JPH1019513A - 位置計測装置及びパターン測定装置 - Google Patents
位置計測装置及びパターン測定装置Info
- Publication number
- JPH1019513A JPH1019513A JP8186831A JP18683196A JPH1019513A JP H1019513 A JPH1019513 A JP H1019513A JP 8186831 A JP8186831 A JP 8186831A JP 18683196 A JP18683196 A JP 18683196A JP H1019513 A JPH1019513 A JP H1019513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measurement
- light
- measuring device
- optical axis
- measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
びパターン測定装置を提供すること。 【解決手段】 光学系(14)の光軸(A)を含む第1
の平面(Pa)内に反射面(24a)を有する参照用反
射部材(24)を用いる。参照用反射部材(24)は、
光学系(14,14a))の外周上の第1の平面(P
a)と交差する位置に支持された保持部材(44)によ
って保持する。計測対象物(20,10)に固定された
計測用反射部材(28)と、参照用反射部材(24)及
び計測用反射部材(28)に対して計測用の光を投射
し、当該参照用反射部材(24)と計測用反射部材(2
8)の反射面で反射した光を用いて、光学系(14)の
光軸と計測対象物(20,10)との相対的な位置変位
量を計測する。
Description
軸に対する計測対象物の相対的な位置変位量を計測する
位置計測装置及び、移動可能なステージ上に載置された
基板のパターンを測定するパターン測定装置に関する。
法としては、現在、干渉計が多く利用されている。干渉
計においては、例えば、計測用の1本の光束を2本に分
割し、分割した光をそれぞれ異なる方向に導き、2つの
反射鏡で反射した光を再び合成する。そして、これら2
本の光の合成によって生じる干渉縞を検出することによ
って、2つの反射鏡が設置された部材間の相対的な位置
の変位を計測できるようになっている。このような干渉
計システムは、半導体デバイスの製造、及び検査工程に
おいても頻繁に使用される。マスクに形成されたパター
ンを感光基板上に転写する露光工程においては、露光作
業に先立ち、パターン測定装置によってマスク上に形成
されたパターンの座標を計測する。このようなパターン
測定装置においては、計測対象となるマスクを移動可能
なステージ上に載置し、対物レンズ等の光学系から照射
される光でマスク上のパターンを走査することによって
パターンの位置(座標)を計測する。この時、2次元平
面内で移動するマスクの位置は、干渉計によって正確に
計測される。
は、対物レンズの鏡筒の外周に参照鏡を設置するととも
に、マスク等の基板が載置されたステージ上に移動鏡を
設置している。そして、干渉計内で計測用レーザ光を2
本に分割し、分割した光をそれぞれ対物レンズ鏡筒に固
定された参照鏡とステージ上の移動鏡とに投射する。そ
して、2つの反射鏡で反射した光を干渉計内で再び合成
し、これら2本の光の合成によって生じる干渉縞を検出
することによって、基板の位置を計測する。正確には、
対物レンズの光軸とステージ上の基板との相対的な位置
の変位を計測する。
成を示す。この装置は、基板110上に形成されたパタ
ーン110aの位置(座標)を計測するものであり、パ
ターン測定用のレーザ光を射出する光学装置112と、
光学装置112から射出されたレーザ光をスポットとし
て基板110上に投射する対物レンズ114と、基板1
10のパターン110aのエッジ部分で発生する散乱光
を受光する受光素子116a,116bとを備えてい
る。基板110は、紙面に垂直な面内に移動可能なステ
ージ118上に載置されている。ステージ118上の端
部には、干渉計本体120から射出されるレーザ光を反
射する移動鏡122が固定されている。また、対物レン
ズ114を包囲するレンズ鏡筒114aの外周には、干
渉計本体120から射出されるレーザ光123を反射す
る参照鏡124が固定されている。
いては、ステージ118を駆動することにより、対物レ
ンズ114を介して照射されるレーザスポットを基板1
10のパターン110aで走査する。そして、パターン
110aのエッジ部分で生じる散乱光を受光素子116
a,116bによって受光する。この時、基板110の
位置は、干渉計本体120によってモニターされている
ため、受光素子116a,116bに受光された散乱光
の信号からパターン110aの位置が自動的に計測され
