JPH10212926A - 騒音制御装置 - Google Patents
騒音制御装置Info
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- JPH10212926A JPH10212926A JP9019080A JP1908097A JPH10212926A JP H10212926 A JPH10212926 A JP H10212926A JP 9019080 A JP9019080 A JP 9019080A JP 1908097 A JP1908097 A JP 1908097A JP H10212926 A JPH10212926 A JP H10212926A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロホンの設置場所を改善して騒音低減
の効果を図る。 【解決手段】 排気管1から放射する排気騒音と、スピ
ーカー2から放射する排気騒音に対し逆位相、同振幅の
制御音との音波干渉の結果である制御誤差をマイクロホ
ン3で検出し、この制御誤差とエンジン回転数信号とに
基づいてコントローラ4は制御音を生成しスピーカ2を
駆動する。マイクロホン3の取付位置は、車両後部面の
中央部周辺(車両後方から見て上下中心線近傍)の位置
とすることにより、排気管1とスピーカ2に極端に近接
しない場所で、熱や排気ガスによる悪影響を受け難く、
また、制御に無関係な自車両のタイヤの路面摩擦音ある
いは、他車両からの騒音の音圧の低い位置として、騒音
制御が安定し、制御精度が向上させる。
の効果を図る。 【解決手段】 排気管1から放射する排気騒音と、スピ
ーカー2から放射する排気騒音に対し逆位相、同振幅の
制御音との音波干渉の結果である制御誤差をマイクロホ
ン3で検出し、この制御誤差とエンジン回転数信号とに
基づいてコントローラ4は制御音を生成しスピーカ2を
駆動する。マイクロホン3の取付位置は、車両後部面の
中央部周辺(車両後方から見て上下中心線近傍)の位置
とすることにより、排気管1とスピーカ2に極端に近接
しない場所で、熱や排気ガスによる悪影響を受け難く、
また、制御に無関係な自車両のタイヤの路面摩擦音ある
いは、他車両からの騒音の音圧の低い位置として、騒音
制御が安定し、制御精度が向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関に装着
される騒音制御装置に関し、特に排気管からの排気音に
対し逆位相の音波を放射し音波の干渉作用によって消音
を行う騒音制御装置における制御誤差音を収音するマイ
クロホンの配置および構造に係る。
される騒音制御装置に関し、特に排気管からの排気音に
対し逆位相の音波を放射し音波の干渉作用によって消音
を行う騒音制御装置における制御誤差音を収音するマイ
クロホンの配置および構造に係る。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来の騒音制御装置を示す構
成図である。図において、1は排気管、29は排気管1
から放射される排気騒音、31は排気管1から放射され
る排気騒音29に対し、逆位相、同振幅の制御音、2は
排気管1から放射される排気騒音29に対し逆位相、同
振幅の制御音31を放射するスピーカ、3は排気管1か
ら放射される排気騒音29とスピーカ2から放射される
排気騒音29に対する逆位相、同振幅の制御音31の音
波干渉の結果である制御誤差音を検出するマイクロホン
である。
成図である。図において、1は排気管、29は排気管1
から放射される排気騒音、31は排気管1から放射され
る排気騒音29に対し、逆位相、同振幅の制御音、2は
排気管1から放射される排気騒音29に対し逆位相、同
振幅の制御音31を放射するスピーカ、3は排気管1か
ら放射される排気騒音29とスピーカ2から放射される
排気騒音29に対する逆位相、同振幅の制御音31の音
波干渉の結果である制御誤差音を検出するマイクロホン
である。
【0003】9はマイクロホン3の出力信号である制御
誤差信号、5はエンジン、7はエンジン5からのエンジ
ン回転に同期したエンジン回転信号、4はエンジン回転
信号7と、制御誤差信号9を入力することにより、能動
的に制御誤差信号9が、最小となるようにスピーカ2へ
出力する排気騒音29に対し逆位相、同振幅の制御信号
8を生成、調整するANC(Active Noise Control)制御
を行うコントローラである。
誤差信号、5はエンジン、7はエンジン5からのエンジ
ン回転に同期したエンジン回転信号、4はエンジン回転
信号7と、制御誤差信号9を入力することにより、能動
的に制御誤差信号9が、最小となるようにスピーカ2へ
出力する排気騒音29に対し逆位相、同振幅の制御信号
8を生成、調整するANC(Active Noise Control)制御
を行うコントローラである。
【0004】図19は、コントローラ4の内部構成の一
例である。図において、4はコントローラ、7はエンジ
ン回転信号、8は制御信号、9は制御誤差信号、32は
アンチエリアシングローパスフィルタ、33はアンチエ
リアシングローパスフィルタ32を通過した制御誤差信
号9をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、34
はA/Dコンバータ33によりデジタル信号に変換され
た制御誤差信号、35はエンジン回転信号7と、デジタ
ル信号に変換された制御誤差信号34を入力することに
より、能動的に、制御誤差信号9が最小となるように、
制御信号8を生成、調整するANC制御を行うデジタル
シグナルプロセッサ(DSP)である。
例である。図において、4はコントローラ、7はエンジ
ン回転信号、8は制御信号、9は制御誤差信号、32は
アンチエリアシングローパスフィルタ、33はアンチエ
リアシングローパスフィルタ32を通過した制御誤差信
号9をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、34
はA/Dコンバータ33によりデジタル信号に変換され
た制御誤差信号、35はエンジン回転信号7と、デジタ
ル信号に変換された制御誤差信号34を入力することに
より、能動的に、制御誤差信号9が最小となるように、
制御信号8を生成、調整するANC制御を行うデジタル
シグナルプロセッサ(DSP)である。
【0005】36はDSP35が生成したデジタル信号
形式の制御信号、37はDSP35が生成したデジタル
信号形式の制御信号36を、アナログ信号8に変換する
D/Aコンバータ、38はスムージングローパスフィル
タ、39はD/Aコンバータ37によりアナログ信号に
変換し、スムージングローパスフィルタ38を通過した
制御信号8を増幅するアンプである。
形式の制御信号、37はDSP35が生成したデジタル
信号形式の制御信号36を、アナログ信号8に変換する
D/Aコンバータ、38はスムージングローパスフィル
タ、39はD/Aコンバータ37によりアナログ信号に
変換し、スムージングローパスフィルタ38を通過した
制御信号8を増幅するアンプである。
【0006】図20はデジタルシグナルプロセッサ(D
SP)35のデジタル信号処理の構成の一例である。図
において、7はエンジン回転信号、34はデジタル信号
形式の制御誤差信号、35はDSP、36はデジタル信
号形式の制御信号、40はエンジン回転信号7を入力す
ることにより、デジタル信号形式の制御信号36を生成
するFIR型適応フィルタ、42はFIR型適応フィル
タ40を構成する遅延素子、43はFIR型適応フィル
タ40の特性を決定するFIR型適応フィルタの係数、
44はFIR型適応フィルタ40を構成する加算器であ
る。
SP)35のデジタル信号処理の構成の一例である。図
において、7はエンジン回転信号、34はデジタル信号
形式の制御誤差信号、35はDSP、36はデジタル信
号形式の制御信号、40はエンジン回転信号7を入力す
ることにより、デジタル信号形式の制御信号36を生成
するFIR型適応フィルタ、42はFIR型適応フィル
タ40を構成する遅延素子、43はFIR型適応フィル
タ40の特性を決定するFIR型適応フィルタの係数、
44はFIR型適応フィルタ40を構成する加算器であ
る。
【0007】41はエンジン回転信号7と、デジタル信
号による制御誤差信号34を入力し、デジタル信号によ
る制御誤差信号34が最小となるようにFIR型適応フ
ィルタの係数43を更新するフィルタ係数更新アルゴリ
ズムである。
号による制御誤差信号34を入力し、デジタル信号によ
る制御誤差信号34が最小となるようにFIR型適応フ
ィルタの係数43を更新するフィルタ係数更新アルゴリ
ズムである。
