JPH10243731A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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Publication number
JPH10243731A
JPH10243731A JP9063796A JP6379697A JPH10243731A JP H10243731 A JPH10243731 A JP H10243731A JP 9063796 A JP9063796 A JP 9063796A JP 6379697 A JP6379697 A JP 6379697A JP H10243731 A JPH10243731 A JP H10243731A
Authority
JP
Japan
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sorting
net
guide plate
threshing
wind
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9063796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Takeuchi
賢一朗 竹内
Harumitsu Toki
治光 十亀
Takao Akiyama
隆夫 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP9063796A priority Critical patent/JPH10243731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選別精度の向上と脱穀装置の負荷の減少の両
立、選別ロスの軽減および選別効率の向上。 【構成】 軸装した扱胴3の周囲を扱網4により包囲し
た脱穀室2と、該脱穀室2の下方に設けた送風唐箕7の
選別風により穀粒と藁屑等とを風選する風選室9と、該
選別風の送風方向に往復揺動し傾斜角度調節自在のシー
ブ13および該シーブ13の下方に設けた選別網29を
有する揺動選別棚10と、該揺動選別棚10の下方に設
けた一番コンベア31および二番コンベア33を有する
脱穀装置において、前記選別網29の下側には、基部が
前記一番コンベア31の上方で先端が前記送風唐箕7側
に位置して該先端が基部を中心に前記選別網29に近接
する閉状態と前記選別網29より離間する開状態の間開
閉自在のガイド板42を設け、該ガイド板42は前記シ
ーブ13の傾斜角度に対応して開閉するように構成した
脱穀装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置に係るもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来公知の特公平6−24448号公報に
は、軸装した扱胴の周囲を扱網により包囲した脱穀室
と、送風唐箕の選別風により穀粒と藁屑等とを風選する
風選室と、該選別風の送風方向に揺動し傾斜角度調節自
在のシーブおよび該シーブの下方に設けた選別網を有す
る揺動選別棚と、該揺動選別棚の下方に設けた一番コン
ベアおよび二番コンベアを有する脱穀装置について記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、単にシ
ーブの間隔を広狭に調節するため、間隔を広くすると、
穀粒のみならず藁屑等も落下し、間隔を狭くしても、落
下する藁屑の混入を防止できないという課題がある。
【0004】
【発明の目的】選別精度の向上と脱穀装置の負荷の減少
の両立、選別ロスの軽減および選別効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸装した扱胴
3の周囲を扱網4により包囲した脱穀室2と、該脱穀室
2の下方に設けた送風唐箕7の選別風により穀粒と藁屑
等とを風選する風選室9と、該選別風の送風方向に往復
揺動し傾斜角度調節自在のシーブ13および該シーブ1
3の下方に設けた選別網29を有する揺動選別棚10
と、該揺動選別棚10の下方に設けた一番コンベア31
および二番コンベア33を有する脱穀装置において、前
記選別網29の下側には、基部が前記一番コンベア31
の上方で先端が前記送風唐箕7側に位置して該先端が基
部を中心に前記選別網29に近接する閉状態と前記選別
