JPH10208787A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH10208787A
JPH10208787A JP9022185A JP2218597A JPH10208787A JP H10208787 A JPH10208787 A JP H10208787A JP 9022185 A JP9022185 A JP 9022185A JP 2218597 A JP2218597 A JP 2218597A JP H10208787 A JPH10208787 A JP H10208787A
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Katsuhisa Mori
勝久 森
Kyuzo Yamagata
久蔵 山方
Goji Kagita
剛司 鍵田
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Nichifu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VVFケーブルの内外の被覆を剥離すること
なく、電線の分岐作業を安全に迅速に行うことができる
ようにしたコネクタを提供すること。 【解決手段】 金属板製コンタクト1…と、絶縁性本体
2とからなり、前記コンタクト1が、VVFケーブル
3,3’の絶縁外皮31と絶縁内皮32とを切断して各
ケーブルの接続すべき通電線33,33に夫々接触する
二つの切込み部11,11とケーブルを左右に分断する
二つの切断刃13,13を備え、更にコンタクトの平行
な片1a,1aの両端から外方に向かって直角に折り曲
げられた折曲片14,14が形成され、この一方の折曲
げ片14の下端に前記切断刃13の一つが設けられてい
る。 また前記本体2がVVFケーブル挿入用の溝2
1,22を備え、且つ互いに嵌合可能な半割り形の二つ
の本体構成体2a,2bによって構成され、一方の本体
構成体2aには前記コンタクト1…を挿入する複数の挿
入穴23…が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に電力線とし
て使用されている単一の通電線を絶縁被覆したものを2
本又は3本平行に配置し、その外周部上を外皮で被覆し
た2芯又は3芯VVFケーブルを対象とし、このような
VVFケーブルの配線時や既に配線されている既設配線
に別のVVFケーブルを接続し分岐線を得るに際して、
既設配線の正極側の通電線と分岐線の正極側の通電線と
を誤りなく接続分岐するのに適したコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からこの様な2芯又は3芯VVFケ
ーブルに別の2芯又は3芯VVFケーブルを接続して分
岐線を得ることは必要性が多く常に行われている。この
場合において、各種機器への通電に際して芯線の正極側
と負極側とを区分する必要性があるため、一般にVVF
ケーブルの内装被覆の色は識別容易な別色とされてい
る。例えば、2芯VVFケーブルでは芯線被覆の色が白
色と黒色との2色で形成されており、3芯のものでは、
赤色、白色、黒色の3色で形成されているものが多い。
そして、主線から分岐線を取り出す場合、主線と分岐線
の極性を同じくする同色の芯線同士を接続している。
【0003】而して、このような分岐線の取り出し工事
は、主線が括線である場合には、危険性を排除するため
に電源を切ったのち、一般には、図10に示したよう
に、先ず主線側のVVFケーブル3を所要箇所で切断
し、それぞれの外装被覆31を取り去って正極側の被覆
線と負極側の被覆線とをそれぞれ取り出し、更にそれぞ
れの内装被覆32を除去して芯線33を露出させる。同
様に分岐側のVVFケーブル3'についても外装被覆3
1と、正極側,負極側の内装被覆32とをそれぞれ除去
して芯線33を露出させた後、前記主線の正極側芯線3
3と分岐線の正極側芯線33とを纏めて、閉端絶縁キャ
ップ61の内部に内装されている金属スリーブ6内に挿
入し、その上から加圧工具によって加圧し金属スリーブ
6を加圧変形させて圧着接続し、同様にしてそれぞれの
負極側の芯線どうしを接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような手段では、
被分岐線である主線が括線の場合には、電線分岐作業の
前に感電防止の必要性から必ず通電を止めて施工しなけ
ればならず、その間は停電状態が余儀なくされ、しか
も、作業が非常に手数のかかるものであるために工事時
間が長くなり作業効率が悪いという課題を有する。
【0005】そこで本発明は、前記のように、VVFケ
ーブルの内外の被覆を剥離することなく、電線の分岐作
業を安全に迅速に行うことができるようにしたコネクタ
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
本発明では次のような手段を講じた。即ち本発明のコネ
クタにあっては、2芯又は3芯VVFケーブル3から分
岐用の2芯又は3芯VVFケーブル3’を接続分岐させ
るために使用するコネクタであって、通電性に富んだ金
属板製の二つ又は三つのコンタクト1…と、絶縁性に富
んだ合成樹脂製の本体2とからなり、前記コンタクト1
が、側面からみた断面形状が略逆U字形とし、その夫々
の平行な片1a,1aに、前記両VVFケーブル3,3’
の絶縁外皮31と絶縁内皮32とを切断して各ケーブル
の極性を同じくする通電線33,33に夫々接触する二
つの切込み部11,11が所定の間隔Dを隔てて形成さ
れ、且つケーブルを絶縁外皮31を切断し隣接する絶縁
内皮32,32の間に入り込んで夫々を左右に分断する
切断刃13,13が、前記二つの平行な片1a,1aの
中間部と一端部とで該平行な片1a,1aから直角に内
側に折り曲げられた折曲片14a,14bの下端にそれ
ぞれ形成されており、前記本体2が、両VVFケーブル
3,3'を挿通する所定の間隔Eを隔てて形成された平
行な2本の溝21,22を備え、且つ互いに嵌合可能に
形成された半割り形の二つの本体構成体2a,2aによ
って構成され、一方の本体構成体2aには前記コンタク
ト1…を挿入する複数の挿入穴23…が設けられ、前記
2本の溝21,22の横巾が前記両VVFケーブル3,
3'の通電線33を並設した大径側の幅Wとそれぞれほ
ぼ同幅に形成され、これら2本の溝21,22の間隔E
と前記コンタクト1の2つの切込み部11,11の間隔
Dとがほぼ一致する間隔に形成され、前記挿入穴23…
がVVFケーブル内の各通電線33…の横ピッチの間隔
だけ位置をずらして形成されている構成としたものであ
る。
【0007】前記側端側の折曲片14bが平行な片1
a,1aから外側に向かって直角に折り曲げて形成さ
れ、前記平行な片1a,1aの他端側が外側に向かって
折り曲げられて耳片15を形成している構造も特徴とす
る。
【0008】前記2本の溝21,22は、それぞれ本体
構成体2a,2bの全幅にわたって貫通させてある構成
とし、分岐側のVVFケーブル3’を挿通溝22の両側
から突出させることによって、これら両側に突出させた
ケーブル3’のそれぞれを分岐線として2本の分岐線を
得る構成としてもよく、この分岐側のVVFケーブル
3’を挿通する溝22をその一端側に遮蔽壁28を形成
してあるものとし、分岐側のVVFケーブル3’の切断
端をこの遮蔽壁28に当てつけて一方向側にだけ突出さ
せることによって、1本だけの分岐線を得るものとして
実施することもできる。
【0009】前記コンタクト1は、例えば硬度の高い硬
質の銅合金板のように、VVFケーブル3の通電線に使
用されている軟銅よりも硬度が高く導電性に優れている
素材を使用するのが好ましい。コンタクトの切り込み部
11の切り込み間隔(スリット間隔)は、コンタクト1
をVVFケーブル3に対して押圧させることによって、
切断刃13と協動してケーブルの外装被覆(外皮)31
と内部被覆(内皮)32とを切り裂き、切り込み部11
の対向する内側面において通電線33と通電を行わせる
ものであるから、通電線33の太さよりも少し狭い幅と
してあるのがよい。このようにすることによって、この
通電操作時に通電線33を押圧力によって塑性変形させ
ながら両側から強固に圧接挟持させるようにしておくの
がよい。
【0010】更に、このコンタクト1の厚さ(板厚)と
切り込み部11の間隔とは、通電線33との接触状態に
おいて、接触面積が通電線33の断面積以上の面積とな
るように設定しておくのがよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図8は本発明のコネクタ
であって3芯VVFケーブル用としての一実施例を示し
た図であって、符号1でコンタクトを示す。このコンタ
クト1は、通電性に富み、使用する3芯VVFケーブル
3,3’の硬度よりも硬度の高い黄銅板をプレス成形し
た側面視略逆U字形のもので、その夫々の平行な片1
a,1aに、前記両VVFケーブル3,3'の絶縁外皮
31と絶縁内皮32とを切断してケーブル内の一方の通
電線33に挿入接触する二つの切込み部11,11が所
定の間隔Dを隔てて形成されており、且つ中間部に前記
切込み部11,11を区分けする凹部12が設けられて
いる。またケーブルを絶縁外皮31を切断し隣接する絶
縁内皮32,32の間に入り込んで夫々を左右に分断す
る切断刃13,13が前記二つの切込み部11,11の
近傍で二つの片1a,1aを結ぶ方向に沿って形成され
ている。前記切込み部11,11の下端部は刃のように
V字形に形成してあり、この切断刃によってVVFケー
ブル3,3’の外皮31と内皮32とを切断しながら、
内部の通電線33に達し、通電線33を両側から圧接変
形させながら挟持するようにしてある。更に、前記平行
な片1a,1aの中間部で内側に直角に折り曲げられた
折曲片14aが、また平行な片1a,1aの一端部で外
側に直角に折り曲げられた折曲片14bが夫々設けら
れ、これら折曲片の下端に前記切断刃13,13が設け
られている。また前記平行な片1a,1aの他端側が外
側に向かって折り曲げられて耳片15を形成している。
尚、前記切込み部11,11はケーブルに押し込まれた
時にケーブル内の接続すべき通電線と他の通電線を離反
させる方向に押しつけるように少し上方が傾斜して形成
されている。また、前記コンタクト1は、その連結底部
分12の上面に絶縁樹脂板16が貼着されている。
【0012】このコンタクト1の肉厚と前記切込み部1
1の幅は、圧接によって通電線3,3’と接触している
部分の面積が、通電線の断面積とほぼ等しいか、それ以
上となるように計算により設定される。いま、使用対象
の通電線の径が1.6mmと2.0mmの2種類につい
てみると、通電線径が1.6mmの場合にコンタクト1
の厚さが0.5mmとすると、切込み部11の幅は、約
1.2mmとしてあればよい。通電線径が2.0mmの
場合にコンタクト1の厚さを0.6mmにすれば切込み
部11の幅は約1.5mmとすればよい。
【0013】コネクタ本体2は、ナイロン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の樹脂素材で全体を一体成型した
ものである。該コネクタ本体2は、ほぼ同形の半割り形
の2つの本体構成体2a,2bとカバー体26とからな
っていて、それぞれの本体構成体2a,2bは、括線側
(被分岐側)のVVFケーブル3と分岐用のVVFケー
ブル3’とを挿通嵌合するための2本の溝21,22が
所定の間隔Eを隔てて平行に形成されている。一方の本
体構成体2aは、前記コンタクト1をそれぞれ挿入する
ための3つの挿入穴23…を備え、一側において折り畳
み部24で他方の構成体2bと折り畳み自在に連結され
ている。これら本体構成体2a,2bは遊端側において
係合片20bと係入穴20aで相互に嵌合する構造とさ
れている。また前記カバー体26はフレキシブルな連結
帯25…を介して本体構成体2aの前記溝方向に沿った
延長線上の外側に延設され本体構成体2aのコンタクト
挿入面に対して折り畳み自在に連結されている。また該
カバー体26は本体構成体2aの側面に設けられた係合
孔27a…に係合する係合爪27…を備えている。更に
本体構成体2bには本コネクタを掛け止めするためのフ
ック部35が設けられている。
【0014】前記溝21,22の幅は、前記両3芯VV
Fケーブル3,3’の通電線を並設した大径(広幅側)
の幅Wとそれぞれほぼ同幅に形成してあり、ケーブルを
隙間なく挿入できる程度の幅とし、2つの本体構成体2
a,2bどうしを嵌合した折り畳み姿勢における溝2
1,21、22,22どうしの対向幅(対向する両溝の
深さの和)は、それぞれのVVFケーブル3,3’の狭
小側の幅wとそれぞれほぼ同幅とし、ケーブルを隙間な
く挟み込むことができる程度の幅に形成してある。これ
ら2本の溝21,22の間隔、即ち中心線間の間隔E
は、前記コンタクト1の2つの切込み部11,11の間
隔、即ち中心線間の間隔Dとほぼ一致する間隔に形成し
てある。また、コンタクト1を挿入する3つの挿入穴2
3…は、図1並びに図4にみられるように、コンタクト
1の平面形状に沿った形態を備え、コンタクト1の下半
部を挿入し仮保持させておくのに適した大きさに形成し
てある。即ちコンタクトの本体部分が挿入される長方形
穴部23aとこの両端で前記折曲片14bならびに耳部
15が挿入される耳穴部23bとが設けられている。ま
たこの3つの挿入穴23…はVVFケーブル内の3本の
通電線33…の横ピッチの間隔だけ前記溝の巾方向に位
置をずらして形成されている。
【0015】前記2つの本体構成体2a,2bどうしの
折り畳み部24は側面視W字形に形成されその下底部分
を薄肉に形成してある。而して、コンタクト1は、図4
にみられるように、その下半部を本体構成体2a,2b
のそれぞれの挿入穴23,23に挿入し仮保持させてお
く。
【0016】該実施例におけるコネクタは、括線側のV
VFケーブル3から、1本だけの分岐線を得るためのコ
ネクタであって、その構成として、分岐側のVVFケー
ブル3’を挿通する側の溝22,22の一端側に溝を閉
塞する遮蔽壁28,28を形成してあり、分岐側のVV
Fケーブル3’の切断端をこの遮蔽壁28に当てつけて
一方向側にだけ突出させることができるようにしてあ
る。この分岐側のケーブル3’は、前記のようにして括
線側のケーブル3にコネクタを取り付けた後に、溝2
2,22によって側方にできる開口から先端が遮蔽壁2
8に接当するまで押し込んで2本のケーブル3,3’を
コネクタに平行に挿入させることができる。
【0017】以上のように構成したコネクタを使用して
電線を分岐させるには、既配線側(括線側・被分岐線
側)の3芯VVFケーブル3を被覆状態のままで、図2
にみられるように、本体構成体2a,2bの何れか一方
の構成体(ここでは2b)の溝21に断面が横姿勢とな
るようにして挿入させ、隣接する溝22に分岐用の3芯
VVFケーブル3’をその切断端面によって確認した正
極側または負極側の線を主線側の正極側または負極側の
線と一致する方向に選定して、当該切断端面を遮蔽板2
8に当てつけて挿入させ、次いで図4にみられるよう
に、他方の構成体(ここでは2a)を折り畳み部24か
ら折り畳んでその上に被せて押圧し、他側において係合
爪片20bと係入穴20aどうしを相互に嵌合させる。
この構成体嵌合状態において、分岐線側のケーブル3’
を開口部分から挿入してもよい。
【0018】次いで、図5に示すように、コンタクト1
の上端面を適当な加圧具Aによって加圧して図6のよう
にコンタクト挿入穴23にコンタクト1の全体が埋没す
る状態に押し込み、最後に図7に示すように、カバー体
26を連結帯25から折り曲げてコンタクト1の外側面
を覆うようにし、それぞれの角部に形成してある係合爪
27を本体構成体2aに形成してある係合孔27aに対
して係合連結させる。
【0019】加圧したコンタクト1は、図8に示すよう
にコネクタ本体2の内部においてケーブル3,3’の外
皮31と内皮32とを切断して両ケーブルの同極側の通
電線33,33と電気的に接触すると同時に、切断刃1
3によってケーブルがコンタクト1に接触する通電線と
他の2本の通電線の間から左右に分断される。この時、
夫々の切込み部11,11がそれぞれのケーブル3,
3’の左右の通電線33,33を左右に分離する方向に
傾斜して形成されているので、同一ケーブル内の極の異
なる通電線、即ち、コンタクトに接触する通電線と他の
2本の通電線とを左右に離反させて安全性を高めること
ができる。このようにして既配線または主線から分岐線
を分岐させるものである。又、何れか一方のカバー体2
6に設けたフック体35によって、ケーブル3,3と共
にコネクターを建造物や構築体に対して掛け止めするこ
とができて便利である。
【0020】また、3つの挿入穴23…はVVFケーブ
ル内の3本の通電線33…の横ピッチの間隔だけ横に位
置をずらして形成されているから、それぞれの挿入穴2
3…に挿入されたコンタクト1…によって、左右の3芯
VVFケーブルの同極の通電線同士を接続することがで
きるものである。
【0021】また、コンタクト1の端部に外方に直角に
折れ曲がった折曲片14bならびに耳片15が形成さ
れ、本体2のコンタクト1を挿入する3つの挿入穴23
…が、コンタクトの平面形状に沿った形態とすることに
よって、コンタクト1を本体の挿入穴23に挿入したと
きに安定よく仮保持させることができると共に、圧入時
にガイドとなってスムースに押入させることができ、し
かも、外方に向かって折り曲げた折曲片14bに一方の
切断刃13を設けることによって、切断刃の有効長さを
長く設定することができ、これによりケーブルの絶縁外
皮を切断して隣接する左右の通電線を分断する効果を更
に助長させることができるものである。
【0022】尚、本発明において前記逆U字形のコンタ
クト1は、コンタクト形成素材の金属板に予め絶縁物層
をコーティング形成しておき、しかる後所定形状に成形
することによっても製造することができる。また、素材
として使用する金属板は、前記VVFケーブル3,3’
の通電線よりも硬度が高く且つ電気抵抗値が比較的低い
もの即ち導電性に優れた素材であればよく、銅合金板以
外の素材であっても使用することができる。
【0023】上記実施例では、3芯VVFケーブルに使
用されるコネクターについて説明したが、本体のコネク
ター1並びに本体のコンタクト挿入穴23の数を二つに
して2芯VVFケーブル用のコネクターとして構成する
ことも可能である。この場合、他の構成については上記
実施例と同様であることは勿論である。
【0024】尚、上記実施例では、側端側の折曲片14
bを平行な片1a,1aから外方に向かって直角に折り
曲げて形成したが、図9に示すように、内側に直角に折
り曲げて形成するようにしてもよい。またこの場合、上
記実施例で示した耳片15は省略される。
【0025】以上本発明の代表的と思われる実施例、変
形例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実
施例、変形例の構造のみに限定されるものではない。例
えば、上記実施例では本体1の半割形構成体2a並びに
2bは、折り畳み部24で折り畳み自在に一体的に連結
した構造としたが、夫々の構成体2a,2bを別体で成
形して互いに嵌合連結するように構成することも勿論可
能である。その他本発明では前記の構成要件を備え、本
発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲
内において適宜改変して実施することができるものであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記の如く構成されたものであ
るから、コンタクトを3芯VVFケーブルに対して圧入
するだけの操作によって、被分岐線が括線であっても通
電を遮断させることなく、分岐線を分岐させることがで
きると共に、コンタクトの切込み部の特殊な構造によっ
て同一ケーブル内の極の異なる左右の通電線を左右に離
反させて安全性を高めることができ、加えて本体構成体
が一体成形品による簡単な構造であるから安価に提供で
きる。
【0027】また、請求項2の構成のように、コンタク
トの両端側に外方に折れ曲がった折曲片並びに耳片を設
けることによって、コンタクトを本体の挿入穴に挿入し
たときに安定よく仮保持させることができると共に、圧
入時にガイドとなってスムースに押入させることがで
き、しかも、外方に向かって折り曲げた折曲片に一方の
切断刃を設けることによって、切断刃の有効長さを長く
設定することができ、これによりーブルの絶縁外皮を切
断して隣接する左右の通電線を分断する効果を更に助長
させることができるといった顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクターの一実施例を示すもの
であって、本体背面側のコンタクト挿入前の全体斜視
図。
【図2】図1の本体内面側の斜視図で、3芯VVFケー
ブルを溝に挿入した状態の斜視図。
【図3】本発明におけるコンタクトの拡大斜視図。
【図4】コンタクトの先端部分のみを仮挿入した状態を
示す本体背面側の斜視図。
【図5】左右の本体構成体を折り返してケーブルを嵌合
した状態で、圧入工具によりコンタクトを圧入する過程
を示す斜視図。
【図6】コンタクトを圧入した状態を示す斜視図。
【図7】カバー体を被せてケーブル装着完了状態を示す
斜視図。
【図8】コンタクト挿入状態を示す拡大断面図。
【図9】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図10】従来手段の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 コンタクト 11 切込み部 13 切断刃 14 折曲片 2 本体 2a 本体構成体 2b 本体構成体 20a 嵌合部 20b 嵌合部 21 溝 22 溝 23 コンタクト挿入穴 3 活線側VVFケーブル 3’ 分岐側VVFケーブル 31 絶縁外皮 32 絶縁内皮 33 通電線 D 切込み部の間隔 E 溝の間隔 W 通電線の並列側の幅 w 通電線の狭小側の幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2芯又は3芯VVFケーブル(3)から分
    岐用の2芯又は3芯VVFケーブル(3')を接続分岐させ
    るために使用するコネクタであって、通電性に富んだ金
    属板製の二つ又は三つのコンタクト(1)…と、絶縁性に
    富んだ合成樹脂製の本体(2)とからなり、前記コンタク
    ト(1)が、側面からみた断面形状を略逆U字形とし、そ
    の二つの平行な片(1a),(1a)に、前記両VVFケーブル
    (3),(3')の絶縁外皮(31)と絶縁内皮(32)とを切断して
    各ケーブルの接続すべき通電線(33),(33)に夫々接触す
    る二つの切込み部(11),(11)が所定の間隔(D)を隔てて
    形成され、且つケーブルの絶縁外皮(31)を切断し隣接す
    る絶縁内皮(32),(32)の間に入り込んで夫々を左右に分
    断する切断刃(13),(13)が、前記二つの平行な片(1a),
    (1a)の中間部と一端部で該平行な片(1a),(1a)から直角
    に内側に折り曲げられた折曲片(14a),(14b)の下端にそ
    れぞれ形成されており前記本体(2)が、両VVFケーブ
    ル(3),(3')を挿通する所定の間隔(E)を隔てて形成され
    た平行な2本の溝(21),(22)を備え、且つ互いに嵌合可
    能に形成された半割り形の二つの本体構成体(2a),(2b)
    によって構成され、一方の本体構成体(2a)には前記コン
    タクト(1)…を挿入する複数の挿入穴(23)…が設けら
    れ、前記2本の溝(21),(22)の横巾が前記両VVFケー
    ブル(3),(3')の通電線(33)を並設した大径側の幅(W)と
    それぞれほぼ同幅に形成され、これら2本の溝(21),(2
    2)の間隔(E)と前記コンタクト(1)の2つの切込み部(1
    1),(11)の間隔(D)とがほぼ一致する間隔に形成され、
    前記挿入穴(23)…がVVFケーブル内の各通電線(33)…
    の横ピッチの間隔だけ前記溝の巾方向に位置をずらして
    形成されているコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記側端側の折曲片(14b)が平行な片(1
    a),(1a)から外側に向かって直角に折り曲げて形成さ
    れ、前記平行な片(1a),(1a)の他端側に外側に向かって
    折り曲げられた耳片(15)が設けられている請求項1に記
    載のコネクタ。
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