JPH10231580A - 積層パネル及びその製造方法 - Google Patents

積層パネル及びその製造方法

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JPH10231580A
JPH10231580A JP3623597A JP3623597A JPH10231580A JP H10231580 A JPH10231580 A JP H10231580A JP 3623597 A JP3623597 A JP 3623597A JP 3623597 A JP3623597 A JP 3623597A JP H10231580 A JPH10231580 A JP H10231580A
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JP
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foamable resin
resin layer
face plate
laminated panel
foamable
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JP3623597A
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Inventor
Eiichiro Uno
英一郎 宇野
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡性樹脂層の両面に硬質な面板を貼り合わ
せた積層パネルを製造する時、比較的に小型の装置で且
つ効率よく製造することのできる積層パネル 【解決手段】 両表面に硬質な面板12が配置され、そ
の間に複数の発泡性樹脂層11a〜11dが挟み込ま
れ、面板12及び各発泡性樹脂層11a〜11dが相互
に接合された積層パネルを製造する方法であって、面板
12に1層の発泡性樹脂層11aを接合して表面材14
を予め形成すること、2枚の表面材14を発泡樹脂層1
1a、11dを対向させるように配置し、その間に別の
発泡性樹脂層11b、11cを配置して、表面材14の
外側から加熱及び加圧すること、この加熱により面板1
2に予め接合された発泡性樹脂層11a、11dと表面
材14間に配置された発泡性樹脂層11b、11cとを
発泡させることから構成され、発泡性樹脂層11a〜1
1dの発泡時に、付与された加圧も手伝ってこれら発泡
性樹脂層を相互に接合させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層パネル及びその
製造方法に関し、更に詳細には例えば建築物の内装パネ
ル等に使用可能な軽量かつ断熱性に優れる積層パネルと
これを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2枚の薄い金属板間に、例えば発
泡スチロールのような発泡樹脂材をサンドイッチ状に挟
んで接合した積層パネルは、その構造上非常に軽量で、
しかも断熱性に優れていることからユニットバスの壁材
など種々の建材として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の積層パ
ネルは、所定の厚さと大きさの1枚の発泡スチロール板
を予め準備し、これに薄い金属板からなる面板を接着剤
などで両面に貼り合わせて形成されていた。すなわち、
従来のこのような積層パネルは、所定の大きさの発泡ス
チロール板を予め準備し、この発泡スチロール板の1枚
ごとにその両面に面板を貼り合わせて形成していた。
【0004】そのため、非常に生産性が悪く、従って生
産コストも必然的に高くなり、これがこのような積層パ
ネルを使用した製品の価格を高騰させる原因ともなって
いた。このような積層パネルを連続的に製造しようとす
る場合に現在考えられる方法は、特定温度で分解してガ
スを発生させる発泡剤を熱可塑性樹脂に添加し、それを
発泡剤が分解する温度以上の温度に加熱する方法あるい
は高圧ガスとして物理的にガスを注入し、押出機で溶
融、混練して発泡シートの状態で押し出し、これを例え
ば対をなす金属ロール間を通過させて冷却し、発泡シー
トを形成しながら、同時にその両面に薄い金属板からな
る面板を貼り合わせるやり方である。
【0005】しかしながら、未だ発泡中の発泡シートに
面板である金属板を貼り合わせようとすると、発泡シー
トが発泡中であって厚み方向に膨張していることから、
発泡シートの表面速度とその上に重ねられる金属板との
移動速度を完全に一致させることが非常に難しい。特
に、断熱用の壁材などの建材に使用する場合には発泡シ
ートの厚みも比較的に厚く、そのため発泡中のシート表
面は非常に複雑な挙動を示す。
【0006】その結果、そのような状態の発泡シート表
