5)、および(b)該糸ゴム層上に形成された
内層カバー(3)と該内層カバー上に形成された外層カバ
ー(4)とから構成されるカバー(6)から成る糸巻きゴルフ
ボールであって、該外層カバー(4)の硬度が該内層カバ
ー(3)の硬度より大きく、かつ該外層カバー(4)がショア
ーD硬度65以上を有することを特徴とする糸巻きゴルフ
ボールに関する。
ンター上に巻き付けられた糸ゴム層(2)とから構成され
る糸巻きコア(5)、および(b)該糸ゴム層上に形成された
内層カバー(3)と該内層カバー上に形成された外層カバ
ー(4)とから構成されるカバー(6)から成る糸巻きゴルフ
ボールであって、該外層カバー(4)の硬度が該内層カバ
ー(3)の硬度より大きく、かつ該外層カバー(4)がショア
ーD硬度65以上を有することを特徴とする糸巻きゴルフ
ボールに関する。
【0009】更に、本発明をより好適に実施するには、
センター(1)が直径27〜36mmを有し、センター(1)と糸巻
きコア(5)とにそれぞれ初荷重10kgfを負荷した状態から
終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量の比(コ
アの圧縮変形量/センターの圧縮変形量)が0.9以下であ
り、ボールに初荷重10kgfを負荷した状態から終荷重130
kgfを負荷したときまでの圧縮変形量が2.8〜4.5mmであ
ることが望ましい。
センター(1)が直径27〜36mmを有し、センター(1)と糸巻
きコア(5)とにそれぞれ初荷重10kgfを負荷した状態から
終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量の比(コ
アの圧縮変形量/センターの圧縮変形量)が0.9以下であ
り、ボールに初荷重10kgfを負荷した状態から終荷重130
kgfを負荷したときまでの圧縮変形量が2.8〜4.5mmであ
ることが望ましい。
【0010】本発明のゴルフボールの構造を図1を用い
て説明する。図1は、本発明のゴルフボールの1つの態
様を示す断面概略図である。図1に示すように、本発明
のゴルフボールは、センター(1)上に糸ゴム層(2)を巻き
付けて糸巻きコア(5)を形成し、該コア(5)上にカバー
(6)を形成する。上記カバー(6)は、内層カバー(3)と外
層カバー(4)とから成る2層構造を有する。
て説明する。図1は、本発明のゴルフボールの1つの態
様を示す断面概略図である。図1に示すように、本発明
のゴルフボールは、センター(1)上に糸ゴム層(2)を巻き
付けて糸巻きコア(5)を形成し、該コア(5)上にカバー
(6)を形成する。上記カバー(6)は、内層カバー(3)と外
層カバー(4)とから成る2層構造を有する。
【0011】本発明のゴルフボールのセンター(1)は、
基材ゴム、共架橋剤、有機過酸化物、充填材等を含有す
るゴム組成物を、加熱加圧成形して形成することができ
る。基材ゴムとしては、従来からソリッドゴルフボール
に用いられている天然ゴムおよび/または合成ゴムが用
いられ、特にシス-1,4-結合少なくとも40%以上、好ま
しくは80%以上を有するいわゆるハイシスポリブタジエ
ンゴムが好ましい。上記ポリブタジエンゴムには、所望
により、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンポリ
ブタジエンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(E
PDM)等を配合してもよい。
基材ゴム、共架橋剤、有機過酸化物、充填材等を含有す
るゴム組成物を、加熱加圧成形して形成することができ
る。基材ゴムとしては、従来からソリッドゴルフボール
に用いられている天然ゴムおよび/または合成ゴムが用
いられ、特にシス-1,4-結合少なくとも40%以上、好ま
しくは80%以上を有するいわゆるハイシスポリブタジエ
ンゴムが好ましい。上記ポリブタジエンゴムには、所望
により、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンポリ
ブタジエンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(E
PDM)等を配合してもよい。
【0012】共架橋剤としては、α,β‐不飽和カルボ
ン酸の金属塩、特にアクリル酸またはメタクリル酸等の
ような炭素数3〜8のα,β‐不飽和カルボン酸の、亜
鉛、マグネシウム塩等の一価または二価の金属塩が挙げ
られるが、高い反発性を付与するアクリル酸亜鉛が好適
である。配合量は、基材ゴム100重量部に対して、15〜3
5重量部、好ましくは15〜30重量部である。35重量部よ
り多いと硬くなり過ぎて打球感が悪くなり、15重量部よ
り少ないと反発が悪くなり飛距離が低下する。
ン酸の金属塩、特にアクリル酸またはメタクリル酸等の
ような炭素数3〜8のα,β‐不飽和カルボン酸の、亜
鉛、マグネシウム塩等の一価または二価の金属塩が挙げ
られるが、高い反発性を付与するアクリル酸亜鉛が好適
である。配合量は、基材ゴム100重量部に対して、15〜3
5重量部、好ましくは15〜30重量部である。35重量部よ
り多いと硬くなり過ぎて打球感が悪くなり、15重量部よ
り少ないと反発が悪くなり飛距離が低下する。
【0013】有機過酸化物は、架橋剤または硬化剤とし
て作用し、例えば例えばジクミルパーオキサイド、1,1
‐ビス(t‐ブチルパーオキシ)‐3,3,5‐トリメチルシ
クロヘキサン、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(t‐ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、ジ‐t‐ブチルパーオキサイドが
挙げられ、ジクミルパーオキサイドが好適である。配合
量は、基材ゴム100重量部に対して0.3〜3.0重量部、好
ましくは0.5〜2.5重量部である。0.3重量部未満では軟
らかくなり過ぎて反発が悪くなり飛距離が低下する。3.
0重量部を越えると硬くなり過ぎ、打球感が悪くなる。
て作用し、例えば例えばジクミルパーオキサイド、1,1
‐ビス(t‐ブチルパーオキシ)‐3,3,5‐トリメチルシ
クロヘキサン、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(t‐ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、ジ‐t‐ブチルパーオキサイドが
挙げられ、ジクミルパーオキサイドが好適である。配合
量は、基材ゴム100重量部に対して0.3〜3.0重量部、好
ましくは0.5〜2.5重量部である。0.3重量部未満では軟
らかくなり過ぎて反発が悪くなり飛距離が低下する。3.
