JPH10244787A - 可逆性感熱記録転写シート、可逆性感熱記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

可逆性感熱記録転写シート、可逆性感熱記録媒体およびその製造方法

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JPH10244787A
JPH10244787A JP4945897A JP4945897A JPH10244787A JP H10244787 A JPH10244787 A JP H10244787A JP 4945897 A JP4945897 A JP 4945897A JP 4945897 A JP4945897 A JP 4945897A JP H10244787 A JPH10244787 A JP H10244787A
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JP
Japan
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layer
thermosensitive recording
reversible thermosensitive
hydroxy
transfer
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Application number
JP4945897A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Osawa
晴彦 大澤
Shinichi Koizumi
真一 小泉
Hiroyuki Morinaka
宏幸 森中
Minoru Fujita
実 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可逆性感熱記録部を有する可逆性感熱記録媒
体を転写によって得る場合に、可逆性感熱記録部にカブ
リの発生がなく、塗膜の密着性と転写適性を良好にす
る。 【解決手段】 基材層10上に、剥離層12、保護層1
4、可逆性感熱記録層16、バリアー層18、アンカー
層20、感熱接着層22が積層されている。剥離層12
を剥離して転写部100をオーバーレイ102に転写
し、オーバーレイ102とセンターコア110とオーバ
ーレイ112とを加熱加圧して熱貼合し、所定の形状に
切り抜いて可逆性感熱記録カードなどを得る。バリアー
層18が感熱接着層22から可逆性感熱記録層16を保
護するとともに感熱記録媒体の強度を向上させる。アン
カー層20がバリアー層18と感熱接着層22との密着
性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可逆性感熱記録転
写シート、可逆性感熱記録媒体およびその製造方法に関
し、特に透明状態および白濁状態の間で可逆的に変化す
る可逆性感熱記録媒体を得るために使用される可逆性感
熱記録転写シート、これにより得られる可逆性感熱記録
媒体およびこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、書換え可能な感熱記録を磁気記録
やICメモリとともに同一の記録媒体に用いることが行
われており、ICカードや磁気カード等のプリペイドカ
ード又はクレジットカード等の各種カードに可逆性感熱
記録媒体を直接形成したり、また、シート状に加工され
た可逆性感熱記録媒体を強固な接着剤を介して一体とし
て形成していた。これらの可逆性感熱記録媒体を備えた
カードとしては、例えば、ICメモリや磁気記録に加え
て残高等の表示を可逆性感熱記録媒体上に記録すること
が可能である。
【0003】このような可逆性感熱記録媒体の製造に使
用される転写シートとして、特開平6−99658号に
は、透明状態のものを不透明状態にあるいは不透明状態
のものを透明状態に変化させることからなる透明/白濁
タイプの転写シートが記載されている。この発明によれ
ば、剥離剤層と、可逆性感熱記録層と、接着剤層とを有
する転写層が基材シート上に形成され、この転写層を基
材シートから剥離して各種の基体に転写され、加熱加圧
により接着される。このような転写シートによりたとえ
ばIDカードなどの磁気記録や表示のない部分に所望の
形状に転写して所望の形状の可逆性感熱記録層を容易に
形成できるというものである。一方、可逆性感熱記録層
としては、透明/白濁タイプでは再現できる色が白に限
られるため、豊富な色を選択でき、視認性に優れるロイ
コ染料を使用した発色タイプの可逆性感熱記録材料が利
用されはじめている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロイコ染料は
湿気や溶剤に対して弱く、発色タイプの可逆性感熱記録
材料を転写シートに適用した場合、転写される層の密着
性を向上させるためにたとえば転写シートの接着層に官
能基の多い樹脂を使用すると、接着層形成時、または加
熱加圧による転写時に、可逆性感熱記録層にカブリが多
く発生するという問題があった。また、転写シートを帯
