JPH1024225A - ポリプロピレン多孔質中空糸膜の製造方法 - Google Patents

ポリプロピレン多孔質中空糸膜の製造方法

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JPH1024225A
JPH1024225A JP18364696A JP18364696A JPH1024225A JP H1024225 A JPH1024225 A JP H1024225A JP 18364696 A JP18364696 A JP 18364696A JP 18364696 A JP18364696 A JP 18364696A JP H1024225 A JPH1024225 A JP H1024225A
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JP
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hollow fiber
polypropylene
porous
fiber membrane
spinning
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JP18364696A
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English (en)
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Noriyuki Komatsu
範行 小松
Satoshi Kobayashi
聡 小林
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平均孔径の孔径が大きく、空孔率が高く、耐
熱性、とくにオートクレーブ滅菌、熱水滅菌処理を施し
ても、濾過効率の低下の小さいポリプロピレン中空糸を
得ること。 【解決手段】 X線回折での型結晶構造を示し、方位角
方向のX線回折ピークの半値幅が110面で9.0゜以
上、040面で6.5゜以上である未延伸糸を冷延伸、
熱延伸、アニール処理することを特徴とするポリプロピ
レン多孔質膜の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密濾過および空
気の浄化等の極めて高い濾過流速と耐熱性が要求される
分野で利用しうる多孔質中空糸膜、例えばオートクレー
ブ滅菌や熱水滅菌が不可欠である食品工業やバイオ関連
分野で有用に用い得る新規なアイソタクティックポリプ
ロピレン多孔質中空糸膜の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ポリ
プロピレンを基質とする多孔質中空糸膜は従来より知ら
れており、その技術の詳細は、例えば特開昭52−15
627号公報、特開昭52−137026号公報、特開
昭53−38715号公報、特開昭54−6841号公
報、特開昭54−138623号公報、特開昭55−1
314号公報、特開昭57−5914号公報、特開昭6
0−18329号公報、特開昭61−146308号公
報、特開平1−270907号公報、特開平5−103
959号公報、特開平6−142470号公報、及び特
開平7−80263号公報等の各公報に開示されてい
る。
【0003】これら公報に開示されている多孔質ポリプ
ロピレン中空糸膜の製造方法は、その殆どが紡糸した未
延伸ポリプロピレン中空糸を先ず熱処理した後、そのガ
ラス転移温度以上110℃以下の温度、とくに、室温付
近の温度で延伸してポリプロピレン中空糸壁に微細孔を
形成し、更にその後、110℃以上の温度で再度延伸
し、次いで、熱処理を再度行うことにより多孔質体を熱
固定する方法である。
【0004】更に、平均孔径が大きく空孔率が高く且つ
耐熱性のあるポリプロピレン多孔質中空糸膜の製造方法
が、特開平6−142470号公報、特開平7−802
63号公報に示されている。これらの方法ではタクティ
シティー97%以上のアイソタクティックポリプロピレ
ンをその融点より20〜100℃高い温度で、ドラフト
比5〜5000の範囲で中空糸に紡糸し、次いで、13
0℃〜155℃の温度範囲で3分以上熱処理すること
で、50%伸長時の弾性回復率が95%以上の未延伸糸
を得、この未延伸糸を80℃以下の温度で毎秒40%以
上の変形速度で冷延伸後120〜165℃の温度で、各
段の変形速度が毎分0.3倍以下で5段以上の多段延伸
で総延伸倍率5倍以上まで行い、次いで120〜160
℃の温度範囲で熱セットを行っている。
【0005】これら従来技術では、延伸工程に供する前
の未延伸糸の特性としてはタクティシティーが97%以
上のアイソタクティックポリプロピレンを溶融紡糸後、
熱処理し50%伸長時の弾性回復率が95%以上である
