JPH10180537A - 管材の切断方法及びその装置 - Google Patents

管材の切断方法及びその装置

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JPH10180537A
JPH10180537A JP8346154A JP34615496A JPH10180537A JP H10180537 A JPH10180537 A JP H10180537A JP 8346154 A JP8346154 A JP 8346154A JP 34615496 A JP34615496 A JP 34615496A JP H10180537 A JPH10180537 A JP H10180537A
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JP
Japan
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circular saw
saw blade
pipe material
collet
pipe
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JP8346154A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Tsune
良一 津根
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Tsune Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tsune Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D21/00—Machines or devices for shearing or cutting tubes
    • B23D21/04—Tube-severing machines with rotating tool-carrier
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D33/00—Accessories for shearing machines or shearing devices
    • B23D33/02—Arrangements for holding, guiding, and/or feeding work during the operation
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23D45/00—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs
    • B23D45/12—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs with a circular saw blade for cutting tubes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管材の径と同等もしくはそれより径小の丸
鋸刃でも使用できると共に、その丸鋸刃の移動ストロー
クを短くでき、また円板カッターの使用による管材切断
端部外周の脹らみをなくし、更に薄肉管材の場合でも管
材を変形させることのない切断方法を提供すること。 【解決手段】 切断すべき管材Wをその軸芯周りに回転
させながら、管材Wに対し直交方向に進退するV溝形成
用丸鋸刃5を管材Wよりも速い周速で回転させて管材外
周面に所定深さの断面V字形溝55を形成し、このV字
形溝55の形成によって残された肉厚部分Zを、前記丸
鋸刃5とは周方向に適当に隔たった位置から管材Wに対
し直交方向に進退する回転フリーの円板カッター7によ
って押し切ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管等の管材を切
断する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、鋼管等の管材を切断
するのに、比較的厚肉の場合には、管材をバイスで固定
させておいて、回転する丸鋸刃によって切断を行ってい
るが、これによると、管材を横断するように丸鋸刃を移
動させて切断することから、管材よりも可成り径の大き
い丸鋸刃を必要とし、しかも丸鋸刃の移動ストロークが
長くなり、そのため丸鋸刃のコストが非常に高くつき、
切断に可成り長い時間を要すると云う問題がある。
【0003】また、比較的薄肉の管材の場合には、円板
状のカッター使用し、管材をその軸芯周りに回転させな
