JPH10180200A - 有機溶剤含有ガス処理装置 - Google Patents

有機溶剤含有ガス処理装置

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JPH10180200A
JPH10180200A JP8358735A JP35873596A JPH10180200A JP H10180200 A JPH10180200 A JP H10180200A JP 8358735 A JP8358735 A JP 8358735A JP 35873596 A JP35873596 A JP 35873596A JP H10180200 A JPH10180200 A JP H10180200A
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organic solvent
pressure
tank
valve
processing tank
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JP8358735A
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English (en)
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Minoru Uchida
内田  稔
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Chiyoda Corp
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Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Chiyoda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶剤で被処理物を洗浄処理し、その被処
理物に付着した有機溶剤を当該被処理物から除去する際
に、設備コストや運転コストを甚だしく増大させずに、
有機溶剤の放出量を大きく低減する。 【解決手段】 被処理物を有機溶剤で処理する処理槽1
と、処理槽1内を減圧して有機溶剤含有ガスを除去する
減圧手段P1と、処理槽1内を減圧する際に生じる有機
溶剤含有排ガスを蓄える蓄気手段2と、蓄気手段2に蓄
えられた有機溶剤含有排ガスを、処理槽1の復圧の際に
洗浄槽1に戻す復圧手段P2とから有機溶剤含有ガス処
理装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機溶剤で処理さ
れた被処理物に付着した有機溶剤を当該被処理物から除
去する際に使用する有機溶剤含有ガス処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車部品、電子部品、半導
体装置等を製造する際には、パークロロエチレンなどの
有機塩素系溶剤、炭化水素系溶剤、エタノールなどのア
ルコール系溶剤、フロン系溶剤等の有機溶剤を使用する
真空洗浄装置が広く利用されている。
【0003】図7に、従来の真空洗浄装置の一例の概略
図を示す。この装置は、被処理物(ワーク)を有機溶剤
で洗浄するための洗浄槽71と、洗浄槽71の内部を減
圧するための真空ポンプp1とを有する。
【0004】ここで、洗浄槽71は、ワークを搬入する
ための搬入用扉71aとワークを取り出すための取り出
し用扉71bとを有している。また、洗浄槽71は、そ
の内部を大気圧に復圧させるためのバルブv3で大気に
解放可能となっている。また、真空ポンプp1は二つの
ガスラインに接続しており、一方は、真空ポンプp1の
排気をバルブv1を経て大気に放出するものであり、他
方は排気をバルブv2を経て、冷媒として水を使用する
有機溶剤回収器72に導くものである。有機溶剤回収器
72は、回収した有機溶剤を収容するための有機溶剤貯
蔵タンク73に接続されている。有機溶剤貯蔵タンク7
3には、それに収容された有機溶剤を洗浄槽71に送る
ことができるように、洗浄ポンプp2が接続されてお
り、更にその洗浄ポンプp2には、有機溶剤で被処理物
