JPH10228972A - 加熱ローラ - Google Patents
加熱ローラInfo
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- JPH10228972A JPH10228972A JP4288197A JP4288197A JPH10228972A JP H10228972 A JPH10228972 A JP H10228972A JP 4288197 A JP4288197 A JP 4288197A JP 4288197 A JP4288197 A JP 4288197A JP H10228972 A JPH10228972 A JP H10228972A
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- heating roller
- heating
- heating resistor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱ローラの表面を短時間で略均一な温度に
できるとともに、発熱抵抗体の給電部が損傷しない加熱
ローラを提供することにある。 【解決手段】 円柱状の外周面を有する金属基材11
と、該金属基材11の外表面を覆うように形成された絶
縁膜12と、該絶縁膜12上に積層され通電によって発
熱する発熱抵抗体13と、該発熱抵抗体13に電気的に
つながる前記絶縁膜12上に積層された給電部131,
132とを有する加熱ローラ1において、前記給電部1
31,132の表面に膜状の導電性部材Kが被覆されて
いることを特徴とする加熱ローラ。
できるとともに、発熱抵抗体の給電部が損傷しない加熱
ローラを提供することにある。 【解決手段】 円柱状の外周面を有する金属基材11
と、該金属基材11の外表面を覆うように形成された絶
縁膜12と、該絶縁膜12上に積層され通電によって発
熱する発熱抵抗体13と、該発熱抵抗体13に電気的に
つながる前記絶縁膜12上に積層された給電部131,
132とを有する加熱ローラ1において、前記給電部1
31,132の表面に膜状の導電性部材Kが被覆されて
いることを特徴とする加熱ローラ。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば電子写真複
写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等におけるトナー
像定着装置などに用いられる加熱ローラに関するもので
ある。
写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等におけるトナー
像定着装置などに用いられる加熱ローラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等において、記録材上に
形成されたトナー像を加熱定着させるための方式とし
て、従来より、加熱ローラとこれに対接配置された加圧
ローラとの間に、未定着トナー像が形成された記録材を
通過させることにより、前記未定着トナー像を記録材に
定着させるヒートローラ方式が広く知られている。
形成されたトナー像を加熱定着させるための方式とし
て、従来より、加熱ローラとこれに対接配置された加圧
ローラとの間に、未定着トナー像が形成された記録材を
通過させることにより、前記未定着トナー像を記録材に
定着させるヒートローラ方式が広く知られている。
【0003】近年、特開昭59−155872号に示さ
れているように、円柱状外周面を有する金属基材の外周
面上に発熱抵抗体が設けられいる加熱ローラが知られて
いる。このような従来の加熱ローラを図面を用いて説明
する。
れているように、円柱状外周面を有する金属基材の外周
面上に発熱抵抗体が設けられいる加熱ローラが知られて
いる。このような従来の加熱ローラを図面を用いて説明
する。
【0004】図4は、従来の加熱ローラの構成説明図で
ある。加熱ローラ10は、円柱状の外周面を有する円筒
状の金属基材11と、この金属基材11の外表面上に形
成された絶縁膜12と、この絶縁膜12上に積層された
発熱抵抗体13と、この発熱抵抗体13を被覆するよう
に形成された保護膜14と、この保護膜14上に形成さ
れた離型層15と、発熱抵抗体13に電流を流すための
給電リング21,22を備えてなる。
ある。加熱ローラ10は、円柱状の外周面を有する円筒
