JPH10209667A - 電波吸収体及びそれを用いたカーテンウォール - Google Patents
電波吸収体及びそれを用いたカーテンウォールInfo
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- JPH10209667A JPH10209667A JP1957897A JP1957897A JPH10209667A JP H10209667 A JPH10209667 A JP H10209667A JP 1957897 A JP1957897 A JP 1957897A JP 1957897 A JP1957897 A JP 1957897A JP H10209667 A JPH10209667 A JP H10209667A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 平面形状が大きく、肉厚も薄く、軽量でテレ
ビゴースト用の電波吸収特性が良好な電波吸収体を用い
たカーテンウォールを提供すること 【解決手段】 電波吸収体10の裏面にハニカムボード
12を取付け、さらにそのハニカムボード12の裏面に
は耐火ボード13を装着する。電波吸収体は、セメント
にフェライト粉粒(粒径0.5〜7mm)を75〜90
wt%と、エポキシ系樹脂及びカーボン繊維を混合し、
型注入によりボード形状に形成する。そして、Mn−Z
nフェライトを用いるとVHF帯に良好で、Mg−Zn
フェライトを用いるとUHF帯に良好となる。フェライ
トの混合する量を増すほど吸収特性が良好な領域が低周
波数側に移行する。電波吸収体は、型注入によりフェラ
イトタイルに比べて比較的大きな形状のものを量産で
き、従来のように厚いコンクリートが不要なため薄型・
軽量化が可能となる。
ビゴースト用の電波吸収特性が良好な電波吸収体を用い
たカーテンウォールを提供すること 【解決手段】 電波吸収体10の裏面にハニカムボード
12を取付け、さらにそのハニカムボード12の裏面に
は耐火ボード13を装着する。電波吸収体は、セメント
にフェライト粉粒(粒径0.5〜7mm)を75〜90
wt%と、エポキシ系樹脂及びカーボン繊維を混合し、
型注入によりボード形状に形成する。そして、Mn−Z
nフェライトを用いるとVHF帯に良好で、Mg−Zn
フェライトを用いるとUHF帯に良好となる。フェライ
トの混合する量を増すほど吸収特性が良好な領域が低周
波数側に移行する。電波吸収体は、型注入によりフェラ
イトタイルに比べて比較的大きな形状のものを量産で
き、従来のように厚いコンクリートが不要なため薄型・
軽量化が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層ビル等に使用
されるテレビゴースト対策用等の電波吸収体及びそれを
用いたカーテンウォールに関するものである。
されるテレビゴースト対策用等の電波吸収体及びそれを
用いたカーテンウォールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビゴースト対策としては、例
えば、特公昭55−13600号公報や、特公昭55−
49798号公報に示されるように、コンクリート等の
建築物(高層ビル)の外壁面に、VHF帯やUHF帯の
電波吸収特性の良好なフェライト焼結体からなるタイル
を多数貼着したものが一般的に行われている。
えば、特公昭55−13600号公報や、特公昭55−
49798号公報に示されるように、コンクリート等の
建築物(高層ビル)の外壁面に、VHF帯やUHF帯の
電波吸収特性の良好なフェライト焼結体からなるタイル
を多数貼着したものが一般的に行われている。
【0003】そして、上記した発明が基本的な特許で、
その後各種の改良がなされているが、フェライト焼結体
からなるタイルの貼着のレイアウトや、取り付け方など
についての改良で、タイル(フェライト板)を基準とし
ている。
その後各種の改良がなされているが、フェライト焼結体
からなるタイルの貼着のレイアウトや、取り付け方など
についての改良で、タイル(フェライト板)を基準とし
ている。
【0004】係るタイルを用いたTVゴースト用の電波
吸収カーテンウォールの一例を示すと、図4のようにな
っている。すなわち、外壁を構成するコンクリート1の
表面に、所定間隔をおいてフェライト焼結体からなるタ
イル2を取り付け、さらにその表面に化粧板3を接着一
体化した構造となっている。また、コンクリート1の内
部には、鉄筋4が埋設されている。
吸収カーテンウォールの一例を示すと、図4のようにな
っている。すなわち、外壁を構成するコンクリート1の
表面に、所定間隔をおいてフェライト焼結体からなるタ
イル2を取り付け、さらにその表面に化粧板3を接着一
体化した構造となっている。また、コンクリート1の内
部には、鉄筋4が埋設されている。
【0005】なお、実際の製造プロセスに着目すると、
化粧板3の裏面の所定位置に接着剤を用いてタイル2を
張り付けるとともに、その後に定着金物5を用いて所定
