JPH10192226A - 器具挿入補助具 - Google Patents
器具挿入補助具Info
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- JPH10192226A JPH10192226A JP9006668A JP666897A JPH10192226A JP H10192226 A JPH10192226 A JP H10192226A JP 9006668 A JP9006668 A JP 9006668A JP 666897 A JP666897 A JP 666897A JP H10192226 A JPH10192226 A JP H10192226A
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- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は体腔内の器官に対して確実に固
定しておけることができ、体腔内の器官に内視鏡等の器
具を導入する際の抜け防止性に優れ、手技性を向上する
ことができる器具挿入補助具を提供することにある。 【解決手段】本発明は、体腔内の器官に先端部を差し込
み、その器官内に器具を誘導するための挿入ガイド体を
有し、この挿入ガイド体の先端部13の近傍にその挿入
ガイド体の先端部外周に向き合う器官係止用可動片14
を設けて成り、挿入ガイド体の先端部13の外周と可動
片14との間で胆嚢管26の組織部を掴むようにした器
具挿入補助具1である。
定しておけることができ、体腔内の器官に内視鏡等の器
具を導入する際の抜け防止性に優れ、手技性を向上する
ことができる器具挿入補助具を提供することにある。 【解決手段】本発明は、体腔内の器官に先端部を差し込
み、その器官内に器具を誘導するための挿入ガイド体を
有し、この挿入ガイド体の先端部13の近傍にその挿入
ガイド体の先端部外周に向き合う器官係止用可動片14
を設けて成り、挿入ガイド体の先端部13の外周と可動
片14との間で胆嚢管26の組織部を掴むようにした器
具挿入補助具1である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡下手術にお
いて器官に内視鏡等の器具を挿入する際、その器具を案
内するために用いる器具挿入補助具に関する。
いて器官に内視鏡等の器具を挿入する際、その器具を案
内するために用いる器具挿入補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡を用いて開腹せずに胆嚢を
摘出する腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われるようになってい
る。このような腹腔鏡下胆嚢摘出術の施行の際には、軟
性内視鏡を胆嚢管から総胆管内に挿入し、軟性内視鏡に
より総胆管内に結石が生じているかどうかを検査し、結
石がある場合には結石を除去するようにしている。この
場合、腹腔鏡下で胆嚢管に軟性内視鏡を挿入するには次
のような手順で行われる。まず、腹腔鏡下において、ト
ラカールを通じて挿入した鋏鉗子等で胆嚢と総胆管を結
ぶ胆嚢管の途中に切り込みを加え、この切り込み口をダ
イレータで拡張する。そして、トラカールを通じて腹腔
内に導入された挿入補助具の先端部分を、把持鉗子で把
持しながら切込み口に誘導して挿入すると共に、その切
込み口から胆嚢管内まで差し込む。このようにして、切
込み口から胆嚢管内に差し込んだ挿入補助具を通じて、
軟性内視鏡の挿入部を胆嚢管から総胆管内に導入してい
く。この軟性内視鏡を通じてバスケット鉗子等を総胆管
内まで導入し、総胆管内の結石の砕石・把持・回収等を
行う。
摘出する腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われるようになってい
る。このような腹腔鏡下胆嚢摘出術の施行の際には、軟
性内視鏡を胆嚢管から総胆管内に挿入し、軟性内視鏡に
より総胆管内に結石が生じているかどうかを検査し、結
石がある場合には結石を除去するようにしている。この
場合、腹腔鏡下で胆嚢管に軟性内視鏡を挿入するには次
のような手順で行われる。まず、腹腔鏡下において、ト
ラカールを通じて挿入した鋏鉗子等で胆嚢と総胆管を結
ぶ胆嚢管の途中に切り込みを加え、この切り込み口をダ
イレータで拡張する。そして、トラカールを通じて腹腔
内に導入された挿入補助具の先端部分を、把持鉗子で把
持しながら切込み口に誘導して挿入すると共に、その切
込み口から胆嚢管内まで差し込む。このようにして、切
込み口から胆嚢管内に差し込んだ挿入補助具を通じて、
軟性内視鏡の挿入部を胆嚢管から総胆管内に導入してい
く。この軟性内視鏡を通じてバスケット鉗子等を総胆管
内まで導入し、総胆管内の結石の砕石・把持・回収等を
行う。
【0003】一方、挿入補助具を使用しないで、把持鉗
子によって軟性内視鏡の挿入部を直接に保持し、胆嚢管
内まで挿入させる手技もあるが、この方法は把持した挿
入部が体液で滑り易く作業が困難で作業性が悪いと共
に、把持鉗子によって把持する内視鏡の軟性挿入部を損
傷させ易いという欠点があった。従って、この手技より
も挿入補助具を用いる前述した手技が多く実施されてい
る。
子によって軟性内視鏡の挿入部を直接に保持し、胆嚢管
内まで挿入させる手技もあるが、この方法は把持した挿
入部が体液で滑り易く作業が困難で作業性が悪いと共
に、把持鉗子によって把持する内視鏡の軟性挿入部を損
傷させ易いという欠点があった。従って、この手技より
も挿入補助具を用いる前述した手技が多く実施されてい
る。
【0004】しかし、挿入補助具を用いて軟性内視鏡の
挿入部を導入する場合、胆嚢管の切込み口に挿入補助具
の先端部分を差し込むだけでは保持力が弱く外れ易い。
特に、腹腔内で胆嚢管や総胆管が動き易いために挿入補
助具の先端部分が胆嚢管の切込み口に一旦、差し込んで
おいても切込み口から外れることも多く、慎重な術管理
が必要であった。
挿入部を導入する場合、胆嚢管の切込み口に挿入補助具
の先端部分を差し込むだけでは保持力が弱く外れ易い。
特に、腹腔内で胆嚢管や総胆管が動き易いために挿入補
助具の先端部分が胆嚢管の切込み口に一旦、差し込んで
おいても切込み口から外れることも多く、慎重な術管理
が必要であった。
【0005】このような理由で、実開平6−5601号
公報において、胆嚢管の切込み口に挿入補助具の先端部
を挿入させ易くすると共に、差し込んだ胆嚢管内に先端
部が係止するようにした挿入補助具が提案されている。
これは、挿入補助具の内管先端部分にスリットを形成し
て先細りテーパ状に収縮可能ならしめると共にその先端
部外面に引掛け用突起部を形成し、その内管に外管を進
退自在に被嵌したものであり、外管を前進させることに
より先端部を収縮して胆嚢管の切込み口に挿入した後、
外管を後退させることにより内管先端部を拡張して突起
部を胆嚢管の内壁に押し当てて係止させるようにしたも
のである。
公報において、胆嚢管の切込み口に挿入補助具の先端部
を挿入させ易くすると共に、差し込んだ胆嚢管内に先端
部が係止するようにした挿入補助具が提案されている。
これは、挿入補助具の内管先端部分にスリットを形成し
て先細りテーパ状に収縮可能ならしめると共にその先端
部外面に引掛け用突起部を形成し、その内管に外管を進
退自在に被嵌したものであり、外管を前進させることに
より先端部を収縮して胆嚢管の切込み口に挿入した後、
外管を後退させることにより内管先端部を拡張して突起
部を胆嚢管の内壁に押し当てて係止させるようにしたも
のである。
【0006】また、実開平6−3301号公報において
は、内管とこれに進退自在に被嵌した外管とからなり、
内管の先端部外周に弾性部材を被嵌して設けた挿入補助
具が提案されている。この挿入補助具は内管の先端部を
胆嚢管の切込み口に挿入した後、外管を前進させること
により弾性部材を拡張して胆嚢管の内壁に押し当てて係
止させるようにしたものである。
は、内管とこれに進退自在に被嵌した外管とからなり、
