JPH102186A - 二重管の推進工法及び前記推進工法に用いるカラー - Google Patents
二重管の推進工法及び前記推進工法に用いるカラーInfo
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- JPH102186A JPH102186A JP15533696A JP15533696A JPH102186A JP H102186 A JPH102186 A JP H102186A JP 15533696 A JP15533696 A JP 15533696A JP 15533696 A JP15533696 A JP 15533696A JP H102186 A JPH102186 A JP H102186A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】中圧ガスを流通させるガス管路を敷設するに際
し、合成樹脂管からなる外管に鋼管からなる内管を嵌合
させた二重管を合理的に推進する。 【解決手段】内管2の後端側に、該内管2の外径と略等
しい内径を有し且つ内管2と外管1の間に形成される間
隙と略等しい厚さを持ったボス部3aと、外管1の肉厚
と略等しい高さを持ったフランジ部3bとを有するカラ
ー3を挿通して固定する。内管2に元押し装置Cの押し
輪7を当接して推進する。二重管Aの推進に伴って発生
する周面抵抗荷重は、個々の外管1に独立して作用する
ため、推進距離が増加しても前記荷重が累積することが
ない。従って、外管1の強度を大きくする必要がない。
し、合成樹脂管からなる外管に鋼管からなる内管を嵌合
させた二重管を合理的に推進する。 【解決手段】内管2の後端側に、該内管2の外径と略等
しい内径を有し且つ内管2と外管1の間に形成される間
隙と略等しい厚さを持ったボス部3aと、外管1の肉厚
と略等しい高さを持ったフランジ部3bとを有するカラ
ー3を挿通して固定する。内管2に元押し装置Cの押し
輪7を当接して推進する。二重管Aの推進に伴って発生
する周面抵抗荷重は、個々の外管1に独立して作用する
ため、推進距離が増加しても前記荷重が累積することが
ない。従って、外管1の強度を大きくする必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂管からな
る外管に鋼管からなる内管を嵌合して構成した二重管を
推進する工法と、この工法に用いて有利なカラーとに関
するものである。
る外管に鋼管からなる内管を嵌合して構成した二重管を
推進する工法と、この工法に用いて有利なカラーとに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】地中には、下水道管路,上水道管路や電
線管路或いはガス管路等の種々の管路が埋設されてい
る。この中で、天然ガスに代表される燃料ガスを流通さ
せるガス管路では、流通するガスが漏洩してはならない
ため、他の管路と比較して極めて特殊な構造を有してい
る。即ち、地中に埋設されるガス管は鋼管からなる内管
をヒューム管や鋼管からなる外管に嵌合した二重管とし
て構成されており、現場では、内管を全周溶接して接続
しつつ地中に埋設している。
線管路或いはガス管路等の種々の管路が埋設されてい
る。この中で、天然ガスに代表される燃料ガスを流通さ
せるガス管路では、流通するガスが漏洩してはならない
ため、他の管路と比較して極めて特殊な構造を有してい
る。即ち、地中に埋設されるガス管は鋼管からなる内管
をヒューム管や鋼管からなる外管に嵌合した二重管とし
て構成されており、現場では、内管を全周溶接して接続
しつつ地中に埋設している。
【0003】本件出願人は、内管,外管共に鋼管によっ
て構成された二重管を推進してガス管路を敷設する技術
を開発して既に特許出願している(特願平5-65948 号
他)。この技術は、内管と外管の間に形成された間隙に
パイプを挿通しておき、該パイプ内を流通させた滑材を
外管と地山の間に供給しつつ二重管を推進するものであ
る。そして1本の二重管を推進する毎に該二重管に新た
な二重管を溶接し、再度この二重管を推進する作業を繰
