JPH1017602A - 共重合体ラテックスの製造方法および印刷用塗被紙 - Google Patents

共重合体ラテックスの製造方法および印刷用塗被紙

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JPH1017602A
JPH1017602A JP19576496A JP19576496A JPH1017602A JP H1017602 A JPH1017602 A JP H1017602A JP 19576496 A JP19576496 A JP 19576496A JP 19576496 A JP19576496 A JP 19576496A JP H1017602 A JPH1017602 A JP H1017602A
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acid
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JP19576496A
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Takashi Nakahara
貴 中原
Hidetoshi Hatta
英俊 八田
Tetsuya Inomata
哲哉 猪股
Shigeo Suzuki
重夫 鈴木
Susumu Abe
進 阿部
Tomotaka Seo
知隆 瀬尾
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷用塗被紙における塗被層の接着強度、耐水
性、インク着肉性及び塗被紙の剛度等についてバランス
良くそれらの特性を付与し得る共重合体ラテックス、そ
の製造方法および得られる共重合体ラテックスを使用し
た印刷用塗被紙を提供する。 【解決手段】1).(1)共役ジエン系単量体20〜5
0重量%、(2)エチレン系不飽和カルボン酸単量体
0.5〜12重量%、(3)エチレン系不飽和カルボン
酸アミド単量体0.2〜5重量%および(4)(2)お
よび(3)以外のエチレン系不飽和単量体33〜79.
3重量%を含む単量体混合物を3分割仕込みで乳化重合
させる共重合体ラテックスの製造方法。 2).1)の製造方法により製造された共重合体ラテッ
クスを顔料100重量部に対し3〜30重量%を配合し
た印刷用塗被紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共重合体ラテック
スに関し、詳しくは、紙塗被組成物のバインダーとして
使用した場合、塗被層の接着強度、耐水性、インク着肉
性および印刷用塗被紙の剛度などの諸特性にバランスよ
く優れた機能を発揮するほか、カーペット・バッキング
剤やその他種々の接着剤などにも好適に用いることがで
きる共重合体ラテックスの製造方法、および得られた共
重合体ラテックスを使用した印刷用塗被紙に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷用塗被紙の需要急増とあいま
って、紙塗工速度が速くなり、また印刷速度もますます
高速化している。このように生産性の向上、さらに印刷
速度の高速化に伴って印刷用塗被紙には次のような紙質
が要求されている。第一には、塗被層には優れた接着強
度が要求される。即ち、一般に塗被層を構成する塗被組
成物は顔料と接着剤を主成分としており、塗被層の接着
強度が低いと、印刷時の機械的な力によって、塗被層か
ら顔料が脱落したり、あるいは塗被層が原紙から剥離し
たりする。このような塗被層の破壊は印刷速度が速いほ
ど、また、重ね刷り回数が多いほど著しくなる。そのた
めに塗被層には、顔料粒子の相互間並びに塗被層と原紙
との間には脱落・剥離が生じないだけの接着強度が要求
されている。第二には、塗被層は耐水性に優れている必
要がある。特に、オフセット印刷においては、印刷プロ
セス上、版面を湿潤させるために湿し水が用いられるこ
とから、塗被層が湿った状態での印刷による機械的な抵
抗力、即ち、優れた耐水性が要求されている。第三に
は、印刷速度の高速化に伴って、オフセット輪転印刷
(オフ輪印刷)においては、乾燥加熱の条件が厳しくな
ってきており、塗被層は従来に比べて、より一層優れた
インク着肉性と耐ブリスター性が要求されている。第四
には、一般に紙には適度の剛度が要求され、印刷用塗被
紙も剛度が低いと紙腰が弱くなり、とくに坪量の小さい
紙ほどその傾向が顕著に現れ印刷作業性にも支障をきた
すことになる。このように印刷用塗被紙のなかでも、特
にオフ輪印刷用塗被紙の場合には、塗被層の接着強度、
耐水性、インク着肉性、耐ブリスター性および塗被紙の
剛度等種々の特性が要求されている。しかし、従来の製
造方法で得られた共重合体ラテックスを使用したものに
は、これらの特性が高度にバランスした印刷用塗被紙は
未だ得られていない。その理由は、これらの特性は、塗
被組成物中の接着剤、特に共重合体ラテックスの物性
(ゲル含有率、粒子径、ガラス転移点等)に依存すると
ころが大きく、これらの物性によって塗被層の接着強
度、耐水性、インク着肉性、耐ブリスター性および塗被
紙の剛度等は大きく左右されるからである。即ち、共重
合体ラテックスの物性のうち、例えば、塗被層の接着強
度を改善するのに、ラテックスのゲル含量を高める方法
が知られている。しかしゲル含量を高めると、得られる
塗被層の耐水性と耐ブリスター性が低下する難点が伴
う。他方、塗被層のインク着肉性および剛度を改善する
のに、ラテックスのガラス転移温度を高くする方法が知
られている。しかしガラス転移温度を高くすると、得ら
れる塗被層の接着強度と耐水性が共に低下する等の難点
が伴う如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上述し
たような印刷用塗被紙における塗被層の接着強度、耐水
性、インク着肉性および塗被紙の剛度等についてバラン
スよくそれらの特性を付与し得るバインダーとして、更
にカーペット・バッキング剤やその他種々の接着剤とし
ても好適に用い得る共重合体ラテックスの製造方法、お
よび得られた共重合体ラテックスを使用した印刷用塗被
紙について鋭意研究した結果、本発明の完成に至ったも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、 1)(1)共役ジエン系単量体20〜50重量%、
(2)(2−1)エチレン系不飽和ジカルボン酸を0.
