JPH10205183A - 自動車用キーシリンダ - Google Patents
自動車用キーシリンダInfo
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- JPH10205183A JPH10205183A JP1284997A JP1284997A JPH10205183A JP H10205183 A JPH10205183 A JP H10205183A JP 1284997 A JP1284997 A JP 1284997A JP 1284997 A JP1284997 A JP 1284997A JP H10205183 A JPH10205183 A JP H10205183A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンブラ部の防水性の向上と共に防盗性の向
上が可能なキーシリンダの提供を課題とする。 【解決手段】 前端に開口し下部に水抜き穴21aを持
つ大径穴部15及びその奥に上下部にタンブラ溝5a,
5bを持つ小径穴部19を有し、ほぼ水平に固定される
中空のケース5と、ケース5に嵌合するシリンダ頭部2
5とタンブラ部27とを持つシリンダ7とを備え、小径
穴部19の前端部に、タンブラ溝5b側と水抜き穴21
a側とを区画する堰部15cを設け、堰部15cの前端
に弧状のケース側シール面15aを設け、大径穴部15
の上半部を下半部よりも深くして、シール面15aの左
右上端に周方向のストッパ面17を設け、シリンダ頭部
25の背部に、シール面15aに対向しかつそれより長
い弧状のシール面25aを設け、シリンダ頭部25の上
部にシリンダの回動時にストッパ面17に当接するスト
ッパ面25bを設けたことを特徴とする。
上が可能なキーシリンダの提供を課題とする。 【解決手段】 前端に開口し下部に水抜き穴21aを持
つ大径穴部15及びその奥に上下部にタンブラ溝5a,
5bを持つ小径穴部19を有し、ほぼ水平に固定される
中空のケース5と、ケース5に嵌合するシリンダ頭部2
5とタンブラ部27とを持つシリンダ7とを備え、小径
穴部19の前端部に、タンブラ溝5b側と水抜き穴21
a側とを区画する堰部15cを設け、堰部15cの前端
に弧状のケース側シール面15aを設け、大径穴部15
の上半部を下半部よりも深くして、シール面15aの左
右上端に周方向のストッパ面17を設け、シリンダ頭部
25の背部に、シール面15aに対向しかつそれより長
い弧状のシール面25aを設け、シリンダ頭部25の上
部にシリンダの回動時にストッパ面17に当接するスト
ッパ面25bを設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用キーシリ
ンダに関し、特にその排水性および防盗性構造に関す
る。
ンダに関し、特にその排水性および防盗性構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のキーシリンダとしては、例えば実
開平3−76970号公報に開示されたものがある。
開平3−76970号公報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このキーシリンダで
は、ケース内周に設けられた下部側のタンブラ溝がケー
スのキープレート差し込み側端面へ連通しているため、
水抜き穴を備えているものの抜け切れない水がタンブラ
部に浸入する可能性がある。水がタンブラ部に浸入した
場合には、凍結や錆の発生によりにより解錠、施錠操作
に苦労するなどの問題が生じる可能性がある。
は、ケース内周に設けられた下部側のタンブラ溝がケー
スのキープレート差し込み側端面へ連通しているため、
水抜き穴を備えているものの抜け切れない水がタンブラ
部に浸入する可能性がある。水がタンブラ部に浸入した
場合には、凍結や錆の発生によりにより解錠、施錠操作
に苦労するなどの問題が生じる可能性がある。
【0004】そこで、本発明は、タンブラ部の防水性の
向上と共に防盗性の向上が可能なキーシリンダの提供を
課題とする。
向上と共に防盗性の向上が可能なキーシリンダの提供を
