JPH10169554A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JPH10169554A
JPH10169554A JP32713196A JP32713196A JPH10169554A JP H10169554 A JPH10169554 A JP H10169554A JP 32713196 A JP32713196 A JP 32713196A JP 32713196 A JP32713196 A JP 32713196A JP H10169554 A JPH10169554 A JP H10169554A
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JP
Japan
Prior art keywords
resonance chamber
stator
compressor
compression mechanism
rotor
Prior art date
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Withdrawn
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JP32713196A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shibata
田 一 夫 柴
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率を低下させることなしに騒音・振動を低
減することができる圧縮機の構造を提供する。 【解決手段】 本発明による圧縮機は、圧縮機構部5
と、圧縮機構部5の吐出口5aの下流側に配置され圧縮
機構部5を駆動するモータ10とを有している。モータ
10は、ロータ15と、吐出ガスの圧力変動を低減する
ための共鳴室17が形成されたステータ11とを有して
いる。共鳴室18は、ステータ11の圧縮機構部5の吐
出口5a側の下部底部に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍、冷蔵、空調等
に使用される密閉型圧縮機に係り、とりわけ密閉型圧縮
機の騒音を低減するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の密閉型圧縮機の概略を示
す。図6に示すように、密閉型圧縮機は密閉型のケーシ
ング(圧縮機筐体)1を備えている。このケーシング1
には、凝縮器(図示せず)に向かって冷媒を送り出す送
出口2と、蒸発器(図示せず)からサクションカップ4
を経て戻ってくる冷媒を受けとる吸込口3とを有してい
る。ケーシング1内の下部には圧縮機構部5が収容され
おり、圧縮機構部5は冷媒ガスを圧縮し、ケーシング1
上部に設けられた送出口2に向けて送り出すようになっ
ている。
【0003】圧縮機構部5と送出口2との間、すなわち
圧縮機構部5の下流側には、圧縮部5を駆動するための
モータ10が設けられている。このモータ10は、ロー
タ120と、ロータ120の外周側に配置されたステー
タ110とを有している。
【0004】圧縮機構部5の内壁面を画定する上側ベア
リング6aに形成された吐出口5aから送り出された冷
媒ガスは、マフラ7を経てモータ100側に流れ、さら
にロータ120とステータ110の間の隙間や、ステー
タ110とケーシング1の間の隙間を通って送出口2に
向かうようになっている(図6矢印参照)。
【0005】圧縮機構部5からの冷媒ガスの吐出経路に
配置されたモータ100は、冷媒ガスの脈動をロータ1
20およびステータ110が受けることにより振動す
る。この振動は、ステータ110を介して圧縮機のケー
シング1に伝達され、さらにケーシング1に取り付けら
れたサクションカップ4やターミナルボックスカバー9
等の付属品に伝達され、振動や騒音を発生させる原因と
なっている。
【0006】上述した圧縮機の振動および騒音を低減さ
せるために、圧縮機構部5の内壁面を画定する下側ベア
リング6bの内面に共鳴室8を形成し、圧縮機構部5内
で圧縮されたガスの振動を相殺することにより騒音を低
減することが従来から行われている。
【0007】共鳴室8は、図7に示すように、ドリルお
よびエンドミル等の工具により、下側ベアリング6bの
上面を切削加工することにより形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如く圧
縮機構部5内に共鳴室8を設けると圧縮機構部5のデッ
ドボリュームが増加する。このため、共鳴室8内に残っ
ている冷媒ガスが吸込口3側に戻ってしまい、再膨脹損
失により圧縮効率の低下をもたらし、圧縮機の能力を低
下させてしまうという問題が生じる。
【0009】また、下部ベアリング6bに共鳴室8を加
工する場合は、切削加工を用いざるを得ないため、共鳴
室8を所望の形状にすることが困難である。従って、必
ずしも十分な騒音防止効果を得ることができないという
問題がある。
【0010】本発明はこのようなことを考慮してなされ
たものであり、圧縮機自体の性能を低下させずに圧縮機
の振動および騒音を低減させることができる圧縮機の構
造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、第1の手段は、圧縮機筐体と、前記圧縮機筐体内に
配置され、吐出口を有する圧縮機構部と、前記圧縮機筐
体内の前記吐出口の下流側に配置され、ロータおよびス
テータを有するとともに前記圧縮機構部を駆動するモー
タとを備え、前記ロータおよびステータのうち少なくと