状に切断して貼着する場合にそのエッジにギザギザが発
生し、転写適性が悪いという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑み、可逆性
感熱記録層にカブリの発生がなく、塗膜の密着性と転写
適性の良好な可逆性感熱記録転写シート、可逆性感熱記
録媒体およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基材
と、基材上に形成されている転写層とからなる可逆性感
熱記録転写シートにおいて、転写層は、基材上に形成さ
れた剥離層と、剥離層上に形成された保護層と、保護層
上に形成された可逆性感熱記録層と、可逆性感熱記録層
上に形成されたバリアー層と、バリアー層上に形成され
た感熱接着層とからなり、可逆性感熱記録層はロイコ染
料、顕減色剤を含み、可逆的に発色および消色を行い得
るものであり、バリアー層は紫外線硬化型樹脂を含むこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明によれば、基材と、基材上に
形成されている転写層とからなる可逆性感熱記録転写シ
ートにおいて、転写層は、基材上に形成された剥離層
と、剥離層上に形成された保護層と、保護層上に形成さ
れた可逆性感熱記録層と、可逆性感熱記録層上に形成さ
れたバリアー層と、バリアー層上に形成されたアンカー
層と、アンカー層上に形成された感熱接着層とからな
り、可逆性感熱記録層はロイコ染料、顕減色剤を含み、
可逆的に発色および消色を行い得るものであり、バリア
ー層は紫外線硬化型樹脂を含み、アンカー層は塩化ビニ
ル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体にアクリル
酸またはメタクリル酸をエステル重合させた樹脂を含む
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明によれば、可逆性感熱記録媒
体は、感熱接着層と、感熱接着層上に形成されたアンカ
ー層と、アンカー層上に形成されたバリアー層と、バリ
アー層上に形成された可逆性感熱記録層と、可逆性感熱
記録層上に形成された保護層とを有し、可逆性感熱記録
層はロイコ染料、顕減色剤を含み、可逆的に発色および
消色を行い得るものであり、バリアー層は紫外線硬化型
樹脂を含み、アンカー層は塩化ビニル/酢酸ビニル/ビ
ニルアルコール共重合体にアクリル酸またはメタクリル
酸をエステル重合させた樹脂を含むことを特徴とする。
【0009】さらに、本発明によれば、可逆性感熱記録
転写シートの製造方法は、基材上に剥離層を形成する工
程と、剥離層上に保護層を形成する工程と、保護層上
に、ロイコ染料、顕減色剤を含み、可逆的に発色および
消色を行い得る可逆性感熱記録層を形成する工程と、可
逆性感熱記録層上に紫外線硬化型樹脂を含むバリアー層
を形成する工程と、バリアー層上に塩化ビニル/酢酸ビ
ニル/ビニルアルコール共重合体にアクリル酸またはメ
タクリル酸をエステル重合させた樹脂を含むアンカー層
を形成する工程と、アンカー層上に感熱接着層を形成す
る工程とを有することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明によれば、可逆性感熱記録
媒体の製造方法は、上記の方法により製造された可逆性
感熱記録転写シートを所定の幅にスリットして転写テー
プを得る工程と、転写テープを剥離層により基材から剥
離してオーバーレイフィルムに加熱加圧する工程と、転
写テープが転写されたオーバーレイフィルムと、センタ
ーコアフィルムと、オーバーレイフィルムとを加熱加圧
して熱貼合する工程と、熱貼合されたフィルムを所定の
大きさに抜き加工する工程とを有することを特徴とす
る。
【0011】さらに、本発明によれば、可逆性感熱記録
媒体の製造方法は、上記の方法により製造された可逆性
感熱記録転写シートを所定の幅にスリットして転写テー
プを得る工程と、転写テープを剥離層により基材から剥
離して、オーバーレイフィルムとセンターコアフィルム
とが貼り合わされたフィルムのオーバーレイフィルム側
に加熱加圧する工程と、熱貼合されたフィルムを所定の
大きさに抜き加工する工程とを有することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の可逆性感
熱記録転写シート、可逆性感熱記録媒体およびその製造
方法について説明する。
【0013】本発明による可逆性感熱記録転写シートの
一実施例が図1に示されている。図1に示すように可逆
性感熱記録転写シートは、基材層10上に剥離層12、
保護層14、可逆性感熱記録層16、バリアー層18、
アンカー層20、感熱接着層22がこの順で積層形成さ
れている。後述するように、この転写シートの保護層1
4から感熱接着層22までの部分からなる転写部100
を剥離層12により基材層10から剥離し、図2に示す
オーバーレイ102に転写し、可逆性感熱記録カードを
得る。
【0014】基材層10は、転写シートの基材となる層
であり、転写シートを製造、加工、保存、および転写時
