JPH10178149A - リードフレーム部材とその製造方法 - Google Patents

リードフレーム部材とその製造方法

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JPH10178149A
JPH10178149A JP8352571A JP35257196A JPH10178149A JP H10178149 A JPH10178149 A JP H10178149A JP 8352571 A JP8352571 A JP 8352571A JP 35257196 A JP35257196 A JP 35257196A JP H10178149 A JPH10178149 A JP H10178149A
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lead frame
lead
inner lead
fixing
frame member
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JP8352571A
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Shiyuubou Taya
周望 田谷
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W74/00Encapsulations, e.g. protective coatings
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W90/00Package configurations
    • H10W90/701Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
    • H10W90/751Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
    • H10W90/756Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked lead frame, conducting package substrate or heat sink

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン印刷法、ディスペンス法により直
接インナーリード固定用の樹脂層を形成する場合の問題
を解決できる、リードフレームとインナーリード固定部
とからなるリードフレーム部材を提供する。同時に、そ
のようなリードフレーム部材の製造方法を提供する。 【解決手段】 インナーリードの一方の面全面をリード
フレーム素材面とし、インナーリード先端には素材の板
厚よりも薄肉の薄肉部を形成しており、前記複数のイン
ナーリード固定部は、それぞれ、絶縁性樹脂からなり、
全インナーリードを橋かけ跨ぐようにして固定し、且
つ、タブ吊りバーまで連なり、タブ吊りバーにて支持さ
れるもので、略ダイパッドを囲む形状に設けられてお
り、少なくとも第一のインナーリード固定部は、薄肉部
のリードフレーム素材面より凹んだ面側を、インナーリ
ード間を橋かけ跨ぐように設けられ、第二のインナーリ
ード固定部は、インナーリードのリードフレーム素材と
同じ厚さの箇所において、インナーリード間を橋かけ跨
ぐように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,樹脂封止型半導体
装置の組立部材であるリードフレーム部材に関するもの
で、特に、微細なインナーリードピッチを有する半導体
装置用リードフレーム部材とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、電子機器の高性能
化と軽薄短小の傾向からLSIはASICに代表される
ように、ますます高集積化、高機能化の一途をたどって
きている。多端子IC、特にゲートアレイやスタンダー
ドセルに代表されるASICあるいは、マイコン、DS
P(Digital Signal Processo
r)等をコストパーフォーマンス高くユーザに提供する
パッケージとしてリードフレームを用いたプラスチック
QFP(Quad Flat Package)が主流
となり、現在では300ピンを超えるものまで実用化に
至ってきている。
【0003】QFPは、パッケージの4方向に外部回路
と電気的に接続するためのアウターリードを設けた構造
で多端子化に対応できるものとして開発されてきたが、
一般には図6(a)に示すリードフレーム630とイン
ナーリードの固定用テープ640からなるリードフレー
ム部材620を用いており、図6(b)に示すように、
ダイパッド631上に半導体素子610を搭載し、銀め
っき等の表面処理がなされたインナーリード632先端
部と半導体素子610の端子611とをワイヤ612に
て結線し、封止用樹脂613で全体を封止し、さらに、
ダムバー部634をカットし、アウターリード633を
