JPH10189300A - アブソーバ装置 - Google Patents
アブソーバ装置Info
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- JPH10189300A JPH10189300A JP35058996A JP35058996A JPH10189300A JP H10189300 A JPH10189300 A JP H10189300A JP 35058996 A JP35058996 A JP 35058996A JP 35058996 A JP35058996 A JP 35058996A JP H10189300 A JPH10189300 A JP H10189300A
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- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アブソーバ装置をアルミだけで形成できるよ
うにする。 【解決手段】 基端部が開口し且つ先端部が閉塞した中
空薄肉構造の外部構成体20と、外部構成体20の内部
に配置され且つ複数の冷却媒体流路25が穿設された内
部構成体21と、外部構成体20の開口端部に固着され
且つ冷却媒体入口管26及び冷却媒体出口管28が接続
された支持部材22とを有し、冷却媒体流路25の一端
が冷却媒体出口管28に連通するように内部構成体21
の一端部を支持部材22に固着し、放射光ビームSが外
部構成体20に入射し得るように外部構成体20の閉塞
端寄り部分を無端状ダクト8に挿入した構成を備え、外
部構成体20を透過して内部構成体21に入射する放射
光ビームSのX線領域の光波の熱エネルギーを、冷却媒
体流路25を流通する冷却媒体によって外部へ放出す
る。
うにする。 【解決手段】 基端部が開口し且つ先端部が閉塞した中
空薄肉構造の外部構成体20と、外部構成体20の内部
に配置され且つ複数の冷却媒体流路25が穿設された内
部構成体21と、外部構成体20の開口端部に固着され
且つ冷却媒体入口管26及び冷却媒体出口管28が接続
された支持部材22とを有し、冷却媒体流路25の一端
が冷却媒体出口管28に連通するように内部構成体21
の一端部を支持部材22に固着し、放射光ビームSが外
部構成体20に入射し得るように外部構成体20の閉塞
端寄り部分を無端状ダクト8に挿入した構成を備え、外
部構成体20を透過して内部構成体21に入射する放射
光ビームSのX線領域の光波の熱エネルギーを、冷却媒
体流路25を流通する冷却媒体によって外部へ放出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアブソーバ装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】光速に近い速度で移動する電子がその進
行方向を磁場や電場で曲げられると、電子の軌道の接線
方向に放射光とよばれる電磁波(光)を放出する。
行方向を磁場や電場で曲げられると、電子の軌道の接線
方向に放射光とよばれる電磁波(光)を放出する。
【0003】図3は放射光発生手段の一例を示すもの
で、1は線形加速装置であって、該線形加速装置1は、
電子(荷電粒子)eを射出する電子発生装置2と、一端
が電子発生装置2に接続された直管状の加速ダクト3
と、該加速ダクト3の内部を移動する電子eに高周波を
付与して該電子eを加速する高周波加速装置4とを有し
ている。
で、1は線形加速装置であって、該線形加速装置1は、
電子(荷電粒子)eを射出する電子発生装置2と、一端
が電子発生装置2に接続された直管状の加速ダクト3
と、該加速ダクト3の内部を移動する電子eに高周波を
付与して該電子eを加速する高周波加速装置4とを有し
ている。
【0004】前記の加速ダクト3の他端には、湾曲管状
の偏向ダクト5の一端が接続されており、偏向ダクト5
には、その内部を移動する電子eの軌道を曲げるための
偏向電磁石6が設けられている。
の偏向ダクト5の一端が接続されており、偏向ダクト5
には、その内部を移動する電子eの軌道を曲げるための
偏向電磁石6が設けられている。
【0005】7はシンクロトロンであって、該シンクロ
トロン7は、前記の電子eに周回軌道を形成させるため
の無端状ダクト8を有しており、該無端状ダクト8の所
