JPH10215535A - モータコイルおよびその製造方法 - Google Patents
モータコイルおよびその製造方法Info
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- JPH10215535A JPH10215535A JP9013959A JP1395997A JPH10215535A JP H10215535 A JPH10215535 A JP H10215535A JP 9013959 A JP9013959 A JP 9013959A JP 1395997 A JP1395997 A JP 1395997A JP H10215535 A JPH10215535 A JP H10215535A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡単な方法で製造でき、薄くて小形で
平面が保て接合強度が充分であり、製造に要する作業量
が少なく信頼性の高いモータコイルとその製造方法を提
供することを課題とする。 【解決手段】 1本の巻線を互いに密着して巻き上げた
複数の単位コイル2をフレキシブルプリント基板1上に
内径孔4の中心に対して点対称に載せて巻線の両端をフ
レキシブルプリント基板1の配線パターンに半田付け
し、このフレキシブルプリント基板1と複数の単位コイ
ル2を接着剤3を用いて接着して一体化する。
平面が保て接合強度が充分であり、製造に要する作業量
が少なく信頼性の高いモータコイルとその製造方法を提
供することを課題とする。 【解決手段】 1本の巻線を互いに密着して巻き上げた
複数の単位コイル2をフレキシブルプリント基板1上に
内径孔4の中心に対して点対称に載せて巻線の両端をフ
レキシブルプリント基板1の配線パターンに半田付け
し、このフレキシブルプリント基板1と複数の単位コイ
ル2を接着剤3を用いて接着して一体化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータコイルに関
し、特に偏平型のブラシレスモータ等に用いられる薄型
のチップ型コイルに関する。
し、特に偏平型のブラシレスモータ等に用いられる薄型
のチップ型コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】図4、図5および図6に小型のテープレ
コーダ等に用いられる偏平型のブラシレスモータの構成
を示す。図4のこの偏平型のブラシレスモータの断面図
で、この図で示すように、偏平型のブラシレスモータの
ロータ11はシャフト15と、このシャフト15の周囲
に配置されたマグネット13を有して構成されている。
また、ステータ12はロータ11のシャフト15を受け
る軸受け16と、この軸受け16の周囲に配置された複
数の単位コイル14を有して構成されている。このロー
タ11のマグネット13は、図6に示すようにN極とS
極を交互に正弦波着磁した複数極(図では8極)を有す
るリング状マグネットで構成されている。一方、ステー
タ12は図5の平面図に示すように基板上に複数(図で
は6個)の単位コイル14を配置した構成になってい
て、ほぼ3角状に巻かれた複数の単位コイル14をそれ
ぞれ1つの頂点を中心に向けて配置したような形状にな
っている。
コーダ等に用いられる偏平型のブラシレスモータの構成
を示す。図4のこの偏平型のブラシレスモータの断面図
で、この図で示すように、偏平型のブラシレスモータの
ロータ11はシャフト15と、このシャフト15の周囲
に配置されたマグネット13を有して構成されている。
また、ステータ12はロータ11のシャフト15を受け
る軸受け16と、この軸受け16の周囲に配置された複
数の単位コイル14を有して構成されている。このロー
タ11のマグネット13は、図6に示すようにN極とS
極を交互に正弦波着磁した複数極(図では8極)を有す
るリング状マグネットで構成されている。一方、ステー
タ12は図5の平面図に示すように基板上に複数(図で
は6個)の単位コイル14を配置した構成になってい
て、ほぼ3角状に巻かれた複数の単位コイル14をそれ
ぞれ1つの頂点を中心に向けて配置したような形状にな
っている。
【0003】図7はこのような単位コイル14の斜視図
である。この単位コイル14は、図7に示すように、銅