を洗浄できるようにスプレーノズル74が接続されてい
る。
【0005】なお、洗浄槽71内にスプレーされた有機
溶剤は、回収ライン75を経て有機溶剤貯蔵タンク73
に回収されるようになっている。
【0006】次に、図7に示すような真空洗浄装置を用
いてワークを洗浄する操作〜を説明する。
【0007】 まず、洗浄槽71の搬入用扉71aを
開け、その中に洗浄対象物であるワークを搬入し、その
後で搬入用扉71aを閉じる。
【0008】 次に、バルブv2とv3とを閉めた状
態でバルブv1を開け、真空ポンプp1を起動させて、
洗浄槽71内の空気を排気ライン76を経て大気中に排
気して減圧状態とし、その状態でバルブv1を閉じ、真
空ポンプp1を停止する。
【0009】 次に、洗浄ポンプp2を起動させて、
有機溶剤貯蔵タンク73内の有機溶剤を洗浄槽71にま
で搬送し、スプレーノズル74から噴霧してワークを洗
浄する。下に垂れ落ちた有機溶剤は回収ライン75を経
て、有機溶剤貯蔵タンクに回収される。
【0010】 ワークの洗浄終了後に、洗浄ポンプp
2を停止し、続いてバルブv2を開けるとともに真空ポ
ンプp1を起動させる。これにより、洗浄槽71内を排
気して減圧する。それとともにワークに付着している有
機溶剤を蒸発させてワークを乾燥する。排気された有機
溶剤含有ガスは、有機溶剤回収器72で冷却水で冷却さ
れ、そこで有機溶剤が凝縮し、有機溶剤貯蔵タンク73
に回収される。一方、有機溶剤が回収された排ガスは排
気ライン76を経て大気に放出される。
【0011】 次に、バルブv3を開いて洗浄槽71
内に大気を導入して復圧する。
【0012】 最後に、洗浄槽71の取り出し用扉7
1bを開き、中からワークを取り出し、そして扉71b
を閉じる。
【0013】しかし、一般的に使用されている有機溶剤
は蒸気圧が高いために、冷却水で冷却しても十分に凝縮
させることができず、高濃度の有機溶剤蒸気が大気に排
出されるという問題がある。
【0014】そこで、有機溶剤回収器72の排気ライン
76に、圧縮深冷回収装置(典型的な回収条件:−35
℃,6kg/cm2(ゲージ圧))や活性炭吸着装置を
備えることが行われている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮深
冷回収装置を設けたとしても、塩化メチレン等の非常に
高い蒸気圧を有する有機溶剤を使用した場合には、大気
へ放出する排ガス中の有機溶剤濃度を6000ppm程
度にまでしか低減できず、排出規制値(50ppm)を
大きく上回ってしまうという問題がある。しかも、圧縮
深冷回収装置自体の設置コスト並びに運転コストが非常
に高く、有機溶剤の回収コストが非常に高くなるという
問題もある。
【0016】また、活性炭吸着装置の場合には、排気中
の有機溶剤濃度が高い場合には、活性炭再生頻度が高く
なり、また、活性炭の寿命も短くなるので、回収コスト
が非常に高くなるという問題がある。
【0017】また、1996年5月に大気汚染防止法が
改正され、その改正法において、特にトリクロロエチレ
ンとテトラクロロエチレンとは重点的に大気汚染の防止
を講ずるべき指定物質に指定され、1997年4月には
より厳しい排出規制が実施されることとなっている。こ
のため、これらの有機溶媒を使用する中小零細企業から
大企業に至るまで、それらの有機溶剤を含有する排ガス
の大気汚染対策を早急に講ずることが求められている。
【0018】本発明は、以上の従来の技術の問題を解決
しようとするものであり、真空洗浄装置等において、有
機溶剤で処理された被処理物に付着した有機溶剤を当該
被処理物から除去する際に、設備コストや運転コストを
甚だしく増大させずに、有機溶剤の放出量を大きく低減
できるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明者は、有機溶剤で
被処理物を洗浄処理する洗浄槽や有機溶剤で洗浄処理さ
れた被処理物を乾燥処理する乾燥槽等の処理槽の内部を
減圧してその中の有機溶媒を蒸発させ除去する際に、有
機溶剤を含有するガス(有機溶剤含有ガス)を大気中に
放出せずに、そのガスを加圧タンクなどの蓄気手段に蓄
積しておき、次に洗浄槽の復圧を行うときに、大気中か
らの空気を使用せずに、蓄えたガスを処理槽に戻すこと
