JPH10196880A - 真空断熱材の製造方法 - Google Patents
真空断熱材の製造方法Info
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- JPH10196880A JPH10196880A JP9003952A JP395297A JPH10196880A JP H10196880 A JPH10196880 A JP H10196880A JP 9003952 A JP9003952 A JP 9003952A JP 395297 A JP395297 A JP 395297A JP H10196880 A JPH10196880 A JP H10196880A
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- JP
- Japan
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- gas barrier
- vacuum
- ear
- barrier container
- core material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 破損しにくく、長期間に亘り安定した断熱性
能が得られるよう変形のない真空断熱材の耳を確保す
る。 【解決手段】 コア材7を挿入したガスバリア容器5
を、所定の真空度に達した時に、真空チャンバー15内
でシールし、シール完了後、真空チャンバー15内を大
気圧に戻す時に、ガスバリア容器5の耳3をシール面に
対して直交する動きを制限するよう支持し、耳3の変形
を防ぐ。
能が得られるよう変形のない真空断熱材の耳を確保す
る。 【解決手段】 コア材7を挿入したガスバリア容器5
を、所定の真空度に達した時に、真空チャンバー15内
でシールし、シール完了後、真空チャンバー15内を大
気圧に戻す時に、ガスバリア容器5の耳3をシール面に
対して直交する動きを制限するよう支持し、耳3の変形
を防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫等に適す
る真空断熱材の製造方法に関する。
る真空断熱材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷蔵庫の断熱材として使用され
る真空断熱材としては、例えば、図24に示す如く上下
2枚のシート状のガスバリア材101,101の一辺を
残して所定の巾で三辺をシールして耳103を形成し、
外周に耳103を有する袋状のガスバリア容器105を
形成し、シールしていない一方の開口部107から乾燥
したコア材109を入れた後、真空チャンバー111内
で排気し、所定の真空度に達した時点で開口部107を
熱融着装置113によってシールする。シールした後、
真空チャンバー111内を大気圧に戻すことで真空断熱
材が作製される。
る真空断熱材としては、例えば、図24に示す如く上下
2枚のシート状のガスバリア材101,101の一辺を
残して所定の巾で三辺をシールして耳103を形成し、
外周に耳103を有する袋状のガスバリア容器105を
形成し、シールしていない一方の開口部107から乾燥
したコア材109を入れた後、真空チャンバー111内
で排気し、所定の真空度に達した時点で開口部107を
熱融着装置113によってシールする。シールした後、
真空チャンバー111内を大気圧に戻すことで真空断熱
材が作製される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガスバリア容器105
を形成するガスバリア材101は、真空チャンバー内を
大気圧に戻す際に、差圧により四角形に形成されたコア
材109の上下、左右、前後6面に沿って急激に密着す
る。この時、所定の巾を有する耳103は、コア材10
9に向かって急速に縮まるようになるが、コーナ部の無
理の密着形状等の影響および自由端によって、例えば、
図25(a)(b)に示す如く折れ曲がりや波打ち等の
変形が発生する。
を形成するガスバリア材101は、真空チャンバー内を
大気圧に戻す際に、差圧により四角形に形成されたコア
材109の上下、左右、前後6面に沿って急激に密着す
る。この時、所定の巾を有する耳103は、コア材10
9に向かって急速に縮まるようになるが、コーナ部の無
理の密着形状等の影響および自由端によって、例えば、
図25(a)(b)に示す如く折れ曲がりや波打ち等の
変形が発生する。
