JPH10192734A - 電気集じん装置の冷却方法および電気集じん装置 - Google Patents

電気集じん装置の冷却方法および電気集じん装置

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JPH10192734A
JPH10192734A JP35918796A JP35918796A JPH10192734A JP H10192734 A JPH10192734 A JP H10192734A JP 35918796 A JP35918796 A JP 35918796A JP 35918796 A JP35918796 A JP 35918796A JP H10192734 A JPH10192734 A JP H10192734A
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JP
Japan
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dust
spray nozzle
charging unit
containing air
water
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JP35918796A
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English (en)
Inventor
Mikihiko Ono
幹彦 大野
Setsuya Morino
節也 森野
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温含じん空気流通状態において、電極部の
熱変形を防止でき下流側の送風機の過熱損傷も防止でき
る電気集じん装置の冷却方法およびこの方法の実施に好
適な電気集じん装置を提供する。 【解決手段】 含じん空気流通路1に設置されケーシン
グ5内に荷電部7と集じん部8を収容した電気集じん装
置2において、火災に伴う高温含じん空気発生時に、ケ
ーシング5の入口側および出口側を開放して前記高温含
じん空気を電気集じん装置2内に流通させるとともに、
荷電部7と集じん部8の上方の上部水スプレーノズル3
4および荷電部7の入口側の側部水スプレーノズル32
から荷電部7と集じん部8の電極および該電極間の空気
通路に向って水を吹付けて、この水により電極および前
記高温含じん空気を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は含じん空気中のダ
ストを除去する電気集じん装置の火災発生時等における
冷却方法およびこの方法を実施するための電気集じん装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車道路用トンネル内の含じん
空気を浄化する方法としては、該含じん空気をトンネル
の側方などに迂回路として設けた流通路に送入し、該流
通路内に集じん装置を設置して集じんし、除じん後の空
気をトンネル内に還流する浄化方式が、広く採用されて
いる。そして除じん対象が、微細粒子が浮遊した大風量
の空気であるため、上記集じん装置としては電気集じん
装置が多く用いられている。
【0003】そしてこの電気集じん装置の設置にあたっ
ては、トンネル火災発生時に高温含じん空気が電気集じ
ん装置内を流通して電極板の熱変形などの損傷が生じる
のを防止するために、図4に示すように、含じん空気流
通路1内に設置した電気集じん装置61の上流側に流入
口62を、下流側に流出口63をそなえたバイパス流通
路64を含じん空気流通路1に平行に設け、流入口62
および流出口63にバイパスダンパ65および66を設
けたトンネル構造としている。3は含じん空気流通用の
送風機である。
【0004】そしてトンネル火災発生時には、電気集じ
ん装置61の荷電部67と集じん部68を収容したケー
シング69の入口部の入口ダンパ71と出口側の出口ダ
ンパ72を図示のように閉じて高温含じん空気の電気集
じん装置61内への流通を阻止するとともに、バイパス
ダンパ65および66を開いて高温含じん空気をバイパ
ス流通路64内に流通させ流出口63から含じん空気流
通路1に還流することにより、電気集じん装置61の高
温に対する保護をおこなっている。