状の金属基材11と、この金属基材11の外表面上に形
成された絶縁膜12と、この絶縁膜12上に積層された
発熱抵抗体13と、この発熱抵抗体13を被覆するよう
に形成された保護膜14と、この保護膜14上に形成さ
れた離型層15と、発熱抵抗体13に電流を流すための
給電リング21,22を備えてなる。
【0005】発熱抵抗体13は、図5の展開模式図に示
されるように、発熱抵抗体13の両端部に設けられた給
電部131,132を有しており、この給電部131,
132は発熱抵抗体13の両端部が延在した一部であ
る。なお、発熱抵抗体13と給電部131,132が別
体で形成されており、発熱抵抗体13の少なくとも一部
と給電部131,132が重なって電気的につながって
いても良い。発熱抵抗体13の給電部131,132と
給電リング21,22の接合は、焼き嵌め技術を用い
て、給電リング21,22の内周面と給電部131,1
32が直接接するようにして固定されている。
されるように、発熱抵抗体13の両端部に設けられた給
電部131,132を有しており、この給電部131,
132は発熱抵抗体13の両端部が延在した一部であ
る。なお、発熱抵抗体13と給電部131,132が別
体で形成されており、発熱抵抗体13の少なくとも一部
と給電部131,132が重なって電気的につながって
いても良い。発熱抵抗体13の給電部131,132と
給電リング21,22の接合は、焼き嵌め技術を用い
て、給電リング21,22の内周面と給電部131,1
32が直接接するようにして固定されている。
【0006】上記発熱抵抗体13は、銀−パラジウム合
金を導電体とする厚さ5〜20μmのものである。
金を導電体とする厚さ5〜20μmのものである。
【0007】上記給電リング21,22は、導電性が良
好である銅、真鍮、鉄、SUS製のものである。
好である銅、真鍮、鉄、SUS製のものである。
【0008】そして、図4に示すように、不図示の駆動
機構により金属基材11を回転させることにより、給電
ブラシ31,32に接触しながら給電リング21,22
が回転し、給電リング21,22に電圧が印加され、発
熱抵抗体13が発熱して加熱ローラとして作用すること
ができる。
機構により金属基材11を回転させることにより、給電
ブラシ31,32に接触しながら給電リング21,22
が回転し、給電リング21,22に電圧が印加され、発
熱抵抗体13が発熱して加熱ローラとして作用すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱ローラ10の場合、発熱抵抗体13に通電を開始し
てから暫くの間は加熱ローラ10の両端部の温度が所定
の温度に昇温しないという問題があった。これは、発熱
抵抗体13に通電を開始してから暫くの間は、加熱ロー
ラ10の両端部に取り付けられた熱容量の大きな給電リ
ング21,22に熱が奪われる結果、この部分の温度が
上がらないからである。従って、加熱ローラ10の表面
が略均一に所定の温度に達するまでの時間が長くなると
いう問題があった。
加熱ローラ10の場合、発熱抵抗体13に通電を開始し
てから暫くの間は加熱ローラ10の両端部の温度が所定
の温度に昇温しないという問題があった。これは、発熱
抵抗体13に通電を開始してから暫くの間は、加熱ロー
ラ10の両端部に取り付けられた熱容量の大きな給電リ
ング21,22に熱が奪われる結果、この部分の温度が
上がらないからである。従って、加熱ローラ10の表面
が略均一に所定の温度に達するまでの時間が長くなると
いう問題があった。
【0010】また、給電リング21,22と発熱抵抗体
13の給電部131,132の接合は焼き嵌め技術を利
用しているが、給電リング21,22の内周面は正確に
真円ではなく、給電リング21,22が取り付けられる
部分の金属基材11も正確に真円ではないので、給電リ
ング21,22が冷えて給電部131,132に接合す
るとき、給電リング21,22と給電部131,132
が一部接触しない部分ができる。
13の給電部131,132の接合は焼き嵌め技術を利
用しているが、給電リング21,22の内周面は正確に
真円ではなく、給電リング21,22が取り付けられる
部分の金属基材11も正確に真円ではないので、給電リ
ング21,22が冷えて給電部131,132に接合す
るとき、給電リング21,22と給電部131,132
が一部接触しない部分ができる。
【0011】そして、この接触していない部分に空気層
