JPH10191081A - 色変換方法 - Google Patents
色変換方法Info
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- JPH10191081A JPH10191081A JP8348824A JP34882496A JPH10191081A JP H10191081 A JPH10191081 A JP H10191081A JP 8348824 A JP8348824 A JP 8348824A JP 34882496 A JP34882496 A JP 34882496A JP H10191081 A JPH10191081 A JP H10191081A
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- condition
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/603—Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
- H04N1/6052—Matching two or more picture signal generators or two or more picture reproducers
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- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】異なる条件間(色再現域)において色および階
調バランスを保ったまま、再現域を最大に使って、かつ
色空間中に歪みを生じないような変換を容易に行うこと
のできる色変換方法を提供する。 【解決手段】各条件の測色的色再現特性を算出し、この
色再現特性から等価中性属性データを求め、この等価中
性属性データの、明度、輝度または光量に対しての写像
を求めて、この明度、輝度または光量のスケールを階調
補正カーブとして用い、各条件での等価中性属性データ
から階調補正カーブへの写像可能なレンジを決め、2つ
の条件の写像関数の強度を変え、階調カーブ間の変換関
数を求め、この階調カーブ変換関数を仲介にして条件間
の等価中性属性データから階調補正カーブへの写像関数
を結合し、条件間の等価中性属性データ間の各色成分毎
に1:1対応の写像関数を作成することにより、上記課
題を解決する。
調バランスを保ったまま、再現域を最大に使って、かつ
色空間中に歪みを生じないような変換を容易に行うこと
のできる色変換方法を提供する。 【解決手段】各条件の測色的色再現特性を算出し、この
色再現特性から等価中性属性データを求め、この等価中
性属性データの、明度、輝度または光量に対しての写像
を求めて、この明度、輝度または光量のスケールを階調
補正カーブとして用い、各条件での等価中性属性データ
から階調補正カーブへの写像可能なレンジを決め、2つ
の条件の写像関数の強度を変え、階調カーブ間の変換関
数を求め、この階調カーブ変換関数を仲介にして条件間
の等価中性属性データから階調補正カーブへの写像関数
を結合し、条件間の等価中性属性データ間の各色成分毎
に1:1対応の写像関数を作成することにより、上記課
題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる媒体やデバ
イスや再現条件などの条件間において、一方の任意の条
件下での再現画像を他方の条件下で最適に再現できるよ
うに色補正および色変換を行う色変換方法に関する。
イスや再現条件などの条件間において、一方の任意の条
件下での再現画像を他方の条件下で最適に再現できるよ
うに色補正および色変換を行う色変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、印刷やハードコピーまたはC
RT表示装置などのソフトコピーは、CMYK,RGB
の網%の面積変調や濃度変調を支持体上で行うことで色
を表現している。こうしたデバイスや媒体の下での測色
的な一致をめざした方法として、多くの方法が提案され
ている。例えば、精度上の問題があると思えるが、特開
平3−131920号公報に記載の発明のように特定の
プリンタや印刷条件でのハードコピーで予め求めた色変
換テーブルを利用して直接写像変換を行う方法や、特開
平4−362869号公報のように2条件の測色値が一
致するようマスキング係数の最尤解を求める方法などは
一般的に知られている方法である。
RT表示装置などのソフトコピーは、CMYK,RGB
の網%の面積変調や濃度変調を支持体上で行うことで色
を表現している。こうしたデバイスや媒体の下での測色
的な一致をめざした方法として、多くの方法が提案され
ている。例えば、精度上の問題があると思えるが、特開
平3−131920号公報に記載の発明のように特定の
プリンタや印刷条件でのハードコピーで予め求めた色変
換テーブルを利用して直接写像変換を行う方法や、特開
平4−362869号公報のように2条件の測色値が一
致するようマスキング係数の最尤解を求める方法などは
一般的に知られている方法である。
【0003】しかし、一般的なシステム構成において
は、測色的再現をベースに更にいろいろなバリエーショ
ンが望まれる。その一つとして、ある条件(デバイス、
媒体、再現条件など)下での再現画像を色再現特性上大
きく異なる条件に最適に変換する作業がある。一般的な
ハードコピーである印刷の場合、色再現特性は、その使
用しているインキなどの色材や紙などの支持体の性質に
大きく依存しており、こうした異なる条件での色再現条
件間で、色調や階調を保存または適切に補正しつつ、別
条件での色再現域を最も有効に活用できるよう変換する
ような場合、現状では試行錯誤による多大なる労力が必
要となっている。例えば、ある色再現条件に対して、イ
ンキや紙などを変えた時に、両者の色再現域が異なる場
合がある。この場合、元の色再現条件の測色的再現をな
るべく保存したまま、インキや紙などの異なる別の色再
現空間に写像する必要がある。このため、別の色再現空
間が元の色再現空間より狭ければ色圧縮し、広ければ色
伸張することになるが、印刷分野では、この色再現作業
は、グレーなどの注目色についての色が変わらず、他の
色の犠牲が少ないような条件を試行錯誤で、すなわち多
大な労力を払って、スキャナなどをセットアップして求
めているのが現状である。
は、測色的再現をベースに更にいろいろなバリエーショ
ンが望まれる。その一つとして、ある条件(デバイス、
媒体、再現条件など)下での再現画像を色再現特性上大
きく異なる条件に最適に変換する作業がある。一般的な
ハードコピーである印刷の場合、色再現特性は、その使
用しているインキなどの色材や紙などの支持体の性質に
大きく依存しており、こうした異なる条件での色再現条
件間で、色調や階調を保存または適切に補正しつつ、別
条件での色再現域を最も有効に活用できるよう変換する
ような場合、現状では試行錯誤による多大なる労力が必
要となっている。例えば、ある色再現条件に対して、イ
ンキや紙などを変えた時に、両者の色再現域が異なる場
合がある。この場合、元の色再現条件の測色的再現をな
るべく保存したまま、インキや紙などの異なる別の色再
現空間に写像する必要がある。このため、別の色再現空
間が元の色再現空間より狭ければ色圧縮し、広ければ色
伸張することになるが、印刷分野では、この色再現作業
は、グレーなどの注目色についての色が変わらず、他の
色の犠牲が少ないような条件を試行錯誤で、すなわち多
大な労力を払って、スキャナなどをセットアップして求
めているのが現状である。
【0004】このスキルを補うものとして、各種装置、
アルゴリズムが考案されているが、満足できる品質成果
を得られていないのが現状である。例えば、特開昭60
−112042号公報のような印刷の仕上がりをCRT
でシミュレートできる装置を用い、相互の異なる印刷条
件において比較しながら最終条件を決定する方法がある
が、調整の自由度が多く、最適な最終条件を求めるのが
難しいし、CRTなどのソフトコピーと印刷物などのハ
ードコピーの色はもともと完全に一致するものではない
ので、各々の条件でCRTと印刷の再現を合わせこむの
に非常に労力が必要である。
アルゴリズムが考案されているが、満足できる品質成果
を得られていないのが現状である。例えば、特開昭60
−112042号公報のような印刷の仕上がりをCRT
でシミュレートできる装置を用い、相互の異なる印刷条
件において比較しながら最終条件を決定する方法がある
が、調整の自由度が多く、最適な最終条件を求めるのが
難しいし、CRTなどのソフトコピーと印刷物などのハ
ードコピーの色はもともと完全に一致するものではない
ので、各々の条件でCRTと印刷の再現を合わせこむの
に非常に労力が必要である。
【0005】本質的な問題点として、このように異なる
条件間で、色空間的な完全一致が望めない状況下で、最
適と思われる色変換を行う場合、条件間での色再現域の