面に面板を貼り合わせても、両者の接着にむらができ、
接合強度が著しく低下したり、平面性が悪くなるという
問題があった。もし、発泡シートの発泡が完全に終了し
てからその両表面に金属板を連続的に貼り合わせようと
すると、そのための製造装置はその全長が非常に長くな
り、例えば工場などに設置しようとすれば著しく広い専
有面積を必要とすることになる。
【0007】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、発泡性樹脂層の両面に硬
質な面板を貼り合わせた積層パネルを製造する時、比較
的に小型の装置で且つ効率よく製造することのできる積
層パネル及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は積層パネルであ
り、前述した技術的課題を解決するため以下のような構
成とされている。すなわち、本発明の積層パネルは、両
表面に配置された硬質な面板と、2枚の前記面板間に挟
み込まれた複数の発泡性樹脂層とから構成され、前記面
板及び前記複数の発泡性樹脂層が相互に接合されている
ことを特徴とする。
【0009】本発明の積層パネルは、前述した必須の構
成要素からなるが、その構成要素に更に以下のような構
成を加えた場合であっても成立する。その付加的構成要
素とは、前記面板とそれが積層される前記発泡性樹脂層
との間に補強シートが介在され、前記面板、前記補強シ
ート及び前記発泡性樹脂層が相互に接合されていること
を特徴とする。また、前述したそれぞれの特徴を備える
発明において、複数の前記発泡性樹脂層における少なく
とも1つが他の前記発泡性樹脂層とその発泡倍率を異に
するようにすることも好ましい。
【0010】なお、このような積層パネルにおいて、そ
の構成要素である前記面板の材料としては、塩化ビニー
ル、ポリエチレン、ナイロン、ポリカーボネート、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、及びそれらの混合物等の熱可塑性樹脂、メラミン樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、等の熱硬化性樹脂、
その他突き板及び木材を含む有機材料、並びにアルミ、
鋼板及びチタンを含む金属等を挙げることができる。
【0011】また、前記発泡性樹脂層としてはポリスチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリブチレンテレフタレート、フェノール含浸クロ
ス、ウレタン含浸クロスを含む材料を使用することが好
ましく、更に前記補強シートとしては面剛性の高い微発
泡あるいは無発泡プラスチック材料、等で形成すること
ができる。前述したメラミン樹脂、アクリル樹脂、エポ
キシ樹脂、等の熱硬化性樹脂材料にはガラス繊維、無機
フィラー、樹脂フィラー等を添加混合することもでき
る。
【0012】更に、本発明は積層パネルの製造方法であ
り、前述した技術的課題を解決するため以下のような構
成とされている。すなわち、本発明は、両表面に硬質な
面板が配置され、その間に複数の発泡性樹脂層が挟み込
まれ、前記面板及び前記複数の発泡性樹脂層が相互に接
合された積層パネルを製造する方法であって、前記面板
に前記発泡性樹脂層を接合して表面材を予め形成する工
程と、2枚の前記表面材を発泡樹脂層を対向させるよう
に配置し、その間に少なくとも1つの別の発泡性樹脂層
を配置して、前記表面材の外側から加熱及び加圧する工
程と、この加熱により前記面板に予め接合された発泡性
樹脂層と前記表面材間に配置された発泡性樹脂層とを発
泡させる工程とを含み、前記発泡性樹脂層の前記発泡時
に、付与された前記加圧も手伝ってこれら発泡性樹脂層
を相互に接合融着させることを特徴とする。
【0013】このような本発明の積層パネルの製造方法
において、前記面板に予め接合される発泡性樹脂層及び
前記表面材の間に配置される前記発泡性樹脂層が、共に
予備発泡をした低発泡層であり、2つの前記表面材に前
記発泡性樹脂層を挟んで加熱することにより2次発泡を
して相互に接合させるようにすることも好ましい。この
場合、前記発泡性樹脂層として、ポリスチレン樹脂を使
用することが好ましい。
【0014】また、本発明の積層パネルの製造方法にお
いて、前記面板に予め接合される発泡性樹脂層及び前記
表面材の間に配置される前記発泡性樹脂層が、共に熱硬
化性の発泡性樹脂層であり、2つの前記表面材に熱硬化
性の前記発泡性樹脂層を挟んで加熱することにより発泡
をして相互に接合させるようにすることもできる。この
場合、熱硬化性の前記発泡性樹脂層としては、フェノー
ル含浸クロス、ウレタン含浸クロスを使用することがで
きる。
【0015】更に、本発明の積層パネルの製造方法にお
いては、これを連続的に製造することができる。すなわ
ち、本発明は、両表面に硬質な面板が配置され、その間