ことが必要とされている。しかしながら、上記の特性を
満たしたポリプロピレンの未延伸糸を延伸しても、その
壁部に形成される細孔径が大きく、空孔率が高い多孔質
中空糸膜を得ることは難しく、その原因は、この未延伸
糸の延伸倍率を大きくすることができないことにあると
考えられる。即ち、この様なアイソタクティックポリプ
ロピレンを従来開示されている紡糸温度、ドラフト比の
範囲内で紡糸するに際し、紡糸温度をできるだけ低く
し、ドラフト比を増大させると、その配向度が急激に高
くなるため、この未延伸中空糸のとりうる延伸倍率が小
さくなり、中空糸壁中に形成される細孔径が大きく空孔
率の高い多孔質中空糸膜を得ることができない。
【0006】また、ポリプロピレン延伸中空糸を、従来
知られている120℃〜160℃の温度範囲で緊張下に
定長でまたは収縮させつつ熱セットする方法で得た中空
糸膜は十分な耐熱性が確保できず、従って、従来公知の
方法で製造された多孔質ポリプロピレン中空糸膜はオー
トクレーブや熱水での滅菌処理を行なうと、この滅菌処
理により中空糸壁膜中の細孔が収縮し、空孔率が低下
し、必ずしも満足できる濾過流速を有する多孔質中空糸
とはなりにくく、性能面で満足すべきものが得られてい
ない現状にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、従来公
知の技術による多孔質ポリプロピレン中空糸膜の製造方
法では実現できなたった高い空孔率と耐熱性を両立し得
た中空糸膜を製造する方法を提供することにある。すな
わち、本発明者らは、この目的を達成し得たポリプロピ
レン中空糸膜を得るべく鋭意研究を行った結果、未延伸
糸の特性をある特定の範囲内にきわめて厳密に制御した
未延伸中空糸を延伸処理することにより、細孔径が大き
く空孔率が高くかつ耐熱性にすぐれたポリプロピレン多
孔質中空糸膜が安定して得られることを見出し、本発明
を完成した。
【0008】本発明の要旨とするところは、中空糸製造
用ノズルを用いてアイソタクティックポリプロピレンを
溶融紡糸し、得られた未延伸糸を熱延伸することにより
多孔質化する多孔質ポリプロピレン中空糸膜の製造方法
であり、タクティシティーが97%以上のアイソタクテ
ィックポリプロピレンを紡糸し、アニール処理した未延
伸糸がα型結晶のX線回折パターンを有しており、X線
回折ピークの方位角方向の半値幅が110面で9.0゜
以上、040面で6.5゜以上である未延伸糸を延伸多
孔化することを特徴とする細孔径が大きく空孔率が高く
かつ耐熱性に優れた多孔質ポリプロピレン中空糸膜を製
造する方法にある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を更に詳しく説明す
る。本発明に用いるポリプロピレンはタクティシティー
が97%以上のアイソタクティックポリプロピレンであ
る。タクティシティーが97%を越えるポリプロピレン
を紡糸して得られる未延伸中空糸の結晶化度は70%以
上と高くなり、この未延伸糸を延伸することにより、孔
径の大きい細孔を有する多孔質中空糸膜となりやすく、
従来開発されてきたポリプロピレン多孔質膜の形態に比
べ、その熱変形温度が20℃以上高く、剛性も2倍以上
大きいものとすることができるため、オートクレーブ滅
菌(121℃)や熱水滅菌を施しても、その変形が小さ
いものとすることができる。
【0010】本発明を実施するに際して用いるポリプロ
ピレンのメルトインデックス(MI)値は加熱によりポ
リプロピレンを融解し常法に従って中空糸に紡糸できれ
ば特に限定されないが、例えば0.1〜30の範囲にあ
ることが、紡糸性の観点より好ましい。
【0011】本発明においては、上記のようなポリプロ
ピレンを中空糸製造用ノズルを用いて溶融紡糸し、アニ
ール処理して高配向結晶性の未延伸中空糸を製造する。
未延伸中空糸を安定して得るためには、紡糸温度は原料
ポリプロピレンの融点より20〜100℃高い温度に設
定すればよい。この温度範囲より高い温度で紡糸した未
延伸中空糸は、延伸しても多孔質中空糸膜の細孔径を大
きく、かつ、空孔率を高くすることが難しい。また、逆
にこの温度より低い温度での紡糸は紡糸工程でポリプロ
ピレンの溶解が不完全となり、安定に紡糸することが難
しい。
【0012】紡糸ドラフト比はおおむね5〜5000の
範囲にあればよい。ドラフト比の上限は紡糸温度により
異なる。同一ドラフト比で未延伸中空糸を作ってもそこ
に採用した紡糸温度を低くしたものほど未延伸糸の配向
結晶化が進んだものとなるため、その延伸可能な倍率が
制限される。細孔径が大きく、空孔率の高い多孔質ポリ
プロピレン中空糸膜を得るためには5倍程度以上の延伸
が可能な未延伸糸とすることが望ましい。他方、紡糸温
度が低くなるほど5倍以上延伸可能な未延伸糸を得るた
めのドラフト比の上限は小さくなる。
【0013】未延伸糸の延伸倍率は未延伸糸の結晶の配