【0004】このために、運搬時、あるいは冷蔵庫等へ
の組込み時に、ぶつかり易く、また、引っかけ易くなる
等、損傷を受け易い。場合によっては破損につながる。
特に、冷蔵庫等の外箱と内箱の間の断熱空間への組込み
時には、ガスバリア容器105と一緒に発泡ウレタンを
充填するようになるが、その充填時に変形した耳103
によって流れが阻害されて、未充填部分が発生したり、
ボイド等の不具合を招く。
の組込み時に、ぶつかり易く、また、引っかけ易くなる
等、損傷を受け易い。場合によっては破損につながる。
特に、冷蔵庫等の外箱と内箱の間の断熱空間への組込み
時には、ガスバリア容器105と一緒に発泡ウレタンを
充填するようになるが、その充填時に変形した耳103
によって流れが阻害されて、未充填部分が発生したり、
ボイド等の不具合を招く。
【0005】また、ガスバリア容器103の耳の部分の
折れ曲がり領域の発生は、ガスバリア容器105のコー
ナ部にクラックが発生し易く、ガスリークにつながる
等、瞬時安定性・信頼性の面で望ましくない欠点があ
る。
折れ曲がり領域の発生は、ガスバリア容器105のコー
ナ部にクラックが発生し易く、ガスリークにつながる
等、瞬時安定性・信頼性の面で望ましくない欠点があ
る。
【0006】そこで、この発明は、ガスバリア容器10
5の耳103の部分に折れ曲りや波打ち等を発生するこ
となく、平面性の優れた真空断熱材が得られる真空断熱
材の製造方法を提供することを目的とする。
5の耳103の部分に折れ曲りや波打ち等を発生するこ
となく、平面性の優れた真空断熱材が得られる真空断熱
材の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、上下2枚のシート状ガスバリア材の間
にコア材を介在して形成される空間を真空排気して周囲
を熱融着する事により前記コア材の周囲に平面状の耳を
形成して真空密閉するガスバリア容器を形成する真空断
熱材において、真空チャンバー内でコア材をガスバリア
材中に密封成形後の真空断熱材は、前記ガスバリア容器
に形成された耳の平面部をその面に対して直交する方向
の動きを規制し、その面に対して水平な面の方向には移
動可能な支持治具で保持したのち、前記真空チャンバー
内の真空を解除する。
に、この発明は、上下2枚のシート状ガスバリア材の間
にコア材を介在して形成される空間を真空排気して周囲
を熱融着する事により前記コア材の周囲に平面状の耳を
形成して真空密閉するガスバリア容器を形成する真空断
熱材において、真空チャンバー内でコア材をガスバリア
材中に密封成形後の真空断熱材は、前記ガスバリア容器
に形成された耳の平面部をその面に対して直交する方向
の動きを規制し、その面に対して水平な面の方向には移
動可能な支持治具で保持したのち、前記真空チャンバー
内の真空を解除する。
【0008】そして、好ましい実施形態として、コア材
の外周を、コア材本体から平面状の耳へ向けて傾斜する
断面楔形状とする。
の外周を、コア材本体から平面状の耳へ向けて傾斜する
断面楔形状とする。
【0009】あるいは、ガスバリア容器の耳の全領域を
2重の積層構造とする。
2重の積層構造とする。
【0010】かかる真空断熱材の製造方法によれば、真
空チャンバー内を排気し、大気圧に戻す時にガスバリア
材は、コア材の形状に沿って急激に密着し合うことで作
製される。この時、外周の耳は、シール面に対して直交
する動きが制限された状態で、かつ、水平方向へ移動可
能に支持されるため、耳部分が、概略同一平面上にある
真空断熱材が得られる。
空チャンバー内を排気し、大気圧に戻す時にガスバリア
材は、コア材の形状に沿って急激に密着し合うことで作
製される。この時、外周の耳は、シール面に対して直交
する動きが制限された状態で、かつ、水平方向へ移動可
能に支持されるため、耳部分が、概略同一平面上にある
真空断熱材が得られる。
【0011】この場合、耳の全領域を2重の積層構造と
することで、シール領域の腰が強くなり、より変形の小
さい耳が得られる。
することで、シール領域の腰が強くなり、より変形の小
さい耳が得られる。
【0012】また、コア材外周の断面楔状の形状によっ
て、無理な密着箇所がなくなり、ガスバリア材は、コア
材の形状に沿って確実に正しく密着し合い、変形が抑え
られた耳が得られる。
て、無理な密着箇所がなくなり、ガスバリア材は、コア
材の形状に沿って確実に正しく密着し合い、変形が抑え
られた耳が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7の図面を参照