内管の先端部外周に弾性部材を被嵌して設けた挿入補助
具が提案されている。この挿入補助具は内管の先端部を
胆嚢管の切込み口に挿入した後、外管を前進させること
により弾性部材を拡張して胆嚢管の内壁に押し当てて係
止させるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の実開
平6−5601号公報の挿入補助具にあっては、挿入補
助具の先端部をテーパ状に収縮するようにしてあるた
め、胆嚢管の切込み口に差し込む際には比較的挿入し易
いが、差し込み後、収縮した先端部を拡張して、その先
端部外面にある突起部を胆嚢管の内壁面に押し当てて引
っ掛けようとするものである。胆嚢管は柔軟な生体組織
からなるものであり、その胆嚢管の内壁面への引っ掛か
りはどうしても弱く、胆嚢管の切込み口から依然として
挿入補助具が抜けて外れ易いものであった。
平6−5601号公報の挿入補助具にあっては、挿入補
助具の先端部をテーパ状に収縮するようにしてあるた
め、胆嚢管の切込み口に差し込む際には比較的挿入し易
いが、差し込み後、収縮した先端部を拡張して、その先
端部外面にある突起部を胆嚢管の内壁面に押し当てて引
っ掛けようとするものである。胆嚢管は柔軟な生体組織
からなるものであり、その胆嚢管の内壁面への引っ掛か
りはどうしても弱く、胆嚢管の切込み口から依然として
挿入補助具が抜けて外れ易いものであった。
【0008】また、実開平6−3301号公報にあって
も、挿入補助具の先端部を胆嚢管の切込み口に差し込
み、その先端部外周にある弾性部材を拡径させて胆嚢管
の内壁面に押し当てて引っ掛けようとするものである。
このため、前記実開平6−5601号公報のものと同
様、胆嚢管の切込み口に差し込み後、胆嚢管の内壁面へ
の引っ掛かりはどうしても弱く、胆嚢管の切込み口から
挿入補助具が依然として抜けて外れ易いものであった。
特に、実開平6−3301号公報にあっては先端部が等
径筒状のものであり、胆嚢管の切込み口に差し込み難い
ものであった。つまり、胆嚢管は直径が2mm程度のも
のであり、この細い胆嚢管に直径が3mmの内視鏡挿入
部を挿通しなければならない。そのために、挿入補助具
はそれ以上の等径筒状の挿入部となり、このような挿入
補助具では胆嚢管の切込み口への挿入が非常に難しい。
も、挿入補助具の先端部を胆嚢管の切込み口に差し込
み、その先端部外周にある弾性部材を拡径させて胆嚢管
の内壁面に押し当てて引っ掛けようとするものである。
このため、前記実開平6−5601号公報のものと同
様、胆嚢管の切込み口に差し込み後、胆嚢管の内壁面へ
の引っ掛かりはどうしても弱く、胆嚢管の切込み口から
挿入補助具が依然として抜けて外れ易いものであった。
特に、実開平6−3301号公報にあっては先端部が等
径筒状のものであり、胆嚢管の切込み口に差し込み難い
ものであった。つまり、胆嚢管は直径が2mm程度のも
のであり、この細い胆嚢管に直径が3mmの内視鏡挿入
部を挿通しなければならない。そのために、挿入補助具
はそれ以上の等径筒状の挿入部となり、このような挿入
補助具では胆嚢管の切込み口への挿入が非常に難しい。
【0009】以上、述べた如く、従来の挿入補助具にあ
っては切込み口から胆嚢管に差し込んだ状態で柔らかい
胆嚢管の内壁面に押し当てるようにして引っ掛けるた
め、胆嚢管への挿入補助具の保持力が弱く、十分確実に
固定しておくことができない。このため、胆嚢管や他の
臓器や器具の動きにより抜けて外れないように細心の注
意で作業を行う必要があり、その分、熟練を要し、かつ
手技能率性に劣るものであった。
っては切込み口から胆嚢管に差し込んだ状態で柔らかい
胆嚢管の内壁面に押し当てるようにして引っ掛けるた
め、胆嚢管への挿入補助具の保持力が弱く、十分確実に
固定しておくことができない。このため、胆嚢管や他の
臓器や器具の動きにより抜けて外れないように細心の注
意で作業を行う必要があり、その分、熟練を要し、かつ
手技能率性に劣るものであった。
【0010】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは体腔内の器官に対して確実
に固定しておけることができ、体腔内の器官に内視鏡等
の器具を導入する際の抜け防止性に優れ、手技性を向上
することができる器具挿入補助具を提供することにあ
る。
で、その目的とするところは体腔内の器官に対して確実
に固定しておけることができ、体腔内の器官に内視鏡等
の器具を導入する際の抜け防止性に優れ、手技性を向上
することができる器具挿入補助具を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、体腔内の器官
に先端部を差し込み、その器官内に器具を誘導するため
の挿入ガイド体を有し、この挿入ガイド体の先端部近傍
にその挿入ガイド体の先端部外周に向き合う器官係止用
可動片を設けて成り、挿入ガイド体の先端部外周と器官
係止用可動片との間で器官の組織部を掴むようにしたこ
とを特徴とする器具挿入補助具である。この器具挿入補
助具を使用する場合、体腔内の器官に形成した穴部に挿
入ガイド体の先端部を差し込み、挿入ガイド体の先端部
外周と器官係止用可動片との間で器官の組織部を掴み、
器官に挿入ガイド体の先端部を確実に保持させる。
に先端部を差し込み、その器官内に器具を誘導するため
の挿入ガイド体を有し、この挿入ガイド体の先端部近傍
にその挿入ガイド体の先端部外周に向き合う器官係止用
可動片を設けて成り、挿入ガイド体の先端部外周と器官
係止用可動片との間で器官の組織部を掴むようにしたこ
とを特徴とする器具挿入補助具である。この器具挿入補
助具を使用する場合、体腔内の器官に形成した穴部に挿
入ガイド体の先端部を差し込み、挿入ガイド体の先端部
外周と器官係止用可動片との間で器官の組織部を掴み、
器官に挿入ガイド体の先端部を確実に保持させる。
【0012】
(第1の実施形態)図1ないし図4を参照して、本発明
の第1の実施形態を説明する。図1はその内視鏡用挿入
補助具1の外観を示す。内視鏡用挿入補助具1の挿入部
2は内シース3と外シース4とからなり、その内シース
3は後述する内視鏡の軟性挿入部を挿通できる内径を有
したものである。内シース3と外シース4の間には隙間
が形成され、この隙間には可動シース5が摺動自在に嵌
め込まれている。ここで、可動シース5の外周は固定用
外管としての外シース4で覆われている。各シース3,
4,5はそれぞれ可撓性のある生体適合性の材料、例え
ばポリエチレン、ポリウレタン、いわゆるテフロン、A
BS、FEP、PE等の樹脂によって形成されている。
挿入部2は全体として可撓性を有する。
の第1の実施形態を説明する。図1はその内視鏡用挿入
補助具1の外観を示す。内視鏡用挿入補助具1の挿入部
2は内シース3と外シース4とからなり、その内シース
3は後述する内視鏡の軟性挿入部を挿通できる内径を有
したものである。内シース3と外シース4の間には隙間
が形成され、この隙間には可動シース5が摺動自在に嵌
め込まれている。ここで、可動シース5の外周は固定用
外管としての外シース4で覆われている。各シース3,
4,5はそれぞれ可撓性のある生体適合性の材料、例え
ばポリエチレン、ポリウレタン、いわゆるテフロン、A
BS、FEP、PE等の樹脂によって形成されている。
挿入部2は全体として可撓性を有する。
【0013】内シース3内には後述する内視鏡の挿入部
が挿入されるが、その間の気密を確保するために内シー
ス3の後端開口部には図示しないシール用Oリングが設
けられており、また、内視鏡の挿入部が挿入されていな
いときに内シース3の後端開口部を封止する図示しない
シール用キャップが備えられている。外シース4の後端
には内方へ延びて内シース3の後端外周部に固定される
複数のガイド突部6が設けられ、これらのガイド突部6
は内シース3の後端外周に接着して固定されている。つ
まり、内シース3と外シース4はその後端付近で連結さ
れ、一体的に構成されている。
が挿入されるが、その間の気密を確保するために内シー
ス3の後端開口部には図示しないシール用Oリングが設