が介在し、発熱抵抗体13に電流を流す際、給電リング
21,22の内周面と給電部131,132が酸化し、
最終的にスパークが発生し、それぞれが焼損するという
問題があった。
が介在し、発熱抵抗体13に電流を流す際、給電リング
21,22の内周面と給電部131,132が酸化し、
最終的にスパークが発生し、それぞれが焼損するという
問題があった。
【0012】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであって、その目的は、加熱ローラの表面を
短時間で略均一な温度にできるとともに、発熱抵抗体の
給電部が損傷しない加熱ローラを提供することにある。
されたものであって、その目的は、加熱ローラの表面を
短時間で略均一な温度にできるとともに、発熱抵抗体の
給電部が損傷しない加熱ローラを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の加熱ローラは、円柱状の外周面を
有する金属基材と、該金属基材の外周面を覆うように形
成された絶縁膜と、該絶縁膜上に積層され通電によって
発熱する発熱抵抗体と、該発熱抵抗体に電気的につなが
る前記絶縁膜上に積層された給電部とを有する加熱ロー
ラにおいて、前記給電部の表面に膜状の導電性部材を被
覆したことを特徴とする。
に、請求項1に記載の加熱ローラは、円柱状の外周面を
有する金属基材と、該金属基材の外周面を覆うように形
成された絶縁膜と、該絶縁膜上に積層され通電によって
発熱する発熱抵抗体と、該発熱抵抗体に電気的につなが
る前記絶縁膜上に積層された給電部とを有する加熱ロー
ラにおいて、前記給電部の表面に膜状の導電性部材を被
覆したことを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するために、請求項2に記
載の加熱ローラは、請求項1に記載の加熱ローラであっ
て、特に、前記導電性部材は、メッキ方法によって形成
された高硬度メッキ層であることを特徴とする。
載の加熱ローラは、請求項1に記載の加熱ローラであっ
て、特に、前記導電性部材は、メッキ方法によって形成
された高硬度メッキ層であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明の加熱ローラ1の構成
を示す一部破断正面図である。本発明の加熱ローラ1に
おいて、発熱抵抗体13の給電部131,132の表面
には、膜状の導電性部材Kが被覆さている。なお、図4
と同一符号は同一部分を示す。
づいて説明する。図1は、本発明の加熱ローラ1の構成
を示す一部破断正面図である。本発明の加熱ローラ1に
おいて、発熱抵抗体13の給電部131,132の表面
には、膜状の導電性部材Kが被覆さている。なお、図4
と同一符号は同一部分を示す。
【0016】図2は、図1におけるA−A断面図であ
り、給電リング21の断面は省略して示している。膜状
の導電性部材Kは、図2に詳細に示されているように、
発熱抵抗体13の給電部131の全表面を覆い隠すよう
に直接被覆されている。なお、図示しないが、給電部1
32も同様に導電性部材Kで、その全表面を覆い隠すよ
うに直接被覆されている。被覆方法は、銀、パラジウ
ム、ニッケル等の導電性物質を微粒子に加工し、この微
粒子を含むペーストを給電部131,132に塗布して
も良く、前記導電物質を給電部131,132に蒸着や
溶射しても良く、或いは、ハンダで給電部131,13
2を被覆しても良く、更には、導電性物質をメッキして
も良い。
り、給電リング21の断面は省略して示している。膜状
の導電性部材Kは、図2に詳細に示されているように、
発熱抵抗体13の給電部131の全表面を覆い隠すよう
に直接被覆されている。なお、図示しないが、給電部1
32も同様に導電性部材Kで、その全表面を覆い隠すよ
うに直接被覆されている。被覆方法は、銀、パラジウ
ム、ニッケル等の導電性物質を微粒子に加工し、この微
粒子を含むペーストを給電部131,132に塗布して
も良く、前記導電物質を給電部131,132に蒸着や
溶射しても良く、或いは、ハンダで給電部131,13
2を被覆しても良く、更には、導電性物質をメッキして
も良い。
【0017】そして、図1に示すように、不図示の駆動
機構により金属基材11を回転させることにより、給電
ブラシ31,32が給電部材131,132を被覆して
いる導電性部材Kに接触し、発熱抵抗体13が発熱して
加熱ローラとして作用することができる。