【0008】ここでは例として、フィルタ係数更新アル
ゴリズム41として、LMS(LeastMean Square) アル
ゴリズムを使用している。フィルタ係数更新用LMSア
ルゴリズム41の演算は、式1のようになる。 h(n+1) = h(n)+2με(n)χ(n) ・・・ 式1
ゴリズム41として、LMS(LeastMean Square) アル
ゴリズムを使用している。フィルタ係数更新用LMSア
ルゴリズム41の演算は、式1のようになる。 h(n+1) = h(n)+2με(n)χ(n) ・・・ 式1
【0009】式1において、h(n)は現在のフィルタ
係数、μはフィルタ係数の更新率を表す係数、ε(n)
はデジタル信号による制御誤差信号34、χ(n)はエ
ンジン回転信号7、h(n+1)は演算により生成され
る新しいフィルタ係数を表す。上記の式により、図20
のFIR型適応フィルタ40のフィルタ係数43全てを
更新することによりデジタル信号による制御誤差信号3
4を最小とする制御を行う。
係数、μはフィルタ係数の更新率を表す係数、ε(n)
はデジタル信号による制御誤差信号34、χ(n)はエ
ンジン回転信号7、h(n+1)は演算により生成され
る新しいフィルタ係数を表す。上記の式により、図20
のFIR型適応フィルタ40のフィルタ係数43全てを
更新することによりデジタル信号による制御誤差信号3
4を最小とする制御を行う。
【0010】従来の騒音制御装置の動作について、図2
1を用いて説明を行う。図において、7はエンジン回転
に同期したエンジン回転信号、30は排気騒音29のみ
をマイクロホン3にて検出したマイクロホン3の出力信
号である排気騒音信号、8は制御信号、9は制御誤差信
号である。
1を用いて説明を行う。図において、7はエンジン回転
に同期したエンジン回転信号、30は排気騒音29のみ
をマイクロホン3にて検出したマイクロホン3の出力信
号である排気騒音信号、8は制御信号、9は制御誤差信
号である。
【0011】図において、排気騒音信号30はエンジン
回転信号7の周期に同期した特性を持つ信号であり、エ
ンジン回転信号7を入力することによりコントローラ4
が生成する制御信号8は排気騒音信号30に対し逆位
相、同振幅の波形であり、騒音制御の結果、排気騒音信
号30が制御誤差信号9まで低減することがわかる。
回転信号7の周期に同期した特性を持つ信号であり、エ
ンジン回転信号7を入力することによりコントローラ4
が生成する制御信号8は排気騒音信号30に対し逆位
相、同振幅の波形であり、騒音制御の結果、排気騒音信
号30が制御誤差信号9まで低減することがわかる。
【0012】以上の動作により、マイクロホン3の位置
にて、排気騒音29のうち、エンジン回転信号7に対応
した周波数成分について、暗騒音レベルまで低減するこ
とができる。
にて、排気騒音29のうち、エンジン回転信号7に対応
した周波数成分について、暗騒音レベルまで低減するこ
とができる。
【0013】図22は、従来の騒音制御装置による騒音
制御を停止した状態のマイクロホン3の出力信号であ
る、騒音制御の対象となる、排気騒音29のスペクトラ
ム特性である。図において、45は従来の騒音制御装置
が制御できる、エンジン回転に同期した、騒音成分のス
ペクトラムであり、46は騒音制御の対象となる、排気
騒音29のパワースペクトラム特性における暗騒音レベ
ルである。
制御を停止した状態のマイクロホン3の出力信号であ
る、騒音制御の対象となる、排気騒音29のスペクトラ
ム特性である。図において、45は従来の騒音制御装置
が制御できる、エンジン回転に同期した、騒音成分のス
ペクトラムであり、46は騒音制御の対象となる、排気
騒音29のパワースペクトラム特性における暗騒音レベ
ルである。
【0014】図23は、従来の騒音制御装置による騒音
制御を動作させた状態の、マイクロホン3の出力信号で
ある、制御誤差信号9のスペクトラム特性である。図に
おいて、46は騒音制御の対象となる、排気騒音29の
スペクトラム特性における暗騒音レベルであり、47は
従来の騒音制御装置が騒音制御を行った結果における、
エンジン回転に同期した騒音成分のスペクトラムであ
る。
制御を動作させた状態の、マイクロホン3の出力信号で
ある、制御誤差信号9のスペクトラム特性である。図に
おいて、46は騒音制御の対象となる、排気騒音29の
スペクトラム特性における暗騒音レベルであり、47は
従来の騒音制御装置が騒音制御を行った結果における、
エンジン回転に同期した騒音成分のスペクトラムであ
る。
【0015】図22と、図23を比較することにより、
従来の騒音制御装置により、騒音制御を行った場合のマ
イクロホン3の出力信号である、制御誤差信号9におい
て、エンジン回転に同期した騒音成分のスペクトラム4
5が、暗騒音レベル46まで低減することが確認でき
る。
従来の騒音制御装置により、騒音制御を行った場合のマ
イクロホン3の出力信号である、制御誤差信号9におい
て、エンジン回転に同期した騒音成分のスペクトラム4
5が、暗騒音レベル46まで低減することが確認でき
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の騒
音制御装置においては、排気管1と、マイクロホン3の
距離が極めて近接しているため、200℃程度となる排
気管1からの熱により、通常80℃程度の動作保証温度
であるマイクロホン3が破損するという問題点があっ
た。また、排気管1から吐出される排気ガスによりマイ
クロホン3が損傷するという問題点があった。
音制御装置においては、排気管1と、マイクロホン3の
距離が極めて近接しているため、200℃程度となる排
気管1からの熱により、通常80℃程度の動作保証温度
であるマイクロホン3が破損するという問題点があっ
た。また、排気管1から吐出される排気ガスによりマイ
クロホン3が損傷するという問題点があった。
【0017】上記の問題点を解決するために行われたの
が実開平7−5198号公報の実施の形態6である。従
来例では、マイクロホン3を排気管1の垂直上部又は下
部(真上又は真下)から水平方向にずらした位置に設け
ることにより、排気管1から出る排気ガスの影響を回避
している。しかし、マイクロホン3には排気管における
上記問題点以外にも、他の要因が存在する。例えば、自
車両のタイヤから発生するタイヤと路面の摩擦音や、自
車両の側方を通過あるいは併走する他車両からの騒音が
ある。
が実開平7−5198号公報の実施の形態6である。従
来例では、マイクロホン3を排気管1の垂直上部又は下
部(真上又は真下)から水平方向にずらした位置に設け
ることにより、排気管1から出る排気ガスの影響を回避
している。しかし、マイクロホン3には排気管における
上記問題点以外にも、他の要因が存在する。例えば、自
車両のタイヤから発生するタイヤと路面の摩擦音や、自
車両の側方を通過あるいは併走する他車両からの騒音が
ある。
【0018】従来例において、騒音制御装置は排気騒音
29のうち、エンジン5の回転数に対応した周波数成分
について、暗騒音レベルまで低減させる制御を行うた
め、マイクロホン3が上記排気騒音以外の騒音の音圧が
高い場所に設置された場合排気騒音の音圧が相対的に低
くなり、マイクロホン3が検出する制御誤差音のS/N
が悪くなる。このため騒音制御の効果が低下する。
29のうち、エンジン5の回転数に対応した周波数成分
について、暗騒音レベルまで低減させる制御を行うた
め、マイクロホン3が上記排気騒音以外の騒音の音圧が
高い場所に設置された場合排気騒音の音圧が相対的に低
くなり、マイクロホン3が検出する制御誤差音のS/N
が悪くなる。このため騒音制御の効果が低下する。
【0019】また、他車両から発生した騒音あるいは、
自車両のタイヤと路面の摩擦音などの排気騒音以外の騒
音の音圧が低い領域にマイクロホン3を設置したとして
も、排気騒音29を有効に検知できない場所であれば、
同様に騒音制御の効果が低下する。
自車両のタイヤと路面の摩擦音などの排気騒音以外の騒
音の音圧が低い領域にマイクロホン3を設置したとして
も、排気騒音29を有効に検知できない場所であれば、
同様に騒音制御の効果が低下する。
【0020】この発明は、かかる問題を解決するために
なされたもので、排気管1から放出される熱や排気ガス
など、マイクロホン3の性能に、悪影響を与えるマイク
ロホン3の設置環境を改善するため、マイクロホン3を
排気管1、スピーカ2から離した場合においても、排気
騒音29が有効に検出でき、また、他車両から発生した
騒音あるいは、自車両のタイヤと路面の摩擦音などの排
気騒音以外の騒音の音圧が低く、騒音制御装置の制御効
果が大きく、安定した制御を行うことができるマイクロ
ホン3の設置位置を得ることを目的としている。
