JPH101903A - 桁式軌道用の分岐装置 - Google Patents
桁式軌道用の分岐装置Info
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- JPH101903A JPH101903A JP8154295A JP15429596A JPH101903A JP H101903 A JPH101903 A JP H101903A JP 8154295 A JP8154295 A JP 8154295A JP 15429596 A JP15429596 A JP 15429596A JP H101903 A JPH101903 A JP H101903A
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Abstract
続,分岐線連続の切換えが容易な分岐装置を提供する。 【解決手段】 並行2線軌道の間で車両が乗り換えるた
めに設けられる分岐装置として、分岐部に連なる並行2
線軌道の4つの固定桁1,4,9,12の端部をそれぞ
れ旋回中心として水平面内で扇形旋回できる4つの可動
桁2,3,10,11と、これらの各可動桁を水平面内
で旋回させるクランク・てこ機構K1,K2,K3,K
4とを備え、各可動桁は、旋回により本線連続状態と分
岐線連続状態との間で位置切換えできるように設けると
共に、各可動桁が切換えられる本線連続及び分岐線連続
の位置を並行各線の一対の旋回中心を結んだ線に対し線
対称の関係位置に設定した。
Description
垂式のモノレール、磁気浮上式鉄道などに用いられる桁
式軌道用の分岐装置に関するものである。
来技術を説明すると、一般に、並行2線(複線)が平行
して敷設された複線軌道の間で車両の乗り換えを行なう
ためには、これらの複線の間にシーサスクロス(交差渡
り線)形等の分岐装置が設けられる。
定軌道とその途中に設けられた分岐軌道とから構成され
ていて、固定軌道の固定桁端部を旋回中心として一定角
度範囲で水平旋回できるように連結された軌道分岐用の
可動桁を備えている。この可動桁は、1線の直線軌道を
形成するように両側の可動桁を連続させた状態(本線連
続状態)と、軌道乗り換えのために1線の片側可動桁と
他の1線の反対側可動桁をそれぞれ内側に旋回させて連
続させた状態(分岐線(乗り換え線)連続状態)との間
で切換えできるようになっている。なお、当業界におい
ては本線連続を「定位」、分岐線連続を「反位」と一般
に呼ぶので、以下このように呼称する場合がある。
装置では、前記の本線連続状態と分岐線連続状態とでは
軌道長が異なるため、分岐線連続時には一対の可動桁の
間に隙間が生ずる。図14はこの隙間について説明する
ものであり、いま複線軌道M,Nに設けた分岐装置を、
M1,M3,N1,N3を旋回中心としかつ全て同じ軌
道長を有する可動桁201,202,203,204で
構成すると共に、それぞれ直線状の状態(本線連続状
態)と斜めのクロス状の状態(分岐線連続状態)の間で
旋回できるものとする。そして、本線連続状態の時のM
2,N2点位置での装置の動きに支障がないようにする
必要な機械的隙間を2n、旋回して分岐線連続状態とし
た時のO1の点で生ずる旋回隙間2mとすれば、2m+
2nと車両通過時の許容隙間との関係で、分岐線連続状
態時の車両の通過適正を考えることができる。
軌道長を十分に長くとることにより可及的に小さくする
ことが可能である。しかし実際の装置としては、大重量
の桁構造物を移動させることになるため、可動桁の軌道
長はできるだけ短いことが望ましく、このために旋回隙
間2mは必ずしも小さいものではない。
きいと、安全で乗り心地のよい車両走行を確保するには
適当でないから、例えば特開昭61−242202号公
報では、分岐線連続時の隙間を補うためにシーサスクロ
ス形分岐の交差中央部に比較的短い旋回式補助桁を設け
ることを提案している。また、分岐線を連続させるため
に動く可動桁に連行して上記の隙間を埋める移動式補助
桁を設けるという提案(特開平8−20902号公報)
や、ホーク式の隙間調整器を設けるという提案(実公昭
46−14244号公報)などもある。
のシーサスクロス形分岐装置には以下に述べるような問
題がある。
