JPH10202155A - 塗装用マスク治具 - Google Patents

塗装用マスク治具

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JPH10202155A
JPH10202155A JP9008517A JP851797A JPH10202155A JP H10202155 A JPH10202155 A JP H10202155A JP 9008517 A JP9008517 A JP 9008517A JP 851797 A JP851797 A JP 851797A JP H10202155 A JPH10202155 A JP H10202155A
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lens
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mask jig
sealing leg
paint
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Keiichi Inaba
恵一 稲葉
Yoshiyuki Hirao
禎之 平尾
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール脚を備えた自動車用灯具のレンズの一
部に塗装を施すとき、塗装用マスク治具とレンズとの間
の間隙を縫って塗料がレンズ面に付着しないようにす
る。 【解決手段】 レンズ1のシール脚3を覆うシール脚覆
部7とレンズ面を覆うレンズ面覆部6とから成り、シー
ル脚覆部は、シール脚の断面形状よりも一回り大きい断
面形状をした凹部8を備え、該凹部の奥部にシール脚の
端面に当接する緩衝材9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール脚を備えた
自動車用灯具のレンズの一部に塗装を施すときに用いら
れる塗装用マスク治具であって、塗装用マスク治具とレ
ンズとの間の間隙を縫って塗料がレンズ面に付着しない
ようにすることができる塗装用マスク治具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車用灯具のレンズには、灯具ボディ
の開口周縁に形成されたレンズ据付溝に嵌合するシール
脚が形成されたものがある。
【0003】そして、このようなシール脚付レンズは、
これを灯具ボディに取着したときにレンズ周縁の内側を
隠すため、或いは、自動車の車体との一体感を持たせる
ためなどの理由により、レンズの内面であってシール脚
の外側の部分(以下、「レンズ内面周縁部」という。)
に塗装を施すことがある。
【0004】図4乃至図6はこのような自動車用灯具用
のレンズaのレンズ内面周縁部を塗装するときに用いら
れる塗装用マスク治具b一例を示すものである。
【0005】レンズaは、レンズ本体cの内面であって
その周縁からやや内側に寄った位置に、後方へ突出する
環状のシール脚dがレンズ本体cと一体に形成されてい
る。そして、このようなレンズaを灯具ボディ(図示は
省略する。)に取着するときは、灯具ボディの開口周縁
に形成されたレンズ取付溝に上記シール脚dを嵌合する
ようになっている。
【0006】また、レンズaのレンズ内面周縁部には塗
装が施されている。このようなレンズaのレンズ内面周
縁部への塗装は、該レンズ内面周縁部(塗装予定部位)
以外の部分を塗装用マスク治具bで覆い、スプレーガン
により塗料を吹き付けることにより行なう。
【0007】すなわち、塗装用マスク治具bは、レンズ
aの内面より一回り小さな大きさを有し、その周縁部に
レンズaのシール脚dを嵌合する溝eが形成されてい
る。
【0008】そして、このような塗装用マスク治具bを
レンズaの内面側から、その溝eがレンズaのシール脚
dに外嵌するように位置させて、レンズaの内面をシー
ル脚dとともに覆う。
【0009】この状態で、レンズaのレンズ内面周縁部
にスプレーガンにより塗料の吹き付けを行い、該部分に
塗装を施すようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
塗装用マスク治具bは、これがレンズ内面に直接接触す
るとレンズ面を傷つけることから、レンズ内面をマスク
した状態で両者間に間隙が形成されるようにする必要が
あり、塗装用マスク治具bをレンズ面からやや浮いた状
態に保持して塗装が行われる。
【0011】また、このような塗装用マスク治具bは同
一形状の多数のレンズaの塗装に用いられるため、レン
ズaの寸法誤差を考慮して、上記溝eの形状はレンズa
のシール脚dよりも大きく形成しておく必要がある。
【0012】そして、このような塗装用マスク治具bで
レンズaの内側面を覆った状態でレンズaのレンズ内面