に複数の発泡性樹脂層が挟み込まれ、前記面板及び前記
複数の発泡性樹脂層が相互に接合された積層パネルを製
造する方法であって、それぞれロールに巻かれたシート
状の前記面板と同様にシート状の前記発泡性樹脂層を繰
り出しながら両者の間に接着剤を介在させて連続的に接
合してシート状の表面材を形成し、これをロールに巻き
取る工程と、それぞれロールに巻かれた2枚の前記表面
材シートを発泡樹脂層を対向させるようにして並行して
繰り出し、その間に別のロールに巻かれた発泡性樹脂シ
ートを繰り出して挟み込み、これを間隔をあけて対向し
且つ出口側の相互間隔が入口側のそれより大きく設定さ
れた2つのエンドレスベルトで挟圧しながら移送しつつ
加熱する工程と、この加熱により前記面板に予め接合さ
れた発泡性樹脂層と前記表面材料間に配置された発泡性
樹脂層とを発泡させる工程とを含み、前記発泡性樹脂層
の前記発泡時に、2つの前記エンドレスベルトによる挟
圧力も手伝ってこれら発泡性樹脂層を相互に接合させる
ことを特徴とする。
【0016】このような本発明の積層パネルの製造方法
において、前記表面材として、前記面板とこれに予め接
合される前記発泡性樹脂層との間に補強シートを相互に
接合状態で介在させて構成することもできる。そして、
これらの製造方法で積層パネルを製造する際に、前記面
板として、塩化ビニール、ポリエチレン、ナイロン、ポ
リカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、及びそれらの混合物等の熱可塑
性樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、
等の熱硬化性樹脂、その他突き板及び木材を含む有機材
料、並びにアルミ、鋼板及びチタンを含む金属等を挙げ
ることができる。前述したメラミン樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、等の熱硬化性樹脂材料にはガラス繊
維、無機フィラー、樹脂フィラー等を添加混合すること
もできる。
【0017】また、前記発泡性樹脂層としては、ポリス
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリブチレンテレフタレート、フェノール含浸クロ
ス、ウレタン含浸クロスを含む発泡性樹脂材料等を使用
することができ、前記補強シートとしては面剛性の高い
プラスチック材料等を使用することができる。
【0018】本発明の積層パネルによると、両表面に配
置された硬質な面板間に配置される発泡性樹脂層を複数
層とすることにより、面板と比較的に薄い1層の発泡性
樹脂層を予め貼り合わせて表面材を準備し、この表面材
の間に更に1層又はそれ以上の発泡性樹脂層を配置して
相互に貼り合わせる方法を採ることができることから、
連続的な製造をしても相互の接合むらなどの発生がな
く、接合強度の高い積層パネルを得ることができる。
【0019】また、本発明における積層パネルの製造方
法によると、予め面板に発泡性樹脂層を貼り合わせて表
面材とし、この2つの表面材同志を直接又は2つの表面
材間に1又はそれ以上の発泡性樹脂層を挟み込んで接合
するようにしたことから、面板間の発泡性樹脂層が比較
的に厚い製品を製造する場合でも、面板間の発泡性樹脂
層の発泡中に表面材を接合することができることから、
大型の装置を必要とすることなくこの種の積層パネルを
製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の積層パネル及びそ
の製造方法を図に示される実施形態について更に詳細に
説明する。図1には本発明の一実施形態に係る積層パネ
ル10が概略的に示されている。この積層パネル10
は、4つの発泡性樹脂層11a、11b、11c、11
dが積層されて相互に貼り合わされ、これら4つの発泡
性樹脂層11a〜11dからなる積層芯材Cの両表面に
薄い金属板からなる面板12が接着性樹脂などにより貼
り合わされて構成されている。
【0021】このような積層パネル10において、各面
板12とそれが積層される積層芯材Cの表面との間にそ
れぞれ補強シート13を介在させて形成することができ
る。勿論、この補強シート13を介在させた場合にも、
各補強シート13と面板12及び積層芯材Cにおける外
側の発泡性樹脂層11a、11dとは接着性樹脂などに
より相互に接合されている。
【0022】このような積層パネル10において、その
構成要素である各面板12の材料としては、塩化ビニー
ル、ポリエチレン、ナイロン、ポリカーボネート、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、及びそれらの混合物等の熱可塑性樹脂、メラミン樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、等の熱硬化性樹脂、