距離(例えば3cm程度)だけ離して鉄筋籠4を配置す
る。その状態で、その周囲を覆う型枠(図示せず)を設
置後コンクリートを打設する(厚さが15cm)ことに
より製造する(カーテンウォール全体の厚さは17cm
程度になる)。したがって、タイルは同図(B)に示す
ように、コンクリート3内に埋没する。
化粧板3の裏面の所定位置に接着剤を用いてタイル2を
張り付けるとともに、その後に定着金物5を用いて所定
距離(例えば3cm程度)だけ離して鉄筋籠4を配置す
る。その状態で、その周囲を覆う型枠(図示せず)を設
置後コンクリートを打設する(厚さが15cm)ことに
より製造する(カーテンウォール全体の厚さは17cm
程度になる)。したがって、タイルは同図(B)に示す
ように、コンクリート3内に埋没する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のフェライト焼結体のタイル2を用いたもので
は、フェライト焼結体自体が非常に重いため、係るフェ
ライト焼結体からなるタイル2を貼着する施工性並びに
安全性に問題を生じる。また、係るタイル2は、その平
面形状が100mm四方程度に過ぎず非常に小さいた
め、上記貼着作業が非常に煩雑となる。
た従来のフェライト焼結体のタイル2を用いたもので
は、フェライト焼結体自体が非常に重いため、係るフェ
ライト焼結体からなるタイル2を貼着する施工性並びに
安全性に問題を生じる。また、係るタイル2は、その平
面形状が100mm四方程度に過ぎず非常に小さいた
め、上記貼着作業が非常に煩雑となる。
【0007】さらに、フェライト焼結体からなるタイル
2が重いため、それを保持するための強度を有するとと
もに耐火機能を発揮させる必要から、コンクリート1の
厚さも上記のように厚くなり、それにともないコンクリ
ート1側の重量も増す。一例を示すと、標準サイズの4
m×3.2mのものを軽量コンクリート(比重1.2)
を用いて作成しても、コンクリート1の重さだけで30
0kgもある。
2が重いため、それを保持するための強度を有するとと
もに耐火機能を発揮させる必要から、コンクリート1の
厚さも上記のように厚くなり、それにともないコンクリ
ート1側の重量も増す。一例を示すと、標準サイズの4
m×3.2mのものを軽量コンクリート(比重1.2)
を用いて作成しても、コンクリート1の重さだけで30
0kgもある。
【0008】その結果、ビル全体では大変な重量とな
り、このビルの重量を支えるだけの基礎工事,鉄骨工事
を行わなければならず、処理が煩雑で工事の長期化を招
くとともにコスト高となる。
り、このビルの重量を支えるだけの基礎工事,鉄骨工事
を行わなければならず、処理が煩雑で工事の長期化を招
くとともにコスト高となる。
【0009】また、電波吸収特性は、タイル2を構成す
るフェライトの組成や、寸法などにより微妙に変わる。
そこで、タイル2の寸法出しは高精度にする必要がある
が、焼結の際に収縮することも相俟って、正確な寸法出
しをするのは困難である。また、製造後に割れや欠けが
生じるおそれもあり、係る事態が生じたタイルは不良品
となる。したがって、上記寸法出しの困難さと上記割れ
等により、所望の特性を有するタイルを製造する際の歩
留まりが悪く、さらなるコスト高を招く。さらに、実際
には所望の特性を有する寸法形状の決定も試行錯誤を繰
り返し行うとともに、収縮率が変動することなどから煩
雑な処理となる。
るフェライトの組成や、寸法などにより微妙に変わる。
そこで、タイル2の寸法出しは高精度にする必要がある
が、焼結の際に収縮することも相俟って、正確な寸法出
しをするのは困難である。また、製造後に割れや欠けが
生じるおそれもあり、係る事態が生じたタイルは不良品
となる。したがって、上記寸法出しの困難さと上記割れ
等により、所望の特性を有するタイルを製造する際の歩
留まりが悪く、さらなるコスト高を招く。さらに、実際
には所望の特性を有する寸法形状の決定も試行錯誤を繰
り返し行うとともに、収縮率が変動することなどから煩
雑な処理となる。
【0010】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、平面形状が大きく、かつ、肉厚も薄くすることがで
き、軽量で、工場等での量産が可能でカーテンウォール
の施工も容易に行え、しかもテレビゴースト用の電波吸
収特性が良好であるとともに、調整(所望の特性を得る
こと)が容易に行える電波吸収体及びそれを用いたカー
テンウォールを提供することにある。
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、平面形状が大きく、かつ、肉厚も薄くすることがで
き、軽量で、工場等での量産が可能でカーテンウォール
の施工も容易に行え、しかもテレビゴースト用の電波吸
収特性が良好であるとともに、調整(所望の特性を得る
こと)が容易に行える電波吸収体及びそれを用いたカー
テンウォールを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る電波吸収体では、セメント,石膏ま