けられており、また、内視鏡の挿入部が挿入されていな
いときに内シース3の後端開口部を封止する図示しない
シール用キャップが備えられている。外シース4の後端
には内方へ延びて内シース3の後端外周部に固定される
複数のガイド突部6が設けられ、これらのガイド突部6
は内シース3の後端外周に接着して固定されている。つ
まり、内シース3と外シース4はその後端付近で連結さ
れ、一体的に構成されている。
【0014】また、外シース4の後端には把持部を兼ね
た固定フランジ7が一体に形成されている。可動シース
5の後端筒状部の周壁には前記ガイド突部6がそれぞれ
嵌め込まれるスリット状の開口部8が形成されている。
このスリット状の開口部8は可動シース5の軸方向に沿
って長く形成されている。ガイド突部6と開口部8の両
者は可動シース5を挿入部2の軸方向前後へのみ移動さ
せるガイド規制手段を構成するものである。また、ガイ
ド突部6は開口部8の長さの範囲でのみ移動が可能であ
ることによりその開口部8と共に可動シース5の移動量
と前後の移動終端をそれぞれ規制するようになってい
る。ここで、可動シース5を後終端まで移動させたと
き、可動シース5の先端は外シース4内に完全に引き込
まれ、可動シース5を前終端まで移動させたときには内
シース3の先端部の基端部領域まで進み、後述する可動
片を絞り込むようになっている。可動シース5の後端部
には操作部を兼ねた可動フランジ9が形成されている。
た固定フランジ7が一体に形成されている。可動シース
5の後端筒状部の周壁には前記ガイド突部6がそれぞれ
嵌め込まれるスリット状の開口部8が形成されている。
このスリット状の開口部8は可動シース5の軸方向に沿
って長く形成されている。ガイド突部6と開口部8の両
者は可動シース5を挿入部2の軸方向前後へのみ移動さ
せるガイド規制手段を構成するものである。また、ガイ
ド突部6は開口部8の長さの範囲でのみ移動が可能であ
ることによりその開口部8と共に可動シース5の移動量
と前後の移動終端をそれぞれ規制するようになってい
る。ここで、可動シース5を後終端まで移動させたと
き、可動シース5の先端は外シース4内に完全に引き込
まれ、可動シース5を前終端まで移動させたときには内
シース3の先端部の基端部領域まで進み、後述する可動
片を絞り込むようになっている。可動シース5の後端部
には操作部を兼ねた可動フランジ9が形成されている。
【0015】内シース3の先端部はその内シース3の長
手方向に向かって2つのスリット11が切り欠かれてい
る。2つのスリット11は内シース3の先端部における
左右の側面にそれぞれ配設され、かつ先端部の周方向に
おいて、180゜の等角間隔で配置されている。尚、ス
リット11の数は2つに限らず、1つ又は3つ以上でも
よい。複数のスリット11を設ける場合には等角間隔で
配置することが望ましい。そして、このスリット11を
形成した内シース3の先端部分により図1及び図2で示
す如く、先細りのテーパ状に収縮する片12からなる先
端部13を形成する。片12は内シース3と一体に形成
されるものであり、フリーな自然状態ではそれ自身の弾
性により先細りのテーパ状に収縮する。このとき、図2
で示す如く、スリット11の先端で片12同志が突き当
たって、スリット11の先端を閉じ、先端部13が収縮
した状態になり、さらに先端部13の先端が全周で連な
った細い円形の環状部を形成する。
手方向に向かって2つのスリット11が切り欠かれてい
る。2つのスリット11は内シース3の先端部における
左右の側面にそれぞれ配設され、かつ先端部の周方向に
おいて、180゜の等角間隔で配置されている。尚、ス
リット11の数は2つに限らず、1つ又は3つ以上でも
よい。複数のスリット11を設ける場合には等角間隔で
配置することが望ましい。そして、このスリット11を
形成した内シース3の先端部分により図1及び図2で示
す如く、先細りのテーパ状に収縮する片12からなる先
端部13を形成する。片12は内シース3と一体に形成
されるものであり、フリーな自然状態ではそれ自身の弾
性により先細りのテーパ状に収縮する。このとき、図2
で示す如く、スリット11の先端で片12同志が突き当
たって、スリット11の先端を閉じ、先端部13が収縮
した状態になり、さらに先端部13の先端が全周で連な
った細い円形の環状部を形成する。
【0016】先端部13の基端には器官係止用の、3〜
4本の可動片14が設けられている。この可動片14は
前記各シース3,4,5と同様、生体適合性の材料、例
えばポリエチレン、ポリウレタン、いわゆるテフロン、
ABS、FEP、PE等の弾性のある樹脂によって形成
され、図1及び図2で示す如く、前方へ突き出すと共
に、フリーな自然状態では外側に湾曲して開拡するよう
になっている。各可動片14の先端には挿入部2の先端
部13の周面に向かう鉤部、すなわち爪(フック)15
が、基端側へ返す向きに突出して形成されている。ま
た、フリーな自然状態で各可動片14が外側に湾曲して
いるとき、その爪15のある各可動片14の先端は内シ
ース3の外径よりも大きく広がり、かつ可動シース5の
内径よりも大きく広がるように形成されている。そし
て、図2で示すように、各可動片14はテーパ状に収縮
した先端部13の周面との間に前方に開く隙間16を作
る。各可動片14の長さは先端部13の長さの2分の1
以下の長さであり、ここでは3分の1の長さに設定して
ある。
4本の可動片14が設けられている。この可動片14は
前記各シース3,4,5と同様、生体適合性の材料、例
えばポリエチレン、ポリウレタン、いわゆるテフロン、
ABS、FEP、PE等の弾性のある樹脂によって形成
され、図1及び図2で示す如く、前方へ突き出すと共
に、フリーな自然状態では外側に湾曲して開拡するよう
になっている。各可動片14の先端には挿入部2の先端
部13の周面に向かう鉤部、すなわち爪(フック)15
が、基端側へ返す向きに突出して形成されている。ま
た、フリーな自然状態で各可動片14が外側に湾曲して
いるとき、その爪15のある各可動片14の先端は内シ
ース3の外径よりも大きく広がり、かつ可動シース5の
内径よりも大きく広がるように形成されている。そし
て、図2で示すように、各可動片14はテーパ状に収縮
した先端部13の周面との間に前方に開く隙間16を作
る。各可動片14の長さは先端部13の長さの2分の1
以下の長さであり、ここでは3分の1の長さに設定して
ある。
【0017】次に、この内視鏡用挿入補助具1の使用上
の作用を説明する。まず、挿入補助具1を使用するため
の準備として挿入部2の先端部13の領域内に先端が位
置するまで可動シース5を前進させ、その先端で各可動
片14を押し倒して閉じ、可動シース5の先端部の内側
に各可動片14を入り込ませる。しかして、各可動片1
4は可動シース4の先端部内側に収納される。このと
き、内シース3の先端部13は先細りテーパ状に収縮
し、この先端部13の部分は可動シース5の先端から露
出した状態にある。
の作用を説明する。まず、挿入補助具1を使用するため
の準備として挿入部2の先端部13の領域内に先端が位
置するまで可動シース5を前進させ、その先端で各可動
片14を押し倒して閉じ、可動シース5の先端部の内側
に各可動片14を入り込ませる。しかして、各可動片1
4は可動シース4の先端部内側に収納される。このと
き、内シース3の先端部13は先細りテーパ状に収縮
し、この先端部13の部分は可動シース5の先端から露
出した状態にある。
【0018】図3は腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われる状況
を示す。腹腔21はCO2 ガス等で気腹され、腹壁22
には複数のトラカール23が刺通されている。また、図
示しないトラカールを通じて腹腔鏡が導入され、腹腔2
1内の状況を観察するようにしている。同図中、25は
胆嚢、26は胆嚢管、27は総胆管である。
を示す。腹腔21はCO2 ガス等で気腹され、腹壁22
には複数のトラカール23が刺通されている。また、図
示しないトラカールを通じて腹腔鏡が導入され、腹腔2