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、前端部に開口し下部に水
抜き穴を有する大径穴部及び該大径穴部の奥に隣接して
同心に延び上下部にタンブラ係合溝を有する小径穴部を
有し、これらの穴がほぼ水平に延びるよう車体パネル側
に固定される中空円筒状のケースと、キープレート穴及
びタンブラセットを有し、前記大径穴部と小径穴部とに
それぞれ回動可能に嵌合するシリンダ頭部とタンブラ部
とを有するシリンダとを備え、前記ケースにおける小径
穴部の大径穴部側端部に、前記下部タンブラ係合溝側と
大径穴部の水抜き穴側とを区画する堰部を設け、前記大
径穴部の下半部を上半部よりも前記ケースの前端部側へ
浅く形成して、該大径穴部の下半部後端に前記ケースの
前端部側に向く弧状のケース側シール面を設け、前記ケ
ース側シール面の左右上端に大径穴部の軸方向に沿った
ケース側ストッパ面を設け、前記シシリンダ頭部の背部
に、前記ケース側シール面に対向すると共に前記ケース
側シール面より長い弧状のシリンダ頭部側シール面を設
け、前記シリンダ頭部の上部を前記タンブラ部側へ突設
して、前記シリンダの回動時に前記ケース側ストッパ面
に当接するシリンダ頭部側ストッパ面を設けたことを特
徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、前端部に開口し下部に水
抜き穴を有する大径穴部及び該大径穴部の奥に隣接して
同心に延び上下部にタンブラ係合溝を有する小径穴部を
有し、これらの穴がほぼ水平に延びるよう車体パネル側
に固定される中空円筒状のケースと、キープレート穴及
びタンブラセットを有し、前記大径穴部と小径穴部とに
それぞれ回動可能に嵌合するシリンダ頭部とタンブラ部
とを有するシリンダとを備え、前記ケースにおける小径
穴部の大径穴部側端部に、前記下部タンブラ係合溝側と
大径穴部の水抜き穴側とを区画する堰部を設け、前記大
径穴部の下半部を上半部よりも前記ケースの前端部側へ
浅く形成して、該大径穴部の下半部後端に前記ケースの
前端部側に向く弧状のケース側シール面を設け、前記ケ
ース側シール面の左右上端に大径穴部の軸方向に沿った
ケース側ストッパ面を設け、前記シシリンダ頭部の背部
に、前記ケース側シール面に対向すると共に前記ケース
側シール面より長い弧状のシリンダ頭部側シール面を設
け、前記シリンダ頭部の上部を前記タンブラ部側へ突設
して、前記シリンダの回動時に前記ケース側ストッパ面
に当接するシリンダ頭部側ストッパ面を設けたことを特
徴とする。
【0006】したがって、洗車時等にキープレート穴等
からシリンダの頭部内に浸入した水は大径穴部下部の水
抜き穴からケース外に排出される。また、ケースの大径
穴部とシリンダの頭部との隙間に浸入した水は、隙間を
伝わって下部の水抜き穴へ導かれてケース外に排出され
る。
からシリンダの頭部内に浸入した水は大径穴部下部の水
抜き穴からケース外に排出される。また、ケースの大径
穴部とシリンダの頭部との隙間に浸入した水は、隙間を
伝わって下部の水抜き穴へ導かれてケース外に排出され
る。
【0007】浸入した水が水抜き穴から溢れるような場
合にも、小径穴部の下半部前端の堰部ではケース側シー
ル面にシリンダ頭部側シール面が当接しているので、水
はこのシール面でせき止められ、シリンダ内のタンブラ
部への浸水が防止される。こうして、例えば寒冷地など
におけるタンブラの凍結が防止され、またタンブラの錆
付きが防止されるので解錠、施錠の操作性が大幅に向上
する。
合にも、小径穴部の下半部前端の堰部ではケース側シー
ル面にシリンダ頭部側シール面が当接しているので、水
はこのシール面でせき止められ、シリンダ内のタンブラ
部への浸水が防止される。こうして、例えば寒冷地など
におけるタンブラの凍結が防止され、またタンブラの錆
付きが防止されるので解錠、施錠の操作性が大幅に向上
する。
【0008】また、タンブラ係合溝側と大径穴部の水抜
き穴側とが堰部により区画されているから、シリンダを
引き抜こうとしてもタンブラが堰部に引っ掛かり引き抜
くことができないので、堰部の強度により、十分な盗難