網29より離間する開状態の間開閉自在のガイド板42
を設け、該ガイド板42は前記シーブ13の傾斜角度に
対応して開閉するように構成した脱穀装置としたもので
ある。本発明は、前記ガイド板42は、前記揺動選別棚
10に取付けると共に、前記選別網29より離間する開
状態のとき、前記送風唐箕7の送風方向下手側に移動す
ると前記揺動選別棚10内を通る選別風が強くなり、送
風方向上手側に移動すると選別風が弱くなるように構成
配置した脱穀装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例をコンバインの例にて図に
より説明すると、1は脱穀装置であり、脱穀装置1の一
側上部には脱穀室2を設け、該脱穀室2内には扱胴3を
軸装する。扱胴3の主として下方側は扱網4により包囲
する。前記扱網4の下方には送風唐箕7のケーシング8
を設け、送風唐箕7は終端側に向けて送風する。前記脱
穀室2の終端側の斜め下方には前記送風唐箕7の送風に
より穀粒と異物とを風選し得る風選室9を形成する。風
選室9内には、送風唐箕7の送風方向に往復揺動する揺
動選別棚10を設ける。実施例では、揺動選別棚10の
始端部の移送棚11を前記ケーシング8の上方に臨ま
せ、移送棚11に落下した落下物を風選室9へ移送させ
るようにして揺動選別棚10とケーシング8の取付スペ
ースを有効に配置している。
【0007】移送棚11の上面には終端に向けて前記扱
網4からの落下物を移送する移送突起12を設け、前記
移送棚11に続いて穀粒と異物とを選別するシーブ13
を設ける。シーブ13は、前記揺動選別棚10の揺動枠
体15に揺動方向と交差する板状部材のフィン16を揺
動方向に複数並設し、各フィン16は揺動枠体15に対
して傾斜角度調節自在に取付ける。この傾斜角度調節構
成は任意であり、一例を示すと、各フィン16の上端部
には取付軸17を固定し、該取付軸17の両端を揺動枠
体15に軸装し、取付軸17を回転させてフィン16の
傾斜角度調節する。各フィン16の下端部には係合軸1
8を固定し、係合軸18を揺動枠体15に設けた長孔1
9に係合させると共に、各フィン16の係合軸18は連
結体20に軸着する。前記フィン16のいずれかひとつ
または複数には、その取付軸17および係合軸18にア
ーム21を固定し、アーム21とシーブ角度調節モータ
ー22のアーム23とをワイヤー等の連結部材24によ
り連動連結する。25はアーム21を複数設けたときの
各アーム21を連動させる連結杆、26は牽引バネ、2
7はアーム21の位置を検出するスイッチまたはセンサ
である。
【0008】前記揺動選別棚10の揺動枠体15の前記
シーブ13よりも排出側には藁屑を移送し得るストロー
ラック28を設ける。ストローラック28は揺動選別棚
10の揺動枠体15の揺動方向に長い起立板により構成
し、揺動方向と平行に並設する。前記シーブ13の下方
の揺動枠体15には選別網29を設け、選別網29の下
方の送風唐箕7側には一番受樋30を設け、一番受樋3
0上には一番コンベア31を設け、前記一番受樋30よ
り終端側には二番受樋32を設け、二番受樋32上には
二番コンベア33を設ける。前記選別網29は、揺動選
別棚10が始端側に位置するとき、選別網29の始端部
が送風唐箕7のケーシング8の送風口34を形成する上
板35の終端上方位置に臨むようにし、選別網29の終
端部は二番受樋32上に臨ませる。
【0009】選別網29の終端部と前記揺動枠体15と
の間の揺動選別棚10には開口部36を設け、揺動選別
棚10が終端側に位置するときでも開口部36が二番受
樋32上に臨むようにする。開口部36の終端側の揺動
枠体15には、ストローラック28からの落下物を二番
コンベア33に案内する終端に至るに従い高くなる終端
側傾斜部37を設ける。38は始端側の揺動枠体15に
設けたシーブ13からの落下物を選別網29に案内する
始端側傾斜部、39は前記一番受樋30の二番受樋32
側に形成した前記選別網29により篩別された穀粒を一
番受樋30に誘導する傾斜板、40は前記脱穀装置1の
終端側に設けた機外に藁屑等を排出する機外排出口、4
1は吸引排塵ファン(横断流ファン)である。しかし
て、前記選別網29の始端部下方位置にはガイド板42
を設ける。ガイド板42は前記フィン16と並行の平板
状に形成し、先端側を選別風の送風方向始端側に基部を
終端側に夫々位置させる。ガイド板42は、前記シーブ
13のフィン16が起立状態になってフィン16の間の
隙間が開いたとき、ガイド板42の先端が下方回動して
