JPH10180530A - 管材の切断方法及びその装置 - Google Patents

管材の切断方法及びその装置

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JPH10180530A
JPH10180530A JP8346156A JP34615696A JPH10180530A JP H10180530 A JPH10180530 A JP H10180530A JP 8346156 A JP8346156 A JP 8346156A JP 34615696 A JP34615696 A JP 34615696A JP H10180530 A JPH10180530 A JP H10180530A
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JP
Japan
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cutter
cutting
bite
pipe
tube
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JP8346156A
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Ryoichi Tsune
良一 津根
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Tsune Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tsune Seiki Co Ltd
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    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D31/00—Shearing machines or shearing devices covered by none or more than one of the groups B23D15/00 - B23D29/00; Combinations of shearing machines
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23B—TURNING; BORING
    • B23B2215/00—Details of workpieces
    • B23B2215/72—Tubes, pipes
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23B—TURNING; BORING
    • B23B5/00—Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
    • B23B5/08—Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for turning axles, bars, rods, tubes, rolls, i.e. shaft-turning lathes, roll lathes; Centreless turning
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円板カッターの使用による管材切断端部外
周の脹らみをなくし、そして特に薄肉や軟らかい管材の
場合にその管材を変形させることがなく、良好な切断を
行うことができる切断方法を提供する。 【解決手段】 この切断方法は、定位置に固定した切断
すべき管材Wの周辺に、それぞれ管材Wに対し直交方向
に進退するV溝形成用バイト15及び円板カッター12
を周方向適当間隔をおいて配備し、これらバイト15及
び円板カッター12を、管材Wの軸芯を中心に旋回させ
ながら、この管材Wの外周面に前記バイト15によって
所定深さの断面V字形溝を形成した後、このV字形溝の
形成によって残された肉厚部分を円板カッター12によ
って押し切るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管等の管材を切
断する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、鋼管等の管材を切断
するのに、比較的厚肉の場合には、管材をバイスで固定
させておいて、回転する丸鋸刃によって切断を行ってい
るが、これによると、管材を横断するように丸鋸刃を移
動させて切断することから、管材よりも可成り径の大き
い丸鋸刃を必要とし、しかも丸鋸刃の移動ストロークが