り返すことで、地中にガス管路を敷設するものである。
て構成された二重管を推進してガス管路を敷設する技術
を開発して既に特許出願している(特願平5-65948 号
他)。この技術は、内管と外管の間に形成された間隙に
パイプを挿通しておき、該パイプ内を流通させた滑材を
外管と地山の間に供給しつつ二重管を推進するものであ
る。そして1本の二重管を推進する毎に該二重管に新た
な二重管を溶接し、再度この二重管を推進する作業を繰
り返すことで、地中にガス管路を敷設するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記技術は、流通する
ガスの圧力が10kg/cm2以上に設定された高圧ガス管路を
敷設することを目的としている。しかし、ガス管路には
流通するガスの圧力が1kg/cm2〜10kg/cm2に設定された
中圧ガス管路と呼ばれるものがあり、このようなガス管
路を合理的に敷設する工法の開発が要求されている。
ガスの圧力が10kg/cm2以上に設定された高圧ガス管路を
敷設することを目的としている。しかし、ガス管路には
流通するガスの圧力が1kg/cm2〜10kg/cm2に設定された
中圧ガス管路と呼ばれるものがあり、このようなガス管
路を合理的に敷設する工法の開発が要求されている。
【0005】また推進工法では、推進延長距離が増大す
るのに伴って管に作用する周面抵抗荷重が増大する。し
かし、一般に上記二重管は外管と内管が互いに非固定状
態にあり、推進時に作用する周面抵抗荷重は全て外管で
支持するものである。従って、推進距離の増大に伴って
元押し装置側の外管に大きな荷重が作用することとな
り、推進距離によっては外管の強度を増加させることが
必要になるという問題もある。
るのに伴って管に作用する周面抵抗荷重が増大する。し
かし、一般に上記二重管は外管と内管が互いに非固定状
態にあり、推進時に作用する周面抵抗荷重は全て外管で
支持するものである。従って、推進距離の増大に伴って
元押し装置側の外管に大きな荷重が作用することとな
り、推進距離によっては外管の強度を増加させることが
必要になるという問題もある。
【0006】本発明の目的は、中圧ガスを流通させるた
めの二重管を地中に推進する工法を提供すると共に、該
工法に用いて有利なカラーを提供することにある。
めの二重管を地中に推進する工法を提供すると共に、該
工法に用いて有利なカラーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る二重管の推進工法は、合成樹脂管からな
る外管に鋼管からなる内管を半径方向に間隙を持って嵌
合した二重管を推進する工法であって、前記内管の外周
所定位置に前記外管の後端と当接するフランジ部を有す
るカラーを固定して推力を付与し、該推力を前記カラー
を介して外管に伝達して内管及び外管を推進することを
特徴とするものである。
に本発明に係る二重管の推進工法は、合成樹脂管からな
る外管に鋼管からなる内管を半径方向に間隙を持って嵌
合した二重管を推進する工法であって、前記内管の外周
所定位置に前記外管の後端と当接するフランジ部を有す
るカラーを固定して推力を付与し、該推力を前記カラー
を介して外管に伝達して内管及び外管を推進することを
特徴とするものである。
【0008】上記推進工法では、外管に対し内管に固定
したカラーのフランジ部を介して推力が付与され、この
推力によって周面抵抗荷重に対抗することが出来る。即
ち、個々の二重管に於ける外管と内管はカラーのフラン
ジ部を介して軸方向に作用する力を伝達することが出来
る。従って、推進距離が増大しても個々の二重管を構成
する外管に作用する荷重は増加しない。このため、推進
距離の如何に関わらず外管の強度を一定の値に維持して
おくことが出来る。
したカラーのフランジ部を介して推力が付与され、この
推力によって周面抵抗荷重に対抗することが出来る。即
ち、個々の二重管に於ける外管と内管はカラーのフラン
ジ部を介して軸方向に作用する力を伝達することが出来
る。従って、推進距離が増大しても個々の二重管を構成
する外管に作用する荷重は増加しない。このため、推進