設けた分岐装置は、構造や動作が複雑で制御装置の故障
頻度が高く保守点検の負担が大きい。また補助桁の位置
が軌道そのものに付属していたり、交差部中央にあるた
め、保守点検を行うことが必要になった場合、作業に危
険を伴うという問題がある。
によって前記隙間の長さが大きい場合には隙間を十分に
埋めることができないという機構上の問題がある。
桁が不要であるため構造が簡単であり、しかも本線連
続,分岐線連続の切換えも容易な分岐装置を提供するこ
とを目的とする。
する可動桁を伸縮可能とすることで本線連続状態及び分
岐線連続状態のいずれにおいても車両の走行速度を向上
させることができる分岐装置を提供するところにある。
の桁式軌道用の分岐装置の発明の特徴は、前記特許請求
の範囲の各請求項に記載したところにある。
明は、並行2線軌道の間で車両が乗り換えるために設け
られる分岐装置であって、分岐部に連なる並行2線軌道
の4個の固定桁の端部をそれぞれ旋回中心として水平面
内で扇形旋回できる4組の可動桁と、これらの各可動桁
を水平面内で旋回させる可動桁旋回手段とを備え、前記
各可動桁は、前記旋回により本線連続状態と分岐線連続
状態との間で位置切換えできるように設けると共に、各
可動桁が切換えられる本線連続及び分岐線連続の位置
を、並行各線の一対の前記旋回中心を結んだ線に対し線
対称の関係位置に設定したことを特徴とする。
複線を形成する軌道をいう。可動桁旋回手段は、限定さ
れるものではないが、例えば可動桁を揺動子(従動子)
としたクランク・てこ機構などを例示することができ
る。
が形成されている通常時の状態、分岐線連続状態とは2
線(複線)の一方から他方に車両が乗り換える時の状態
をいう。
線連続の位置を線対称の関係に設定しているので、双方
の線(本線,分岐線)の連続状態における軌道長が同じ
となり、従来のような軌道長に差を生ずるために必要で
あった補助桁が不要になる利点がある。
間で車両が乗り換えるために設けられる分岐装置であっ
て、分岐部に連なる並行2線軌道の4個の固定桁の端部
をそれぞれ旋回中心として水平面内で旋回できる4組の
可動桁と、これらの各可動桁を水平面内で旋回させる可
動桁旋回手段とを備え、前記各可動桁は、少なくとも2
以上の桁要素を垂直軸回りに折れ曲がり可能に連接して
構成すると共に、前記旋回により本線連続状態と分岐線
連続状態との間で位置切換えできるように設け、更に各
可動桁が切換えられる本線連続及び分岐線連続の位置
を、並行各線の一対の前記旋回中心を結んだ線に対し線
対称の関係位置に設定したことを特徴とする。
折れ曲がり可能な複数の桁要素で構成することで、旋回
する部分を可動桁の固定桁に直接連続する部分に限定さ
せることができ、これによって可動桁同士が連続する部
分の屈折角度を小さく限定できて車両の向きの急な転向
が抑制できる利点が得られる。
要素で可動桁を構成したものにおいて、固定桁と直接連
接した桁要素を除く他の桁要素を移動案内する平行移動
案内手段を有することを特徴とする。
桁要素の旋回に対して、他の桁要素は常に一定のルート
をたどって平行移動するため、軌道の切換えが安定す
る。
て、旋回する可動桁の旋回角度の大きさを4組の可動桁
においていずれも等しく設定したことを特徴とする。
これに関連する旋回手段等の周辺機構を共通化できる。
て、並行一対の可動桁の先端と平行他対の可動桁の先端
に相互に凹凸嵌合する一対側の凹部と他対側の凸部を設
け、かつこれら凹部又は凸部のいずれか一方を有する可
動桁の先端部を、上方に折れ曲がることで前記凹凸嵌合
を着脱できるように構成したことを特徴とする。
線連続の位置が線対称の関係に設定されて、双方の線
(本線,分岐線)の連続状態における双方の軌道長が同
じとされているので、連続される可動桁はその先端の凹
凸嵌合により軌道線の隙間が全くない状態で連続でき
て、走行時の車両に軌道継目等の上を通過する際の不快
な振動を与えることがない。
間で車両が乗り換えるために設けられる分岐装置であっ
て、分岐部に連なる並行2線軌道の4個の固定桁の端部
をそれぞれ旋回中心として水平面内で旋回できる4組の
可動桁と、これらの各可動桁を旋回させて本線連続状態
と分岐線連続状態との間で位置を切換える可動桁旋回手
段とを備え、前記各可動桁は、少なくとも3以上の桁要