などの芯線の表面にエナメルなどの絶縁被覆を施した被
覆電線をほぼ三角状に巻き上げた形状をしている。コイ
ル巻線の両端は絶縁被覆を剥いで、この部分で基板上の
パターンとの接続を行う。
である。この単位コイル14は、図7に示すように、銅
などの芯線の表面にエナメルなどの絶縁被覆を施した被
覆電線をほぼ三角状に巻き上げた形状をしている。コイ
ル巻線の両端は絶縁被覆を剥いで、この部分で基板上の
パターンとの接続を行う。
【0004】このような構成の偏平型のブラシレスモー
タにおいて、ロータ11の回転位置によってコイル14
に流れる電流の方向を切り換えるようにすると、コイル
14に流れる電流とロ−タ11のマグネット13の磁界
との作用で、フレミング法則によるトルクを発生させ、
ロ−タ11を回転することができる。
タにおいて、ロータ11の回転位置によってコイル14
に流れる電流の方向を切り換えるようにすると、コイル
14に流れる電流とロ−タ11のマグネット13の磁界
との作用で、フレミング法則によるトルクを発生させ、
ロ−タ11を回転することができる。
【0005】ところで小型のテープレコーダ等に用いら
れるこのようなモータコイル14には、 1)できるだけ小型偏平な構成であること、 2)製造上の作業性に優れていること、 3)ロータ側の仮想中心に対するここの単位コイルの配
置の精度が優れていること等の条件が要求される。
れるこのようなモータコイル14には、 1)できるだけ小型偏平な構成であること、 2)製造上の作業性に優れていること、 3)ロータ側の仮想中心に対するここの単位コイルの配
置の精度が優れていること等の条件が要求される。
【0006】このような観点から、例えば、特開平5−
168184などでは、単位コイルを熱可塑性ポリエス
テルであるPBT(ポリブチレンテレフタレート)など
の樹脂で固めてモータマグネットを成形し一体化するよ
うな方法が採られている。PBT等の熱可塑性ポリエス
テルは成形サイクルが短い、長期耐熱性、寸法安定性に
勝れている、電気的特性に影響を与えない。等の理由か
らこの様な目的に広く用いられる素材である。このよう
な成形固形化する方法は、一体化した後の取扱いが容易
になるという点において、また配置の精度という点にお
いて優れた方法である。
168184などでは、単位コイルを熱可塑性ポリエス
テルであるPBT(ポリブチレンテレフタレート)など
の樹脂で固めてモータマグネットを成形し一体化するよ
うな方法が採られている。PBT等の熱可塑性ポリエス
テルは成形サイクルが短い、長期耐熱性、寸法安定性に
勝れている、電気的特性に影響を与えない。等の理由か
らこの様な目的に広く用いられる素材である。このよう
な成形固形化する方法は、一体化した後の取扱いが容易
になるという点において、また配置の精度という点にお
いて優れた方法である。
【0007】しかし、樹脂で成形される構成であるた
め、樹脂とプリント基板および単位コイルが完全に接着
している訳ではないので、余り薄型にすると強度的な問
題が足らなくなるおそれがあり、また、成形後の収縮に
より、コイル全体の平面性が保てなくなるという問題が
ある。このため、コイルの厚みはどうしても一定以下に
は減らせないという問題があった。
め、樹脂とプリント基板および単位コイルが完全に接着
している訳ではないので、余り薄型にすると強度的な問
題が足らなくなるおそれがあり、また、成形後の収縮に
より、コイル全体の平面性が保てなくなるという問題が
ある。このため、コイルの厚みはどうしても一定以下に
は減らせないという問題があった。
【0008】また、このような樹脂は通常熱溶融型樹脂
(ホットメルト型樹脂)であるため、コイル巻線の半田
接着後に成形するとすると、コイル基板を高温の溶融樹
脂内に置くことになり、半田が溶けだして半田付け部分
の信頼性が悪化する等の問題があった。また、樹脂成形
後に半田付けをするとすると、成形作業中にコイル巻線
の端末が成形器内で樹脂に覆われてしまうことのないよ
うな慎重な処理が必要になる。さらに、この方法は、一
体化するために成形器のキャビティ型等が必要である
し、このキャビティ型に単位コイルを収め樹脂を流し込
んだのち、樹脂の硬化後に取り出すという作業が必要と
なるという点で作業性にも難点があった。
(ホットメルト型樹脂)であるため、コイル巻線の半田
