JPH1022792A - マスタースレーブ型フリップフロップ回路 - Google Patents

マスタースレーブ型フリップフロップ回路

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JPH1022792A
JPH1022792A JP8170141A JP17014196A JPH1022792A JP H1022792 A JPH1022792 A JP H1022792A JP 8170141 A JP8170141 A JP 8170141A JP 17014196 A JP17014196 A JP 17014196A JP H1022792 A JPH1022792 A JP H1022792A
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master
latch
slave
circuit
flip
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JP8170141A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sugimoto
良之 杉本
Masaaki Ono
雅章 小野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理回路に関し、誤動作の原因となり易いハ
ザードを発生させることなく、高速動作が可能なマスタ
ースレーブ型フリップフロップ回路を提供すること。 【解決手段】 マスターラッチ20とマスターラッチ2
0に保持されたデータを受け取るスレーブラッチ30と
の2段構成を有するマスタースレーブ型フリップフロッ
プ回路10において、マスターラッチ20に保持された
データとスレーブラッチ30に保持されたデータとが入
力され、これらのデータに基づく論理演算結果がスレー
ブラッチ30に入力されるように接続することで、同一
論理値間の遷移時に発生する短いパルスであるハザード
を防止するハザード防止回路11を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のマスタースレーブ型
フリップフロップ回路は、論理回路に関し、特に、マス
ターラッチとマスターラッチに保持されたデータを受け
取るスレーブラッチとの2段構成を有し、マスターラッ
チに保持されたデータとスレーブラッチに保持されたデ
ータとの論理演算結果に基づいて出力を生成するマスタ
ースレーブ型フリップフロップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のマスタースレーブ型フリッ
プフロップ回路としては、例えば、図4(a)または図
4(b)に示すようなものがある。図4(a)では、マ
スターラッチ2およびスレーブラッチ3としてSRラッ
チを用いてマスタースレーブ型フリップフロップ回路1
を構成している。またマスタースレーブ型フリップフロ
ップ回路1は、クロックCKに同期して動作するマスタ
ーラッチ2とクロックCKの反転(即ち、否定論理信
号)に同期してマスターラッチ2に保持されたデータを
受け取るスレーブラッチ3との2段構成を有し、マスタ
ーラッチ2に保持されたデータとスレーブラッチ3に保
持されたデータとの論理演算結果に基づく出力Qを生成
するように接続されている。
【0003】このようなマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路1においては、マスターラッチ2に保持され
たデータとこのデータの否定とが次段のスレーブラッチ
3に書き込れる。クロックCK=”L”のときには、マ
スターラッチ2に保持されたデータとこのデータの否定
が、ノア回路a,bを通って、ノア回路c,dで構成さ
れるラッチに保持される。クロックCK=”H”となる
ときには、ノア回路a,bが閉じられるとともに、ノア
回路c,dに保持されていたデータがノア回路e,fと
通って、ノア回路g,hで構成されるラッチに保持さ
れ、出力Qが決定される。このとき、クロックCKが入
力されて出力Qが生成されるまでの遅延時間は、出力Q
がHからLに遷移するときにはノット回路i→ノア回路
e→ノア回路gの3段分の遅延時間となり、出力QがL
からHに遷移するときはノット回路i→ノア回路f→ノ
ア回路h→ノア回路gの4段分の遅延時間となる。
【0004】図4(b)は図4(a)の回路から、ノッ
ト回路j、ノア回路b、ノア回路fを取り去って、ノア
回路d、ノア回路hの入力にクロックCKおよその反転
(即ち、否定論理信号)出力を各々接続した回路であ
る。この場合、クロックCKが入力されて出力Qが生成
されるまでの遅延時間は、出力QがHからLに遷移する
ときには、ノット回路k→ノア回路l→ノア回路mの3
