JPH1024242A - 籾摺選別機の操作レバ− - Google Patents

籾摺選別機の操作レバ−

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JPH1024242A
JPH1024242A JP18212296A JP18212296A JPH1024242A JP H1024242 A JPH1024242 A JP H1024242A JP 18212296 A JP18212296 A JP 18212296A JP 18212296 A JP18212296 A JP 18212296A JP H1024242 A JPH1024242 A JP H1024242A
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JP
Japan
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swing
rice
brown rice
swinging
sorting
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Pending
Application number
JP18212296A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Yoshida
信政 吉田
Harumitsu Toki
治光 十亀
Koichi Hachitsuka
浩一 八塚
Haruyasu Udaka
晴耕 鵜高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】揺動選別型籾摺選別機の操作の容易化。 【解決手段】籾摺部1及び揺動選別装置3を具備する籾
摺選別機において、籾摺部1への籾供給量調節及び揺動
選別装置3で選別された穀粒を機内循環状態あるいは機
外取出状態に切り替え操作できる調節レバ−56の握り
部に、揺動選別板15の傾斜角度調節する角度調節スイ
ッチ59及び揺動選別装置3の揺動クラッチの入切をす
る揺動クラッチレバ−60を設ける。 【効果】調節レバ−56を握ったままで揺動選別板15
の横傾斜角度の調節及び揺動クラッチの入り切りができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、籾摺選別機の操
作レバ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特公平3−31498
号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特公平3−314
98号公報の発明は、単一の操作レバ−で、籾供給調節
弁,揺動選別装置の揺動クラッチ,玄米の機内循環・機
外取出の操作をする構成である。この発明は、単一の操
作レバ−で、更に多数の調節個所を操作し、操作の簡単
容易化を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部1及び揺動選別
装置3を具備する籾摺選別機において、籾摺部1への籾
供給量調節及び揺動選別装置3で選別された穀粒を機内
循環状態あるいは機外取出状態に切り替え操作できる調
節レバ−56を機体の適所に設け、該調節レバ−56の
握り部に揺動選別板15の傾斜角度調節用の角度調節操
作部59及び揺動選別装置3の揺動クラッチの入切用の
揺動クラッチ操作部60を設けたことを特徴とする籾摺
選別機の操作レバ−の構成とした。
【0005】
【作用】オペレ−タが調節レバ−56を操作溝57に沿
って移動操作することにより、籾摺部1の籾供給調節弁
の開閉調節、揺動選別装置3で選別された玄米の機内循
環・機外取出の切り替えをすることができ、また、調節
レバ−56を握ったままで、角度調節操作部59を操作
することにより、揺動選別板15の横傾斜角度を調節で
き、また、揺動クラッチ操作部60を操作することによ
り、揺動選別装置3の揺動クラッチの入り切りをするこ
とができる。