防止効果が得られる。
き穴側とが堰部により区画されているから、シリンダを
引き抜こうとしてもタンブラが堰部に引っ掛かり引き抜
くことができないので、堰部の強度により、十分な盗難
防止効果が得られる。
【0009】また、シリンダの回動時にシリンダ頭部側
ストッパ面がケース側ストッパ面に当接するので、シリ
ンダ(キープレート)の回転角度規制が可能である。
ストッパ面がケース側ストッパ面に当接するので、シリ
ンダ(キープレート)の回転角度規制が可能である。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用キーシリンダであって、前記ケース側ストッ
パ面は排水用の斜面部を有することを特徴とする。
の自動車用キーシリンダであって、前記ケース側ストッ
パ面は排水用の斜面部を有することを特徴とする。
【0011】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果に加え、ケース側ストッパ面は排水用の斜面部を
有しているので、浸入した水がこのストッパ面に溜るこ
となくシリンダの頭部外周の隙間を伝わって下部の水抜
き穴へ導かれてケース外に排出され、タンブラ部の防水
性がより確実になる。
・効果に加え、ケース側ストッパ面は排水用の斜面部を
有しているので、浸入した水がこのストッパ面に溜るこ
となくシリンダの頭部外周の隙間を伝わって下部の水抜
き穴へ導かれてケース外に排出され、タンブラ部の防水
性がより確実になる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の自動車用キーシリンダであって、前記排水用の斜面部
は、前記ケース側ストッパ面からケース側シール面側へ
下降傾斜し、かつ前記小径穴部にかからないよう大径穴
部側から小径穴部側へ自然消滅していることを特徴とす
る。
の自動車用キーシリンダであって、前記排水用の斜面部
は、前記ケース側ストッパ面からケース側シール面側へ
下降傾斜し、かつ前記小径穴部にかからないよう大径穴
部側から小径穴部側へ自然消滅していることを特徴とす
る。
【0013】したがって、請求項2の発明と同等の作用
・効果に加え、ケース側ストッパ面の排水用の斜面部が
小径穴部にかかっていないので、浸入した水はシリンダ
頭部の外周へ導かれて小径穴部側へ伝わることが抑制さ
れ、タンブラ部の防水性が向上する。
・効果に加え、ケース側ストッパ面の排水用の斜面部が
小径穴部にかかっていないので、浸入した水はシリンダ
頭部の外周へ導かれて小径穴部側へ伝わることが抑制さ
れ、タンブラ部の防水性が向上する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の自動車用キーシリンダであって、前記排水用
の斜面部は、前記左右のケース側ストッパ面の双方に設
けられていることを特徴とする。
3に記載の自動車用キーシリンダであって、前記排水用
の斜面部は、前記左右のケース側ストッパ面の双方に設
けられていることを特徴とする。
【0015】したがって、請求項2または3の発明と同
等の作用・効果に加え、ケース側ストッパ面の排水用の
斜面部がストッパ面の双方側に設けられているので、タ
ンブラ部の防水性が一層向上する。
等の作用・効果に加え、ケース側ストッパ面の排水用の
斜面部がストッパ面の双方側に設けられているので、タ
ンブラ部の防水性が一層向上する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、洗車時等にキープレート穴等
からシリンダの頭部内に浸入した水は大径穴部下部の水
抜き穴からケース外に排出される。また、ケースの大径
穴部とシリンダの頭部との隙間に浸入した水は、隙間を
伝わって下部の水抜き穴へ導かれてケース外に排出され
る。
1に記載の発明によれば、洗車時等にキープレート穴等
からシリンダの頭部内に浸入した水は大径穴部下部の水
抜き穴からケース外に排出される。また、ケースの大径
穴部とシリンダの頭部との隙間に浸入した水は、隙間を
伝わって下部の水抜き穴へ導かれてケース外に排出され
る。
