JPH1034428A - ロータリ切断方法及び装置 - Google Patents

ロータリ切断方法及び装置

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JPH1034428A
JPH1034428A JP18960796A JP18960796A JPH1034428A JP H1034428 A JPH1034428 A JP H1034428A JP 18960796 A JP18960796 A JP 18960796A JP 18960796 A JP18960796 A JP 18960796A JP H1034428 A JPH1034428 A JP H1034428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの切断時に発生するロータリカッタに
よるワークの逃げを吸収してロータリカッタの寿命を向
上させる。 【解決手段】 パイプ状のワークWを把持するクランプ
装置17を備え、このクランプ装置で把持したワークを
切断機のロータリカッタ13へ移送し位置決めする送材
装置9を設ける。この送材装置9に対して前記クランプ
装置17をワークの送材方向と反対方向に移動自在に設
ける。前記クランプ装置を送材装置にロック及び解除す
るロック装置19を設ける。ロック装置によりクランプ
装置が送材装置にロックされ、送材装置を移動してワー
クの切断位置が切断機のロータリカッタ13に位置決め
される。ワークを切断開始後、クランプ装置17は送材
装置からアンロックされることによりロータリカッタの
上流側のワークが容易に逃げるので、ロータリカッタ1
3の寿命は著しく向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリ切断方法
及び装置に関し、特にロータリカッタによりパイプ状の
ワークを切断時に発生するワークの逃げを吸収してロー
タリカッタの寿命を向上するロータリ切断方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリ切断装置は、ワークを切
断位置に位置決め固定し、自転する2〜3枚のロータリ
カッタをワークに押し付けながら、全体として軌道に沿
って公転させることによりワークを切断するものであ
る。
【0003】より詳しくは、前記各ロータリカッタは駆
動モータの駆動により回転可能な回転体にカッタホルダ
を介して軸支されており、このカッタホルダが流体圧シ
リンダ等の作動により同期して回転体の回転中心に対し
て接近離反する方向へ揺動するものである。したがっ
て、ロータリカッタは自転しながらワークの外周を公転
し且つ次第にワークをその中心方向へ切削していくもの
である。
【0004】以上のようなロータリ切断装置によりワー
クを切断する際、図6及び図7において、ワークWの一
端が送材装置101により把持され、このワークWの他
端側が送材装置101によりロータリ切断装置のロータ
リカッタ103へ移送されて所望の切断位置へ位置決め
される。そして、ワークWは、図6に示すように、ロー
タリカッタ103よりワークWの送材方向の上流側がカ
ッタ用クランプ装置105によりクランプされてロータ
リカッタ103で切断される。もしくは図7に示すよう
に、下流側が他のカッタ用クランプ装置107によりク
ランプされてロータリカッタ103で切断される。
【0005】上記のようにワークWの上流側をクランプ
する場合は、ワークWの端部を切り離したままにするも
のであり、ロータリ切断装置における切断方法の主流を
なすものである。一方、ワークWの下流側をクランプす
る場合は、カッタ用クランプ装置107を活かして切断
した製品をカッタ用クランプ装置107で把持したまま
面取り加工などの次工程へ移送することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のロー
タリ切断装置においては、ロータリカッタ103の刃先
が「くさび」状をなしているので、ロータリカッタ10
3を自転並びに公転させながらワークWの外周から次第
にワークWの中心方向に切断していくと、ワークWの切
断面が斜めに形成される。ロータリカッタ103をさら
にワークWの中心方向へ向けてくい込ませるために、ロ
ータリカッタ103の刃先はワークWの切断面に沿って
