JPH1019106A - 静油圧式無段変速装置 - Google Patents

静油圧式無段変速装置

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JPH1019106A
JPH1019106A JP17216196A JP17216196A JPH1019106A JP H1019106 A JPH1019106 A JP H1019106A JP 17216196 A JP17216196 A JP 17216196A JP 17216196 A JP17216196 A JP 17216196A JP H1019106 A JPH1019106 A JP H1019106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
swash plate
thrust bearing
type axial
plate type
Prior art date
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Pending
Application number
JP17216196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Nakatani
安信 中谷
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜板式のアキシァルプランジャポンプとアキ
シァルプランジャモータとを同一のケーシングに内装し
て成る静油圧式無段変速装置を、高圧駆動が可能で安価
に得られる状態にする。 【解決手段】 斜板式アキシァルプランジャポンプPの
プランジャ14にシュー18を回動自在に連結するとと
もに、プラジャ14がシュー14を介して斜板16に押
圧するように構成してある。斜板式アキシァルプランジ
ャモータMのプランジャ21と斜板23との間にスラス
トベアリング24を介装するとともに、プランジャ21
がスラストベアリング24を介して斜板23に押圧する
ように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板式アキシァル
プランジャポンプと、この斜板式アキシァルプランジャ
ポンプによって駆動される斜板式アキシァルプランジャ
モータとを同一のケーシングに内装してあるとともに、
斜板式アキシァルプランジャポンプの斜板角変更によっ
て変速するように構成してある静油圧式無段変速装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記無段変速装置において、従来、ポン
プ側とモータ側とのいずれもにおいて、プランジャと斜
板との間にスラストベアリングを介装するとともに、プ
ランジャがスラストベアリングを介して斜板に押圧する
ように構成し、スラストベアリングによるプランジャと
斜板との間の摩擦低減により、プランジャが斜板のカム
面に沿ってスムーズに回動することを可能にしていた。
そして、シューを採用して摩擦低減を図ると、シューを
球面継手によって回動自在に連結するための複雑な連結
構造をプランジャに備える必要があるとか、シュー自体
がスラストベアリングに比して高価になるとかにより、
高価になるのに対し、プランジャをスラストベアリング
の外輪部材に直接に摺動自在に当接させるだけで済み、
比較的安価に得られるようにしていた。また、スラスト
ベアリングとプランジャの間にさらにスラストリング材
を介装するとしても、プランジャはそのスラストリング
部材に直接に摺動自在に当接させるだけで済み、比較的
安価に得ることが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冒頭に記した無段変速
装置のポンプ側にあっては、斜板角の変更調節が行われ
ることから、その調節角度によっては、プランジャによ
る押圧力によって斜板に作用するラジアル方向の操作力
が大になることがある。このため、上記した如くスラス
トベアリングを採用した従来の無段変速装置の場合、高
圧力で駆動できるように高圧化すると、ポンプ側におい
て、スラストベアリングの外輪が比較的早期に磨滅する
とか、リテーナが変形したり破損したりするとかのトラ
ブルが発生しやすくなっていた。本発明の目的は、スム
ーズに作動するとともに故障しにくい状態で高圧駆動で
きるとともに、比較的安価に得られる静油圧式無段変速
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕斜板式アキシァルプランジャポン
プと、この斜板式アキシァルプランジャポンプによって
駆動される斜板式アキシァルプランジャモータとを同一
のケーシングに内装してあるとともに、斜板式アキシァ
ルプランジャポンプの斜板角変更によって変速するよう
に構成してある静油圧式無段変速装置であって、前記斜
板式アキシァルプランジャポンプのプランジャにシュー
を球面継手によって回動自在に連結するとともに、プラ
ンジャが前記シューを介して斜板に押圧するように構成
し、前記斜板式アキシァルプランジャモータのプランジ
ャと斜板との間に、プランジャが直接に摺動自在に当接
する平坦なプランジャ受け面、および、スラストベアリ
ングを介装するとともに、プランジャが前記プランジャ
受け面およびスラストベアリングを介して斜板に押圧す
るように構成してある。
【0006】〔作用〕ポンプ側では、斜板角の変更調節
が行われ、プランジャによる押圧力によって斜板に作用
するラジアル方向の操作力が大になった場合でも、プラ
ンジャは斜板にシューを介して押圧作用していることに
より、プランジャが斜板の作用面にスムーズに沿って回
動していくようにできるとともに、シューには従来のス
ラストベアリングの如き磨滅や変形などのトラブルが発
生しにくくなる。モータ側では、プランジャによる押圧
力によって斜板に作用するラジアル方向の操作力がポン
プ側ほど大きくならないとともに、プランジャは斜板に
スラストベアリングを介して押圧作用していることによ
り、スラストベアリングに磨滅や変形などのトラブルが
発生しにくいようにしながら、プランジャが斜板のカム
面にスムーズに沿って回動していくようにできる。しか
も、プランジャを平坦なプランジャ受け面に直接に当接
させるだけで済む。
【0007】〔効果〕ポンプ側では、プランジャによっ
て斜板に作用するラジアル方向の操作力が大になっても
比較的磨滅したり、変形したりしにくいシューがプラン
ジャを斜板にスムーズに沿わせて回動させ、モータ側で
は、スラストベアリングがプランジャを斜板にスムーズ
に沿わせて回動させることにより、ポンプ側もモータ側
もスムーズに作動するようにできるとともに、モータ側
の構造面から比較的安価に得られるようになり、しか
も、従来のスラストベアリング採用型に比して故障が生
じにくい信頼性の高い状態で高圧駆動できるようになっ
た。
【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0009】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記プランジャ受け面が、前記スラストベアリング
の外輪部材の側面で成っている。
【0010】〔作用〕スラストベアリングを介在させる
だけでプランジャ受け面も形成でき、プランジャと斜板
との間の摩擦低減を図ったモータが得られる。
【0011】〔効果〕スラストベアリングを介在させる
だけで構造簡単にモータが得られ、この面から一層安価
に得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、機体前部に位
置するエンジンEの後部にクラッチCを介してミッショ
ンケース1を連結し、エンジンEからクラッチCを介し
て取出す回転動力がクラッチCの出力軸よりも低レベル
に位置する箇所で取り出せるように前記ミッションケー
ス1の下部に備えてある出力軸2に回転軸3を介して入
力軸11が連結している走行用主変速装置10を、機体
後部を形成しているミッションケース4の前部に連結す
るとともに、前記走行用主変速装置10の回転出力を前
記ミッションケース4の内部に位置する走行用副変速装
置5に伝達し、この走行用副変速装置5の回転出力を前
記ミッションケース4の内部に位置する後輪用差動機構
(図示せず)に伝達するとともに、前記ミッションケー
ス4から機体前方向きに延出する回転軸6を介して前輪
用差動機構7に伝達するように構成して、農用トラクタ
ーの前車輪8および後車輪9を駆動するための走行用伝
動構造を構成してある。
【0013】前記走行用主変速装置10は、図2に示す
如く斜板式アキシァルプランジャポンプPおよび斜板式
アキシァルプランジャモータMを備えるとともに、斜板
式アキシァルプランジャポンプPの斜板角変更によって
変速するように構成した静油圧式無段変速装置で成り、
詳しくはつぎの如く構成してある。
【0014】ポンプPやモータMを収容する空間を有す
るケース本体12aと、このケース本体12aの開口を
閉じるようにケース本体12aに連結してある蓋体12
bとによって一つのケーシング12を形成し、このケー
シング12の下部に前記入力軸11を回動自在に貫設
し、ケーシング12の上部に出力軸13を回動自在に貫
設してある。
【0015】このケーシング12の内部の下側におい
て、複数本のプランジャ14を備えたシリンダブロック
15を前記入力軸11にスプライン係合によって一体回
動するように取付け、このシリンダブロック15の前方
側に入力軸11が貫通する状態で配置した斜板16を、
入力軸11の軸芯に直交する方向の支軸17を介してケ
ース本体12aに入力軸11の軸芯まわりでは回動しな
いように、かつ、支軸17の軸芯まわりでは回動するよ
うに支持させるとともに、各プランジャ14の端部に付
設してあるシュー18の端面を、斜板16のカム面16
aに摺動自在に当接するように構成して、前記プランジ
ャポンプPを構成してある。すなわち、各プランジャ1
4に付設のシュー18は、このシュー18の端部に一体
成型した球面継手18aと、この球面継手18aが摺動
自在に嵌入するようにプランジャ14に形成した球面凹
入部とによってプランジャ14に連結してあることによ
り、プラジャ14に対して球面継手18aの中心のまわ
りで自由に回動する。入力軸11が回動すると、この回
動力によってシリンダブロック15が入力軸11の軸芯
まわりで回動する。このとき、前記支軸17の回動操作
によって斜板16をカム面16aが入力軸11に対して
傾斜する取付角にしてあると、シリンダブロック15の
端面に相対摺動自在に臨んでいる弁板19を通してシリ
ンダブロック15に吸入する油がプランジャ14をシリ
ンダブロック15から押し出し操作することにより、か
つ、プランジャ室に設けてあるスプリング20がシュー
18を斜板16のカム面16aに確実に当接させてカム
面16aに精度よく沿わせるべくプランジャ14をシリ
ンダブロック15から突出付勢していることにより、プ
ランジャ14は斜板16のカム面16aにシュー18を
介して押圧しながら回動し、カム面16aとシリンダブ
ロック15との間隔がカム面部分で変化することに起因
してシリンダブロック15に対して往復摺動する。これ
により、ポンプPは、シリンダブロック15の半回転で
前記蓋体12bに穿設してある駆動油路(図示せず)を
介してモータMから戻る油を前記弁板19を通して吸い
込み、残りの半回転で弁板19から前記駆動油路を介し