素を軌道方向に沿った凹凸嵌合長を深浅調節できる凹凸
嵌合部を介し順次に連接して構成すると共に、複数の前
記凹凸嵌合部の嵌合長を均等化する嵌合長均等化手段を
設けたことを特徴とする。
態における双方の軌道長に差があるために、分岐線連続
時には連続される可動桁の先端の間に隙間を生ずるよう
な場合に、3以上の桁要素が順次に凹凸嵌合部を介して
連接されていてかつその凹凸嵌合長は嵌合長均等化手段
で均等化されるので、前記の隙間は各凹凸嵌合部で少し
づつ吸収されて実質的な軌道の連続状態を確保できる。
の一方の分岐線連続時に、並行する可動桁の他方を、連
続状態の分岐線から離間する方向に退避させる旋回退避
手段を設けたことを特徴とする。
を車両が走行する際に、非連続状態の可動桁が走行車両
に干渉することを有効に回避できるので、平行2線(複
線)の離間幅をその分狭くできる。
退避手段を並行する一対の可動桁を連係して旋回させる
旋回連係手段として構成したことを特徴とし、これによ
って機構の簡略化と回避動作の確実性を高めることがで
きる。
るいは懸垂式のモノレール、同様の跨座式あるいは懸垂
式の磁気浮上式鉄道などに好適に用いられる。特に跨座
式のモノレール、磁気浮上式鉄道は、軌道の幅方向に車
体が比較的大きく広がって隣接装置等と干渉する虞れが
あるため、前記請求項7,8の非連続状態の可動桁が走
行車両に干渉しないように退避させるようにした構成の
分岐装置は好ましく採用される。
詳細に説明する。
ての構成概要一例を示したものであり、この図におい
て、並行一対の複線(2線)軌道A,Bには、これら軌
道のそれぞれについて、固定軌道の固定桁1,4(A軌
道用)、9,12(B軌道用)の各端部を旋回中心とし
て、分岐装置を構成する可動桁2,3(A軌道用)、1
0,11(B軌道用)が水平面内で所定角度範囲(2
θ)を旋回できるように連接して設けられている。なお
各可動桁2,3、10,11の各固定桁との連接部に
は、固定桁に対して垂直軸(図示せず)回りに各可動桁
を回転可能に連結する連結構造と、軌道面を滑らかに連
続させるための接続円板5,8、13,16とが設けら
れていて、これが固定桁及び可動桁の半円形の凹部と滑
合する構造に設けられている(図1のA1,A3,B
1,B3部分参照)。
は同じ軌道長の寸法に設けられており、このうちの片側
の並行一対の可動桁3,11の先端は、跳ね上げ部7,
15がヒンジ17,20を中心にして跳ね上がり可能に
設けられていると共に、この跳ね上げ部7,15の先端
に、後述する可動桁2,10と凹凸嵌合する連結用ピン
7a,20aと、軌道面を滑らかに連続させるための接
続用円板6,14とが設けられている。
0の先端には、前記連結用ピン7a,20aと凹凸嵌合
する連結用ピン溝7b,20bと、軌道面を滑らかに連
続させるための前記接続用円板6,14に嵌合する半円
形嵌合部18,19とが設けられている。
可動桁に設けた軌道方向をなす長孔G1〜G4に対し、
回転クランクアームK1〜K4の先端ピンが図示の如く
嵌合したクランク・てこ機構を構成することで、クラン
クアームの回転により各可動桁2,3、10,11を所
定角度(2θ)だけ回転させることができるように設け
られている。
A3(B1,B2,B3)の各点で連続されて本線連続
状態を形成する可動桁の位置が、点A1とA3(点B1
とB3)を結んだ線(A1−A3線、B1−B3線)を
対称線として角度θをなすように設定されている。また
図2に示した点B1,(A2,B2),A3の各点で連
続される分岐線連続状態を形成する可動桁の位置が、前
記線対称線(A1−A3線、B1−B3線)に対して角
度θをなすように構成されていることを特徴の一つとす
る。これにより、可動桁2,3(10,11)は対称線
に対して本線連続時の位置と分岐線連続時の位置が前記
線(A1−A3線、B1−B3線)に対して線対称の関
係をなすことになる。したがって複線の軌道間隔をLと
すると、同軌道長の可動桁を有する本例装置では、分岐
線連続(図2参照)のための位置は、可動桁先端が複線
軌道の中間のL/2の位置(図2の点P)になるように
前記角度θが決められ、これに伴って本線連続時の位置
も決まることになる。
続状態を切り換える際には、可動桁3,11の先端跳ね
上げ部7,15を図示しない跳ね上げ機構により跳ね上
