JPH10216331A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

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JPH10216331A
JPH10216331A JP14552497A JP14552497A JPH10216331A JP H10216331 A JPH10216331 A JP H10216331A JP 14552497 A JP14552497 A JP 14552497A JP 14552497 A JP14552497 A JP 14552497A JP H10216331 A JPH10216331 A JP H10216331A
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JP
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ball
game
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polishing
machine
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JP14552497A
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Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Nariaki Isoda
斉明 磯田
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少量の遊技媒体を使用しつつ、賞球を次々と払
い出すことのできる遊技機を提供する。 【解決手段】打ち出された球が入賞等すると賞球補給手
段100は機内の貯留部から遊技装置前面の貯留皿へ賞
球を払い出す。賞球数が増えると球は球箱に移し替えら
れる。球箱が満杯になると球取込装置50は球箱から球
を回収し機内の貯留部へ還元する。クレジット数加減算
部152は球取込装置50の回収した球の個数を計数
し、クレジット数表示部14はその値を遊技者が仮想的
に保有する球の個数として表示する。球追加ボタン25
が押下されると所定数の球を貯留皿へ排出しその分クレ
ジット数を減算する。精算ボタン25が押下されると皿
貯留球排出装置16bは貯留皿の球を、球取込装置50
は球箱内の球を各々機内に回収し印刷部33はその数と
クレジット数を加算した値をレシートに印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技媒体を用いて
遊技を行う遊技装置であって、賞として払い出される遊
技媒体を受け止めるための貯留皿部を前面に有し、該貯
留皿部の下方に貯留皿部内の遊技媒体を移し替えて貯留
するための貯留箱の配置される遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているパチンコ機等の
遊技機では、遊技に供するパチンコ球を貯留するための
前皿や予備皿を遊技機前面に備え、遊技者によって前皿
内のパチンコ球が1つずつ遊技盤面上へ打ち出されるこ
とにより遊技が進行するようになっている。
【0003】遊技者は、パチンコ機に併設されている球
貸機に現金またはプリペイドカードを投入してその金額
に応じた個数のパチンコ球を借り受け、これをパチンコ
機前面の前皿に入れ遊技を開始する。
【0004】遊技者の打ち出したパチンコ球が遊技盤面
上のセーフ口に入る等、所定の遊技状態になると、パチ
ンコ機から所定数のパチンコ球が前皿に払い出される。
遊技が成功して賞球数が増すと、前皿から溢れたパチン
コ球は、前皿下部にある予備皿へ落下して貯留される。
更に賞球が増し予備皿が満杯になると、遊技者が自身の
用意した球箱に予備皿内のパチンコ球を移し替えて遊技
を継続するようになっている。
【0005】賞球の払い出しが更に継続すると、予備皿
が満杯になるごとに新たな球箱へパチンコ球は移され、
遊技者の脇に次々と球箱が積み上げられることになる。
このようなパチンコ機では、払い出された賞球が予備皿
や多数の球箱に移し替えられて実際に遊技者の手元に貯
留されるので、大当たり等の出たパチンコ機には多数の
パチンコ球を補給する必要があった。
【0006】従って、通常の遊技場では、多数のパチン
コ機を併設して成る遊技機島内に大型の貯留タンクを有
する球補給機構を設け、ここから補給樋を通じて遊技機
島内の各パチンコ機へパチンコ球を分配し補給するよう
になっている。各パチンコ機からアウト球として排出さ
れたパチンコ球は、島内のアウトレール等を通じて研磨
揚送装置へと搬送され、研磨された後に島上段部にある
球補給機構のタンクへと補給される。
【0007】ここで研磨揚送装置は、一般に島下段から
島上段に延び上がる揚送パイプ内に、スクリュー部材を
回転可能に内挿して成る。この揚送パイプ内に、合成樹
脂で成形した粒状の研磨材とパチンコ球とを混入させ
て、スクリュー部材の回転駆動により、研磨材と球とを
撹拌混合することで、球は研磨されていた。
【0008】また、遊技者が球箱等に保有しているパチ
ンコ球は、遊技が終了したとき遊技者によって遊技機島
の中央等に配置されている景品球計数機に移し替えら
れ、いわゆる景品球として計数される。景品球計数機で
計数されたパチンコ球は、研磨揚送装置で研磨された
後、天井補給樋等を通じて各遊技機島の球補給機構まで
搬送され貯留される。
【0009】ところで、パチンコ機には、前述した遊技
機島を成す一般的なパチンコ機の他に、遊技盤面上に打
ち出されセーフ口またはアウト口に入った球を、機内で
球の打出し待機位置まで戻すことにより、予め機内に封
入してある少量の球を繰り返し遊技に使用するいわゆる
還元式タイプもある。
【0010】このような還元式のパチンコ機では、用意
した少量のパチンコ球を繰り返し使用するため、実際に
遊技者の手元へ払い出す賞球の数を制限したり、遊技者
の手元に実際のパチンコ球を一切払い出さず仮想的に賞
球を付与するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような一般的なパチンコ機にあっては、遊技機島を形
成して大型の球補給機構等を設けなければならないの
で、多種多様な遊技機を配置した遊技場の一郭にパチン
コ機を1台あるいは数台だけ設置するようなことができ
なかった。また、複数台のパチンコ機の併設された遊技
機島を単位に遊技場内の配置を構成しなければならず、
柔軟な遊技機の配置割り付けができないという問題があ
った。
【0012】一方、還元式のパチンコ機は、大型の球補
給機構を必要としないので遊技機ごとに自在に配置する
ことができるが、機内に用意した少量のパチンコ球を繰
り返し使用する関係から、実際にパチンコ球が賞球とし
て払い出されなかったり、その個数に制限がある。この
ため、賞球を獲得した実感に欠け、特に遊技中に多量の
賞球を払い出す、いわゆるフィーバー状態を十分に演出
することができず、遊技者の興奮を十分に喚起すること
ができないという問題があった。
【0013】また、前述した研磨揚送装置では、研磨後
に球と研磨材とを互いに分離しなければならず、そのた
めの特別な分離機構や、研磨済みの球の配給機構の他に
も、分離した研磨材を再び揚送パイプの下端部まで循環
させる研磨材の回収機構等の嵩張る機構が多く含まれて
いた。
【0014】従って、これらの機構を構成する部品点数
が多く、全体構成も複雑であり、コストを低減する際に
大きな支障となっていた。また、遊技機島の上下に亘っ
て、各機構を配設するための相当大きなスペースが必要
となり、組み付け工事も大掛かりとなり、コストが嵩む
という問題もあった。
【0015】特に、一台のパチンコ機だけから構成され
るいわゆる単体島では、前記研磨揚送装置を装備させる
と、パチンコ機の設置スペースが著しく侵食されてしま
うし、研磨能力も余剰となりコスト上問題であった。従
って、小型の単体島にコンパクトに設置でき、パチンコ
球を効率よく研磨できる研磨機が切望されていた。
【0016】本発明は、前述した従来技術が有する問題
点に着目してなされたもので、その目的とするところ
は、少量の遊技媒体を使用しつつ、賞球を次々と払い出
すことのできる遊技装置を提供することである。また、
他の目的は、研磨装置の構成を簡略化してコスト及び設
置スペースを削減すると共に、装置内部に簡易かつ迅速
に組み付けることが可能な研磨機を備えた遊技装置を提
供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項に存す
る。 [1]遊技媒体を用いて遊技を行う遊技装置(10、1
0A)であって、賞として払い出される遊技媒体を受け
止めるための貯留皿部(15、16)を前面に有し、該
貯留皿部(15、16)の下方に貯留皿部内の遊技媒体
を移し替えて貯留するための貯留箱(40)の配置され
る遊技装置(10、10A)において、前記貯留皿部
(15、16)に払い出すための遊技媒体を貯留する貯