1内の状況を観察するようにしている。同図中、25は
胆嚢、26は胆嚢管、27は総胆管である。
【0019】腹腔鏡下胆嚢摘出術の施行の際には、ま
ず、軟性内視鏡30を胆嚢管26から総胆管27内まで
挿入し、総胆管27内に結石が生じているかどうかを検
査し、さらに結石がある場合には、軟性内視鏡30を使
用して結石を除去する必要がある。軟性内視鏡30を導
入する作業は挿入補助具1を用いて、次のようにして行
われる。一方のトラカール23を通じて準備済みの挿入
補助具1の挿入部2を腹腔21内に導入する。この後、
又はその前に、別のトラカール23を通じて鋏鉗子(図
示せず)を導入し、胆嚢管26の途中に切り込みを加え
る。そして、この切込み口33に、挿入補助具1の先細
りテーパ状の先端部13を差し込む。このため、切込み
口33が小さくても挿入できるが、切込み口33が小さ
過ぎて入りにくいときには切込み口33をダイレータで
拡張して挿入してもよい。挿入補助具1の先端部13を
差し込むとき、図3で示すように、別のトラカール23
を通じて導入した把持鉗子34により、切り込み口33
の近くの胆嚢管26の部分を挟んで保持し、挿入補助具
1の挿入を補助するとよい。
ず、軟性内視鏡30を胆嚢管26から総胆管27内まで
挿入し、総胆管27内に結石が生じているかどうかを検
査し、さらに結石がある場合には、軟性内視鏡30を使
用して結石を除去する必要がある。軟性内視鏡30を導
入する作業は挿入補助具1を用いて、次のようにして行
われる。一方のトラカール23を通じて準備済みの挿入
補助具1の挿入部2を腹腔21内に導入する。この後、
又はその前に、別のトラカール23を通じて鋏鉗子(図
示せず)を導入し、胆嚢管26の途中に切り込みを加え
る。そして、この切込み口33に、挿入補助具1の先細
りテーパ状の先端部13を差し込む。このため、切込み
口33が小さくても挿入できるが、切込み口33が小さ
過ぎて入りにくいときには切込み口33をダイレータで
拡張して挿入してもよい。挿入補助具1の先端部13を
差し込むとき、図3で示すように、別のトラカール23
を通じて導入した把持鉗子34により、切り込み口33
の近くの胆嚢管26の部分を挟んで保持し、挿入補助具
1の挿入を補助するとよい。
【0020】また、切込み口33に挿入補助具1の先端
部13を差し込む際、スリット11の先端が閉じ、先細
りテーパ状に収縮した先端部13の先端が全周で連なっ
た環状部を形成しているので、スリット11に組織を引
っ掛けることなく、スムーズに差し込める。この差し込
みの際に可動シース5を後退させ、可動シース5の先端
部から各可動片14を露出し、各可動片14を解放させ
ると、各可動片14はそれ自身の弾性復元力により外側
に拡開する状態になる(図2を参照)。この状態で、胆
嚢管26の切込み口33に挿入補助具1の先端部13を
差し込むと、図4(a)で示すように、先端部13の周
面と各可動片14の爪15との間において開いた隙間1
6内に切り込み口33の周縁が位置する。
部13を差し込む際、スリット11の先端が閉じ、先細
りテーパ状に収縮した先端部13の先端が全周で連なっ
た環状部を形成しているので、スリット11に組織を引
っ掛けることなく、スムーズに差し込める。この差し込
みの際に可動シース5を後退させ、可動シース5の先端
部から各可動片14を露出し、各可動片14を解放させ
ると、各可動片14はそれ自身の弾性復元力により外側
に拡開する状態になる(図2を参照)。この状態で、胆
嚢管26の切込み口33に挿入補助具1の先端部13を
差し込むと、図4(a)で示すように、先端部13の周
面と各可動片14の爪15との間において開いた隙間1
6内に切り込み口33の周縁が位置する。
【0021】そこで、可動シース5を前進させ、可動片
14の背面を押え込み、その各可動片14を閉じるよう
にすると、図4(b)で示すように、先端部13の周面
と可動片14との間で切込み口33の周縁を挟んで掴
む。可動シース5の先端が可動片14の背面を十分に押
え込めば、その各可動片14をより強く閉じ、その周縁
組織を強く掴むため、胆嚢管26の切込み口33に差し
込んだ状態で挿入補助具1の先端部13を確実に保持で
きる。そして、切込み口33の周縁組織を掴み、切り込
み口33に挿入補助具1の先端部13を確実に保持でき
る。各可動片14の操作は可動シース5を介して手元側
から行うので、その操作は容易である。
14の背面を押え込み、その各可動片14を閉じるよう
にすると、図4(b)で示すように、先端部13の周面
と可動片14との間で切込み口33の周縁を挟んで掴
む。可動シース5の先端が可動片14の背面を十分に押
え込めば、その各可動片14をより強く閉じ、その周縁
組織を強く掴むため、胆嚢管26の切込み口33に差し
込んだ状態で挿入補助具1の先端部13を確実に保持で
きる。そして、切込み口33の周縁組織を掴み、切り込
み口33に挿入補助具1の先端部13を確実に保持でき
る。各可動片14の操作は可動シース5を介して手元側
から行うので、その操作は容易である。
【0022】さらに、各可動片14は先端部13の周面
との間で挟むだけではなく、返しのある爪15を設け、
この爪15を切込み口33の周縁に引っ掛けるために、
切込み口33の周縁を確実に保持する。
との間で挟むだけではなく、返しのある爪15を設け、
この爪15を切込み口33の周縁に引っ掛けるために、
切込み口33の周縁を確実に保持する。
【0023】この後、図4(c)で示すように、挿入補
助具1の内シース3内を通じて、軟性内視鏡30の挿入
部35を挿入する。軟性内視鏡30の挿入部35が胆嚢
管26内に導入されるとき、挿入部35の先端は先細り
のテーパ状に収縮した先端部13の各片12を押し広げ
て突き抜ける。この際、各片12は外側に向けて開拡す
ることによりダイレータとして機能するため、切込み口
33は小さくて挿入が容易である。先端部13に軟性内
視鏡30の挿入部35が挿通したとき、各片12は開拡
し、これにより先端部13の周面と各可動片14の爪1
5との間に引っ掛かった切込み口33の周縁をさらに強
く挟み込む。従って、切込み口33の周縁を掴む保持力
が高まる。
助具1の内シース3内を通じて、軟性内視鏡30の挿入
部35を挿入する。軟性内視鏡30の挿入部35が胆嚢
管26内に導入されるとき、挿入部35の先端は先細り
のテーパ状に収縮した先端部13の各片12を押し広げ
て突き抜ける。この際、各片12は外側に向けて開拡す
ることによりダイレータとして機能するため、切込み口
33は小さくて挿入が容易である。先端部13に軟性内
視鏡30の挿入部35が挿通したとき、各片12は開拡
し、これにより先端部13の周面と各可動片14の爪1
5との間に引っ掛かった切込み口33の周縁をさらに強
く挟み込む。従って、切込み口33の周縁を掴む保持力
が高まる。
【0024】以上の如く、挿入補助具1の先端部13は
可動片14との間で胆嚢管26の切込み口33の周縁を
挟み込んで掴み、かつ爪15に切込み口33の周縁が引
っ掛かって確実に保持する。つまり、切込み口33の周
縁を確実に掴み、胆嚢管26に挿入補助具1の先端部1
3を確実に保持させることができる。
可動片14との間で胆嚢管26の切込み口33の周縁を
挟み込んで掴み、かつ爪15に切込み口33の周縁が引
っ掛かって確実に保持する。つまり、切込み口33の周
縁を確実に掴み、胆嚢管26に挿入補助具1の先端部1
3を確実に保持させることができる。
【0025】そして、挿入補助具1の先端部13に軟性
内視鏡30の挿入部35を通すと、先端部13の各片1
2が押し広げられて挿入部35の挿通を許容すると共
に、各片12が押し広がることにより可動片14との間
で、切込み口33の周縁を掴む把持力を高める。
内視鏡30の挿入部35を通すと、先端部13の各片1
2が押し広げられて挿入部35の挿通を許容すると共
に、各片12が押し広がることにより可動片14との間
で、切込み口33の周縁を掴む把持力を高める。
【0026】この挿入補助具1内を通じて軟性内視鏡3
0の挿入部35を胆嚢管26から総胆管27内に導入す
る。そして、軟性内視鏡30により総胆管27内を観察