選別網29との隙間を開け、フィン16が倒伏状態にな
ってフィン16の間の隙間が閉じ(狭くなった)たと
き、ガイド板42の先端を上方回動させるように構成す
る。即ち、ガイド板42を開くと、フィン16の間に選
別風を通し、ガイド板42を閉じると選別網29より藁
屑が一番受樋30に落下するのを防止(減少)する。
【0010】実施例では、ガイド板42の基部に取付軸
43を固定し、取付軸43の両端部を揺動選別棚10側
に回転自在に軸装し、取付軸43にはアーム44の下部
(基部)を固定し、アーム44の上部(先部)にはロッ
ド45の一端を軸着し、ロッド45の他端は前記アーム
21の上端に軸着して連結する。したがって、ガイド板
42は揺動選別棚10と共に送風方向に往復揺動し、ガ
イド板42は、揺動選別棚10が送風方向上手側(始端
側)に最も寄ったときでも前記送風口34を形成する上
板35の終端に当接しないように配置し、また、ガイド
板42は閉じたとき略水平の選別網29と平行に下面に
位置させ、最も開いたときでも、上板35に最も寄った
位置で上板35と略同一傾斜になるようにすると、ガイ
ド板42の下方を選別風が通って選別網29の終端側に
至り、好適である。
【0011】即ち、前記したように、ガイド板42は、
閉じると、選別網29からの藁屑の落下を防止し、開く
と、選別風を通して藁屑の落下を防止して送風選別網2
9からの穀粒の落下量の増加を期待しているが、揺動選
別棚10と共に移動するときは、ガイド板42の位置に
よって、選別風の送風方向が変化し、揺動選別棚10が
送風方向上手側(始端側)のとき選別網29の送風方向
下手側(終端側)への送風を強くし、揺動選別棚10が
終端側のとき揺動枠体15内への選別風を吹き上げて選
別網29の始端側における風選を良好にする。したがっ
て、最も開いた状態で、上板35と略同一傾斜にする
と、揺動選別棚10が始端側のとき選別風はガイド板4
2の下方を通って、揺動選別棚10の始端側の選別風の
吹き上げを弱くさせるだけでなく、殆ど吹き抜けず、そ
の分、選別網29の終端側への送風を強くし、好適であ
る。また、ガイド板42の基部は、少なくとも一番コン
ベア31の上方か、より好適には終端側に位置するよう
に配置し、藁屑が一番コンベア31上に落下するのを防
止するように構成する。また、ガイド板42を固定部に
取付けたとき、ガイド板42を開くと、揺動枠体15内
への選別風を吹き上げ、ガイド板42を閉じると、揺動
枠体15内への選別風を吹き抜けないように、ケーシン
グ8の送風口34に対して配置する。
【0012】また、実施例では、フィン16のシーブ角
度調節モーター22によるアーム21の角度調節のため
の回動によって、これに連動させて、ガイド板42を開
閉回動させているが、別個のモーターおよび作動機構を
設けても勿論よい。しかして、前記脱穀室2の側部には
二番処理室49を設け、該二番処理室49内に籾センサ
57を設け、籾センサ57により籾量が多いときにフィ
ン16およびガイド板42を開き、籾量が少ないとき閉
じる。この開閉作業は、手動操作あるいは制御部に自動
制御のいずれによって行ってもよい。前記二番処理室4
9の二番処理胴50は後述する排塵処理室51の排塵処
理胴52と同一軸芯状に配置している。二番処理室49
は、前記二番コンベア33の終端に接続した二番物戻し
装置53により回収供給された二番物を処理するもので
あり、二番処理胴50の外周面に二番物処理刃54を設
け、二番処理胴50の主として下方側を二番物処理樋5
5により包囲し、二番処理室49の上方は開放し、二番
処理室49の上方には二番処理室49と脱穀室2とを仕
切る仕切案内板56を設け、実施例では、二番処理室4
9の上方で仕切案内板56より反脱穀室2側には籾セン
サ57を設けている。
【0013】また、仕事量(負荷)検出装置は、前記籾
センサ57に代えて、前記一番コンベア31にバイパス
流路を形成して該流路を通過する穀粒の量を測定する流
量センサー、扱胴3(処理胴50)の回転数を検知する
扱胴回転センサー、扱胴3(処理胴50)の回転トルク
を検知する回転トルクセンサー、前記揺動選別棚10の
揺動数を検出する揺動数センサー、前記処理胴50の排
出口に設けた藁量センサー(図示省略)等により構成
し、各センサーにより得られたデーターの一部または全
部により制御部が負荷状態を判定して制御してもよい。
60は排塵処理胴52の外周に設けた排塵処理刃、61
は排塵処理胴52の主として下方側を包囲する排塵処理
網であり、排塵処理室51は、その始端部を前記脱穀室
