JPH10218656A - 加熱硬化型セメント組成物、成形体の製造方法及び建築用板 - Google Patents
加熱硬化型セメント組成物、成形体の製造方法及び建築用板Info
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- JPH10218656A JPH10218656A JP2128797A JP2128797A JPH10218656A JP H10218656 A JPH10218656 A JP H10218656A JP 2128797 A JP2128797 A JP 2128797A JP 2128797 A JP2128797 A JP 2128797A JP H10218656 A JPH10218656 A JP H10218656A
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/04—Portland cements
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸水伸び率が小さく、短時間の加熱で硬化す
る加熱硬化型セメント組成物、この加熱硬化型セメント
組成物を使用して成形体を製造する成形体の製造方法及
びこの成形体の製造方法で製造した建築用板を提供す
る。 【解決手段】 ポルトランドセメント50〜96重量
部、アルミナセメント2.0〜25重量部、無水石膏又
は/及び半水石膏1.5〜15重量部、消石灰0〜10
重量部からなるセメント組成物100重量部に対して有
機カルボン酸のアルカリ金属塩0.2〜2.0重量部を
添加した加熱硬化型セメント組成物において、前記セメ
ント組成物の一部を高炉スラグに置換した加熱硬化型セ
メント組成物。
る加熱硬化型セメント組成物、この加熱硬化型セメント
組成物を使用して成形体を製造する成形体の製造方法及
びこの成形体の製造方法で製造した建築用板を提供す
る。 【解決手段】 ポルトランドセメント50〜96重量
部、アルミナセメント2.0〜25重量部、無水石膏又
は/及び半水石膏1.5〜15重量部、消石灰0〜10
重量部からなるセメント組成物100重量部に対して有
機カルボン酸のアルカリ金属塩0.2〜2.0重量部を
添加した加熱硬化型セメント組成物において、前記セメ
ント組成物の一部を高炉スラグに置換した加熱硬化型セ
メント組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱して硬化させる
加熱硬化型セメント組成物とこの加熱硬化型セメント組
成物を使用して成形体を製造する成形体の製造方法に関
する。
加熱硬化型セメント組成物とこの加熱硬化型セメント組
成物を使用して成形体を製造する成形体の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱硬化型セメント組成物と木質
補強材と水とからなる混合物を所定形状に成形するとと
もに加熱して成形体を得る方法は、特公昭59−183
39号公報(以下従来例1と称する)に記載されている
ように、知られている。
補強材と水とからなる混合物を所定形状に成形するとと
もに加熱して成形体を得る方法は、特公昭59−183
39号公報(以下従来例1と称する)に記載されている
ように、知られている。
【0003】このとき使用される加熱硬化型セメント組
成物は、ポルトランドセメント、アルミナセメントおよ
び無水石膏又は半水石膏からなるものである。又、特開
願6−271345号公報(以下従来例2と称する)に
は、ポルトランドセメント等のセメントと高炉スラグと
石膏からなるセメント組成物を使用し、このセメント組
成物と木質補強材と水とからなる混合物を熱プレスで加
圧した状態で加熱して板状に成形する木質セメント板の
製造方法が記載されている。
成物は、ポルトランドセメント、アルミナセメントおよ
び無水石膏又は半水石膏からなるものである。又、特開
願6−271345号公報(以下従来例2と称する)に
は、ポルトランドセメント等のセメントと高炉スラグと
石膏からなるセメント組成物を使用し、このセメント組
成物と木質補強材と水とからなる混合物を熱プレスで加
圧した状態で加熱して板状に成形する木質セメント板の
製造方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例1
記載の方法で成形体を製造すると、成形体の吸水伸び率
が大きく、従って、この成形体を使用していると問題が
生ずることがある。例えば、この加熱硬化型セメント組