段分の遅延時間となり、出力QがLからHに遷移すると
きには、ノア回路n→ノア回路mの2段分の遅延時間と
なり、図4(a)の回路に比べて、遅延時間を小さくす
ることができ、高速な回路の設計に適している。
【0005】しかしながら図4(a)の回路および図4
(b)の回路では、図4(c)に示すように、入力D、
出力Qが共に”L”の状態でクロックCKが立ち上がる
と、ノア回路mの入力A1およびA2にノット回路kの
遅延時間分だけ同時に”L”になる瞬間があり、これが
出力Qに短い時間幅のパルス(このパルスをハザードと
呼ぶ)を発生させる。
【0006】このようなハザードの発生は誤動作の原因
になる可能性が高いため、これを回避するために、図5
に示すようなラッチ回路が特開昭62−258515に
公開されている。図5のラッチ回路9は、マスターフリ
ップフロップ4に保持されているデータL1およびスレ
ーブフリップフロップ5に保持されているデータL2を
入力に接続し、排他論理和演算の結果X−ORをフリッ
プフロップ7のクロック入力端子CKに入力するように
接続された排他的論理和回路3を有するラッチ回路であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4
(a)の回路および図4(b)の回路では、誤動作の原
因になる可能性が高いハザードを発生させるという問題
点があった。また、ハザードの発生を回避する図5のラ
ッチ回路9は、フリップフロップ7を新たに設けること
によって、マスターフリップフロップ4とスレーブフリ
ップフロップ5論理回路の遅延時間に加えて最終段に設
けられたフリップフロップ7の遅延時間が新たに発生
し、また消費電力が増加するという問題点があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、誤動作の原因となり易いハザード
を発生させることなく、高速動作が可能なマスタースレ
ーブ型フリップフロップ回路を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マスターラッチ(20)と当該マスターラッチ(2
0)に保持されたデータを受け取る第1スレーブラッチ
(30)との2段構成を有するマスタースレーブ型フリ
ップフロップ回路(10)において、前記マスターラッ
チ(20)に保持されたデータと前記第1スレーブラッ
チ(30)に保持されたデータとが入力され、これらの
データに基づく論理演算結果が前記第1スレーブラッチ
(30)に入力されるように接続することで、同一論理
値間の遷移時に発生する短いパルスであるハザードを防
止する第1ハザード防止回路(11)を有する、ことを
特徴とするマスタースレーブ型フリップフロップ回路
(10)である。
【0010】このような第1ハザード防止回路(11)
を設けることにより、誤動作の原因となり易いハザード
を発生させることのないマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路(10)を実現できる。請求項2に記載の発
明は、請求項1に記載のマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路(10)において、前記マスターラッチ(2
0)に保持されたデータに代えて前記マスターラッチ
(20)に入力されるデータ(D)が前記第1ハザード
防止回路(11)に入力されるように接続された、こと
を特徴とするマスタースレーブ型フリップフロップ回路
(10)である。
【0011】このような第1ハザード防止回路(11)
を設けることにより、誤動作の原因となり易いハザード
を発生させることのないマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路(10)を実現できる。請求項3に記載の発
明は、請求項1に記載のマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路(10)において、マスターラッチ(20)
と当該マスターラッチ(20)に保持されたデータの否
定を受け取る第2スレーブラッチ(40)との2段構成
を有し、当該マスターラッチ(20)に保持されたデー
タの否定と当該マスターラッチに保持されたデータとの
論理演算結果に基づく第2出力(XQ)を生成するマス
タースレーブ型フリップフロップ回路(10)おいて、
前記マスターラッチ(20)に保持されたデータの否定
と前記第2スレーブラッチ(40)に保持されたデータ
とが入力され、これらのデータに基づく論理演算結果が
前記第2スレーブラッチ(40)に入力されるように接
続することで、同一論理値間の遷移時に発生する短いパ
ルスであるハザードを防止する第2ハザード防止回路
(12)を有する、ことを特徴とするマスタースレーブ
型フリップフロップ回路(10)である。
【0012】第1ハザード防止回路(11)に加えてこ