1〜5重量%、(2−2)メタクリル酸を0.1〜4重
量%および(2−3)アクリル酸を0.1〜6重量%含
むエチレン系不飽和カルボン酸単量体0.5〜12重量
%、(3)エチレン系不飽和カルボン酸アミド単量体
0.2〜5重量%および(4)(2)および(3)以外
のエチレン系不飽和単量体33〜79.3重量%を含む
単量体混合物を3分割仕込みで乳化重合するにあたり、
1段目の仕込段において、(2−1)の全量および
(3)の全量を含む前記単量体混合物の全量の5〜25
重量%を重合反応器内に一括添加して乳化重合させ、2
段目の仕込段において、(2−2)の全量を含む前記単
量体混合物の全量の45〜90重量%を重合反応器内に
連続添加して1段目の重合粒子の周りに重合させ、更に
3段目の仕込段において、(2−3)の全量を含む前記
単量体混合物の全量の5〜35重量%を重合反応器内に
連続添加して2段目の重合粒子の周りに重合させる共重
合体ラテックスの製造方法、 2)共重合体ラテックスが60〜95重量%のゲル分を
有するものである前記1)記載の共重合体ラテックスの
製造方法、および 3)原紙上に、顔料と接着剤を主成分とする塗被組成物
を塗工・乾燥してなる印刷用塗被紙において、該接着剤
として前記1)記載の製造方法により製造された共重合
体ラテックスを顔料100重量部に対し3〜30重量%
を配合した印刷用塗被紙、である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を説明する。
請求項1に記載の共重合体ラテックスの製造方法につい
て説明すれば、共役ジエン系単量体(1)としては、例
えば、1,3−ブタジエン、イソプレン、2−クロロ−
1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン
等、従来、共重合体ラテックスの製造に通常用いられて
いるものを挙げることができる。これらの共役ジエン系
単量体(1)は、単独で又は2種以上を組み合わせて用
いられる。特に、1,3−ブタジエンが好ましく用いら
れる。このような共役ジエン系単量体(1)は、得られ
る共重合体に適当な弾性及び膜の硬さを付与するために
用いられ、その配合割合は、全単量体混合物に対し、2
0〜50重量%、好ましくは25〜45重量%の範囲で
ある。因みに20重量%よりも少ないときは、紙塗工用
組成物のバインダーとして、十分な接着強度が得られな
い。一方、50重量%を超えるときは、そのような共重
合体をバインダーとする塗被層の接着強度や耐水性が劣
る。本発明において用いられる(2)のエチレン系不飽
和カルボン酸単量体のうち、(2−1)のエチレン系不
飽和ジカルボン酸、(2−2)のメタクリル酸および
(2−3)のアクリル酸は必須の成分である。(2−
1)のエチレン系不飽和ジカルボン酸としては、例えば
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などのジカルボン酸
やそれらの無水物があげられる。エチレン系不飽和ジカ
ルボン酸、メタクリル酸およびアクリル酸以外のエチレ
ン系不飽和カルボン酸単量体としては、たとえば、クロ
トン酸などのエチレン系不飽和モノカルボン酸や、マレ
イン酸メチル、イタコン酸メチルなどのジカルボン酸の
モノエステル、すなわち半エステルなどがあげられ、こ
れらも、エチレン系不飽和ジカルボン酸、メタクリル酸
およびアクリル酸に1種以上を組み合わせて用いること
ができる。
【0006】本発明において、これら(2)のエチレン
系不飽和カルボン酸単量体の使用量は、全単量体混合物
に対し、0.5〜12重量%、好ましくは、1〜8重量
%の範囲である。因みに0.5重量%よりも少ないとき
は、得られる共重合体ラテックスの機械的安定性におい
て十分でなく、さらにそのような共重合体ラテックスを
バインダーとして使用した印刷用塗被紙における塗被層
は、十分な接着強度が得難い。一方12重量%を超える
と、得られる共重合体ラテックスの粘度が高くなりすぎ
て実用に適さない。なお前記(2−1)のエチレン系不
飽和ジカルボン酸の使用量は、全単量体混合物中、0.