げてから該可動桁3、及び可動桁10をそれぞれ角度2
θ旋回させた後、前記跳ね上げ機構を初期状態に復帰さ
せることで可動桁3の先端跳ね上げ部7を水平に戻し、
可動桁10と3の連続状態を確保するように動作され
る。
される状態(本線連続状態)と、可動桁10に連続され
る状態(分岐線連続状態)とでは、跳ね上げ部の先端連
結用ピン7a,20aが可動桁2,10の連結用ピン溝
7b,20bに嵌合する角度は図3に示すように2θ異
なることになるが、これは、該連結用ピン溝7b,20
bを、前記のいずれの角度でもピン7a,7aを受入れ
できるようにしておくことで連続状態を確保し、軌道面
の連続性は接続用円板6により確保するように設けるこ
とが好ましい。このようにすることで、可動桁の切換え
時に必要な稼動部分,稼動装置を、旋回と跳ね上げ手段
に限定することができる。
を、図1の本線連続状態にある分岐装置を図2の分岐線
連続状態に切換える場合として説明すると、まず、並行
一対の可動桁3,11の跳ね上げ部7,15を図示しな
い跳ね上げ機構により跳ね上げて本線連続状態の可動桁
(2と3、及び10と11)の連結関係を切り離す。次
に可動桁2,11は旋回させず、可動桁3,10を角度
2θだけクランク・てこ機構K2,K3の回転により内
側に旋回させ、可動桁3の跳ね上げ部7を水平姿勢に戻
してこれら可動桁3と10を連結状態(図2参照)にし
て図2矢印D方向の分岐線連続状態を形成させる。これ
により固定桁9から可動桁3,10を経て固定桁4に車
両が乗り換えることができる。図2の矢印C方向の車両
乗り換えのためには、同様にして可動桁2,11を連続
させるように該可動桁2,11を旋回させればよく、ま
た分岐線連続状態から本線連続状態に戻すためには上記
の手順と逆の操作を行えばよい。
ば、本線連続状態(定位)時の軌道は若干軌道外側にふ
くらんだ線形となるが、角折れ部分(例えば可動桁の先
端連続部分)での車両走行に支障のないように可動桁の
軌道長と旋回角度θの大きさを設計するだけで円滑な車
両走行状態を確保できる。
される各可動桁を、垂直軸回りに折れ曲がり可能に連接
された2つの桁要素で構成すると共に、先端側の桁要素
(固定桁とは直接連接していない桁要素)を平行移動さ
せる構造とした本願請求項2の発明の分岐装置の構成概
要一例を示したものである。
のであるが、基本的原理は前記実施形態1と同様のもの
であるので、共通する部材及びその機能については詳細
説明を省略する。
55は固定軌道を形成する固定桁であり、その端部(E
1,E5,F1,F5)を旋回中心として可動桁のうち
の旋回する桁要素32,39,46,53が連接され、
この旋回桁要素の先端(E2,E4,F2,F4)を介
して、平行移動する桁要素34,37,48,51が垂
直軸回りに回転自在に連接されている。これらの旋回桁
要素(例えば32)と平行移動桁要素(例えば34)と
により可動桁が構成される。なお31,33,38,4
0,45,47,52,54はいずれも前記実施形態1
で説明した接続円板5と同じ接続円板である。
は、前記平行移動桁要素(例えば34)を二組のクラン
ク・てこ機構K5,K6のクランクアームの先端ピンが
平行移動桁要素34の軌道方向をなす長孔G5に遊嵌す
ることで構成されており、旋回桁要素32は、この平行
移動桁要素34の移動を介して間接的(従動的)に旋回
されることになっている。K7〜K12は各可動桁の平
行移動桁要素に設けられたクランク・てこ機構、及びG
6〜G8は同長孔である。
移動の各桁要素で構成されている各可動桁の組は実質的
に同じ軌道長に設けられていると共に、クランク・てこ
機構が180°回転することにより、本線連続時の位置
と分岐線連続時の位置がE1−E5、F1−F5を結ん
だ線を対称線として線対称に設けられていることを特徴
の一つとする。
34,37,48,51の先端同士を連続させるための
嵌合部は、これらの桁要素が平行移動するものであるた
め、平行移動桁要素37,51の先端に設けた跳ね上げ
部36,50の先端角形凸部35b,49bを、平行移
動桁要素34,48の先端の角形凹部35a,49aに
嵌合できるようにして構成することができる。
を、図4の本線連続状態にある分岐装置を図5の分岐線
連続状態に切換える場合として説明すると、まず、並行
一対の並行移動桁要素37,51の跳ね上げ部36,5
0を図示しない跳ね上げ機構により跳ね上げて可動桁の
本線連続状態の連結関係を切り離す。
びK11,K12の回転により並行移動桁要素34,5
1を複線軌道の中間位置(点O参照)に平行移動させ
る。これに従動して旋回桁要素32,53が旋回する。
この後、跳ね上げ部50を水平姿勢に戻して連結状態と
し、図4の矢印U方向の分岐線連続状態を形成させる
(図5参照)。
ば、本線連続状態(定位)時の軌道も分岐線連続(反
位)時の軌道も、旋回桁要素の部分で若干の折れ曲がり
があるだけであり、可動桁を連続させる部分はいずれの
場合も直線となるため通過車両の速度向上を図ることが
できる。
の軌道長を伸縮できる構造のものとした本願請求項6の
発明に係わる分岐装置の構成概要一例を示したものであ
る。
る跨座式磁気浮上式鉄道に用いられる分岐装置の例を示
し、図6で概要が示される本線連続状態の各可動桁7
2,84,90,92は実質的に同じ構造を有するの
で、その一つの可動桁72を例にして以下説明する。
節可能の凹凸嵌合部300,301を介して相互に連結
された桁要素としての各レール73,74,76により
構成されており、そのうちのレール73は、接続円板7
1を介して固定レールが固定されている固定軌道70の
端部M1を旋回中心として旋回可能に連接されている。
75は、レール73,74の間の凹凸嵌合部、及びレー
ル74,76の間の凹凸嵌合部の嵌合長を調節しかつ均
等化させるための嵌合長変更・均等化装置であり、これ
については後に詳述する。なお79,82,85は可動
桁84の桁要素としてのレール、83は前記75と同じ
嵌合長変更・均等化装置、86は前記71と同じ接続円
板、87は前記70と同じ固定軌道である。
の矢印J方向の分岐線連続状態に切換えた時の概要を示
したものであり、図中にZで輪郭を示した跨座式磁気浮
上鉄道の車両が軌道よりも横方向に比較的大きく張り出
していることを考慮して、この例では、非連続側の可動
桁84と90をそれぞれ本線連続状態の時よりも外側に
退避移動させるようになっている。
造詳細を示したものであり、可動桁72上に固定の案内
レール78に沿って、先端のレール76が軌道方向に前
後進できるように支持されており、この左右レール76
を一体化している左右連結板76aにピストン先端が連
結された複動シリンダ装置77(可動桁上に固定)の作
動で前後進されるように設けられている。また、中間の
レール74は左右連結板101により一体化されてい
て、この左右連結板101上に立設された垂直軸により
回転可能に支持された短尺のリンク75aの片側先端と
前記レール76のブラケット76b先端とを長尺のリン
ク75bで連結すると共に、短尺リンク75aの他側先
端と可動桁に固定のレール70のブラケット70a先端
とを前記と同長の長尺リンク75cで連結して、本例の
嵌合長変更・均等化装置75が構成されている。
を前進させると、レール74はその前進量の半分の量だ
け前進し、これにより凹凸嵌合部300,301の嵌合
長を均等化しながらレール70,74,76からなる可
動桁のレールを伸長させることになる。またレール76
を後進させる場合はこの場合の逆に、凹凸嵌合部30
0,301の嵌合長を均等化しながらレール70,7
4,76からなる可動桁のレールを短縮させることにな
る。
2,90の先端のレール76が、先端に凹部を有し、他
方、並行一対の可動桁84,92の先端のレール79
が、先端に凸部を有することがこれらがそれぞれ前進し
たときに凹凸嵌合できるようになっている。
装置75により行われる可動桁のレール伸縮の変化を説
明するためのものであり、図9は、本線連続時から分岐
線連続に切換えるために、レール76,79を後進させ
て凹凸嵌合物300,301が隙間なく嵌合させた状態
時におけるレール76,79の嵌合関係を示しており、
図中のは、両レール76,79が切換え動作に支障が
ないように隙間2nを開けて離間した状態、図中の
は、レール76,79を前進させて両レール76,79
を凹凸嵌合させた状態をそれぞれ示している。
72と、同様に分岐線連続側に切換えた可動桁92の先
端レール76と102の嵌合関係を示しており、本線連
続側からレール76,102を最も後進させて切換えた
際の状態を図中に示し、この状態からレール76,1
02を所定量前進させた際の状態を図中に示してい
る。この図10から分かるように、分岐線連続側のの
状態では、一対のレール76,102の間の隙間は前記
2nに、レール旋回に伴って拡大した隙間分(仮にこれ
を4mとする)が加わって「4m+2n」となる。
進させた際(すなわち図10の)の各凹凸嵌合部30
0,301と先端の凹凸嵌合の状態を説明するための図
であり、レール76,102の凹凸嵌合に2nの嵌合長
を与えるように該レール76,102を前進させること
によって、各々の凹凸嵌合部300,301はそれぞれ
均等に「m+n」だけ嵌合長を短くし、可動桁全体のレ
ールの連続性が確保されることになる。
旋回機構を説明するためのものであり、並行一対の可動
桁72,90と84,92の間に、それぞれ可動桁側枢
着連結部94,96を介して連結部材95を並行一対の
可動桁間に架設した連結構造を、各一対に設け、更にこ
れら一対の連結構造の連結部材95の間には、両端がそ
れぞれ該連結部材95に枢着され、かつ可動桁と平行な
ローラガイドボックス98を有するフレーム部材97が
設けられている。そしてこのローラガイドボックス98
に、クランク・てこ機構100のアーム先端のローラ9
9を遊嵌させ、該クランクアームを可動桁72,90に
ついては図中W4,W5,W6の各位置、また可動桁8
4,92については図中W1,W2,W3の各位置で回
転停止できるように構成して前記旋回機構が形成されて
いる。
W1,W4の位置で停止させた本線連続の状態を示し、
図13はクランクアームを回転させてローラをW2,W
6の位置で停止させた分岐線連続の状態を示している。
のクランク・てこ機構を回転操作するだけで可動桁の本
線連続と分岐線連続の切換えを行うことができ、しかも
同時に非連続側の可動桁を車両Zの走行に支障のない位
置に退避移動させることができるという利点がある。
記載した発明によれば以下の効果が奏される。
の位置と分岐線連続の位置を線対称の関係に設定してい
るので、本線,分岐線の連続状態における軌道長を同じ
とでき、従来のような軌道長に差を生ずるために必要で
あった補助桁等を不要とできる効果が奏される。
数の桁要素で構成したことを特徴とする本願の請求項2
の発明によれば、旋回する部分を可動桁の固定桁に直接
連続する部分に限定させることができ、これによって可
動桁同士が連続する部分の屈折角度を小さく限定できて
車両の向きの急な転向が抑制できるという効果が奏され
る。
固定桁と直接連接した桁要素を除く他の桁要素を移動案
内する平行移動案内手段を有するようにした本願の請求
項3の発明によれば、固定桁と直接連接した桁要素の旋
回に対して、他の桁要素は常に一定のルートをたどって
平行移動するため、軌道の切換えが安定する。
を4組の可動桁においていずれも等しく設定した本願の
請求項4の発明によれば、4組の可動桁及びこれに関連
する旋回手段等の周辺機構を共通化できて、装置を低廉
化することができるという効果が奏される。
桁の先端と平行他対の可動桁の先端に相互に凹凸嵌合す
る一対側の凹部と他対側の凸部を設け、かつこれら凹部
又は凸部のいずれか一方を有する可動桁の先端部を、上
方に折れ曲がることで前記凹凸嵌合を着脱できるように
構成したので、本線連続の位置と分岐線連続の位置が線
対称の関係に設定されている双方の線(本線,分岐線)
の連続状態を全く隙間なく確保でき、走行時の車両に軌
道継目等の上を通過する際の不快な振動を与えることが
ないという効果が奏される。
連続状態における双方の軌道長に差があって、分岐線連
続時には連続される可動桁の先端の間に隙間を生ずる分
岐装置において、3以上の桁要素が順次に凹凸嵌合部を
介して連接されていてかつその各凹凸嵌合部の嵌合長を
均等化できるので、前記の隙間を各凹凸嵌合部で少しづ
つ吸収して各凹凸嵌合部及び可動桁同士の先端隙間をな
くして実質的な軌道の連続状態を確保でき、走行車両に
不快な振動を与えることがないという効果が奏される。
の分岐線連続時に、並行する可動桁の他方を、連続状態
の分岐線から離間する方向に退避させる旋回退避手段を
設けたことを特徴としたものであり、分岐線連続状態の
軌道を車両が走行する際に、非連続状態の可動桁が走行
車両に干渉することを有効に回避できるので、平行2線
(複線)の離間幅をその分狭くできるという効果が奏さ
れる。
を、並行する一対の可動桁を連係する旋回連係手段によ
り一緒に旋回させるように構成したものであり、これに
よって機構の簡略化と回避動作の確実性を高めることが
できるという効果が奏される。
レール、磁気浮上式鉄道では軌道の幅方向に車体が比較
的大きく広がって隣接装置等と干渉する虞れがあるのに
対し、非連続状態の可動桁を退避させるようにしている
ので、干渉の問題を解消しつつ2線の軌道の幅間隔を狭
く設定する上で有効であるという効果が奏される。
要を本線連続状態で示した平面図。
関係を説明するための図。
要を本線連続状態で示した平面図。
要を本線連続状態で示した平面図。
示した平面図。
に切換える際の嵌合長変更・均等化装置の状態を示した
拡大図。
嵌合長変更・均等化装置の状態を示した拡大図。
レール同士を凹凸嵌合させたときの嵌合長変更・均等化
装置の状態を示した拡大図。
の間で切換える旋回機構の構成を本線連続位置にあると
きで示した平面図。
連続位置にあるときで示した平面図。
動桁間に生ずる隙間の関係を説明するための図。
Claims (8)
- 【請求項1】 並行2線軌道の間で車両が乗り換えるた
めに設けられる分岐装置であって、分岐部に連なる並行
2線軌道の4個の固定桁の端部をそれぞれ旋回中心とし
て水平面内で扇形旋回できる4組の可動桁と、これらの
各可動桁を水平面内で旋回させる可動桁旋回手段とを備
え、 前記各可動桁は、前記旋回により本線連続状態と分岐線
連続状態との間で位置切換えできるように設けると共
に、各可動桁が切換えられる本線連続及び分岐線連続の
位置を、並行各線の一対の前記旋回中心を結んだ線に対
し線対称の関係位置に設定したことを特徴とする桁式軌
道用の分岐装置。 - 【請求項2】 並行2線軌道の間で車両が乗り換えるた
めに設けられる分岐装置であって、分岐部に連なる並行
2線軌道の4個の固定桁の端部をそれぞれ旋回中心とし
て水平面内で旋回できる4組の可動桁と、これらの各可
動桁を水平面内で旋回させる可動桁旋回手段とを備え、 前記各可動桁は、少なくとも2以上の桁要素を垂直軸回
りに折れ曲がり可能に連接して構成すると共に、前記旋
回により本線連続状態と分岐線連続状態との間で位置切
換えできるように設け、更に各可動桁が切換えられる本
線連続及び分岐線連続の位置を、並行各線の一対の前記
旋回中心を結んだ線に対し線対称の関係位置に設定した
ことを特徴とする桁式軌道用の分岐装置。 - 【請求項3】 請求項2において、各可動桁を構成する
複数の桁要素のうち、固定桁と直接連接した桁要素を除
く他の桁要素を移動案内する平行移動案内手段を有する
ことを特徴とする桁式軌道用の分岐装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項におい
て、旋回する可動桁の旋回角度の大きさを、前記4組の
可動桁において等しく設定したことを特徴とする桁式軌
道用の分岐装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項におい
て、並行一対の可動桁の先端と平行他対の可動桁の先端
には、相互に凹凸嵌合する一対側の凹部と他対側の凸部
が設けられ、かつこれら凹部又は凸部のいずれか一方を
有する可動桁の先端部は、上方に折れ曲がることで前記
凹凸嵌合を着脱できるように構成されていることを特徴
とする桁式軌道用の分岐装置。 - 【請求項6】 並行2線軌道の間で車両が乗り換えるた
めに設けられる分岐装置であって、分岐部に連なる並行
2線軌道の4個の固定桁の端部をそれぞれ旋回中心とし
て水平面内で旋回できる4組の可動桁と、これらの各可
動桁を旋回させて本線連続状態と分岐線連続状態との間
で位置を切換える可動桁旋回手段とを備え、 前記各可動桁は、少なくとも3以上の桁要素を軌道方向
に沿った凹凸嵌合長を深浅調節できる凹凸嵌合部を介し
順次に連接して構成すると共に、複数の前記凹凸嵌合部
の嵌合長を均等化する嵌合長均等化手段を設けたことを
特徴とする桁式軌道用の分岐装置。 - 【請求項7】 請求項6において、並行する可動桁の一
方の分岐線連続時に、並行する可動桁の他方を、連続状
