JPH0218689B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218689B2 JPH0218689B2 JP59105090A JP10509084A JPH0218689B2 JP H0218689 B2 JPH0218689 B2 JP H0218689B2 JP 59105090 A JP59105090 A JP 59105090A JP 10509084 A JP10509084 A JP 10509084A JP H0218689 B2 JPH0218689 B2 JP H0218689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- resin
- thermosetting resin
- papermaking
- laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、基材としてセルロース繊維混抄ガラ
ス不織布を用いる積層板の製造法に関する。 従来の技術 セルロース繊維混抄ガラス不織布は、ガラス繊
維単独からなる不織布に比べて安価に得られ、機
械的強度も十分に大きいので、積層板の基材とし
て多用されている。この基材に疎水性の熱硬化性
樹脂を直接、含浸乾燥して得たプリプレグを加熱
加圧成形するか、この方法に改良して、予め親水
性の第1の熱硬化性樹脂を含浸し、その後疎水性
の第2の熱硬化性樹脂を含浸乾燥して得たプリプ
レグを加熱加圧成形して積層板を製造している。 発明が解決しようとする問題点 しかし、上記積層板は、いずれも耐湿性、電気
絶縁性、打抜加工性が悪い欠点があり、本発明は
この点を解決することを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、前述の
第1の熱硬化性樹脂を含浸させるに当つて、抄造
後に含水率を4重量%以上に止めるように乾燥し
たセルロース繊維混抄ガラス不織布を用いること
を特徴とする。 ここで、含水率とは、セルロース繊維混抄ガラ
ス不織布を、160℃で10分間加熱処理したときの
処理前後の重量に基づいて計算したものであり、
(処理前重量−処理後重量)/(処理前重量)×
100(%)で表わされる。 作 用 通常市販されているセルロース繊維混抄ガラス
不織布の含水率は2重量%程度であり、これを、
抄造後に含水率4重量%以上に止めるように乾燥
したものを用いることにより、樹脂の含浸に際し
て基材への浸透性がよくなる。その結果、積層板
の耐湿性、電気絶縁性、打抜加工性が向上するわ
けである。抄造後の乾燥で含水率4重量%未満と
した基材を用いたときには、含浸した樹脂はセル
ロース繊維の周辺にしか存在せず、十分に基材中
へ浸透しない。また、樹脂の含浸性は、抄造後の
乾燥で含水率をどの程度に止めるかに依存するも
のであり、抄造後の乾燥で含水率4重量%未満と
した基材に、その後吸湿させ、含水率を上げて樹
脂の含浸を行なつても、含浸性は良くならない。 実施例 本発明に使用するセルロース繊維混抄ガラス不
織布は、クラフト、マニラ麻、みつまた等のセル
ロース系パルプをガラス繊維に混抄したものであ
り、通常の抄造機にて抄造、乾燥したものであ
る。また、本発明に使用する親水性を有する第1
の熱硬化性樹脂は、フエノール樹脂初期縮合物、
ポリエーテル結合をもつジエポキシ化合物等水溶
性の樹脂である。また、第2の熱硬化性樹脂は、
エポキシ樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹脂、
ポリエステル等積層板用として使用される全ての
熱硬化性樹脂である。 次に、本発明の実施例を説明する。 実施例 1 ガラス/クラフト=70/30(重量部)のセルロ
ース繊維混抄ガラス不織布(抄造後乾燥して含水
率10重量%としたもの)を基材とし、これにメチ
ロール、フエノール樹脂を樹脂量10重量%になる
ように含浸し、更にエポキシ樹脂を総樹脂量60重
量%になるように含浸乾燥してプリプレグを得
た。該プリプレグを積み重ね、温度170℃、圧力
80Kg/cm2で30分間加熱加圧成形して1.6mm厚の積
層板を得た。 尚、上記メチロールフエノール樹脂は、フエノ
ール1モルに対しホルムアルデヒド(37%ホルマ
リン)2モル、水酸化バリウム1モルを混合し、
80℃で3時間反応させた後20%硫酸溶液で中和
し、中和塩を除去して水で希釈した樹脂固型分15
重量%のものである。また、エポキシ樹脂は、エ
ポン1045(商品名、油化シエル製)100重量部、ジ
シアンジアミド4重量部、ベンジルジメチルアミ
