JPH10192252A - Mrイメージング装置 - Google Patents
Mrイメージング装置Info
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- JPH10192252A JPH10192252A JP8358707A JP35870796A JPH10192252A JP H10192252 A JPH10192252 A JP H10192252A JP 8358707 A JP8358707 A JP 8358707A JP 35870796 A JP35870796 A JP 35870796A JP H10192252 A JPH10192252 A JP H10192252A
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- JP
- Japan
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- pulse
- magnetic field
- imaging
- signal
- imaging sequence
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象部位に造影剤が最も充満したタイミング
をとらえて3D−造影MRアンギオグラフィ撮像を行
う。 【解決手段】 被検者61に造影剤が注入されるときコ
ンピュータ51が最初2D撮像シーケンスがくり返され
るよう制御し、そこで順次得られる2D像のROIでの
信号強度を抽出回路58が求め、その信号強度の時間的
変化からピーク検出回路59がそのピークをとらえてト
リガ信号をコンピュータ51に与え、コンピュータ51
はこのトリガ信号入力に応じて3D撮像シーケンスに切
り換える。
をとらえて3D−造影MRアンギオグラフィ撮像を行
う。 【解決手段】 被検者61に造影剤が注入されるときコ
ンピュータ51が最初2D撮像シーケンスがくり返され
るよう制御し、そこで順次得られる2D像のROIでの
信号強度を抽出回路58が求め、その信号強度の時間的
変化からピーク検出回路59がそのピークをとらえてト
リガ信号をコンピュータ51に与え、コンピュータ51
はこのトリガ信号入力に応じて3D撮像シーケンスに切
り換える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MR現象(核磁
気共鳴現象)を利用して画像をつくるMRイメージング
装置に関し、とくに造影剤を用いて血流等からの信号を
強調して3D撮像するのに好適なMRイメージング装置
に関する。
気共鳴現象)を利用して画像をつくるMRイメージング
装置に関し、とくに造影剤を用いて血流等からの信号を
強調して3D撮像するのに好適なMRイメージング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、Gd−DTPA等の造影剤を静注
し、適切な遅延時間を置いた後にshort TRの3
Dグラジェントエコーシーケンスにより、動脈や静脈の
血管像を得る3D−造影MRアンギオグラフィ撮像法が
報告されている( Prince MR,Yucel EK, Kaufman JA, H
arrison D. Dynamic gadolinium-enhanced three-dimen
sional abdominal MR arteriography. JMRI 1993; 3:87
7-881 )。この方法は、造影剤のT1短縮効果により血
管を高信号部分とし、他の組織とのコントラストをつけ
るようにしたものである。
し、適切な遅延時間を置いた後にshort TRの3
Dグラジェントエコーシーケンスにより、動脈や静脈の
血管像を得る3D−造影MRアンギオグラフィ撮像法が
報告されている( Prince MR,Yucel EK, Kaufman JA, H
arrison D. Dynamic gadolinium-enhanced three-dimen
sional abdominal MR arteriography. JMRI 1993; 3:87
7-881 )。この方法は、造影剤のT1短縮効果により血
管を高信号部分とし、他の組織とのコントラストをつけ
るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
3D−造影MRアンギオグラフィ撮像法では、検査対象
とする血管に造影剤が充満するまでに要する時間が分か
らず、また個人差も大きいことから、撮像タイミングを
適切なものとすることが難しいという問題がある。その
ため、撮像タイミングが往々にして不適切なものになり
がちであり、対象血管を十分に描写した画像が得られな