【0006】
【発明の効果】この発明は、上述のように、調節レバ−
56を握ったままで、籾供給調節弁の開閉調節、揺動選
別装置3で選別された玄米の機内循環・機外取出の切り
替え、揺動選別板15の横傾斜角度の調節及び揺動クラ
ッチの入り切りができて、操作が簡単容易となり、ま
た、調節レバ−56がどのような操作位置にあっても揺
動選別板15の横傾斜調節及び揺動クラッチの入り切り
ができて、これらの操作が容易となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
例について説明する。まず、図1及び図2に基づいて、
籾摺選別機の全体構成を説明する。籾摺をする籾摺部
1,籾摺部1からの摺落米を風選する摺落米風選部2,
摺落米風選部2での風選後の混合米を分離選別する揺動
選別装置3,混合米揚穀機4及び玄米揚穀機5等によ
り、籾摺選別機は構成されている。
【0008】籾摺部1は、籾ホッパ6,籾摺ロ−ル7,
7の内装されている籾摺室8等で構成されている。摺落
米風選部2は、摺落米風選箱9,選別始端側が後側下位
に位置し選別終端側が前側上位に位置するように斜設さ
れている摺落米風選路10,粃受樋11,摺落米受樋1
2,吸引フアン13,排塵筒14等により構成されてい
る。
【0009】次に、揺動選別装置3について説明する。
多段の揺動選別板15,15,…には、板面に選別用の
凹凸が形成されていて、縦方向一側が高い供給側15
a、その反対側の他側が低い排出側とし、縦方向に直交
する横方向の一方側を高い揺上側、その反対側を低い揺
下側として、揺動選別板15の縦方向及び横方向の2方
向ともに傾斜した構成とし、揺動選別板15,15,…
は揺動アーム,揺動リングから構成されている揺動装置
で、横方向斜め上下に往復揺動される構成である。
【0010】この揺動選別板15,15,…における縦
方向の供給側15aで、且つ、横方向の揺下側寄りの箇
所には、供給口が構成されていて、分配供給樋16及び
分配ケース17を経た混合米が、供給口から供給される
構成である。揺動選別板15,15,…に供給された混
合米は、粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の大小等の
関係で、比重の重い小形の玄米は横方向の揺上側に偏流
分布し、また、玄米に比較して大きく比重の軽い籾は、
横方向の揺下側に偏流分布し、また、その中間部には分
離されない籾・玄米の混合米が分布しながら選別され
る。そして、これらの選別穀粒は、揺動選別板15の排
出側に設けられている玄米仕切板18及び籾仕切板19
で仕切られて取り出される。
【0011】このようにして取り出された玄米は、玄米
取出樋20,玄米流路21,玄米揚穀機5を経て機外に
取り出され、また、混合米は混合米取出樋22,混合米
流路23,摺落米受樋12,混合米揚穀機4,混合米ホ
ッパ24,分配供給樋16,分配ケース17を経て、揺
動選別板15,15,…に供給されて再選別される。ま
た、取り出された籾は、籾取出樋25,籾流路26,籾
揚穀機27を経て籾摺部1に揚穀還元されて、再度の籾
摺がされる構成である。
【0012】次に、籾摺選別機の作用について説明す
る。籾摺作業をする場合には、籾摺部1の籾ホッパ6に
籾を供給し、籾摺選別機の回転各部を駆動する。する
と、籾ホッパ6から籾摺部1の籾摺ロール7,7に籾が
供給されて籾摺され、摺落米は下方の摺落米風選路10
に供給されて風選され、軽い籾殻は吸引フアン13,排
塵筒14を経て機外に排出され、また、比較的軽い粃粒
は粃受樋11に落下選別され、また、重い玄米及び籾の
混合米は、摺落米受樋12に落下選別される。
【0013】そして、摺落米受樋12に落下選別された
混合米は、混合米揚穀機4で揚穀され、混合米ホッパ2
4,分配供給樋16及び分配ケース17を経て、揺動選
別板15,15,…に供給される。供給された混合米
は、揺動選別板15が横方向斜上下に往復揺動される
と、粒形の大小、比重の大小、摩擦係数の大小等の関係
で、小さくて比重の重い玄米は横方向の揺上側に偏流分