る。
面124aが対物レンズの光軸Aを含む平面に平行な状
態で、コの字型の保持部材126に保持されている。す
なわち、干渉計120から射出されるレーザ光123が
参照鏡124の反射面124aに垂直に入射するように
なっている。保持部材126は、その両端部がレンズ鏡
筒114aの外周に固定されている。
ザ光をビームスプリッタ(図示せず)によって2本に分
割し、分割した2本のレーザ光を移動鏡122及び参照
鏡124にそれぞれ照射する。そして、移動鏡122と
参照鏡124で反射した光を再び合成し、合成された光
の干渉縞を観察することによって、基板ステージ118
の位置を計測するようになっている。すなわち、干渉計
本体120から参照鏡124までの距離と、干渉計本体
120から移動鏡122までの距離との相対的な変位量
に基づいて、対物レンズ114の光軸A上にあるパター
ン110aの位置を計測する。このように、基板110
(パターン110a)の位置は対物レンズ114の光軸
Aとの相対的な変位量に基づいて計測されるため、正確
な計測を行うためには、参照鏡124の反射面124a
と対物レンズ114の光軸Aとの距離を一定に保つこと
が重要となる。
ような従来の方法によると、何らかの影響でレンズ鏡筒
114aの温度が変化すると、レンズ鏡筒114a及び
参照鏡124の熱膨張又は収縮によって、参照鏡124
の反射面124aと対物レンズ114の光軸Aとの間隔
が変化してしまう。
14aの半径をR、保持部材126の端部がレンズ鏡筒
114aに接する位置の角度を2θ、レンズ鏡筒114
aの熱膨張係数をK1、温度変化量をTとすると、レン
ズ鏡筒114aの熱膨張又は熱収縮に起因する参照鏡1
24のレーザ光123の方向の変位量△X1は、以下の
ようになる。 △X1=R・K1・T・cosθ
レンズ鏡筒114aへの保持部材126の取り付け位置
までの距離をL、保持部材126の熱膨張係数をK2、
温度変化量をTとすると、保持部材126の熱膨張又は
熱収縮に起因する参照鏡124(反射面124a)の熱
変位量△X2は以下のようになる。 △X2=L・K2・T
鏡124の反射面124aとのトータルの変位量△X
は、以下のようになる。 △X=(R・K1・T・cosθ)+(L・K2・T)
純であり、且つ高い精度を必要としないため、この保持
部材126を難加工材料である低熱膨張率の材料を用い
て成形することができる。このため、保持部材126の
熱変位に起因する参照鏡124の反射面124aの変位
量△X2(=L・K2・T)は、ある程度小さくするこ
とができる。しかし、レンズ鏡筒114a(対物レンズ
114)を難加工材料である低熱膨張率の材料で成形す
ることは困難である。このため、レンズ鏡筒114aの
熱変位に起因する参照鏡124の変位量△X1(=R・
K1・T・cosθ)を小さくするためには、温度変化
量Tを最小限に抑える必要がある。例えば、レンズ鏡筒
114aの半径R=20mm、レンズ鏡筒114aの熱
膨張係数K1=15×10-6、θ=15°とした場合、
参照鏡124(反射面124a)の変位量△X2(=R
・K1・T・cosθ)を0.005μm以下にするた
めには、温度変化量Tを約0.0017°C以下の精度
で制御する必要がある。常温下で行われる計測におい
て、このような精度の温度制御は、実際上は不可能であ
る。
ズ114の光軸Aとの間隔が変化すると、干渉計120
によって計測されるパターン110aの位置に誤差が生
じることになる。
たものであり、熱による計測誤差を軽減した位置計測装
置及びパターン測定装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、所定の光学系(14)の光軸(A)に対
する計測対象物(10)の相対的な位置変位量を計測す
る位置計測装置において、光学系(14)の光軸(A)
を含む第1の平面(Pa)内に反射面(24a)を有す
る参照用反射部材(24)と;光学系(14,14
a))の外周上の第1の平面(Pa)と交差する位置に
支持され、参照用反射部材(24)を光学系(14)に
対して保持する保持部材(44)と;計測対象物(2
0,10)に固定された計測用反射部材(28)と;参
照用反射部材(24)及び計測用反射部材(28)に対
して計測用の光を投射し、当該参照用反射部材(24)
と計測用反射部材(28)の反射面で反射した光を用い
て、光学系(14)の光軸と計測対象物(20,10)
との相対的な位置変位量を計測する計測手段(32)と
を備えている。上記のような位置計測装置において、保
持部材(44)の光学系の(14,14a)外周に接す
る部分を、第1の平面(Pa)に対して対称な形状に形
成することが望ましい。
平面(Pa)内の光学系(14)を挟んだ対称な位置に
配置された第1参照鏡(24)及び第2参照鏡(58)