ガルウイング状に成形している。 尚、図6(a)
(ロ)は、図6(a)(イ)のF1−F2における断面
の一部を拡大して示している。ここで用いられる単層リ
ードフレーム630は、通常、42合金(42%ニッケ
ル−鉄合金)あるいは銅合金などの電気伝導率が高く,
且つ機械的強度が大きい金属材を素材とし、フォトエッ
チング法かあるいはスタンピング法により、外形加工さ
れていた。
【0004】そして、多端子の樹脂封止型半導体装置
(プラスチック封止型パッケージ)に用いられる図6
(a)に示すリードフレーム部材の作製は、図7に示す
工程で行われていた。以下、簡単に図7に示す工程を説
明しておく。先ず、薄い金属板からなるリードフレーム
素材をエッチングないしスタンピングにより外形加工す
る。(図7(a)) インナーリード632の先端に延設し、インナーリード
632同志を連結する連結部638を設けた状態にして
外形加工は行われる。連結部638は、半導体装置作製
の際には不要で、後述する工程にて除去される。この場
合にダイパッド631とも連結している。次いで、銀め
っき等の貴金属めっき650をインナーリード632先
端部に施す。(図7(b)) 尚、必要な場合は、ダイパッド631にも貴金属めっき
を施す。インナーリード632先端部の貴金属めっき6
50はワイヤボンディングのためのもので、ダイパッド
631の貴金属めっきはダイボンディングのためのもの
である。次に、インナーリードの固定用テープ640を
インナーリード632を跨ぐようにして貼り付けた後、
熱圧着によりインナーリード632に貼り付ける。(図
7(c)) インナーリード632の固定用テープ640は、接着剤
付きポリイミドテープが一般には用いられるが、インナ
ーリード632に貼り付ける前に金型にて所定の形状に
加工した後、熱圧着によりインナーリード632に貼り
付けられる。次いで、インナーリード632に延設さ
れ、インナーリード632同志を連結する連結部638
をプレスにて除去する。(図7(d)) この後、必要に応じ、ダイパッド631をダウンセット
加工する。(図7(e)) 尚、多端子を必要としない樹脂封止型半導体装置に用い
られるリードフレーム部材の場合は、上記連結部638
を設けないで、インナーリード固定用テープ640を貼
りつける場合もある。この場合は、図7に示す工程にお
いて図7(d)の工程を必要としない。
【0005】しかし、半導体装置のさらなる多端子化の
要求は強く、リードフレームの外形加工にますます微細
化が求められるようになってきた。そして、図6(a)
に示すリードフレーム部材620におけるリードフレー
ム素材の薄板化による微細化加工では、リード強度や実
装の際の必要な強度からくる制限があり、もはや限界を
超えるものとなってきた。この為、インナーリード先端
部のみをリードフレーム素材より薄肉化し、一層の微細
化加工を可能とし、リードおよびリードフレーム全体の
強度を確保したリードフレームが開発されるようになっ
てきた。
【0006】ここで、インナーリード先端部のみをリー
ドフレーム素材より薄肉化したリードフレームの外形加
工方法を分かり易く説明するため、リードフレーム素材
から一部を薄肉状に形成する1例を図5に挙げる。図5
は、インナーリード先端部を薄肉状に形成するインナー
リード先端部の各工程の断面図である。尚、リードフレ
ーム素材の厚さのままで外形加工する箇所については、
リードフレーム素材の両面にほぼ同じ形状、サイズのレ
ジストパターンを形成してエッチングを行う。図5中、
510はリードフレーム素材、510Aは薄肉部、52
0A、520Bはレジストパターン、530は第一の開
口部、540は第二の開口部、550は第一の凹部、5
60は第二の凹部、570は平坦状面、580はエッチ
ング抵抗層(充填材層)である。先ず、銅合金からな
り、厚さが0.15mmの帯び状板からなるリードフレ
ーム素材の両面を洗浄、脱脂処理等を行った後に、重ク
ロム酸カリウムを感光剤としたカゼイン水溶液の混合液
からなるレジストを両面に塗布し、レジストを乾燥後、
所定のパターン版を用いてリードフレーム素材の両面の
レジストの所定領域をそれぞれ露光し、現像処理を行
い、所定形状の第一の開口部530、第二の開口部54
0をもつレジストパターン520A、520Bを形成し
た。(図5(a)) 第一の開口部530は、後のエッチング加工においてリ
ードフレーム素材510をこの開口部からベタ状にリー
ドフレーム素材510よりも薄肉に腐蝕するためのもの
で、レジストの第二の開口部540は、インナーリード
先端部の形状を形成するためのものである。次いで、液
温50°C、比重46ボーメの塩化第二鉄溶液を用い
て、スプレー圧3.0kg/cm2 にて、レジストパタ
ーンが形成されたリードフレーム素材510の両面をエ
ッチングし、ベタ状(平坦状)に腐蝕された第一の凹部
550の深さhがリードフレーム部材の約2/3程度に
達した時点でエッチングを止めた。(図5(b)) 第1回目のエッチングにおいてリードフレーム素材51
0の両面から同時にエッチングする理由は、両面からエ
ッチングすることにより、後述する第2回目のエッチン