態の分岐線から離間する方向に退避させる旋回退避手段
を設けたことを特徴とする桁式軌道用の分岐装置。 - 【請求項8】 請求項7において、前記旋回退避手段
は、並行する一対の可動桁を連係して旋回させる旋回連
係手段であることを特徴とする桁式軌道用の分岐装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8154295A JPH101903A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 桁式軌道用の分岐装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8154295A JPH101903A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 桁式軌道用の分岐装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101903A true JPH101903A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15581020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8154295A Pending JPH101903A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 桁式軌道用の分岐装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101903A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001068482A3 (de) * | 2000-03-15 | 2002-02-28 | Wf Logistik Gmbh | Hängefördereinrichtung mit einer umschleusungsstation |
| KR100848277B1 (ko) * | 2007-04-23 | 2008-07-25 | 주식회사 대명엔지니어링 | 거더식 궤도용 분기기 |
| JP2013110370A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Daifuku Co Ltd | 天井設置型の物品搬送設備 |
| JP2020519902A (ja) * | 2017-05-17 | 2020-07-02 | アプライド マテリアルズ イスラエル リミテッド | 製造プロセス欠陥を検出するための方法、コンピュータプログラム製品およびシステム |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP8154295A patent/JPH101903A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001068482A3 (de) * | 2000-03-15 | 2002-02-28 | Wf Logistik Gmbh | Hängefördereinrichtung mit einer umschleusungsstation |
| JP2003528012A (ja) * | 2000-03-15 | 2003-09-24 | ダブリュエフ ロジスティック ゲーエムベーハー | 経路変更ステーションを備えた懸垂式コンベア装置 |
| KR100848277B1 (ko) * | 2007-04-23 | 2008-07-25 | 주식회사 대명엔지니어링 | 거더식 궤도용 분기기 |
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| JP2020519902A (ja) * | 2017-05-17 | 2020-07-02 | アプライド マテリアルズ イスラエル リミテッド | 製造プロセス欠陥を検出するための方法、コンピュータプログラム製品およびシステム |
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