周縁部に塗料を吹き付けると、レンズaと塗装用マスク
治具bとの間の間隙から霧状の塗料がレンズaの内面ま
で廻りこんでしまい、予期せぬ部分に塗料が付着してし
まうという問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明塗装用マスク治具
は、上記した課題を解決するために、レンズのシール脚
を覆うシール脚覆部とレンズ面を覆うレンズ面覆部とか
ら成り、シール脚覆部が、シール脚の断面形状よりも一
回り大きい断面形状をした凹部を備え、該凹部の奥部に
シール脚の端面に当接する緩衝材を設けたものである。
【0014】従って、本発明塗装用マスク治具によれ
ば、塗装用マスク治具を直接レンズ面に接触させること
なく、かつ、スプレーによる塗装を施したときに塗料が
レンズ面に廻りこむことはなく、塗装の不要な部分に塗
料が付着することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明塗装用マスク治具の
実施の形態を添付図面に示した各実施例に従って説明す
る。
【0016】図1は本発明塗用マスク治具の第1の実施
例を示すものであり、図中1はレンズであり、該レンズ
1はそのレンズ本体2の内面であってその周縁からやや
内側に寄った位置に、後方へ突出する環状のシール脚3
がレンズ本体2と一体に形成されている。尚、本発明の
実施例において用いるレンズは上記従来例で示したもの
と同じものであり、図面には、その一部を断面として示
す。
【0017】そして、レンズ1のうちその内面のシール
脚3よりも外側の部分4(レンズ内面周縁部)に塗装が
施される部分である。
【0018】5は塗装用マスク治具であり、レンズ1の
内面より一回り小さな大きさを為したレンズ面覆部6と
該レンズ面覆部6の周縁にレンズ面に直交する方向に開
口する断面コ字状のシール脚覆部7が一体に形成されて
成り、該シール脚覆部7の凹部8にレンズ1のシール脚
3が余裕をもって嵌合するようになっている。尚、この
ような塗装用マスク治具5は、例えば、レンズ1よりも
一回り大きな模型に金属(例えば、ニッケル)を電気鋳
造法により電着させて形成される。
【0019】また、塗装用マスク治具5の周縁に形成し
たシール脚覆部7の凹部8の奥面には、例えば、シリコ
ーン樹脂から成る緩衝材9が接着剤により貼着されてお
り、当該塗装用マスク治具5でレンズ1を覆ったとき
に、緩衝材9の表面がレンズ1のシール脚3の端面に当
接するようになっている。かかる当接はシール脚3の端
面の全周に亘って為されるようになっており、そのため
には、レンズ1の寸法誤差を考慮して、当接したときに
緩衝材9がやや潰れるような大きさにしておくことが好
ましい。
【0020】尚、緩衝材9はシリコーン樹脂に限らず、
ウレタン樹脂、ゴム等で形成しても良く、要は、シール
脚3の後端面により押圧されたときに、やや圧潰される
ものであればよい。また、スポンジのような多孔質なも
のでも塗料を吹き付けたときに、霧(ガス)状の塗料を
通さないものであれば良い。ただし、塗装用マスク治具
5に付着した塗料を洗浄するために、例えば、メタレン
クロレイドを使用する場合には、シリコーン樹脂やウレ
タン樹脂で形成するのが好ましい。
【0021】しかして、塗装用マスク治具5を、その凹
部8にレンズ1のシール脚3が嵌合するように位置させ
ると、レンズ1のレンズ面はレンズ覆部6により覆わ
れ、シール脚3はシール脚覆部7に覆われて、レンズ1
の内面側がマスクされる。このとき、凹部8の奥面に貼
着された緩衝材9はシール脚3の端面にその全周に亘っ
て当接される。
【0022】この状態で、レンズ1のシール脚3のレン
ズ内面周縁部4に塗料をスプレーにより吹き付ける。こ
のとき、霧(ガス)状の塗料はレンズ内面周縁部4のみ
ならず、シール脚3の外周面にも塗料が廻りこんで付着
することになるが、上記緩衝材9によりそれ以上レンズ
1の内面側には侵入することはなく、よって、レンズ1
のレンズ面の内側に塗料が付着することはない。
【0023】図2は本発明塗装用マスク治具の第2の実
施例を示すものである。
【0024】この第2の実施例が前記第1の実施例と比
較して相違する点は、塗装用マスク治具のシール脚覆部
の凹部の断面形状及び該凹部の奥部に取着された緩衝材
の断面形状のみであるので、図面には要部のみを示し、
また、その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部
分については図面の各部に前記第1の実施例に係る塗装
用マスク治具における同様の部分に付した符号と同じ符
号を付することによりその説明を省略する。
【0025】10は塗装用マスク治具であり、その周縁
のシール脚覆部11に形成された凹部12はその奥部に
おいて、内側の周壁13が奥に行くに従い外側の周壁1
4から離れた方向に変位するように傾斜面13aに形成
されている(図2参照)。
【0026】上記凹部12に取着される緩衝材15は、
その断面形状が上記凹部12の奥部の断面形状とほゞ同
じ形状をしており、該緩衝材15は凹部12の奥部にほ
ゞぴったり嵌合される。
【0027】そして、このような塗装用マスク治具10
にあっても、上記第1の実施例で示した塗装用マスク治
具5と同様な効果を奏するほか、緩衝材15は凹部12
の傾斜した内側の周壁13の傾斜面13aに引っ掛かっ
て該凹部12から容易に離脱しないという効果を奏し、
緩衝材15を凹部12の奥面に接着する必要がない。
【0028】図3は本発明塗装用マスク治具の第3の実
施例を示すものである。
【0029】この第3の実施例が前記第1の実施例と比
較して相違する点は、塗装用マスク治具のシール脚覆部
の断面形状のみであるので、図面には要部のみを示し、
また、その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部
分については図面の各部に前記第1の実施例に係る塗装
用マスク治具における同様の部分に付した符号と同じ符
号を付することによりその説明を省略する。
【0030】16は塗装用マスク治具であり、その周縁
のシール脚覆部17に形成された凹部18はその奥部1
9において横幅が広くなるように形成され、これによっ
て、該奥部とその余の部分との間に段部20、21が形
成されている(図3参照)。
【0031】上記凹部18に取着される緩衝材22は、
その断面形状が上記凹部18の奥部の内部空間19の断
面形状とほゞ同じ形状をしており、該緩衝材22は該内
部空間19にほゞぴったり嵌合される。
【0032】そして、このような塗装用マスク治具16
にあっても、上記第1の実施例で示した塗装用マスク治
具5と同様な効果を奏するほか、緩衝材22は段部2
0、21に引っ掛かって凹部18から容易に離脱しない
という効果を奏し、緩衝材22を凹部18の奥面に接着
する必要がない。
【0033】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に記載した発明によれば、塗装用マスク治
具を直接レンズ面に接触させることなく、かつ、スプレ
ーによる塗装を施したときに塗料がレンズ面に廻りこむ
ことがなく、塗装の不要な部分に塗料が付着することが
ない。
【0034】また、請求項2に記載した発明よれば、シ
ール脚覆部の凹部の奥部に緩衝材を接着剤を使用せずに
取着することができる。
【0035】尚、前記した各実施例において示した各部
の具体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっ
ての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されること
があってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明塗装用マスク治具の第1の実施例を示す
要部の拡大断面図である。
【図2】本発明塗装用マスク治具の第2の実施例を示す
要部の拡大断面図である。
【図3】本発明塗装用マスク治具の第3の実施例を示す
要部の拡大断面図である。
【図4】図5及び図6と共に、従来の塗装用マスク治具
の一例を示すものであり、本図はレンズを塗装用マスク
治具で覆う前の状態を示す斜視図である。
【図5】レンズを塗装用マスク治具で覆った状態を示す
斜視図である。
【図6】レンズを塗装用マスク治具で覆った状態の断面
図である。
【符号の説明】
1…レンズ、3…シール脚、4…外側基部周縁、5…塗
装用マスク治具、6…レンズ面覆部、7…シール脚覆
部、8…凹部、9…緩衝材、10…塗装用マスク治具、
11…シール脚覆部、12…凹部、13a…段部(傾斜
面)、15…緩衝材、16…塗装用マスク治具、17…
シール脚覆部、18…凹部、20…段部、21…段部、
22…緩衝材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディのレンズ据付溝に嵌合する
    シール脚を備えた自動車用灯具のレンズの内面であって
    上記シール脚より外側の部分に塗装を施すときに用いら
    れる塗装用マスク治具であって、 レンズのシール脚を覆うシール脚覆部と該シール脚に囲
    まれたレンズ面を覆うレンズ面覆部とから成り、 シール脚覆部は、シール脚の断面形状よりも一回り大き
    い断面形状をした凹部を有しており、 該凹部の奥部にシール脚の端面に当接する緩衝材が設け
    られたことを特徴とする塗装用マスク治具。
  2. 【請求項2】 シール脚覆部の凹部の奥部に上記緩衝材
    の抜け止め用の段部が形成されたことを特徴とする請求
    項1に記載の塗装用マスク治具。
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