圧縮や伸張や変換が必須であるが、その色再現空間の特
徴に依存することが多く、一般的な最適解がない。色空
間的圧縮・伸張についても、従来より公知の技術とし
て、Lab空間等の等色差空間で彩度や色相、明度それ
ぞれを保存したり圧縮したり伸張したりすることが試み
られているが、大きく色再現域が異なる場合の絵柄とし
ての破綻は著しく、計算負荷が膨大なうえ、階調再現と
色再現忠実性がトレードオフになるなど、なかなか実用
に耐えるものがないのが現実である(特開平4−196
676号公報および特開平4−217167号号公報参
照)。このように、色材や支持体の特性により大きく色
再現特性が異なる場合の、色空間的圧縮や階調変換は全
く考慮されておらず、最適な変換画像を得るのが難しい
ものがほとんどである。
条件間で、色空間的な完全一致が望めない状況下で、最
適と思われる色変換を行う場合、条件間での色再現域の
圧縮や伸張や変換が必須であるが、その色再現空間の特
徴に依存することが多く、一般的な最適解がない。色空
間的圧縮・伸張についても、従来より公知の技術とし
て、Lab空間等の等色差空間で彩度や色相、明度それ
ぞれを保存したり圧縮したり伸張したりすることが試み
られているが、大きく色再現域が異なる場合の絵柄とし
ての破綻は著しく、計算負荷が膨大なうえ、階調再現と
色再現忠実性がトレードオフになるなど、なかなか実用
に耐えるものがないのが現実である(特開平4−196
676号公報および特開平4−217167号号公報参
照)。このように、色材や支持体の特性により大きく色
再現特性が異なる場合の、色空間的圧縮や階調変換は全
く考慮されておらず、最適な変換画像を得るのが難しい
ものがほとんどである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
おいては、異なる条件間、例えば印刷などのハードコピ
ー間で色変換を行う場合に、異なる色再現域や階調再現
特性をどのように整合をとるかということが必ず議論に
なるが、適切な解決方法が得られていないという問題が
ある。このため、こうした問題点を解決すると同時に、
より容易な計算で高い品質を得る方法が強く求められて
いる。
おいては、異なる条件間、例えば印刷などのハードコピ
ー間で色変換を行う場合に、異なる色再現域や階調再現
特性をどのように整合をとるかということが必ず議論に
なるが、適切な解決方法が得られていないという問題が
ある。このため、こうした問題点を解決すると同時に、
より容易な計算で高い品質を得る方法が強く求められて
いる。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、従来方法では困難であった、異なる条件(デバ
イス、媒体、再現条件)間(色再現域)において色およ
び階調バランスを保ったまま、再現域を最大に使って、
かつ色空間中に歪みを生じないような変換を容易に行う
ことのできる色変換方法を提供するにある。
解消し、従来方法では困難であった、異なる条件(デバ
イス、媒体、再現条件)間(色再現域)において色およ
び階調バランスを保ったまま、再現域を最大に使って、
かつ色空間中に歪みを生じないような変換を容易に行う
ことのできる色変換方法を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、異なる条件下における再現画像間の色補
正を行う色変換方法であって、 1)各条件の測色的色再現特性を算出(予測)する工程
と、 2)この色再現特性からそれぞれ等価中性属性データを
求める工程と、 3)この等価中性属性データの、輝度または光量に対し
ての写像を求める工程と、 4)この輝度または光量のスケールを階調補正カーブと
して用いる工程と、 5)前記各条件で(理論上)の再現可能な最大デバイス
量および最小デバイス量を用いて、前記等価中性属性デ
ータから階調補正カーブへの写像可能なレンジを決める
工程と、 6)2つの前記条件の階調補正カーブの特性を変化させ
ることで写像関数の強度を変え、階調カーブ間の変換関
数を求める工程と、 7)この階調カーブ変換関数を仲介に前記(任意の)条
件間の等価中性属性データから階調補正カーブへの写像
関数を結合し、前記(任意の)条件間の等価中性属性デ
ータ間の各色成分毎に、例えば等価中性インキ量間のC
からC’、MからM’、YからY’、KからK’への
1:1対応の写像関数を作成する工程 を有することを特徴とする色変換方法を提供するもので
ある。
に、本発明は、異なる条件下における再現画像間の色補
正を行う色変換方法であって、 1)各条件の測色的色再現特性を算出(予測)する工程
と、 2)この色再現特性からそれぞれ等価中性属性データを
求める工程と、 3)この等価中性属性データの、輝度または光量に対し
ての写像を求める工程と、 4)この輝度または光量のスケールを階調補正カーブと
して用いる工程と、 5)前記各条件で(理論上)の再現可能な最大デバイス
量および最小デバイス量を用いて、前記等価中性属性デ
ータから階調補正カーブへの写像可能なレンジを決める
工程と、 6)2つの前記条件の階調補正カーブの特性を変化させ
ることで写像関数の強度を変え、階調カーブ間の変換関
数を求める工程と、 7)この階調カーブ変換関数を仲介に前記(任意の)条
件間の等価中性属性データから階調補正カーブへの写像
関数を結合し、前記(任意の)条件間の等価中性属性デ
ータ間の各色成分毎に、例えば等価中性インキ量間のC
からC’、MからM’、YからY’、KからK’への
1:1対応の写像関数を作成する工程 を有することを特徴とする色変換方法を提供するもので
ある。
【0009】ここで、前記条件は、デバイス条件、媒体
条件および再現条件よりなる群から選ばれる少なくとも
1つの条件であるのが好ましい。また、前記等価中性属
性データは、等価中性濃度(END)、等価中性輝度ま
たは等価中性インキ量であるのが好ましい。また、前記
最大デバイス量は、印刷において、前記各条件での最大
濃度であり、前記最小デバイス量は、印刷において、紙
支持体、すなわち支持体である紙であるのが好ましい。
条件および再現条件よりなる群から選ばれる少なくとも
1つの条件であるのが好ましい。また、前記等価中性属
性データは、等価中性濃度(END)、等価中性輝度ま
たは等価中性インキ量であるのが好ましい。また、前記
最大デバイス量は、印刷において、前記各条件での最大
濃度であり、前記最小デバイス量は、印刷において、紙
支持体、すなわち支持体である紙であるのが好ましい。
【0010】また、前記2つの条件の最適な階調カーブ
間の変換関数を求めるのに、前記階調補正カーブのレン
ジとその圧縮比率から決定するのが好ましい。また、前
記各色成分毎の写像関数を用い、1つ(任意)の条件で
の再現画像を別の(任意の)条件での再現画像に変換す
るのが好ましい。また、前記各条件の等価中性属性デー
タと階調補正カーブとの写像関係を、関数ライブラリ化
して保存し、処理に先立って(任意の適当な時期に)呼
び出して上記各処理工程を行うのが好ましい。
間の変換関数を求めるのに、前記階調補正カーブのレン
ジとその圧縮比率から決定するのが好ましい。また、前
記各色成分毎の写像関数を用い、1つ(任意)の条件で
の再現画像を別の(任意の)条件での再現画像に変換す
るのが好ましい。また、前記各条件の等価中性属性デー
タと階調補正カーブとの写像関係を、関数ライブラリ化
して保存し、処理に先立って(任意の適当な時期に)呼
び出して上記各処理工程を行うのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る色変換方法を添付の
図面に示す好適実施例に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の色変換方法の全体のフローの一具体的
実施例を示すフローチャートである。同図に示すフロー
チャートを参照しながら、本発明をより詳細に説明す
る。なお、以下の説明は、印刷を代表例とした具体的実
施例について行うが、本発明はこれに限定されない。
図面に示す好適実施例に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の色変換方法の全体のフローの一具体的
実施例を示すフローチャートである。同図に示すフロー
チャートを参照しながら、本発明をより詳細に説明す
る。なお、以下の説明は、印刷を代表例とした具体的実
施例について行うが、本発明はこれに限定されない。
【0012】印刷においては、画像を再現する支持体
(用紙等)などにより、すなわち、印刷機などのデバイ
スや、インキや用紙等の媒体や、種々の再現条件などの
印刷条件などにより、その再現できるGamut(色再
現特性)や階調再現特性は大きく異なる。従って、この
まま色空間的に整合をとる写像関係を作るには、色空間
的圧縮・伸張を考慮しなくてはならず容易なことではな
い。
(用紙等)などにより、すなわち、印刷機などのデバイ
スや、インキや用紙等の媒体や、種々の再現条件などの
印刷条件などにより、その再現できるGamut(色再
