JPH10168784A - 電気絶縁積層板原紙 - Google Patents
電気絶縁積層板原紙Info
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- JPH10168784A JPH10168784A JP33681896A JP33681896A JPH10168784A JP H10168784 A JPH10168784 A JP H10168784A JP 33681896 A JP33681896 A JP 33681896A JP 33681896 A JP33681896 A JP 33681896A JP H10168784 A JPH10168784 A JP H10168784A
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- JP
- Japan
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- wollastonite
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- dimensional stability
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 寸法安定性の良好な積層板を製造するのに適
した積層板原紙を提供する。 【解決手段】 ウォラストナイトを含有するパルプシー
トである電気絶縁積層板原紙。ウォラストナイトのアス
ペクト比が10以上である上記の電気絶縁積層板原紙。
した積層板原紙を提供する。 【解決手段】 ウォラストナイトを含有するパルプシー
トである電気絶縁積層板原紙。ウォラストナイトのアス
ペクト比が10以上である上記の電気絶縁積層板原紙。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板等
の材料である電気絶縁積層板用原紙に関するものであ
り、特に寸法安定性に優れた積層板を製造するのに用い
られる積層板原紙に関する。
の材料である電気絶縁積層板用原紙に関するものであ
り、特に寸法安定性に優れた積層板を製造するのに用い
られる積層板原紙に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の電気絶縁積層板は、紙にフェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸し、これ
を加熱乾燥して半硬化樹脂のプリプレグにし、このプリ
プレグを複数枚積層し、金属箔と共に熱圧成型すること
により製造される。このようにして得られた積層板は、
通常の電気或いは電子機器に使用するための性能をほぼ
満足しているため民生用電気製品を中心に多く使用され
ている。しかしながら、近年の電気製品の軽薄短小化に
より、電気部品の実装密度が高くなり、プリント配線板
の導体パターンの細線化が進んでいる。また、電気製品
の低価格指向、産業用機器への家電メーカーの参入に伴
い、従来は不可能とされていた分野への紙基材積層板の
使用が広がっている。このため、積層板の加工性、電気
特性は勿論のこと、寸法安定性の改良要求が益々厳しく
なって来ている。紙基材積層板の寸法安定性としては、
特に加熱処理に対する平面方向の寸法安定性が要求さ
れ、加熱時の膨張、加熱冷却による収縮(加熱前の寸法
よりも収縮する)が小さいことが望まれる。プリント基
板の加工工程、例えばパンチング工程では基板をある程
度加熱して軟化させて行う。従って、熱による膨張が大
きいと打ち抜き後の収縮が大きくなり、不都合が生じ
る。
ル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸し、これ
を加熱乾燥して半硬化樹脂のプリプレグにし、このプリ
プレグを複数枚積層し、金属箔と共に熱圧成型すること
により製造される。このようにして得られた積層板は、
通常の電気或いは電子機器に使用するための性能をほぼ
満足しているため民生用電気製品を中心に多く使用され
ている。しかしながら、近年の電気製品の軽薄短小化に
より、電気部品の実装密度が高くなり、プリント配線板
の導体パターンの細線化が進んでいる。また、電気製品
の低価格指向、産業用機器への家電メーカーの参入に伴
い、従来は不可能とされていた分野への紙基材積層板の
使用が広がっている。このため、積層板の加工性、電気
特性は勿論のこと、寸法安定性の改良要求が益々厳しく
なって来ている。紙基材積層板の寸法安定性としては、
特に加熱処理に対する平面方向の寸法安定性が要求さ
れ、加熱時の膨張、加熱冷却による収縮(加熱前の寸法
よりも収縮する)が小さいことが望まれる。プリント基
板の加工工程、例えばパンチング工程では基板をある程
度加熱して軟化させて行う。従って、熱による膨張が大
きいと打ち抜き後の収縮が大きくなり、不都合が生じ
る。
【0003】積層板の寸法安定性を改良するために、原
紙に要求される特性としては、特に原紙を構成するパル
プ繊維の形状が重要であり、真っ直ぐで厚壁な繊維を使
用するのが良いことが知られている(特開平6−136
687号公報、特開平3−146794号公報等)。こ
のようなパルプ繊維を用いることにより、寸法安定性の