とを含むように構成することができる。この時、計測手
段(53,55)は、計測用の光を第1及び第2の参照
鏡(24,58)に対して投射し、当該第1及び第2の
参照鏡(24,58)からの反射光を利用した二光線束
干渉計(66,68,70,72,74,76,78,
80)とすることが望ましい。また、計測手段は、第1
及び第2の参照鏡(24,58)に対して投射される計
測用の光の光軸からの距離を互いに等しく設定する。
(14)を介して照射される第1の光を用い、移動可能
なステージ(20)上に載置された基板(10)上のパ
ターンの位置を測定するパターン測定装置において、対
物レンズ(14)の光軸(A)を含む第1の平面(P
a)内に反射面(24a)を有する参照用反射部材(2
4)と;対物レンズ(14,14a)の外周上の第1の
平面(Pa)と交差する位置に支持され、参照用反射部
材(24)を対物レンズ(14,14a)に対して保持
する保持部材(44)と;基板(10)に固定された計
測用反射部材(28)と;参照用反射部材(24)及び
計測用反射部材(28)に対して計測用の光(Bx,B
xm)を投射し、当該参照用反射部材(24)と計測用
反射部材(28)の反射面(24a,28a)で反射し
た光を用いて、対物レンズ(14)の光軸(A)と基板
(10)との相対的な位置変位量を計測する計測手段
(32)とを備えている。
材(24)を、その反射面(24a)が光学系(14)
の光軸(A)を含む第1の平面(Pa)に一致するよう
に配置され、光学系(14a)の外周上の第1の平面
(Pa)と交差する位置で支持されているため、光学系
(14,14a)が熱膨張又は熱収縮した場合にも、反
射面(24a)の計測方向のずれを最小限に抑えられ
る。すなわち、光学系(14,14a)が熱膨張した場
合、その膨張は光軸(A)を中心に放射方向の略均一に
伝播するため、光学系(14,14a)の外周部分にお
いては、光軸(A)を含む平面(Pa)に沿って変位す
ることになる。従って、本発明においては、光学系(1
4,14a)の熱変位は、参照用反射部材(24)の反
射面(24a)に平行な方向にのみ伝播される。別言す
ると、参照用反射部材(24)の反射面(24a)の計
測方向(XL,YL)への変位は殆どなく、その結果、
光学系の(14,14a)の熱変形による計測手段(3
2)による計測精度の低下を抑制することができる。
に示す実施例に基づいて説明する。本実施例は、レチク
ル等の基板に形成されたパターンの座標を計測するパタ
ーン位置測定装置に本発明を適用したものである。
装置の全体の構成を示す。本実施例のパターン位置測定
装置は、基板10上にクロム等で形成されたパターンの
位置(座標)を測定するものであり、測定用の光を照射
する照明系(12,14)と、基板10からの散乱光を
受光する受光系(16a,16b,18a,18b)
と、基板10が載置されたステージ20を駆動するステ
ージ駆動装置22と、ステージ20(基板10)の位置
を計測する干渉計システム(24,26,28,30,
32,34)と、パターン測定装置全体の制御を行う主
制御装置40と、当該装置による測定結果を表示する表
示装置42とを備えている。
光を出力する光学装置12と、光学装置12から射出さ
れたレーザ光をスポットとして基板10上に導く対物レ
ンズ14とから構成されている。対物レンズ14は、レ
ンズ鏡筒14a内に配置されている。
ば、半導体の露光工程に使用されるレチクル等のマスク
や、そのマスクのパターンが露光されたウエハ等の感光
基板を対象とすることができる。基板10が載置された
ステージ20は、主制御装置40に制御されるステージ
駆動装置22によって、XY2次元平面内で移動可能に
構成されている。そして、ステージ20の移動により、
対物レンズ14から射出されるレーザスポットを基板1
0の表面で走査するようになっている。
(16a,16b,18a,18b)は、基板10を斜
め上方から覗くように配置されており、レーザ光と基板
10との相対的な走査によって、基板10上のパターン
エッジで発生する散乱光又は回折光を受光する。そし
て、受光した光の強度に応じた電気信号を主制御装置4
0に対して供給するようなっている。
28,30,32,34)は、2軸干渉計システムであ
り、基板10のX軸方向の位置計測を行うシステム(2
4,28,32)と、Y軸方向の位置計測を行うシステ
ム(26,30,34)との2系統のシステムから構成
されている。X軸方向の位置計測を行う干渉計システム
(24,28,32)は、取り付け部材44(図2参
照)によってレンズ鏡筒14aの外周上に固定された参
照鏡24と、ステージ20上の端部に固定された長尺状
の移動鏡28と、干渉計本体32とから構成されてい
る。干渉計本体32内には、図示しないレーザ光源が設
けられており、このレーザ光源から射出されたレーザ光