グ時間を短縮するためで、レジストパターン520B側
からのみの片面エッチングの場合と比べ、第1回目エッ
チングと第2回目エッチングのトータル時間が短縮され
る。
【0007】次いで、第一の開口部530側の腐蝕され
た第一の凹部550にエッチング抵抗層580としての
耐エッチング性のあるホットメルト型ワックス(ザ・イ
ンクテック社製の酸ワックス、型番MR−WB6)を、
ダイコータを用いて、塗布し、ベタ状(平坦状)に腐蝕
された第一の凹部550に埋め込んだ。レジストパター
ン520B上も該エッチング抵抗層580に塗布された
状態とした。(図5(c)) エッチング抵抗層580を、レジストパターン520B
上全面に塗布する必要はないが、第一の凹部550を含
む一部にのみ塗布することは難しい為に、図5(c)に
示すように、第一の凹部550とともに、第一の開口部
530側全面にエッチング抵抗層580を塗布した。本
実施例で使用したエッチング抵抗層580は、アルカリ
溶解型のワックスであるが、基本的にエッチング液に耐
性があり、エッチング時にある程度の柔軟性のあるもの
が好ましく、特に上記ワックスに限定されず、UV硬化
型のものでも良い。このようにエッチング抵抗層580
をインナーリード先端部の形状を形成するためのパター
ンが形成された面側の腐蝕された第一の凹部550に埋
め込むことにより、後工程でのエッチング時に第一の凹
部550が腐蝕されて大きくならないようにしていると
ともに、高精細なエッチング加工に対しての機械的な強
度補強をしており、スプレー圧を高く(3.0kg/c
2 )することができ、これによりエッチングが深さ方
向に進行し易すくなる。この後、第2回目エッチングを
行い、ベタ状(平坦状)に腐蝕された第一の凹部550
形成面とは反対側の凹部560側からリードフレーム素
材510をエッチングし、貫通させ、インナーリード先
端薄肉部を形成した。(図5(d))第1回目のエッチ
ング加工にて作製された、リードフレーム面に平行なエ
ッチング形成面は平坦であるが、この面を挟む2面はイ
ンナーリード側にへこんだ凹状である。次いで、洗浄、
エッチング抵抗層580の除去、レジスト膜(レジスト
パターン520A、520B)の除去を行い、インナー
リード先端薄肉部が微細加工されたリードフレームを得
た。(図5(e)) エッチング抵抗層580とレジスト膜(レジストパター
ン520A、520B)の除去は水酸化ナトリウム水溶
液により溶解除去した。
【0008】尚、上記のように、エッチングを2段階に
わけて行うエッチング加工方法を、一般には2段エッチ
ング加工方法と言っており、特に、精度的に優れた加工
方法である。図5に示す、リードフレームの製造におい
ては、2段エッチング加工方法と、パターン形状を工夫
することにより部分的にリードフレーム素材を薄くしな
がら外形加工する方法とが伴行して採られている。尚、
リードフレームのインナーリード先端を薄肉に形成する
方法は、上記エッチング加工方法に限定されるものでは
ない。
【0009】上記の方法によるインナーリード先端薄肉
部の微細化加工は、第二の凹部860の形状と、最終的
に得られるインナーリード先端部の厚さtに左右される
もので、例えば、板厚tを50μmまで薄くすると、図
5(e)に示す、平坦幅W1を100μmとして、イン
ナーリード先端部ピッチpが0.15mmまで微細加工
可能となる。板厚tを30μm程度まで薄くし、平坦幅
W1を70μm程度とすると、インナーリード先端部ピ
ッチpが0.12mm程度まで微細加工ができるが、板
厚t、平坦幅W1のとり方次第ではインナーリード先端
部ピッチpは更に狭いピッチまで作製が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
してインナーリード先端部のみを薄肉に形成したリード
フレームにおいては、前述のインナーリード固定用テー
プを用いた場合、薄肉部とリードフレーム素材の厚さの
部分とで段差があるため、段差部においては、固定用テ
ープの均一な貼り付けが難しく、場合によっては貼り付
けができないという問題があった。固定用テープの均一
な貼り付けができてない場合には、ワイヤボンディング
時におけるクランプが安定してできない。また、別に、
固定用テープのベースに用いられるポリイミドフィルム
は高価な上、その外形加工には金型を用いる必要がある
ため、少量生産品に対しては、コスト高となり、納期も
かかるという問題があり、その対応が求められていた。
【0011】また、固定用テープを用いずに、リードフ
レームに直接スクリーン印刷によりインナーリード固定
用の樹脂層を形成する方法も知られている。このスクリ
ーン印刷による方法では、塗布量が少ない場合にはリー
ド上面にのみ樹脂が選択的に塗布され、リード間の橋渡
し構造が形成できず、塗布量が多い場合には、リードな
らびにステージ上まで樹脂が塗布されるため樹脂の清掃
を行う必要があり、塗布量を適切に設定できた場合にお
いても印刷用の比較的低粘度に設定され、硬化反応時に
リード間の橋渡し部に位置する樹脂がリード間に落ち込
み、且つリード上の樹脂の表面が曲面になってしまい、