のような第2ハザード防止回路(12)を設けることに
より、誤動作の原因となり易いハザードを発生させるこ
となく、さらに消費電力を増加させることなく高速動作
が可能なマスタースレーブ型フリップフロップ回路(1
0)を実現できる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のマスタースレーブ型フリップフロップ回路(10)に
おいて、前記マスターラッチ(20)に保持されたデー
タに代えて前記マスターラッチ(20)に入力されるデ
ータ(D)が前記第1ハザード防止回路(11)に入力
されるように接続され、前記マスターラッチ(20)に
保持されたデータの否定に代えて前記マスターラッチ
(20)に入力されるデータ(D)の否定が前記第2ハ
ザード防止回路(12)に入力されるように接続され
た、ことを特徴とするマスタースレーブ型フリップフロ
ップ回路(10)である。
【0014】このような第1ハザード防止回路(11)
および第2ハザード防止回路(12)を設けることによ
り、誤動作の原因となり易いハザードを発生させること
なく、さらに消費電力を増加させることなく高速動作が
可能なマスタースレーブ型フリップフロップ回路(1
0)を実現できる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか一項に記載のマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路(10)において、前記マスターラッチ(2
0)の出力を前記第1スレーブラッチ(30)に直接入
力するように接続された2段構成を有し、前記マスター
ラッチ(20)の出力の否定を前記第2スレーブラッチ
(40)に直接入力するように接続された2段構成を有
する、ことを特徴とするマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路(10)である。
【0016】このような第1ハザード防止回路(11)
および第2ハザード防止回路(12)を設けることによ
り、誤動作の原因となり易いハザードを発生させること
なく、さらに消費電力を増加させることなく高速動作が
可能なマスタースレーブ型フリップフロップ回路(1
0)を実現できる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか一項に記載のマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路(10)において、前記マスターラッチ(2
0)、前記第1スレーブラッチ(30)、前記第1ハザ
ード防止回路(11)、前記第2スレーブラッチ(4
0)、第2ハザード防止回路(12)の各々をノア回路
を用いて構成したことを特徴とするマスタースレーブ型
フリップフロップ回路(10)である。
【0018】これにより、高密度に集積されたマスター
スレーブ型フリップフロップ回路(10)を実現でき
る。請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれ
か一項に記載のマスタースレーブ型フリップフロップ回
路(10)において、前記マスターラッチ(20)、前
記第1スレーブラッチ(30)、前記第1ハザード防止
回路(11)、前記第2スレーブラッチ(40)、第2
ハザード防止回路(12)の各々をナンド回路を用いて
構成したことを特徴とするマスタースレーブ型フリップ
フロップ回路(10)である。
【0019】これにより、高密度に集積されたマスター
スレーブ型スレーブラッチ回路(10)を実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施形態を説明する。図1(a)は本発明の第1の実施
形態のマスタースレーブ型フリップフロップ回路10を
示す回路図であり、図1(b)は図1(a)の回路のタ
イミングチャートである。
【0021】第1の実施形態のマスタースレーブ型フリ
ップフロップ回路10は、マスターラッチ20、第1ス
レーブラッチ30、および第1ハザード防止回路11を
有し、クロックCKに同期して動作するマスターラッチ
20とクロックCKの反転に同期してマスターラッチ2
0に保持されたデータを受け取る第1スレーブラッチ3
0との2段構成を有し、マスターラッチ20に保持され
たデータとスレーブラッチに保持されたデータとの論理
演算結果に基づく第1出力Qを生成するマスタースレー
ブ型フリップフロップ回路10である。
【0022】マスターラッチ20と第1スレーブラッチ
30とには逆相のクロックCKが与えられており、この
クロックCKによってマスターラッチ20と第1スレー
ブラッチ30とは分離されることになる。則ち、マスタ
ーラッチ20はクロックCKが加えられたときに動作状
態となりデータDを取り込み、第1スレーブラッチ30