をビームスプリッタ等の分光器(図示せず)によって2
つの光(Bx,Bxm)に分割し、分割した光を参照鏡
24と移動鏡28に対して投射する。そして、参照鏡2
4と移動鏡28で反射したレーザ光を再び干渉計本体3
2内で合成し、合成さし光の干渉縞に基づいて、参照鏡
24と移動鏡28の相対的な位置変化、すなわち、ステ
ージ20のX方向の移動量を計測するようになってい
る。更に正確には、参照鏡24と移動鏡28の相対的な
位置の変位量に基づいて、対物レンズ14の光軸A(図
2参照)上に存在する基板10上のパターンのX座標を
計測する。
ステム(26,30,34)もX軸方向のシステムと同
様に、取り付け部材46(図2参照)によってレンズ鏡
筒14aの外周上に固定された参照鏡26と、ステージ
20上の端部に固定された長尺状の移動鏡30と、干渉
計本体34とから構成されている。干渉計本体34は、
干渉計32と同様に、内部に図示しないレーザ光源が設
けられており、このレーザ光源から射出されたレーザ光
をビームスプリッタ等の分光器(図示せず)によって2
つの光(By,Bym)に分割し、分割した光を参照鏡
26と移動鏡30に対して投射する。そして、参照鏡2
6と移動鏡30で反射したレーザ光を干渉計本体34内
で再び合成し、合成した光の干渉縞に基づいて、参照鏡
26と移動鏡30の相対的な位置の変位、すなわち、ス
テージ20のY方向の移動量を計測するようになってい
る。更に正確には、参照鏡26と移動鏡30の相対的な
位置の変位量に基づいて、対物レンズ14の光軸A上に
存在する基板10上のパターンのY座標を計測する。
2,34)によって、対物レンズ14から投射されるレ
ーザスポット上におけるパターンのXY平面上での座標
値が求まる。
ズ鏡筒14aと、参照鏡24,26と、その取り付け部
材(44,46)との位置関係を示す。X軸方向の位置
計測に用いられる参照鏡24は、その反射面24aが対
物レンズ14の光軸Aを通る平面Paに一致するよう
に、取り付け部材44によってレンズ鏡筒14aの外周
に固定されている。取り付け部材44とレンズ鏡筒14
aとの接触位置(取付位置)は、平面Pa上に設定され
ており、平面Pa(反射面24a)から各取付位置まで
のX方向の距離Dx1,Dx2が等しくなるように配置
されている。このように配置することにより、レンズ鏡
筒14aが熱膨張又は熱収縮したときに、その変位がX
軸に垂直なY軸方向にのみ伝播する。別言すると、レン
ズ鏡筒14aの熱変位によって取り付け部材44が回転
し、参照鏡24の反射面24aがX軸方向に変位するよ
うなことがないように配慮されている。また、同様の理
由により、各取り付け部材44とレンズ鏡筒14aとの
接触面積は、できるだけ小さくすることが望ましい。
は、その反射面26aが対物レンズ14の光軸Aを通る
平面Pb(平面Paと直交する平面)に一致するよう
に、取り付け部材46によってレンズ鏡筒14aの外周
に固定されている。そして、取り付け部材46とレンズ
鏡筒14aとの接触位置(取付位置)は、平面Pb上に
設定されており、平面Pb(反射面26a)から各取付
位置までのY方向の距離Dy1,Dy2が等しくなるよ
うに配置されている。
定装置の全体的な動作について説明する。パターン測定
を開始する前に、まず、対物レンズ14の光軸Aを基板
10上のある基準点に合わせ、その時点での干渉計本体
32,34による計測値をゼロにする、所謂キャリブレ
ーションを行う。その後、ステージ20を駆動装置22
によってXY方向に駆動することによって、対物レンズ
14を介して光学装置12から出力されるレーザスポッ
トを、基板10の表面で走査する。レーザスポットが基
板上のパターンで走査されると、パターンのエッジ部分
で散乱光(又は回折光)が発生し、その散乱光を受光素
子16a,16b,18a,18bで受光する。干渉計
本体32,34では、基板10(移動鏡28,30)と
対物レンズ14(参照鏡24,26)のXY方向の相対
的な変位量を計測し、計測値を主制御装置40に供給す
る。主制御装置40では、干渉計本体32,34から供
給される位置情報と、受光素子16a,16b,18
a,18bからの検出信号に基づいて、基板10のパタ
ーン間の距離を求め、表示装置42に表示する。
24を、その反射面24aが対物レンズ14の光軸Aを
含む平面Paに一致するように配置し、これをレンズ鏡
筒14aの外周上の平面Paと交差する位置で支持して
いるため、レンズ鏡筒14aが熱膨張又は熱収縮した場
合にも、反射面24aの計測方向のずれを最小限に抑え
ることができる。すなわち、レンズ鏡筒14aが熱膨張
した場合、その膨張は光軸Aを中心に放射方向の略均一
に伝播するため、レンズ鏡筒14aの外周部分において
は、光軸Aを含む平面Paに沿って変位することにな
る。従って、レンズ鏡筒14aの熱変位は、参照鏡24