いことが多い。
3D−造影MRアンギオグラフィ撮像法では、検査対象
とする血管に造影剤が充満するまでに要する時間が分か
らず、また個人差も大きいことから、撮像タイミングを
適切なものとすることが難しいという問題がある。その
ため、撮像タイミングが往々にして不適切なものになり
がちであり、対象血管を十分に描写した画像が得られな
いことが多い。
【0004】これに対して、適切と思われるタイミング
の前後の広い時間帯で連続的に撮像してすべてのタイミ
ングをカバーすることも考えられなくはないが、無駄な
撮像が必ず含まれることになり、また得られたデータを
全て処理しないとどのタイミングでの撮像がベストであ
ったかが分からないなど、手間もかかる。
の前後の広い時間帯で連続的に撮像してすべてのタイミ
ングをカバーすることも考えられなくはないが、無駄な
撮像が必ず含まれることになり、また得られたデータを
全て処理しないとどのタイミングでの撮像がベストであ
ったかが分からないなど、手間もかかる。
【0005】この発明は、上記に鑑み、適切なタイミン
グで3D−造影MRアンギオグラフィ撮像を行うことが
容易な、MRイメージング装置を提供することを目的と
する。
グで3D−造影MRアンギオグラフィ撮像を行うことが
容易な、MRイメージング装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
静磁場を発生する手段と、該静磁場に重畳するよう互い
に直角な第1、第2、第3の方向の傾斜磁場を発生する
手段と、RF送信手段と、RF受信手段と、これらを制
御して、RF励起パルス、第1方向のスライス選択用傾
斜磁場パルス、第2方向の位相エンコード用傾斜磁場パ
ルス、第3方向の読み出し用傾斜磁場パルスを含む2D
撮像シーケンスを順次くり返すとともに、入力されたタ
イミングに応じてこの2D撮像シーケンスから、RF励
起パルス、第1方向のスライス選択用傾斜磁場パルス、
第1方向の位相エンコード用傾斜磁場パルス、第2方向
の位相エンコード用傾斜磁場パルス、第3方向の読み出
し用傾斜磁場パルスを含む3D撮像シーケンスに移行さ
せる制御手段と、上記の順次行われる2D撮像シーケン
スで得られる2D像より信号強度を求める手段とが備え
られることが特徴となっている。
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
静磁場を発生する手段と、該静磁場に重畳するよう互い
に直角な第1、第2、第3の方向の傾斜磁場を発生する
手段と、RF送信手段と、RF受信手段と、これらを制
御して、RF励起パルス、第1方向のスライス選択用傾
斜磁場パルス、第2方向の位相エンコード用傾斜磁場パ
ルス、第3方向の読み出し用傾斜磁場パルスを含む2D
撮像シーケンスを順次くり返すとともに、入力されたタ
イミングに応じてこの2D撮像シーケンスから、RF励
起パルス、第1方向のスライス選択用傾斜磁場パルス、
第1方向の位相エンコード用傾斜磁場パルス、第2方向
の位相エンコード用傾斜磁場パルス、第3方向の読み出
し用傾斜磁場パルスを含む3D撮像シーケンスに移行さ
せる制御手段と、上記の順次行われる2D撮像シーケン
スで得られる2D像より信号強度を求める手段とが備え
られることが特徴となっている。
【0007】3D撮像シーケンスに先行して2D撮像シ
ーケンスが順次くり返され、2D像が次々に得られる。
そこで、被検者に造影剤を注入したときに、この2D像
に造影剤が写ってくるため、この2D像から信号強度を
求めると、造影剤の充満度が分かる。信号強度の時間的
変動をオペレータが観察するか、コンピュータ等で自動
的に判定することにより、信号強度のピークを求めるこ
とは容易である。このピーク時点でタイミングを手動ま
たは自動で与えれば、造影剤が最も充満した時点を逃さ
ずに3D撮像シーケンスを行うことができる。そのた
め、造影剤の注入から対象部位に到達するまでの時間の
個人差などにかかわりなく、適切なタイミングで3D−
造影MRアンギオグラフィ撮像を行って良好な画像を得
ることができる。
ーケンスが順次くり返され、2D像が次々に得られる。
そこで、被検者に造影剤を注入したときに、この2D像
に造影剤が写ってくるため、この2D像から信号強度を
求めると、造影剤の充満度が分かる。信号強度の時間的
変動をオペレータが観察するか、コンピュータ等で自動
的に判定することにより、信号強度のピークを求めるこ
とは容易である。このピーク時点でタイミングを手動ま
たは自動で与えれば、造影剤が最も充満した時点を逃さ
ずに3D撮像シーケンスを行うことができる。そのた
め、造影剤の注入から対象部位に到達するまでの時間の
個人差などにかかわりなく、適切なタイミングで3D−
造影MRアンギオグラフィ撮像を行って良好な画像を得