長くなり、そのため切断に可成り長い時間を要すると共
に、丸鋸刃のコストが非常に高くつくと云う問題があ
る。
【0003】また、比較的薄肉の管材の場合には、円板
状のカッター使用し、管材を回転させながら、円板カッ
ターを管材に対し直交する方向に前進させて押し切るこ
とによって切断をおこなっているが、円板カッターによ
る場合、カッターの刃部がテーパ状を成しているため、
その押し切り時に管材の切断端部外周に可成り大きな脹
らみを形成し、切断後にこの脹らみを除去するのに非常
な手間がかかり、また薄肉の管材や軟らかい材質の管材
の場合には円板カッターの絞り作用によって当該管材が
変形を生ずると云う問題があった。
【0004】本発明は、上記の課題に鑑み、円板カッタ
ーの使用による管材切断端部外周の脹らみをなくし、そ
して特に薄肉や軟らかい管材の場合にその管材の変形を
防止して、良好な切断を行うことができる切断方法及び
切断装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の管
材の切断方法は、定位置に固定した切断すべき管材Wの
周辺に、それぞれ管材Wに対し直交方向に進退するV溝
形成用バイト15及び円板カッター12を周方向適当間
隔をおいて配備し、これらバイト15及び円板カッター
12を、管材Wの軸芯を中心に旋回させながら、この管
材Wの外周面に前記バイト15によって所定深さDの断
面V字形溝29を形成した後、このV字形溝29の形成
によって残された肉厚部分Zを円板カッター12によっ
て押し切ることを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明の管材の切断装置は、
切断すべき管材Wを定位置に固定する開閉可能なチャッ
ク6と、前記管材Wの切断位置P周辺に配置されて、管
材Wに対し直交方向に所定ストロークS2進退するV溝
形成用バイト15を備えたバイトユニット8と、このバ
イトユニット8と周方向に適当間隔をおいて配置される
と共に、管材Wに対し直交方向に所定ストロークS1進
退する回転フリーの円板カッター12を備えたカッター
ユニット7と、前記バイトユニット8及びカッターユニ
ット7を前記管材Wの軸芯を中心として一体的に旋回さ
せる旋回駆動手段と、からなることを特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項2に記載の切断装置に
おいて、V溝形成用バイト15と円板カッター12とが
それぞれの後退位置から管材Wに対し同時に前進して、
バイト15がV字形溝29の形成を終えて後退した後に
カッター12が残りの肉厚部分Zの押し切りを終えて後
退するように、前記バイト15及びカッター12を進退
駆動するバイト・カッター進退駆動手段30を備え、こ
のバイト・カッター進退駆動手段30は、筒状本体1内
に、流体圧シリンダ31の伸縮作動により伝動機構32
を介して管材軸方向に所定ストローク往復移動する筒状
のシフター33を有し、このシフター33の先端部の一
箇所にカッター用ベルクランク36の一端部を枢支連結
し且つ他端部を管材Wと直交方向にスライド可能なカッ
ターホルダー11に枢支連結し、前記シフター33先端
部の他の箇所にバイト用ベルクランク38の一端部を枢
支連結し且つ他端部を管材Wと直交方向にスライド可能
なバイトホルダー14に早戻り手段39を介して連動連
結してなることを特徴とする。
【0008】請求項4は、請求項3に記載の切断装置に
おいて、前記早戻り手段39は、バイト用ベルクランク
38の他端部に枢着されていて、先端部に先爪部51a
を形成し且つ後端部に後爪部51bを形成した回動レバ
ー51と、バイトユニット8のバイトホルダー14に設
けられた先爪部係止用突起52と、バイトユニット8の
固定部に設けられた後爪部係止用突起53と、前記バイ
ト用ベルクランク38と回動レバー51との間に介装さ
れて先爪部51aを先爪部係止用突起52に係止させる
ように付勢する第1ばね54と、バイトホルダー14を
管材Wに対し後退する方向に付勢する第2ばね55とか
らなり、前記シフター33の往動によるバイト用ベルク
ランク38の回動に伴い、バイトホルダー14が先爪部
係止用突起52に係止している回動レバー51の先爪部
51aに押されて前進し、前記シフター33の往動途上
で後爪部係止用突起53に回動レバー51の後爪部51
bが係止することにより、回動レバー51が回動してそ
の先爪部51aが先爪部係止用突起52から離脱し、そ
れによりバイトホルダー14が第2ばね55によりカッ
ターホルダー11より早く後退するようになっているこ
とを特徴とする。
【0009】請求項5は、請求項2〜4のいずかに記載
の切断装置において、チャック6は、筒状本体1を貫通