の反射面24aに平行な方向にのみ伝播される。別言す
ると、参照鏡24の反射面24aの計測方向(X軸方
向)への変位は殆どない。これにより、レンズ鏡筒14
aの熱変形による干渉計32の計測精度の低下が抑制さ
れる。
実施例)であり、Y軸方向の位置計測用の参照鏡48と
X軸方向の位置計測用の参照鏡50のレンズ鏡筒14a
上の取り付け部材52,54の位置を変更してある。す
なわち、この例では、参照鏡48,50各反射面48
a,50aに対して入射するレーザビームBxとByと
がクロスするようになっている。なお、他の構成、配置
等に関しては図2に示す実施例と同様である。
ズ鏡筒14aと、参照鏡(24,26,56,58)
と、その取り付け部材(44,46,60,62)との
位置関係を示す。この実施例は、図2に示した第1実施
例の参照鏡24,26に加え、参照鏡56及び58を更
に設けたものである。また、本実施例の干渉計システム
(53,55)は、二光線束干渉計であり、X軸方向及
びY軸方向のそれぞれにおいて、計測用のレーザ光束を
2本(Bx1,Bx2)、(By1,By2)を使用す
る。参照鏡56は、取り付け部材60によって、その反
射面56aが平面Pbに一致するように配置されてい
る。参照鏡56と参照鏡26とは対物レンズ14の光軸
Aを基準に対称な位置に配置されている。すなわち、対
物レンズ14の光軸Aから参照鏡26の反射面26a上
のレーザ光束By1の入射位置までの距離Lx1と、参
照鏡56の反射面56a上のレーザ光束By2の入射位
置までの距離Lx2が等しくなるように設定されてい
る。
よって、その反射面58aが平面Paに一致するように
配置されている。参照鏡58についても参照鏡56と同
様に、対物レンズ14の光軸Aを基準に参照鏡24と対
称な位置に配置されている。すなわち、対物レンズ14
の光軸Aから参照鏡24の反射面24a上にレーザ光束
Bx1が入射する位置までの距離Ly1と、参照鏡58
の反射面58a上にレーザ光束Bx2が入射する位置ま
での距離Ly2が等しくなるように設定されている。な
お、距離Ly1とLy2、及び距離Lx1とLx2とを
等しくできない場合には、できるだけそれに近づけるよ
うに配置することが望ましい。
学系の構成を概略的に示す。なお、干渉計55について
も同様な構成であるため、重複した説明は省略する。こ
の二光線束干渉計53は、所謂マイケルソンタイプの干
渉計であり、単一の光線束を用いた干渉計に比べて検出
精度が向上する。二線光束干渉計53は、レーザビーム
Boを出力するレーザ発振器66と、参照鏡24,58
の反射面24a,58aと、移動鏡28の反射面28a
から戻った光を受光、検出するディテクタ68と、偏光
ビームスプリッタ70と、偏光ビームスプリッタ70か
ら射出又はそこへ入射する光が透過する4枚のλ/4板
72,74,76,78とを備えている。λ/4板7
2,74は、参照ビームBx2,Bx1がそれぞれ通過
するように、Y方向に並べて配置されている。また、λ
/4板76,78は、参照ビーム用のλ/4板72,7
4の下方において、測長ビームBxm2,Bxm1がそ
れぞれ通過するように、Y方向に並べて配置されてい
る。
れたレーザビームBoは、図5の紙面に平行な偏光成分
(P偏光成分)と、紙面に垂直な偏光成分(S偏光成
分)とを有する。レーザ発振器66から出力されたレー
ザビームBoは、ビームスプリッタ70の偏光分離面8
2(図6参照)で2つのビームに偏光分離され、一方の
S偏光成分はその偏光分離面82で反射され、参照ビー
ムBx2となる。
タ70の反射面84で反射され、λ/4板72を透過
し、参照鏡58の反射面58aに入射する。参照鏡58
の反射面58aで反射したビームは、再びλ/4板72
を透過してP偏光光波となって、ビームスプリッタ70
に入射する。ビームスプリッタ70に入射したP偏光光
波は、偏光分離面82を透過してコーナキューブ80に
入射し、このコーナキューブ80中で2度反射し、図の
(−)Y方向に距離Lだけシフトした後、ビームスプリ
ッタ70に戻る。ビームスプリッタ70に入射したこの
光は、偏光分離面82を透過し、反射面84で反射し、
λ/4板74を透過した後、参照ビームBx1として参
照鏡24の反射面24aに入射する。参照鏡24の反射
面24aで反射した参照ビームBx1は、再びλ/4板
74を透過してS偏光光波となり、ビームスプリッタ7
0の反射面84及び偏光分離面82で反射して、フォト
ディテクタ68に入射する。
ビームスプリッタ70の偏光分離面82を透過して測長
ビームBxm2となる。この測長ビームBxm2は、λ
/4板76を透過し、移動鏡28の反射面28aで反射
し、再びλ/4板76を透過した後、S偏光光波として
ビームスプリッタ70に入射する。ビームスプリッタ7
0に入射したS偏光光波は、偏光分離面82で反射し