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。この発明に
かかるMRイメージング装置は図1に示すように構成さ
れる。この図1において、マグネットアセンブリ11に
は、静磁場を発生するための主マグネットと、この静磁
場に重畳する傾斜磁場Gx,Gy,Gzを発生する傾斜
磁場コイルが含まれる。この静磁場及び傾斜磁場が加え
られる空間には、検査台62に載せられた被検者61が
挿入される。この被検者61には、RFパルスを被検者
61に照射するとともにこの被検者61で発生したNM
R信号を受信するためのRFコイル12が取り付けられ
ている。被検者61には図示しないが、所定のタイミン
グでGd−DTPA等の造影剤が静注されるようになっ
ている。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。この発明に
かかるMRイメージング装置は図1に示すように構成さ
れる。この図1において、マグネットアセンブリ11に
は、静磁場を発生するための主マグネットと、この静磁
場に重畳する傾斜磁場Gx,Gy,Gzを発生する傾斜
磁場コイルが含まれる。この静磁場及び傾斜磁場が加え
られる空間には、検査台62に載せられた被検者61が
挿入される。この被検者61には、RFパルスを被検者
61に照射するとともにこの被検者61で発生したNM
R信号を受信するためのRFコイル12が取り付けられ
ている。被検者61には図示しないが、所定のタイミン
グでGd−DTPA等の造影剤が静注されるようになっ
ている。
【0009】マグネットアセンブリ11の傾斜磁場コイ
ルに傾斜磁場用電流を供給する回路として、磁場制御回
路21が設けられる。この磁場制御回路21には波形発
生回路53からの波形信号が送られる。この波形発生回
路53には、傾斜磁場Gx、Gy、Gzの各パルス波形
に関する情報が、あらかじめコンピュータ51からセッ
トされている。シーケンスコントローラ52から指示さ
れたタイミングで波形発生回路53から傾斜磁場Gx、
Gy、Gzの各々についての波形信号が生じ、これが磁
場制御回路21に送られることにより、所定の波形のパ
ルスとされた傾斜磁場Gx、Gy、Gzがそれぞれ発生
することになる。
ルに傾斜磁場用電流を供給する回路として、磁場制御回
路21が設けられる。この磁場制御回路21には波形発
生回路53からの波形信号が送られる。この波形発生回
路53には、傾斜磁場Gx、Gy、Gzの各パルス波形
に関する情報が、あらかじめコンピュータ51からセッ
トされている。シーケンスコントローラ52から指示さ
れたタイミングで波形発生回路53から傾斜磁場Gx、
Gy、Gzの各々についての波形信号が生じ、これが磁
場制御回路21に送られることにより、所定の波形のパ
ルスとされた傾斜磁場Gx、Gy、Gzがそれぞれ発生
することになる。
【0010】RF発振回路31により発生させられたR
F信号は振幅変調回路32に送られ、これがキャリア信
号となり、波形発生回路53から送られてくるRF波形
信号に応じて振幅変調される。この振幅変調後のRF信
号は、RF電力増幅器33を経て増幅された後、RFコ
イル12に加えられる。このRF発振回路31の発振周
波数はコンピュータ51によって制御され、被検者61
の身体組織の共鳴周波数に一致させられる。上記の変調
信号の波形に関する情報はコンピュータ51から波形発
生回路53にあらかじめ与えられる。波形発生回路53
やRF発振回路31のタイミングはシーケンスコントロ
ーラ52により定められる。
F信号は振幅変調回路32に送られ、これがキャリア信
号となり、波形発生回路53から送られてくるRF波形
信号に応じて振幅変調される。この振幅変調後のRF信
号は、RF電力増幅器33を経て増幅された後、RFコ
イル12に加えられる。このRF発振回路31の発振周
波数はコンピュータ51によって制御され、被検者61
の身体組織の共鳴周波数に一致させられる。上記の変調
信号の波形に関する情報はコンピュータ51から波形発
生回路53にあらかじめ与えられる。波形発生回路53
やRF発振回路31のタイミングはシーケンスコントロ
ーラ52により定められる。
【0011】RFコイル12によって受信されたNMR
信号は前置増幅器41を経て位相検波回路42に送られ
て位相検波される。この位相検波のためのリファレンス
信号として上記のRF発振回路31からのRF信号が送
られている。位相検波によって得られた信号は、シーケ
ンスコントローラ52によって制御されたA/D変換器
43により所定のサンプリングタイミングでサンプルさ
れ、デジタルデータに変換される。A/D変換器43か
ら得られたデータはコンピュータ51に取り込まれ、こ