ボンディング時のクランプが不十分となる場合が生じる
という問題がある。そしてまた、固定用テープを用いず
に、ディスペンス法により直接インナーリード固定用の
樹脂層を形成する方法も知られているが、この方法も、
基本的には、スクリーン印刷法と同じ問題を抱えてい
る。これら、スクリーン印刷法、ディスペンス法により
インナーリード固定用の樹脂層を形成した場合には、リ
ード上の樹脂の表面を平面形状としワイヤボンディング
時のクランプを十分なものとする為、樹脂の本硬化前
に、即ち半硬化の状態で熱圧着により樹脂を押し潰し、
表面の高さを揃えることが行われているが、押し潰し時
に樹脂のリード上面への滲みが生じ樹脂層形状精度を悪
くしている。更にディスペンス法では、ディスペンス開
始点と終了点において、塗布量が多くなる為、適用でき
るリードは、タブ吊りバーを開始点、終了点とするよう
な一定の制約があり、タブ吊りバーの幅広化が必要等、
適用できるリードの形状に制限がある。このように、固
定用テープを用いずに、スクリーン印刷法、ディスペン
ス法により直接インナーリード固定用の樹脂層を形成す
る場合にも種々問題があり、その対応が求められてい
た。本発明は、このような状況のもと、固定用テープを
用いた場合の問題や、固定用テープを用いずに、スクリ
ーン印刷法、ディスペンス法により直接インナーリード
固定用の樹脂層を形成する場合の問題を解決できる、リ
ードフレームとインナーリード固定部とを有するリード
フレーム部材を提供しようとするものである。同時に、
該リードフレーム部材の製造方法を提供しようとするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
部材は、樹脂封止型半導体装置に用いられる、リードフ
レームと複数のインナーリード固定部とを有するリード
フレーム部材であって、リードフレームは、ダイパッド
を設けたもので、インナーリードの一方の面全面をリー
ドフレーム素材面とし、インナーリード先端には素材の
板厚よりも薄肉の薄肉部を形成しており、前記複数のイ
ンナーリード固定部は、それぞれ、絶縁性樹脂からな
り、全インナーリードを橋かけ跨ぐようにして固定し、
且つ、タブ吊りバーまで連なり、タブ吊りバーにて支持
されるもので、略ダイパッドを囲む形状に設けられてお
り、少なくとも第一のインナーリード固定部は、薄肉部
のリードフレーム素材面より凹んだ面側を、インナーリ
ード間を橋かけ跨ぐように設けられ、第二のインナーリ
ード固定部は、インナーリードのリードフレーム素材と
同じ厚さの箇所において、インナーリード間を橋かけ跨
ぐように設けられていることを特徴とするものである。
そして、上記の第一のインナーリード固定部は、インナ
ーリードの薄肉部のリードフレーム素材面より凹んだ面
側の先端箇所において設けられていることを特徴とする
ものである。そしてまた、上記のインナーリード固定部
は単層の絶縁性樹脂からなることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明のリードフレーム部材の製造
方法は、本発明のリードフレーム部材の製造方法であっ
て、(A)インナーリード先端に一体的に連結し、且つ
インナーリード同志を連結する連結部を設けた状態でリ
ードフレームを外形加工する工程と、(B)インナーリ
ード固定部を作成するための絶縁性の樹脂部を、半硬化
状態で所定形状に形成する工程と、(C)半硬化状態で
所定形状に形成された絶縁性の樹脂部を、リードフレー
ムの所定の位置に熱圧着にて固定する絶縁性の樹脂部固
定工程と、(D)樹脂部固定工程にて固定された絶縁性
の樹脂部を、加熱手段およびまたは紫外線照射手段によ
りキュアするキュア工程と、(E)キュア工程後、リー
ドフレームの連結部を除去する工程とを有することを特
徴とするものである。そして、上記における絶縁性の樹
脂部固定工程が、複数の絶縁性の樹脂部を、全て、同時
に熱圧着にて固定するものであることを特徴とするもの
である。
【0014】尚、ここでは、リードフレーム素材の厚さ
とは、エッチング加工等によりリードフレームを作成す
る場合の元厚で、エッチングが入らない箇所における厚
さを言い、図5に示すエッチング加工においては、図5
(e)に示すt0 の厚さを言う。また、インナーリード
先端とは、インナーリードのダイパッド側の先端部を言
っている。
【0015】
【作用】本発明のリードフレーム部材は、このような構
成にすることにより、固定用テープを用いた場合の問題
や、固定用テープを用いずに、スクリーン印刷法、ディ
スペンス法により直接インナーリード固定用の樹脂層を
形成する場合の問題を解決できる、リードフレームとイ
ンナーリード固定部とからなるリードフレーム部材の提
供を可能としている。この結果、リードフレーム部材を
用いた樹脂封止型半導体装置の一層の多端子化を可能と
している。具体的には、リードフレームは、ダイパッド
を設けたもので、インナーリードの一方の面全面をリー
ドフレーム素材面とし、インナーリード先端には素材の
板厚よりも薄肉の薄肉部を形成しており、前記複数のイ