距離の如何に関わらず外管の強度を一定の値に維持して
おくことが出来る。
【0009】また上記推進工法に用いるカラーは、合成
樹脂管からなる外管に鋼管からなる内管を半径方向に間
隙を持って嵌合した二重管の推進工法に用いるカラーで
あって、前記内管の外径と略等しい内径と前記間隙と略
等しい厚さを有するボス部と、前記外管の肉厚と略等し
い高さを持ったフランジ部とを有して構成されるもので
ある。
樹脂管からなる外管に鋼管からなる内管を半径方向に間
隙を持って嵌合した二重管の推進工法に用いるカラーで
あって、前記内管の外径と略等しい内径と前記間隙と略
等しい厚さを有するボス部と、前記外管の肉厚と略等し
い高さを持ったフランジ部とを有して構成されるもので
ある。
【0010】上記カラーでは、ボス部が内管の外径と略
等しい内径と、内管と外管の間に形成される間隙と略等
しい厚さを有して形成されるため、該ボス部を介して内
管に装着することが出来、且つボス部をバンド締め或い
は接着することで内管に固定することが出来る。また外
管の肉厚と略等しい高さを持ったフランジ部を有するの
で、カラーを内管に固定したときフランジ部が外管の端
部に対向する。このため、内管に付与された推力をフラ
ンジ部から外管に伝達することが出来る。
等しい内径と、内管と外管の間に形成される間隙と略等
しい厚さを有して形成されるため、該ボス部を介して内
管に装着することが出来、且つボス部をバンド締め或い
は接着することで内管に固定することが出来る。また外
管の肉厚と略等しい高さを持ったフランジ部を有するの
で、カラーを内管に固定したときフランジ部が外管の端
部に対向する。このため、内管に付与された推力をフラ
ンジ部から外管に伝達することが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、上記二重管の推進工法及び
カラーの好ましい実施形態について図を用いて説明す
る。図1は二重管を推進する手順を説明する図、図2は
カラーの構成を説明する半断面図、図3は既に推進され
た二重管と新たな二重管をカラーを介して接続する際の
手順を説明する図、図4は推進される二重管の端部と押
し輪の関係を示す図、図5は地中を推進される二重管を
説明する図である。
カラーの好ましい実施形態について図を用いて説明す
る。図1は二重管を推進する手順を説明する図、図2は
カラーの構成を説明する半断面図、図3は既に推進され
た二重管と新たな二重管をカラーを介して接続する際の
手順を説明する図、図4は推進される二重管の端部と押
し輪の関係を示す図、図5は地中を推進される二重管を
説明する図である。
【0012】本発明に係る二重管の推進工法は、複数の
二重管Aを先導体Bに後続させて元押し装置Cによって
推力を付与することで、発進立坑Dから到着立坑Eに向
けて推進し、先導体Bが到着立坑Eに到達したとき、両
立坑D,E間に連続させた複数の二重管Aからなる管路
を敷設するものである。
二重管Aを先導体Bに後続させて元押し装置Cによって
推力を付与することで、発進立坑Dから到着立坑Eに向
けて推進し、先導体Bが到着立坑Eに到達したとき、両
立坑D,E間に連続させた複数の二重管Aからなる管路
を敷設するものである。
【0013】二重管Aは、塩化ビニル或いはポリエチレ
ン等の合成樹脂管からなる外管1に鋼管からなる内管2
を嵌合させた二重管として構成されており、外管1と内
管2の間には適度な間隙が形成されている。外管1と内
管2の間に形成される間隙の寸法は特に限定するもので
はない。また二重管Aを運搬する間に内管2が外管1か
ら離脱することを防止し、或いは既に推進された二重管
Aに新たな二重管Aを接続する際の同心性を保持するた
めに図示しないOリング等の保持部材を配置しておくこ
とが好ましい。
ン等の合成樹脂管からなる外管1に鋼管からなる内管2
を嵌合させた二重管として構成されており、外管1と内
管2の間には適度な間隙が形成されている。外管1と内
管2の間に形成される間隙の寸法は特に限定するもので
はない。また二重管Aを運搬する間に内管2が外管1か
ら離脱することを防止し、或いは既に推進された二重管
Aに新たな二重管Aを接続する際の同心性を保持するた