現特性)や階調再現特性は大きく異なる。従って、この
まま色空間的に整合をとる写像関係を作るには、色空間
的圧縮・伸張を考慮しなくてはならず容易なことではな
い。
【0013】そこで、本発明においては、図1に示すよ
うに、まず各条件における印刷またはそれを模擬したハ
ードコピー(CMYK)(以下、印刷条件AおよびBと
いう)の測色的色再現特性(印刷特性XYZ)を予測
し、算出する。次に、各印刷条件AおよびBにおいて得
られた測色的色再現特性から等価中性なインキ量(Equi
varent Neutral Ink Value; 以下、ENIVという)や
等価中性濃度(END)や等価中性輝度などの等価中性
属性データを求める。その後、ENIVやENDなどの
等価中性属性データと、輝度や光量のスケールで代表さ
れるような階調カーブ(L* やY等)との写像を求め
る。こうして得られた各印刷条件AおよびBの階調カー
ブを仲介に各条件AおよびB間におけるENIV,EN
D同士の変換に置き換えて、デバイスデータ(CMY
K,RGB)からデバイスデータ(C’M’Y’K’,
R’G’B’)への写像を行うことで変換を行うもので
ある。この時同時に、各条件AおよびBにおいて、階調
(理論上)再現可能な最大濃度などの最大デバイス量お
よび紙である支持体などの最小デバイス量等の階調レン
ジリミットを用いて、カーブのレンジを決め、階調カー
ブの特性を変化させることで写像関数の強度を変え、階
調カーブ間の変換関数も求め、写像変換も同時に行うも
のである。
うに、まず各条件における印刷またはそれを模擬したハ
ードコピー(CMYK)(以下、印刷条件AおよびBと
いう)の測色的色再現特性(印刷特性XYZ)を予測
し、算出する。次に、各印刷条件AおよびBにおいて得
られた測色的色再現特性から等価中性なインキ量(Equi
varent Neutral Ink Value; 以下、ENIVという)や
等価中性濃度(END)や等価中性輝度などの等価中性
属性データを求める。その後、ENIVやENDなどの
等価中性属性データと、輝度や光量のスケールで代表さ
れるような階調カーブ(L* やY等)との写像を求め
る。こうして得られた各印刷条件AおよびBの階調カー
ブを仲介に各条件AおよびB間におけるENIV,EN
D同士の変換に置き換えて、デバイスデータ(CMY
K,RGB)からデバイスデータ(C’M’Y’K’,
R’G’B’)への写像を行うことで変換を行うもので
ある。この時同時に、各条件AおよびBにおいて、階調
(理論上)再現可能な最大濃度などの最大デバイス量お
よび紙である支持体などの最小デバイス量等の階調レン
ジリミットを用いて、カーブのレンジを決め、階調カー
ブの特性を変化させることで写像関数の強度を変え、階
調カーブ間の変換関数も求め、写像変換も同時に行うも
のである。
【0014】まず、各印刷条件A,Bにおいて、印刷デ
バイスデータCMYKから測色的色再現特性を表わす測
色的色空間(Lab空間やXYZ空間など)を予測し、
算出する工程について説明する。通常の印刷の場合、一
般的にカラーパッチ等を印刷してそれを測色した後に、
誤差を最小化する最尤二乗法やその他マスキング法など
のマトリックスを用いる方法など、公知の方法を用い
て、印刷デバイスデータ(CMYK)と測色的色空間
(LabやXYZなど)との間の写像関数(LUT)を
作成することができる。
バイスデータCMYKから測色的色再現特性を表わす測
色的色空間(Lab空間やXYZ空間など)を予測し、
算出する工程について説明する。通常の印刷の場合、一
般的にカラーパッチ等を印刷してそれを測色した後に、
誤差を最小化する最尤二乗法やその他マスキング法など
のマトリックスを用いる方法など、公知の方法を用い
て、印刷デバイスデータ(CMYK)と測色的色空間
(LabやXYZなど)との間の写像関数(LUT)を
作成することができる。
【0015】例えば、最尤二乗法を用いると、測色値X
YZとデバイスデータCMYKの一部の写像関係が測定
等により既知である場合、測色値XとCMYKの関係を
例にとって以下の式(1)のように定義すれば、ただち
にVX=MX・AXと書くことができる。そして、測色
値YとCMYKおよび測色値ZとCMYKの関係も、同
様に、例えばVY=MY・AY、VZ=MZ・AZと書
き表わすことができるが、その詳細は省略する。
YZとデバイスデータCMYKの一部の写像関係が測定
等により既知である場合、測色値XとCMYKの関係を
例にとって以下の式(1)のように定義すれば、ただち
にVX=MX・AXと書くことができる。そして、測色
値YとCMYKおよび測色値ZとCMYKの関係も、同
様に、例えばVY=MY・AY、VZ=MZ・AZと書
き表わすことができるが、その詳細は省略する。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、最尤解AXを求めた場合の誤差を
eとし、行列Vの転置行列をVT とする時、誤差eは下
記式(2)で表わされる。 e=‖VX−MX・AX‖2 =(VX−MX・AX)T *(VX−MX・AX) ……(2) ここで、誤差を最小化問題とすると、解AXを下記式
(3)のように求めることができる。 ∂e/∂AX=∂{‖VX−MX・AX‖2 }/∂AX =−2MXT (VX−MX・AX)=0 ∴AX=(MXT ・MX)・MXT ・VX ……(3)
eとし、行列Vの転置行列をVT とする時、誤差eは下
記式(2)で表わされる。 e=‖VX−MX・AX‖2 =(VX−MX・AX)T *(VX−MX・AX) ……(2) ここで、誤差を最小化問題とすると、解AXを下記式
(3)のように求めることができる。 ∂e/∂AX=∂{‖VX−MX・AX‖2 }/∂AX =−2MXT (VX−MX・AX)=0 ∴AX=(MXT ・MX)・MXT ・VX ……(3)
【0018】こうして、上記式(3)により、各印刷条
件AおよびBにおいて、CMYKから測色値XYZへの
写像多項式係数AXを求めることができ、逐次、この係
数AXから任意のCMYKの測色値XYZへの写像値を
計算することができる。
件AおよびBにおいて、CMYKから測色値XYZへの
写像多項式係数AXを求めることができ、逐次、この係
数AXから任意のCMYKの測色値XYZへの写像値を
計算することができる。
【0019】当然のことながら、これは印刷を模擬した
ハードコピー装置(デジタルプリンタ)やCRTなどに
も応用できることはもちろんのことである。ここで、こ
うして再現の基準となっている条件Aと再現目標として
いる条件Bとの色再現特性を上記の任意の方法によって
求めることができる。なお、条件AおよびBとの両色再
現特性を求める方法は、上記例に限定されるわけではな
く、デバイスデータCMYKやRGBなどから測色値X
YZやLabなどを求めることで測色的色再現特性を予
測し、算出するものであればどのような方法であっても
よく、従来公知の方法を用いることができる。
ハードコピー装置(デジタルプリンタ)やCRTなどに
も応用できることはもちろんのことである。ここで、こ
うして再現の基準となっている条件Aと再現目標として
いる条件Bとの色再現特性を上記の任意の方法によって
求めることができる。なお、条件AおよびBとの両色再
現特性を求める方法は、上記例に限定されるわけではな
く、デバイスデータCMYKやRGBなどから測色値X
YZやLabなどを求めることで測色的色再現特性を予
測し、算出するものであればどのような方法であっても
よく、従来公知の方法を用いることができる。
【0020】次に、本発明においては、測色的色再現特
性から等価中性(デバイス)属性データを求める工程が
実施される。こうして求められた上記印刷条件A,Bの
測色的色再現特性からそれぞれ測色的に中性(例えばL
ab表色系で、a* =b* =0)の場合のCMYインキ
量の組合せ(本発明では、これを等価中性インキ量と呼
んでいる。)を求め、等価中性なデバイスデータとす
る。ところで、本発明でいう等価中性属性データは、こ
のような等価中性なデバイスデータであり、上述した等
価中性インキ量の他、等価中性濃度や等価中性輝度など
を挙げることができる。
性から等価中性(デバイス)属性データを求める工程が
実施される。こうして求められた上記印刷条件A,Bの
測色的色再現特性からそれぞれ測色的に中性(例えばL
ab表色系で、a* =b* =0)の場合のCMYインキ
量の組合せ(本発明では、これを等価中性インキ量と呼
んでいる。)を求め、等価中性なデバイスデータとす
る。ところで、本発明でいう等価中性属性データは、こ
のような等価中性なデバイスデータであり、上述した等
価中性インキ量の他、等価中性濃度や等価中性輝度など
を挙げることができる。
【0021】ところで、等価中性濃度(Equivalent Neu
tral Density;ENDと略称される)とは、一般的に、
ある濃度c,m,yを混合した場合にそれが中性色とな
るバランスをグレーとすると、そのグレーバランスに対
応するスケール量を言う。すなわち、図8に示すよう