その他突き板及び木材を含む有機材料、並びにアルミ、
鋼板及びチタンを含む金属等を挙げることができる。前
述したメラミン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、等
の熱硬化性樹脂材料にはガラス繊維、無機フィラー、樹
脂フィラー等を添加混合することもできる。
【0023】また、積層芯材Cを構成する複数の発泡性
樹脂層11a〜11dとしては、ポリスチレン、フェノ
ール含浸クロス、ウレタン含浸クロスを含む発泡性樹脂
材料を使用することが好ましく、更に補強シート13と
しては面剛性の高いプラスチック材料等で形成すること
ができる。なお、この積層パネル10において、複数の
発泡性樹脂層11a〜11dの少なくとも1つが他の発
泡性樹脂層とその発泡倍率を異にするようにしてもよ
い。
【0024】次に、この積層パネル10の製造方法につ
いて説明する。本発明の一実施形態に係る積層パネルの
製造方法では、最初に、図2に示されるようにして表面
材14を予め形成する。この表面材14とは、面板12
である薄い金属シートと一次発泡又は未発泡の発泡性樹
脂シート11a(又は11d)を接合したものをいう。
【0025】このような表面材14は、ロール20に巻
かれた金属シート12を繰り出して一対の挟圧ローラ2
1a、21b間に通すと共に、ロール22に巻かれた未
発泡状態の発泡性樹脂シート11a(又は11d)を繰
り出して前述した挟圧ローラ21a、21b間に金属シ
ート12に重ね合わせるようにして通過させる。
【0026】その際、金属シート12と未発泡状態の発
泡性樹脂シート11a(又は11d)との間には接着剤
として機能する接着性樹脂フィルム15が、抽出機23
の抽出ノズル23aから押し出されて挟み込まれる。こ
の接着性樹脂フィルム13の材料としては、例えば変性
ポリオレフィン、変性ビニルアセテート、ナイロン等を
挙げることができる。
【0027】このように金属シート12と未発泡状態の
発泡性樹脂シート11a(又は11d)との間に接着性
樹脂フィルム15を介在させて一対の挟圧ロール21
a、21bを通過させながら加熱及び加圧することによ
り、未発泡状態の発泡性樹脂シート11a(又は11
d)は発泡しながら接着性樹脂フィルム15の作用で金
属シート12の表面に強力に接着する。この時に掛ける
温度は、未発泡状態の発泡性樹脂シート11a(又は1
1d)が完全に発泡し切らない、1次発泡状態に留める
温度とされる。
【0028】その結果、金属シート12の表面に強力に
接合された1次発泡状態の発泡性樹脂シート11a(又
は11d)は相当の柔軟性を残し、従ってこれによって
形成された表面材14は巻取りロール24に巻き取られ
て保管される。次いで、図3に示されるように、それぞ
れ表面材を巻き取った2つのロール24を上下方向に間
隔をあけてセットし、1次発泡させた状態の発泡性樹脂
シート11b、11cを巻き取ったロール25をこの間
にセットする。
【0029】そして、各ロール24、25から表面材1
4と1次発泡樹脂シート11b、11cを繰り出して相
互に重ね合わせ、一対のガイドローラ26a、26b間
を通して一対の挟圧用エンドレスベルト27a、27b
を備える成形装置27の当該一対のベルト間に挟み込
む。この時、2つのロール24は、これらにそれぞれ巻
かれた2つの表面材14がこのロールから繰り出される
時、金属シート12に接合された1次発泡樹脂シート1
1a、11dが対向するようにセットされることが必要
である。
【0030】ところで、各ロール24、25から繰り出
された2つの表面材14とその間に配置された1次発泡
樹脂シート11b、11cとは、ガイドローラ26a、
26bの通過時に重ね合わされ、引き続き一対の挟圧用
エンドレスベルト27a、27b間に挟み込まれるが、
この成形措置27におけるエンドレスベルト27a、2
7bは、図3から明らかなように、送り方向に向かって
その間隔を漸次拡大するように配置されている。
【0031】そして、ループ状になったこれら各エンド
レスベルト27a、27bの内部には、表面材接触側ベ
ルト部分に沿い且つこれを横断するように多数の加熱棒
28が配置され且つ固定されている。この加熱棒28は
適当な公知の手段によって温度調節可能に加熱される。
【0032】従って、この一対の挟圧用エンドレスベル
ト27a、27b間に挟み込まれた2つの表面材24と
その間の1次発泡樹脂シート11b、cとは、その移動
中に加熱棒28からの加熱を受けて、表面材24の1次
発泡樹脂シート11a、11d及びその間の1次発泡樹
脂シート11b、11cがそれぞれ2次発泡を起こす。
また、加熱ヒートブロワー30から100〜200℃の
熱風を吹き付け、発泡及び接合の精度を向上させること
もできる。
【0033】各1次発泡樹脂シート11a〜11dは、
その2次発泡とエンドレスベルト27a、27bから受