たはケイ酸カルシウムに、焼成後粉砕したフェライト粉
粒と、樹脂並びに補強材を混合し、ボード形状に形成す
るようにした(請求項1)。そして、前記ボード形状
は、上記の混合物を、押し出し成型または型注入するこ
とによる成型により行うことができる(請求項2)。
ため、本発明に係る電波吸収体では、セメント,石膏ま
たはケイ酸カルシウムに、焼成後粉砕したフェライト粉
粒と、樹脂並びに補強材を混合し、ボード形状に形成す
るようにした(請求項1)。そして、前記ボード形状
は、上記の混合物を、押し出し成型または型注入するこ
とによる成型により行うことができる(請求項2)。
【0012】セメント,石膏,ケイ酸カルシウムは、建
材の外壁としても使用されるもので、耐火性や強度を備
えている。そして、その中に所定のフェライト粉体を混
入することで、所定の周波数の電波を吸収することがで
きるようになる。また、樹脂は、混入する各材料相互の
密着性を良好にし、また補強材を混入することにより強
度が増し、形成される電波吸収体の割れ等の発生を防止
する。
材の外壁としても使用されるもので、耐火性や強度を備
えている。そして、その中に所定のフェライト粉体を混
入することで、所定の周波数の電波を吸収することがで
きるようになる。また、樹脂は、混入する各材料相互の
密着性を良好にし、また補強材を混入することにより強
度が増し、形成される電波吸収体の割れ等の発生を防止
する。
【0013】また、前記フェライト粉粒としては、Mn
−Znフェライトの粉粒を用いることができ、その粉粒
を75〜90wt%混合し、かつ、前記ボード形状が5
mm以上40mm以下の厚さに加工するのが好ましい
(請求項3)。係る構成にすると、VHF帯での吸収特
性を発揮する。
−Znフェライトの粉粒を用いることができ、その粉粒
を75〜90wt%混合し、かつ、前記ボード形状が5
mm以上40mm以下の厚さに加工するのが好ましい
(請求項3)。係る構成にすると、VHF帯での吸収特
性を発揮する。
【0014】また、前記フェライト粉粒として、Mg−
Znフェライトの粉粒を用いることもでき、その粉粒を
75〜90wt%混合し、かつ、前記ボード形状が、5
mm以上40mm以下の厚さに加工するようにしてもよ
い(請求項4)。係る構成にすると、UHF帯での吸収
特性を発揮する。
Znフェライトの粉粒を用いることもでき、その粉粒を
75〜90wt%混合し、かつ、前記ボード形状が、5
mm以上40mm以下の厚さに加工するようにしてもよ
い(請求項4)。係る構成にすると、UHF帯での吸収
特性を発揮する。
【0015】一方、本発明に係るカーテンウォールで
は、上記した各構成の電波吸収体の表面に化粧板を装着
し、その電波吸収体の裏面にハニカムを取付け、さらに
そのハニカムの裏面に耐火ボードを装着するようにした
(請求項5)。
は、上記した各構成の電波吸収体の表面に化粧板を装着
し、その電波吸収体の裏面にハニカムを取付け、さらに
そのハニカムの裏面に耐火ボードを装着するようにした
(請求項5)。
【0016】係る構成にすると、外壁として要求される
強度は、ハニカムにより達成され、耐火性は耐火ボード
で発揮される。そして、従来のように肉厚の厚いコンク
リートにより発揮される強度及び耐火性と同等の機能を
有するために必要なハニカム+耐火ボードの厚さはコン
クリートに比べて十分に薄くなる。一例を示すと、コン
クリートの場合には150mmであったのに対し、ハニ
カム20mm+耐火ボード25mmとなり、たとえフェ
ライトタイル12mmに対して電波吸収体ボードの厚み
が増すことがあったとしても係る増加分は上記ハニカム
と耐火ボードによる厚みの減少分により吸収され、全体
としては薄くなる。尚、上記ハニカムと耐火ボードの厚
みは、コンクリートの厚みが150mmのときの強度・
耐火性と同程度のものを得るためのもので発明品の厚さ
がこれに限定されるものではない。
強度は、ハニカムにより達成され、耐火性は耐火ボード
で発揮される。そして、従来のように肉厚の厚いコンク
リートにより発揮される強度及び耐火性と同等の機能を
有するために必要なハニカム+耐火ボードの厚さはコン
クリートに比べて十分に薄くなる。一例を示すと、コン
クリートの場合には150mmであったのに対し、ハニ
カム20mm+耐火ボード25mmとなり、たとえフェ
ライトタイル12mmに対して電波吸収体ボードの厚み
が増すことがあったとしても係る増加分は上記ハニカム
と耐火ボードによる厚みの減少分により吸収され、全体
としては薄くなる。尚、上記ハニカムと耐火ボードの厚
みは、コンクリートの厚みが150mmのときの強度・
耐火性と同程度のものを得るためのもので発明品の厚さ
がこれに限定されるものではない。
【0017】そして好ましくは、上記各構成の電波吸収
体であって、電波吸収特性の異なるものを複数用意する
とともに、その複数の電波吸収特性の異なる電波吸収体
を接合一体化して複合板を形成し、その一体化された複
合板の表面に化粧板を装着し、その複合板の裏面にハニ