なされたもので、排気管1から放出される熱や排気ガス
など、マイクロホン3の性能に、悪影響を与えるマイク
ロホン3の設置環境を改善するため、マイクロホン3を
排気管1、スピーカ2から離した場合においても、排気
騒音29が有効に検出でき、また、他車両から発生した
騒音あるいは、自車両のタイヤと路面の摩擦音などの排
気騒音以外の騒音の音圧が低く、騒音制御装置の制御効
果が大きく、安定した制御を行うことができるマイクロ
ホン3の設置位置を得ることを目的としている。
【0021】また、マイクロホンに塵埃の付着や雨水の
進入などにより感度が低下するのを防止することを目的
としている。
進入などにより感度が低下するのを防止することを目的
としている。
【0022】
(1)この発明に係る騒音制御装置は、自動車車両の排
気管後端部より放射するエンジン排気騒音を音波干渉に
よって低減させる制御音を放射するスピーカと、上記エ
ンジン排気騒音と上記制御音との合成音を検出するマイ
クロホンと、このマイクロホンの出力信号に基づいて上
記スピーカから出力する制御音の信号を生成するコント
ローラとを具備し、上記マイクロホンの設置を車両後部
で、且つ車両を後方から見て車両の上下中心線近傍に配
置するものである。
気管後端部より放射するエンジン排気騒音を音波干渉に
よって低減させる制御音を放射するスピーカと、上記エ
ンジン排気騒音と上記制御音との合成音を検出するマイ
クロホンと、このマイクロホンの出力信号に基づいて上
記スピーカから出力する制御音の信号を生成するコント
ローラとを具備し、上記マイクロホンの設置を車両後部
で、且つ車両を後方から見て車両の上下中心線近傍に配
置するものである。
【0023】(2)また、自動車車両の排気管後端部よ
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいて上記スピーカか
ら出力する制御音の信号を生成するコントローラとを具
備し、車両後方から見て、マイクロホンとスピーカとの
距離をマイクロホンとエンジン排気管後端部との距離と
同等またはそれ以上となるように配置したものである。
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいて上記スピーカか
ら出力する制御音の信号を生成するコントローラとを具
備し、車両後方から見て、マイクロホンとスピーカとの
距離をマイクロホンとエンジン排気管後端部との距離と
同等またはそれ以上となるように配置したものである。
【0024】(3)また、自動車車両の排気管後端部よ
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいて上記スピーカか
ら出力する制御音の信号を生成するコントローラとを具
備し、上記マイクロホンの設置を車両後部で、且つ車両
を後方から見て車両の上下中心線近傍に配置すると共
に、車両後方から見て、マイクロホンとスピーカとの距
離をマイクロホンとエンジン排気管後端部との距離と同
等またはそれ以上となるように配置したものである。
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいて上記スピーカか
ら出力する制御音の信号を生成するコントローラとを具
備し、上記マイクロホンの設置を車両後部で、且つ車両
を後方から見て車両の上下中心線近傍に配置すると共
に、車両後方から見て、マイクロホンとスピーカとの距
離をマイクロホンとエンジン排気管後端部との距離と同
等またはそれ以上となるように配置したものである。
【0025】(4)また、マイクロホンを車両後部面の
平坦部に設置したものである。
平坦部に設置したものである。
【0026】(5)また、マイクロホンを車両の後端部
に設置したものである。
に設置したものである。
【0027】(6)また、マイクロホンを車両の後部緩
衝器の外側の平坦部に設置したものである。
衝器の外側の平坦部に設置したものである。
【0028】(7)また、自動車車両の排気管後端部よ
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいて上記スピーカか
ら出力する制御音の信号を生成するコントローラと、上
記マイクロホンの収音部の表面を覆う防水カバーとを具
備したものである。
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいて上記スピーカか
ら出力する制御音の信号を生成するコントローラと、上
記マイクロホンの収音部の表面を覆う防水カバーとを具
備したものである。
【0029】(8)また、自動車車両の排気管後端部よ
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいてスピーカから出
力する制御音の信号を生成するコントローラと、上記マ
イクロホンを密閉する防水防塵ケースとを具備したもの
である。
り放射するエンジン排気騒音を音波干渉によって低減さ
せる制御音を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒
音と上記制御音との合成音を検出するマイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号に基づいてスピーカから出
力する制御音の信号を生成するコントローラと、上記マ
イクロホンを密閉する防水防塵ケースとを具備したもの
である。
【0030】(9)また、コントローラは、マイクロホ
ンの出力信号とエンジンの回転に同期した信号に基づい
て、スピーカから出力する制御音の信号を生成するコン
トローラとしたものである。
ンの出力信号とエンジンの回転に同期した信号に基づい
て、スピーカから出力する制御音の信号を生成するコン
トローラとしたものである。
【0031】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態である騒
音制御装置を示すもので、図において、1は排気管、2
はスピーカ、3はマイクロホン、5はエンジン、7はエ
ンジン5からのエンジン回転信号、8は制御信号、9は
マイクロホン3の出力信号である制御誤差信号、4はエ
ンジン回転信号7と制御誤差信号9より制御信号8を生
成するコントローラである。
音制御装置を示すもので、図において、1は排気管、2
はスピーカ、3はマイクロホン、5はエンジン、7はエ
ンジン5からのエンジン回転信号、8は制御信号、9は
マイクロホン3の出力信号である制御誤差信号、4はエ
ンジン回転信号7と制御誤差信号9より制御信号8を生
成するコントローラである。
【0032】6は排気管1、スピーカ2、マイクロホン
3、コントローラ4、エンジン5を搭載する車両であ
る。ここではマイクロホン3は、排気管1に極端に近接
しない場所である図2に示す車両後部面の中央部周辺1
0に配置している。この設置場所は、両側方を通過する
他車両から離れ、且つ、自車両の両後タイヤからも離れ
ているので、排気管騒音以外の騒音がマイクロホン3に
入ることを極力防止できる。
3、コントローラ4、エンジン5を搭載する車両であ
る。ここではマイクロホン3は、排気管1に極端に近接
しない場所である図2に示す車両後部面の中央部周辺1
0に配置している。この設置場所は、両側方を通過する
他車両から離れ、且つ、自車両の両後タイヤからも離れ
ているので、排気管騒音以外の騒音がマイクロホン3に
入ることを極力防止できる。
【0033】前記のように構成された騒音制御装置の動
作については、従来例と同様であるので説明を省略す
る。
作については、従来例と同様であるので説明を省略す
る。
【0034】マイクロホン3の配置について図3を用い
て説明する。図において、6は自車両、11a,11b
は他車両、12は他車両11a,11bからの騒音、1
3は自車両6のタイヤの路面摩擦音、14は上記他車両
11a,11bからの騒音12や、自車両6のタイヤの
路面摩擦音13など、排気騒音以外の騒音の音圧が低い
領域である。
て説明する。図において、6は自車両、11a,11b
は他車両、12は他車両11a,11bからの騒音、1
3は自車両6のタイヤの路面摩擦音、14は上記他車両
11a,11bからの騒音12や、自車両6のタイヤの
路面摩擦音13など、排気騒音以外の騒音の音圧が低い
領域である。
【0035】図3に示すように、マイクロホン3が、車
両後部面に設置される場合において、図3中の、14の
領域に、マイクロホン3を設置することにより、制御に
無関係な自車両6のタイヤの路面摩擦音13、あるい
は、他車両11a,11bからの騒音12の音圧の低い
位置となる。すなわち、図2における車両後部面の中央
部周辺10が上記排気騒音以外の騒音の音圧の低い領域