接着後に成形するとすると、コイル基板を高温の溶融樹
脂内に置くことになり、半田が溶けだして半田付け部分
の信頼性が悪化する等の問題があった。また、樹脂成形
後に半田付けをするとすると、成形作業中にコイル巻線
の端末が成形器内で樹脂に覆われてしまうことのないよ
うな慎重な処理が必要になる。さらに、この方法は、一
体化するために成形器のキャビティ型等が必要である
し、このキャビティ型に単位コイルを収め樹脂を流し込
んだのち、樹脂の硬化後に取り出すという作業が必要と
なるという点で作業性にも難点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
モータコイルは樹脂成形によって複数の単位コイルを一
体化したものを用いていた。このため、その厚みが成形
化のキャビティ型や強度によって規制されてしまうとい
う問題があった。また、半田接着後に成形するとすると
単位コイルの巻線端末を注意深く処理しておく必要があ
る。さらに、コイルを成形器のキャビティ型に入れたり
出したりする作業も必要であり、キャビティ型もコイル
に合わせたものを用意しておかなくてはならないといっ
た問題もある。
モータコイルは樹脂成形によって複数の単位コイルを一
体化したものを用いていた。このため、その厚みが成形
化のキャビティ型や強度によって規制されてしまうとい
う問題があった。また、半田接着後に成形するとすると
単位コイルの巻線端末を注意深く処理しておく必要があ
る。さらに、コイルを成形器のキャビティ型に入れたり
出したりする作業も必要であり、キャビティ型もコイル
に合わせたものを用意しておかなくてはならないといっ
た問題もある。
【0010】本発明はこれらの点を解決して、比較的簡
単な方法で製造でき、薄くて小形で平面が保て接合強度
が充分であり、製造に要する作業量が少なく信頼性の高
いモータコイルとその製造方法を提供することを課題と
する。
単な方法で製造でき、薄くて小形で平面が保て接合強度
が充分であり、製造に要する作業量が少なく信頼性の高
いモータコイルとその製造方法を提供することを課題と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、1本の巻線を互いに密着して巻き上げた
複数の単位コイルを基板上に並べ巻線端末を配線して構
成したモータコイルにおいて、前記基板をフレキシブル
プリント基板で構成し、このフレキシブルプリント基板
と前記複数の単位コイルを接着剤を用いて一体化してな
ることを特徴とする。
め、本発明は、1本の巻線を互いに密着して巻き上げた
複数の単位コイルを基板上に並べ巻線端末を配線して構
成したモータコイルにおいて、前記基板をフレキシブル
プリント基板で構成し、このフレキシブルプリント基板
と前記複数の単位コイルを接着剤を用いて一体化してな
ることを特徴とする。
【0012】また、1本の巻線を互いに密着して巻き上
げた複数の単位コイルを基板上に並べ相互配線したモー
タコイルの製造方法において、前記単位コイルを製造す
る単位コイル製造工程と、配線パターンを有する前記フ
レキシブルプリント基板を製造するフレキシブルプリン
ト基板製造工程と、前記フレキシブルプリント基板上に
前記単位コイルを位置決めして載置し仮接着する単位コ
イル位置決め工程と、位置決めした前記単位コイルの巻
線両端を前記フレキシブルプリント基板の配線パターン
に半田付けを行う単位コイル半田付け工程と、前記フレ
キシブルプリント基板と前記単位コイル間および前記単
位コイル相互間を接着剤で接着して一体化する接着工程
とを有することを特徴とする。
げた複数の単位コイルを基板上に並べ相互配線したモー
タコイルの製造方法において、前記単位コイルを製造す
る単位コイル製造工程と、配線パターンを有する前記フ
レキシブルプリント基板を製造するフレキシブルプリン
ト基板製造工程と、前記フレキシブルプリント基板上に
前記単位コイルを位置決めして載置し仮接着する単位コ
イル位置決め工程と、位置決めした前記単位コイルの巻
線両端を前記フレキシブルプリント基板の配線パターン
に半田付けを行う単位コイル半田付け工程と、前記フレ
キシブルプリント基板と前記単位コイル間および前記単
位コイル相互間を接着剤で接着して一体化する接着工程
とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるモータコイ
ルを添付図面を参照にして詳細に説明する。図1は、本
発明の一実施の形態のモータコイルの表面のコイルの配
置状況を示した平面配置図である。また、図2は、図1
の実施の形態のモータコイルのベースとなるフレキシブ
ルプリント基板の形状とフレキシブルプリント基板の裏
面上の配線パターンを示したパターン図である。また、
図3は図1および図2に示したモータコイルの図1の直
線aに沿っての断面図である。
ルを添付図面を参照にして詳細に説明する。図1は、本
発明の一実施の形態のモータコイルの表面のコイルの配
置状況を示した平面配置図である。また、図2は、図1
の実施の形態のモータコイルのベースとなるフレキシブ
ルプリント基板の形状とフレキシブルプリント基板の裏
面上の配線パターンを示したパターン図である。また、
図3は図1および図2に示したモータコイルの図1の直
線aに沿っての断面図である。
【0014】図1、図2および図3において、1はフレ
キシブルプリント基板、2は単位コイル、3は接着剤、
4はこのモータコイルのほぼ中央部に形成された内径孔
である。内径孔4の中心はモータを組み上げた時ロータ
のシャフトの中心と一致するようになっている。また、
単位コイル2は、内径孔4の中心に対して完全に点対称
になっている。また、このフレキシブルプリント基板1
は図3に示すように、基板ポリイミドフィルム1−1、
接着層1−2、銅箔パターン1−3、レジスト層1−
4、接着層1−5から積層構成されている。このうち、
基板ポリイミドフィルム1−1、接着層1−2、銅箔パ
ターン1−3、レジスト層1−4の部分は、通常のフレ
キシブルプリント基板の基本的な積層構成と同じもので
ある。
キシブルプリント基板、2は単位コイル、3は接着剤、
4はこのモータコイルのほぼ中央部に形成された内径孔
である。内径孔4の中心はモータを組み上げた時ロータ
のシャフトの中心と一致するようになっている。また、
単位コイル2は、内径孔4の中心に対して完全に点対称
になっている。また、このフレキシブルプリント基板1
は図3に示すように、基板ポリイミドフィルム1−1、
接着層1−2、銅箔パターン1−3、レジスト層1−
4、接着層1−5から積層構成されている。このうち、
基板ポリイミドフィルム1−1、接着層1−2、銅箔パ
ターン1−3、レジスト層1−4の部分は、通常のフレ
キシブルプリント基板の基本的な積層構成と同じもので
ある。
【0015】図2に示したように、モータコイルの単位
コイル2間の配線はフレキシブルプリント基板1の裏面
側の配線パターンによって実現されている。このため、
コイル巻線の両端の絶縁被覆を剥いで、フレキシブルプ
リント基板1の配線パターンに半田付けするだけで必要
とされる配線が完了するように設定することができる。
このため、配線のために余分なスペースを費やすことが
なく、従ってステータを小型にすることができるような
構成になっている。また、フレキシブルプリント基板1
をベースとして用いているため、全体を薄型で軽量な構
成にすることができる。
コイル2間の配線はフレキシブルプリント基板1の裏面
側の配線パターンによって実現されている。このため、
コイル巻線の両端の絶縁被覆を剥いで、フレキシブルプ
リント基板1の配線パターンに半田付けするだけで必要
とされる配線が完了するように設定することができる。
このため、配線のために余分なスペースを費やすことが
なく、従ってステータを小型にすることができるような
構成になっている。また、フレキシブルプリント基板1
をベースとして用いているため、全体を薄型で軽量な構
成にすることができる。
【0016】このモータコイルを作成する順序は、ま
ず、フレキシブルプリント基板1の接着層1−5の上
に、載置位置マークに従って単位コイル2を図1に示す
ように乗せ、載置した単位コイル2の巻線端末を銅箔パ
ターン1−3の所定の露出部分と各単位コイル当たり2
箇所で半田付けすることから始まる。接着層1−5は単
位コイル2をフレキシブルプリント基板1の表面上に固
着させるために設けられていて、粘着性を有し熱や圧力
で効果するタイプの接着剤が塗布されている。
ず、フレキシブルプリント基板1の接着層1−5の上
に、載置位置マークに従って単位コイル2を図1に示す
ように乗せ、載置した単位コイル2の巻線端末を銅箔パ