がら、円板カッターを管材に対し直交する方向に前進さ
せて押し切ることによって切断をおこなっているが、こ
の円板カッターによると、カッターの刃部がテーパ状を
成しているため、その押し切り時に管材の切断端部外周
に可成り大きな脹らみを形成し、切断後にこの脹らみを
除去するのに非常な手間がかかり、更に薄肉の管材や軟
らかい材質の管材の場合には円板カッターの絞り作用に
よって当該管材が変形を生ずると云う問題があった。
【0004】本発明は、上記の課題に鑑み、管材の径と
同等もしくはそれより径小の丸鋸刃でも使用できると共
に、丸鋸刃の移動ストロークを短くでき、また円板カッ
ターの使用による管材切断端部外周の脹らみや、前記絞
り作用による管材の変形を防止し得る切断方法及びその
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の管
材の切断方法は、切断すべき管材Wをその軸芯周りに回
転させながら、管材Wに対し直交方向に進退するV溝形
成用丸鋸刃5を管材Wよりも速い周速で回転させて管材
外周面に所定深さの断面V字形溝55を形成し、このV
字形溝55の形成によって残された肉厚部分Zを、前記
丸鋸刃5とは周方向に適当に隔たった位置から管材Wに
対し直交方向に進退する回転フリーの円板カッター7に
よって押し切ることを特徴とする。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の管材の切断
方法において、管材Wの回転方向と丸鋸刃5の回転方向
とを互いに逆にすることを特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明の管材の切断装置は、
切断すべき管材Wをチャック3により固定して軸芯周り
に回転させる回転駆動手段4と、回転駆動するV溝形成
用丸鋸刃5を有し、この丸鋸刃5を管材Wに対し直交方
向に所定ストロークS1進退させるようにした丸鋸ユニ
ット6と、前記丸鋸刃5とは周方向に隔たった位置に円
板カッター7を有し、このカッター7を管材Wに対し直
交方向に所定ストロークS2進退させるようにしたカッ
ターユニット8と、からなることを特徴とする。
【0008】請求項4は、請求項3に記載の管材の切断
装置において、前記チャック3は、固定ケーシング1内
を貫通する管材Wの所要部を掴持固定するテーパ状割り
形のチャック用コレット18と、前端部にコレット18
のテーパ部18aに嵌合可能なテーパ嵌合部19aを有
し、それ自体回転可能で且つ軸方向に移動可能なコレッ
ト開閉作動用スリーブ19と、このスリーブ19の後端
部に当該スリーブ19と一体に軸方向移動可能で且つそ
れと相対回転可能に連結されたスリーブ押し引き部材2
1と、このスリーブ押し引き部材21を揺動リンク機構
22を介して軸方向前後に移動させる流体圧シリンダ2
3とからなり、このシリンダ23の伸縮作動によりスリ
ーブ押し引き部材21を前後に押し引きして前記スリー
ブ19のテーパ嵌合部19aをコレット18のテーパ部
18aに対し嵌脱することによってコレット18を開閉
作動させ、その閉動により管材Wを掴持するようになっ
ており、前記回転駆動手段4は、固定ケーシング1内に
回転可能に支持され且つコレット18に一体回転可能に
連結された筒状伝動軸26と、モーター27により駆動
されて前記伝動軸26を回転させる歯車機構28とから
なることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る切断装置の正
面図、図2はその縦断側面図である。これらの図におい
て、1は固定ケーシングで、このケーシング1内の中心
部に、切断装置の後方から管材送給装置のプッシャー
(図示せず)によって送給される鋼管等の管材Wが貫通
する貫通路2が形成され、この貫通路2の周囲には、管
材Wをその切断位置P手前側近傍をチャック3により固
定して管材軸芯周りに回転させる回転駆動手段4が設け
られている。チャック3及び回転駆動手段4については
後に詳述する。また、図1に示すように、固定ケーシン
グ1の前面側には、回転駆動する丸鋸刃5を有し、この
丸鋸刃5を切断すべき管材Wの一側方(図中左側方)か
ら当該管材Wに対し直交方向に所定ストロークS1進退
させるように構成した丸鋸ユニット6と、前記丸鋸刃5
とは周方向に90度ずつ隔たった上下位置に一対の円板
カッター7,7を有し、両円板カッター7,7を管材W
に対し直交方向に所定ストロークS2進退させるように
構成した上下一対のカッターユニット8,8とが設けら
れている。
【0010】丸鋸ユニット6は、図1、図3及び図4に
示すように、枢軸aを中心に揺動する鋸刃フレームbの
遊端部側に丸鋸刃5を軸支し、丸鋸刃5の回転軸cをモ
ーターdによって回転駆動させるもので、モーターdの