成物と木片と水との混合物で外壁板を製造し、これを建
物に取り付けていると、外壁板が雨等により水を吸収し
て反りが発生したり、部分的に膨れたりすることがあ
り、これを解決するために塗装を施す必要があり不便で
あった。
記載の方法で成形体を製造すると、成形体の吸水伸び率
が大きく、従って、この成形体を使用していると問題が
生ずることがある。例えば、この加熱硬化型セメント組
成物と木片と水との混合物で外壁板を製造し、これを建
物に取り付けていると、外壁板が雨等により水を吸収し
て反りが発生したり、部分的に膨れたりすることがあ
り、これを解決するために塗装を施す必要があり不便で
あった。
【0005】又、従来例2記載の木質セメント板の製造
方法では、熱プレスで加圧した状態で加熱する時間が、
例えば、12時間というように、極めて長時間加圧し加
熱する必要があり、生産性が悪かった。又、長時間加熱
していると硬化するまでに木の種類によっては木からセ
メントの硬化を妨害する成分が溶出して十分硬化せず、
その結果、木質セメント板の強度が小さく取り扱ってい
るときや使用しているときに割れ易いという問題があ
る。
方法では、熱プレスで加圧した状態で加熱する時間が、
例えば、12時間というように、極めて長時間加圧し加
熱する必要があり、生産性が悪かった。又、長時間加熱
していると硬化するまでに木の種類によっては木からセ
メントの硬化を妨害する成分が溶出して十分硬化せず、
その結果、木質セメント板の強度が小さく取り扱ってい
るときや使用しているときに割れ易いという問題があ
る。
【0006】そこで、本発明の目的は、吸水伸び率が小
さく、短時間の加熱で硬化する加熱硬化型セメント組成
物とこの加熱硬化型セメント組成物を使用して成形体を
製造する成形体の製造方法を提供することである。
さく、短時間の加熱で硬化する加熱硬化型セメント組成
物とこの加熱硬化型セメント組成物を使用して成形体を
製造する成形体の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、ポルトランドセメント50〜96重量部、アルミナ
セメント2.0〜25重量部、無水石膏又は/及び半水
石膏1.5〜15重量部、消石灰0〜10重量部からな
るセメント組成物100重量部に対して、有機カルボン
酸のアルカリ金属塩0.2〜2.0重量部を添加した加
熱硬化型セメント組成物において、前記センメト組成物
の一部が高炉スラグに置換されているものである。
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、ポルトランドセメント50〜96重量部、アルミナ
セメント2.0〜25重量部、無水石膏又は/及び半水
石膏1.5〜15重量部、消石灰0〜10重量部からな
るセメント組成物100重量部に対して、有機カルボン
酸のアルカリ金属塩0.2〜2.0重量部を添加した加
熱硬化型セメント組成物において、前記センメト組成物
の一部が高炉スラグに置換されているものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、セメント組成物が高炉スラグに置換される
割合がセメント組成物:高炉スラグ=1:0.2〜1:
1であるものである。
明において、セメント組成物が高炉スラグに置換される
割合がセメント組成物:高炉スラグ=1:0.2〜1:
1であるものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明に使用される高炉スラグが比表面積4000
cm2 /g以上であるものである。
記載の発明に使用される高炉スラグが比表面積4000
cm2 /g以上であるものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明に使用される有機カルボン酸のアルカリ
金属塩がクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタール
酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボン酸
のナトリウム塩またはカリウム塩であるものである。
は3記載の発明に使用される有機カルボン酸のアルカリ
金属塩がクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタール
酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボン酸
のナトリウム塩またはカリウム塩であるものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の加熱硬化型セメント組成物と木質補強材