布し、また、玄米に比較して大きく比重の軽い籾は横方
向の揺下側に偏流分布し、また、その中間部には分離さ
れない籾と玄米の混合米が分布しつつ選別される。
【0014】揺動選別板15,15,…の排出側から流
下した穀粒は、玄米仕切板18及び籾仕切板19で仕切
られる。玄米仕切板18で仕切られた玄米は、玄米取出
樋20,玄米流路21及び玄米揚穀機5を経て機外に取
り出され、また、玄米仕切板18及び籾仕切板19で仕
切られた混合米は、混合米取出樋22,混合米流路2
3,混合米揚穀機4,混合米ホッパ24,分配供給樋1
6及び分配ケ−ス17を経て揺動選別板15に供給され
て再選別され、また、籾仕切板19で仕切られた籾は、
籾取出樋25,籾流路26及び籾揚穀機27を経て籾摺
部1に還元されて再度の籾摺がされる。
【0015】次に、図2〜図5に基づき、揺動選別板1
5の傾斜角度調節及び玄米仕切板18の移動調節用の操
作スイッチについて説明する。多段の揺動選別板15,
15,…は、図3に示すように、揺動枠体28に支架さ
れていて、揺動ア−ム29,29で横方向斜め上下に揺
動自在に支持されていて、クランク軸30及びクランク
軸30の偏心部に取り付けられているクランクロッド3
1で揺動される構成である。
【0016】揺動ア−ム29,29の下方の機枠には、
揺動調節枠体32の中間部が軸支されていて、その揺動
調節枠体32の一端に一方の揺動ア−ム29の下端部を
軸支し、また、揺動調節枠体32の他端部には長孔を構
成している。揺動調節枠体32の長孔部の下方には、角
度調節モ−タ33を配置し、角度調節モ−タ33により
傾斜調節ネジ34が正転あるいは逆転し、傾斜調節ネジ
34にネジ嵌合しているピン35が前記揺動調節枠体3
2の長孔部に係合していて、揺動選別板15の横傾斜角
度が緩急に調節される構成である。
【0017】図4に示すように、揺動選別装置3の一側
部を被覆するカバ−36には、玄米仕切板18を移動調
節する仕切板調節ネジ37が回転自在に支持されてい
て、この仕切板調節ネジ37には玄米仕切板18の支持
部がネジ嵌合している。そして、仕切板調節モ−タ38
を正逆回転すると、仕切板調節ネジ37は同様に回転
し、玄米仕切板18は揺上側あるいは揺下側に移動調節
される。
【0018】カバ−36には、図2に示すように、操作
レバ−39が取り付けられている。操作レバ−39を上
下方向に回動操作すると、揺動選別板15の横傾斜角度
が調節される。即ち、上方へ回動操作すると、緩傾斜方
向にに調節するスイッチ41がONし、角度調節モ−タ
33が正転し、また、下方へ回動操作すると、急傾斜方
向に調節するスイッチ42がONし、角度調節モ−タ3
3が逆回転して、揺動選別板15の傾斜角度が調節され
る。
【0019】また、操作レバ−39を左右方向に回動操
作すると、玄米仕切板18の仕切位置が調節される。即
ち、右側への回動操作で、揺上側に移動調節するスイッ
チ43がONして、仕切板調節モ−タ38が正転し、ま
た、左側への回動操作で、揺下側に移動調節するスイッ
チ44がONして、仕切板調節モ−タ38が逆回転し
て、玄米仕切板18が調節される。
【0020】図5に示すように、これらのスイッチ群4
1,42,43,44は、制御部45に接続されてい
る。制御部45には、駆動回路を経由して、角度調節モ
−タ33及び仕切板調節モ−タ38が接続されている。
そして、これらの駆動回路には、揺動選別板15の横傾
斜角度が緩傾斜限度に達するとOFFにするリミットス
イッチ46、急傾斜限度に達するとOFFにするリミッ
トスイッチ47、また、玄米仕切板18が揺上側限度位
置に達するとOFFにするリミットスイッチ48、揺下
側限度位置に達するとOFFにするリミットスイッチ4
9が、夫れ夫れ設けられている。
【0021】前記のように構成されているので、単一の
操作レバ−39を上下方向に操作すると、揺動選別板1
5の横傾斜角度を緩急に調節でき、また、左右方向に操
作すると、玄米仕切板18を揺上側あるいは揺下側に移
動調節できる。次に、図6に示す実施例について説明す
る。クランク軸30に取り付けられている揺動プ−リ5