て、コーナキューブ80に入射する。コーナキューブ8
0に入射した光は、その中で2度反射して、図の(−)
Y方向に距離Lだけシフトした後、ビームスプリッタ7
0に戻る。ビームスプリッタ70に入射したこの光は、
偏光分離面82で反射し、λ/4板78を透過した後、
測長ビームBxm1として移動鏡28の反射面28aに
入射する。移動鏡28の反射面28aで反射した測長ビ
ームBxm1は、再びλ/4板78を透過して、P偏光
光波となり、ビームスプリッタ70の偏光分離面82を
透過して、フォトディテクタ68に入射する。
Bx1と測長ビームBxm1が干渉し、その干渉縞を検
出することによって、対物レンズ14の光軸A上の基板
10のX軸方向の位置を計測することができる。なお、
Y軸方向に関しても同様の構成、動作によって位置計測
を行う。
は、図4に示すように、対物レンズ14の光軸Aから参
照鏡24の反射面24a上にレーザ光束Bx1が入射す
る位置までの距離Ly1と、参照鏡58の反射面58a
上にレーザ光束Bx2が入射する位置までの距離Ly2
が等しくなるように設定されている。このため、所謂ア
ッベの原理を満たすことができ、計測精度が向上する。
例えば、熱や機械的な誤差により対物レンズ14(レン
ズ鏡筒14a)が光軸Aを中心に微少角度変位した場
合、λ/4板72から参照鏡58の反射面58aまでの
距離と、λ/4板74から参照鏡24の反射面24aま
での距離の一方が減少すると他方が増加する。このた
め、レーザ発振器66から射出され、2つの参照鏡5
8,24の反射面58a,24aで反射して、フォトデ
ィテクタ68に入射するまでのビームの光路長は変化し
ない。すなわち、フォトディテクタ68から対物レンズ
14の光軸Aまでの距離を基準に基板10の位置計測を
行うことができる。このため、図2に示した実施例に比
べて測定信頼性が向上する。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に示された本発明の技術的思想とし
ての要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
光学系(14,14a)が熱膨張又は熱収縮した場合に
も、反射面(24a)の計測方向のずれを最小限に抑え
られる。その結果、光学系の(14,14a)の熱変形
による計測手段(32)による計測精度の低下を抑制す
ることができる。
位置測定装置の構成を示す概念図(斜視図)である。
部(参照鏡取り付け部材)の構成を示す拡大平面図であ
る。
位置測定装置の要部(参照鏡取り付け部材)の構成を示
す拡大平面図である。
位置測定装置の要部(参照鏡取り付け部材)の構成を示
す拡大平面図である。
平面図である。
側面図であり、図5の平面図に対応する。
示す概略図(側面図)である。
(参照鏡取り付け部材)の構成を示す拡大平面図であ
る。
・反射面 28,30・・・移動鏡 32,34・・・干渉計本体 44,46,52,54,60,62・・・(参照鏡)
取り付け部材 40・・・主制御装置 53,55・・・二光線束干渉計 A・・・対物レンズ光軸 Pa,Pb・・・光軸Aを含む平面
Claims (6)
- 【請求項1】所定の光学系の光軸に対する計測対象物の
相対的な位置変位量を計測する位置計測装置において、 前記光学系の光軸を含む第1の平面内に反射面を有する
参照用反射部材と;前記光学系の外周上の前記第1の平
面と交差する位置に支持され、前記参照用反射部材を前
記光学系に対して保持する保持部材と;前記計測対象物
に固定された計測用反射部材と;前記参照用反射部材及
び計測用反射部材に対して計測用の光を投射し、当該参
照用反射部材と計測用反射部材の反射面で反射した光を
用いて、前記光学系の光軸と前記計測対象物との相対的
な位置変位量を計測する計測手段とを備えたことを特徴
とする位置計測装置。 - 【請求項2】前記保持部材の前記光学系の外周に接する
部分が、前記第1の平面に対して対称な形状に形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の位置計測装
置。 - 【請求項3】前記参照用反射部材は、前記第1の平面内
の前記光学系を挟んだ対称な位置に配置された第1参照
鏡及び第2参照鏡とを含むことを特徴とする請求項1又
は2に記載の位置計測装置。 - 【請求項4】前記計測手段は、前記計測用の光を前記第
1及び第2の参照鏡に対して投射し、当該第1及び第2
の参照鏡からの反射光を利用した二光線束干渉計である
ことを特徴とする請求項3に記載の位置計測装置。 - 【請求項5】前記計測手段は、前記第1及び第2の参照
鏡に対して投射される前記計測用の光の前記光軸からの
距離を互いに等しく設定したことを特徴とする請求項4
に記載の位置計測装置。 - 【請求項6】対物レンズを介して照射される第1の光を