【0017】浸入した水が水抜き穴から溢れるような場
合にも、小径穴部の下半部前端の堰部ではケース側シー
ル面にシリンダ頭部側シール面が対向しているので、水
はこのシール面でせき止められ、シリンダ内のタンブラ
部への浸水が防止される。こうして、例えば寒冷地など
におけるタンブラの凍結が防止され、またタンブラの錆
付きが防止されるので解錠、施錠の操作性が大幅に向上
する。
合にも、小径穴部の下半部前端の堰部ではケース側シー
ル面にシリンダ頭部側シール面が対向しているので、水
はこのシール面でせき止められ、シリンダ内のタンブラ
部への浸水が防止される。こうして、例えば寒冷地など
におけるタンブラの凍結が防止され、またタンブラの錆
付きが防止されるので解錠、施錠の操作性が大幅に向上
する。
【0018】また、タンブラ係合溝側と大径穴部の水抜
き穴側とが堰部部により区画されているから、シリンダ
を引き抜こうとしてもタンブラが堰部に引っ掛かり引き
抜くことができないので、堰部の強度により、十分な盗
難防止効果が得られる。
き穴側とが堰部部により区画されているから、シリンダ
を引き抜こうとしてもタンブラが堰部に引っ掛かり引き
抜くことができないので、堰部の強度により、十分な盗
難防止効果が得られる。
【0019】また、シリンダの回動時にシリンダ頭部側
ストッパ面がケース側ストッパ面に当接するので、シリ
ンダ(キープレート)の回転角度規制が可能である。
ストッパ面がケース側ストッパ面に当接するので、シリ
ンダ(キープレート)の回転角度規制が可能である。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明と同等の効果に加え、ケース側ストッパ面は排水
用の斜面部を有しているので、浸入した水がこのストッ
パ面に溜ることなくシリンダの頭部外周の隙間を伝わっ
て下部の水抜き穴へ導かれてケース外に排出され、タン
ブラ部の防水性がより確実になる。
の発明と同等の効果に加え、ケース側ストッパ面は排水
用の斜面部を有しているので、浸入した水がこのストッ
パ面に溜ることなくシリンダの頭部外周の隙間を伝わっ
て下部の水抜き穴へ導かれてケース外に排出され、タン
ブラ部の防水性がより確実になる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明と同等の効果に加え、ケース側ストッパ面の排水
用の斜面部が小径穴部にかかっていないので、浸入した
水はシリンダ頭部の外周へ導かれて小径穴部側へ伝わる
ことが抑制され、タンブラ部の防水性が向上する。
の発明と同等の効果に加え、ケース側ストッパ面の排水
用の斜面部が小径穴部にかかっていないので、浸入した
水はシリンダ頭部の外周へ導かれて小径穴部側へ伝わる
ことが抑制され、タンブラ部の防水性が向上する。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
または3の発明と同等の効果に加え、ケース側ストッパ
面の排水用の斜面部がストッパ面の双方側に設けられて
いるので、タンブラ部の防水性が一層向上する。
または3の発明と同等の効果に加え、ケース側ストッパ
面の排水用の斜面部がストッパ面の双方側に設けられて
いるので、タンブラ部の防水性が一層向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1、図2
により説明する。図1は本実施形態のキーシリンダ1を
主要な構成要素に分解した状態を示す。このキーシリン
ダ1は例えば自動車のドアパネルなどにほぼ水平状態に
なるように取り付けられて用いられるもので、図1の上
下方向はキーシリンダ取付け状態での上下方向である。
また図1の左方は前端(キープレート差し込み側端)を
示し、右方はドアパネルの奥側を示す。図2は要部の拡
大斜視図である。
により説明する。図1は本実施形態のキーシリンダ1を
主要な構成要素に分解した状態を示す。このキーシリン
ダ1は例えば自動車のドアパネルなどにほぼ水平状態に
なるように取り付けられて用いられるもので、図1の上
下方向はキーシリンダ取付け状態での上下方向である。
また図1の左方は前端(キープレート差し込み側端)を