留手段(70)と、所定の遊技状態になったとき、賞と
して遊技者に払い出すべき個数の遊技媒体を前記貯留手
段(70)から前記貯留皿部(15)に排出する賞払出
手段(100)と、前記貯留皿部(15、16)から移
し替えられて前記貯留箱(40)に貯留されている遊技
媒体を回収し前記貯留手段(70)まで搬送する回収手
段(50、140)と、前記回収手段(50、140)
によって回収された遊技媒体の数を遊技者が仮想的に保
有する遊技媒体の数を表すクレジット数として計数し表
示するクレジット表示手段(152、14)と、を具備
することを特徴とする遊技装置(10、10A)。
【0018】[2]遊技者が仮想的に保有している遊技
媒体を前記貯留皿部(15、16)に実際の遊技媒体と
して補給する旨の指示を受けたとき、前記貯留手段(7
0)に貯留されている遊技媒体を前記貯留皿部(15、
16)に排出する遊技媒体補給手段(155、100)
と、前記遊技媒体補給手段(155、100)によって
前記貯留手段(70)から前記貯留皿部(15、16)
に排出された遊技媒体の個数を前記クレジット数から減
算する減算手段(152)とを具備することを特徴とす
る[1]項記載の遊技装置(10、10A)。
【0019】[3]遊技者が投入した金額に相当する数
量の遊技媒体を前記貯留手段(70)から前記貯留皿部
(15、16)に払い出す媒体貸出手段(90)を有す
ることを特徴とする[1]または[2]項記載の遊技装
置(10、10A)。
【0020】[4]遊技者から遊技の終了指示を受けた
とき、前記貯留皿部(15、16)および前記貯留箱
(40)に貯留されている遊技媒体を回収し前記貯留手
段(70)まで搬送する第2の回収手段(16b、5
0、140)と、前記第2の回収手段(16b、50、
140)によって回収された遊技媒体の個数を計数し、
これを前記クレジット数に加算した値を遊技者が遊技の
終了時点で保有していた遊技媒体の個数として精算する
精算手段(20)とを具備することを特徴とする
[1]、[2]または[3]項記載の遊技装置(10、
10A)。
【0021】[5]前記貯留箱(40)が着脱可能であ
ることを特徴とする[1]、[2]、[3]または
[4]項記載の遊技装置(10、10A)。
【0022】[6]前記回収手段(140)は、遊技媒
体を研磨する研磨機(120、230)を備え、前記貯
留箱(40)から回収した遊技媒体を研磨して前記貯留
手段(70)へ搬送することを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]または[5]項記載の遊技装置
(10、10A)。
【0023】[7]前記研磨機(230)は、遊技媒体
としてのパチンコ球を所定方向に搬送する搬送ベルト
(240)と、該搬送ベルト(240)上に沿うように
配する研磨ベルト(250)とを備え、前記搬送ベルト
(240)の表面側に、パチンコ球の下側が転動可能な
状態で入り込み、パチンコ球の搬送ベルト(240)上
での移動を一定範囲に制限する嵌入溝(241)を形成
し、前記研磨ベルト(250)のパチンコ球の上側に接
触する少なくとも表面側を研磨材(251)で形成した
ことを特徴とする[6]項記載の遊技装置(10A)。
【0024】[8]前記研磨ベルト(250)を、前記
搬送ベルト(240)の回転駆動方向と逆方向に回転駆
動し、前記搬送ベルト(240)の回転速度を研磨ベル
ト(250)の回転速度よりも速く設定したことを特徴
とする[7]項記載の遊技装置(10A)。
【0025】[9]前記搬送ベルト(240)の全長を
研磨ベルト(250)の全長よりも長く設定し、前記搬
送ベルト(240)の始端側を研磨ベルト(250)の
始端側よりも長手方向に延出させて、両ベルト(24
0、250)の始端間に位置する搬送ベルト(240)
上を球溜まり部(245)としたことを特徴とする
[7]または[8]項記載の遊技装置(10A)。
【0026】[10]前記搬送ベルト(240)及び研
磨ベルト(250)を、遊技装置本体の内部に着脱可能
なハウジング(231)に設けて、ユニットとして構成
したことを特徴とする[7]、[8]または[9]項記
載の遊技装置(10A)。
【0027】[11]遊技装置本体の正面壁に、前記研
磨機(230)を遊技装置本体の内部に挿入する開口部
(315)を開設し、該開口部(315)内に研磨機
(230)の収納空間(316)を設けると共に、開口
部(315)に開閉可能な扉(317)を設け、前記収
納空間(316)に設置した研磨機(230)の球受入
部までパチンコ球を導くガイド部材(325)を、遊技
装置本体の内部に配設したことを特徴とする[7]、
[8]、[9]または[10]項記載の遊技装置(10
A)。
【0028】[12]前記研磨機(230)の底部にス
ライド溝(234)を設け、前記収納空間(316)の
底部に、前記研磨機(230)のスライド溝(234)
が研磨機(230)の出し入れ方向に移動可能に嵌合す
るレール部材(318)を設けたことを特徴とする[1
1]項記載の遊技装置(10A)。
【0029】[13]遊技装置本体の正面壁に、前記収
納空間(316)に設置してある研磨機(230)が作
動しているか否かを報知する作動報知手段(263)を
設けたことを特徴とする[11]または[12]項記載
の遊技装置(10A)。
【0030】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。貯留皿部(15、16)に貯留されている遊技媒
体は遊技者により次々と遊技機本体(11)の遊技盤面
(12)上へ打ち出され、アウト口あるいはセーフ口に
入った遊技媒体は、機内の回収経路を通じて貯留手段
(70)へと搬送され再使用される。
【0031】打ち出した遊技媒体がセーフ口に入賞する
等所定の遊技状態になったとき、賞払出手段(100)
は、賞として遊技者に払い出すべき個数の遊技媒体を貯
留手段(70)から貯留皿部(15、16)へ排出す
る。
【0032】賞に基づいて次々と遊技媒体が払い出され
て貯留皿部(15、16)が満杯になると、貯留皿部
(15、16)内の遊技媒体はその下方に配置された貯
留箱(40)へと移し替えられる。例えば球の移し替え
は、貯留皿部16の底面に設けられた手動あるいは自動
で開閉されるシャッタを開いて行う。
【0033】貯留箱(40)が満杯等になると、回収手
段(140)は貯留箱(40)から遊技媒体を回収して
貯留手段(70)まで搬送する。貯留箱(40)からの
回収は、球取込ボタン(52)を遊技者が押下した際
に、あるいは貯留箱(40)が満杯になったことを圧力
センサ等のセンサによって検知して行うようにする。
【0034】クレジット数表示手段(152、14)
は、回収手段(50、140)によって回収した遊技媒
体の数を計数し、これを遊技者が仮想的に保有する遊技
媒体として、その数(クレジット数)を表示する。この
ように、貯留箱(40)が満杯等になったとき、貯留箱
(40)内の遊技媒体を機内に回収して貯留部(70)
まで搬送するので、回収した球を遊技に再使用すること
ができる。
【0035】また、貯留箱(40)から回収した遊技媒
体は、遊技者が仮想的に保有している遊技媒体として計
数され表示されるので、該表示を確認することで貯留箱
(40)等に入れて遊技媒体を実際に遊技者の手元に置
かなくても、遊技者は自己の獲得した遊技媒体の数を確
認することができる。
【0036】更に、貯留箱(40)から遊技媒体を回収
し、再使用するので賞としての遊技媒体を次々と貯留皿
部(15、16)へ実際に排出することができるので、
遊技者に賞を獲得した実感を与えることができる。ま
た、貯留皿部(15、16)と貯留箱(40)の双方を
用いることにより、ある程度まとまった個数の遊技媒体
が遊技者の手元に貯留されるので、遊技者は多数の賞球
を獲得した実感を十分に味わうことができる。
【0037】賞が滞った状態で遊技盤面(12)へ打ち
出し続けると、貯留皿部(15、16)や貯留箱(4
0)内の遊技媒体が少なくなり、やがて無くなる。この
ような際に遊技者から補給指示を受けると、遊技媒体補
給手段(155、100)は、遊技者が仮想的に保有し
ている遊技媒体を貯留皿部(15、16)に実際の遊技
媒体として払い出す。また、減算手段(152)は、遊
技媒体補給手段(155、100)によって貯留手段
(70)から貯留皿部(15、16)に排出された遊技
媒体の個数をクレジット数から減算し、仮想的に保有し
ている遊技媒体の個数の整合を採る。
【0038】このように機内に回収されて仮想的に保有
している状態の遊技媒体をいつでも実際の遊技媒体とし
て払い出すことができるので、複数の貯留箱(40)に
移し替えて獲得したすべての遊技媒体を遊技者の手元に
置くような場合と同様に、持ち球のすべてを遊技に使用
することができる。
【0039】また、回収手段(140)は、遊技媒体を
研磨する研磨機(120、230)を備えており、貯留
箱(40)から回収した遊技媒体を研磨した後貯留手段
(70)へ搬送している。このように研磨機(120、
230)を機内に設けたので、遊技媒体を常に汚れの無