てモータMに圧油供給し、モータMを駆動する。斜板1
6の取付角度を変更してそのカム面16aの入力軸11
に対する傾斜角を変更すると、吐出容量が変化し、モー
タMの駆動速度を変更する。そして、斜板16をカム面
16aが入力軸11に対して直交する取付姿勢にする
と、プランジャ14が往復摺動しない中立になり、ポン
プPはポンプ作用を停止してモータMの駆動を停止す
る。
【0016】前記ケーシング12の内部の上側におい
て、複数本のプランジャ21を備えたシリンダブロック
22を前記出力軸13にスプライン係合によって一体回
動するように取付け、このシリンダブロック22の前方
側に位置するケーシング本体12aの出力軸13の周囲
に位置するケーシング部分23によって斜板23を形成
し、この斜板23とプランジャ21との間にスラストベ
アリング24をこれの外輪部材24aの側面が斜板23
のカム面23aに沿うようにして介装するとともに、ス
ラストベアリング24の一対の外輪部材24a,24a
のうちのプランジャ側に位置する方の外輪部材24aの
平坦な側面24bにより、各プランジャ21が直接に摺
動自在に当接する平坦なプランジャ受け面24bを形成
して、前記プランジャモータMを構成してある。すなわ
ち、前記ポンプPから圧油が供給されると、この圧油が
シリンダブロック22の端面に相対摺動自在に臨んでい
る弁板25を通してシリンダブロック22に流入し、こ
の圧油がプランジャ21をシリンダブロック22から押
し出し操作することにより、かつ、プランジャ室に設け
てあるスプリング26がプランジャ21の端部をスラス
トベアリング24に確実に当接させて斜板23のカム面
23aに精度よく沿わせるべくプランジャ21をシリン
ダブロック22から押し出し付勢していることにより、
プランジャ21はプランジャ受け面24bおよびスラス
トベアリング24を介して斜板23のカム面23aを押
圧する。すると、この押圧力の円周方向の成分によって
プランジャ21が出力軸13の軸芯まわりで回動するた
めにシリンダブロック22が回動し、出力軸13がシリ
ンダブロック22と共に回動して前記走行用副変速装置
5に動力伝達する。
【0017】〔別実施形態〕プランジャモータMを構成
するに、斜板23とプランジャ21との間に、スラスト
ベアリング23、このスラストベアリング23とプラン
ジャ21との間に位置するスラストリング材を介在さ
せ、このスラストリング材の平坦な側面により、プラン
ジャ21が直接に摺動自在に当接する平坦なプランジャ
受け面を形成し、このプランジャ受け面とスラストベア
リング23を介してプランジャ21が斜板23のカム面
23aの押圧するように構成する場合にも、本発明は適
用できる。したがって、これら外輪部材24aやスラス
トリング材の側面で成るプランジャ受け面を総称して平
坦なプランジャ側面24bと呼称する。
【0018】本発明による静油圧式無段変速装置は、農
用トラクターの他、コンバインや運搬車など、各種の車
両にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクターの走行用伝動構造の概略図
【図2】静油圧式無段変速装置の断面図
【符号の説明】
12 ケーシング 14 ポンプのプランジャ 16 ポンプの斜板 18 シュー 18a 球面継手 21 モータのプランジャ 23 モータの斜板 24 スラストベアリング 24a 外輪部材 24b プランジャ受け面 P 斜板式アキシァルプランジャポンプ M 斜板式アキシァルプランジャモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜板式アキシァルプランジャポンプと、
    この斜板式アキシァルプランジャポンプによって駆動さ
    れる斜板式アキシァルプランジャモータとを同一のケー
    シングに内装してあるとともに、斜板式アキシァルプラ
    ンジャポンプの斜板角変更によって変速するように構成
    してある静油圧式無段変速装置であって、 前記斜板式アキシァルプランジャポンプのプランジャに
    シューを球面継手によって回動自在に連結するととも
    に、プランジャが前記シューを介して斜板に押圧するよ
    うに構成し、 前記斜板式アキシァルプランジャモータのプランジャと
    斜板との間に、プランジャが直接に摺動自在に当接する
    平坦なプランジャ受け面、および、スラストベアリング
    を介装するとともに、プランジャが前記プランジャ受け
    面およびスラストベアリングを介して斜板に押圧するよ
    うに構成してある静油圧式無段変速装置。
  2. 【請求項2】 前記プランジャ受け面が、前記スラスト
    ベアリングの外輪部材の側面で成っている請求項1記載
    の静油圧式無段変速装置。
JP17216196A 1996-07-02 1996-07-02 静油圧式無段変速装置 Pending JPH1019106A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110617189A (zh) * 2019-11-21 2019-12-27 长沙桑铼特农业机械设备有限公司 手自双控式一体泵马达
CN113950590A (zh) * 2019-06-11 2022-01-18 株式会社神崎高级工机制作所 静液压式无级变速机构及变速装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN110617189B (zh) * 2019-11-21 2020-04-10 长沙桑铼特农业机械设备有限公司 手自双控式一体泵马达

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