に、ある条件においてc,m,yの解析濃度が測定され
ているとき、任意の点でグレーとなるバランスが一組だ
け存在(一次独立)し、その時の組み合わせを示してい
るのがENDである。よって、ENDには単位がなく、
何でもよく、例えば、図8のように、再現できる最大濃
度での組み合わせに対応するENDを1.0に規格化し
てもよいし、後述するように、明度変化L * を対応させ
ても本質的にはENDといえる。ここで、ENDの概念
を拡張すると、グレーを示すCMYのインキ量組み合わ
せに対しても、同じような写像関係を作ることができ
る。これも広義のENDといえるが、本発明において
は、ENDに倣ってこれらのグレーを示すCMYのイン
キ量を等価中性インキ量(ENIV)と定義する。ま
た、本発明においては、同様に、CRT等において、グ
レーを示すRGBの輝度を等価中性輝度と呼ぶ。
tral Density;ENDと略称される)とは、一般的に、
ある濃度c,m,yを混合した場合にそれが中性色とな
るバランスをグレーとすると、そのグレーバランスに対
応するスケール量を言う。すなわち、図8に示すよう
に、ある条件においてc,m,yの解析濃度が測定され
ているとき、任意の点でグレーとなるバランスが一組だ
け存在(一次独立)し、その時の組み合わせを示してい
るのがENDである。よって、ENDには単位がなく、
何でもよく、例えば、図8のように、再現できる最大濃
度での組み合わせに対応するENDを1.0に規格化し
てもよいし、後述するように、明度変化L * を対応させ
ても本質的にはENDといえる。ここで、ENDの概念
を拡張すると、グレーを示すCMYのインキ量組み合わ
せに対しても、同じような写像関係を作ることができ
る。これも広義のENDといえるが、本発明において
は、ENDに倣ってこれらのグレーを示すCMYのイン
キ量を等価中性インキ量(ENIV)と定義する。ま
た、本発明においては、同様に、CRT等において、グ
レーを示すRGBの輝度を等価中性輝度と呼ぶ。
【0022】例えば、CMYからLabへの順方向写像
関数をF(CMY)とするとき、逆方向の解、すなわち
F-1(Lab)が、式から解けない場合、一般的方法と
しては逐次近似法がある。説明の便宜上、ここではま
ず、一次元の写像X=f(C)を例にとって説明する。
図9において初期値をC0 としたとき、その点での微分
をf-1(C0 )とすると、接線は X=C*f-1(C0 )+n、 n=f(C0 )−C0 *f-1(C0 )なので、 X=C*f-1(C0 )+f(C0 )−C0 *f-1(C0 ) …式(4) となる。その結果、Cの値が下記のように求まる。 ∴C={X+C0 *f-1(C0 )−f(C0 )}/f-1(C0 ) ={X−f(C0 )}/f-1(C0 )+C0 ここで、逐次 C1={X−f(C0 )}/f-1(C0 )+C0 C2={X−f(C1)}/f-1(C1)+C1 ・ ・ Cn={X−f(Cn−1)}/f-1(Cn−1)+C
n−1 を繰り返し、|Cn−Cn−1|<εで打ち切る。
関数をF(CMY)とするとき、逆方向の解、すなわち
F-1(Lab)が、式から解けない場合、一般的方法と
しては逐次近似法がある。説明の便宜上、ここではま
ず、一次元の写像X=f(C)を例にとって説明する。
図9において初期値をC0 としたとき、その点での微分
をf-1(C0 )とすると、接線は X=C*f-1(C0 )+n、 n=f(C0 )−C0 *f-1(C0 )なので、 X=C*f-1(C0 )+f(C0 )−C0 *f-1(C0 ) …式(4) となる。その結果、Cの値が下記のように求まる。 ∴C={X+C0 *f-1(C0 )−f(C0 )}/f-1(C0 ) ={X−f(C0 )}/f-1(C0 )+C0 ここで、逐次 C1={X−f(C0 )}/f-1(C0 )+C0 C2={X−f(C1)}/f-1(C1)+C1 ・ ・ Cn={X−f(Cn−1)}/f-1(Cn−1)+C
n−1 を繰り返し、|Cn−Cn−1|<εで打ち切る。
【0023】3次元の場合は、例えば、CMYからLa
b(xyz)への順方向の写像関数はそれぞれ、下記の
ように表わされる。 f(C,M,Y)=x g(C,M,Y)=y h(C,M,Y)=z よってその偏微分は、下記式(5)のようにマトリック
スで示される。
b(xyz)への順方向の写像関数はそれぞれ、下記の
ように表わされる。 f(C,M,Y)=x g(C,M,Y)=y h(C,M,Y)=z よってその偏微分は、下記式(5)のようにマトリック
スで示される。
【数2】
【0024】よって、上記式(4)および(5)から、
写像関数が下記式(6)のように求まる。
写像関数が下記式(6)のように求まる。
【数3】 こうして、Lab空間のxyzの値から等色なCMYの
値を求めることができる。なお、このような、逐次近似
法を用いて正規的なCMYKからLabへの写像ルック
アップテーブル(LUT)の写像上にない不規則格子点
データでも容易に解を求めることができる。このように
して逐次近似法を用いた非正規格子空間からの逆演算等
を用いて、等価中性インキ量(ENIV)を等価中性デ
バイスデータとして容易に求めることができる。この
時、印刷等における色再現可能なレンジを正確に求める
ため、アクロマチック量空間における無彩色の線形領域
を求めるのが好ましい。すなわち、デジタルのデバイス
データ量が線形に再現される領域を正確に求め、有効レ
ンジとするのが好ましい。なお、アクロマチック量によ
る印刷非線形部分除去方法については、特願平8−30
4883号明細書に開示された方法等を用いればよい。
値を求めることができる。なお、このような、逐次近似
法を用いて正規的なCMYKからLabへの写像ルック
アップテーブル(LUT)の写像上にない不規則格子点
データでも容易に解を求めることができる。このように
して逐次近似法を用いた非正規格子空間からの逆演算等
を用いて、等価中性インキ量(ENIV)を等価中性デ
バイスデータとして容易に求めることができる。この
時、印刷等における色再現可能なレンジを正確に求める
ため、アクロマチック量空間における無彩色の線形領域
を求めるのが好ましい。すなわち、デジタルのデバイス
データ量が線形に再現される領域を正確に求め、有効レ
ンジとするのが好ましい。なお、アクロマチック量によ
る印刷非線形部分除去方法については、特願平8−30
4883号明細書に開示された方法等を用いればよい。
【0025】次に、こうして得られた等価中性なデバイ
スデータの、明度(L* )、光量または輝度(Y)など
に対する写像を求める工程を行う。これにより、等価中
性なデバイスデータと、色再現的に中性で明るさを示す
L * (a* =b* =0)との写像関係が、各々の条件
A,Bにおいて求められる。a* =b* =0なので、結
果的に明度(Lightness )L* 階調または光量(輝度、
Luminance )Y階調とCMYインキ量の相関関係に帰着
できる。図4において右上の(b)、左下の(c)のグ
ラフがこれに相当し、各印刷条件A,Bの等価中性イン
キ量(ENIV)と明度(L* )の関係を示しているこ
とになる。
スデータの、明度(L* )、光量または輝度(Y)など
に対する写像を求める工程を行う。これにより、等価中
性なデバイスデータと、色再現的に中性で明るさを示す
L * (a* =b* =0)との写像関係が、各々の条件
A,Bにおいて求められる。a* =b* =0なので、結
果的に明度(Lightness )L* 階調または光量(輝度、
Luminance )Y階調とCMYインキ量の相関関係に帰着
できる。図4において右上の(b)、左下の(c)のグ
ラフがこれに相当し、各印刷条件A,Bの等価中性イン
キ量(ENIV)と明度(L* )の関係を示しているこ
とになる。
【0026】こうして、上記等価中性なインキ量と階調
(L* 等)の写像関数が作成できるが、本発明において
は、明度(L* )、光量(Y)、輝度(Y)のスケール
を階調補正カーブとして用いている。ところで、階調を
表現する特徴量としてはL*の他、(等価中性)濃度や
(等価中性)、輝度に近いYまたはY/Y0 などいずれ
を用いてもよく、任意であるが、ハイライトから中間階
調の再現の精度を求める場合は、光量(Y)よりも明度
(L* )に線形なスケールのほうが好ましい。これは、
各階調部分における量子化レベルが異なるからである。
図2(a)および(b)は、それぞれ、輝度Yおよび明
度L* に対して等価中性インキ量ENIVをプロットし
たものであるが、明らかにL* による場合の図2(b)
の方がハイライトから中間階調に対するデバイスデータ
の分解能が良いのがわかる。
(L* 等)の写像関数が作成できるが、本発明において
は、明度(L* )、光量(Y)、輝度(Y)のスケール
を階調補正カーブとして用いている。ところで、階調を
表現する特徴量としてはL*の他、(等価中性)濃度や
(等価中性)、輝度に近いYまたはY/Y0 などいずれ
を用いてもよく、任意であるが、ハイライトから中間階