機構により金属基材11を回転させることにより、給電
ブラシ31,32が給電部材131,132を被覆して
いる導電性部材Kに接触し、発熱抵抗体13が発熱して
加熱ローラとして作用することができる。
【0018】なお、導電性部材Kは、給電ブラシ31,
32と接触するするため、耐磨耗性が高い部材が望まれ
る。つまり、導電性部材Kは、高硬度部材である無電解
ニッケルメッキ層、或いは、硬質クロムメッキ層である
ことが望ましい。そして、それぞれのメッキ層の硬度は
ビッカースカタサで、無電解ニッケルメッキ層は450
HV以上を確保でき、硬質クロムメッキ層は750HV
以上を確保できる。具体的には、無電解ニッケルメッキ
層の場合その厚みが5〜50μmであることが好まし
く、硬質クロムメッキ層の場合その厚みが5〜50μm
であることが好ましい。従って、給電ブラシ31,32
によって導電性部材Kの磨耗を防止することができる。
32と接触するするため、耐磨耗性が高い部材が望まれ
る。つまり、導電性部材Kは、高硬度部材である無電解
ニッケルメッキ層、或いは、硬質クロムメッキ層である
ことが望ましい。そして、それぞれのメッキ層の硬度は
ビッカースカタサで、無電解ニッケルメッキ層は450
HV以上を確保でき、硬質クロムメッキ層は750HV
以上を確保できる。具体的には、無電解ニッケルメッキ
層の場合その厚みが5〜50μmであることが好まし
く、硬質クロムメッキ層の場合その厚みが5〜50μm
であることが好ましい。従って、給電ブラシ31,32
によって導電性部材Kの磨耗を防止することができる。
【0019】上記の構成の加熱ローラ1によれば、発熱
抵抗体13に電流を供給するための給電リングがなく、
発熱抵抗体13の給電部131,132に直接膜状の導
電性部材Kが被覆されているので、発熱抵抗体13に通
電を開始してから短時間で、加熱ローラ1の表面が略均
一に所定の温度になる。
抵抗体13に電流を供給するための給電リングがなく、
発熱抵抗体13の給電部131,132に直接膜状の導
電性部材Kが被覆されているので、発熱抵抗体13に通
電を開始してから短時間で、加熱ローラ1の表面が略均
一に所定の温度になる。
【0020】また、発熱抵抗体13の給電部131,1
32に直接導電性部材Kが被覆されているので、給電部
131,132と導電部材Kとの間に空気層は介在せ
ず、給電部131,132と導電性部材Kの酸化を防止
することができ、発熱抵抗体13に常に安定した電流を
供給することができ、この結果、より長い使用寿命が得
られる。
32に直接導電性部材Kが被覆されているので、給電部
131,132と導電部材Kとの間に空気層は介在せ
ず、給電部131,132と導電性部材Kの酸化を防止
することができ、発熱抵抗体13に常に安定した電流を
供給することができ、この結果、より長い使用寿命が得
られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の加熱ローラの実施例について
具体的に説明する。 <実施例1>図1に示す構成に従って、下記の仕様によ
る本発明の加熱ローラを作製した。 金属基材(11): 材質;アルミニウム合金,熱伝導率100W/(m・
K),全長350mm,肉厚0.5mm,外径30m
m, 発熱抵抗体(13)と給電部材(131,132): 材質;銀−パラジウム合金とガラスとの混合体, 抵抗値:20mΩ 導電性部材(K): 材質;無電解ニッケルメッキ層,メッキ厚10μm, 定格電流:8A, 定格電圧:100V, 定格入力電力:800W,
具体的に説明する。 <実施例1>図1に示す構成に従って、下記の仕様によ
る本発明の加熱ローラを作製した。 金属基材(11): 材質;アルミニウム合金,熱伝導率100W/(m・
K),全長350mm,肉厚0.5mm,外径30m
m, 発熱抵抗体(13)と給電部材(131,132): 材質;銀−パラジウム合金とガラスとの混合体, 抵抗値:20mΩ 導電性部材(K): 材質;無電解ニッケルメッキ層,メッキ厚10μm, 定格電流:8A, 定格電圧:100V, 定格入力電力:800W,
【0022】<比較例1>発熱抵抗体の給電部に導電性
部材を被覆せず、給電部に焼き嵌め技術を用いて給電リ
ングを接触固定したこと以外は、実施例1と同様の仕様
により、比較用の加熱ローラを作製した。給電リングの
仕様は下記の通り。 給電リング: 材質;銅,外径;32.0mm,内径;30.0mm,