により、実質的に有機溶剤含有ガスの放出量をゼロにす
ることが可能となることを見出し、本発明を完成させる
に至った。
【0020】即ち、本発明は、有機溶剤で処理された被
処理物を収容する処理槽と、処理槽内を減圧して有機溶
剤含有ガスを除去する減圧手段と、処理槽内から除去し
た有機溶剤含有ガスを蓄える蓄気手段と、蓄気手段から
該有機溶剤含有ガスを処理槽に戻して処理槽を復圧する
復圧手段とを有することを特徴とする有機溶剤含有ガス
処理装置を提供する。
【0021】なお、複数の被処理物の処理を連続的に行
う場合には、処理槽への搬入時及び取り出し時に処理槽
内の有機溶媒が外部へ露洩しないようにすることが必要
となるが、そのためには処理槽の被処理物搬入側に前室
と、被処理物取り出し側に後室とを設置することが好ま
しい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の有機溶剤含有ガス
処理装置について図面を参照しながら説明する。
【0023】図1は、本発明の有機溶剤含有ガス処理装
置の概略図である。この図の装置は、処理槽1と蓄気手
段としての蓄気室2を有する。処理槽1には、バルブV
1を介して減圧手段としてポンプP1が接続しており、
その排気側は蓄気室2に接続している。
【0024】また、蓄気室2にはバルブV2を介して復
圧手段としてポンプP2が接続しており、その排気側は
処理槽1に接続している。また、必要に応じて処理槽1
と蓄気室2との間をバルブV3を介して接続してもよ
い。ここで、バルブV3を設けることにより、処理槽1
と蓄気室2との間の内圧を、ポンプを使用することなく
均圧にすることができるので好ましい。
【0025】次に、図1に示した本発明の有機溶剤含有
ガス処理装置の原理的な操作手順{1a)〜1d)}を
説明する。
【0026】1a) まず、処理槽1の内部が常圧で、
蓄気室2の内部が減圧もしくは真空となるようにする。
【0027】1b) 次に、バルブV3を開いて、処理
槽1と蓄気室2との内部の圧力を均圧にする。
【0028】1c) ついで、バルブV3を閉じ、バル
ブV1を開き、ポンプP1を起動させて、処理槽1内を
排気して高真空状態とし、一方、排気したガスを蓄気室
2に溜める。排気し終わった時点で、バルブV1を閉じ
るとともにポンプP1を停止する。
【0029】1d) 次に、処理槽1を復圧する。この
場合、まずバルブV3を開いて、処理槽1と蓄気室2と
の内部の圧力を均圧にする。そして、バルブV3を閉
じ、バルブV2を開くとともにポンプP2を起動させ、
蓄気室2内に蓄えられたガスを処理槽1に戻す。これに
より、排ガスの大気への放出量を原理的にゼロにするこ
とができる。しかも、処理槽1や蓄気室2、バルブやポ
ンプなども広く一般に使用されているものを利用できる
ので、設備コストや運転コストも低く押さえることもで
きる。
【0030】なお、図1の態様の場合、操作開始時には
蓄気室2が真空状態としてあるが、蓄気室2の内圧を常
圧としてもよい。このような場合に使用する有機溶剤含
有ガス処理装置の一例を図2に示す。この図の装置は、
処理槽1と蓄気室2とを有する。処理槽1には、バルブ
V1を介してポンプP1が接続しており、その排気側は
蓄気室2に接続している。蓄気室2と処理槽1とはバル
ブV2を介して接続されている。このバルブV2は、処
理槽1に設けられた圧力スイッチPSにより、その開閉
が制御されている。
【0031】なお、図2の態様の場合、バルブV2と圧
力スイッチPSとが復圧手段として機能している。
【0032】次に、図2の有機溶剤含有ガス処理装置の
操作手順{2a)〜2c)}を説明する。
【0033】2a) まず、処理槽1と蓄気室2との内
部がそれぞれ常圧となるようにする。
【0034】2b) 次に、バルブV1を開き、ポンプ
P1を起動させて、処理槽1内を排気して高真空状態と
し、一方、排気したガスを蓄気室2に溜める。排気し終
わった時点で、バルブV1を閉じるとともにポンプP1
を停止する。このとき蓄気室2の内部は加圧状態とな
る。
【0035】2c) 処理槽1を復圧する場合には、ま
ずバルブV2を開いて、処理槽1内に蓄気室2に溜めら
れたガスを戻す。処理槽1の内部圧が所定の圧力となっ