調の再現の精度を求める場合は、光量(Y)よりも明度
(L* )に線形なスケールのほうが好ましい。これは、
各階調部分における量子化レベルが異なるからである。
図2(a)および(b)は、それぞれ、輝度Yおよび明
度L* に対して等価中性インキ量ENIVをプロットし
たものであるが、明らかにL* による場合の図2(b)
の方がハイライトから中間階調に対するデバイスデータ
の分解能が良いのがわかる。
【0027】ここで、各条件A,Bでの等価中性なデバ
イスデータから、階調補正カーブへの写像可能なレンジ
を決める工程を行う。このため、各条件で理論上再現可
能な最大デバイス量、例えば印刷の場合には各条件での
最大濃度と最小デバイス量、例えば印刷の場合には各条
件での最小濃度、すなわち支持体である紙が階調レンジ
リミットとなる。すなわち、上述した例では、各印刷条
件の階調には、最大インキ量と最小インキ量(用紙)に
より制限があり、これを基に階調レンジを決定する。図
3で示すように、CMYのうちどれか一つでも、デバイ
スデータ(インキ量)として0%以下または100%以
上に超えた時点で、その条件での再現上限、下限とする
ことができる。ちなみに、図3で示す例においては、階
調(L* )の最大限度は、Y(イエロー)が最も早く
(大きい値で)ENIV100%を超えるため、Cおよ
びMには余裕があってもYによって決められてしまう。
一方、図3では、最小限度は、M(マゼンタ)で決めら
れてしまうことになる。それ以上および以下のデバイス
データは出力できない、すなわち再現できないからであ
る。
イスデータから、階調補正カーブへの写像可能なレンジ
を決める工程を行う。このため、各条件で理論上再現可
能な最大デバイス量、例えば印刷の場合には各条件での
最大濃度と最小デバイス量、例えば印刷の場合には各条
件での最小濃度、すなわち支持体である紙が階調レンジ
リミットとなる。すなわち、上述した例では、各印刷条
件の階調には、最大インキ量と最小インキ量(用紙)に
より制限があり、これを基に階調レンジを決定する。図
3で示すように、CMYのうちどれか一つでも、デバイ
スデータ(インキ量)として0%以下または100%以
上に超えた時点で、その条件での再現上限、下限とする
ことができる。ちなみに、図3で示す例においては、階
調(L* )の最大限度は、Y(イエロー)が最も早く
(大きい値で)ENIV100%を超えるため、Cおよ
びMには余裕があってもYによって決められてしまう。
一方、図3では、最小限度は、M(マゼンタ)で決めら
れてしまうことになる。それ以上および以下のデバイス
データは出力できない、すなわち再現できないからであ
る。
【0028】最後に、階調カーブを仲介にして2つの任
意条件間の等価中性属性データ−階調補正カーブ写像関
数を結合し、2つの任意の条件における等価中性属性デ
ータ間の各色成分毎に1:1対応する写像関数を作成す
る工程を行う。すなわち、上述した例では、このように
して作成された各条件における等価中性インキ量(EN
IV)−階調カーブ(L* )写像関数を、階調カーブを
仲介にして等価中性インキ量(デバイス量)−等価中性
インキ量(デバイス量)の写像関数を作成することで達
成される。図4(a),(b)および(c)はここまで
の写像関係をグラフで模擬的に示したもので、図4
(c)および(b)のそれぞれの印刷条件における等価
中性インキ量−階調カーブ(L* )写像関数を、図4
(a)のグラフが示す階調カーブ変換関数を通して結合
することになる。結合した結果、図4(d)に示す如
く、ENIVからENIVへの写像関数となる。ところ
で、図10(a),(b),(c)および(d)に図4
(a),(b),(c)および(d)に対応して、階調
を輝度(Y,Luminance )で表現した階調カーブ(Y)
を仲介とするENIV−階調(Y)−ENIV写像関係
と結合されたENIV−ENIV写像関数を示す。
意条件間の等価中性属性データ−階調補正カーブ写像関
数を結合し、2つの任意の条件における等価中性属性デ
ータ間の各色成分毎に1:1対応する写像関数を作成す
る工程を行う。すなわち、上述した例では、このように
して作成された各条件における等価中性インキ量(EN
IV)−階調カーブ(L* )写像関数を、階調カーブを
仲介にして等価中性インキ量(デバイス量)−等価中性
インキ量(デバイス量)の写像関数を作成することで達
成される。図4(a),(b)および(c)はここまで
の写像関係をグラフで模擬的に示したもので、図4
(c)および(b)のそれぞれの印刷条件における等価
中性インキ量−階調カーブ(L* )写像関数を、図4
(a)のグラフが示す階調カーブ変換関数を通して結合
することになる。結合した結果、図4(d)に示す如
く、ENIVからENIVへの写像関数となる。ところ
で、図10(a),(b),(c)および(d)に図4
(a),(b),(c)および(d)に対応して、階調
を輝度(Y,Luminance )で表現した階調カーブ(Y)
を仲介とするENIV−階調(Y)−ENIV写像関係
と結合されたENIV−ENIV写像関数を示す。
【0029】なお、図5に、写像関数結合の流れ(フロ
ー)を示す。図5に示すように、印刷条件AおよびBの
等価中性インキ量をそれぞれENIVaおよびENIV
bとし、階調をそれぞれL* 階調aおよびL* 階調bと
し、それぞれの写像関数をSaおよびSbとすると、印
刷条件AおよびBについては、それぞれ下記式(7)お
よび(8)で表わされる。 ENIVa=Sa(L* 階調a) ……(7) ENIVb=Sb(L* 階調b) ……(8) ところで、上記式(7)および(8)は、それぞれ図4
(c)および(b)のグラフに示す関係を表わす。
ー)を示す。図5に示すように、印刷条件AおよびBの
等価中性インキ量をそれぞれENIVaおよびENIV
bとし、階調をそれぞれL* 階調aおよびL* 階調bと
し、それぞれの写像関数をSaおよびSbとすると、印
刷条件AおよびBについては、それぞれ下記式(7)お
よび(8)で表わされる。 ENIVa=Sa(L* 階調a) ……(7) ENIVb=Sb(L* 階調b) ……(8) ところで、上記式(7)および(8)は、それぞれ図4
(c)および(b)のグラフに示す関係を表わす。
【0030】ここで、L* 階調aからL* 階調bへの写
像関数をGとする時、図4(a)のグラフに示す階調カ
ーブは下記式(9)で表わされる。 L* 階調b=G(L* 階調a) ……(9) ここで、上記式(7)の逆写像を求めて上記式(9)に
代入し、得られた式を上記式(8)に代入することによ
り、下記式(10)で表わされる、両印刷条件Aおよび
Bの等価中性インキ量(デバイス量)間の写像関数を求
めることができる。 ENIVb=Sb{G{Sa-1(ENIVa)}} ……(10) なお、この関数の具体的な形式は、各色成分毎に重回帰
式等を用いて求めればよい。
像関数をGとする時、図4(a)のグラフに示す階調カ
ーブは下記式(9)で表わされる。 L* 階調b=G(L* 階調a) ……(9) ここで、上記式(7)の逆写像を求めて上記式(9)に
代入し、得られた式を上記式(8)に代入することによ
り、下記式(10)で表わされる、両印刷条件Aおよび
Bの等価中性インキ量(デバイス量)間の写像関数を求
めることができる。 ENIVb=Sb{G{Sa-1(ENIVa)}} ……(10) なお、この関数の具体的な形式は、各色成分毎に重回帰
式等を用いて求めればよい。
【0031】本発明においては、両条件間における色変
換が以上のようにして行われるので、結果として、各印
刷条件での測色的なグレーバランスは保存したまま、全
体の階調が圧縮されその階調を中心に写像され、なおか
つデバイスデータのレンジ内で変換されるため色再現域
外にはみ出すことなく、グレー以外の色もグレーを中心
とした相対的位置を保存したまま自然に変換される。
換が以上のようにして行われるので、結果として、各印
刷条件での測色的なグレーバランスは保存したまま、全
体の階調が圧縮されその階調を中心に写像され、なおか
つデバイスデータのレンジ内で変換されるため色再現域
外にはみ出すことなく、グレー以外の色もグレーを中心
とした相対的位置を保存したまま自然に変換される。
【0032】なお、この時、微妙な階調再現の調整は、
図4(a)のグラフに示す階調カーブすなわち、上記式
(9)の写像関数Gを変化させることで、容易にでき
る。より簡易には、この階調カーブを階調レンジリミッ
ト決定工程で求めた最大・最小インキ量で制限された両
端を固定したまま、中間の傾きを変えれば、ENIVの
バランスには全く影響がないので、グレーバランスや色
相は変化することがなく、まさに望んだ階調のみの変更
が可能である。
図4(a)のグラフに示す階調カーブすなわち、上記式
(9)の写像関数Gを変化させることで、容易にでき
る。より簡易には、この階調カーブを階調レンジリミッ
ト決定工程で求めた最大・最小インキ量で制限された両
端を固定したまま、中間の傾きを変えれば、ENIVの