の強度を保障する層である。基材層10にはたとえばポ
リエチレンテレフタレートフィルムが用いられる。
【0015】剥離層12は、基材層10と保護層14と
の間で剥離ができるようにするための層である。剥離層
12には剥離を容易にするため、たとえばシリコン樹脂
が含有される。
【0016】保護層14は、転写シートを基体に転写し
た後の可逆性感熱記録媒体の表面を保護する層である。
保護層14は剥離層12とのある程度の接着性を要し、
紫外線硬化樹脂塗料、シリカが含有される。
【0017】可逆性感熱記録層16は、たとえばロイコ
染料、顕減色剤およびバインダー樹脂により構成され、
熱によって可逆的に発色/消色を繰り返す層である。ロ
イコ染料は、通常無色ないし淡色の電子供与性染料前駆
体といわれるものである。また、顕減色剤は、電子受容
性化合物といわれるものであり、加熱後の冷却速度の違
いにより染料前駆体に可逆的な色調変化を生じさせるも
のであり、炭素数6以上の脂肪族炭化水素基を少なくと
も1つ有するフェノール性化合物が用いられる。
【0018】次に、本発明による電子受容性化合物とし
て好ましいものの具体例を挙げる。
【0019】例えば、アミド化合物としては、4′−ヒ
ドロキシヘプタンアニリド、4′−ヒドロキシ−3−メ
チルオクタンアニリド、4′−ヒドロキシトリデカンア
ニリド、4′−ヒドロキシヘプタデカンアニリド、4′
−ヒドロキシノナデカンアニリド、3′−ヒドロキシノ
ナデカンアニリド、4′−ヒドロキシ−10−オクタデ
センアニリド、4′−ヒドロキシ−ドカサンアニリド、
15−シクロヘキシル−4′−ヒドロキシペンタデカン
アニリド、4′−ヒドロキシ−5−テトラデセンアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−3′−メチルノナンアニリド、
3′−シクロヘキシル−4′−ヒドロキシヘプタデカン
アニリド、3′−アリル−4′−ヒドロキシペンタデカ
ンアニリド、4′−ヒドロキシ−3′−メトキシオクタ
デカンアニリド、3′−クロロ−4′−ヒドロキシオク
タデカンアニリド、3′−ヒドロキシドデカンアニリ
ド、2′,4′−ジヒドロキシヘプタデカンアニリド、
【0020】4′−ヒドロキシ−4−ヘキシルベンズア
ニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルベンズアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−テトラデシルベンズアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルベンズアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−ペンタデシルアミノカルボ
ニルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ヘキシル
カルボニルアミノベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−
4−(ヘプチルチオ)ベンズアニリド、4′−ヒドロキ
シ−4−オクタデシルオキシベンズアニリド、4′−ヒ
ドロキシ−4−ドデシルスルホニルベンズアニリド、
4′−ヒドロキシ−4−ノニルスルホニルオキシベンズ
アニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシスル
ホニルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ペンタ
デシルアミノスルホニルベンズアニリド、4′−ヒドロ
キシ−4−(N−ペンタデシリデンアミノ)ベンズアニ
リド、4′−ヒドロキシ−4−(N−ヘプタデシリデン
アミノ)ベンズアニリド、
【0021】4′−ヒドロキシ−3,4−ジオクチルオ
キシベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3,4,5−
トリオクタデシルオキシベンズアニリド、4′−ヒドロ
キシ−3−オクチル−4−(オクチルチオ)ベンズアニ
リド、4′−ヒドロキシ−3−(ヘプタデシルチオ)−
5−ペンタデシルオキシベンズアニリド、4′−ヒドロ
キシ−3−ヘプタデシルカルボニルアミノ−5−ドデシ
ルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3−オクタデシ
ルアミノカルボニル−5−テトラデシルアミノカルボニ
ルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3−オクタデシ
ルスルホニルアミノ−5−オクタデシルオキシベンズア
ニリド、4′−ヒドロキシ−3−ヘプタデシルオキシス
ルホニル−5−テトラデシルオキシスルホニルベンズア
ニリド、4′−ヒドロキシ−3,5−ビス(N−ドコシ
リデンアミノ)ベンズアニリド、
【0022】4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルカル
ボニルアミノベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3−