幅;5.0mm,熱容量1.74J/K,
部材を被覆せず、給電部に焼き嵌め技術を用いて給電リ
ングを接触固定したこと以外は、実施例1と同様の仕様
により、比較用の加熱ローラを作製した。給電リングの
仕様は下記の通り。 給電リング: 材質;銅,外径;32.0mm,内径;30.0mm,
幅;5.0mm,熱容量1.74J/K,
【0023】〔実験例〕実施例1および比較例1で作製
された加熱ローラの各々を、定格条件で発熱させ、通電
12秒後の加熱ローラの表面温度を測定した。本実験例
での表面温度の測定は、加熱ローラを静置させた状態
で、加熱ローラの長手方向の表面に熱電対を配置して測
定を行った。以上、結果を図3に示す。
された加熱ローラの各々を、定格条件で発熱させ、通電
12秒後の加熱ローラの表面温度を測定した。本実験例
での表面温度の測定は、加熱ローラを静置させた状態
で、加熱ローラの長手方向の表面に熱電対を配置して測
定を行った。以上、結果を図3に示す。
【0024】図3の結果から明らかなように、実施例1
に係る加熱ローラにおいては、加熱ローラの長手方向の
中心位置である0mmの位置では180℃であり、加熱
ローラの両端側の位置においても中心位置と略変わらな
い温度である。具体的には、端部側の120mmの位置
では178℃であり、端部側の−120mmの位置では
178℃であり、加熱ローラの中心位置の温度と端部側
の位置の温度を比較すると、その変位はわずかに1.1
%程度である。なお、実施例1及び比較例1の加熱ロー
ラでは、その両端側の位置では中心位置に比べ温度が低
くなる傾向にあるが、これは、加熱ローラの両端部は放
熱作用が大きいためである。
に係る加熱ローラにおいては、加熱ローラの長手方向の
中心位置である0mmの位置では180℃であり、加熱
ローラの両端側の位置においても中心位置と略変わらな
い温度である。具体的には、端部側の120mmの位置
では178℃であり、端部側の−120mmの位置では
178℃であり、加熱ローラの中心位置の温度と端部側
の位置の温度を比較すると、その変位はわずかに1.1
%程度である。なお、実施例1及び比較例1の加熱ロー
ラでは、その両端側の位置では中心位置に比べ温度が低
くなる傾向にあるが、これは、加熱ローラの両端部は放
熱作用が大きいためである。
【0025】一方、比較例1に係る加熱ローラにおいて
は、加熱ローラの長手方向の中心位置である0mmの位
置では180℃であり、加熱ローラの両端側の位置にお
いて中心位置と比べ明らかに温度が低くなっている。具
体的には、端部側の120mmの位置では172℃であ
り、端部側の−120mmの位置では171.5℃であ
り、加熱ローラの中心位置の温度と端部側の位置の温度
を比較すると、その変位は4.7%である。つまり、実
施例1の加熱ローラは、比較例1の加熱ローラと比べ
て、発熱抵抗体への通電開始後短時間で加熱ローラの表
面温度が略均一になることが理解できる。
は、加熱ローラの長手方向の中心位置である0mmの位
置では180℃であり、加熱ローラの両端側の位置にお
いて中心位置と比べ明らかに温度が低くなっている。具
体的には、端部側の120mmの位置では172℃であ
り、端部側の−120mmの位置では171.5℃であ
り、加熱ローラの中心位置の温度と端部側の位置の温度
を比較すると、その変位は4.7%である。つまり、実
施例1の加熱ローラは、比較例1の加熱ローラと比べ
て、発熱抵抗体への通電開始後短時間で加熱ローラの表
面温度が略均一になることが理解できる。
【0026】また、実施例1の加熱ローラと比較例1の
加熱ローラを双方とも2000時間使用した後、発熱抵
抗体13の給電部131,132の状態を観察した。結
果は、実施例1の加熱ローラの場合、給電部131,1
32は導電性部材Kによって直接被覆されていたので何
ら損傷は見られなかった。一方、比較例1の加熱ローラ
の場合、給電部131,132の一部が酸化していた。
これは、給電リングと給電部材131,132の間に一
部空気層が介在していることを示すものである。
加熱ローラを双方とも2000時間使用した後、発熱抵
抗体13の給電部131,132の状態を観察した。結
果は、実施例1の加熱ローラの場合、給電部131,1
32は導電性部材Kによって直接被覆されていたので何
ら損傷は見られなかった。一方、比較例1の加熱ローラ
の場合、給電部131,132の一部が酸化していた。
これは、給電リングと給電部材131,132の間に一