はクロックCKの反転が加えられたときに動作状態とな
りマスターラッチ20に保持されたデータを取り込み第
1出力Qを変化させる。
【0023】本実施形態では、ゲート301〜306、
マスターラッチ20、第1スレーブラッチ30、第1ハ
ザード防止回路11、第2スレーブラッチ40の各々を
ノア回路を用いて構成している。またゲート307,3
08はノット回路である。このようなマスタースレーブ
型フリップフロップ回路10において、図1(b)に示
すように、マスターラッチ20に保持されているデータ
またはスレーブラッチ30に保持されているデータの何
れかが”H”であれば、第1ハザード防止回路11の出
力は”L”になるので、ノア回路301には影響を与え
ずに、マスタースレーブ型フリップフロップ回路10と
して動作を行うことができる。このとき、ノア回路30
1の出力(即ち、第1出力Q)と第1ハザード防止回路
11の入力を接続している配線を十分短くすれば、遅延
時間の増加を低減することができる。またマスターラッ
チ20およびスレーブラッチ30に保持されているデー
タが何れも”L”のときには、第1ハザード防止回路1
1の出力は”H”になり、この信号が出力を”L”に固
定することになるので、ノア回路301に入力されるA
1およびA2が同時に”L”に遷移したとしても、第1
出力Qにハザードが発生することはない。
【0024】このように、各回路を共通の論理回路を用
いて構成することにより、高密度に集積されたマスター
スレーブ型フリップフロップ回路10を実現できる。第
1の実施形態のマスタースレーブ型フリップフロップ回
路10に設けられた第1ハザード防止回路11は、同一
論理値間の遷移(具体的には、H→H又はL→L)時に
発生する短いパルスであるハザードを防止するものにお
いて、マスターラッチ20に保持されたデータと第1ス
レーブラッチ30に保持されたデータとが入力され、こ
れらのデータに基づく論理演算結果が第1スレーブラッ
チ30に入力されるように接続されている。
【0025】このような第1ハザード防止回路11を設
けることにより、誤動作の原因となり易いハザードを発
生させることのないマスタースレーブ型フリップフロッ
プ回路10を実現できる。なお、第1の実施形態は、マ
スターラッチ20に保持されたデータに代えてマスター
ラッチ20に入力されるデータDが第1ハザード防止回
路11に入力されるように接続されても同様の機能を有
する。
【0026】このような第1ハザード防止回路11を設
けることにより、誤動作の原因となり易いハザードを発
生させることのないマスタースレーブ型フリップフロッ
プ回路10を実現できる。図2は本発明の第2の実施形
態のマスタースレーブ型フリップフロップ回路10を示
す回路図である。なお、第1の実施形態において既に記
述したものと同一の部分については、同一符号を付し、
重複した説明は省略する。
【0027】第2の実施形態のマスタースレーブ型フリ
ップフロップ回路10は、図1に示すように、マスター
ラッチ20、第1スレーブラッチ30、第2スレーブラ
ッチ40、第1ハザード防止回路11、および第2ハザ
ード防止回路12を有し、クロックCKに同期して動作
するマスターラッチ20とクロックCKの反転に同期し
てマスターラッチ20に保持されたデータの否定を受け
取る第2スレーブラッチ40との2段構成を有し、マス
ターラッチ20に保持されたデータの否定とスレーブラ
ッチに保持されたデータとの論理演算結果に基づく第2
出力XQを生成するマスタースレーブ型フリップフロッ
プ回路10である。ゲート数を減らすため、図1のノア
回路302,303を共通化した回路構成となってい
る。
【0028】マスターラッチ20と第1スレーブラッチ
30と第2スレーブラッチ40とには逆相のクロックC
Kが与えられており、このクロックCKによってマスタ
ーラッチ20と第1スレーブラッチ30および第2スレ
ーブラッチ40とは分離されることになる。即ち、マス
ターラッチ20はクロックCKが加えられたときに動作
状態となりデータDを取り込み、第1スレーブラッチ3
0はクロックCKの反転が加えられたときに動作状態と
なりマスターラッチ20に保持されたデータを取り込み
第1出力Qを変化させ、第2スレーブラッチ40はクロ
ックCKの反転が加えられたときに動作状態となりマス
ターラッチ20に保持されたデータの否定を取り込み第
2出力XQを変化させる。
【0029】本実施形態では、ゲート301〜306、
ゲート309,310、マスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路10において、マスターラッチ20、第1ス
レーブラッチ30、第1ハザード防止回路11、第2ス
レーブラッチ40、第2ハザード防止回路12の各々を
ノア回路を用いて構成している。またゲート311,3
12はノット回路である。