しながらこの発明の実施の形態を説明する。図7におい
て、1は真空断熱材を示しており、真空断熱材1は、外
周に所定巾のシール面となる耳3を有するガスバリア容
器5と、ガスバリア容器5内に充填されたコア材7とで
構成されている。
しながらこの発明の実施の形態を説明する。図7におい
て、1は真空断熱材を示しており、真空断熱材1は、外
周に所定巾のシール面となる耳3を有するガスバリア容
器5と、ガスバリア容器5内に充填されたコア材7とで
構成されている。
【0014】図1から図4は真空断熱材1の製造方法を
示したものである。
示したものである。
【0015】即ち、図4に示す如く最内層に熱融着層を
有する金属箔一プラスチックラミネートフィルタから成
る上下2枚のシート状のガスバリア材9,9の一辺を残
して三辺を熱融着し、所定巾の耳3を備えた袋状のガス
バリア容器5を形成する。
有する金属箔一プラスチックラミネートフィルタから成
る上下2枚のシート状のガスバリア材9,9の一辺を残
して三辺を熱融着し、所定巾の耳3を備えた袋状のガス
バリア容器5を形成する。
【0016】次に、シールされていない一方の開口部1
1から乾燥したコア材7をガスバリア容器5内に挿入す
る。この場合、コア材7としては、無機粉末、ガラス繊
維、連続気泡構造の有機フォーム等で成形した成形品、
あるいは不織布等の袋に入れたいずれのものでもよい。
さらに、コア材7と一緒にゼオライト、活性炭素のガス
吸着剤を入れてもよい。また、コア材7の外周は、図
4,図5に示す如く、コア材7の本体7aから外側へ向
かって傾斜する断面楔形状のテーパ面13となってい
て、ガスバリア材9に無理な折れ曲がり等のダメージが
起きない形状となっている。
1から乾燥したコア材7をガスバリア容器5内に挿入す
る。この場合、コア材7としては、無機粉末、ガラス繊
維、連続気泡構造の有機フォーム等で成形した成形品、
あるいは不織布等の袋に入れたいずれのものでもよい。
さらに、コア材7と一緒にゼオライト、活性炭素のガス
吸着剤を入れてもよい。また、コア材7の外周は、図
4,図5に示す如く、コア材7の本体7aから外側へ向
かって傾斜する断面楔形状のテーパ面13となってい
て、ガスバリア材9に無理な折れ曲がり等のダメージが
起きない形状となっている。
【0017】次に、図1に示す如くコア材7を挿入した
ガスバリア容器5を真空チャンバー15内のステージ1
7にセットする。
ガスバリア容器5を真空チャンバー15内のステージ1
7にセットする。
【0018】真空チャンバー15は、接続口19を介し
て図外の真空ポンプと連通し、排気することで所定の真
空度が得られ、外気が送り込まれることで大気圧に戻る
ようになる。真空チャンバー15内には、ガスバリア容
器5の耳3を上下から支持し変形を防ぐ一定面積の支持
面21を備えた上下動可能な上下一対の支持治具23
と、開口部11をシールする熱融着部25を備えた上下
一対のシール装置27とを有している。熱融着部25は
密着し合うことでシールを行ない、離れることでシール
動作解除の状態となる。熱融着部25のシール解除状態
では、耳3は支持治具23によりシール面に対して水平
(図面左右)方向へ移動自在に支持されるように設定さ
れている。
て図外の真空ポンプと連通し、排気することで所定の真
空度が得られ、外気が送り込まれることで大気圧に戻る
ようになる。真空チャンバー15内には、ガスバリア容
器5の耳3を上下から支持し変形を防ぐ一定面積の支持
面21を備えた上下動可能な上下一対の支持治具23
と、開口部11をシールする熱融着部25を備えた上下
一対のシール装置27とを有している。熱融着部25は
密着し合うことでシールを行ない、離れることでシール
動作解除の状態となる。熱融着部25のシール解除状態
では、耳3は支持治具23によりシール面に対して水平
(図面左右)方向へ移動自在に支持されるように設定さ
れている。
【0019】次に、図2に示す如く、真空チャンバー1
5内の排気完了後、ガスバリア容器5の一方の開口部1
1をシール装置27によって熱融着しシールする。
5内の排気完了後、ガスバリア容器5の一方の開口部1
1をシール装置27によって熱融着しシールする。
【0020】次に、図3に示す如く、シール完了後、支
持治具23により耳3を上下から支持した状態で真空チ
ャンバー15内を大気圧に戻す。
持治具23により耳3を上下から支持した状態で真空チ
ャンバー15内を大気圧に戻す。
【0021】この時、ガスバリア材9は差圧によりコア
材7に沿って無理なく正しく密着し合うと共に、耳3は