部空気層が介在していることを示すものである。
【0027】
【発明の効果】本発明の加熱ローラによれば、発熱抵抗
体の給電部に直接膜状の導電性部材が被覆され、加熱ロ
ーラの端部には給電リングのような熱容量の大きな部材
が存在しないので、発熱抵抗体で発生した熱が全て加熱
ローラの表面を所定の温度にするために利用され。よっ
て、発熱抵抗体への通電後、短時間で加熱ローラの表面
を略均一な温度にできる。
体の給電部に直接膜状の導電性部材が被覆され、加熱ロ
ーラの端部には給電リングのような熱容量の大きな部材
が存在しないので、発熱抵抗体で発生した熱が全て加熱
ローラの表面を所定の温度にするために利用され。よっ
て、発熱抵抗体への通電後、短時間で加熱ローラの表面
を略均一な温度にできる。
【0028】また、本発明の加熱ローラによれば、発熱
抵抗体の給電部が直接膜状の導電性部材で被覆されてい
るので、給電部が外部の空気と遮断されており、給電部
が高温になっても酸化、焼損する恐れがなく、長い使用
寿命が得られる。
抵抗体の給電部が直接膜状の導電性部材で被覆されてい
るので、給電部が外部の空気と遮断されており、給電部
が高温になっても酸化、焼損する恐れがなく、長い使用
寿命が得られる。
【図1】本発明の加熱ローラを示す一部破断正面図であ
る。
る。
【図2】本発明の加熱ローラにおける、発熱抵抗体の給
電部が導電性部材で被覆された状態を示す説明図であ
る。
電部が導電性部材で被覆された状態を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例および比較例に係る加熱ローラ
の表面温度を示す曲線図である。
の表面温度を示す曲線図である。
【図4】従来の加熱ローラを示す一部破断正面図であ
る。
る。
【図5】本発明の加熱ローラと従来の加熱ローラに共通
する発熱抵抗体の展開模式図である。
する発熱抵抗体の展開模式図である。
1 加熱ローラ 11 金属基材 12 絶縁膜 13 発熱抵抗体 131 給電部 132 給電部 14 保護膜 15 離型層 21 給電リング 22 給電リング 31 給電ブラシ 32 給電ブラシ K 導電性部材
Claims (2)
- 【請求項1】 円柱状の外周面を有する金属基材と、 該金属基材の外周面を覆うように形成された絶縁膜と、 該絶縁膜上に積層され通電によって発熱する発熱抵抗体
と、 該発熱抵抗体に電気的につながる前記絶縁膜上に積層さ
れた給電部とを有する加熱ローラにおいて、 前記給電部の表面に膜状の導電性部材を被覆したことを
特徴とする加熱ローラ。 - 【請求項2】前記導電性部材は、メッキ方法によって形
成された高硬度メッキ層であることを特徴とする請求項
1に記載の加熱ローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288197A JPH10228972A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 加熱ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288197A JPH10228972A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 加熱ローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10228972A true JPH10228972A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12648390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4288197A Pending JPH10228972A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 加熱ローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10228972A (ja) |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP4288197A patent/JPH10228972A/ja active Pending
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