1〜5重量%、好ましくは0.2〜3.5重量%程度で
ある。(2−2)のメタクリル酸の使用量は、全単量体
混合物中、0.1〜4重量%、好ましくは0.4〜3重
量%程度である。(2−3)のアクリル酸の使用量は、
全単量体混合物中、0.1〜6重量%、好ましくは0.
4〜5重量%程度である。本発明において用いられる
(3)のエチレン系不飽和カルボン酸アミド単量体とし
ては、例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロールアク
リルアミドなどを挙げることができる。これらのエチレ
ン系不飽和カルボン酸アミド単量体は、単独で又は2種
以上を組み合わせて用いられる。なかでも特にアクリル
アミドおよびメタクリルアミドが好ましく用いられる。
これら(3)のエチレン系不飽和カルボン酸アミド単量
体の使用量は、全単量体混合物に対し、0.2〜5重量
%、好ましくは、0.5〜3重量%の範囲である。因み
に0.2重量%よりも少ないときは、そのような共重合
体ラテックスをバインダーとする塗被層は十分な接着強
度が得難い。一方5重量%を超えると、得られる共重合
体ラテックスの粘度が高くなりすぎて実用に適さない。
【0007】本発明において(2)のエチレン系不飽和
カルボン酸単量体および(3)のエチレン系不飽和カル
ボン酸アミド以外の(4)のエチレン系不飽和単量体と
しては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン、p−メチルスチレン、ビニルナフタレン等
の芳香族ビニル化合物、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、メタクリル酸グリシジル等の不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル化合物、酢酸ビニルなどのカルボ
ン酸ビニルエステル類、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、α−クロルアクリロニトリルなどのシアン化
ビニル化合物、及びメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジブチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミド、2−ビニルピリジン、4−
ビニルピリジンなどのエチレン系不飽和アミン化合物な
どを挙げることができる。これらは単独であるいは2種
以上を組み合わせて用いられる。これら(4)のエチレ
ン系不飽和単量体のうち、芳香族ビニル化合物として
は、スチレンが好ましく用いられる。不飽和カルボン酸
アルキルエステル化合物としては、メタクリル酸メチル
が好ましく用いられる。また、シアン化ビニル化合物と
しては、アクリロニトリルが好ましく用いられる。
(4)のエチレン系不飽和単量体の使用量は、全単量体
混合物に対し、33〜79.3重量%、好ましくは44
〜73.5重量%の範囲である。因みに33重量%より
も少ないときは、得られる共重合体ラテックスをバイン
ダーとする塗被層は耐水性に劣るものとなる。一方、7
9.3重量%を超えるときは、得られる共重合体ラテッ
クスをバインダーとする塗被紙は剛性が高くなり過ぎる
と共に、塗被層の接着強度が劣る。本発明において単量
体混合物を乳化重合して共重合体ラテックスを製造する
には、従来より知られている乳化重合の方法、例えば、
水のような水性媒体中に単量体混合物、重合開始剤、乳
化剤および重合連鎖移動剤などを加えて乳化重合させ
る。
【0008】重合連鎖移動剤は、一般に乳化重合におい
て知られている通常の連鎖移動剤を用いることができ、
例えば、2−メルカプトプロピオン酸、3−メルカプト
プロピオン酸、メルカプト酢酸等のメルカプトカルボン
酸またはその塩(例えば、メルカプト酢酸アンモニウム
など)、メルカプトこはく酸などのメルカプタンジカル
ボン酸またはその塩(例えば、メルカプタンジカルボン
酸アンモニウム塩など)、2−メルカプトエタノール、
3−メルカプト−1,2−プロパンジオールなどの分子
内に水酸基を有するメルカプタン類、2−メルカプトエ
チルアミンなどの分子内にアミノ基を有するメルカプタ
ン類、チオグリコール酸、3,3’−チオジプロピオン
酸などの分子内にカルボキシル基を有するモノスルフィ
ド類またはその塩、β−チオジグリコールなどの分子内
に水酸基を有するモノスルフィド類、チオジエチルアミ
ンなどの分子内にアミノ基を有するモノスルフィド類、
ジチオジグリコール酸、2,2’−ジチオジプロピオン
酸、3,3’−ジチオジプロピオン酸、4,4’−ジチ
オ二酪酸などの分子内にカルボキシル基を有するジスル
フィド類またはその塩、チオジグリコール酸無水物など