0と中間プ−リ51との間に、伝導ベルト52を巻き掻
け、主モ−タ(図示省略)の回転動力が中間プ−リ5
1,伝導ベルト52を経由して揺動プ−リ50に伝達さ
れる。そして、揺動クラッチモ−タ53が正転あるいは
逆転すると、テンションア−ム54が時計方向あるいは
反時計方向に回動し、テンションプ−リ55で伝導ベル
ト52を緊張・弛緩し、揺動クラッチの入切をする構成
である。
【0022】56は、操作パネルの操作溝57に移動自
在に設けられている調節レバ−で、この実施例では、籾
ホッパ6の近傍に配置している操作パネルに設けられて
いる。この調節レバ−56の握り部に、前記揺動クラッ
チモ−タ53を正転あるいは逆転操作するスイッチ58
を設けている。操作パネルの操作溝57は、上側の前記
籾供給調節弁の開度を調節する籾供給調節溝部57a
と、下側の揺動選別装置3で選別された穀粒を機内循環
状態と機外取出状態に切り替える玄米切替溝部57bで
構成されている。
【0023】しかして、調節レバ−56が(A)位置に
ある時には、籾摺部1の籾供給調節弁が全閉鎖状態であ
り、これから順次下方へ移動操作すると、籾供給調節弁
は順次開口し、(B)位置では全開状態となる。次い
で、(B)位置で、調節レバ−56を少し左側に移動し
て、玄米切替溝部57bを(B)位置から(C)位置ま
で移動移動する。すると、調節レバ−56が玄米切替溝
部57bの(B)位置では、揺動選別装置3で選別され
て、最揺上側から取り出される玄米は玄米切替弁(図示
省略)で機内循環側に切り替えられ、また、調節レバ−
56が(C)位置まで移動すると、玄米切替弁は機外取
出側に切り替えられる構成である。
【0024】このように構成されているので、調節レバ
−56を操作溝57に沿って移動操作しながら、揺動ス
イッチボタン58を押すと、揺動クラッチモ−タ53が
正転して揺動クラッチ入側に切り替えられ、次いで、揺
動スイッチボタン58を押すと、揺動クラッチ切り側に
切り替えられる。従って、調節レバ−56で籾供給調節
弁及び玄米切替弁の操作をしながら、レバ−を持ち換え
ることなく、揺動クラッチの入切操作もできて、操作が
簡単となる。
【0025】次に、図7に示す実施例について説明す
る。調節レバ−56は図6に示す実施例と同様に、操作
溝57に移動操作自在に構成されている。調節レバ−5
6の握り部先端には、揺動選別板15の横傾斜角度調節
用の操作部である角度調節スイッチ59が設けられてい
て、角度調節スイッチ59を中立位置から上側に倒す
と、揺動選別板15の横傾斜角度が急傾斜に調節され、
下側に倒すと緩傾斜に調節される構成である。
【0026】また、調節レバ−56の握り部近傍には、
揺動クラッチの操作部である揺動クラッチレバ−60が
設けられていて、揺動クラッチレバ−60を操作する
と、クラッチワイヤ61を介してテンションア−ム(図
示省略)が回動し、クラッチが入り切りされる構成であ
る。このように、調節レバ−56を握ったままで、籾供
給調節弁の開閉操作、玄米切替弁(図示省略)の切り替
え操作、揺動選別板15の横傾斜角度の調節及び揺動ク
ラッチの入り切りができて、操作が簡単容易となる。次
に、図8に基づき、揺動選別板15に形成されている選
別用凹凸形状の他の実施例について説明する。
【0027】前記実施例の揺動選別板15の凹凸構成
は、同一形状の凸型選別体、あるいは、凹型選別体で構
成されているのに対して、この実施例では、図8(1)
に示すように次のように構成されている。凸型選別体6
2,62,…を揺動選別板15上に無数に形成するにあ
たり、供給側15aでは大形に、排出側15bになるに
従い、順次あるいは段階的に、小形に形成している。そ
して、排出側15bの押送面62aの起立高さを、被選
別穀粒の比重が大で小形の穀粒、例えば、混合米選別用
では、玄米を板面に載置した状態での高さa(通常は2
ミリメ−トル弱程度)〜aの半分の高さとし、供給側1
5aでは例えば高さ2×aから排出側になるに従って順
次低く構成する。
【0028】そして、凸型選別体62は、図8(1)に
斜視図で示すように、次のように構成されている。板面
から直角〜70度程度の角度で起立している押送面62
a,押送面62aの上端縁から揺下側に接続する上部平
坦面62b,上部平坦面62bの揺下側15d端縁に下
り傾斜で接続する上昇案内面62c,上部平坦面62b
の供給側15a端縁に下り傾斜で接続する供給側案内面
62d,上部平坦面62bの排出側15b端縁に下り傾
斜で接続する排出側案内面62eにより構成されてい
る。
【0029】しかして、前記凸型選別体62を板面に形
成するにあたっては、図8(1)に示すように、押送面
62aを揺動選別板15の縦方向である穀粒の流下方向
に沿った直線に沿わせて所定間隔置きに列状に配置し、
揺動方向に隣接する凸型選別体62,62,…が、互い
に千鳥足状に配置される構成である。なお、凸型選別体
62を、図8(3)に示すように構成としてもよい。即
ち、図8(1)に示す前記実施例の上部平坦面62bを
省略して、上昇案内面62cの揺上側端縁に押送面62
aの上端縁を接続し、上昇案内面62cの供給側端縁に
は供給側案内面62dを接続し、上昇案内面62cの排
出側端縁に排出側案内面62eを接続する構成とする。
すると、凸型選別体62の面積を小形にできて、板面に
より多数の凸型選別体62を配列形成できて、選別能率
を向上させることができる。
【0030】また、凸状の凸型選別体62に代えて、凹
状の船底型で押送面のある凹部を構成し、船底型凹部の
深さを供給側15aでは深くし、排出側15bでは浅く
する構成としてもよい。また、凸型選別体62を列状に
配置するにあたり、縦方向に対して所定角度傾斜させて
列状に配置する構成としてもよい。また、揺動選別板1
5における混合米の供給される供給側15a部分のみに
おいて、押送面62aの起立高さを高くし、他の部分を
同じ高さで低く構成してもよい。
【0031】従来の揺動選別板の選別凹凸形状にあって
は、供給側15a及び排出側15bが同じ高さの選別突
起(あるいは同じ深さの選別凹部)で構成されていた。
このため、供給側15aの厚い穀粒層部分において、玄
米層からの籾の浮上が遅れ、揺動選別板の流下方向の長
さが長くなり、板面を小型化できないという問題点があ
った。
【0032】揺動選別板15上の選別時の穀粒の動きを
観察すると、揺上側15cから揺下側15dへの往復揺
動によって選別されるところ、揺上側15cへの往動に
よって、凸型選別体62の押送面62aに接触している
穀粒は、押送面62aと共に揺上側15cへ押送される
(なお、穀粒は揺動選別板15上の押送面62a以外の
部分にも接触し摩擦抵抗等で移動するが、穀粒の動きを
単純化するためこの穀粒の動きについては省略す
る。)。
【0033】次いで、揺上側15cへの往動から揺下側
15dに復動する瞬間に、押送面62aに接触して揺上
側15cに移動してきた穀粒は、慣性力により揺上側1
5cへ放出される。次いで、放出された穀粒は揺上側1
5cに位置している平滑な平面及び凸型選別体62の上
昇案内面62cに沿って揺上側に移動しつつ穀粒層表面
側に上昇移動し、次いで、板面の排出側15bへの傾斜
により排出側15bに流下する。この上昇移動で薄い層
厚では穀粒層表面まで上昇するが、厚い層厚の場合に
は、穀粒層表面までは上昇しない。
【0034】しかして、穀粒層厚が厚い場合には、籾は
このような上昇移動現象を数回繰り返す間に、玄米との
比重差の影響を受けながら玄米層表面まで上昇し、上昇
した籾は玄米層表面を揺下側15dへの傾斜面に沿って
重力により流下し、籾と玄米は分離されるものと推測さ
れる。また、揺動選別板15での穀粒層厚の分布状態を
見ると、混合米が供給される供給側15aでは厚く、混
合米が揺動運動で拡散されて排出側15dに移動するに
つれて順次薄くなっている。
【0035】前記構成のように、供給側15aから排出
側15bへの穀粒層厚の変化に対応させて、凸型選別体
62の押送面62aの高さを、供給側15aでは高く、
排出側15bでは低く構成すると、供給側15aの厚い
混合米層の下層に沈んでいる籾を、穀粒層表面まで早く