要箇所には、前記の偏向ダクト5の他端が接続されてい
る。
トロン7は、前記の電子eに周回軌道を形成させるため
の無端状ダクト8を有しており、該無端状ダクト8の所
要箇所には、前記の偏向ダクト5の他端が接続されてい
る。
【0006】この無端状ダクト8は、複数の真空チェン
バを順に接続することによって形成されている。
バを順に接続することによって形成されている。
【0007】無端状ダクト8の湾曲部分には、その内部
を移動する電子eの軌道を曲げるための偏向電磁石9が
設けられ、また、無端状ダクト8の所要箇所には、該無
端状ダクト8の内部を移動する電子eに高周波を付与し
て該電子eを加速する高周波加速装置10が設けられて
いる。
を移動する電子eの軌道を曲げるための偏向電磁石9が
設けられ、また、無端状ダクト8の所要箇所には、該無
端状ダクト8の内部を移動する電子eに高周波を付与し
て該電子eを加速する高周波加速装置10が設けられて
いる。
【0008】更に、無端状ダクト8の所要箇所の湾曲部
には、該湾曲部において光速に近い速度で移動する電子
eの進行方向が曲げられることにより放出される放射光
ビームSを無端状ダクト8の外部へ導くための直管状の
ビームチャンネル11の一端が接続され、また、該ビー
ムチャンネル11の他端には、前記の放射光ビームSを
利用する実験を行うための実験装置12が設けられてい
る。
には、該湾曲部において光速に近い速度で移動する電子
eの進行方向が曲げられることにより放出される放射光
ビームSを無端状ダクト8の外部へ導くための直管状の
ビームチャンネル11の一端が接続され、また、該ビー
ムチャンネル11の他端には、前記の放射光ビームSを
利用する実験を行うための実験装置12が設けられてい
る。
【0009】上述した放射光発生手段によって放射光ビ
ームSを放出させる際には、加速ダクト3、偏向ダクト
5、無端状ダクト8、ビームチャンネル11及び実験装
置12の内部を超高真空状態に減圧して、電子eが光速
に近い速度で移動できる状態とした後、電子発生装置2
から電子eを射出させる。
ームSを放出させる際には、加速ダクト3、偏向ダクト
5、無端状ダクト8、ビームチャンネル11及び実験装
置12の内部を超高真空状態に減圧して、電子eが光速
に近い速度で移動できる状態とした後、電子発生装置2
から電子eを射出させる。
【0010】電子発生装置2より射出される電子eは、
高周波加速装置4によって加速され、更に偏向電磁石6
により軌道を曲げられることにより、無端状ダクト8に
入射する。
高周波加速装置4によって加速され、更に偏向電磁石6
により軌道を曲げられることにより、無端状ダクト8に
入射する。
【0011】無端状ダクト8に入射する電子eは、偏向
電磁石9により各湾曲部において軌道を曲げられるとと
もに、高周波加速装置10によって加速され、これによ
り電子eから種々の波長領域の光波を含んだ放射光ビー
ムSが放出される。
電磁石9により各湾曲部において軌道を曲げられるとと
もに、高周波加速装置10によって加速され、これによ
り電子eから種々の波長領域の光波を含んだ放射光ビー
ムSが放出される。
【0012】無端状ダクト8の所定箇所の湾曲部におい
て放出される放射光ビームSは、ビームチャンネル11
を経て実験装置12に入射する。
て放出される放射光ビームSは、ビームチャンネル11
を経て実験装置12に入射する。
【0013】また、前記のビームチャンネル11が接続
されていない無端状ダクト8の屈曲部にも、電子eが磁
場によりその進行方向を曲げられる際に生じる放射光ビ
ームSが入射するが、無端状ダクト8を周回する電子e
のビームのエネルギーが小さく(3. 5Gev程度)且
つ蓄積電流値が大きい(数アンペア程度)場合には、放
射光ビームSの熱エネルギーにより無端状ダクト8が昇
温されて、該無端状ダクト8に温度上昇に起因する変形
が生じたり、無端状ダクト8を構成する複数の真空チェ
ンバを相互に接続するベローズ、ビームチャンネル11
に設けられているゲート弁に放射光ビームSの入射によ
る熱損傷が生じることがある。
されていない無端状ダクト8の屈曲部にも、電子eが磁
場によりその進行方向を曲げられる際に生じる放射光ビ
ームSが入射するが、無端状ダクト8を周回する電子e
のビームのエネルギーが小さく(3. 5Gev程度)且
つ蓄積電流値が大きい(数アンペア程度)場合には、放
射光ビームSの熱エネルギーにより無端状ダクト8が昇