カムを取付け、さらにそのハニカムの裏面に耐火ボード
を装着することである(請求項6)。
体であって、電波吸収特性の異なるものを複数用意する
とともに、その複数の電波吸収特性の異なる電波吸収体
を接合一体化して複合板を形成し、その一体化された複
合板の表面に化粧板を装着し、その複合板の裏面にハニ
カムを取付け、さらにそのハニカムの裏面に耐火ボード
を装着することである(請求項6)。
【0018】係る構成にすると、複合板の吸収特性は、
複数の電波吸収体の各吸収特性を重ね合わせた(論理和
・MAX演算のように吸収特性の高い方が有効となる)
特性となり、広範囲にわたり所望の周波数特性が得易く
なる。
複数の電波吸収体の各吸収特性を重ね合わせた(論理和
・MAX演算のように吸収特性の高い方が有効となる)
特性となり、広範囲にわたり所望の周波数特性が得易く
なる。
【0019】なお、本発明でいうところのハニカムと
は、一般に使用されている金属で構成される蜂の巣状の
板材を示している。
は、一般に使用されている金属で構成される蜂の巣状の
板材を示している。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るカーテンウォ
ールの実施の形態の一例を示している。同図に示すよう
に、本発明に係るボード状の電波吸収体10の表面に化
粧板11を装着する。また、電波吸収体10の裏面にハ
ニカムボード12を取付け、さらにそのハニカムボード
12の裏面には耐火ボード13を装着している。そして
各板材相互の固定方法は、接着剤(樹脂)を用いてもよ
く、或いはボルトその他の連係部材により締結してもよ
く、種々の方法を用いることができる。また、ここの板
材を個別に製造したものを所定の方法により結合するの
ではなく、例えば、型枠内に化粧板11を挿入配置した
状態で、電波吸収体を構成する各材料を打設し、固化す
ることにより一体化する等を種々の方式をとることがで
きる。
ールの実施の形態の一例を示している。同図に示すよう
に、本発明に係るボード状の電波吸収体10の表面に化
粧板11を装着する。また、電波吸収体10の裏面にハ
ニカムボード12を取付け、さらにそのハニカムボード
12の裏面には耐火ボード13を装着している。そして
各板材相互の固定方法は、接着剤(樹脂)を用いてもよ
く、或いはボルトその他の連係部材により締結してもよ
く、種々の方法を用いることができる。また、ここの板
材を個別に製造したものを所定の方法により結合するの
ではなく、例えば、型枠内に化粧板11を挿入配置した
状態で、電波吸収体を構成する各材料を打設し、固化す
ることにより一体化する等を種々の方式をとることがで
きる。
【0021】化粧板11は、石板やタイルその他の外装
材を用いることができ、また、ハニカムボード12は、
具体的な図示は省略するが、一般に建材として用いられ
るハニカム(金属で構成される蜂の巣状の板材)を用い
ている。そして、主としてこのこのハニカムボード12
により壁材としての所望の強度を得るようにしている。
さらに、耐火ボード13により壁材としての所望の耐火
性能を得るようにしている。換言すれば、ハニカムボー
ド12及び耐火ボード13の板厚は、各条件(強度,耐
火性)を満足するのに必要な厚さにする必要がある。
材を用いることができ、また、ハニカムボード12は、
具体的な図示は省略するが、一般に建材として用いられ
るハニカム(金属で構成される蜂の巣状の板材)を用い
ている。そして、主としてこのこのハニカムボード12
により壁材としての所望の強度を得るようにしている。
さらに、耐火ボード13により壁材としての所望の耐火
性能を得るようにしている。換言すれば、ハニカムボー
ド12及び耐火ボード13の板厚は、各条件(強度,耐
火性)を満足するのに必要な厚さにする必要がある。
【0022】ここで本発明の要部となる電波吸収体10
について説明すると、セメントに所定のフェライト粉粒
と、樹脂及び補強材を混合し、ボード形状に形成してい
る。そして、使用するフェライトとしては、本例ではM
n−Znフェライトを用い、粒径が0.5〜7mmのも
のを用いている。この粉粒は、一旦Mn−Zn系フェラ
イトを焼成して焼結体を形成し、得られた焼結体を粉砕
することにより形成され、上記範囲内の粒径が混在した
状態となっている。
について説明すると、セメントに所定のフェライト粉粒
と、樹脂及び補強材を混合し、ボード形状に形成してい
る。そして、使用するフェライトとしては、本例ではM
n−Znフェライトを用い、粒径が0.5〜7mmのも
のを用いている。この粉粒は、一旦Mn−Zn系フェラ
イトを焼成して焼結体を形成し、得られた焼結体を粉砕
することにより形成され、上記範囲内の粒径が混在した
状態となっている。
【0023】尚、この粒径の範囲は、焼結体を粉砕する
ことにより自然に得られる粒径の存在範囲であり、この
範囲に限られるものではない。但し、本例ではボードの
板厚を20mm程度に設定しているため問題はないが、
例えば吸収特性がピークになる周波数を高くすべく板厚