する管材Wの所要部を掴持固定するテーパ状割り形のコ
レット16と、前端部にコレット16のテーパ部16a
に嵌合可能なテーパ嵌合部17aを有し、軸方向に移動
可能なコレット開閉作動用スリーブ17と、このスリー
ブ17の後端部に枢支連結された揺動リンク機構18を
介して前記スリーブ17を軸方向前後に移動させる流体
圧シリンダ19とからなり、前記シリンダ19の伸縮作
動により揺動リンク機構18を前後揺動させて前記スリ
ーブ17を押し引きすることによって前記コレット16
を開閉作動させるようになっていることを特徴とする。
【0010】請求項6は、請求項2〜5のいずかに記載
の切断装置において、管材Wの切断位置P周辺に旋回支
持台5を軸支し、この旋回支持台5の直径方向対称位置
に両側一対のカッターユニット7,7を配備すると共
に、各カッターユニット7から周方向に90度隔たった
管材直径方向対称位置の一方側にバイトユニット8を配
備し、他方側にバランスウエート9を配備したことを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る切断装置の正
面図、図2はその縦断側面図であり、この図2は図1よ
りも縮小した断面図である。これらの図において、1は
軸方向長さの短い筒状本体で、この筒状本体1内の中心
部に、切断装置の後方から管材送給装置のプッシャー
(図示せず)によって送給される鋼管等の管材Wが貫通
する貫通路2が形成され、この貫通路2の周囲には、円
筒状の固定支持管3が配設され、この固定支持管3は、
その後端部に連設された連結部材4によって筒状本体1
に一体的に連結されている。また、固定支持管3の前端
部外周には管材Wの軸芯周りに回転する円盤状の旋回支
持台5が当該固定支持管3に対し回転可能に設けられて
いる。6は、貫通路2に送給される管材Wをその切断位
置P手前側近傍を固定するチャックである。
【0012】図1に示すように、旋回支持台5の前面側
には、その直径方向対称位置に両側一対のカッターユニ
ット7,7が配備されると共に、各カッターユニット7
から周方向に90度隔たった直径方向対称位置の一方側
にバイトユニット8が配備され、その他方側にバランス
ウエート9が配備されている。つまり、両側一対のカッ
ターユニット7,7とバイトユニット8とバランスウエ
ート9とが旋回支持台5の前面側に周方向に互いに90
度の間隔をおいて配備されている。しかして、これらカ
ッターユニット7,7、バイトユニット8及びバランス
ウエート9は、前記旋回支持台5を管材Wの軸芯周りに
回転させる旋回駆動手段(後述する)によって一体的に
旋回されるようになっている。
【0013】各カッターユニット7は、図1及び図7に
示すように、旋回支持台5に取り付けられた固定フレー
ム10(固定部)と、この固定フレーム10に、管材W
に対し直交方向に進退スライド可能に設けられたカッタ
ーホルダー11と、このカッターホルダー11に回転可
能に軸支された円板カッター12とからなり、この円板
カッター12は、カッターホルダー11を介して管材W
に対し直交方向に所定ストロークS1進退移動するよう
になっている。
【0014】前記バイトユニット8は、図1及び図6に
示すように、旋回支持台5に取り付けられた固定フレー
ム13(固定部)と、この固定フレーム13に、管材W
に対し直交方向に進退スライド可能に設けられたバイト
ホルダー14と、このバイトホルダー14に取り付け固
定されたV溝形成用バイト15とからなり、このV溝形
成用バイト15は、バイトホルダー14を介して管材W
に対し直交方向に所定ストロークS2進退移動するよう
になっている。
【0015】前記チャック6は、図2に示すように、筒
状本体1を貫通する管材の切断位置P手前側近傍を掴持
固定するテーパ状割り形のコレット16と、前記円筒状
固定支持管3内に軸方向移動可能に嵌挿されていて、前
端部にコレット16のテーパ部16aに嵌合可能なテー
パ嵌合部17aを有するコレット開閉作動用スリーブ1
7と、このスリーブ17の後端部に枢支連結された揺動
リンク機構18を介して当該スリーブ17を軸方向前後
に移動させる流体圧シリンダ19とからなるもので、前
記シリンダ18の伸縮作動により揺動リンク機構18を
前後揺動させて前記スリーブ17を押し引きすることに
よってコレット16を開閉作動させ、それにより管材W
を前記固定支持管3に対し固定及び開放するようになっ
ている。尚、コレット開閉作動用スリーブ17のテーパ
嵌合部17aは、旋回支持台5の回転を許すように当該
旋回支持台5に対し相対回転可能な状態となっている。
流体圧シリンダ19は筒状本体1に設置されている。
【0016】このチャック6の構造につき図2及び図3
を参照して更に詳細に説明すると、揺動リンク機構22