のコンピュータ51において2次元あるいは3次元のフ
ーリエ変換が行われて、各ピクセルの画像データが再現
される。
信号は前置増幅器41を経て位相検波回路42に送られ
て位相検波される。この位相検波のためのリファレンス
信号として上記のRF発振回路31からのRF信号が送
られている。位相検波によって得られた信号は、シーケ
ンスコントローラ52によって制御されたA/D変換器
43により所定のサンプリングタイミングでサンプルさ
れ、デジタルデータに変換される。A/D変換器43か
ら得られたデータはコンピュータ51に取り込まれ、こ
のコンピュータ51において2次元あるいは3次元のフ
ーリエ変換が行われて、各ピクセルの画像データが再現
される。
【0012】このコンピュータ51にはディスプレイ装
置54、キーボード55、マウス56および記録装置5
7が接続されている。ディスプレイ装置54により、再
構成されたMR画像などが表示される。キーボード5
5、マウス56などによって撮像シーケンスや撮像パラ
メータあるいは関心領域(ROI)等の入力・設定が行
なわれる。記録装置57は光磁気ディスク装置などから
なり、得られた画像等のデータを記録する。
置54、キーボード55、マウス56および記録装置5
7が接続されている。ディスプレイ装置54により、再
構成されたMR画像などが表示される。キーボード5
5、マウス56などによって撮像シーケンスや撮像パラ
メータあるいは関心領域(ROI)等の入力・設定が行
なわれる。記録装置57は光磁気ディスク装置などから
なり、得られた画像等のデータを記録する。
【0013】コンピュータ51には、さらにROI信号
強度抽出回路58が接続され、設定したROIでの信号
強度が検出される。ピーク検出回路59は、ROI信号
強度抽出回路58でとらえた信号強度がピークになった
ことを検出してそのタイミングで信号をコンピュータ5
1に送る。コンピュータ51はこの信号を受けて、2D
撮像から3D撮像へと切り換える。
強度抽出回路58が接続され、設定したROIでの信号
強度が検出される。ピーク検出回路59は、ROI信号
強度抽出回路58でとらえた信号強度がピークになった
ことを検出してそのタイミングで信号をコンピュータ5
1に送る。コンピュータ51はこの信号を受けて、2D
撮像から3D撮像へと切り換える。
【0014】さらに図2を参照して詳しく説明する。こ
の例では、図2に示すようなグラジェントエコー法のパ
ルスシーケンスを行う。最初は、図2の(a)に示すよ
うにY方向の位相エンコードのみを行う2D撮像のシー
ケンスを行い、上記のタイミングで、図2の(b)に示
すようなZ方向の位相エンコードを加えた3D撮像のシ
ーケンスに切り換える。
の例では、図2に示すようなグラジェントエコー法のパ
ルスシーケンスを行う。最初は、図2の(a)に示すよ
うにY方向の位相エンコードのみを行う2D撮像のシー
ケンスを行い、上記のタイミングで、図2の(b)に示
すようなZ方向の位相エンコードを加えた3D撮像のシ
ーケンスに切り換える。
【0015】図2の(b)で示す3D撮像シーケンスで
は、RFパルス71の印加時に同時にスライス選択用の
傾斜磁場パルス(ここではGzパルス)72を加えて、
Z方向の1箇所(ある範囲)を選択励起する。その後Z
方向の位相エンコード用傾斜磁場パルス(Gyパルス)
73およびY方向の位相エンコード用傾斜磁場パルス
(Gyパルス)74を加えるとともに、反転する読み出
し(および周波数エンコード)用傾斜磁場パルス(Gx
パルス)75を加え、共鳴信号76を発生させる。2D
撮像シーケンスでは図2の(a)に示すように、Z方向
の位相エンコード用傾斜磁場パルス(Gyパルス)73
が省かれており、その他は同じである。
は、RFパルス71の印加時に同時にスライス選択用の
傾斜磁場パルス(ここではGzパルス)72を加えて、
Z方向の1箇所(ある範囲)を選択励起する。その後Z
方向の位相エンコード用傾斜磁場パルス(Gyパルス)
73およびY方向の位相エンコード用傾斜磁場パルス
(Gyパルス)74を加えるとともに、反転する読み出
し(および周波数エンコード)用傾斜磁場パルス(Gx
パルス)75を加え、共鳴信号76を発生させる。2D
撮像シーケンスでは図2の(a)に示すように、Z方向
の位相エンコード用傾斜磁場パルス(Gyパルス)73
が省かれており、その他は同じである。
【0016】3D撮像では、図3に示すように、対象と
なる血管81が含まれるようなZ方向の厚さのスラブ領
域が直方体状の励起領域82とされ、2D撮像では血管
81を含むような薄いスライス厚の領域83が励起され
る。このような領域82、83は、励起RFパルス71
の周波数帯域とGzパルス72の大きさによって設定さ
れる。
なる血管81が含まれるようなZ方向の厚さのスラブ領
