JPH1017529A - アリールカーボネートの連続製造法 - Google Patents

アリールカーボネートの連続製造法

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JPH1017529A
JPH1017529A JP9044943A JP4494397A JPH1017529A JP H1017529 A JPH1017529 A JP H1017529A JP 9044943 A JP9044943 A JP 9044943A JP 4494397 A JP4494397 A JP 4494397A JP H1017529 A JPH1017529 A JP H1017529A
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JP
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reactor
column
exhaust gas
reaction
phosgene
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JP9044943A
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Pieter Ooms
ピーター・オームス
Hans-Josef Buysch
ハンス−ヨゼフ・ブイシユ
Steffen Kuehling
シユテフエン・キユーリング
Gottfried Zaby
ゴツトフリート・ツアビイ
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/02Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from phosgene or haloformates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/48Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C67/52Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation
    • C07C67/54Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation by distillation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/96Esters of carbonic or haloformic acids

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭酸アリールの連続製造法。 【解決手段】 芳香族エステル基を持つカーボネートの
連続製造は、芳香族ヒドロキシ化合物の、不均一系触媒
の存在下におけるホスゲンとの反応により、但し依然存
在するホスゲンを排ガスの更なる反応器への返送で排ガ
ス流から除去することで行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、芳香族ヒドロキシ化合物を不均
一系触媒の存在下にホスゲンと反応させることにより、
但し依然存在するホスゲンを、排ガスの第二の反応器へ
の返送により排ガス流から除去する、芳香族エステル基
を有するカーボネートの連続式製造法に関する。
【0002】芳香族ヒドロキシ化合物の相界面ホスゲン
化法(ショッテン−バウマン反応)でアリールカーボネ
ートが製造できることは公知である。この場合には、水
性アルカリ溶液のためにホスゲン又はクロロギ酸エステ
ルの部分的鹸化が起こり、多量の食塩が副生成物として
生成し、また溶媒を回収しなければならないから、溶媒
及び水酸化ナトリウム溶液の使用は悪影響をもたらす。
【0003】溶媒を使用しない方法の提案は、例えば米
国特許第2837555号、第3234263号、第2
362865号に見出だされる。しかし、可溶性の触媒