誘導されて、わずかに送材方向又は送材方向と反対方向
へ反って回転することになる。
【0007】ロータリカッタ103の上流側をクランプ
してワークWを切断する場合(図6)は、ロータリカッ
タ103の下流側の切断片が下流側へ逃げるが、ロータ
リカッタ103の下流側をクランプしてワークWを切断
する場合(図7)は、ワークWがロータリカッタ103
の下流側でクランプされているためにロータリカッタ1
03の下流側の切断片(製品)が逃げない。しかも、ロ
ータリカッタ103の上流側のワークWは送材装置10
1により押さえられているので、上流側のワークWも逃
げない。
【0008】そこで、ワークWの送材方向の切断位置決
めを完了後、送材装置101のロック(サーボモータロ
ック構造)を解除しているが、送材装置101の重量が
大きすぎるために十分な逃げを生じさせることが困難で
あった。つまり、ロータリカッタ103でワークWを切
断完了する瞬間には、厳密にいえばワークWはせん断さ
れることになるので、図8及び図9に示すようにワーク
Wのせん断部に塑性変形して突出した「バリB」が発生
し、このバリBをロータリカッタ103の刃先で叩くこ
とになるためにロータリカッタ103の寿命が著しく低
下するという問題点があった。
【0009】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ワークの切断時に発生するロ
ータリカッタによるワークの逃げを吸収してロータリカ
ッタの寿命を向上させるロータリ切断方法及び装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のロータリ切断方法は、パイ
プ状のワークを切断機へ送材する送材装置に対してワー
クの送材方向に移動自在なクランプ装置によりワークを
把持し、このクランプ装置を前記送材装置にロック固定
し、この送材装置を移動することにより前記クランプ装
置で把持したワークを切断機の切断位置へ位置決めし、
切断機のロータリカッタにより前記ワークを切断開始
後、ワークを切断中に前記クランプ装置を送材装置から
ロック解除してなることを特徴とするものである。
【0011】したがって、ロータリカッタによりワーク
を切断開始後は、ロータリカッタがワークにくい込むの
で、たとえクランプ装置が送材装置に対してアンロック
されてもワークは所定の切断位置からずれることなく切
断される。しかも、クランプ装置が送材装置に比しては
るかに軽量であるので、ロータリカッタがワークの切断
面の傾斜面に沿って送材方向と反対方向へ移動しても、
このロータリカッタの移動に伴ってロータリカッタの上
流側のワークもクランプ装置と共に容易に送材方向と反
対方向へ移動する。
【0012】その結果、ワークのせん断部に発生したバ
リをロータリカッタの刃先で叩くことがないので、ロー
タリカッタの寿命は著しく低下しない。
【0013】請求項2によるこの発明のロータリ切断方
法は、前記送材装置でワークを切断機の切断位置へ位置
決めする際、ワーク切断時にロータリカッタの逃げによ
り生じるワークの後退寸法をあらかじめ補正してワーク
の切断位置を位置決めしてなることを特徴とするもので
ある。
【0014】したがって、ロータリカッタの移動に伴っ
てロータリカッタの上流側のワークもクランプ装置と共
に送材方向と反対方向へ移動するので、ワークの後退寸
法が正確に測定され、この後退寸法はワークの切断位置
決め時に容易に反映され補正される。
【0015】請求項3によるこの発明のロータリ切断装
置は、パイプ状のワークを把持する把持可能なクランプ
装置を備え、このクランプ装置で把持したワークを切断
機のロータリカッタの切断位置へ移送し位置決めする送
材装置を設け、この送材装置に対して前記クランプ装置
をワークの送材方向に摺動可能に設けると共に、前記ク
ランプ装置を送材装置にロック及び解除するロック装置
を設けてなることを特徴とするものである。
【0016】したがって、パイプ状のワークはクランプ
装置によりクランプされ、このクランプ装置が送材装置
にロックして送材装置と一体的に移動され、ワークの切
断位置が切断機のロータリカッタに位置決めされる。ロ
ータリカッタによりワークを切断開始後、クランプ装置
は送材装置からアンロックされる。既にロータリカッタ
がワークにくい込んでいるので、たとえクランプ装置が
送材装置からアンロックされてもワークは所定の切断位
置からずれることなく切断される。
【0017】しかも、前述した請求項1記載と同様に、
クランプ装置が送材装置に比してはるかに軽量であるの
で、ロータリカッタがワークの切断面の傾斜面に沿って
送材方向と反対方向へ移動しても、このロータリカッタ
の移動に伴ってロータリカッタの上流側のワークもクラ
ンプ装置と共に容易に送材方向と反対方向へ移動する。
その結果、ワークのせん断部に発生したバリをロータリ
カッタの刃先で叩くことがないので、ロータリカッタの
寿命は著しく低下しない。
【0018】請求項4によるこの発明のロータリ切断装
置は、請求項3のロータリ切断装置において、前記クラ
ンプ装置は、送材装置にワークの送材方向に摺動自在に
挿通した筒状体のクランプアームを設け、このクランプ
アームの先端にはワークの内径部を挿入可能なワーク保
持部と、このワーク保持部にワークを把持可能に回動自
在なクランプレバーを設け、このクランプレバーを回動
せしめるべく係合離反自在なプッシュロッドを前記クラ
ンプアーム内に挿通すると共に、前記クランプアームの
後端には、送材方向に往復動するクランクピストンを備
えたクランプシリンダを設け、前記クランプピストンの
先端に前記プッシュロッドの後端を連結してなることを
特徴とするものである。
【0019】したがって、クランプアームの先端のワー
ク保持部にワークの後端の内径部を挿入した後、クラン
プシリンダが作動してクランプピストンが送材方向に前
進することにより、プッシュロッドが前進し、このプッ
シュロッドの先端がクランクレバーに係合してクランプ
レバーが回動しワークを把持する。クランプアームはワ
ークを把持した状態で、送材装置に対して摺動自在とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のロータリ切断装置
の実施の形態の例について、一般的なロータリ切断装置
を例にとって図面を参照して説明する。
【0021】図4及び図5は本発明の実施の形態の例に
係わるロータリ切断装置1の全体の概略を図示したもの
で、ロータリ切断装置1は図5中右側にワークWを載置
して所定量だけ送材するワークテーブル3を有し、その
左側にはワークWを切断するロータリパイプ切断機5が
設けられており、ロータリパイプ切断機5の左側にはワ
ーク切断時にワークWの送材方向の下流側をクランプす
るカッタ用クランプ装置7が設けられている。
【0022】また、ワークテーブル3にはワークWの一
端を把持すると共にこのワークWを前記ロータリパイプ
切断機5へ移送してワークWの切断位置を位置決めする
送材装置9が設けられており、この送材装置9はワーク
テーブル3の長手方向に沿って走行自在に設けられてい
る。
【0023】前記ワークテーブル3では、ワークWをス
トックするストッカ11と、ロータリパイプ切断機5に
ワークを送材する複数のガイドローラ(図示省略)を有
している。
【0024】前記ロータリ切断装置1では、ワークWを
当該ロータリ切断装置1に位置決め固定し、自転する2
〜3枚のロータリカッタ13をワークWに押し付けなが
ら、全体として軌道に沿って公転させることによりワー
クWを切断するものである。
【0025】より詳しくは、図示してないが例えば前記
各ロータリカッタ13は、駆動モータの駆動により回転
可能な回転体にカッタホルダを介して軸支されており、
このカッタホルダが流体圧シリンダ等の作動により同期
して回転体の回転中心に対して接近離反する方向へ揺動
するものである。したがって、ロータリカッタ13は自
転しながらワークWの外周を公転し且つ次第にワークW
をその中心方向へ切削していくものである。
【0026】また、図1を参照するに、前記送材装置9
はワークテーブル3の長手方向、換言すればワークWの
送材方向に沿って走行する本体15と、ワークWの一端
を把持し且つ前記本体15に対してワークWの送材方向
に摺動可能に設けたクランプ装置17と、このクランプ
装置17を送材装置9の本体15にロック固定及びこの
ロックを解除するロック装置19とからなるものであ
る。
【0027】より詳しくは、前記クランプ装置17は、
送材装置9の本体15に軸受21(スラスト)を介して
ワークWの送材方向に摺動可能に挿通した筒状体を成す
クランプアーム23が備えられており、このクランプア