と水とからなる混合物を熱プレスで加圧した状態で加熱
して成形するものである。請求項6記載の発明は、請求
項5記載の成形体の製造方法で製造した板体である。
または4記載の加熱硬化型セメント組成物と木質補強材
と水とからなる混合物を熱プレスで加圧した状態で加熱
して成形するものである。請求項6記載の発明は、請求
項5記載の成形体の製造方法で製造した板体である。
【0012】本発明に使用されるポルトランドセメント
としては種々なものがある。例えば、普通ポルトランド
セメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトラ
ンドセメント、白色ポルトランドセメントが使用でき
る。このポルトランドセメントを50〜96重量部にす
る理由は、ポルトランドセメントの量が50重量部未満
では経済的に高価になるだけでなく、硬化後の耐久物
性、例えば、50℃以上の高温での乾燥収縮が大きくな
り、良好な成形体が得られないからである。又、96重
量部を超えると早期強度が不足し、成形に長時間必要に
なるし、木の種類によっては、木から硬化を妨害する成
分が溶出して最終強度も不足するようになるからであ
る。
としては種々なものがある。例えば、普通ポルトランド
セメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトラ
ンドセメント、白色ポルトランドセメントが使用でき
る。このポルトランドセメントを50〜96重量部にす
る理由は、ポルトランドセメントの量が50重量部未満
では経済的に高価になるだけでなく、硬化後の耐久物
性、例えば、50℃以上の高温での乾燥収縮が大きくな
り、良好な成形体が得られないからである。又、96重
量部を超えると早期強度が不足し、成形に長時間必要に
なるし、木の種類によっては、木から硬化を妨害する成
分が溶出して最終強度も不足するようになるからであ
る。
【0013】本発明に使用されるアルミナセメントと無
水石膏又は半水石膏はポルトランドセメントの硬化を促
進するものである。従って、このアルミナセメントと無
水石膏又はアルミナセメントと半水石膏の両者を加える
ことによって、例えば、10分というように短時間の加
熱で硬化するようになるのである。尚、無水石膏と半水
石膏を併用してもよい。
水石膏又は半水石膏はポルトランドセメントの硬化を促
進するものである。従って、このアルミナセメントと無
水石膏又はアルミナセメントと半水石膏の両者を加える
ことによって、例えば、10分というように短時間の加
熱で硬化するようになるのである。尚、無水石膏と半水
石膏を併用してもよい。
【0014】ポルトランドセメント50〜96重量部に
対して、このアルミナセメント2.0〜25重量部、無
水石膏又は/及び半水石膏を1.5〜15重量部にする
理由は、アルミナセメントが25重量部、無水石膏又は
/及び半水石膏が15重量部を超えると硬化に支障が出
て寸法安定性が劣るようになるし、アルミナセメントが
2.0重量部、無水石膏又は/及び半水石膏が1.5重
量部未満ではポルトランドセメントやアルミナセメント
の硬化を促進する作用が少なくなるからである。更に必
要に応じて消石灰を10重量部以下、更に好ましくは5
重量部以下を加えてもよい。
対して、このアルミナセメント2.0〜25重量部、無
水石膏又は/及び半水石膏を1.5〜15重量部にする
理由は、アルミナセメントが25重量部、無水石膏又は
/及び半水石膏が15重量部を超えると硬化に支障が出
て寸法安定性が劣るようになるし、アルミナセメントが
2.0重量部、無水石膏又は/及び半水石膏が1.5重
量部未満ではポルトランドセメントやアルミナセメント
の硬化を促進する作用が少なくなるからである。更に必
要に応じて消石灰を10重量部以下、更に好ましくは5
重量部以下を加えてもよい。
【0015】本発明に使用する有機カルボン酸のアルカ
リ金属塩は、セメント組成物の常温での硬化開始時間を
延長させて可使用時間を長くし取り扱いし易くすると同
時に加熱すると速く硬化して得られた成形体の機械的強
度を向上させるものである。この有機カルボン酸のアル
カリ塩としては種々使用できるが、請求項4記載の発明
に使用されるクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタ
ール酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボ
ン酸のナトリウム塩またはカリウム塩が好適である。