のようにモノスルフィド類およびジスルフィド類の酸無
水物、D−,L−またはDL−シスチンなどのように分
子内にカルボキシル基とアミノ基を有するジスルフィド
類、クロロメタノール、2−クロロエタノール、1−ク
ロロ−2−プロパノール、2または3−クロロ−n−プ
ロパノール、2−,3−または4−クロロ−n−ブタノ
ール、クロロペンタノールなどの分子内に水酸基を有す
るハロゲン化炭化水素類、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢
酸、トリクロロ酢酸、クロロジフルオロ酢酸、2−クロ
ロプロピオン酸、3−クロロプロピオン酸、2−ブロモ
プロピオン酸、3−ブロモプロピオン酸、2−ブロモペ
ンタン酸、クロロこはく酸、クロロフマル酸、クロロマ
レイン酸、クロロマロン酸などの分子内にカルボキシル
基を有するハロゲン化炭化水素類またはその塩、クロロ
マレイン酸無水物などのようにハロゲン化炭化水素類の
酸無水物、ヘキシルメルカプタン、オクチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプ
タン、n−ヘキサデシルメルカプタン、n−テトラデシ
ルメルカプタンなどのモノチオール類、1,10−デカ
ンジオール、1,14−テトラデカンジチオール、トリ
グリコールジメルカプタンなどのジチオール、1,5,
10−デカントリチオール、トリメチロールプロパント
リスチオグリコレートなどのトリチオール、ペンタエリ
スリトールテトラキスチオグリコレート、ペンタエリス
リトールテトラキスチオプロピオネートなどのテトラチ
オールなど、分子内に少なくとも2つのメルカプト基を
有するポリチオール、ジメチルキサントゲンジスルフィ
ド、ジエチルキサントゲンジスルフィド、ジイソプロピ
ルキサンチゲンジスルフィドなどのキサントゲンジスル
フィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエ
チルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジス
ルフィドなどのチウラムジスルフィド、四塩化炭素、四
臭化炭素、臭化エチレンなどのハロゲン化炭化水素、メ
ルカプト酢酸2−エチルヘキシルエステル、メルカプト
プロピオン酸2−エチルヘキシルエステル、メルカプト
プロピオン酸トリデシルエステルなどのメルカプトカル
ボン酸アルキルエステル、メルカプト酢酸メトキシブチ
ルエステル、メルカプトプロピオン酸メトキシブチルエ
ステルなどのメルカプトカルボン酸アルコキシアルキル
エステル、オクタン酸2−メルカプトエチルエステルな
どのカルボン酸メルカプトアルキルエステルおよびα−
メチルスチレンダイマー、ターピノーレン、α−テルピ
ネン、γ−テルピネン、ジペンテン、アニソール、アリ
ルアルコール等を挙げることができる。
【0009】これらの連鎖移動剤は、単独で又は2種以
上を組み合わせて用いられる。本発明においては、モノ
チオール、ポリチオール、キサントゲンジスルフィド、
チウラムジスルフィド、四塩化炭素、メルカプト酢酸2
−エチルヘキシルエステル、オクタン酸2−メルカプト
エチルエステル、メルカプト酢酸メトキシブチルエステ
ル、メルカプトプロピオン酸メトキシブチルエステル、
α−メチルスチレンダイマー、ターピノーレン等が好ま
しく用いられる。これら連鎖移動剤の使用量は、全単量
体混合物100重量部に対して、通常、0.05〜15
重量部、好ましくは0.1〜10重量部の範囲であり、
最も好ましくは0.2〜7重量部である。連鎖移動剤の
使用量が全単量体混合物において0.05重量部よりも
少ないときは、得られる共重合体ラテックスのゲル分が
通常95重量%を超えてしまうため、得られる共重合体
ラテックスをバインダーとする塗被層が接着強度と耐水
性に劣る。一方、連鎖移動剤の使用量が全単量体混合物
において15重量部を超えるときは、得られる共重合体
ラテックスのゲル分が通常60重量%よりも低くなるた
め、得られる共重合体ラテックスをバインダーとする塗
被層の接着強度が著しく劣る。重合開始剤は、特に制限
されるものではなく、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸
ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の無機過硫酸塩、ク
メンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイ
ド、イソプロピルベンゼンパーオキサイドなどの有機過
酸化物、およびアゾイソブチロニトリルなどのアゾ系の
開始剤等を用いることができる。これらは単独で又は2
