JPH10236358A - 自動二輪車用リヤグラブレールの取付構造 - Google Patents

自動二輪車用リヤグラブレールの取付構造

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JPH10236358A
JPH10236358A JP9044349A JP4434997A JPH10236358A JP H10236358 A JPH10236358 A JP H10236358A JP 9044349 A JP9044349 A JP 9044349A JP 4434997 A JP4434997 A JP 4434997A JP H10236358 A JPH10236358 A JP H10236358A
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JP
Japan
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seat
cross member
pair
grab rail
seat rails
Prior art date
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JP9044349A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ito
裕之 伊藤
Toshio Namiki
敏夫 並木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 自動二輪車は、車体フレームの後部から
後方へ左右一対のシートレール45,45を延ばし、こ
れら一対のシートレールの上部にシートを取付け、この
シートの後方に且つ一対のシートレールの後部にリヤグ
ラブレール60を取付けたものである。リヤグラブレー
ルは、左右一対のシートレールのクロスメンバを兼ねる
クロスメンバ61と、このクロスメンバの左右端から延
ばした略U字形の握りバー62とからなる、平面視略ロ
字形状の部材である。 【効果】 シートレールの後端部同士を連結するクロス
メンバを設けなくてもすむので、シートレール廻りは簡
単な構造でしかも軽量になる。従って、シートレールへ
のリヤグラブレールの取付け部分を簡単な構造にするこ
とができ、車体の軽量化並びにコストの低減化を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車用リヤグ
ラブレールの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動二輪車の後部構造は、車体
フレームの後部から後方へ左右一対のシートレールを延
ばし、これら一対のシートレールの後端部同士をクロス
メンバにて連結し、また、一対のシートレールの上部に
シートを取付け、このシートの後方に且つ一対のシート
レールの後部にリヤグラブレールを取付けたものであ
る。
【0003】このような構成の自動二輪車用リヤグラブ
レールの取付構造として、例えば実公平5−37916
号公報「自動二輪車のシート錠止め装置」がある。上記
従来の技術は、その公報の第1図〜第3図によれば、シ
ートレールとしての車体4(番号は公報に記載されたも
のを引用した。以下同じ。)の後部に設けた保持板5
(クロスメンバに相当)に、リヤグラブレールとしての
グラブバー1をボルト止めした自動二輪車である。グラ
ブバー1は、平面視U字体の左右の脚同士をブリッジプ
レート2で連結したものである。左右一対のシートレー
ルとしての車体4は、後端部同士を保持板5(クロスメ
ンバに相当)にて連結されたので、十分な曲げ剛性を有
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は、車体4の後端部同士を保持板5にて連結し、しか
も、ブリッジプレート2の左右の脚同士をブリッジプレ
ート2で連結したので、構造が複雑であり、車体が重く
なるとともに、コストが嵩む。
【0005】そこで本発明の目的は、リヤグラブレール
の取付構造を簡略化し、車体の軽量化並びにコストの低
減化を図れる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車体フレームの後部から後
方へ左右一対のシートレールを延ばし、これら一対のシ
ートレールの上部にシートを取付け、このシートの後方
に且つ一対のシートレールの後部にリヤグラブレールを
取付けた自動二輪車において、リヤグラブレールを、左
右一対のシートレールのクロスメンバを兼ねるクロスメ
ンバと、このクロスメンバの左右端から延ばした略U字
形の握りバーとからなる平面視略ロ字形状の部材とした
ことを特徴とする。
【0007】リヤグラブレールのクロスメンバは、左右
一対のシートレールのクロスメンバを兼ねる。このた
め、シートレールの後端部同士を連結するためのクロス
メンバは不要である。シートレールの後端部同士を連結
するクロスメンバがないので、クロスメンバの取付けに
関連するガセットプレート等の補助部材も不要である。
【0008】請求項2記載の発明は、リヤグラブレール
を鋳造品で構成したことを特徴とする。
【0009】リヤグラブレールを鋳造品としたので、ク
ロスメンバと握りバーとを溶接等により結合する必要が
なく、生産性は高まる。また、リヤグラブレールは、ク
ロスメンバにて略U字形の握りバーの左右端を連結した
平面視略ロ字形状であるため、鋳造後の収縮歪みを防止
でき、所定の寸法精度を容易に確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0011】図1は本発明に係る自動二輪車の側面図で
ある。自動二輪車1はクレードル型車体フレーム2と、
車体フレーム2のヘッドパイプ3に取付けたフロントフ
ォーク4と、フロントフォーク4に取付けた前輪5並び
にフロントフェンダ6と、フロントフォーク4に連結し
たハンドル7と、車体フレーム2の前部上部に跨ぐよう
に取付けた燃料タンク8と、車体フレーム2の後部上部
に取付けたシート9(運転者席と同乗者席とを有するダ
ブルシート)と、車体フレーム2の各パイプで囲まれた
クレードルスペース内に配置した4サイクルエンジン1
0と、クレードルスペースの後方に且つシート9の下方
に配置したエアクリーナ11と、エアクリーナ11とエ
ンジン10の吸気口との間に接続した気化器12と、エ
ンジン10の排気口に接続した排気管13、集合チャン
バ14並びにサイレンサ15と、エンジン10の前方に
配置したラジエータ16と、車体フレーム2の後部にピ
ボット2aを介して取付けたスイングアーム17と、ス
イングアーム17の後端部を車体フレーム2に懸架した
リヤサスペンション18と、スイングアーム17に取付
けた後輪19とからなる。図中、21はステップ用ブラ
ケット、22はスタンドである。自動二輪車1はシート
9の後方に、同乗者が握るリヤグラブレール60を配置
したものであり、このリヤグラブレール60の詳細につ
いては後述する。
【0012】図2は本発明に係る自動二輪車の平面図で
あり、図1に示す車体フレーム2の後部両側部をサイド
カバー26,26並びに補助サイドカバー27,27で
覆い、後輪19の上方にリヤフェンダ28を被せ、リヤ
フェンダ28の上方にリヤカウル29を被せた姿を示
す。リヤカウル29は、シート9の後部廻りにおいて車
体フレーム2を覆うカバー部材である。図中、31はヘ
ッドランプ、32,32は前部のウインカー、33,3
4はメータ、35はテールランプ、36,36は後部の
ウインカー、37,37はステップである。
【0013】図3は本発明に係る車体フレームの斜視図
である。車体フレーム2は、ヘッドパイプ3と、このヘ
ッドパイプ3から後方へ延びその後端から屈曲しながら
垂下した1本のメインパイプ41と、このメインパイプ
41の下端から車幅方向両側に延びたメインクロスパイ
プ42と、ヘッドパイプ3から垂下しその下端から屈曲
しながら後方へ延びた左右一対のダウンチューブ43,
43と、これら一対のダウンチューブ43,43の前後
方向中間部とメインクロスパイプ42の両端部とを連結
した左右一対の連結部材44,44と、メインパイプ4
1の後部から後方へ延びた左右一対のシートレール4
5,45とからなる。一対のシートレール45,45
は、車体フレーム2の後部から後方へ延びたことにな
る。
【0014】メインパイプ41は角パイプからなる。一
対のダウンチューブ43,43は、一対のシートレール
45,45の後部を支えるステーの役割を兼ねる。一対
のシートレール45,45は、リヤグラブレール60,
60(図1参照)の取付け位置近傍にクロスメンバを備
えないことを特徴とし、その理由は後述する。図中、4
6…(…は複数を示す。以下同じ。)はクロスメンバ、
47,47はリヤサスペンション受部、51…はエンジ
ンの前部受けパイプ、52,53はエンジンの後上部受
けブラケット、54,55はエンジンの後下部受けブラ
ケット、56,56はスイングアーム用ピボット受部、
57はスタンドのブラケット、58,58はリヤグラブ
レールの取付ボス、59,59はリヤグラブレールの受
けブラケットである。
【0015】図4は本発明に係る車体後部の要部側面図
であり、左右一対のシートレール45,45(この図で
は左の1つのみを示す。)の上部に想像線にて示すシー
ト9を取付け、このシート9の後方に且つ一対のシート
レール45,45の後部にリヤグラブレール60を取付
けたことを示す。なお、リヤフェンダを省略した。詳し
くは、左右一対のシートレール45,45の後部にリヤ
カウル29を被せ、更にその上からリヤグラブレール6
0を被せたものである。図中、79はシートロック用の
錠である。
【0016】図5は本発明に係る車体後部の要部平面図
であり、シート、リヤフェンダ及びリヤカウルを外した
状態を示す。リヤグラブレール60は、左右一対のシー
トレール45,45のクロスメンバを兼ねるクロスメン
バ61と、このクロスメンバ61の左右端からシート9
の上部後方へ延ばした略U字形の握りバー62とを、一
体に形成した平面視略ロ字形状の部材であり、例えば、
アルミニウム合金鋳造品からなる。
【0017】詳しくは、クロスメンバ61は、左右一対
のシートレール45,45間に掛け渡して固定するよう
に延びることで、これら一対のシートレール45,45
間を補強するクロスメンバの役割を兼ねる部材である。
このため、一対のシートレール45,45の後端部同士
を連結するためのクロスメンバは不要である。シートレ
ール45,45の後端部同士を連結するクロスメンバが
ないので、クロスメンバの取付けに関連するガセットプ
レート等の補助部材も不要であり、シートレール45,
45廻りは簡単な構造でしかも軽量である。
【0018】握りバー62は、クロスメンバ61の左右
端からシート9の両脇に概ね沿って延び、しかも、シー
ト9の後部を囲うように湾曲し、その湾曲部分を握り部
63とした部材である。握り部63は、リヤカウル29
(図4参照)を跨いだ門型部材である。リヤグラブレー
ル60を鋳造品としたので、クロスメンバ61と握りバ
ー62とを溶接等により結合する必要がなく、生産性が
高い。また、リヤグラブレール60は、クロスメンバ6
1にて略U字形の握りバー62の左右端を連結した平面
視略ロ字形状であるため、鋳造後の収縮歪みを防止で
き、所定の寸法精度を容易に確保することができる。
【0019】図6は本発明に係る車体後部の要部分解斜
視図であり、シートレール45、リヤカウル29及びリ
ヤグラブレール60を分解した状態を示す。リヤカウル
29は後部上部の上壁71と、この上壁71の両脇から
下方へ延ばした側壁72,72とからなる樹脂成形品で
あり、これら側壁72,72は前部上部を内方へ折返し
て形成した上部フランジ部73,73と、後部側部の一
部を外方へ膨出して形成した側部フランジ部74,74
とを備える。上部フランジ部73,73は上下貫通した
ボルト孔73a,73aを開け、側部フランジ部74,
74は左右貫通したボルト孔74a,74aを開けたも
のである。一方、リヤグラブレール60は、クロスメン
バ61の左右端に上下貫通したボルト孔61a,61a
を開け、握りバー62の左右の後部側壁に左右貫通した
ボルト孔62a,62aを開けたものである。
【0020】リヤカウル29及びリヤグラブレール60
は、取付ボス58,58に上部フランジ部73,73並
びにクロスメンバ61の左右端を重ね合わせてボルト6
7,67にて共締めし、受けブラケット59,59に側
部フランジ部74,74並びに握りバー62の後部側壁
を重ね合わせてボルト68,68にて共締めすることに
より、左右一対のシートレール45,45に取付けられ
ることになる。図中、64は錠の取付孔、65,65は
シート9(図4参照)の後部を載せるステーである。
【0021】図7(a),(b)は本発明に係るリヤグ
ラブレールの構成図兼作用図であり、(a)はリヤグラ
ブレールの斜視図、(b)はリヤグラブレールの作用を
示す断面図である。(a)のように、リヤグラブレール
60は握りバー62の上部左右に一対の下向きフック6
6,66を一体に備え、これらフック66,66は
(b)のように、ヘルメットH,Hの紐Ha,Haを掛
ける部材である。リヤグラブレール60はフック66,
66を一体とした鋳造品であり、別部品からなるフック
を準備する必要がないとともに、フックの取付け作業が
ないので、コストの低減化を図ることができる。
【0022】ヘルメットH,Hの取付け手順を図7に基
づき説明する。先ず、(a)において錠79をアンロッ
クし、想像線にて示すシート9を持上げる。次に、
(b)においてフック66,66にヘルメットH,Hの
紐Ha,Haを掛けた後、シート9を再び下げてロック
する。下げたシート9でフック66,66が覆われるの
で、フック66,66から紐Ha,Haが外れることは
ない。錠79をアンロックしてシート9を持上げれば、
フック66,66から紐Ha,Haを外すことができ
る。
【0023】なお、上記実施の形態において、シートレ
ール45,45に対するリヤグラブレール60の取付構
造は、リヤカウル29と共に取付ける構成の他に個別に
取付ける構成であってもよく、また、ボルト止めに限ら
ず、例えばリベット止めや溶接による取付けであっても
よい。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、車体フレームの後部から
後方へ左右一対のシートレールを延ばし、これら一対の
シートレールの上部にシートを取付け、このシートの後
方に且つ一対のシートレールの後部にリヤグラブレール
を取付けた自動二輪車において、リヤグラブレールを、
左右一対のシートレールのクロスメンバを兼ねるクロス
メンバと、このクロスメンバの左右端から延ばした略U
字形の握りバーとからなる平面視略ロ字形状の部材とし
たことを特徴とする。
【0025】リヤグラブレールのクロスメンバは、左右
一対のシートレールのクロスメンバを兼ねる。このた
め、シートレールの後端部同士を連結するためのクロス
メンバは不要である。シートレールの後端部同士を連結
するクロスメンバがないので、クロスメンバの取付けに
関連するガセットプレート等の補助部材も不要であり、
シートレール廻りは簡単な構造でしかも軽量になる。従
って、シートレールへのリヤグラブレールの取付け部分
を簡単な構造にすることができ、車体の軽量化並びにコ
ストの低減化を図ることができる。
【0026】請求項2記載の発明は、リヤグラブレール
を鋳造品で構成したことを特徴とする。
【0027】リヤグラブレールを鋳造品としたので、ク
ロスメンバと握りバーとを溶接等により結合する必要が
なく、生産性は高まる。また、リヤグラブレールは、ク
ロスメンバにて略U字形の握りバーの左右端を連結した
平面視略ロ字形状であるため、鋳造後の収縮歪みを防止
でき、所定の寸法精度を容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車の平面図
【図3】本発明に係る車体フレームの斜視図
【図4】本発明に係る車体後部の要部側面図
【図5】本発明に係る車体後部の要部平面図
【図6】本発明に係る車体後部の要部分解斜視図
【図7】本発明に係るリヤグラブレールの構成図兼作用
【符号の説明】
1…自動二輪車、2…車体フレーム、9…シート、26
…サイドカバー、29…リヤカウル、45…シートレー
ル、58…リヤグラブレールの取付ボス、59…リヤグ
ラブレールの受けブラケット、60…リヤグラブレー
ル、61…クロスメンバ、62…握りバー、63…握り
部、67,68…ボルト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの後部から後方へ左右一対
    のシートレールを延ばし、これら一対のシートレールの
    上部にシートを取付け、このシートの後方に且つ前記一
    対のシートレールの後部にリヤグラブレールを取付けた
    自動二輪車において、前記リヤグラブレールは、左右一
    対のシートレールのクロスメンバを兼ねるクロスメンバ
    と、このクロスメンバの左右端から延ばした略U字形の
    握りバーとからなる平面視略ロ字形状の部材であること
    を特徴とした自動二輪車用リヤグラブレールの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記リヤグラブレールは鋳造品からなる
    ことを特徴とした請求項1記載の自動二輪車用リヤグラ
    ブレールの取付構造。
JP9044349A 1997-02-27 1997-02-27 自動二輪車用リヤグラブレールの取付構造 Pending JPH10236358A (ja)

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