を薄くし、例えば5mm程度の板厚にした場合には、粒
径の範囲を上記のままとすると、7mmの粒径のものは
電波吸収体10の表面から突出してしまうことになる。
従って、板厚を薄くする場合には、それに応じて粒径の
上限を小さくする必要がある。
ことにより自然に得られる粒径の存在範囲であり、この
範囲に限られるものではない。但し、本例ではボードの
板厚を20mm程度に設定しているため問題はないが、
例えば吸収特性がピークになる周波数を高くすべく板厚
を薄くし、例えば5mm程度の板厚にした場合には、粒
径の範囲を上記のままとすると、7mmの粒径のものは
電波吸収体10の表面から突出してしまうことになる。
従って、板厚を薄くする場合には、それに応じて粒径の
上限を小さくする必要がある。
【0024】そして、係る粒径が混在した粉粒をセメン
トに対して85wt%混合する。また、樹脂としてはエ
ポキシ系樹を用い、補強材はカーボン繊維を用いる。そ
して、それら各材料を混合し、所定の型内に打設(注
入)することによりボード形状に形成する。このように
Mn−Zn系フェライトを用いた場合には、主としてV
HF帯(91.25〜217.25MHz)に良好な吸
収特性を持つようになり、上記した条件では120MH
zにピークがくるようになる。そして、その吸収特性の
一例を示すと、図2に示すようになる。
トに対して85wt%混合する。また、樹脂としてはエ
ポキシ系樹を用い、補強材はカーボン繊維を用いる。そ
して、それら各材料を混合し、所定の型内に打設(注
入)することによりボード形状に形成する。このように
Mn−Zn系フェライトを用いた場合には、主としてV
HF帯(91.25〜217.25MHz)に良好な吸
収特性を持つようになり、上記した条件では120MH
zにピークがくるようになる。そして、その吸収特性の
一例を示すと、図2に示すようになる。
【0025】また、Mn−Znフェライトに替えてMg
−Znフェライトの粉粒を用い、それ以外の条件を上記
と同じにすると、主としてUHF帯(471.25〜7
65.25MHz)に良好な吸収特性を持つようにな
り、上記した条件では600MHzにピークがくるよう
になる。そして、その吸収特性の一例を示すと、図2に
示すようになる。
−Znフェライトの粉粒を用い、それ以外の条件を上記
と同じにすると、主としてUHF帯(471.25〜7
65.25MHz)に良好な吸収特性を持つようにな
り、上記した条件では600MHzにピークがくるよう
になる。そして、その吸収特性の一例を示すと、図2に
示すようになる。
【0026】尚、具体的な周波数特性の図示は省略する
が、各種条件を変えて電波吸収体を製造したところ、混
合するフェライトの量を増やすと、吸収特性のピークが
低周波数側に移行し、混合するフェライトの量を減らす
と、吸収特性のピークが高周波数側に移行する。
が、各種条件を変えて電波吸収体を製造したところ、混
合するフェライトの量を増やすと、吸収特性のピークが
低周波数側に移行し、混合するフェライトの量を減らす
と、吸収特性のピークが高周波数側に移行する。
【0027】また、板厚に関しても、ボードの板厚を厚
くすると結果的にフェライトの存在する量が増すため、
吸収特性のピークが低周波数側に移行し、板厚を薄くす
ると、吸収特性のピークが高周波数側に移行する。
くすると結果的にフェライトの存在する量が増すため、
吸収特性のピークが低周波数側に移行し、板厚を薄くす
ると、吸収特性のピークが高周波数側に移行する。
【0028】そして、75wt%〜90wt%の範囲内
並びに板厚が5〜40mmの範囲内であれば、ピークが
それぞれVHF帯,UHF帯の中のいずれかの周波数
(チャンネル)に位置する。従って、仕様・条件に応じ
て混合量や板厚を変更することにより、所望の周波数に
吸収特性の良好な電波吸収体が製造できる。特に、寸法
精度については、通常のコンクリートの打設と同様であ
るので、型枠の寸法形状とほぼ正確に一致し、従来のタ
イルのように焼成することによる収縮もほとんどないの
で、その点からも精度のよい電波吸収体が得られる。
並びに板厚が5〜40mmの範囲内であれば、ピークが
それぞれVHF帯,UHF帯の中のいずれかの周波数
(チャンネル)に位置する。従って、仕様・条件に応じ
て混合量や板厚を変更することにより、所望の周波数に
吸収特性の良好な電波吸収体が製造できる。特に、寸法
精度については、通常のコンクリートの打設と同様であ
るので、型枠の寸法形状とほぼ正確に一致し、従来のタ
イルのように焼成することによる収縮もほとんどないの
で、その点からも精度のよい電波吸収体が得られる。
【0029】また、上記範囲内にすると、上記のように
VHF帯またはUHF帯に良好な特性が得られるが、そ
の範囲外の周波数帯域に対する電波吸収特性を良好にす
るためには、上記した条件の範囲外にしてももちろんよ
い。但し、フェライトの混合量を75wt%よりも少な
くしていくと、吸収特性の最も良好なピークの絶対値
(dB)が減少する傾向にあるので、要求される吸収特
性(たとえば、20dB以上)との関係で適宜の値を取