は、コレット開閉作動用スリーブ17の後端部に外嵌固
定してある固定リング20の両側に配置された一対の揺
動レバー21,21からなり、両揺動レバー21,21
の下端部は、筒状本体1と一体の連結部材4に取り付け
てあるブラケット22に回転支軸23によって枢着さ
れ、中間部は、スライド係合部24,24を介して前記
固定リング20の両側部に上下スライド変位可能に係合
され、上端部は、回転支軸25を介して流体圧シリンダ
19のピストンロッド19aに枢着されている。
【0017】図2には、上述したチャック6のコレット
16が閉動して管材Wを掴持固定したときの揺動レバー
21の状態を示し、このとき流体圧シリンダ19は収縮
位置にある。この状態から、流体圧シリンダ19が所定
ストローク伸長作動すると、揺動レバー21がその下端
部の回転支軸23を中心に図2の時計回りに揺動し、こ
れによりコレット開閉作動用スリーブ17が軸方向後方
に移動して、そのテーパ嵌合部17aによるコレット1
6の押圧を開放し、管材Wの掴持固定を開放する。この
ようなチャック開放状態から、流体圧シリンダ19が収
縮作動することにより、揺動レバー21が図2の反時計
回りに揺動して、コレット開閉作動用スリーブ17を前
方へ押動し、このスリーブ17のテーパ嵌合部17aを
コレット16のテーパ部16aに押圧嵌合させ、それに
よりコレット16を縮径(閉動)して管材Wを掴持固定
する。従って、このチャック6によれば、揺動リンク機
構18の梃子の作用によりコレット開閉作動用スリーブ
を介して管材Wに対し強力な掴持力を与えることができ
て、管材Wを確実に固定でき、しかも構造が簡単である
ため製作が容易である。尚、コレット16は、管材Wの
径によって適宜取り替えて使用されるもので、図2にお
いて管材Wの中心軸線(軸芯)より上半分には比較的小
径の管材Wに使用されるコレット16を示し、下半分に
は比較的大径の管材Wに使用されるコレット16を示し
ている。また、コレット16自体は取り替えることな
く、このコレット16内に管材Wの径に対応する径の口
金を取り付けることもできる。
【0018】図2に示すように、固定支持管3の外周に
は軸受26を介して回転支持管27が回転可能に支承さ
れ、この回転支持管27は旋回支持台5の内周部側に同
心一体に連結され、また旋回支持台5には回転支持管2
7の外周側にベルト溝28付きプーリ28が同心一体に
連結されている。このプーリ28は、図示は省略する
が、伝動ベルトを介して駆動用モーターに連動連結され
ている。従って、モーターの回転により伝動ベルトを介
して旋回支持台5が回転し、それにより前記カッターユ
ニット7,7、バイトユニット8及びバランスウエート
9が管材Wの軸芯周りに旋回するようになっている。上
記プーリ28と伝動ベルトと駆動モーターとによって旋
回駆動手段が構成される。
【0019】この切断装置には、V溝形成用バイト15
と円板カッター12とがそれぞれ所定の後退位置から管
材Wに対し同時に前進して、バイト15がV字形溝29
の形成を終えて後退した後にカッター12が残りの肉厚
部分Zの押し切りを終えて後退するように、バイト15
及びカッター12を進退駆動するバイト・カッター進退
駆動手段30が設けられている。このバイト・カッター
進退駆動手段30の構成について図2及び図4〜図8を
参照して以下に説明する。
【0020】上記バイト・カッター進退駆動手段30
は、筒状本体1内に、流体圧シリンダ31の伸縮作動に
より伝動機構32を介して管材軸方向に所定ストローク
往復移動する筒状のシフター33を有する。このシフタ
ー33には先端部(前端部)外周に環状溝34が形成さ
れ、この環状溝34内の一箇所には、図7に示すように
旋回支持台5に支軸35で枢着されたカッター用ベルク
ランク36の一端部36aが嵌合されて枢支連結され、
このベルクランク36の他端部36bは管材Wと直交方
向にスライド可能なカッターホルダー11に枢支連結さ
れている。
【0021】また、シフター33先端部の環状溝34内
の他の箇所、即ち前記カッター用ベルクランク36の一
端部36aが枢支連結された箇所から周方向に90度隔
たった箇所には、図6に示すように旋回支持台5に支軸
37で枢着されたバイト用ベルクランク38の一端部3
8aが嵌合されて枢支連結され、このベルクランク38
の他端部は管材Wと直交方向にスライド可能なバイトホ
ルダー14に早戻り手段39を介して連動連結されてい
る。
【0022】図2に示すように、シフター33は、旋回
支持台5と一体に回転する回転支持管27に対し、スラ
イドキー40により一体回転可能で且つ軸方向スライド
可能に外嵌されている。また、図2及び図5に示すよう
に、シフター33にはこれの外周に配置された軸受41