14となる。また、この領域14は車両を後方から見た
場合、車両の上下中心線近傍の部分である。
両後部面に設置される場合において、図3中の、14の
領域に、マイクロホン3を設置することにより、制御に
無関係な自車両6のタイヤの路面摩擦音13、あるい
は、他車両11a,11bからの騒音12の音圧の低い
位置となる。すなわち、図2における車両後部面の中央
部周辺10が上記排気騒音以外の騒音の音圧の低い領域
14となる。また、この領域14は車両を後方から見た
場合、車両の上下中心線近傍の部分である。
【0036】以上より、排気管1からの熱や排気ガスの
影響を受け難く、なおかつ、排気騒音以外の騒音の影響
が最も少ない位置に、マイクロホン3を設置するのがよ
い。実験上、図2における車両後部面の中央部周辺10
にマイクロホン3を設置することにより、排気騒音以外
の騒音の音圧レベルを3〜6dB低くすることが出来る。
影響を受け難く、なおかつ、排気騒音以外の騒音の影響
が最も少ない位置に、マイクロホン3を設置するのがよ
い。実験上、図2における車両後部面の中央部周辺10
にマイクロホン3を設置することにより、排気騒音以外
の騒音の音圧レベルを3〜6dB低くすることが出来る。
【0037】また、ANC(Active Noise Control)制御
を行う場合、制御対象となる排気騒音29の成分を暗ノ
イズレベルまで低下させるため、暗ノイズである排気騒
音以外の騒音の音圧が、暗ノイズレベルの排気騒音29
より低ければ、騒音制御の制御精度の向上に繋がること
になる。
を行う場合、制御対象となる排気騒音29の成分を暗ノ
イズレベルまで低下させるため、暗ノイズである排気騒
音以外の騒音の音圧が、暗ノイズレベルの排気騒音29
より低ければ、騒音制御の制御精度の向上に繋がること
になる。
【0038】特に、エンジン5の回転数に応じて、対応
する周波数成分を低減させる処理を行った場合には、エ
ンジン5の回転数に依存しない他車両の騒音の影響を排
除することにより、安定した低減処理を行うことができ
るものである。
する周波数成分を低減させる処理を行った場合には、エ
ンジン5の回転数に依存しない他車両の騒音の影響を排
除することにより、安定した低減処理を行うことができ
るものである。
【0039】実施の形態2.図4は、排気管1、スピー
カ2、マイクロホン3の配置についての一実施の形態を
示すものである。図において、1は排気管、2はスピー
カ、3はマイクロホン、15は制御音31(図18に図
示)の音圧分布におけるマイクロホン3の位置での等音
圧部を示す線、18は同様に排気騒音29(図18に図
示)の音圧分布におけるマイクロホン3の位置での等音
圧部を示す線、19は騒音制御の効果範囲である。
カ2、マイクロホン3の配置についての一実施の形態を
示すものである。図において、1は排気管、2はスピー
カ、3はマイクロホン、15は制御音31(図18に図
示)の音圧分布におけるマイクロホン3の位置での等音
圧部を示す線、18は同様に排気騒音29(図18に図
示)の音圧分布におけるマイクロホン3の位置での等音
圧部を示す線、19は騒音制御の効果範囲である。
【0040】図5は、車両上方から見た場合の、スピー
カ2から放射される制御音31の音圧の分布における等
音圧線を示す図であり、スピーカ2が放射する制御音3
1は、走行中においても図の形状に近い音圧分布15a
を持つ、点音源16から生成される音として振る舞う。
カ2から放射される制御音31の音圧の分布における等
音圧線を示す図であり、スピーカ2が放射する制御音3
1は、走行中においても図の形状に近い音圧分布15a
を持つ、点音源16から生成される音として振る舞う。
【0041】これに対し、図6は、車両上方から見た場
合の、排気管1から放射される排気騒音29の音圧の分
布における等音圧線を示す図であり、排気管1が放射す
る排気騒音29は、流速を持った気流の吐出によって脈
動音を発生させるため、スピーカ2から放射される制御
音31のような点音源16ではなく、図に示すような排
気管1からの排気の流速方向の線音源17となる。線音
源17は、点音源16(図6中には例として2点の点音
源を示す)が排気の吐出方向に連続して存在していると
考えることができるため、図の形状に近い音圧分布18
aとなる。
合の、排気管1から放射される排気騒音29の音圧の分
布における等音圧線を示す図であり、排気管1が放射す
る排気騒音29は、流速を持った気流の吐出によって脈
動音を発生させるため、スピーカ2から放射される制御
音31のような点音源16ではなく、図に示すような排
気管1からの排気の流速方向の線音源17となる。線音
源17は、点音源16(図6中には例として2点の点音
源を示す)が排気の吐出方向に連続して存在していると
考えることができるため、図の形状に近い音圧分布18
aとなる。
【0042】上記のように、排気騒音29と、制御音3
1は、それぞれ異なる音圧分布を持っているため、排気
管1、スピーカ2、マイクロホン3を、車両後方に横に
並べて配置する場合、図4に示すように、スピーカ2、
排気管1、マイクロホン3の順に配置(マイクロホン3
とスピーカ2との距離が、マイクロホン3と排気管1と
の距離と同一であるよう配置すれば、より良い配置であ
る)することにより、マイクロホン3の位置で、音圧が
最小となるように、スピーカ2から制御音31を放射す
る。それ故、排気騒音29の音圧分布18に対し、制御
音31の音圧分布15が同等程度となる。このため騒音
制御の効果範囲19は広くなる。
1は、それぞれ異なる音圧分布を持っているため、排気
管1、スピーカ2、マイクロホン3を、車両後方に横に
並べて配置する場合、図4に示すように、スピーカ2、
排気管1、マイクロホン3の順に配置(マイクロホン3
とスピーカ2との距離が、マイクロホン3と排気管1と
の距離と同一であるよう配置すれば、より良い配置であ
る)することにより、マイクロホン3の位置で、音圧が
最小となるように、スピーカ2から制御音31を放射す
る。それ故、排気騒音29の音圧分布18に対し、制御
音31の音圧分布15が同等程度となる。このため騒音
制御の効果範囲19は広くなる。
【0043】これに対し、図7は、排気管1、スピーカ
2、マイクロホン3の順で配置した場合を示す。図よ
り、マイクロホン3の位置で、音圧が最小となるよう
に、スピーカ2から制御音31を放射するため、排気騒
音29の音圧分布18に対し、制御音31の音圧分布1
5は小さい。このため、騒音制御の効果範囲19は、狭
くなる。
2、マイクロホン3の順で配置した場合を示す。図よ
り、マイクロホン3の位置で、音圧が最小となるよう
に、スピーカ2から制御音31を放射するため、排気騒
音29の音圧分布18に対し、制御音31の音圧分布1
5は小さい。このため、騒音制御の効果範囲19は、狭
くなる。
【0044】以上のように排気管1、スピーカ2、マイ
クロホン3を、マイクロホン3とスピーカ2との距離を
マイクロホン3と排気管1との距離と同等またはそれ以
上になるよう配置することにより、騒音制御の効果範囲
19を広くすることができる。そして排気管1、スピー
カ2、マイクロホン3を、車両後方に横に並べて配置す
る場合は、排気管1とスピーカ2とをマイクロホン3か
ら同一の距離に配置できないので、スピーカ2、排気管
1、マイクロホン3の順に、配置することにより、騒音
制御の効果範囲19を広くすることができる。
クロホン3を、マイクロホン3とスピーカ2との距離を
マイクロホン3と排気管1との距離と同等またはそれ以
上になるよう配置することにより、騒音制御の効果範囲
19を広くすることができる。そして排気管1、スピー
カ2、マイクロホン3を、車両後方に横に並べて配置す
る場合は、排気管1とスピーカ2とをマイクロホン3か
ら同一の距離に配置できないので、スピーカ2、排気管
1、マイクロホン3の順に、配置することにより、騒音
制御の効果範囲19を広くすることができる。
【0045】なお、マイクロホン3の位置が排気管1か
ら見て斜め上にあっても、マイクロホン3とスピーカ2
との距離をマイクロホン3と排気管1との距離と同等ま
たはそれ以上になるよう配置すればよい。
ら見て斜め上にあっても、マイクロホン3とスピーカ2
との距離をマイクロホン3と排気管1との距離と同等ま
たはそれ以上になるよう配置すればよい。
【0046】実施の形態3.図8は、実施の形態1又は
3における車両後部面の中央部周辺10において、平坦
部20に、マイクロホン3を取り付ける場合の、実施態
様を示すものである。これにより、排気騒音29と、制
御音31の直接音のみを、マイクロホン3が、有効に検
出することができる。これにより排気騒音29を低減さ
せる制御動作を安定させることができる。