ン0.5重量部を配合したものである。 実施例 2 抄造後乾燥して含水率4重量%とした基材を用
いる点を除いては、実施例1と同様にして1.6mm
厚の積層板を得た。 比較例 1 抄造後乾燥して含水率2重量%とし、その後吸
湿させ含水率10重量%とした基材を用いる点を除
いては、実施例1と同様にして1.6mm厚の積層板
を得た。 従来例 1 抄造後乾燥して含水率2重量%とした基材を用
いる点を除いては、実施例1と同様にして1.6mm
厚の積層板を得た。 上記各積層板について、JIS−C−6481により
特性試験を行なつた結果を第1表に示す。尚、打
抜加工性は、ピツチ間隔2.5mm、ポンチ径1.0mm、
クリアランス10/100(両側)の試験金型を用い、
20℃で打抜加工をしたときの穴間のクラツク発生
率で表わした。 発明の効果 第1表から明らかなように、本発明によつて
ス不織布を用いる積層板の製造法に関する。 従来の技術 セルロース繊維混抄ガラス不織布は、ガラス繊
維単独からなる不織布に比べて安価に得られ、機
械的強度も十分に大きいので、積層板の基材とし
て多用されている。この基材に疎水性の熱硬化性
樹脂を直接、含浸乾燥して得たプリプレグを加熱
加圧成形するか、この方法に改良して、予め親水
性の第1の熱硬化性樹脂を含浸し、その後疎水性
の第2の熱硬化性樹脂を含浸乾燥して得たプリプ
レグを加熱加圧成形して積層板を製造している。 発明が解決しようとする問題点 しかし、上記積層板は、いずれも耐湿性、電気
絶縁性、打抜加工性が悪い欠点があり、本発明は
この点を解決することを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、前述の
第1の熱硬化性樹脂を含浸させるに当つて、抄造
後に含水率を4重量%以上に止めるように乾燥し
たセルロース繊維混抄ガラス不織布を用いること
を特徴とする。 ここで、含水率とは、セルロース繊維混抄ガラ
ス不織布を、160℃で10分間加熱処理したときの
処理前後の重量に基づいて計算したものであり、
(処理前重量−処理後重量)/(処理前重量)×
100(%)で表わされる。 作 用 通常市販されているセルロース繊維混抄ガラス
不織布の含水率は2重量%程度であり、これを、
抄造後に含水率4重量%以上に止めるように乾燥
したものを用いることにより、樹脂の含浸に際し
て基材への浸透性がよくなる。その結果、積層板
の耐湿性、電気絶縁性、打抜加工性が向上するわ
けである。抄造後の乾燥で含水率4重量%未満と
した基材を用いたときには、含浸した樹脂はセル
ロース繊維の周辺にしか存在せず、十分に基材中
へ浸透しない。また、樹脂の含浸性は、抄造後の
乾燥で含水率をどの程度に止めるかに依存するも
のであり、抄造後の乾燥で含水率4重量%未満と
した基材に、その後吸湿させ、含水率を上げて樹
脂の含浸を行なつても、含浸性は良くならない。 実施例 本発明に使用するセルロース繊維混抄ガラス不
織布は、クラフト、マニラ麻、みつまた等のセル
ロース系パルプをガラス繊維に混抄したものであ
り、通常の抄造機にて抄造、乾燥したものであ
る。また、本発明に使用する親水性を有する第1
の熱硬化性樹脂は、フエノール樹脂初期縮合物、
ポリエーテル結合をもつジエポキシ化合物等水溶
性の樹脂である。また、第2の熱硬化性樹脂は、
エポキシ樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹脂、
ポリエステル等積層板用として使用される全ての
熱硬化性樹脂である。 次に、本発明の実施例を説明する。 実施例 1 ガラス/クラフト=70/30(重量部)のセルロ
ース繊維混抄ガラス不織布(抄造後乾燥して含水
率10重量%としたもの)を基材とし、これにメチ
ロール、フエノール樹脂を樹脂量10重量%になる
ように含浸し、更にエポキシ樹脂を総樹脂量60重
量%になるように含浸乾燥してプリプレグを得
た。該プリプレグを積み重ね、温度170℃、圧力
80Kg/cm2で30分間加熱加圧成形して1.6mm厚の積
層板を得た。 尚、上記メチロールフエノール樹脂は、フエノ
ール1モルに対しホルムアルデヒド(37%ホルマ
リン)2モル、水酸化バリウム1モルを混合し、
80℃で3時間反応させた後20%硫酸溶液で中和
し、中和塩を除去して水で希釈した樹脂固型分15
重量%のものである。また、エポキシ樹脂は、エ
ポン1045(商品名、油化シエル製)100重量部、ジ
シアンジアミド4重量部、ベンジルジメチルアミ
ン0.5重量部を配合したものである。 実施例 2 抄造後乾燥して含水率4重量%とした基材を用