を介して筒状伝動軸42が相対回転のみ可能に連結され
ており、この筒状伝動軸42の外周には大歯車43が形
成されていて、この大歯車43は筒状本体1側に軸支さ
れたピニオン44と係合し、このピニオン44は、図4
に示すように筒状本体1の一側部に竪に配設されて前記
流体圧シリンダ31により所定ストローク上下往復移動
するラック45と係合している。また、筒状伝動軸42
の内周には雌ねじ部46が形成され、この雌ねじ部46
と螺合する雄ねじ部47を外周に形成した筒状固定軸4
8が、前記連結部材4に一体に設けられている。この筒
状固定軸48と前記回転支持管27との間には軸受49
が介装してある。
【0023】従って、前記流体圧シリンダ31の伸縮作
動によってラック45を所定ストローク上下往復移動さ
せることにより、ピニオン44と大歯車43を介して筒
状伝動軸42が回転するが、この筒状伝動軸42は、そ
の雌ねじ部46が筒状固定軸48の雄ねじ部47と螺合
しているので、回転しながら所定ストローク軸方向に前
後移動し、これによって筒状伝動軸42と一体のシフタ
ー33が同じストローク軸方向に前後移動するようにな
っている。尚、前記ラック45、ピニオン44、筒状伝
動軸42、大歯車43、雌ねじ部46、筒状固定軸48
及びその雄ねじ部47によって、前記伝動機構32が構
成される。
【0024】前記早戻り手段39は、図6に示すよう
に、バイト用ベルクランク38の他端部38bにピン5
0で枢着されていて、先端部に先爪部51aを形成し且
つ後端部に後爪部51bを形成した回動レバー51と、
バイトユニット8のバイトホルダー14に設けられた先
爪部係止用突起52と、バイトユニット8の固定フレー
ム13(固定部)に設けられた後爪部係止用突起53
と、バイト用ベルクランク38と回動レバー51との間
に介装されて先爪部51aを先爪部係止用突起52に係
止させるように付勢する第1ばね54と、バイトホルダ
ー14を管材Wに対し後退する方向に付勢する第2ばね
55とによって構成される。
【0025】図6及び図7は、V溝形成用バイト15及
び円板カッター12が管材Wに対してそれぞれ所定位置
に後退した状態、またシフター33が往復ストロークの
往動開始位置に停止している状態を示す。このような状
態から、シフター33が流体圧シリンダ31の伸長作動
により伝動機構32を介して図6の右方へ往動を開始す
ると、このシフター33の往動に従ってバイト用ベルク
ランク38が図6の反時計周りに回動し、この回動に伴
いバイトホルダー14は、第1ばね54の付勢力で先爪
部係止用突起52に係止している回動レバー51の先爪
部51aにより押されて前進する。しかして、このよう
なシフター33の往動途上において、後爪部係止用突起
53に回動レバー51の後爪部51bが係止することに
より、回動レバー51が図6の反時計周りに回動して、
その先爪部51aが先爪部係止用突起52から離脱し
(図8の〜参照)、それによりバイトホルダー14
は、駆動を停止されて前進を終え、その後は第2ばね5
5の付勢力によって元の後退位置に戻る。このバイトホ
ルダー14に保持されたV溝形成用バイト15がストロ
ークS2を進退する状態を図6に実線と仮想線で示して
いる。
【0026】上記のようなバイトユニット8に対し、カ
ッターユニット7は、シフター33の往動によりカッタ
ー用ベルクランク36が図7の反時計周りに回動し、こ
の回動に従ってカッターホルダー11は同図の実線で示
す後退位置からそのまま同図仮想線図示の前進端まで前
進し、その後このカッターホルダー11は前記流体圧シ
リンダ31の収縮作動によるシフター33の復動(図7
の左方への移動)によって元の前進開始位置まで後退す
る。従って、このカッターホルダー11に軸支された円
板カッター12は、管材Wに対しV溝形成用バイト15
によりも遅く進入して、バイト15よりも遅く後退する
ことになる。この円板カッター12がストロークS1を
進退する状態を、図6の左端に前記V溝形成用バイト1
5の進退状態に併せて仮想線で図示している。
【0027】前記旋回支持台5においてバイトユニット
8の対向位置に設けられるバランスウエート9は、バイ
トユニット8との重量のバランスをとって旋回支持台5
の回転を円滑に行わせるためのもので、バイトユニット
8とほぼ同じ重量物であれば、どのような構造のもので
もよい。このバランスウエート9として、例えばバイト
ユニット8と全く同じ構造で、そのユニット8からV溝
形成用バイト15を取り外したようなものにすれば、両
方のバイトユニット8,8のいずかにV溝形成用バイト
15を選択的に取り付けるようにすることができる。
【0028】次に、上述したような構成を有する切断装
置の使用による管材Wの切断方法について説明する。
【0029】先ず、切断すべき管材Wの肉厚Tによっ