オクタデシルカルボニルアミノ−5−オクタデシルオキ
シベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3′−メチル−
4−ノニルベンズアニリド、3′−アリル−4′−ヒド
ロキシ−4−ペンタデシルベンズアニリド、4′−ヒド
ロキシ−3′−メトキシ−4−オクタデシルベンズアニ
リド、4′−ヒドロキシ−3′−メチル−4−ノニルオ
キシベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3′−プロピ
ル−4−ノナデシルカルボニルオキシベンズアニリド、
3′−ブチル−4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオ
キシカルボニルベンズアニリド、3′−ヒドロキシ−4
−ペンタデシルカルボニルオキシベンズアニリド、3′
−ヒドロキシ−4−ノナデシルスルホニルベンズアニリ
ド、3′,4′−ジヒドロキシ−4−ヘプタデシルスル
ホニルオキシベンズアニリド、3′,4′,5′−トリ
ヒドロキシ−4−テトラコシルアミノスルホニルベンズ
アニリド、3′,5′−ジヒドロキシ−4−ペンタコシ
ルアミノカルボニルベンズアニリド、3′−ヒドロキシ
−4−(N−ドデシリデンアミノ)ベンズアニリド、N
−〔4−(3−ヒドロキシフェニルアミノカルボニル)
ベンジリデン〕ペンタデシルアミン等が挙げられる。
【0023】また、他のアミド化合物としては、N−シ
クロヘキシル−4−ヒドロキシベンズアミド、N−シク
ロヘキシルメチル−4−ヒドロキシベンズアミド、N−
オクチル−4−ヒドロキシベンズアミド、N−ドデシル
−4−ヒドロキシベンズアミド、N−オクタデシル−4
−ヒドロキシベンズアミド、N−メチル−N−オクタデ
シル−4−ヒドロキシベンズアミド、N−オクタコシル
−4−ヒドロキシベンズアミド、N−(3−メチルヘキ
シル)−4−ヒドロキシベンズアミド、N−(8−オク
タデセニル)−4−ヒドロキシベンズアミド、
【0024】4−ヒドロキシ−4′−ドデシルベンズア
ニリド、4−ヒドロキシ−4′−テトラデシルベンズア
ニリド、N−メチル−4−ヒドロキシ−4′−オクタデ
シルベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オクチル
オキシベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オクタ
デシルオキシベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−
(オクタデシルチオ)ベンズアニリド、4−ヒドロキシ
−4′−ペンチルカルボニルベンズアニリド、4−ヒド
ロキシ−4′−ヘキサデシルカルボニルベンズアニリ
ド、4−ヒドロキシ−4′−ヘプタデシルオキシカルボ
ニルオキシベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−ド
デシルオキシカルボニルベンズアニリド、4−ヒドロキ
シ−4′−ドコシルオキシカルボニルベンズアニリド、
4−ヒドロキシ−4′−ヘプタデシルカルボニルオキシ
ベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−シクロヘキシ
ルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オク
チルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オ
クタデシルアミノベンズアニリド、
【0025】4−ヒドロキシ−4′−ヘプチルカルボニ
ルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−ヘプ
タデシルカルボニルアミノベンズアニリド、4−ヒドロ
キシ−4′−オクタデシルアミノカルボニルベンズアニ
リド、4−ヒドロキシ−4′−(8−オクタデセニル)
アミノカルボニルベンズアニリド、4−ヒドロキシ−
4′−ドデシルスルフォニルベンズアニリド、4−ヒド
ロキシ−4′−オクチルオキシスルフォニルベンズアニ
リド、4−ヒドロキシ−4′−オクタデシルオキシスル
フォニルベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−ドデ
シルスルフォニルオキシベンズアニリド、N−4−ヒド
ロキシベンゾイル−N′−オクタデシリデン−1,4−
フェニレンジアミン、N−4−(4−ヒドロキシフェニ
ルカルボニルアミノ)ベンジリデンドデシルアミン、4
−ヒドロキシ−4′−オクチルオキシカルボニルアミノ
ベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−テトラデシル
オキシカルボニルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキ
シ−4′−オクタデシルウレイレンベンズアニリド、
【0026】N−ドデシル−3−ヒドロキシベンズアミ
ド、N−オクタデシル−3,4−ジヒドロキシベンズア