域が直方体状の励起領域82とされ、2D撮像では血管
81を含むような薄いスライス厚の領域83が励起され
る。このような領域82、83は、励起RFパルス71
の周波数帯域とGzパルス72の大きさによって設定さ
れる。
【0017】先に行われる2D撮像では領域83の2D
像(領域83をZ方向から見た像)が得られ、これは図
4のようなものとなって血管像84が映し出されるはず
である。そこで、図5に示すように、造影剤の注入前か
ら上記の領域83を同一スライスとする2D撮像を開始
し、図5の(a)で示すようにk空間(kx−kyの2
次元空間)を埋めるデータを次々に収集し、それぞれか
ら再構成画像を図5の(b)に示すように次々に得る。
2D撮像シーケンスでは、たとえばGyを変化させなが
らTR(繰り返し時間)を256回くり返して256×
256のピクセルの1枚の画像を再構成するのに必要な
データを収集する。その後このデータから256×25
6のピクセルの1枚の画像を再構成する。この間、約1
秒程度で終了するようにTRを短いものとする。TRを
短いものとしたのは、血管部分を信号強調するためでも
ある。Gd−DTPA等の造影剤によるとT1短縮効果
があり、そのためTRを短くすると他の組織の信号が減
衰するのに対し、造影剤部分では高信号となるからであ
る。
像(領域83をZ方向から見た像)が得られ、これは図
4のようなものとなって血管像84が映し出されるはず
である。そこで、図5に示すように、造影剤の注入前か
ら上記の領域83を同一スライスとする2D撮像を開始
し、図5の(a)で示すようにk空間(kx−kyの2
次元空間)を埋めるデータを次々に収集し、それぞれか
ら再構成画像を図5の(b)に示すように次々に得る。
2D撮像シーケンスでは、たとえばGyを変化させなが
らTR(繰り返し時間)を256回くり返して256×
256のピクセルの1枚の画像を再構成するのに必要な
データを収集する。その後このデータから256×25
6のピクセルの1枚の画像を再構成する。この間、約1
秒程度で終了するようにTRを短いものとする。TRを
短いものとしたのは、血管部分を信号強調するためでも
ある。Gd−DTPA等の造影剤によるとT1短縮効果
があり、そのためTRを短くすると他の組織の信号が減
衰するのに対し、造影剤部分では高信号となるからであ
る。
【0018】図4のような最初の再構成画像をディスプ
レイ装置54に表示し、マウス56等の操作によって血
管像84が含まれるような適宜なROI85を設定す
る。するとつぎの再構成画像からこのROI85におけ
る信号強度がROI信号強度抽出回路58によって求め
られる。この信号強度は、上記のように画像マトリクス
を256×256としてROI85を30×30ピクセ
ル程度の大きさに設定したとき、現在のハードウェアお
よびソフトウェアでは0.5秒以内で求めることができ
る。
レイ装置54に表示し、マウス56等の操作によって血
管像84が含まれるような適宜なROI85を設定す
る。するとつぎの再構成画像からこのROI85におけ
る信号強度がROI信号強度抽出回路58によって求め
られる。この信号強度は、上記のように画像マトリクス
を256×256としてROI85を30×30ピクセ
ル程度の大きさに設定したとき、現在のハードウェアお
よびソフトウェアでは0.5秒以内で求めることができ
る。
【0019】この信号強度は画像が再構成されるごとに
次々に求められるので、造影剤が注入され、対象血管8
1のROI85に到達し始めたときから図5の(c)に
示すように徐々に大きなものとなっていく。ピーク検出
回路59は、この信号強度がピークに到達したこと、あ
るいはピークになりそうな時点(ピークの直前)をとら
えて、信号を発生する。
次々に求められるので、造影剤が注入され、対象血管8
1のROI85に到達し始めたときから図5の(c)に
示すように徐々に大きなものとなっていく。ピーク検出
回路59は、この信号強度がピークに到達したこと、あ
るいはピークになりそうな時点(ピークの直前)をとら
えて、信号を発生する。
【0020】このピーク検出回路59から発生する信号
はコンピュータ51に取り込まれて、3D撮像シーケン
スの開始トリガ信号とされる。こうして図2の(b)で
示すような3D撮像シーケンスに入っていくが、Gzパ
ルス73の大きさが0からスタートし、次第に大きくさ
れていき、低周波側のデータから高周波側のデータへと
データ収集が行われるよう、Z方向の位相エンコード順
序を定める。さらに、Gzパルス73は1極性にのみ変
化するようにして、図5の(d)に示すようにk空間の
kz方向の半分のデータのみを収集し、これからハーフ
フーリエ再構成法によって3D画像を再構成する。