いる点を除いては、実施例1と同様にして1.6mm
厚の積層板を得た。 比較例 1 抄造後乾燥して含水率2重量%とし、その後吸
湿させ含水率10重量%とした基材を用いる点を除
いては、実施例1と同様にして1.6mm厚の積層板
を得た。 従来例 1 抄造後乾燥して含水率2重量%とした基材を用
いる点を除いては、実施例1と同様にして1.6mm
厚の積層板を得た。 上記各積層板について、JIS−C−6481により
特性試験を行なつた結果を第1表に示す。尚、打
抜加工性は、ピツチ間隔2.5mm、ポンチ径1.0mm、
クリアランス10/100(両側)の試験金型を用い、
20℃で打抜加工をしたときの穴間のクラツク発生
率で表わした。 発明の効果 第1表から明らかなように、本発明によつて
【表】
得られた積層板は、従来のものに比べ、電気抵
抗の吸湿劣化が小さく、吸水率が小さいことから
電気絶縁性及び耐湿性においてさらに打抜加工性
においても極めて優れたものである。この点、本
発明の工業的価値は甚大である。
抗の吸湿劣化が小さく、吸水率が小さいことから
電気絶縁性及び耐湿性においてさらに打抜加工性
においても極めて優れたものである。この点、本
発明の工業的価値は甚大である。
Claims (1)
- 1 セルロース繊維を混抄したガラス不織布を基
材として、これに親水性を有する第1の熱硬化性
樹脂を含浸後、第2の熱硬化性樹脂を含浸乾燥し
て得たプリプレグを加熱加圧成形する方法におい
て、前記第1の熱硬化性樹脂を含浸させるに当つ
て、抄造後に含水率を4重量%以上に止めるよう
に乾燥したセルロース繊維混抄ガラス不織布を用
いることを特徴とする積層板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59105090A JPS60248740A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | 積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59105090A JPS60248740A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | 積層板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60248740A JPS60248740A (ja) | 1985-12-09 |
| JPH0218689B2 true JPH0218689B2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=14398214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59105090A Granted JPS60248740A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | 積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60248740A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63159444A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 積層板 |
| JPH0692489B2 (ja) * | 1987-01-27 | 1994-11-16 | 新神戸電機株式会社 | 積層板 |
| JPH03195743A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 紙基材フェノール樹脂プリプレグの製造方法 |
| JP4674340B2 (ja) * | 2000-04-14 | 2011-04-20 | 三菱瓦斯化学株式会社 | プリプレグ及び金属箔張り積層板 |
| KR20030024350A (ko) * | 2001-09-18 | 2003-03-26 | (주)신광보드텍 | 난연성 표면 가공된 불연성 판재 및 이의 제조 방법 |
-
1984
- 1984-05-24 JP JP59105090A patent/JPS60248740A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60248740A (ja) | 1985-12-09 |
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