温されて、該無端状ダクト8に温度上昇に起因する変形
が生じたり、無端状ダクト8を構成する複数の真空チェ
ンバを相互に接続するベローズ、ビームチャンネル11
に設けられているゲート弁に放射光ビームSの入射によ
る熱損傷が生じることがある。
【0014】このような無端状ダクト8、ベローズ、ゲ
ート弁の変形を防止するために、無端状ダクト8の放射
光ビームSが入射する部分にアブソーバ装置を設け、放
射光ビームSの熱エネルギーを吸収するようにしてい
る。
ート弁の変形を防止するために、無端状ダクト8の放射
光ビームSが入射する部分にアブソーバ装置を設け、放
射光ビームSの熱エネルギーを吸収するようにしてい
る。
【0015】図4及び図5は従来のアブソーバ装置の一
例を示すもので、13は中空状に形成された冷却構造
体、14はブロック状に形成された受光部材である。
例を示すもので、13は中空状に形成された冷却構造
体、14はブロック状に形成された受光部材である。
【0016】受光部材14は、冷却構造体13の一端に
固着されており、これらの冷却構造体13と受光部材1
4とによってアブソーバ本体15を形成している。
固着されており、これらの冷却構造体13と受光部材1
4とによってアブソーバ本体15を形成している。
【0017】このアブソーバ本体15は、受光部材14
が無端状ダクト8の内部に位置し且つ受光部材14に放
射光ビームSが入射するように、無端状ダクト8を構成
する真空チェンバの所定箇所に穿設した取付孔に挿入固
着されている。
が無端状ダクト8の内部に位置し且つ受光部材14に放
射光ビームSが入射するように、無端状ダクト8を構成
する真空チェンバの所定箇所に穿設した取付孔に挿入固
着されている。
【0018】16は冷却媒体供給管、17は冷却媒体排
出管であり、冷却媒体供給管16及び冷却媒体排出管1
7は、冷却構造体13の中空部18と外部とを連通する
ように、冷却構造体13に取付けられている。
出管であり、冷却媒体供給管16及び冷却媒体排出管1
7は、冷却構造体13の中空部18と外部とを連通する
ように、冷却構造体13に取付けられている。
【0019】図4及び図5に示すアブソーバ装置によ
り、無端状ダクト8の温度上昇を抑制する際には、冷却
媒体供給管16から冷却構造体13の中空部18に対し
て冷却水等の冷却媒体を連続的に供給するとともに、そ
の冷却媒体を中空部18から冷却媒体排出管17により
冷却構造体13の外部へ連続的に排出することによっ
て、受光部材14に放射光ビームSが入射する際に伝達
される熱エネルギーを無端状ダクト8の外部へ放出す
る。
り、無端状ダクト8の温度上昇を抑制する際には、冷却
媒体供給管16から冷却構造体13の中空部18に対し
て冷却水等の冷却媒体を連続的に供給するとともに、そ
の冷却媒体を中空部18から冷却媒体排出管17により
冷却構造体13の外部へ連続的に排出することによっ
て、受光部材14に放射光ビームSが入射する際に伝達
される熱エネルギーを無端状ダクト8の外部へ放出す
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4及び図
5に示すアブソーバ装置において、無端状ダクト8を構
成する真空チェンバがアルミによって形成されている場
合に、冷却構造体13、冷却媒体供給管16、冷却媒体
排出管17をアルミ以外の他の材質によって形成する
と、上述したように冷却水を流通させる際に、各部材に
電蝕が生じることがある。
5に示すアブソーバ装置において、無端状ダクト8を構
成する真空チェンバがアルミによって形成されている場
合に、冷却構造体13、冷却媒体供給管16、冷却媒体
排出管17をアルミ以外の他の材質によって形成する
と、上述したように冷却水を流通させる際に、各部材に
電蝕が生じることがある。
【0021】また、放射光ビームSが高エネルギーであ
る場合には、受光部材14、冷却構造体13がアルミで
形成されていると、これらの部材が熱により損傷するこ
とがある。
る場合には、受光部材14、冷却構造体13がアルミで
形成されていると、これらの部材が熱により損傷するこ
とがある。
【0022】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、アルミだけで形成しても部材に熱損傷が生じないア
ブソーバ装置を提供することを目的としている。