めに図示しないOリング等の保持部材を配置しておくこ
とが好ましい。
【0014】外管1は主として内管2の表面に形成され
た防錆塗膜を保護する機能を有し、且つ補助的に内管2
を補強する機能を有するものである。特に、外管1には
推進時に地山との接触摩擦による周面抵抗荷重が作用す
るため、この周面抵抗荷重に対抗し得る強度を有してい
る。
た防錆塗膜を保護する機能を有し、且つ補助的に内管2
を補強する機能を有するものである。特に、外管1には
推進時に地山との接触摩擦による周面抵抗荷重が作用す
るため、この周面抵抗荷重に対抗し得る強度を有してい
る。
【0015】内管2は内部を流通するガスの圧力に対応
して予め設定された肉厚を有している。既に推進された
二重管Aに新たな二重管Aを接続する際に、内管2の端
部どうしが突き合わせ溶接される。このため、内管2の
端部には肉厚に応じた開先が形成されている。更に、内
管2の表面には全長にわたって防錆塗装が施されてい
る。
して予め設定された肉厚を有している。既に推進された
二重管Aに新たな二重管Aを接続する際に、内管2の端
部どうしが突き合わせ溶接される。このため、内管2の
端部には肉厚に応じた開先が形成されている。更に、内
管2の表面には全長にわたって防錆塗装が施されてい
る。
【0016】上記二重管Aでは、内管2は外管1に対し
軸方向及び円周方向に移動可能に嵌合されている。この
ため、二重管Aを推進する際には、外管1及び内管2に
推力を付与することが必要である。
軸方向及び円周方向に移動可能に嵌合されている。この
ため、二重管Aを推進する際には、外管1及び内管2に
推力を付与することが必要である。
【0017】本実施形態では、内管2にボス部3aとフ
ランジ部3bを有するカラー3を固定し、該カラー3の
フランジ部3bを外管1の後端面に当接することで内管
2に付与させた推力を外管1に伝達し得るように構成し
ている。
ランジ部3bを有するカラー3を固定し、該カラー3の
フランジ部3bを外管1の後端面に当接することで内管
2に付与させた推力を外管1に伝達し得るように構成し
ている。
【0018】カラー3は、内管2の外径と略等しい内径
を有し且つ内管2と外管1の間隙寸法と略等しい厚さを
持ったボス部3aを有しており、このボス部3aの長手
方向略中央に外管1の肉厚と略等しい高さを持ったフラ
ンジ部3bが形成されている。従って、ボス部3aに内
管2を嵌合することが可能であり、且つボス部3aを外
管1に嵌合することで、フランジ部3bを外管1の端面
に当接させることが可能である。
を有し且つ内管2と外管1の間隙寸法と略等しい厚さを
持ったボス部3aを有しており、このボス部3aの長手
方向略中央に外管1の肉厚と略等しい高さを持ったフラ
ンジ部3bが形成されている。従って、ボス部3aに内
管2を嵌合することが可能であり、且つボス部3aを外
管1に嵌合することで、フランジ部3bを外管1の端面
に当接させることが可能である。
【0019】ボス部3aに内管2を嵌合した後、該ボス
部3aをバンド4によって締め付けることで、或いは接
着することでカラー3を内管2に固定することが可能で
ある。また二重管Aを連続させて推進したとき、外管1
はカラー3のフランジ部3bを介して接続する。従っ
て、ボス部3aの外周面に外管1の内周面と接触するO
リング(図示せず)を配置し、或いはフランジ部3bに
外管1の端面と接触するガスケット(図示せず)を配置
することで、外管1と内管2との間隙に土砂や地下水が
浸入することを防止して該管2の外周面及び溶接部位を
保護することが可能である。
部3aをバンド4によって締め付けることで、或いは接
着することでカラー3を内管2に固定することが可能で
ある。また二重管Aを連続させて推進したとき、外管1
はカラー3のフランジ部3bを介して接続する。従っ
て、ボス部3aの外周面に外管1の内周面と接触するO
リング(図示せず)を配置し、或いはフランジ部3bに
外管1の端面と接触するガスケット(図示せず)を配置
することで、外管1と内管2との間隙に土砂や地下水が
浸入することを防止して該管2の外周面及び溶接部位を
保護することが可能である。