ターン1−3の所定の露出部分と各単位コイル当たり2
箇所で半田付けすることから始まる。接着層1−5は単
位コイル2をフレキシブルプリント基板1の表面上に固
着させるために設けられていて、粘着性を有し熱や圧力
で効果するタイプの接着剤が塗布されている。
【0017】次に、単位コイル2相互の間に接着剤3を
塗布する。塗布する接着剤3は単位コイル2をフレキシ
ブルプリント基板1に固着させ、かつ単位コイル2相互
間を接着させるために設けられるもので、十分な接着強
度と接着の信頼性があること、接着速度が比較的早いこ
と、電気的特性を変化させないこと、固着後の体積変化
や形状の変化がないことが望まれる。さらに、この接着
剤3は熱硬化型や熱溶融型などの加熱化型の接着剤でな
いことが望ましく、特に常温硬化型の感圧硬化型あるい
は湿気硬化型の接着剤であることが望ましい。この接着
硬化の過程で、場合によっては接着剤3が完全に硬化す
る前に平板で加圧してモータコイルの最終的な高さを揃
え、平面性を出すようにしても良い。
塗布する。塗布する接着剤3は単位コイル2をフレキシ
ブルプリント基板1に固着させ、かつ単位コイル2相互
間を接着させるために設けられるもので、十分な接着強
度と接着の信頼性があること、接着速度が比較的早いこ
と、電気的特性を変化させないこと、固着後の体積変化
や形状の変化がないことが望まれる。さらに、この接着
剤3は熱硬化型や熱溶融型などの加熱化型の接着剤でな
いことが望ましく、特に常温硬化型の感圧硬化型あるい
は湿気硬化型の接着剤であることが望ましい。この接着
硬化の過程で、場合によっては接着剤3が完全に硬化す
る前に平板で加圧してモータコイルの最終的な高さを揃
え、平面性を出すようにしても良い。
【0018】このような種類の接着剤としては、例えば
2−シアノアクリル酸エステルを主成分とした瞬間接着
剤や、ある種のアクリル系接着剤あるいはポリウレタン
接着剤等がある。
2−シアノアクリル酸エステルを主成分とした瞬間接着
剤や、ある種のアクリル系接着剤あるいはポリウレタン
接着剤等がある。
【0019】この接着剤3が硬化した時点で、フレキシ
ブルプリント基板1、単位コイル2、接着剤3が互いに
接着強度を有するので、モータコイルとして要求される
強度を充分に保つことができる。
ブルプリント基板1、単位コイル2、接着剤3が互いに
接着強度を有するので、モータコイルとして要求される
強度を充分に保つことができる。
【0020】以上のように本発明では、フレキシブルプ
リント基板1のベースに単位コイル2を接着層1−5で
仮止めし半田づけした後に、接着層1−5や接着剤3で
固着するようにしている。これにより、全体を薄く小形
に構成することができる。また、フレキシブルプリント
基板1と単位コイル2および隣接する単位コイル2が接
着剤3によって相互に接着されるので、接着強度に勝れ
ている。また、接着剤3として非加熱型の感圧硬化型あ
るいは湿気硬化型の接着剤を用いるようにすることで、
半田付け後に接着剤3の接着硬化を行ったとしても半田
付け部分の信頼性が悪化することがない。
リント基板1のベースに単位コイル2を接着層1−5で
仮止めし半田づけした後に、接着層1−5や接着剤3で
固着するようにしている。これにより、全体を薄く小形
に構成することができる。また、フレキシブルプリント
基板1と単位コイル2および隣接する単位コイル2が接
着剤3によって相互に接着されるので、接着強度に勝れ
ている。また、接着剤3として非加熱型の感圧硬化型あ
るいは湿気硬化型の接着剤を用いるようにすることで、
半田付け後に接着剤3の接着硬化を行ったとしても半田
付け部分の信頼性が悪化することがない。
【0021】さらに、樹脂成形の場合に比べキャビティ
型や金型が不要になるので、その分、設備を廉価にで
き、キャビティ型や金型への部品や製品の出し入れが無
い分だけ作業が容易になり工数が少なくなる。また、ベ
ースに用いたフレキシブルプリント基板1で単位コイル
2への配線が行えるので、引き出し線等の周辺部分を設
ける必要が無く、その分、小形に構成することができ
る。
型や金型が不要になるので、その分、設備を廉価にで
き、キャビティ型や金型への部品や製品の出し入れが無
い分だけ作業が容易になり工数が少なくなる。また、ベ
ースに用いたフレキシブルプリント基板1で単位コイル
