JPH10180976A - 平版印刷版の製版方法 - Google Patents
平版印刷版の製版方法Info
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- JPH10180976A JPH10180976A JP9270854A JP27085497A JPH10180976A JP H10180976 A JPH10180976 A JP H10180976A JP 9270854 A JP9270854 A JP 9270854A JP 27085497 A JP27085497 A JP 27085497A JP H10180976 A JPH10180976 A JP H10180976A
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- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/10—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
- B41C1/1008—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials
- B41C1/1033—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials by laser or spark ablation
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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- G03F7/07—Silver salts used for diffusion transfer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】平版印刷版の製版技術において、高解像性を有
する画像を得ることができ、かつレーザによる直接描画
方法に対応し、また特に明室下でも画像を得ることがで
き、廃液が発生することがないという作業性に極めて優
れた平版印刷材料の製版方法を提供すること。 【解決手段】支持体上に、少なくとも親水性層、銀薄膜
を順に設けてなる平版印刷材料の非画像とする部分の銀
薄膜を半導体レーザによって照射することにより加熱
し、熱溶融及び/または熱分解させ、親水性層を露出さ
せ平版印刷版とする。
する画像を得ることができ、かつレーザによる直接描画
方法に対応し、また特に明室下でも画像を得ることがで
き、廃液が発生することがないという作業性に極めて優
れた平版印刷材料の製版方法を提供すること。 【解決手段】支持体上に、少なくとも親水性層、銀薄膜
を順に設けてなる平版印刷材料の非画像とする部分の銀
薄膜を半導体レーザによって照射することにより加熱
し、熱溶融及び/または熱分解させ、親水性層を露出さ
せ平版印刷版とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、明室下におけるレ
ーザ描画が可能で、かつ処理液を必要とせず、高い解像
性を有する画像を得られ、また特に製造コストが安価で
ある、平版印刷に用いられる印刷版の製版方法に関す
る。
ーザ描画が可能で、かつ処理液を必要とせず、高い解像
性を有する画像を得られ、また特に製造コストが安価で
ある、平版印刷に用いられる印刷版の製版方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版は、油脂性のインキを受理す
る親油性の画像部分と、インキを受理しない撥油性の非
画像部分からなり、一般に非画像部分は水を受け付ける
親水性部分から構成されている。通常の平版印刷では、
水とインキの両方を版面に供給し、画像部はインキを、
非画像部は水を選択的に受け入れ、画像部上のインキを
例えば紙等の被印刷体に転写させることによって印刷が
なされる。
る親油性の画像部分と、インキを受理しない撥油性の非
画像部分からなり、一般に非画像部分は水を受け付ける
親水性部分から構成されている。通常の平版印刷では、
水とインキの両方を版面に供給し、画像部はインキを、
非画像部は水を選択的に受け入れ、画像部上のインキを
例えば紙等の被印刷体に転写させることによって印刷が
なされる。
【0003】現在、平版印刷版は表面を親水化処理した
アルミニウム板、亜鉛板、紙等の基材上に親油性のイン
ク受理層を設けることにより製造される。これらの中で
は、PS版と呼ばれる表面を親水性処理した金属製支持
体上にジアゾ化合物やフォトポリマー等の感光材料を用
いたものや、紙やプラスチック支持体上にハロゲン化銀
を感光材料として銀錯塩拡散転写法(DTR法)を利用
し画像形成するものなどが一般的である。
アルミニウム板、亜鉛板、紙等の基材上に親油性のイン
ク受理層を設けることにより製造される。これらの中で
は、PS版と呼ばれる表面を親水性処理した金属製支持
体上にジアゾ化合物やフォトポリマー等の感光材料を用
いたものや、紙やプラスチック支持体上にハロゲン化銀
を感光材料として銀錯塩拡散転写法(DTR法)を利用
し画像形成するものなどが一般的である。
【0004】ジアゾ化合物やフォトポリマーによってイ
ンク受理層(以降画像層という)を形成する方法は、ま
ず金属板、紙、積層板、絶縁性基板等の基材上にジアゾ
化合物やフォトポリマー等の感光材料を塗布する。次い
で、光を照射して感光材料に化学変化を生じさせて、現
像液に対する溶解性を変化させる。感光材料は化学変化
の種類によって二つに分類される。光が照射された部分
が重合・硬化して、現像液に対して不溶性になるネガ型
と、逆に光が照射された部分の官能基が変化して、現像
液に対する溶解性を有するようになるポジ型である。何
れの場合にも、現像液による処理後に基材上に残存す
る、現像液に不溶の感光材料が画像層となる。
ンク受理層(以降画像層という)を形成する方法は、ま
ず金属板、紙、積層板、絶縁性基板等の基材上にジアゾ
化合物やフォトポリマー等の感光材料を塗布する。次い
で、光を照射して感光材料に化学変化を生じさせて、現
像液に対する溶解性を変化させる。感光材料は化学変化
の種類によって二つに分類される。光が照射された部分
が重合・硬化して、現像液に対して不溶性になるネガ型
と、逆に光が照射された部分の官能基が変化して、現像
液に対する溶解性を有するようになるポジ型である。何
れの場合にも、現像液による処理後に基材上に残存す
る、現像液に不溶の感光材料が画像層となる。
【0005】一方、DTR法を用いた平版印刷版、例え
ばハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を有する平版
印刷版は、例えば、米国特許第3,728,114号、
同第4,134,769号、同第4,160,670
号、同第4,336,321号、同第4,501,81
1号、同第4,510,228号、同第4,621,0
41号明細書等に記載されており、露光されたハロゲン
化銀結晶は、DTR現像により化学現像を生起し黒色の
銀となり親水性の非画像部を形成し、一方、未露光のハ
ロゲン化銀結晶は現像液中の錯化剤により銀塩錯体にな
って表面の物理現像核層まで拡散し、核の存在により物
理現像を生起してインキ受容性の物理現像銀を主体とす
る画像部を形成する。また、砂目立てされ陽極酸化され
たアルミベースの支持体上に、物理現像核層、ハロゲン
化銀乳剤層を順次塗布した平版印刷版については、例え
ば、特開昭63−260491号、特開平3−1161
51号、同4−282295号公報等に記載されてお
り、上記平版印刷版を像露光し、DTR現像した後、ハ
ロゲン化銀乳剤層を温水で洗浄して、陽極酸化されたア
ルミベース上に物理現像銀を主体とする画像部を形成す
る。
ばハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を有する平版
印刷版は、例えば、米国特許第3,728,114号、
同第4,134,769号、同第4,160,670
号、同第4,336,321号、同第4,501,81
1号、同第4,510,228号、同第4,621,0
41号明細書等に記載されており、露光されたハロゲン
化銀結晶は、DTR現像により化学現像を生起し黒色の
銀となり親水性の非画像部を形成し、一方、未露光のハ
ロゲン化銀結晶は現像液中の錯化剤により銀塩錯体にな
って表面の物理現像核層まで拡散し、核の存在により物
理現像を生起してインキ受容性の物理現像銀を主体とす
る画像部を形成する。また、砂目立てされ陽極酸化され
たアルミベースの支持体上に、物理現像核層、ハロゲン
化銀乳剤層を順次塗布した平版印刷版については、例え
ば、特開昭63−260491号、特開平3−1161
51号、同4−282295号公報等に記載されてお
り、上記平版印刷版を像露光し、DTR現像した後、ハ
ロゲン化銀乳剤層を温水で洗浄して、陽極酸化されたア
ルミベース上に物理現像銀を主体とする画像部を形成す
る。
【0006】上記のような感光材料を用いて画像層を形
成する場合に、露光方法が解像性を決定する重要な因子
の一つとなっている。従来は、露光用フィルムを作製
し、次いで紫外光または白色光を使用した密着露光方法
を行うのが主流であった。しかし、コンピュータの進歩
に伴って、コンピュータ情報からのディジタル信号を露
光装置へと送信(コンピュータ・ツゥ・プレート)し、
レーザを用いて直接感光材料を露光するレーザ直接描画
方法が行われるようになっている。レーザ直接描画方法
は、コストが安い、速度が速い、多品種少ロット品での