が使用され、その生成物からの分離に手間が掛かる。
【0004】それゆえに、反応混合物の処理をかなり容
易にする不均一系の不溶性の触媒を用いることは有用で
あるように見える。これに関する提案もある。即ちヨー
ロッパ特許第516355号では、主に、随時アルミノ
シリケートのような担体に適用した三フッ化アルミニウ
ムを推奨している。しかし、弗素又はフッ化水素酸を取
り扱うために、フッ化アルミニウムの合成は非常に手間
が掛かり、高価になる。WO第91/06526号で
は、本発明による反応の触媒として、多孔性担体に担持
した金属塩を記述している。そのような触媒では気相に
おいてのみ完全に連続式のフェノールのホスゲン化が可
能であり、これは比較的高い反応温度と不安定なクロロ
ギ酸エステルの分解の危険性を含む。これらの触媒を用
いる液相でのフェノールのホスゲン化は、熱い液体のフ
ェノールが活性触媒成分を洗い出すために、明らかに可
能ではない。 芳香族ヒドロキシ化合物の不均一系触媒
の存在下におけるホスゲン化によりジアリールカーボネ
ートを連続的に製造する方法の実施可能な提案は今日ま
でなかった。
【0005】今回、そのような方法が発見された。それ
は、 1)芳香族ヒドロキシ化合物及び随時そのクロロギ酸エ
ステルの混合物をホスゲンと一緒に不均一系触媒の充填
した反応器に通し、そこで反応熱をエダクトと生成物の
蒸発により消散させ且つかくして反応温度を反応混合物
の流入温度より高々50℃上昇させ、 2)反応器を出る生成物を脱気し、排ガスを、随時ある
クロロギ酸エステルを含む芳香族ヒドロキシ化合物の溶
融流と一緒に不均一系触媒の充填した更なる排ガス反応
器へ通してホスゲンと随時クロロギ酸エステルが排ガス
流から除去されるように反応させ、 3)反応器から除去され且つ脱気した反応生成物を直接
処理工程に送り、或いは第二の反応器へ供給し、そこで
残存するクロロギ酸エステルを、依然存在する又は導入
された芳香族ヒドロキシ化合物と共に不均一系触媒上で
更に反応させてジアリールカーボネートを生成させ、 4)第二の反応器を出る生成物を、溶融した芳香族ヒド
ロキシ化合物と共に2)で言及した排ガス反応器へ送
り、 5)第二の反応器からの脱気した生成物を、蒸留塔へ供
給し、芳香族ヒドロキシ化合物及び依然存在するかもし
れない痕跡量のクロロギ酸エステルを塔頂から留去し
て、再び排ガス反応器へ又は第一の反応器へ導入し、 6)第一塔の塔底物を第二の蒸留塔へ通し、依然存在す
るかもしれない痕跡量の低沸点成分をジアリールカーボ
ネートから塔頂において除去し、そして第一塔の上部部
分へ再導入し、 7)高沸点の成分を含んでいるかもしれないジアリール
カーボネートを第二塔の気相空間から除去し、 8)この生成物を第三塔へ通し、残存量の高沸点成分を
塔底物として分離することにより純粋なジフェニルカー
ボネートを塔頂精製物として得、 9)第二及び第三塔の一緒にした塔底物を第四の蒸留装
置に通し、ジアリールカーボネートを塔頂から留去し、
第二塔へ返送し、そして高沸点成分を第四の蒸留装置の
底部から除去する、ことが特徴である。
【0006】本発明による芳香族ヒドロキシ化合物は、
式 ArOH [式中、Arはフェニル、ナフチル、アンスリル、フェ
ナンスリル、インダニル、テトラヒドロナフチル或いは
N、O又はSを含む群から選択されるヘテロ原子1又は
2個を有する5又は6員芳香族複素環化合物を意味し、
但しこれらの炭素環又は複素環基は一つ又はそれ以上の
置換基、例えば直鎖又は分岐鎖C−Cアルキル基、
−Cアルケニル基、C−Cアルコキシ基、フ
ェニル基又はニトリル及びハロゲン官能基で置換されて
いてもよく、また複素環基はベンゼン核に融合していて
もよい]に相当するものである。
【0007】本発明による芳香族ヒドロキシ化合物の例
は、フェノール、o−、m−及びp−クレゾール、o
−、m−及びp−イソプロピルフェノール、対応するハ
ロフェノール又はアルコキシフェノール、例えばp−ク
ロロフェノール又はp−メトキシフェノール、更にナフ
タレン、アンスラセン及びフェナンスレンのモノヒドロ
キシ化合物、及び更に4−ヒドロキシピリジン及びヒド
ロキシキノリンである。好ましくは置換フェノール、最