も一方に、前記吐出ガスの圧力変動を低減するための共
鳴室を前記吐出口の近傍に形成したことを特徴とするも
のである。
【0012】この第1の手段によれば、共鳴室を圧縮機
構部内ではなくモータの一部に設けているため、圧縮機
構部のデッドボリュームが増加することはない。このた
め、共鳴室内に残っている冷媒ガスが吸込口側に戻って
しまうことに起因する再膨脹損失により圧縮効率が低下
することはない。
【0013】第2の手段は、前記共鳴室は、前記ステー
タの吐出口側の端面に向けて開口するように形成されて
いることを特徴とするものである。
【0014】第3の手段は、前記共鳴室は、前記ロータ
およびステータの互いに対向する周面のうち少なくとも
一方の周面に向けて開口するように形成されていること
を特徴とするものである。
【0015】第4の手段は、前記共鳴室は、前記ステー
タの前記圧縮機筐体と対向する周面に向けて開口するよ
うに形成されていることを特徴とするものである。
【0016】第5の手段は、前記共鳴室は、ヘルムホル
ツ管または1/4λ管の形状を有することを特徴とする
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図5は本発明の一
実施形態を示す図である。なお、本実施形態において従
来技術と同一部分については同一符号を付し、詳細な説
明は省略する。
【0018】図1に示すように、圧縮機筐体1内に配置
されたモ−タ10は、略円筒形状のステータ11と、ス
テータ11内に配置された略円柱形状のロータ15とを
有している。ステータ11の内周面とロータ15の外周
面との間には間隙16が形成されている。また、ステー
タ11の外周面と圧縮機筐体1の内周面との間にも間隙
17が形成されている。圧縮機構部5の吐出口5aから
吐出された冷媒ガスは、これら間隙16、17を通過し
て上方に流れ、送出口2から凝縮器(図示せず)に向か
って送り出され、蒸発器(図示せず)から吸込口3に戻
るようになっている。
【0019】ステータ11は、図2(c)に示すよう
に、鉄板12を積層することにより形成された鉄心13
と、鉄心13に巻き付けられた導線(図示せず)とから
構成されている。鉄板12は、図2(a)に示すよう
に、外周側のヨーク部12aと、ヨーク部12aから内
側に向けて突出する複数のティース部12bとからな
る。
【0020】図1に示すように、ステータ11の下端
部、すなわちステータ11の吐出口5a側の底部には共
鳴室18が形成されている。
【0021】この共鳴室18は、図2(b)および図2
(c)に示すように、入口管18aと入口管18aの奥
に設けられた密閉室18bとからなり、共鳴室18の入
口管18aはステータ11の底面11aに開口してい
る。共鳴室18の寸法形状はヘルムホルツ管を構成する
ように設定されている。
【0022】共鳴室18は、図2(a)に示すように、
鉄心13を構成する各鉄板12を所定形状に打ち抜きヨ
ーク部12aおよびティース部12bに対応する部位の
形状を形成する際に、鉄板12の所定位置(図2(a)
の場合ティース部12bの根元部)を共鳴室18の形状
に対応する形状に打ち抜くことにより形成される。
【0023】すなわち、まず、図2(c)に示すよう
に、下から3枚目までの鉄板12が入口管18aの断面
形状に対応するような開口を形成するように打ち抜か
れ、下から4枚目から7枚目までの鉄板12が密閉室1
8bの断面形状に対応するような開口を形成するように
打ち抜かれる。なお、前記説明において「下から何枚
目」と記載したのは、図面を参照して説明を容易に行う
ためであり、実際には下から何枚目までをどのように打
ち抜くかは共鳴室18の形状に対応して適宜決定される
ものである。
【0024】次に、上記所定形状に打ち抜かれた各鉄板
12が積層された後、かしめにより一体化され、図2
(c)に示すような断面形状を有する共鳴室18が形成
される。
【0025】本実施形態によれば、従来技術と同様の原
理により騒音の低減を図ることができる。これに加え
て、従来技術の説明で示した圧縮機構部5のデッドボリ
ュームの増加に起因する圧縮機の能力の低下を防止する
ことができる。
【0026】更に、本実施形態によれば、共鳴室18の
形状を自由に設定することができる。すなわち、本実施
形態によれば、積層される各鉄板12をそれぞれ共鳴室
18の断面形状に対応した形状に打ち抜くことにより、
切削加工により加工することが不可能な形状、例えば図
2(c)に示すような入口側が狭く奥側が広がっている
形状を有する共鳴室18を容易に作成することができ
る。このため、騒音低減に最も優れた効果を奏するよう
な容積寸法および形状を有する共鳴室18を作成するこ
とができる。また、製造性の向上および製造コストの低
減を図ることができる。
【0027】なお、上記実施形態においては、密閉室1
8bの下側端部に入口管18aを設けた例を示したが、
これに限定されるものではなく、図3(a)に示すよう
に密閉室18bの下側中央部に入口管18aを設けても
よい。
【0028】また、上記実施形態においては、共鳴室1
8がヘルムホルツ管を構成するように設計した例を示し
たが、これに限定されるものではなく、図3(b)に示
すように垂直方向に延びる1/4λ管を構成するように
共鳴室18の寸法形状を定めてもよい。また、図3
(c)に示すように、斜め方向に延びる2つの1/4λ
管により共鳴室18を構成してもよい。
【0029】なお、共鳴室18の配置部位を以下の変形
例に示すように変更することも可能である。
【0030】変形例 図1乃至図3に示した実施形態においては、共鳴室18
をステータ11の底面11aに開口するように形成した
