JPH1019980A - テスト装置 - Google Patents

テスト装置

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Publication number
JPH1019980A
JPH1019980A JP8173587A JP17358796A JPH1019980A JP H1019980 A JPH1019980 A JP H1019980A JP 8173587 A JP8173587 A JP 8173587A JP 17358796 A JP17358796 A JP 17358796A JP H1019980 A JPH1019980 A JP H1019980A
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JP
Japan
Prior art keywords
amplitude voltage
tester
voltage level
correction time
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP8173587A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Asai
幹生 浅井
Tsutomu Tsunetomo
力 常友
Toshiyuki Tsujii
利之 辻井
Masahiko Hiyouzou
正彦 兵三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被試験デバイスに入力される信号の振幅電圧
レベルに対応したタイミング補正を能率よく行う。 【解決手段】 テーブルにあらかじめ格納されているテ
スタドライバごとの基準振幅電圧レベルV0に対する基
準補正時間T0nと単位電圧当たりの補正時間ΔTnと
を参照し、さらに、テスタドライバごとの振幅電圧レベ
ルVm、および基準振幅電圧レベルV0にもとづいて、
演算式(1)で記述される線型近似を用いて、テスタド
ライバごとの補正時間Tmnが算出される。そして、こ
の補正時間Tmnに相当する補正が、テスタドライバに
内蔵される遅延回路の遅延時間に加えられる。このた
め、従来においては、すべて実測されていた振幅電圧レ
ベルに対応したタイミング補正が、演算に置き換わり、
実測数が減少するので、タイミング補正が短時間で能率
よく行われ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置のテ
スト装置に関し、特に、タイミング補正を効率よく行う
ための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIなどの半導体装置を被試験デバイ
ス(DUT)として、その入力と出力の間の機能を試験
するための装置としてテスト装置が知られている。この
テスト装置は、テストパターンを発生して被試験デバイ
スの入力ピンに印加すると同時に、出力ピンに現れる出
力パターンを期待値と比較して、被試験デバイスの品質
の良否を判定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被試験デバ
イスが大規模に集積化されるとともに、その動作が高速
化するのにともない、被試験デバイスには小振幅バッフ
ァが混在するようになり、しかも、入出力ピンの数が多
くなってきている。したがって、テスト装置は、大規模
かつ高速の被試験デバイスの試験を行うときに、多数の
入力ピンに複数の異なる振幅電圧レベルの信号を入力す
る必要がある。
【0004】このため、振幅電圧レベルが異なることに
起因するタイミングのずれを補正する必要があり、多数
の入力ピンに対応するテスト装置の多数のテスタドライ
バごとに振幅電圧レベルを計測して、それぞれにタイミ
ング補正を施すという作業が必要とされていた。この作
業には多大の時間が必要であり、被試験デバイスのテス
ト作業の中に占める無駄時間、すなわちテスタダウンタ
イムが長くなるという問題点があった。
【0005】この発明は、従来の装置における上記した
問題点を解消するためになされたもので、被試験デバイ
スに入力される信号の振幅電圧レベルがさまざまに混在
するときにおいても、短時間で能率よくタイミング補正
を行うことができるテスト装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の装置は、タ
イミング補正のための遅延回路を内蔵する複数のテスタ
ドライバを備え、被試験デバイスの入力と出力の間の機
能を試験するためのテスト装置において、前記複数のテ
スタドライバが、基準となる振幅電圧レベルである基準
振幅電圧レベルを出力する際の、基準時間からの出力の
遅れである基準補正時間を、前記複数のテスタドライバ
の各1ごとに計測する計測部と、前記計測部で得られた
前記複数のテスタドライバの各1ごとの前記基準補正時
間を格納する第1テーブルと、前記複数のテスタドライ
バの各1ごとの出力のスルーレートを規定する変数を格
納する第2テーブルと、前記第1および第2テーブルに
対して、前記複数のテスタドライバの中で前記被試験デ
バイスが必要とするテスタドライバに関する前記基準補
正時間と前記変数の読出しを指示するテーブル指定部
と、前記第1および第2テーブルからそれぞれ読み出さ
れた前記基準補正時間と前記変数、ならびに、前記基準
振幅電圧レベルおよび前記被試験デバイスの入力ピンご
との振幅電圧レベルにもとづき、線型近似を用いて、前
記被試験デバイスが必要とする前記テスタドライバごと
の補正時間を算出する演算部と、前記被試験デバイスが
必要とする前記テスタドライバごとに、その内蔵する遅
延回路の遅延時間に前記補正時間に相当する補正を加え
る入力部と、をさらに備えることを特徴とする。
【0007】第2の発明の装置は、タイミング補正のた
めの遅延回路を内蔵する複数のテスタドライバを備え、
被試験デバイスの入力と出力の間の機能を試験するため
のテスト装置において、前記複数のテスタドライバが、
基準となる振幅電圧レベルである基準振幅電圧レベルを
出力する際の、当該基準振幅電圧レベルの半値、基準時
間からの出力の遅れである基準補正時間、および、出力
のスルーレートを規定する変数を、前記複数のテスタド
ライバの各1ごとに計測する計測部と、前記複数のテス
タドライバと一対一に結合し、前記被試験デバイスが必
要とするテスタドライバに関する前記半値、前記基準補
正時間、および前記変数、ならびに出力の振幅電圧レベ
ルの半値にもとづき、線型近似を用いて補正時間を算出