ンナーリード固定部は、それぞれ、絶縁性樹脂からな
り、全インナーリードを橋かけ跨ぐようにして固定し、
且つ、タブ吊りバーまで連なり、タブ吊りバーにて支持
されるもので、略ダイパッドを囲む形状に設けられてお
り、少なくとも第一のインナーリード固定部は、薄肉部
のリードフレーム素材面より凹んだ面側を、インナーリ
ード間を橋かけ跨ぐように設けられ、第二のインナーリ
ード固定部は、インナーリードのリードフレーム素材と
同じ厚さの箇所において、インナーリード間を橋かけ跨
ぐように設けられていることにより、これを達成してい
る。即ち、リードフレームのインナーリード先端を薄肉
に形成していることにより、インナーリード先端での細
加工を可能とし、少なくとも、第一のインナーリード固
定部と第2のインナーリード固定部とを備えていること
により、インナーリードの固定を強固なものとしてい
る。特に、第一のインナーリード固定部が、インナーリ
ードの薄肉領域のダイパッド側の先端部において設けら
れていることにより、ワイヤボンディングにおけるクラ
ンプを一層安定的にできるものとしている。また、イン
ナーリード固定部を単層の絶縁性樹脂から形成すること
により、処理性の良いものとしている。
【0016】本発明のリードフレーム部材の製造方法
は、このような構成にすることにより、リードフレーム
部材を用いた樹脂封止型半導体装置の一層の多端子化を
可能としている。特に、絶縁性の樹脂部固定工程が、該
複数の絶縁性の樹脂部を、全て、同時に熱圧着にて固定
するものであることにより、1組みの金型で、一度に、
全ての複数の絶縁性の樹脂部を同時に作成することを可
能としている。
【0017】
【実施例】本発明のリードフレーム部材の実施例を挙
げ、図を用いて説明する。先ず、実施例1を挙げる。図
1(a)は実施例1のリードフレーム部材の平面図、図
1(b)はインナーリード部における断面図で、図1
(a)のA1−A2における断面の一部を示したもの
で、図1(c)(イ)は、図1(b)のA3−A4にお
ける断面を示したもので、図1(c)(ロ)は、図1
(b)のA5−A6における断面を示したものである。
また、図2(a)は、図1に示すリードフレーム部材の
タブ吊りバーを含むコーナー部を拡大した平面図で、図
2(b)は、図2(a)のB1−B2における断面の一
部を示した図で、図2(c)は、タブ吊りリード付近で
のインナーリード固定部の状態の一部を示した斜視図で
ある。図1中、100はリードフレーム部材、110は
リードフレーム、111はダイパッド、112はインナ
ーリード、112Aは薄肉部、112Bは厚肉部、11
2Cは切断面、112Eはエッチング面、112Sはリ
ードフレーム素材面、113はアウターリード、114
はダムバー、115はタブ吊りバー、116はフレーム
部、120は第一のインナーリード固定部、120Cは
切断面、125は第二のインナーリード固定部、150
は銀めっきである。本実施例のリードフレーム部材10
0は、リードフレーム110と、インナーリードを固定
するための第一のインナーリード固定部120、第二の
インナーリード固定部125とを有する、樹脂封止型半
導体装置用のリードフレーム部材であり、インナーリー
ドの固定を強固なものとしている。特に、第一のインナ
ーリード固定部120をインナーリード先端に設けてい
ることにより、ワイヤボンディング時におけるクランプ
を安定的にできるものとしている。そして、リードフレ
ーム110は、ダイパッド111を設けたもので、一方
の面全面をリードフレーム素材面とし、インナーリード
112の先端は素材の板厚よりも薄肉に形成されてお
り、インナーリードの微細化に対応できる構造である。
以下、本実施例リードフレーム部材100の各部を説明
する。
【0018】リードフレーム110は0.15mm厚の
銅材を素材としたもので、アウターリードピッチは0.
4mmのもので、リードフレーム部材100は、パッケ
ージサイズ28mm角のQFP(Quad Flat
Package)に適用されるものである。リードフレ
ーム110は、図4に示すエッチング加工にて外形加工
されたもので、インナーリード111の先端部は、リー
ドフレーム素材の板厚よりも薄肉に形成された薄肉部1
12Aを設けており、一面をエッチング面112Eと
し、他面をリードフレーム素材面112Sとしている。
インナーリード111の先端部のみが50μm厚と薄肉
で、それ以外はリードフレーム素材の厚さ0.15mm
である。
【0019】また、第一のインナーリード固定部120
と第二のインナーリード固定部125は、ともにエポキ
シ樹脂を主成分とする熱硬化型の絶縁性樹脂からなり、
それぞれ、全インナーリードを橋かけ跨ぐようにして固
定し、タブ吊りバー115まで連なり、タブ吊りバー1
15にて支持されており、略ダイパッドを囲む形状に設
けられている。第一のインナーリード固定部120は、
リードフレーム110の薄肉部形成面側において、イン
ナーリードの薄肉領域のダイパッド111側の先端部
を、インナーリード112間を橋かけ跨ぐように設けら
れ、第二のインナーリード固定部125は、インナーリ