種以上を組み合わせて使用することができる。これらの
うち、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アン
モニウム等の過硫酸塩などが重合安定性の面から好まし
く用いられる。また、本発明において、上記した重合開
始剤は、重亜硫酸ナトリウム、硫酸第一鉄などの還元剤
と組み合わせてなるいわゆるレドックス系重合開始剤と
しても用いることができる。本発明において、重合開始
剤の使用量は、全単量体混合物100重量部当りに、通
常、0.1〜5重量部程度であり、好ましくは0.2〜
2重量部程度である。
【0010】乳化重合の際に用いられる乳化剤も、特に
制限されるものではなく、例えば、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシ
ルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、コハク
酸ジアルキルエステルスルホン酸ナトリウム等のアニオ
ン系界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル等の
ノニオン系界面活性剤、あるいはラウリルベタイン、ス
テアリルベタインの塩などのアルキルベタイン型の塩、
ラウリル−β−アラニン、ラウリルジ(アミノエチル)
グリシン、オクチルジ(アミノエチル)グリシンなどの
アミノ酸型の両性界面活性剤などを挙げることができ
る。これらは単独で又は2種以上組み合わせて用いるこ
とができる。本発明においては、これらの乳化剤のう
ち、特にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムまたは
ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム等
が好ましく用いられる。乳化剤の使用量は、用いる全単
量体混合物100重量部当りに、通常、0.05〜2.
5重量部程度であり、好ましくは0.1〜1.5重量部
程度である。因みに2.5重量部を超えるときは、得ら
れる共重合体ラテックスをバインダーとする塗被層は耐
水性に劣り、また、紙塗工に際して、塗被組成物の泡立
ちが激しくなることがあるので好ましくない。また、乳
化重合を必要に応じて、エチレンジアミン四酢酸ナトリ
ウムなどのキレート剤、ナトリウムホルムアルデヒドス
ルホキシレート等の分散剤や無機塩などの存在下に行っ
てもよい。
【0011】本発明の方法によれば、(1)共役ジエン
系単量体20〜50重量%、(2)(2−1)エチレン
系不飽和ジカルボン酸を0.1〜5重量%、(2−2)
メタクリル酸を0.1〜4重量%および(2−3)アク
リル酸を0.1〜6重量%含むエチレン系不飽和カルボ
ン酸単量体0.5〜12重量%、(3)エチレン系不飽
和カルボン酸アミド単量体0.2〜5重量%および
(4)(2)および(3)以外のエチレン系不飽和単量
体33〜79.3重量%を含む単量体混合物を3分割仕
込みで乳化重合するにあたり、1段目の仕込段におい
て、(2−1)の全量および(3)の全量を含む前記単
量体混合物の全量の5〜25重量%、好ましくは10〜
20重量%を重合反応器内に一括添加して乳化重合さ
せ、2段目の仕込段において、(2−2)の全量を含む
前記単量体混合物の全量の45〜90重量%、好ましく
は50〜80重量%を重合反応器内に連続添加して1段
目の重合粒子の周りに重合させ、更に3段目の仕込段に
おいて、(2−3)の全量を含む前記単量体混合物の全
量の5〜35重量%、好ましくは10〜30重量%を重
合反応器内に連続添加して2段目の重合粒子の周りに重
合させることにより共重合体ラテックスが得られる。本
製造方法において、各段において用いる単量体混合物中
の共役ジエン系単量体および(2)および(3)以外の
エチレン系不飽和単量体の使用量は、同時に混合使用す
る他の成分の種類や使用量を勘案しながら、自体公知の
乳化重合技術に従って適宜選択しうる。本発明による共
重合体ラテックスの製造において、重合転化率は、好ま
しくは約90重量%程度以上、さらに好ましくは約95
重量%程度以上である。また、得られた共重合ラテック
スのゲル分は60〜95重量%の範囲であることが望ま
しい。このようにして、得られる共重合体ラテックス
は、印刷用塗被紙の塗被層を構成するバインダー、カー
ペット・バッキング剤、塗料、工業用および家庭用接着
剤などの種々の接着剤として好適に用いることができ
る。なかでも、印刷用塗被紙の塗被層を構成するバイン
ダーとして特に優れている。
【0012】すなわち、請求項3記載の発明は、原紙上
に、顔料と接着剤を主成分とする塗被組成物を塗被・乾
燥してなる印刷用塗被紙において、該接着剤として請求