示し、右方はドアパネルの奥側を示す。図2は要部の拡
大斜視図である。
【0024】このキーシリンダ1の構成を説明する。
【0025】図1に示すように、このキーシリンダ1は
大別して中空穴3を有する中空円筒状のケース5と、そ
の中空穴3に嵌合されるシリンダ7と、ケース5のフラ
ンジ部9を覆う、装飾を兼ねたカバー11とからなる。
大別して中空穴3を有する中空円筒状のケース5と、そ
の中空穴3に嵌合されるシリンダ7と、ケース5のフラ
ンジ部9を覆う、装飾を兼ねたカバー11とからなる。
【0026】上記のケース5の中空穴3は、図1に示す
ように、フランジ部9の前端面9aに開口する大径穴部
15とこれに同心に連続して奥側に延びる小径穴部19
とからなる。大径穴部15のフランジ部端面9aからの
深さは、穴径をほぼ二分する上側半周部と下側半周部と
で異なり、下側半周部の深さが上側半周部よりも所定量
浅くなるよう形成されている。
ように、フランジ部9の前端面9aに開口する大径穴部
15とこれに同心に連続して奥側に延びる小径穴部19
とからなる。大径穴部15のフランジ部端面9aからの
深さは、穴径をほぼ二分する上側半周部と下側半周部と
で異なり、下側半周部の深さが上側半周部よりも所定量
浅くなるよう形成されている。
【0027】こうして、小径穴部19の下半部の前端部
にはフランジ部9側に向く弧状のケース側シール面15
aが上半部の前端部よりもフランジ部9側に出っ張って
形成されている。こうして、小径穴部19の上半部の前
端部にはやはりフランジ部9側に向く弧状の端面15b
が下半部のシール面15aよりも奥に引っ込んで形成さ
れ、両面15a,15bは大径穴部15を上下にほぼ二
分するほぼ水平のケース側ストッパ面17,17を介し
て接続されている。
にはフランジ部9側に向く弧状のケース側シール面15
aが上半部の前端部よりもフランジ部9側に出っ張って
形成されている。こうして、小径穴部19の上半部の前
端部にはやはりフランジ部9側に向く弧状の端面15b
が下半部のシール面15aよりも奥に引っ込んで形成さ
れ、両面15a,15bは大径穴部15を上下にほぼ二
分するほぼ水平のケース側ストッパ面17,17を介し
て接続されている。
【0028】そして、このケース側ストッパ面17,1
7には、図2に示すように、シール面15a側へ下降傾
斜し、かつ小径穴部19にかからないよう大径穴部15
側から小径穴部19側へ自然消滅する排水用の斜面部1
7a,17aがそれぞれ形成されている。
7には、図2に示すように、シール面15a側へ下降傾
斜し、かつ小径穴部19にかからないよう大径穴部15
側から小径穴部19側へ自然消滅する排水用の斜面部1
7a,17aがそれぞれ形成されている。
【0029】また、大径穴部15の下部には、フランジ
部9の端面9aから深さ方向に上記シール面15aに至
る排水溝21が形成され、この排水溝21はケース5の
下部に水抜き穴21aを有している。
部9の端面9aから深さ方向に上記シール面15aに至
る排水溝21が形成され、この排水溝21はケース5の
下部に水抜き穴21aを有している。
【0030】一方、小径穴部19部の上、下部にはタン
ブラ23が係合するタンブラ溝(タンブラ係合溝)5
a,5bが深さ方向(軸方向)に延びて形成されてい
る。そして、上記ケース側シール面15aと下部のタン
ブラ溝5bの前端部との深さ方向位置間には堰部15c
が設けられ、堰部15cにより両者15a,5bは隔て
られている。また、下部のタンブラ溝5bはケース5の
下面に開口している。
ブラ23が係合するタンブラ溝(タンブラ係合溝)5
a,5bが深さ方向(軸方向)に延びて形成されてい
る。そして、上記ケース側シール面15aと下部のタン
ブラ溝5bの前端部との深さ方向位置間には堰部15c
が設けられ、堰部15cにより両者15a,5bは隔て
られている。また、下部のタンブラ溝5bはケース5の
下面に開口している。
【0031】上記シリンダ7は、ケース5の大径穴部1
5と小径穴部19とにそれぞれ回動可能に嵌合するシリ
ンダ頭部25とタンブラ部27とからなる。シリンダ頭
部25の背部の下部にはケース5への嵌合時にケース側