【0030】このようなマスタースレーブ型フリップフ
ロップ回路10において、マスターラッチ20に保持さ
れているデータの否定またはスレーブラッチ30に保持
されているデータの否定の何れかが”H”であれば第2
ハザード防止回路12の出力は”L”になるので、ノア
回路310には影響を与えずに、マスタースレーブ型フ
リップフロップ回路10として動作を行うことができ
る。このとき、ノア回路310の出力(即ち、第2出力
XQ)と第2ハザード防止回路12の入力を接続してい
る配線を十分短くすれば、遅延時間の増加を低減するこ
とができる。またマスターラッチ20およびスレーブラ
ッチ30に保持されているデータが何れも”L”のとき
には、第2ハザード防止回路12の出力は”H”にな
り、この信号が出力を”L”に固定することになるの
で、ノア回路310に入力されるA1およびA2が同時
に”L”に遷移したとしても、第2出力Qにハザードが
発生することはない。
【0031】このように、各回路を共通の論理回路を用
いて構成することにより、高密度に集積されたマスター
スレーブ型フリップフロップ回路10を実現できる。第
2の実施形態のマスタースレーブ型フリップフロップ回
路10に設けられた第2ハザード防止回路12は、同一
論理値間の遷移(具体的には、H→H又はL→L)時に
発生する短いパルスであるハザードを防止するものにお
いて、マスターラッチ20に保持されたデータの否定と
第2スレーブラッチ40に保持されたデータとが入力さ
れ、これらのデータに基づく論理演算結果が第2スレー
ブラッチ40に入力されるように接続されている。
【0032】第1ハザード防止回路11に加えてこのよ
うな第2ハザード防止回路12を設けることにより、誤
動作の原因となり易いハザードを発生させることなく、
さらに消費電力を増加させることなく高速動作が可能な
マスタースレーブ型フリップフロップ回路10を実現で
きる。
【0033】なお、第2の実施形態は、マスターラッチ
20に保持されたデータに代えてマスターラッチ20に
入力されるデータDが第1ハザード防止回路11に入力
されるように接続されマスターラッチ20に保持された
データの否定に代えてマスターラッチ20に入力される
データDの否定が第2ハザード防止回路12に入力され
るように接続されても同様の機能を有する。また第2の
各実施形態は、マスターラッチ20の出力を第1スレー
ブラッチ30に直接入力するように接続しマスターラッ
チ20の出力の否定を第2スレーブラッチ40に直接入
力するように接続するようにしても同様の機能を有す
る。これにより、誤動作の原因となり易いハザードを発
生させることなく、さらに消費電力を増加させることな
く高速動作が可能なマスタースレーブ型フリップフロッ
プ回路10を実現できる。
【0034】図3(a)は本発明の第三の実施形態のマ
スタースレーブ型フリップフロップ回路10を示す回路
図であり、図3(b)は図3(a)の回路のタイミング
チャートである。なお、第1の実施形態または第2の実
施形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0035】本実施形態では、マスターラッチ20、第
1スレーブラッチ30、第1ハザード防止回路11、第
2スレーブラッチ40の各々をノア回路に代えてナンド
回路を用いて構成している。このように、各回路を共通
の論理回路を用いて構成することにより、高密度に集積
されたマスタースレーブ型フリップフロップ回路10を
実現できる。
【0036】以上説明したように本発明の各実施形態に
よれば、誤動作の原因となり易いハザードを発生させる
ことなく、さらに消費電力を増加させることなく高速動
作が可能なマスタースレーブ型フリップフロップ回路1
0を実現できる。
【0037】
【発明の効果】請求項1または請求項2に記載の発明に
よれば、第1ハザード防止回路を設けることにより、誤
動作の原因となり易いハザードを発生させることのない
マスタースレーブ型フリップフロップ回路を実現でき
る。
【0038】請求項3乃至請求項5に記載の発明によれ
ば、第1ハザード防止回路に加えてこのような第2ハザ
ード防止回路を設けることにより、誤動作の原因となり
易いハザードを発生させることなく、さらに消費電力を
増加させることなく高速動作が可能なマスタースレーブ
型フリップフロップ回路を実現できる。
【0039】請求項6または請求項7に記載の発明によ
れば、高密度に集積されたマスタースレーブ型フリップ
フロップ回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1の実施形態のマスタ
ースレーブ型フリップフロップ回路を示す回路図であ
り、図1(b)は図1(a)の回路のタイミングチャー
トである。
【図2】本発明の第2の実施形態のマスタースレーブ型
フリップフロップ回路を示す回路図である。