【0005】ところが上記のバイパス流通路64形成の
ためには、掘削工事や仕上工事等、工事費がかさみ、バ
イパスダンパの設備費もかさむうえ、下流側の送風機3
が高温含じん空気により過熱損傷するという問題点があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を解決するもので、高温含じん空気流通状態にお
いて、電極板部の熱変形を防止でき、さらに下流側の送
風機の過熱損傷も防止できる電気集じん装置の冷却方法
およびこの方法の実施に好適な電気集じん装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の電気集じん装
置の冷却方法は、含じん空気流通路に設置されケーシン
グ内に荷電部と集じん部を収容した電気集じん装置にお
いて、火災に伴う高温含じん空気発生時に、前記ケーシ
ングの入口側および出口側を開放して前記高温含じん空
気を前記電気集じん装置内に流通させるとともに、前記
荷電部と集じん部の上方および前記荷電部の入口側から
前記荷電部と集じん部の電極および該電極間の空気通路
に向って水を吹付けて、この水により前記電極および前
記高温含じん空気を冷却することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の電気集じん装置は、荷電部
と集じん部とを収容したケーシングの入口部に入口ダン
パを設け、前記ケーシングの出口部に出口ダンパを設
け、前記荷電部と集じん部の上方に下向きに開口する噴
出口を有する上部水スプレーノズルを設け、前記荷電部
の入口側に該荷電部に向って開口する噴出口を有する側
部水スプレーノズルを設け、前記ケーシングの下部に前
記各スプレーノズルからの噴出水を排水する排水部を設
けるとともに、高温含じん空気流入時に前記入口ダンパ
および出口ダンパの開閉駆動部にダンパ開放指令を与
え、前記上部水スプレーノズルおよび側部水スプレーノ
ズルに給水する給水装置に給水指令を与える運転制御装
置を具備したことを特徴とする。
【0009】また請求項3記載の電気集じん装置は、請
求項2記載の電気集じん装置において、前記上部水スプ
レーノズルと側部水スプレーノズルが、前記荷電部と集
じん部の電極洗浄装置のスプレーノズルを兼ねているも
のである。
【0010】この発明において荷電部と集じん部の電極
とは、荷電部の正放電極(放電線)と負極板および集じ
ん部の正極板と集じん極板を総称するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図1〜図3によりこの発明の
一具体例を説明する。図3において、1は含じん空気流
通路で、図示しない自動車道路用トンネルの側方に該ト
ンネルに対してバイパス状に設けられている。2は電気
集じん装置で、含じん空気流通路1内に設置され、その
下流側に配設した送風機3により、含じん空気は矢印方
向に流れて、電気集じん装置2により除じんされる。
【0012】図1および図2は電気集じん装置2の詳細
構造を示し、電気集じん装置2は、外側壁5a,5bと
中間壁5cを有するケーシング5内に、上下2段、左右
2列に4個の集じんユニット6を収容して成る。各集じ
んユニット6は、荷電部7と集じん部8とを有し、荷電
部7は放電線(正放電極)11とそれに対向する負極板
12、集じん部8は正極板13とそれに対向する集じん
極板14を多数枚交互に配置して成る公知の構成を有す
るものであり、放電線11および正極板13は図示しな
い高圧電源部に接続されている。15は放電線11をは
さんで負極板12,12間に形成した空気通路、16は
正極板13と集じん極板14の間に形成した小寸法巾
(たとえば6mm)の空気通路である。
【0013】21はケーシング5の含じん空気が流入す
る入口部に設けた含じん空気流遮断用の入口ダンパで、
開閉駆動部22により一斉に開閉駆動される。また23
は集じん後の処理空気が流出するケーシング5の出口部
に設けた含じん空気流遮断用の出口ダンパで、開閉駆動
部24により一斉に開閉駆動される。
【0014】31は集じんユニット6の入口側、すなわ
ち荷電部7と入口ダンパ21の間の前側空間部26に設
けた配水管で、この配水管31には、荷電部7に向って
横向きに開口する側部水スプレーノズル32が多数個取
付けてある。
【0015】また33は上段側の集じんユニット6の上