3における車両後部面の中央部周辺10において、平坦
部20に、マイクロホン3を取り付ける場合の、実施態
様を示すものである。これにより、排気騒音29と、制
御音31の直接音のみを、マイクロホン3が、有効に検
出することができる。これにより排気騒音29を低減さ
せる制御動作を安定させることができる。
【0047】ここで平坦部20は、排気管1の排気の吐
出方向にほぼ垂直かつ平坦な面を持つ部分であり、非平
坦部はそれ以外の部分である。
出方向にほぼ垂直かつ平坦な面を持つ部分であり、非平
坦部はそれ以外の部分である。
【0048】図10は、マイクロホン3を、図8中の車
両後部面の非平坦部21に設置した場合の制御伝達系の
伝達関数における周波数・ゲイン特性である。図におい
て、22は制御伝達系の伝達関数における周波数・ゲイ
ン特性のピークであり、23は制御伝達系の伝達関数に
おける周波数・ゲイン特性のディップである。図より、
マイクロホン3を車両後部面の非平坦部21に設置した
場合は、ピーク22や、ディップ23が多く、レベルも
大きい。
両後部面の非平坦部21に設置した場合の制御伝達系の
伝達関数における周波数・ゲイン特性である。図におい
て、22は制御伝達系の伝達関数における周波数・ゲイ
ン特性のピークであり、23は制御伝達系の伝達関数に
おける周波数・ゲイン特性のディップである。図より、
マイクロホン3を車両後部面の非平坦部21に設置した
場合は、ピーク22や、ディップ23が多く、レベルも
大きい。
【0049】制御伝達系の伝達関数における周波数・ゲ
イン特性に大きなピーク22が存在した場合、ピーク2
2のある周波数においては、制御伝達系において、スピ
ーカ2から放射した制御音31は、マイクロホン3で検
出される制御誤差音においては、ピーク22のない領域
に比べ、コントローラ4が大きな制御音31のレベルを
検知してしまい、図20に示すコントローラ4内のLM
S(Least Mean Square) アルゴリズム41は制御音31
の振幅を下げようとFIR型適応フィルタの係数43を
更新する。このため、FIR型適応フィルタの係数43
は小さな値となり、生成される制御音31の振幅が小さ
くなる。このため、騒音制御の効果が低下する。
イン特性に大きなピーク22が存在した場合、ピーク2
2のある周波数においては、制御伝達系において、スピ
ーカ2から放射した制御音31は、マイクロホン3で検
出される制御誤差音においては、ピーク22のない領域
に比べ、コントローラ4が大きな制御音31のレベルを
検知してしまい、図20に示すコントローラ4内のLM
S(Least Mean Square) アルゴリズム41は制御音31
の振幅を下げようとFIR型適応フィルタの係数43を
更新する。このため、FIR型適応フィルタの係数43
は小さな値となり、生成される制御音31の振幅が小さ
くなる。このため、騒音制御の効果が低下する。
【0050】また、制御伝達系の伝達関数における周波
数・ゲイン特性に大きなディップ23が存在した場合、
ディップ23のある周波数においては、制御伝達系にお
いて、スピーカ2から制御音31を放射したにも関わら
ず、マイクロホン3で検出される制御誤差音において
は、ディップ23のない領域に比べ、コントローラ4は
小さな制御音31のレベルを検知してしまい、コントロ
ーラ4内のLMSアルゴリズム41は、制御音31の振
幅を上げようとFIR型適応フィルタの係数43を更新
するため、FIR型適応フィルタの係数43は大きな値
となり、生成される制御音31の振幅が大きくなる。
数・ゲイン特性に大きなディップ23が存在した場合、
ディップ23のある周波数においては、制御伝達系にお
いて、スピーカ2から制御音31を放射したにも関わら
ず、マイクロホン3で検出される制御誤差音において
は、ディップ23のない領域に比べ、コントローラ4は
小さな制御音31のレベルを検知してしまい、コントロ
ーラ4内のLMSアルゴリズム41は、制御音31の振
幅を上げようとFIR型適応フィルタの係数43を更新
するため、FIR型適応フィルタの係数43は大きな値
となり、生成される制御音31の振幅が大きくなる。
【0051】このため、スピーカ2から過剰なレベルの
音を出力してしまい、騒音制御の効果が低下する。ま
た、FIR型適応フィルタの係数43の値がデジタル演
算上オーバーフローによる破綻を招く。
音を出力してしまい、騒音制御の効果が低下する。ま
た、FIR型適応フィルタの係数43の値がデジタル演
算上オーバーフローによる破綻を招く。
【0052】以上のように、制御伝達系の伝達関数にお
ける周波数・ゲイン特性のピーク22や、ディップ23
はコントローラ4における制御信号8の出力振幅に影響
を与えるため、ピーク22や、ディップ23が大きい場
合、制御演算が不安定となったり、制御効果が低下した
り、制御が破綻するなどの問題が発生する。
ける周波数・ゲイン特性のピーク22や、ディップ23
はコントローラ4における制御信号8の出力振幅に影響
を与えるため、ピーク22や、ディップ23が大きい場
合、制御演算が不安定となったり、制御効果が低下した
り、制御が破綻するなどの問題が発生する。
【0053】このことより、制御伝達系の伝達関数にお
ける周波数・ゲイン特性のピーク22や、ディップ23
を減少させることにより、制御演算を安定させ、騒音制
御効果を向上させることができる。
ける周波数・ゲイン特性のピーク22や、ディップ23
を減少させることにより、制御演算を安定させ、騒音制
御効果を向上させることができる。
【0054】図9は、マイクロホン3を、図8中の車両
後部面の平坦部20に設置した場合の、制御伝達系の伝
達関数における周波数・ゲイン特性である。図より、マ
イクロホン3を車両後部面の平坦部20に設置した場
合、騒音制御に影響を与えるピーク22や、ディップ2
3が少ない。
後部面の平坦部20に設置した場合の、制御伝達系の伝
達関数における周波数・ゲイン特性である。図より、マ
イクロホン3を車両後部面の平坦部20に設置した場
合、騒音制御に影響を与えるピーク22や、ディップ2
3が少ない。
【0055】図9と図10の制御伝達系の伝達関数にお
ける周波数・ゲイン特性を比較した結果、図9の平坦部
20にマイクロホン3を設置した場合の特性の方が、図
10の非平坦部21にマイクロホン3を設置した場合の
特性に比べ、ピーク22や、ディップ23が少ない。
ける周波数・ゲイン特性を比較した結果、図9の平坦部
20にマイクロホン3を設置した場合の特性の方が、図
10の非平坦部21にマイクロホン3を設置した場合の
特性に比べ、ピーク22や、ディップ23が少ない。
【0056】このことより、マイクロホン3を、車両後
部面の平坦部20に設置することにより、制御伝達系の
伝達関数における周波数・ゲイン特性における、ピーク
22や、ディップ23を減少させることができ、制御演
算を安定させ、騒音制御効果を向上させることができ
る。
部面の平坦部20に設置することにより、制御伝達系の
伝達関数における周波数・ゲイン特性における、ピーク
22や、ディップ23を減少させることができ、制御演
算を安定させ、騒音制御効果を向上させることができ
る。
【0057】実施の形態4.図11は、実施の形態1又
は3の車両後部面の平坦部20として、車両後部の緩衝
器(バンパー)24に、マイクロホン3を取り付ける場
合の実施態様を示すものである。これにより実施の形態
3同様に、制御伝達系の伝達関数におけるピーク22
や、ディップ23が少なくなり、制御演算を安定させ、
騒音制御効果を向上させることができる。
は3の車両後部面の平坦部20として、車両後部の緩衝
器(バンパー)24に、マイクロホン3を取り付ける場
合の実施態様を示すものである。これにより実施の形態
3同様に、制御伝達系の伝達関数におけるピーク22
や、ディップ23が少なくなり、制御演算を安定させ、
騒音制御効果を向上させることができる。
【0058】また、車両後部の緩衝器24に、マイクロ
ホン3を設置することにより、排気騒音以外の騒音の音
圧の低い領域14(図3に図示)における車両後部の緩
衝器24以外の領域に、マイクロホン3を設置する場合
に比べ、排気管1、スピーカ2への距離が比較的近くな
り、制御誤差音を有効に検知でき、騒音制御演算の演算
精度が向上する。
ホン3を設置することにより、排気騒音以外の騒音の音
圧の低い領域14(図3に図示)における車両後部の緩
衝器24以外の領域に、マイクロホン3を設置する場合
に比べ、排気管1、スピーカ2への距離が比較的近くな
り、制御誤差音を有効に検知でき、騒音制御演算の演算
精度が向上する。
【0059】また、車両後部の緩衝器24に、マイクロ
ホン3を設置することにより、マイクロホン3の位置が