い状態に維持することができる。
【0040】遊技者から遊技の終了指示を受けた際に
は、貯留皿部(15、16)および貯留箱(40)から
遊技媒体をすべて排出して機内に回収し、これらを貯留
手段(70)まで搬送し還元する。また遊技終了時に貯
留皿部(15、16)および貯留箱(40)から回収し
た遊技媒体の個数を計数し、これをクレジット数に加算
した値を遊技者が遊技の終了時点で保有していた遊技媒
体の個数として精算する。
【0041】例えば、加算した最終的な遊技媒体の個数
を表したレシートを印刷して出力する。このように、遊
技終了時点で、遊技者が実際に保有していた遊技媒体を
すべて機内に回収するので、次の遊技に備えて改めて遊
技媒体を補給する必要がなく、同一の遊技媒体を複数の
遊技者に対し繰り返し使用することができる。
【0042】また、前記[7]項以下に記載した研磨機
(230)によれば、供給されたパチンコ球は、上下に
近接対向した搬送ベルト(240)と研磨ベルト(25
0)との各始端間に導入される。そしてパチンコ球は、
上下の各ベルト(240、250)間に挟まれた状態
で、下側の搬送ベルト(240)の回転駆動により所定
方向に搬送されつつ、上側の研磨ベルト(250)の表
面に接触することで研磨される。
【0043】搬送ベルト(240)の表面側には嵌入溝
(241)が形成してあるため、パチンコ球は嵌入溝
(241)に入り込み、その場での転動は自由だが、搬
送ベルト(240)上での表面方向の移動が嵌入溝(2
41)内に制限される。従って、パチンコ球は嵌入溝
(241)に入り込んだ状態で、搬送ベルト(240)
の回転駆動に伴い嵌入溝(241)の縁に引っ掛かるよ
うにして確実に搬送され、かつ嵌入溝(241)内で自
由に転動しながら、球面が満遍なく研磨ベルト(25
0)に接触して効率よく研磨される。
【0044】前記研磨機(230)の構成によれば、研
磨ベルト(250)の少なくとも表面側を研磨材(25
1)で形成したから、従来の研磨揚送装置のように、球
と研磨材(251)とが混じり合うことがない。従っ
て、研磨済みの球を研磨材から分離するための特別な機
構は不要となる。
【0045】ここで研磨材(251)は、例えば6ナイ
ロンを主成分とし、他に静電気除去材、研磨増強材を混
入したり、他の合成樹脂、繊維物質等により合成する。
研磨ベルト(250)全体を研磨材で成形してもよく、
あるいは研磨ベルト(250)の表面側にのみ研磨材
(251)から成る研磨層を設けてもよい。
【0046】以上の研磨機(230)は、互いに近接さ
せて略水平に配設する前記両ベルト(240、250)
により主として構成されており、従来の研磨揚送装置の
如く、島の上下に亘る相当大きな設置スペースを必要と
することはなく、遊技装置(10A)内の適所に設置す
ることができる。ここで研磨機(230)の大きさは、
主に両ベルト(240、250)の全長に依存するもの
であり、両ベルト(240、250)の長さは、処理す
べきパチンコ球の数量に応じて適宜設定すればよい。
【0047】また、前記研磨ベルト(250)を、搬送
ベルト(240)の回転駆動方向とは逆方向に回転駆動
し、搬送ベルト(240)の回転速度を研磨ベルト(2
50)よりも速く設定すれば、搬送ベルト(240)の
嵌入溝(241)に入り混んでいるパチンコ球に対し
て、該球を十分に転動させる摩擦力が加わる。その結
果、パチンコ球の球面はより確実に満遍なく研磨ベルト
(250)に接触することになり、研磨能力を高めるこ
とができる。
【0048】また、前記搬送ベルト(240)の全長を
研磨ベルト(250)より長く設定し、搬送ベルト(2
40)の始端側を研磨ベルト(250)の始端側より長
手方向に延出させて、両ベルト(240、250)の始
端間に位置する搬送ベルト(240)上を球溜まり部
(245)とすれば、両ベルト(240、250)間に
導入しきれない球は、球溜まり部(245)にいったん
滞留してから、順次両ベルト(240、250)間に取
り込まれる。従って、研磨機(230)にパチンコ球が
ある程度過剰に供給されても、円滑に研磨処理すること
が可能となる。
【0049】また、前記搬送ベルト(240)及び研磨
ベルト(250)を、遊技装置(10A)本体の内部に
着脱可能なハウジング(231)に設けてユニットとし
て構成すれば、取り扱いや組み付け作業が容易であり、
また研磨ベルト(250)が汚れたらユニットごとに簡
単に交換することもできる。
【0050】また、前記研磨機(230)の遊技装置
(10A)内への設置は、正面壁の開口部(315)に
設けた扉(317)を開いて、研磨機(230)を収納
空間(316)に納めてから、再び扉(317)を閉じ
るように設計すると良い。また、遊技装置(10A)内
の適所にガイド部材(325)を配設し、これを介して
パチンコ球を、前記収納空間(316)に設置してある
研磨機(230)の球受入部まで確実に導かれるように
するとよい。
【0051】また、前記研磨機(230)の底部にスラ
イド溝(234)を設け、前記収納空間(316)の底
部に、研磨機(230)のスライド溝(234)が研磨
機(230)の出し入れ方向に移動可能に嵌合するレー
ル部材(318)を設ければ、研磨機(230)を遊技
機島(10)に対する設置及び取り外し作業を極めて簡
単に行うことができる。
【0052】また、遊技装置(10A)の正面壁に、収
納空間(316)に設置してある研磨機(230)が作
動しているか否かを報知する作動報知手段(263)を
設ければ、研磨機(230)の作動状況を外部から容易
に確認することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施の形態を説明する。図1〜図7は本発明の第1実施
の形態を示している。図2、図3に示すように、遊技装
置10は、いわゆるパチンコ機である遊技機本体11
と、遊技者に遊技媒体としてのパチンコ球の貸し出しお
よび遊技終了時に精算してレシートを打ち出す球貸精算
機20と、球箱40からパチンコ球を取り込む球取込装
置50と、これらの支持台としての遊技台60とから成
る。
【0054】遊技台60の前には、遊技者の腰掛ける図
示しない椅子がセットされるようになっており、椅子に
腰掛けた遊技者の目の高さに遊技盤面12が来るように
遊技機本体11を支持するものである。遊技機本体11
の真下位置には、遊技台60の前方へ延出する天板61
が形成されている。遊技台60の下端部には一対の安定
脚62の他、移動用のストッパ付き車輪63が設けられ
ている。
【0055】遊技機本体11は、その前面中央に各種の
セーフ口、役物、障害釘およびアウト口の配設された遊
技盤面12を有している。遊技盤面12の上方には、大
当たりになったこと等を点滅等で表示する遊技情報表示
ランプ13が、更にその上方には、遊技者が仮想的に保
有しているパチンコ球の個数を表示するクレジット数表
示部14が設けられている。
【0056】ここで、クレジット数とは、本来、遊技者
の手元に在るべきであるが還元し再使用するために遊技
装置10内へ回収したパチンコ球の個数、すなわち遊技
者が仮想的に保有しているパチンコ球の個数を表す数値
である。
【0057】遊技盤面12の下方には、賞球等として払
い出されるパチンコ球を受け止める前皿15が、更にそ
の下方には、前皿15から溢れたパチンコ球を受け止め
る予備皿16が配置されている。予備皿16の右隣に
は、遊技盤面12へのパチンコ球の打ち出し操作を行う
ための打出ハンドル17が設けられている。
【0058】予備皿16下方の天板61上には、予備皿
16が満杯等になった際にパチンコ球を移し替えるため
の球箱40が配置される。球箱40は天板61上から取
り外し可能になっており、天板61上には球箱40の位
置決め用ガイド部材65a、65bが設けられている。
球箱40はこれら位置決め用ガイド部材65によって天
板61上の所定位置に保持されるようになっている。
【0059】球箱40の配置される箇所の左隣には、球
箱40からパチンコ球を回収し計数する球取込装置50
が設けられている。球取込装置50は、球箱40の配置
される側の側面下部に球箱40からのパチンコ球の受入
口51が、また前面にパチンコ球の取り込みを指示する
ための取込指示ボタン52が設けられている。球箱40
は、受入口51に対応する箇所に、球取込装置50によ
り開閉されるパチンコ球の排出口を備えている。
【0060】前皿15の上部右端には、前皿15からパ
チンコ球を予備皿16へ移し替えるための前皿排出レバ
ー15aが設けられている。前皿排出レバー15aを操
作することにより、前皿15底部に設けられている図示
しない排出口が開き、そこから予備皿16へパチンコ球
が落下するようになっている。このほか、前皿15の上
部左端には、図示していないが前皿15から溢れるパチ
ンコ球の流出口があり、該流出口は、予備皿16内へと
連通している。
【0061】同様に予備皿16の下部前面中央には、予
備皿16底部に設けられた図示しない排出口の開閉操作
を行うための予備皿排出レバー16aが設けられてお
り、該レバーの操作により、予備皿16内のパチンコ球