2の終端部と重合させ、連通口により連通させる。
【0014】また、図7は別の籾センサ57の実施例で
あり、二番処理胴50の主として上方側を二番物の飛散
防止カバー62により包囲し、飛散防止カバー62の長
さ方向の任意位置の上部内面は上方に突出させて上部空
間63を形成し、該上部空間63内に籾(密度)センサ
57を設ける。籾センサ57は圧電センサ等により構成
し、跳ね上げられた籾が接触したのを感知して籾密度を
測定する。また、図8は前記上部空間63の側部に前記
籾センサ57を設け、上部空間63内に跳ね上げられた
籾を感知して籾密度を測定するようにし、籾センサ57
は電磁波、マイクロ波、赤外線等の光照射センサ等によ
り構成し、好適には電磁波であり、籾と藁屑等の異物と
の水分差により判定して一層精度を向上させる。
【0015】図10〜図13は、前記二番物処理樋55
を処理網により構成し、処理網の下方に網または板部材
により形成した目合い調節部材65を設け、目合い調節
部材65はモータ66により移動させて二番物処理樋5
5の目合いを調節し、負荷(籾量が多いとき)が大のと
きは目合いを広くし、負荷が小のときは目合いを小にす
る。67は目合い調節部材65の移動用のガイドレー
ル、68はモータ66のギヤ、69はギヤ68の位置を
検出して目合いを検出するポテンショメータである。図
14〜図16は、前記飛散防止カバー62を母線方向に
分割形成し、脱穀室2側を移動可能な開口調節部材70
を設け、開口調節部材70はモータ71により負荷(籾
量が多いとき)が大のときは開口部を広くし、負荷が小
のときは開口部を小に移動させる。72は開口調節部材
70の移動用のガイドレール、73は開口調節部材70
に設けたラックギヤ、74はモータ71のギヤ、75は
モータ71の位置を検出して目合いを検出するポテンシ
ョメータ、76は前記開口調節部材70に設けた蛇腹等
により形成した隠蔽部材である。
【0016】図17、図18は、前記開口調節部材70
を操作レバー77により手動操作可能にしたものであ
り、78は操作レバー77の回動支点、79はワイヤー
等の連結部材である。また、図示は省略するが、操作レ
バー77を戻したとき、開口調節部材70を開口部の閉
塞方向に戻す戻し機構を設ける。80はコンバインの機
体フレーム、81はクローラ82からなる走行装置8
1、83は刈取部、84は穀稈供給装置、85はグレン
タンク、86は排出オーガ、87はキャビンである。
【0017】しかして、前記コンバインは、パワステレ
バー(図示省略)を傾倒操作することにより方向変換
(旋回)を行うため、パワステレバーの傾倒角度により
旋回の開始を検知できるが、本実施例では、パワステレ
バーの操作荷重を傾倒角度により変化するように構成す
ると共に、パワステレバーの傾倒圧力を検知するパワス
テ傾倒圧力検知センサ88を設け、パワステ傾倒圧力検
知センサ88と前記扱胴3の扱胴回転負荷検出センサ8
9とにより所定値以上であると検出すると、コンバイン
の走行速度を低く(遅く)するように構成している。即
ち、旋回中に、脱穀負荷が大になると、走行速度を低く
(遅く)して、負荷を減らすのであり、パワステレバー
の傾倒角度をパワステ傾倒圧力検知センサ88により検
出することにより、コストを低くできる。なお、一例と
して、パワステレバーにより直接リリーフバルブを操作
するようにすると、傾倒角度に対応して操作荷重を大に
することができる。
【0018】
【作用】次に作用を述べる。穀稈を脱穀室2に供給する
と、脱穀室2内の回転する扱胴3により脱穀され、扱網
4より落下した落下物は揺動選別棚10の移送棚11上
に落下し、移送棚11の移送突起12により移送されて
シーブ13上に至る。シーブ13上では、揺動するシー
ブ13と送風唐箕7からの送風とにより藁屑と穀粒が分
離し、穀粒と少しの藁屑がシーブ13の隙間より落下
し、シーブ13の隙間より落下しない落下しない藁屑等
は、揺動選別棚10の揺動と送風唐箕7の送風により排
出側に移動し、風選室9の終端側では、塵埃や藁屑を吸
引排塵ファン41により吸引排除され、吸引排塵ファン
41により吸引されない藁屑はストローラック28上に
至り、ストローラック28より落下しない藁屑等は、機
外排出口40より機外に排出される。
【0019】しかして、シーブ13より落下した落下物
のうち穂切れ、枝梗付着粒等は、選別網29より落下し
ないで、揺動枠体15の揺動と選別風により選別網29
上を終端側に移動し、選別網29の終端部と前記揺動枠