車両の最後端部に設置されることになり、車両後方に放
射される排気騒音29を検出する際、遮蔽物などがな
く、制御伝達系の伝達関数における周波数・ゲイン特性
のピーク22や、ディップ23の発生を抑えることがで
き、制御演算を安定させることができる。さらに、車両
後部の緩衝器24は、一般に樹脂製であるため、加工、
組み付け等も容易であり、また、マイクロホンのユニッ
ト部分を埋め込むことも可能である。
ホン3を設置することにより、マイクロホン3の位置が
車両の最後端部に設置されることになり、車両後方に放
射される排気騒音29を検出する際、遮蔽物などがな
く、制御伝達系の伝達関数における周波数・ゲイン特性
のピーク22や、ディップ23の発生を抑えることがで
き、制御演算を安定させることができる。さらに、車両
後部の緩衝器24は、一般に樹脂製であるため、加工、
組み付け等も容易であり、また、マイクロホンのユニッ
ト部分を埋め込むことも可能である。
【0060】実施の形態5.図12は、マイクロホン3
を構成する場合の実施形態を示すもので、マイクロホン
3内の音波の検出器である、マイクロホンユニット25
の表面の音波の検出部である収音部26(直径約10m
m程度)に、厚さ0.5mm程度の樹脂製防水カバー2
7を、密着するように装着する。これにより、500H
z以下でのマイクロホン3の感度を、低下させることな
く、防水、防塵構造とすることができる。
を構成する場合の実施形態を示すもので、マイクロホン
3内の音波の検出器である、マイクロホンユニット25
の表面の音波の検出部である収音部26(直径約10m
m程度)に、厚さ0.5mm程度の樹脂製防水カバー2
7を、密着するように装着する。これにより、500H
z以下でのマイクロホン3の感度を、低下させることな
く、防水、防塵構造とすることができる。
【0061】また、収音部26に装着される樹脂製防水
カバー27の表面を平坦な面とすることにより、ワック
ス、汚れ等の異物が付着することを防止でき、マイクロ
ホン3の、感度特性が変化してしまうなどの、騒音制御
に影響を与える制御伝達系のピーク22、ディップ23
などの発生を防ぐことが出来る。仮に、ワックス、汚れ
等の異物が付着した場合においても、収音部26に装着
される樹脂製防水カバー27の表面が、平坦であるた
め、拭き取り、清掃が容易となる。また、ここでは厚さ
0.5mmとしたが、必要とする周波数帯域に応じて厚
さは決定されればよい。
カバー27の表面を平坦な面とすることにより、ワック
ス、汚れ等の異物が付着することを防止でき、マイクロ
ホン3の、感度特性が変化してしまうなどの、騒音制御
に影響を与える制御伝達系のピーク22、ディップ23
などの発生を防ぐことが出来る。仮に、ワックス、汚れ
等の異物が付着した場合においても、収音部26に装着
される樹脂製防水カバー27の表面が、平坦であるた
め、拭き取り、清掃が容易となる。また、ここでは厚さ
0.5mmとしたが、必要とする周波数帯域に応じて厚
さは決定されればよい。
【0062】実施の形態6.上記実施の形態5では、マ
イクロホン3内の、マイクロホンユニット25表面の、
収音部26に、密着するように装着する樹脂製防水カバ
ー27の厚さを0.5mm程度(マイクロホンの吸音部
の直径10mm程度の場合)としたが、強度的にさらに
改良を行った場合の実施の形態を示す。
イクロホン3内の、マイクロホンユニット25表面の、
収音部26に、密着するように装着する樹脂製防水カバ
ー27の厚さを0.5mm程度(マイクロホンの吸音部
の直径10mm程度の場合)としたが、強度的にさらに
改良を行った場合の実施の形態を示す。
【0063】図13は、上記強度的改良の実施の形態と
して、樹脂製防水カバー27の裏側の形状を変更したも
のである。樹脂製防水カバー27の厚さを1mm程度と
し、実施の形態5よりも2倍程度厚くする。マイクロホ
ン3の感度の低下を防ぐため、樹脂製防水カバー27の
裏側に、収音用の空隙部分27aを数箇所設け、厚さの
薄い部分を設けた構造とする。
して、樹脂製防水カバー27の裏側の形状を変更したも
のである。樹脂製防水カバー27の厚さを1mm程度と
し、実施の形態5よりも2倍程度厚くする。マイクロホ
ン3の感度の低下を防ぐため、樹脂製防水カバー27の
裏側に、収音用の空隙部分27aを数箇所設け、厚さの
薄い部分を設けた構造とする。
【0064】図14はこの収音用の空隙部分27aをマ
イクロホン挿入側から見たもので、ハッチングの部分が
空隙部分27aである。これにより、実施の形態5と同
様の効果が得られ、なおかつ、樹脂製防水カバー27部
分の機械強度を高くすることができる。即ち、厚さの薄
い部分によって必要な周波数域を吸音可能とし、且つ、
厚い部分によって防水カバーの強度を向上させる。
イクロホン挿入側から見たもので、ハッチングの部分が
空隙部分27aである。これにより、実施の形態5と同
様の効果が得られ、なおかつ、樹脂製防水カバー27部
分の機械強度を高くすることができる。即ち、厚さの薄
い部分によって必要な周波数域を吸音可能とし、且つ、
厚い部分によって防水カバーの強度を向上させる。
【0065】なお、収音用の空隙部分27aの他の構造
の事例を図15,図16に示す。図15は、ハッチング
した収音用の空隙部分27aに厚さの厚い桁状部分27
bを2箇所平行に設けたものである。また、図16は、
ハッチングした収音用の空隙部分27aに厚さの厚い桁
状部分27bを縦横に各2箇所ずつ平行に設けたもので
ある。
の事例を図15,図16に示す。図15は、ハッチング
した収音用の空隙部分27aに厚さの厚い桁状部分27
bを2箇所平行に設けたものである。また、図16は、
ハッチングした収音用の空隙部分27aに厚さの厚い桁
状部分27bを縦横に各2箇所ずつ平行に設けたもので
ある。
【0066】実施の形態7.上記実施の形態5,6で
は、図12、図13に示すように、マイクロホンケース
28と樹脂製防水カバー27が別体であったため、樹脂
製防水カバー27の取り付け部(図のねじ部)の緩みな
どから、マイクロホン3の感度特性の変化や、マイクロ
ホンケース28内に、浸水を起こすことが考えられる。
は、図12、図13に示すように、マイクロホンケース
28と樹脂製防水カバー27が別体であったため、樹脂
製防水カバー27の取り付け部(図のねじ部)の緩みな
どから、マイクロホン3の感度特性の変化や、マイクロ
ホンケース28内に、浸水を起こすことが考えられる。
【0067】この対策として、図17に示すように、樹
脂製防水カバー27とマイクロホンケース28を一体と
することにより、上記実施の形態5,6において存在し
た樹脂製防水カバー27の緩みによるマイクロホン3の
感度特性の変化や、樹脂製防水カバー27の取り付け部
からの浸水などの不具合を完全に防止することができ、
気密性、防水性、防塵性能が向上する。また、部品点数
の削減も図れるものである。更に、バンパーと防水カバ
ーとマイクロホンケースとを一体とした構造にしてもよ
い。
脂製防水カバー27とマイクロホンケース28を一体と
することにより、上記実施の形態5,6において存在し
た樹脂製防水カバー27の緩みによるマイクロホン3の
感度特性の変化や、樹脂製防水カバー27の取り付け部
からの浸水などの不具合を完全に防止することができ、
気密性、防水性、防塵性能が向上する。また、部品点数
の削減も図れるものである。更に、バンパーと防水カバ
ーとマイクロホンケースとを一体とした構造にしてもよ
い。
【0068】実施の形態8.実施の形態1、実施の形態
2などでは、図2に示すように、排気管1は車両の後方
から見て右側(または左側)にあったが、もし排気管1
が中央部付近にある場合でも上記の各実施の形態を実現
することができる。この場合もマイクロホン3とスピー
カ2との距離をマイクロホン3と排気管1との距離と同
等またはそれ以上になるよう配置する。
2などでは、図2に示すように、排気管1は車両の後方
から見て右側(または左側)にあったが、もし排気管1
が中央部付近にある場合でも上記の各実施の形態を実現
することができる。この場合もマイクロホン3とスピー
カ2との距離をマイクロホン3と排気管1との距離と同
等またはそれ以上になるよう配置する。
【0069】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0070】(1)マイクロホンの設置を車両後部で、
且つ車両を後方から見て車両の上下中心線近傍に配置す
ることにより、暗ノイズである排気騒音以外の騒音の音
圧が低くなり、騒音制御の制御精度が向上する。
且つ車両を後方から見て車両の上下中心線近傍に配置す
ることにより、暗ノイズである排気騒音以外の騒音の音
圧が低くなり、騒音制御の制御精度が向上する。