し、結石の有無を検査する。結石の存在が認められたと
きにはその軟性内視鏡30を通じて例えばバスケット鉗
子等を導入し、このバスケット鉗子等によって総胆管2
7内の結石の砕石・把持・回収等を行う。
0の挿入部35を胆嚢管26から総胆管27内に導入す
る。そして、軟性内視鏡30により総胆管27内を観察
し、結石の有無を検査する。結石の存在が認められたと
きにはその軟性内視鏡30を通じて例えばバスケット鉗
子等を導入し、このバスケット鉗子等によって総胆管2
7内の結石の砕石・把持・回収等を行う。
【0027】また、結石の検査や結石の除去終了後、胆
嚢管26から挿入補助具1を外す場合には軟性内視鏡3
0を引き抜くと共に、可動シース5を後退させて可動片
14を解放し、挿入補助具1の先端部13を引き抜けば
よい。
嚢管26から挿入補助具1を外す場合には軟性内視鏡3
0を引き抜くと共に、可動シース5を後退させて可動片
14を解放し、挿入補助具1の先端部13を引き抜けば
よい。
【0028】尚、この実施形態にあっての可動片14は
内シース3と一体でも別部材で内シース3に取着するも
のでもよい。また、外シース4の後端に形成したガイド
突部6は内シース3の後端外周に接着して固定されてい
るが、ガイド突部6を介して内シース3と外シース4を
一体に形成したものでもよい。可動片14には爪15を
設けたが、可動片14は凹凸の滑止めを形成した押え面
を有する押え片によって形成してもよいものである。
内シース3と一体でも別部材で内シース3に取着するも
のでもよい。また、外シース4の後端に形成したガイド
突部6は内シース3の後端外周に接着して固定されてい
るが、ガイド突部6を介して内シース3と外シース4を
一体に形成したものでもよい。可動片14には爪15を
設けたが、可動片14は凹凸の滑止めを形成した押え面
を有する押え片によって形成してもよいものである。
【0029】(第2の実施形態)図5及び図6を参照し
て、本発明の第2の実施形態を説明する。この実施形態
の内視鏡用挿入補助具40は挿入部41として生体適合
性の弾性材料、例えばポリエチレン、ポリウレタン、い
わゆるテフロン、ABS、FEP、PE等の樹脂により
形成されたガイドシース42を備えている。ガイドシー
ス42の先端部43には前述した第1の実施形態と同
様、その長手方向に向かって1つ以上のスリット44が
切り欠き形成されていて、これにより先端部43は先細
りのテーパ状に収縮するダイレータ部を形成している。
また、ガイドシース42の途中部には先端部43に隣接
して開口部45とヒンジ部46が形成されている。ヒン
ジ部46を中心にしてガイドシース42の先端部43を
傾け得るようになっている。
て、本発明の第2の実施形態を説明する。この実施形態
の内視鏡用挿入補助具40は挿入部41として生体適合
性の弾性材料、例えばポリエチレン、ポリウレタン、い
わゆるテフロン、ABS、FEP、PE等の樹脂により
形成されたガイドシース42を備えている。ガイドシー
ス42の先端部43には前述した第1の実施形態と同
様、その長手方向に向かって1つ以上のスリット44が
切り欠き形成されていて、これにより先端部43は先細
りのテーパ状に収縮するダイレータ部を形成している。
また、ガイドシース42の途中部には先端部43に隣接
して開口部45とヒンジ部46が形成されている。ヒン
ジ部46を中心にしてガイドシース42の先端部43を
傾け得るようになっている。
【0030】ガイドシース42の基端には把持ノブ47
が設けられており、さらにガイドシース42の基端部内
には操作管48が摺動自在に嵌め込まれている。操作管
48の外端には操作ノブ49が設けられており、この操
作ノブ49によってガイドシース42に対して操作管4
8を進退させることができるようになっている。
が設けられており、さらにガイドシース42の基端部内
には操作管48が摺動自在に嵌め込まれている。操作管
48の外端には操作ノブ49が設けられており、この操
作ノブ49によってガイドシース42に対して操作管4
8を進退させることができるようになっている。
【0031】操作管48にはステンレス、PETまたは
ナイロン等から成る操作ワイヤ51の基端側部分が接続
されている。操作ワイヤ51の先端側はガイドシース4
2内を通じて先端側に導かれ、ヒンジ部46の直前でシ
ース外に導かれ、ヒンジ部46を通り過ぎてからガイド
シース42の先端部43に接続されている。しかして、
操作ノブ49によって操作管48を手元側へ引けば、そ
れにつれて操作ワイヤ51が引かれ、ヒンジ部46が屈
曲して先端部43の向きを傾けることができるようにな
っている。また、操作管48はその移動した位置にそれ
ぞれ止めておけるロック機構(図示せず)が組み込まれ
ている。ロック機構はクリック機構のようなものでもよ
い。ガイドシース42の先端部43には前述した第1の
実施形態で説明したと同様な構成で1又は複数の可動片
14が設けられている。ただし、ここでの可動片14は
フリーな自然状態で先端部43の周面にその爪15が当
る状態にあり、収縮する形状に付勢されている。可動片
14の先端は先端部43の周面から斜め後方に傾斜して
いる。また、トラカールに挿入する都合上、可動片14
はフリーな自然状態で、テーパ状に収縮した先端部43
の傾斜した高さの領域内にあることが望ましい。もっと
も、可動片14は弾性的に変形できるので、トラカール
に挿入できる程度に収縮変形できれば、可動片14の包
絡外径がガイドシース42の最大外径と同程度以上の寸
法になっていてもよい。
ナイロン等から成る操作ワイヤ51の基端側部分が接続
されている。操作ワイヤ51の先端側はガイドシース4
2内を通じて先端側に導かれ、ヒンジ部46の直前でシ
ース外に導かれ、ヒンジ部46を通り過ぎてからガイド
シース42の先端部43に接続されている。しかして、
操作ノブ49によって操作管48を手元側へ引けば、そ
れにつれて操作ワイヤ51が引かれ、ヒンジ部46が屈
曲して先端部43の向きを傾けることができるようにな
っている。また、操作管48はその移動した位置にそれ
ぞれ止めておけるロック機構(図示せず)が組み込まれ
ている。ロック機構はクリック機構のようなものでもよ
い。ガイドシース42の先端部43には前述した第1の
実施形態で説明したと同様な構成で1又は複数の可動片
14が設けられている。ただし、ここでの可動片14は
フリーな自然状態で先端部43の周面にその爪15が当
る状態にあり、収縮する形状に付勢されている。可動片
14の先端は先端部43の周面から斜め後方に傾斜して
いる。また、トラカールに挿入する都合上、可動片14
はフリーな自然状態で、テーパ状に収縮した先端部43
の傾斜した高さの領域内にあることが望ましい。もっと
も、可動片14は弾性的に変形できるので、トラカール
に挿入できる程度に収縮変形できれば、可動片14の包
絡外径がガイドシース42の最大外径と同程度以上の寸
法になっていてもよい。
【0032】次に、この内視鏡用挿入補助具40の使用
上の作用を説明する。図6は腹腔鏡下胆嚢摘出術が行わ
れている使用状態を示している。内視鏡用挿入補助具4
0はトラカール23を通じて気腹した腹腔21内に導入
されている。トラカール23を通じて内視鏡用挿入補助
具40を挿入するときには図5で示すように先端部43
とガイドシース42は直線的になっており、先端部43
の可動片14はそのトラカール23の外套管内で押え込
まれて摺動しながら腹腔21内まで導かれる。そして、
胆嚢管26に形成した切込み口33に先細りテーパ状の
先端部43を差し込むと、切込み口33の周縁部が、テ
ーパ状の先端部43の傾斜周面と可動片14との間に入
り込み、切込み口33の周縁部を挟み込んで掴む。これ
により内視鏡用挿入補助具40の先端部43が切込み口
33に保持される。また、可動片14には爪15を設け
ているので、この爪が引っ掛かり保持力を高める。
上の作用を説明する。図6は腹腔鏡下胆嚢摘出術が行わ
れている使用状態を示している。内視鏡用挿入補助具4
0はトラカール23を通じて気腹した腹腔21内に導入