生産性が高い等の利点がある。
成する場合に、露光方法が解像性を決定する重要な因子
の一つとなっている。従来は、露光用フィルムを作製
し、次いで紫外光または白色光を使用した密着露光方法
を行うのが主流であった。しかし、コンピュータの進歩
に伴って、コンピュータ情報からのディジタル信号を露
光装置へと送信(コンピュータ・ツゥ・プレート)し、
レーザを用いて直接感光材料を露光するレーザ直接描画
方法が行われるようになっている。レーザ直接描画方法
は、コストが安い、速度が速い、多品種少ロット品での
生産性が高い等の利点がある。
【0007】このレーザ直接描画方法に対応するために
は、感光材料の光学感度を高くしなければならない。ジ
アゾ化合物やフォトポリマーでは、光化学反応を伴うた
めに、光学感度は低く、数〜数百mJ/cm2である。
そのため、レーザ出力装置が高出力でなければならず、
装置が大きくなったり、コストが高くなるなどの問題が
あった。
は、感光材料の光学感度を高くしなければならない。ジ
アゾ化合物やフォトポリマーでは、光化学反応を伴うた
めに、光学感度は低く、数〜数百mJ/cm2である。
そのため、レーザ出力装置が高出力でなければならず、
装置が大きくなったり、コストが高くなるなどの問題が
あった。
【0008】また、ハロゲン化銀を用いたDTR法によ
り画像形成するものでは、感度は数μJ/cm2であり
簡便な半導体レーザなどでも十分露光可能であるが、逆
に、露光工程を行う前までの保存、基材への塗布工程等
を、暗中もしくはセーフティライト下で行わなければな
らないという、製造及び製版作業の効率を著しく悪くす
る欠点があった。また、ジアゾ化合物やフォトポリマー
においても、室内光や太陽光下でも反応が進行するし、
高温下でも反応性に変化が生じる。さらに、酸素が存在
すると、反応の阻害剤となる。したがって、露光及び現
像前までは同様に暗室処置や低酸素状態での保存が必要
となっていた。
り画像形成するものでは、感度は数μJ/cm2であり
簡便な半導体レーザなどでも十分露光可能であるが、逆
に、露光工程を行う前までの保存、基材への塗布工程等
を、暗中もしくはセーフティライト下で行わなければな
らないという、製造及び製版作業の効率を著しく悪くす
る欠点があった。また、ジアゾ化合物やフォトポリマー
においても、室内光や太陽光下でも反応が進行するし、
高温下でも反応性に変化が生じる。さらに、酸素が存在
すると、反応の阻害剤となる。したがって、露光及び現
像前までは同様に暗室処置や低酸素状態での保存が必要
となっていた。
【0009】さらに、上述の画像形成方法では、現像液
を用いる等の液体処理を行うことが一般的であり、廃液
の処理が環境問題となっているという欠点があった。
を用いる等の液体処理を行うことが一般的であり、廃液
の処理が環境問題となっているという欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、平版
印刷版の製版技術において、高解像性を有する画像を得
ることができ、かつレーザによる直接描画方法に対応
し、また特に明室下でも画像を得ることができ、廃液が
発生することがないという作業性に極めて優れた平版印
刷版の製版方法を提供することにある。
印刷版の製版技術において、高解像性を有する画像を得
ることができ、かつレーザによる直接描画方法に対応
し、また特に明室下でも画像を得ることができ、廃液が
発生することがないという作業性に極めて優れた平版印
刷版の製版方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、以下の発明を見い
出した。
を解決するために鋭意検討した結果、以下の発明を見い
出した。
【0012】本発明の平版印刷版の製版方法は、支持体
上に少なくとも親水性層を有し、該親水性層上に銀薄膜
を設置してなる平版印刷材料を、レーザ露光により銀薄
膜を加熱して前記親水性層を露出させるものである。銀
薄膜部分は疎水性であり、親水性層露出部分はもちろん
親水性である。このため、この加熱の有無により平版印
刷材料上にインキ受理性部分とインキ反撥(水受理)性
部分と言う差異が生じることとなる。即ち、本発明の平
版印刷版の製版方法により製版すると、レーザにより加
熱された銀薄膜は熱溶融して微粒子状化し、又は、除去
装置により取り除かれ、その下の親水性層が露出してイ
ンキを反撥(水を受理)する非画像部となり、加熱され
ていない部分では銀薄膜がそのまま残存することでイン
キを受理する画像部となり、平版印刷が可能となる。
上に少なくとも親水性層を有し、該親水性層上に銀薄膜
を設置してなる平版印刷材料を、レーザ露光により銀薄
膜を加熱して前記親水性層を露出させるものである。銀
薄膜部分は疎水性であり、親水性層露出部分はもちろん
親水性である。このため、この加熱の有無により平版印
刷材料上にインキ受理性部分とインキ反撥(水受理)性
部分と言う差異が生じることとなる。即ち、本発明の平
版印刷版の製版方法により製版すると、レーザにより加
熱された銀薄膜は熱溶融して微粒子状化し、又は、除去
装置により取り除かれ、その下の親水性層が露出してイ
ンキを反撥(水を受理)する非画像部となり、加熱され
ていない部分では銀薄膜がそのまま残存することでイン
キを受理する画像部となり、平版印刷が可能となる。
【0013】また、本発明の内、第2の発明である平版
印刷版の製版方法では、前記平版印刷材料の銀薄膜は、
銀錯塩拡散転写法により生起された物理現像銀からなる
ことである。銀錯塩拡散転写法による物理現像された銀
薄膜は、蒸着法などにより形成されたものに比べ、結果
としてレーザ吸収率及び親油性が強くインキ受容性がよ
り高くなるため平版印刷版としての性能が向上する。
印刷版の製版方法では、前記平版印刷材料の銀薄膜は、
銀錯塩拡散転写法により生起された物理現像銀からなる
ことである。銀錯塩拡散転写法による物理現像された銀
薄膜は、蒸着法などにより形成されたものに比べ、結果
としてレーザ吸収率及び親油性が強くインキ受容性がよ
り高くなるため平版印刷版としての性能が向上する。
【0014】また、本発明の内、第3の発明の平版印刷
版の製版方法では、前記平版印刷材料が、支持体上に親
水性のハロゲン化銀乳剤層、物理現像核層をこの順にな
るように設け、未露光のまま銀錯塩拡散転写法による現
像処理を行い、表面に物理現像銀を層状に形成させたも
のである。この方法によれば、単一平版印刷材料中であ
るため、簡単に親水性層の表面に物理現像された銀薄膜
を形成することができ、また銀薄膜と親水性層との接着
力が強固であり、平版印刷版の耐刷能力が向上する。
版の製版方法では、前記平版印刷材料が、支持体上に親
水性のハロゲン化銀乳剤層、物理現像核層をこの順にな
るように設け、未露光のまま銀錯塩拡散転写法による現
像処理を行い、表面に物理現像銀を層状に形成させたも
のである。この方法によれば、単一平版印刷材料中であ
るため、簡単に親水性層の表面に物理現像された銀薄膜
を形成することができ、また銀薄膜と親水性層との接着
力が強固であり、平版印刷版の耐刷能力が向上する。
【0015】また、本発明の内、第4の発明の平版印刷
版の製版方法では、前記平版印刷材料が、支持体上に親
水性ポリマーを含む物理現像核層(この場合は親水性層
としても作用する)、ハロゲン化銀乳剤層を設け、未露
光のまま銀錯塩拡散転写法による現像処理を行い、ハロ
ゲン化銀乳剤層をウォッシュオフさせ、物理現像核上に
物理現像銀を層状に形成させたものである。この方法で
も、単一平版印刷材料中で、簡単に陽極酸化されたアル
ミ表面に物理現像された銀薄膜を形成することができ、
また銀薄膜とアルミ表面との接着力が強固であり、更に
平版印刷版の耐刷能力が向上する。
版の製版方法では、前記平版印刷材料が、支持体上に親
水性ポリマーを含む物理現像核層(この場合は親水性層
としても作用する)、ハロゲン化銀乳剤層を設け、未露
光のまま銀錯塩拡散転写法による現像処理を行い、ハロ
ゲン化銀乳剤層をウォッシュオフさせ、物理現像核上に
物理現像銀を層状に形成させたものである。この方法で
も、単一平版印刷材料中で、簡単に陽極酸化されたアル
ミ表面に物理現像された銀薄膜を形成することができ、
また銀薄膜とアルミ表面との接着力が強固であり、更に
平版印刷版の耐刷能力が向上する。
【0016】さらに、本発明の内、第5の発明の平版印
刷版の製版方法では、前記平版印刷材料において、物理
現像核層中、または/及びその隣接する層に下記の一般
式1で示されるポリマーを少なくとも一つ含有すること
を特徴とする平版印刷版の製版方法である。下記の一般
式1に示されるアクリルアミド系ポリマーを含有させる
ことにより、さらに平版印刷中の水受理性(親水性能)
が印刷中長期に渡って保持されてインキを反撥し、非画
像部の汚れ(地汚れ)のない良好な印刷が行うことがで
きる。また本発明に用いられる一般式1のポリマーの含
有量は、300mg/m2以下が好ましく、より好まし
くは2〜150mg/m2の範囲である。
刷版の製版方法では、前記平版印刷材料において、物理
現像核層中、または/及びその隣接する層に下記の一般
式1で示されるポリマーを少なくとも一つ含有すること
を特徴とする平版印刷版の製版方法である。下記の一般
式1に示されるアクリルアミド系ポリマーを含有させる
ことにより、さらに平版印刷中の水受理性(親水性能)
が印刷中長期に渡って保持されてインキを反撥し、非画
像部の汚れ(地汚れ)のない良好な印刷が行うことがで
きる。また本発明に用いられる一般式1のポリマーの含
有量は、300mg/m2以下が好ましく、より好まし
くは2〜150mg/m2の範囲である。
【0017】
【化2】
【0018】式中のR1は水素原子またはアルキル基を