出力軸eと第1伝動軸fとをタイミングプーリーg,h
及びタイミングベルトiにより連動連結し、この第1伝
動軸fと第2伝動軸jとを歯車k,lにより連動連結
し、第2伝動軸jの回転を歯車m,nを介して回転軸c
に伝えるようにしている。図3においてqは、丸鋸刃5
に近い最終段歯車nと噛合して当該歯車nのバックラッ
シュを除去するように設けてある歯車である。また、鋸
刃フレームbの遊端部と固定フレームFとの間には、鋸
刃フレームbを介して丸鋸刃5を管材Wに対し所定スト
ロークS1進退移動させるための流体圧シリンダ10が
介設されており、この丸鋸刃5の進退ストロークS1
(図10のに示す)は、流体圧シリンダ10のストロ
ークを調整することによって任意に設定することができ
る。丸鋸ユニット6の丸鋸刃5は、図9の(A)〜
(C)に示すように、鋸刃本体5aの周縁にV字形溝形
成チップ5b付きの切削刃部5cを形成したものであ
る。
【0011】一対のカッターユニット8,8は、図1に
示すように、上下に対称状に配備されて上下の円板カッ
ター7,7が管材Wに対し同期的に進退するようになっ
ている。各カッターユニット8は、正面視略コ字形のカ
ッターフレーム13に並設されてそれぞれ上下にスライ
ド可能な第1ロッド11及び第2ロッド12と、両ロッ
ド11,12間の中間位置で枢軸9によりカッターフレ
ーム13側に枢着されると共に両端部が両両ロッド1
1,12に枢支連結された揺動リンク14と、第1ロッ
ド11を上下動させる流体圧シリンダ15とを有し、第
2ロッド12の先端部に円板カッター7が軸支されてい
る。図1は、各流体圧シリンダ15が収縮位置にあっ
て、各カッターユニット8の円板カッター7が管材Wに
対し後退した位置にある状態を示す。しかして、図示の
状態から、例えば上部の流体圧シリンダ15を伸長作動
させると、第1ロッド11が仮想線図示のように上動
し、それにより揺動リンク14が枢軸9を中心に図1の
反時計回りに揺動して、2ロッド12を仮想線図示のよ
うに下動させ、上部の円板カッター7を仮想線図示のよ
うに管材Wに対し前進させる。下部の円板カッター7に
ついても全く同じ動作を行う。尚、図9の(D)に円板
カッター7の要部を断面で示している。
【0012】この場合、各円板カッター7が後退位置と
前進位置との間を進退移動するストロークS1(図10
のに示す)は、流体圧シリンダ15のストロークを調
整することによって任意に設定することができる。図1
に示すように、各第1ロッド11の上下端部には、収縮
限ストッパー16a及び伸長限ストッパー17aが取付
部材16b,17bを介して螺着されており、これらの
ストッパー16a,17bが当接する当接部材16c,
17cがカッターフレーム13側に設けてある。従っ
て、流体圧シリンダ15の収縮位置は収縮限ストッパー
16aが当接部材16cに当接することにより制限さ
れ、それにより円板カッター7のストロークS2の後退
限位置が決まり、また流体圧シリンダ15の伸長位置は
伸長限ストッパー17aが当接部材17cに当接するこ
とにより制限され、それによって円板カッター7の前進
限位置が決まる。尚、各ストッパー16a,17aは、
各当接部材16c,17cとの間隔を自在に調整できる
ようになっている。
【0013】前記チャック3は、図2に示すように、固
定ケーシング1内を貫通する管材Wの切断位置P手前側
近傍を掴持固定するテーパ状割り形のチャック用コレッ
ト18と、前端部にコレット18のテーパ部18aに嵌
合可能なテーパ嵌合部19aを有し、それ自体回転可能
で且つ軸方向に移動可能なコレット開閉作動用スリーブ
19と、このスリーブ19の後端部19bに軸受20を
介して当該スリーブ19と一体に軸方向移動可能で且つ
それと相対回転可能に連結された短筒状のスリーブ押し
引き部材21と、このスリーブ押し引き部材21を揺動
リンク機構22を介して軸方向前後に移動させる流体圧
シリンダ23と、から構成される。従って、前記シリン
ダ23の伸縮作動により揺動リンク機構22を前後に揺
動させてスリーブ押し引き部材21を軸方向前後に押し
引きすることにより、前記スリーブ19のテーパ嵌合部
19aを前記コレット18のテーパ部18aに対し嵌脱
させて、コレット18を閉動(縮径)または開動(拡
径)させ、その閉動によって管材Wを掴持固定するよう
になっている。また、前記回転駆動手段4は、前記固定
ケーシング1内に軸受24,25を介して回転可能に支
持されていて、前記コレット18に一体回転可能に連結
された筒状伝動軸26と、モーター27により駆動され
て筒状伝動軸26を回転させる歯車機構28と、から構
成される。
【0014】上記チャック3の構造につき図5及び図6
を参照して更に詳細に説明すると、揺動リンク機構22
は、スリーブ押し引き部材21の両側に配置された一対