はコンピュータ51に取り込まれて、3D撮像シーケン
スの開始トリガ信号とされる。こうして図2の(b)で
示すような3D撮像シーケンスに入っていくが、Gzパ
ルス73の大きさが0からスタートし、次第に大きくさ
れていき、低周波側のデータから高周波側のデータへと
データ収集が行われるよう、Z方向の位相エンコード順
序を定める。さらに、Gzパルス73は1極性にのみ変
化するようにして、図5の(d)に示すようにk空間の
kz方向の半分のデータのみを収集し、これからハーフ
フーリエ再構成法によって3D画像を再構成する。
【0021】このように、ROI85に実際に造影剤が
最も充満した時点から約1.5秒程度の遅れで3D撮像
シーケンスに移ることができ、最適タイミングとするこ
とができる。しかも、3D撮像シーケンスでは低周波成
分からデータ収集され、対象血管81のROI85での
信号強度が最大になったときに3D再構成画像において
画質を決める低周波成分のデータが得られるため、血管
像84良好な3D像を得ることができることになる。ハ
ーフフーリエ再構成法を採用していることから、3D像
再構成のために必要な全データの収集時間が短くて済
み、造影剤が対象血管81から流れ出てしまう前に終了
させることができる。
最も充満した時点から約1.5秒程度の遅れで3D撮像
シーケンスに移ることができ、最適タイミングとするこ
とができる。しかも、3D撮像シーケンスでは低周波成
分からデータ収集され、対象血管81のROI85での
信号強度が最大になったときに3D再構成画像において
画質を決める低周波成分のデータが得られるため、血管
像84良好な3D像を得ることができることになる。ハ
ーフフーリエ再構成法を採用していることから、3D像
再構成のために必要な全データの収集時間が短くて済
み、造影剤が対象血管81から流れ出てしまう前に終了
させることができる。
【0022】なお、上記の2D撮像のスライス厚(2D
励起領域83のZ方向厚さ)は、できる限り、3D撮像
のスラブ厚(3D励起領域82のZ方向厚さ)に等しい
方が望ましい。これは、3D撮像シーケンスの開始時に
おける磁化の安定性を高めるためである。そのため、具
体的には、最初から3D撮像シーケンスのパラメータを
セットアップしておき、それに先立って行う2D撮像シ
ーケンスでは、単にZ方向位相エンコード用のGzパル
ス73を0とすればよいことになる。これにより、3D
撮像シーケンスへの切り換えトリガ信号の入力からほぼ
リアルタイムで(1回のTR時間の後に)3D撮像シー
ケンスへと移行させることが可能となる。
励起領域83のZ方向厚さ)は、できる限り、3D撮像
のスラブ厚(3D励起領域82のZ方向厚さ)に等しい
方が望ましい。これは、3D撮像シーケンスの開始時に
おける磁化の安定性を高めるためである。そのため、具
体的には、最初から3D撮像シーケンスのパラメータを
セットアップしておき、それに先立って行う2D撮像シ
ーケンスでは、単にZ方向位相エンコード用のGzパル
ス73を0とすればよいことになる。これにより、3D
撮像シーケンスへの切り換えトリガ信号の入力からほぼ
リアルタイムで(1回のTR時間の後に)3D撮像シー
ケンスへと移行させることが可能となる。
【0023】また、信号強度の時間的変化をとらえるに
ついては、ROI85を設定するのではなく、造影剤の
注入前にリファレンス像を2D撮像シーケンスによって
得ておいて、これと造影剤注入時に順次得られる2D像
との差分画像を得て、その信号強度を求めるようにして
もよい。このような信号強度抽出およびピーク検出は、
上記では、専用のハードウェアで行っているが、コンピ
ュータ51による処理(ソフトウェア的な)により自動
的に行うことももちろん可能である。
ついては、ROI85を設定するのではなく、造影剤の
注入前にリファレンス像を2D撮像シーケンスによって
得ておいて、これと造影剤注入時に順次得られる2D像
との差分画像を得て、その信号強度を求めるようにして
もよい。このような信号強度抽出およびピーク検出は、
上記では、専用のハードウェアで行っているが、コンピ
ュータ51による処理(ソフトウェア的な)により自動
的に行うことももちろん可能である。
【0024】さらに、このように信号強度のピークを自
動判別するのではなく、信号強度がプロットされている
図5の(c)で示すようなグラフをディスプレイ装置5
4で表示し、これをオペレータが観察してピークの(あ
るいはピークになりそうな)時点を判断し、トリガ信号
の入力操作を行うようにしてもよい。
動判別するのではなく、信号強度がプロットされている
図5の(c)で示すようなグラフをディスプレイ装置5
4で表示し、これをオペレータが観察してピークの(あ
るいはピークになりそうな)時点を判断し、トリガ信号
の入力操作を行うようにしてもよい。