る必要がある。
VHF帯またはUHF帯に良好な特性が得られるが、そ
の範囲外の周波数帯域に対する電波吸収特性を良好にす
るためには、上記した条件の範囲外にしてももちろんよ
い。但し、フェライトの混合量を75wt%よりも少な
くしていくと、吸収特性の最も良好なピークの絶対値
(dB)が減少する傾向にあるので、要求される吸収特
性(たとえば、20dB以上)との関係で適宜の値を取
る必要がある。
【0030】また、上記したいずれの場合にも、セメン
トに替えて石膏またはケイ酸カルシウムを用いることが
できる。そして、実験或いはシュミレーションしたとこ
ろ、使用するフェライトの種類や混合する量及び板厚な
どの条件を同じにすると、石膏、ケイ酸カルシウムのい
ずれもセメントの時とほぼ同様の周波数特性が得られ
た。
トに替えて石膏またはケイ酸カルシウムを用いることが
できる。そして、実験或いはシュミレーションしたとこ
ろ、使用するフェライトの種類や混合する量及び板厚な
どの条件を同じにすると、石膏、ケイ酸カルシウムのい
ずれもセメントの時とほぼ同様の周波数特性が得られ
た。
【0031】また、樹脂としてはエポキシ系に限らずア
クリル系やビニル系でもよく、また補強材として用いる
材料もカーボン繊維に限らずガラス繊維、アラミド繊維
並びにシリカヒュームなどを用いることができ、それら
の材質の差によっても、周波数に対する電波吸収特性の
変化はほとんど認められなかった。
クリル系やビニル系でもよく、また補強材として用いる
材料もカーボン繊維に限らずガラス繊維、アラミド繊維
並びにシリカヒュームなどを用いることができ、それら
の材質の差によっても、周波数に対する電波吸収特性の
変化はほとんど認められなかった。
【0032】尚、電波吸収体10をボード形状に形成す
る際に、上記した実施の形態では型注入を用いた例を説
明したが、本発明はこれに限ることはなく、例えば押し
出し形成その他種々の手法を用いることができる。
る際に、上記した実施の形態では型注入を用いた例を説
明したが、本発明はこれに限ることはなく、例えば押し
出し形成その他種々の手法を用いることができる。
【0033】一方、従来のものと本発明品の寸法形状並
びに重量を対比すると、以下のようになる。すなわち、
平面形状が4m×3.2mのカーテンウォールを製作し
た場合には、各部材の厚さ並びに重量は下記表のように
なり、厚さ並びに重量ともに1/2以下になった。な
お、鉄筋は、10φのものを128本×80本用いたも
のとして計算した。
びに重量を対比すると、以下のようになる。すなわち、
平面形状が4m×3.2mのカーテンウォールを製作し
た場合には、各部材の厚さ並びに重量は下記表のように
なり、厚さ並びに重量ともに1/2以下になった。な
お、鉄筋は、10φのものを128本×80本用いたも
のとして計算した。
【0034】
【表1】 図3は、本発明に係るカーテンウォールの第2の実施の
形態を示している。同図に示すように、本例では2枚の
電波吸収体14,15を用い、両者を一体化した複合板
16を形成する。そして、その複合板16の表面に化粧
板11を取り付け、また、複合板16の裏面側にハニカ
ムボード12,耐火ボード13を取り付けて一体化して
いる。
形態を示している。同図に示すように、本例では2枚の
電波吸収体14,15を用い、両者を一体化した複合板
16を形成する。そして、その複合板16の表面に化粧
板11を取り付け、また、複合板16の裏面側にハニカ
ムボード12,耐火ボード13を取り付けて一体化して
いる。
【0035】そして、2つの電波吸収体14,15は、
異なる吸収特性を持つものを選択している。すなわち、
例えば一方の吸収体をMn−Znフェライトから構成
し、他方の電波吸収体をMg−Znフェライトから構成
することができる。
異なる吸収特性を持つものを選択している。すなわち、
例えば一方の吸収体をMn−Znフェライトから構成
し、他方の電波吸収体をMg−Znフェライトから構成
することができる。
【0036】これにより、複合板16(カーテンウォー
ル)の電波吸収特性は、各電波吸収体14,15を両者
を併せたものとほぼ等しくなり、例えば図2で示す2つ
のピークをもつ複合板16となる。従って、係る構成の
カーテンウォールを用いると、VHF帯及びUHF帯の
両方に良好な吸収特性を持つものとなり、より確実にテ
レビゴースト等をなくすことができる。
ル)の電波吸収特性は、各電波吸収体14,15を両者
を併せたものとほぼ等しくなり、例えば図2で示す2つ
のピークをもつ複合板16となる。従って、係る構成の
カーテンウォールを用いると、VHF帯及びUHF帯の
両方に良好な吸収特性を持つものとなり、より確実にテ
レビゴースト等をなくすことができる。
【0037】また、特性の異なる電波吸収体の組として
は、上記のようにフェライトの材質を異ならせたものに
限らず、たとえ同一の材質のフェライトを用いた場合で
あってもその混合する量や厚さの少なくとも一方を異な
らせたものでもよい。さらに、上記した例では、2つの
電波吸収体を用いたが3つ以上を組み合わせてもよいの