シール面15aに当接すると共に該シール面15aより
も長い弧状のシリンダ頭部側シール面25aが形成され
ている。また、同背部の弧状の上部はシール面25aよ
りも小径穴部19側へ突出し、両端にケース側ストッパ
面17に周方向に対向するシリンダ頭部側ストッパ面2
5bを有している。
5と小径穴部19とにそれぞれ回動可能に嵌合するシリ
ンダ頭部25とタンブラ部27とからなる。シリンダ頭
部25の背部の下部にはケース5への嵌合時にケース側
シール面15aに当接すると共に該シール面15aより
も長い弧状のシリンダ頭部側シール面25aが形成され
ている。また、同背部の弧状の上部はシール面25aよ
りも小径穴部19側へ突出し、両端にケース側ストッパ
面17に周方向に対向するシリンダ頭部側ストッパ面2
5bを有している。
【0032】さらに、シリンダ頭部25にはキープレー
ト穴7aが設けられると共に、下部にはケース5の排水
溝21と連通する図示しない排水穴を備えている。そし
て、タンブラ部27には複数枚のタンブラ23のセット
が内蔵されている。
ト穴7aが設けられると共に、下部にはケース5の排水
溝21と連通する図示しない排水穴を備えている。そし
て、タンブラ部27には複数枚のタンブラ23のセット
が内蔵されている。
【0033】シリンダ7がケース5に嵌合されたとき、
シリンダ頭部側シール面25aはケース5下半部のケー
ス側シール面15aに当接する。そして、シリンダ7が
ケース5内で回動すると(つまりキープレートを回動操
作すると)、シリンダ頭部側ストッパ面25bがケース
側ストッパ面17に当接し、シリンダ7(キープレー
ト)の回動角度が所定角度範囲内に規制される。
シリンダ頭部側シール面25aはケース5下半部のケー
ス側シール面15aに当接する。そして、シリンダ7が
ケース5内で回動すると(つまりキープレートを回動操
作すると)、シリンダ頭部側ストッパ面25bがケース
側ストッパ面17に当接し、シリンダ7(キープレー
ト)の回動角度が所定角度範囲内に規制される。
【0034】キーシリンダ1の組み立ては、シリンダ7
のキープレート穴7aへこれと対のキープレートを差し
込みタンブラ23を引っ込めた状態で、シリンダ7をケ
ース5の中空穴3に挿入し、中空穴3を貫通したシリン
ダ7のタンブラ部27先端部に図示しないリターンスプ
リング、レバーおよび止め輪などを装着したうえで、カ
バー11をケース5のフランジ部9にカシメて一体化す
る。この一体化された状態で、上述のようにシリンダ頭
部側シール面25aがケース側シール面15aに当接す
る。
のキープレート穴7aへこれと対のキープレートを差し
込みタンブラ23を引っ込めた状態で、シリンダ7をケ
ース5の中空穴3に挿入し、中空穴3を貫通したシリン
ダ7のタンブラ部27先端部に図示しないリターンスプ
リング、レバーおよび止め輪などを装着したうえで、カ
バー11をケース5のフランジ部9にカシメて一体化す
る。この一体化された状態で、上述のようにシリンダ頭
部側シール面25aがケース側シール面15aに当接す
る。
【0035】そして、例えば自動車のドアパネルへのキ
ーシリンダ1の取付けは、ドアパネルのキーシリンダ取
付穴にケース5の円筒部13を挿入し、ドアパネルの背
面にてケース5を固定用部材によりドアパネルに固定す
る。
ーシリンダ1の取付けは、ドアパネルのキーシリンダ取
付穴にケース5の円筒部13を挿入し、ドアパネルの背
面にてケース5を固定用部材によりドアパネルに固定す
る。
【0036】つぎに、このキーシリンダ1の作用を説明
する。
する。
【0037】キーシリンダ1を上記のように自動車のド
アパネルに取り付けた場合、洗車時等にキープレート穴
7a等からシリンダ頭部25内に浸入した水はシリンダ
頭部25下部の排水穴を経て排水溝21からケース5の
外部へ排出される。また、ケース5の大径穴部15とシ
リンダ頭部25との隙間に浸入した水は、隙間を伝わっ
て下方の排水溝21へ導かれてケース5の外部へ排出さ
れる。このとき、ケース側ストッパ面17に溜ろうとす
る水は斜面部17aからシリンダ頭部25の外周へ導か
れ、ストッパ面17部に溜る恐れはなく、また外周側へ