た時点で圧力スイッチPSが起動しバルブV2が閉じら
れる。これにより、大気への排ガスの放出量を原理的に
ゼロにすることができる。
【0036】なお、図1あるいは図2の態様の場合に
も、装置の操作中に空気が系内に漏れ込む場合も想定さ
れるので、少量の漏れ込みガスを大気中に放出する機構
を設けることが好ましい。このような機構の例として
は、図3に示すように、蓄気室2に活性炭吸着装置3を
介して排気ライン4を設け、更に活性炭吸着装置3と蓄
気室2との間に圧力調整弁PVを設けた場合を挙げるこ
とができる。このような機構においては、蓄気室2のガ
ス圧が所定圧力以上となったときに、自動的に圧力調整
弁PVが開いて、ガスを活性炭吸着装置3を経て大気中
に放出する。一般に、このような機構において放出する
ガスは非常に少量なので、活性炭吸着装置に対する負荷
も少なく、活性炭の再生頻度も小さくなり、運転コスト
も低く抑えることができる。
【0037】また、蓄気室2を加圧状態としない図1あ
るいは図3の態様の場合、ポンプを2台使用している
が、図4に示すようにバルブV1〜V4を組み合わせる
と、一つの真空ポンプP1のみでも運転することができ
る。この場合、ポンプP1とバルブV1〜V4とが復圧
手段としても機能している。
【0038】表1に、図4の有機溶剤含有ガス処理装置
の操作手順と処理槽1及び蓄気室2のそれぞれの内圧と
の関係を示す。表1において、○はバルブが開いている
状態を示し、又は真空ポンプが起動している状態を示し
ている。また×はバルブが閉じている場合を示し、又は
真空ポンプが停止している状態を示している。
【0039】
【表1】 バルブ ポンプ 圧力(kg/cm2) 手順 V1 V2 V3 V4 処理槽 蓄気室 初期状態 × × × × × 1.0 0.0 排気4a) × ○ ○ × × 0.5 0.5 4b) × ○ × ○ ○ 0.0 1.0 4c) × × × × × 0.0 1.0 復圧4d) × ○ ○ × × 0.5 0.5 4e) ○ × ○ × ○ 1.0 0.0 4f) × × × × × 1.0 0.0 表1に従って、図4の有機溶剤含有ガス処理装置の操作
手順{4a)〜4f)}を説明する。なお、ワークが入
った状態で処理槽1の内部が1.0kg/cm2で、蓄
気室2の内部がほぼ0.0kg/cm2となるようにし
ておく。
【0040】4a) まず、バルブV2とV3とを開い
て、処理槽1と蓄気室2との内部の圧力を共に0.5k
g/cm2にする。
【0041】4b) ついで、バルブV2を開いたまま
バルブV3を閉じ、バルブV4を開いてポンプP1を起
動させて、処理槽1内を排気し、排気したガスを蓄気室
2に溜める。これにより、処理槽1の内圧はほぼ0.0
kg/cm2となり、蓄気室2の内圧は1.0kg/c
2となる。
【0042】4c) 排気し終わった時点で、バルブV
2を閉じるとともにポンプP1を停止する。この時、バ
ルブV4も閉じる。この状態では、処理槽1の内圧はほ
ぼ0.0kg/cm2、蓄気室2の内圧は1.0kg/
cm2にそれぞれ維持されている。
【0043】4d) 次に、処理槽1を復圧する場合に
は、まずバルブV2とV3とを開いて、処理槽1と蓄気
室2との内部の圧力を共に0.5kg/cm2にする。
【0044】4e) 次に、バルブV2を閉じるととも
に、バルブV1を開き、ポンプP1を起動させる。その
結果、処理槽1の内部が1.0kg/cm2で、蓄気室
2の内部がほぼ0.0kg/cm2となる。
【0045】4f) 最後に、処理槽1の内部を1.0
kg/cm2、蓄気室2の内部をほぼ0.0kg/cm2
に維持しながら、すべてのバルブを閉じる。そして処理
槽1からワークを取り出し、新たな処理すべきワークを
搬入する。
【0046】以上説明したように、有機溶剤含有ガス処
理装置を図4に示すように構成すれば、1台の真空ポン
プで図1の装置と同様の処理を行うことができる。
【0047】なお、本発明において、外部で有機溶剤に
より洗浄等の処理を施された被処理物を処理槽1に搬入
してもよく、処理槽1内部で有機溶剤による洗浄等の処
理を施してもよい。
【0048】
【実施例】以下、本発明の有機溶剤含有ガス処理装置
を、スプレー洗浄型の真空洗浄装置に適用した具体的な