2への配線が行えるので、引き出し線等の周辺部分を設
ける必要が無く、その分、小形に構成することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、1本の巻線を互いに密着して巻き上げた複数の
単位コイルを基板上に並べ巻線端末を配線して構成した
モータコイルにおいて、この基板をフレキシブルプリン
ト基板で作製し、このフレキシブルプリント基板と複数
の単位コイルを接着剤を用いて一体化して構成したこと
を特徴とする。このように構成したので、全体を薄く小
形に構成でき、かつ充分な接着強度が得られる。さら
に、樹脂成形の場合に比べキャビティ型や金型が不要に
なる分だけ設備を廉価にすることができる。そのうえ、
キャビティ型や金型への部品や製品の出し入れを行わな
くてもすむ分だけ作業が容易になり、工数が少なくな
り、廉価にすることができる。
発明は、1本の巻線を互いに密着して巻き上げた複数の
単位コイルを基板上に並べ巻線端末を配線して構成した
モータコイルにおいて、この基板をフレキシブルプリン
ト基板で作製し、このフレキシブルプリント基板と複数
の単位コイルを接着剤を用いて一体化して構成したこと
を特徴とする。このように構成したので、全体を薄く小
形に構成でき、かつ充分な接着強度が得られる。さら
に、樹脂成形の場合に比べキャビティ型や金型が不要に
なる分だけ設備を廉価にすることができる。そのうえ、
キャビティ型や金型への部品や製品の出し入れを行わな
くてもすむ分だけ作業が容易になり、工数が少なくな
り、廉価にすることができる。
【0023】また、本発明の請求項2の発明は、接着剤
は非加熱型の接着剤であり、好ましくは感圧硬化型ある
いは湿気硬化型の接着剤であることを特徴とする。この
ように、接着剤を非加熱型のものにすることにより、半
田付け後に接着剤の接着硬化を行っても半田付け部分の
信頼性が悪化したり電気特性が変化したりすることがな
く、また感圧型あるいは湿気硬化型の接着剤を用いるこ
とにより処理が容易になり基板の平面性を維持すること
も容易になる。
は非加熱型の接着剤であり、好ましくは感圧硬化型ある
いは湿気硬化型の接着剤であることを特徴とする。この
ように、接着剤を非加熱型のものにすることにより、半
田付け後に接着剤の接着硬化を行っても半田付け部分の
信頼性が悪化したり電気特性が変化したりすることがな
く、また感圧型あるいは湿気硬化型の接着剤を用いるこ
とにより処理が容易になり基板の平面性を維持すること
も容易になる。
【0024】また、本発明の請求項3の発明は、巻線端
末の配線は、巻線端末をフレキシブルプリント基板のプ
リント配線に接続することによって実現することを特徴
とする。ベース基板としてフレキシブルプリント基板を
用いることによって、コイルへの配線をこのフレキシブ
ルプリント基板上ですべて処理することができ、引き出
し線の引き回しがなくなり、余分な基板スペースを必要
としないので、その分モータの小型化が可能になる。
末の配線は、巻線端末をフレキシブルプリント基板のプ
リント配線に接続することによって実現することを特徴
とする。ベース基板としてフレキシブルプリント基板を
用いることによって、コイルへの配線をこのフレキシブ
ルプリント基板上ですべて処理することができ、引き出
し線の引き回しがなくなり、余分な基板スペースを必要
としないので、その分モータの小型化が可能になる。
【0025】また、本発明の請求項4の発明は、1本の
巻線を互いに密着して巻き上げた複数の単位コイルを基
板上に並べ相互配線したモータコイルの製造方法におい
て、単位コイルを製造する単位コイル製造工程と、配線
パターンを有するフレキシブルプリント基板を製造する
フレキシブルプリント基板製造工程と、このフレキシブ
ルプリント基板上に単位コイルを位置決めして載置し仮
接着する単位コイル位置決め工程と、位置決めした単位
コイルの巻線両端をフレキシブルプリント基板の配線パ
ターンに半田付けを行う単位コイル半田付け工程と、フ
レキシブルプリント基板と前記単位コイル間および前記
単位コイル相互間を接着剤で接着して一体化する接着工
程とを有することを特徴とする。このように製造するこ
とによって、全体を薄く小形に構成することができ、ま
た十分な接着強度がえられる。さらに半田付け部分の信
頼性が高く、引き出し線等の配線作業が簡単に行える。