用い、移動可能なステージ上に載置された基板上のパタ
ーンの位置を測定するパターン測定装置において、 前記対物レンズの光軸を含む第1の平面内に反射面を有
する参照用反射部材と;前記対物レンズの外周上の前記
第1の平面と交差する位置に支持され、前記参照用反射
部材を前記対物レンズに対して保持する保持部材と;前
記基板に固定された計測用反射部材と;前記参照用反射
部材及び計測用反射部材に対して計測用の光を投射し、
当該参照用反射部材と計測用反射部材の反射面で反射し
た光を用いて、前記対物レンズの光軸と前記基板との相
対的な位置変位量を計測する計測手段とを備えたことを
特徴とするパターン測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18683196A JP3651125B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 位置計測装置及びパターン測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18683196A JP3651125B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 位置計測装置及びパターン測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019513A true JPH1019513A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3651125B2 JP3651125B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=16195388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18683196A Expired - Lifetime JP3651125B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 位置計測装置及びパターン測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3651125B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011181190A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Hitachi High-Technologies Corp | 試料ステージおよび荷電粒子線装置 |
| JP2014510410A (ja) * | 2011-03-22 | 2014-04-24 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | リソグラフィ装置 |
| JP2018521319A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-08-02 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | 位置測定システム及びリソグラフィ装置 |
| JP2023100358A (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-19 | 株式会社ミツトヨ | レーザ干渉装置 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP18683196A patent/JP3651125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011181190A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Hitachi High-Technologies Corp | 試料ステージおよび荷電粒子線装置 |
| JP2014510410A (ja) * | 2011-03-22 | 2014-04-24 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | リソグラフィ装置 |
| US9383328B2 (en) | 2011-03-22 | 2016-07-05 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Lithography apparatus |
| JP2018521319A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-08-02 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | 位置測定システム及びリソグラフィ装置 |