改良が行われてきたが、なお高品質を求められているの
が現状であり、さらなる改良が要求されている。
紙に要求される特性としては、特に原紙を構成するパル
プ繊維の形状が重要であり、真っ直ぐで厚壁な繊維を使
用するのが良いことが知られている(特開平6−136
687号公報、特開平3−146794号公報等)。こ
のようなパルプ繊維を用いることにより、寸法安定性の
改良が行われてきたが、なお高品質を求められているの
が現状であり、さらなる改良が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、かかる
現状に鑑み積層板の寸法安定性を向上させるために種々
検討した結果、木材パルプと特定のウォラストナイトを
混抄した原紙を用いると、積層板の寸法安定性が飛躍的
に向上することを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。本発明の目的は、寸法安定性が良好な積層板を製造
するのに用いられる積層板原紙を提供することにある。
現状に鑑み積層板の寸法安定性を向上させるために種々
検討した結果、木材パルプと特定のウォラストナイトを
混抄した原紙を用いると、積層板の寸法安定性が飛躍的
に向上することを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。本発明の目的は、寸法安定性が良好な積層板を製造
するのに用いられる積層板原紙を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の態様を含
む。 〔1〕 ウォラストナイトを含有するパルプシートであ
る電気絶縁積層板原紙。 〔2〕 ウォラストナイトのアスペクト比が10以上で
ある〔1〕記載の電気絶縁積層板原紙。 〔3〕 〔1〕または〔2〕記載の積層板原紙に熱硬化
性樹脂を含浸させたプリプレグを少なくとも1枚以上使
用して得られる電気絶縁積層板。
む。 〔1〕 ウォラストナイトを含有するパルプシートであ
る電気絶縁積層板原紙。 〔2〕 ウォラストナイトのアスペクト比が10以上で
ある〔1〕記載の電気絶縁積層板原紙。 〔3〕 〔1〕または〔2〕記載の積層板原紙に熱硬化
性樹脂を含浸させたプリプレグを少なくとも1枚以上使
用して得られる電気絶縁積層板。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の積層板原紙は、ウォラス
トナイトを含有させることにより積層板としたときの寸
法安定性が向上する。この理由は明らかでないが、弾性
率が高く熱膨張係数の小さいウォラストナイトが、特に
その軸方向において、樹脂の伸縮を効果的に抑制するた
めと推定される。ウォラストナイトとは天然に産出する
或いは人工の白色の繊維状または塊状のカルシウムを含
む珪酸塩で、CaSiO3 またはCaO・SiO2の化
学式で表される。ウォラストナイトには、産地によりα
型とβ型の2種類があるが、α型は粒状や粉状が多く、
β型は針状や長柱状が多い。粉砕方法により異なるため
一概には言えないが、一般的にα型はアスペクト比が5
程度、β型はアスペクト比20程度である。
トナイトを含有させることにより積層板としたときの寸
法安定性が向上する。この理由は明らかでないが、弾性
率が高く熱膨張係数の小さいウォラストナイトが、特に
その軸方向において、樹脂の伸縮を効果的に抑制するた
めと推定される。ウォラストナイトとは天然に産出する
或いは人工の白色の繊維状または塊状のカルシウムを含
む珪酸塩で、CaSiO3 またはCaO・SiO2の化
学式で表される。ウォラストナイトには、産地によりα
型とβ型の2種類があるが、α型は粒状や粉状が多く、
β型は針状や長柱状が多い。粉砕方法により異なるため
一概には言えないが、一般的にα型はアスペクト比が5
程度、β型はアスペクト比20程度である。
【0007】本発明に使用されるウォラストナイトは、
そのアスペクト比(長径と短径の比)が10以上が好ま
しい。因みに、アスペクト比が大きいと積層板としたと
きの寸法安定性向上効果が特に優れる。尚、理由は定か
ではないが、アスペクト比の小さいものは平面方向への
配向度が小さいため、基材中の平面方向に配向する成分
(パルプ繊維を含む)が減少するため、アスペクト比の
大きいものほどの効果が得られないものと推定される。
アスペクト比には特に上限はないが、30程度まで十分
な効果が得られる。ウォラストナイトの長径も特に限定
しないが、例えば30μm〜500μm程度が例示でき
る。
そのアスペクト比(長径と短径の比)が10以上が好ま
しい。因みに、アスペクト比が大きいと積層板としたと
きの寸法安定性向上効果が特に優れる。尚、理由は定か
ではないが、アスペクト比の小さいものは平面方向への
配向度が小さいため、基材中の平面方向に配向する成分
(パルプ繊維を含む)が減少するため、アスペクト比の
大きいものほどの効果が得られないものと推定される。
アスペクト比には特に上限はないが、30程度まで十分
な効果が得られる。ウォラストナイトの長径も特に限定
しないが、例えば30μm〜500μm程度が例示でき
る。
【0008】本発明の積層板原紙におけるウォラストナ
イトの含有率は、特に限定するものではないが、原紙の
シート強度、積層板とした時の寸法安定性等を考慮する
ならば5〜15重量%程度が好ましい。因みに、含有率
が低すぎると寸法安定性の向上効果が十分でない場合も
あり、含有率が高すぎるとシート強度が低下する恐れが
ある。なお、シート強度の低下を補うために紙力増強
剤、湿潤紙力増強剤等を添加することももちろん可能で
あるが、積層板の品質を損じることのないように、種
類、添加量等を慎重に選択する必要がある。さらに、ウ
ォラストナイトと熱硬化性樹脂の親和性を向上させる目
的で、カップリング剤によりあらかじめウォラストナイ
トに表面処理を施しておく、あるいは含浸する樹脂にカ
ップリング剤を混入させることも可能である。ウォラス
トナイトを原紙に含有させる方法としては、抄紙原料に
含有させる方法が例示できる。抄紙原料への添加方法と
しては、パルプスラリーに直接ウォラストナイトを投入
する、あるいはあらかじめ水に分散したウォラストナイ
トを添加する方法があるが、ウォラストナイトは比重が
大きく、沈降しやすいため配管詰まり等の恐れがあり、
前者の方法が好ましい。
イトの含有率は、特に限定するものではないが、原紙の
シート強度、積層板とした時の寸法安定性等を考慮する
ならば5〜15重量%程度が好ましい。因みに、含有率
が低すぎると寸法安定性の向上効果が十分でない場合も
あり、含有率が高すぎるとシート強度が低下する恐れが
ある。なお、シート強度の低下を補うために紙力増強
剤、湿潤紙力増強剤等を添加することももちろん可能で
あるが、積層板の品質を損じることのないように、種
類、添加量等を慎重に選択する必要がある。さらに、ウ
ォラストナイトと熱硬化性樹脂の親和性を向上させる目
的で、カップリング剤によりあらかじめウォラストナイ
トに表面処理を施しておく、あるいは含浸する樹脂にカ
ップリング剤を混入させることも可能である。ウォラス
トナイトを原紙に含有させる方法としては、抄紙原料に
含有させる方法が例示できる。抄紙原料への添加方法と
しては、パルプスラリーに直接ウォラストナイトを投入
する、あるいはあらかじめ水に分散したウォラストナイ
トを添加する方法があるが、ウォラストナイトは比重が
大きく、沈降しやすいため配管詰まり等の恐れがあり、
前者の方法が好ましい。
【0009】本発明に使用されるウォラストナイト以外
の製紙用原料としては、特に限定されるものでなく、木
材チップより得られるクラフトパルプ,亜硫酸パルプ,
機械パルプ,溶解パルプ、リンター,麻,タケ等の非木
材パルプ等が使用でき、好ましくは広葉樹からのクラフ
トパルプが用いられる。本発明の積層板原紙から積層板
を製造するため、この積層板原紙に熱硬化性樹脂を含浸
して乾燥し、このようにして得られたプリプレグの2枚
以上を積層し、所定温度および圧力により成型一体化す
ることが行われる。熱硬化性樹脂としては、一般に、レ
ゾール型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂が用いられ
るが、これに限定されることなく、その他の、例えば、
通常のフェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂等
を挙げることができ、適宜選択して使用される。熱硬化
される際の加熱と加圧操作の条件は、熱硬化性樹脂の種
類や量および積層体の構成、寸法等により変化するが、
一般に150〜180℃の温度、80〜120kg/c
m2 の圧力で30〜60分間行われる。
の製紙用原料としては、特に限定されるものでなく、木
材チップより得られるクラフトパルプ,亜硫酸パルプ,
機械パルプ,溶解パルプ、リンター,麻,タケ等の非木
材パルプ等が使用でき、好ましくは広葉樹からのクラフ
トパルプが用いられる。本発明の積層板原紙から積層板
を製造するため、この積層板原紙に熱硬化性樹脂を含浸
して乾燥し、このようにして得られたプリプレグの2枚
以上を積層し、所定温度および圧力により成型一体化す
ることが行われる。熱硬化性樹脂としては、一般に、レ
ゾール型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂が用いられ
るが、これに限定されることなく、その他の、例えば、
通常のフェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂等
を挙げることができ、適宜選択して使用される。熱硬化
される際の加熱と加圧操作の条件は、熱硬化性樹脂の種
類や量および積層体の構成、寸法等により変化するが、
一般に150〜180℃の温度、80〜120kg/c
m2 の圧力で30〜60分間行われる。
【0010】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
より具体的に説明するが、勿論本発明はこれによって何
等制限されるものではない。尚、実施例および比較例中
の%は特に断らない限り重量%を表す。本発明で用いた
ウォラストナイト含有率の測定方法、積層板の作製方
法、寸法安定性,半田耐熱性の評価方法は以下の通りで
ある。
より具体的に説明するが、勿論本発明はこれによって何
等制限されるものではない。尚、実施例および比較例中
の%は特に断らない限り重量%を表す。本発明で用いた
ウォラストナイト含有率の測定方法、積層板の作製方
