JPH10172802A - 定温発熱体 - Google Patents
定温発熱体Info
- Publication number
- JPH10172802A JPH10172802A JP8329341A JP32934196A JPH10172802A JP H10172802 A JPH10172802 A JP H10172802A JP 8329341 A JP8329341 A JP 8329341A JP 32934196 A JP32934196 A JP 32934196A JP H10172802 A JPH10172802 A JP H10172802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- heating element
- constant temperature
- temperature heating
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正特性サーミスタから発生する熱を熱の損失
が生じないように金属体に伝えることにより熱伝達の優
れた特性を持つ高い信頼性を有する定温発熱体を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 リング状の容器15の中心孔に弾性を有
しほぼリング状を有する金属板18を装着させることに
より、正特性サーミスタ11から発生する熱を熱の損失
が生じないように金属体18に伝達することができるの
で、熱伝達の優れた特性を持つ高い信頼性を有する定温
発熱体が得られる。
が生じないように金属体に伝えることにより熱伝達の優
れた特性を持つ高い信頼性を有する定温発熱体を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 リング状の容器15の中心孔に弾性を有
しほぼリング状を有する金属板18を装着させることに
より、正特性サーミスタ11から発生する熱を熱の損失
が生じないように金属体18に伝達することができるの
で、熱伝達の優れた特性を持つ高い信頼性を有する定温
発熱体が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたとえば殺虫液を浸
透させた芯棒の外周を加熱することにより、芯棒から発
生させた殺虫ガスを放散させる電子蚊取器などに用いら
れる定温発熱体に関するものである。
透させた芯棒の外周を加熱することにより、芯棒から発
生させた殺虫ガスを放散させる電子蚊取器などに用いら
れる定温発熱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、定温発熱体は電子蚊取器の需要の
増大から多く利用されるとともに高い信頼性が要求され
ている。
増大から多く利用されるとともに高い信頼性が要求され
ている。
【0003】以下に従来の定温発熱体について説明す
る。図3は従来の定温発熱体の構成を示す分解斜視図
で、図4は従来の定温発熱体の拡大断面図である。図
3、図4において、1はリング状の正特性サーミスタ、
2は正特性サーミスタ1の両平面にアルミニウムの溶射
などで付与された電極である。3はシリコンなどの電気
絶縁性接着剤であり、正特性サーミスタ1上に形成され
た電極2に金属端子4を電気絶縁性接着剤3を用いて加
圧しながら接着している。
る。図3は従来の定温発熱体の構成を示す分解斜視図
で、図4は従来の定温発熱体の拡大断面図である。図
3、図4において、1はリング状の正特性サーミスタ、
2は正特性サーミスタ1の両平面にアルミニウムの溶射
などで付与された電極である。3はシリコンなどの電気
絶縁性接着剤であり、正特性サーミスタ1上に形成され
た電極2に金属端子4を電気絶縁性接着剤3を用いて加
圧しながら接着している。
【0004】次に金属端子4を付与した正特性サーミス
タ1を片面を開口した電気絶縁性のリング状の容器5に
収納するとともに電気絶縁性樹脂である充填剤6を充填
し、容器5の開口を前記金属端子4の取出し孔を有する
電気絶縁性の蓋7で封じさらに容器5の中心孔に金属リ
ング8をカシメにより機械的に装着させている。
タ1を片面を開口した電気絶縁性のリング状の容器5に
収納するとともに電気絶縁性樹脂である充填剤6を充填
し、容器5の開口を前記金属端子4の取出し孔を有する
電気絶縁性の蓋7で封じさらに容器5の中心孔に金属リ
ング8をカシメにより機械的に装着させている。
【0005】以上のように構成された定温発熱体につい
て、以下その動作について説明する。
て、以下その動作について説明する。
【0006】まず、所定の電圧を金属端子4に印加する
と、それぞれ金属端子4を通って正特性サーミスタ1に
電圧が印加され、最初は正特性サーミスタ素子の抵抗が
低いため電流が流れその電流で徐々に自己発熱し、スイ
ッチング温度以上になると抵抗値が急激に上昇して同時
に電流値を減衰させ平衡状態に達し、その際発生する熱
が充填剤6、リング状の容器5を伝わり、さらにその熱
が金属リング8に伝わる。そして、前記のように伝わっ
てきた熱が殺虫液を浸透させた芯棒の外周を加熱するこ
とにより殺虫液をガス化し放散させる。
と、それぞれ金属端子4を通って正特性サーミスタ1に
電圧が印加され、最初は正特性サーミスタ素子の抵抗が
低いため電流が流れその電流で徐々に自己発熱し、スイ
ッチング温度以上になると抵抗値が急激に上昇して同時
に電流値を減衰させ平衡状態に達し、その際発生する熱
が充填剤6、リング状の容器5を伝わり、さらにその熱
が金属リング8に伝わる。そして、前記のように伝わっ
てきた熱が殺虫液を浸透させた芯棒の外周を加熱するこ
とにより殺虫液をガス化し放散させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、正特性サーミスタ1から発生する熱が
充填剤6、リング状の容器5を伝わりさらに金属リング