がその下部に配置された球箱40へ落下するようになっ
ている。
【0062】また、遊技を終了して精算する際に、前皿
15および予備皿16に貯留しているパチンコ球を遊技
装置10内へ回収するため、これらの皿の底部には、電
磁式シャッタにより開閉する排出口(皿貯留球排出装置
16b、図1)が設けられている。
【0063】球貸精算機20の本体正面には、上から順
に、1000円相当のプリペイドカードあるいは紙幣を
挿入するための磁気カード挿入口21、硬貨挿入口2
2、貸し球を払い出し口としての払出ノズル23、精算
ボタン24、球追加ボタン25が配置されている。更に
その下方には、レシート等の記録媒体の排出口26が設
けられている。
【0064】磁気カードの挿入口21の奥部に配される
磁気カード読取記録部(図1、31)は、投入された磁
気カードの金額データを読み取り、清算時には残金等を
カードに書き込む処理を行った後に磁気カードを排出す
るものである。記録媒体の排出口26の奥部に配される
印字部(図1、33)は、精算時に、遊技者が実際に保
有していた球の数とクレジット数とを加算した値を記録
媒体(レシート)に印字して排出するものである。
【0065】なお、本実施の形態では、記録媒体として
レシートを用い、更に1000円相当のプリペイドカー
ドである磁気カードを用いた構成にしているが、記録媒
体として磁気カードを用い、一つの磁気カードに、残金
および持ち球数の両方を記録するようにしてもよい。
【0066】図4は、遊技装置10内部を背面から見た
様子を示している。遊技装置10は、その内部上部に貸
し球あるいは賞球として遊技者に払い出すパチンコ球を
貯留する第1貯留部70を備えている。第1貯留部70
はその底部に賞球を払い出すための流出口71と、投入
金額に応じた個数の貸し球を払い出すための流出口72
を有する。
【0067】払出ノズル23裏面に相当する位置には、
払出ノズル23への貸し球の送り出しとその個数を計数
する貸球補給装置90が設けられ、第1貯留部70の流
出口72と貸球補給装置90の間には、流出口72から
流出したパチンコ球を貸球補給装置90に導く貸球補給
ジャバラ73が配されている。
【0068】第1貯留部70の流出口71下部には、流
出口71から賞球の送り出しとその個数の計数を行う賞
球補給装置100が配置されている。また賞球補給装置
100の出口と前皿15の間は、計数後に賞球補給装置
100から排出されたパチンコ球を遊技機本体11内部
を通じて前皿15まで導く賞球払出経路74が設けられ
ている。
【0069】遊技本体11裏面の中央には、遊技盤面1
2の裏面カバー75が有り、その下方には遊技盤面12
のアウト口およびセーフ口に入ったパチンコ球を回収し
てその排出口76から排出する遊技済球受け皿77が存
在する。裏面カバー75の内側には、遊技装置10の各
種制御を行う回路基板が装着されている。
【0070】遊技機本体11の下部左には、球発射装置
78が設けられている。球発射装置78は、内部のモー
タ等により槌を所定速度で揺動させ、打出し部(前皿か
ら球発射装置78へ通じる案内路の終端)にあるパチン
コ球を槌の先端で打って遊技盤面12上へ打出すもので
ある。なお、この球発射装置78は、打出ハンドル17
の操作量に応じた速度で周期的に玉を打出すようになっ
ている。
【0071】球発射装置78の下方中央には、排出口7
6から排出されたパチンコ球を受け止めて貯留するアウ
トタンク79が、アウトタンク79の底部にある流出路
79aの途中には、ここを通じて排出されるパチンコ球
の個数を計数する遊技済球計数機79cがそれぞれ設け
られている。アウトタンク79は、落下した玉を一カ所
の流出路79aに集めるようその底面が流出路79aに
向かって傾斜している。
【0072】アウトタンク79の右隣に配置されている
クレジット球計数機110は、球取込装置50を通じて
球箱40から回収したパチンコ球および前皿15から遊
技終了時に回収したパチンコ球を計数する計数機であ
る。クレジット球計数機110は、球取込装置50およ
び排出球経路111を通じて皿貯留球排出装置16bの
排出口と連通しており、またその底面には計数後のパチ
ンコ球を排出する排出口を備えている。
【0073】遊技機本体11の下方には、クレジット球
計数機110および流出路79aから排出されたパチン
コ球を受け止め、これらを順次研磨する研磨機120が
設けられている。研磨機120は、所定間隔を開けて互
いに平行、かつ略水平に配された上部研磨ベルト121
と下部研磨ベルト122とを有している。
【0074】クレジット球計数機110等から排出され
て研磨ベルト121、122の入り口部123に導かれ
たパチンコ球は、上部研磨ベルト121と下部研磨ベル
ト122に挟まれながら出口部124まで搬送される間
に研磨されるようになっている。
【0075】研磨ベルト121、122は、6ナイロン
または66ナイロン等で形成され、上部研磨ベルト12
1や下部研磨ベルト122等の装着された研磨部自体
は、カセット式で出し入れ自在になっており、研磨材が
汚れた際に容易に交換できるようになっている。
【0076】研磨機120は、アウトタンク79または
クレジット球計数機110からパチンコ玉が排出された
際に、上部研磨ベルト121、下部研磨ベルト122を
動作させる図示しないモータを備え、上部研磨ベルト1
21等は該モータによって駆動される。研磨機120下
方には、研磨機120の出口部124から落下した研磨
済みのパチンコ球を受け止める第2貯留部130が形成
されている。第2貯留部130の底板131は、左側に
向かって斜め下方に傾斜している。
【0077】研磨済みのパチンコ球を第2貯留部130
から第1貯留部70まで搬送し還元するための揚上パイ
プ132は、遊技台60裏面左端に略垂直に立てて設け
られ、上端部および下端部にそれぞれ曲がり部を有し、
その下端部入口132aが第2貯留部130の底板13
1左端に、上端部出口132bが第1貯留部70の上部
にその出口部を下方に向けて配されている。
【0078】また、揚上パイプ132の下端部側の曲が
り部には、球送り用の揚上スプロケット133が設けら
れている。研磨機120、揚上パイプ132、揚上スプ
ロケット132b等は、パチンコ球を回収し第1貯留部
70まで搬送する回収装置140を構成している。
【0079】遊技機本体11前面の前皿15および予備
皿16にはそれぞれ250個のパチンコ球を、球箱には
2300個から2500個程度のパチンコ球を貯留する
ことができる。そのため、遊技装置10には、予め約2
700個から3000個程度のパチンコ球が補給され、
これらを用いて遊技を進行するようになっている。
【0080】図1は、遊技装置10の回路構成を機能的
に表したものである。各種の制御を統括的に管理する遊
技管理部150には、球貸精算機20、賞球補給装置1
00、貸球補給装置90、皿貯留球排出装置16b、回
収装置140、球取込装置50、遊技情報表示ランプ1
3およびクレジット表示部14が接続されている。
【0081】賞球補給装置100は、第1貯留部70の
流出口71からパチンコ球を1つずつ賞球払出経路74
へ送り出す賞球排出部101と、排出される賞球の個数
を計数する第1の補給計数機102を有する。貸球補給
装置90は、払出ノズル23へパチンコ球を送り出す貸
球排出部91と、排出されるパチンコ球の個数を計数す
る第2の補給計数機92とから成る。
【0082】球貸精算機20は、磁気カードからの読み
取りおよび磁気カードへの記録を行う磁気カード読取記
録部31と、磁気カードの挿入口21から投入された現
金が真正なものかの検査とその金額または磁気カードの
残金を判断する投入金額判断部32を有する。更に遊技
終了時に遊技者の保有していたパチンコ球の個数を印刷
出力する印刷部33と、精算ボタン24および球追加ボ
タン25を備えている。
【0083】回収装置140は、先に説明したようにク
レジット球計数機110、研磨機120、揚上スプロケ
ット133等から構成される。球取込装置50は、球箱
40の排出口の開閉用にソレノイド55aを備えた排出
口開閉部55と、取込指示ボタン52とを備えている。
【0084】遊技管理部150は、遊技状態に応じて賞
球の払い出し指令を賞球補給装置100に送出する賞球
制御部151と、クレジット数の加算および減算を行う
クレジット数加減算部152と、球貸精算機20に投入
された金額に応じて貸球補給装置90に前皿15へのパ
チンコ球の払い出し指示を送出する貸球制御部153を
有する。
【0085】更に遊技管理部150は、球追加ボタン2
5が押下された際に、パチンコ球の払い出しが可能か否
かを調べ、可能な場合に払い出すべきパチンコ球の個数
を求める補給可否判定部154と、補給可否判定部15
4で求めた個数のパチンコ球の払い出しを賞球補給装置
100へ指示する補給制御部155を備えている。
【0086】図5は、遊技管理部150の回路構成を表
したものである。遊技管理部150は、制御の中枢的機
能を果たすCPU(中央処理装置)160を備え、CP
U160にはバス161を通じて各種回路装置が接続さ