はもちろんである。
は、上記のようにフェライトの材質を異ならせたものに
限らず、たとえ同一の材質のフェライトを用いた場合で
あってもその混合する量や厚さの少なくとも一方を異な
らせたものでもよい。さらに、上記した例では、2つの
電波吸収体を用いたが3つ以上を組み合わせてもよいの
はもちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る電波吸収体
及びそれを用いたカーテンウォールでは、全体の厚さを
薄くすることができるとともに軽量化できる。その結
果、同一の外寸の建物に対して内寸が大きくとれ、ま
た、軽量となることから基礎工事等も簡易に行え、また
組み立て施工も容易に行える。
及びそれを用いたカーテンウォールでは、全体の厚さを
薄くすることができるとともに軽量化できる。その結
果、同一の外寸の建物に対して内寸が大きくとれ、ま
た、軽量となることから基礎工事等も簡易に行え、また
組み立て施工も容易に行える。
【0039】そして、電波吸収体は同一形状を簡単に製
造することができるとともに、寸法も精度よく形成でき
るので所望の特性を得ることが容易に行える。しかも、
工場で大量生産できるので、コストも安くできる。さら
に、従来のフェライトタイルに比べて比較的大きな形状
のものを作成することが可能で、現場での組立施工も容
易となる。また、所定のフェライトを焼成して焼結体を
製造する際の寸法精度は要求されず、また仮に焼成する
際に破損などしたとしても最終的に粉砕するので問題が
なく、焼結体を製造するのも容易に行える。
造することができるとともに、寸法も精度よく形成でき
るので所望の特性を得ることが容易に行える。しかも、
工場で大量生産できるので、コストも安くできる。さら
に、従来のフェライトタイルに比べて比較的大きな形状
のものを作成することが可能で、現場での組立施工も容
易となる。また、所定のフェライトを焼成して焼結体を
製造する際の寸法精度は要求されず、また仮に焼成する
際に破損などしたとしても最終的に粉砕するので問題が
なく、焼結体を製造するのも容易に行える。
【0040】特に請求項3のように構成すると、VHF
帯に良好な周波数特性の電波吸収体を構成することがで
き、また請求項4のように構成すると、UHF帯に良好
な周波数特性の電波吸収体を構成することができる。
帯に良好な周波数特性の電波吸収体を構成することがで
き、また請求項4のように構成すると、UHF帯に良好
な周波数特性の電波吸収体を構成することができる。
【0041】また、請求項6のように構成すると、複数
の周波数に対する吸収特性の良好なものを簡単に形成す
ることができ、より良好な電波吸収性能を得ることがで
きる。
の周波数に対する吸収特性の良好なものを簡単に形成す
ることができ、より良好な電波吸収性能を得ることがで
きる。
【図1】本発明に係るカーテンウォールの実施の形態の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図2】その特性を示すグラフである。
【図3】本発明に係るカーテンウォールの実施の形態の
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
【図4】従来のカーテンウォールの一例を示す図であ
る。
る。
10,14,15 電波吸収体 11 化粧板 12 ハニカムボード 13 耐火ボード 16 複合板
フロントページの続き (72)発明者 吉竹 増実 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 稲垣 正幸 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 石倉 誠 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 ウイグナラージャシバクマラン 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 田中 秀男 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 山田 哲夫 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 小坂 征雄 東京都渋谷区代々木3丁目1番2号 昭和 鉱業学株式会社内 (72)発明者 松山 明 千葉県市原市山木891−5
Claims (6)
- 【請求項1】 セメント,石膏またはケイ酸カルシウム
に、焼成後粉砕したフェライト粉粒と、樹脂並びに補強
材を混合し、ボード形状に形成されてなることを特徴と
する電波吸収体。 - 【請求項2】 前記ボード形状が、上記の混合物を、押
し出し成型または型注入することによる成型により形成
されたものであることを特徴とする請求項1に記載の電
波吸収体。 - 【請求項3】 前記フェライト粉粒が、Mn−Znフェ
ライトの粉粒であって、その粉粒を75〜90wt%混