し、前記被試験デバイスが必要とする前記テスタドライ
バごとに、その内蔵する遅延回路の遅延時間に前記補正
時間に相当する補正を加える複数の演算部と、をさらに
備えることを特徴とする。
【0008】第3の発明の装置は、タイミング補正のた
めの遅延回路を内蔵する複数のテスタドライバを備え、
被試験デバイスの入力と出力の間の機能を試験するため
のテスト装置において、前記複数のテスタドライバが、
基準となる振幅電圧レベルである基準振幅電圧レベルを
出力する際の、基準時間からの出力の遅れである基準補
正時間を、前記複数のテスタドライバの各1ごとに計測
する計測部と、前記計測部で得られた前記複数のテスタ
ドライバの各1ごとの前記基準補正時間を格納する第1
テーブルと、前記複数のテスタドライバの各1ごとの出
力のスルーレートを規定する変数を格納する第2テーブ
ルと、前記第1および第2テーブルに対して、すべての
テスタドライバに関する前記基準補正時間と前記変数の
読出しを指示する第1テーブル指定部と、前記第1およ
び第2テーブルからそれぞれ読み出された前記基準補正
時間と前記変数、ならびに、前記基準振幅電圧レベルお
よび前記複数のテスタドライバの出力における複数通り
の振幅電圧レベルにもとづき、線型近似を用いて、前記
複数のテスタドライバごとおよび前記複数通りの振幅電
圧レベルごとの補正時間を算出する演算部と、算出され
た前記複数のテスタドライバごとおよび前記複数通りの
振幅電圧レベルごとの補正時間を格納する第3テーブル
と、前記第3テーブルに対して、前記複数のテスタドラ
イバの中で前記被試験デバイスが必要とするテスタドラ
イバとその出力の振幅電圧レベルに対応する前記補正時
間の読出しを指示する第2テーブル指定部と、前記被試
験デバイスが必要とする前記テスタドライバごとに、そ
の内蔵する遅延回路の遅延時間に、読み出された前記補
正時間に相当する補正を加える入力部と、をさらに備え
ることを特徴とする。
【0009】第4の発明の装置は、タイミング補正のた
めの遅延回路を内蔵する複数のテスタドライバを備え、
被試験デバイスの入力と出力の間の機能を試験するため
のテスト装置において、前記複数のテスタドライバが、
基準となる振幅電圧レベルである基準振幅電圧レベルを
出力する際の、基準時間からの出力の遅れである基準補
正時間を、前記複数のテスタドライバの各1ごとに計測
する計測部と、前記計測部で得られた前記複数のテスタ
ドライバの各1ごとの前記基準補正時間を格納する第1
テーブルと、前記複数のテスタドライバの各1ごとの出
力のスルーレートを規定する変数を格納する第2テーブ
ルと、前記第1および第2テーブルに対して、すべての
テスタドライバに関する前記基準補正時間と前記変数の
読出しを指示する第1テーブル指定部と、前記第1およ
び第2テーブルからそれぞれ読み出された前記基準補正
時間と前記変数、ならびに、前記基準振幅電圧レベル、
および前記複数のテスタドライバの出力における複数通
りの振幅電圧レベルの中のそれらの中心値とその一方側
に属する振幅電圧レベルとにもとづき、線型近似を用い
て、前記複数のテスタドライバごとおよび前記中心値と
その一方側に属する前記振幅電圧レベルごとの補正時間
を算出する第1演算部と、算出された前記補正時間を格
納する第3テーブルと、前記第3テーブルに対して、前
記複数のテスタドライバの中で前記被試験デバイスが必
要とするテスタドライバと、その出力の振幅電圧レベル
または前記中心値に対して対称な振幅電圧レベルとに、
対応する前記補正時間の読出しを指示する第2テーブル
指定部と、読み出された前記補正時間に対して、当該補
正時間が前記中心値に対して対称な振幅電圧レベルに対
応して読み出されたときには、当該補正時間の符号を反
転し、そうでないときには前記符号をそのままとする第
2演算部と、前記被試験デバイスが必要とする前記テス
タドライバごとに、その内蔵する遅延回路の遅延時間
に、前記第2演算部で得られた前記補正時間に相当する
補正を加える入力部と、をさらに備えることを特徴とす
る。
【0010】第5の発明の装置は、第1ないし第4のい
ずれかの発明のテスト装置において、前記変数が、前記
出力に一定大きさの変化を与える時間の長さであること
を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>図2は、実施の形態1のテスト装置の
構成を示すブロック図である。このテスト装置101
は、タイミング発生器1、マトリクス回路2、フォーマ
ッタ3、テスタドライバP1〜P512、および、タイミン
グ補正部121を備えている。そして、テスタドライバ
P1〜P512を通じて、テスト装置101と被試験デバイ
ス4とが接続されている。被試験デバイス4は、試験対
象とされるLSIなどの半導体装置である。
【0012】タイミング発生器1で発生されたタイミン
グがマトリクス回路2によってさまざまに分配され、フ
ォーマッタ3へと入力される。フォーマッタ3では、入
力信号にもとづいてテストパターンが生成される。この
テストパターンは、例えば512ピンの被試験デバイス
4に対応可能に準備されたテスタドライバP1〜P512を
通じて、被試験デバイス4のピンへと入力される。
【0013】テスタドライバP1〜P512は、図示しない
遅延回路を内蔵しており、この遅延回路によって、タイ
ミング発生器1から被試験デバイス4までの経路に発生
するスキュー(タイミングのずれ)を補正している。タ
イミング補正部121は、ドライバ振幅すなわちテスタ
ドライバP1〜P512の出力の振幅電圧レベルを検出し、
さらに、基準となる時間を、例えばタイミング発生器1
から検出することによって、ドライバ振幅の大きさに由
来するタイミングのずれを解消するように遅延回路の遅
延時間を補正する。
【0014】なお、図示を略するが、テスタドライバP
1〜P512には、被試験デバイス4のピンへと信号を出力
するドライバだけでなく、被試験デバイス4のピンから
出力される信号を受信してそのレベル(ハイレベルかロ
ウレベルか)を判定するコンパレータが含まれている。
以上のタイミング発生器1、マトリクス回路2、フォー
マッタ3、および、遅延回路とコンパレータを含むテス
タドライバP1〜P512は、従来周知の装置部分である。
【0015】図3はタイミング補正部121の内部構成
を示すブロック図である。タイミング補正部121は、
計測部11、2種類のテーブル12,13、テーブル指
定部14、演算部15、および、入力部16を備えてい
る。テーブル指定部14および演算部15には、外部の
デバイスデータファイル5から、信号が供給される。テ