されている。トラカール23を通じて内視鏡用挿入補助
具40を挿入するときには図5で示すように先端部43
とガイドシース42は直線的になっており、先端部43
の可動片14はそのトラカール23の外套管内で押え込
まれて摺動しながら腹腔21内まで導かれる。そして、
胆嚢管26に形成した切込み口33に先細りテーパ状の
先端部43を差し込むと、切込み口33の周縁部が、テ
ーパ状の先端部43の傾斜周面と可動片14との間に入
り込み、切込み口33の周縁部を挟み込んで掴む。これ
により内視鏡用挿入補助具40の先端部43が切込み口
33に保持される。また、可動片14には爪15を設け
ているので、この爪が引っ掛かり保持力を高める。
【0033】この後、手元側で操作ノブ49によって操
作管48を手元側へ引き、図6で示すように、ヒンジ部
46を屈曲して先端部43の向きを変える。すると、開
口部45がより大きく開き、先細りのテーパ状の先端部
43にわたる漏斗状の導入口部を形成する。そこで、開
口部45から漏斗状の導入口部内を通じて、他のトラカ
ール23を通じて腹腔21内に挿入した軟性内視鏡30
の挿入部35を差し込み、これを通じて胆嚢管26に導
入し、総胆管27内に導入していく。そして、前述した
ように軟性内視鏡30により結石の有無の検査と結石の
砕石・把持・回収等を行う。
作管48を手元側へ引き、図6で示すように、ヒンジ部
46を屈曲して先端部43の向きを変える。すると、開
口部45がより大きく開き、先細りのテーパ状の先端部
43にわたる漏斗状の導入口部を形成する。そこで、開
口部45から漏斗状の導入口部内を通じて、他のトラカ
ール23を通じて腹腔21内に挿入した軟性内視鏡30
の挿入部35を差し込み、これを通じて胆嚢管26に導
入し、総胆管27内に導入していく。そして、前述した
ように軟性内視鏡30により結石の有無の検査と結石の
砕石・把持・回収等を行う。
【0034】尚、先端部43に可動片14を設けないで
も使用することはそれなりに可能である。 (第3の実施形態)図7乃至図9を参照して、本発明の
第3の実施形態を説明する。この実施形態の内視鏡用挿
入補助具60はガイドシース61を有し、このガイドシ
ース61の先端には漏斗状の拡張部材62が取外し自在
に装着されている。拡張部材62はガイドシース61の
先端部内に嵌め込まれて係合する筒状の基端部63と、
先細りのテーパ状に収縮する先端部64とが形成されて
いる。基端部63はその基端縁外周にその周方向に沿っ
て係合溝65を形成すると共に、その係合溝65の領域
を含む基端部63には複数の切込み66が形成されてい
る。そして、この拡張部材62の基端縁はそれ自身の弾
性力で係合溝65を含む領域を開拡するように付勢され
ている。
も使用することはそれなりに可能である。 (第3の実施形態)図7乃至図9を参照して、本発明の
第3の実施形態を説明する。この実施形態の内視鏡用挿
入補助具60はガイドシース61を有し、このガイドシ
ース61の先端には漏斗状の拡張部材62が取外し自在
に装着されている。拡張部材62はガイドシース61の
先端部内に嵌め込まれて係合する筒状の基端部63と、
先細りのテーパ状に収縮する先端部64とが形成されて
いる。基端部63はその基端縁外周にその周方向に沿っ
て係合溝65を形成すると共に、その係合溝65の領域
を含む基端部63には複数の切込み66が形成されてい
る。そして、この拡張部材62の基端縁はそれ自身の弾
性力で係合溝65を含む領域を開拡するように付勢され
ている。
【0035】拡張部材62の基端部63が嵌合するガイ
ドシース61の先端内面部には係合溝65に嵌り込む突
起状の係合凸部67が形成されている。拡張部材62は
その基端部63を狭めてガイドシース61の先端部内に
差し込めば、基端部63が弾性的に広がり、係合溝65
と係合凸部67が係合してガイドシース61に拡張部材
62を係着する。この係着はガイドシース61内に挿入
装着された押出しロッド68で押し出すことにより外
れ、ガイドシース61から拡張部材62を外すことがで
きるようになっている。
ドシース61の先端内面部には係合溝65に嵌り込む突
起状の係合凸部67が形成されている。拡張部材62は
その基端部63を狭めてガイドシース61の先端部内に
差し込めば、基端部63が弾性的に広がり、係合溝65
と係合凸部67が係合してガイドシース61に拡張部材
62を係着する。この係着はガイドシース61内に挿入
装着された押出しロッド68で押し出すことにより外
れ、ガイドシース61から拡張部材62を外すことがで
きるようになっている。
【0036】拡張部材62の先端部64は前述した第1
の実施形態の場合と同様に、その軸方向に向かって1つ
以上のスリット71が切り欠かれている。このスリット
71を形成したことにより先端部64は図7及び図8で
示す如く、フリーな自然状態でそれ自身の弾性により先
細りのテーパ状に収縮する先端部64を形成する。この
収縮したとき、スリット71の先端は完全に閉じ、先端
部64が収縮した状態になり、その先端部64の先端が
全周で連なった細い円形の環状部を形成する。
の実施形態の場合と同様に、その軸方向に向かって1つ
以上のスリット71が切り欠かれている。このスリット
71を形成したことにより先端部64は図7及び図8で
示す如く、フリーな自然状態でそれ自身の弾性により先
細りのテーパ状に収縮する先端部64を形成する。この
収縮したとき、スリット71の先端は完全に閉じ、先端
部64が収縮した状態になり、その先端部64の先端が
全周で連なった細い円形の環状部を形成する。
【0037】また、拡張部材62の先端部64には前述
した第2の実施形態で説明したと同様な構成で1又は複
数の可動片72が設けられている。従って、可動片72
はフリーな自然状態で先端部64の周面にその爪73が
当る状態にあり、収縮する形状に付勢されている。可動
片72の先端は先端部64の周面から斜め後方に傾斜し
ている。さらに、拡張部材62の先端部64には図8で
示すように、その外周面に粗面からなる表面処理部75
が形成されている。この表面処理部75は生体組織に係
止するときの保持力を高めるためのものである。
した第2の実施形態で説明したと同様な構成で1又は複
数の可動片72が設けられている。従って、可動片72
はフリーな自然状態で先端部64の周面にその爪73が
当る状態にあり、収縮する形状に付勢されている。可動
片72の先端は先端部64の周面から斜め後方に傾斜し
ている。さらに、拡張部材62の先端部64には図8で
示すように、その外周面に粗面からなる表面処理部75
が形成されている。この表面処理部75は生体組織に係
止するときの保持力を高めるためのものである。
【0038】前記押出しロッド68はその後端に把持部
80が取着されている。そして、押出しロッド68は図
7で示すように、ガイドシース61に挿入され、拡張部
材62を押さない位置で、ガイドシース61に保持され
ている。この保持手段としては例えばガイドシース61
と押出しロッド68の一方に係合溝81を設け、他方に
その係合溝81に係止する係合凸部82を設け、両者を
係合して係着し、一定以上の押込み力で押出しロッド6
8を押し込めば、その係合が外せるようになっている。
80が取着されている。そして、押出しロッド68は図
7で示すように、ガイドシース61に挿入され、拡張部
材62を押さない位置で、ガイドシース61に保持され
ている。この保持手段としては例えばガイドシース61
と押出しロッド68の一方に係合溝81を設け、他方に
その係合溝81に係止する係合凸部82を設け、両者を
係合して係着し、一定以上の押込み力で押出しロッド6
8を押し込めば、その係合が外せるようになっている。
【0039】そして、内視鏡用挿入補助具60は前述し
た第2の実施形態の場合と同様に、腹腔21内まで導か
れた後、その拡張部材62の先端部64を、胆嚢管26
に形成した切込み口33に差し込むと、テーパ状の先端
部64の傾斜周面と可動片72との間に、切込み口33
の周縁部分を入り込ませ、その間で切込み口33の周縁
部を挟み込んで掴む。また、粗面からなる表面処理部7