項1記載の製造方法によって製造される共重合体ラテッ
クスを、顔料に対して特定量を配合したものであるが、
その配合量は顔料100重量部に対して3〜30重量
%、好ましくは5〜20重量%である。因みに共重合体
ラテックスの顔料に対する配合量が3重量%未満では、
塗被層の接着強度、耐水性、印刷用塗被紙の剛度に関し
て十分な効果を得るのが難しい。一方、30重量%を超
えた場合は印刷時のインクの着肉性およびオフセット印
刷する場合は耐ブリスター性が共に低下する難点があ
る。なお、塗被層が、例えば下塗り層と上塗り層の2
層、またはそれ以上の多層からなる場合は、該共重合体
ラテックスは、そのいずれかの塗被層またはすべての塗
被層における接着剤として使用することができることは
勿論である。本発明において、塗被組成物を構成する顔
料としては、特に限定されるものではなく、印刷用塗被
紙の製造分野で用いられる一般に公知の顔料、例えば、
カオリン、デラミカオリン、焼成カオリン、タルク、軽
質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、サチンホワイト、二酸化チタン、酸化亜鉛、無
定形シリカ、ゼオライト、硫酸カルシウム、パイオフィ
ライトクレー、プラスチックピグメント等が挙げられ、
これらの顔料の一種または二種以上が適宜使用される。
塗被組成物を構成する接着剤としては、本発明によって
得られる共重合体ラテックスを使用するが、これに例え
ば、スチレン・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、
ブタジエン・メチルメタクリレート系、酢酸ビニル・ブ
チルアクリレート系等の各種共重合体ラテックス、ポリ
酢酸ビニル等のアルカリ感応性または非感応性接着剤、
ポリビニルアルコール、スチレン共重合体、無水マレイ
ン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共
重合体等の合成接着剤、酸化澱粉、エステル化澱粉、エ
ーテル化澱粉、酵素変性澱粉等の澱粉類、それらをフラ
ッシュドライして得られる冷水可溶性澱粉、カゼイン又
は大豆蛋白等の天然系接着剤等を併用することも可能で
ある。なお、これらの接着剤を併用する場合でも本発明
の製造方法で得られる共重合体ラテックスの配合量は、
その使用効果を発揮させるために顔料100重量部に対
し3重量%を下らないことが必要である。
【0013】塗料中には、その他必要に応じて、分散
剤、増粘剤、保水性剤、消泡剤、滑剤、染料、pH調整
剤等の各種助剤が適宜配合される。なお、塗料の調製に
際してはコーレスミキサー、ニーダー、ボールミル等の
混合撹拌機を使用して固形分濃度が50〜70重量%に
なるように水性系塗料として調製される。このようにし
て調製された塗料は、印刷用塗被紙製造分野で一般に用
いられている塗工機、例えばエアーナイフコーター、ロ
ールコーター、或いはパドルまたはインバーター型のベ
ベルまたはベンド型のブレードコーター、ビルブレー
ド、ツインブレード、チャンプレックスコーター、バリ
バーコーター等を用いて、坪量が30〜400g/m2
程度の塗被紙用原紙の両面または片面に乾燥後のコート
量が片面当たり3〜40g/m2程度になるように一層
もしくは多層に分けて塗被される。なお、塗被紙用原紙
としては、特に限定されるものではなく、一般に印刷用
塗被紙分野で使用される酸性紙、あるいは中性紙が適用
されるものである。原紙の片面または両面には必要に応
じて、一般の顔料塗料を予め塗被しても良く、その場合
の塗被量は片面当たり乾燥重量で1〜20g/m2程度
が望ましい。必要であれば、原紙もしくはこの予備塗工
した紙に前もってスーパーキャレンダー、ソフトキャレ
ンダー、ブラシ掛け等の平滑化処理を施してもよい。こ
のようにして得られた印刷用塗被紙は、通常、スーパー
キャレンダー、グロスキャレンダー、マットキャレンダ
ー等の仕上げ装置に通紙して塗被層面に平滑性を付与
し、印刷用塗被紙として仕上げられる。
【0014】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもので
はない。なお、実施例において、「%」および「部」は
すべて重量基準である。 実施例1 窒素置換した5リットル容量のオートクレーブに、第1
段の仕込みとして、1,3−ブタジエン5部、スチレン
3部、メタクリル酸メチル2部、アクリロニトリル2
部、アクリルアミド2部、イタコン酸2部、過硫酸ナト
リウム0.2部、水100部、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム0.1部、オクタン酸2−メルカプトエ
チルエステル0.1部およびα−メチルスチレンダイマ