ーブル12,13は、例えばRAMなどの記憶媒体で構
成される。
【0016】図4は、タイミング補正部121のテーブ
ル13にデータを書き込む処理、すなわち準備処理の手
順を示すフローチャートである。この処理は、すべての
被試験デバイス4のテストに先だって、一回だけ行われ
れば十分であり、被試験デバイス4が異なるごとに繰り
返し行われる必要はない。
【0017】処理が開始されると、まずステップS1に
おいて、基準振幅電圧レベルV0と基準時間Oがテスト
装置101へ入力される。つぎに、ステップS2におい
て、制御変数nが値”1”へと初期化される。その後、
ステップS3において、テスタドライバピンn、すなわ
ちテスタドライバPnの出力ピンから基準振幅電圧レベ
ルV0を検出する。
【0018】図5は、テスタドライバピンnの出力波形
を模式的に示すグラフである。図5に示すように、テス
タドライバピンnの出力は、基準時間Oからある時間だ
け遅延して立ち上がる。ステップS3では、基準振幅電
圧レベルV0のハーフポイント(半値)V0/2、すな
わち、0と基準振幅電圧レベルV0との中心点の、基準
時間Oからの遅延時間である基準補正時間T0nを計測
する。つづくステップS4では、得られた基準補正時間
T0nがテーブル13へ格納される。
【0019】つぎに、テスタドライバピンnが512に
一致するか否か、すなわち全てのテスタドライバP1〜
P512の出力ピンについて基準補正時間T0nの計測お
よびテーブル13への格納が終了したか否かが判定され
る。終了していなければ、テスタドライバピンの番号n
を1だけインクリメントした上で、処理はステップS3
へと戻る。終了しておれば、すべての処理を終了する。
【0020】以上の処理の結果、テーブル13には、図
6に示すように、基準振幅電圧レベルV0に対応したテ
スタドライバピン1〜512ごとの基準補正時間T01
〜T0512が格納される。また、上記したステップS2
〜S5の処理は、計測部11(図3)によって実行され
る。計測部11は、基準時間Oを例えばタイミング発生
器1から検出し、基準振幅電圧レベルV0をテスタドラ
イバP1〜P512の出力ピンから検出する。
【0021】テーブル13とは別のテーブル12にも、
すべての被試験デバイス4のテストに先だって、データ
が格納される。図7は、テーブル12に格納すべきデー
タを説明するグラフである。図7に示すように、各テス
タドライバの出力は、ほぼ直線状に遷移する。そして、
その傾き、すなわちスルーレートは、振幅電圧レベルが
異なっても通常は不変である。テスト装置101は、テ
スタドライバP1〜P512のスルーレートが、振幅電圧レ
ベルに依存せずに一定であることを前提としている。
【0022】各テスタドライバP1〜P512のスルーレー
トは、設計仕様として、あるいは試験の結果として既知
である。各テスタドライバPn(n=1,・・・,51
2)の既知のスルーレートに対応する1V当たりの遷移
時間である補正時間ΔTnが、あらかじめテーブル12
へ外部より書き込まれる。その結果、テーブル12に
は、図8に示すように、テスタドライバピン1〜512
ごとの補正時間ΔT1〜ΔT512が格納される。
【0023】テーブル12,13の準備が完了した後、
被試験デバイス4のテストを実行するごとに、それらの
テストの直前に図1のフローチャートに示す処理、すな
わち使用されるテスタドライバに内蔵される遅延回路に
対する補正処理が実行される。処理が開始されると、ま
ずステップS11において、テストで使用されるドライ
バピンの番号n1,n2,・・・,nK(ただしK≦512)
と、テストで出力されるそれらの振幅電圧レベルすなわ
ち被補正振幅電圧レベルVn1,Vn2,・・・,VnKと
が、テスト装置101へ入力される。その後、ステップ
S12において、制御変数kが値”1”へと初期化され
る。
【0024】つぎに、ステップS13において、ピン番
号n=nkのドライバピンの基準補正時間T0nと補正
時間ΔTnが、それぞれテーブル13,12から読み出
される。デバイスデータファイル5(図3)は、被試験
デバイス4ごとに、テストで使用されるドライバピンの
番号n1,n2,・・・,nKと、テストで出力されるそれら
の振幅電圧レベルすなわち被補正振幅電圧レベルVn
1,Vn2,・・・,VnKとを保持している。そして、テー
ブル指定部14は、デバイスデータファイル5より送ら
れるピン番号n1,n2,・・・,nKに応じて、テーブル1
3,12の格納場所を指定する。その結果、テーブル1
3,12からは、それぞれ基準補正時間T01〜T051
2、および、遷移時間ΔT1〜ΔT512が演算部15へと
読み出される。
【0025】ステップS14ではさらに、デバイスデー
タファイル5から演算部15へと、被補正振幅電圧レベ
ルVn1,Vn2,・・・,VnKが送られる。そして、演算
部15は、これらのデータにもとづいて、演算式(1)
・・・Tmn=−{(Vm−V0)・ΔTn/2+T0
n}、すなわち線型近似を用いて補正時間Tmnを算出
する。
【0026】つぎに、ステップS15において、算出さ
れた補正時間Tmnが入力部16へと送られ、さらに、
入力部16からピン番号n=nkのドライバPnkに内蔵
される遅延回路へと送られる。遅延回路は、遅延時間を
補正時間Tmnに相当する分だけ加算する。すなわち、
遅延回路の遅延時間が補正時間Tmnに相当する分だけ
補正される。
【0027】つぎに、ステップS16において、制御変
数kがKに一致するか否か、すなわち、テストで使用され
るすべてのドライバ(ピン番号がn1,n2,・・・,nKで
あるドライバのすべて)について処理が完了したか否か
が判定される。その結果、処理が完了していなければ、
制御変数kを1だけインクリメントした上で、処理はス
テップS13へと戻る。終了しておれば、すべての処理
を終了する。このようにして、テストで使用されるすべ
てのドライバの遅延回路の遅延時間に、被補正振幅電圧
レベルVn1,Vn2,・・・,VnKに対応した補正が加え
られる。図1に沿った補正処理が終了すると、補正され
た遅延時間をもって被試験デバイス4のテストが実行さ
れる。
【0028】以上のように、テスト装置101では、被
補正振幅電圧レベルVn1,Vn2,・・・,VnKに対応し
たタイミング補正が、基準補正時間T0n、補正時間Δ
Tnに関するテーブルと、演算式(1)にもとづいて、
簡単かつ短時間で能率よく行われる。
【0029】<実施の形態2>図9は実施の形態2のタ
イミング補正部の構成を示すブロック図である。このタ
イミング補正部122は、計測部21、および演算部C