【0020】先導体Bは地中に二重管Aを推進するため
のトンネルを形成するものであり、該二重管Aを構成す
る外管1の外径や地盤の性質等の条件に応じて、例え
ば、先端に装着したカッターヘッドを駆動して地山を掘
削すると共に掘削土砂を地上に排出してトンネルを形成
する掘進機、或いは先端に装着した圧密ヘッドによって
地山の土砂を圧密してトンネルを形成する非開削式の先
導体が選択的に用いられる。本実施形態では、先導体B
として非開削式の先導体を用いている。
のトンネルを形成するものであり、該二重管Aを構成す
る外管1の外径や地盤の性質等の条件に応じて、例え
ば、先端に装着したカッターヘッドを駆動して地山を掘
削すると共に掘削土砂を地上に排出してトンネルを形成
する掘進機、或いは先端に装着した圧密ヘッドによって
地山の土砂を圧密してトンネルを形成する非開削式の先
導体が選択的に用いられる。本実施形態では、先導体B
として非開削式の先導体を用いている。
【0021】元押し装置Cは、発進立坑Dに設置され、
先導体B,該先導体Bに後続させた二重管Aに推力を付
与して到着立坑Eに向けて推進する機能を有するもので
ある。
先導体B,該先導体Bに後続させた二重管Aに推力を付
与して到着立坑Eに向けて推進する機能を有するもので
ある。
【0022】元押し装置Cは、先導体B或いは二重管A
を載置すると共に初期の推進方向を案内するレール5a
及びレール5aと一体的に構成され発進立坑Dの側壁と
当接して推進時の反力を支持する支圧壁5bとを有する
架構5と、一端が支圧壁5bに取り付けられたジャッキ
6と、ジャッキ6に取り付けられ且つ該ジャッキ6に駆
動されてレール5aに沿って往復移動する押し輪7と、
によって構成されている。
を載置すると共に初期の推進方向を案内するレール5a
及びレール5aと一体的に構成され発進立坑Dの側壁と
当接して推進時の反力を支持する支圧壁5bとを有する
架構5と、一端が支圧壁5bに取り付けられたジャッキ
6と、ジャッキ6に取り付けられ且つ該ジャッキ6に駆
動されてレール5aに沿って往復移動する押し輪7と、
によって構成されている。
【0023】発進立坑D及び到着立坑Eは、夫々目的の
管路の予定敷設線上に於ける予め設定された位置に所定
の深さと平面形状を持って構成されている。
管路の予定敷設線上に於ける予め設定された位置に所定
の深さと平面形状を持って構成されている。
【0024】次に、発進立坑Dと到着立坑Eの間に複数
の二重管Aを連続させて推進する手順について説明す
る。二重管Aの推進に先立って、先導体Bが推進され
る。即ち、元押し装置Cのレール5aに先導体Bを載置
し、該先導体Bの後端に押し輪7を当接させてジャッキ
6を駆動することで、先導体Bに推力を付与すると、こ
の推力によって先導体Bを到着立坑Eに向けて推進する
ことが可能である。先導体Bの推進過程で圧密ヘッドが
地山を圧密して土砂を掘削することなくトンネルを形成
することが可能である。
の二重管Aを連続させて推進する手順について説明す
る。二重管Aの推進に先立って、先導体Bが推進され
る。即ち、元押し装置Cのレール5aに先導体Bを載置
し、該先導体Bの後端に押し輪7を当接させてジャッキ
6を駆動することで、先導体Bに推力を付与すると、こ
の推力によって先導体Bを到着立坑Eに向けて推進する
ことが可能である。先導体Bの推進過程で圧密ヘッドが
地山を圧密して土砂を掘削することなくトンネルを形成
することが可能である。
【0025】先導体Bを推進した後、レール5aに先頭
に位置する二重管Aを載置し、この二重管A(外管1,
内管2)の先端を先導体Bの後端に当接させる。先頭に
位置する二重管Aでは、該二重管Aに新たな二重管Aを
溶接する作業を容易に実施し得るように、外管1の長さ
を内管2の長さよりも短くしておくことで、内管2の後
端を露出させておくことが好ましい。
に位置する二重管Aを載置し、この二重管A(外管1,
内管2)の先端を先導体Bの後端に当接させる。先頭に
位置する二重管Aでは、該二重管Aに新たな二重管Aを
溶接する作業を容易に実施し得るように、外管1の長さ
を内管2の長さよりも短くしておくことで、内管2の後
端を露出させておくことが好ましい。
【0026】そして内管2の後端側からカラー3を挿通
し、該カラー3のボス部3aを外管1に嵌合させると共
にフランジ3bを外管1の後端に当接させる。このと
き、カラー3の一方のボス部3aは外管1と内管2の間
に配置され、他方のボス部3aが露出している。この露
出したボス部3aにバンド4を装着して締め付けること
で、カラー3を内管2に固定する。
し、該カラー3のボス部3aを外管1に嵌合させると共
にフランジ3bを外管1の後端に当接させる。このと
き、カラー3の一方のボス部3aは外管1と内管2の間
に配置され、他方のボス部3aが露出している。この露
出したボス部3aにバンド4を装着して締め付けること
で、カラー3を内管2に固定する。
【0027】先導体B及び該先導体Bに後続させた二重
管Aを推進する場合、元押し装置Cの推力は鋼管からな
る内管2を介して先導体Bに伝達され、同時にカラー3
を介して外管1に伝達される。従って、先導体B及び二
重管Aを同時に推進することが可能である。推進された
二重管Aは、外管1の外周面が地山と接触して土圧が作
用し、内管2はカラー3によって外管1との同心性が保
持される。
管Aを推進する場合、元押し装置Cの推力は鋼管からな
る内管2を介して先導体Bに伝達され、同時にカラー3
を介して外管1に伝達される。従って、先導体B及び二
重管Aを同時に推進することが可能である。推進された
二重管Aは、外管1の外周面が地山と接触して土圧が作
用し、内管2はカラー3によって外管1との同心性が保
持される。
【0028】二重管Aを元押し装置Cによって推進し、
該管Aの後端が発進立坑Dに突出した状態を維持して押
し輪7を支圧壁5b側に引き戻し、レール5aに新たな
二重管Aを載置する。
該管Aの後端が発進立坑Dに突出した状態を維持して押
し輪7を支圧壁5b側に引き戻し、レール5aに新たな
二重管Aを載置する。
【0029】既に推進された二重管Aの内管2の後端側
を露出させた状態で、レール5aに載置された新たな二
重管Aの内管2を外管1に対し軸方向に摺動させて該内
管2の前端を露出させると共に既に推進された二重管A
の内管2に対向させる。この状態で既に推進された二重
管Aの内管2と新たな二重管Aの内管2を突き合わせ溶
接する。このとき、既に推進された二重管Aの内管2は
カラー3によって外管1との同心性を保持し、且つ新た
な二重管Aは図示しない保持部材によって外管1との同
心性を保持することで、互いに同一軸心上に位置する。
を露出させた状態で、レール5aに載置された新たな二
重管Aの内管2を外管1に対し軸方向に摺動させて該内
管2の前端を露出させると共に既に推進された二重管A
の内管2に対向させる。この状態で既に推進された二重
管Aの内管2と新たな二重管Aの内管2を突き合わせ溶
接する。このとき、既に推進された二重管Aの内管2は
カラー3によって外管1との同心性を保持し、且つ新た
な二重管Aは図示しない保持部材によって外管1との同
心性を保持することで、互いに同一軸心上に位置する。
【0030】内管2を溶接した後、新たな二重管Aの外
管1を前進させて既に推進された二重管Aの内管2に固
定されたカラー3のフランジ3bに当接させる。その
後、前述と同様にして新たな二重管Aの内管2の後端側
からカラー3を挿通し、ボス部3aを外管1に嵌合させ
ると共にフランジ3bを外管1の端面に当接させる。
管1を前進させて既に推進された二重管Aの内管2に固
定されたカラー3のフランジ3bに当接させる。その
後、前述と同様にして新たな二重管Aの内管2の後端側
からカラー3を挿通し、ボス部3aを外管1に嵌合させ
ると共にフランジ3bを外管1の端面に当接させる。
【0031】次いで、レール5aに載置した新たな二重
管Aの内管2に押し輪7を当接させて推進する。この作
業を繰り返すことで、先導体B及び二重管Aを到着立坑
Eに向けて推進し、先導体Bが到着立坑Eに到達したと
き、該先導体Bを到着立坑Eから排除することで、発進
立坑Dと到着立坑Eの間に複数の二重管Aを連続させた
管路を敷設することが可能である。
管Aの内管2に押し輪7を当接させて推進する。この作
業を繰り返すことで、先導体B及び二重管Aを到着立坑
Eに向けて推進し、先導体Bが到着立坑Eに到達したと
き、該先導体Bを到着立坑Eから排除することで、発進
立坑Dと到着立坑Eの間に複数の二重管Aを連続させた
管路を敷設することが可能である。
【0032】上記構成に於いて、先導体Bに接続された
先頭の二重管Aから発進立坑D側の二重管Aまでの内管
2は互いに溶接されて一体化している。しかし、外管1
は一体化することなく、個々に独立した状態を維持して
いる。このため、連続させた二重管Aを推進する際に地
山との摩擦によって外管1に作用する周面抵抗荷重は、
個々の外管1が独立して支持することとなり、先頭に位
置する外管1であっても、最も発進立坑側の外管1であ
っても略等しい値となる。
先頭の二重管Aから発進立坑D側の二重管Aまでの内管
2は互いに溶接されて一体化している。しかし、外管1
は一体化することなく、個々に独立した状態を維持して
いる。このため、連続させた二重管Aを推進する際に地
山との摩擦によって外管1に作用する周面抵抗荷重は、
個々の外管1が独立して支持することとなり、先頭に位
置する外管1であっても、最も発進立坑側の外管1であ
っても略等しい値となる。
【0033】従って、外管1を推進距離の増加に伴って
累積する周面抵抗荷重に対抗させるように特別に高い強
度を発揮させる必要はなく、肉厚を薄くすることが可能
である。また従来の推進距離が約60m〜70mであったの
に比較して約2倍以上の長距離推進が可能である。
累積する周面抵抗荷重に対抗させるように特別に高い強
度を発揮させる必要はなく、肉厚を薄くすることが可能
である。また従来の推進距離が約60m〜70mであったの
に比較して約2倍以上の長距離推進が可能である。
【0034】地中に埋設された二重管Aに於いて、地山
の土圧は外管1に作用するため、該外管1には変形が生
じる虞がある。しかし、外管1は内管2の防錆塗膜を保
護し得れば良く、外管1が変形して内管2に密着しても
前記保護機能を損なうことはない。そして外管1が内管
2に密着することによって、作用する土圧に対し内管2
によって対抗することが可能である。
の土圧は外管1に作用するため、該外管1には変形が生
じる虞がある。しかし、外管1は内管2の防錆塗膜を保
護し得れば良く、外管1が変形して内管2に密着しても
前記保護機能を損なうことはない。そして外管1が内管
2に密着することによって、作用する土圧に対し内管2
によって対抗することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
二重管の推進工法では、内管に固定したカラーのフラン
ジ部を介して外管に推力を付与することが出来る。そし
て二重管の推進時に地山との摩擦によって発生する周面
抵抗荷重は、複数の二重管を連続させたにも関わらず独
立して配置された外管に作用するため、推進距離が増大
しても個々の外管に作用する荷重は増加しない。このた
め、推進距離の増加に関わらず外管の肉厚を薄くするこ
とが出来る。
二重管の推進工法では、内管に固定したカラーのフラン
ジ部を介して外管に推力を付与することが出来る。そし
て二重管の推進時に地山との摩擦によって発生する周面
抵抗荷重は、複数の二重管を連続させたにも関わらず独
立して配置された外管に作用するため、推進距離が増大
しても個々の外管に作用する荷重は増加しない。このた
め、推進距離の増加に関わらず外管の肉厚を薄くするこ
とが出来る。
【0036】また埋設された二重管では、ガスを流通さ
せる内管の外周に合成樹脂製の外管が配置されるため、
内管に土砂が付着したり地下水が接触することを防止す
ることが出来、これにより、内管の腐食を防止すること
が出来る。
せる内管の外周に合成樹脂製の外管が配置されるため、
内管に土砂が付着したり地下水が接触することを防止す
ることが出来、これにより、内管の腐食を防止すること
が出来る。
【0037】また本発明に係るカラーでは、二重管の内
管に挿通すると共にボス部を外管に嵌合させることで、
外管と内管との間に形成された間隙を一定にすることが
出来、且つフランジ部を外管の端部に当接させること
で、推力を伝達することが出来る。このため、内管の端