8に伝わる際にリング状の容器5と金属リング8との隙
間から熱が外部に放出されるため熱の損失が生じるた
め、正特性サーミスタ1から発生する熱が充分に金属リ
ング8に伝わらないという問題点を有していた。
従来の構成では、正特性サーミスタ1から発生する熱が
充填剤6、リング状の容器5を伝わりさらに金属リング
8に伝わる際にリング状の容器5と金属リング8との隙
間から熱が外部に放出されるため熱の損失が生じるた
め、正特性サーミスタ1から発生する熱が充分に金属リ
ング8に伝わらないという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、正特性サーミスタから発生する熱を熱の損失が生じ
ないように金属リングに伝えることにより、熱伝達の優
れた高い信頼性を有する定温発熱体を提供することを目
的とする。
で、正特性サーミスタから発生する熱を熱の損失が生じ
ないように金属リングに伝えることにより、熱伝達の優
れた高い信頼性を有する定温発熱体を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の定温発熱体は、正特性サーミスタから発生す
る熱を熱の損失が生じないように金属リングに伝えるた
めに、リング状の容器の中心孔に弾性を有しほぼリング
状を有する金属板を装着させる構成を有している。
に本発明の定温発熱体は、正特性サーミスタから発生す
る熱を熱の損失が生じないように金属リングに伝えるた
めに、リング状の容器の中心孔に弾性を有しほぼリング
状を有する金属板を装着させる構成を有している。
【0010】この構成によって、正特性サーミスタから
発生する熱を熱の損失が生じないように金属リングに伝
えることにより、熱伝達の優れた高い信頼性を得ること
ができる。
発生する熱を熱の損失が生じないように金属リングに伝
えることにより、熱伝達の優れた高い信頼性を得ること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、片面を開口した電気絶縁性のリング状の容器内に、
両平面に電極を設けたリング状の正特性サーミスタと、
この正特性サーミスタの両平面とほぼ同形状を有するリ
ング状の金属端子とを接着剤を用いて接着したものを収
納し、容器の開口を前記金属端子の取出し孔を有する電
気絶縁性の蓋で封じ、さらに前記容器の中心孔に弾性を
有しほぼリング状の金属板を装着させた構成であり、こ
の構成とすることにより熱伝達の優れたものとすること
ができる。
は、片面を開口した電気絶縁性のリング状の容器内に、
両平面に電極を設けたリング状の正特性サーミスタと、
この正特性サーミスタの両平面とほぼ同形状を有するリ
ング状の金属端子とを接着剤を用いて接着したものを収
納し、容器の開口を前記金属端子の取出し孔を有する電
気絶縁性の蓋で封じ、さらに前記容器の中心孔に弾性を
有しほぼリング状の金属板を装着させた構成であり、こ
の構成とすることにより熱伝達の優れたものとすること
ができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1の構成
に加えて、容器内に電気絶縁性樹脂を充填したもので、
容器に収納する構成部品の固定と正特性サーミスタの熱
をより効率的に伝達することができる。
に加えて、容器内に電気絶縁性樹脂を充填したもので、
容器に収納する構成部品の固定と正特性サーミスタの熱
をより効率的に伝達することができる。
【0013】以下本発明の一実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態
における定温発熱体の構成を示すもので、図2は本発明
の一実施の形態における定温発熱体の拡大断面図であ
る。図1、図2において、11はリング状の正特性サー
ミスタであり、寸法は外径22mm、内径12mm、厚さ3
mmである。12は電極で正特性サーミスタ11の両平面
いっぱいにアルミニウムの溶射で付与されており電極厚
みは、50μm以上100μm以下である。まず、正特
性サーミスタ11の両電極12面にシリコン系の電気絶
縁性接着剤13を0.2mmの膜で均一に塗布し、金属端
子14で正特性サーミスタ11をはさみ、20kgの圧力
にて加圧しながら接着した後、加熱硬化させて固着して
いる。
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態
における定温発熱体の構成を示すもので、図2は本発明
の一実施の形態における定温発熱体の拡大断面図であ
る。図1、図2において、11はリング状の正特性サー
ミスタであり、寸法は外径22mm、内径12mm、厚さ3
mmである。12は電極で正特性サーミスタ11の両平面
いっぱいにアルミニウムの溶射で付与されており電極厚
みは、50μm以上100μm以下である。まず、正特
性サーミスタ11の両電極12面にシリコン系の電気絶
縁性接着剤13を0.2mmの膜で均一に塗布し、金属端
子14で正特性サーミスタ11をはさみ、20kgの圧力
にて加圧しながら接着した後、加熱硬化させて固着して
いる。
【0014】次に前記のようにして得られた正特性サー
ミスタ11を片面を開口した電気絶縁性樹脂からなるリ
ング状の容器15に収納するとともに電気絶縁性樹脂で
ある充填剤16で充填し、容器15の開口を前記金属端
子14の取出し孔を有する電気絶縁性の蓋17で接着剤
を用いて封じ、さらに容器15の中心孔に弾性を有しほ
ぼリング状を有するステンレス製の金属板18を装着さ
せる。このとき、容器15の中心孔内部の金属板18の
隙間は1mm以下であることが望ましい。もし隙間が1mm
を越えると、金属板18の温度分布が悪くなるという欠
点がある。
ミスタ11を片面を開口した電気絶縁性樹脂からなるリ
ング状の容器15に収納するとともに電気絶縁性樹脂で
ある充填剤16で充填し、容器15の開口を前記金属端
子14の取出し孔を有する電気絶縁性の蓋17で接着剤
を用いて封じ、さらに容器15の中心孔に弾性を有しほ