表し、R2は水素原子またはアルカリ金属原子を表し、
nは1〜100モル%、mは0〜50モル%、lは0〜
5モル%である。そして平均分子量は2000〜300
000である。
表し、R2は水素原子またはアルカリ金属原子を表し、
nは1〜100モル%、mは0〜50モル%、lは0〜
5モル%である。そして平均分子量は2000〜300
000である。
【0019】さらに、本発明の内、第6の発明の平版印
刷版の製版方法では、前記平版印刷材料の親水性層中
に、光吸収剤を含有させることである。この方法によれ
ば、銀薄膜を透過したレーザによる熱、光等のエネルギ
ーも効率よく吸収し、有効に親水性層を露出させること
ができるので、より低出力のレーザを用いることやレー
ザの描画速度を早めることが可能となる。このため、装
置コストの低減や作業効率の向上が図れる。
刷版の製版方法では、前記平版印刷材料の親水性層中
に、光吸収剤を含有させることである。この方法によれ
ば、銀薄膜を透過したレーザによる熱、光等のエネルギ
ーも効率よく吸収し、有効に親水性層を露出させること
ができるので、より低出力のレーザを用いることやレー
ザの描画速度を早めることが可能となる。このため、装
置コストの低減や作業効率の向上が図れる。
【0020】光吸収剤は、その吸光波長が用いるレーザ
の発光波長と略一致する染料あるいは顔料であれば良い
が、カーボンブラックのように広い波長帯で光吸収可能
な黒色のものを用いることが好ましい。
の発光波長と略一致する染料あるいは顔料であれば良い
が、カーボンブラックのように広い波長帯で光吸収可能
な黒色のものを用いることが好ましい。
【0021】本発明によれば、所望する画像に従ってレ
ーザにより加熱することで、液体の現像剤やその処理を
行う装置類を用いることなく、簡便に平版印刷版を製版
することが可能となる。さらには、平版印刷用原版から
の製版工程、及び印刷工程に至るまで明室下での作業が
可能であると共に、明室や酸素下での長期安定保存が可
能である。
ーザにより加熱することで、液体の現像剤やその処理を
行う装置類を用いることなく、簡便に平版印刷版を製版
することが可能となる。さらには、平版印刷用原版から
の製版工程、及び印刷工程に至るまで明室下での作業が
可能であると共に、明室や酸素下での長期安定保存が可
能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を使って、本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0023】図1は本発明に係わる平版印刷原版の一例
を表す断面概略図である。本発明に係わる平版印刷原版
(a)は、支持体1の上に親水性層2が設けられてお
り、その上に銀薄膜3が設けられている。本発明の平版
印刷版の製版方法としては、まず、平版印刷用原版
(a)にレーザにより所望する画像様に照射を行う(非
画像部露光)。ここで、レーザが照射された部分の銀薄
膜3が熱溶融により、親水性層2が露出されることで製
版が完了する。この後に、平版印刷機に装着すれば、残
存する銀薄膜3の部分にインキが、また露出した親水性
層2には水がそれぞれ受理され、平版印刷が可能とな
る。
を表す断面概略図である。本発明に係わる平版印刷原版
(a)は、支持体1の上に親水性層2が設けられてお
り、その上に銀薄膜3が設けられている。本発明の平版
印刷版の製版方法としては、まず、平版印刷用原版
(a)にレーザにより所望する画像様に照射を行う(非
画像部露光)。ここで、レーザが照射された部分の銀薄
膜3が熱溶融により、親水性層2が露出されることで製
版が完了する。この後に、平版印刷機に装着すれば、残
存する銀薄膜3の部分にインキが、また露出した親水性
層2には水がそれぞれ受理され、平版印刷が可能とな
る。
【0024】また、レーザによる加熱前後の電子顕微鏡
観察によれば、レーザにより加熱された銀薄膜部分は熱
溶融して粒状化(銀微粒子となる)しており、銀薄膜の
下層に設けられている親水性層2が露出することが確認
できた。
観察によれば、レーザにより加熱された銀薄膜部分は熱
溶融して粒状化(銀微粒子となる)しており、銀薄膜の
下層に設けられている親水性層2が露出することが確認
できた。
【0025】図2も本発明に係わる平版印刷原版の一例
を表す断面概略図である。本発明に係わる平版印刷原版
(b)は、陽極酸化されたアルミ表面11の上に薄層の
親水性層12が設けられており、その上に銀薄膜13が
設けられているが、親水性層が薄層のため、DTRによ
り生起された銀薄膜と親水性層が混じり合って銀粒子と
陽極酸化されたアルミ表面が接触していることが多いと
推定される。本発明の平版印刷版の製版方法としては、
まず、平版印刷用原版(b)にレーザにより所望する画
像様に照射を行う(非画像部露光)。ここで、レーザが
照射された部分の銀薄膜13が除去装置により除去され
ることにより、親水性層12、或いは、支持体の陽極酸
化されたアルミ表面が露出されることで製版が完了す
る。この後に、平版印刷機に装着すれば、残存する銀薄
膜13の部分にインキが、また露出した親水性層12に
は水がそれぞれ受理され、平版印刷が可能となる。
を表す断面概略図である。本発明に係わる平版印刷原版
(b)は、陽極酸化されたアルミ表面11の上に薄層の
親水性層12が設けられており、その上に銀薄膜13が
設けられているが、親水性層が薄層のため、DTRによ
り生起された銀薄膜と親水性層が混じり合って銀粒子と
陽極酸化されたアルミ表面が接触していることが多いと
推定される。本発明の平版印刷版の製版方法としては、
まず、平版印刷用原版(b)にレーザにより所望する画
像様に照射を行う(非画像部露光)。ここで、レーザが
照射された部分の銀薄膜13が除去装置により除去され
ることにより、親水性層12、或いは、支持体の陽極酸
化されたアルミ表面が露出されることで製版が完了す
る。この後に、平版印刷機に装着すれば、残存する銀薄
膜13の部分にインキが、また露出した親水性層12に
は水がそれぞれ受理され、平版印刷が可能となる。
【0026】本発明に係わる平版印刷材料の銀薄膜は、
真空蒸着、スパッタリング、CVD、鍍金など一般的な
金属薄膜形成の手法で得られるものを使用することがで
きる。また、一方で銀錯塩拡散転写法による物理現像に
よる方法を用いて銀薄膜を形成することも出来る。この
方法では、印刷版として使用する際に画像部となる銀薄
膜は、純粋な金属銀のみではなく酸化物や硫化物などの
いわゆる親油性の夾雑物が混在することや、連続膜では
あるがミクロ的に見れば表面の凹凸が程良く形成される
ことから、他の方法に比べてインキ乗りが良好となり、
またレーザ吸収率も高くなり平版印刷材料としての感度
も向上する。さらには工業的量産が成し得やすいことな
ど、好ましい態様である。
真空蒸着、スパッタリング、CVD、鍍金など一般的な
金属薄膜形成の手法で得られるものを使用することがで
きる。また、一方で銀錯塩拡散転写法による物理現像に
よる方法を用いて銀薄膜を形成することも出来る。この
方法では、印刷版として使用する際に画像部となる銀薄
膜は、純粋な金属銀のみではなく酸化物や硫化物などの
いわゆる親油性の夾雑物が混在することや、連続膜では
あるがミクロ的に見れば表面の凹凸が程良く形成される
ことから、他の方法に比べてインキ乗りが良好となり、
またレーザ吸収率も高くなり平版印刷材料としての感度
も向上する。さらには工業的量産が成し得やすいことな
ど、好ましい態様である。
【0027】銀錯塩拡散転写法においても、2シートタ
イプ、即ち一方を支持体上に親水性層を設け、その表面
に物理現像核を有する本発明の平版印刷材料とするもの
とし、他方を支持体上にハロゲン化銀乳剤層を設けたも
のとして、お互いの膜面を密着させて現像処理を行い、
親水性層上に物理現像された銀薄膜を形成させるもの
と、モノシートタイプ、即ち一枚の支持体上にハロゲン
化銀乳剤層(この場合には本発明で言う親水性層と兼ね
る構成となる場合もある)、物理現像核層を重層し、単
一シート内で物理現像処理を行い表面に銀薄膜を形成さ
せるもの、また、主として陽極酸化されたアルミベース
上に物理現像核層(この場合には本発明で言う親水性層
を兼ねる構成となる場合もある)、ハロゲン化銀乳剤層
を重層し、単一シート内で物理現像処理を行い、ハロゲ
ン化銀乳剤層をウォッシュオフさせ、物理現像核上に銀
薄膜を形成させるもの等がある。モノシートタイプはハ
ロゲン化銀乳剤層からの拡散距離が小さいので、横方向
への拡散が少なく、高解像力が得られるため好ましい。
またこのような、銀錯塩拡散転写法を用いて本発明に係
わる平版印刷材料となる市販品としては、シルバーマス
ター及びシルバーデジプレート(何れも商品名、三菱製
紙(株)製)、シルバーリスSDB(商品名、イー・ア
イ・デュポン社製)があり、未露光のまま現像処理を行
えば、本発明に有効に使用することができる。
イプ、即ち一方を支持体上に親水性層を設け、その表面
に物理現像核を有する本発明の平版印刷材料とするもの
とし、他方を支持体上にハロゲン化銀乳剤層を設けたも
のとして、お互いの膜面を密着させて現像処理を行い、
親水性層上に物理現像された銀薄膜を形成させるもの
と、モノシートタイプ、即ち一枚の支持体上にハロゲン
化銀乳剤層(この場合には本発明で言う親水性層と兼ね
る構成となる場合もある)、物理現像核層を重層し、単
一シート内で物理現像処理を行い表面に銀薄膜を形成さ
せるもの、また、主として陽極酸化されたアルミベース
上に物理現像核層(この場合には本発明で言う親水性層
を兼ねる構成となる場合もある)、ハロゲン化銀乳剤層
を重層し、単一シート内で物理現像処理を行い、ハロゲ