も好ましくはフェノールが使用される。
【0008】本発明の方法の適当な触媒は、例えばヨー
ロッパ特許第483632号、ヨーロッパ特許第635
476号、米国特許第5473961号、ヨーロッパ特
許第635477号、米国特許第5473094号、ヨ
ーロッパ特許第645364号、ヨーロッパ特許第69
1326号、ヨーロッパ特許第516355号、米国特
許第5239105号及び米国特許第136077号か
ら本質的に公知である。
【0009】エダクト(educt)のホスゲンとヒドロキシ
化合物は1:0.5−1:8、好ましくは1:1.5−
1:5,特に好ましくは1:2−1:4のモル比で使用
される。この場合、化学量論比は1:2である。
【0010】触媒は、一般に顆粒物、粒状物、押出し
物、棒状物、ボール、大きい表面積を有する成形体、例
えばラシヒリングの形の中空押出し物、中空シリンダ
ー、星形物、車輪型物として、また破砕物として使用さ
れる。これらの粒子の直径及び長さは、0.5−10m
mである。それらは反応器中に簡単な床の形で配列され
る。
【0011】本発明に適当な反応器は、同業者には公知
である。その例は随時冷却または加熱ジャケットを備え
た、床の形で触媒を含む管型反応器、または触媒を、互
いに上下に位置する数個の棚上に均一な層として分布さ
せる棚段反応器である。
【0012】ホスゲン及び芳香族ヒドロキシ化合物は、
並流でまたは向流で反応器に通して反応させることがで
きる。垂直の反応器では、液相を、上から下へ、また下
から上へ反応器を通過させてよい。
【0013】ホスゲンと芳香族ヒドロキシ化合物の反応
は、100−250℃、好ましくは120−230℃、
特に好ましくは130−220℃の温度で行われる。反
応熱は、エダクト及び生成物を、反応混合物の温度が反
応物の入り口温度以上高々50℃、好ましくは高々40
℃、特に好ましくは高々35℃まで上昇する程度まで蒸
発させることにより蒸散せしめられる。
【0014】圧力は0.3−10バール、好ましくは
0.5−7バール、特に好ましくは0.8−6バールの
範囲内で変えられる。
【0015】反応で生成する排ガスはクロロギ酸エステ
ルを<50重量%、好ましくは<30重量%、特に好ま
しくは<10重量%の量で含んでいてもよいヒドロキシ
化合物の溶融流と一緒に、不均一系触媒の充填した反応
器を並流または向流で通過させられ、依然随伴されてい
てもよい残存ホスゲン及び少量のクロロギ酸エステルを
ガス流から除去する。排ガス反応器を出る液体混合物
は、脱気後、ホスゲン及び必要ならば更なるヒドロキシ
化合物の添加によって必要なモル比に調節され、必要な
温度に加熱し、反応器を通過させる。
【0016】反応混合物の脱気後に排ガス反応器の塔頂
から出るガス流は、実質的に塩化水素からなる。依然存
在するいずれか痕跡量のホスゲンは、活性炭塔において
少量の水を用いる公知の方法で加水分解することができ
る。塩化水素流中に依然存在するヒドロキシ化合物の量
は、脱気装置の温度における前者の蒸気圧に相当する。
それは低温捕集器での凍結により除去でき、反応器へ返
送される。存在するいずれかの残存量は、続く塩化水素
の水への断熱吸収での共沸蒸留により水性混合物として
留去でき、回収後に反応器を通過させ或いは他の目的に
例えばフェノール樹脂の製造に使用することができる。
【0017】塩化水素中に依然存在する残存量のホスゲ
ンも、それがヒドロキシ化合物及び水からなる共沸物と
共に追い出される水での断熱吸収後に、有利にはエダク
ト流に起源する残存痕跡量の不活性ガスと一緒に活性炭
塔へ送ることができる。
【0018】反応混合物を脱気した後、一般に主に炭酸
ジアリール及び/または芳香族ヒドロキシ化合物からな
り、また依然普通<50重量%、好ましくは<30重量
%、特に好ましくは<15重量%に相当するある量のク
ロロギ酸エステルを含有する最初の粗生成物を得る。
【0019】この混合物は蒸留による処理に直接供給で
き、そしてジアリールカーボネートのクロロギ酸エステ
ル及びヒドロキシ化合物及び少量の高沸点成分からなる
流れに分割し得る。しかしながら、簡単化のために及び
より経済的な蒸留工程を達成するために、クロロギ酸エ