その上、生産設備を廉価にすることができ、作業が容易
になり工数が少なくなる。従って、モータコイルを廉
価、短時間に製造できる。
巻線を互いに密着して巻き上げた複数の単位コイルを基
板上に並べ相互配線したモータコイルの製造方法におい
て、単位コイルを製造する単位コイル製造工程と、配線
パターンを有するフレキシブルプリント基板を製造する
フレキシブルプリント基板製造工程と、このフレキシブ
ルプリント基板上に単位コイルを位置決めして載置し仮
接着する単位コイル位置決め工程と、位置決めした単位
コイルの巻線両端をフレキシブルプリント基板の配線パ
ターンに半田付けを行う単位コイル半田付け工程と、フ
レキシブルプリント基板と前記単位コイル間および前記
単位コイル相互間を接着剤で接着して一体化する接着工
程とを有することを特徴とする。このように製造するこ
とによって、全体を薄く小形に構成することができ、ま
た十分な接着強度がえられる。さらに半田付け部分の信
頼性が高く、引き出し線等の配線作業が簡単に行える。
その上、生産設備を廉価にすることができ、作業が容易
になり工数が少なくなる。従って、モータコイルを廉
価、短時間に製造できる。
【0026】本発明の請求項5の発明は、接着剤には非
加熱型の接着剤を、好ましくは感圧硬化型あるいは湿気
硬化型の接着剤を用い、単位コイル半田付け工程後に接
着工程を行うことを特徴とする。このように製造するこ
とによって、接着前に半田付けが行え、接着後に電気的
な特性の変化を起こすことがないので、半田付け部分の
信頼性を高くすることができる。
加熱型の接着剤を、好ましくは感圧硬化型あるいは湿気
硬化型の接着剤を用い、単位コイル半田付け工程後に接
着工程を行うことを特徴とする。このように製造するこ
とによって、接着前に半田付けが行え、接着後に電気的
な特性の変化を起こすことがないので、半田付け部分の
信頼性を高くすることができる。
【図1】本発明の一実施の形態のモータコイルの表面側
のコイルの配置位置を示した配置図。
のコイルの配置位置を示した配置図。
【図2】図1の実施の形態のモータコイルのベースとな
るフレキシブルプリント基板の形状とそのフレキシブル
プリント基板の裏面上の配線パターンを示したパターン
図。
るフレキシブルプリント基板の形状とそのフレキシブル
プリント基板の裏面上の配線パターンを示したパターン
図。
【図3】図1の実施の形態のモータコイルの断面図。
【図4】偏平型のブラシレスモータの断面図。
【図5】ステータ上のコイルの配置を示す配置図。
【図6】ロータマグネットの着磁パターンを示す図。
【図7】単位コイルの斜視図。
1……フレキシブルプリント基板、1−1……基板ポリ
イミドフィルム、1−2……接着層、1−3……銅箔パ
ターン、1−4……レジスト層、1−5……接着層、2
……単位コイル、3……接着剤、4……内径孔、11…
…ロータ、12……ステータ、13……マグネット、1
4……コイル、15……シャフト、16……軸受け。
イミドフィルム、1−2……接着層、1−3……銅箔パ
ターン、1−4……レジスト層、1−5……接着層、2
……単位コイル、3……接着剤、4……内径孔、11…
…ロータ、12……ステータ、13……マグネット、1
4……コイル、15……シャフト、16……軸受け。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02K 29/00 H02K 29/00 Z
Claims (5)
- 【請求項1】 1本の巻線を互いに密着して巻き上げた
複数の単位コイルを基板上に並べ巻線端末を配線して構
成したモータコイルにおいて、 前記基板をフレキシブルプリント基板で構成し、 このフレキシブルプリント基板と前記複数の単位コイル
を接着剤を用いて一体化してなることを特徴とするモー
タコイル。 - 【請求項2】 前記接着剤は非加熱型の接着剤であり、
好ましくは感圧硬化型あるいは湿気硬化型の接着剤であ
ることを特徴とする請求項1記載のモータコイル。 - 【請求項3】 前記巻線端末の配線は、前記巻線端末を
前記フレキシブルプリント基板のプリント配線に接続す
ることによって実現することを特徴とする請求項1また
は請求項2記載のモータコイル。 - 【請求項4】 1本の巻線を互いに密着して巻き上げた
複数の単位コイルを基板上に並べ相互配線したモータコ