ン化銀乳剤層をウォッシュオフさせ、物理現像核上に銀
薄膜を形成させるもの等がある。モノシートタイプはハ
ロゲン化銀乳剤層からの拡散距離が小さいので、横方向
への拡散が少なく、高解像力が得られるため好ましい。
またこのような、銀錯塩拡散転写法を用いて本発明に係
わる平版印刷材料となる市販品としては、シルバーマス
ター及びシルバーデジプレート(何れも商品名、三菱製
紙(株)製)、シルバーリスSDB(商品名、イー・ア
イ・デュポン社製)があり、未露光のまま現像処理を行
えば、本発明に有効に使用することができる。
【0028】本発明の平版印刷材料の製版方法におい
て、本発明に係わる平版印刷材料の銀薄膜の熱溶融を促
進させ親水性層を露出させる効率、又は、銀薄膜を除去
する効率(即ち本発明の方法における平版印刷材料の感
度と言える)は、銀薄膜の膜厚に依存するが、薄いと耐
刷性が低下する。このため描画に用いるレーザ出力によ
り、銀薄膜の厚みを決定することが好ましい。出力が1
W以上であれば厚めに設定することが出来るが、それ以
下の場合には0.1μm〜5μmの範囲で設置すること
が好ましい。
て、本発明に係わる平版印刷材料の銀薄膜の熱溶融を促
進させ親水性層を露出させる効率、又は、銀薄膜を除去
する効率(即ち本発明の方法における平版印刷材料の感
度と言える)は、銀薄膜の膜厚に依存するが、薄いと耐
刷性が低下する。このため描画に用いるレーザ出力によ
り、銀薄膜の厚みを決定することが好ましい。出力が1
W以上であれば厚めに設定することが出来るが、それ以
下の場合には0.1μm〜5μmの範囲で設置すること
が好ましい。
【0029】日本印刷学会編「印刷工学便覧」504ペ
ージより507ページにわたってに記載されているよう
に、砂目立てされ陽極酸化されたアルミベースが印刷版
の支持体として用いられることは公知である。また、陽
極酸化後に、後処理することやガム引きすることによっ
て、親水性層を設けることができることも示唆されてい
る。アルミベースの表面を砂目立てし陽極酸化する方法
に比較し、工業的に簡便に親水性層を作成する方法とし
て、本発明においては、親水性層は、皮膜形成能を有す
る親水性ポリマーを主体として塗設される。この親水性
層は下引き層などを含め複数あってもよいし、また支持
体を挟んで裏側に裏塗り層があっても差し支えない。ま
た親水性層を構成する親水性ポリマーの量としては一層
あたり0.5〜10g/m2の範囲が好ましい。
ージより507ページにわたってに記載されているよう
に、砂目立てされ陽極酸化されたアルミベースが印刷版
の支持体として用いられることは公知である。また、陽
極酸化後に、後処理することやガム引きすることによっ
て、親水性層を設けることができることも示唆されてい
る。アルミベースの表面を砂目立てし陽極酸化する方法
に比較し、工業的に簡便に親水性層を作成する方法とし
て、本発明においては、親水性層は、皮膜形成能を有す
る親水性ポリマーを主体として塗設される。この親水性
層は下引き層などを含め複数あってもよいし、また支持
体を挟んで裏側に裏塗り層があっても差し支えない。ま
た親水性層を構成する親水性ポリマーの量としては一層
あたり0.5〜10g/m2の範囲が好ましい。
【0030】このような親水性層を形成する親水性ポリ
マーとしては、以下の例が挙げられ、これらは地汚れ性
や耐刷性など印刷性能を鑑みて2種以上混合して用いる
ことができる。
マーとしては、以下の例が挙げられ、これらは地汚れ性
や耐刷性など印刷性能を鑑みて2種以上混合して用いる
ことができる。
【0031】天然物では、澱粉類、海藻マンナン、寒天
およびアルギン酸ナトリウム等の藻類から得られるも
の、マンナン、ペクチン、トラガントガム、カラヤガ
ム、キサンチンガム、グアービンガム、ローカストビン
ガム、アラビアガム等の植物性粘質物、デキストラン、
グルカン、キサンタンガム、およびレバンなどのホモ多
糖類、サクシノグルカン、プルラン、カードラン、およ
びザンタンガムなどのヘテロ多糖等の微生物粘質物、に
かわ、ゼラチン、カゼインおよびコラーゲン等のタンパ
ク質、キチンおよびその誘導体等が挙げられる。
およびアルギン酸ナトリウム等の藻類から得られるも
の、マンナン、ペクチン、トラガントガム、カラヤガ
ム、キサンチンガム、グアービンガム、ローカストビン
ガム、アラビアガム等の植物性粘質物、デキストラン、
グルカン、キサンタンガム、およびレバンなどのホモ多
糖類、サクシノグルカン、プルラン、カードラン、およ
びザンタンガムなどのヘテロ多糖等の微生物粘質物、に
かわ、ゼラチン、カゼインおよびコラーゲン等のタンパ
ク質、キチンおよびその誘導体等が挙げられる。
【0032】また、半天然物(半合成物)類としては、
セルロース誘導体、カルボキシメチルグアーガム等の変
性ガム、並びにデキストリン等の培焼澱粉類、酸化澱粉
類、エステル化澱粉類等の加工澱粉等が挙げられる。
セルロース誘導体、カルボキシメチルグアーガム等の変
性ガム、並びにデキストリン等の培焼澱粉類、酸化澱粉
類、エステル化澱粉類等の加工澱粉等が挙げられる。
【0033】合成品には、ポリビニルアルコール、部分
アセタール化ポリビニルアルコール、アリル変性ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニ
ルエチルエーテル、ポリビニルイソブチルエーテル等の
変性ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩、ポリア
クリル酸エステル部分けん化物、ポリメタクリル酸塩、
及びポリアクリルアマイド等のポリアクリル酸誘導体及
びポリメタクリル酸誘導体、ポリエチレングリコール、
ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、ビニ
ルピロリドン/酢酸ビニル共重合物、カルボキシビニル
重合物、スチレン/マレイン酸共重合物、スチレン/ク
ロトン酸共重合物等が挙げられる。
アセタール化ポリビニルアルコール、アリル変性ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニ
ルエチルエーテル、ポリビニルイソブチルエーテル等の
変性ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩、ポリア
クリル酸エステル部分けん化物、ポリメタクリル酸塩、
及びポリアクリルアマイド等のポリアクリル酸誘導体及
びポリメタクリル酸誘導体、ポリエチレングリコール、
ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、ビニ
ルピロリドン/酢酸ビニル共重合物、カルボキシビニル
重合物、スチレン/マレイン酸共重合物、スチレン/ク
ロトン酸共重合物等が挙げられる。
【0034】これらの中で特に、銀錯塩拡散転写法によ
り銀薄膜を形成するために親水性層をハロゲン化銀乳剤
層と兼ねる場合にはゼラチンを用いることが好ましい。
り銀薄膜を形成するために親水性層をハロゲン化銀乳剤
層と兼ねる場合にはゼラチンを用いることが好ましい。
【0035】本発明の平版印刷材料に係わる親水性層に
用いるゼラチンとしては、動物のコラーゲンを原料とし
たゼラチンであれば全て使用できるが、豚皮、牛皮、及
び牛骨から得られるコラーゲンを原料としたゼラチンが
好ましい。また、ゼラチンの種類も特に制限はないが、
石灰処理ゼラチン及び酸処理ゼラチンの他、特公昭38
−4854号、同39−5514号、同40−1223
7号、及び同42−26345号公報、米国特許第2,
525,753号、同第2,594,293号、同第2,6
14,928号、同第2,763,639号、同第3,11
8,766号、同第3,132,945号、同第3,18
6,846号、同第3,312,553号明細書、英国特
許第1,033,189号明細書等に記載のゼラチン誘導
体等が挙げられ、これらは1種または2種以上を組合わ
せて用いることができる。
用いるゼラチンとしては、動物のコラーゲンを原料とし
たゼラチンであれば全て使用できるが、豚皮、牛皮、及
び牛骨から得られるコラーゲンを原料としたゼラチンが
好ましい。また、ゼラチンの種類も特に制限はないが、
石灰処理ゼラチン及び酸処理ゼラチンの他、特公昭38
−4854号、同39−5514号、同40−1223
7号、及び同42−26345号公報、米国特許第2,
525,753号、同第2,594,293号、同第2,6
14,928号、同第2,763,639号、同第3,11
8,766号、同第3,132,945号、同第3,18
6,846号、同第3,312,553号明細書、英国特
許第1,033,189号明細書等に記載のゼラチン誘導
体等が挙げられ、これらは1種または2種以上を組合わ
せて用いることができる。
【0036】ゼラチンを親水性層に用いる場合には、ゼ
ラチン硬膜剤で硬化することができる。ゼラチン硬膜剤
としては、例えば、クロム明ばんのような無機化合物、
ホルマリン、グリオキサール、マレアルデヒド、グルタ
ルアルデヒドのようなアルデヒド類、尿素やエチレン尿
素等のN−メチラール化合物、ムコクロル酸、2,3−
ジヒドロキシ−1,4−ジオキサンのようなアルデヒド
類似化合物、2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−
トリアジン塩や、2,4−ジヒドロキシ−6−クロロ−
S−トリアジン塩のような活性ハロゲンを有する化合
物、ジビニルスルホン、ジビニルケトンやN,N,N−
トリアクリロイルヘキサヒドロトリアジン、活性な三員
環であるエチレンイミノ基やエポキシ基を分子中に二個
以上有する化合物類、高分子硬膜剤としてのジアルデヒ