ステルを含まない或いは非常に少量しか含まない反応混
合物がより適当である。
【0020】この理由のため、最初の粗生成物を脱気後
に不均一系触媒の充填した第二の反応器へ導入し、そこ
で依然存在するクロロギ酸エステルを、混合物中に依然
存在するまたは添加したヒドロキシ化合物と、第一の反
応器と同様の条件下に反応させることはより有利であ
る。この工程において、圧力は0.6−6バール、好ま
しくは0.8−4バールの狭い範囲内であり、温度はい
くらか高い、即ち120−250℃、好ましくは140
−240℃、特に好ましくは160−230℃であって
よい。
【0021】エダクト混合物のkg/触媒容量l/時で
測定した反応器への導入速度は、反応温度、触媒活性及
び必要な転化率に依存する。導入速度は0.01−2
0、好ましくは0.02−10、特に好ましくは0.1
−3kg/l/時である。
【0022】第二の反応器を出るガスも脱気し、排ガス
流を同様に排ガス反応器へ通す。少量(<3重量%、好
ましくは<2重量%、特に好ましくは<1重量%)のク
ロロギ酸エステルしか有さない脱気した混合物から、第
一の蒸留塔において過剰なヒドロキシ化合物及びクロロ
ギ酸エステルを除去し、これらを塔頂生成物として取り
出し、需要に従って第二の反応器へまたは排ガス反応器
へ送り、更に反応させる。
【0023】この塔の塔底から流出する混合物は、第二
塔において第一塔の上部へ返送される残存低沸点成分、
この第二塔から除去される純粋な炭酸ジアリール、及び
塔から塔底物として出る炭酸ジアリール及び高沸点成分
の混合物に分離される。
【0024】痕跡量の高沸点成分は、炭酸ジアリールの
最後の精製のために第三塔で分離(塔底物)される。炭
酸ジアリールはこの第三塔で塔頂物として除去される。
【0025】連続式または回分式で運転される第四の蒸
留装置では、第二及び第三の一緒にした塔底物を、高沸
点成分を含む塔底物と第二塔の下部へ送られ、そこで更
に精製される炭酸ジアリールとに分離される。
【0026】反応生成物の比較的少量の、<3%、好ま
しくは<2%、特に好ましくは<1%の塔底物は、便宜
上燃焼され、或いはフェノール樹脂の製造に使用され
る。
【0027】
【実施例】
フェノールのガンマー酸化アルミニウムの存在下におけ
るホスゲン化及び排ガスの更なる反応器への返送による
炭酸ジフェニルの連続製造 実施例 1 本発明の方法を行うために使用する装置及び物質の流れ
を図1に図示する。
【0028】加熱されたタンクIから熱交換器III
(60℃)を通してフェノール12の28.0重量部/
時を、蒸留塔Xの塔頂から取り出されたフェノール14
及び冷却捕集器XVIから返送されるフェノール18と
一緒に、ガンマー酸化アルミニウム150容量部を充填
し且つ170℃に予熱した排ガス反応器VIIへ上から
供給した。これに向流で、脱気装置VI及びIXからの
排ガス流15(フェノール/ホスゲン/塩化水素/二酸
化炭素の重量比、2.9/8.9/87.6/0.6)
を反応器VIIへ供給した。
【0029】反応器の底部を出る、フェノール、クロロ
ギ酸フェニル、炭酸ジフェニル及び副生物を95.6/
0.01/4.3/0.08の比で含む生成物11′
を、脱気器XVにより排ガス16(フェノール/ホスゲ
ン/塩化水素/二酸化炭素の重量比、3.7/1.3/
94.4/0.6)と塔底物11(フェノール/クロロ
ギ酸フェニル/炭酸ジフェニル及び副生物の重量比、9
5.6/0.01/4.4/0.08)に分離した。
【0030】熱交換器IV(170℃)で予熱したホス
ゲン3を、15.05重量部/時の速度で、11と一緒
に向流で、ガンマー酸化アルミニウム150容量部を充
填し且つ170℃に予熱した反応器Vへ通した。
【0031】反応器の底部を出る、フェノール、クロロ
ギ酸フェニル、炭酸ジフェニル及び副生物を34.3/
0.2/65.1/0.4の比で含む生成物5を、脱気
器VIにより排ガス6(フェノール/ホスゲン/塩化水
素/二酸化炭素の重量比、1.5/9.0/88.9/
0.6)と塔底物7(フェノール/クロロギ酸フェニル
/炭酸ジフェニル及び副生物の重量比、34.0/0.