【0071】(2)車両後方から見て、マイクロホンと
スピーカとの距離をマイクロホンとエンジン排気管後端
部との距離と同等またはそれ以上となるように配置する
ことにより、スピーカと排気管が放射する音の音圧分布
が同程度となり、騒音制御の効果範囲が広くなる。
スピーカとの距離をマイクロホンとエンジン排気管後端
部との距離と同等またはそれ以上となるように配置する
ことにより、スピーカと排気管が放射する音の音圧分布
が同程度となり、騒音制御の効果範囲が広くなる。
【0072】(3)上記(1)および(2)を具備する
ことにより、暗ノイズである排気騒音以外の騒音の音圧
が低くなり、騒音制御の制御精度が向上すると共に、ス
ピーカと排気管が放射する音の音圧分布が同程度とな
り、騒音制御の効果範囲が広くなる。
ことにより、暗ノイズである排気騒音以外の騒音の音圧
が低くなり、騒音制御の制御精度が向上すると共に、ス
ピーカと排気管が放射する音の音圧分布が同程度とな
り、騒音制御の効果範囲が広くなる。
【0073】(4)マイクロホンを車両後部面の平坦部
に配置することにより、制御伝達系の伝達関数における
周波数・ゲイン特性のピーク、ディップが減少し、制御
演算が安定し、騒音制御効果が向上する。
に配置することにより、制御伝達系の伝達関数における
周波数・ゲイン特性のピーク、ディップが減少し、制御
演算が安定し、騒音制御効果が向上する。
【0074】(5)マイクロホンを車両の後端部に設置
することにより、制御誤差音を有効に検出し、制御効果
が向上する。
することにより、制御誤差音を有効に検出し、制御効果
が向上する。
【0075】(6)マイクロホンを車両の後部緩衝器の
外側の平坦部に設置することにより、制御誤差音を有効
に検出し、制御効果が向上し、かつ、組付けが容易とな
る。
外側の平坦部に設置することにより、制御誤差音を有効
に検出し、制御効果が向上し、かつ、組付けが容易とな
る。
【0076】(7)マイクロホンの収音部の表面を防水
カバーで覆うことにより、マイクロホンの感度を維持
し、防水防塵性能が向上する。
カバーで覆うことにより、マイクロホンの感度を維持
し、防水防塵性能が向上する。
【0077】(8)マイクロホンを防水防塵ケースで密
閉することにより、マイクロホンの感度を維持し、防水
防塵性能が更に向上する。
閉することにより、マイクロホンの感度を維持し、防水
防塵性能が更に向上する。
【0078】(9)マイクロホンの出力信号とエンジン
の回転に同期した信号に基づいて、スピーカから出力す
る制御音の信号を生成することにより、エンジンの回転
数に依存しない他車両の騒音の影響を排除でき、安定し
た騒音低減ができる。
の回転に同期した信号に基づいて、スピーカから出力す
る制御音の信号を生成することにより、エンジンの回転
数に依存しない他車両の騒音の影響を排除でき、安定し
た騒音低減ができる。
【図1】 この発明の実施の形態1による騒音制御装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による騒音制御装置
における車両後部面中央部周辺を示す構成図である。
における車両後部面中央部周辺を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による騒音制御装置
におけるエンジン排気音以外の騒音の分布を示す関係図
である。
におけるエンジン排気音以外の騒音の分布を示す関係図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2による騒音制御装置
の制御効果域を示す構成図である。
の制御効果域を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるスピーカから
放射される音の分布特性を示す構成図である。
放射される音の分布特性を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による排気管から放
射される排気騒音の分布特性を示す構成図である。
射される排気騒音の分布特性を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の説明において騒音
制御装置の制御効果域を示す構成図である。
制御装置の制御効果域を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による騒音制御装置
のマイクロホン取り付け面を説明する構成図である。
のマイクロホン取り付け面を説明する構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による騒音制御装置
における制御伝達特性を示す音響伝達特性図である。
における制御伝達特性を示す音響伝達特性図である。
【図10】 この発明の実施の形態3による騒音制御装
置の説明において制御伝達特性との関連を示す音響伝達
特性図である。
置の説明において制御伝達特性との関連を示す音響伝達
特性図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による騒音制御装
置の配置図である。
置の配置図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による誤差信号検
出用マイクロホンの構成図である。
出用マイクロホンの構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による誤差信号検
出用マイクロホンの構成図である。
出用マイクロホンの構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態6による樹脂製防水
カバーの要部の構造図である。
カバーの要部の構造図である。
【図15】 この発明の実施の形態6による樹脂製防水
カバーの要部の構造図である。
カバーの要部の構造図である。
【図16】 この発明の実施の形態6による樹脂製防水
カバーの要部の構造図である。
カバーの要部の構造図である。
【図17】 この発明の実施の形態7による誤差信号検
出用マイクロホンの構成図である。
出用マイクロホンの構成図である。
【図18】 従来の騒音制御装置を示す構成図である。
【図19】 従来の騒音制御装置のコントローラ部を示
す構成図である。
す構成図である。
【図20】 従来の騒音制御装置のコントローラ部のア
ルゴリズムを示す構成図である。
ルゴリズムを示す構成図である。
【図21】 エンジン回転信号、排気騒音、制御音、制
御誤差音の関係を示す波形図である。
御誤差音の関係を示す波形図である。
【図22】 排気管から放射される排気騒音のスペクト
ラム特性を示す特性図である。
ラム特性を示す特性図である。
【図23】 従来の騒音制御装置の制御効果を示す特性
図である。
図である。
1 排気管 2 スピーカ 3 マイクロホン 4 コントローラ 5 エンジン 6 車両(自車両) 7 エンジン回転信号 8 制御信号 9 制御誤差信号 10 車両後部面中央部
周辺 11a 自車両右側方の他車両 11b 自車両左側方
の他車両 12 他車両からの騒音 13 タイヤの路面摩
擦音 14 排気騒音以外の騒音の音圧が低い領域 15 制御音の音圧分布 15a 点音源の音圧
分布 16 点音源 17 流速方向の線音
源 18 排気騒音の音圧分布 18a 線音源の音圧
分布 19 騒音制御の効果範囲 20 車両後部面の平
坦部 21 車両後部面の非平坦部 22 制御伝達系のピ
ーク 23 制御伝達系のディップ 24 車両後部緩衝器 25 マイクロホンユニット 26 マイクロホンユ
ニット収音部 27 樹脂製防水カバー 27a 吸音用の空隙
部分 27b 桁状部分 28 マイクロホンケ
ース 29 排気騒音 30 排気騒音信号 31 制御音 32 アンチエリアシ
ングローパスフィルタ 33 A/Dコンバータ 34 デジタル信号に
変換された制御誤差信号 35 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 36 デジタル信号形式の制御信号 37 D/Aコンバータ 38 スムージングロ
ーパスフィルタ 39 アンプ 40 FIR型適応フ
ィルタ 41 フィルタ係数更新アルゴリズム 42 遅延素子 43 FIR型適応フ
ィルタ係数 44 加算器 45 騒音制御停止時のエンジン
回転に同期した騒音成分 46 暗騒音レベル 47 騒音制御動作時のエンジン
回転に同期した騒音成分
周辺 11a 自車両右側方の他車両 11b 自車両左側方
の他車両 12 他車両からの騒音 13 タイヤの路面摩
擦音 14 排気騒音以外の騒音の音圧が低い領域 15 制御音の音圧分布 15a 点音源の音圧