ド澱粉等の種々の化合物の1種もしくは2種以上を用い
ることができる。
ラチン硬膜剤で硬化することができる。ゼラチン硬膜剤
としては、例えば、クロム明ばんのような無機化合物、
ホルマリン、グリオキサール、マレアルデヒド、グルタ
ルアルデヒドのようなアルデヒド類、尿素やエチレン尿
素等のN−メチラール化合物、ムコクロル酸、2,3−
ジヒドロキシ−1,4−ジオキサンのようなアルデヒド
類似化合物、2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−
トリアジン塩や、2,4−ジヒドロキシ−6−クロロ−
S−トリアジン塩のような活性ハロゲンを有する化合
物、ジビニルスルホン、ジビニルケトンやN,N,N−
トリアクリロイルヘキサヒドロトリアジン、活性な三員
環であるエチレンイミノ基やエポキシ基を分子中に二個
以上有する化合物類、高分子硬膜剤としてのジアルデヒ
ド澱粉等の種々の化合物の1種もしくは2種以上を用い
ることができる。
【0037】また、親水性層とハロゲン化銀乳剤層とを
兼ねる場合において、用いられるハロゲン化銀として
は、例えば、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、及びこれらに
ヨウ化銀が挙げられ、これらは結晶の形で用いられる。
ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジウム塩、パラ
ジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白金塩等の重金
属塩を含んでいてもよく、添加量はハロゲン化銀1モル
当り10-8〜10-3モルである。ハロゲン化銀の結晶形
態に特に制限はなく、立方体ないし14面体粒子、さら
にはコアシェル型、平板状粒子でもよい。ハロゲン化銀
結晶は、単分散、多分散結晶であってもよく、その平均
粒径は0.2〜0.8μmの範囲である。好ましい例の
一つとしては、ロジウム塩もしくはイリジウム塩を含
む、塩化銀が80モル%以上の単分散もしくは多分散結
晶がある。
兼ねる場合において、用いられるハロゲン化銀として
は、例えば、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、及びこれらに
ヨウ化銀が挙げられ、これらは結晶の形で用いられる。
ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジウム塩、パラ
ジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白金塩等の重金
属塩を含んでいてもよく、添加量はハロゲン化銀1モル
当り10-8〜10-3モルである。ハロゲン化銀の結晶形
態に特に制限はなく、立方体ないし14面体粒子、さら
にはコアシェル型、平板状粒子でもよい。ハロゲン化銀
結晶は、単分散、多分散結晶であってもよく、その平均
粒径は0.2〜0.8μmの範囲である。好ましい例の
一つとしては、ロジウム塩もしくはイリジウム塩を含
む、塩化銀が80モル%以上の単分散もしくは多分散結
晶がある。
【0038】さらに、物理現像を行うための物理現像核
は、モノシートの場合には親水性層としてのハロゲン化
銀乳剤層の上部に存在する表面層(物理現像核層)に含
ませても良いし、支持体とハロゲン化銀乳剤層の間に設
置しても良い。例えば、予め陽極酸化処理を行ったアル
ミニウム支持体上に、前述の物理現像核層を設けること
もできる。この場合、この層に親水性ポリマーを含有さ
せ親水性層としても良い。2シートの場合には、平版印
刷材料として使用するシートの親水性層の上部に存在さ
せれば良い。物理現像核としては銀、アンチモン、ビス
マス、カドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジウ
ム、ロジウム、金、白金等の金属コロイド微粒子や、こ
れらの金属の硫化物、多硫化物、セレン化物、又はそれ
らの混合物、混晶であっても良い。物理現像核層に、親
水性バインダーを含有させる場合には、ゼラチン、澱
粉、ジアルデヒド澱粉、カルボキシメチルセルロース、
アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ポリスチレンスルホン酸、ポリアクリル
酸ソーダ、ビニルイミダゾールとアクリルアミドの共重
合体、アクリル酸とアクリルアミドの共重合体、ポリビ
ニルアルコール等の親水性高分子又はそのオリゴマーを
含むことが出来、その含有量は0.5g/m2以下であ
ることが好ましい。さらに物理現像核層には、ハイドロ
キノン、メチルハイドロキノン、カテコール等の現像主
薬や、ホルマリン、ジクロロ−s−トリアジン等の公知
の硬膜剤を含んでいてもよい。
は、モノシートの場合には親水性層としてのハロゲン化
銀乳剤層の上部に存在する表面層(物理現像核層)に含
ませても良いし、支持体とハロゲン化銀乳剤層の間に設
置しても良い。例えば、予め陽極酸化処理を行ったアル
ミニウム支持体上に、前述の物理現像核層を設けること
もできる。この場合、この層に親水性ポリマーを含有さ
せ親水性層としても良い。2シートの場合には、平版印
刷材料として使用するシートの親水性層の上部に存在さ
せれば良い。物理現像核としては銀、アンチモン、ビス
マス、カドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジウ
ム、ロジウム、金、白金等の金属コロイド微粒子や、こ
れらの金属の硫化物、多硫化物、セレン化物、又はそれ
らの混合物、混晶であっても良い。物理現像核層に、親
水性バインダーを含有させる場合には、ゼラチン、澱
粉、ジアルデヒド澱粉、カルボキシメチルセルロース、
アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ポリスチレンスルホン酸、ポリアクリル
酸ソーダ、ビニルイミダゾールとアクリルアミドの共重
合体、アクリル酸とアクリルアミドの共重合体、ポリビ
ニルアルコール等の親水性高分子又はそのオリゴマーを
含むことが出来、その含有量は0.5g/m2以下であ
ることが好ましい。さらに物理現像核層には、ハイドロ
キノン、メチルハイドロキノン、カテコール等の現像主
薬や、ホルマリン、ジクロロ−s−トリアジン等の公知
の硬膜剤を含んでいてもよい。
【0039】また一般式1に示したアクリルアミド系の
ポリマーの平版印刷材料における含有量は、300mg
/m2以下が好ましく、より好ましくは2〜150mg
/m2の範囲である。
ポリマーの平版印刷材料における含有量は、300mg
/m2以下が好ましく、より好ましくは2〜150mg
/m2の範囲である。
【0040】本発明に係わる平版印刷材料の親水性層に
は、印刷地汚れ性を防止する目的で酸化チタン、二酸化
ケイ素、酸化アルミニウム等の無機物を含有させること
ができる。含有させる割合は、印刷に用いる印刷インキ
や湿し水等や印刷速度や印刷圧など各種条件により適宜
所望の範囲で決められる。
は、印刷地汚れ性を防止する目的で酸化チタン、二酸化
ケイ素、酸化アルミニウム等の無機物を含有させること
ができる。含有させる割合は、印刷に用いる印刷インキ
や湿し水等や印刷速度や印刷圧など各種条件により適宜
所望の範囲で決められる。
【0041】また、本発明に係わる平版印刷材料の親水
性層を塗設するために、助剤としてアニオン系、カチオ
ン系もしくはノニオン系界面活性剤のいくつかを用いて
も良いし、マット剤、増粘剤、帯電防止剤等を用いるこ
ともできる。
性層を塗設するために、助剤としてアニオン系、カチオ
ン系もしくはノニオン系界面活性剤のいくつかを用いて
も良いし、マット剤、増粘剤、帯電防止剤等を用いるこ
ともできる。
【0042】本発明に係わる平版印刷用材料の支持体と
しては、樹脂被覆紙、合成紙、ポリエチレンテレフタレ
ートなどの合成もしくは半合成高分子フィルム、アルミ
ニウムや鉄等の金属板で、平版印刷に耐えるものであれ
ば良い。また、これらの支持体の表面は、上層として塗
設される層との接着を良くするために表面処理を行うこ
と、固形微粒子を含むこと、レーザ光吸収性を向上させ
るため染色処理をすることも可能である。
しては、樹脂被覆紙、合成紙、ポリエチレンテレフタレ
ートなどの合成もしくは半合成高分子フィルム、アルミ
ニウムや鉄等の金属板で、平版印刷に耐えるものであれ
ば良い。また、これらの支持体の表面は、上層として塗
設される層との接着を良くするために表面処理を行うこ
と、固形微粒子を含むこと、レーザ光吸収性を向上させ
るため染色処理をすることも可能である。
【0043】また、支持体の裏面には、描画装置などで
の搬送性を考慮してマット剤や帯電防止剤を含む層を設
けても良い。
の搬送性を考慮してマット剤や帯電防止剤を含む層を設
けても良い。
【0044】本発明に係わる平版印刷材料を銀錯塩拡散
転写法を用いて銀薄膜を形成させる場合には、ハロゲン
化銀乳剤層塗布や銀薄膜生成のための現像処理などの製
造中は用いるハロゲン化銀乳剤にカブリが生じないよう
に暗室で行う。この現像処理は平版印刷材料の製造後工
程として連続的に行うこともできる。
転写法を用いて銀薄膜を形成させる場合には、ハロゲン
化銀乳剤層塗布や銀薄膜生成のための現像処理などの製
造中は用いるハロゲン化銀乳剤にカブリが生じないよう
に暗室で行う。この現像処理は平版印刷材料の製造後工
程として連続的に行うこともできる。
【0045】銀薄膜作成のための現像処理液としては、
アルカリ性物質、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム等、保恒
剤としての亜硫酸塩、ハロゲン化銀溶剤、例えばチオ硫