ぼリング状を有するステンレス製の金属板18を装着さ
せる。このとき、容器15の中心孔内部の金属板18の
隙間は1mm以下であることが望ましい。もし隙間が1mm
を越えると、金属板18の温度分布が悪くなるという欠
点がある。
【0015】本実施の形態による定温発熱体の表面温度
特性と従来の定温発熱体の表面温度特性とを(表1)に
比較して示している。ここで、表面温度特性とは、試料
に100Vの電圧を印加した後30分後のリング状の容
器15の中心孔内部の金属板18または金属リング8の
温度である。試料の25℃で抵抗値は、同一のものを用
いた。
特性と従来の定温発熱体の表面温度特性とを(表1)に
比較して示している。ここで、表面温度特性とは、試料
に100Vの電圧を印加した後30分後のリング状の容
器15の中心孔内部の金属板18または金属リング8の
温度である。試料の25℃で抵抗値は、同一のものを用
いた。
【0016】ここで、正特性サーミスタの25(℃)で
の抵抗値と表面温度とは、非常に良い相関関係があるこ
とは、一般的であるので、同一の抵抗値のものを用いれ
ば、表面温度もほぼ同一になる。
の抵抗値と表面温度とは、非常に良い相関関係があるこ
とは、一般的であるので、同一の抵抗値のものを用いれ
ば、表面温度もほぼ同一になる。
【0017】
【表1】
【0018】(表1)から明らかなように、本実施の形
態による定温発熱体は、正特性サーミスタ11から発生
する熱を熱の損失が生じないように金属体18に伝える
ことにより、熱伝達の点で優れた効果が得られる。
態による定温発熱体は、正特性サーミスタ11から発生
する熱を熱の損失が生じないように金属体18に伝える
ことにより、熱伝達の点で優れた効果が得られる。
【0019】以上のように本実施の形態によれば、リン
グ状の容器15の中心孔に弾性を有しほぼリング状を有
する金属板18を装着させることにより、正特性サーミ
スタ11から発生する熱を熱の損失が生じないように金
属体18に伝達することができる。
グ状の容器15の中心孔に弾性を有しほぼリング状を有
する金属板18を装着させることにより、正特性サーミ
スタ11から発生する熱を熱の損失が生じないように金
属体18に伝達することができる。
【0020】なお、実施の形態においてリング状の容器
15に電気絶縁性樹脂である充填剤16で充填し、容器
15内に組込んだものを固定するとともに熱伝達の向上
を図る構成としたが、充填剤16はなくてもよい。
15に電気絶縁性樹脂である充填剤16で充填し、容器
15内に組込んだものを固定するとともに熱伝達の向上
を図る構成としたが、充填剤16はなくてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、リング状の容器
の中心孔に弾性を有しほぼリング状を有する金属板を装
着させることにより正特性サーミスタから発生する熱を
熱の損失が生じないように金属体に伝達することができ
るので熱伝達の優れた高い信頼性を有する定温発熱体を
実現できるものである。
の中心孔に弾性を有しほぼリング状を有する金属板を装
着させることにより正特性サーミスタから発生する熱を
熱の損失が生じないように金属体に伝達することができ
るので熱伝達の優れた高い信頼性を有する定温発熱体を
実現できるものである。
【図1】本発明の一実施の形態における定温発熱体の構
成を示す分解斜視図
成を示す分解斜視図
【図2】同断面図
【図3】従来の定温発熱体の構成を示す分解斜視図
【図4】同断面図
11 リング状の正特性サーミスタ 12 電極 13 電気絶縁性接着剤 14 金属端子 15 リング状の容器 16 充填剤 17 蓋 18 弾性を有しほぼリング状を有する金属板
Claims (2)
- 【請求項1】 片面を開口した電気絶縁性のリング状の
容器内に、両平面に電極を設けたリング状の正特性サー
ミスタと、この正特性サーミスタの両平面とほぼ同形状
を有するリング状の金属端子とを接着剤を用いて接着し
たものを収納し、容器の開口を前記金属端子の取出し孔
を有する電気絶縁性の蓋で封じ、さらに前記容器の中心
孔に弾性を有しほぼリング状の金属板を装着させた定温
発熱体。 - 【請求項2】 リング状の容器内に電気絶縁性樹脂を充
填する請求項1に記載の定温発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8329341A JPH10172802A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 定温発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8329341A JPH10172802A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 定温発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172802A true JPH10172802A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18220378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8329341A Pending JPH10172802A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 定温発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10172802A (ja) |
-
1996
- 1996-12-10 JP JP8329341A patent/JPH10172802A/ja active Pending
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