の揺動レバー29,29からなり、両揺動レバー29,
29の下端部は、固定ケーシング1の基台部1aに取着
されたブラケット37に回転支軸30によって枢着さ
れ、中間部は、スライド係合部31,31を介してスリ
ーブ押し引き部材21の両側部に上下スライド変位可能
に係合され、上端部は、回転支軸32を介して流体圧シ
リンダ23のピストンロッド23aに枢着されている。
【0015】図2及び図5は、チャック用コレット18
が閉動して管材Wを掴持固定したときの揺動レバー29
の状態を示し、このとき流体圧シリンダ23は収縮位置
にある。この状態から、流体圧シリンダ23が伸長作動
すると、揺動レバー29がその下端部の回転支軸30を
中心に同図の時計回りに揺動し、これによりスリーブ押
し引き部材21が軸方向後方に移動して、コレット開閉
作動用スリーブ19を後方へ引っ張り、それによってチ
ャック用コレット18を拡径(開放)し、このコレット
18による管材Wの掴持固定を解除する。このチャック
解除状態から、流体圧シリンダ23が収縮作動すること
により、揺動レバー29が反時計回りに揺動して、コレ
ット開閉作動用スリーブ19を前方へ押動し、このスリ
ーブ19のテーパ嵌合部19aをコレット18のテーパ
部18に押圧嵌合させ、それによりコレット18を縮径
(閉動)して管材Wを掴持固定することになる。尚、チ
ャック用コレット18には、図2に示すように、管材W
の外径に応じた内径を有する口金33,34が着脱自在
に装着され、同図の上側半分は径の小さい管材W用の口
金33を示し、下側半分は径の大きい管材W用の口金3
4を示している。
【0016】前記回転駆動手段4において、モーター2
7により駆動されて筒状伝動軸26を回転させる歯車機
構28は、図2に示すように、筒状伝動軸26の外周に
設けられたウォームホイール35と、モーター27の出
力軸27a側に設けられて前記ウォームホイール35に
噛合するウォーム36とからなる。また、筒状伝動軸2
6は、これの前端に連設された短筒状部材38及び端板
39によって、前記コレット18に対し一体回転可能で
且つ当該コレット18の拡縮を許すように連結されてい
る。従って、モーター27の駆動により歯車機構28を
介して筒状伝動軸26が回転すると、短筒状部材38及
び端板39を介してコレット18が回転し、このときコ
レット18が縮径(閉動)状態にあれば、コレット18
により掴持固定された管材Wが回転し、またコレット1
8が拡径(開放)状態にあれば、管材Wはコレット18
から開放されて回転しないことになる。
【0017】図7は、管材Wを一定長さ寸法に切断する
ための定寸ストッパー40を示し、図8は、管材Wを定
寸ストッパー40の位置まで前進させるプッシャーの押
し棒41を示している。定寸ストッパー40は、機枠4
2とストッパー本体44とからなり、ストッパー本体4
4には、ハンドル45によって管材送給方向に伸縮移動
調整可能な支持ロッド46と、このロッド46の先端部
に軸受47を介して回転自在に装着された当て板48が
設けられている。また、機枠42は、取付台50に設け
られた傾斜状ガイドレール51にスライド可能に支持さ
れていて、流体圧シリンダ52の伸縮作動により、実線
で示すように管材Wの先端に当接する前進位置と、仮想
線で示すように管材Wの送給経路から退避する退避位置
との間の所定ストロークS3を進退できるようになって
いる。また、プッシャーの押し棒41には、その先端部
に軸受53を介して管材係合部54が回転自在に装着さ
れ、この管材係合部54は、管材Wの後端部に係合する
ようになっている。
【0018】次に、上述したような構成を有する切断装
置の使用による管材Wの切断方法について説明する。
【0019】先ず、切断すべき管材Wの肉厚Tによっ
て、丸鋸刃5により形成するV字形溝55の深さD、こ
の丸鋸刃5の進退ストロークS1、及び円板カッター7
の進退ストロークS2をそれぞれ設定する(図10の
及び参照)。V字形溝55の深さDは、管材Wの肉厚
Tの約10〜60%の範囲とする。丸鋸刃5の進退スト
ロークS1は流体圧シリンダ10により、また円板カッ
ター7の進退ストロークS2は流体圧シリンダ15によ
ってそれぞれ設定する。また、定寸ストッパー40を、
図7の実線図示のように当て板48が切断装置の固定ケ
ーシング1内を貫通する管材Wの先端と対向する位置へ
前進させ、当て板48を所定位置に位置決めして、管材
Wの切断長さを設定する。
【0020】しかして、管材Wを切断装置の後方から前
記プッシャーの押し棒41により押して、管材Wの先端
を上記当て板48に当接させた後、この管材Wをチャッ
ク3により掴持固定し、回転駆動手段4によって管材W
をその軸芯回りに所定の周速で丸鋸刃5とは反対方向に
回転させる(図1参照)。この場合、管材Wの周速を例