0重量部を越えると硬くなり過ぎ、打球感が悪くなる。
【0014】充填材は、ゴルフボールのコアに通常配合
されるものであればよく、例えば無機塩(具体的には、
酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム)、高比重金
属粉末(例えば、タングステン粉末、モリブデン粉末
等)およびそれらの混合物が挙げられる。配合量は、基
材ゴム100重量部に対して30〜65重量部、好ましくは40
〜60重量部である。30重量部未満ではコアの重量が軽く
なり、その結果ボールの重量も軽くなり好ましくなく、
65重量部を越えるとコアの重量が重くなり、その結果ボ
ールの重量も重くなり過ぎる。
されるものであればよく、例えば無機塩(具体的には、
酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム)、高比重金
属粉末(例えば、タングステン粉末、モリブデン粉末
等)およびそれらの混合物が挙げられる。配合量は、基
材ゴム100重量部に対して30〜65重量部、好ましくは40
〜60重量部である。30重量部未満ではコアの重量が軽く
なり、その結果ボールの重量も軽くなり好ましくなく、
65重量部を越えるとコアの重量が重くなり、その結果ボ
ールの重量も重くなり過ぎる。
【0015】更に本発明のゴルフボールのセンターに
は、老化防止剤や有機硫黄化合物等のしゃく解剤、その
他ソリッドゴルフボールのコアの製造に通常使用し得る
成分を適宜配合してもよい。尚、老化防止剤は、基材ゴ
ム100重量部に対して、0.2〜0.5重量部が好ましい。
は、老化防止剤や有機硫黄化合物等のしゃく解剤、その
他ソリッドゴルフボールのコアの製造に通常使用し得る
成分を適宜配合してもよい。尚、老化防止剤は、基材ゴ
ム100重量部に対して、0.2〜0.5重量部が好ましい。
【0016】本発明のセンターに用いられるゴム組成物
は、上記のような基材ゴムを有機過酸化物加硫するもの
であっても、また硫黄加硫するものであってもよい。硫
黄加硫を行う場合は、上記のような基材ゴムに、硫黄、
酸化亜鉛、ステアリン酸、加硫促進剤、ステアリン酸亜
鉛等を加硫系薬品として加えて、加硫可能なゴム組成物
とすることができる。
は、上記のような基材ゴムを有機過酸化物加硫するもの
であっても、また硫黄加硫するものであってもよい。硫
黄加硫を行う場合は、上記のような基材ゴムに、硫黄、
酸化亜鉛、ステアリン酸、加硫促進剤、ステアリン酸亜
鉛等を加硫系薬品として加えて、加硫可能なゴム組成物
とすることができる。
【0017】センター(1)は前述のゴム組成物を、混練
し、130〜170℃で15〜40分間、金型内で加硫成形するこ
とにより得ることができる。本発明のゴルフボールのセ
ンター(1)は、直径27〜36mm、好ましくは29〜33mmを有
する。27mmより小さいと打撃時の打出角が小さく、スピ
ン量が増え、飛距離が低下し、36mmより大きいと糸ゴム
層が薄くなり過ぎて、打球感が悪くなる。センターに初
荷重10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷した
ときまでの圧縮変形量は、4.0〜15.0mm、好ましくは4.0
〜13.0mmである。上記圧縮変形量が15.0mmより大きい
と、センターが軟らかくなり過ぎて反発性が低下しやす
くなり、4.0mmより小さいと、センターが硬くなって打
球時に衝撃が大きくなりやすい。上記のようにして得ら
れたセンター(1)上には、次いで糸ゴム層(3)を形成す
る。
し、130〜170℃で15〜40分間、金型内で加硫成形するこ
とにより得ることができる。本発明のゴルフボールのセ
ンター(1)は、直径27〜36mm、好ましくは29〜33mmを有
する。27mmより小さいと打撃時の打出角が小さく、スピ
ン量が増え、飛距離が低下し、36mmより大きいと糸ゴム
層が薄くなり過ぎて、打球感が悪くなる。センターに初
荷重10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷した
ときまでの圧縮変形量は、4.0〜15.0mm、好ましくは4.0
〜13.0mmである。上記圧縮変形量が15.0mmより大きい
と、センターが軟らかくなり過ぎて反発性が低下しやす
くなり、4.0mmより小さいと、センターが硬くなって打
球時に衝撃が大きくなりやすい。上記のようにして得ら
れたセンター(1)上には、次いで糸ゴム層(3)を形成す
る。
【0018】センター(1)上に巻き付ける糸ゴムは、糸
巻きゴルフボールの糸巻き層に従来から使用されている
ものと同様のものを用いてもよく、例えば天然ゴムまた
は天然ゴムと合成ポリイソプレンに硫黄、加硫助剤、加
硫促進剤、老化防止剤等を配合したゴム組成物を加硫す
ることによって得られたものを用いてもよい。糸ゴム層
(3)は、従来の糸巻きゴルフボールの糸巻きコアを製造
する方法で、センター上に巻き付けることができる。糸
ゴム層(3)の厚さは1.4〜10.0mm、好ましくは1.5〜8.0mm
である。1.4mmより薄いと打撃時の衝撃緩和が活かされ
ず、打球感が悪くなり、10.0mmより厚いと打撃時のスピ
ン量が大きくなり飛距離が低下する。
巻きゴルフボールの糸巻き層に従来から使用されている
ものと同様のものを用いてもよく、例えば天然ゴムまた
は天然ゴムと合成ポリイソプレンに硫黄、加硫助剤、加
硫促進剤、老化防止剤等を配合したゴム組成物を加硫す
ることによって得られたものを用いてもよい。糸ゴム層
(3)は、従来の糸巻きゴルフボールの糸巻きコアを製造
する方法で、センター上に巻き付けることができる。糸
ゴム層(3)の厚さは1.4〜10.0mm、好ましくは1.5〜8.0mm
である。1.4mmより薄いと打撃時の衝撃緩和が活かされ
ず、打球感が悪くなり、10.0mmより厚いと打撃時のスピ
ン量が大きくなり飛距離が低下する。
【0019】上記のようにセンター(1)上に糸ゴム層(3)
を形成して、糸巻きコア(5)を得る。上記コア(5)に初荷
重10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷したと
きまでの圧縮変形量は、3.0〜8.0mm、好ましくは3.5〜
7.0mmである。上記圧縮変形量が8.0mmより大きいと、ボ
ールが軟らかくなり過ぎて反発性が低下しやすくなり、
3.0mmより小さいと、ボールが硬くなり過ぎて打撃時に
衝撃が大きくなりやすい。本発明のゴルフボールでは、
上記コアの圧縮変形量と前述のセンターの圧縮変形量と
の比、即ち、(コアの圧縮変形量/センターの圧縮変形
量)が0.9以下、好ましくは0.7以下であることが必要で
ある。上記圧縮変形量の比が0.9より大きいと、糸ゴム
層(2)が軟らかくなり過ぎて反発性が低下する。また、