ける加圧力により相互に溶融接合して一体化され、長尺
の積層パネルが形成される。エンドレスベルト27a、
27b間から出た長尺の積層パネルは、図3に示される
ように厚さ制御ベルト装置40により所定の厚みにされ
る。
【0034】この厚さ制御ベルト装置40は、成形装置
27と同様に相対向する一対のエンドレスベルト40
a、40bを備え、ループ状になったこれら各エンドレ
スベルト40a、40bの内部には、表面材接触側ベル
ト部分に沿い且つこれを横断するように多数の冷却ロー
ル41が配置され且つ固定されている。このような厚さ
制御ベルト装置40により積層パネルの厚みが制御さ
れ、同時に所定の温度まで冷却されたところで、ソー
(鋸刃)等の切断装置29により所望の長さに切断され
る。
【0035】なお、前述した実施形態における積層パネ
ルの製造方法では、面板12に1次発泡(予備発泡)を
した低発泡樹脂シート11a(11d)を接合して表面
材14を予め形成し、2つの表面材14間に、やはり1
次発泡(予備発泡)をした低発泡樹脂シート11b、1
1cを挟んで加熱することにより各1次発泡樹脂シート
11a〜11dに2次発泡を起こさせて一体化するよう
にした。このような場合、2次発泡樹脂材料としてはポ
リスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
ネート等を使用することができる。
【0036】また、本発明の別の実施形態における積層
パネルの製造方法では、面板12に予め接合される発泡
性樹脂シート11a(又は11d)及び表面材14の間
に配置される発泡性樹脂シート11b、11cを、共に
熱硬化性の発泡性樹脂シートとしてもよい。
【0037】この場合、2つの表面材14に熱硬化性の
発泡性樹脂シート11b、11cを挟んで加熱すること
により、面板に予め貼り合わされた未発泡状態の発泡性
樹脂シートを含むすべての発泡性樹脂シート11a〜1
1dが発泡をして相互に接合する。このような熱硬化性
の発泡性樹脂シートとしては、フェノール含浸クロス、
ウレタン含浸クロスを使用することが好ましい。
【0038】更に、前述した各実施形態における積層パ
ネルの製造方法において、表面材14の構成要素として
補強シート13を面板12と発泡性樹脂層11a又は1
1dの間に入れる時には、当該補強シート13を予め面
板12に別途工程にて貼り付けておくか、或いは図2に
示される表面材形成装置において各ロール20、22か
ら繰り出される面板12と発泡性樹脂層11a(又は1
1d)の間に補強シート13を同時に連続的に挿入する
こともできる。
【0039】その場合には、補強シート13の両面側に
おいて面板12と発泡性樹脂層11a(又は11d)と
の間に、接着剤として機能する接着性樹脂フィルム15
を配置することが必要であることは言うまでもない。勿
論、補強シート13の両面に接着剤を予め塗布しておい
てもよいし、また接着性樹脂フィルム15を予めラミネ
ート状態に貼り合わせておいてもよい。
【0040】図4は本発明の積層パネルの製造方法にお
いて、表面材14を形成する図2とは異なる別の表面材
形成装置を示している。図4に示される表面材形成装置
では、ロール20に巻かれた面板12を繰り出しなが
ら、回転している接着剤塗布ローラ50に接触させ、こ
の接着剤塗布ローラ50より下流側において未発泡又は
1次発泡状態の発泡樹脂シート11a(又は11d)を
ロール22から繰り出して一対の押圧ローラ51a、5
1bを通して接着剤塗布面側の面板12に重ね合わせ、
次いで乾燥機52で乾燥させて巻き取りロール24に巻
き取られ、保管される。その後は図3に基づいて説明し
たようにして積層パネルが形成される。
【0041】接着剤塗布ローラ50は、容器53内部に
収容された液体状の接着剤54に下部が浸るように設置
され、矢印55で示されるように面板12の移動方向と
は反対方向に回転させられている。液体状の接着剤54
を面板12に塗布するこのような装置を使用する場合、
接着剤54としては、例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹
脂又はアクリル樹脂等を使用することができる。
【0042】さて、前述した積層パネル10を建材とし
て使用する場合には、面板12として使用される金属
材、合成樹脂材、或いは天然材料は、以下の表に示され
るような厚みで形成されることが好ましい。
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の積層パネ
ルによれば、両表面に配置された硬質な面板間に配置さ
れる発泡性樹脂層を複数層とすることにより、面板と比
較的に薄い1層の発泡性樹脂層を予め貼り合わせて表面
材を準備し、2つの表面材同志又はこれの表面材の間に
更に1層又はそれ以上の発泡性樹脂層を配置して相互に