で、アルミだけで形成しても部材に熱損傷が生じないア
ブソーバ装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のアブソーバ装置では、基端部が開口し且つ
先端部が閉塞した中空薄肉構造の外部構成体と、該外部
構成体の内部に配置され且つ一端から他端へ向って延び
る複数の冷却媒体流路が穿設された内部構成体と、外部
構成体の開口端部に固着され且つ冷却媒体入口管及び冷
却媒体出口管が接続された支持部材とを有し、冷却媒体
流路の一端が冷却媒体出口管に連通するように内部構成
体の一端部を支持部材に固着し、放射光ビームが外部構
成体に入射し得るように該外部構成体の閉塞端寄り部分
を真空チェンバに挿入している。
め、本発明のアブソーバ装置では、基端部が開口し且つ
先端部が閉塞した中空薄肉構造の外部構成体と、該外部
構成体の内部に配置され且つ一端から他端へ向って延び
る複数の冷却媒体流路が穿設された内部構成体と、外部
構成体の開口端部に固着され且つ冷却媒体入口管及び冷
却媒体出口管が接続された支持部材とを有し、冷却媒体
流路の一端が冷却媒体出口管に連通するように内部構成
体の一端部を支持部材に固着し、放射光ビームが外部構
成体に入射し得るように該外部構成体の閉塞端寄り部分
を真空チェンバに挿入している。
【0024】本発明のアブソーバ装置においては、中空
薄肉構造の外部構成体を透過して内部構成体に入射する
放射光ビームのX線領域の光波の熱エネルギーを、冷却
媒体入口管から外筒体と内装体との間の空間に流入し且
つ内装体の冷却媒体流路を経て冷却媒体出口管へ流出す
る冷却媒体によって外部へ放出し、各部材に熱損傷が生
じることを抑止する。
薄肉構造の外部構成体を透過して内部構成体に入射する
放射光ビームのX線領域の光波の熱エネルギーを、冷却
媒体入口管から外筒体と内装体との間の空間に流入し且
つ内装体の冷却媒体流路を経て冷却媒体出口管へ流出す
る冷却媒体によって外部へ放出し、各部材に熱損傷が生
じることを抑止する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【0026】図1及び図2は本発明のアブソーバ装置の
実施の形態を示すものであり、図中、図4及び図5と同
一の符号を付した部分は同一物を表している。
実施の形態を示すものであり、図中、図4及び図5と同
一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0027】図1及び図2に示すアブソーバ装置のアブ
ソーバ本体19は、外部構成体20、内部構成体21、
支持部材22などによって構成されている。
ソーバ本体19は、外部構成体20、内部構成体21、
支持部材22などによって構成されている。
【0028】外部構成体20は、基端部が開口し且つ先
端部が閉塞した中空薄肉構造に形成されており、この外
部構成体20の他端部外周には、リング状の取付用フラ
ンジ23が気密を保つように固着されている。
端部が閉塞した中空薄肉構造に形成されており、この外
部構成体20の他端部外周には、リング状の取付用フラ
ンジ23が気密を保つように固着されている。
【0029】内部構成体21は、一端から他端へ互いに
平行に貫通する複数の冷却媒体流路25が穿設された円
柱体であり、内部構成体21の一端面には、各冷却媒体
流路25に連通する凹陥部24が形成されている。
平行に貫通する複数の冷却媒体流路25が穿設された円
柱体であり、内部構成体21の一端面には、各冷却媒体
流路25に連通する凹陥部24が形成されている。
【0030】支持部材22は、前記の外部構成体20の
開口側の端部に内嵌され且つ周縁が外部構成体20の内
周面に液密を保つように固着されている。
開口側の端部に内嵌され且つ周縁が外部構成体20の内
周面に液密を保つように固着されている。
【0031】支持部材22の下面には、前記の内部構成
体21の凹陥部24が形成されている端部が液密を保つ
ように固着されており、内部構成体21は、支持部材2
2によって外部構成体20の内方中心部に吊り下げ支持
されている。
体21の凹陥部24が形成されている端部が液密を保つ
ように固着されており、内部構成体21は、支持部材2
2によって外部構成体20の内方中心部に吊り下げ支持
されている。
【0032】また、支持部材22には、冷却媒体入口管
26が、外部構成体20の内周面と内部構成体21の外