支持治具23によって上下から支持されているため、折
れ曲がりや波打ち等は起きない。これにより、図6に示
す如く変形のない平面性に優れた耳3が得られる。
材7に沿って無理なく正しく密着し合うと共に、耳3は
支持治具23によって上下から支持されているため、折
れ曲がりや波打ち等は起きない。これにより、図6に示
す如く変形のない平面性に優れた耳3が得られる。
【0022】図7から図9は真空チャンバー15内の上
下一対のコの字型支持治具23とガスバリア容器5の一
辺の耳3をシールするシール装置の熱融着部25とを一
体に形成したシーラ支持治具24を用いた製造方法の第
2の実施形態を示したものである。
下一対のコの字型支持治具23とガスバリア容器5の一
辺の耳3をシールするシール装置の熱融着部25とを一
体に形成したシーラ支持治具24を用いた製造方法の第
2の実施形態を示したものである。
【0023】即ち、ガスバリア容器5の一方の開口部1
1側に配置された上下一対のシーラ支持治具24の支持
面21側に、熱融着用の熱融着部25を設け、開口部1
1のシールを行う。
1側に配置された上下一対のシーラ支持治具24の支持
面21側に、熱融着用の熱融着部25を設け、開口部1
1のシールを行う。
【0024】熱融着部25は、真空チャンバー15内の
排気時において、シールを行う一方、真空チャンバー1
5内を大気圧に戻す時には、シール動作を解除するとと
もに、支持治具23と同様にシーラ支持治具24は、ガ
スバリア容器5の耳3を、シール面に対して水平に移動
可能に支持している。
排気時において、シールを行う一方、真空チャンバー1
5内を大気圧に戻す時には、シール動作を解除するとと
もに、支持治具23と同様にシーラ支持治具24は、ガ
スバリア容器5の耳3を、シール面に対して水平に移動
可能に支持している。
【0025】なお、ガスバリア容器5及びコア材7は前
記実施形態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
記実施形態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0026】したがって、この実施形態によれば、図7
に示す如くコア材7を挿入したガスバリア容器5を真空
チャンバー15内のステージ17にセットする。
に示す如くコア材7を挿入したガスバリア容器5を真空
チャンバー15内のステージ17にセットする。
【0027】次に、図9に示す如く真空チャンバー15
内の排気完了後、ガスバリア容器5の耳3を上下の支持
治具23の支持面21によって支持すると共に、一方の
開口部11をシーラ支持治具24の熱融着部25によっ
てシールする。
内の排気完了後、ガスバリア容器5の耳3を上下の支持
治具23の支持面21によって支持すると共に、一方の
開口部11をシーラ支持治具24の熱融着部25によっ
てシールする。
【0028】次に、シール完了後、図9に示す如く真空
チャンバー15内を大気圧に戻すことで、差圧によりガ
スバリア材9はコア材7に沿って無理なく正しく密着し
合うと共に、耳3は支持治具23の支持面21によって
水平方向に移動自在に支持されているため、折り曲がり
や波打ち等は起きず変形のない耳3が得られる。
チャンバー15内を大気圧に戻すことで、差圧によりガ
スバリア材9はコア材7に沿って無理なく正しく密着し
合うと共に、耳3は支持治具23の支持面21によって
水平方向に移動自在に支持されているため、折り曲がり
や波打ち等は起きず変形のない耳3が得られる。
【0029】図10から図12は、真空チャンバー15
内の上下の支持治具23を、ガスバリア容器5をセット
する。ステージとシール装置とを兼ねる一体形状とした
製造方法の第3の実施形態を示したものである。
内の上下の支持治具23を、ガスバリア容器5をセット
する。ステージとシール装置とを兼ねる一体形状とした
製造方法の第3の実施形態を示したものである。
【0030】即ち、上下の支持治具23の内、下方を固
定側支持治具23,上方を可動側支持治具23に構成
し、下方の固定側支持治具23に、ステージ部29と耳
支持面31とを有し、耳支持面31側にガスバリア材9
の全周をシールする熱融着部25を設ける一方、上方の
可動側支持治具23に、耳支持面33と、全周をシール
する熱融着部25を設ける構造とするものである。
定側支持治具23,上方を可動側支持治具23に構成
し、下方の固定側支持治具23に、ステージ部29と耳
支持面31とを有し、耳支持面31側にガスバリア材9
の全周をシールする熱融着部25を設ける一方、上方の