この圧縮変形量の比を非常に小さくするには、糸ゴム層
の硬度を大きくする必要が生じるが、高剛性の糸ゴムを
使用する場合にはセンターへの巻き付け作業が困難とな
り易いため、上記圧縮変形量の比の下限値は、0.4以
上、好ましくは0.5以上と規定することもできる。上記
のようにして得られた糸巻きコア(5)上には、次いでカ
バー(6)を形成する。
を形成して、糸巻きコア(5)を得る。上記コア(5)に初荷
重10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷したと
きまでの圧縮変形量は、3.0〜8.0mm、好ましくは3.5〜
7.0mmである。上記圧縮変形量が8.0mmより大きいと、ボ
ールが軟らかくなり過ぎて反発性が低下しやすくなり、
3.0mmより小さいと、ボールが硬くなり過ぎて打撃時に
衝撃が大きくなりやすい。本発明のゴルフボールでは、
上記コアの圧縮変形量と前述のセンターの圧縮変形量と
の比、即ち、(コアの圧縮変形量/センターの圧縮変形
量)が0.9以下、好ましくは0.7以下であることが必要で
ある。上記圧縮変形量の比が0.9より大きいと、糸ゴム
層(2)が軟らかくなり過ぎて反発性が低下する。また、
この圧縮変形量の比を非常に小さくするには、糸ゴム層
の硬度を大きくする必要が生じるが、高剛性の糸ゴムを
使用する場合にはセンターへの巻き付け作業が困難とな
り易いため、上記圧縮変形量の比の下限値は、0.4以
上、好ましくは0.5以上と規定することもできる。上記
のようにして得られた糸巻きコア(5)上には、次いでカ
バー(6)を形成する。
【0020】本発明のカバー(6)は、内層カバー(3)と外
層カバー(4)とから成る2層構造を有する。両カバーに
は、熱可塑性樹脂、特にα-オレフィンと炭素数3〜8
個のα,β-不飽和カルボン酸の共重合体中のカルボン酸
の一部を金属イオンで中和したアイオノマー樹脂、また
はその混合物が用いられる。上記アイオノマー樹脂中の
α-オレフィンとしては、エチレン、プロピレンが好ま
しく、α,β-不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、
メタクリル酸等が好ましい。更に、中和する金属イオン
としては、アルカリ金属イオン、例えばNaイオン、K
イオン、Liイオン等;2価金属イオン、例えばZnイオ
ン、Caイオン、Mgイオン等;3価金属イオン、例えば
Alイオン、Ndイオン等;およびそれらの混合物が挙げ
られるが、Naイオン、Znイオン、Liイオン等が反発
性、耐久性等からよく用いられる。アイオノマー樹脂の
具体例としては、それだけに限定されないが、ハイミラ
ン1555、1557、1605、1652、1705、1706、1707、1855、
1856(三井デュポンポリケミカル社製)、サーリンAD851
1、AD8512、AD8542、AD8945、AD9945(デュポン社
製)、IOTEK 7010、8000(エクソン(Exxon)社製)等を例
示することができる。
層カバー(4)とから成る2層構造を有する。両カバーに
は、熱可塑性樹脂、特にα-オレフィンと炭素数3〜8
個のα,β-不飽和カルボン酸の共重合体中のカルボン酸
の一部を金属イオンで中和したアイオノマー樹脂、また
はその混合物が用いられる。上記アイオノマー樹脂中の
α-オレフィンとしては、エチレン、プロピレンが好ま
しく、α,β-不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、
メタクリル酸等が好ましい。更に、中和する金属イオン
としては、アルカリ金属イオン、例えばNaイオン、K
イオン、Liイオン等;2価金属イオン、例えばZnイオ
ン、Caイオン、Mgイオン等;3価金属イオン、例えば
Alイオン、Ndイオン等;およびそれらの混合物が挙げ
られるが、Naイオン、Znイオン、Liイオン等が反発
性、耐久性等からよく用いられる。アイオノマー樹脂の
具体例としては、それだけに限定されないが、ハイミラ
ン1555、1557、1605、1652、1705、1706、1707、1855、
1856(三井デュポンポリケミカル社製)、サーリンAD851
1、AD8512、AD8542、AD8945、AD9945(デュポン社
製)、IOTEK 7010、8000(エクソン(Exxon)社製)等を例
示することができる。
【0021】更に、本発明のカバー(6)の好ましい材料
の例としては、上記のようなアイオノマー樹脂のみであ
ってもよいが、アイオノマー樹脂と特殊なエラストマー
や樹脂との組合せが好適に用いられる。それらの組合せ
の例としては、以下の3種、即ち、(i)アイオノマー樹
脂と酸変性熱可塑性エラストマーまたは末端にOH基が
付加した熱可塑性エラストマーと、エポキシ基を含有す
るポリブタジエンブロックを有するSBS(スチレン-
ブタジエン-スチレン)構造のブロック共重合体または
エポキシ基を含有するポリイソプレンブロックを有する
SIS(スチレン-イソプレン-スチレン)構造のブロッ
ク共重合体との加熱混合物、(ii)アイオノマー樹脂とエ
チレン-不飽和カルボン酸エステル-不飽和カルボン酸と
から成る三元共重合体との加熱混合物、(iii)アイオノ
マー樹脂と無水マレイン酸変性熱可塑性エラストマーと
グリシジル基変性熱可塑性エラストマーとの加熱混合物
等が考えられる。上記アイオノマー樹脂と特殊なエラス
トマーや樹脂との混合比は95:5〜55:45が好ましい。
の例としては、上記のようなアイオノマー樹脂のみであ
ってもよいが、アイオノマー樹脂と特殊なエラストマー
や樹脂との組合せが好適に用いられる。それらの組合せ
の例としては、以下の3種、即ち、(i)アイオノマー樹
脂と酸変性熱可塑性エラストマーまたは末端にOH基が
付加した熱可塑性エラストマーと、エポキシ基を含有す
るポリブタジエンブロックを有するSBS(スチレン-
ブタジエン-スチレン)構造のブロック共重合体または
エポキシ基を含有するポリイソプレンブロックを有する
SIS(スチレン-イソプレン-スチレン)構造のブロッ
ク共重合体との加熱混合物、(ii)アイオノマー樹脂とエ
チレン-不飽和カルボン酸エステル-不飽和カルボン酸と
から成る三元共重合体との加熱混合物、(iii)アイオノ
マー樹脂と無水マレイン酸変性熱可塑性エラストマーと
グリシジル基変性熱可塑性エラストマーとの加熱混合物
等が考えられる。上記アイオノマー樹脂と特殊なエラス
トマーや樹脂との混合比は95:5〜55:45が好ましい。
【0022】また、本発明において、上記カバー用組成
物には、主成分としての上記樹脂の他に必要に応じて、
硫酸バリウム等の充填材や二酸化チタン等の着色剤や、
その他の添加剤、例えば分散剤、老化防止剤、紫外線吸
収剤、光安定剤並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、
ゴルフボールカバーによる所望の特性が損なわれない範
囲で含有していてもよいが、通常、着色剤の配合量は1.
0〜6.0重量部が好ましい。
物には、主成分としての上記樹脂の他に必要に応じて、
硫酸バリウム等の充填材や二酸化チタン等の着色剤や、
その他の添加剤、例えば分散剤、老化防止剤、紫外線吸
収剤、光安定剤並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、
ゴルフボールカバーによる所望の特性が損なわれない範
囲で含有していてもよいが、通常、着色剤の配合量は1.
0〜6.0重量部が好ましい。
【0023】本発明のカバー層は、内層カバー(3)およ
び外層カバー(4)共に、ゴルフボールのカバーの形成に
使用されている一般に公知の方法を用いて行うことがで
き、特に限定されるものではない。カバー用組成物を予
め半球殻状のハーフシェルに成形し、それを2枚用いて
糸巻きコアまたは内層カバーを被覆した糸巻きコアを包
み、130〜170℃で1〜5分間加圧成形するか、または上
記カバー用組成物を直接糸巻きコアまたは内層カバー被
覆糸巻きコア上に射出成形してそれぞれを包み込む方法
を用いてもよい。
び外層カバー(4)共に、ゴルフボールのカバーの形成に
使用されている一般に公知の方法を用いて行うことがで
き、特に限定されるものではない。カバー用組成物を予
め半球殻状のハーフシェルに成形し、それを2枚用いて
糸巻きコアまたは内層カバーを被覆した糸巻きコアを包
み、130〜170℃で1〜5分間加圧成形するか、または上
記カバー用組成物を直接糸巻きコアまたは内層カバー被
覆糸巻きコア上に射出成形してそれぞれを包み込む方法
を用いてもよい。
【0024】更に、本発明のカバー(6)においては、外
層カバー(4)の硬度が内層カバー(3)の硬度より大きいこ
とが必要であるが、好ましくは両者の硬度差を2以上、
より好ましくは5以上とすることが望ましい。尚、上記
硬度差が大きくなり過ぎると両者の変形量の差が大きく
なり、得られるゴルフボールの耐久性が低下するため、
上記硬度差の上限は40以下、好ましくは20以下と設定す
ることもできる。また、外層カバー(4)はショアーD硬
度65以上、好ましくは65〜75、より好ましくは65〜70を
有することが必要である。外層カバー(4)のショアーD
硬度が65より低いと、スピン量が大きくなり過ぎて飛距
離が低下する。また、外層カバー(4)の硬度が大きくな
り過ぎると、カバーが硬くなり過ぎて得られるゴルフボ
ールの打球感も硬くて悪いものとなるため、上記外層カ
バー(4)の硬度は75以下、好ましくは70以下と設定する
こともできる。
層カバー(4)の硬度が内層カバー(3)の硬度より大きいこ
とが必要であるが、好ましくは両者の硬度差を2以上、
より好ましくは5以上とすることが望ましい。尚、上記
硬度差が大きくなり過ぎると両者の変形量の差が大きく
なり、得られるゴルフボールの耐久性が低下するため、
上記硬度差の上限は40以下、好ましくは20以下と設定す
ることもできる。また、外層カバー(4)はショアーD硬
度65以上、好ましくは65〜75、より好ましくは65〜70を
有することが必要である。外層カバー(4)のショアーD
硬度が65より低いと、スピン量が大きくなり過ぎて飛距
離が低下する。また、外層カバー(4)の硬度が大きくな
り過ぎると、カバーが硬くなり過ぎて得られるゴルフボ
ールの打球感も硬くて悪いものとなるため、上記外層カ
バー(4)の硬度は75以下、好ましくは70以下と設定する
こともできる。
【0025】内層カバー(3)は、ショアーD硬度25〜7
0、好ましくは30〜65を有する。内層カバー(3)のショア
ーD硬度が25より低いと、カバー硬度が軟らかくなり過
ぎて得られるゴルフボールの反発性が低下する。また、
内層カバー(3)の硬度が大きくなり過ぎると、カバーが
硬くなり過ぎて得られるゴルフボールの打球感も硬くて
悪いものとなってしまう。尚、本明細書中で、「内層カ
バーの硬度」とは、糸巻きコアを内層カバーで被覆して
ボール状にした時の、ショアD硬度計を用いて測定した
内層カバーの硬度であり、「外層カバーの硬度」とは、
上記の内層カバーで被覆した糸巻きコア上に外層カバー
を被覆し、ゴルフボールにした時のショアD硬度計を用
いて測定した外層カバーのカバー硬度である。
0、好ましくは30〜65を有する。内層カバー(3)のショア
ーD硬度が25より低いと、カバー硬度が軟らかくなり過
ぎて得られるゴルフボールの反発性が低下する。また、
内層カバー(3)の硬度が大きくなり過ぎると、カバーが
硬くなり過ぎて得られるゴルフボールの打球感も硬くて
悪いものとなってしまう。尚、本明細書中で、「内層カ
バーの硬度」とは、糸巻きコアを内層カバーで被覆して
ボール状にした時の、ショアD硬度計を用いて測定した
内層カバーの硬度であり、「外層カバーの硬度」とは、
上記の内層カバーで被覆した糸巻きコア上に外層カバー
を被覆し、ゴルフボールにした時のショアD硬度計を用
いて測定した外層カバーのカバー硬度である。
【0026】外層カバー(4)の硬度を内層カバー(3)の硬
度より大きくしているのは、外層カバーを硬くすること
により、得られるゴルフボールの反発性を向上させて、
スピン量をできるだけ小さくするためであり、また打球
感に軽快感を与えるためである。外層カバー(4)の硬度
が内層カバー(3)の硬度以下であると、スピン量が大き
くなって飛距離が低下し、また打球感も軽快感に欠け
る、悪いものとなる。
度より大きくしているのは、外層カバーを硬くすること
により、得られるゴルフボールの反発性を向上させて、
スピン量をできるだけ小さくするためであり、また打球
感に軽快感を与えるためである。外層カバー(4)の硬度
が内層カバー(3)の硬度以下であると、スピン量が大き
くなって飛距離が低下し、また打球感も軽快感に欠け
る、悪いものとなる。
【0027】カバーの厚さについては、内層および外層
のトータルで2.5〜5.0mm、好ましくは2.5〜4.5mmであ
る。2.5mmより小さいとカバーが薄くなり過ぎて耐久性
が低下し、3.0mmより大きいとカバーが厚くなり過ぎて
打球感が悪くなる(衝撃が大きくなる)。外層カバー
(4)の厚さは0.5〜2.0mmが好ましく、0.5mmより小さいと
耐久性が低下し、2.0mmより大きいと打球感が悪くな
る。また、内層カバー(3)の厚さは0.5〜4.5mm、好まし
くは0.5〜3.0mmである。0.5mmより小さいと外層カバー
が2.0mmを越えてしまい打球感が悪くなる。4.5mmより大
きいと外層カバーの厚さ0.5mmよりも小さくなってしま
い耐久性が低下する。
のトータルで2.5〜5.0mm、好ましくは2.5〜4.5mmであ