方の頂部空間部27に設けた配水管で、この配水管33
には、上段側の集じんユニット6の荷電部7および集じ
ん部8に向って下向きに開口する上部水スプレーノズル
34が多数個取付けてある。
【0016】そして配水管31および33に接続した給
水管35および36は、電磁開閉弁37を介して給水ポ
ンプ38に接続されている。39は貯水タンクである。
【0017】また集じんユニット6の出口側、すなわち
集じん部8と出口ダンパ23の間の後側空間部28にも
電極洗浄用の配水管41が設けられ、この配水管41に
は、集じん部8に向って横向きに開口する洗浄水スプレ
ーノズル42が多数個取付けてある。そして配水管41
に接続した給水管43は、電磁開閉弁44を介して前記
給水ポンプ38に接続されている。
【0018】ケーシング5の底部には、上記各水スプレ
ーノズルからの噴出水およびこの噴出水により洗い流さ
れたダストを集めて排水口5dから外部へ排出する傾斜
皿状の排水部5eが形成されている。
【0019】また図1において50は運転制御装置で、
自動車用トンネルの火災発生時には冷却運転指令として
後述の指令信号S1 〜S4 を発し、電気集じん装置の電
極洗浄(再生)時には、洗浄運転指令として後述の指令
信号S3 〜S7 を発するものである。
【0020】上記構成の電気集じん装置2により含じん
空気流通路1を流通する含じん空気の除じんをおこなう
には、入口ダンパ21および出口ダンパ23を開放状態
とし、放電線11と正極板13に高電圧を印加して、各
集じんユニット6により流通含じん空気中のダストを電
気集じんする。
【0021】次に含じん空気流通路1の上流側の自動車
通路用トンネル内でトンネル火災が発生したときは、火
災報知機あるいはトンネル内機器総合制御装置からの火
災発生信号を受けて、運転制御装置50は各集じんユニ
ット6の放電線11と正極板13への高電圧印加を解除
したのち冷却運転時各部制御信号として、ダンパ開放指
令信号S1 ,S2 を入口ダンパ21の開閉駆動部22お
よび出口ダンパ23の開閉駆動部24に出力するととも
に、スプレーノズルに給水する給水装置に対する給水指
令としてポンプ運転指令信号S3 を給水ポンプ38に、
バルブ開放指令信号S4 を電磁開閉弁37に出力する。
【0022】これによって入口ダンパ21および出口ダ
ンパ23は開放状態に維持され、高温含じん空気は電気
集じん装置2内を流通するが、上部水スプレーノズル3
4および側部水スプレーノズル32から加圧された水が
噴射されるので、各集じんユニット6の電極(放電線1
1,負極板12,正極板13および集じん極板14)は
この噴出水の吹付けによって冷却されて、電極の過熱お
よびそれに伴う熱変形が防止される。
【0023】また空気通路15および16を流れる高温
含じん空気もこれら空気通路に吹付けられた上記噴出水
により冷却されて温度降下し、下流側の送風機3の電動
機や軸受部が高温の含じん空気により過熱損傷するのが
防止されるのである。火災鎮火後は、各部をもとの通常
運転モードに戻して電気集じんをおこなえばよい。
【0024】一方、長期間の集じんにより集じん極板1
4の表面等にダストが堆積したとき、このダストを除去
するには、運転制御装置50は各集じんユニット6の放
電線11と正極板13への高電圧印加を解除したのち洗
浄運転時各部制御信号として、ダンパ閉鎖指令信号
S5 ,S6 を入口ダンパ21の開閉駆動部22および出
口ダンパ23の開閉駆動部24に出力し、バルブ開放指
令信号S7 を電磁開閉弁44に出力するとともに、前記
火災発生時と同じポンプ運転指令信号S3 とバルブ開放
指令信号S4 を給水ポンプ38と電磁開閉弁37に出力
する。
【0025】これによって入口ダンパ21および出口ダ
ンパ23が閉じられて洗浄中における含じん空気の流通
が阻止され、上部水スプレーノズル34,側部水スプレ
ーノズル32および洗浄水スプレーノズル42からの噴
射水により、各電極が洗浄され、集じん極板14上に堆
積したダストは前後および上方の三方からの噴射水によ
り効果的に除去される。なおこれと平行して図示しない
水スプレーノズルにより電極支持用の碍子を洗浄した
り、図示しないエア吹付手段により洗浄後の各部にエア
を吹付けて乾燥を促進させるなどしてもよい。
【0026】この発明は上記具体例に限定されるもので