向度で決まる。そこで、本発明者らはこの観点より検討
したX線回折でα型結晶の回折パターンを示し、方位角
方向のX線回折ピークの半値幅が110面で9.0゜以
上、040面で6.5゜以上なる未延伸ポリプロピレン
中空糸を延伸することにより、空孔径が大きく、空孔率
の高くかつ耐熱性に優れたポリプロピレン中空糸多孔質
膜を得ることに成功したのである。
【0014】X線回折でα型結晶の回折パターンを示す
ポリプロピレン未延伸糸の延伸のしやすさは、結晶が適
度に配向していること、すなわち、未延伸糸が過度に配
向していないことが重要であり、この要件を満たした未
延伸ポリプロピレン中空糸とはX線回折ピークの方位角
方向の半値幅が、110面で9.0゜以上、040面で
6.5゜以上であることを本発明者らは見出した。X線
回折ピークの半値幅がこの範囲を外れて、小さいと未延
伸糸はその配向が高すぎて十分な延伸ができないため
に、空孔径が大きく、空孔率が大きく、かつ、耐熱性に
優れたポリプロピレン多孔質中空糸膜とすることはでき
ない。
【0015】上記の本発明の要件を満たすポリプロピレ
ン中空糸未延伸糸は、例えば紡糸後の糸をポリプロピレ
ンの融点より10℃低い温度で2時間以上熱処理するこ
と、いわゆるアニール処理をすることにより得ることが
できる。かくして得た本発明で規定する要件を満足する
未延伸糸を、常法に従って冷延伸し続いて熱延伸した
後、熱セットして本発明の多孔質ポリプロピレン中空糸
膜を製造することができる。未延伸糸の冷延伸ではその
結晶構造を破壊させ中空糸壁中に均一なミクロクレーズ
を発生させるために未延伸糸の延伸点を固定させること
が望ましい。また、変形速度も毎秒0.4倍以上の高速
で5〜150%冷延伸を行うことが望ましい。未延伸糸
の結晶構造を緩和させないで破壊してミクロクレーズを
発生させるために、冷延伸温度は80℃以下の温度で行
うことが望ましい。
【0016】未延伸糸の冷延伸に続いて、該冷延伸糸を
120〜165℃の温度領域において、3段以上の多段
で、各段の変形速度が毎分0.3倍以下の速度で総延伸
倍率5倍程度以上となるように延伸する。冷延伸糸の熱
延伸温度が120℃以下では、得られる中空糸膜の多孔
質構造が細かく細孔径の大きくすることができない。一
方、冷延伸糸の熱延伸温度が165℃を越えて高い場合
には、熱延伸工程でポリプロピレンが半溶融状態になり
延伸多孔化することができない。熱延伸速度が毎分0.
3倍を越える条件で延伸した中空糸は孔径の大きな細孔
で60%以上の空孔率を有する中空糸膜とすることがで
きない。
【0017】熱延伸後の中空糸の熱セットは熱延伸温度
と同じ温度領域で緊張下定長でまたは熱収縮させながら
行う。かくして得られた本発明のポリプロピレン多孔質
中空糸膜は、バブルポイント法で測定した細孔径が0.
1μm以上と大きく、空孔率60%以上である。また、
この中空糸膜は121℃の温度でオートクレーブ滅菌し
たときの空気透過率の低下は10%以下と極めて耐熱性
に優れたものとすることができる。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。「mm連鎖の割合」の測定、即ち「タクティシティ
ー」は重水素化ベンゼン/オルトジクロルベンゼン=1
/1溶液にポリプロピレンを溶解した溶液の、13C
NMRスペクトルにより測定した。「平均孔径」はバブ
ルポイント法で、「空孔率」は水銀圧入法により測定し
た。「空気透過率」は、室温で中空糸膜内外の圧力差が
0.5気圧のときの単位膜面積当たりの膜透過量(体
積)として測定した。
【0019】〔実施例1〕mm連鎖の割合が98.8
%、MI値が8のアイソタクティックポリプロピレンを
吐出口径16mm、円環スリット幅2.0mmの中空糸
賦形用紡糸ノズルを用い、紡糸温度200℃、巻取速度
102m/min、紡糸ドラフト比1500の条件で紡
糸した。得られた未延伸中空糸を155℃の加熱窒素ガ
ス中で16時間熱処理した。熱処理後の未延伸中空糸の
寸法は内径257μm、膜厚が57μmであった。この
未延伸糸の50%伸長時の弾性回復率は97%であり、
X線回折ではα型結晶の回折パターンを示した。110
面の回折ピークは方位角方向の半値幅9.9゜、040
面の回折ピークは方位角方向の半値幅6.8゜であっ
た。 続いて、この未延伸中空糸を室温で初期長さに対
して20%延伸した後、140℃に加熱した11個の加
熱函中で平均の変形速度が毎分0.3倍で総延伸倍率が
500%になるように11段の多段延伸を行い、続いて
150℃に加熱した加熱函中で定長で1分間熱セットを
行い、連続的に多孔質中空糸膜の製造を行った。 得ら
れたポリプロピレン多孔質中空糸膜は、内径232μ
m、膜厚が52μmであり、空孔率75%であった。バ
ブルポイント法で測定した平均孔径は0.23μmと大
きなものであった。121℃でのオートクレーブ滅菌に
よる気透過量の低下は7.8%であった。
【0020】〔実施例2〕mm連鎖の割合が、98.8
%、MI値が8のアイソタクティックポリプロピレンを
吐出口径16mm、円環スリット幅2.0mmの中空糸
賦形用紡糸ノズルを用い、紡糸温度210℃、巻取速度
34m/min、紡糸ドラフト比500の条件で紡糸し
た。得られた未延伸中空糸を155℃の加熱窒素ガス中
で16時間熱処理した。熱処理後の未延伸中空糸の寸法
は内径415μm、膜厚が95μmであった。この未延
伸糸の50%伸長時の弾性回復率は91%であり、X線
回折ではα型結晶の回折パターンを示した。110面の
回折ピークは方位角方向の半値幅27.2゜、040面
の回折ピークは方位角方向の半値幅15.8゜であっ
た。 続いて、この未延伸糸を実施例1と同一の条件で
熱延伸、熱セットを行ない連続的に多孔質中空糸膜の製
造を行った。得られたポリプロピレン多孔質中空糸膜
は、内径379μm、膜厚が87μmであり、空孔率6
9%であった。バブルポイント法で測定した平均孔径は
0.14μmで、オートクレーブ滅菌処理後の空気透過
量の低下は6.3%であった。
【0021】〔比較例1〕mm連鎖の割合が98.8
%、MI値が8アイソタクティックポリプロピレンを吐
出口径16mm、円環スリット幅2.0mmの中空糸賦
形用紡糸ノズルを用い、紡糸温度190℃、巻取速度1
69m/min、紡糸ドラフト比1500の条件で紡糸
した。得られた未延伸中空糸を155℃の加熱窒素ガス
中で16時間熱処理した。熱処理後の未延伸中空糸の寸
法は内径247μm、膜厚が51μmであった。この未
延伸糸の50%伸長時の弾性回復率は98%であり、X
線回折ではα型結晶の回折パターンを示した。110面
の回折ピークは方位角方向の半値幅7.4゜、040面
の回折ピークは方位角方向の半値幅6.1゜であった。
続いて、この未延伸糸を実施例1と同一の条件で熱延伸
することを試みたが、延伸段階で糸切れが多発して目標
とする延伸倍率まで延伸することができなかった。
【0022】〔比較例2〕mm連鎖の割合が98.8
%、MI値が9のアイソタクティックポリプロピレンを
吐出口径16mm、円環スリット幅2.0mmの中空糸
賦形用紡糸ノズルを用い、紡糸温度220℃、巻取速度
169m/min、紡糸ドラフト比1500の条件で紡
糸した。得られた未延伸中空糸を150℃の加熱窒素ガ
ス中で1時間熱処理した。熱処理後の未延伸中空糸の寸
法は内径261μm、膜厚59μmであった。この未延
伸糸の50%伸長時の弾性回復率は96%であり、X線
回折ではα型結晶の回折パターンを示した。110面の
回折ピークは方位角方向の半値幅8.2゜、040面の
回折ピークは方位角方向の半値幅6.2゜であった。続
いて、この未延伸糸を実施例1と同一の条件で連続的に
熱延伸し、熱セットして多孔質中空糸膜の製造を行っ
た。得られたポリプロピレン多孔質中糸膜は、内径23
0μm、膜厚が51μmであり、空孔率55%であっ
た。バブルポイント法で測定した平均孔径は0.08μ
mで、オートクレーブ滅菌後の空気透過量の低下率は1
5.3%であった。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法によれば、耐熱性に優れ、
細孔径が大きくかつ空孔率が高いアイソタクティックポ
リプロピレン多孔質中空糸膜が得られる。このポリプロ
ピレン中空糸膜はオートクレーブ滅菌や熱水滅菌処理が
不可欠である食品工業分野やバイオ関連分野で用いられ
る液体の精密濾過に好適のフィルターとして有用であ
り、特に、オートクレーブ滅菌処理によっても、空気透
過率の低下が10%以下と小さいため、滅菌処理を必要
とするガス濾過用途や高い濾過流速を必要とする用途に
適したフィルターを得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレンを溶融紡糸し、得られた
    未延伸糸を熱延伸することにより多孔化する多孔質ポリ
    プロピレン中空糸膜の製造方法に於て、mm連鎖の割合
    が97%以上であるアイソタクティックポリプロピレン
    を溶融紡糸して、α型結晶のX線回折パターンを示し、
    方位角方向のX線回折ピークの半値幅が110面で9.
    0゜以上、040面で6.5゜以上である未延伸糸とな
    し、この未延伸糸を延伸多孔化して高空孔率大孔径ポリ
    プロピレン多孔質中空糸膜とすることを特徴とするポリ
    プロピレン多孔質中空糸膜の製造方法。
JP18364696A 1996-07-12 1996-07-12 ポリプロピレン多孔質中空糸膜の製造方法 Pending JPH1024225A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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