れている。このうちROM(リード・オンリ・メモリ)
162は、制御手順を表したプログラムおよび各種の固
定的データを記憶した読み出し専用メモリである。RA
M(ランダム・アクセス・メモリ)163は、プログラ
ムを実行する上で必要になるデータを一時的に記憶する
作業用のメモリである。
【0087】インターフェイス部164は、各種の周辺
回路装置とCPU160との間における信号の受け渡し
を司る入出力装置であり、球貸精算機20、貸球補給装
置90、賞球補給装置100等が接続されている。この
ほかインターフェイス部164には、遊技盤面12上に
配置されている各種の役物を制御する役物制御部170
が接続されている。
【0088】役物制御部170は、パチンコ球の入賞口
への入賞を検知する入賞検知スイッチ171や、フィー
バ機等の遊技盤面12中央に配置され、スロットマシー
ン等に見立てた各種の画面遊技を表示するカラー液晶デ
ィスプレイ172等を有している。CPU160は、図
1に示した賞球制御部151、クレジット数加減算部1
52、貸球制御部153、補給可否判定部154、補給
制御部155の各機能を実行するほか、遊技の進行に必
要な各種の処理を行うようになっている。
【0089】次に作用を説明する。図6、図7は、遊技
装置10の行う動作の流れを表したものである。営業を
開始する前に、遊技装置10内に約3000個のパチン
コ球を予め補給する。また、図6、図7には示していな
いが、電源投入時に研磨機120、揚上スプロケット1
33を一定時間動作させ、前回電源を切った際、第2貯
留部130等に残ったパチンコ球を第1貯留部70へ予
め回収するようになっている。更に、電源が投入された
時に、クレジット数加減算部152の保持するクレジッ
ト数の値を「0」に初期化している。
【0090】遊技を開始するに際して、先ず遊技者は球
貸精算機20の磁気カードの挿入口21に紙幣あるいは
磁気カードを挿入する。紙幣が挿入された際には、投入
金額判断部32はまずその真偽を判定し、真正な紙幣で
ある場合に、その金額を検出する。一方、磁気カードが
挿入された際には、投入金額判断部32は磁気カードの
真偽を判定し、残金額の確認を行う。磁気カードの場合
には、図示しない操作スイッチによって使用する金額が
指定される。
【0091】球貸精算機20は、現金が投入された場合
には、その金額を遊技管理部150へ通知し、磁気カー
ドが投入された場合には、残金額と遊技者の指定した使
用金額の双方を遊技管理部150へ通知する。
【0092】磁気カードの場合、遊技管理部150は、
残金額が指定された使用金額に満たないとき、球貸精算
機20へ磁気カードの排出指示を出力し、遊技情報表示
ランプ13等により残金額不足の旨を警告する。残金額
が充足しているときは、指定された使用金額分を差し引
いた新たな残金額を求め、磁気カードに該新たな残金額
の書き込み指示と、書き込み後に磁気カードの排出指示
を球貸精算機20へ送る。
【0093】残金額が充足しているときおよび現金によ
り入金されたとき(ステップS201;Y)、指定され
た使用金額あるいは投入された現金の額に相当する貸球
の数を求め(ステップS202)、貸球補給装置90へ
その貸球数を表した払い出し信号を送出する。
【0094】貸球補給装置90は、払い出し信号を受け
ると、貸球排出部91を動作させ、貸球補給ジャバラ7
3を通じて第1貯留部70から供給されるパチンコ球を
払出ノズル23を通じて前皿15へ順次払い出す(ステ
ップS203)。また、払い出されるパチンコ球の個数
を第2の補給計数機92によって計数し、指定された貸
球数に達したときパチンコ球の払い出しを停止する。こ
こでは、例えば1000円の現金投入に対して250個
のパチンコ球が前皿15へ払い出される。
【0095】遊技中においては、遊技者が打出ハンドル
17を操作すると、玉発射装置78の動作によりその操
作量に応じた速度で周期的にパチンコ球が遊技盤面12
に打出される。遊技盤面12に打出されたパチンコ球が
セーフ穴に入賞したり、あるいはセーフ穴への入賞に基
づき液晶ディスプレイ172上で行われたスロットマシ
ーン等の画面遊技で当たりが出ると賞球を払い出すべき
遊技状態になる。
【0096】賞球を払い出すべき遊技状態になると(ス
テップS204;Y)、賞球制御部151はその賞に応
じて払い出すべきパチンコ球の個数(賞球数)を求め
(ステップS205)、賞球補給装置100に賞球数を
表した払い出し信号を送出する。これを受けた賞球補給
装置100は、賞球排出部101を動作させ、流出口7
1を通じて第1貯留部70から供給されるパチンコ球を
賞球払出経路74を介して前皿15へ順次払い出す(ス
テップS203)。
【0097】また、払い出されるパチンコ球の個数を第
1の補給計数機102によって計数し、指定された貸球
数に達したときパチンコ球の払い出しを停止する。前皿
15に払い出されたパチンコ球が増し、前皿15から溢
れると、それらのパチンコ球は、前皿排出レバー15a
の操作により予備皿16へ移し替えられて貯留される。
更に遊技者の手元にあるパチンコ球の数が増加すると、
予備皿16内のパチンコ球は予備皿排出レバー16aの
操作により予備皿16下方の球箱40へ移される。
【0098】賞球が更に増して球箱40が満杯になる
と、遊技者により取込指示ボタン52が押下され(ステ
ップS207;Y)、これに伴って球取込装置50の排
出口開閉部55が球箱40の排出口を開き(ステップS
208)、球箱40内のパチンコ球が機内に取り込まれ
る。
【0099】クレジット球計数機110は球取込装置5
0からのパチンコ球を検出するごとに遊技管理部150
へ検出信号を送出し、クレジット数加減算部152はこ
の検出信号を基にしてクレジット数の値を加算し計数す
る(ステップS209)。また、クレジット数加減算部
152の計数値が変化するごとに、クレジット数表示部
14の表示内容は更新され最新のクレジット数が表示さ
れる(ステップS210)。
【0100】このようにして、球箱40内のパチンコ球
は、遊技装置10内部に回収されるが、これらは本来、
遊技者の所有するものであるので、回収されたパチンコ
球の個数を遊技者が仮想的に保有しているパチンコ球、
すなわちクレジット数として計数している。
【0101】球箱40から回収されたパチンコ球の存在
が検知されると、研磨機120、揚上スプロケット13
3を動作させ、回収したパチンコ球を上部研磨ベルト1
21と下部研磨ベルト122の間を通過させて研磨した
後、揚上パイプ132を通じて第1貯留部70へ搬送す
る(ステップS211)。
【0102】遊技盤面12に打ち出され、セーフ穴ある
いはアウト穴に入ったパチンコ球は、遊技済球受け皿7
7から排出口76を通じてアウトタンク79に回収さ
れ、流出路79aを通過する際に、遊技済球計数機79
cによって計数され、その存在が検出される(ステップ
S212;Y)。遊技盤面12上に打ち出されたパチン
コ球の回収が検知されると研磨機120、揚上スプロケ
ット133が動作し、該パチンコ球は、研磨機120で
研磨された後、揚上パイプ132を通って第1貯留部7
0へ搬送される(ステップS211)。
【0103】球箱40内のパチンコ球は、満杯になると
遊技装置10内部へ回収されるので、その後入賞が途絶
えたまま遊技盤面12への打ち出しを継続すると、遊技
者が実際に保有する前皿15等に貯留されている実際の
パチンコ球の数が次第に減少する。このようなとき、遊
技者は、球追加ボタン25を押下することによって、仮
想的に保有しているパチンコ球を、実際のパチンコ球と
して前皿15に払い出すことができる。
【0104】遊技者により球追加ボタン25が押下され
ると(ステップS206;Y)、補給可否判定部154
はその時点でクレジット数加減算部152の計数してい
るクレジット数の値が「0」であるか否かを調べる(ス
テップS213)。クレジット数が「0」の場合には
(ステップS213;Y)、パチンコ球の追加ができな
いことを遊技情報表示ランプ13を点滅等させて通知す
る(ステップS214)。
【0105】クレジット数が「0」でないときは(ステ
ップS213;N)、現在のクレジット数が規定の追加
個数(ここでは、100個)以上存在するか否かを調べ
(ステップS215)、規定追加数以上のとき(ステッ
プS215;Y)、今回追加するパチンコ球の数を規定
数に設定する(ステップS216)。
【0106】規定追加数に満たないときは、現在のクレ
ジット数の値を今回追加するパチンコ球の数として設定
する(ステップS217)。このようにして追加するパ
チンコ球の個数を設定した後、その数だけクレジット数
を減算し、減算後の値をクレジット数表示部14に表示
する(ステップS218)。
【0107】その後、補給制御部155は、補給可否判
定部154により設定された追加数を示すパチンコ球の
払い出し指示を賞球補給装置100へ送出する。賞球補
給装置100は賞球を払い出す際と同様にして指示され
た個数だけ追加球の払い出しを行う(ステップS20
3)。なお、追加球の払い出しを貸球補給装置90によ
って行っても良い。
【0108】遊技を終了する際には、遊技者は精算ボタ