リ金属塩は、セメント組成物の常温での硬化開始時間を
延長させて可使用時間を長くし取り扱いし易くすると同
時に加熱すると速く硬化して得られた成形体の機械的強
度を向上させるものである。この有機カルボン酸のアル
カリ塩としては種々使用できるが、請求項4記載の発明
に使用されるクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタ
ール酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボ
ン酸のナトリウム塩またはカリウム塩が好適である。
【0016】セメント組成物100重量部に対して、こ
の有機カルボン酸のアルカリ金属塩を0.2〜2.0重
量部添加する理由は、0.2重量部より少ないと効果が
少ないし、2.0重量部を超えると加熱しても硬化し難
くなるからである。
の有機カルボン酸のアルカリ金属塩を0.2〜2.0重
量部添加する理由は、0.2重量部より少ないと効果が
少ないし、2.0重量部を超えると加熱しても硬化し難
くなるからである。
【0017】本発明では、セメント組成物の一部が高炉
スラグに置換されているが、この高炉スラグを置換する
理由は、セメント組成物で製造した成形物の吸水伸び率
を小さくするものである。この高炉スラグとしては適宜
大きさの粉末が使用できるが、粒子が小さいほど、即
ち、比表面積が大きいほど吸水伸び率が小さくなり曲げ
強度が大きくなるので好ましい。かかる意味において、
請求項3記載のように、比表面積が4000cm2 /g
以上の微粉末が好適である。
スラグに置換されているが、この高炉スラグを置換する
理由は、セメント組成物で製造した成形物の吸水伸び率
を小さくするものである。この高炉スラグとしては適宜
大きさの粉末が使用できるが、粒子が小さいほど、即
ち、比表面積が大きいほど吸水伸び率が小さくなり曲げ
強度が大きくなるので好ましい。かかる意味において、
請求項3記載のように、比表面積が4000cm2 /g
以上の微粉末が好適である。
【0018】又、この高炉スラグの置換割合は適宜でよ
いが、請求項2記載のように、セメント組成物:高炉ス
ラグ=1:0.2〜1:1が好適である。その理由は、
0.2未満では効果が少なく、1を超えると硬化した成
形体の曲げ強度等の機械的強度が小さくなるからであ
る。
いが、請求項2記載のように、セメント組成物:高炉ス
ラグ=1:0.2〜1:1が好適である。その理由は、
0.2未満では効果が少なく、1を超えると硬化した成
形体の曲げ強度等の機械的強度が小さくなるからであ
る。
【0019】請求項5記載に使用される木質補強材とし
ては、各種木材が使用できる。各種木材の木片、木粉、
木毛等で繊維方向に長く細片化されたものが、成形され
た成形体の機械的強度が大きく好ましい。この木質補強
材としては、例えば、従来使用されていた米栂、エゾ
松、赤松、カラワン、ブナ等は勿論のこと、従来、セメ
ントの硬化を妨害する成分を含むとされていた杉、カラ
マツ、メラビ等も使用できる。この木質補強材の使用量
は適宜でよいが、セメント組成物70〜95重量部に対
して5〜30重量部が好適である。
ては、各種木材が使用できる。各種木材の木片、木粉、
木毛等で繊維方向に長く細片化されたものが、成形され
た成形体の機械的強度が大きく好ましい。この木質補強
材としては、例えば、従来使用されていた米栂、エゾ
松、赤松、カラワン、ブナ等は勿論のこと、従来、セメ
ントの硬化を妨害する成分を含むとされていた杉、カラ
マツ、メラビ等も使用できる。この木質補強材の使用量
は適宜でよいが、セメント組成物70〜95重量部に対
して5〜30重量部が好適である。
【0020】請求項5記載の発明では、加熱硬化型セメ
ント組成物と木質補強材と水とからなる混合物を熱プレ
スで加圧した状態で加熱するが、この際使用される加圧
は20〜50kg/cm2 が好適である。又、加熱する
温度は高い方が硬化時間が短くなり生産性が上がり好ま
しいが、余り高くすると得られる成形体の長期強度が低
くなるので60〜90℃が適当である。
ント組成物と木質補強材と水とからなる混合物を熱プレ
スで加圧した状態で加熱するが、この際使用される加圧
は20〜50kg/cm2 が好適である。又、加熱する
温度は高い方が硬化時間が短くなり生産性が上がり好ま
しいが、余り高くすると得られる成形体の長期強度が低
くなるので60〜90℃が適当である。
【0021】(作用)請求項1記載の発明では、ポルト
ランドセメント50〜96重量部、アルミナセメント
2.0〜25重量部、無水石膏又は/及び半水石膏1.