体15との間の開口部36より二番受樋32内に落下
し、ストローラック28の揺動で落下した穂切れ、枝梗
付着粒等と共に、二番コンベア33を介して二番物戻し
装置53により脱穀室2または処理室に戻して再処理さ
れる。また、選別網29より落下した穀粒と穂切れ、枝
梗付着粒等のうち、穀粒は選別風の抵抗を受けない形状
で、比重も重いので一番受樋30内に落下して一番コン
ベア31より機外に取り出される。選別網29より落下
した穀粒と穂切れ、枝梗付着粒等のうち、穂切れ、枝梗
付着粒は、選別風により飛ばされて、一番受樋30内に
落下せずに、二番受樋32内に落下する(傾斜板39上
に落下した穀粒は一番コンベア31に戻り、穂切れ、枝
梗付着粒は、選別風により飛ばされる)。
【0020】しかして、シーブ13のフィン16は略垂
直の起立位置と傾斜位置の間角度変更自在であるから、
脱穀量が多くなって負荷が大になると、シーブ13上に
溜るので、フィン16を起立させて各フィン16の隙間
を広くして穀粒の落下を早くし、負荷が小さいときは、
フィン16を傾斜させて藁屑の落下を減少させる。この
場合、単に、フィン16の隙間を広くすると、穀粒だけ
でなく藁屑、穂切れも落下するが、本発明は、選別網2
9の始端部下方位置にはガイド板42を先端側(始端
側)を回動自在に設け、下方回動させると、隙間が開く
ようにしているから、隙間を開けると、ガイド板42に
沿って選別風が吹き上がって藁屑を飛ばして落下するの
を防止(減少)させる。このとき。藁屑は比重が軽く形
が穀粒に比して大きいので飛ぶが、穀粒は落下する。
【0021】また、ガイド板42の先端を上方回動させ
ると、選別網29との隙間を閉じるから、選別網29の
始端側より藁屑が落下するのを直接防止し、藁屑等はガ
イド板42の基部を通過すると、落下する。このとき、
フィン16の隙間が閉じているときにガイド板42によ
り風を吹き上げると、穀粒の落下を疎外し、フィン16
の隙間が開いているときにガイド板42を閉じると藁屑
の落下が多くなって選別効果が低下するが、本発明は、
ガイド板42とシーブ13のフィン16の開閉を連動さ
せ、フィン16が開くと、ガイド板42も開き、フィン
16が閉じると、ガイド板42も閉じるので、ガイド板
42とシーブ13のフィン16の作用を良好にして、一
層風選効率と精度を向上させる。
【0022】しかして、前記ガイド板42は、フィン1
6と並行の平板状に形成し、ガイド板42の基部に取付
軸43を固定し、取付軸43の両端部を揺動選別棚10
側に回転自在に軸装し、取付軸43にはアーム44の下
部(基部)を固定し、アーム44の上部(先部)にはロ
ッド45の一端を軸着し、ロッド45の他端は前記アー
ム21の上端に軸着して連結しているから、シーブ角度
調節モーター22に通電し、シーブ角度調節モーター2
2はアーム23を回動させて連結部材24を弛め、アー
ム21は牽引バネ26の弾力で回動し、アーム21の回
動により取付軸17を回転させ、取付軸17の回転によ
りフィン16は開き、係合軸18が長孔19に当たって
フィン16の回動が停止する。このとき、前記アーム2
1が回動するとロッド45を牽引し、ロッド45はアー
ム44を取付軸43中心に回動し、アーム44が回転し
てガイド板42を開く。
【0023】反対に連結部材24をシーブ角度調節モー
ター22のアーム23により牽引してフィン16を閉じ
ると、アーム21の回動によりロッド45を押してアー
ム44を回転させてガイド板42を閉じる。この場合、
アーム21がスイッチまたはセンサ27に当接している
か否かで、フィン16およびガイド板42の開閉がわか
り、操作を行う。したがって、ガイド板42は揺動選別
棚10と共に送風方向に往復揺動するから、ガイド板4
2は、揺動選別棚10の終端側移動によってガイド板4
2とケーシング8の送風口34を形成する上板35との
間が開いてガイド板42の上面に沿って選別風が吹き上
がり、選別網29の始端側における風選を良好にし、揺
動選別棚10が始端側に戻ると、選別網29の終端側に
おける移送力が戻り側への慣性により弱くなるが、選別
風はガイド板42の下面側により選別網29の終端側に
向けて吹き、風選を良好にする。
【0024】この場合、ガイド板42は揺動選別棚10
に取付けているから、シーブ13のフィン16の開閉と
の連動機構を簡単に構成できる。また、図7の実施例で
は、二番処理胴50の主として上方側を飛散防止カバー
62により包囲し、飛散防止カバー62の上部は上方に