2/64.4/0.4)に分離した。
【0032】塔底物7に存在するクロロギ酸フェニル
を、同様にガンマー酸化アルミニウム(150容量部)
を充填した第二の反応器において、存在するフェノール
(必要ならば更なるフェノール(1′または14′)の
転化後)と続いて反応させることにより180℃で炭酸
ジフェニルに転化した。
【0033】反応器の底部で取り出される生成物8(フ
ェノール、炭酸ジフェニル及び副生物の重量比、33.
9/65.7/0.4)を、脱気器IXにより排ガス9
(フェノール/塩化水素)と塔底物10(フェノール、
炭酸ジフェニル及び副生物の重量比、33.7/65.
9/0.4)に分離した。
【0034】排ガス6及び9の流れを一緒にして流れ1
5とし、そして上述したようにフェノール(12、14
及び18)と向流で排ガス反応器VIIへ通した。
【0035】脱気器XVの塔頂を出る排ガス17を冷却
捕集器XVIへ供給し、そこで存在するフェノール18
(0.43重量部/時)を回収し、排ガス反応器VII
へ返送した。
【0036】冷却捕集器XVIから出る排ガス17を、
塩化水素吸収装置XVIIへ供給した。
【0037】18%塩酸19を64.2重量部/時の速
度で仕込むことにより、30%塩酸20を75.1重量
部/時の速度で得、これを電気分解に供した。電気分解
で得られた塩素はホスゲンの製造に再び使用できた。
【0038】随伴する痕跡量のフェノールは、水29と
の共沸として除去できた。
【0039】排ガス30中に依然存在する痕跡量のホス
ゲンを分解するために、分解装置(水を含む活性炭塔)
を取り付けることができた。
【0040】塔底物10を第一の蒸留塔Xに通し、そし
て約80℃/12mmにおいて、フェノール16.1重
量部/時を及び塔底物22(フェノール、炭酸ジフェニ
ル及び副生物の重量比、0.3/99.1/0.6)に
分離した。
【0041】塔底物22を第二の蒸留塔XIに通し、そ
こで依然存在するフェノール(0.1重量部)を塔頂で
除去し、第一塔Xの上部へ返送した。
【0042】第二塔XIの気相空間空の横からの流出物
を通して、生成物23(炭酸ジフェニル/副生物の重量
比、99.9/0.1)31.7重量部を得、これを弟
三塔XIIにおいてフェノールに関して99/6%の選
択率に相当する塔頂生成物28(炭酸ジフェニル31.