5〜15重量部、消石灰0〜10重量部からなるセメン
ト組成物100重量部に対して、有機カルボン酸のアル
カリ金属塩0.2〜2.0重量部を添加した加熱硬化型
セメント組成物を使用するから、この加熱硬化型セメン
ト組成物は短時間の加熱で硬化して良好な成形物が得ら
れる。
ランドセメント50〜96重量部、アルミナセメント
2.0〜25重量部、無水石膏又は/及び半水石膏1.
5〜15重量部、消石灰0〜10重量部からなるセメン
ト組成物100重量部に対して、有機カルボン酸のアル
カリ金属塩0.2〜2.0重量部を添加した加熱硬化型
セメント組成物を使用するから、この加熱硬化型セメン
ト組成物は短時間の加熱で硬化して良好な成形物が得ら
れる。
【0022】又、請求項1記載の発明では、前記加熱硬
化型センメト組成物の一部が高炉スラグに置換されてい
るから、機械的強度が大きく、吸水伸び率の小さい良好
な成形体が得られる。
化型センメト組成物の一部が高炉スラグに置換されてい
るから、機械的強度が大きく、吸水伸び率の小さい良好
な成形体が得られる。
【0023】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の中のセメント組成物として、高炉スラグに置換され
る割合がセメント組成物:高炉スラグ=1:0.2〜
1:1という最も良好な範囲の組成物であるから、機械
的強度が大きく、吸水伸び率の小さい極めて良好な成形
体が得られる。
明の中のセメント組成物として、高炉スラグに置換され
る割合がセメント組成物:高炉スラグ=1:0.2〜
1:1という最も良好な範囲の組成物であるから、機械
的強度が大きく、吸水伸び率の小さい極めて良好な成形
体が得られる。
【0024】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の発明に使用される高炉スラグが比表面積400
0cm2 /g以上であるから、高炉スラグが水と反応し
易く、従って、高炉スラグを置換した効果が大きく、吸
水伸び率の小さい良好な成形体が得られる。
2記載の発明に使用される高炉スラグが比表面積400
0cm2 /g以上であるから、高炉スラグが水と反応し
易く、従って、高炉スラグを置換した効果が大きく、吸
水伸び率の小さい良好な成形体が得られる。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明に使用される有機カルボン酸のアルカリ
金属塩がクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタール
酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボン酸
のナトリウム塩またはカリウム塩という最も良好なアル
カリ金属塩を使用するから、加熱硬化型セメント組成物
の常温での硬化開始時間が延長されて可使用時間を長く
なり、取り扱いし易くすると同時に加熱すると速く硬化
して得られた成形体の機械的強度が向上する効果が大き
い。
は3記載の発明に使用される有機カルボン酸のアルカリ
金属塩がクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタール
酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボン酸
のナトリウム塩またはカリウム塩という最も良好なアル
カリ金属塩を使用するから、加熱硬化型セメント組成物
の常温での硬化開始時間が延長されて可使用時間を長く
なり、取り扱いし易くすると同時に加熱すると速く硬化
して得られた成形体の機械的強度が向上する効果が大き
い。
【0026】請求項5記載の発明では、請求項1、2、
3または4記載の加熱硬化型セメント組成物と木質補強
材と水とからなる混合物を熱プレスで加圧した状態で加
熱して成形するから、加熱硬化型セメント組成物と水と
が加熱により速く硬化すると同時に、加圧により加熱硬
化型セメント組成物と木片と強固に結合して、吸水伸び
率が小さく機械的強度の大きい良好な成形体が得られ
る。
3または4記載の加熱硬化型セメント組成物と木質補強
材と水とからなる混合物を熱プレスで加圧した状態で加
熱して成形するから、加熱硬化型セメント組成物と水と
が加熱により速く硬化すると同時に、加圧により加熱硬
化型セメント組成物と木片と強固に結合して、吸水伸び
率が小さく機械的強度の大きい良好な成形体が得られ
る。
【0027】請求項6記載の発明は、請求項5記載の成
形体の製造方法で製造した板体であるから、吸水伸び率
が小さく、機械的強度の大きな良好な建築用板である。
形体の製造方法で製造した板体であるから、吸水伸び率