周面との間の空間27に連通するように接続され、冷却
媒体出口管28が、内部構成体21の凹陥部24を介し
て各冷却媒体流路25に連通するように接続されてい
る。
26が、外部構成体20の内周面と内部構成体21の外
周面との間の空間27に連通するように接続され、冷却
媒体出口管28が、内部構成体21の凹陥部24を介し
て各冷却媒体流路25に連通するように接続されてい
る。
【0033】このアブソーバ本体19を無端状ダクト8
に取付けるに際しては、無端状ダクト8を構成する真空
チェンバの所定箇所に設けた短管状の取付座29に外部
構成体20を、該外部構成体20に放射光ビームSが入
射し得るように挿入し、前記の取付座29の先端部外周
に設けたフランジ30にシール部材31を挟んでアブソ
ーバ本体19の取付用フランジ23を気密に締結する。
に取付けるに際しては、無端状ダクト8を構成する真空
チェンバの所定箇所に設けた短管状の取付座29に外部
構成体20を、該外部構成体20に放射光ビームSが入
射し得るように挿入し、前記の取付座29の先端部外周
に設けたフランジ30にシール部材31を挟んでアブソ
ーバ本体19の取付用フランジ23を気密に締結する。
【0034】以下、図1及び図2に示すアブソーバ装置
の作動について説明する。
の作動について説明する。
【0035】外部構成体20に入射した放射光ビームS
に含まれているX線領域の光波は、外部構成体20が中
空薄肉構造であるので、その殆どが外部構成体20を透
過して内部構成体21に入射し、放射光ビームSの熱エ
ネルギーが内部構成体21に伝達されることになる。
に含まれているX線領域の光波は、外部構成体20が中
空薄肉構造であるので、その殆どが外部構成体20を透
過して内部構成体21に入射し、放射光ビームSの熱エ
ネルギーが内部構成体21に伝達されることになる。
【0036】このとき、冷却媒体入口管26から外部構
成体20と内部構成体21の間の空間27に対して冷却
水等の冷却媒体が供給され、また、空間27から内部構
成体21の冷却媒体流路25を経て冷却媒体出口管28
へ冷却媒体が排出されるように、冷却媒体を連続的に流
通させると、内部構成体21に設けた冷却媒体流路25
を流通する冷却媒体が内部構成体21に入射する放射光
ビームSのX線領域の光波の熱エネルギーを吸収し、ま
た、空間27を流通する冷却媒体が外部構成体20に入
射する放射光ビームSの他の波長領域の光波の熱エネル
ギーを吸収して無端状ダクト8の外部へ放出し、これに
より、無端状ダクト8の温度上昇が抑制される。
成体20と内部構成体21の間の空間27に対して冷却
水等の冷却媒体が供給され、また、空間27から内部構
成体21の冷却媒体流路25を経て冷却媒体出口管28
へ冷却媒体が排出されるように、冷却媒体を連続的に流
通させると、内部構成体21に設けた冷却媒体流路25
を流通する冷却媒体が内部構成体21に入射する放射光
ビームSのX線領域の光波の熱エネルギーを吸収し、ま
た、空間27を流通する冷却媒体が外部構成体20に入
射する放射光ビームSの他の波長領域の光波の熱エネル
ギーを吸収して無端状ダクト8の外部へ放出し、これに
より、無端状ダクト8の温度上昇が抑制される。
【0037】このように、図1及び図2に示すアブソー
バ装置では、外部構成体20に対する放射光ビームSの
X線領域の光波の透過率が高く、真空に接する外部構成
体20の外面の発熱を抑制できるので、外部構成体20
の外面からのガス放出に起因する無端状ダクト8の内部
の真空度の低下を効果的に抑止することが可能になる。
バ装置では、外部構成体20に対する放射光ビームSの
X線領域の光波の透過率が高く、真空に接する外部構成
体20の外面の発熱を抑制できるので、外部構成体20
の外面からのガス放出に起因する無端状ダクト8の内部
の真空度の低下を効果的に抑止することが可能になる。
【0038】また、複数の冷却媒体流路25を穿設して
冷却媒体に接する内部構成体21の表面積を増大させた
ので、冷却効率が向上し、各部材をアルミにより形成さ
せても、放射光ビームSの熱エネルギーによる部材の熱
損傷を抑止することができる。
冷却媒体に接する内部構成体21の表面積を増大させた
ので、冷却効率が向上し、各部材をアルミにより形成さ
せても、放射光ビームSの熱エネルギーによる部材の熱
損傷を抑止することができる。
【0039】なお、本発明のアブソーバ装置は上述した