はなく、たとえばケーシング5内の集じんユニット6の
個数および配置は上記以外のものとしてもよく、入口ダ
ンパ21や出口ダンパ23は縦型のものでもよい。また
上部水スプレーノズル34および側部水スプレーノズル
32は、電極洗浄装置のスプレーノズルと兼用させなく
てもよく、また他の電極再生方法をとる場合などは、洗
浄水スプレーノズル42は設置しなくてよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
荷電部と集じん部の上方および荷電部の入口側からの水
の吹付けにより、高温含じん空気流通状態において電極
の過熱およびそれに伴う熱変形を防止でき、これにより
火災発生時に高温含じん空気をバイパスさせるためのダ
ンパをそなえたバイパス流通路を含じん空気流通路の電
気集じん装置設置部側方に設ける必要がなくなり、電気
集じん機設置のための土木工事費および設備費を大巾に
削減でき工事期間も短くて済む。
【0028】さらに上記の水の吹付けにより高温含じん
空気も冷却されるので、電気集じん機の下流側にある送
風機の過熱損傷を防止することができる。
【0029】また請求項3に記載の発明によれば、上記
の効果に加えて、高温含じん空気発生時に用いる冷却用
の上部水スプレーノズルと側部水スプレーノズルを、電
極洗浄装置のスプレーノズルとして電極洗浄時にも使用
できるようにしたので、スプレー装置全体が簡潔化され
製作費も安価で済むという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一具体例を示す電気集じん装置の縦
断面図である。
【図2】図1の電気集じん装置の内部の平面図である。
【図3】図1の電気集じん装置の設置状態を示す縦断面
図である。
【図4】従来の電気集じん装置の設置状態の一例を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1…含じん空気流通路、2…電気集じん装置、5…ケー
シング、5e…排水部、6…集じんユニット、7…荷電
部、8…集じん部、11…放電線、12…負極板、13
…正極板、14…集じん極板、15…空気通路、16…
空気通路、21…入口ダンパ、22…開閉駆動部、23
…出口ダンパ、24…開閉駆動部、32…側部水スプレ
ーノズル、34…上部水スプレーノズル、35…給水
管、36…給水管、37…電磁開閉弁、38…給水ポン
プ、50…運転制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含じん空気流通路に設置されケーシング
    内に荷電部と集じん部を収容した電気集じん装置におい
    て、火災に伴う高温含じん空気発生時に、前記ケーシン
    グの入口側および出口側を開放して前記高温含じん空気
    を前記電気集じん装置内に流通させるとともに、前記荷
    電部と集じん部の上方および前記荷電部の入口側から前
    記荷電部と集じん部の電極および該電極間の空気通路に
    向って水を吹付けて、この水により前記電極および前記
    高温含じん空気を冷却することを特徴とする電気集じん
    装置の冷却方法。
  2. 【請求項2】 荷電部と集じん部とを収容したケーシン
    グの入口部に入口ダンパを設け、前記ケーシングの出口
    部に出口ダンパを設け、前記荷電部と集じん部の上方に
    下向きに開口する噴出口を有する上部水スプレーノズル
    を設け、前記荷電部の入口側に該荷電部に向って開口す
    る噴出口を有する側部水スプレーノズルを設け、前記ケ
    ーシングの下部に前記各スプレーノズルからの噴出水を
    排水する排水部を設けるとともに、高温含じん空気流入
    時に前記入口ダンパおよび出口ダンパの開閉駆動部にダ
    ンパ開放指令を与え、前記上部水スプレーノズルおよび
    側部水スプレーノズルに給水する給水装置に給水指令を
    与える運転制御装置を具備したことを特徴とする電気集
    じん装置。
  3. 【請求項3】 前記上部水スプレーノズルと側部水スプ
    レーノズルが、前記荷電部と集じん部の電極洗浄装置の
    スプレーノズルを兼ねている請求項2記載の電気集じん
    装置。
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