ー0.2部を仕込み、撹はんしながら、70℃にて反応
させた。反応開始から2時間後、第2段の仕込みとし
て、1,3−ブタジエン33部、スチレン25部、メタ
クリル酸2部およびα−メチルスチレンダイマー1部を
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5部および
過硫酸ナトリウム0.3部と共に5時間に亘って連続的
に逐次添加した。第2段の仕込み終了1時間後に、第3
段の仕込みとして、1,3−ブタジエン5部、スチレン
10部、メタクリル酸メチル5部、アクリル酸4部およ
びオクタン酸2−メルカプトエチルエステル0.5部を
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5部および
過硫酸ナトリウム0.1部と共に2時間に亘って連続的
に逐次添加した。15時間に亘って反応した後、重合転
化率95%以上(単量体100部当り)に達した時点
で、得られた反応混合物を30℃まで冷却し、水酸化ナ
トリウムを用いてpH7.0±0.2に調整した。次い
で、反応混合物に水蒸気を吹き込み、未反応単量体を除
去し、さらに、ラテックスの固形分濃度を50%まで濃
縮して、目的とする共重合体ラテックスを得た。次に、
このようにして得られた共重合体ラテックスを用いて、
下記の組成を有する塗被組成物を調製した。 カオリン(Engelhard社製,ウルトラホワイト-90) 70部 重質炭酸カルシウム(ECC社製,カービタール-90) 30部 ポリアクリル酸ソーダ (東亜合成化学工業(株)製,アロンT-40) 0.1部 共重合体ラテックス 14部 変性澱粉(日本食品化工社製,MS−4600) 3部 水 全固形分が60重量% となる量
【0015】実施例2〜5 〔表1〕に示す単量体組成、重合連鎖移動剤組成および
重合開始剤組成を用いて重合を行った以外は、実施例1
と同様に乳化重合を行って、共重合体ラテックスを製造
し、実施例1と同様にして、これを用いて塗被組成物を
調製し、さらに、これを用いて印刷用塗被紙を調製し
た。なお〔表1〕中、単量体組成、重合連鎖移動剤およ
び重合開始剤の各成分の使用量を第1段仕込み、第2段
仕込みおよび第3段仕込みに分けてa/b/c(aは第
1段仕込みでの使用量、bは第2段仕込みでの使用量、
cは第3段仕込みでの使用量)で表示した。
【0016】
【表1】
【0017】実施例6〜8 実施例1と同様に乳化重合を行って共重合体ラテックス
を製造し、〔表4〕に示す共重合体ラテックス使用量で
塗被組成物を調製した以外は、実施例1と同様に塗被組
成物を調製し、さらに、これを用いて印刷用塗被紙を調
製した。 比較例1〜5 〔表2〕に示す単量体組成、重合連鎖移動剤組成および
重合開始剤組成用いて重合を行った以外は、実施例1と
同様に乳化重合を行って、共重合体ラテックスを製造
し、実施例1と同様にして、これを用いて塗被組成物を
調製し、さらに、これを用いて印刷用塗被紙を調製し
た。
【0018】
【表2】
【0019】比較例6,7 実施例1と同様に乳化重合を行って共重合体ラテックス
を製造し、〔表4〕に示す共重合体ラテックス使用量で
塗被組成物を調製した以外は、実施例1と同様に塗被組
成物を調製し、さらに、これを用いて印刷用塗被紙を調
製した。実施例1〜8および比較例1〜7で調製した塗
被組成物をそれぞれ塗工量15.0±0.5g/m2
なるように、坪量64g/m2の上質紙の両面に塗工し
た後、120℃の熱風乾燥機で30秒間乾燥した。得ら
れた印刷用塗被紙を温度23℃,相対湿度60%にて一
昼夜放置し、その後、線圧100kg/cm,ロール温
度70℃にてスーパーキャレンダー処理を2回行った。
このようにして得られた印刷用塗被紙の物性を測定し
た。結果を〔表3〕および〔表4〕に示す。
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】なお、印刷用塗被紙の各物性は、以下の方
法で測定し評価した。 (1)トルエン不溶分(ゲル分) 得られた共重合体ラテックスをガラスモールドに流し、
厚さ0.3mmのフィルムを作成する。このフィルムを
2〜3mm角に切り、0.4gを精秤する。その試料を
トルエン100mlに浸漬し、30℃の振とう式恒温槽
で6時間振とうする。その後、100メッシュ金網でろ
過し、ろ液の固形分を求め、このゾル固形分よりゲル分
を算出する。 (2)接着強度(ドライピック) RIテスター(明製作所(株)製)を用いてタックN
o.10の墨インキで数回重ね刷りし、印刷面のピッキ
ングを肉眼で観察した。評価は5点相対評価法で行い、
数字の大きい方が接着強度に優れる。 (3)耐水性(ウェットピック) RIテスターを用い、モルトンロールでテストピース表
面に給水し、直後にタックNo.12の紅インキで印刷