【図3】図3(a)は本発明の第三の実施形態のマスタ
ースレーブ型フリップフロップ回路を示す回路図であ
り、図3(b)は図3(a)の回路のタイミングチャー
トである。
【図4】図4(a)および図4(b)は第1の従来技術
のマスタースレーブ型フリップフロップ回路を示す回路
図であり、図4(c)は図4(b)の回路のタイミング
チャートである。
【図5】第2の従来技術のマスタースレーブ型フリップ
フロップ回路を示す回路図である。
【符号の説明】
10 マスタースレーブ型フリップフロップ回路 11 第1ハザード防止回路 12 第2ハザード防止回路 20 マスターラッチ 30 第1スレーブラッチ 40 第2スレーブラッチ CK クロック D マスターラッチに入力されるデータ Q 第1出力 XQ 第2出力

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターラッチと当該マスターラッチに
    保持されたデータを受け取る第1スレーブラッチとの2
    段構成を有するマスタースレーブ型フリップフロップ回
    路において、 前記マスターラッチに保持されたデータと前記第1スレ
    ーブラッチに保持されたデータとが入力され、これらの
    データに基づく論理演算結果が前記第1スレーブラッチ
    に入力されるように接続することで、同一論理値間の遷
    移時に発生する短いパルスであるハザードを防止する第
    1ハザード防止回路を有する、 ことを特徴とするマスタースレーブ型フリップフロップ
    回路。
  2. 【請求項2】 前記マスターラッチに保持されたデータ
    に代えて前記マスターラッチに入力されるデータが前記
    第1ハザード防止回路に入力されるように接続された、 ことを特徴とする請求項1に記載のマスタースレーブ型
    フリップフロップ回路。
  3. 【請求項3】 マスターラッチと当該マスターラッチに
    保持されたデータの否定を受け取る第2スレーブラッチ
    との2段構成を有し、当該マスターラッチに保持された
    データの否定と当該スレーブラッチに保持されたデータ
    との論理演算結果に基づく第2出力を生成するマスター
    スレーブ型フリップフロップ回路において、 前記マスターラッチに保持されたデータの否定と前記体
    2スレーブラッチに保持されたデータとが入力され、こ
    れらのデータに基づく論理演算結果が前記第2スレーブ
    ラッチに入力されるように接続することで、同一論理値
    間の遷移時に発生する短いパルスであるハザードを防止
    する第2ハザード防止回路を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載のマスタースレーブ型
    フリップフロップ回路。
  4. 【請求項4】 前記マスターラッチに保持されたデータ
    に代えて前記マスターラッチに入力されるデータが前記
    第1ハザード防止回路に入力されるように接続され、 前記マスターラッチに保持されたデータの否定に代えて
    前記マスターラッチに入力されるデータの否定が前記第
    2ハザード防止回路に入力されるように接続された、 ことを特徴とする請求項3に記載のマスタースレーブ型
    フリップフロップ回路。
  5. 【請求項5】 前記マスターラッチの出力を前記第1ス
    レーブラッチに直接入力するように接続された2段構成
    を有し、 前記マスターラッチの出力の否定を前記第2スレーブラ
    ッチに直接入力するように接続された2段構成を有す
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載
    のマスタースレーブ型フリップフロップ回路。
  6. 【請求項6】 前記マスターラッチ、前記第1スレーブ
    ラッチ、前記第1ハザード防止回路、前記第2スレーブ
    ラッチ、第2ハザード防止回路の各々をノア回路を用い
    て構成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    一項に記載のマスタースレーブ型フリップフロップ回
    路。
  7. 【請求項7】 前記マスターラッチ、前記第1スレーブ
    ラッチ、前記第1ハザード防止回路、前記第2スレーブ
    ラッチ、第2ハザード防止回路の各々をナンド回路を用
    いて構成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か一項に記載のマスタースレーブ型フリップフロップ回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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