7重量部)及び塔底物27に分離した。
【0043】蒸留塔XIの塔底において27と一緒に取
り出される生成物25(炭酸ジフェニル/副生物の重量
比、91.1/8.9)を、第四の蒸留塔XIIIにお
いて170℃/12mmで、第二塔XIの下部に返送さ
れる塔頂生成物24(炭酸ジフェニル1.4重量部/
時)及び塔底生成物26(高沸点副生物)へ分離した。
【0044】実施例 2 フェノール20.10重量部/時を熱交換器IIIを通
して排ガス反応器VIIへ仕込み、そして予熱したホス
ゲン3を10.69の速度で熱交換器IVから反応器V
へ導入することにより、炭酸ジフェニルに対する選択率
が変わらないで、ホスゲンを含まない排ガス流16を得
た。エダクト及び組成、触媒の導入速度及び温度に依存
する記述した工程において、次の更なる変化を言及する
ことができる。
【0045】a)フェノール4を、工程の開始時に、排
気ガス反応器VIIを介さずに直接反応器Vへ導入す
る。
【0046】b)高濃度のクロロギ酸フェニルの場合、
フェノール(1′又は14′)を更なる反応相手として
反応に添加する。
【0047】c)反応器VIIIでの後反応なしの操
作。但し依然存在するクロロギ酸フェニルを第一蒸留塔
Xにおいて、低沸点成分14としてフェノールと一緒に
留去し、そして排ガス反応器VIIへ供給し、或いは排
ガス反応器のない操作では第一の反応器V(13)へ返
送する。
【0048】d)液相及びホスゲンを向流で反応器Vを
通す。この工程では、貯蔵タンクIIから熱交換器IV
を通るホスゲンは反応器Vに下から入り、そして液相は
上から入る。排ガスの放出に対しては、反応器Vの上部
を更に排ガス反応器VIIと連結する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を行うために使用する装置及び物
質の流れを図示する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シユテフエン・キユーリング ドイツ40670メーアブツシユ・ゴヒヤーベ ーク5 (72)発明者 ゴツトフリート・ツアビイ ドイツ51375レーフエルクーゼン・ベルギ シエラントシユトラーセ124ベー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスゲンを不均一系触媒の存在下に芳香
    族ヒドロキシ化合物と反応させてジアリールカーボネー
    ト連続的に製造する際に、 1)芳香族ヒドロキシ化合物及び随時そのクロロギ酸エ
    ステルの混合物をホスゲンと一緒に不均一系触媒の充填
    した反応器に通し、そこで反応熱をエダクトと生成物の
    蒸発により消散させ且つかくして反応温度を反応混合物
    の流入温度より高々50℃上昇させ、 2)反応器を出る生成物を脱気し、排ガスを、随時ある
    クロロギ酸エステルを含む芳香族ヒドロキシ化合物の溶
    融流と一緒に不均一系触媒の充填した更なる排ガス反応
    器へ通してホスゲンと随時クロロギ酸エステルが排ガス
    流から除去されるように反応させ、 3)反応器から除去され且つ脱気した反応生成物を直接
    処理工程に送り、或いは第二の反応器へ供給し、そこで
    残存するクロロギ酸エステルを、依然存在する又は導入
    された芳香族ヒドロキシ化合物と共に不均一系触媒上で
    更に反応させてジアリールカーボネートを生成させ、 4)第二の反応器を出る生成物を、溶融した芳香族ヒド
    ロキシ化合物と共に2)で言及した排ガス反応器へ送
    り、 5)第二の反応器からの脱気した生成物を、蒸留塔へ供
    給し、芳香族ヒドロキシ化合物及び依然存在するかもし
    れない痕跡量のクロロギ酸エステルを塔頂から留去し
    て、再び排ガス反応器へ又は第一の反応器へ導入し、 6)第一塔の塔底物を第二の蒸留塔へ通し、依然存在す
    るかもしれない痕跡量の低沸点成分をジアリールカーボ
    ネートから塔頂において除去し、そして第一塔の上部部
    分へ再導入し、 7)高沸点の成分を含んでいるかもしれないジアリール
    カーボネートを第二塔の気相空間から除去し、 8)この生成物を第三塔へ通し、残存量の高沸点成分を
    塔底物として分離することにより純粋なジフェニルカー
    ボネートを塔頂精製物として得、 9)第二及び第三塔の一緒にした塔底物を第四の蒸留装
    置に通し、ジアリールカーボネートを塔頂から留去し、
    第二塔へ返送し、そして高沸点成分を第四の蒸留装置の
    底部から除去する、該ジアリールカーボネートの連続式
    製造法。
JP9044943A 1996-02-21 1997-02-14 アリールカーボネートの連続製造法 Pending JPH1017529A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19606384.1 1996-02-21
DE19606384A DE19606384A1 (de) 1996-02-21 1996-02-21 Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1017529A true JPH1017529A (ja) 1998-01-20

Family

ID=7785966

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