が小さく、機械的強度の大きな良好な建築用板である。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すもので、(イ)は成
形用型を示す説明図、(ロ)は成形用型に加熱硬化型セ
メント組成物と木質補強材と水とからなる混合物を入れ
た状態を示す説明図、(ハ)は加熱プレスで加圧した状
態で加熱している状態を示す説明図である。
る。図1は本発明の一実施例を示すもので、(イ)は成
形用型を示す説明図、(ロ)は成形用型に加熱硬化型セ
メント組成物と木質補強材と水とからなる混合物を入れ
た状態を示す説明図、(ハ)は加熱プレスで加圧した状
態で加熱している状態を示す説明図である。
【0029】図1において、1は成形用型であり、この
成形用型1は、(イ)に示すように四角形の箱形の中に
2個の仕切り壁11が設けられて、4cm×4cm×1
6cmの窪み12が3個設けられたものである。2は加
熱硬化型セメント組成物と木質補強材と水とからなる混
合物である。3はステンレス鋼板からなる加圧板であ
る。この成形用型1を使用して成形体の製造方法は、
(ロ)に示すように、型1の中に混合物2を挿入し、加
圧板3を上に載せ、プレス機で加圧板3を押さえて、3
0kg/cm2 に加圧して4cmの高さにし、所定温度
に加熱して、加熱硬化型セメント組成物を硬化させた
後、脱型する。
成形用型1は、(イ)に示すように四角形の箱形の中に
2個の仕切り壁11が設けられて、4cm×4cm×1
6cmの窪み12が3個設けられたものである。2は加
熱硬化型セメント組成物と木質補強材と水とからなる混
合物である。3はステンレス鋼板からなる加圧板であ
る。この成形用型1を使用して成形体の製造方法は、
(ロ)に示すように、型1の中に混合物2を挿入し、加
圧板3を上に載せ、プレス機で加圧板3を押さえて、3
0kg/cm2 に加圧して4cmの高さにし、所定温度
に加熱して、加熱硬化型セメント組成物を硬化させた
後、脱型する。
【0030】次に、実施例と比較例を説明する。 (実施例、比較例1〜4)表1に示す割合にポルトラン
ドセメント、アルミナセメント、半水石膏、消石灰、高
炉セメントを混合し、これに水と木質材料を添加して十
分攪拌し、これを図に示す成形用型1の中に入れ、これ
を加熱プレスで30kg/cm2 の圧力で加圧し、加圧
した状態のまま加熱室内に入れて加熱し、材料温度が8
0℃に達してから、この温度に10分間保った後、脱型
して4cm×4cm×16cmの成形体を得た。この成
形体の曲げ強度および吸水伸び率を測定した結果を表1
に示す。尚、曲げ強度の測定はJIS−A−1408に
より測定し、吸水伸び率の測定はJIS−A−5422
により測定した。
ドセメント、アルミナセメント、半水石膏、消石灰、高
炉セメントを混合し、これに水と木質材料を添加して十
分攪拌し、これを図に示す成形用型1の中に入れ、これ
を加熱プレスで30kg/cm2 の圧力で加圧し、加圧
した状態のまま加熱室内に入れて加熱し、材料温度が8
0℃に達してから、この温度に10分間保った後、脱型
して4cm×4cm×16cmの成形体を得た。この成
形体の曲げ強度および吸水伸び率を測定した結果を表1
に示す。尚、曲げ強度の測定はJIS−A−1408に
より測定し、吸水伸び率の測定はJIS−A−5422
により測定した。
【0031】
【表1】
【0032】この表1から判明するように、セメント組
成物の一部を高炉スラグに置換した熱硬化型セメント組
成物は、比較例と実施例1とを比較して判るように、吸
水伸び率が小さく良好な成形体が得られる。又、高炉ス
ラグに置換される割合がセメント組成物1に対して高炉
スラグが1を越えると、実施例2と実施例1とを比較し
て判るように曲げ強度が小さく不十分である。又、セメ
ント組成物1に対して高炉スラグの割合が0.2未満で
は、実施例3と実施例1とを比較して判るように、吸水
伸び率が大きく不十分である。更に、高炉スラグの比表
面積が400未満では、実施例4と実施例1とを比較し
て判るように、給水伸び率で大きく不十分である。
成物の一部を高炉スラグに置換した熱硬化型セメント組
成物は、比較例と実施例1とを比較して判るように、吸
水伸び率が小さく良好な成形体が得られる。又、高炉ス
ラグに置換される割合がセメント組成物1に対して高炉
スラグが1を越えると、実施例2と実施例1とを比較し
て判るように曲げ強度が小さく不十分である。又、セメ
ント組成物1に対して高炉スラグの割合が0.2未満で
は、実施例3と実施例1とを比較して判るように、吸水
伸び率が大きく不十分である。更に、高炉スラグの比表
面積が400未満では、実施例4と実施例1とを比較し
て判るように、給水伸び率で大きく不十分である。
【0033】実施例1に示す方法で910mm×273
0mm×厚み15mmの建築用板を製造し、これを外壁
に使用したところ、雨等が降って、水を吸収しても反り
や膨れが発生せず極めて良好であった。
0mm×厚み15mmの建築用板を製造し、これを外壁
に使用したところ、雨等が降って、水を吸収しても反り
や膨れが発生せず極めて良好であった。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、前記加熱硬化
型センメト組成物の一部が高炉スラグに置換されている
から、機械的強度が大きく、吸水伸び率の小さい良好な
成形体が得られるょで、これを、例えば、外壁として使
用しても反りや膨れが生ぜず極めて価値ある発明であ
る。
型センメト組成物の一部が高炉スラグに置換されている
から、機械的強度が大きく、吸水伸び率の小さい良好な
成形体が得られるょで、これを、例えば、外壁として使
用しても反りや膨れが生ぜず極めて価値ある発明であ
る。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の中のセメント組成物として、高炉スラグに置換され
る割合がセメント組成物:高炉スラグ=1:0.2〜
1:1という最も良好な範囲の組成物であるから、機械
的強度が大きく、吸水伸び率の小さい極めて良好な成形
体が得られる。
明の中のセメント組成物として、高炉スラグに置換され
る割合がセメント組成物:高炉スラグ=1:0.2〜
1:1という最も良好な範囲の組成物であるから、機械
的強度が大きく、吸水伸び率の小さい極めて良好な成形
体が得られる。
【0036】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の発明に使用される高炉スラグが比表面積400
0cm2 /g以上であるから、高炉スラグが水と反応し
易く、従って、高炉スラグを置換した効果が大きく、吸
水伸び率の小さい良好な成形体が得られる。
2記載の発明に使用される高炉スラグが比表面積400
0cm2 /g以上であるから、高炉スラグが水と反応し
易く、従って、高炉スラグを置換した効果が大きく、吸
水伸び率の小さい良好な成形体が得られる。
【0037】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明に使用される有機カルボン酸のアルカリ
金属塩がクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタール
酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボン酸
のナトリウム塩またはカリウム塩という最も良好なアル
カリ金属塩を使用するから、加熱硬化型セメント組成物
の常温での硬化開始時間が延長されて可使用時間を長く
なり、取り扱いし易くすると同時に加熱すると速く硬化
して得られた成形体の機械的強度が向上する効果が大き
い。
は3記載の発明に使用される有機カルボン酸のアルカリ
金属塩がクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタール
酸、グリコール酸から選ばれた1以上の有機カルボン酸
のナトリウム塩またはカリウム塩という最も良好なアル
カリ金属塩を使用するから、加熱硬化型セメント組成物
の常温での硬化開始時間が延長されて可使用時間を長く
なり、取り扱いし易くすると同時に加熱すると速く硬化
して得られた成形体の機械的強度が向上する効果が大き
い。
【0038】請求項5記載の発明では、請求項1、2、
3または4記載の加熱硬化型セメント組成物と木質補強
材と水とからなる混合物を熱プレスで加圧した状態で加
熱して成形するから、加熱硬化型セメント組成物と水と
が加熱により速く硬化すると同時に、加圧により加熱硬
化型セメント組成物と木片と強固に結合して機械的強度
の大きい良好な成形体が得られる。
3または4記載の加熱硬化型セメント組成物と木質補強
材と水とからなる混合物を熱プレスで加圧した状態で加
熱して成形するから、加熱硬化型セメント組成物と水と
が加熱により速く硬化すると同時に、加圧により加熱硬
化型セメント組成物と木片と強固に結合して機械的強度
の大きい良好な成形体が得られる。
【0039】請求項6記載の発明は、請求項5記載の成
形体の製造方法で製造した板体であるから、吸水伸び率
が小さく、機械的強度の大きな良好な建築用板である。
形体の製造方法で製造した板体であるから、吸水伸び率
が小さく、機械的強度の大きな良好な建築用板である。
【図1】本発明の一実施例をを示すもので、(イ)は成
形用型を示す説明図、(ロ)は成形用型に加熱硬化型セ
メント組成物と木質補強材と水とからなる混合物を入れ
た状態を示す説明図、(ハ)は加熱プレスで加圧した状
態で加熱している状態を示す説明図を示す説明図であ
る。