合してなり、 かつ、前記ボード形状が、5mm以上40mm以下の厚
さに加工されたものであることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の電波吸収体。 - 【請求項4】 前記フェライト粉粒が、Mg−Znフェ
ライトの粉粒であって、その粉粒を75〜90wt%混
合してなり、 かつ、前記ボード形状が、5mm以上40mm以下の厚
さに加工されたものであることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の電波吸収体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の電波吸
収体の表面に化粧板を装着し、 その電波吸収体の裏面にハニカムを取付け、 さらにそのハニカムの裏面に耐火ボードを装着したこと
を特徴とするカーテンウォール。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の電波吸
収体であって、電波吸収特性の異なるものを複数用意す
るとともに、その複数の電波吸収特性の異なる電波吸収
体を接合一体化して複合板を形成し、 その一体化された複合板の表面に化粧板を装着し、 その複合板の裏面にハニカムを取付け、 さらにそのハニカムの裏面に耐火ボードを装着したこと
を特徴とするカーテンウォール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1957897A JPH10209667A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電波吸収体及びそれを用いたカーテンウォール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1957897A JPH10209667A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電波吸収体及びそれを用いたカーテンウォール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10209667A true JPH10209667A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12003169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1957897A Pending JPH10209667A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電波吸収体及びそれを用いたカーテンウォール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10209667A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002252493A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-09-06 | Riichi Murakami | 電磁波シールド体 |
| JP2002294900A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Taisei Corp | 電波吸収体、プレキャストコンクリート板 |
| CN118906578A (zh) * | 2024-07-03 | 2024-11-08 | 浙江大学 | 一种工作频段可调的水泥基蜂窝电磁吸波复合结构 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP1957897A patent/JPH10209667A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002252493A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-09-06 | Riichi Murakami | 電磁波シールド体 |
| JP2002294900A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Taisei Corp | 電波吸収体、プレキャストコンクリート板 |
| CN118906578A (zh) * | 2024-07-03 | 2024-11-08 | 浙江大学 | 一种工作频段可调的水泥基蜂窝电磁吸波复合结构 |
| CN118906578B (zh) * | 2024-07-03 | 2025-09-19 | 浙江大学 | 一种工作频段可调的水泥基蜂窝电磁吸波复合结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060720 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061114 |