突出させて飛散防止カバー62の上部内面側に上部空間
63を形成し、該上部空間63内に籾センサ57を設け
ているから、籾センサ57のサンプリング領域を一定に
でき、また、既に移送されている籾やその他の異物を籾
センサ57が感知しないので、測定精度を安定向上させ
る。また、図8の実施例では、上部空間63の側部に光
照射センサ等により構成した籾センサ57を設けている
から、上部空間63の空間のみが籾センサ57のサンプ
リング領域になり、一層精度を向上させる。図10の実
施例では、二番物処理樋55の下方に網または板部材に
より形成した目合い調節部材65を設けているから、モ
ータ66により目合い調節部材65を移動させて二番物
処理樋55の目合いを調節し、脱穀負荷により、負荷を
軽減あるいは脱穀精度を向上させる。
【0025】図14の実施例では、モータ71によりギ
ヤ74、ギヤ73を介して開口調節部材70を移動さ
せ、開口部の大きさを調節するから、脱穀状態に応じて
作業を適切に行える。図17の実施例では、前記開口調
節部材70を操作レバー77により手動操作可能にした
から、簡単な操作機構により開口部の大きさを調節で
き、脱穀状態に応じて適切作業を行える。また、コンバ
インは、圃場にて旋回するとき、この旋回を旋回操作す
るパワステレバーの傾倒圧力を検知するパワステ傾倒圧
力検知センサ88と前記扱胴3の扱胴回転負荷検出セン
サ89とにより所定値以上であると検出すると、コンバ
インの走行速度を低くするように構成しているから、ポ
テンショメータ等の高価な装置によらずに旋回を感知
し、エンジン回転の低下を防止して、脱穀作業を円滑確
実に行える。即ち、パワステ傾倒圧力検知センサ88に
より旋回を感知し、扱胴回転負荷検出センサ89により
脱穀負荷を感知し、両者を総合的に判断して、車速を変
更してエンジン回転の低下を防止する。
【0026】
【効果】本発明は、軸装した扱胴3の周囲を扱網4によ
り包囲した脱穀室2と、該脱穀室2の下方に設けた送風
唐箕7の選別風により穀粒と藁屑等とを風選する風選室
9と、該選別風の送風方向に往復揺動し傾斜角度調節自
在のシーブ13および該シーブ13の下方に設けた選別
網29を有する揺動選別棚10と、該揺動選別棚10の
下方に設けた一番コンベア31および二番コンベア33
を有する脱穀装置において、前記選別網29の下側に
は、基部が前記一番コンベア31の上方で先端が前記送
風唐箕7側に位置して該先端が基部を中心に前記選別網
29に近接する閉状態と前記選別網29より離間する開
状態の間開閉自在のガイド板42を設け、該ガイド板4
2は前記シーブ13の傾斜角度に対応して開閉するよう
に構成した脱穀装置としたものであるから、ガイド板4
2を選別網29より離間する開状態にすると、ガイド板
42に沿って選別風が吹き上がって藁屑を飛ばして落下
するのを防止し、また、ガイド板42の先端を上方回動
させて選別網29との隙間を閉じると、選別網29の始
端側より藁屑が落下するのを直接防止し、一番コンベア
31へ藁屑等の異物の混入を防止できる効果を奏する。
本発明は、前記ガイド板42は、前記揺動選別棚10に
取付けると共に、前記選別網29より離間する開状態の
とき、前記送風唐箕7の送風方向下手側に移動すると前
記揺動選別棚10内を通る選別風が強くなり、送風方向
上手側に移動すると選別風が弱くなるように構成配置し
た脱穀装置としたものであるから、揺動選別棚10が送
風唐箕7の送風方向下手側に移動すると前記揺動選別棚
10内を通る選別風が強くなって、選別網29の始端部
における風選が良好にでき、送風方向上手側に移動する
と、選別風はガイド板42の下面側により選別網29の
終端側に向けて吹いて選別網29の終端側における移送
力が戻り側への慣性により弱くなるのを補助して風選を
良好にできる効果を奏する。即ち、揺動選別棚10の位
置によってガイド板42が案内する選別風の吹き抜ける
場所が変わって風選を良好にできる効果を奏するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの側面図。
【図2】 脱穀装置の縦断面図。
【図3】 同断面図。
【図4】 同断面図。
【図5】 フィンの角度調節機構の側面図。
【図6】 ガイド板の作用状態図。
【図7】 籾センサの第2実施例図。
【図8】 籾センサの第3実施例図。
【図9】 第1、第2実施例の出力説明図。
【図10】 二番処理室の第2実施例の断面図。
【図11】 同作用状態図。
【図12】 同斜視図。
【図13】 同ブロック図。