5の作用も加わって外れにくくなる。これにより拡張部
材62の先端部64を切込み口33に保持させることが
できる。
た第2の実施形態の場合と同様に、腹腔21内まで導か
れた後、その拡張部材62の先端部64を、胆嚢管26
に形成した切込み口33に差し込むと、テーパ状の先端
部64の傾斜周面と可動片72との間に、切込み口33
の周縁部分を入り込ませ、その間で切込み口33の周縁
部を挟み込んで掴む。また、粗面からなる表面処理部7
5の作用も加わって外れにくくなる。これにより拡張部
材62の先端部64を切込み口33に保持させることが
できる。
【0040】次に、押出しロッド68を押し出し、ある
いは押出しロッド68をおさえ、ガイドシース61を引
くことにより相対的に押出しロッド68を押し込み、ガ
イドシース61の先端から拡張部材62を外す。これに
より図8(b)で示すように拡張部材62が単独の状態
になり、図9で示す胆嚢管26の切込み口33に差し込
まれた状態で留置させることができる。拡張部材62の
基端部63はガイドシース61から開放されるために後
端開口部がそれ自身の弾性力で漏斗状に広がり、器具挿
入用入り口を形成する。この留置した拡張部材62の器
具挿入用入り口を通じて必要に応じて軟性内視鏡30の
挿入部35を差し込むことができる。これによれば胆嚢
管26の切込み口33が閉じず、切込み口33を確保し
ておくことができると共に、軟性内視鏡30等の器具を
繰り返して挿入する上で都合がよい。
いは押出しロッド68をおさえ、ガイドシース61を引
くことにより相対的に押出しロッド68を押し込み、ガ
イドシース61の先端から拡張部材62を外す。これに
より図8(b)で示すように拡張部材62が単独の状態
になり、図9で示す胆嚢管26の切込み口33に差し込
まれた状態で留置させることができる。拡張部材62の
基端部63はガイドシース61から開放されるために後
端開口部がそれ自身の弾性力で漏斗状に広がり、器具挿
入用入り口を形成する。この留置した拡張部材62の器
具挿入用入り口を通じて必要に応じて軟性内視鏡30の
挿入部35を差し込むことができる。これによれば胆嚢
管26の切込み口33が閉じず、切込み口33を確保し
ておくことができると共に、軟性内視鏡30等の器具を
繰り返して挿入する上で都合がよい。
【0041】尚、ガイドシース61から拡張部材62を
外さずに押出しロッド68のみを取り外せば、前述した
第2の実施形態の場合と同様に使用できるものである。
図10は拡張部材62の変形例であり、先細りのテーパ
状に収縮する先端部64の先端部外周に表面処理部の一
種として係止用段部又は突起90を設けたものである。
このような係止用突起90を設ければ、留置部位に対す
る保持力を高めることができる。
外さずに押出しロッド68のみを取り外せば、前述した
第2の実施形態の場合と同様に使用できるものである。
図10は拡張部材62の変形例であり、先細りのテーパ
状に収縮する先端部64の先端部外周に表面処理部の一
種として係止用段部又は突起90を設けたものである。
このような係止用突起90を設ければ、留置部位に対す
る保持力を高めることができる。
【0042】前述した説明から以下の付記に列記する事
項の例が少なくとも考えられる。これらの組み合わせも
可能である。 <付記> 1.体腔内の器官に先端部を差し込み、その器官内に器
具を誘導するための挿入ガイド体を有し、この挿入ガイ
ド体の先端部近傍にその挿入ガイド体の先端部外周に向
き合う器官係止用可動片を設けて成り、挿入ガイド体の
先端部外周と器官係止用可動片との間で器官の組織部を
掴むようにしたことを特徴とする器具挿入補助具。 2.内視鏡等の器具が挿通可能な硬性又は軟性の挿入ガ
イド管体と、挿入ガイド管体の外周に被嵌され摺動自在
の可動管とを有して構成され、体腔内の器官内に挿入ガ
イド管体の先端部を差し込み、挿入ガイド管体内を通じ
て内視鏡等の器具を体腔内の器官内に誘導するための挿
入補助具において、挿入ガイド管体の先端部近傍に、そ
の先端部に向き合う器官係止用可動片を設け、可動管の
摺動に応じ、前記可動片が半径方向へ開閉するようにし
たことを特徴とする器具挿入補助具。
項の例が少なくとも考えられる。これらの組み合わせも
可能である。 <付記> 1.体腔内の器官に先端部を差し込み、その器官内に器
具を誘導するための挿入ガイド体を有し、この挿入ガイ
ド体の先端部近傍にその挿入ガイド体の先端部外周に向
き合う器官係止用可動片を設けて成り、挿入ガイド体の
先端部外周と器官係止用可動片との間で器官の組織部を
掴むようにしたことを特徴とする器具挿入補助具。 2.内視鏡等の器具が挿通可能な硬性又は軟性の挿入ガ
イド管体と、挿入ガイド管体の外周に被嵌され摺動自在
の可動管とを有して構成され、体腔内の器官内に挿入ガ
イド管体の先端部を差し込み、挿入ガイド管体内を通じ
て内視鏡等の器具を体腔内の器官内に誘導するための挿
入補助具において、挿入ガイド管体の先端部近傍に、そ
の先端部に向き合う器官係止用可動片を設け、可動管の
摺動に応じ、前記可動片が半径方向へ開閉するようにし
たことを特徴とする器具挿入補助具。
【0043】3.器官係止用可動片は器官に係止する爪
(鉤部)を設けたことを特徴とする器具挿入補助具。 4.体腔内の器官に差し込む挿入ガイド管体の先端部が
半径方向に拡張可能な先細り形状からなることを特徴と
する付記第1,2項に記載の器具挿入補助具。
(鉤部)を設けたことを特徴とする器具挿入補助具。 4.体腔内の器官に差し込む挿入ガイド管体の先端部が
半径方向に拡張可能な先細り形状からなることを特徴と
する付記第1,2項に記載の器具挿入補助具。
【0044】5.先細り形状の先端部はスリットを形成
して構成したことを特徴とする付記第4項に記載の器具
挿入補助具。 6.先細り形状の先端部はフリー状態で先細り形状を維
持することを特徴とする付記第4項に記載の器具挿入補
助具。 7.先細り形状の先端部はフリー状態で拡張され、他の
規制部材により先細り形状を維持し、その規制部材は規
制及び規制解除自在であることを特徴とする付記第4項
に記載の器具挿入補助具。 8.可動管の外周に固定用外管を設けたことを特徴とす
る付記第2項に記載の器具挿入補助具。
して構成したことを特徴とする付記第4項に記載の器具
挿入補助具。 6.先細り形状の先端部はフリー状態で先細り形状を維
持することを特徴とする付記第4項に記載の器具挿入補
助具。 7.先細り形状の先端部はフリー状態で拡張され、他の
規制部材により先細り形状を維持し、その規制部材は規
制及び規制解除自在であることを特徴とする付記第4項
に記載の器具挿入補助具。 8.可動管の外周に固定用外管を設けたことを特徴とす
る付記第2項に記載の器具挿入補助具。
【0045】9.可動片は挿入ガイド管体の先端部の外
周から離れる向きに弾性的に拡張する習性を有し、可動
管を前進させたときにその可動管で可動片を、先端部の
外周に近付ける向きに変形させ、先端部の外周面と可動
片でその間に入り込んだ器官の一部分を保持することを
特徴とする器具挿入補助具。
周から離れる向きに弾性的に拡張する習性を有し、可動
管を前進させたときにその可動管で可動片を、先端部の
外周に近付ける向きに変形させ、先端部の外周面と可動
片でその間に入り込んだ器官の一部分を保持することを
特徴とする器具挿入補助具。
【0046】10.内視鏡等の器具が挿通可能な軟性の
挿入ガイド管体で構成され、体腔内の器官内に挿入ガイ
ド管体の先端部を差し込み、挿入ガイド管体内を通じて
内視鏡を体腔内の器官内に誘導するための挿入補助具に
おいて、挿入ガイド管体に、その先端部より手元側に位
置して開口部を設け、先端部の向きを変える操作手段を
設けたことを特徴とする器具挿入補助具。 11.操作手段は挿入ガイド管体の手元側から操作可能
なワイヤにより先端部の向きを変えることを特徴とする
付記第10項に記載の器具挿入補助具。
挿入ガイド管体で構成され、体腔内の器官内に挿入ガイ
ド管体の先端部を差し込み、挿入ガイド管体内を通じて
内視鏡を体腔内の器官内に誘導するための挿入補助具に