る。2.5mmより小さいとカバーが薄くなり過ぎて耐久性
が低下し、3.0mmより大きいとカバーが厚くなり過ぎて
打球感が悪くなる(衝撃が大きくなる)。外層カバー
(4)の厚さは0.5〜2.0mmが好ましく、0.5mmより小さいと
耐久性が低下し、2.0mmより大きいと打球感が悪くな
る。また、内層カバー(3)の厚さは0.5〜4.5mm、好まし
くは0.5〜3.0mmである。0.5mmより小さいと外層カバー
が2.0mmを越えてしまい打球感が悪くなる。4.5mmより大
きいと外層カバーの厚さ0.5mmよりも小さくなってしま
い耐久性が低下する。
【0028】更に、外層カバー成形時、必要に応じて、
ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に形成する。
本発明のゴルフボールは美観を高め、商品価値を上げる
ために、通常ペイント仕上げ、マーキングスタンプ等を
施されて市場に投入される。ゴルフボールの直径は、R
&A規格により、1.680インチ(42.67mm)以上と定めら
れており、1.680〜1.690インチ(42.93mm)と設定する
ことができる。
ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に形成する。
本発明のゴルフボールは美観を高め、商品価値を上げる
ために、通常ペイント仕上げ、マーキングスタンプ等を
施されて市場に投入される。ゴルフボールの直径は、R
&A規格により、1.680インチ(42.67mm)以上と定めら
れており、1.680〜1.690インチ(42.93mm)と設定する
ことができる。
【0029】本発明では、従来の糸巻きゴルフボール特
有の良好な打球感を損なわず、ショートアイアン等によ
る打撃時にスピン量が大きくて止まり易く、かつ飛距離
を向上させたゴルフボールを提供し得る。
有の良好な打球感を損なわず、ショートアイアン等によ
る打撃時にスピン量が大きくて止まり易く、かつ飛距離
を向上させたゴルフボールを提供し得る。
【0030】
【実施例】本発明を実施例を挙げて更に具体的に説明す
るが、これら実施例に限定されるものではない。
るが、これら実施例に限定されるものではない。
【0031】センターの作製 以下の表1(実施例)および表2(比較例)に示した配
合のセンター用ゴム組成物を混練し、同表に示した加硫
条件で加熱プレスすることによりセンターを得た。得ら
れたセンターの直径、重量および初荷重10kgfを負荷し
た状態から終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形
量を測定し、その結果を表4に示す。
合のセンター用ゴム組成物を混練し、同表に示した加硫
条件で加熱プレスすることによりセンターを得た。得ら
れたセンターの直径、重量および初荷重10kgfを負荷し
た状態から終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形
量を測定し、その結果を表4に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】(注1)BR‐11(商品名)JSR(株)製
ハイシスポリブタジエン (1,4-シス-ポリブタジエン含量:96%) (注2)日本ゼオン(株)製のハイスチレンレジン (注3)ノクセラーCZ(商品名)、大内新興化学工業
(株)製のスルフェンアミド系促進剤
ハイシスポリブタジエン (1,4-シス-ポリブタジエン含量:96%) (注2)日本ゼオン(株)製のハイスチレンレジン (注3)ノクセラーCZ(商品名)、大内新興化学工業
(株)製のスルフェンアミド系促進剤
【0035】糸巻き層の形成 上記ソリッドセンターの周囲に、基材ゴムが天然ゴム/
低シスイソプレンゴム (シェル化学社製のシェルIR-309)=50/50(重量比)
のブレンドゴム製の糸ゴムを巻き付けて糸巻きコアを作
製した。得られた糸巻きコアの直径、重量および初荷重
10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷したとき
までの圧縮変形量を測定し、その結果を表4に示す。
低シスイソプレンゴム (シェル化学社製のシェルIR-309)=50/50(重量比)
のブレンドゴム製の糸ゴムを巻き付けて糸巻きコアを作
製した。得られた糸巻きコアの直径、重量および初荷重
10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷したとき
までの圧縮変形量を測定し、その結果を表4に示す。
【0036】カバー用組成物の調製 以下の表3に示すカバー用配合材料を二軸混練押出機に
よりミキシングし、ペレット状のカバー用組成物を得
た。押出条件は、 スクリュー径 : 45mm スクリュー回転数 : 200rpm スクリューL/D : 35 であり、配合物は押出機のダイの位置で200〜260℃に加
熱された。
よりミキシングし、ペレット状のカバー用組成物を得
た。押出条件は、 スクリュー径 : 45mm スクリュー回転数 : 200rpm スクリューL/D : 35 であり、配合物は押出機のダイの位置で200〜260℃に加
熱された。
【0037】
【表3】
【0038】(注4)三井デュポンポリケミカル(株)製の
亜鉛イオン中和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイ
オノマー樹脂 (注5)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合系アイオノマー
樹脂 (注6)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合系アイオノマー
樹脂 (注7)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-ブチルアクリレート-メタクリル酸三元共重
合体系アイオノマー樹脂 (注8)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合系アイオノマー
樹脂 (注9)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注10)デュポン社製のナトリウムイオン中和エチレン-
メタクリル酸共重合系アイオノマー樹脂 (注11)デュポン社製の亜鉛イオン中和エチレン-メタク
リル酸共重合系アイオノマー樹脂 (注12)デュポン社製のナトリウムイオン中和エチレン-
メタクリル酸共重合系アイオノマー樹脂 (注13)(株)クラレ製の末端OH基付加水素添加スチレン
-イソプレン-スチレンブロック共重合体、JIS-A硬度=8