| US10331045B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-06-25 | Asml Netherlands B.V. | Position measurement system and lithographic apparatus |
| JP2023100358A (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-19 | 株式会社ミツトヨ | レーザ干渉装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3651125B2 (ja) | 2005-05-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100542832B1 (ko) | 간섭계 시스템 및 이를 포함하는 리소그래피장치 | |
| US6757066B2 (en) | Multiple degree of freedom interferometer | |
| JP6224019B2 (ja) | ダブルパス干渉方式エンコーダシステムを用いた物体の位置判定方法。 | |
| US7130056B2 (en) | System and method of using a side-mounted interferometer to acquire position information | |
| KR100950068B1 (ko) | 변위 측정 시스템, 리소그래피 장치 및 디바이스 제조 방법 | |
| US10066974B2 (en) | Interferometric encoder systems having at least partially overlapping diffracted beams | |
| JP4332486B2 (ja) | 時間を節約する高さ測定を用いた、基板にマスク・パターンを繰り返し投影する方法および装置 | |
| US6762845B2 (en) | Multiple-pass interferometry | |
| US6819434B2 (en) | Multi-axis interferometer | |
| KR100554886B1 (ko) | 2파장을 갖는 간섭계 시스템 및 그 시스템을 구비한 전사장치 | |
| US9201313B2 (en) | Compact encoder head for interferometric encoder system | |
| JPH0510812B2 (ja) | ||
| US7193726B2 (en) | Optical interferometry | |
| JP3651125B2 (ja) | 位置計測装置及びパターン測定装置 | |
| JP2017083510A (ja) | エンコーダ装置及びその使用方法、光学装置、露光装置、並びにデバイス製造方法 | |
| JP4376624B2 (ja) | 複数経路干渉分光法 | |
| JPH09153452A (ja) | 投影露光装置 | |
| JPH09171954A (ja) | 位置測定装置 | |
| JP3651123B2 (ja) | 位置計測装置及びパターン測定装置 | |
| JPH07249567A (ja) | 露光装置 | |
| JPH10281720A (ja) | ステージ装置およびそれを用いた波面収差測定装置 | |
| JPH08271220A (ja) | 移動装置及びこれに用いる基準スケールの製造方法 | |
| JPH01255222A (ja) | Ttlアライメント装置 | |
| JPS61234303A (ja) | レ−ザ干渉測長系の測長光軸アライメント法 | |
| JPH08306613A (ja) | アライメント方法及び該方法に使用される投影露光装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041129 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050201 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050214 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304 Year of fee payment: 6 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |