JPH10238621A - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
車両用自動変速機の変速制御装置Info
- Publication number
- JPH10238621A JPH10238621A JP9153771A JP15377197A JPH10238621A JP H10238621 A JPH10238621 A JP H10238621A JP 9153771 A JP9153771 A JP 9153771A JP 15377197 A JP15377197 A JP 15377197A JP H10238621 A JPH10238621 A JP H10238621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- gear
- gradient
- accelerator
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 登坂路或いは降坂路においてアクセル急閉制
御および急減速制御の効果が十分に得られる車両用自動
変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 ギヤ段変更手段110は、路面勾配判定
手段108により路面勾配Sが予め設定された値α1 或
いはβ1 よりも大きくなったと判定されたことに基づい
て、アクセル急閉制御手段102により保持されるギヤ
段、または急減速制御手段104によりダウン変速させ
られるギヤ段を低速段側へ変更させるので、登坂路或い
は降坂路においても、アクセル急閉制御や急減速制御に
よる効果が十分に得られる。
御および急減速制御の効果が十分に得られる車両用自動
変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 ギヤ段変更手段110は、路面勾配判定
手段108により路面勾配Sが予め設定された値α1 或
いはβ1 よりも大きくなったと判定されたことに基づい
て、アクセル急閉制御手段102により保持されるギヤ
段、または急減速制御手段104によりダウン変速させ
られるギヤ段を低速段側へ変更させるので、登坂路或い
は降坂路においても、アクセル急閉制御や急減速制御に
よる効果が十分に得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用自動変速機
の変速段を自動的に切り換えるための変速制御装置に関
する。
の変速段を自動的に切り換えるための変速制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機を備えた車両には、道路勾配
が予め設定された値を越えると、動力性能やエンジンブ
レーキ力を高めるために、基本変速線図からその道路勾
配に対応した変速線図すなわち高速側ギヤ段の変速線或
いは変速点を高車速側へずらしたり或いは除去した変速
線図に切り換えることにより、自動変速機のギヤ段のう
ち高速側ギヤ段を抑制する登降坂制御が備えられる場合
がある。たとえば、特開平5−71633号公報に記載
された変速制御装置がそれである。
が予め設定された値を越えると、動力性能やエンジンブ
レーキ力を高めるために、基本変速線図からその道路勾
配に対応した変速線図すなわち高速側ギヤ段の変速線或
いは変速点を高車速側へずらしたり或いは除去した変速
線図に切り換えることにより、自動変速機のギヤ段のう
ち高速側ギヤ段を抑制する登降坂制御が備えられる場合
がある。たとえば、特開平5−71633号公報に記載
された変速制御装置がそれである。
【0003】そして、上記車両には、アクセルペダルの
急速戻し操作に関連してそのときの自動変速機のギヤ段
を保持するアクセル急閉制御、或いは車両の急制動操作
に関連してそのときの自動変速機のギヤ段からそれより
も下のギヤ段へダウン変速させる急減速制御が設けられ
る場合がある。それらアクセル急閉制御および急減速制
御は、エンジンブレーキ力を高めるためのものであり、
通常では、最高速ギヤ段よりも1段下のギヤ段が保持さ
れるか、或いは最高速ギヤ段からその1段下のギヤ段へ
のダウン変速が行われる。
急速戻し操作に関連してそのときの自動変速機のギヤ段
を保持するアクセル急閉制御、或いは車両の急制動操作
に関連してそのときの自動変速機のギヤ段からそれより
も下のギヤ段へダウン変速させる急減速制御が設けられ
る場合がある。それらアクセル急閉制御および急減速制
御は、エンジンブレーキ力を高めるためのものであり、
通常では、最高速ギヤ段よりも1段下のギヤ段が保持さ
れるか、或いは最高速ギヤ段からその1段下のギヤ段へ
のダウン変速が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
における上記アクセル急閉制御および急減速制御は、平
地走行を予定したものであるため、たとえば前進5速の
自動変速機では、第4速ギヤ段の保持、或いは第5速ギ
ヤ段から第4速ギヤ段への5→4ダウン変速しか行われ
ないため、登坂路或いは降坂路において十分な効果が得
られない場合があった。
における上記アクセル急閉制御および急減速制御は、平
地走行を予定したものであるため、たとえば前進5速の
自動変速機では、第4速ギヤ段の保持、或いは第5速ギ
ヤ段から第4速ギヤ段への5→4ダウン変速しか行われ
ないため、登坂路或いは降坂路において十分な効果が得
られない場合があった。
【0005】また、前記登降坂制御では、登坂中では駆
動走行ダウン変速(パワーオンダウン変速)、降坂中で
は制動操作が開始条件とされていることから、上記アク
セル急閉制御或いは急減速制御の実行中において、道路
勾配が登降坂制御の開始勾配を越えたとしても、それら
アクセル急閉制御或いは急減速制御により保持或いはダ
ウン変速されたギヤ段が登降坂制御の開始によってその
まま引き継がれることがない。このため、上記アクセル
急閉制御或いは急減速制御が終了した後で、上記登坂中
の駆動走行ダウン変速或いは降坂中では制動操作が発生
したときに高速側ギヤ段を抑制するための変速線図へ切
り換えられることにより、自動変速機のギヤ段が上記ア
クセル急閉制御或いは急減速制御の終了によって一旦ア
ップ変速させられた後で上記登降坂制御の開始によって
再びダウン変速させられるというような所謂シフトハン
チングと称される変速のばたつきが発生する可能性があ
った。
動走行ダウン変速(パワーオンダウン変速)、降坂中で
は制動操作が開始条件とされていることから、上記アク
セル急閉制御或いは急減速制御の実行中において、道路
勾配が登降坂制御の開始勾配を越えたとしても、それら
アクセル急閉制御或いは急減速制御により保持或いはダ
ウン変速されたギヤ段が登降坂制御の開始によってその
まま引き継がれることがない。このため、上記アクセル
急閉制御或いは急減速制御が終了した後で、上記登坂中
の駆動走行ダウン変速或いは降坂中では制動操作が発生
したときに高速側ギヤ段を抑制するための変速線図へ切
り換えられることにより、自動変速機のギヤ段が上記ア
クセル急閉制御或いは急減速制御の終了によって一旦ア
ップ変速させられた後で上記登降坂制御の開始によって
再びダウン変速させられるというような所謂シフトハン
チングと称される変速のばたつきが発生する可能性があ
った。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、登坂路或いは降
坂路においてアクセル急閉制御および急減速制御の効果
が十分に得られる車両用自動変速機の変速制御装置を提
供することにある。また、登坂路或いは降坂路において
実行されるアクセル急閉制御および急減速制御の後に登
降坂制御が実行されることによる変速のばたつきのない
車両用自動変速機の変速制御装置を提供することにあ
る。
ものであり、その目的とするところは、登坂路或いは降
坂路においてアクセル急閉制御および急減速制御の効果
が十分に得られる車両用自動変速機の変速制御装置を提
供することにある。また、登坂路或いは降坂路において
実行されるアクセル急閉制御および急減速制御の後に登
降坂制御が実行されることによる変速のばたつきのない
車両用自動変速機の変速制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための第1の手段】かかる第1の目的
を達成するための第1発明の要旨とするところは、アク
セルペダルの急速戻し操作に関連してそのときの自動変
速機のギヤ段を保持するアクセル急閉制御、または車両
の急制動操作に関連してそのときの自動変速機のギヤ段
からそれよりも下のギヤ段へダウン変速させる急減速制
御を備えた車両用自動変速機の変速制御装置であって、
(a) 車両が走行する路面の勾配が予め設定された値より
も大きくなったか否かを判定する勾配判定手段と、(b)
その路面勾配判定手段により路面勾配が予め設定された
値よりも大きくなったと判定されたことに基づいて、前
記アクセル急閉制御により保持されるギヤ段、または前
記急減速制御によりダウン変速させられるギヤ段を低速
段側へ変更させるギヤ段変更手段とを、含むことにあ
る。
を達成するための第1発明の要旨とするところは、アク
セルペダルの急速戻し操作に関連してそのときの自動変
速機のギヤ段を保持するアクセル急閉制御、または車両
の急制動操作に関連してそのときの自動変速機のギヤ段
からそれよりも下のギヤ段へダウン変速させる急減速制
御を備えた車両用自動変速機の変速制御装置であって、
(a) 車両が走行する路面の勾配が予め設定された値より
も大きくなったか否かを判定する勾配判定手段と、(b)
その路面勾配判定手段により路面勾配が予め設定された
値よりも大きくなったと判定されたことに基づいて、前
記アクセル急閉制御により保持されるギヤ段、または前
記急減速制御によりダウン変速させられるギヤ段を低速
段側へ変更させるギヤ段変更手段とを、含むことにあ
る。
【0008】
【第1発明の効果】このようにすれば、ギヤ段変更手段
は、路面勾配判定手段により路面勾配が予め設定された
値よりも大きくなったと判定されたことに基づいて、前
記アクセル急閉制御により保持されるギヤ段、または前
記急減速制御によりダウン変速させられるギヤ段を低速
段側へ変更させるので、登坂路或いは降坂路において
も、アクセル急閉制御や急減速制御による効果が十分に
得られる。
は、路面勾配判定手段により路面勾配が予め設定された
値よりも大きくなったと判定されたことに基づいて、前
記アクセル急閉制御により保持されるギヤ段、または前
記急減速制御によりダウン変速させられるギヤ段を低速
段側へ変更させるので、登坂路或いは降坂路において
も、アクセル急閉制御や急減速制御による効果が十分に
得られる。
【0009】
【課題を解決するための第2の手段】前記第2の目的を
達成するための第2発明の要旨とするところは、アクセ
ルペダルの急速戻し操作に関連してそのときの自動変速
機のギヤ段を保持するアクセル急閉制御、または車両の
急制動操作に関連してそのときの自動変速機のギヤ段か
らそれよりも下のギヤ段へダウン変速させる急減速制御
と、道路勾配が予め設定された値を越えると、所定の開
始操作条件の成立を条件として前記自動変速機のギヤ段
のうち高速側ギヤ段を抑制する登降坂制御とを、備えた
車両用自動変速機の変速制御装置であって、(a) 車両が
走行する路面の勾配が前記登降坂制御の開始勾配を越え
たか否かを判定する勾配判定手段と、(b) 前記アクセル
急閉制御または急減速制御が実行中であり、且つ前記勾
配判定手段により路面勾配が前記登降坂制御の開始勾配
を越えたと判定された場合は、前記開始操作条件の成立
を条件としないで、そのアクセル急閉制御または急減速
制御により保持またはダウン変速させられたギヤ段より
上段のギヤ段を抑制する登降坂制御を開始させる登降坂
制御優先開始手段とを、含むことにある。
達成するための第2発明の要旨とするところは、アクセ
ルペダルの急速戻し操作に関連してそのときの自動変速
機のギヤ段を保持するアクセル急閉制御、または車両の
急制動操作に関連してそのときの自動変速機のギヤ段か
らそれよりも下のギヤ段へダウン変速させる急減速制御
と、道路勾配が予め設定された値を越えると、所定の開
始操作条件の成立を条件として前記自動変速機のギヤ段
のうち高速側ギヤ段を抑制する登降坂制御とを、備えた
車両用自動変速機の変速制御装置であって、(a) 車両が
走行する路面の勾配が前記登降坂制御の開始勾配を越え
たか否かを判定する勾配判定手段と、(b) 前記アクセル
急閉制御または急減速制御が実行中であり、且つ前記勾
配判定手段により路面勾配が前記登降坂制御の開始勾配
を越えたと判定された場合は、前記開始操作条件の成立
を条件としないで、そのアクセル急閉制御または急減速
制御により保持またはダウン変速させられたギヤ段より
上段のギヤ段を抑制する登降坂制御を開始させる登降坂
制御優先開始手段とを、含むことにある。
【0010】
【第2発明の効果】このようにすれば、アクセル急閉制
御または急減速制御が実行中であり、且つ勾配判定手段
により路面勾配が前記登降坂制御の開始勾配を越えたと
判定された場合は、登降坂制御優先開始手段により、前
記開始操作条件の成立を条件としないで、上記のアクセ
ル急閉制御または急減速制御により保持またはダウン変
速させられたギヤ段より上段のギヤ段を抑制する登降坂
制御が開始させられる。したがって、自動変速機のギヤ
段が上記アクセル急閉制御或いは急減速制御が終了によ
って一旦アップ変速させられた後で上記登降坂制御の開
始によって再びダウン変速させられるというような所謂
シフトハンチングと称される変速のばたつきが防止さ
れ、好適な運転性が得られる。
御または急減速制御が実行中であり、且つ勾配判定手段
により路面勾配が前記登降坂制御の開始勾配を越えたと
判定された場合は、登降坂制御優先開始手段により、前
記開始操作条件の成立を条件としないで、上記のアクセ
ル急閉制御または急減速制御により保持またはダウン変
速させられたギヤ段より上段のギヤ段を抑制する登降坂
制御が開始させられる。したがって、自動変速機のギヤ
段が上記アクセル急閉制御或いは急減速制御が終了によ
って一旦アップ変速させられた後で上記登降坂制御の開
始によって再びダウン変速させられるというような所謂
シフトハンチングと称される変速のばたつきが防止さ
れ、好適な運転性が得られる。
【0011】
【発明の他の態様】ここで、前記第1発明において、好
適には、前記アクセル急閉制御により保持されるギヤ
段、または前記急減速制御によりダウン変速させられる
ギヤ段は、通常は上記自動変速機の最高速ギヤ段よりも
1段下のギヤ段であり、前記ギヤ段変更手段は、路面勾
配が予め設定された最高速ギヤ段を抑制するための登坂
制御が開始される勾配を越えたと路面勾配判定手段によ
り判定された場合には、上記アクセル急閉制御により保
持されるギヤ段、または上記急減速制御によりダウン変
速させられるギヤ段を、上記最高速ギヤ段の2段下のギ
ヤ段まで変更するものである。これにより、登降坂制御
により最高速ギヤ段の2段下のギヤ段とされた走行中に
上記アクセル急閉制御によりその2段下のギヤ段が保持
され得、或いは登降坂制御により1段下のギヤ段とされ
た走行中に上記急減速制御により2段下のギヤ段へダウ
ン変速させられ得るので、アクセル急閉制御や急減速制
御による効果が十分に得られる。
適には、前記アクセル急閉制御により保持されるギヤ
段、または前記急減速制御によりダウン変速させられる
ギヤ段は、通常は上記自動変速機の最高速ギヤ段よりも
1段下のギヤ段であり、前記ギヤ段変更手段は、路面勾
配が予め設定された最高速ギヤ段を抑制するための登坂
制御が開始される勾配を越えたと路面勾配判定手段によ
り判定された場合には、上記アクセル急閉制御により保
持されるギヤ段、または上記急減速制御によりダウン変
速させられるギヤ段を、上記最高速ギヤ段の2段下のギ
ヤ段まで変更するものである。これにより、登降坂制御
により最高速ギヤ段の2段下のギヤ段とされた走行中に
上記アクセル急閉制御によりその2段下のギヤ段が保持
され得、或いは登降坂制御により1段下のギヤ段とされ
た走行中に上記急減速制御により2段下のギヤ段へダウ
ン変速させられ得るので、アクセル急閉制御や急減速制
御による効果が十分に得られる。
【0012】また、前記第2発明において、好適には、
前記アクセル急閉制御または急減速制御中では、その自
動変速機がその最高速ギヤ段よりも2段下のギヤ段或い
はその最高速ギヤ段よりも1段下のギヤ段とされてお
り、前記登降坂制御優先開始手段により所定の開始操作
条件の成立を条件としないで優先的に開始される登降坂
制御は、自動変速機がその最高速ギヤ段よりも1段下の
ギヤ段或いはその最高速ギヤ段を抑制するものである。
これにより、上記アクセル急閉制御または急減速制御が
終了しても、所定の開始操作条件の成立を条件としない
で登降坂制御が開始されていることから、上記自動変速
機の最高速ギヤ段よりも2段下のギヤ段が連続的に維持
され、ショックが比較的大きい第3速ギヤ段と第4速ギ
ヤ段との間の変速のばたつきが解消される。
前記アクセル急閉制御または急減速制御中では、その自
動変速機がその最高速ギヤ段よりも2段下のギヤ段或い
はその最高速ギヤ段よりも1段下のギヤ段とされてお
り、前記登降坂制御優先開始手段により所定の開始操作
条件の成立を条件としないで優先的に開始される登降坂
制御は、自動変速機がその最高速ギヤ段よりも1段下の
ギヤ段或いはその最高速ギヤ段を抑制するものである。
これにより、上記アクセル急閉制御または急減速制御が
終了しても、所定の開始操作条件の成立を条件としない
で登降坂制御が開始されていることから、上記自動変速
機の最高速ギヤ段よりも2段下のギヤ段が連続的に維持
され、ショックが比較的大きい第3速ギヤ段と第4速ギ
ヤ段との間の変速のばたつきが解消される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の変速制御装置
により変速制御される車両用自動変速機の一例を示す骨
子図である。図において、エンジン10の出力は、トル
クコンバータ12を介して自動変速機14に入力され、
図示しない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝
達されるようになっている。
により変速制御される車両用自動変速機の一例を示す骨
子図である。図において、エンジン10の出力は、トル
クコンバータ12を介して自動変速機14に入力され、
図示しない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝
達されるようになっている。
【0015】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸16に連結されたポンプ翼車18と、自
動変速機14の入力軸20に連結されたタービン翼車2
2と、それらポンプ翼車18およびタービン翼車22の
間を直結するロックアップクラッチ24と、一方向クラ
ッチ26によって一方向の回転が阻止されているステー
タ28とを備えている。
0のクランク軸16に連結されたポンプ翼車18と、自
動変速機14の入力軸20に連結されたタービン翼車2
2と、それらポンプ翼車18およびタービン翼車22の
間を直結するロックアップクラッチ24と、一方向クラ
ッチ26によって一方向の回転が阻止されているステー
タ28とを備えている。
【0016】上記自動変速機14は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う第1変速機30と、後進ギヤ段お
よび前進4段の切り換えが可能な第2変速機32を備え
ている。第1変速機30は、サンギヤS0、リングギヤ
R0、およびキャリヤK0に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS0およびリングギヤR0に噛み合わされて
いる遊星ギヤP0から成るHL遊星歯車装置34と、サ
ンギヤS0とキャリヤK0との間に設けられたクラッチ
C0および一方向クラッチF0と、サンギヤS0および
ハウジング41間に設けられたブレーキB0とを備えて
いる。
2段の切り換えを行う第1変速機30と、後進ギヤ段お
よび前進4段の切り換えが可能な第2変速機32を備え
ている。第1変速機30は、サンギヤS0、リングギヤ
R0、およびキャリヤK0に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS0およびリングギヤR0に噛み合わされて
いる遊星ギヤP0から成るHL遊星歯車装置34と、サ
ンギヤS0とキャリヤK0との間に設けられたクラッチ
C0および一方向クラッチF0と、サンギヤS0および
ハウジング41間に設けられたブレーキB0とを備えて
いる。
【0017】第2変速機32は、サンギヤS1、リング
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38と、サンギヤS3、リングギヤ
R3、およびキャリヤK3に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS3およびリングギヤR3に噛み合わされて
いる遊星ギヤP3から成る第3遊星歯車装置40とを備
えている。
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38と、サンギヤS3、リングギヤ
R3、およびキャリヤK3に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS3およびリングギヤR3に噛み合わされて
いる遊星ギヤP3から成る第3遊星歯車装置40とを備
えている。
【0018】上記サンギヤS1とサンギヤS2は互いに
一体的に連結され、リングギヤR1とキャリヤK2とキ
ャリヤK3とが一体的に連結され、そのキャリヤK3は
出力軸42に連結されている。また、リングギヤR2が
サンギヤS3に一体的に連結されている。そして、リン
グギヤR2およびサンギヤS3と中間軸44との間にク
ラッチC1が設けられ、サンギヤS1およびサンギヤS
2と中間軸44との間にクラッチC2が設けられてい
る。また、サンギヤS1およびサンギヤS2の回転を止
めるためのバンド形式のブレーキB1がハウジング41
に設けられている。また、サンギヤS1およびサンギヤ
S2とハウジング41との間には、一方向クラッチF1
およびブレーキB2が直列に設けられている。この一方
向クラッチF1は、サンギヤS1およびサンギヤS2が
入力軸20と反対の方向へ逆回転しようとする際に係合
させられるように構成されている。
一体的に連結され、リングギヤR1とキャリヤK2とキ
ャリヤK3とが一体的に連結され、そのキャリヤK3は
出力軸42に連結されている。また、リングギヤR2が
サンギヤS3に一体的に連結されている。そして、リン
グギヤR2およびサンギヤS3と中間軸44との間にク
ラッチC1が設けられ、サンギヤS1およびサンギヤS
2と中間軸44との間にクラッチC2が設けられてい
る。また、サンギヤS1およびサンギヤS2の回転を止
めるためのバンド形式のブレーキB1がハウジング41
に設けられている。また、サンギヤS1およびサンギヤ
S2とハウジング41との間には、一方向クラッチF1
およびブレーキB2が直列に設けられている。この一方
向クラッチF1は、サンギヤS1およびサンギヤS2が
入力軸20と反対の方向へ逆回転しようとする際に係合
させられるように構成されている。
【0019】キャリヤK1とハウジング41との間には
ブレーキB3が設けられており、リングギヤR3とハウ
ジング41との間には、ブレーキB4と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。この一方向クラッチF
2は、リングギヤR3が逆回転しようとする際に係合さ
せられるように構成されている。
ブレーキB3が設けられており、リングギヤR3とハウ
ジング41との間には、ブレーキB4と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。この一方向クラッチF
2は、リングギヤR3が逆回転しようとする際に係合さ
せられるように構成されている。
【0020】以上のように構成された自動変速機14で
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
前進5段のギヤ段が切り換えられる。図2において○印
は係合状態を示し、×印は非係合状態を示し、◎はロッ
クアップクラッチ24が係合或いはスリップ状態である
ときに作動させられることを示している。
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
前進5段のギヤ段が切り換えられる。図2において○印
は係合状態を示し、×印は非係合状態を示し、◎はロッ
クアップクラッチ24が係合或いはスリップ状態である
ときに作動させられることを示している。
【0021】図3に示すように、車両のエンジン10の
吸気配管には、アクセル操作量センサ52により検出さ
れたアクセルペダル50の操作量に基づいてスロットル
アクチュエータ54により駆動されるスロットル弁56
が設けられている。また、エンジン10の回転速度NE
を検出するエンジン回転速度センサ58、エンジン10
の吸入空気量Q/Nを検出する吸入空気量センサ60、
吸入空気の温度TA を検出する吸入空気温度センサ6
2、上記スロットル弁56の開度θTHを検出するスロッ
トルセンサ64、出力軸42の回転速度NOUT すなわち
車速Vを検出する車速センサ66、エンジン10の冷却
水温度TW を検出する冷却水温センサ68、ブレーキの
作動を検出するブレーキスイッチ70、シフトレバー7
2の操作位置PSHを検出する操作位置センサ74、入力
軸20すなわちクラッチC0の回転速度NC0を検出する
クラッチC0回転センサ75、油圧制御回路84の作動
油温度TOIL を検出する油温センサ77などが設けられ
ており、それらのセンサから、エンジン回転速度NE 、
吸入空気量Q/N、吸入空気温度TA 、スロットル弁の
開度θTH、車速V、エンジン冷却水温TW 、ブレーキの
作動状態BK、シフトレバー72の操作位置PSH、クラ
ッチC0の回転速度NC0、作動油温度TOIL を表す信号
がエンジン用電子制御装置76或いは変速用電子制御装
置78に供給されるようになっている。
吸気配管には、アクセル操作量センサ52により検出さ
れたアクセルペダル50の操作量に基づいてスロットル
アクチュエータ54により駆動されるスロットル弁56
が設けられている。また、エンジン10の回転速度NE
を検出するエンジン回転速度センサ58、エンジン10
の吸入空気量Q/Nを検出する吸入空気量センサ60、
吸入空気の温度TA を検出する吸入空気温度センサ6
2、上記スロットル弁56の開度θTHを検出するスロッ
トルセンサ64、出力軸42の回転速度NOUT すなわち
車速Vを検出する車速センサ66、エンジン10の冷却
水温度TW を検出する冷却水温センサ68、ブレーキの
作動を検出するブレーキスイッチ70、シフトレバー7
2の操作位置PSHを検出する操作位置センサ74、入力
軸20すなわちクラッチC0の回転速度NC0を検出する
クラッチC0回転センサ75、油圧制御回路84の作動
油温度TOIL を検出する油温センサ77などが設けられ
ており、それらのセンサから、エンジン回転速度NE 、
吸入空気量Q/N、吸入空気温度TA 、スロットル弁の
開度θTH、車速V、エンジン冷却水温TW 、ブレーキの
作動状態BK、シフトレバー72の操作位置PSH、クラ
ッチC0の回転速度NC0、作動油温度TOIL を表す信号
がエンジン用電子制御装置76或いは変速用電子制御装
置78に供給されるようになっている。
【0022】エンジン用電子制御装置76は、CPU、
RAM、ROM、入出力インターフェースを備えた所謂
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制御を実
行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁
79を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ80を
制御し、アイドルスピード制御のために図示しないバイ
パス弁を制御し、トラクション制御のためにスロットル
アクチュエータ54によりスロットル弁56を制御す
る。このエンジン用電子制御装置76は、変速用電子制
御装置78と相互に通信可能に接続されており、一方に
必要な信号が他方から適宜送信されるようになってい
る。
RAM、ROM、入出力インターフェースを備えた所謂
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制御を実
行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁
79を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ80を
制御し、アイドルスピード制御のために図示しないバイ
パス弁を制御し、トラクション制御のためにスロットル
アクチュエータ54によりスロットル弁56を制御す
る。このエンジン用電子制御装置76は、変速用電子制
御装置78と相互に通信可能に接続されており、一方に
必要な信号が他方から適宜送信されるようになってい
る。
【0023】変速用電子制御装置78も、上記と同様の
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえば、
変速用電子制御装置78は、スロットル弁56の開度θ
THに対応した大きさのスロットル圧PTHを発生させるた
めにリニヤソレノイド弁SLT を、アキュム背圧を制御す
るためにリニヤソレノイド弁SLN を、ロックアップクラ
ッチ24の係合、解放、スリップ量、ブレーキB3の直
接制御、およびクラッチツウクラッチのシフトを制御す
るためにリニヤソレノイド弁SLU をそれぞれ駆動する。
また、変速用電子制御装置78は、たとえば図5に示す
予め記憶された変速線図から実際のスロットル弁開度θ
THおよび車速Vに基づいて自動変速機14のギヤ段を決
定し、この決定されたギヤ段および係合状態が得られる
ように電磁弁S1、S2、S3を駆動し、エンジンブレ
ーキを発生させる際には電磁弁S4を駆動する。
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえば、
変速用電子制御装置78は、スロットル弁56の開度θ
THに対応した大きさのスロットル圧PTHを発生させるた
めにリニヤソレノイド弁SLT を、アキュム背圧を制御す
るためにリニヤソレノイド弁SLN を、ロックアップクラ
ッチ24の係合、解放、スリップ量、ブレーキB3の直
接制御、およびクラッチツウクラッチのシフトを制御す
るためにリニヤソレノイド弁SLU をそれぞれ駆動する。
また、変速用電子制御装置78は、たとえば図5に示す
予め記憶された変速線図から実際のスロットル弁開度θ
THおよび車速Vに基づいて自動変速機14のギヤ段を決
定し、この決定されたギヤ段および係合状態が得られる
ように電磁弁S1、S2、S3を駆動し、エンジンブレ
ーキを発生させる際には電磁弁S4を駆動する。
【0024】図4は、変速用電子制御装置78の制御機
能の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、変速制御手段100は、たとえば図5に示す予め記
憶された通常の関係すなわち基本変速線図から、エンジ
ン10の負荷を示す量たとえばスロットル弁開度θTHと
実際の車速Vとに基づいて変速判断を行い、その自動変
速機14のギヤ段を決定し、この決定されたギヤ段およ
び係合状態が得られるように電磁弁S1、S2、S3を
駆動し、エンジンブレーキを発生させる際には電磁弁S
4を駆動する。
能の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、変速制御手段100は、たとえば図5に示す予め記
憶された通常の関係すなわち基本変速線図から、エンジ
ン10の負荷を示す量たとえばスロットル弁開度θTHと
実際の車速Vとに基づいて変速判断を行い、その自動変
速機14のギヤ段を決定し、この決定されたギヤ段およ
び係合状態が得られるように電磁弁S1、S2、S3を
駆動し、エンジンブレーキを発生させる際には電磁弁S
4を駆動する。
【0025】アクセル急閉制御手段102は、アクセル
ペダル50の急速戻し操作を検出し、そのアクセルペダ
ル50の急速戻し操作が検出されたことに関連して、エ
ンジンブレーキ力を得るために、そのときに成立してい
たギヤ段たとえば自動変速機14のギヤ段のうち高速側
ギヤ段よりも1段下のギヤ段である第4速ギヤ段を保持
することにより、上記急速戻し操作によるアップ変速を
禁止するアクセル急閉制御を実行する。通常は、平坦路
走行を想定していることから、上記アクセル急閉制御手
段102により第4速ギヤ段による走行中に実行され
る。
ペダル50の急速戻し操作を検出し、そのアクセルペダ
ル50の急速戻し操作が検出されたことに関連して、エ
ンジンブレーキ力を得るために、そのときに成立してい
たギヤ段たとえば自動変速機14のギヤ段のうち高速側
ギヤ段よりも1段下のギヤ段である第4速ギヤ段を保持
することにより、上記急速戻し操作によるアップ変速を
禁止するアクセル急閉制御を実行する。通常は、平坦路
走行を想定していることから、上記アクセル急閉制御手
段102により第4速ギヤ段による走行中に実行され
る。
【0026】急減速制御手段104は、車両の急制動操
作に関連して減速度が所定値を越えた場合には、エンジ
ンブレーキ力を得るために、それまで成立していたギヤ
段たとえば自動変速機14のギヤ段のうち高速側ギヤ段
である第5速ギヤ段から、それよりも下の第4速ギヤ段
へダウン変速させる急減速制御を実行する。この急減速
制御手段104は、急制動操作によって開始されること
から急制動制御とも称される。
作に関連して減速度が所定値を越えた場合には、エンジ
ンブレーキ力を得るために、それまで成立していたギヤ
段たとえば自動変速機14のギヤ段のうち高速側ギヤ段
である第5速ギヤ段から、それよりも下の第4速ギヤ段
へダウン変速させる急減速制御を実行する。この急減速
制御手段104は、急制動操作によって開始されること
から急制動制御とも称される。
【0027】登降坂制御手段106は、登坂路の道路勾
配が予め設定された第1登坂制御開始勾配を越えた場合
は、パワーオンシフトダウン変速操作を要件として第5
速抑制(禁止)登坂制御を実行し、自動変速機14の高
速側ギヤ段すなわち第5速ギヤ段を抑制(禁止)するた
めに4→5アップ変速線を高車速側へずらした第5速抑
制登坂制御用変速線図へ図5の基本変速線図の4→5ア
ップ変速線から切り換える。また、登降坂制御手段10
6は、登坂路の道路勾配が予め設定された第5速抑制登
坂制御開始勾配よりも大きい第4速抑制登坂制御開始勾
配を越えた場合は、パワーオンシフトダウン変速操作を
要件として第4速(禁止)抑制登坂制御を実行し、自動
変速機14の高速側ギヤ段よりも1段下のギヤ段すなわ
ち第4速ギヤ段を抑制(禁止)するために3→4アップ
変速線を高車速側へずらした第4速抑制登坂制御用変速
線図へ図5の基本変速線図の3→4アップ変速線から切
り換える。図6は、基本変速線図の4→5アップおよび
5→4ダウン変速線と、上記第5速抑制登坂制御用変速
線図すなわち第5速抑制(禁止)用4→5アップおよび
5→4ダウン変速線とを示している。図7は、基本変速
線図の3→4アップおよび4→3ダウン変速線と、上記
第4速抑制登坂制御用変速線図すなわち第4速抑制(禁
止)用3→4アップおよび4→3ダウン変速線とを示し
ている。図6および図7では、各変速線図のアップ変速
線は実線で、ダウン変速線は破線で示されている。
配が予め設定された第1登坂制御開始勾配を越えた場合
は、パワーオンシフトダウン変速操作を要件として第5
速抑制(禁止)登坂制御を実行し、自動変速機14の高
速側ギヤ段すなわち第5速ギヤ段を抑制(禁止)するた
めに4→5アップ変速線を高車速側へずらした第5速抑
制登坂制御用変速線図へ図5の基本変速線図の4→5ア
ップ変速線から切り換える。また、登降坂制御手段10
6は、登坂路の道路勾配が予め設定された第5速抑制登
坂制御開始勾配よりも大きい第4速抑制登坂制御開始勾
配を越えた場合は、パワーオンシフトダウン変速操作を
要件として第4速(禁止)抑制登坂制御を実行し、自動
変速機14の高速側ギヤ段よりも1段下のギヤ段すなわ
ち第4速ギヤ段を抑制(禁止)するために3→4アップ
変速線を高車速側へずらした第4速抑制登坂制御用変速
線図へ図5の基本変速線図の3→4アップ変速線から切
り換える。図6は、基本変速線図の4→5アップおよび
5→4ダウン変速線と、上記第5速抑制登坂制御用変速
線図すなわち第5速抑制(禁止)用4→5アップおよび
5→4ダウン変速線とを示している。図7は、基本変速
線図の3→4アップおよび4→3ダウン変速線と、上記
第4速抑制登坂制御用変速線図すなわち第4速抑制(禁
止)用3→4アップおよび4→3ダウン変速線とを示し
ている。図6および図7では、各変速線図のアップ変速
線は実線で、ダウン変速線は破線で示されている。
【0028】また、上記登降坂制御手段106は、降坂
路の道路勾配が予め設定された第5速抑制降坂制御開始
勾配を越えた場合は、制動操作を要件として第5速抑制
(禁止)降坂制御を実行し、自動変速機14の高速側ギ
ヤ段すなわち第5速ギヤ段を抑制(禁止)するために4
→5アップおよび5→4ダウン変速線を高車速側へずら
した第5速抑制降坂制御用変速線図へ図5の基本変速線
図の4→5アップおよび5→4ダウン変速線から切り換
える。また、上記登降坂制御手段106は、登坂路の道
路勾配が予め設定された第5速抑制降坂制御開始勾配よ
りも大きい第4速抑制降坂制御開始勾配を越えた場合
は、制動操作を要件として第4速抑制(禁止)降坂制御
を実行し、第4速ギヤ段を抑制(禁止)するために3→
4アップおよび4→3ダウン変速線を高車速側へずらし
た第4速抑制降坂制御用変速線図へ図5の基本変速線図
の3→4アップおよび4→3ダウン変速線から切り換え
る降坂制御を実行する。上記第5速抑制降坂制御用変速
線図および第4速抑制降坂制御用変速線図には、好適に
は、前記第5速抑制登坂制御用変速線図および第4速抑
制登坂制御用変速線図と同様に、図6に示す第5速抑制
(禁止)用4→5アップおよび5→4ダウン変速線およ
び図7に示す第4速抑制(禁止)用3→4アップおよび
4→3ダウン変速線が用いられる。
路の道路勾配が予め設定された第5速抑制降坂制御開始
勾配を越えた場合は、制動操作を要件として第5速抑制
(禁止)降坂制御を実行し、自動変速機14の高速側ギ
ヤ段すなわち第5速ギヤ段を抑制(禁止)するために4
→5アップおよび5→4ダウン変速線を高車速側へずら
した第5速抑制降坂制御用変速線図へ図5の基本変速線
図の4→5アップおよび5→4ダウン変速線から切り換
える。また、上記登降坂制御手段106は、登坂路の道
路勾配が予め設定された第5速抑制降坂制御開始勾配よ
りも大きい第4速抑制降坂制御開始勾配を越えた場合
は、制動操作を要件として第4速抑制(禁止)降坂制御
を実行し、第4速ギヤ段を抑制(禁止)するために3→
4アップおよび4→3ダウン変速線を高車速側へずらし
た第4速抑制降坂制御用変速線図へ図5の基本変速線図
の3→4アップおよび4→3ダウン変速線から切り換え
る降坂制御を実行する。上記第5速抑制降坂制御用変速
線図および第4速抑制降坂制御用変速線図には、好適に
は、前記第5速抑制登坂制御用変速線図および第4速抑
制登坂制御用変速線図と同様に、図6に示す第5速抑制
(禁止)用4→5アップおよび5→4ダウン変速線およ
び図7に示す第4速抑制(禁止)用3→4アップおよび
4→3ダウン変速線が用いられる。
【0029】路面勾配判定手段108は、車両の加速度
に基づいて、路面勾配Sが予め設定された緩勾配判定値
或いは急勾配判定値を上まわったか否か、たとえば第5
速抑制登降坂制御或いは第4速抑制登降坂制御の開始条
件の一つである第5速抑制登降坂制御開始勾配或いはそ
れよりも大きい勾配である第4速抑制登降坂制御開始勾
配を上まわったか否かを判定する。なお、本実施例の路
面勾配判定手段108では、実際の車両加速度と実際の
駆動力で平坦路走行した場合における加速度(基準加速
度)との差の絶対値Sが、たとえば傾斜角により示され
る路面勾配の相当値として用いられる。
に基づいて、路面勾配Sが予め設定された緩勾配判定値
或いは急勾配判定値を上まわったか否か、たとえば第5
速抑制登降坂制御或いは第4速抑制登降坂制御の開始条
件の一つである第5速抑制登降坂制御開始勾配或いはそ
れよりも大きい勾配である第4速抑制登降坂制御開始勾
配を上まわったか否かを判定する。なお、本実施例の路
面勾配判定手段108では、実際の車両加速度と実際の
駆動力で平坦路走行した場合における加速度(基準加速
度)との差の絶対値Sが、たとえば傾斜角により示され
る路面勾配の相当値として用いられる。
【0030】たとえば、路面勾配判定手段108は、平
坦路走行におけるエンジン負荷すなわちスロットル弁開
度θTH、および自動変速機14のギヤ段Gと車両加速度
との関係が予め記憶され、その関係から実際のスロット
ル弁開度θTH、および自動変速機14のギヤ段Gに基づ
いて基準加速度MOBGBUが算出されるとともに、、
自動変速機出力軸42の回転加速度dNOUT /dtに基
づいて実際の車両加速度MOBGBWが算出される。そ
して、実際の加速度MOBGBWと基準加速度MOBG
BUとの差(MOBGBW−MOBGBU)の絶対値
(|MOBGBW−MOBGBU|)すなわち路面勾配
(相当値)Sが、予め設定された第5速抑制登坂制御開
始勾配(相当値)α1 或いはそれより大きく設定された
第4速抑制登坂制御開始勾配(相当値)α2 を上回った
か否かを判定する。また、路面勾配判定手段108は、
上記実際の加速度MOBGBWと基準加速度MOBGB
Uとの差(MOBGBW−MOBGBU)の絶対値すな
わち路面勾配(相当値)Sが、予め設定された第5速抑
制降坂制御開始勾配(相当値)β1 或いはそれより大き
く設定された第4速抑制降坂制御開始勾配(相当値)β
2 を越えたか否かをそれぞれ判定する。上記第5速抑制
登坂制御開始勾配α1 および第4速抑制登坂制御開始勾
配α2 は、第5速ギヤ段を抑制する登坂制御および第4
速ギヤ段を抑制する登坂制御の開始条件の1つとしてそ
れぞれ予め設定された勾配である。また、上記第5速抑
制降坂制御開始勾配β1 および第4速抑制降坂制御開始
勾配β2は、第5速ギヤ段を抑制する降坂制御および第
4速ギヤ段を抑制する降坂制御の開始条件の1つとして
それぞれ予め設定された勾配である。
坦路走行におけるエンジン負荷すなわちスロットル弁開
度θTH、および自動変速機14のギヤ段Gと車両加速度
との関係が予め記憶され、その関係から実際のスロット
ル弁開度θTH、および自動変速機14のギヤ段Gに基づ
いて基準加速度MOBGBUが算出されるとともに、、
自動変速機出力軸42の回転加速度dNOUT /dtに基
づいて実際の車両加速度MOBGBWが算出される。そ
して、実際の加速度MOBGBWと基準加速度MOBG
BUとの差(MOBGBW−MOBGBU)の絶対値
(|MOBGBW−MOBGBU|)すなわち路面勾配
(相当値)Sが、予め設定された第5速抑制登坂制御開
始勾配(相当値)α1 或いはそれより大きく設定された
第4速抑制登坂制御開始勾配(相当値)α2 を上回った
か否かを判定する。また、路面勾配判定手段108は、
上記実際の加速度MOBGBWと基準加速度MOBGB
Uとの差(MOBGBW−MOBGBU)の絶対値すな
わち路面勾配(相当値)Sが、予め設定された第5速抑
制降坂制御開始勾配(相当値)β1 或いはそれより大き
く設定された第4速抑制降坂制御開始勾配(相当値)β
2 を越えたか否かをそれぞれ判定する。上記第5速抑制
登坂制御開始勾配α1 および第4速抑制登坂制御開始勾
配α2 は、第5速ギヤ段を抑制する登坂制御および第4
速ギヤ段を抑制する登坂制御の開始条件の1つとしてそ
れぞれ予め設定された勾配である。また、上記第5速抑
制降坂制御開始勾配β1 および第4速抑制降坂制御開始
勾配β2は、第5速ギヤ段を抑制する降坂制御および第
4速ギヤ段を抑制する降坂制御の開始条件の1つとして
それぞれ予め設定された勾配である。
【0031】ギヤ段変更手段110は、上記勾配判定手
段108により路面勾配(相当値)Sが、予め設定され
た第5速抑制登坂制御開始勾配α1 または第5速抑制降
坂制御開始勾配β1 よりも大きくなったと判定されたこ
とに基づいて、前記アクセル急閉制御手段102による
アクセル急閉制御により保持されるギヤ段、または前記
急減速制御手段104による急減速制御によりダウン変
速させられるギヤ段を、それまでの第4ギヤ段からさら
に1段だけ低速段側のギヤ段すなわち第3速ギヤ段へ変
更させる。
段108により路面勾配(相当値)Sが、予め設定され
た第5速抑制登坂制御開始勾配α1 または第5速抑制降
坂制御開始勾配β1 よりも大きくなったと判定されたこ
とに基づいて、前記アクセル急閉制御手段102による
アクセル急閉制御により保持されるギヤ段、または前記
急減速制御手段104による急減速制御によりダウン変
速させられるギヤ段を、それまでの第4ギヤ段からさら
に1段だけ低速段側のギヤ段すなわち第3速ギヤ段へ変
更させる。
【0032】アクセル急閉制御中判定手段112は、上
記アクセル急閉制御手段102によるアクセル急閉制御
中であるか否かを、そのアクセル急閉制御の開始条件成
立後であって終了条件成立前であることを示すフラグな
どに基づいて判定する。また、急減速制御中判定手段1
14は、上記急減速制御手段104による急減速制御中
であるか否かを、その急減速制御の開始条件成立後であ
って終了条件成立前であることを示すフラグなどに基づ
いて判定する。
記アクセル急閉制御手段102によるアクセル急閉制御
中であるか否かを、そのアクセル急閉制御の開始条件成
立後であって終了条件成立前であることを示すフラグな
どに基づいて判定する。また、急減速制御中判定手段1
14は、上記急減速制御手段104による急減速制御中
であるか否かを、その急減速制御の開始条件成立後であ
って終了条件成立前であることを示すフラグなどに基づ
いて判定する。
【0033】登降坂制御優先開始手段116は、上記ア
クセル急閉制御中判定手段112または急減速制御中判
定手段114によりアクセル急閉制御または急減速制御
が実行中であることが判定され、且つ前記勾配判定手段
108により路面勾配(相当値)Sが、前記第4速抑制
登坂制御開始勾配α2 または第4速抑制降坂制御開始勾
配β2 を越えたと判定された場合は、登坂制御の駆動走
行ダウン変速すなわちパワーオンダウンシフト、または
降坂制御における制動操作である開始操作条件の成立を
条件としないで、アクセル急閉制御または急減速制御に
より保持またはダウン変速させられた第3速ギヤ段より
上段の第4速ギヤ段を抑制する登坂制御または降坂制御
を開始させ、それらアクセル急閉制御または急減速制御
が終了して上記登坂制御または降坂制御により第3速ギ
ヤ段を継続させる。なお、登降坂制御優先開始手段11
6は、上記アクセル急閉制御中判定手段112または急
減速制御中判定手段114によりアクセル急閉制御また
は急減速制御が実行中であることが判定され、且つ前記
勾配判定手段108により路面勾配(相当値)Sが、前
記第5速抑制登坂制御開始勾配α1 または第5速抑制降
坂制御開始勾配β1を越えたと判定された場合は、登坂
制御の駆動走行ダウン変速すなわちパワーオンダウンシ
フト、または降坂制御における制動操作である開始操作
条件の成立を条件としないで、アクセル急閉制御または
急減速制御により保持またはダウン変速させられた第4
速ギヤ段より上段の第5速ギヤ段を抑制する登坂制御ま
たは降坂制御を開始させ、それらアクセル急閉制御また
は急減速制御が終了して上記登坂制御または降坂制御に
より第4速ギヤ段を継続させるようにしてもよい。
クセル急閉制御中判定手段112または急減速制御中判
定手段114によりアクセル急閉制御または急減速制御
が実行中であることが判定され、且つ前記勾配判定手段
108により路面勾配(相当値)Sが、前記第4速抑制
登坂制御開始勾配α2 または第4速抑制降坂制御開始勾
配β2 を越えたと判定された場合は、登坂制御の駆動走
行ダウン変速すなわちパワーオンダウンシフト、または
降坂制御における制動操作である開始操作条件の成立を
条件としないで、アクセル急閉制御または急減速制御に
より保持またはダウン変速させられた第3速ギヤ段より
上段の第4速ギヤ段を抑制する登坂制御または降坂制御
を開始させ、それらアクセル急閉制御または急減速制御
が終了して上記登坂制御または降坂制御により第3速ギ
ヤ段を継続させる。なお、登降坂制御優先開始手段11
6は、上記アクセル急閉制御中判定手段112または急
減速制御中判定手段114によりアクセル急閉制御また
は急減速制御が実行中であることが判定され、且つ前記
勾配判定手段108により路面勾配(相当値)Sが、前
記第5速抑制登坂制御開始勾配α1 または第5速抑制降
坂制御開始勾配β1を越えたと判定された場合は、登坂
制御の駆動走行ダウン変速すなわちパワーオンダウンシ
フト、または降坂制御における制動操作である開始操作
条件の成立を条件としないで、アクセル急閉制御または
急減速制御により保持またはダウン変速させられた第4
速ギヤ段より上段の第5速ギヤ段を抑制する登坂制御ま
たは降坂制御を開始させ、それらアクセル急閉制御また
は急減速制御が終了して上記登坂制御または降坂制御に
より第4速ギヤ段を継続させるようにしてもよい。
【0034】図8乃至図10は、変速用電子制御装置7
8の制御作動の要部を説明するフローチャートであっ
て、図8および図9は登降坂制御ルーチンを示し、図1
0は変速線図切換制御ルーチンを示している。
8の制御作動の要部を説明するフローチャートであっ
て、図8および図9は登降坂制御ルーチンを示し、図1
0は変速線図切換制御ルーチンを示している。
【0035】図8および図9において、ステップ(以
下、ステップを省略する)SA1乃至SA3、SA7、
SA9、SA13、SA15、SA18、SA20、S
A23、SA26が前記路面勾配判定手段108に対応
し、SA4が前記ギヤ段変更手段110に対応し、SA
5およびSA11が前記アクセル急閉制御中判定手段1
12に対応し、SA6およびSA12が前記急減速制御
中判定手段114に対応し、SA8およびSA10が前
記アクセル急閉制御手段102に対応し、SA14およ
びSA16が前記急減速制御手段104に対応し、SA
17乃至SA27が前記登降坂制御手段106に対応し
ている。
下、ステップを省略する)SA1乃至SA3、SA7、
SA9、SA13、SA15、SA18、SA20、S
A23、SA26が前記路面勾配判定手段108に対応
し、SA4が前記ギヤ段変更手段110に対応し、SA
5およびSA11が前記アクセル急閉制御中判定手段1
12に対応し、SA6およびSA12が前記急減速制御
中判定手段114に対応し、SA8およびSA10が前
記アクセル急閉制御手段102に対応し、SA14およ
びSA16が前記急減速制御手段104に対応し、SA
17乃至SA27が前記登降坂制御手段106に対応し
ている。
【0036】SA1では、前記予め記憶された平坦路で
の関係から実際のスロットル弁開度θTH、および自動変
速機14のギヤ段Gに基づいて基準加速度MOBGBU
が算出されると同時に、実際の自動変速機出力軸42の
回転加速度dNOUT /dtから実際の車両加速度MOB
GBWが算出され、それらの差から路面勾配(相当値)
S(=|MOBGBW−MOBGBU|)が算出され
る。
の関係から実際のスロットル弁開度θTH、および自動変
速機14のギヤ段Gに基づいて基準加速度MOBGBU
が算出されると同時に、実際の自動変速機出力軸42の
回転加速度dNOUT /dtから実際の車両加速度MOB
GBWが算出され、それらの差から路面勾配(相当値)
S(=|MOBGBW−MOBGBU|)が算出され
る。
【0037】次いで、SA2では、路面勾配Sが予め設
定された第5速抑制登坂制御開始勾配α1 を越えたか否
かが判断される。このSA2の判断が否定された場合
は、SA3において、路面勾配Sが予め設定された第5
速抑制降坂制御開始勾配β1 を越えたか否かが判断され
る。そして、そのSA3の判断が否定された場合は、S
A28の登降坂制御復帰処理ルーチンが実行された後、
本ルーチンが終了させられる。この登降坂制御復帰処理
ルーチンでは、第5速抑制登坂制御や第4速抑制登坂制
御の終了条件が成立したとき、登坂時における第5速抑
制用変速線を選択することを示すフラグidxg54或いは
第4速抑制用変速線を選択することを示すフラグidxg4
3の内容がクリアされ、或いは、第5速抑制降坂制御や
第4速抑制降坂制御の終了条件が成立したとき、降坂時
における第5速抑制用変速線を選択することを示すフラ
グidexg 54或いは第4速抑制用変速線を選択すること
を示すフラグidexg 43の内容がクリアされる。
定された第5速抑制登坂制御開始勾配α1 を越えたか否
かが判断される。このSA2の判断が否定された場合
は、SA3において、路面勾配Sが予め設定された第5
速抑制降坂制御開始勾配β1 を越えたか否かが判断され
る。そして、そのSA3の判断が否定された場合は、S
A28の登降坂制御復帰処理ルーチンが実行された後、
本ルーチンが終了させられる。この登降坂制御復帰処理
ルーチンでは、第5速抑制登坂制御や第4速抑制登坂制
御の終了条件が成立したとき、登坂時における第5速抑
制用変速線を選択することを示すフラグidxg54或いは
第4速抑制用変速線を選択することを示すフラグidxg4
3の内容がクリアされ、或いは、第5速抑制降坂制御や
第4速抑制降坂制御の終了条件が成立したとき、降坂時
における第5速抑制用変速線を選択することを示すフラ
グidexg 54或いは第4速抑制用変速線を選択すること
を示すフラグidexg 43の内容がクリアされる。
【0038】図10は、上記フラグidxg54、フラグid
xg43、フラグidexg 54、フラグidexg 43に従って
変速線を切り換える制御ルーチンである。図のSB1で
は、フラグidxg54の内容が「1」であるか否かが判断
される。このSB1の判断が否定された場合は、SB2
において、フラグidexg 54の内容が「1」であるか否
かが判断される。上記SB1およびSB2のいずれかの
判断が肯定された場合は、SB3において、たとえば図
6の実線に示す基本4→5アップ変速線から破線に示す
第5速抑制用4→5アップ変速線に切り換えられる。し
かし、上記SB2およびSB3の判断が共に否定された
場合には、SB4において、フラグidxg43の内容が
「1」であるか否かが判断される。このSB4の判断が
否定された場合は、SB5において、フラグidexg 43
の内容が「1」であるか否かが判断される。上記SB4
およびSB5のいずれかの判断が肯定された場合は、S
B6において、たとえば図7の実線に示す基本3→4ア
ップ変速線から第4速抑制用3→4アップ変速線に切り
換えられる。しかし、上記SB4およびSB5の判断が
共に否定された場合には、SB7において、図6或いは
図7の実線に示す変速線へ切り換えられる。
xg43、フラグidexg 54、フラグidexg 43に従って
変速線を切り換える制御ルーチンである。図のSB1で
は、フラグidxg54の内容が「1」であるか否かが判断
される。このSB1の判断が否定された場合は、SB2
において、フラグidexg 54の内容が「1」であるか否
かが判断される。上記SB1およびSB2のいずれかの
判断が肯定された場合は、SB3において、たとえば図
6の実線に示す基本4→5アップ変速線から破線に示す
第5速抑制用4→5アップ変速線に切り換えられる。し
かし、上記SB2およびSB3の判断が共に否定された
場合には、SB4において、フラグidxg43の内容が
「1」であるか否かが判断される。このSB4の判断が
否定された場合は、SB5において、フラグidexg 43
の内容が「1」であるか否かが判断される。上記SB4
およびSB5のいずれかの判断が肯定された場合は、S
B6において、たとえば図7の実線に示す基本3→4ア
ップ変速線から第4速抑制用3→4アップ変速線に切り
換えられる。しかし、上記SB4およびSB5の判断が
共に否定された場合には、SB7において、図6或いは
図7の実線に示す変速線へ切り換えられる。
【0039】図8および図9に戻って、前記SA2およ
びSA3の判断のいずれかが肯定された場合は、SA4
において、アクセル急閉制御手段102による第3速ギ
ヤ段のホールド、および急減速制御手段104による4
→3ダウン変速が許可される。これにより、アクセル急
閉操作時には第4速ギヤ段のホールドしかできなかった
アクセル急閉制御によりホールドされるギヤ段が第3速
ギヤ段まで変更され、第3速ギヤ段走行中においてアク
セル急閉操作時にその第3速ギヤ段がホールドされ得る
ようになる。また、急制動操作により5→4ダウン変速
までしかできなかった急減速制御によりダウン変速され
るギヤ段が第3速ギヤ段まで変更され、第4速ギヤ段走
行中において急制動操作により4→3ダウン変速が行わ
れ得るようになる。
びSA3の判断のいずれかが肯定された場合は、SA4
において、アクセル急閉制御手段102による第3速ギ
ヤ段のホールド、および急減速制御手段104による4
→3ダウン変速が許可される。これにより、アクセル急
閉操作時には第4速ギヤ段のホールドしかできなかった
アクセル急閉制御によりホールドされるギヤ段が第3速
ギヤ段まで変更され、第3速ギヤ段走行中においてアク
セル急閉操作時にその第3速ギヤ段がホールドされ得る
ようになる。また、急制動操作により5→4ダウン変速
までしかできなかった急減速制御によりダウン変速され
るギヤ段が第3速ギヤ段まで変更され、第4速ギヤ段走
行中において急制動操作により4→3ダウン変速が行わ
れ得るようになる。
【0040】次いで、SA5において、前記アクセル急
閉制御手段102による第4速ギヤ段のホールドが実行
されているか否かが判断され、このSA5の判断が否定
された場合には、SA6において、急減速制御手段10
4による5→4ダウン変速が実行されているか否かが判
断される。それらSA5およびSA6のいずれかの判断
が肯定された場合には、SA7において、路面勾配Sが
予め設定された第5速抑制登坂制御開始勾配α1 を越え
たか否かが判断される。このSA7の判断が肯定された
場合は、SA8において、第5速抑制用変速線を選択す
ることを示すフラグidxg54の内容が「1」にセットさ
れる。これにより、図6に示す第5速抑制用4→5アッ
プ変速線が選択され、パワーオンダウン変速操作を要件
とすることなく第5速抑制登坂制御が実質的に開始され
る。しかし、上記SA7の判断が否定された場合には、
SA9において、路面勾配Sが予め設定された第5速抑
制降坂制御開始勾配β1 を越えたか否かが判断される。
このSA7の判断が肯定された場合は、SA10におい
て、第5速抑制用変速線を選択することを示すフラグid
exg 54の内容が「1」にセットされる。これにより、
図6に示す第5速抑制用4→5アップ変速線が選択さ
れ、ブレーキオン操作を要件とすることなく第5速抑制
降坂制御が実質的に開始される。
閉制御手段102による第4速ギヤ段のホールドが実行
されているか否かが判断され、このSA5の判断が否定
された場合には、SA6において、急減速制御手段10
4による5→4ダウン変速が実行されているか否かが判
断される。それらSA5およびSA6のいずれかの判断
が肯定された場合には、SA7において、路面勾配Sが
予め設定された第5速抑制登坂制御開始勾配α1 を越え
たか否かが判断される。このSA7の判断が肯定された
場合は、SA8において、第5速抑制用変速線を選択す
ることを示すフラグidxg54の内容が「1」にセットさ
れる。これにより、図6に示す第5速抑制用4→5アッ
プ変速線が選択され、パワーオンダウン変速操作を要件
とすることなく第5速抑制登坂制御が実質的に開始され
る。しかし、上記SA7の判断が否定された場合には、
SA9において、路面勾配Sが予め設定された第5速抑
制降坂制御開始勾配β1 を越えたか否かが判断される。
このSA7の判断が肯定された場合は、SA10におい
て、第5速抑制用変速線を選択することを示すフラグid
exg 54の内容が「1」にセットされる。これにより、
図6に示す第5速抑制用4→5アップ変速線が選択さ
れ、ブレーキオン操作を要件とすることなく第5速抑制
降坂制御が実質的に開始される。
【0041】しかし、上記SA9の判断が否定された場
合、或いは前記SA5およびSA6の判断が共に否定さ
れた場合には、SA11において、前記アクセル急閉制
御手段102による第3速ギヤ段のホールドが実行され
ているか否かが判断され、このSA11の判断が否定さ
れた場合には、SA12において、急減速制御手段10
4による4→3ダウン変速が実行されているか否かが判
断される。それらSA11およびSA12のいずれかの
判断が肯定された場合には、SA13において、路面勾
配Sが予め設定された第4速抑制登坂制御開始勾配α2
を越えたか否かが判断される。このSA13の判断が肯
定された場合は、SA14において、第4速抑制用変速
線を選択することを示すフラグidxg43の内容が「1」
にセットされる。これにより、図7に示す第4速抑制用
3→4アップ変速線が選択され、パワーオンダウン変速
操作を要件とすることなく第4速抑制登坂制御が実質的
に開始される。しかし、上記SA13の判断が否定され
た場合には、SA15において、路面勾配Sが予め設定
された第4速抑制降坂制御開始勾配β2 を越えたか否か
が判断される。このSA15の判断が肯定された場合
は、SA16において、第4速抑制用変速線を選択する
ことを示すフラグidexg 43の内容が「1」にセットさ
れる。これにより、図7に示す第4速抑制用3→4アッ
プ変速線が選択され、ブレーキオン操作を要件とするこ
となく第4速抑制降坂制御が実質的に開始される。
合、或いは前記SA5およびSA6の判断が共に否定さ
れた場合には、SA11において、前記アクセル急閉制
御手段102による第3速ギヤ段のホールドが実行され
ているか否かが判断され、このSA11の判断が否定さ
れた場合には、SA12において、急減速制御手段10
4による4→3ダウン変速が実行されているか否かが判
断される。それらSA11およびSA12のいずれかの
判断が肯定された場合には、SA13において、路面勾
配Sが予め設定された第4速抑制登坂制御開始勾配α2
を越えたか否かが判断される。このSA13の判断が肯
定された場合は、SA14において、第4速抑制用変速
線を選択することを示すフラグidxg43の内容が「1」
にセットされる。これにより、図7に示す第4速抑制用
3→4アップ変速線が選択され、パワーオンダウン変速
操作を要件とすることなく第4速抑制登坂制御が実質的
に開始される。しかし、上記SA13の判断が否定され
た場合には、SA15において、路面勾配Sが予め設定
された第4速抑制降坂制御開始勾配β2 を越えたか否か
が判断される。このSA15の判断が肯定された場合
は、SA16において、第4速抑制用変速線を選択する
ことを示すフラグidexg 43の内容が「1」にセットさ
れる。これにより、図7に示す第4速抑制用3→4アッ
プ変速線が選択され、ブレーキオン操作を要件とするこ
となく第4速抑制降坂制御が実質的に開始される。
【0042】次いで、SA17では、ブレーキオンの開
始すなわち制動操作の開始の瞬間であるか否かが判断さ
れる。このSA17の判断が肯定された場合は、SA1
8において、路面勾配Sが予め設定された第5速抑制降
坂制御開始勾配β1 を越えたか否かが判断され、このS
A18の判断が肯定された場合は、SA19において、
第5速抑制用変速線を選択することを示すフラグidexg
54の内容が「1」にセットされる。これにより、図6
に示す第5速抑制用5→4ダウン変速線が選択され、第
5速抑制降坂制御が実質的に開始される。しかし、上記
SA18の判断が否定された場合は、SA20におい
て、路面勾配Sが予め設定された第4速抑制降坂制御開
始勾配β2 を越えたか否かが判断され、このSA20の
判断が肯定された場合は、SA21において、第4速抑
制用変速線を選択することを示すフラグidexg 43の内
容が「1」にセットされる。これにより、図7に示す第
4速抑制用4→3ダウン変速線が選択され、第4速抑制
降坂制御が実質的に開始される。
始すなわち制動操作の開始の瞬間であるか否かが判断さ
れる。このSA17の判断が肯定された場合は、SA1
8において、路面勾配Sが予め設定された第5速抑制降
坂制御開始勾配β1 を越えたか否かが判断され、このS
A18の判断が肯定された場合は、SA19において、
第5速抑制用変速線を選択することを示すフラグidexg
54の内容が「1」にセットされる。これにより、図6
に示す第5速抑制用5→4ダウン変速線が選択され、第
5速抑制降坂制御が実質的に開始される。しかし、上記
SA18の判断が否定された場合は、SA20におい
て、路面勾配Sが予め設定された第4速抑制降坂制御開
始勾配β2 を越えたか否かが判断され、このSA20の
判断が肯定された場合は、SA21において、第4速抑
制用変速線を選択することを示すフラグidexg 43の内
容が「1」にセットされる。これにより、図7に示す第
4速抑制用4→3ダウン変速線が選択され、第4速抑制
降坂制御が実質的に開始される。
【0043】上記SA20の判断が否定された場合、或
いは前記SA17の判断が否定された場合は、SA22
において、パワーオン5→4ダウン変速判断が行われた
か否か、すなわち第5速ギヤ段で走行中にアクセルペダ
ル50がさらに踏み込まれて前記変速制御手段100に
より5→4ダウン変速判断が行われたか否かが判断され
る。このSA22の判断が肯定された場合は、SA23
において路面勾配Sが予め設定された第5速抑制登坂制
御開始勾配α1 を超えたか否かが判断され、このSA2
3の判断が肯定された場合は、SA24において第5速
抑制用変速線を選択することを示すフラグidxg54の内
容が「1」にセットされる。これにより、図6に示す第
5速抑制用4→5アップ変速線が選択され、第5速抑制
登坂制御が実質的に開始される。しかし、上記SA23
或いはSA22の判断が否定された場合は、SA25に
おいて、パワーオン4→3ダウン変速判断が行われたか
否か、すなわち第4速ギヤ段で走行中にアクセルペダル
50がさらに踏み込まれて前記変速制御手段100によ
り4→3ダウン変速判断が行われたか否かが判断され
る。このSA25の判断が肯定された場合は、SA26
において路面勾配Sが予め設定された第4速抑制登坂制
御開始勾配α2 を超えたか否かが判断され、このSA2
6の判断が肯定された場合は、SA27において第4速
抑制用変速線を選択することを示すフラグidxg43の内
容が「1」にセットされる。これにより、図7に示す第
4速抑制用3→4アップ変速線が選択され、第4速抑制
登坂制御が実質的に開始される。しかし、上記SA26
或いはSA25の判断が否定された場合は、前記SA2
8の登降坂復帰処理ルーチンが実行された後、本ルーチ
ンが終了させられる。
いは前記SA17の判断が否定された場合は、SA22
において、パワーオン5→4ダウン変速判断が行われた
か否か、すなわち第5速ギヤ段で走行中にアクセルペダ
ル50がさらに踏み込まれて前記変速制御手段100に
より5→4ダウン変速判断が行われたか否かが判断され
る。このSA22の判断が肯定された場合は、SA23
において路面勾配Sが予め設定された第5速抑制登坂制
御開始勾配α1 を超えたか否かが判断され、このSA2
3の判断が肯定された場合は、SA24において第5速
抑制用変速線を選択することを示すフラグidxg54の内
容が「1」にセットされる。これにより、図6に示す第
5速抑制用4→5アップ変速線が選択され、第5速抑制
登坂制御が実質的に開始される。しかし、上記SA23
或いはSA22の判断が否定された場合は、SA25に
おいて、パワーオン4→3ダウン変速判断が行われたか
否か、すなわち第4速ギヤ段で走行中にアクセルペダル
50がさらに踏み込まれて前記変速制御手段100によ
り4→3ダウン変速判断が行われたか否かが判断され
る。このSA25の判断が肯定された場合は、SA26
において路面勾配Sが予め設定された第4速抑制登坂制
御開始勾配α2 を超えたか否かが判断され、このSA2
6の判断が肯定された場合は、SA27において第4速
抑制用変速線を選択することを示すフラグidxg43の内
容が「1」にセットされる。これにより、図7に示す第
4速抑制用3→4アップ変速線が選択され、第4速抑制
登坂制御が実質的に開始される。しかし、上記SA26
或いはSA25の判断が否定された場合は、前記SA2
8の登降坂復帰処理ルーチンが実行された後、本ルーチ
ンが終了させられる。
【0044】上述のように、本実施例によれば、ギヤ段
変更手段110(SA4)は、路面勾配判定手段108
(SA2、SA3)により路面勾配Sが予め設定された
値α 1 或いはβ1 よりも大きくなったと判定されたこと
に基づいて、前記アクセル急閉制御手段102により保
持されるギヤ段、または前記急減速制御手段104によ
りダウン変速させられるギヤ段を低速段側へ変更させる
ので、登坂路或いは降坂路においても、アクセル急閉制
御や急減速制御による効果が十分に得られる。
変更手段110(SA4)は、路面勾配判定手段108
(SA2、SA3)により路面勾配Sが予め設定された
値α 1 或いはβ1 よりも大きくなったと判定されたこと
に基づいて、前記アクセル急閉制御手段102により保
持されるギヤ段、または前記急減速制御手段104によ
りダウン変速させられるギヤ段を低速段側へ変更させる
ので、登坂路或いは降坂路においても、アクセル急閉制
御や急減速制御による効果が十分に得られる。
【0045】すなわち、本実施例の自動変速機14は前
進5段を備えたものであり、前記アクセル急閉制御手段
102により保持されるギヤ段、または前記急減速制御
手段110によりダウン変速させられるギヤ段は、通常
は上記自動変速機14の第4速ギヤ段であり、前記ギヤ
段変更手段110は、路面勾配判定手段108により判
定された路面勾配Sが予め設定された第5速ギヤ段を抑
制するための登坂制御が開始される勾配α1 を越えたと
判断された場合には、上記アクセル急閉制御手段102
により保持されるギヤ段、または上記急減速制御手段1
10によりダウン変速させられるギヤ段を第3速ギヤ段
まで変更することから、登降坂制御により第3速ギヤ段
とされた走行中に上記アクセル急閉制御によりその第3
速ギヤ段が保持され得、或いは登降坂制御により第4速
ギヤ段とされた走行中に上記急減速制御により第3速ギ
ヤ段へダウン変速させられ得るので、アクセル急閉制御
や急減速制御による効果が十分に得られる。
進5段を備えたものであり、前記アクセル急閉制御手段
102により保持されるギヤ段、または前記急減速制御
手段110によりダウン変速させられるギヤ段は、通常
は上記自動変速機14の第4速ギヤ段であり、前記ギヤ
段変更手段110は、路面勾配判定手段108により判
定された路面勾配Sが予め設定された第5速ギヤ段を抑
制するための登坂制御が開始される勾配α1 を越えたと
判断された場合には、上記アクセル急閉制御手段102
により保持されるギヤ段、または上記急減速制御手段1
10によりダウン変速させられるギヤ段を第3速ギヤ段
まで変更することから、登降坂制御により第3速ギヤ段
とされた走行中に上記アクセル急閉制御によりその第3
速ギヤ段が保持され得、或いは登降坂制御により第4速
ギヤ段とされた走行中に上記急減速制御により第3速ギ
ヤ段へダウン変速させられ得るので、アクセル急閉制御
や急減速制御による効果が十分に得られる。
【0046】また、本実施例によれば、アクセル急閉制
御中判定手段112(SA5、SA11)によりアクセ
ル急閉制御の実行中が判定され、または急減速制御中判
定手段114(SA6、SA12)により急減速制御の
実行中が判定され、且つ勾配判定手段108(SA7、
SA9、SA13、SA15)により路面勾配Sが登降
坂制御の開始勾配α1 、α2 、またはβ1 、β2 を越え
たと判定された場合は、登降坂制御優先開始手段116
(SA8、SA10、SA14、SA16)により、登
降坂制御の開始操作条件の成立を条件としないで、上記
のアクセル急閉制御または急減速制御により保持または
ダウン変速させられたギヤ段より上段のギヤ段を抑制す
る登降坂制御が開始させられるので、自動変速機14の
ギヤ段が上記アクセル急閉制御或いは急減速制御の終了
によって一旦アップ変速させられた後で上記登降坂制御
の開始によって再びダウン変速させられるというような
所謂シフトハンチングと称される変速のばたつきが防止
され、好適な運転性が得られる。
御中判定手段112(SA5、SA11)によりアクセ
ル急閉制御の実行中が判定され、または急減速制御中判
定手段114(SA6、SA12)により急減速制御の
実行中が判定され、且つ勾配判定手段108(SA7、
SA9、SA13、SA15)により路面勾配Sが登降
坂制御の開始勾配α1 、α2 、またはβ1 、β2 を越え
たと判定された場合は、登降坂制御優先開始手段116
(SA8、SA10、SA14、SA16)により、登
降坂制御の開始操作条件の成立を条件としないで、上記
のアクセル急閉制御または急減速制御により保持または
ダウン変速させられたギヤ段より上段のギヤ段を抑制す
る登降坂制御が開始させられるので、自動変速機14の
ギヤ段が上記アクセル急閉制御或いは急減速制御の終了
によって一旦アップ変速させられた後で上記登降坂制御
の開始によって再びダウン変速させられるというような
所謂シフトハンチングと称される変速のばたつきが防止
され、好適な運転性が得られる。
【0047】すなわち、本実施例の自動変速機14は前
進5段を備えたものであり、前記アクセル急閉制御手段
102によるアクセル急閉制御中または急減速制御手段
104による急減速制御中では、自動変速機14が第3
速ギヤ段とされており、前記登降坂制御優先開始手段1
16により所定の開始操作条件の成立を条件としないで
優先的に開始される登降坂制御は、第4速ギヤ段を抑制
するものであることから、上記アクセル急閉制御または
急減速制御が終了しても、所定の開始操作条件の成立を
条件としないで登降坂制御が開始されるので、自動変速
機14の第3速ギヤ段が連続的に維持され、ショックが
比較的大きい第3速ギヤ段と第4速ギヤ段との間の変速
のばたつきが解消される。なお、上記アクセル急閉制御
手段102によるアクセル急閉制御中または急減速制御
手段104による急減速制御中では、自動変速機14が
第4速ギヤ段とされ、前記登降坂制御優先開始手段11
6により所定の開始操作条件の成立を条件としないで優
先的に開始される登降坂制御は、第5速ギヤ段を抑制す
るものとしてもよく、この場合には、上記アクセル急閉
制御または急減速制御が終了しても、所定の開始操作条
件の成立を条件としないで登降坂制御が開始されるの
で、自動変速機14の第4速ギヤ段が連続的に維持さ
れ、第4速ギヤ段と第5速ギヤ段との間の変速のばたつ
きが解消される。
進5段を備えたものであり、前記アクセル急閉制御手段
102によるアクセル急閉制御中または急減速制御手段
104による急減速制御中では、自動変速機14が第3
速ギヤ段とされており、前記登降坂制御優先開始手段1
16により所定の開始操作条件の成立を条件としないで
優先的に開始される登降坂制御は、第4速ギヤ段を抑制
するものであることから、上記アクセル急閉制御または
急減速制御が終了しても、所定の開始操作条件の成立を
条件としないで登降坂制御が開始されるので、自動変速
機14の第3速ギヤ段が連続的に維持され、ショックが
比較的大きい第3速ギヤ段と第4速ギヤ段との間の変速
のばたつきが解消される。なお、上記アクセル急閉制御
手段102によるアクセル急閉制御中または急減速制御
手段104による急減速制御中では、自動変速機14が
第4速ギヤ段とされ、前記登降坂制御優先開始手段11
6により所定の開始操作条件の成立を条件としないで優
先的に開始される登降坂制御は、第5速ギヤ段を抑制す
るものとしてもよく、この場合には、上記アクセル急閉
制御または急減速制御が終了しても、所定の開始操作条
件の成立を条件としないで登降坂制御が開始されるの
で、自動変速機14の第4速ギヤ段が連続的に維持さ
れ、第4速ギヤ段と第5速ギヤ段との間の変速のばたつ
きが解消される。
【0048】図11および図12は前記変速用電子制御
装置78の他の制御作動を説明するフローチャートであ
り、図11は、制動操作を開始条件としてダウン変速さ
せる制御、たとえば前記降坂制御或いは急減速制御にお
いて、ブレーキオンダウン変速の判定後から実質的開始
前までの間に制動操作の解除または旋回走行を検出した
場合には、そのブレーキオンダウン変速をキャンセルす
るブレーキオンダウン変速開始制御を示し、図12は、
前記登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減速制
御によってたとえば図7に示す第4速抑制用3→4アッ
プ変速線に切り換えられている状態において、運転指向
推定制御により加速指向(スポーツ指向)が推定された
場合には、それら登降坂制御、スロットル急閉制御、或
いは急減速制御が終了してもそれらによって切り換えら
れた第4速抑制用3→4アップ変速線から基本3→4ア
ップ変速線へ復帰させることを遅延させる加速指向判定
中の復帰ルーチンを示している。
装置78の他の制御作動を説明するフローチャートであ
り、図11は、制動操作を開始条件としてダウン変速さ
せる制御、たとえば前記降坂制御或いは急減速制御にお
いて、ブレーキオンダウン変速の判定後から実質的開始
前までの間に制動操作の解除または旋回走行を検出した
場合には、そのブレーキオンダウン変速をキャンセルす
るブレーキオンダウン変速開始制御を示し、図12は、
前記登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減速制
御によってたとえば図7に示す第4速抑制用3→4アッ
プ変速線に切り換えられている状態において、運転指向
推定制御により加速指向(スポーツ指向)が推定された
場合には、それら登降坂制御、スロットル急閉制御、或
いは急減速制御が終了してもそれらによって切り換えら
れた第4速抑制用3→4アップ変速線から基本3→4ア
ップ変速線へ復帰させることを遅延させる加速指向判定
中の復帰ルーチンを示している。
【0049】図11において、SC1では、前記降坂制
御或いは急減速制御によるブレーキオンダウン変速中で
あるか否か、すなわちブレーキオンダウン変速判定或い
はブレーキオンダウン変速開始が行われたか否かが判断
される。このSC1の判断が否定された場合は本ルーチ
ンが終了させられるが、肯定された場合は、SC2にお
いて、上記ブレーキオンダウン変速を達成するための油
圧式摩擦係合装置の係合が開始されたか否かが、たとえ
ばエンジン回転速度の変化、係合油圧の変化などに基づ
いて判断される。このSC2の判断が否定された場合は
本ルーチンが終了させられるが、肯定された場合は、S
C3においてブレーキオフとされたか否か、すなわち制
動操作が解除されたか否かが、アクセルペダル50の操
作量やアイドルスイッチからの信号などに基づいて判断
され、このSC3の判断が否定された場合には、SC4
において車両の旋回走行中であるか否かが、図示しない
舵角センサにより検出される舵角や横Gセンサにより検
出される横方向加速度に基づいて判断される。
御或いは急減速制御によるブレーキオンダウン変速中で
あるか否か、すなわちブレーキオンダウン変速判定或い
はブレーキオンダウン変速開始が行われたか否かが判断
される。このSC1の判断が否定された場合は本ルーチ
ンが終了させられるが、肯定された場合は、SC2にお
いて、上記ブレーキオンダウン変速を達成するための油
圧式摩擦係合装置の係合が開始されたか否かが、たとえ
ばエンジン回転速度の変化、係合油圧の変化などに基づ
いて判断される。このSC2の判断が否定された場合は
本ルーチンが終了させられるが、肯定された場合は、S
C3においてブレーキオフとされたか否か、すなわち制
動操作が解除されたか否かが、アクセルペダル50の操
作量やアイドルスイッチからの信号などに基づいて判断
され、このSC3の判断が否定された場合には、SC4
において車両の旋回走行中であるか否かが、図示しない
舵角センサにより検出される舵角や横Gセンサにより検
出される横方向加速度に基づいて判断される。
【0050】上記SC3およびSC4の判断が共に否定
された場合は本ルーチンが終了させられることにより、
前記ブレーキオンダウン変速がそのまま実行される。し
かし、上記SC3およびSC4の判断のいずれかが肯定
された場合は、SC5において、前記降坂制御或いは急
減速制御によるブレーキオンダウン変速判断、および開
始されたブレーキオンダウン変速がクリア(キャンセ
ル)され、ブレーキオンダウン変速およびその判断が無
かったものとされる。
された場合は本ルーチンが終了させられることにより、
前記ブレーキオンダウン変速がそのまま実行される。し
かし、上記SC3およびSC4の判断のいずれかが肯定
された場合は、SC5において、前記降坂制御或いは急
減速制御によるブレーキオンダウン変速判断、および開
始されたブレーキオンダウン変速がクリア(キャンセ
ル)され、ブレーキオンダウン変速およびその判断が無
かったものとされる。
【0051】本実施例によれば、降坂制御或いは急減速
制御によるブレーキオンダウン変速を達成する油圧式摩
擦係合装置の係合開始前に、その降坂制御或いは急減速
制御の開始条件である制動操作が終了し、或いは旋回走
行が開始された場合は、そのブレーキオンダウン変速或
いはその判断がクリアされるので、制動操作終了後のダ
ウン変速や旋回走行中のダウン変速による違和感が好適
に回避される利点がある。
制御によるブレーキオンダウン変速を達成する油圧式摩
擦係合装置の係合開始前に、その降坂制御或いは急減速
制御の開始条件である制動操作が終了し、或いは旋回走
行が開始された場合は、そのブレーキオンダウン変速或
いはその判断がクリアされるので、制動操作終了後のダ
ウン変速や旋回走行中のダウン変速による違和感が好適
に回避される利点がある。
【0052】図12において、SD1では、前記登降坂
制御、アクセル急閉制御、或いは急減速制御によりたと
えば図7に示す第4速抑制用3→4アップ変速線へ切り
換えられているか否かが判断される。このSD1の判断
が否定された場合は、燃費指向判定のときだけフラグX
SP4DLYをクリアさせるためのSD4以下が実行される。
このフラグXSP4DLYは、その内容が「1」であるときに
上記第4速抑制用3→4アップ変速線から基本3→4ア
ップ変速線へ復帰させることを遅延させることを示すフ
ラグである。
制御、アクセル急閉制御、或いは急減速制御によりたと
えば図7に示す第4速抑制用3→4アップ変速線へ切り
換えられているか否かが判断される。このSD1の判断
が否定された場合は、燃費指向判定のときだけフラグX
SP4DLYをクリアさせるためのSD4以下が実行される。
このフラグXSP4DLYは、その内容が「1」であるときに
上記第4速抑制用3→4アップ変速線から基本3→4ア
ップ変速線へ復帰させることを遅延させることを示すフ
ラグである。
【0053】上記SD1の判断が肯定された場合は、S
D2において、図示しない運転指向制御手段により加速
指向(スポーツ指向)と判定されているか否かが判断さ
れる。このSD2の判断が否定された場合は上記SD4
以下が実行されるが、肯定された場合は、SD3におい
て、前記登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減
速制御が終了してもそれらによって選択された上記第4
速抑制用3→4アップ変速線から基本3→4アップ変速
線への切り換えを遅延させ、前記フラグXSP4D LYの内容
が「1」にセットされる。
D2において、図示しない運転指向制御手段により加速
指向(スポーツ指向)と判定されているか否かが判断さ
れる。このSD2の判断が否定された場合は上記SD4
以下が実行されるが、肯定された場合は、SD3におい
て、前記登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減
速制御が終了してもそれらによって選択された上記第4
速抑制用3→4アップ変速線から基本3→4アップ変速
線への切り換えを遅延させ、前記フラグXSP4D LYの内容
が「1」にセットされる。
【0054】そして、以後の制御サイクルにおけるSD
1またはSD2の判断が否定されると、SD4におい
て、前記運転指向制御手段により燃費指向であるか否か
が判断される。このSD4の判断が否定されると本ルー
チンが終了させられるが、肯定されると、SD5におい
て、フラグXSP4DLYの内容が「1」であるか否かが判断
される。このSD5の判断が否定されると本ルーチンが
終了させられるが、肯定されると、SD6においてフラ
グXSP4DLYの内容が「0」にクリアされる。すなわち、
フラグXSP4DLYの内容が「1」にセットされている場合
は、前記登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減
速制御や加速指向判定が終了し、且つ燃費指向判定が行
われることを条件として、フラグXSP4DLYの内容が
「0」にクリアされるのである。本実施例によれば、た
とえ登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減速制
御が終了しても、運転者の意思に適合したギヤ段がその
まま継続される利点がある。
1またはSD2の判断が否定されると、SD4におい
て、前記運転指向制御手段により燃費指向であるか否か
が判断される。このSD4の判断が否定されると本ルー
チンが終了させられるが、肯定されると、SD5におい
て、フラグXSP4DLYの内容が「1」であるか否かが判断
される。このSD5の判断が否定されると本ルーチンが
終了させられるが、肯定されると、SD6においてフラ
グXSP4DLYの内容が「0」にクリアされる。すなわち、
フラグXSP4DLYの内容が「1」にセットされている場合
は、前記登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減
速制御や加速指向判定が終了し、且つ燃費指向判定が行
われることを条件として、フラグXSP4DLYの内容が
「0」にクリアされるのである。本実施例によれば、た
とえ登降坂制御、スロットル急閉制御、或いは急減速制
御が終了しても、運転者の意思に適合したギヤ段がその
まま継続される利点がある。
【0055】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0056】たとえば、前述の実施例の自動変速機14
は前進5段であったが、前進4段或いは前進6段であっ
ても差し支えない。自動変速機14が前進4段である場
合は、前記登降坂制御手段106によって第4速抑制用
3→4アップ変速線が選択され、前記ギヤ段変更手段1
10によって、アクセル急閉制御手段102の保持ギヤ
段および急減速制御手段104のダウン変速ギヤ段は、
第3速ギヤ段から第2速ギヤ段へ変更される。
は前進5段であったが、前進4段或いは前進6段であっ
ても差し支えない。自動変速機14が前進4段である場
合は、前記登降坂制御手段106によって第4速抑制用
3→4アップ変速線が選択され、前記ギヤ段変更手段1
10によって、アクセル急閉制御手段102の保持ギヤ
段および急減速制御手段104のダウン変速ギヤ段は、
第3速ギヤ段から第2速ギヤ段へ変更される。
【0057】また、前述の実施例では、車両の原動機と
してエンジン10が用いられていたが、そのエンジン1
0に替えて電動モータが用いられてもよい。
してエンジン10が用いられていたが、そのエンジン1
0に替えて電動モータが用いられてもよい。
【0058】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明の一実施例の変速制御装置によって変速
制御される車両用自動変速機の構成を説明する骨子図で
ある。
制御される車両用自動変速機の構成を説明する骨子図で
ある。
【図2】図1の自動変速機における、複数の電磁弁或い
は油圧式摩擦係合装置の作動の組合わせとそれにより成
立するギヤ段との関係を示す図表である。
は油圧式摩擦係合装置の作動の組合わせとそれにより成
立するギヤ段との関係を示す図表である。
【図3】図1の車両に備えられる制御装置の電気的構成
を説明する図である。
を説明する図である。
【図4】図3の変速用電子制御装置の制御機能の要部を
説明する機能ブロック線図である。
説明する機能ブロック線図である。
【図5】図3の変速制御手段において用いられる変速線
図を示す図である。
図を示す図である。
【図6】図3の登降坂制御手段によって基本4→5アッ
プ変速線および基本5→4ダウン変速線から切り換えら
れる第5速抑制用4→5アップ変速線および第5速抑制
用5→4ダウン変速線を示す図である。
プ変速線および基本5→4ダウン変速線から切り換えら
れる第5速抑制用4→5アップ変速線および第5速抑制
用5→4ダウン変速線を示す図である。
【図7】図3の登降坂制御手段によって基本3→4アッ
プ変速線および基本4→3ダウン変速線から切り換えら
れる第4速抑制用3→4アップ変速線および第4速抑制
用4→3ダウン変速線を示す図である。
プ変速線および基本4→3ダウン変速線から切り換えら
れる第4速抑制用3→4アップ変速線および第4速抑制
用4→3ダウン変速線を示す図である。
【図8】図3の変速用電子制御装置の制御作動の要部を
説明するフローチャートであって、登降坂制御ルーチン
の前半部を示す図である。
説明するフローチャートであって、登降坂制御ルーチン
の前半部を示す図である。
【図9】図3の変速用電子制御装置の制御作動の要部を
説明するフローチャートであって、登降坂制御ルーチン
の後半部を示す図である。
説明するフローチャートであって、登降坂制御ルーチン
の後半部を示す図である。
【図10】図3の変速用電子制御装置の制御作動の要部
を説明するフローチャートであって、変速線図切換制御
ルーチンを示す図である。
を説明するフローチャートであって、変速線図切換制御
ルーチンを示す図である。
【図11】図3の変速用電子制御装置の制御作動の一部
を説明するフローチャートであって、ブレーキオンダウ
ン変速開始制御ルーチンを示す図である。
を説明するフローチャートであって、ブレーキオンダウ
ン変速開始制御ルーチンを示す図である。
【図12】図3の変速用電子制御装置の制御作動の要部
を説明するフローチャートであって、加速指向判定中の
復帰ルーチンを示す図である。
を説明するフローチャートであって、加速指向判定中の
復帰ルーチンを示す図である。
14:自動変速機 102:アクセル急閉制御手段 104:急減速制御手段 106:登降坂制御手段 108:路面勾配判定手段 110:ギヤ段変更手段 116:登降坂制御優先開始手段
Claims (2)
- 【請求項1】 アクセルペダルの急速戻し操作に関連し
てそのときの自動変速機のギヤ段を保持するアクセル急
閉制御、または車両の急制動操作に関連してそのときの
自動変速機のギヤ段からそれよりも下のギヤ段へダウン
変速させる急減速制御を備えた車両用自動変速機の変速
制御装置であって、 車両が走行する路面の勾配が予め設定された値よりも大
きくなったか否かを判定する勾配判定手段と、 該勾配判定手段により路面勾配が予め設定された値より
も大きくなったと判定されたことに基づいて、前記アク
セル急閉制御により保持されるギヤ段、または前記急減
速制御によりダウン変速させられるギヤ段を低速段側へ
変更させるギヤ段変更手段とを、含むことを特徴とする
車両用自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】 アクセルペダルの急速戻し操作に関連し
てそのときの自動変速機のギヤ段を保持するアクセル急
閉制御、または車両の急制動操作に関連してそのときの
自動変速機のギヤ段からそれよりも下のギヤ段へダウン
変速させる急減速制御と、道路勾配が予め設定された値
を越えると、所定の開始操作条件の成立を条件として前
記自動変速機のギヤ段のうち高速側ギヤ段を抑制する登
降坂制御とを、備えた車両用自動変速機の変速制御装置
であって、 車両が走行する路面の勾配が前記登降坂制御の開始勾配
を越えたか否かを判定する勾配判定手段と、 前記アクセル急閉制御または急減速制御が実行中であ
り、且つ前記勾配判定手段により路面勾配が前記登降坂
制御の開始勾配を越えたと判定された場合は、前記開始
操作条件の成立を条件としないで、該アクセル急閉制御
または急減速制御により保持またはダウン変速させられ
たギヤ段より上段のギヤ段を抑制する登降坂制御を開始
させる登降坂制御優先開始手段とを、含むことを特徴と
する車両用自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9153771A JPH10238621A (ja) | 1996-12-26 | 1997-06-11 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34684796 | 1996-12-26 | ||
| JP8-346847 | 1996-12-26 | ||
| JP9153771A JPH10238621A (ja) | 1996-12-26 | 1997-06-11 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10238621A true JPH10238621A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=26482291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9153771A Pending JPH10238621A (ja) | 1996-12-26 | 1997-06-11 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10238621A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170444A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動力制御装置 |
| DE102013216724A1 (de) | 2012-09-06 | 2014-03-06 | Suzuki Motor Corporation | Übersetzungsschaltungssteuersystem für ein automatisches Getriebe |
| CN111125924A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-08 | 四川函钛科技有限公司 | 基于qar参数特征提取的飞机着陆自动减速档位识别方法 |
| US11945705B2 (en) | 2018-09-13 | 2024-04-02 | Crown Equipment Corporation | System and method for controlling a maximum vehicle speed for an industrial vehicle based on a calculated load |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9153771A patent/JPH10238621A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170444A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動力制御装置 |
| DE102013216724A1 (de) | 2012-09-06 | 2014-03-06 | Suzuki Motor Corporation | Übersetzungsschaltungssteuersystem für ein automatisches Getriebe |
| JP2014052025A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
| US9162673B2 (en) | 2012-09-06 | 2015-10-20 | Suzuki Motor Corporation | Gear shift control system for automatic transmission |
| DE102013216724B4 (de) * | 2012-09-06 | 2017-07-27 | Suzuki Motor Corporation | Übersetzungsschaltungssteuersystem für ein automatisches Getriebe |
| US11945705B2 (en) | 2018-09-13 | 2024-04-02 | Crown Equipment Corporation | System and method for controlling a maximum vehicle speed for an industrial vehicle based on a calculated load |
| CN111125924A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-08 | 四川函钛科技有限公司 | 基于qar参数特征提取的飞机着陆自动减速档位识别方法 |
| CN111125924B (zh) * | 2019-12-30 | 2023-04-11 | 四川函钛科技有限公司 | 基于qar参数特征提取的飞机着陆自动减速档位识别方法 |
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