ン24を押下する。精算ボタン24が押下されると(ス
テップS219;Y)、皿貯留球排出装置16bは、前
皿15および予備皿16に貯留しているパチンコ球を底
部の電磁シャッタを開いて遊技装置10内部へ回収する
(ステップS220)。更に、排出口開閉部55によっ
て球箱40の排出口を開き、球箱40内に残っているパ
チンコ球を機内に回収する(ステップS221)。
【0109】クレジット球計数機110は回収したパチ
ンコ球の個数を計数し(ステップS222)、クレジッ
ト数加減算部152は計数された個数を現在のクレジッ
ト数に加算する(ステップS223)。すなわち、遊技
者が球箱40内等において実際に保有していたパチンコ
球と、仮想的に保有していたパチンコ球の合計を求め
る。そして、遊技終了時点における遊技者に所有権のあ
る全パチンコ球の個数をクレジット数表示部14に表示
する(ステップS224)。
【0110】クレジット球計数機110は、一定時間以
上経過しても次のパチンコ球が到来しないとき、計数処
理を終了する。また計数処理が終了したとき前皿15等
の電磁シャッタや球箱40の排出口が閉じられる。その
後、遊技者の獲得した合計のパチンコ球の数を表したレ
シートを球貸精算機20の印刷部33から印刷出力する
(ステップS225)。遊技者は該レシートを提示する
ことにより獲得したパチンコ球を景品等に交換すること
ができる。
【0111】レシートを印刷出力した後、遊技装置10
はクレジット数の値を「0」に初期化し、次の遊技者に
よる遊技の開始に備える(ステップS226)。また、
前皿15、予備皿16、球箱40から機内に回収したパ
チンコ球を、研磨機120で研磨した後、揚上パイプ1
32を通じて第1貯留部70まで搬送し貯留する(ステ
ップS211)。
【0112】遊技装置10は、このような処理を電源が
投入されている間継続的に繰り返すようになっている
(ステップS227)。このように、球箱40からパチ
ンコ球を機内に回収して再使用するとともに、球箱40
から回収したパチンコ球の数を計数してこれを遊技者が
仮想的に保有するパチンコ球の数として扱うので、限ら
れた個数のパチンコ球を使用しつつ、次々と賞球を前皿
15へ実際に払い出すことができ、遊技者は賞球を獲得
した実感を十分に味わうことができる。
【0113】図8〜図20は、本発明の第2実施の形態
を示している。本実施の形態に係る遊技装置10Aは、
前記遊技装置10の研磨機120とは構成の異なる研磨
機230を備えている。なお、第1実施の形態と同種の
部位については同一符号を付し、重複した説明は省略す
る。
【0114】図11に示すように、研磨機230は、パ
チンコ球を所定方向に搬送する搬送ベルト240と、該
搬送ベルト240上に沿うように配設する研磨ベルト2
50とを有し、両ベルト240、250は、遊技装置1
0Aの内部に着脱可能なハウジング231に支持され
て、一つのユニットとして構成されている。
【0115】図11〜図13に示すように、ハウジング
231は、長方形の底板232と、底板232の両側長
辺に沿って直角に立ち上がる両側壁233、233とか
ら成る。底板232の下面側には、短辺と平行に延びる
一対のスライド溝234、234が設けられている。こ
の一対のスライド溝234、234は、後述する遊技装
置10Aの収納空間316に設けられたレール部材31
8、318に移動可能に嵌合する部位である。
【0116】搬送ベルト240は、ハウジング231の
底板232のほぼ全長に亘って延びるように底板232
上に敷設されている。詳しく言えば、両側壁233、2
33の後端側に駆動ローラ242が、前端側に従動ロー
ラ243がそれぞれ回転可能に軸支されており、両ロー
ラ242、243間に搬送ベルト240は掛け渡されて
いる。
【0117】駆動ローラ241は、減速機構付きの電動
モータ244により、図11及び図12中で時計方向に
回転駆動されるよう設定されている。すなわち、搬送ベ
ルト240は、ハウジング231の前端側から供給され
るパチンコ球をハウジング231の後端側より排出する
ように一定方向に回転駆動される。
【0118】搬送ベルト240は、弾発力を有する合成
樹脂材を無端の帯状に成形したものであり、合成樹脂材
としては、例えば、6ナイロンまたは66ナイロン等が
適する。これら合成樹脂材を主成分とし、他に静電気除
去材や繊維物質等を含めるように成形してもよい。
【0119】また、搬送ベルト240は所定の厚みを有
しており、その表面側には、ベルト横幅方向に直線状に
延びる嵌入溝241が、ベルト長手方向に等間隔で多数
並ぶように形成されている。各嵌入溝241は、パチン
コ球の下側が転動可能な状態で入り込み、パチンコ球の
搬送ベルト240上での移動を一定範囲(嵌入溝241
内)に制限するものである。
【0120】図示したように嵌入溝241は半円形断面
であり、パチンコ球が緩めに嵌合し得る程度の大きさに
設定するとよい。また、嵌入溝241が延びる方向とし
ては、図示したベルト横幅方向に限るものではなく、例
えば、図14に示す如く格子状に形成したり、あるいは
直線的ではなく図15に示す如く蛇行させたりと種々の
形態が考えられる。
【0121】一方、研磨ベルト250は、前記搬送ベル
ト240の全長のおよそ1/3の程度の長さに設定され
ており、搬送ベルト240の後半側に近接して沿うよう
に配設されている。図11及び図12に示すように、前
記搬送ベルト240の始端側240aは、研磨ベルト2
50の始端側250aよりも長手方向に延出しており、
両ベルト240、250の始端240a、250a間に
位置する搬送ベルト240上が、球溜まり部245とし
て設定されている。
【0122】ハウジング231の両側壁233、233
の内側面には、側壁233の上端縁側に沿って延びる取
付板235が固設されている。この両取付板235、2
35の前端側に駆動ローラ252が、後端側に従動ロー
ラ253がそれぞれ回転可能に軸支されており、両ロー
ラ252、253間に研磨ベルト250は掛け渡されて
いる。
【0123】駆動ローラ252は、前記駆動ローラ24
2とは別に減速機構付きの電動モータ254により、図
11及び図12中で時計方向に回転駆動されるよう設定
されている。すなわち、研磨ベルト250は、前記搬送
ベルト240の回転駆動方向と逆方向に回転駆動され
る。ここで研磨ベルト250の回転速度は、搬送ベルト
240の回転速度よりも常時遅くなるように設定されて
いる。
【0124】研磨ベルト250も、前記搬送ベルト24
0と同様に、弾発力を有する合成樹脂材を無端の帯状に
成形したものであるが、その表面には全域に研磨材から
成る研磨層251が貼り付けられている。ここで研磨層
251は、例えば6ナイロンまたは66ナイロン等の合
成繊維から作った不織布が適し、これに研磨増強材や静
電気除去材を混入したり、他の合成樹脂や繊維物質等を
含めるように成形してもよい。なお、研磨ベルト250
全体を研磨材から成形してもかまわない。
【0125】図13に示すように、研磨ベルト250の
横幅は、搬送ベルト240に比べて狭く、かかる研磨ベ
ルト250の両脇にある各取付板235は、その下端が
搬送ベルト240の搬送面に近接している。この取付板
235により、搬送ベルト240上に載るパチンコ球が
その両脇よりこぼれ落ちるのが防止される。
【0126】図9に示すように、遊技装置10Aにおけ
る遊技機本体11の下方に位置する正面壁60aには、
前記研磨機230を島内に挿入するための開口部315
が開設されている。開口部315の内側には、研磨機2
30を設置するための収納空間316が設けられてお
り、開口部315には開閉可能な扉317が設けられて
いる。
【0127】収納空間316の底部には、島奥行き方向
と平行に延びる一対のレール部材318、318が固設
されている。図16及び図17に示すように、一対のレ
ール部材318、318間には、研磨機230を移動不
能に保持するための固定用ブラケット319が位置調整
可能にねじ止めされる。
【0128】また、扉317の内側にも、該扉317が
略直角に開いた際に、前記一対のレール部材318、3
18に直線上に連なる一対の延長レール部材318a、
318aが固設されている。各延長レール部材318a
間には、研磨機230から延びるコネクタ260を接続
させるコンセント261が設けられており、研磨機23
0の電源は島内部から取られる。なお、扉317の外側
には、把持溝317aが設けられている。
【0129】収納空間316に研磨機230を設置する
と、図10に示すように、研磨機230は、ちょうど第
2貯留部130上に位置して、研磨機230から排出さ
れる研磨済みの球は、そのまま第2貯留部130内に受
け入れられるように設定されている。
【0130】図10に示すように遊技装置10A内に
は、ガイド部材325が配設されている。ガイド部材3
25は、クレジット球計数機110等から排出されたパ
チンコ球を前記収納空間316に設置した研磨機230
の球溜まり部245(球受入部)まで導くための樋状の
部材である。
【0131】また、図8に示すように、遊技装置10A