可動側支持治具23に、耳支持面33と、全周をシール
する熱融着部25を設ける構造とするものである。
【0031】熱融着部25は、真空チャンバー15内の
排気時において、シールを行う一方、密着時において真
空チャンバー15内を大気圧に戻す時にシールを解除
し、ガスバリア容器5周辺の耳3は水平方向に移動自在
に保持されるように設定されている。
排気時において、シールを行う一方、密着時において真
空チャンバー15内を大気圧に戻す時にシールを解除
し、ガスバリア容器5周辺の耳3は水平方向に移動自在
に保持されるように設定されている。
【0032】なお、ガスバリア容器5及びコア材7は前
記実施形態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
記実施形態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0033】したがって、この実施形態によれば、図1
0に示す如く、ステージ部29に上下2枚の内、下位側
のガスバリア材9とコア材7をセットし、その上に、上
位側のガスバリア材9を載せる。
0に示す如く、ステージ部29に上下2枚の内、下位側
のガスバリア材9とコア材7をセットし、その上に、上
位側のガスバリア材9を載せる。
【0034】次に、図11に示す如く、真空チャンバー
15内の排気完了後、上方の可動側支持治具23を下降
させてガスバリア材9の全周を熱融着部25によりシー
ルする。
15内の排気完了後、上方の可動側支持治具23を下降
させてガスバリア材9の全周を熱融着部25によりシー
ルする。
【0035】次にシール完了後、図12に示す如く真空
チャンバー15内を大気圧に戻すことで、差圧によりガ
スバリア材9はコア材7に沿って無理なく正しく密着し
合うと共に、耳3は、上下の支持治具23の耳支持面3
1,33によって水平方向に移動自在に支持されている
ため、折り曲がりや波打ち等は起きず、変形のない耳3
が得られる。
チャンバー15内を大気圧に戻すことで、差圧によりガ
スバリア材9はコア材7に沿って無理なく正しく密着し
合うと共に、耳3は、上下の支持治具23の耳支持面3
1,33によって水平方向に移動自在に支持されている
ため、折り曲がりや波打ち等は起きず、変形のない耳3
が得られる。
【0036】図13から図14は流れ作業で作業する真
空断熱材の製造方法の第4の実施形態を示したものであ
る。
空断熱材の製造方法の第4の実施形態を示したものであ
る。
【0037】即ち、図13に示す如く、真空チャンバー
15内を開け閉め可能な入口ゲート34,第1の移動ゲ
ート部35,第2の移動ゲート部37および出口ゲート
38により独立した第1チャンバー室39,第2チャン
バー室41,第3チャンバー室43を形成する。
15内を開け閉め可能な入口ゲート34,第1の移動ゲ
ート部35,第2の移動ゲート部37および出口ゲート
38により独立した第1チャンバー室39,第2チャン
バー室41,第3チャンバー室43を形成する。
【0038】第1チャンバー室39は、入口ゲート34
を開きガスバリア容器5をセットし、入口ゲート34お
よび第1の移動ゲート35を閉じて予備排気する部屋と
なっている。第2チャンバー室41はガスバリア容器5
の一方の開口部11を熱融着する熱融着部25を備えた
上下一対のシール装置27を有し、本排気して所定の真
空度が得られる部屋となっている。第3チャンバー室4
3は、ガスバリア容器5と耳3を上下から支持する支持
面45,45を備えた固定支持治具47と可動支持治具
49を有し、大気圧に戻す部屋となっている。
を開きガスバリア容器5をセットし、入口ゲート34お
よび第1の移動ゲート35を閉じて予備排気する部屋と
なっている。第2チャンバー室41はガスバリア容器5
の一方の開口部11を熱融着する熱融着部25を備えた
上下一対のシール装置27を有し、本排気して所定の真
空度が得られる部屋となっている。第3チャンバー室4
3は、ガスバリア容器5と耳3を上下から支持する支持
面45,45を備えた固定支持治具47と可動支持治具
49を有し、大気圧に戻す部屋となっている。
【0039】なお、ガスバリア容器5及びコア材7は前
記実施形態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
記実施形態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0040】したがって、この実施形態によれば、図1