浮上させることができて、また、下層に沈下している玄
米を多く揺上側15cへ移動させることができて、選別
能率を向上させることができる。従って、従来装置に比
較し、同能率であれば板面面積を小さくでき、また、同
じ広さの板面では高能率化を図ることができ、また、籾
を玄米層表面に早く浮上させることができて、籾の揺下
側15dへの流動が速くなり、玄米の分布幅を広げ選別
能率を向上させることができる。
【0036】次に、図9及び図10に基づき、揺動選別
板15の選別凹凸形状の他の実施例について説明する。
図10は従来の揺動選別板15の選別凹凸形状を示すも
のであり、(1)〜(3)にその代表的な形状が示され
ている。(1)には、A案の平面図及び断面図が示され
ている。A案では、選別凸部aが千鳥足状に整列配置さ
れている。この選別凸部aは、板面から直角〜70度程
度の角度で起立している押送面a1,押送面a1の上端
縁に揺下側に接続している上部平坦面a2,上部平坦面
a2の揺下側15d端縁に下り傾斜で接続している上昇
案内面a3,上部平坦面a2の供給側15a端縁に下り
傾斜で接続している供給側案内面a4,上部平坦面a2
の排出側15b端縁に下り傾斜で接続している排出側案
内面a5により構成されている。
【0037】(2)には、B案の平面図及び断面図が示
されている。B案では、選別凹部bが千鳥足状に多数整
列配置されている。この選別凹部bは、板面から略直角
に陥没している押送面b1,押送面b1の下端縁から揺
上側15cに接続している底部平坦面b2,底部平坦面
b2の揺上側15c端縁に登り傾斜で接続している上昇
案内面b3,底部平坦面b2の供給側15a端縁に登り
傾斜で接続している供給側案内面b4,底部平坦面b2
の排出側15d端縁に登り傾斜で接続している排出側案
内面b5により構成されている。
【0038】(3)には、C案の平面図及び断面図が示
されている。C案では、選別凹部cが千鳥足状に多数整
列配置されている。この選別凹部cは、板面から略直角
に陥没している押送面c1,押送面c1の下端縁から揺
上側15cに接続している底部平坦面c2,底部平坦面
c2の揺上側15c端縁に登り傾斜で接続している上昇
案内面c3,底部平坦面c2の供給側15a端縁に登り
傾斜で接続している供給側案内面c4,底部平坦面c2
の排出側15d端縁に登り傾斜で接続している排出側案
内面c5により構成されている。
【0039】これらの従来装置にあっては、揺動選別板
が揺下側15dから揺上側15c方向に斜め上下に往復
揺動しながら混合米を選別するものであるところ、前記
A案では、図示するように、玄米g及び籾mが押送面a
1に対して、横方向に接触支持されて押送される傾向が
あり、揺上側15cへ移動する際に、上層の穀粒の抵抗
を多く受ける(縦方向に押送されるものに比較して)傾
向があり、また、上部平坦面a2が構成されていること
から、選別凸部aの面積が広くなり、板面に多数整列配
置することができず、選別能率が上がらないという問題
点があった。
【0040】また、B案にあっては、図示するように、
玄米gが底部平坦面b2に縦方向に嵌入する傾向がある
ので、押送された玄米gは揺上側へは円滑に移動する
が、一つの底部平坦面b2に縦方向に2粒入りにくく、
例え2粒入っても、揺上側の玄米gは揺上側へ弱く押送
されることとなり、十分に能率が上がらないという問題
点があった。
【0041】また、C案にあっては、図示するように、
底部平坦面c2に玄米gが横方向に嵌入する傾向があ
り、押送された玄米gが揺上側へ円滑に移動しにくく、
一つの底部平坦面c2に玄米gが2粒入りにくく、例え
入ったとしても、その揺上側の玄米gは揺上側へ弱く押
送されることとなり、選別能率が十分でないという問題
点があった。
【0042】そこで、この実施例では、次のように構成
する。揺動選別板15上に、選別凸条63を縦方向の穀
粒流下方向に沿わせて、多数整列配置している。この選
別凸条63は、穀粒を揺上側15cに押送する穀粒流下
方向に長い押送面63aと、長い押送面63aの上端縁
に揺下側15dに順次下り傾斜で接続していて、揺下側
15dからの穀粒を揺上側15cへ上昇案内する流下方
向に長い上昇案内面63bとで、構成されている。選別
凸条63,63,…を板面に配置するにあたっては、揺
上側15cに位置する選別凸条63の上昇案内面63b
の傾斜下端縁と、隣合って揺下側15dに位置している
選別凸条63の押送面63aとの間隔を、混合米選別用
にあっては、比重が重く小形の玄米gを板面に載置した
際の略短軸方向の長さで、かつ、比重が軽く大形の籾m
の短軸方向の長さよりも短くしている。
【0043】そして、押送面63aの高さを、小形の玄
米gを板面に載置した高さの上下方向の重心位置(高さ
の1/2)よりも少し高い高さとし、大形の籾mを板面
に載置した高さの上下方向の重心位置よりも低く構成
し、玄米gの揺上側15cへの押送を促進し、籾mの揺
上側15cへの押送を抑制する構成としている。なお、
選別凸条63を構成するにあたり、押送面63aの供給
側15a寄りを高く、排出側15bになるに従って順次
あるいは段階的に低くする構成としてもよい。
【0044】次に、前記実施例の作用について説明す
る。揺動選別板15をW方向に往復揺動して混合米を選
別すると、第一次現象として、比重が大で小形の玄米g
は下層に沈下し、比重が小で大形の籾は上層に浮上す
る。次いで、第二次現象として、下層に沈下した玄米g
は、図9(3)に示すように、選別凸条63の押送面6
3aに横方向に沿った状態で接触支持される傾向とな
り、押送面63aの揺上側15cへの往動に伴って押送
され、揺上側15cへ移動する(なお、穀粒は板面の押
送面63a以外の部分にも接触していて、往動に伴って
摩擦抵抗等で揺上側15cに移動するが、説明を単純化
するためにこの穀粒の動きについては説明を省略す
る。)。
【0045】次いで、第三次現象として、揺上側15c
への往動から揺下側15dに復動する瞬間に、押送面6
3aに押送されて揺上側15cに移動してきた玄米g
は、慣性力により揺上側15cへ放出される。次いで、
第四次現象として、放出された玄米gは、押送面63a
の揺上側15cに位置している上昇案内面63bに沿っ
て揺上側15cへ上昇移動する。この上昇移動及び比重
差とも相俟って籾は玄米層上に浮上上昇する。更に、揺
下側15dへの復動が進行すると、穀粒は板面の排出側
15bへの傾斜により板面上を排出側15bへ流下す
る。このときに、図9(3)に示すように、玄米gは押
送面63aに長軸方向に沿った状態で排出側15dへ流
下し、迅速に流下しつつ選別される。
【0046】下層に沈下している籾も前記玄米gと同様
の現象を呈しつつ、また、玄米gとの比重差の関係とも
相俟って、玄米層表面まで上昇する。すると、第五次現
象として、籾は玄米層表面を板面の揺下側15dへの傾
斜面に沿って、重力により揺下側15dへ流下する。し
かして、玄米gは揺上側15cに偏流分布し、籾は揺下
側15dに偏流分布し、混合米はその中間に分布しつ
つ、選別される。
【0047】前記のように、選別凸条63を穀粒流下方
向に長い押送面63a及び上昇案内面63bにより構成
し、揺動方向の幅を狭くしたので、選別凸条63を揺動
選別板15上に多数整列配置でき、しかも、穀粒の流下
方向に長い押送面63a及び上昇案内面63bが形成さ
れることとなって、押送面63aに横方向に連続して接
触支持される下層の玄米gを確実に揺上側15cへ押送
でき、次いで、揺上側15cに位置している上昇案内面
63bで揺上側15cへの移動を引継ぎ、玄米gの揺上
側15cへの移動を迅速化し、また、下層に沈下してい
る籾は押送面63aの押送作用及びこれに続く上昇案内
面63bの上昇案内及び比重差により、玄米層表面への
浮上移動を迅速化し、選別能率を向上させることができ
る。
【0048】また、押送面63aの高さを、小形の玄米
gを板面に載置した高さの上下方向の重心位置(高さの
1/2)よりも少し高い高さとし、大形の籾mの上下方
向の重心位置よりも低く構成したので、玄米gの揺上側
15cへの押送を促進し、籾mの揺上側15cへの押送
を抑制するので、玄米の揺上側での分布幅が広くなり、
選別能率が向上する。
【0049】また、揺動選別板15に混合米を供給する
にあたり、揺上側15cから供給するものと、揺下側1
5dから供給するものとがある。この実施例において、
揺下側15dから供給すると、最揺下側15dに供給さ
れた混合米は、押送面63a及び上昇案内面63bで迅
速に揺上側15cへ移動され、最供給側15aで且つ最
揺上側15c位置に近いところから選別を開始できて、
揺動選別板15の縦方向の長さを短くできて、板面を小
型化できる。なお、揺上側15cに供給する場合には、
最供給側15aで且つ最揺上側15c位置から選別を開
始できるので一層小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の切断側面図
【図2】斜視図及び正面図
【図3】側面図
【図4】斜視図
【図5】ブロック図
【図6】正面図,側面図
【図7】正面図,側面図
【図8】側面図,平面図、斜視図
【図9】斜視図、平面図、切断側面図
【図10】従来装置を示す平面図及び切断側面図
【符号の説明】
1…籾摺部,2…摺落米風選部,3…揺動選別装置,4
…混合米揚穀機,5…玄米揚穀機,6…籾ホッパ,7…
籾摺ロール,8…籾摺室,9…摺落米風選箱,10…摺
落米風選路,11…粃受樋,12…摺落米受樋,13…
吸引フアン,14…排塵筒,15…揺動選別板,16…
分配供給樋,17…分配ケース,18…玄米仕切板,1
9…籾仕切板,20…玄米取出樋,21…玄米流路,2
2…混合米取出樋,23…混合米流路,24…混合米ホ
ッパ,25…籾取出樋,26…籾流路,27…籾揚穀
機,28…揺動枠体,29…揺動ア−ム,30…クラン
ク軸,31…クランクロッド,32…揺動調節枠体,3
3…角度調節モ−タ,34…傾斜調節ネジ,35…ピン
35,36…カバ−,37…仕切板調節ネジ,38…仕
切板調節モ−タ,39…操作レバ−,41…スイッチ,
42…スイッチ,43…スイッチ,44…スイッチ,4
5…制御部,46…リミットスイッチ,47… 47
,48…リミットスイッチ,49…リミットスイッ
チ,50…揺動プ−リ,51…中間プ−リ,52…伝導
ベルト,53…揺動クラッチモ−タ,54…テンション
ア−ム,55…テンションプ−リ,56…調節レバ−,
57…操作溝,58…揺動スイッチボタン,59…角度
調節スイッチ,60…揺動クラッチレバ−,61…クラ
ッチワイヤ,62…凸型選別体,63…選別凸条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜高 晴耕 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺部1及び揺動選別装置3を具備す
    る籾摺選別機において、籾摺部1への籾供給量調節及び
    揺動選別装置3で選別された穀粒を機内循環状態あるい
    は機外取出状態に切り替え操作できる調節レバ−56を
    機体の適所に設け、該調節レバ−56の握り部に揺動選
    別板15の傾斜角度調節用の角度調節操作部59及び揺
    動選別装置3の揺動クラッチの入切用の揺動クラッチ操
    作部60を設けたことを特徴とする籾摺選別機の操作レ
    バ−。
JP18212296A 1996-07-11 1996-07-11 籾摺選別機の操作レバ− Pending JPH1024242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042392A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 井関農機株式会社 揺動選別板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042392A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 井関農機株式会社 揺動選別板

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