1〜C512を備えている。演算部C1〜C512は、テスタド
ライバP1〜P512にそれぞれ結合している。計測部21
は、テスタドライバP1〜P512の出力から、基準振幅電
圧レベルV0の中間値(半値)V0/2、基準補正時間
T0n(n=1〜512)、および、補正時間ΔTn
(n=1〜512)を計測し、各演算部Cn(n=1〜
512)へと入力する。
【0030】さらに、デバイスデータファイル5から
は、テストで使用されるドライバピンの番号n1,n2,
・・・,nK(ただしK≦512)の被補正振幅電圧レベル
の中間値(半値)Vn1/2,Vn2/2,・・・,VnK/
2が、それぞれ演算部Cn1〜CnKへと入力される。図
10は、演算部Cn(n=1〜512)の内部構成を示
すブロック図である。演算部Cnは、減算器25、乗算
器26、および加算器27を備えている。減算器25
は、二つの中間値V0/2、Vm/2=Vnk/2の差
を算出して出力する。すなわち、減算器25からは、
(V0−Vm)/2が出力される。
【0031】乗算器26は、減算器25の出力値(V0
−Vm)/2と、補正時間ΔTnとの積を算出して出力
する。すなわち、乗算器26からは、(V0−Vm)/
2・ΔTnが出力される。加算器27は、乗算器26の
出力値(V0−Vm)/2・ΔTnと基準補正時間T0
nの和を算出して補正時間Tmnとして出力する。すな
わち、出力される補正時間Tmnは、Tmn=V0−V
m)/2・ΔTn+T0nとなる。このように、演算部
Cnは、演算式(1)にもとづいて補正時間Tmnを算
出する。
【0032】演算部Cn1〜CnKの各々が算出した補正
時間Tmn(n=n1〜nK)は、テスタドライバPn1
〜PnKに内蔵される遅延回路へと送出される。その結
果、遅延回路では、補正時間Tmnに相当する補正が遅
延時間に加えられる。すなわち、被補正振幅電圧レベル
Vn1,Vn2,・・・,VnKに対応したタイミング補正
が、基準振幅電圧レベルの中間値V0/2、基準補正時
間T0n、および補正時間ΔTnに関する計測値と、演
算式(1)とにもとづいて、簡単かつ短時間で能率よく
行われる。しかも、テーブル12,13を設ける必要が
ないという利点がある。
【0033】<実施の形態3>実施の形態1では、二つ
のタイミングテーブル12,13から演算式(1)で逐
次計算しながら補正時間Tmnを求めていたが、複数通
りの振幅電圧レベルに対して、あらかじめ補正時間Tm
nをテスタドライバP1〜P512ごとに作成して別に準備
されたテーブルに格納しておき、テストの直前には、こ
のテーブルから補正時間Tmnを選択的に読み出すよう
に、タイミング補正部を構成してもよい。
【0034】図11は、そのように構成されたタイミン
グ補正部を示すブロック図である。このタイミング補正
部123は、計測部11、三つのテーブル12,13,
37、テーブル指定部34,36、演算部15、およ
び、入力部16を備えている。
【0035】図12は、テーブル37にデータを格納す
る処理の手順を示すフローチャートである。この処理
は、テーブル12、13へのデータの格納が終了した後
に、すべての被試験デバイス4の試験に先だって1回行
われれれば十分であり、テーブル13へのデータの格納
処理(図4)と同様に、被試験デバイス4のテストのた
びに繰り返し実行する必要はない。
【0036】処理が開始されると、まずステップS21
において、外部から入力することによって、テーブル3
7に、配列変数の集合X(変数Xm)と集合Y(変数Y
mn)の格納場所を確保し、集合Xには、さまざまな被
試験デバイス4において使用される可能性のある被補正
振幅電圧レベルVm(=Xm;m=0,1,・・・,M)
を入力する。その後、ステップS22において、制御変
数mを値”0”に初期化する。
【0037】つぎに、ステップS23において、集合X
から被補正振幅電圧レベルVm=Xmを読出す。この処
理は、テーブル指定部36が被補正振幅電圧レベルVm
の格納場所Xmを指定することによって実行される。そ
の後、ステップS24において、制御変数nを値”1”
へと初期化する。
【0038】つぎに、ステップS25において、ピン番
号がnであるテスタドライバPnの基準補正時間T0n
と補正時間ΔTnとを、テーブル13,12からそれぞ
れ読み出す。この処理は、テーブル指定部34によって
実行される。
【0039】つぎに、ステップS26において、被補正
振幅電圧レベルVm、基準補正時間T0n、および補正
時間ΔTnにもとづき、演算式(1)にしたがって、補
正時間Tmnを算出する。つづくステップS27におい
て、算出された補正時間Tmnをテーブル37の格納場
所Ymnに格納する。これらのステップS26〜S27
の処理は、演算部15によって実行される。
【0040】つぎに、ステップS28において、制御変
数nが512に一致するか否か、すなわち、すべてのテ
スタドライバP1〜P512について、テーブル37への補
正時間Tmnの格納が完了したか否かが判定される。そ
の結果、完了していなければ、制御変数nを1だけイン
クリメントした上で、処理はステップS25へと戻る。
完了しておれば、処理はステップS29へと移行する。
ステップS25〜ステップS28のループを反復するこ
とによって、一つの被補正振幅電圧レベルVmに対する
補正時間Tmnが、すべてのテスタドライバP1〜P512
に対して算出され、テーブル37へと格納される。
【0041】ステップS29では、制御変数mがMに一
致するか否か、すなわち、すべての被補正振幅電圧レベ
ルVmについて、テーブル37への補正時間Tmnの格
納が完了したか否かが判定される。その結果、完了して
いなければ、制御変数mを1だけインクリメントした上
で、処理はステップS23へと戻る。完了しておれば、
すべての処理が終了する。
【0042】すなわち、ステップS23〜ステップS2
9のループを反復することによって、すべての被補正振
幅電圧レベルVmに対する補正時間Tmnが、すべての
テスタドライバP1〜P512に対して算出され、テーブル
37へと格納される。その結果、テーブル37では、図
13に示すように、被補正振幅電圧レベルVm(m=0
〜M)およびテスタドライバピンn(n=1〜512)
ごとの補正時間Tmnが、格納場所Ymnごとに格納さ
れる。被補正振幅電圧レベルVm=基準振幅電圧レベル
V0に対応する補正時間T0n(n=1〜512)は、
テーブル12に格納される補正時間ΔTn(n=1〜5
12)と同一となる。
【0043】テーブル12,13,37の準備が完了し
た後、被試験デバイス4のテストを実行するごとに、そ