0、スチレン含量=約40重量% (注14)ダイセル化学工業(株)製のエポキシ基を含有する
ポリブタジエンブロックを有するスチレン-ブタジエン-
スチレン構造のブロックポリマー、ブタジエン/スチレ
ン=60/40(重量比)、JIS-A硬度=67、エポキシ含有=約
1.5〜1.7重量% (注15)ELF・ATOCHEM社製のポリアミド系熱可
塑性エラストマー
亜鉛イオン中和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイ
オノマー樹脂 (注5)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合系アイオノマー
樹脂 (注6)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合系アイオノマー
樹脂 (注7)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-ブチルアクリレート-メタクリル酸三元共重
合体系アイオノマー樹脂 (注8)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合系アイオノマー
樹脂 (注9)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注10)デュポン社製のナトリウムイオン中和エチレン-
メタクリル酸共重合系アイオノマー樹脂 (注11)デュポン社製の亜鉛イオン中和エチレン-メタク
リル酸共重合系アイオノマー樹脂 (注12)デュポン社製のナトリウムイオン中和エチレン-
メタクリル酸共重合系アイオノマー樹脂 (注13)(株)クラレ製の末端OH基付加水素添加スチレン
-イソプレン-スチレンブロック共重合体、JIS-A硬度=8
0、スチレン含量=約40重量% (注14)ダイセル化学工業(株)製のエポキシ基を含有する
ポリブタジエンブロックを有するスチレン-ブタジエン-
スチレン構造のブロックポリマー、ブタジエン/スチレ
ン=60/40(重量比)、JIS-A硬度=67、エポキシ含有=約
1.5〜1.7重量% (注15)ELF・ATOCHEM社製のポリアミド系熱可
塑性エラストマー
【0039】(実施例1〜3並びに比較例1、3および
5)内層カバー 以下の表4に示すカバー用組成物を用いて半球殻状のハ
ーフシェルを成形し、それを2つ用いて上記の得られた
糸巻きコアを包み、金型内で140〜170℃で1〜5分間プ
レス熱圧縮成形し、糸巻きコア上に内層カバーを形成し
た。得られた内層カバーの厚さ、ショアD硬度および初
荷重10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷した
ときまでの圧縮変形量を測定し、その結果を表4に示
す。
5)内層カバー 以下の表4に示すカバー用組成物を用いて半球殻状のハ
ーフシェルを成形し、それを2つ用いて上記の得られた
糸巻きコアを包み、金型内で140〜170℃で1〜5分間プ
レス熱圧縮成形し、糸巻きコア上に内層カバーを形成し
た。得られた内層カバーの厚さ、ショアD硬度および初
荷重10kgfを負荷した状態から終荷重130kgfを負荷した
ときまでの圧縮変形量を測定し、その結果を表4に示
す。
【0040】外層カバー 以下の表4に示すカバー用組成物を用いて半球殻状のハ
ーフシェルを成形し、それを2つ用いて上記の内層カバ
ー上を包み、金型内で140〜170℃で1〜5分間プレス熱
圧縮成形し、上記内層カバー上に外層カバーを形成し
た。得られた外層カバーの厚さおよびショアD硬度を測
定し、その結果を表4に示す。次いで、上記の外層カバ
ー表面にペイントを塗装して、ゴルフボールを得た。得
られたゴルフボールの初荷重10kgfを負荷した状態から
終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量、耐久
性、飛行性能として打出角、スピン量、キャリーおよび
トータル並びに打球感を評価し、その結果を以下の表5
(実施例)および表6(比較例)に示す。試験方法は後
記の通り行った。
ーフシェルを成形し、それを2つ用いて上記の内層カバ
ー上を包み、金型内で140〜170℃で1〜5分間プレス熱
圧縮成形し、上記内層カバー上に外層カバーを形成し
た。得られた外層カバーの厚さおよびショアD硬度を測
定し、その結果を表4に示す。次いで、上記の外層カバ
ー表面にペイントを塗装して、ゴルフボールを得た。得
られたゴルフボールの初荷重10kgfを負荷した状態から
終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量、耐久
性、飛行性能として打出角、スピン量、キャリーおよび
トータル並びに打球感を評価し、その結果を以下の表5
(実施例)および表6(比較例)に示す。試験方法は後
記の通り行った。
【0041】(比較例2および4)カバーが外層カバー
のみ(カバーが1層のみ)である以外は、実施例1〜3
並びに比較例1、3および5と同様にして、ゴルフボー
ルを得た。同様に、得られた外層カバーの厚さおよびシ
ョアD硬度を測定し、その結果を表4に示す。また、得
られたゴルフボールの初荷重10kgfを負荷した状態から
終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量、耐久
性、飛行性能として打出角、スピン量、キャリーおよび
トータル並びに打球感を評価し、その結果を以下の表6
に示す。試験方法は後記の通り行った。
のみ(カバーが1層のみ)である以外は、実施例1〜3
並びに比較例1、3および5と同様にして、ゴルフボー
ルを得た。同様に、得られた外層カバーの厚さおよびシ
ョアD硬度を測定し、その結果を表4に示す。また、得
られたゴルフボールの初荷重10kgfを負荷した状態から
終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量、耐久
性、飛行性能として打出角、スピン量、キャリーおよび
トータル並びに打球感を評価し、その結果を以下の表6
に示す。試験方法は後記の通り行った。
【0042】(試験方法) 耐久性 エアーガンによりボールを速度45m/秒で金属製の衝突板
に繰り返し衝突させ、ボール表面に割れが発生するまで
の衝突回数を測定し、実施例3の上記衝突回数を100と
した指数により表示した。この数値が100以上であれ
ば、実用耐久性に問題はない。 飛行性能 ツルーテンパー社製スイングロボットにウッド1番クラ
ブ(W#1、ドライバー)を取付け、ゴルフボールをヘッ
ドスピード45m/秒で打撃し、打出角(打ち出された時の
ゴルフボールの発射角度)、飛距離としてキャリー(落
下点までの距離)およびトータルを測定し、打撃された
ゴルフボールを連続写真撮影することによってスピン量
を求めた。 打球感 プロゴルファー10人による実打テストで評価した。判定
基準は以下の通りとした。判定基準 ◎ … 10人中8人以上がソフトなフィーリングで良いと
答えた × … 10人中8人以上が打球感が硬く悪いと答えた
に繰り返し衝突させ、ボール表面に割れが発生するまで
の衝突回数を測定し、実施例3の上記衝突回数を100と
した指数により表示した。この数値が100以上であれ
ば、実用耐久性に問題はない。 飛行性能 ツルーテンパー社製スイングロボットにウッド1番クラ
ブ(W#1、ドライバー)を取付け、ゴルフボールをヘッ
ドスピード45m/秒で打撃し、打出角(打ち出された時の
ゴルフボールの発射角度)、飛距離としてキャリー(落
下点までの距離)およびトータルを測定し、打撃された
ゴルフボールを連続写真撮影することによってスピン量
を求めた。 打球感 プロゴルファー10人による実打テストで評価した。判定
基準は以下の通りとした。判定基準 ◎ … 10人中8人以上がソフトなフィーリングで良いと
答えた × … 10人中8人以上が打球感が硬く悪いと答えた
【0043】(試験結果)
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】以上の結果より、本発明の実施例1〜3の
ゴルフボールはすべて従来の糸巻きゴルフボールである
比較例1〜5のゴルフボール以上の飛距離を有し、ま
た、プロゴルファーによる打球感もソフトで良好という
結果であった。
ゴルフボールはすべて従来の糸巻きゴルフボールである
比較例1〜5のゴルフボール以上の飛距離を有し、ま
た、プロゴルファーによる打球感もソフトで良好という
結果であった。
【0047】それに対して、比較例1のゴルフボールは
外層カバー硬度が内層カバー硬度より小さいため、スピ
ン量が大きくなって飛距離が小さかった。また、外層カ
バー硬度(ショアD)が65より小さいため、スピン量が
大きく、反発が小さくなって飛距離が小さかった。更
に、外層カバー硬度が小さくても、内層カバー硬度が大
きいため、ボールとしての打球感は硬く、悪くなった。
外層カバー硬度が内層カバー硬度より小さいため、スピ
ン量が大きくなって飛距離が小さかった。また、外層カ
バー硬度(ショアD)が65より小さいため、スピン量が
大きく、反発が小さくなって飛距離が小さかった。更
に、外層カバー硬度が小さくても、内層カバー硬度が大
きいため、ボールとしての打球感は硬く、悪くなった。
【0048】比較例2のゴルフボールは、カバーが単層
構造であり、カバー厚さが小さいため、耐久性がかなり
悪かった。比較例3のゴルフボールは、外層カバー硬度
が内層カバー硬度より大きくなっているが、外層カバー
硬度(ショアD)が65より小さいため、スピン量が大き
くなり、かつ低反発となって飛距離が若干小さかった。
尚、この比較例のゴルフボールはカバー硬度が小さいこ
とによる反発性低下を補うために実施例より圧縮変形量
の小さい糸巻きコアを使用しているが、実施例より飛距
離が小さかった。
構造であり、カバー厚さが小さいため、耐久性がかなり
悪かった。比較例3のゴルフボールは、外層カバー硬度
が内層カバー硬度より大きくなっているが、外層カバー
硬度(ショアD)が65より小さいため、スピン量が大き
くなり、かつ低反発となって飛距離が若干小さかった。
尚、この比較例のゴルフボールはカバー硬度が小さいこ
とによる反発性低下を補うために実施例より圧縮変形量
の小さい糸巻きコアを使用しているが、実施例より飛距
離が小さかった。
【0049】比較例4のゴルフボールは、カバーが単層
構造であり、カバー厚さが大き過ぎるため、耐久性は優
れるものの、打球感が硬くて悪かった。比較例5のゴル
フボールは、外層カバー硬度が内層カバー硬度より大き
くなっているが、外層カバー硬度(ショアD)が65より
小さいため、スピン量が大きくなって飛距離が小さかっ
た。また、コアの圧縮変形量/センターの圧縮変形量が
大きいため、糸ゴム層が軟らかくなり過ぎて反発性が低
下して飛距離が小さかった。
構造であり、カバー厚さが大き過ぎるため、耐久性は優
れるものの、打球感が硬くて悪かった。比較例5のゴル
フボールは、外層カバー硬度が内層カバー硬度より大き
くなっているが、外層カバー硬度(ショアD)が65より
小さいため、スピン量が大きくなって飛距離が小さかっ
た。また、コアの圧縮変形量/センターの圧縮変形量が
大きいため、糸ゴム層が軟らかくなり過ぎて反発性が低
下して飛距離が小さかった。
【0050】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、センターと糸
ゴム層とから成る糸巻きコアおよびカバーから成る糸巻
きゴルフボールのカバーを2層化し、外層カバーを内層
カバーよりも硬く設定し、カバーの硬度、センター直
径、並びにセンター、コアおよびボールの圧縮変形量を
最適化することにより、打球感が軟らかく良好であり、
かつ耐久性および飛行性能を向上させ得たものである。
ゴム層とから成る糸巻きコアおよびカバーから成る糸巻
きゴルフボールのカバーを2層化し、外層カバーを内層
カバーよりも硬く設定し、カバーの硬度、センター直
径、並びにセンター、コアおよびボールの圧縮変形量を
最適化することにより、打球感が軟らかく良好であり、
かつ耐久性および飛行性能を向上させ得たものである。
【図1】 本発明のゴルフボールの1つの態様の断面概
略図である。
略図である。
1 … センター 2 … 糸ゴム層 3 … 内層カバー 4 … 外層カバー 5 … 糸巻きコア 6 … カバー
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)センター(1)と、該センター上に巻き
付けられた糸ゴム層(2)とから構成される糸巻きコア
(5)、および(b)該糸ゴム層上に形成された内層カバー
(3)と該内層カバー上に形成された外層カバー(4)とから
構成されるカバー(6)から成る糸巻きゴルフボールであ
って、該外層カバー(4)の硬度が該内層カバー(3)の硬度
より大きく、かつ該外層カバー(4)がショアーD硬度65
以上を有することを特徴とする糸巻きゴルフボール。 - 【請求項2】 前記センターが直径27〜36mmを有し、前
記センターとコアとにそれぞれ初荷重10kgfを負荷した
状態から終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量
の比(コアの圧縮変形量/センターの圧縮変形量)が0.9
以下である請求項1記載の糸巻きゴルフボール。 - 【請求項3】 ボールに初荷重10kgfを負荷した状態か
ら終荷重130kgfを負荷したときまでの圧縮変形量が2.8
〜4.5mmである請求項1記載の糸巻きゴルフボール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11243105A JP2000217947A (ja) | 1998-11-26 | 1999-08-30 | 糸巻きゴルフボ―ル |
| US09/444,916 US6319151B1 (en) | 1998-11-26 | 1999-11-24 | Thread wound golf ball |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33574598 | 1998-11-26 | ||
| JP10-335745 | 1998-11-26 | ||
| JP11243105A JP2000217947A (ja) | 1998-11-26 | 1999-08-30 | 糸巻きゴルフボ―ル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000217947A true JP2000217947A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=26536098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11243105A Pending JP2000217947A (ja) | 1998-11-26 | 1999-08-30 | 糸巻きゴルフボ―ル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6319151B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000217947A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002291944A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6500076B1 (en) * | 2001-05-01 | 2002-12-31 | Acushnet Company | Wound golf balls with high specific gravity centers |
| JP2003000756A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-07 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
| JP2004008434A (ja) * | 2002-06-06 | 2004-01-15 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
| US20190321691A1 (en) * | 2019-07-03 | 2019-10-24 | Cheng-Ming Chuang | Composite ball with high wear resistance and waterproofness |
| CN110354464A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-10-22 | 钟正明 | 一种耐磨性及防水性强的复合式球 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5628699A (en) * | 1994-08-03 | 1997-05-13 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Wound golf ball |
| JP2865007B2 (ja) * | 1994-08-03 | 1999-03-08 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | 糸巻きゴルフボール |
| JP2924726B2 (ja) | 1994-08-03 | 1999-07-26 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | 糸巻きゴルフボール |
| JP2787008B2 (ja) | 1995-06-07 | 1998-08-13 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | 糸巻きゴルフボール |
| JPH09173505A (ja) | 1995-12-22 | 1997-07-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
| JP3008844B2 (ja) * | 1996-02-16 | 2000-02-14 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| JPH09248352A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフボール |
| JP2964952B2 (ja) * | 1996-05-14 | 1999-10-18 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| KR19980032624A (ko) * | 1996-10-07 | 1998-07-25 | 사이또 나오또 | 다층 구조 골프공 |
| JP3861942B2 (ja) * | 1997-04-18 | 2006-12-27 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | 糸巻きゴルフボール |
| JPH1133141A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-02-09 | Bridgestone Sports Co Ltd | 糸巻きゴルフボール |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP11243105A patent/JP2000217947A/ja active Pending
- 1999-11-24 US US09/444,916 patent/US6319151B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002291944A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6319151B1 (en) | 2001-11-20 |
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