酸塩、チオシアン酸塩、環状イミド、2−メルカプト安
息香酸、アミン等、粘稠剤、例えばヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース等、カブリ防止
剤、例えば臭化カリウム、特開昭47−26201号公
報に記載の化合物等、現像剤、例えばハイドロキノン
類、カテコール、1−フェニル−3−ピラゾリドン等、
現像変性剤、例えばポリオキシアルキレン化合物、オニ
ウム化合物等を含むことが出来る。さらに現像処理液に
は、米国特許第3,776,728号明細書に記載の如
き、表面の銀薄膜のインキ乗りを良くする化合物等を使
用することが出来る。
アルカリ性物質、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム等、保恒
剤としての亜硫酸塩、ハロゲン化銀溶剤、例えばチオ硫
酸塩、チオシアン酸塩、環状イミド、2−メルカプト安
息香酸、アミン等、粘稠剤、例えばヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース等、カブリ防止
剤、例えば臭化カリウム、特開昭47−26201号公
報に記載の化合物等、現像剤、例えばハイドロキノン
類、カテコール、1−フェニル−3−ピラゾリドン等、
現像変性剤、例えばポリオキシアルキレン化合物、オニ
ウム化合物等を含むことが出来る。さらに現像処理液に
は、米国特許第3,776,728号明細書に記載の如
き、表面の銀薄膜のインキ乗りを良くする化合物等を使
用することが出来る。
【0046】本発明に係わる平版印刷材料の物理現像後
の銀薄膜は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に
変換ないしは受容性を増強させることが好ましい。この
ような処理液としては、例えば特公昭48−29723
号公報、米国特許第3,721,559号明細書等に記
載されている。
の銀薄膜は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に
変換ないしは受容性を増強させることが好ましい。この
ような処理液としては、例えば特公昭48−29723
号公報、米国特許第3,721,559号明細書等に記
載されている。
【0047】本発明の平版印刷版の製版方法において、
銀薄膜を加熱し親水性層の表面を露出させるために用い
られるレーザとしては、炭酸ガスレーザ、窒素レーザ、
Arレーザ、He/Neレーザ、He/Cdレーザ、K
rレーザ等の気体レーザ、液体(色素)レーザ、ルビー
レーザ、Nd/YAGレーザ等の固体レーザ、GaAs
/GaAlAs、InGaAsレーザ等の半導体レー
ザ、KrFレーザ、XeClレーザ、XeFレーザ、A
r2等のエキシマレーザ等を挙げることができる。
銀薄膜を加熱し親水性層の表面を露出させるために用い
られるレーザとしては、炭酸ガスレーザ、窒素レーザ、
Arレーザ、He/Neレーザ、He/Cdレーザ、K
rレーザ等の気体レーザ、液体(色素)レーザ、ルビー
レーザ、Nd/YAGレーザ等の固体レーザ、GaAs
/GaAlAs、InGaAsレーザ等の半導体レー
ザ、KrFレーザ、XeClレーザ、XeFレーザ、A
r2等のエキシマレーザ等を挙げることができる。
【0048】本発明の平版印刷材料の製版方法におい
て、本発明に係わる平版印刷材料の銀薄膜の熱溶融を促
進させ親水性層を露出させる効率(即ち本発明の方法に
おける平版印刷材料の感度と言える)を向上させるため
に、親水性層、支持体、もしくは平版印刷材料が複数の
層からなる場合には親水性層以外の層、の何れかに光吸
収剤を含有させる。これは、銀薄膜をレーザ光の一部が
透過しても、その下層で吸収させることにより、熱効率
が向上することによる。
て、本発明に係わる平版印刷材料の銀薄膜の熱溶融を促
進させ親水性層を露出させる効率(即ち本発明の方法に
おける平版印刷材料の感度と言える)を向上させるため
に、親水性層、支持体、もしくは平版印刷材料が複数の
層からなる場合には親水性層以外の層、の何れかに光吸
収剤を含有させる。これは、銀薄膜をレーザ光の一部が
透過しても、その下層で吸収させることにより、熱効率
が向上することによる。
【0049】光吸収剤としては一般的に染料または顔料
であれば良く、例えばカーボンブラック、シアニン、無
金属または金属フタロシアニン、金属ジチオレン、アン
トラキノン等を挙げることができる。
であれば良く、例えばカーボンブラック、シアニン、無
金属または金属フタロシアニン、金属ジチオレン、アン
トラキノン等を挙げることができる。
【0050】また金属製支持体に光吸収剤を含有させる
場合においては、一般的に黒染と呼ばれる、化学的ある
いは電気化学的な金属着色法を用いることができる。特
にアルミニウム支持体の場合には、予め陽極酸化処理を
行った支持体に有機もしくは無機の染料を浸漬染色によ
り、陽極酸化膜が有する微細な多孔に染料を導入し、後
に封孔処理を行い染色することができる。
場合においては、一般的に黒染と呼ばれる、化学的ある
いは電気化学的な金属着色法を用いることができる。特
にアルミニウム支持体の場合には、予め陽極酸化処理を
行った支持体に有機もしくは無機の染料を浸漬染色によ
り、陽極酸化膜が有する微細な多孔に染料を導入し、後
に封孔処理を行い染色することができる。
【0051】
【実施例】以下本発明を実施例により詳説するが、本発
明はその主旨を超えない限り、下記実施例に限定される
ものではない。
明はその主旨を超えない限り、下記実施例に限定される
ものではない。
【0052】実施例1 厚さ175μmのPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)フィルムの片面に平均粒子サイズ5μmの二酸化ケ
イ素粒子を含有するマット化層を設け、反対側の面に、
カーボンブラック、平均粒径7μmの二酸化ケイ素粒
子、硬膜剤としてのN−メチロールエチレン尿素、及び
ゼラチン(2.5g/m2となるように添加)、さらに
一般式1のポリマー(式中R1、R2は水素原子を表
し、n=80モル%、m=0モル%、l=0モル%であ
る。平均分子量は3万である。)を100mg/m2と
なるように添加した塗液を作成し、親水性層として塗設
した。
ト)フィルムの片面に平均粒子サイズ5μmの二酸化ケ
イ素粒子を含有するマット化層を設け、反対側の面に、
カーボンブラック、平均粒径7μmの二酸化ケイ素粒
子、硬膜剤としてのN−メチロールエチレン尿素、及び
ゼラチン(2.5g/m2となるように添加)、さらに
一般式1のポリマー(式中R1、R2は水素原子を表
し、n=80モル%、m=0モル%、l=0モル%であ
る。平均分子量は3万である。)を100mg/m2と
なるように添加した塗液を作成し、親水性層として塗設
した。
【0053】上述の親水性層上に、真空蒸着装置により
金属銀を1mPa以下の真空中で1A/secにより加熱
蒸着させ、0.5μmの銀薄膜を形成した。
金属銀を1mPa以下の真空中で1A/secにより加熱
蒸着させ、0.5μmの銀薄膜を形成した。
【0054】下記の描画装置で非画像部に相当する銀薄
膜を照射し親水性層を露出させて、印刷版を得た。この
印刷版を、オフセット印刷機(リョウビイマジクス
(株)製3200MCD)に装着し、エッチ液(SLM
−OH、三菱製紙(株)製)をくまなく与え、印刷を行
ったところ、開始当初は非画像部汚れ等がない印刷物を
得ることができた。しかし、徐々に画像部である銀薄膜
が剥がれ始め、画像の欠落が生じた。
膜を照射し親水性層を露出させて、印刷版を得た。この
印刷版を、オフセット印刷機(リョウビイマジクス
(株)製3200MCD)に装着し、エッチ液(SLM
−OH、三菱製紙(株)製)をくまなく与え、印刷を行
ったところ、開始当初は非画像部汚れ等がない印刷物を
得ることができた。しかし、徐々に画像部である銀薄膜
が剥がれ始め、画像の欠落が生じた。
【0055】<描画装置>光源は、半導体レーザ;波長
830nm、出力550mW(版面上)、ビーム径25
μm(1/e2)を用いたドラム外面巻き付け型(ドラ
ム径300mm)である。
830nm、出力550mW(版面上)、ビーム径25
μm(1/e2)を用いたドラム外面巻き付け型(ドラ
ム径300mm)である。
【0056】実施例2、3、4 135g/m2の両面ポリエチレン被覆紙(RC紙)の
片面に平均粒子サイズ5μmの二酸化ケイ素粒子を含有
するマット化層を設け、反対側の面に平均粒径7μmの
二酸化ケイ素粒子、硬膜剤としての2,4−ジクロロ−
6−ヒドロキシ−S−トリアジンナトリウム、及びゼラ
チン(3.5g/m2となるように添加)からなる下引
き層と、その上に塩化銀乳剤(ゼラチン0.8g/m2
を含む)を硝酸銀換算で1.0g/m2、硬膜剤として
N−メチロールエチレン尿素を80mg/m2となるよ
うに含有させたハロゲン化銀乳剤層との、二層同時塗布
を暗室中で行い、乾燥させた。この時に下引き層及びハ
ロゲン化銀乳剤層にカーボンブラックを含有させた平版
印刷材料を実施例3及び4とし、カーボンブラックを含
有させない平版印刷材料を実施例2とする3種を作製し
た。
片面に平均粒子サイズ5μmの二酸化ケイ素粒子を含有
するマット化層を設け、反対側の面に平均粒径7μmの
二酸化ケイ素粒子、硬膜剤としての2,4−ジクロロ−
6−ヒドロキシ−S−トリアジンナトリウム、及びゼラ
チン(3.5g/m2となるように添加)からなる下引
き層と、その上に塩化銀乳剤(ゼラチン0.8g/m2
を含む)を硝酸銀換算で1.0g/m2、硬膜剤として
N−メチロールエチレン尿素を80mg/m2となるよ
うに含有させたハロゲン化銀乳剤層との、二層同時塗布