下降する斜面部17aの傾斜方向により、小径穴側へ浸
水する恐れは少ない。
アパネルに取り付けた場合、洗車時等にキープレート穴
7a等からシリンダ頭部25内に浸入した水はシリンダ
頭部25下部の排水穴を経て排水溝21からケース5の
外部へ排出される。また、ケース5の大径穴部15とシ
リンダ頭部25との隙間に浸入した水は、隙間を伝わっ
て下方の排水溝21へ導かれてケース5の外部へ排出さ
れる。このとき、ケース側ストッパ面17に溜ろうとす
る水は斜面部17aからシリンダ頭部25の外周へ導か
れ、ストッパ面17部に溜る恐れはなく、また外周側へ
下降する斜面部17aの傾斜方向により、小径穴側へ浸
水する恐れは少ない。
【0038】また、浸入した水が排水溝21から溢れる
ような場合にも、排水溝21の奥側端部のケース側シー
ル面15aにシリンダ頭部側シール面25aが当接し、
さらに堰部15cが奥側に設けられているので、水はこ
の部でせき止められ、タンブラ23部への浸水が防止さ
れる。
ような場合にも、排水溝21の奥側端部のケース側シー
ル面15aにシリンダ頭部側シール面25aが当接し、
さらに堰部15cが奥側に設けられているので、水はこ
の部でせき止められ、タンブラ23部への浸水が防止さ
れる。
【0039】また、タンブラ23部に結露などが生じた
場合は、下部のタンブラ溝5bの下面への開口からケー
ス5外部へ排出されるので、タンブラ23部の錆の発生
が防止される。
場合は、下部のタンブラ溝5bの下面への開口からケー
ス5外部へ排出されるので、タンブラ23部の錆の発生
が防止される。
【0040】こうして、例えば寒冷地などにおけるタン
ブラの凍結が防止され、またタンブラの錆び付きが防止
されるので、キーシリンダ1の解錠、施錠の操作性が大
幅に向上すると共に、解錠、施錠時の回動操作角度がケ
ース側ストッパ面17とシリンダ頭部側ストッパ面25
bとの当接位置設定により規制可能である。
ブラの凍結が防止され、またタンブラの錆び付きが防止
されるので、キーシリンダ1の解錠、施錠の操作性が大
幅に向上すると共に、解錠、施錠時の回動操作角度がケ
ース側ストッパ面17とシリンダ頭部側ストッパ面25
bとの当接位置設定により規制可能である。
【0041】さらに、シリンダ7を引き抜こうとして
も、タンブラ溝5bに係合しているタンブラ23がタン
ブラ溝5bの前端部(ケース5の堰部15c)に引っ掛
かりシリンダ7を引き抜くことは不可能である。こうし
て、堰部15cのケース強度により、十分な盗難防止効
果が得られ、引き抜き止めの専用部材を別に設ける必要
はない。
も、タンブラ溝5bに係合しているタンブラ23がタン
ブラ溝5bの前端部(ケース5の堰部15c)に引っ掛
かりシリンダ7を引き抜くことは不可能である。こうし
て、堰部15cのケース強度により、十分な盗難防止効
果が得られ、引き抜き止めの専用部材を別に設ける必要
はない。
【図1】一実施形態の分解図である。
【図2】一実施形態の要部の拡大図である。
1 キーシリンダ 3 中空穴 5 ケース 5a,5b タンブラ溝(タンブラ係合溝) 7 シリンダ 9 フランジ部 9a フランジ部の前端面 11 カバー 13 ケースの円筒部 15 ケースの大径穴部 15a ケース側シール面 15b 小径穴部の上半部端面 15c 堰部 17 ケース側ストッパ面 19 ケースの小径穴部 21 排水溝 21a 水抜き穴 23 タンブラ(タンブラセット) 25 シリンダ頭部 25a シリンダ頭部側シール面 25b シリンダ頭部側ストッパ面 27 シリンダのタンブラ部
Claims (4)
- 【請求項1】 前端部に開口し下部に水抜き穴を有する
大径穴部及び該大径穴部の奥に隣接して同心に延び上下
部にタンブラ係合溝を有する小径穴部を有し、これらの
穴がほぼ水平に延びるよう車体パネル側に固定される中
空円筒状のケースと、 キープレート穴及びタンブラセットを有し、前記大径穴
部と小径穴部とにそれぞれ回動可能に嵌合するシリンダ
頭部とタンブラ部とを有するシリンダとを備え、 前記ケースにおける小径穴部の大径穴部側端部に、前記
下部タンブラ係合溝側と大径穴部の水抜き穴側とを区画