イルの製造方法において、 前記単位コイルを製造する単位コイル製造工程と、 配線パターンを有する前記フレキシブルプリント基板を
製造するフレキシブルプリント基板製造工程と、 前記フレキシブルプリント基板上に前記単位コイルを位
置決めして載置し仮接着する単位コイル位置決め工程
と、 位置決めした前記単位コイルの巻線両端を前記フレキシ
ブルプリント基板の配線パターンに半田付けを行う単位
コイル半田付け工程と、 前記フレキシブルプリント基板と前記単位コイル間およ
び前記単位コイル相互間を接着剤で接着して一体化する
接着工程とを有することを特徴とするモータコイルの製
造方法。 - 【請求項5】 前記接着剤には非加熱型の接着剤を、好
ましくは感圧硬化型あるいは湿気硬化型の接着剤を用
い、前記単位コイル半田付け工程後に接着工程を行うこ
とを特徴とする請求項4記載のモータコイルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013959A JPH10215535A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | モータコイルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013959A JPH10215535A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | モータコイルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10215535A true JPH10215535A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11847759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9013959A Pending JPH10215535A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | モータコイルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10215535A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008136337A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-06-12 | Seiko Instruments Inc | ステータ、モータ及び記録媒体駆動装置並びにステータの製造方法 |
| JP2025179628A (ja) * | 2024-05-28 | 2025-12-10 | シナノケンシ株式会社 | アキシャルギャップモータの固定子の製造方法及びアキシャルギャップモータの固定子 |
| WO2026023364A1 (ja) * | 2024-07-22 | 2026-01-29 | 株式会社デンソー | 回転電機、コイルモジュール及び回転電機の製造方法 |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP9013959A patent/JPH10215535A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008136337A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-06-12 | Seiko Instruments Inc | ステータ、モータ及び記録媒体駆動装置並びにステータの製造方法 |
| JP2025179628A (ja) * | 2024-05-28 | 2025-12-10 | シナノケンシ株式会社 | アキシャルギャップモータの固定子の製造方法及びアキシャルギャップモータの固定子 |
| WO2026023364A1 (ja) * | 2024-07-22 | 2026-01-29 | 株式会社デンソー | 回転電機、コイルモジュール及び回転電機の製造方法 |
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