を行い、印刷面のピッキングを肉眼で観察した。評価は
5点相対評価法で行い、数字の大きい方が耐水性に優れ
る。 (4)インク着肉性 耐水性試験と同様の方法により測定するが、耐水性測定
の場合よりも、タック値の低いインキを使用し、ピッキ
ングを起こさせないように印刷し、インキ転移の状態を
肉眼で観察した。評価は5点相対評価法で行い、数字の
大きい方がインク着肉性に優れる。 (5)剛度 クラーク式紙剛度試験機を用い、JIS P−8143
に準拠して測定した。数値の大きい方が剛度に優れる。
実施例および比較例から、本発明による共重合体ラテッ
クスをバインダーとする塗被組成物を用いて得られる印
刷用塗被紙は、接着強度、耐水性、インク着肉性および
剛度のいずれの物性においてもバランスよく優れている
ことが明らかである。
【0023】
【発明の効果】本発明の製造方法によって得られる共重
合体ラテックスは、これを紙塗被組成物のバインダーと
して使用した場合、塗被層の接着強度、耐水性、インク
着肉性および印刷用塗被紙の剛度などの諸特性にバラン
スよく優れた機能を発揮するほか、カーペット・バッキ
ング剤やその他種々の接着剤などにも好適に用いること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪股 哲哉 鳥取県米子市吉岡373 新王子製紙株式会 社米子工場内 (72)発明者 鈴木 重夫 兵庫県川西市大和東1丁目15番11号 (72)発明者 阿部 進 大阪府高槻市大和1丁目14番12号 (72)発明者 瀬尾 知隆 大阪府豊中市曽根東町1丁目3番8号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)共役ジエン系単量体20〜50重量
    %、(2)(2−1)エチレン系不飽和ジカルボン酸を
    0.1〜5重量%、(2−2)メタクリル酸を0.1〜
    4重量%および(2−3)アクリル酸を0.1〜6重量
    %含むエチレン系不飽和カルボン酸単量体0.5〜12
    重量%、(3)エチレン系不飽和カルボン酸アミド単量
    体0.2〜5重量%および(4)(2)および(3)以
    外のエチレン系不飽和単量体33〜79.3重量%を含
    む単量体混合物を3分割仕込みで乳化重合するにあた
    り、1段目の仕込段において、(2−1)の全量および
    (3)の全量を含む前記単量体混合物の全量の5〜25
    重量%を重合反応器内に一括添加して乳化重合させ、2
    段目の仕込段において、(2−2)の全量を含む前記単
    量体混合物の全量の45〜90重量%を重合反応器内に
    連続添加して1段目の重合粒子の周りに重合させ、更に
    3段目の仕込段において、(2−3)の全量を含む前記
    単量体混合物の全量の5〜35重量%を重合反応器内に
    連続添加して2段目の重合粒子の周りに重合させる共重
    合体ラテックスの製造方法。
  2. 【請求項2】共重合体ラテックスが60〜95重量%の
    ゲル分を有するものである請求項1記載の共重合体ラテ
    ックスの製造方法。
  3. 【請求項3】原紙上に、顔料と接着剤を主成分とする塗
    被組成物を塗工・乾燥してなる印刷用塗被紙において、
    該接着剤として請求項1記載の製造方法により製造され
    た共重合体ラテックスを顔料100重量部に対し3〜3
    0重量%を配合した印刷用塗被紙。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11350386A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Mitsui Chem Inc 共重合体ラテックスおよびキャストコート紙用塗料組成物
JP2009007590A (ja) * 2001-07-24 2009-01-15 General Electric Co <Ge> 改良重合法
JP2010084071A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Asahi Kasei Chemicals Corp 共重合体ラテックス、紙塗工用組成物及び印刷用塗工紙
JP2015042728A (ja) * 2013-07-24 2015-03-05 日本エイアンドエル株式会社 共重合体ラテックス
CN116462633A (zh) * 2023-03-21 2023-07-21 万华化学(宁波)有限公司 一种改性开口剂及其制备方法和一种易印刷改性生物降解材料及其制备方法

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