れらのテストの直前に図14のフローチャートに示す処
理、すなわち使用されるテスタドライバに内蔵される遅
延回路に対する補正処理が実行される。処理が開始され
ると、まずステップS31において、テストで使用され
るドライバピンの番号n1,n2,・・・,nK(ただしK≦
512)と、テストで出力されるそれらの振幅電圧レベ
ルすなわち被補正振幅電圧レベルVn1,Vn2,・・・,
VnKとが、テスト直前にテスト装置101へと入力さ
れる。その後、ステップS32において、制御変数kが
値”1”へと初期化される。
【0044】つぎに、ステップS33において、ピン番
号n=nkのドライバピンの被補正振幅電圧レベルVm
=Vnkに対する補正時間Tmnが、テーブル37から
入力部16へと読み出される。テーブル指定部36は、
デバイスデータファイル5より送られるピン番号n1,
n2,・・・,nK、および被補正振幅電圧レベルVn1,V
n2,・・・,VnKに応じて、テーブル37の格納場所を
指定する。その結果、テーブル37からは、補正時間T
mn(m=0〜M;n=1〜512)が入力部16へと
読み出される。
【0045】つぎに、ステップS34において、補正時
間Tmnが入力部16からピン番号n=nkのドライバ
Pnkに内蔵される遅延回路へと送られる。その結果、
遅延回路では、遅延時間が補正時間Tmnに相当する分
だけ補正される。
【0046】つぎに、ステップS35において、制御変
数kがKに一致するか否か、すなわち、テストで使用され
るすべてのドライバ(ピン番号がn1,n2,・・・,nKで
あるドライバのすべて)について処理が完了したか否か
が判定される。その結果、処理が完了していなければ、
制御変数kを1だけインクリメントした上で、処理はス
テップS33へと戻る。終了しておれば、すべての処理
を終了する。このようにして、テストで使用されるすべ
てのドライバの遅延回路の遅延時間に、被補正振幅電圧
レベルVn1,Vn2,・・・,VnKに対応した補正が加え
られる。図14に沿った補正処理が終了すると、補正さ
れた遅延時間をもって被試験デバイス4のテストが実行
される。
【0047】以上のように、このテスト装置では、被補
正振幅電圧レベルVn1,Vn2,・・・,VnKに対応した
タイミング補正が、演算式(1)にもとづいて計算する
ことによって得られた補正時間Tmnに関するテーブル
を用いて、簡単かつ短時間で能率よく行われる。被試験
デバイス4が異なるごとに、補正時間Tmnを新たに算
出する必要がなく、テーブル37から必要な値を選び出
すだけでタイミング補正が行われるので、テスターダウ
ンタイムがさらに短縮される。
【0048】<実施の形態4>実施の形態3では、テー
ブル37に、すべての被補正振幅電圧レベルVmに対す
る補正時間Tmnが格納される例を示した。これに対
し、基準振幅電圧レベルV0の中心点(ハーフポイン
ト)を、すべての被補正振幅電圧レベルVmの中心に設
定し、基準振幅電圧レベルV0よりも高い被補正振幅電
圧レベルVmに対してのみ、補正時間Tmnを算出して
テーブルへ格納し、基準振幅電圧レベルV0よりも低い
被補正振幅電圧レベルVmに対しては、基準振幅電圧レ
ベルV0との差が同一な被補正振幅電圧レベルVmの補
正時間Tmnの符号を反転して使用することも可能であ
る。
【0049】図15は、そのように構成されたタイミン
グ補正部を示すブロック図である。このタイミング補正
部124は、計測部11、三つのテーブル12,13,
47、テーブル指定部34,46、演算部15,48、
および、入力部16を備えている。
【0050】図16は、テーブル47にデータを格納す
る処理の手順を示すフローチャートである。この処理
は、テーブル12、13へのデータの格納が終了した後
に、すべての被試験デバイス4の試験に先だって1回行
われれれば十分であり、テーブル37へのデータの格納
処理(図12)と同様に、被試験デバイス4のテストの
たびに繰り返し実行する必要はない。
【0051】処理が開始されると、まずステップS41
において、外部から入力することによって、テーブル3
7に、配列変数の集合X(変数Xm)と集合Y(変数Y
mn)の格納場所を確保し、集合Xには、さまざまな被
試験デバイス4において使用される可能性のある被補正
振幅電圧レベルV2m-1(=Xm;m=0,1,・・・,
M)を入力する。その後、ステップS42において、制
御変数mを値”0”に初期化する。
【0052】つぎに、ステップS43において、集合X
から被補正振幅電圧レベルV2m-1=Xmを読出す。この
処理は、テーブル指定部46が被補正振幅電圧レベルV
2m-1の格納場所Xmを指定することによって実行され
る。その後、ステップS44において、制御変数nを
値”1”へと初期化する。
【0053】つぎに、ステップS45において、ピン番
号がnであるテスタドライバPnの基準補正時間T0n
と補正時間ΔTnとを、テーブル13,12からそれぞ
れ読み出す。この処理は、テーブル指定部34によって
実行される。
【0054】つぎに、ステップS46において、被補正
振幅電圧レベルV2m-1、基準補正時間T0n、および補
正時間ΔTnにもとづき、演算式(1)にしたがって、
補正時間Tmnを算出する。つづくステップS47にお
いて、算出された補正時間Tmnをテーブル47の格納
場所Ymnに格納する。これらのステップS46〜S4
7の処理は、演算部15によって実行される。
【0055】つぎに、ステップS48において、制御変
数nが512に一致するか否か、すなわち、すべてのテ
スタドライバP1〜P512について、テーブル47への補
正時間Tmnの格納が完了したか否かが判定される。そ
の結果、完了していなければ、制御変数nを1だけイン
クリメントした上で、処理はステップS45へと戻る。
完了しておれば、処理はステップS49へと移行する。
ステップS45〜ステップS48のループを反復するこ
とによって、一つの被補正振幅電圧レベルVmに対する
補正時間Tmnが、すべてのテスタドライバP1〜P512
に対して算出され、テーブル47へと格納される。
【0056】ステップS49では、制御変数mがMに一
致するか否か、すなわち、基準振幅電圧レベルV0以上
のすべての被補正振幅電圧レベルV2m-1について、テー
ブル47への補正時間Tmnの格納が完了したか否かが
判定される。その結果、完了していなければ、制御変数
mを1だけインクリメントした上で、処理はステップS
43へと戻る。完了しておれば、すべての処理が終了す
る。
【0057】すなわち、ステップS43〜ステップS4
9のループを反復することによって、図17のグラフに
示すように、基準振幅電圧レベルV0以上のすべての被
補正振幅電圧レベルV2m-1に対する補正時間Tmnが、
すべてのテスタドライバP1〜P512に対して算出され、
テーブル47へと格納される。その結果、テーブル47
では、図18に示すように、被補正振幅電圧レベルV2m
-1(m=0〜M)およびテスタドライバピンn(n=1
〜512)ごとの補正時間Tmnが、格納場所Ymnご
とに格納される。被補正振幅電圧レベルV2m-1=基準振
幅電圧レベルV0に対応する補正時間T0n(n=1〜
512)は、テーブル12に格納される補正時間ΔTn
(n=1〜512)と同一となる。
【0058】図18において、波線部分はテーブル47
には存在しない。すなわち、テーブル47には、テスト
で使用可能な被補正振幅電圧レベルVmの中で、それら
の中心点に位置する基準振幅電圧レベルV0以上の被補
正振幅電圧レベルVmに対してのみ、補正時間Tmnが
格納されており、基準振幅電圧レベルV0未満の被補正
振幅電圧レベルVmに対しては切り捨てられている。こ
のため、テーブル47はテーブル37と比較して、約半
分の記憶容量を有しておれば足りる。
【0059】テーブル12,13,47の準備が完了し
た後、被試験デバイス4のテストを実行するごとに、そ
れらのテストの直前に図19のフローチャートに示す処
理、すなわち使用されるテスタドライバに内蔵される遅
延回路に対する補正処理が実行される。処理が開始され
ると、まずステップS51において、テストで使用され
るドライバピンの番号n1,n2,・・・,nK(ただしK≦
512)と、テストで出力されるそれらの振幅電圧レベ
ルすなわち被補正振幅電圧レベルVn1,Vn2,・・・,
VnKとが、テスト直前にテスト装置101へと入力さ
れる。その後、ステップS52において、制御変数kが
値”1”へと初期化される。
【0060】つぎに、ステップS53において、ピン番
号nkの被補正振幅電圧レベルVnkが、被補正振幅電圧
レベルV2m-1のいずれかに一致しているか否かが判定さ
れる。一致しておれば処理はステップS54へと移行
し、逆に一致しなければステップS56へと移行する。
【0061】ステップS54では、被補正振幅電圧レベ
ルV2m-1=Vnkに対するピン番号n=nkの補正時間T
mnが、テーブル47の格納場所Ymnから演算部48
へと読み出される。テーブル指定部46は、デバイスデ
ータファイル5より送られるピン番号n1,n2,・・・,
nK、および被補正振幅電圧レベルVn1,Vn2,・・・,
VnKに応じて、テーブル47の格納場所を指定する。
その結果、テーブル47からは、補正時間Tmn(m=
0〜M;n=1〜512)が演算部48へと読み出され
る。
【0062】その後、ステップS55において、補正時
間Tmnが演算部48から入力部16へと送られ、さら
に、入力部16からピン番号n=nkのドライバPnkに
内蔵される遅延回路へと送られる。その結果、遅延回路
では、遅延時間が補正時間Tmnに相当する分だけ補正
される。
【0063】一方、ステップS56では、被補正振幅電
圧レベルV2m=Vnkに対するピン番号n=nkの補正時
間Tmnが、テーブル47の格納場所Ymnから演算部
48へと読み出される。その後、ステップS57におい
て、補正時間Tmnの符号を反転させた−Tmnが算出
され、この反転された補正時間−Tmnが、演算部48
から入力部16へと送らる。さらに、入力部16は、反
転された補正時間−Tmnを、ピン番号n=nkのドラ
イバPnkに内蔵される遅延回路へと送出する。その結
果、遅延回路では、遅延時間が補正時間−Tmnに相当
する分だけ補正される。
【0064】つぎに、ステップS58において、制御変
数kがKに一致するか否か、すなわち、テストで使用され
るすべてのドライバ(ピン番号がn1,n2,・・・,nKで
あるドライバのすべて)について処理が完了したか否か
が判定される。その結果、処理が完了していなければ、
制御変数kを1だけインクリメントした上で、処理はス
テップS53へと戻る。終了しておれば、すべての処理
を終了する。
【0065】このようにして、テストで使用されるすべ
てのドライバの遅延回路の遅延時間に、被補正振幅電圧
レベルVn1,Vn2,・・・,VnKに対応した補正が加え
られる。図19に沿った補正処理が終了すると、補正さ
れた遅延時間をもって被試験デバイス4のテストが実行
される。
【0066】以上のように、このテスト装置では、実施
の形態3と同様に、被試験デバイス4が異なるごとに、
補正時間Tmnを新たに算出する必要がなく、テーブル
37から必要な値を選び出すだけでタイミング補正が行
われるので、テスターダウンタイムが短縮される。しか
も、テーブル47は、使用される可能性のあるすべての
被補正振幅電圧レベルに対して、補正時間Tmnを格納
する必要がなく、それらの約半分の補正時間Tmnが格
納されておれば足りるので、テーブル47の記憶容量
を、テーブル37の約半分の大きさへと縮小することが
可能となる。
【0067】<変形例>上記の各実施の形態のテスト装
置では、テーブル12は、補正時間ΔTnを格納するよ
うに構成されていたが、テーブル12に格納される量
は、補正時間ΔTnだけでなく、図5に示したテスタド
ライバの出力波形におけるスルーレートを規定する他の
変数であってもよい。例えば、スルーレート(傾き)そ
のものであってもよい。この場合には、演算式(1)は
別の演算式に置き換えられるが、線型近似を用いて補正
時間Tmnを算出する点に変わりはない。ただし、補正
時間ΔTnが用いられるときには、最も簡単な演算式
(1)で補正時間Tmnを算出し得るという利点が得ら
れる。
【0068】
【発明の効果】第1の発明の装置では、被試験デバイス
の入力ピンごとの振幅電圧レベルに対応したタイミング
補正が、入力ピンごとの振幅電圧レベル、基準振幅電圧
レベル、および、第1、第2テーブルにあらかじめ格納
されるテスタドライバごとの基準補正時間とスルーレー
トを規定する変数とにもとづき、線型近似を用いること
によって補正時間を算出し、この補正時間に相当する補
正が遅延回路に加えられることによって遂行される。
【0069】このため、新たな被試験デバイスを試験す
る度に行われる振幅電圧レベルに対応したタイミング補
正が、短時間で能率よく行われ得る。その結果、テスタ
ダウンタイムが削減される。
【0070】第2の発明の装置では、被試験デバイスが
必要とするテスタドライバの振幅電圧レベルに対応した
タイミング補正が、テスタドライバごとに設けられた演
算部によって、被試験デバイスの入力ピンごとの振幅電
圧レベルの半値、ならびに、計測部で計測された基準振
幅電圧レベルの半値、基準補正時間、およびスルーレー
トを規定する変数とにもとづき、線型近似を用いること
によって補正時間が算出され、この補正時間に相当する
補正が遅延回路に加えられることによって遂行される。
【0071】このため、新たな被試験デバイスを試験す
る度に行われる振幅電圧レベルに対応したタイミング補
正が、短時間で能率よく行われ得る。その結果、テスタ
ダウンタイムが削減される。また、テスタドライバごと
に演算部が備わるので、基準補正時間、スルーレートを
規定する変数等を格納するテーブル、およびテーブルか
ら必要なデータを読み出すための装置部分を必要としな
い。
【0072】第3の発明の装置では、基準振幅電圧レベ
ル、複数通りの振幅電圧レベル、および、第1、第2テ
ーブルにあらかじめ格納されるテスタドライバごとの基
準補正時間とスルーレートを規定する変数とにもとづ
き、線型近似を用いることによって、複数通りの振幅電
圧レベルに対応した補正時間があらかじめ算出され、第
3テーブルに格納される。そして、被試験デバイスの入
力ピンごとの振幅電圧レベルに対応したタイミング補正
は、第3テーブルから必要な補正時間が読出され、この
補正時間に相当する補正が遅延回路に加えられることに
よって遂行される。
【0073】このため、新たな被試験デバイスを試験す
る度に行われる振幅電圧レベルに対応したタイミング補
正が、実測ですべて求められる代わりに演算に置き換え
られ、実測数が低減されるので、さらに短時間で能率よ
く行われ得る。その結果、テスタダウンタイムがさらに
削減される。
【0074】第4の発明の装置では、基準振幅電圧レベ
ル、複数通りの振幅電圧レベル、および、第1、第2テ
ーブルにあらかじめ格納されるテスタドライバごとの基
準補正時間とスルーレートを規定する変数とにもとづ
き、線型近似を用いることによって、複数通りの振幅電
圧レベルの中の中心点とその一方に属する振幅電圧レベ
ルに対応した補正時間があらかじめ算出され、第3テー
ブルに格納される。
【0075】そして、被試験デバイスの入力ピンごとの
振幅電圧レベルに対応したタイミング補正は、その振幅
電圧レベルまたは中心値に対して対称な振幅電圧レベル
に対応する補正時間が第3テーブルから読出され、後者
であるときにはさらに符号が反転された上で、この補正
時間に相当する補正が遅延回路に加えられることによっ
て遂行される。
【0076】このため、新たな被試験デバイスを試験す
る度に行われる振幅電圧レベルに対応したタイミング補
正が、実測ですべて求められる代わりに演算に置き換え
られ、実測数が低減されるので、さらに短時間で能率よ
く行われ得る。その結果、テスタダウンタイムがさらに
削減される。しかも、第3テーブルは、被試験デバイス
が必要とするすべての振幅電圧レベルに関する補正時間
を格納する必要がなく、それらの約半分を格納する容量
があれば足りる。すなわち、第3テーブルの容量が節減
される。また、補正時間を演算するのに必要な時間も節
減される。
【0077】第5の発明の装置では、スルーレートを規
定する変数として、出力に一定大きさの変化を与える時
間の長さが選択されるので、補正時間を算出する演算式
が簡単であり、演算を短時間で容易に実行することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図2】 実施の形態1の装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 実施の形態1のタイミング補正部のブロック
図である。
【図4】 実施の形態1の装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】 実施の形態1の装置の動作を説明するグラフ
である。
【図6】 実施の形態1のテーブルの内容を示す説明図
である。
【図7】 実施の形態1の装置の動作を説明するグラフ
である。
【図8】 実施の形態1のもう一つのテーブルの内容を
示す説明図である。
【図9】 実施の形態2のタイミング補正部のブロック
図である。
【図10】 実施の形態2の演算部のブロック図であ
る。
【図11】 実施の形態3のタイミング補正部のブロッ
ク図である。
【図12】 実施の形態3の装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】 実施の形態3のテーブルの内容を示す説明
図である。
【図14】 実施の形態3の装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】 実施の形態4のタイミング補正部のブロッ
ク図である。
【図16】 実施の形態4の装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図17】 実施の形態4の装置の動作を説明するグラ
フである。
【図18】 実施の形態4のテーブルの内容を示す説明
図である。
【図19】 実施の形態4の装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
P1〜P512 テスタドライバ、11,21 計測部、1
3 第1テーブル、12 第2テーブル、14,34
(第1)テーブル指定部、15 (第1)演算部、16
入力部、37,47 第3テーブル、36,46 第
2テーブル指定部、48 第2演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵三 正彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイミング補正のための遅延回路を内蔵
    する複数のテスタドライバを備え、被試験デバイスの入
    力と出力の間の機能を試験するためのテスト装置におい
    て、 前記複数のテスタドライバが、基準となる振幅電圧レベ
    ルである基準振幅電圧レベルを出力する際の、基準時間
    からの出力の遅れである基準補正時間を、前記複数のテ
    スタドライバの各1ごとに計測する計測部と、 前記計測部で得られた前記複数のテスタドライバの各1
    ごとの前記基準補正時間を格納する第1テーブルと、 前記複数のテスタドライバの各1ごとの出力のスルーレ
    ートを規定する変数を格納する第2テーブルと、 前記第1および第2テーブルに対して、前記複数のテス
    タドライバの中で前記被試験デバイスが必要とするテス
    タドライバに関する前記基準補正時間と前記変数の読出
    しを指示するテーブル指定部と、 前記第1および第2テーブルからそれぞれ読み出された
    前記基準補正時間と前記変数、ならびに、前記基準振幅
    電圧レベルおよび前記被試験デバイスの入力ピンごとの
    振幅電圧レベルにもとづき、線型近似を用いて、前記被
    試験デバイスが必要とする前記テスタドライバごとの補
    正時間を算出する演算部と、 前記被試験デバイスが必要とする前記テスタドライバご
    とに、その内蔵する遅延回路の遅延時間に前記補正時間
    に相当する補正を加える入力部と、 をさらに備えることを特徴とするテスト装置。
  2. 【請求項2】 タイミング補正のための遅延回路を内蔵
    する複数のテスタドライバを備え、被試験デバイスの入
    力と出力の間の機能を試験するためのテスト装置におい
    て、 前記複数のテスタドライバが、基準となる振幅電圧レベ
    ルである基準振幅電圧レベルを出力する際の、当該基準
    振幅電圧レベルの半値、基準時間からの出力の遅れであ
    る基準補正時間、および、出力のスルーレートを規定す
    る変数を、前記複数のテスタドライバの各1ごとに計測
    する計測部と、 前記複数のテスタドライバと一対一に結合し、前記被試
    験デバイスが必要とするテスタドライバに関する前記半
    値、前記基準補正時間、および前記変数、ならびに出力
    の振幅電圧レベルの半値にもとづき、線型近似を用いて
    補正時間を算出し、前記被試験デバイスが必要とする前
    記テスタドライバごとに、その内蔵する遅延回路の遅延
    時間に前記補正時間に相当する補正を加える複数の演算
    部と、 をさらに備えることを特徴とするテスト装置。
  3. 【請求項3】 タイミング補正のための遅延回路を内蔵
    する複数のテスタドライバを備え、被試験デバイスの入
    力と出力の間の機能を試験するためのテスト装置におい
    て、 前記複数のテスタドライバが、基準となる振幅電圧レベ
    ルである基準振幅電圧レベルを出力する際の、基準時間
    からの出力の遅れである基準補正時間を、前記複数のテ
    スタドライバの各1ごとに計測する計測部と、 前記計測部で得られた前記複数のテスタドライバの各1
    ごとの前記基準補正時間を格納する第1テーブルと、 前記複数のテスタドライバの各1ごとの出力のスルーレ
    ートを規定する変数を格納する第2テーブルと、 前記第1および第2テーブルに対して、すべてのテスタ
    ドライバに関する前記基準補正時間と前記変数の読出し
    を指示する第1テーブル指定部と、 前記第1および第2テーブルからそれぞれ読み出された
    前記基準補正時間と前記変数、ならびに、前記基準振幅
    電圧レベルおよび前記複数のテスタドライバの出力にお
    ける複数通りの振幅電圧レベルにもとづき、線型近似を
    用いて、前記複数のテスタドライバごとおよび前記複数
    通りの振幅電圧レベルごとの補正時間を算出する演算部
    と、 算出された前記複数のテスタドライバごとおよび前記複
    数通りの振幅電圧レベルごとの補正時間を格納する第3
    テーブルと、 前記第3テーブルに対して、前記複数のテスタドライバ
    の中で前記被試験デバイスが必要とするテスタドライバ
    とその出力の振幅電圧レベルに対応する前記補正時間の
    読出しを指示する第2テーブル指定部と、 前記被試験デバイスが必要とする前記テスタドライバご
    とに、その内蔵する遅延回路の遅延時間に、読み出され
    た前記補正時間に相当する補正を加える入力部と、 をさらに備えることを特徴とするテスト装置。
  4. 【請求項4】 タイミング補正のための遅延回路を内蔵
    する複数のテスタドライバを備え、被試験デバイスの入
    力と出力の間の機能を試験するためのテスト装置におい
    て、 前記複数のテスタドライバが、基準となる振幅電圧レベ
    ルである基準振幅電圧レベルを出力する際の、基準時間
    からの出力の遅れである基準補正時間を、前記複数のテ
    スタドライバの各1ごとに計測する計測部と、 前記計測部で得られた前記複数のテスタドライバの各1
    ごとの前記基準補正時間を格納する第1テーブルと、 前記複数のテスタドライバの各1ごとの出力のスルーレ
    ートを規定する変数を格納する第2テーブルと、 前記第1および第2テーブルに対して、すべてのテスタ
    ドライバに関する前記基準補正時間と前記変数の読出し
    を指示する第1テーブル指定部と、 前記第1および第2テーブルからそれぞれ読み出された
    前記基準補正時間と前記変数、ならびに、前記基準振幅
    電圧レベル、および前記複数のテスタドライバの出力に
    おける複数通りの振幅電圧レベルの中のそれらの中心値
    とその一方側に属する振幅電圧レベルとにもとづき、線
    型近似を用いて、前記複数のテスタドライバごとおよび
    前記中心値とその一方側に属する前記振幅電圧レベルご
    との補正時間を算出する第1演算部と、 算出された前記補正時間を格納する第3テーブルと、 前記第3テーブルに対して、前記複数のテスタドライバ
    の中で前記被試験デバイスが必要とするテスタドライバ
    と、その出力の振幅電圧レベルまたは前記中心値に対し
    て対称な振幅電圧レベルとに、対応する前記補正時間の
    読出しを指示する第2テーブル指定部と、 読み出された前記補正時間に対して、当該補正時間が前
    記中心値に対して対称な振幅電圧レベルに対応して読み
    出されたときには、当該補正時間の符号を反転し、そう
    でないときには前記符号をそのままとする第2演算部
    と、 前記被試験デバイスが必要とする前記テスタドライバご
    とに、その内蔵する遅延回路の遅延時間に、前記第2演
    算部で得られた前記補正時間に相当する補正を加える入
    力部と、 をさらに備えることを特徴とするテスト装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のテスト装置において、前記変数が、前記出力に一定
    大きさの変化を与える時間の長さであることを特徴とす
    るテスト装置。
JP8173587A 1996-07-03 1996-07-03 テスト装置 Pending JPH1019980A (ja)

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