する堰部を設け、 前記大径穴部の下半部を上半部よりも前記ケースの前端
部側へ浅く形成して、該大径穴部の下半部後端に前記ケ
ースの前端部側に向く弧状のケース側シール面を設け、 前記ケース側シール面の左右上端に大径穴部の軸方向に
沿ったケース側ストッパ面を設け、 前記シリンダ頭部の背部に、前記ケース側シール面に対
向すると共に前記ケース側シール面より長い弧状のシリ
ンダ頭部側シール面を設け、 前記シリンダ頭部の上部を前記タンブラ部側へ突設し
て、前記シリンダの回動時に前記ケース側ストッパ面に
当接するシリンダ頭部側ストッパ面を設けたことを特徴
とする自動車用キーシリンダ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用キーシリンダ
であって、 前記ケース側ストッパ面は排水用の斜面部を有すること
を特徴とする自動車用キーシリンダ。 - 【請求項3】 請求項2に記載の自動車用キーシリンダ
であって、 前記排水用の斜面部は、前記ケース側ストッパ面からケ
ース側シール面側へ下降傾斜し、かつ前記小径穴部にか
からないよう大径穴部側から小径穴部側へ自然消滅して
いることを特徴とする自動車用キーシリンダ。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載の自動車用キー
シリンダであって、 前記排水用の斜面部は、前記左右のケース側ストッパ面
の双方に設けられていることを特徴とする自動車用キー
シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1284997A JPH10205183A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 自動車用キーシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1284997A JPH10205183A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 自動車用キーシリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205183A true JPH10205183A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11816852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1284997A Pending JPH10205183A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 自動車用キーシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10205183A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100599821B1 (ko) | 2003-06-17 | 2006-07-13 | 임원배 | 열쇠구멍이 돌지 않는 자물쇠 |
| US8263885B2 (en) | 2009-02-16 | 2012-09-11 | Omron Corporation | Switch device |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP1284997A patent/JPH10205183A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100599821B1 (ko) | 2003-06-17 | 2006-07-13 | 임원배 | 열쇠구멍이 돌지 않는 자물쇠 |
| US8263885B2 (en) | 2009-02-16 | 2012-09-11 | Omron Corporation | Switch device |
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