ーム23の後端はクランプアーム保持体25にネジ部あ
るいは溶接等の手段により一体的に連結されており、こ
のクランプアーム保持体25の先端面は送材装置9の本
体15に当接可能に形成されている。
【0028】さらに、前記クランプアーム23の先端に
は、パイプ状のワークWの端部をクランプするためにワ
ークWの内径部に挿入可能なワーク保持部27が備えら
れ、このワーク保持部27に装着したワークWを外周面
から押圧してクランプする把持部29を備えたクランプ
レバー31が、前記クランプアーム23の筒状体の穴3
3内に臨んだ状態でピン34を介して軸着され回動自在
に設けられている。前記クランプレバー31の後部は、
クランプアーム23の穴33内に臨む部分にワークWの
送材方向後方側へ傾斜する傾斜面35を有している。こ
の傾斜面35が後述するプッシュロッド37の先端の係
合部39により押圧されてクランプレバー31は該部の
先端の把持部29がワーク保持部27へ押圧する方向へ
回動するのである。
【0029】前記クランプアーム23の内径部にはプッ
シュロッド37が挿通され、このプッシュロッド37の
先端部には当該プッシュロッド37の先端に向けて細く
なる略円錐形状の係合部39が前述したクランプレバー
31の傾斜面35に当接するように形成されており、プ
ッシュロッド37の後端は前記クランプアーム保持体2
5に形成したクランプシリンダ41内を往復動するクラ
ンプピストン43の先端に連結されている。
【0030】なお、前記クランプピストン43の後端側
のクランプピストンロッド45は前記クランプシリンダ
41を被蓋するシリンダカバー47に設けた挿通孔を枢
密に通過して送材方向後方側に突出しており、このクラ
ンプピストンロッド45はスプリング49を介して送材
方向と反対方向に常時付勢されている。このスプリング
49の付勢力に抗して前記クランプピストン43を送材
方向へ押圧するためにクランプシリンダ41内に圧縮空
気供給源(図示省略)からの圧縮空気が供給されるよう
に圧縮空気供給路が前記シリンダカバー47に形成され
ている。
【0031】また、前記ロック装置19は前記クランプ
装置17を送材装置9に対してワークWの送材方向へ押
圧しロック固定するものである。本実施の形態の例で
は、ロックシリンダ51が備えられ、このロックシリン
ダ51内を前記送材方向に往復動するロックピストン5
3が備えられたロック装置本体55が前記送材装置9に
固定されている。このロック装置本体55には前記ロッ
クピストン53のロッド先端に係合するロックレバー5
7がピン59を介して軸着されて回動自在に設けられて
おり、このロックレバー57の先端が前記クランプ装置
17のクランプアーム保持体25の後端面を送材方向へ
押圧並びに解放するように設けられている。
【0032】なお、前記ロック装置本体55にはロック
シリンダ51内の動圧側61と背圧側63に図示省略の
圧縮空気供給源からの圧縮空気を供給又は排気する給排
路65,67がそれぞれ、設けられている。
【0033】以上のクランプ装置17及びロック装置1
9の動作について図1を参照して説明する。
【0034】クランプアーム23の先端のワーク保持部
27にワークWの一端の内径部を嵌挿する。クランプア
ーム保持体25のクランプシリンダ41内に圧縮空気を
供給し、クランプピストン43をスプリング49の付勢
力に抗して送材方向へ往動すると、クランプピストン4
3に連結したプッシュロッド37が前進し、プッシュロ
ッド37の先端の係合部39がクランプレバー31の傾
斜面35に当接して押圧するので、クランプレバー31
が回動して把持部29がワークWを介してワーク保持部
27へ押圧しワークWをクランプする。
【0035】一方、ロック装置19のロックシリンダ5
1の動圧側61に圧縮空気供給源からの圧縮空気が供給
されることにより、ロックピストン53が往動してピス
トンロッドの先端でロックレバー57の後端部が押圧さ
れ、ロックレバー57の先端がクランプアーム保持体2
5の後端面、換言するとシリンダカバー47の後端面を
送材方向へ押圧するので、クランプアーム保持体25の
先端面が送材装置9へ当接し固定される。
【0036】以上のようにワークWをクランプした送材
装置9はワークWの送材方向へ移動され、ワークWの所
望の切断位置に位置決めされ、例えばサーボモータロッ
ク装置によりワークテーブル3にロックされる。
【0037】ワークWの先端側はロータリカッタ13の
下流側に設けられたカッタ用クランプ装置7(図4及び
図5)で把持された後に、図2に示すようにロータリパ
イプ切断機5によりロータリカッタ13でワークWの切
削加工が開始される。
【0038】この後、図1において、ロック装置19の
ロックシリンダ51の背圧側63へ圧縮空気が供給され
ると同時に動圧側61内の圧縮空気が給排路65を経て
排出されてロックピストン53が復動することにより、
ロックレバー57の先端がクランプアーム保持体25の
後端面から離反してクランプアーム保持体25のロック
を解除する。
【0039】図3において、ワークWの先端側がクラン
プ装置17により把持固定されているために、ロータリ
カッタ13による切削がワークWの中心方向へ進むにつ
れて、ロータリカッタ13の刃先は「くさび」状をなし
ているのでワークWの切断面の傾斜面35に沿って二点
鎖線から実線の位置に移動する。つまり、ロータリカッ
タ13の幅方向の中心位置がワークWの送材方向と反対
方向へ距離Aだけ移動する。
【0040】前述したようにクランプアーム保持体25
が送材装置9へのロック状態が解放されてクランプアー
ム23が軸受21を介して移動自在になっているので、
ワークの上流側は前記ロータリカッタ13の送材方向と
反対方向側への移動に伴って容易に移動する。したがっ
て、切断時にワークWのせん断部に発生したバリを従来
のようにロータリカッタ13の刃先で叩くためにロータ
リカッタの寿命が著しく低下するという事態を避けるこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、ロータリカッタ
によりワークを切断開始後は、ロータリカッタがワーク
にくい込むので、たとえクランプ装置が送材装置に対し
てアンロックされてもワークは所定の切断位置からずれ
ることなく切断でき、しかも、クランプ装置が送材装置
に比してはるかに軽量であるので、ロータリカッタがワ
ークの切断面の傾斜面に沿って送材方向と反対方向へ移
動しても、このロータリカッタの移動に伴ってロータリ
カッタの上流側のワークもクランプ装置と共に容易に送
材方向と反対方向へ移動できる。
【0042】その結果、ワークのせん断部に発生したバ
リをロータリカッタの刃先で叩くことがないので、ロー
タリカッタの寿命を向上させることができる。
【0043】請求項2の発明によれば、ロータリカッタ
の移動に伴ってロータリカッタの上流側のワークもクラ
ンプ装置と共に送材方向と反対方向へ移動するので、ワ
ークの後退寸法を正確に測定でき、この後退寸法をワー
クの切断位置決め時に反映し補正できる。
【0044】請求項3の発明によれば、パイプ状のワー
クはクランプ装置によりクランプされ、このクランプ装
置が送材装置にロックして送材装置と一体的に移動され
るので、ワークの切断位置を切断機のロータリカッタの
切断位置に位置決めできる。前述した請求項1の効果と
同様に、ロータリカッタによりワークを切断開始後、ク
ランプ装置が送材装置からアンロックされても既にロー
タリカッタがワークにくい込んでいるので、ワークを所
定の切断位置からずれることなく切断できる。
【0045】しかも、クランプ装置が送材装置に比して
はるかに軽量であるので、ロータリカッタの上流側のワ
ークをクランプ装置と共に送材方向と反対方向へ容易に
逃がすことができ、その結果、ワークのせん断部に発生
したバリをロータリカッタの刃先で叩くことがないの
で、ロータリカッタの寿命を著しく向上させることがで
きる。
【0046】請求項4の発明によれば、クランプアーム
の先端のワーク保持部にワークの後端の内径部を挿入
し、クランプシリンダのクランプピストンが送材方向に
前進することにより、プッシュロッドが前進してクラン
クレバーに係合し、クランクレバーが回動し、ワークを
容易に把持できる。このようにしてクランク装置はクラ
ンプアームでワークを把持した状態で、クランプアーム
が送材装置に摺動するので、ワークを切断開始後は、た
とえロータリカッタによりワークが送材方向後方へ押さ
れても容易にワークに逃げを生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例のロータリ切断装置を
示すもので、主にクランプ装置の断面図ある。
【図2】ロータリカッタによる切断開始直後のワークの
切断状態を示すものである。
【図3】ロータリカッタによるワークの切断状態を示す
ものである。
【図4】本発明の実施の形態の例のロータリ切断装置全
体の概略図を示す正面図である。
【図5】本発明の実施の形態の例のロータリ切断装置全
体の概略図を示す平面図である。
【図6】ロータリカッタの上流側のワークをクランプし
てワークを切断する方法を示す状態説明図である。
【図7】ロータリカッタの下流側のワークをクランプし
てワークを切断する方法を示す状態説明図である。
【図8】ロータリカッタによりワークを切断する際に生
じるバリの位置を示すワークの幅方向の縦断面図であ
る。
【図9】ロータリカッタによりワークを切断する際に生
じるバリの位置を示すワークの長手方向の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ロータリ切断装置 3 ワークテーブル 5 ロータリパイプ切断機 7 カッタ用クランプ装置 9 送材装置 13 ロータリカッタ 15 本体(送材装置9の) 17 クランプ装置 19 ロック装置 23 クランプアーム 27 ワーク保持部 31 クランプレバー 32 プッシュロッド 41 クランプシリンダ 55 ロック装置本体 57 ロックレバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状のワークを切断機へ送材する送
    材装置に対してワークの送材方向に移動自在なクランプ
    装置によりワークを把持し、このクランプ装置を前記送
    材装置にロック固定し、この送材装置を移動することに
    より前記クランプ装置で把持したワークを切断機の切断
    位置へ位置決めし、切断機のロータリカッタにより前記
    ワークを切断開始後、ワークを切断中に前記クランプ装
    置を送材装置からロック解除してなることを特徴とする
    ロータリ切断方法。
  2. 【請求項2】 前記送材装置でワークを切断機の切断位
    置へ位置決めする際、ワーク切断時にロータリカッタの
    逃げにより生じるワークの後退寸法をあらかじめ補正し
    てワークの切断位置を位置決めしてなることを特徴とす
    る請求項1記載のロータリ切断方法。
  3. 【請求項3】 パイプ状のワークを把持する把持可能な
    クランプ装置を備え、このクランプ装置で把持したワー
    クを切断機のロータリカッタの切断位置へ移送し位置決
    めする送材装置を設け、この送材装置に対して前記クラ
    ンプ装置をワークの送材方向に摺動可能に設けると共
    に、前記クランプ装置を送材装置にロック及び解除する
    ロック装置を設けてなることを特徴とするロータリ切断
    装置。
  4. 【請求項4】 前記クランプ装置は、送材装置にワーク
    の送材方向に摺動自在に挿通した筒状体のクランプアー
    ムを設け、このクランプアームの先端にはワークの内径
    部を挿入可能なワーク保持部と、このワーク保持部にワ
    ークを把持可能に回動自在なクランプレバーを設け、こ
    のクランプレバーを回動せしめるべく係合離反自在なプ
    ッシュロッドを前記クランプアーム内に挿通すると共
    に、前記クランプアームの後端には、送材方向に往復動
    するクランクピストンを備えたクランプシリンダを設
    け、前記クランプピストンの先端に前記プッシュロッド
    の後端を連結してなることを特徴とする請求項3記載の
    ロータリ切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006130646A (ja) * 2004-10-08 2006-05-25 Showa Denko Kk パイプの製造方法及びパイプの製造装置
US11085656B2 (en) 2017-02-24 2021-08-10 Ademco Inc. Configurable electrode humidifier allowing for various injects
CN115716291A (zh) * 2021-08-25 2023-02-28 胡家麟 卯榫反转台

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