を暗室中で行い、乾燥させた。この時に下引き層及びハ
ロゲン化銀乳剤層にカーボンブラックを含有させた平版
印刷材料を実施例3及び4とし、カーボンブラックを含
有させない平版印刷材料を実施例2とする3種を作製し
た。
【0057】次いで、実施例2及び3の上記平版印刷材
料には、硫化パラジウム、アクリルアミドとN−ビニル
イミダゾールの共重合ポリマー(イミダゾール基含有量
2モル%、アミド基含有量98モル%で平均重合度10
00)、ハイドロキノン、サポニン、及び水からなる核
塗布液を各々のハロゲン化銀乳剤層上に塗布、乾燥し
た。実施例4の平版印刷材料には上記共重合ポリマーの
代わりに一般式1で示されるポリマー(式中のR1、R
2は水素原子を表し、nは78モル%、mは10モル
%、lは2モル%である。平均分子量は100000で
ある。)を4mg/m2となるように核塗布液に含有さ
せ、同様に塗布乾燥した。
料には、硫化パラジウム、アクリルアミドとN−ビニル
イミダゾールの共重合ポリマー(イミダゾール基含有量
2モル%、アミド基含有量98モル%で平均重合度10
00)、ハイドロキノン、サポニン、及び水からなる核
塗布液を各々のハロゲン化銀乳剤層上に塗布、乾燥し
た。実施例4の平版印刷材料には上記共重合ポリマーの
代わりに一般式1で示されるポリマー(式中のR1、R
2は水素原子を表し、nは78モル%、mは10モル
%、lは2モル%である。平均分子量は100000で
ある。)を4mg/m2となるように核塗布液に含有さ
せ、同様に塗布乾燥した。
【0058】次に、未露光のまま下記の銀錯塩拡散転写
現像液により30℃、1分間現像処理を行った後、下記
の中和液で25℃20秒間処理を行い、実施例2〜4の
平版印刷原版を作製した。
現像液により30℃、1分間現像処理を行った後、下記
の中和液で25℃20秒間処理を行い、実施例2〜4の
平版印刷原版を作製した。
【0059】<銀錯塩拡散転写現像液> 水 700ml 水酸化カリウム 20g 無水亜硫酸ナトリウム 50g 2−メルカプト安息香酸 1.5g 2−メチルアミノエタノール 15g さらに、水を加えて1リットルとする。
【0060】<中和液> 水 600ml クエン酸 10g クエン酸ナトリウム 35g コロイダルシリカ(20%液) 5ml エチレングリコール 5ml さらに、水を加えて1リットルとする。
【0061】次いで、下記の描画装置にて非画像部に相
当する部分に対し、レーザ照射を上記平版印刷材料に行
い、親水性層を露出させて、平版印刷版を得た。同じ描
画速度で描画を行ったが、親水性層を良好に露出させる
ためには、実施例2の平版印刷材料では830mJ/c
m2の露光エネルギーが必要であったが、実施例3及び
4の平版印刷材料では550mJ/cm2の露光エネル
ギーにて可能であった。
当する部分に対し、レーザ照射を上記平版印刷材料に行
い、親水性層を露出させて、平版印刷版を得た。同じ描
画速度で描画を行ったが、親水性層を良好に露出させる
ためには、実施例2の平版印刷材料では830mJ/c
m2の露光エネルギーが必要であったが、実施例3及び
4の平版印刷材料では550mJ/cm2の露光エネル
ギーにて可能であった。
【0062】<描画装置>光源は、半導体レーザ;波長
830nm、出力550mW(版面上)、ビーム径25
μm(1/e2)を用いたドラム外面巻き付け型(ドラ
ム径300mm)である。
830nm、出力550mW(版面上)、ビーム径25
μm(1/e2)を用いたドラム外面巻き付け型(ドラ
ム径300mm)である。
【0063】上述のようにして得られた実施例1及び2
の平版印刷版をそれぞれオフセット印刷機(リョービイ
マジクス(株)製 3200MCD)に装着し、エッチ
液(SLM−OH、三菱製紙(株)製)を版面にくまな
く与え、印刷を行ったところ、実施例2及び3の平版印
刷版では約1000枚印刷以降から、非画像部の保水性
が低下し、一部に地汚れの発生が見られた。但し、画像
部(銀薄膜)については十分残存していた。実施例4の
平版印刷版では印刷の初段階から、1万枚まで非画像部
汚れ等が生じない良好な印刷物を得ることができた。
の平版印刷版をそれぞれオフセット印刷機(リョービイ
マジクス(株)製 3200MCD)に装着し、エッチ
液(SLM−OH、三菱製紙(株)製)を版面にくまな
く与え、印刷を行ったところ、実施例2及び3の平版印
刷版では約1000枚印刷以降から、非画像部の保水性
が低下し、一部に地汚れの発生が見られた。但し、画像
部(銀薄膜)については十分残存していた。実施例4の
平版印刷版では印刷の初段階から、1万枚まで非画像部
汚れ等が生じない良好な印刷物を得ることができた。
【0064】実施例5 電解粗面化処理及び陽極酸化処理を施した、厚さ0.3
mmのアルミニウムベース上に、特開昭53−2160
2号公報の実施例2に記載の核塗布液(親水性ポリマー
としてはNo.3のアクリルアミドとイミダゾールとの
共重合体4mg/m2の割合で含む)を塗布し、乾燥し
た。
mmのアルミニウムベース上に、特開昭53−2160
2号公報の実施例2に記載の核塗布液(親水性ポリマー
としてはNo.3のアクリルアミドとイミダゾールとの
共重合体4mg/m2の割合で含む)を塗布し、乾燥し
た。
【0065】不活性ゼラチンの水溶液を60℃に保ち、
強く攪拌しながら、塩化ナトリウムと臭化カリウムの混
合水溶液(臭化カリウム29.5モル%)及び硝酸銀水
溶液を同時に加えることにより、平均粒子サイズ0.2
8μmの塩臭化銀乳剤を調製し、0.5モル%/1モル
Agに相当するヨウ化カリウムを添加し、表面置換させ
た。これらのハロゲン化銀乳剤粒子を含む乳剤層を上記
のアルミ支持体上に塗布し乾燥して、平版印刷材料を作
成した。ハロゲン化銀乳剤は、塩化銀70%、臭化銀2
9.5%、及び、ヨウ化銀0.5%からなる、全粒子の
90重量%が平均粒子サイズの±30%以内にある、単
分散の塩ヨウ臭化銀乳剤であった。
強く攪拌しながら、塩化ナトリウムと臭化カリウムの混
合水溶液(臭化カリウム29.5モル%)及び硝酸銀水
溶液を同時に加えることにより、平均粒子サイズ0.2
8μmの塩臭化銀乳剤を調製し、0.5モル%/1モル
Agに相当するヨウ化カリウムを添加し、表面置換させ
た。これらのハロゲン化銀乳剤粒子を含む乳剤層を上記
のアルミ支持体上に塗布し乾燥して、平版印刷材料を作
成した。ハロゲン化銀乳剤は、塩化銀70%、臭化銀2
9.5%、及び、ヨウ化銀0.5%からなる、全粒子の
90重量%が平均粒子サイズの±30%以内にある、単
分散の塩ヨウ臭化銀乳剤であった。
【0066】このようにして得られた平版印刷材料を未
露光で、特開平4−282295号公報の実施例1に記
載の拡散転写現像液に、N−メチルエタノールアミン4
0ml/l加えた現像液で現像を行なった後、直ちに流
水でゼラチン層を洗い流し(ウォッシュオフ)して、銀薄
膜を露出させた平版印刷原版を作成した。このようにし
て作成した、本発明の平版印刷原版を波長1064nm
の8WのYAGレーザで露光し、親水性層を露出させて
平版印刷版を得た。このようにして得られた平版印刷版
を実施例4と同様にして10万枚まで印刷を行ったとこ
ろ、非画像部汚れの無い印刷画質に優れた印刷物が得ら
れた。
露光で、特開平4−282295号公報の実施例1に記
載の拡散転写現像液に、N−メチルエタノールアミン4
0ml/l加えた現像液で現像を行なった後、直ちに流
水でゼラチン層を洗い流し(ウォッシュオフ)して、銀薄
膜を露出させた平版印刷原版を作成した。このようにし
て作成した、本発明の平版印刷原版を波長1064nm
の8WのYAGレーザで露光し、親水性層を露出させて
平版印刷版を得た。このようにして得られた平版印刷版
を実施例4と同様にして10万枚まで印刷を行ったとこ
ろ、非画像部汚れの無い印刷画質に優れた印刷物が得ら
れた。
【0067】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明の平版印刷
版の製版方法は従来のジアゾ化合物やフォトポリマーを
用いた平版印刷版の製版方法と異なり、明室下でも作業
が行え、かつ現像液を使用することがないので作業環境
が非常に良好である。また、低出力のレーザを用いての
直接描画方法に対応することができ、高解像性を有する
画像を低コストで得ることができるという秀逸な効果を
もたらす。
版の製版方法は従来のジアゾ化合物やフォトポリマーを
用いた平版印刷版の製版方法と異なり、明室下でも作業
が行え、かつ現像液を使用することがないので作業環境
が非常に良好である。また、低出力のレーザを用いての
直接描画方法に対応することができ、高解像性を有する
画像を低コストで得ることができるという秀逸な効果を
もたらす。
【図1】
【図2】本発明の平版印刷材料を表す概念図である。
1 支持体 2 親水性層 3 銀薄膜 11 支持体 12 親水性層 13 銀薄膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 7/11 501 G03F 7/11 501 7/20 505 7/20 505
Claims (6)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも親水性層を有し、
該親水性層上に銀薄膜を設置してなる平版印刷材料を、
レーザ露光により銀薄膜を加熱して前記親水性層を露出
させることを特徴とする平版印刷版の製版方法。 - 【請求項2】 前記平版印刷材料の銀薄膜は、銀錯塩拡
散転写法により生起された物理現像銀からなることを特
徴とする請求項1に記載の平版印刷版の製版方法。 - 【請求項3】 前記平版印刷材料が、支持体上に親水性