ード112のリードフレーム素材と同じ厚さの箇所にお
いて、インナーリード112間を橋かけ跨ぐように設け
られている。図1(c)に示すように、インナーリード
固定部120に、インナーリード112の一部を埋め込
んだ状態でインナーリード同志を互いに固定している。
尚、インナーリード112のインナーリード固定部12
0への埋め込み量については、インナーリード同志を互
いに固定できる程度で良いが、インナーリードの埋め込
み量のバラツキは少ない程良く、埋め込み量のバラツキ
は平均値に対し10%以内が好ましい。また、インナー
リード固定部120の厚さは本実施例では25μmとし
たが、好ましくは30μm以下で、厚さのバラツキは、
平均値の5%以内が好ましい。本実施例においては、銀
めっき150をインナーリード固定部120の下には設
けていないが、銀めっき部150上にインナーリード固
定部120を設けても良い。
【0020】本実施例のインナーリード先端面は、後述
する図3に示す製造方法にて作成されるため、切断面1
12Cで、インナーリード固定部120のダイパッド側
も切断面120Cとなり、両切断面は同一面を形成す
る。
【0021】次に、本発明のリードフレーム部材の実施
例2を挙げ、図3に基づいて説明する。図3(a)は実
施例2のリードフレーム部材の平面図、図3(b)はイ
ンナーリード部における断面図で、図3(a)のD1−
D2における断面の一部を示したもので、図3(c)
(イ)は、図1(b)のD3−D4における断面を示し
たもので、図3(c)(ロ)は、図1(b)のD5−D
6における断面を示したものである。図3中、300は
リードフレーム部材、310はリードフレーム、311
はダイパッド、312はインナーリード、312Aは薄
肉部、312Bは厚肉部、312Cは切断面、312E
はエッチング面、312Sはリードフレーム素材面、3
13はアウターリード、314はダムバー、315はタ
ブ吊りバー、316はフレーム部、320は第一のイン
ナーリード固定部、320Cは切断面、325は第二の
インナーリード固定部、350は銀めっきである。本実
施例のリードフレーム部材300は、実施例1のリード
フレーム部材において、第一のインナーリード固定部3
20、第二のインナーリード固定部325は、吊りバー
350において、分離した状態で、ダイパッド311を
囲むようにして形成されるものである。
【0022】上記実施例1、実施例2においてはリード
フレーム素材としては銅合金を用いたが、特にこれに限
定されない。42合金(42%ニッケル−鉄合金)等で
も良い。インナーリード固定部としてエポキシ系の熱硬
化型樹脂を用いたが、他には、熱硬化性のポリイミド樹
脂など耐熱性を有する有機材料が挙げられる。
【0023】次に、本発明のリードフレーム部材の製造
方法の実施例を挙げ、図4を用いて説明する。本実施例
の製造方法は、図1に示す実施例1のリードフレーム部
材の製造方法である。先ず、図5に示すエッチング加工
方法により、インナーリード112の先端をリードフレ
ーム素材の板厚よりも薄肉に形成した薄肉部112Aを
もつリードフレーム110を用意した。(図4(a)) エッチング加工により外形加工されたリードフレーム1
10のインナーリード112先端は延設された連結部1
18によりダイパッド111と一体的に連結している。
この連結部118は半導体装置作製の際には不要である
ので後述する工程にてプレスにて除去する。次に、イン
ナーリード112のワイヤボンディング領域に銀めっき
150を通常の部分めっき法により施した。(図4
(b)) 必要に応じてダイパッド111にもダイボンディング用
の銀めっき等の貴金属めっきを施す。
【0024】一方、リードフレーム110におけるイン
ナーリード固定部120に対応する形状に、インナーリ
ード固定部120を作成するためのエポキシ樹脂を主成
分とする熱硬化性絶縁樹脂160を、厚さ100μmの
PET(ポリエチレンテレフタレート)からなる樹脂フ
ィルム基板170上にスクリーン印刷により40μmの
厚さに塗布形成した後、樹脂フィルム基板170上に塗
布形成されたエポキシ樹脂を主成分とする熱硬化性絶縁
樹脂に対し、溶剤分を揮発させる揮発処理を行った。
(図4(c)) 尚、図4(c)(ロ)は図4(c)(イ)のE1−E2
における拡大断面図である。エポキシ樹脂の粘度は樹脂
にフィラーを添加して200000cpsに調整したも
のを用いたが、30000cps〜300000cps
の範囲が好ましい。溶剤としては、スクリーン上での樹
脂の粘度変化を防ぐ為に、沸点120°C以上のものを
用いることが好ましく、本実施例では、沸点206°C
のN−メチル−2ピロリドンを用いた。フィラーは半導
体パッケージ用の低イオン性不純物、低放射性物質含有
物を用いる。本実施例では、日本エアロジル社製R−2
00(平均粒径0.5μm)をを用いた。必要に応じて
3〜30重量%添加する。樹脂フィルム基板170とし
ては、スクリーン印刷する熱硬化性樹脂であるエポキシ
樹脂の溶剤に対しての耐溶剤性を持ち、耐熱性があり、
且つエポキシ樹脂に剥離性のあるものが適する。PET
の他にはPPS(ポリフェニレンサルファイド)、ポリ