の正面壁60aには、前記収納空間316に設置してあ
る研磨機230が作動しているか否かを報知する作動報
知手段263が設けられている。作動報知手段263
は、前記研磨機230が正しく設置されて正常に作動し
ている際に点灯するランプから構成されている。この作
動報知手段263には、例えば、研磨機230に異常が
生じた場合に警報を鳴らしたりする機能を含めるように
してもよい。
【0132】次に本実施の形態に係る遊技装置10Aの
研磨機230の作用を説明する。図9及び図18におい
て、研磨機230を遊技装置10Aに設置するには、先
ず正面壁60aの開口部315に設けた扉317を水平
状態になるまで開き、扉の317の内側にある一対の延
長レール部材318a、318aに、研磨機230の底
板232にある一対のスライド溝234、234を嵌合
させる。
【0133】研磨機230をそのまま島奥行き方向へ押
すと、研磨機230は、前記一対の延長レール部材31
8a、318aに続いて、収納空間316内にある一対
のレール部材318、318に沿って真っ直ぐ移動す
る。研磨機230を収納空間316内の適所まで押し込
んだら、図16に示すように、一対のレール部材31
8、318間に固定用ブラケット319をねじ止めし
て、研磨機230を動かぬように固定すればよい。
【0134】図19及び図20に示すように、研磨機2
30から延びるコネクタ260を、扉317の内側にあ
るコンセント261に接続してから、扉317を元の位
置に閉じれば研磨機230の設置作業は完了する。一
方、研磨機230が古くなったり、故障した場合には、
扉317を開いて固定用ブラケット319を外してか
ら、研磨機230を前記各レール部材318、318a
に沿って引き出せばよく、簡単に遊技装置10aから取
り出すこともできる。
【0135】特に研磨機230は、前述した如く一ユニ
ットとして構成したから、取り扱いや装置本体への組み
付け、及び取り出し作業を極めて容易に行うことができ
る。研磨機230の設置後において、遊技中の遊技機本
体11から排出された球は、図10に示すガイド部材3
25を介して、収納空間316に設置してある研磨機2
30まで確実に導かれる。
【0136】研磨機230に供給された球は、先ず図1
1中の球溜まり部245上に載る。すなわち、パチンコ
球はすぐに上下の両ベルト240、250間に導入され
るのではなく、いったん球溜まり部245に滞留してか
ら、順次両ベルト240、250間に取り込まれる。従
って、研磨機230にパチンコ球がある程度過剰に供給
されても、円滑に研磨処理することが可能となる。
【0137】球溜まり部245上の球は、搬送ベルト2
40と研磨ベルト250の回転駆動に伴って、研磨層2
51の始端250aの下側より両ベルト240、250
間に順次導入される。このときパチンコ球は、搬送ベル
ト240の表面側にある各嵌入溝241に入り込み、一
の嵌入溝241内での転動は自由だが、搬送ベルト24
0上での表面方向の移動は嵌入溝241内に制限され
る。
【0138】パチンコ球は上下の各ベルト240、25
0間に挟まれた状態で、下側の搬送ベルト240の回転
駆動によって搬送されつつ、上側の研磨ベルト250の
研磨層251に接触することで研磨される。ここで球
は、搬送ベル240の回転駆動に伴い嵌入溝241の縁
に引っ掛かるようにして確実に搬送される。かつ球は嵌
入溝241内で自由に転動しながら、球面が満遍なく研
磨ベルト250の研磨層251に接触して、手垢、油汚
れ等が拭き取られ効率よく研磨される。
【0139】本実施の形態では、研磨ベルト250が、
搬送ベルト240の回転駆動方向とは逆方向に回転駆動
し、搬送ベルト240の回転速度を研磨ベルト250よ
りも速く設定したから、搬送ベルト240の嵌入溝24
1に入り混んでいるパチンコ球に対して、該球を十分に
転動させる摩擦力が加わる。その結果、パチンコ球の球
面はより確実に満遍なく研磨ベルト250に接触するこ
とになり、研磨能力を高めることができる。
【0140】また、研磨機230が正しく設置されて正
常に作動している場合は、腰板14の外表面にある作動
報知手段263であるランプが点灯するため、研磨機2
30の作動状況を外部から容易に確認することができ
る。なお、作動報知手段263には、例えば、研磨機2
30に異常が生じた場合に警報を鳴らしたりする機能を
含めるとよい。
【0141】以上のような研磨機230の構成によれ
ば、研磨ベルト250の少なくとも表面側を研磨材で形
成したから、従来の研磨揚送装置のように、球と研磨材
とが混じり合うことはない。従って、研磨済みの球を研
磨材から分離するための特別な機構が不要となる。
【0142】また、研磨機230は、互いに近接させて
略水平に配設する前記両ベルト240、250により主
として構成されており、従来の研磨揚送装置の如く、島
の上下に亘る相当大きな設置スペースを必要とすること
はなく、遊技装置10A内の適所にコンパクトに設置す
ることができる。ここで研磨機230の大きさは、主に
両ベルト240、250の全長に依存するものであり、
両ベルト240、250の長さは、処理すべきパチンコ
球の数量に応じて、適宜設定すればよい。
【0143】なお、本発明に係る遊技装置は、図示した
実施の形態に限定されるものではない。前記実施の形態
では、貸球を貸球補給装置90によって払出ノズル23
から前皿15へ払い出すようにしたが、貸球を賞球補給
装置100から機内を通じて前皿15へ直接払い出すよ
うにしても良い。
【0144】また、前皿15と予備皿16の2つの貯留
皿を遊技本体11前面に設けたが、前皿15だけを備え
るようにしても良い。この場合には前皿15から溢れる
パチンコ球を球箱40に移し替えて貯留することにな
る。また、前記実施の形態では、球箱40からのパチン
コ球の回収を遊技者が取込指示ボタン52を押下した際
に行うようにしたが、球箱40がほぼ満杯になるほどパ
チンコ球が貯留されていることをセンサで検出し、自動
的に球箱40からパチンコ球を回収するようにしても良
い。
【0145】例えば、圧力センサによって球箱40の重
さを図り、規定重量以上のとき回収したり、光センサ等
によって球箱40の上部位置までパチンコ球が積み重な
ったことを検知したとき回収するようにすれば良い。ま
た、本発明に係る遊技装置は通常のパチンコ機の他に、
遊技媒体としてパチンコ球を使う各種ゲーム機(例えば
アレンジボール機等)にも適用できる。
【0146】
【発明の効果】本発明に係る遊技装置によれば、球箱内
の貯留しているパチンコ球を機内に回収して再使用する
とともに、回収したパチンコ球の数を計数してこれを遊
技者が仮想的に保有するパチンコ球の数として扱うの
で、限られた個数のパチンコ球を使用しつつ、次々と賞
球を実際に払い出すことができる。
【0147】それにより、遊技者は、賞球を獲得した実
感を十分に味わうことができる。また、賞としての遊技
媒体を次々と払い出してもそれらを回収して再度使用す
るので、大がかりな補給装置や研磨機を必要とせず、遊
技装置ごとに柔軟な配置割り付けを行うことができる。
【0148】また、遊技装置に設置する研磨機の構成を
簡略化してコストを低減することが可能となり、従来の
研磨揚送装置の如く、島の上下に亘る相当大きな設置ス
ペースを必要とすることはなく、装置本体内の適所に簡
易かつ迅速に設置することができる。特に、球と研磨材
とが混じり合うことがないので、研磨済みの球を研磨材
から分離するための特別な機構が不要となる。
【0149】前記研磨機を構成する搬送ベルトの表面側
に、球が転動可能な状態で入り込み、搬送ベルト上での
球の移動を一定範囲に制限する嵌入溝を形成し、研磨ベ
ルト側を研磨材で形成した場合、球は嵌入溝に入り込ん
だ状態で、搬送ベルトの回転駆動に伴い嵌入溝の縁に引
っ掛かるようにして確実に搬送され、かつ嵌入溝内で自
由に転動しながら、球面が満遍なく研磨ベルトに接触し
て効率よく研磨される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る遊技装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る遊技装置を示す
正面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る遊技装置を示す
斜視図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に遊技装置内部を示す
背面図である。
【図5】図1に示した遊技管理部の回路構成の概要を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第1実施の形態に遊技装置の行う動作
の流れを示す流れ図である。
【図7】本発明の第1実施の形態に遊技装置の行う動作
の流れを示す流れ図である。
【図8】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置を示す
正面図である。
【図9】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置を示す