【0025】その他、具体的な構成などは、この発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々に変更できることはいうま
でもないことであろう。
趣旨を逸脱しない範囲で種々に変更できることはいうま
でもないことであろう。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のMRイ
メージング装置によれば、対象部位に造影剤が最も充満
したタイミングをとらえることが容易であり、そのタイ
ミングで3D−造影MRアンギオグラフィ撮像を行うこ
とができるので、対象部位が最も強い信号となった時点
でデータ収集されることになり、造影剤が到達するまで
の時間に個人差があることなどに影響されず、良好な画
像が得られる。
メージング装置によれば、対象部位に造影剤が最も充満
したタイミングをとらえることが容易であり、そのタイ
ミングで3D−造影MRアンギオグラフィ撮像を行うこ
とができるので、対象部位が最も強い信号となった時点
でデータ収集されることになり、造影剤が到達するまで
の時間に個人差があることなどに影響されず、良好な画
像が得られる。
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施形態で用いるパルスシーケンスを示すタ
イムチャート。
イムチャート。
【図3】対象とする血管と励起領域との位置的な関係を
示す図。
示す図。
【図4】2D像を示す図。
【図5】順次得られる収集データ、順次得られる再構成
画像、および信号強度の時間的変化の間の関係を説明す
る図。
画像、および信号強度の時間的変化の間の関係を説明す
る図。
11 マグネットアセンブリ 12 RFコイル 21 磁場制御回路 31 RF発振回路 32 振幅変調回路 33 RF電力増幅器 41 前置増幅器 42 位相検波回路 43 A/D変換器 51 コンピュータ 52 シーケンスコントローラ 53 波形発生回路 54 ディスプレイ装置 55 キーボード 56 マウス 57 記録装置 58 ROI信号強度抽出回路 59 ピーク検出回路 61 被検者 62 検査台 71 RF励起パルス 72 スライス選択用傾斜磁場パルス 73 Z方向位相エンコード用傾斜磁
場パルス 74 Y方向位相エンコード用傾斜磁
場パルス 75 読み出し用傾斜磁場パルス 76 共鳴信号 81 対象血管 82 3D励起領域 83 2D励起領域 84 血管像 85 ROI(関心領域)
場パルス 74 Y方向位相エンコード用傾斜磁
場パルス 75 読み出し用傾斜磁場パルス 76 共鳴信号 81 対象血管 82 3D励起領域 83 2D励起領域 84 血管像 85 ROI(関心領域)
Claims (1)
- 【請求項1】 静磁場を発生する手段と、該静磁場に重
畳するよう互いに直角な第1、第2、第3の方向の傾斜
磁場を発生する手段と、RF送信手段と、RF受信手段
と、これらを制御して、RF励起パルス、第1方向のス
ライス選択用傾斜磁場パルス、第2方向の位相エンコー
ド用傾斜磁場パルス、第3方向の読み出し用傾斜磁場パ
ルスを含む2D撮像シーケンスを順次くり返すととも
に、入力されたタイミングに応じてこの2D撮像シーケ
ンスから、RF励起パルス、第1方向のスライス選択用
傾斜磁場パルス、第1方向の位相エンコード用傾斜磁場
パルス、第2方向の位相エンコード用傾斜磁場パルス、
第3方向の読み出し用傾斜磁場パルスを含む3D撮像シ
ーケンスに移行させる制御手段と、上記の順次行われる
2D撮像シーケンスで得られる2D像より信号強度を求
める手段とを備えることを特徴とするMRイメージング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8358707A JPH10192252A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | Mrイメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8358707A JPH10192252A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | Mrイメージング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10192252A true JPH10192252A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18460705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8358707A Pending JPH10192252A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | Mrイメージング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10192252A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000308627A (ja) * | 1999-04-15 | 2000-11-07 | General Electric Co <Ge> | 末梢脈管構造の最適なイメージングのための方法及び装置 |