えば約10m/分、丸鋸刃5の周速を例えば約250m
/分とする。
【0021】上記のように管材Wを軸芯周りに回転させ
ながら、図10のに示すように、丸鋸刃5を管材Wの
切断位置Pに沿ってストロークS1進退させることによ
り、管材Wの外周面にV字形溝55を形成し、このV字
形溝55の形成によって残された肉厚部分Zを、同図の
に示すように円板カッター7をストロークS2進退さ
せることによって押し切る。この場合、円板カッター7
は、回転する管材Wに押し付けられて、それに追従して
回転する。こうして切断した管材Wの切断端部を同図の
に示す。以降は、上記一連の動作を繰り返し行うこと
によって、管材Wの定寸切断を連続的に行うことができ
る。この場合、回転駆動手段4の駆動用モーター27
は、1回の切断ごとに停止する必要はなく、常時回転さ
せておくことができる。
【0022】この切断方法によれば、丸鋸刃5によって
管材Wの外周面に予めV字形溝55を形成し、このV字
形溝55の形成によって残された肉厚部分Zを、円板カ
ッター7により押し切って切断するようにしているの
で、円板カッター7による管材Wの押し切り時に発生す
る切断端部外周の脹らみは、V字形溝55に吸収されて
しまい、管材Wの端部外周には全く現れなくなる(図1
0の参照)。また、管材Wをその軸芯周りに回転させ
るようにするから、管材Wの径と同等もしくはそれより
小径の丸鋸刃5でも使用可能となり、それにより丸鋸刃
5のコストを安くでき、また丸鋸刃5の移動ストローク
を短くできるため、切断時間の短縮化を図ることができ
る。また、丸鋸刃5によってV字形溝55を形成した残
りの肉厚部分Zを円板カッター7によって押し切るよう
にするから、薄肉管材の場合でも、管材を変形させるこ
とがない。
【0023】前記V字形溝55の深さDは、管材Wの肉
厚Tの10〜60%程度とすることで良好な切断を行う
ことができるが、好ましくは約20〜50%程度がよ
い。また、管材Wの回転方向と丸鋸刃5の回転方向とを
互いに逆にすることにより、管材Wに対する丸鋸刃5の
最初の食い付きが良く、ビビリやガタの発生がなくな
り、切断精度を高めることができる。
【0024】上述した実施形態では、円板カッター7を
2つ装備したが、この円板カッター7は1つでもよい
し、3つ以上装備してもよい。また、この実施形態のよ
うに管材Wを比較的短い切断長さで切断する場合には、
切断により切り落とされる管材部分を把持する必要はな
いが、切断長さが長い場合には、その切り落とされる管
材部分を把持するバイスを設けることが好ましい。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明の切断方法によれ
ば、V溝形成用丸鋸刃によって管材の外周面に予めV字
形溝を形成し、このV字形溝の形成によって残された肉
厚部分を、円板カッターにより押し切って切断するの
で、円板カッターによる管材の押し切り時に発生する切
断端部外周の脹らみは、V字形溝に吸収されてしまい、
管材の端部外周には全く現れず、切断後にこの脹らみを
除去する必要がない。また、管材をその軸芯周りに回転
させるから、管材の径と同等もしくはそれより小径の丸
鋸刃でも使用することができ、それにより丸鋸刃のコス
トを安くでき、また丸鋸刃の移動ストロークを短くでき
るため、切断時間の短縮化を図ることができる。更に、
丸鋸刃によってV字形溝を形成した残りの肉厚部分を円
板カッターによって押し切るから、薄肉の管材や軟らか
い管材の場合でもその管材を変形させるようなことがな
い。更にまた、管材の外周部をV溝形成用丸鋸刃によっ
て切断するから、バイトで切断する場合のように切粉が
長くなってワークにまつわり付く現象が起きず、切粉の
細分化ができる。
【0026】請求項2によれば、管材の回転方向と丸鋸
刃回転方向とを互いに逆にすることによって、管材に対
する丸鋸刃の最初の食い付きが良く、ビビリやガタの発
生がなくなり、切断精度を高めることができる。
【0027】請求項3に係る切断装置によれば、管材を
チャックにより固定して軸芯周りに回転させる回転駆動
手段と、回転駆動するV溝形成用丸鋸刃を有し、この丸
鋸刃を管材に対し直交方向に所定ストローク進退させる
ようにした丸鋸ユニットと、前記丸鋸刃とは周方向に隔
たった位置に円板カッターを有し、このカッターを管材
に対し直交方向に所定ストローク進退させるようにした
カッターユニットとからなるため、請求項1及び2に係
る切断方法を有効に実施することができると共に、構造
が簡単で安価に製作することができる。
【0028】請求項4によれば、流体圧シリンダの例え
ば伸長作動により、揺動リンク機構を介してスリーブ押
し引き部材を軸方向後方に移動して、コレット開閉作動
用スリーブを後方へ引っ張り、それによってチャック用