3に示す如く、まず、第2,第3チャンバー室41,4
3内を排気した状態で、第1チャンバー室39にコア材
7を挿入したガスバリア容器5をステージ17にセット
し、第1チャンバー室39内を排気する。
3に示す如く、まず、第2,第3チャンバー室41,4
3内を排気した状態で、第1チャンバー室39にコア材
7を挿入したガスバリア容器5をステージ17にセット
し、第1チャンバー室39内を排気する。
【0041】次に、一定時間経過後、第1ゲート部35
を開き、ガスバリア容器5を第2チャンバー室41内へ
移動し第1の移動ゲート部35を閉じる。
を開き、ガスバリア容器5を第2チャンバー室41内へ
移動し第1の移動ゲート部35を閉じる。
【0042】次に、第2チャンバー室41内が所定の真
空度に達した時点で、図14に示す如くガスバリア容器
5の一方の開口部11をシール装置23,23によりシ
ールした後、第2の移動ゲート部37を開け、図15に
示す如く、シールしたガスバリア容器5を真空引きされ
た第3チャンバー室43に移動し、固定支持治具49に
セットする。セット完了後、第2の移動ゲート部37を
閉めると共に、第3チャンバー室43を大気圧に戻す。
そして出口ゲート38より真空断熱材を取り出した後、
再び第3チャンバー室43は真空排気される。以後この
動作を順次繰返す。
空度に達した時点で、図14に示す如くガスバリア容器
5の一方の開口部11をシール装置23,23によりシ
ールした後、第2の移動ゲート部37を開け、図15に
示す如く、シールしたガスバリア容器5を真空引きされ
た第3チャンバー室43に移動し、固定支持治具49に
セットする。セット完了後、第2の移動ゲート部37を
閉めると共に、第3チャンバー室43を大気圧に戻す。
そして出口ゲート38より真空断熱材を取り出した後、
再び第3チャンバー室43は真空排気される。以後この
動作を順次繰返す。
【0043】これにより、ガスバリア材9は、差圧によ
りコア材7に沿って無理なく正しく密着し合うと共に、
耳3は固定支持治具49と、可動支持治具47によって
支持されているため折れ曲がりや波打ち等は起きず、変
形のない耳3が得られる。また、作業性が向上する。
りコア材7に沿って無理なく正しく密着し合うと共に、
耳3は固定支持治具49と、可動支持治具47によって
支持されているため折れ曲がりや波打ち等は起きず、変
形のない耳3が得られる。また、作業性が向上する。
【0044】図16から図18は真空断熱材の製造方法
の第5の実施形態を示したものである。
の第5の実施形態を示したものである。
【0045】即ち、図16に示す如く、コア材7を挿入
したガスバリア容器5を真空チャンバー15内のステー
ジ17にセットし、すでにシールされている三辺の耳3
を合成樹脂製の支持具51(図面では一箇所のみ)で変
形が起きないよう挟みつけておく。
したガスバリア容器5を真空チャンバー15内のステー
ジ17にセットし、すでにシールされている三辺の耳3
を合成樹脂製の支持具51(図面では一箇所のみ)で変
形が起きないよう挟みつけておく。
【0046】次に、図17に示す如く、真空チャンバー
15内を排気し、所定の真空度に達した時点で、シール
装置27により一方の開口部11をシールする。次に、
図18に示す如くシール完了後、シール装置27がシー
ル動作を解除してシール装置27も耳3を水平方向に移
動可能に保持して真空チャンバー15内を大気圧に戻
す。
15内を排気し、所定の真空度に達した時点で、シール
装置27により一方の開口部11をシールする。次に、
図18に示す如くシール完了後、シール装置27がシー
ル動作を解除してシール装置27も耳3を水平方向に移
動可能に保持して真空チャンバー15内を大気圧に戻
す。
【0047】これにより、ガスバリア材9は差圧により
コア材7に沿って無理なく正しく密着し合うと共に、折
れ曲がりや波打ち等の起きない耳3が得られる。
コア材7に沿って無理なく正しく密着し合うと共に、折
れ曲がりや波打ち等の起きない耳3が得られる。
【0048】図19は真空断熱材1の変形例を示したも
のである。
のである。
【0049】即ち、製造方法は、第1の実施形態と同一
であるが、ガスバリア容器5の耳3の全領域に新たにガ
スバリア材53を設けて2重積層構造とするものであ
る。
であるが、ガスバリア容器5の耳3の全領域に新たにガ
スバリア材53を設けて2重積層構造とするものであ
る。
【0050】これにより、2重積層構造によって耳3の
腰が強くなり、より変形が少ない耳3が得られるように
なる。これら一連の実施形態において、各実施形態の熱