法、寸法安定性,半田耐熱性の評価方法は以下の通りで
ある。
【0011】<シートのウォラストナイト含有率の測定
方法>シートおよびウォラストナイトの灰分を測定し、
下記式によりシートのウォラストナイト含有率を求め
た。 ウォラストナイト含有率(%)={(A1 −A2 )/
(A3 −A2 )}×100 ただし、A1 はウォラストナイト添加シートの灰分
(%)、A2 はウォラストナイト未添加のシートの灰分
(%)、A3 はウォラストナイトの灰分(%)を示す。 <積層板の製造方法>積層板の製造法は、積層板原紙
に、市販水溶性フェノール樹脂(商品名ショウノールB
RL−2854:昭和高分子(株)製)を含浸し、乾燥
機で乾燥することにより、樹脂と基材の比率が15:8
5の一次プリプレグを作製し、次にこの一次プリプレグ
に市販の油変性フェノール樹脂(商品名ショウノールB
LS−3122:昭和高分子( 株) 製)を含浸し、乾燥
して、水溶性フェノール樹脂と油変性フェノール樹脂の
両方を合せた樹脂と基材の比率が50:50のプリプレ
グを製造した。次にプリプレグを8枚重ね、165℃、
100kg/cm2 、60分間加圧成型することによっ
て、フェノール樹脂積層板を得た。
方法>シートおよびウォラストナイトの灰分を測定し、
下記式によりシートのウォラストナイト含有率を求め
た。 ウォラストナイト含有率(%)={(A1 −A2 )/
(A3 −A2 )}×100 ただし、A1 はウォラストナイト添加シートの灰分
(%)、A2 はウォラストナイト未添加のシートの灰分
(%)、A3 はウォラストナイトの灰分(%)を示す。 <積層板の製造方法>積層板の製造法は、積層板原紙
に、市販水溶性フェノール樹脂(商品名ショウノールB
RL−2854:昭和高分子(株)製)を含浸し、乾燥
機で乾燥することにより、樹脂と基材の比率が15:8
5の一次プリプレグを作製し、次にこの一次プリプレグ
に市販の油変性フェノール樹脂(商品名ショウノールB
LS−3122:昭和高分子( 株) 製)を含浸し、乾燥
して、水溶性フェノール樹脂と油変性フェノール樹脂の
両方を合せた樹脂と基材の比率が50:50のプリプレ
グを製造した。次にプリプレグを8枚重ね、165℃、
100kg/cm2 、60分間加圧成型することによっ
て、フェノール樹脂積層板を得た。
【0012】<積層板の寸法安定性の評価方法>寸法安
定性は熱機械分析装置(商品名:TMA 8140C/
(株)リガク製)を用い、圧縮荷重法により荷重2g、
昇降温速度5℃/分の条件で30℃→150℃→30℃
における試料の寸法変化を測定し、下記に定義する膨張
率、収縮率で評価した。数値が0に近いほど寸法安定性
が良好と判断される。 膨張率(%)={(L1 −L0 )/L0 }×100 収縮率(%)={(L0 −L2 )/L0 }×100 ただし、L0 は30℃における試料長さ、L1 は150
℃に達したときの試料長さ、L2 は昇温後、30℃に戻
った時の試料長さを示す。
定性は熱機械分析装置(商品名:TMA 8140C/
(株)リガク製)を用い、圧縮荷重法により荷重2g、
昇降温速度5℃/分の条件で30℃→150℃→30℃
における試料の寸法変化を測定し、下記に定義する膨張
率、収縮率で評価した。数値が0に近いほど寸法安定性
が良好と判断される。 膨張率(%)={(L1 −L0 )/L0 }×100 収縮率(%)={(L0 −L2 )/L0 }×100 ただし、L0 は30℃における試料長さ、L1 は150
℃に達したときの試料長さ、L2 は昇温後、30℃に戻
った時の試料長さを示す。
【0013】実施例1 国内産広葉樹からのクラフトパルプのスラリーに、ウォ
ラストナイト(商品名:NYAD G, 巴工業(株)
製, アスペクト比15)をパルプとウォラストナイトが
固形分比で85:15となるように添加した後撹拌し
た。この混合スラリーにメラミン樹脂(商品名:スミレ
ッツレジンAC8, 住友化学(株)製)をパルプとウォ
ラストナイトの合計重量に対して1%添加し、これを抄
紙原料として、坪量125g/m2 、密度0.50g/
cm3 の積層板原紙を抄造した。得られた原紙のウォラ
ストナイト含有率は9.5%であった。また、この積層
板原紙から積層板を作製し、寸法安定性の評価を行っ
た。
ラストナイト(商品名:NYAD G, 巴工業(株)
製, アスペクト比15)をパルプとウォラストナイトが
固形分比で85:15となるように添加した後撹拌し
た。この混合スラリーにメラミン樹脂(商品名:スミレ
ッツレジンAC8, 住友化学(株)製)をパルプとウォ
ラストナイトの合計重量に対して1%添加し、これを抄
紙原料として、坪量125g/m2 、密度0.50g/
cm3 の積層板原紙を抄造した。得られた原紙のウォラ
ストナイト含有率は9.5%であった。また、この積層
板原紙から積層板を作製し、寸法安定性の評価を行っ
た。
【0014】実施例2 ウォラストナイトとして別のウォラストナイト(商品
名:WIC−10, キンセイマテック(株)製, アスペ
クト比20)を用いた以外は、実施例1と同様にして積
層板原紙を得た。得られた原紙のウォラストナイト含有
率は9.8%であった。また、この積層板原紙から積層
板を作製し、寸法安定性の評価を行った。
名:WIC−10, キンセイマテック(株)製, アスペ
クト比20)を用いた以外は、実施例1と同様にして積
層板原紙を得た。得られた原紙のウォラストナイト含有
率は9.8%であった。また、この積層板原紙から積層
板を作製し、寸法安定性の評価を行った。
【0015】比較例1 ウォラストナイトを添加しなかった以外は、実施例1と
同様にして積層板原紙を抄造した。また、この積層板原
紙から積層板を作製し、寸法安定性の評価を行った。 実施例3 ウォラストナイトとして別のウォラストナイト(アスペ
クト比8)を用いた以外は、実施例1と同様にして積層
板原紙を得た。得られた原紙のウォラストナイト含有率
は8.7%であった。また、この積層板原紙から積層板
を作製し、寸法安定性の評価を行った。 実施例および
比較例で得られた結果を表1に示す。
同様にして積層板原紙を抄造した。また、この積層板原
紙から積層板を作製し、寸法安定性の評価を行った。 実施例3 ウォラストナイトとして別のウォラストナイト(アスペ
クト比8)を用いた以外は、実施例1と同様にして積層
板原紙を得た。得られた原紙のウォラストナイト含有率
は8.7%であった。また、この積層板原紙から積層板
を作製し、寸法安定性の評価を行った。 実施例および
比較例で得られた結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1から明らかなように、ウォラストナイ
トを含有することを特徴とする積層板原紙から製造され
る積層板は、寸法安定性が大幅に改良される。特にアス
ペクト比が10以上のものを添加したものが優れる。
トを含有することを特徴とする積層板原紙から製造され
る積層板は、寸法安定性が大幅に改良される。特にアス
ペクト比が10以上のものを添加したものが優れる。
【発明の効果】本発明は、プリント配線板の寸法安定性
が良好な積層板を製造するのに最も適した積層板原紙で
あり、その工業的意義は極めて大きい。
が良好な積層板を製造するのに最も適した積層板原紙で
あり、その工業的意義は極めて大きい。
Claims (2)
- 【請求項1】 ウォラストナイトを含有するパルプシー
トである電気絶縁積層板原紙。 - 【請求項2】 ウォラストナイトのアスペクト比が10
以上である請求項1記載の電気絶縁積層板原紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33681896A JPH10168784A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 電気絶縁積層板原紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33681896A JPH10168784A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 電気絶縁積層板原紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10168784A true JPH10168784A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18302969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33681896A Pending JPH10168784A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 電気絶縁積層板原紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10168784A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001040380A1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | Otsuka Chemical Co., Ltd. | Resin composition and flexible printed circuit board |
| JP2024065516A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 断熱シート、組電池 |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP33681896A patent/JPH10168784A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001040380A1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | Otsuka Chemical Co., Ltd. | Resin composition and flexible printed circuit board |
| JP2024065516A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 断熱シート、組電池 |
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