斜視図である。
【図10】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置の内
部構造を示す背正面図である。
【図11】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置に設
置した研磨機の斜視図である。
【図12】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置に設
置した研磨機の側面図である。
【図13】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置に設
置した研磨機の正面図である。
【図14】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置に設
置した研磨機を構成する搬送ベルトの変形例を示す平面
図である。
【図15】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置に設
置した研磨機を構成する搬送ベルトの変形例を示す平面
図である。
【図16】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置に設
置した研磨機のスライド溝を装置本体内のレール部材に
移動可能に嵌合させた状態を示す正面図である。
【図17】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置のレ
ール部材と、該レール部材に研磨機を固定するための固
定用ブラケットを拡大して示す正面図である。
【図18】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置の収
納空間に研磨機を設置する最初の状態を説明する端面図
である。
【図19】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置の収
納空間に研磨機を設置する途中の状態を説明する端面図
である。
【図20】本発明の第2実施の形態に係る遊技装置の収
納空間に研磨機を設置した後の状態を説明する端面図で
ある。
【符号の説明】
10、10A…遊技装置 11…遊技機本体 12…遊技盤面 13…遊技情報表示ランプ 14…クレジット数表示部 15…前皿 15a…前皿排出レバー 16…予備皿 16a…予備皿排出レバー 16b…皿貯留球排出装置 17…打出ハンドル 20…球貸精算機 21…磁気カード挿入口 22…硬貨挿入口 23…払出ノズル 24…精算ボタン 25…球追加ボタン 26…記録媒体の排出口 40…球箱 50…球取込装置 51…受入口 52…取込指示ボタン 55…排出口開閉部 60…遊技台 70…第1貯留部 79…アウトタンク 90…貸球補給装置 91…貸球排出部 92…第2の補給計数機 100…賞球補給装置 101…賞球排出部 102…第1の補給計数機 110…クレジット球計数機 111…排出球経路 120…研磨機 121…上部研磨ベルト 122…下部研磨ベルト 130…第2貯留部 132…揚上パイプ 132b…揚上スプロケット 140…回収装置 150…遊技管理部 151…賞球制御部 152…クレジット数加減算部 153…貸球制御部 154…補給可否判定部 155…補給制御部 230…研磨機 231…ハウジング 232…底板 233…側壁 234…スライド溝 235…取付板 240…搬送ベルト 241…嵌入溝 242…駆動ローラ 243…従動ローラ 245…球溜まり部 250…研磨ベルト 251…研磨層 252…駆動ローラ 253…従動ローラ 254…電動モータ 263…作動報知手段 316…収納空間 317…扉 318…レール部材 318a…延長レール部材 319…固定用ブラケット 325…ガイド部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技媒体を用いて遊技を行う遊技装置であ
    って、賞として払い出される遊技媒体を受け止めるため
    の貯留皿部を前面に有し、該貯留皿部の下方に貯留皿部
    内の遊技媒体を移し替えて貯留するための貯留箱の配置
    される遊技装置において、 前記貯留皿部に払い出すための遊技媒体を貯留する貯留
    手段と、 所定の遊技状態になったとき、賞として遊技者に払い出
    すべき個数の遊技媒体を前記貯留手段から前記貯留皿部
    に排出する賞払出手段と、 前記貯留皿部から移し替えられて前記貯留箱に貯留され
    ている遊技媒体を回収し前記貯留手段まで搬送する回収
    手段と、 前記回収手段によって回収された遊技媒体の数を遊技者
    が仮想的に保有する遊技媒体の数を表すクレジット数と
    して表示するクレジット表示手段と、 を具備することを特徴とする遊技装置。
  2. 【請求項2】遊技者が仮想的に保有している遊技媒体を
    前記貯留皿部に実際の遊技媒体として補給する旨の指示
    を受けたとき、前記貯留手段に貯留されている遊技媒体
    を前記貯留皿部に排出する遊技媒体補給手段と、前記遊
    技媒体補給手段によって前記貯留手段から前記貯留皿部
    に排出された遊技媒体の個数を前記クレジット数から減
    算する減算手段とを具備することを特徴とする請求項1
    記載の遊技装置。
  3. 【請求項3】遊技者が投入した金額に相当する数量の遊
    技媒体を前記貯留手段から前記貯留皿部に払い出す媒体
    貸出手段を有することを特徴とする請求項1または2記
    載の遊技装置。
  4. 【請求項4】遊技者から遊技の終了指示を受けたとき、
    前記貯留皿部および前記貯留箱に貯留されている遊技媒
    体を回収し前記貯留手段まで搬送する第2の回収手段
    と、前記第2の回収手段によって回収された遊技媒体の
    個数を計数し、これを前記クレジット数に加算した値を
    遊技者が遊技の終了時点で保有していた遊技媒体の個数
    として精算する精算手段とを具備することを特徴とする
    請求項1、2または3記載の遊技装置。
  5. 【請求項5】前記貯留箱が、着脱可能であることを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載の遊技装置。
  6. 【請求項6】前記回収手段は、遊技媒体を研磨する研磨
    機を備え、前記貯留箱から回収した遊技媒体を研磨して
    前記貯留手段へ搬送することを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の遊技装置。
  7. 【請求項7】前記研磨機は、遊技媒体としてのパチンコ
    球を所定方向に搬送する搬送ベルトと、該搬送ベルト上
    に沿うように配する研磨ベルトとを備え、 前記搬送ベルトの表面側に、パチンコ球の下側が転動可
    能な状態で入り込み、パチンコ球の搬送ベルト上での移
    動を一定範囲に制限する嵌入溝を形成し、 前記研磨ベルトのパチンコ球の上側に接触する少なくと
    も表面側を研磨材で形成したことを特徴とする請求項6
    記載の遊技装置。
  8. 【請求項8】前記研磨ベルトを、前記搬送ベルトの回転
    駆動方向と逆方向に回転駆動し、前記搬送ベルトの回転
    速度を研磨ベルトの回転速度よりも速く設定したことを
    特徴とする請求項7記載の遊技装置。
  9. 【請求項9】前記搬送ベルトの全長を研磨ベルトの全長
    よりも長く設定し、前記搬送ベルトの始端側を研磨ベル
    トの始端側よりも長手方向に延出させて、両ベルトの始
    端間に位置する搬送ベルト上を球溜まり部としたことを
    特徴とする請求項7または8記載の遊技装置。
  10. 【請求項10】前記搬送ベルト及び研磨ベルトを、遊技
    装置本体の内部に着脱可能なハウジングに設けて、ユニ
    ットとして構成したことを特徴とする請求項7、8また
    は9記載の遊技装置。
  11. 【請求項11】遊技装置本体の正面壁に、前記研磨機を
    遊技装置本体の内部に挿入する開口部を開設し、該開口
    部内に研磨機の収納空間を設けると共に、開口部に開閉
    可能な扉を設け、 前記収納空間に設置した研磨機の球受入部までパチンコ
    球を導くガイド部材を、遊技装置本体の内部に配設した
    ことを特徴とする請求項7、8、9または10記載の遊
    技装置。
  12. 【請求項12】前記研磨機の底部にスライド溝を設け、
    前記収納空間の底部に、前記研磨機のスライド溝が研磨
    機の出し入れ方向に移動可能に嵌合するレール部材を設
    けたことを特徴とする請求項11記載の遊技装置。
  13. 【請求項13】遊技装置本体の正面壁に、前記収納空間
    に設置してある研磨機が作動しているか否かを報知する
    作動報知手段を設けたことを特徴とする請求項11また
    は12記載の遊技装置。
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