分布 16 点音源 17 流速方向の線音
源 18 排気騒音の音圧分布 18a 線音源の音圧
分布 19 騒音制御の効果範囲 20 車両後部面の平
坦部 21 車両後部面の非平坦部 22 制御伝達系のピ
ーク 23 制御伝達系のディップ 24 車両後部緩衝器 25 マイクロホンユニット 26 マイクロホンユ
ニット収音部 27 樹脂製防水カバー 27a 吸音用の空隙
部分 27b 桁状部分 28 マイクロホンケ
ース 29 排気騒音 30 排気騒音信号 31 制御音 32 アンチエリアシ
ングローパスフィルタ 33 A/Dコンバータ 34 デジタル信号に
変換された制御誤差信号 35 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 36 デジタル信号形式の制御信号 37 D/Aコンバータ 38 スムージングロ
ーパスフィルタ 39 アンプ 40 FIR型適応フ
ィルタ 41 フィルタ係数更新アルゴリズム 42 遅延素子 43 FIR型適応フ
ィルタ係数 44 加算器 45 騒音制御停止時のエンジン
回転に同期した騒音成分 46 暗騒音レベル 47 騒音制御動作時のエンジン
回転に同期した騒音成分
Claims (9)
- 【請求項1】 自動車車両の排気管後端部より放射する
エンジン排気騒音を音波干渉によって低減させる制御音
を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒音と上記制
御音との合成音を検出するマイクロホンと、このマイク
ロホンの出力信号に基づいて上記スピーカから出力する
制御音の信号を生成するコントローラとを具備し、上記
マイクロホンの設置を車両後部で、且つ車両を後方から
見て車両の上下中心線近傍に配置することを特徴とする
騒音制御装置。 - 【請求項2】 自動車車両の排気管後端部より放射する
エンジン排気騒音を音波干渉によって低減させる制御音
を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒音と上記制
御音との合成音を検出するマイクロホンと、このマイク
ロホンの出力信号に基づいて上記スピーカから出力する
制御音の信号を生成するコントローラとを具備し、車両
後方から見て、マイクロホンとスピーカとの距離をマイ
クロホンとエンジン排気管後端部との距離と同等または
それ以上となるように配置したことを特徴とする騒音制
御装置。 - 【請求項3】 自動車車両の排気管後端部より放射する
エンジン排気騒音を音波干渉によって低減させる制御音
を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒音と上記制
御音との合成音を検出するマイクロホンと、このマイク
ロホンの出力信号に基づいて上記スピーカから出力する
制御音の信号を生成するコントローラとを具備し、上記
マイクロホンの設置を車両後部で、且つ車両を後方から
見て車両の上下中心線近傍に配置すると共に、車両後方
から見て、マイクロホンとスピーカとの距離をマイクロ
ホンとエンジン排気管後端部との距離と同等またはそれ
以上となるように配置したことを特徴とする騒音制御装
置。 - 【請求項4】 マイクロホンを車両後部面の平坦部に設
置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
記載の騒音制御装置。 - 【請求項5】 マイクロホンを車両の後端部に設置した
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
騒音制御装置。 - 【請求項6】 マイクロホンを車両の後部緩衝器の外側
の平坦部に設置したことを特徴とする請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の騒音制御装置。 - 【請求項7】 自動車車両の排気管後端部より放射する
エンジン排気騒音を音波干渉によって低減させる制御音
を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒音と上記制
御音との合成音を検出するマイクロホンと、このマイク
ロホンの出力信号に基づいて上記スピーカから出力する
制御音の信号を生成するコントローラと、上記マイクロ
ホンの収音部の表面を覆う防水カバーとを具備したこと
を特徴とする騒音制御装置。 - 【請求項8】 自動車車両の排気管後端部より放射する
エンジン排気騒音を音波干渉によって低減させる制御音
を放射するスピーカと、上記エンジン排気騒音と上記制
御音との合成音を検出するマイクロホンと、このマイク
ロホンの出力信号に基づいてスピーカから出力する制御
音の信号を生成するコントローラと、上記マイクロホン
を密閉する防水防塵ケースとを具備したことを特徴とす
る騒音制御装置。 - 【請求項9】 コントローラは、マイクロホンの出力信
号とエンジンの回転に同期した信号に基づいて、スピー
カから出力する制御音の信号を生成するコントローラと
したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記
載の騒音制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9019080A JPH10212926A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 騒音制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9019080A JPH10212926A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 騒音制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10212926A true JPH10212926A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11989474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9019080A Pending JPH10212926A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 騒音制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10212926A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009204729A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Sony Corp | ノイズキャンセル装置、ノイズキャンセル方法 |
| DE102019216158A1 (de) * | 2019-10-21 | 2021-04-22 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und System zur Auswertung des Betriebs eines Verbrennungsmotors |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP9019080A patent/JPH10212926A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009204729A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Sony Corp | ノイズキャンセル装置、ノイズキャンセル方法 |
| DE102019216158A1 (de) * | 2019-10-21 | 2021-04-22 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und System zur Auswertung des Betriebs eines Verbrennungsmotors |
| DE102019216158B4 (de) | 2019-10-21 | 2024-07-04 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und System zur Auswertung des Betriebs eines Verbrennungsmotors |
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