コレットを開放し、管材の掴持固定を解除し、またこの
状態から、流体圧シリンダを収縮作動することにより、
揺動リンク機構を介してスリーブ押し引き部材を軸方向
前方へ移動して、コレット開閉作動用スリーブを前方へ
押動し、このスリーブのテーパ嵌合部をコレットのテー
パ部に押圧嵌合させ、それによりコレットを閉動して管
材を掴持固定することができる。また、駆動用モーター
により、歯車機構を介して筒状伝動軸を回転させること
により、コレットが回転し、このときコレットが閉動状
態にあれば、コレットにより掴持固定された管材が回転
し、またコレットが開放状態にあれば、管材はコレット
から開放されて軸方向に移動可能な状態となる。従っ
て、駆動用モーターを起動させたままで、流体圧シリン
ダの伸縮作動により随時チャックの開閉を行わせること
ができ、管材を連続的に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る切断装置の正面図である。
【図2】 同切断装置の縦断側面図である。
【図3】 同切断装置における丸鋸ユニットの縦断正面
図である。
【図4】 同丸鋸ユニットの要部拡大縦断側面図であ
る。
【図5】 同切断装置の後端部を示す一部断面拡大側面
図である。
【図6】 同切断装置の後端部を示す一部断面拡大背面
図である。
【図7】 同切断装置における定寸ストッパーを示す側
面図である。
【図8】 同切断装置におけるプッシャーの押し棒を示
す側面図である。
【図9】 (A)は丸鋸刃の一部拡大正面図、(B)は
その斜視図、(C)は丸鋸刃の拡大断面図、(D)は円
板カッターの拡大断面図である。
【図10】 〜は切断工程を示す説明断面図であ
る。
【符号の説明】
W 管材 1 固定ケーシング 3 チャック 4 回転駆動手段 5 丸鋸刃 6 丸鋸ユニット 7 円板カッター 8 カッターユニット 18 コレット 19 コレット開閉作動用スリーブ 21 スリーブ押し引き部材 22 揺動リンク機構 26 筒状伝動軸 27 駆動用のモーター 28 歯車機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断すべき管材をその軸芯周りに回転さ
    せながら、管材に対し直交方向に進退するV溝形成用丸
    鋸刃を管材よりも速い周速で回転させて管材外周面に所
    定深さの断面V字形溝を形成し、このV字形溝の形成に
    よって残された肉厚部分を、前記丸鋸刃とは周方向に適
    当に隔たった位置から管材に対し直交方向に進退する回
    転フリーの円板状カッターによって押し切ることを特徴
    とする管材の切断方法。
  2. 【請求項2】 管材の回転方向と丸鋸刃の回転方向とを
    互いに逆にすることを特徴とする請求項1に記載の管材
    の切断方法。
  3. 【請求項3】 切断すべき管材をチャックにより固定し
    て軸芯周りに回転させる回転駆動手段と、回転駆動する
    V溝形成用丸鋸刃を有し、この丸鋸刃を管材に対し直交
    方向に所定ストローク進退させるようにした丸鋸ユニッ
    トと、前記丸鋸刃とは周方向に隔たった位置に円板カッ
    ターを有し、このカッターを管材に対し直交方向に所定
    ストローク進退させるようにしたカッターユニットと、
    からなることを特徴とする管材の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記チャックは、固定ケーシング内を貫
    通する管材の所要部を掴持固定するテーパ状割り形のチ
    ャック用コレットと、前端部にコレットのテーパ部に嵌
    合可能なテーパ嵌合部を有し、それ自体回転可能で且つ
    軸方向に移動可能なコレット開閉作動用スリーブと、こ
    のスリーブの後端部に当該スリーブと一体に軸方向移動
    可能で且つそれと相対回転可能に連結されたスリーブ押
    し引き部材と、このスリーブ押し引き部材を揺動リンク
    機構を介して軸方向前後に移動させる流体圧シリンダと
    からなり、このシリンダの伸縮作動によりスリーブ押し
    引き部材を前後に押し引きして前記スリーブのテーパ嵌
    合部をコレットのテーパ部に対し嵌脱することによって
    コレットを開閉作動させ、その閉動により管材を掴持す
    るようになっており、前記回転駆動手段は、固定ケーシ
    ング内に回転可能に支持され且つ前記コレットに一体回
    転可能に連結された筒状伝動軸と、モーターにより駆動
    されて前記伝動軸を回転させる歯車機構とからなること
    を特徴とする請求項3に記載の管材の切断装置。
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