形用型を示す説明図、(ロ)は成形用型に加熱硬化型セ
メント組成物と木質補強材と水とからなる混合物を入れ
た状態を示す説明図、(ハ)は加熱プレスで加圧した状
態で加熱している状態を示す説明図を示す説明図であ
る。
1 成形用型 2 加熱硬化型セメント組成物 3 加圧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C04B 28/04 24:04)
Claims (6)
- 【請求項1】 ポルトランドセメント50〜96重量
部、アルミナセメント2.0〜25重量部、無水石膏又
は半水石膏1.5〜15重量部、消石灰0〜10重量部
からなるセメント組成物100重量部に対して、有機カ
ルボン酸のアルカリ金属塩0.2〜2.0重量部を添加
した加熱硬化型セメント組成物において、前記センメト
組成物の一部が高炉スラグに置換されていることを特徴
とする加熱硬化型セメント組成物。 - 【請求項2】 セメント組成物が高炉スラグに置換され
る割合がセメント組成物:高炉スラグ=1:0.2〜
1:1であることを特徴とする請求項1記載の加熱硬化
型セメント組成物。 - 【請求項3】 高炉スラグが比表面積4000cm2 /
g以上であることを特徴とする請求項1または2記載の
加熱硬化型セメント組成物。 - 【請求項4】 有機カルボン酸のアルカリ金属塩がクエ
ン酸、リンゴ酸、グルコン酸、グルタール酸、グリコー
ル酸から選ばれた1以上の有機カルボン酸のナトリウム
塩またはカリウム塩であることを特徴とする請求項1、
2または3記載の加熱硬化型セメント組成物。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の加熱硬
化型セメント組成物と木質補強材と水とからなる混合物
を熱プレスで加圧した状態で加熱して成形することを特
徴とする成形体の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の成形体の製造方法で製造
した板体であることを特徴とする建築用板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2128797A JPH10218656A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | 加熱硬化型セメント組成物、成形体の製造方法及び建築用板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2128797A JPH10218656A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | 加熱硬化型セメント組成物、成形体の製造方法及び建築用板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10218656A true JPH10218656A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12050929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2128797A Withdrawn JPH10218656A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | 加熱硬化型セメント組成物、成形体の製造方法及び建築用板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10218656A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100362087B1 (ko) * | 1999-12-01 | 2002-11-23 | 한일시멘트 (주) | 고강도 고유동 저열시멘트 조성물 및 콘크리트 제조방법 |
-
1997
- 1997-02-04 JP JP2128797A patent/JPH10218656A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100362087B1 (ko) * | 1999-12-01 | 2002-11-23 | 한일시멘트 (주) | 고강도 고유동 저열시멘트 조성물 및 콘크리트 제조방법 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
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|
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