バランスには全く影響がないので、グレーバランスや色
相は変化することがなく、まさに望んだ階調のみの変更
が可能である。
【0033】一般的には、階調(ここではL* )のレン
ジが広いものから狭いものへ変換するときには、重要な
注目画像成分が位置する中間階調を重視して、図6
(a)のような直線的写像ではなくて、中間レンジをよ
り分解能的に保存した図6(b)のようなS字曲線写像
を用いるのが好ましい。例えば、フィルム原稿の濃度レ
ンジは3.0程度であるのに対し、印刷は2.0程度し
か濃度レンジがないので、フィルム原稿の画像を印刷で
再現する場合に、スキャナで読み取った画像データを色
空間圧縮する必要がある。一方、フィルム原稿の主被写
体などの重要な注目画像は、中間階調から少しハイライ
ト側の階調までの範囲にあるが、図6(a)に示す直線
的写像を行うと、一律に圧縮されるため、全体につぶれ
た感じになり、重要画像の色再現が適切でなくなり、見
栄えが劣化する。このため、図7(b)に示すように、
重要画像が存在する中間階調部分は、できるだけ圧縮を
かけずに、ハイライトとシャドー側を犠牲にして、その
部分の分解能を落とす図6(b)に示すS字曲線写像に
して、重要画像の色再現を適切に行うのが好ましい。
ジが広いものから狭いものへ変換するときには、重要な
注目画像成分が位置する中間階調を重視して、図6
(a)のような直線的写像ではなくて、中間レンジをよ
り分解能的に保存した図6(b)のようなS字曲線写像
を用いるのが好ましい。例えば、フィルム原稿の濃度レ
ンジは3.0程度であるのに対し、印刷は2.0程度し
か濃度レンジがないので、フィルム原稿の画像を印刷で
再現する場合に、スキャナで読み取った画像データを色
空間圧縮する必要がある。一方、フィルム原稿の主被写
体などの重要な注目画像は、中間階調から少しハイライ
ト側の階調までの範囲にあるが、図6(a)に示す直線
的写像を行うと、一律に圧縮されるため、全体につぶれ
た感じになり、重要画像の色再現が適切でなくなり、見
栄えが劣化する。このため、図7(b)に示すように、
重要画像が存在する中間階調部分は、できるだけ圧縮を
かけずに、ハイライトとシャドー側を犠牲にして、その
部分の分解能を落とす図6(b)に示すS字曲線写像に
して、重要画像の色再現を適切に行うのが好ましい。
【0034】なお、図6(b)に示すS字曲線写像など
のような、2つの条件の最適な階調カーブ間の変換関数
を求めるのに、図7(a)および(b)に示すように、
階調補正カーブのレンジとその圧縮比率を用いて決定す
るのが好ましい。すなわち、図7(a)に示すように、
まず、両条件AおよびBの階調再現が1:1となるよう
な階調カーブを求め、次に、重要画像の占有している階
調部分を抽出する。なお、図中、重要画像の占有階調
は、真中より少しハイライト側の中間階調部分であり、
網点で示されている。次いで、両条件のハイライト部お
よびシャドー部における階調再現限界を求める。この
後、図7(b)に示すように、重要画像の占有階調を含
む中間階調部分を保存したまま、その両側を両再現限界
の交点までなめらかに曲線で接続する。こうして、図6
(b)や図7(b)に示すS字曲線写像を得ることがで
きる。
のような、2つの条件の最適な階調カーブ間の変換関数
を求めるのに、図7(a)および(b)に示すように、
階調補正カーブのレンジとその圧縮比率を用いて決定す
るのが好ましい。すなわち、図7(a)に示すように、
まず、両条件AおよびBの階調再現が1:1となるよう
な階調カーブを求め、次に、重要画像の占有している階
調部分を抽出する。なお、図中、重要画像の占有階調
は、真中より少しハイライト側の中間階調部分であり、
網点で示されている。次いで、両条件のハイライト部お
よびシャドー部における階調再現限界を求める。この
後、図7(b)に示すように、重要画像の占有階調を含
む中間階調部分を保存したまま、その両側を両再現限界
の交点までなめらかに曲線で接続する。こうして、図6
(b)や図7(b)に示すS字曲線写像を得ることがで
きる。
【0035】これは、本発明において、再現できる階調
レンジの比と重要画像の占有している階調で、この曲率
を決定することもできることを意味する。なお、重要画
像の占有階調は、画像の濃度ヒストグラム等をとること
で容易に判定できる。また、S字状曲線写像を生成する
ために行われる、保存される中間階調部分と両再現限界
部分とのなめらかな曲線による接続は、エルミート補間
法を始めとする色々な補間法や、2次曲線近似法を始め
とする多項式近似法など公知の方法を適用することがで
きる。このようにすることにより、容易に階調を変える
ことができ、また自動化も可能であり、適切な、あるい
はユーザの要求に適応した階調カーブを得ることができ
る。
レンジの比と重要画像の占有している階調で、この曲率
を決定することもできることを意味する。なお、重要画
像の占有階調は、画像の濃度ヒストグラム等をとること
で容易に判定できる。また、S字状曲線写像を生成する
ために行われる、保存される中間階調部分と両再現限界
部分とのなめらかな曲線による接続は、エルミート補間
法を始めとする色々な補間法や、2次曲線近似法を始め
とする多項式近似法など公知の方法を適用することがで
きる。このようにすることにより、容易に階調を変える
ことができ、また自動化も可能であり、適切な、あるい
はユーザの要求に適応した階調カーブを得ることができ
る。
【0036】こうして、グレーバランスを保存しなが
ら、再現域外の複雑な計算をすることなく再現域(階
調)を圧縮し、かつその階調再現特性をグレーバランス
を固定したままの変更なども可能な条件間変換が可能に
なる。なお、本発明において得られる両条件間の等価中
性インキ量(デバイス量)間の写像関数は、各色成分毎
に、例えばCMYKからC’M’Y’K’への変換式と
して下記の一般式(11)で表わすことができる。 C’=aCDCn +aC1Cn-1 +……+aCn-1C+aCnC0 M’=aMDMn +aM1Mn-1 +……+aMn-1M+aMnM0 Y’=aYDYn +aY1Yn-1 +……+aYn-1Y+aYnY0 ……(11) このように、色変換のための計算そのものは、C,M,
Y,KからC’,M’,Y’,K’への線形一次な変換
で達成可能であるため、非常に高速で負荷も少ない上実
装も容易である。
ら、再現域外の複雑な計算をすることなく再現域(階
調)を圧縮し、かつその階調再現特性をグレーバランス
を固定したままの変更なども可能な条件間変換が可能に
なる。なお、本発明において得られる両条件間の等価中
性インキ量(デバイス量)間の写像関数は、各色成分毎
に、例えばCMYKからC’M’Y’K’への変換式と
して下記の一般式(11)で表わすことができる。 C’=aCDCn +aC1Cn-1 +……+aCn-1C+aCnC0 M’=aMDMn +aM1Mn-1 +……+aMn-1M+aMnM0 Y’=aYDYn +aY1Yn-1 +……+aYn-1Y+aYnY0 ……(11) このように、色変換のための計算そのものは、C,M,
Y,KからC’,M’,Y’,K’への線形一次な変換
で達成可能であるため、非常に高速で負荷も少ない上実
装も容易である。
【0037】なお、本発明においては、様々な条件に対
して容易かつ高速な処理を可能とするために、デバイ
ス、色材、媒体、再現条件などの異なる組み合わせの条
件に対して、各条件での等価中性属性データ、例えば等
価中性インキ量(ENIV)と階調(階調補正カーブ)
との写像関係を関数ライブラリィ化して保存し、すなわ
ち、この写像関数を係数として保存してプロファイルと
し、任意適当な時期に処理に先立って適宜呼び出して結
合計算を行う方式とし、上述した各処理工程を行い、本
発明の色変換方法を実施するのが好ましい。なお、本発
明において色変換の対称とする条件は、印刷やプリンタ
などのハードコピーやCRTや液晶表示装置などのソフ
トコピーなどのデバイスやインキや乳剤やトナーなどの
色材、紙などの媒体などや、面積変調や濃度変調などの
再現条件などのように色を表現する上で異なる色再現が
必要となるものであればどのようなものでもよい。
して容易かつ高速な処理を可能とするために、デバイ
ス、色材、媒体、再現条件などの異なる組み合わせの条
件に対して、各条件での等価中性属性データ、例えば等
価中性インキ量(ENIV)と階調(階調補正カーブ)
との写像関係を関数ライブラリィ化して保存し、すなわ
ち、この写像関数を係数として保存してプロファイルと
し、任意適当な時期に処理に先立って適宜呼び出して結
合計算を行う方式とし、上述した各処理工程を行い、本
発明の色変換方法を実施するのが好ましい。なお、本発
明において色変換の対称とする条件は、印刷やプリンタ
などのハードコピーやCRTや液晶表示装置などのソフ
トコピーなどのデバイスやインキや乳剤やトナーなどの
色材、紙などの媒体などや、面積変調や濃度変調などの
再現条件などのように色を表現する上で異なる色再現が
必要となるものであればどのようなものでもよい。
【0038】以上、本発明の色変換方法について詳細に
説明したが、本発明は上述の例に限定はされず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更等
を行ってもよいのはもちろんである。
説明したが、本発明は上述の例に限定はされず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更等
を行ってもよいのはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各条件での、階調特性に対する等価中性インキ
量、等価中性濃度または等価中性輝度などの等価中性デ
バイス属性データを基準にしているため、グレーバラン
スが保存される。また、本発明によれば、色調再現もグ
レー軸からの相対的な色空間座標が保存されるため、何
もしないで写像した場合のかぶりや濁りが補正される。
こうした結果、本発明においては、もとの条件の仕上が
りを保存した、非常に自然かつ変換先の色空間をフルに
しようとした理想的な再現が容易に得られる。また、本
発明によれば、デバイス固有空間中におけるデータ上で
変換がなされるため、デバイスの有限かつ再現可能な色
空間を逸脱することがない。また、本発明によれば、色
再現域の異なる部分についても、複雑な計算が不要でグ
レーを中心に圧縮および拡張がなされる。
よれば、各条件での、階調特性に対する等価中性インキ
量、等価中性濃度または等価中性輝度などの等価中性デ
バイス属性データを基準にしているため、グレーバラン
スが保存される。また、本発明によれば、色調再現もグ
レー軸からの相対的な色空間座標が保存されるため、何
もしないで写像した場合のかぶりや濁りが補正される。
こうした結果、本発明においては、もとの条件の仕上が
りを保存した、非常に自然かつ変換先の色空間をフルに
しようとした理想的な再現が容易に得られる。また、本
発明によれば、デバイス固有空間中におけるデータ上で
変換がなされるため、デバイスの有限かつ再現可能な色
空間を逸脱することがない。また、本発明によれば、色
再現域の異なる部分についても、複雑な計算が不要でグ
レーを中心に圧縮および拡張がなされる。
【0040】本発明によれば、変換関数の実体は、デバ
イスデータ上の単純な線形結合式に帰着できるため、変
換計算が非常に速い。また、本発明によれば、階調変換
も、それぞれの印刷条件の実際に再現可能な等価中性イ
ンキ量、濃度、輝度などの等価中性属性データの有効レ
ンジを用いて、一意的かつ最適に求められる。階調特性
に補正を加えるのも等価中性インキ量、濃度、輝度など
の等価中性属性データで行えるので容易で、その結果も
グレーバランスや色調には影響を及ぼさない。さらに、
本発明によれば、各条件での等価中性インキ量、濃度、
輝度などの等価中性属性データと有効再現、例えば有効
印刷階調レンジの相関を関数プロファイルとして格納し
ておき、目的に応じた条件間の変換時に呼び出して、変
換関数を迅速に作成できるという効果も奏する。
イスデータ上の単純な線形結合式に帰着できるため、変
換計算が非常に速い。また、本発明によれば、階調変換
も、それぞれの印刷条件の実際に再現可能な等価中性イ
ンキ量、濃度、輝度などの等価中性属性データの有効レ
ンジを用いて、一意的かつ最適に求められる。階調特性
に補正を加えるのも等価中性インキ量、濃度、輝度など
の等価中性属性データで行えるので容易で、その結果も
グレーバランスや色調には影響を及ぼさない。さらに、
本発明によれば、各条件での等価中性インキ量、濃度、
輝度などの等価中性属性データと有効再現、例えば有効
印刷階調レンジの相関を関数プロファイルとして格納し
ておき、目的に応じた条件間の変換時に呼び出して、変
換関数を迅速に作成できるという効果も奏する。
【図1】 本発明に係る色変換方法の全体のフローの一
実施例のフローチャートである。
実施例のフローチャートである。
【図2】 (a)および(b)は、それぞれ輝度Yおよ
び明度L* に対する等価中性インキ量(DOT%)をプ
ロットしたグラフの一例である。
び明度L* に対する等価中性インキ量(DOT%)をプ
ロットしたグラフの一例である。
【図3】 本発明法に用いられる階調再現限界の一例を
説明するグラフである。
説明するグラフである。
【図4】 (a),(b)および(c)は、本発明の色
変換方法における各写像関数の結合の一例を説明する説
明図であり、(d)は、結合された写像関数の一例を示
すグラフである。
変換方法における各写像関数の結合の一例を説明する説
明図であり、(d)は、結合された写像関数の一例を示
すグラフである。
【図5】 本発明の色変換方法における等価中性インキ
量写像関数結合のフローの一例を示す説明図である。
量写像関数結合のフローの一例を示す説明図である。
【図6】 (a)および(b)は、それぞれ異なる強度
を持つ階調写像関数の一例を示すグラフである。
を持つ階調写像関数の一例を示すグラフである。
【図7】 (a)および(b)は、階調写像関数に行う
階調再現調整の一例を説明する説明図である。
階調再現調整の一例を説明する説明図である。
【図8】 本発明に用いられる等価中性濃度を説明する
ための概念図である。
ための概念図である。
【図9】 本発明に用いられる逐次近似法を説明するた
めの一次元写像を例とする説明図である。
めの一次元写像を例とする説明図である。
【図10】 (a),(b)および(c)は、本発明の
色変換方法における各写像関数の結合の別の一例を説明
する説明図であり、(d)は、結合された写像関数の別
の一例を示すグラフである。
色変換方法における各写像関数の結合の別の一例を説明
する説明図であり、(d)は、結合された写像関数の別
の一例を示すグラフである。
Claims (7)
- 【請求項1】異なる条件下における再現画像間の色補正
を行う色変換方法であって、 1)各条件の測色的色再現特性を算出する工程と、 2)この色再現特性からそれぞれ等価中性属性データを
求める工程と、 3)この等価中性属性データの、明度、輝度または光量
に対しての写像を求める工程と、 4)この明度、輝度または光量のスケールを階調補正カ
ーブとして用いる工程と、 5)前記各条件での再現可能な最大デバイス量および最
小デバイス量を用いて、前記等価中性属性データから階
調補正カーブへの写像可能なレンジを決める工程と、 6)2つの前記条件の階調補正カーブの特性を変化させ
ることで写像関数の強度を変え、階調カーブ間の変換関
数を求める工程と、 7)この階調カーブ変換関数を仲介にして前記条件間の
等価中性属性データから階調補正カーブへの写像関数を
結合し、前記条件間の等価中性属性データ間の各色成分
毎に1:1対応の写像関数を作成する工程とを有するこ
とを特徴とする色変換方法。 - 【請求項2】前記条件は、デバイス条件、媒体条件およ
び再現条件よりなる群から選ばれる少なくとも1つの条
件である請求項1に記載の色変換方法。 - 【請求項3】前記等価中性属性データは、等価中性濃
度、等価中性輝度または等価中性インキ量である請求項
1または2に記載の色変換方法。 - 【請求項4】前記最大デバイス量は、印刷において、前
記各条件での最大濃度であり、前記最小デバイス量は、
印刷において、紙支持体である請求項1〜3のいずれか
に記載の色変換方法。 - 【請求項5】前記2つの条件の最適な階調カーブ間の変
換関数を求めるのに、前記階調補正カーブのレンジとそ
の圧縮比率から決定する請求項1〜4のいずれかに記載
の色変換方法。 - 【請求項6】前記各色成分毎の写像関数を用い、1つの
条件での再現画像を別の条件での再現画像に変換する請
求項1〜5のいずれかに記載の色変換方法。 - 【請求項7】前記各条件の等価中性属性データと階調補
正カーブとの写像関係を、関数ライブラリ化して保存
し、処理に先立って呼び出して上記各処理工程を行う請
求項1〜6のいずれかに記載の色変換方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8348824A JPH10191081A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 色変換方法 |
| DE69738477T DE69738477T2 (de) | 1996-12-26 | 1997-12-24 | Farbtransformationsverfahren |
| EP97122897A EP0851669B1 (en) | 1996-12-26 | 1997-12-24 | Color transforming method |
| US08/998,946 US6205246B1 (en) | 1996-12-26 | 1997-12-29 | Color transformation method under two different conditions |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8348824A JPH10191081A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 色変換方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10191081A true JPH10191081A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18399627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8348824A Withdrawn JPH10191081A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 色変換方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6205246B1 (ja) |
| EP (1) | EP0851669B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10191081A (ja) |
| DE (1) | DE69738477T2 (ja) |
Families Citing this family (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10191081A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 色変換方法 |
| US6181445B1 (en) * | 1998-03-30 | 2001-01-30 | Seiko Epson Corporation | Device-independent and medium-independent color matching between an input device and an output device |
| US6633685B1 (en) * | 1998-08-05 | 2003-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Method, apparatus, and storage media for image processing |
| US6331899B1 (en) * | 1998-10-14 | 2001-12-18 | Electronics For Imaging, Inc. | Method and apparatus for automatically generating single-channel critical color transformations |
| JP4147655B2 (ja) | 1998-12-07 | 2008-09-10 | ソニー株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| DE19946585A1 (de) * | 1999-09-29 | 2001-04-12 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren zur Druckprozessanpassung mit Erhaltung des Schwarzaufbaus |
| US7006105B2 (en) * | 2000-05-18 | 2006-02-28 | Minolta Co., Ltd. | Color correction method and color correction program to obtain desired output image |
| US7050196B1 (en) * | 2000-06-20 | 2006-05-23 | Eastman Kodak Company | Color printer calibration |
| US7023578B2 (en) * | 2001-01-23 | 2006-04-04 | Xerox Corporation | Printer image processing system with customized tone reproduction curves |
| US7190828B2 (en) * | 2003-08-28 | 2007-03-13 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color rendering |
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| DE102004044647A1 (de) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | OCé PRINTING SYSTEMS GMBH | Verfahren und Vorrichtung zum Umwandeln von Quellbilddaten in Zielbilddaten |
| KR100605164B1 (ko) * | 2005-01-28 | 2006-07-28 | 삼성전자주식회사 | 색역 매핑 장치 및 그 방법 |
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| CN106681770B (zh) * | 2016-12-29 | 2020-10-13 | 金蝶软件(中国)有限公司 | 一种复合组件中子组件属性的动态修改方法及装置 |
| WO2019221711A1 (en) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Print property control |
| US12309339B2 (en) * | 2023-08-23 | 2025-05-20 | Fiery, Llc | Process color composition for a printer including both the substrate and the ink/toner |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS60112042A (ja) | 1983-11-22 | 1985-06-18 | Toppan Printing Co Ltd | カラ−シミュレ−ション方法 |
| JPS62111573A (ja) * | 1985-11-09 | 1987-05-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 網点信号変換方式 |
| JPH03131920A (ja) | 1989-10-18 | 1991-06-05 | Nec Corp | 印刷色変換方式 |
| JP3190050B2 (ja) | 1990-12-18 | 2001-07-16 | キヤノン株式会社 | カラー画像処理方法 |
| JPH04196676A (ja) | 1990-11-26 | 1992-07-16 | Konica Corp | 色推定方法 |
| JP3135280B2 (ja) | 1991-06-11 | 2001-02-13 | キヤノン株式会社 | カラー画像処理装置及び方法 |
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-
1996
- 1996-12-26 JP JP8348824A patent/JPH10191081A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-12-24 EP EP97122897A patent/EP0851669B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-24 DE DE69738477T patent/DE69738477T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-29 US US08/998,946 patent/US6205246B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| DE69738477T2 (de) | 2009-01-22 |
| US6205246B1 (en) | 2001-03-20 |
| EP0851669A2 (en) | 1998-07-01 |
| EP0851669B1 (en) | 2008-01-23 |
| EP0851669A3 (en) | 1999-09-29 |
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|---|---|---|---|
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