プロピレン、PI(ポリイミド)、アラミド繊維、PE
(ポリエチレン)等が使用できる。樹脂フィルム基板1
70の板厚としては、12.5μm〜120μmが望ま
しく、材料費や機械的強度の面から30μm〜100μ
mが好ましい。エポキシ樹脂の樹脂フィルム基板170
への印刷に用いるスクリーン版は、耐溶剤性のある乳剤
(村上スクリーン社製MSP−2)40μm#150メ
ッシュスクリーンを用いた。揮発処理は、80°Cに加
熱して、30分間行った。揮発条件は80°C、20分
間でも良く、温度を上げるに従い時間は短くて済む。1
00°Cの場合は1分間で良い。しかし、温度が高い場
合は作業効率は良くなるが、気泡が発生し易くなるた
め、温度としては60°C〜120°Cが好ましい。8
0°Cの場合は10分間、100°Cの場合は2分間は
必要である。
【0025】次に、図4(b)に示す工程により得られ
た銀めっき後のリードフレームに対し、図4(c)に示
す工程で得られた揮発処理を行った樹脂フィルム基板1
70上に塗布形成されたエポキシ樹脂を主成分とする熱
硬化性絶縁樹脂160を、位置合わせしながら、リード
フレーム110のインナーリード112の薄肉部120
Aと厚肉部120Bに跨がる位置に治具180、181
を用いてリードフレームの両側から加熱圧着した。(図
4(d)) 圧着した熱硬化性絶縁樹脂160が平坦状になるよう
に、熱硬化性絶縁樹脂160をリードフレーム110と
挟む治具181のリードフレーム110側にリードフレ
ーム110の形状に合った突起181Aを設けている。
本実施例では、熱圧着条件は160°C、0.3秒間行
ったが、熱圧着条件は40〜260°C、圧着時間は温
度に対応するが0.1〜60秒程度が好ましい。
【0026】次に、樹脂フィルム基板170をリードフ
レーム110に熱硬化性絶縁樹脂160を付けたままの
状態でリードフレーム110から剥離した後、130°
C、3分間熱硬化性絶縁樹脂160を加熱して硬化させ
る硬化処理を行った。(図4(e))
【0027】この後、半導体装置作製の際には不要であ
る連結部118をプレスにて除去し、図1に示す実施例
1のリードフレーム部材100を作製した。(図4
(f))さらに、必要に応じて、ダイパッド111のダ
ウンセット加工を行う。
【0028】尚、図4に示す本実施例のリードフレーム
部材の製造方法においては、スクリーン印刷による熱硬
化性絶縁樹脂の塗布形成に替え、タコ印刷、ディスペン
ス法等を用いても良い。また、図4に示す本実施例のリ
ードフレーム部材の製造方法においては、樹脂フィルム
基板170をリードフレーム110から剥離した後に、
熱硬化性絶縁樹脂160を硬化させる硬化処理を行って
いるが、熱硬化性絶縁樹脂160を硬化させる硬化処理
を行った後に、樹脂フィルム基板170をリードフレー
ム110から剥離しても良い。
【0029】本発明のリードフレーム部材の製造方法と
しては、上記実施例のリードフレーム部材の製造方法に
限定はされない。例えば、ワニス状の溶剤を含有しない
無溶剤型熱硬化性樹脂を、該熱硬化性樹脂に対して剥離
性を有するフィルム上に所定形状に形成した後、室温放
置、加熱ないし減圧により、熱硬化性樹脂の粘度を増加
させる粘度増加処理を行い、図4(e)の工程と同じよ
うに治具を用い、熱圧着により、熱硬化性樹脂をリード
フレームのインナーリードの所定部分に貼り付け、フイ
ルムをリードフレームから剥離除去し、熱硬化性樹脂を
硬化させる熱処理を行っても良い。この方法において
も、熱硬化性絶縁樹脂を硬化させる硬化処理を行った後
に、樹脂フィルム基板をリードフレームから剥離しても
良い。
【0030】尚、図3に示す実施例2のリードフレーム
部材300の作製方法も基本的には、図4に示す、上記
実施例のリードフレーム部材の製造方法の工程で行われ
るが、図4(c)における熱硬化型絶縁性樹脂160の
形状が異なる。図3に示す実施例2のリードフレーム部
材300の作製には、図4(c)における熱硬化型絶縁
性樹脂160の形状を図3に示すように、タブ吊りバー
において、分離した形.に作製するが、このような形状
であるため、実施例1のリードフレーム部材の場合と異
なり、メタルマスクによる印刷法を採ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記のように、インナーリー
ド固定部として、高価で金型による切断加工が必要な固
定用テープを用いずに、スクリーン印刷法、ディスペン
ス法により直接インナーリード固定用の樹脂層を形成す
る場合の問題点を解決できる、リードフレームと複数の
インナーリード固定部とからなるリードフレーム部材の
提供を可能としている。同時に、本発明のリードフレー
ム部材の製造方法の提供を可能としている。結局、本発
明は、半導体素子の高集積化に伴う、樹脂封止型半導体
装置における多端子化に対応できる樹脂封止型半導体装
置の提供を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のリードフレーム部材の平面図および
要部断面図
【図2】実施例1のリードフレーム部材の部分拡大平面