【図14】 二番処理室の第3実施例の断面図。
【図15】 同斜視図。
【図16】 同ブロック図。
【図17】 二番処理室の第4実施例の断面図。
【図18】 同斜視図。
【図19】 コンバインの脱穀装置の脱穀負荷の自動制
御機構のブロック図。
【符号の説明】
1…脱穀装置、2…脱穀室、3…扱胴、4…扱網、5…
穀稈供給口、6…穀稈排出口、7…送風唐箕、8…ケー
シング、9…風選室、10…揺動選別棚、11…移送
棚、12…移送突起、13…シーブ、15…揺動枠体、
16…フィン、17…取付軸、17…取付軸、18…係
合軸、19…長孔、20…連結体、21…アーム、22
…シーブ角度調節モーター、23…アーム、24…連結
部材、25…連結杆、26…牽引バネ、27…スイッチ
またはセンサ、28…ストローラック、29…選別網、
30…一番受樋、31…一番コンベア、32…二番受
樋、33…二番コンベア、34…送風口、35…上板、
36…開口部、37…終端側傾斜部、38…始端側傾斜
部、39…傾斜板、40…機外排出口、41…吸引排塵
ファン、42…ガイド板、43…取付軸、44…アー
ム、45…ロッド、50…二番処理室、51…二番処理
胴、52…排塵処理胴、53…二番物戻し装置、54…
二番物処理刃、55…二番物処理樋、56…ガイド板、
57…籾センサ、51…排塵処理室、52…排塵処理
胴、60…排塵処理刃、61…排塵処理網、62…飛散
防止カバー、63…上部空間、64…籾密度センサ、6
5…目合い調節部材、66…モータ、67…ガイドレー
ル、68…ギヤ、69…ポテンショメータ、70…開口
調節部材、71…モータ、72…ガイドレール、73…
ギヤ、74…ギヤ、75…ポテンショメータ、76…隠
蔽部材、77…操作レバー、78…回動支点、79…連
結部材、80…機体フレーム、81…走行装置、82…
クローラ、83…刈取部、84…穀稈供給装置、85…
グレンタンク、86…排出オーガ、87…キャビン。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図9】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図6】
【図8】
【図10】
【図12】
【図14】
【図15】
【図13】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸装した扱胴3の周囲を扱網4により包
    囲した脱穀室2と、該脱穀室2の下方に設けた送風唐箕
    7の選別風により穀粒と藁屑等とを風選する風選室9
    と、該選別風の送風方向に往復揺動し傾斜角度調節自在
    のシーブ13および該シーブ13の下方に設けた選別網
    29を有する揺動選別棚10と、該揺動選別棚10の下
    方に設けた一番コンベア31および二番コンベア33を
    有する脱穀装置において、前記選別網29の下側には、
    基部が前記一番コンベア31の上方で先端が前記送風唐
    箕7側に位置して該先端が基部を中心に前記選別網29
    に近接する閉状態と前記選別網29より離間する開状態
    の間開閉自在のガイド板42を設け、該ガイド板42は
    前記シーブ13の傾斜角度に対応して開閉するように構
    成した脱穀装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ガイド板42
    は、前記揺動選別棚10に取付けると共に、前記選別網
    29より離間する開状態のとき、前記送風唐箕7の送風
    方向下手側に移動すると前記揺動選別棚10内を通る選
    別風が強くなり、送風方向上手側に移動すると選別風が
    弱くなるように構成配置した脱穀装置。
JP9063796A 1997-03-03 1997-03-03 脱穀装置 Withdrawn JPH10243731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100341031B1 (ko) * 1998-11-17 2002-06-20 호리에유키지 탈곡기

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KR100341031B1 (ko) * 1998-11-17 2002-06-20 호리에유키지 탈곡기

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