のハロゲン化銀乳剤層、物理現像核層をこの順になるよ
うに設け、未露光のまま銀錯塩拡散転写法による現像処
理を行い、物理現像銀薄膜を形成させたものであること
を特徴とする請求項1または2に記載の平版印刷版の製
版方法。 - 【請求項4】 前記平版印刷材料が、支持体上に親水性
ポリマーを含む物理現像核層、ハロゲン化銀乳剤層をこ
の順になるように設け、未露光のまま銀錯塩拡散転写法
による現像処理を行い、ハロゲン化銀乳剤層をウォッシ
ュオフさせ、物理現像銀薄膜を形成させたものであるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の平版印刷版の
製版方法。 - 【請求項5】 前記平版印刷材料において、物理現像核
層中、または/及びその隣接する層に下記の一般式1に
示されるポリマーを少なくとも一つ含有することを特徴
とする請求項3または4に記載の平版印刷版の製版方
法。 【化1】 (式中のR1は水素原子またはアルキル基を表し、R2
は水素原子またはアルカリ金属原子を表し、nは1〜1
00モル%、mは0〜50モル%、lは0〜5モル%で
ある。そして、平均分子量は2000〜300000で
ある。) - 【請求項6】 前記平版印刷材料の親水性層中に、光吸
収剤を含有させることを特徴とする請求項1〜5のいず
れかに記載の平版印刷版の製版方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9270854A JPH10180976A (ja) | 1996-11-05 | 1997-10-03 | 平版印刷版の製版方法 |
| US08/964,016 US5916734A (en) | 1996-11-05 | 1997-11-04 | Method for making lithographic printing plate |
| DE19748711A DE19748711A1 (de) | 1996-11-05 | 1997-11-04 | Verfahren zur Herstellung einer Lithographiedruckplatte |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29253796 | 1996-11-05 | ||
| JP8-292537 | 1996-11-05 | ||
| JP9270854A JPH10180976A (ja) | 1996-11-05 | 1997-10-03 | 平版印刷版の製版方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10180976A true JPH10180976A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=26549408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9270854A Pending JPH10180976A (ja) | 1996-11-05 | 1997-10-03 | 平版印刷版の製版方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5916734A (ja) |
| JP (1) | JPH10180976A (ja) |
| DE (1) | DE19748711A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6114094A (en) * | 1998-03-25 | 2000-09-05 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Process for making lithographic printing plate |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9711392D0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-07-30 | Du Pont Uk | Heat sensitive printing plate precursors |
| GB9711388D0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-07-30 | Du Pont Uk | Heat sensitive printing plate precursors |
| GB9711385D0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-07-30 | Du Pont Uk | Heat sensitive printing plate precursors |
| GB9711391D0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-07-30 | Du Pont Uk | Heat sensitive printing plate precursors |
| US5934197A (en) * | 1997-06-03 | 1999-08-10 | Gerber Systems Corporation | Lithographic printing plate and method for manufacturing the same |
| GB9711382D0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-07-30 | Du Pont Uk | Heat sensitive printing plate precursors |
| GB9711383D0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-07-30 | Du Pont Uk | Heat sensitive printing plateprecursors |
| GB9711381D0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-07-30 | Du Pont Uk | Heat sensitive printing plate precursors |
| US6132938A (en) * | 1997-11-06 | 2000-10-17 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Process for making lithographic printing plate |
| US6132934A (en) * | 1998-02-09 | 2000-10-17 | Agfa-Gevaert, N.V. | Heat-sensitive imaging material for making lithographic printing plates requiring no processing |
| US6073559A (en) * | 1998-09-11 | 2000-06-13 | Presstek, Inc. | Lithographic imaging with constructions having inorganic oleophilic layers |
| BR9901906B1 (pt) | 1998-09-21 | 2008-11-18 | composiÇço para revestimento sensÍvel a radiaÇço étil para chapas de impressço litogrÁfica e similares. | |
| JP2000296682A (ja) * | 1999-04-15 | 2000-10-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版の製造方法 |
| JP2002029173A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版包装構造 |
| US6497990B1 (en) * | 2001-06-22 | 2002-12-24 | Agfa-Gevaert | Heat sensitive printing plate precursors |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573507B2 (ja) * | 1974-02-21 | 1982-01-21 | ||
| US4314260A (en) * | 1979-02-14 | 1982-02-02 | Drexler Technology Corporation | Laser pyrographic reflective recording layer in a carbon containing absorptive matrix |
| US4278756A (en) * | 1979-07-06 | 1981-07-14 | Drexler Technology Corporation | Reflective data storage medium made by silver diffusion transfer |
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Also Published As
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