形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のアブソーバ
装置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
装置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0041】(1)外部構成体を中空薄肉構造として、
外部構成体に対する放射光ビームのX線領域の光波の透
過率を向上させたので、真空に接する外部構成体の外面
の発熱を抑制して、外部構成体の外面からのガス放出に
起因した無端状ダクトの内部の真空度の低下を効果的に
抑止することができる。
外部構成体に対する放射光ビームのX線領域の光波の透
過率を向上させたので、真空に接する外部構成体の外面
の発熱を抑制して、外部構成体の外面からのガス放出に
起因した無端状ダクトの内部の真空度の低下を効果的に
抑止することができる。
【0042】(2)内部構成体に複数の冷却媒体流路を
穿設して冷却媒体に接する内部構成体の表面積を増大さ
せたので、構成部材の冷却効率が向上し、構成部材をア
ルミだけで形成した場合においても、各部材に熱損傷が
生じない。
穿設して冷却媒体に接する内部構成体の表面積を増大さ
せたので、構成部材の冷却効率が向上し、構成部材をア
ルミだけで形成した場合においても、各部材に熱損傷が
生じない。
【図1】本発明のアブソーバ装置の実施の形態の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】放射光発生手段の一例を示す模式図である。
【図4】図3に関連する従来のアブソーバ装置の一例の
断面図である。
断面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
8 無端状ダクト(真空チェンバ) 20 外部構成体 21 内部構成体 22 支持部材 25 冷却媒体流路 26 冷却媒体入口管 28 冷却媒体出口管 S 放射光ビーム
Claims (1)
- 【請求項1】 基端部が開口し且つ先端部が閉塞した中
空薄肉構造の外部構成体と、該外部構成体の内部に配置
され且つ一端から他端へ向って延びる複数の冷却媒体流
路が穿設された内部構成体と、外部構成体の開口端部に
固着され且つ冷却媒体入口管及び冷却媒体出口管が接続
された支持部材とを有し、冷却媒体流路の一端が冷却媒
体出口管に連通するように内部構成体の一端部を支持部
材に固着し、放射光ビームが外部構成体に入射し得るよ
うに該外部構成体の閉塞端寄り部分を真空チェンバに挿
入したことを特徴とするアブソーバ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35058996A JPH10189300A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | アブソーバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35058996A JPH10189300A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | アブソーバ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10189300A true JPH10189300A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18411511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35058996A Pending JPH10189300A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | アブソーバ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10189300A (ja) |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35058996A patent/JPH10189300A/ja active Pending
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