伝導率と破損率を図20に示す。
腰が強くなり、より変形が少ない耳3が得られるように
なる。これら一連の実施形態において、各実施形態の熱
伝導率と破損率を図20に示す。
【0051】図20は、振とう試験装置において10時
間、上下、左右に振動を加え、破損した割合で評価し
た。なお、破損とは、完全にパンクしたものは当然とし
て、真空断熱材1の内部圧力を測定し、内部圧力が0.
2torrより大きいものは破損とみなした。
間、上下、左右に振動を加え、破損した割合で評価し
た。なお、破損とは、完全にパンクしたものは当然とし
て、真空断熱材1の内部圧力を測定し、内部圧力が0.
2torrより大きいものは破損とみなした。
【0052】この図からも明らかなように、従来例に比
べ、破損しにくく、長期間にわたり断熱性能の変化の少
ないことが立証された。
べ、破損しにくく、長期間にわたり断熱性能の変化の少
ないことが立証された。
【0053】また、真空断熱材1を冷蔵庫内に設けて得
られた消費電力の結果を図21,図22に示す。
られた消費電力の結果を図21,図22に示す。
【0054】本発明のものは、従来のものに比べてバラ
ツキが少なく、平均値で従来例の68.9kwh/月に
対し、66.8kwh/月であった。
ツキが少なく、平均値で従来例の68.9kwh/月に
対し、66.8kwh/月であった。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の真空
断熱材によれば、変形のない耳が得られると共に、破損
がしにくく、長期間に亘り安定した断熱性能が得られ
る。また、冷蔵庫等に組込んだ場合に、バラツキが少な
い安定した消費電力が得られる。
断熱材によれば、変形のない耳が得られると共に、破損
がしにくく、長期間に亘り安定した断熱性能が得られ
る。また、冷蔵庫等に組込んだ場合に、バラツキが少な
い安定した消費電力が得られる。
【図1】コア材を挿入したガスバリア容器を真空チャン
バー内にセットした動作説明図。
バー内にセットした動作説明図。
【図2】真空チャンバー内にセットされたガスバリア容
器の一方の開口部をシールした動作説明図。
器の一方の開口部をシールした動作説明図。
【図3】ガスバリア容器の耳を支持治具により支持した
状態で真空チャンバー内を大気圧に戻した状態の動作説
明図。
状態で真空チャンバー内を大気圧に戻した状態の動作説
明図。
【図4】ガスバリア容器の一方の開口部からコア材を挿
入する説明図。
入する説明図。
【図5】コア材の平面図。
【図6】図3によって得られた真空断熱材の切断面図。
【図7】支持治具とシール装置の熱融着部が一体となっ
た図1と同様の動作説明図。
た図1と同様の動作説明図。
【図8】図8の支持治具によりガスバリア容器の一方の
開口部をシールした動作説明図。
開口部をシールした動作説明図。
【図9】図9によりシール完了した真空チャンバー内を
大気圧とした動作説明図。
大気圧とした動作説明図。
【図10】ステージとシール装置が支持治具と一体とな
った図1と同様の動作説明図。
った図1と同様の動作説明図。
【図11】図11の支持治具によりガスバリア容器の全
周をシールする動作説明図。
周をシールする動作説明図。
【図12】図12によりシール完了し真空チャンバー内
を大気圧とした動作説明図。
を大気圧とした動作説明図。
【図13】第1,第2,第3チャンバー室へ移動させな
がら真空断熱材を製造する図1と同様の動作説明図。
がら真空断熱材を製造する図1と同様の動作説明図。
【図14】第2チャンバー室へ移動した動作説明図。
【図15】第3チャンバー室へ移動した動作説明図。
【図16】ガスバリア容器の三辺の耳を支持具で変形が
起きないよう真空チャンバー内にセットした図1と同様
の動作説明図。
起きないよう真空チャンバー内にセットした図1と同様
の動作説明図。
【図17】ガスバリア容器の一方の開口部をシールした
動作説明図。
動作説明図。
【図18】シール完了後、真空チャンバー内を大気圧に
戻した動作説明図。
戻した動作説明図。
【図19】ガスバリア容器の耳を2重の積層構造とした
説明図。
説明図。
【図20】熱伝導率と破損率を従来例と比較した説明
図。
図。
【図21】本発明を冷蔵庫に実施した消費電力量を従来
例と比較した説明図。
例と比較した説明図。
【図22】消費電力量を従来例と比較した月平均値を示
した説明図。
した説明図。
【図23】従来の真空断熱材の製造方法の説明図。
【図24】従来の完成後の耳を示した説明図。
3 耳 5 ガスバリア容器 7 コア材 15 真空チャンバー