貼り合わせる方法を採ることができることから、連続的
な製造をしても相互の接合むらなどの発生がなく、接合
強度の高い積層パネルを得ることができる。
【0046】また、本発明に係る積層パネルの製造方法
によれば、予め面板に発泡性樹脂層を貼り合わせて表面
材とし、2つの表面板間に1又はそれ以上の発泡性樹脂
層を挟み込んで接合するようにしたことから、面板間の
発泡性樹脂層が比較的に厚い製品を製造する場合でも、
面板間の発泡性樹脂層の発泡中に表面板を接合すること
ができることから、大型の装置を必要とすることなくこ
の種の積層パネルを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る積層パネルを示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る積層パネルの製造方
法において表面材を連続的に形成している状態を概略的
に示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る積層パネルの製造方
法において図2で示される方法で形成された表面材に2
つの発泡性樹脂シートを挟んで2次発泡させて積層パネ
ルを連続的に製造する工程を概略的に示す断面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施形態に係る積層パネルの製造
方法における表面材の連続形成工程を概略的に示す断面
図である。
【符号の説明】
10 積層パネル 11a 発泡性樹脂層 11b 発泡性樹脂層 11c 発泡性樹脂層 11d 発泡性樹脂層 12 面板(金属シート) 13 補強シート 14 表面材 15 接着性樹脂フィルム 20 ロール 21a 挟圧ローラ 21b 挟圧ローラ 22 ロール 23 抽出機 23a 抽出ノズル 24 巻き取りロール 25 ローラ 26a ガイドローラ 26b ガイドローラ 27 成形装置 27a エンドレスベルト 27b エンドレスベルト 28 加熱棒 29 ソー(鋸刃) 30 加熱ヒートブロワー 40 厚さ制御ベルト装置 40a エンドレスベルト 40b エンドレスベルト 41 冷却ロール 50 接着剤塗布ローラ 51a 押圧ローラ 51b 押圧ローラ 52 乾燥機 53 容器 54 液体状の接着剤

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両表面に配置された硬質な面板と、2枚
    の前記面板間に挟み込まれた複数の発泡性樹脂層とから
    構成され、前記面板及び前記複数の発泡性樹脂層が相互
    に接合されていることを特徴とする積層パネル。
  2. 【請求項2】 前記面板とそれが積層される前記発泡性
    樹脂層との間に補強シートが介在され、前記面板、前記
    補強シート及び前記発泡性樹脂層が相互に接合されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の積層パネル。
  3. 【請求項3】 複数の前記発泡性樹脂層における少なく
    とも1つが他の前記発泡性樹脂層とその発泡倍率を異に
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の積層パネ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記面板が、熱可塑性樹脂、突き板及び
    木材を含む有機材料、並びにアルミ、鋼板及びチタンを
    含む金属のいずれかで形成されたシートにより構成さ
    れ、前記発泡性樹脂層がポリスチレン、ポリカーボネー
    ト、ポリエチレン、ポリブチレンテレフタレート、フェ
    ノール含浸クロス、ウレタン含浸クロスを含む発泡性樹
    脂材料からなり、前記補強シートが面剛性の高いプラス
    チック材料から形成されていることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の積層パネル。
  5. 【請求項5】 両表面に硬質な面板が配置され、その間
    に複数の発泡性樹脂層が挟み込まれ、前記面板及び前記
    複数の発泡性樹脂層が相互に接合された積層パネルを製
    造する方法であって、 前記面板に前記発泡性樹脂層を接合して表面材を予め接
    合形成する工程と、 2枚の前記表面材を発泡樹脂層を対向させるように配置
    し、その間に少なくとも1つの別の発泡性樹脂層を配置
    して、前記表面材の外側から加熱及び加圧する工程と、 この加熱により前記面板に予め接合された発泡性樹脂層
    と前記表面材間に配置された発泡性樹脂層とを発泡させ
    る工程とを含み、 前記発泡性樹脂層の前記発泡時に、付与された前記加圧
    も手伝ってこれら発泡性樹脂層を相互に接合させること