部に押し輪を当接させることで二重管を推進することが
出来る等の特徴を有するものである。
管に挿通すると共にボス部を外管に嵌合させることで、
外管と内管との間に形成された間隙を一定にすることが
出来、且つフランジ部を外管の端部に当接させること
で、推力を伝達することが出来る。このため、内管の端
部に押し輪を当接させることで二重管を推進することが
出来る等の特徴を有するものである。
【図1】二重管を推進する手順を説明する図である。
【図2】カラーの構成を説明する半断面図である。
【図3】既に推進された二重管と新たな二重管をカラー
を介して接続する際の手順を説明する図である。
を介して接続する際の手順を説明する図である。
【図4】推進される二重管の端部と押し輪の関係を示す
図である。
図である。
【図5】地中を推進される二重管を説明する図である。
A 二重管 B 先導体 C 元押し装置 D 発進立坑 E 到着立坑 1 外管 2 内管 3 カラー 3a ボス部 3b フランジ部 4 バンド 5 架構 6 ジャッキ 7 押し輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大河原 隆 千葉県市川市本北方1−14−14 (72)発明者 宇野 秀樹 埼玉県所沢市若松町1118−22 (72)発明者 佐藤 徹 神奈川県川崎市高津区下作延127−1−110 (72)発明者 進藤 豊 東京都文京区千石4−34−12−104
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂管からなる外管に鋼管からなる
内管を半径方向に間隙を持って嵌合した二重管を推進す
る工法であって、前記内管の外周所定位置に前記外管の
後端と当接するフランジ部を有するカラーを固定して推
力を付与し、該推力を前記カラーを介して外管に伝達し
て内管及び外管を推進することを特徴とする二重管の推
進工法。 - 【請求項2】 合成樹脂管からなる外管に鋼管からなる
内管を半径方向に間隙を持って嵌合した二重管の推進工
法に用いるカラーであって、前記内管の外径と略等しい
内径と前記間隙と略等しい厚さを有するボス部と、前記
外管の肉厚と略等しい高さを持ったフランジ部とを有す
ることを特徴とする二重管の推進工法に用いるカラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15533696A JPH102186A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 二重管の推進工法及び前記推進工法に用いるカラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15533696A JPH102186A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 二重管の推進工法及び前記推進工法に用いるカラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102186A true JPH102186A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15603670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15533696A Pending JPH102186A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 二重管の推進工法及び前記推進工法に用いるカラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102186A (ja) |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15533696A patent/JPH102186A/ja active Pending
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