【図3】実施例2のリードフレーム部材の平面図および
要部断面図
【図4】実施例1のリードフレーム部材の製造工程図
【図5】実施例のリードフレーム部材に使用されるリー
ドフレームの製造工程図
【図6】従来のリードフレーム部材とそれを用いた樹脂
封止型半導体装置を説明するための図
【図7】従来のリードフレーム部材の製造工程図
【符号の説明】
100、300 リードフレーム部材 110、310 リードフレーム 111、311 ダイパッド(タブ) 112,312 インナーリード 112A、312A 薄肉部 112B、312B 厚肉部 112C、312C 切断面 112E、312E エッチング面 112S、312S リードフレーム素材面 113、313 アウターリード 114、314 ダムバー 115、315 タブ吊りリード 116、316 フレーム部 118 連結部 120、320 第一のインナーリード固定部 125、325 第二のインナーリード固定部 120C 切断面 150、350 銀めっき 160 熱硬化性絶縁樹脂 170 樹脂フィルム基板 180、181 治具 181A 突起部 510 リードフレーム素材 510A 410Aは薄肉部 520A、520B レジストパターン 530 第一の開口部 540 第二の開口部 550 第一の凹部 560 第二の凹部 570 平坦状面 580 エッチング抵抗層(充填材層) 600 半導体装置 610 半導体素子 611 半導体素子のパッド 612 ワイヤ 613 樹脂部 620 リードフレーム部材 630 リードフレーム 631 ダイパッド部 632 インナーリード部 633 アウターリード部 634 ダムバー 635 ダム吊りバー 636 フレーム(枠)部 638 連結部 640 固定用テープ 650 銀めっき

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂封止型半導体装置に用いられる、リ
    ードフレームと複数のインナーリード固定部とを有する
    リードフレーム部材であって、リードフレームは、ダイ
    パッドを設けたもので、インナーリードの一方の面全面
    をリードフレーム素材面とし、インナーリード先端には
    素材の板厚よりも薄肉の薄肉部を形成しており、前記複
    数のインナーリード固定部は、それぞれ、絶縁性樹脂か
    らなり、全インナーリードを橋かけ跨ぐようにして固定
    し、且つ、タブ吊りバーまで連なり、タブ吊りバーにて
    支持されるもので、略ダイパッドを囲む形状に設けられ
    ており、少なくとも第一のインナーリード固定部は、薄
    肉部のリードフレーム素材面より凹んだ面側を、インナ
    ーリード間を橋かけ跨ぐように設けられ、第二のインナ
    ーリード固定部は、インナーリードのリードフレーム素
    材と同じ厚さの箇所において、インナーリード間を橋か
    け跨ぐように設けられていることを特徴とするリードフ
    レーム部材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第一のインナーリード固
    定部は、インナーリードの薄肉部のリードフレーム素材
    面より凹んだ面側の先端箇所において設けられているこ
    とを特徴とするリードフレーム部材。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2記載のインナーリード
    固定部は単層の絶縁性樹脂からなることを特徴とするリ
    ードフレーム部材。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のリードフレーム
    部材の製造方法であって、(A)インナーリード先端に
    一体的に連結し、且つインナーリード同志を連結する連
    結部を設けた状態でリードフレームを外形加工する工程
    と、(B)インナーリード固定部を作成するための絶縁
    性の樹脂部を、半硬化状態で所定形状に形成する工程
    と、(C)半硬化状態で所定形状に形成された絶縁性の
    樹脂部を、リードフレームの所定の位置に熱圧着にて固
    定する絶縁性の樹脂部固定工程と、(D)樹脂部固定工
    程にて固定された絶縁性の樹脂部を、加熱手段およびま
    たは紫外線照射手段によりキュアするキュア工程と、
    (E)キュア工程後、リードフレームの連結部を除去す
    る工程とを有することを特徴とするリードフレーム部材
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の絶縁性の樹脂部固定工程が、
    複数の絶縁性の樹脂部を、全て、同時に熱圧着にて固定
    するものであることを特徴とするリードフレーム部材の
    製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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