Claims (3)
- 【請求項1】 上下2枚のシート状ガスバリア材の間に
コア材を介在して形成される空間を真空排気して周囲を
熱融着する事により前記コア材の周囲に平面状の耳を形
成して真空密閉するガスバリア容器を形成する真空断熱
材において、真空チャンバー内でコア材をガスバリア材
中に密封成形後の真空断熱材は、前記ガスバリア容器に
形成された耳の平面部をその面に対して直交する方向の
動きを規制し、その面に対して水平な面の方向には移動
可能な支持治具で保持したのち、前記真空チャンバー内
の真空を解除する事を特徴とする真空断熱材の製造方
法。 - 【請求項2】 コア材の外周を、コア材本体から平面状
の耳へ向けて傾斜する断面楔形状としたことを特徴とす
る請求項1記載の真空断熱材の製造方法。 - 【請求項3】 ガスバリア容器の耳の全領域を2重の積
層構造とすることを特徴とすることを請求項1記載の真
空断熱材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9003952A JPH10196880A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 真空断熱材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9003952A JPH10196880A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 真空断熱材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196880A true JPH10196880A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11571454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9003952A Pending JPH10196880A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 真空断熱材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196880A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002141102A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-17 | Toshiba Corp | 電池の製造方法および製造装置 |
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| DE102007036346A1 (de) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Deutsche Rockwool Mineralwoll Gmbh + Co Ohg | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Formteils sowie Formteil als Wärme- und/oder Schalldämmelement |
| US7833605B2 (en) | 2002-12-05 | 2010-11-16 | Panasonic Corporation | Vacuum heat insulator |
| JP2011020703A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Shitara Seisakusho:Kk | 断熱材真空包装機 |
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| JP2015096743A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 日新製鋼株式会社 | 真空断熱パネルの製造方法 |
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-
1997
- 1997-01-13 JP JP9003952A patent/JPH10196880A/ja active Pending
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