    を特徴とする積層パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記面板に予め接合される発泡性樹脂層
    及び前記表面材の間に配置される前記発泡性樹脂層が、
    共に予備発泡をした低発泡層であり、2つの前記表面材
    に前記発泡性樹脂層を挟んで加熱することにより2次発
    泡をして相互に接合されることを特徴とする請求項5に
    記載の積層パネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記発泡性樹脂層が、ポリスチレン樹
    脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
    タレート、ポリカーボネートからなることを特徴とする
    請求項6に記載の積層パネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記面板に予め接合される発泡性樹脂層
    及び前記表面材の間に配置される前記発泡性樹脂層が、
    共に熱硬化性の発泡性樹脂層であり、2つの前記表面材
    に熱硬化性の前記発泡性樹脂層を挟んで加熱することに
    より発泡をして相互に接合されることを特徴とする請求
    項5に記載の積層パネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 熱硬化性の前記発泡性樹脂層が、フェノ
    ール含浸クロス、ウレタン含浸クロスからなることを特
    徴とする請求項8に記載の積層パネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 両表面に硬質な面板が配置され、その
    間に複数の発泡性樹脂層が挟み込まれ、前記面板及び前
    記複数の発泡性樹脂層が相互に接合された積層パネルを
    製造する方法であって、 それぞれロールに巻かれたシート状の前記面板と同様に
    シート状の前記発泡性樹脂層を繰り出しながら両者の間
    に接着剤を介在させて連続的に接合してシート状の表面
    材を形成し、これをロールに巻き取る工程と、 それぞれロールに巻かれた2枚の前記表面材シートを発
    泡樹脂層を対向させるようにして並行して繰り出し、そ
    の間に別のロールに巻かれた発泡性樹脂シートを繰り出
    して挟み込み、これを間隔をあけて対向し且つ出口側の
    相互間隔が入口側のそれより大きく設定された2つのエ
    ンドレスベルトで挟圧しながら移送しつつ加熱する工程
    と、 この加熱により前記面板に予め接合された発泡性樹脂層
    と前記表面材料間に配置された発泡性樹脂層とを発泡さ
    せる工程とを含み、 前記発泡性樹脂層の前記発泡時に、2つの前記エンドレ
    スベルトによる挟圧力も手伝ってこれら発泡性樹脂層を
    相互に接合させることを特徴とする積層パネルの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記表面材が、前記面板とこれに予め
    接合される前記発泡性樹脂層との間に補強シートを相互
    に接合状態で介在させたことを特徴とする請求項5、
    6、8又は10のいずれかに記載の積層パネルの製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記面板が、塩化ビニール、ポリエチ
    レン、ナイロン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレ
    フタレート、ポリブチレンテレフタレート、及びそれら
    の混合物等の熱可塑性樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹
    脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、この熱硬化性樹脂
    にガラス繊維、無機フィラー、樹脂フィラー等を添加混
    合した材料、突き板及び木材を含む有機材料、又はアル
    ミ、鋼板及びチタンを含む金属のいずれかで形成された
    シートにより構成され、また前記発泡性樹脂層としては
    ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
    ボネート、ポリブチレンテレフタレート、フェノール含
    浸クロス、あるいはウレタン含浸クロスを含む材料のい
    ずれかで形成され、更に前記補強シートとしては面剛性
    の高い微発泡あるいは無発泡プラスチック材料等で形成
    されていることを特徴とする請求項11に記載の積層パ
    ネル。
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