て、V溝形成用バイト15により形成するV字形溝29
の深さD、このV溝形成用バイト15の進退ストローク
S2、及び円板カッター12の進退ストロークS1をそ
れぞれ設定する(図6及び図7参照)。V字形溝29の
深さDは、管材Wの肉厚Tの10〜60%の範囲で決め
るとよい。円板カッター12の進退ストロークS1及び
V溝形成用バイト15の進退ストロークS2は、バイト
・カッター進退駆動手段30において流体圧シリンダ3
1によって設定することができる。た、定寸ストッパー
56を、図9の実線図示のように当て板64が切断装置
の筒状本体1内を貫通する管材Wの先端と対向する位置
へ前進させ、当て板64を所定位置に位置決めして、管
材Wの切断長さを設定する。
【0030】しかして、管材Wを切断装置の後方から周
知のプッシャーの押し棒(図示せず)により押して、管
材Wの先端を周知の定寸ストッパーの当て板(図示せ
ず)に当接させた後、この管材Wをチャック6により掴
持固定し、旋回支持台5を旋回駆動手段により回転させ
て、バイトユニット8のV溝形成用バイト15及び各カ
ッターユニット7の円板カッター12を管材Wの軸芯を
中心に旋回させる。
【0031】上記のようにV溝形成用バイト15及び円
板カッター12を旋回させながら、バイト・カッター進
退駆動手段30を作動させて、図6に示すようにバイト
15とカッター12とをそれぞれ所定の後退位置から同
時に前進させることにより、先に管材Wに進入するV溝
形成用バイト15によって、管材Wの外周面にV字形溝
29を形成し、その後にこのV字形溝55に進入してく
る円板カッター12によって、残りの肉厚部分Zを図7
に示すように押し切る。V溝形成用バイト15は、前述
した早戻り手段39によって上記のように管材Wに対し
円板カッター12によりも先に進入してV字形溝29を
形成し、円板カッター12が肉厚部分Zの押し切りを終
える間に後退位置に戻るようになっている。以降は、管
材Wの軸芯周りを旋回するV溝形成用バイト15及び円
板カッター12が上記のような進退動作を繰り返し行う
ことによって、管材Wの定寸切断を連続的に行うことが
できる。
【0032】この切断方法によれば、管材Wを固定して
おいて、V溝形成用バイト15及び円板カッター12を
管材Wの軸芯を中心に旋回させながら、V溝形成用バイ
ト15によって管材Wの外周面に予めV字形溝29を形
成した後、このV字形溝29の形成によって残された肉
厚部分Zを、円板カッター12により押し切って切断す
るようにしているので、円板カッター12による管材W
の押し切り時に発生する切断端部外周の脹らみは、V字
形溝29に吸収されてしまって、管材Wの端部外周には
全く現れなくなり、そして肉厚の薄い管材や軟らかい管
材を切断する場合でも、その管材Wを変形するようなこ
とがない。また、V溝形成用バイト15及び円板カッタ
ー12を管材Wの軸芯周りに旋回させながら切断を行う
から、バイト15及び円板カッター12の移動ストロー
クはきわめて短く、切断を瞬時に効率良く行うことがで
きる。
【0033】管材Wの外周面に形成するV字形溝29の
深さDは、管材Wの肉厚Tの約10〜60%程度とする
ことで良好な切断を行うことができるが、好ましくは約
20〜50%程度がよい。
【0034】また、前述した切断装置には、V溝形成用
バイト15と円板カッター12とがそれぞれの後退位置
から管材Wに対し同時に前進して、バイト15がV字形
溝29の形成を終えて後退した後にカッター12が残り
の肉厚部分Zの押し切りを終えて後退するように、V溝
形成用バイト15及び円板カッター12を進退駆動する
バイト・カッター進退駆動手段30を備えているため、
バイト15とカッター12のそれぞれ進退駆動を1つの
駆動手段によって行わせることができ、それにより装置
をコンパクトに構成できると共に、バイト15によるV
字形溝29の形成動作と、円板カッター12による残り
の肉厚部分Zの押し切り動作のタイミングを正確にとる
ことができて、切断作業を的確に行うことができる。
尚、V溝形成用バイト15と円板カッター12とをそれ
ぞれ個別の進退駆動手段によって進退駆動させるように
してもよい。
【0035】上述した実施形態のように、管材Wを比較
的短い切断長さで切断する場合には、切断により切り落
とされる管材部分を把持する必要はないが、切断長さが
長い場合には、その切り落とされる管材部分を把持する
バイスを設けることが好ましい。
【0036】
【発明の効果】請求項1に係る発明の切断方法によれ
ば、管材を固定して、V溝形成用バイト及び円板カッタ
ーを管材の軸芯を中心に旋回させながら、V溝形成用バ
イトによって管材の外周面に予めV字形溝を形成した
後、このV字形溝の形成によって残された肉厚部分を、