| WO2002057803A3 (en) * | 2000-11-22 | 2003-06-12 | Koninkl Philips Electronics Nv | Contrast-enhanced mra including an effective zero-latency method of bolus detection |
| JP2007167283A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
| JP2009254629A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
| JP2009273929A (ja) * | 2009-08-26 | 2009-11-26 | Toshiba Medical System Co Ltd | Mri装置 |
| JP2011143282A (ja) * | 2011-04-26 | 2011-07-28 | Toshiba Medical System Co Ltd | Mri装置 |
| JP2012157458A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置 |
| JP2012196537A (ja) * | 2006-09-06 | 2012-10-18 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
| US20220005240A1 (en) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | Canon Medical Systems Corporation | Image generating apparatus, image generating method and storage medium |
-
1996
- 1996-12-30 JP JP8358707A patent/JPH10192252A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9629569B2 (en) | 2008-04-17 | 2017-04-25 | Toshiba Medical Systems Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus and image generation method for guidance and positioning |
| JP2009273929A (ja) * | 2009-08-26 | 2009-11-26 | Toshiba Medical System Co Ltd | Mri装置 |
| JP2012157458A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置 |
| JP2011143282A (ja) * | 2011-04-26 | 2011-07-28 | Toshiba Medical System Co Ltd | Mri装置 |
| US20220005240A1 (en) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | Canon Medical Systems Corporation | Image generating apparatus, image generating method and storage medium |
| US12112407B2 (en) * | 2020-07-03 | 2024-10-08 | Canon Medical Systems Corporation | Image generating apparatus, image generating method and storage medium |
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