例を図5及び図6に示す。
【0049】ここで、図5は、縦型の真空洗浄槽(処理
槽)にワークが上方から搬入される例であり、図6はワ
ークが横型の真空洗浄槽の一側面から搬入され、他側面
から取り出される例を示している。
【0050】図5の真空洗浄装置は、上扉10aとスプ
レーノズル10bとを備えた真空洗浄槽10、蓄気室
2、活性炭吸着装置3、有機溶剤回収器5及び有機溶剤
貯蔵タンク6とを有する。また、真空洗浄槽10の上方
には、局所排気ファンPFに接続されているフードFが
配置されており、局所排気ファンPFからの排気は活性
炭吸着装置3に導かれるようになっている。更に、ポン
プP1〜P3、バルブV1〜V5、圧力調整弁PVも設
けられている。これらの構成要素の相互関係を、図5の
真空洗浄装置の操作手順を説明しながら明らかにする。
【0051】まず、蓄気室2の内部をほぼ真空状態にし
ておく。また、バルブや扉類は閉じた状態としておく。
【0052】5a) 真空洗浄槽10の上扉10aを開
け、ワークを真空洗浄槽10内にセットし、上扉10a
を閉じる。
【0053】5b) ポンプP2を起動し、スプレーノ
ズル10bから有機溶剤をスプレーしてワークを洗浄す
る。このとき、真空洗浄槽10の底部に溜まった有機溶
剤は、バルブV5を経て有機溶剤貯蔵タンク6に回収さ
れる。
【0054】5c) ポンプP2を停止し、バルブV5
を閉じ、そしてバルブV1とV4とを開け、ポンプP1
を起動させて、真空洗浄槽10を真空排気する。溶剤蒸
気は、有機溶剤回収器5で凝縮し、有機溶剤貯蔵タンク
6に回収される。有機溶剤が回収された排ガスは、非凝
縮性ガス(空気)と蒸気圧相当分の蒸気とを含み、これ
が蓄気室2に蓄えられる。ワークが乾燥した時点で、バ
ルブV1とV4とを閉じ、ポンプP1を停止する。
【0055】5d) バルブV2を開いて、真空洗浄槽
10と蓄気室2とを等圧にし、バルブV2を閉じる。
【0056】5e) そしてバルブV3を開き、ポンプ
P3を起動して、真空洗浄槽10を復圧する。
【0057】5f) 上扉10aを開き、ワークを取り
出し、次に処理すべきワークを真空洗浄槽10内にいれ
る。
【0058】なお、蓄気室2の内圧が所定圧以上となっ
た場合には、圧力調整弁PVが開き、余分の排ガスを活
性炭吸着装置3に導き、有機溶剤を活性炭に吸着させた
後に、排気ライン4から大気中に放出する。また、真空
洗浄槽10の上扉10aを開けたときに有機溶剤が漏れ
出す可能性がないとはいえず、そのために上扉10aを
開けたとき等に、局所排気ファンPFを起動してフード
の周辺の空気を吸引し、活性炭吸着装置に導くことが好
ましい。
【0059】図6の真空洗浄装置は、基本的には、図5
の真空洗浄装置に、更に真空洗浄槽10の搬入側に前室
11と被処理物取り出し側に後室12とが設置された例
であり、ワークの処理を自動ライン化する場合に適した
例である。以下に、その操作手順を説明する。
【0060】まず、真空洗浄槽10及び後室12の内部
をほぼ真空状態にしておく。また、バルブや扉類は閉じ
た状態としておく。蓄気室2には、有機溶剤含有ガスを
溜めておく。
【0061】(ワーク搬入) 6a) 先ず前室11の扉T1を開け、ワークを前室1
1に入れ、扉T1を閉じる。
【0062】6b) バルブV2を開いて、前室11と
後室12とを等圧にし、バルブV2を閉じる。バルブV
1を開き、ポンプP1を起動して、前室11を真空排気
する。排気は後室12に溜める。
【0063】6c) 扉T2を開き、ワークを前室11
から真空洗浄槽10に移し、扉T2を閉じる。
【0064】6d) バルブV2を開いて、前室11と
後室12とを等圧にし、バルブV2を閉じる。バルブV
3を開き、ポンプP2を起動させて後室12を真空排気
し、排気は前室11に溜める。この状態では、前室11
は常圧の空気で満たされており、後室12内及び真空洗
浄槽10内はほぼ真空であり、蓄気室2内は有機溶剤を
含有する常圧の空気で満たされている。
【0065】(洗浄) 6e) バルブ6を開き、蓄気室2と真空洗浄槽10と
を等圧にし、バルブV6を閉じる。バルブV7及びV8
を開き、ポンプP4を起動させ、蓄気室2を真空排気
し、排気は真空洗浄槽10に送り、真空洗浄槽10を復
圧させる。
【0066】6f) ポンプP5を起動し、スプレーノ
ズル10bから有機溶剤をスプレーしてワークを洗浄す
る。このとき、真空洗浄槽10の底部に溜まった有機溶
剤は、バルブV9を経て有機溶剤貯蔵タンク6に回収さ
れる。
【0067】(乾燥) 6g) ポンプP5を停止し、バルブV9を閉じ、そし
てバルブV4´とV5とを開けて、真空洗浄槽10と蓄
気室2とを等圧とする。バルブV4´を閉じ、バルブV
4を開き、そしてポンプP3を起動させて、真空洗浄槽
10を真空排気する。溶剤蒸気は、有機溶剤回収器5で
凝縮し、有機溶剤貯蔵タンク6に回収される。有機溶剤
が回収された排ガスは、非凝縮性ガス(空気)と蒸気圧
相当分の蒸気とを含み、これが蓄気室2に蓄えられる。
ワークが乾燥した時点で、バルブV4とV5とを閉じ、
ポンプP3を停止する。
【0068】(ワーク取り出し) 6h) 扉T3を開き、ワークを後室12に移動し、扉
T3を閉じる。
【0069】6i) バルブV2を開いて、前室11と
後室12とを等圧にし、バルブV2を閉じる。バルブV
1を開き、ポンプP1を起動して、前室11を真空排気
する。排気は後室12に溜める。
【0070】6j) 扉T4を開き、後室12からワー
クを取り出し、扉T4を閉じる。
【0071】6k) バルブV2を開いて、前室11と
後室12とを等圧にし、バルブV2を閉じる。バルブV
3を開き、ポンプP2を起動させて後室12を真空排気
し、排気は前室11に溜める。この状態では、前室11
には常圧の空気で満たされており、後室12内及び真空
洗浄槽10内はほぼ真空であり、蓄気室2内は有機溶剤
を含有する常圧の空気で満たされている。
【0072】なお、蓄気室2の内圧が所定圧以上となっ
た場合には、圧力調整弁PVが開き、余分の排ガスを活
性炭吸着装置3に導き、有機溶剤を活性炭に吸着させた
後に、排気ライン4から大気中に放出する。
【0073】以上、本発明の有機溶剤含有ガス処理装置
を、有機溶剤スプレー式真空洗浄装置に適用した例を具
体的に説明したが、有機溶剤蒸気洗浄タイプの真空洗浄
装置にも適用可能である。また、有機溶剤を除去あるい
は乾燥する工程を含む種々の装置にも適用可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明の有機溶剤含有ガス処理装置によ
れば、有機溶剤で処理された被処理物に付着した有機溶
剤を当該被処理物から除去する際に、設備コストや運転
コストを著しく増大させずに、有機溶剤の放出量を大き
く低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機溶剤含有ガス処理装置の概略図で
ある。
【図2】本発明の有機溶剤含有ガス処理装置の概略図で
ある。
【図3】本発明の有機溶剤含有ガス処理装置の概略図で
ある。
【図4】本発明の有機溶剤含有ガス処理装置の概略図で
ある。
【図5】本発明の有機溶剤含有ガス処理装置装置を適用
した真空洗浄装置の概略図である。
【図6】本発明の有機溶剤含有ガス処理装置装置を適用
した真空洗浄装置の概略図である。
【図7】従来の真空洗浄装置の概略図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 蓄気室 3 活性炭吸着装置 4 排気ライン 5 有機溶剤回収器 6 有機溶剤貯蔵タンク 10 真空洗浄槽 11 前室 12 後室 P1〜P5 ポンプ V1〜V8 バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機溶剤で処理された被処理物を処理す
    る処理槽と、処理槽内を減圧して有機溶剤含有ガスを除
    去する減圧手段と、処理槽内から除去した有機溶剤含有
    ガスを蓄える蓄気手段と、該蓄気手段から該有機溶剤含
    有ガスを処理槽に戻して処理槽を復圧する復圧手段とを
    有することを特徴とする有機溶剤含有ガス処理装置。
  2. 【請求項2】 処理槽の被処理物搬入側に前室と、被処
    理物取り出し側に後室とが設置されている請求項1記載
    の有機溶剤含有ガス処理装置。
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