円板カッターにより押し切って切断するから、円板カッ
ターのみによる管材の押し切り時に発生する切断端部外
周の脹らみは、V字形溝に吸収されてしまって管材の端
部外周には全く現れなくなり、そして特に肉厚の薄い管
材や軟らかい管際を切断する場合でも、その管材の変形
を防止し、良好な切断を行うことができる。また、V溝
形成用バイト及び円板カッターを管材の軸芯周りに旋回
させながら切断を行うから、バイト及び円板カッターの
移動ストロークがきわめて短くなり、切断を瞬時に効率
良く行うことができる。
【0037】請求項2に係る切断装置によれば、管材を
定位置に固定する開閉可能なチャックと、管材の切断位
置周辺に配置されて、管材に対し所定ストローク進退す
るV溝形成用バイトを備えたバイトユニットと、このバ
イトユニットと周方向に間隔をおいて配置されると共
に、管材に対し所定ストローク進退する回転フリーの円
板カッターを備えたカッターユニットと、前記バイトユ
ニット及びカッターユニットを旋回させる旋回駆動手段
とからなるため、請求項1に係る切断方法を有効に実施
することができると共に、装置の構造が簡単で安価に製
作することができる。
【0038】請求項3によれば、V溝形成用バイト及び
円板カッターを進退駆動するバイト・カッター進退駆動
手段を備えているため、バイトとカッターのそれぞれ進
退駆動を1つの駆動手段によって行わせることができ、
それにより装置をコンパクトに構成できると共に、バイ
トによるV字形溝の形成動作と、円板カッターによる残
りの肉厚部分の押し切り動作のタイミングを正確にとる
ことができて、切断作業を的確に行うことができる。
【0039】請求項4の早戻り手段によれば、V溝形成
用バイト及び円板カッターが管材に対してそれぞれ所定
位置に後退した状態にあり、またシフターが往復ストロ
ークの往動開始位置に停止している状態から、シフター
が往動を開始すると、このシフターの往動によりバイト
用ベルクランクが回動し、その回動に伴ってバイトホル
ダーは、第1ばねで先爪部係止用突起に係止している回
動レバーの先爪部に押されて前進し、しかしてこのよう
なシフターの往動途上において、後爪部係止用突起に回
動レバーの先爪部が係止することにより、回動レバーが
回動して、その先爪部が先爪部係止用突起から離脱し、
それによりバイトホルダーは、駆動を停止されて前進を
終え、第2ばねによって元の後退位置に戻る。従って、
バイトホルダーのV溝形成用バイトは、管材に対しカッ
ターホルダーの円板カッターよりも早く進入し且つ早く
後退することができる。
【0040】請求項5によれば、チャックは、揺動リン
ク機構による梃子の作用によって管材Wに対し強力な掴
持力を与えることができて、管材を確実に固定できると
共に、構造が簡単に製作が容易である。
【0041】請求項6によれば、両側一対のカッターユ
ニットを配備したことにより、両側一対の円板カッター
によって管材が両側から均等に押し付けられるから、押
し切り時の管材の変形をより確実に防止でき、またバイ
トユニットの対向位置にバランスウエートを配備したこ
とによって、バイトユニットとの重量のバランスをとっ
て旋回支持台の回転を円滑に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る切断装置の正面図である。
【図2】 同切断装置の縦断側面図である。
【図3】 同切断装置の一部断面背面図である。
【図4】 同切断装置の側面図である。
【図5】 図4のX−X線断面図である。
【図6】 バイト・カッター進退駆動手段のバイトユニ
ット側を示す一部断面説明図である。
【図7】 バイト・カッター進退駆動手段のカッターユ
ニット側を示す断面説明図である。
【図8】 〜はバイト・カッター進退駆動手段にお
ける早戻り手段の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
W 管材 1 筒状本体 4 回転駆動手段 5 旋回支持台 6 チャック 7 カッターユニット 8 バイトユニット 11 カッターホルダー 12 円板カッター 13 固定フレーム(固定部) 14 バイトホルダー 15 V溝形成用バイト 16 コレット 17 コレット開閉作動用スリーブ 18 揺動リンク機構 19 流体圧シリンダ 30 バイト・カッター進退駆動手段 31 流体圧シリンダ 32 伝動機構 33 シフター 36 カッター用ベルクランク 38 バイト用ベルクランク 39 早戻り手段 51 回動レバー 51a 先爪部 51b 後爪部 52 先爪部係止用突起 53 後爪部係止用突起 54 第1ばね 55 第2ばね

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定位置に固定した切断すべき管材の周辺
    に、それぞれ管材に対し直交方向に進退するV溝形成用
    バイト及び円板カッターを周方向適当間隔をおいて配備
    し、これらバイト及び円板カッターを、管材の軸芯を中
    心に旋回させながら、この管材の外周面に前記バイトに
    よって所定深さの断面V字形溝を形成した後、このV字
    形溝の形成によって残された肉厚部分を円板カッターに
    よって押し切ることを特徴とする管材の切断方法。
  2. 【請求項2】 切断すべき管材を定位置に固定する開閉
    可能なチャックと、前記管材の切断位置周辺に配置され
    て、管材に対し直交方向に所定ストローク進退するV溝
    形成用バイトを備えたバイトユニットと、このバイトユ
    ニットと周方向に適当間隔をおいて配置されると共に、
    管材に対し直交方向に所定ストローク進退する回転フリ
    ーの円板カッターを備えたカッターユニットと、前記バ
    イトユニット及びカッターユニットを前記管材の軸芯を
    中心として一体的に旋回させる旋回駆動手段と、からな
    ることを特徴とする管材の切断装置。
  3. 【請求項3】 V溝形成用バイトと円板カッターとがそ
    れぞれの後退位置から管材に対し同時に前進して、バイ
    トがV字形溝の形成を終えて後退した後にカッターが残
    りの肉厚部分の押し切りを終えて後退するように、前記
    バイト及びカッターを進退駆動するバイト・カッター進
    退駆動手段を備え、このバイト・カッター進退連動手段
    は、筒状本体内に、流体圧シリンダの伸縮作動により伝
    動機構を介して管材軸方向に所定ストローク往復移動す
    る筒状のシフターを有し、このシフターの先端部の一箇
    所にカッター用ベルクランクの一端部を枢支連結し且つ
    他端部を管材と直交方向にスライド可能なカッターホル
    ダーに枢支連結し、前記シフター先端部の他の箇所にバ
    イト用ベルクランクの一端部を枢支連結し且つ他端部を
    管材と直交方向にスライド可能なバイトホルダーに早戻
    り手段を介して連動連結してなることを特徴とする請求
    項2に記載の管材の切断装置。
  4. 【請求項4】 早戻り手段は、前記バイト用ベルクラン
    クの他端部に枢着されていて、先端部に先爪部を形成し
    且つ後端部に後爪部を形成した回動レバーと、バイトユ
    ニットのバイトホルダーに設けられた先爪部係止用突起
    と、バイトユニットの固定部に設けられた後爪部係止用
    突起と、前記バイト用ベルクランクと回動レバーとの間
    に介装されて先爪部を先爪部係止用突起に係止させるよ
    うに付勢する第1ばねと、バイトホルダーを管材に対し
    後退する方向に付勢する第2ばねとからなり、前記シフ
    ターの往動によるバイト用ベルクランクの回動に伴い、
    バイトホルダーが先爪部係止用突起に係止している回動
    レバーの先爪部に押されて前進し、前記シフターの往動
    途上で後爪部係止用突起に回動レバーの後爪部が係止す
    ることにより、回動レバーが回動してその先爪部が先爪
    部係止用突起から離脱し、それによりバイトホルダーが
    第2ばねの付勢力でカッターホルダーより早く後退する
    ようになっていることを特徴とする請求項3に記載の管
    材の切断装置。
  5. 【請求項5】 チャックは、筒状本体を貫通する管材の
    所要部を掴持固定するテーパ状割り形のコレットと、前
    端部にコレットのテーパ部に嵌合可能なテーパ嵌合部を
    有し、軸方向に移動可能なコレット開閉作動用スリーブ
    と、このスリーブの後端部に枢支連結された揺動リンク
    機構を介して前記スリーブを軸方向前後に移動させる流
    体圧シリンダとからなり、前記シリンダの伸縮作動によ
    り揺動リンク機構を前後揺動させて前記スリーブを押し
    引きすることによって前記コレットを開閉作動させるよ
    うになっていることを特徴とする請求項2〜4のいずか
    に記載の管材の切断装置。
  6. 【請求項6】 管材の切断位置周辺に旋回支持台を軸支
    し、この旋回支持台の直径方向対称位置に両側一対のカ
    ッターユニットを配備すると共に、各カッターユニット
    から周方向に90度隔たった管材直径方向対称位置の一
    方側にバイトユニットを配備し、他方側にバランスウエ
    ートを配備したことを特徴とする請求項2〜5のいずか
    に記載の管材の切断装置。
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