が、これに限定されるものではなく、共鳴室18は圧縮
機構部5の吐出口5aの近傍の冷媒ガス通路に面する面
に開口するように形成されていればよい。
【0031】すなわち、図4(a)に示すように、ステ
ータ11の内周面11b、すなわちステータ11のロー
タ15と対向する面に向けて開口するように共鳴室18
を形成してもよい。また、図4(b)に示すように、ス
テータ11の外周面11c、すなわちステータ11のケ
ーシング1と対向する面に向けて開口するように共鳴室
18を形成してもよい。さらに、図4(c)に示すよう
に、ロータ15の外周面15b、すなわちロータ15の
ステータ11と対向する面に向けて開口するように共鳴
室18を形成してもよい。
【0032】このように共鳴室18を設けた場合も、図
1乃至図3に示した実施形態と同様の効果を得ることが
できる。なお、ロータ15の鉄心も複数の鉄板を積層す
ることにより形成されているため、ステータ11に共鳴
室18を形成する場合と同様に共鳴室18の形状を自由
に設定することができる。
【0033】
【実施例】次に、従来技術に示したように、圧縮機構部
5の内壁面を画定する下部ベアリング6bの内面に共鳴
室8を形成した場合と、本発明のようにステータ11の
下端部に共鳴室18を形成した場合の、周波数ごとの騒
音特性を比較した結果を図5に示す。なお、共鳴室の共
鳴周波数はそれぞれ3kHzとなるように設計した。
【0034】図5に示すように、3kHz以上の周波数
帯域において従来のものより優れた騒音特性を示してい
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧縮機の能力を低下させることなしに効果的に圧縮機の
騒音・振動を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図であって、
圧縮機の全体構成を示す断面図。
【図2】ステータおよびステータに形成された共鳴室の
構成を示す図であって、図2(a)は図1のZ方向から
の矢視図(ステータの鉄心を構成する鉄板の平面図を兼
ねる)、図2(b)は図2(a)における領域Aの詳細
図、図2(c)は図2(b)におけるC−C断面を示す
図。
【図3】共鳴室の形状の変形例を示す図であって、図2
(c)と同様の断面を示す図。
【図4】共鳴室を配置する位置の変形例を示す図。
【図5】本発明による圧縮機の騒音の周波数特性を従来
の圧縮機と比較して示す図。
【図6】従来の圧縮機の全体構成を示す断面図であっ
て、図1に対応する図。
【図7】従来の共鳴室の形状を示す図であって、図7
(a)は図6のF方向からの矢視図、図7(b)は図7
(a)におけるB−B断面を示す図。
【符号の説明】
1 圧縮機筐体 5 圧縮機構部 5a 吐出口 10 モータ 11 ステータ 15 ロータ 18 共鳴室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機筐体と、 前記圧縮機筐体内に配置され、吐出口を有する圧縮機構
    部と、 前記圧縮機筐体内の前記吐出口の下流側に配置され、ロ
    ータおよびステータを有するとともに前記圧縮機構部を
    駆動するモータと、を備え、 前記ロータおよびステータのうち少なくとも一方に、前
    記吐出ガスの圧力変動を低減するための共鳴室を前記吐
    出口の近傍に形成したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】前記共鳴室は、前記ステータの吐出口側の
    端面に向けて開口するように形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】前記共鳴室は、前記ロータおよびステータ
    の互いに対向する周面のうち少なくとも一方の周面に向
    けて開口するように形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】前記共鳴室は、前記ステータの前記圧縮機
    筐体と対向する周面に向けて開口するように形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  5. 【請求項5】前記共鳴室は、ヘルムホルツ管または1/
    4λ管の形状を有することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の密閉型圧縮機。
JP32713196A 1996-12-06 1996-12-06 密閉型圧縮機 Withdrawn JPH10169554A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1139542A3 (en) * 2000-03-31 2002-08-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. A compressor and an electric motor
JP2013527382A (ja) * 2010-06-04 2013-06-27 ボーグワーナー インコーポレーテッド 排気ガスターボチャージャのコンプレッサ
CN104929943A (zh) * 2014-03-21 2015-09-23 珠海凌达压缩机有限公司 旋转式压缩机排气结构及具有该排气结构的旋转式压缩机
CN110594158A (zh) * 2018-06-13 2019-12-20 上海海立电器有限公司 一种压缩机的消音结构

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302