おいて、挿入ガイド管体に、その先端部より手元側に位
置して開口部を設け、先端部の向きを変える操作手段を
設けたことを特徴とする器具挿入補助具。 11.操作手段は挿入ガイド管体の手元側から操作可能
なワイヤにより先端部の向きを変えることを特徴とする
付記第10項に記載の器具挿入補助具。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の器具挿入補
助具によれば、体腔内の器官に対して確実に固定してお
けることができ、体腔内の器官に内視鏡等の器具を導入
する際の抜け防止性に優れ、手技性を向上することがで
きる。
助具によれば、体腔内の器官に対して確実に固定してお
けることができ、体腔内の器官に内視鏡等の器具を導入
する際の抜け防止性に優れ、手技性を向上することがで
きる。
【図1】第1の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具の斜
視図。
視図。
【図2】第1の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具の縦
断面図。
断面図。
【図3】第1の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具を用
いて腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われる状況の説明図。
いて腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われる状況の説明図。
【図4】第1の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具の掴
持手段の作用説明図。
持手段の作用説明図。
【図5】第2の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具の側
面図。
面図。
【図6】第2の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具を用
いて腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われる状況の説明図。
いて腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われる状況の説明図。
【図7】第3の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具の縦
断面図。
断面図。
【図8】第3の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具にお
ける拡張部材の作用説明図。
ける拡張部材の作用説明図。
【図9】第3の実施形態に係る内視鏡用挿入補助具にお
ける拡張部材の留置状態における使用説明図。
ける拡張部材の留置状態における使用説明図。
【図10】前記拡張部材の変形例の斜視図。
1…内視鏡用挿入補助具、2…挿入部、3…内シース、
4…外シース、5…可動シース、11…スリット、12
…片、13…先端部、14…可動片、16…隙間、21
…腹腔、22…腹壁、23…トラカール、25…胆嚢、
26…胆嚢管、27…総胆管。
4…外シース、5…可動シース、11…スリット、12
…片、13…先端部、14…可動片、16…隙間、21
…腹腔、22…腹壁、23…トラカール、25…胆嚢、
26…胆嚢管、27…総胆管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽鳥 鶴夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 松本 和孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 永水 裕之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】体腔内の器官に先端部を差し込み、その器
官内に器具を誘導するための挿入ガイド体を有し、この
挿入ガイド体の先端部近傍にその挿入ガイド体の先端部
外周に向き合う器官係止用可動片を設けて成り、挿入ガ
イド体の先端部外周と器官係止用可動片との間で器官の
組織部を掴むようにしたことを特徴とする器具挿入補助
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006668A JPH10192226A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 器具挿入補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006668A JPH10192226A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 器具挿入補助具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10192226A true JPH10192226A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11644761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9006668A Withdrawn JPH10192226A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 器具挿入補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10192226A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008040018A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Olympus Corp | 工業内視鏡用処置具 |
| JP2011500158A (ja) * | 2007-10-09 | 2011-01-06 | ウィルソン−クック・メディカル・インコーポレーテッド | 体内開口アクセス用のオーバーチューブを有するシステム、装置、及び方法 |
| EP3095389A4 (en) * | 2014-01-15 | 2017-10-18 | Keio University | Surgical tool insertion aid |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP9006668A patent/JPH10192226A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008040018A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Olympus Corp | 工業内視鏡用処置具 |
| JP2011500158A (ja) * | 2007-10-09 | 2011-01-06 | ウィルソン−クック・メディカル・インコーポレーテッド | 体内開口アクセス用のオーバーチューブを有するシステム、装置、及び方法 |
| EP3095389A4 (en) * | 2014-01-15 | 2017-10-18 | Keio University | Surgical tool insertion aid |
| TWI641354B (zh) * | 2014-01-15 | 2018-11-21 | 學校法人慶應義塾 | Disposal aid |
| US10271874B2 (en) | 2014-01-15 | 2019-04-30 | Keio University | Surgical tool insertion aid |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |