JPH10209170A - 半導体ウエハおよびその製造方法ならびに半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体ウエハおよびその製造方法ならびに半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH10209170A
JPH10209170A JP9007006A JP700697A JPH10209170A JP H10209170 A JPH10209170 A JP H10209170A JP 9007006 A JP9007006 A JP 9007006A JP 700697 A JP700697 A JP 700697A JP H10209170 A JPH10209170 A JP H10209170A
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silicon wafer
crystal silicon
wafer
single crystal
epitaxial layer
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JP9007006A
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English (en)
Inventor
Norio Suzuki
範夫 鈴木
Shogo Kiyota
省吾 清田
Hirobumi Shimizu
博文 清水
Shigeaki Saitou
滋晃 斎藤
Tomomi Sato
友美 佐藤
Yasushi Matsuda
安司 松田
Yushi Sugino
雄史 杉野
Toshihide Tanaka
利秀 田中
Seiichi Isomae
誠一 磯前
Kazuo Takeda
一男 武田
Tetsuya Ishihara
徹也 石原
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲッタリング能力およびゲート酸化膜特性
(GOI)の向上したMISデバイス用エピタキシャル
ウエハを安価に提供する。 【解決手段】 チョクラルスキ(CZ)法によって製造
した単結晶シリコンウエハの主面上にエピタキシャル層
を成長させた本発明のエピタキシャルウエハは、エピタ
キシャル成長後の単結晶シリコンウエハの微少欠陥密度
が1×106 〜1×109 個/cm3である。また、エピタ
キシャル層は、その膜厚が0.3〜3μmであり、単結晶
シリコンウエハ1と同一導電型の不純物(ホウ素)を3
×1016atoms/cm3 未満含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハとそ
の製造方法ならびに半導体集積回路装置とその製造方法
に関し、特に、単結晶シリコン(Si)ウエハの主面上
に成長させたエピタキシャル層にMISFET(Metal I
nsulator Semiconductor Field Effect Transistor) で
構成された集積回路を形成する半導体集積回路装置に適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路をMISFETで構成す
るMISデバイスの分野においては、ゲート酸化膜の耐
圧改善やpn接合のリーク電流低減を図るために、CZ
(Czochralski) 法によって製造した単結晶シリコンウエ
ハ(CZウエハ)の主面上にエピタキシャル層を成長さ
せた半導体ウエハ(エピタキシャルウエハ)の導入が進
められている。
【0003】従来、結晶の観点からゲート酸化膜の特性
(Gate Oxide integrity;GOI) に影響を及ぼす因子と
して、グローイン(grow-in) 欠陥に起因する酸素析出物
の存在が知られている。酸素析出物は、空孔や格子間シ
リコンに伴う微小転移ループや不純物などを析出核とし
て過飽和酸素の存在により形成され、これがゲート酸化
膜にいわゆるウィークスポットとして作用したり、汚染
金属を集めてリーク電流の増大を引き起こしたりすると
考えられている。また、グローイン欠陥の一つとされる
COP(Crystal Originated Pit)は、例えば局所的に膜
厚が薄くなったり、膜の耐圧が劣化したりするといった
酸化膜の形状異常を引き起こす。従って、シリコンウエ
ハの表面を熱酸化してMISFETのゲート酸化膜を形
成する際に、信頼性の高いゲート酸化膜を得るために
は、上記したグローイン欠陥や酸素析出物を低減する必
要がある。
【0004】エピタキシャルウエハの場合、シリコンウ
エハ(CZウエハ)上に形成されたエピタキシャル層
は、シリコンウエハのように成長過程で不純物酸素が取
り込まれることがなく、またシリコンウエハには多数
(〜20ppma(JEIDA換算))存在するグローイン
欠陥もエピタキシャル層中には極めて少ないことから、
高品質なゲート酸化膜を得ることが期待できる。すなわ
ち、エピタキシャルウエハは、エピタキシャル層の表面
を熱酸化してMISFETのゲート酸化膜を形成するの
で、ゲート酸化膜の特性(Gate Oxide integrity;GO
I) を向上することができる。
【0005】なお、以下の説明では主としてJEIDA
換算のppma単位を用いるが、OldASTM換算のppma
単位を用いる場合もある。ASTM換算のppma単位は、
次の式、 1ppma(Old ASTM換算)=1.605ppma(JE
IDA換算) に従ってJEIDA換算のppmaに変換できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者が検討したと
ころによれば、シリコンウエハ上に形成したエピタキシ
ャル層は、グローイン欠陥や酸素析出物が少ない分、重
金属などの汚染物質を捕獲する核となる欠陥も少ないこ
とから、シリコンウエハに比べてゲッタリング能力が低
いという問題がある。また、シリコンウエハ上にエピタ
キシャル層を形成するときには、エピタキシャル層の形
成前にあらかじめシリコンウエハの表面の自然酸化膜を
除去する目的で950℃〜1100℃、数十分程度の水
素アニールを行うため、この熱処理によってシリコンウ
エハ中のグローイン欠陥が消失し、酸素析出が抑制され
る結果、シリコンウエハ自体のゲッタリング能力も低下
する。
【0007】エピタキシャルウエハにゲッタリング能力
を付加させる方法としては、シリコンウエハにゲッタリ
ングサイトとなる不純物を導入する方法が公知である。
【0008】例えば特開平1−260832号公報は、
シリコンウエハの主面に不純物をイオン打ち込みした
後、核生成熱処理を行い、次いでエピタキシャル層を成
長させる方法を開示している。また、特開平8−162
406号公報は、単結晶シリコンをCZ法で引き上げる
際の引き上げ速度あるいは坩堝(るつぼ)の回転数を速
めることによって、単結晶シリコン中に高密度のレーザ
散乱体(赤外レーザをウエハに入射した際に生じる散乱
光によって検出される欠陥)を形成し、その後、シリコ
ンウエハ上にエピタキシャル層を成長させる方法を開示
している。
【0009】前記のように、MISデバイス用のエピタ
キシャルウエハは、ゲッタリング能力の向上を目的とし
て高濃度の不純物を添加した低抵抗(例えば比抵抗0.0
1〜0.001Ωcm)のシリコンウエハを使用する。特
に、ホウ素(B)の高濃度添加は、鉄(Fe)などの重
金属に対するゲッタリング能力の向上に有効と考えられ
ている。また、低抵抗のシリコンウエハ上にエピタキシ
ャル層を成長させたエピタキシャルウエハ(pエピタキ
シャル層/p+ シリコンウエハ)を使用することによ
り、MISデバイスの耐ラッチアップ特性や耐α線強度
が向上するという効果も期待できる。
【0010】しかし、不純物を高濃度に添加したシリコ
ンウエハ上にエピタキシャル層を形成すると、エピタキ
シャル成長時(あるいは製造プロセス途中)の熱処理で
シリコンウエハ中の不純物がその裏面から外方拡散(Out
Diffuse) してエピタキシャル層にドーピング(オート
ドーピング)されたり、シリコンウエハの主面からエピ
タキシャル層に不純物が湧き上がったりすることによっ
て、素子形成領域の不純物濃度プロファイルが変動する
結果、しきい値電圧(Vth)がばらつくなど、MISF
ETの特性が劣化する虞れがある。
【0011】このような悪影響を回避するため、MIS
デバイス用のエピタキシャルウエハは、エピタキシャル
層を厚く(例えば8〜10μm程度)成長させてシリコ
ンウエハからの不純物の湧き上りの影響を低減させた
り、エピタキシャル層形成前にシリコンウエハの裏面
(および側面)に不純物の外方拡散を防ぐための絶縁膜
(例えば酸化シリコン膜)を形成したりしなければなら
ない。すなわち、外方拡散によってエピタキシャル層に
不純物がドーピングされるのを防ぐために、シリコンウ
エハの裏面(および側面)のみを絶縁膜で覆う工程が必
要になるので、製造コストが高くなる。また、不純物を
高濃度に添加した低抵抗(例えば比抵抗0.01〜0.00
1Ωcm程度)のシリコンウエハは、それ自体、比抵抗が
10Ωcm程度の通常のシリコンウエハに比べて製造コス
トが高い。
【0012】このような理由から、エピタキシャルウエ
ハを使用してMISデバイスを製造するにあたっては、
エピタキシャルウエハの導入によって信頼性や製造歩留
まりが向上することにより得られるMISデバイスの製
造コスト低減効果が、エピタキシャルウエハの製造コス
ト増によって相殺されてしまうことのないような対策を
講じる必要がある。
【0013】本発明の目的は、ゲッタリング能力の向上
したMISデバイス用エピタキシャルウエハを提供する
ことにある。
【0014】本発明の他の目的は、ゲート酸化膜特性
(GOI)の向上したMISデバイス用エピタキシャル
ウエハを提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、ゲッタリング能力お
よびゲート酸化膜特性(GOI)の向上したMISデバ
イス用エピタキシャルウエハを安価に製造することので
きる技術を提供することにある。
【0016】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0018】(1)本発明の半導体ウエハは、チョクラ
ルスキ(CZ)法によって製造した単結晶シリコンウエ
ハの主面上にエピタキシャル層を成長させたエピタキシ
ャルウエハであって、エピタキシャル成長後の前記単結
晶シリコンウエハの微少欠陥密度(BMP密度)が1×
106 〜1×109 個/cm3である。
【0019】(2)本発明の半導体ウエハは、前記エピ
タキシャル層の膜厚が0.3〜5μm、好ましくは0.3〜
3μmである。
【0020】(3)本発明の半導体ウエハは、前記単結
晶シリコンウエハの不純物濃度が1×1015atoms/cm3
以上、3×1016atoms/cm3 未満である。
【0021】(4)本発明の半導体ウエハは、前記エピ
タキシャル層に前記単結晶シリコンウエハと同一導電型
の不純物(ホウ素またはリン)が1×1016atoms/cm3
未満添加されている。
【0022】(5)本発明の半導体ウエハは、前記単結
晶シリコンウエハの直径が12インチである。
【0023】(6)本発明の半導体ウエハは、チョクラ
ルスキ法によって製造した単結晶シリコンウエハの主面
上にエピタキシャル層を成長させたエピタキシャルウエ
ハであって、エピタキシャル成長後の前記単結晶シリコ
ンウエハの、OSDA装置によって測定される微少欠陥
密度が6×106 〜2×108 個/cm3である。
【0024】(7)本発明の半導体ウエハの製造方法
は、以下の工程を含んでいる。
【0025】(a)初期酸素濃度が17〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハ
を用意する工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ上に
前記単結晶シリコンウエハと同一導電型で1×1016at
oms/cm3 未満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μ
m、好ましくは0.3〜3μmのエピタキシャル層を成長
させる工程。
【0026】(8)本発明の半導体ウエハの製造方法
は、以下の工程を含んでいる。
【0027】(a)初期酸素濃度が14〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハ
を用意する工程、(b)前記単結晶シリコンウエハを少
なくとも600℃以上、かつ少なくとも30分以上アニ
ールすることによって、前記単結晶シリコンウエハ中の
酸素ドナーを消去する処理を行う工程、(c)前記単結
晶シリコンウエハ上に前記単結晶シリコンウエハと同一
導電型で1×1016atoms/cm3 未満の不純物が添加され
た、膜厚が0.3〜5μm、好ましくは0.3〜3μmのエ
ピタキシャル層を成長させる工程。
【0028】(9)本発明の半導体ウエハの製造方法
は、前記(b)工程の後の前記単結晶シリコンウエハの
微少欠陥密度(BMP密度)が1×106 〜1×109
個/cm3である。
【0029】(10)本発明の半導体ウエハの製造方法
は、前記(b)工程の後の前記単結晶シリコンウエハ
の、OSDA装置によって測定される微少欠陥密度が6
×106〜2×108 個/cm3である。
【0030】(11)本発明の半導体集積回路装置は、
前記半導体ウエハのエピタキシャル層の表面を熱酸化し
て形成したMISFETのゲート酸化膜を有している。
【0031】(12)本発明の半導体集積回路装置は、
前記エピタキシャル層の不純物濃度が、前記MISFE
Tのチャネル領域の不純物濃度よりも低い。
【0032】(13)本発明の半導体集積回路装置は、
前記エピタキシャル層の一部に形成された第1導電型ウ
エルに第2導電型MISFETが形成され、前記エピタ
キシャル層の他の一部に形成された第2導電型ウエルに
第1導電型MISFETが形成されている。
【0033】(14)本発明の半導体集積回路装置は、
前記第1導電型ウエルの一部に、DRAMのメモリセル
を構成する第2導電型MISFETが形成され、前記第
1導電型ウエルの他の一部と前記第2導電型ウエルに、
前記DRAMの周辺回路を構成する相補型MISFET
が形成されている。
【0034】(15)本発明の半導体集積回路装置は、
前記第1導電型ウエルの一部に、不揮発性メモリのメモ
リセルを構成する第2導電型MISFETが形成され、
前記第1導電型ウエルの他の一部と前記第2導電型ウエ
ルに、前記不揮発性メモリの周辺回路を構成する相補型
MISFETが形成されている。
【0035】(16)本発明の半導体集積回路装置は、
前記第1導電型ウエルと前記第2導電型ウエルが、その
内部の不純物濃度が表面の不純物濃度よりも高いレトロ
グレード構造で構成されている。
【0036】(17)本発明の半導体集積回路装置は、
前記第1導電型ウエルと前記第2導電型ウエルが、前記
エピタキシャル層に形成された素子分離溝によって互い
に分離されている。
【0037】(18)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、以下の工程を含んでいる。
【0038】(a)初期酸素濃度が17〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハ
を用意する工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ上に
前記単結晶シリコンウエハと同一導電型で1×1016at
oms/cm3 未満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μ
m、好ましくは0.3〜3μmのエピタキシャル層を成長
させる工程、(c)前記エピタキシャル層の表面を熱酸
化してMISFETのゲート酸化膜を形成する工程。
【0039】(19)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記(b)工程の後の前記単結晶シリコンウ
エハの微少欠陥密度(BMP密度)が1×106 〜1×
109個/cm3である。
【0040】(20)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記(b)工程の後の前記単結晶シリコンウ
エハの、OSDA装置によって測定される微少欠陥密度
が6×106 〜2×108 個/cm3である。
【0041】(21)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、以下の工程を含んでいる。
【0042】(a)初期酸素濃度が14〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハ
を用意する工程、(b)前記単結晶シリコンウエハを少
なくとも600℃以上、かつ少なくとも30分以上アニ
ールすることによって、前記単結晶シリコンウエハ中の
酸素ドナーを消去する処理を行う工程、(c)前記単結
晶シリコンウエハ上に前記単結晶シリコンウエハと同一
導電型で1×1016atoms/cm3 未満の不純物が添加され
た、膜厚が0.3〜5μm、好ましくは0.3〜3μmのエ
ピタキシャル層を成長させる工程、(d)前記エピタキ
シャル層の表面を熱酸化してMISFETのゲート酸化
膜を形成する工程。
【0043】(22)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、以下の工程を含んでいる。
【0044】(a)初期酸素濃度が14〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハ
を用意する工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ上に
前記単結晶シリコンウエハと同一導電型で1×1016at
oms/cm3 未満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μ
mのエピタキシャル層を成長させる工程、(c)前記エ
ピタキシャル層の表面を熱酸化してMISFETのゲー
ト酸化膜を形成する工程、(d)前記エピタキシャル層
にMISFETを形成するいずれかの工程で、前記単結
晶シリコンウエハを少なくとも600℃以上、かつ少な
くとも30分以上アニールすることによって、前記単結
晶シリコンウエハ中の酸素ドナーを消去する処理を行う
工程。
【0045】(23)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記(b)工程の後の前記単結晶シリコンウ
エハの微少欠陥密度(BMP密度)が1×106 〜1×
109個/cm3である。
【0046】(24)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記(b)工程の後の前記単結晶シリコンウ
エハの、OSDA装置によって測定される微少欠陥密度
が6×106 〜2×108 個/cm3である。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0048】(実施の形態1)図1および図2を用いて
本実施の形態のエピタキシャルウエハ(半導体ウエハ)
の製造方法を説明する。
【0049】まず、図1(a)に示すように、チョクラ
ルスキ(CZ)法を用いて単結晶シリコンのインゴット
100を製造する。このとき、インゴット100の初期
酸素濃度が17ppma(JEIDA換算)以上となるよう
に引き上げ条件を調整する。ただし、酸素が過剰になる
と結晶強度が低下し、プロセス中の熱処理でウエハの反
りが発生し易くなるので、酸素濃度の上限は21ppma
(JEIDA換算)とする。酸素濃度の設定は、例えば
石英るつぼからの溶解量、溶融シリコンの対流および表
面からの蒸発量などを制御することにより行う。
【0050】また、引き上げ時にドーパントとして、例
えばホウ素(B)を添加することにより、上記インゴッ
ト100の不純物(ホウ素)濃度を約1.5×1015atom
s/cm3(比抵抗=約10Ωcm)とする。インゴット100
の不純物(ホウ素)濃度は、後のエピタキシャル層形成
時にウエハから外方拡散する不純物によって、エピタキ
シャル層の素子形成領域の不純物濃度プロファイルが変
動しない範囲であれば上記の濃度より高くてもよいが、
エピタキシャルウエハの裏面に不純物の外方拡散を防止
するための酸化膜を形成する工程を不要とするために
は、1015atoms/cm3 のオーダーを超えない濃度とする
のが適当である。
【0051】すなわち、不純物(ホウ素)濃度は、後述
するMISFETのチャネル濃度(例えば1×1017at
oms/cm3)よりも1桁程度低い3×1016atoms/cm3(比抵
抗=約0.5Ωcm)以下であればよく、またMISFET
のデバイス特性を決定しているウエルの不純物濃度(例
えば約6×1017atoms/cm3)に影響を及ぼさない範囲で
あればよい。
【0052】次に、同図(b)に示すように、インゴッ
ト100の一部を切断し、酸素濃度と不純物濃度が上記
した範囲内にある領域のインゴット100のみを残す。
【0053】次に、同図(c)に示すように、インゴッ
ト100の外周研削加工およびオリエンテーションフラ
ット(またはオリエンテーションノッチ)加工を行った
後、同図(d)に示すように、インゴット100を薄く
スライスしてシリコンウエハ1を形成し、次いでチッピ
ングを防止するために、シリコンウエハ1の外周部の面
取り加工を行う。
【0054】次に、同図(e)に示すように、厚さおよ
び平坦度を整えるためにシリコンウエハ1の両面をラッ
ピングした後、このラッピングによって生じた機械歪み
を除去するために、酸またはアルカリ液を用いてシリコ
ンウエハ1の両面をエッチングする。
【0055】次に、同図(f)に示すように、シリコン
ウエハ1を例えば窒素雰囲気中、約600℃、30分程
度アニールすることによって、インゴット100の引き
上げ中に混入した酸素によって生じる酸素ドナーを消去
する熱処理を行う。これは、結晶引き上げの冷却中、4
50℃付近で酸素のドナー化が起こり、ウエハ面内の抵
抗率が大きく変動するため、所望の抵抗率を得るために
は上記酸素ドナーを消去する熱処理が必要となるからで
ある。
【0056】次に、同図(g)に示すように、シリコン
ウエハ1のエピタキシャル層形成面を鏡面研磨加工する
ことにより、(100)の方位面を有するp- 型の単結
晶シリコンウエハ(CZウエハ)1を得る。なお、イン
ゴット100の引き上げ時にドーパントとしてn型不純
物(例えばリン(P))を添加すれば、n- 型の単結晶
シリコンウエハ(CZウエハ)を得ることができる。
【0057】次に、図2に示すように、上記シリコンウ
エハ1の表面にシリコンウエハ1と同じ導電型(p型)
のエピタキシャル層2を成長させてエピタキシャルウエ
ハ(p- /p- エピタキシャルウエハ)2EWを得る。
エピタキシャル層2を形成するには、例えばまずシリコ
ンウエハ1をエピタキシャル成長炉に投入し、約950
〜1100℃の水素雰囲気中、10分程度のアニールを
行って表面の自然酸化膜を除去した後、炉内の温度を上
記アニール温度よりも低い温度(約900〜1000
℃)に設定し、次いでモノシラン+B2 6 を約10分
間流してエピタキシャル成長を行う。その後、エピタキ
シャル層2を熱酸化してMISFETのゲート酸化膜を
形成するが、MISFETを形成するプロセスについて
は、後に詳述する。
【0058】図3は、シリコンウエハ(CZウエハ)の
初期酸素濃度 Oi とゲート酸化膜欠陥密度との関係
を示すグラフである。横軸は初期酸素濃度(ppma(JE
IDA換算))、縦軸はゲート酸化膜欠陥密度(相対
値)を示す。初期酸素濃度が18ppma(JEIDA換
算)のゲート酸化膜欠陥密度を1とすると、酸素濃度の
低下と共にゲート酸化膜欠陥密度が低下することが分か
る。従って、シリコンウエハ(CZウエハ)1において
ゲート酸化膜欠陥密度を低減するためには、初期酸素濃
度を17ppma(JEIDA換算)以下とする必要があ
る。
【0059】図4は、エピタキシャル層2の膜厚とゲー
ト酸化膜欠陥密度との関係を示すグラフである。横軸は
エピタキシャル層の膜厚(μm)、縦軸はゲート酸化膜
欠陥密度(CZウエハに対する相対値)を示す。エピタ
キシャル層2の初期酸素濃度は、15、16.5、19、
20ppma(JEIDA換算)である。
【0060】このグラフから、ゲート酸化膜欠陥密度は
初期酸素濃度に依存しない、またエピタキシャル層の膜
厚が増えるに従って減少し、膜厚が0.3μm以上になる
とCZウエハの約30分の1になることが分かる。すな
わち、エピタキシャルウエハの場合は、初期酸素濃度を
17ppma(JEIDA換算)より高くしてもゲート酸化
膜欠陥密度は増えないことが本発明者によって明らかに
された。
【0061】従って、エピタキシャル層2の膜厚は、少
なくとも0.3μm以上とする。エピタキシャル層2の膜
厚の上限および下限は、ゲート酸化膜形成までの熱酸化
による削れ量や熱処理条件などを考慮して決めればよい
が、特に上限は、エピタキシャルウエハの製造コストを
低減する観点から、5〜6μm以下、好ましくは3μm
以下とするのが適当である。
【0062】以上のことから、エピタキシャルウエハに
おいては、シリコンウエハの初期酸素濃度を17ppma
(JEIDA換算)以上に高くしても、熱処理によるシ
リコンウエハからの不純物の湧き出しによってエピタキ
シャル層の表面のゲート酸化膜の耐圧が劣化することは
ない。
【0063】次に、犠牲酸化によって食われるシリコン
の厚さとゲート酸化膜特性(GOI)との関係を検討し
た。図5は、エピタキシャル層の膜厚を一定(1μm)
にして、犠牲酸化により故意にエピタキシャル層を表面
から削り、エピタキシャル層の残りの膜厚を0.1μm
(図中の△印)と0μm(図中の□印)にした場合の破
壊電圧と累積不良率との関係を示している。また、膜厚
1μmのエピタキシャル層についてのデータも示した
(図中の○印)。
【0064】このグラフから、酸化によってエピタキシ
ャル層が消滅してしまうと(図中の□印)、ゲート酸化
膜特性(GOI)は、膜厚1μmのエピタキシャル層
(図中の○印)に比べて劣化することが判明した。ま
た、エピタキシャル層の残りの膜厚が0.1μmある場合
(図中の△印)でも、膜厚1μmのエピタキシャル層に
比べて劣化する。この結果は、エピタキシャル層の膜厚
が〜0.3μm以上になるとゲート酸化膜特性(GOI)
が向上することを裏付けている(エピタキシャル層の膜
厚が〜0.3μm以上あれば、ゲート酸化膜形成工程まで
エピタキシャル層が残っている)。
【0065】本実施の形態のエピタキシャルウエハ2E
Wは、エピタキシャル層2の不純物濃度をシリコンウエ
ハ1とほぼ同じ値(約1.5×1015atoms/cm3)もしくは
それ以下とするが、MISFETのチャネル濃度(例え
ば1×1017atoms/cm3)よりも一桁程度低ければ、すな
わち3×1016atoms/cm3 以下であれば支障はない。
【0066】図6は、エピタキシャルウエハ2EWのシ
リコンウエハ1中における微小欠陥密度(BMD;Bulk
Micro Defect)と初期酸素濃度との関係を示すグラフで
ある。横軸は初期酸素濃度(ppma(JEIDA換
算))、縦軸はBMD濃度(個/cm3)を示す。比較のた
め、このエピタキシャルウエハ2EW(図中の黒丸)と
同一の酸素濃度を持つシリコンウエハ(CZウエハ)
(図中の白丸)についても示した。
【0067】微小欠陥密度の観察は、JEIDA−24
「シリコン鏡面ウエハの外観検査に関する標準仕様」
(昭和49年3月制定)に準じて行った。観察精度を上
げるために、ウエハ(エピタキシャルウエハおよび比較
用シリコンウエハ)に酸素析出用アニール(窒素雰囲気
中、800℃、4時間+1000℃、16時間)を施し
た後、ウエハを劈開し、劈開面をエッチング液(K2
2 7 11g+HF500ml+H2 2 50ml)に1
分間浸して1μmエッチングした。その後、ウエハの深
さ方向の約250μm付近を顕微鏡で観察して微小欠陥
密度を計測した。
【0068】通常の製造ラインでのプロセス汚染レベル
の場合、BMD濃度が1×106 個/cm3未満になると、
ゲッタリング能力の低下によりゲート耐圧が劣化し、一
方、1×109 個/cm3を超えると、結晶強度の低下によ
り熱処理工程でウエハに反りが発生し易くなる。
【0069】CZウエハではBMD濃度が大きくなるに
つれてゲート耐圧が劣化する(すなわち、前記図3に示
すように、CZウエハでは初期酸素濃度が14ppma(J
EIDA換算)でゲート耐圧が劣化する)が、p/pエ
ピタキシャルウエハの場合は、エピタキシャル層のBM
D濃度は増加せず、支持基板であるCZウエハのゲッタ
リング能力に注目したBMD濃度範囲は、1×106
1×109 個/cm3であることが望ましいといえる。すな
わち、エピタキシャルウエハではこのBMD濃度範囲に
おいても、前記図4に示すように、ゲート耐圧は劣化せ
ず、ゲート酸化膜特性(GOI)は向上する。これによ
り、ゲート酸化膜特性(GOI)およびゲッタリング能
力を向上させることができる。
【0070】図7は、サイズが20nm以上の微小欠陥の
密度をウエハの深さ方向5μmまでの集積密度として観
察できるOSDA装置(Optical Shallow Defect Analyz
er)を用いて観察した微小欠陥密度と初期酸素濃度との
関係を示すグラフである。横軸は初期酸素濃度(ppma
(JEIDA換算))、縦軸は微小欠陥密度(個/cm3
である。以下、OSDA装置を用いて観察した微小欠陥
密度をOSDA欠陥、その密度をOSDA欠陥密度とい
う。
【0071】通常の製造ラインでのプロセス汚染レベル
の場合、p/pエピタキシャルウエハにおいては、OS
DA欠陥密度が6×106 個/cm3以上であれば、汚染に
よるゲート耐圧の劣化は生じない(すなわち、ゲッタリ
ング能力が向上する)が、その上限はウエハの反りによ
って規定される。
【0072】これにより、p/pエピタキシャルウエハ
のOSDA欠陥密度範囲は、6×106 〜2×108
/cm3が望ましいといえる。すなわち、エピタキシャルウ
エハではこのOSDA欠陥密度範囲においても、前記図
4に示すように、ゲート耐圧は劣化せず、ゲート酸化膜
特性(GOI)は向上する。これにより、ゲート酸化膜
特性(GOI)およびゲッタリング能力を向上させるこ
とができる。
【0073】以下、OSDA装置の概要を図8(OSD
A装置の光学系を示す図)を用いて簡単に説明する。
【0074】図示のように、OSDA装置は、ウエハを
回転させながら各領域に順次2種類の波長(532nmお
よび810nm)のレーザ光を照射し、光が散乱する様子
を解析する。光は、欠陥のある部分でのみ散乱し、それ
以外の欠陥のない部分では減衰してウエハに吸収され
る。散乱した光を532nm用と810nm用の2種類の検
出器で検出し、それらのデータを解析することで欠陥の
平面分布、深さ、大きさを識別することができる。これ
により、サイズが20nm以上の微小欠陥(OSDA欠
陥)をウエハの深さ方向5μmまで観察することができ
る。
【0075】本発明者がこのOSDA装置を用いてシリ
コンウエハ(CZウエハ)およびエピタキシャルウエハ
のOSDA欠陥を調べたところ、前記図7に示すよう
に、エピタキシャルウエハはシリコンウエハに比べてO
SDA欠陥が少ないことが明らかになった。
【0076】なお、OSDA装置については、例えば"E
xtended Abstract of the 1996 International Confere
nce on Solid State Devices and Material, 1996," p1
51に記載されている。
【0077】図9は、初期酸素濃度と酸素析出量との関
係を示すグラフである。サンプルウエハは、シリコンウ
エハ(CZウエハ)1とエピタキシャルウエハ2EWで
ある。酸素析出を促進するために、酸素析出用アニール
(窒素雰囲気中、800℃、4時間+1000℃、16
時間)を行った。酸素析出量は、フーリエ変換型赤外分
光光度計により、熱処理前後の酸素濃度の差分で求め
た。図示のように、シリコンウエハ1では初期酸素濃度
の増加と共に酸素析出量が増大するが、エピタキシャル
ウエハ2EWではわずかである。
【0078】また、このグラフには、エピタキシャル成
長工程の前加熱(自然酸化膜除去のための前加熱)まで
の熱処理を施したシリコンウエハの酸素析出量について
も示してある。前加熱までの熱処理で酸素析出が抑制さ
れることが分かる。これは、前加熱までの高温熱処理に
よってシリコンウエハ中のグローイン欠陥が溶解・消失
し、酸素析出が抑制されるためであると考えられる。
【0079】図10は、ウエハ中の酸素濃度を1000
℃、30分熱処理した前後でSIMS(Secondary Ion M
ass Spectroscopy) 分析した結果を示すグラフである。
ここで用いたエピタキシャルウエハの膜厚は1μmであ
る。比較のため、このエピタキシャルウエハと同一の酸
素濃度を持つ単結晶シリコンウエハ(CZウエハ)につ
いても示した。
【0080】図示のように、熱処理前ではエピタキシャ
ルウエハの酸素濃度はシリコンウエハに比べて低いが、
1000℃、30分の熱処理を行うだけで、エピタキシ
ャルウエハとシリコンウエハの酸素濃度分布に差はなく
なる。従って、製造プロセス中の熱処理でシリコンウエ
ハからエピタキシャルウエハへ酸素が涌き出してくる
が、エピタキシャルウエハ中の酸素の存在そのものがゲ
ート酸化膜耐圧を劣化させていないことが分かる。
【0081】このように、本実施の形態のウエハは、チ
ョクラルスキ(CZ)法によって製造した単結晶シリコ
ンウエハ1の主面上にエピタキシャル層2を成長させた
エピタキシャルウエハ2EWであって、エピタキシャル
成長後の前記単結晶シリコンウエハ1の微少欠陥密度
(BMP密度)が1×106 〜1×109 個/cm3であ
る。
【0082】また、本実施の形態のウエハは、チョクラ
ルスキ法によって製造した単結晶シリコンウエハ1の主
面上にエピタキシャル層2を成長させたエピタキシャル
ウエハ2EWであって、エピタキシャル成長後の前記単
結晶シリコンウエハ1の、OSDA欠陥密度が6×10
6 〜2×108 個/cm3である。
【0083】また、本実施の形態のウエハの製造方法
は、以下の工程を含んでいる。
【0084】(a)初期酸素濃度が17〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハ
1を用意する工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ1
上に前記単結晶シリコンウエハ1と同一導電型で1×1
16atoms/cm3 未満の不純物が添加された、膜厚が0.3
〜5μm、好ましくは0.3〜3μmのエピタキシャル層
2を成長させる工程。
【0085】本実施の形態によれば、シリコンウエハ1
中にゲッタリングサイトとなる微小欠陥が高濃度に形成
されるため、重金属などの汚染物質に対するゲッタリン
グ能力の向上したエピタキシャルウエハ2EWを実現す
ることができる。
【0086】また、本実施の形態によれば、シリコンウ
エハ1の初期酸素濃度を高くすることにより、エピタキ
シャルウエハ2EW中に微小欠陥が高濃度に形成される
ため、ゲッタリング能力の向上したエピタキシャルウエ
ハ2EWを実現することができる。
【0087】図11は、上記エピタキシャル層2の主面
に相補型MISFET(CMOSFET)を形成した半
導体集積回路装置の要部断面図である。
【0088】エピタキシャル層2にはn型ウエル3nと
p型ウエル3pとが形成されている。特に限定はされな
いが、n型ウエル3nとp型ウエル3pのそれぞれは、
CMOSのラッチアップ耐性を向上させるために、内部
の不純物濃度を表面の不純物濃度よりも高くしたレトロ
グレード構造で構成され、かつエピタキシャル層2に形
成された素子分離溝4を介して互いに分離されている。
【0089】エピタキシャル層2に形成されたn型ウエ
ル3nにはpチャネル型MISFETQpが形成され、
p型ウエル3pにはnチャネル型MISFETQnが形
成されている。pチャネル型MISFETQpは、主と
してn型ウエル3nに形成された一対のp型半導体領域
(ソース領域、ドレイン領域)6、6と、n型ウエル3
nの表面に形成されたゲート酸化膜7と、このゲート酸
化膜7上に形成されたゲート電極8とで構成されてい
る。nチャネル型MISFETQnは、主としてp型ウ
エル3pに形成された一対のn型半導体領域(ソース領
域、ドレイン領域)9、9と、p型ウエル3pの表面に
形成されたゲート酸化膜7と、このゲート酸化膜7上に
形成されたゲート電極8とで構成されている。ゲート電
極8は、例えばn型多結晶シリコン膜上にW(タングス
テン)シリサイド膜を積層したポリサイド膜などで構成
されている。ゲート電極8の上部には、例えば酸化シリ
コン膜10が形成され、側壁には酸化シリコン膜からな
るサイドウォールスペーサ11が形成されている。酸化
シリコン膜10およびサイドウォールスペーサ11は、
ゲート電極8とその上層に形成された配線(13a〜1
3d)とを電気的に分離する絶縁膜である。
【0090】pチャネル型MISFETQpとnチャネ
ル型MISFETQnのそれぞれの上部には、酸化シリ
コン膜12を介して第1層目の配線13a〜13dが形
成されている。配線13aは、酸化シリコン膜12に開
孔された接続孔14aを通じてpチャネル型MISFE
TQpの一方のp型半導体領域6と電気的に接続され、
配線13bは、接続孔14bを通じてpチャネル型MI
SFETQpの他方のp型半導体領域6と電気的に接続
されている。また、配線13cは、接続孔14cを通じ
てnチャネル型MISFETQnの一方のn型半導体領
域9と電気的に接続され、配線13dは、接続孔14d
を通じてnチャネル型MISFETQnの他方のn型半
導体領域9と電気的に接続されている。配線13a〜1
3dは、例えばSi(シリコン)とCu(銅)とが添加
されたAl(アルミニウム)合金で構成されている。
【0091】第1層目の配線13a〜13dの上部に
は、酸化シリコン膜などからなる層間絶縁膜15を介し
て第2層目の配線16a、16bが形成されている。配
線16aは、層間絶縁膜15に開孔された接続孔17a
を通じて第1層目の配線13bと電気的に接続され、配
線16bは、接続孔17bを通じて第1層目の配線13
cと電気的に接続されている。配線16a、16bは、
例えばSiとCuとが添加されたAl合金で構成されて
いる。
【0092】配線16a、16bの上部には、酸化シリ
コン膜と窒化シリコン膜との積層膜などで構成されたパ
ッシベーション膜18が形成されている。
【0093】次に、上記した半導体集積回路装置の製造
方法を図12〜図20を用いて説明する。
【0094】まず、図12に示すように、p- 型の単結
晶シリコンからなるシリコンウエハ1の上部にp- 型の
エピタキシャル層2を形成したエピタキシャルウエハ
(図2参照)を用意する。
【0095】次に、図13に示すように、エピタキシャ
ル層2の上部にCVD(chemical Vapor Deposition) 法
で酸化シリコン膜22と窒化シリコン膜23とを堆積
し、次いでフォトレジストをマスクにして窒化シリコン
膜23をパターニングした後、窒化シリコン膜23をマ
スクにして酸化シリコン膜22とエピタキシャル層2と
を順次エッチングして溝4aを形成する。続いて900
〜1150℃の熱酸化処理を施して溝4aの内壁に酸化
シリコン膜(図示せず)を形成する。
【0096】次に、図14に示すように、エピタキシャ
ル層2の上部にCVD法で堆積した酸化シリコン膜24
をエッチバックあるいは化学的機械研磨で平坦化し、溝
4aの内部に残すことにより、素子分離溝4を形成す
る。続いて約1000℃の熱処理を施して素子分離溝4
の内部の酸化シリコン膜24をデンシファイする。これ
らの熱処理や熱酸化処理は、本実施の形態1の製造工程
の中でも最も高温の熱処理に属している。
【0097】次に、図15に示すように、エピタキシャ
ル層2の一部にn型不純物(例えばP)をイオン打ち込
みし、他の一部にp型不純物(例えばB)をイオン打ち
込みした後、これらの不純物をエピタキシャル層2の内
部に熱拡散させてn型ウエル3nとp型ウエル3pとを
形成する。n型ウエル3nおよびp型ウエル3pの不純
物濃度は、例えば6×1016atoms/cm3 とする。このと
き、n型不純物とp型不純物を高加速電圧でイオン打ち
込みすることによって、n型ウエル3nとp型ウエル3
pとをレトログレード構造で構成してもよい。
【0098】次に、図16に示すように、エピタキシャ
ル層2の活性領域にゲート酸化膜7を形成した後、ゲー
ト酸化膜7の上部にゲート電極8を形成する。ゲート電
極8は、ゲート酸化膜7を形成したエピタキシャル層2
の上部にCVD法でn型多結晶シリコン膜、W(タング
ステン)シリサイド膜および酸化シリコン膜10を順次
堆積し、フォトレジストをマスクにしたドライエッチン
グでこれらの膜をパターニングして形成する。ゲート電
極8は、n型多結晶シリコン膜の上部にWシリサイド膜
を積層したポリサイド膜などで構成されている。ゲート
電極8は、n型多結晶シリコンの単層膜またはn型多結
晶シリコン膜、TiN(チタンナイトライド膜)、W膜
を積層した3層膜などで構成してもよい。
【0099】次に、図17に示すように、ゲート電極8
の両側のp型ウエル3pにn型不純物(例えばP)をイ
オン打ち込みしてn型半導体領域9、9を形成し、n型
ウエル3nにp型不純物(B)をイオン打ち込みしてp
型半導体領域6、6を形成することにより、nチャネル
型MISFETQnおよびpチャネル型MISFETQ
pを形成する。その後、エピタキシャル層2の上部にC
VD法で堆積した酸化シリコン膜を異方性エッチングで
加工してゲート電極8の側壁にサイドウォールスペーサ
11を形成する。
【0100】次に、図18に示すように、nチャネル型
MISFETQnおよびpチャネル型MISFETQp
を形成したエピタキシャル層2の上部にCVD法で酸化
シリコン膜12を堆積した後、フォトレジストをマスク
にしたドライエッチングで酸化シリコン膜12の一部を
開孔することにより、pチャネル型MISFETQpの
p型半導体領域6、6の上部に接続孔14a、14bを
形成し、nチャネル型MISFETQnのn型半導体領
域9、9の上部に接続孔14c、14dを形成する。
【0101】次に、図19に示すように、接続孔14a
〜14dを形成した酸化シリコン膜12の上部に例えば
スパッタリング法でAl合金膜を堆積した後、フォトレ
ジストをマスクにしたドライエッチングでAl合金膜を
パターニングすることにより、pチャネル型MISFE
TQpのp型半導体領域6、6と電気的に接続された配
線13a、13b、およびnチャネル型MISFETQ
nのn型半導体領域9、9と電気的に接続された配線1
3c、13dを形成する。
【0102】次に、図20に示すように、配線13a〜
13dの上部にCVD法で酸化シリコン膜などを堆積し
て層間絶縁膜15を形成した後、フォトレジストをマス
クにしたドライエッチングで層間絶縁膜15の一部を開
孔することにより、配線13bの上部に接続孔17aを
形成し、配線13cの上部に接続孔17bを形成する。
続いて、層間絶縁膜15の上部に例えばスパッタリング
法でAl合金膜を堆積した後、フォトレジストをマスク
にしたドライエッチングでこのAl合金膜をパターニン
グすることにより、配線13bと電気的に接続された配
線16a、および配線13cと電気的に接続された配線
16bを形成する。
【0103】その後、配線16a、16bの上部にCV
D法で酸化シリコン膜と窒化シリコン膜とを堆積してパ
ッシベーション膜18を形成することにより、本実施の
形態1の相補型MISFETを有する半導体集積回路装
置が完成する。
【0104】このように、本実施の形態の半導体集積回
路装置の製造方法は、以下の工程を含んでいる。
【0105】(a)初期酸素濃度が17〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハ
1を用意する工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ1
上に前記単結晶シリコンウエハ1と同一導電型で1×1
16atoms/cm3 未満の不純物が添加された、膜厚が0.3
〜5μm、好ましくは0.3〜3μmのエピタキシャル層
2を成長させる工程、(c)前記エピタキシャル層2の
表面を熱酸化してMISFETのゲート酸化膜7を形成
する工程。
【0106】また、本実施の形態の半導体集積回路装置
の製造方法は、前記(b)工程の後の前記シリコンウエ
ハ1の微少欠陥密度(BMP密度)が1×106 〜1×
109 個/cm3である。
【0107】また、本実施の形態の半導体集積回路装置
の製造方法は、前記(b)工程の後の前記シリコンウエ
ハ1のOSDA欠陥密度が6×106 〜2×108 個/c
m3である。
【0108】本実施の形態によれば、ゲート酸化膜7の
耐圧および膜質を向上でき、かつゲッタリング能力を向
上できるエピタキシャルウエハを使用することにより、
相補型MISFETを有する半導体集積回路装置の信頼
性および製造歩留まりを向上させることができる。
【0109】本実施の形態によれば、上記エピタキシャ
ルウエハを安価に実現することができるので、相補型M
ISFETを有する半導体集積回路装置の製造コストを
低減することができる。
【0110】なお、本実施の形態では、p- 型シリコン
ウエハの表面にp- 型エピタキシャル層を成長させたp
- /p- エピタキシャルウエハを使用したが、n- 型シ
リコンウエハの表面にn- 型エピタキシャル層を成長さ
せたn- /n- エピタキシャルウエハとしてもよいこと
は勿論である。
【0111】(実施の形態2)図21は、本実施の形態
2の半導体集積回路装置を示す要部断面図である。
【0112】本実施の形態2の半導体集積回路装置は、
シリコンウエハ1とその主面上に成長させたエピタキシ
ャル層2とからなるエピタキシャルウエハにDRAM(D
ynamic Random Access Memory)を形成したものである。
前記実施の形態1と同様、シリコンウエハ1は、微少欠
陥密度が1×106 〜1×109 個/cm3で、ホウ素濃度
が約1.5×1015atoms/cm3 のp- 型単結晶シリコンか
らなり、エピタキシャル層2は、ホウ素濃度がこのシリ
コンウエハ1とほぼ同じ値で、膜厚が0.3〜3μmのp
- 型エピタキシャル層で構成されている。
【0113】エピタキシャル層2に形成されたp型ウエ
ル3pの一部には、DRAMのメモリセルを構成するn
チャネル型のメモリセル選択用MISFETQtが形成
されており、他の一部には周辺回路のnチャネル型MI
SFETQnが形成されている。また、エピタキシャル
層2に形成されたn型ウエル3nには周辺回路のpチャ
ネル型MISFETQpが形成されている。メモリセル
選択用MISFETQt、nチャネル型MISFETQ
nおよびpチャネル型MISFETQpは、エピタキシ
ャル層2の表面にLOCOS(Local Oxidation of Sili
con)法で形成したフィールド酸化膜28によって互いに
分離されている。
【0114】メモリセル選択用MISFETQtとnチ
ャネル型MISFETQnは、主としてp型ウエル3p
に形成された一対のn型半導体領域(ソース領域、ドレ
イン領域)9、9と、p型ウエル3pの表面に形成され
たゲート酸化膜7と、このゲート酸化膜7上に形成され
たゲート電極8とで構成されている。pチャネル型MI
SFETQpは、主としてn型ウエル3nに形成された
一対のp型半導体領域(ソース領域、ドレイン領域)
6、6と、n型ウエル3nの表面に形成されたゲート酸
化膜7と、このゲート酸化膜7上に形成されたゲート電
極8とで構成されている。ゲート電極8は、n型多結晶
シリコン膜上にW(タングステン)シリサイド膜を積層
したポリサイド膜などで構成されている。
【0115】メモリセル選択用MISFETQtの上部
にはビット線BL1 、BL2 が形成されており、周辺回
路のpチャネル型MISFETQpとnチャネル型MI
SFETQnのそれぞれの上部には第1層目の配線13
e、13fが形成されている。ビット線BL1 、BL2
の上部には下部電極25と容量絶縁膜26と上部電極2
7とからなる情報蓄積用容量素子Cが形成され、さらに
その上部には、第2層目の配線16c〜16fが形成さ
れている。
【0116】本実施の形態によれば、ゲート酸化膜7の
耐圧および膜質を向上でき、かつゲッタリング能力を向
上できるエピタキシャルウエハを使用することにより、
DRAMの信頼性および製造歩留まりを向上させること
ができる。
【0117】本実施の形態によれば、上記エピタキシャ
ルウエハを安価に実現することができるので、DRAM
の製造コストを低減することができる。
【0118】(実施の形態3)図22は、本実施の形態
3の半導体集積回路装置を示す要部断面図である。
【0119】本実施の形態3の半導体集積回路装置は、
シリコンウエハ1とその主面上に成長させたエピタキシ
ャル層2とからなるエピタキシャルウエハにフラッシュ
メモリを形成したものである。前記実施の形態1と同
様、シリコンウエハ1は、微少欠陥密度が1×106
1×109 個/cm3で、ホウ素濃度が約1.5×1015atom
s/cm3 のp- 型単結晶シリコンからなり、エピタキシャ
ル層2は、ホウ素濃度がこのシリコンウエハ1とほぼ同
じ値で、膜厚が0.3〜3μmのp- 型エピタキシャル層
で構成されている。
【0120】エピタキシャル層2に形成されたp型ウエ
ル3pの一部には、フラッシュメモリのメモリセルを構
成するnチャネル型MISFETQmと転送用MISF
ETを構成するnチャネル型MISFETQtrとが形
成されており、他の一部には周辺回路のnチャネル型M
ISFETQnが形成されている。メモリセルはAND
型で構成され、そのドレイン領域は、転送用MISFE
T(nチャネル型MISFETQtr)のソース、ドレ
インのパスを介してデータ線13iと電気的に接続され
る。
【0121】また、エピタキシャル層2に形成されたn
型ウエル3nには周辺回路のpチャネル型MISFET
Qpが形成されている。nチャネル型MISFETQ
m、nチャネル型MISFETQnおよびpチャネル型
MISFETQpは、エピタキシャル層2の表面にLO
COS法で形成したフィールド酸化膜28によって互い
に分離されている。
【0122】メモリセルのnチャネル型MISFETQ
mは、主としてp型ウエル3pに形成された一対のn型
半導体領域(ソース領域、ドレイン領域)9、9と、p
型ウエル3pの表面に形成されたゲート酸化膜7と、ゲ
ート酸化膜7上に形成されたゲート電極(フローティン
グゲート)8と、ゲート電極8上に形成された第2ゲー
ト酸化膜29と、第2ゲート酸化膜29上に形成された
コントロールゲート30とで構成されている。周辺回路
のnチャネル型MISFETQnは、主としてp型ウエ
ル3pに形成された一対のn型半導体領域(ソース領
域、ドレイン領域)9、9と、p型ウエル3pの表面に
形成されたゲート酸化膜7と、このゲート酸化膜7上に
形成されたゲート電極8とで構成されている。pチャネ
ル型MISFETQpは、主としてn型ウエル3nに形
成された一対のp型半導体領域(ソース領域、ドレイン
領域)6、6と、n型ウエル3nの表面に形成されたゲ
ート酸化膜7と、このゲート酸化膜7上に形成されたゲ
ート電極8とで構成されている。
【0123】メモリセルのnチャネル型MISFETQ
mの上部には第1層目の配線13g〜13iが形成され
ており、さらにその上部には、第2層目の配線16gが
形成されている。周辺回路のpチャネル型MISFET
Qpとnチャネル型MISFETQnのそれぞれの上部
には第1層目の配線13jが形成されており、さらにそ
の上部には、第2層目の配線16hが形成されている。
【0124】本実施の形態によれば、ゲート酸化膜7の
耐圧および膜質を向上でき、かつゲッタリング能力を向
上できるエピタキシャルウエハを使用することにより、
フラッシュメモリの信頼性および製造歩留まりを向上さ
せることができる。
【0125】本実施の形態によれば、上記エピタキシャ
ルウエハを安価に実現することができるので、フラッシ
ュメモリの製造コストを低減することができる。
【0126】(実施の形態4)図23は、本実施の形態
4の半導体集積回路装置を示す要部断面図である。
【0127】本実施の形態4の半導体集積回路装置は、
シリコンウエハ1とその主面上に成長させたエピタキシ
ャル層2とからなるエピタキシャルウエハにSRAM(S
tatic Random Access Memory) を形成したものである。
前記実施の形態1と同様、シリコンウエハ1は、微少欠
陥密度が1×106 〜1×109 個/cm3で、ホウ素濃度
が約1.5×1015atoms/cm3 のp- 型単結晶シリコンか
らなり、エピタキシャル層2は、ホウ素濃度がこのシリ
コンウエハ1とほぼ同じ値で、膜厚が0.3〜3μmのp
- 型エピタキシャル層で構成されている。
【0128】SRAMのメモリセルは、エピタキシャル
層2の主面のフィールド絶縁膜28で周囲を囲まれた活
性領域に形成されている。メモリセルを構成する6個の
MISFETのうち、nチャネル型で構成される一対の
駆動用MISFETと一対の転送用MISFETはp型
ウエル3pの活性領域に形成され、pチャネル型で構成
される一対の負荷用MISFETは駆動用MISFET
の上部に形成されている。
【0129】一対の転送用MISFETは、p型ウエル
3nの活性領域に形成されたn+ 型半導体領域38およ
びn- 型半導体領域45(ソース領域、ドレイン領域)
と、この活性領域の表面に形成された酸化シリコン膜か
らなるゲート酸化膜41と、このゲート酸化膜41上に
形成されたポリサイドからなるゲート電極42とで構成
されている。転送用MISFETのゲート電極42は、
ワード線WLと一体に構成されている。
【0130】一対の駆動用MISFETは、p型ウエル
3nの活性領域に形成されたn+ 型半導体領域38およ
びn- 型半導体領域37(ソース領域、ドレイン領域)
と、この活性領域の表面に形成されたゲート酸化膜35
と、このゲート酸化膜35上に形成された多結晶シリコ
ンからなるゲート電極36とで構成されている。
【0131】一対の負荷用MISFETは、駆動用MI
SFETの上部に形成された多結晶シリコンからなるゲ
ート電極47と、ゲート電極47の上部に形成されたゲ
ート酸化膜46と、ゲート酸化膜46のさらに上部に形
成された多結晶シリコンからなるp型半導体領域48
(ソース領域、ドレイン領域)とで構成されている。
【0132】なお、符号34はp型のチャネルストッパ
層、Vccは電源線、VssはGND線、DLはデータ線、
49〜51は第1層目のメタル配線である。
【0133】本実施の形態によれば、ゲート酸化膜3
5、41の耐圧および膜質を向上でき、かつゲッタリン
グ能力を向上できるエピタキシャルウエハを使用するこ
とにより、 SRAMのデータリテンション不良を低減
して信頼性および製造歩留まりを向上させることができ
る。
【0134】本実施の形態によれば、上記エピタキシャ
ルウエハを安価に実現することができるので、SRAM
の製造コストを低減することができる。
【0135】(実施の形態5)前記実施の形態1では、
初期酸素濃度が17ppma(JEIDA換算)以上のシリ
コンウエハを用いることによって、エピタキシャル成長
後のシリコンウエハの微少欠陥密度を1×106 個/cm3
以上としたが、初期酸素濃度が14〜21ppma(JEI
DA換算)のシリコンウエハを前記実施の形態1の方法
に準じて製造し、このシリコンウエハ中の酸素ドナーを
消去するアニールを少なくとも600℃以上、かつ少な
くとも30分以上(例えば700℃、1時間程度)行う
ことによっても、エピタキシャル成長後のシリコンウエ
ハの微少欠陥密度を1×106 個/cm3以上とすることが
できる。
【0136】上記600℃以上、かつ30分以上のアニ
ールは、酸素ドナーを消去するアニールと別工程で行っ
てもよい。このアニール(グローイン欠陥を成長させる
アニール)によりグローイン欠陥が成長し、それによっ
てエピタキシャル層を形成する前の水素アニール工程で
グローイン欠陥が消失、溶解するのを防止することがで
きるので、エピタキシャル層を形成した後も、微小欠陥
密度を1×106 個/cm3以上とすることができる。
【0137】また、初期酸素濃度が14〜21ppma(J
EIDA換算)のシリコンウエハ上にエピタキシャル層
を形成した後、このエピタキシャル層にMISFETを
形成するいずれかの工程で、少なくとも600℃以上、
かつ少なくとも30分以上のアニールを別途行うことに
よっても、シリコンウエハの微少欠陥密度を1×106
個/cm3以上とすることができる。このとき、シリコンウ
エハにホウ素あるいはアルゴン(Ar)などの不純物を
イオン打ち込みすることにより、微少欠陥が析出し易く
なる。
【0138】このように、本実施の形態の半導体集積回
路装置の製造方法は、以下の工程を含んでいる。
【0139】(a)初期酸素濃度が14〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満のシリコンウエハ1を用
意する工程、(b)前記シリコンウエハ1を少なくとも
600℃以上、かつ少なくとも30分以上アニールする
ことによって、シリコンウエハ1中の酸素ドナーを消去
する処理を行う工程、(c)前記シリコンウエハ1上に
シリコンウエハ1と同一導電型で1×1016atoms/cm3
未満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μm、好ま
しくは0.3〜3μmのエピタキシャル層2を成長させる
工程、また、本実施の形態の半導体集積回路装置の製造
方法は、以下の工程を含んでいる。
【0140】(a)初期酸素濃度が14〜21ppma(J
EIDA換算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3
上、3×1016atoms/cm3 未満のシリコンウエハ1を用
意する工程、(b)前記シリコンウエハ1を少なくとも
600℃以上、かつ少なくとも30分以上アニールする
ことによって、シリコンウエハ1中の酸素ドナーを消去
する処理を行う工程、(c)前記シリコンウエハ1上に
シリコンウエハ1と同一導電型で1×1016atoms/cm3
未満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μm、好ま
しくは0.3〜3μmのエピタキシャル層2を成長させる
工程、(d)前記エピタキシャル層2の表面を熱酸化し
てMISFETのゲート酸化膜7を形成する工程。
【0141】また、本実施の形態のシリコンウエハ1お
よび半導体集積回路装置の製造方法は、前記(b)工程
の後の前記シリコンウエハ1の微少欠陥密度(BMP密
度)が1×106 〜1×109 個/cm3である。
【0142】また、本実施の形態のシリコンウエハ1お
よび半導体集積回路装置の製造方法は、前記(b)工程
の後の前記シリコンウエハ1のOSDA欠陥密度が6×
106 〜2×108 個/cm3である。
【0143】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0144】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0145】本発明によれば、シリコンウエハの酸素濃
度を高くすることにより、シリコンウエハ中にゲッタリ
ングサイトとなる微小欠陥が高濃度に形成されるため、
重金属などの汚染物質に対するゲッタリング能力の向上
したエピタキシャルウエハを実現できる。
【0146】また、本発明によれば、シリコンウエハ上
に形成した微小欠陥の極めて少ないエピタキシャル層に
MISFETのゲート酸化膜を形成することにより、こ
のゲート酸化膜の耐圧や膜質を向上できる。すなわち、
ゲート酸化膜特性(GOI)を向上できる。
【0147】本発明によれば、シリコンウエハおよびエ
ピタキシャル層の不純物濃度を低くすることにより、エ
ピタキシャルウエハの製造コストを低減できる。また、
エピタキシャル層形成時にシリコンウエハの裏面から不
純物が外方拡散したりオートドーピングしたりするのを
防止する目的でシリコンウエハ裏面に酸化シリコン膜を
形成する工程が不要となる。さらに、シリコンウエハか
らの不純物の涌き上がり量が低減されるため、エピタキ
シャル層の膜厚を薄くできると共に、エピタキシャル層
に形成されるウエルやチャネル領域の不純物濃度プロフ
ァイルの変動を防止できる。
【0148】本発明によれば、エピタキシャル層を薄く
形成することにより、エピタキシャルウエハの製造コス
トを低減できる。また、エピタキシャル層を薄く形成す
ることにより、低い成長速度でもコスト的に見合うの
で、低温成長が可能となる。これにより、スリップフリ
ーを実現できるため、12インチあるいはそれ以上の大
口径ウエハに適用した場合でもエピタキシャル成長時の
熱によるウエハの反りを防止できる。
【0149】本発明によれば、初期酸素濃度の高いシリ
コンウエハを使用することにより、インゴットの引き上
げ中に石英るつぼ(坩堝)から酸素が高濃度に溶け込む
のを防止するための処理が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(g)は、本発明の実施の形態1であ
るシリコンウエハの製造方法を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1であるエピタキシャルウ
エハの要部断面図である。
【図3】シリコンウエハの初期酸素濃度とゲート酸化膜
欠陥密度との関係を示すグラフである。
【図4】シリコンウエハ上に形成したエピタキシャル層
の膜厚とゲート酸化膜欠陥密度との関係を示すグラフで
ある。
【図5】エピタキシャルウエハに形成した酸化膜の破壊
耐圧と累積不良率との関係を示すグラフである。
【図6】ウエハの初期酸素濃度と微小欠陥(BMD)密
度との関係を示すグラフである。
【図7】ウエハの初期酸素濃度とOSDA装置を用いて
観察した微小欠陥密度との関係を示すグラフである。
【図8】OSDA装置の光学系を示す概略説明図であ
る。
【図9】ウエハの初期酸素濃度と酸素析出量との関係を
示すグラフである。
【図10】ウエハ表面からの深さと酸素濃度との関係を
熱処理の前後でSIMS分析したグラフである。
【図11】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の要部断面図である。
【図12】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図16】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図17】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図18】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図19】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図20】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図21】本発明の実施の形態2である半導体集積回路
装置を示す要部断面図である。
【図22】本発明の実施の形態3である半導体集積回路
装置を示す要部断面図である。
【図23】本発明の実施の形態4である半導体集積回路
装置を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 シリコンウエハ 2 エピタキシャル層 2EW エピタキシャルウエハ 3n n型ウエル 3p p型ウエル 4 素子分離溝 4a 溝 6 p型半導体領域(ソース領域、ドレイン領域) 7 ゲート酸化膜 8 ゲート電極 9 n型半導体領域(ソース領域、ドレイン領域) 10 酸化シリコン膜 11 サイドウォールスペーサ 12 酸化シリコン膜 13a〜13j 配線 14a〜14d 接続孔 15 層間絶縁膜 16a〜16h 配線 17a 接続孔 17b 接続孔 18 パッシベーション膜 20 酸化シリコン膜 21 酸化シリコン膜 22 酸化シリコン膜 23 窒化シリコン膜 24 酸化シリコン膜 25 下部電極 26 容量絶縁膜 27 上部電極 28 フィールド酸化膜 29 第2ゲート酸化膜 30 コントロールゲート 34 チャネルストッパ層 35 ゲート酸化膜 36 ゲート電極 37 n- 型半導体領域 38 n+ 型半導体領域 41 ゲート酸化膜 42 ゲート電極 45 n- 型半導体領域 46 ゲート酸化膜 47 ゲート電極 48 p型半導体領域 49〜51 メタル配線 100 インゴット BL1 、BL2 ビット線 DL データ線 C 情報蓄積用容量素子 Qm nチャネル型MISFET Qn nチャネル型MISFET Qp pチャネル型MISFET Qt メモリセル選択用MISFET Qtr 転送用MISFET Vcc 電源線 Vss GND WL ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/115 H01L 27/10 621B 27/108 29/78 301X 21/8242 371 29/78 21/8247 29/788 29/792 // H01L 21/205 (72)発明者 清田 省吾 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 清水 博文 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 斎藤 滋晃 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 佐藤 友美 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 松田 安司 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 杉野 雄史 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 田中 利秀 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 磯前 誠一 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 武田 一男 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 石原 徹也 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チョクラルスキ法によって製造した単結
    晶シリコンウエハの主面上にエピタキシャル層を成長さ
    せた半導体ウエハであって、エピタキシャル成長後の前
    記単結晶シリコンウエハの微少欠陥密度(BMP密度)
    が1×106〜1×109 個/cm3であることを特徴とす
    る半導体ウエハ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体ウエハであって、
    前記エピタキシャル層の膜厚が0.3〜5μmであること
    を特徴とする半導体ウエハ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体ウエハであって、
    前記単結晶シリコンウエハの不純物濃度が1×1015at
    oms/cm3 以上、3×1016atoms/cm3 未満であることを
    特徴とする半導体ウエハ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体ウエハであって、
    前記単結晶シリコンウエハと前記エピタキシャル層に
    は、同一導電型でほぼ同一濃度の不純物が添加されてい
    ることを特徴とする半導体ウエハ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体ウエハであって、
    前記単結晶シリコンウエハの直径が12インチであるこ
    とを特徴とする半導体ウエハ。
  6. 【請求項6】 チョクラルスキ法によって製造した単結
    晶シリコンウエハの主面上にエピタキシャル層を成長さ
    せた半導体ウエハであって、エピタキシャル成長後の前
    記単結晶シリコンウエハの、OSDA装置によって測定
    される微少欠陥密度が6×106 〜2×108 個/cm3
    あることを特徴とする半導体ウエハ。
  7. 【請求項7】 以下の工程(a)、(b)を含むことを
    特徴とする半導体ウエハの製造方法; (a)初期酸素濃度が17〜21ppma(JEIDA換
    算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3 以上、3×1
    16atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハを用意する
    工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ上に前記単結晶
    シリコンウエハと同一導電型で1×1016atoms/cm3
    満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μmのエピタ
    キシャル層を成長させる工程。
  8. 【請求項8】 以下の工程(a)〜(c)を含むことを
    特徴とする半導体ウエハの製造方法; (a)初期酸素濃度が14〜21ppma(JEIDA換
    算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3 以上、3×1
    16atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハを用意する
    工程、(b)前記単結晶シリコンウエハを少なくとも6
    00℃以上、かつ少なくとも30分以上アニールするこ
    とによって、前記単結晶シリコンウエハ中の酸素ドナー
    を消去する処理を行う工程、(c)前記単結晶シリコン
    ウエハ上に前記単結晶シリコンウエハと同一導電型で1
    ×1016atoms/cm3 未満の不純物が添加された、膜厚が
    0.3〜5μmのエピタキシャル層を成長させる工程。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の半導体ウエハの
    製造方法であって、前記(b)工程の後の前記単結晶シ
    リコンウエハの微少欠陥密度(BMP密度)が1×10
    6 〜1×109 個/cm3であることを特徴とする半導体ウ
    エハの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7または8記載の半導体ウエハ
    の製造方法であって、前記(b)工程の後の前記単結晶
    シリコンウエハの、OSDA装置によって測定される微
    少欠陥密度が6×106 〜2×108 個/cm3であること
    を特徴とする半導体ウエハの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の半導体ウエハのエピタ
    キシャル層の表面を熱酸化して形成したMISFETの
    ゲート酸化膜を有していることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体集積回路装置
    であって、前記エピタキシャル層の不純物濃度は、前記
    MISFETのチャネル領域の不純物濃度よりも低いこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の半導体集積回路装置
    であって、前記エピタキシャル層の一部に形成された第
    1導電型ウエルに第2導電型MISFETが形成され、
    前記エピタキシャル層の他の一部に形成された第2導電
    型ウエルに第1導電型MISFETが形成されているこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    であって、前記第1導電型ウエルの一部には、DRAM
    のメモリセルを構成する第2導電型MISFETが形成
    され、前記第1導電型ウエルの他の一部と前記第2導電
    型ウエルとには、前記DRAMの周辺回路を構成する相
    補型MISFETが形成されていることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    であって、前記第1導電型ウエルの一部には、不揮発性
    メモリのメモリセルを構成する第2導電型MISFET
    が形成され、前記第1導電型ウエルの他の一部と前記第
    2導電型ウエルとには、前記不揮発性メモリの周辺回路
    を構成する相補型MISFETが形成されていることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    であって、前記第1導電型ウエルと前記第2導電型ウエ
    ルとは、その内部の不純物濃度が表面の不純物濃度より
    も高いレトログレード構造で構成されていることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    であって、前記第1導電型ウエルと前記第2導電型ウエ
    ルとは、前記エピタキシャル層に形成された素子分離溝
    によって互いに分離されていることを特徴とする半導体
    集積回路装置。
  18. 【請求項18】 以下の工程(a)〜(c)を含むこと
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法; (a)初期酸素濃度が17〜21ppma(JEIDA換
    算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3 以上、3×1
    16atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハを用意する
    工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ上に前記単結晶
    シリコンウエハと同一導電型で1×1016atoms/cm3
    満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μmのエピタ
    キシャル層を成長させる工程、(c)前記エピタキシャ
    ル層の表面を熱酸化してMISFETのゲート酸化膜を
    形成する工程。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記(b)工程の後の前記単結晶
    シリコンウエハの微少欠陥密度(BMP密度)が1×1
    6 〜1×109 個/cm3であることを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記(b)工程の後の前記単結晶
    シリコンウエハの、OSDA装置によって測定される微
    少欠陥密度が6×106 〜2×108 個/cm3であること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 以下の工程(a)〜(d)を含むこと
    を特徴とする半導体ウエハの製造方法; (a)初期酸素濃度が14〜21ppma(JEIDA換
    算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3 以上、3×1
    16atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハを用意する
    工程、(b)前記単結晶シリコンウエハを少なくとも6
    00℃以上、かつ少なくとも30分以上アニールするこ
    とによって、前記単結晶シリコンウエハ中の酸素ドナー
    を消去する処理を行う工程、(c)前記単結晶シリコン
    ウエハ上に前記単結晶シリコンウエハと同一導電型で1
    ×1016atoms/cm3 未満の不純物が添加された、膜厚が
    0.3〜5μmのエピタキシャル層を成長させる工程、
    (d)前記エピタキシャル層の表面を熱酸化してMIS
    FETのゲート酸化膜を形成する工程。
  22. 【請求項22】 以下の工程(a)〜(d)を含むこと
    を特徴とする半導体ウエハの製造方法; (a)初期酸素濃度が14〜21ppma(JEIDA換
    算)で不純物濃度が1×1015atoms/cm3 以上、3×1
    16atoms/cm3 未満の単結晶シリコンウエハを用意する
    工程、(b)前記単結晶シリコンウエハ上に前記単結晶
    シリコンウエハと同一導電型で1×1016atoms/cm3
    満の不純物が添加された、膜厚が0.3〜5μmのエピタ
    キシャル層を成長させる工程、(c)前記エピタキシャ
    ル層の表面を熱酸化してMISFETのゲート酸化膜を
    形成する工程、(d)前記エピタキシャル層にMISF
    ETを形成するいずれかの工程で、前記単結晶シリコン
    ウエハを少なくとも600℃以上、かつ少なくとも30
    分以上アニールすることによって、前記単結晶シリコン
    ウエハ中の酸素ドナーを消去する処理を行う工程。
  23. 【請求項23】 請求項21または22記載の半導体集
    積回路装置の製造方法であって、前記(b)工程の後の
    前記単結晶シリコンウエハの微少欠陥密度(BMP密
    度)が1×106 〜1×109 個/cm3であることを特徴
    とする半導体集積回路装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項21または22記載の半導体集
    積回路装置の製造方法であって、前記(b)工程の後の
    前記単結晶シリコンウエハの、OSDA装置によって測
    定される微少欠陥密度が6×106 〜2×108 個/cm3
    であることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG93259A1 (en) * 1999-08-30 2002-12-17 Komatsu Denshi Kinzoku Kk Method of manufacturing epitaxial silicon wafer
KR100653976B1 (ko) * 1999-12-30 2006-12-05 주식회사 하이닉스반도체 Goi평가용 실리콘 웨이퍼의 형성방법
KR100914539B1 (ko) * 2006-07-27 2009-09-02 실트로닉 아게 결함 감소 영역을 포함하는 단결정 반도체 웨이퍼 및 이를제조하는 방법
JP2011525302A (ja) * 2008-06-30 2011-09-15 エス. オー. アイ. テック シリコン オン インシュレーター テクノロジーズ 半導体構造の製造方法およびこの方法により得られる半導体構造

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