ミド、N−オクタデシル−2,3,4−トリヒドロキシ
ベンズアミド、3−ヒドロキシ−4′−ドデシルオキシ
ベンズアニリド、N−メチル−4−ヒドロキシ−3′−
オクタデシルオキシベンズアニリド、3−ヒドロキシ−
4′−オクチルベンズアニリド、3−ヒドロキシ−4′
−テトラデシルベンズアニリド、N−メチル−3−ヒド
ロキシ−4′−オクタデシルベンズアニリド、N−ドデ
シル−4−ヒドロキシ−3−メチルベンズアミド、3−
メトキシ−4−ヒドロキシ−4′−オクタデシルオキシ
ベンズアニリド、3−アリル−4−ヒドロキシ−4′−
オクタデシルオキシベンズアニリド、3−クロロ−4−
ヒドロキシ−4′−オクタデシルベンズアニリド、N−
オクタデシル−4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルベン
ズアミド、N−オクタデシル−4−ヒドロキシ−3−エ
チルベンズアミド、4−ヒドロキシ−4′−オクチルオ
キシ−3′−メチルベンズアニリド、4−ヒドロキシ−
4′−オクタデシルオキシ−3′−クロロベンズアニリ
ド、4−ヒドロキシ−3′,4′−ジデシルオキシベン
ズアニリド、4−ヒドロキシ−3′−オクタデシルアミ
ノ−4′−オクタデシルオキシベンズアニリド、4−ヒ
ドロキシ−2′−クロロ−3′,5′−ジデシルオキシ
ベンズアニリド、4−ヒドロキシ−3′,4′−ジオク
タデシルオキシベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′
−オクチル−3′−メチルベンズアニリド、3−ヒドロ
キシ−4−メチル−4′−テトラデシルベンズアニリ
ド、N−メチル−4−ヒドロキシ−3′−オクタデシル
ベンズアニリドなどが挙げられる。
【0027】また、スルホンアミド化合物としては、4
−(N−オクチルスルホニルアミノ)フェノール、4−
(N−ドデシルスルホニルアミノ)フェノール、4−
(N−オクタデシルスルホニルアミノ)フェノール、4
−(N−メチル−N−オクタデシルスルホニルアミノ)
フェノール、4−(N−3−メチルヘキシルスルホニル
アミノ)フェノール、
【0028】4′−ヒドロキシ−4−シクロヘキシルベ
ンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−オク
チルベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4
−ドデシルベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキ
シ−4−ドデシルオキシベンゼンスルホンアニリド、
4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシベンゼンス
ルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−(ドデシルチ
オ)ベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4
−ヘキシルカルボニルベンゼンスルホンアニリド、4′
−ヒドロキシ−4−ヘキサデシルカルボニルベンゼンス
ルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−(8−ヘプタ
デセニル)カルボニルベンゼンスルホンアニリド、4′
−ヒドロキシ−4−オクチルオキシカルボニルオキシベ
ンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデ
シルオキシカルボニルベンゼンスルホンアニリド、′−
ヒドロキシ−4−オクタコシルオキシカルボニルベンゼ
ンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシル
カルボニルオキシベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒ
ドロキシ−4−ヘキシルアミノベンゼンスルホンアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルアミノベンゼ
ンスルホンアニリド、
【0029】4′−ヒドロキシ−4−ヘプタデシルカル
ボニルアミノベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロ
キシ−4−ドデシルアミノカルボニルベンゼンスルホン
アニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルスルホニル
ベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−オ
クチルオキシスルホニルベンゼンスルホンアニリド、
4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシスルホニル
ベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ド
デシルスルホニルオキシベンゼンスルホンアニリド、N
−オクチリデン−4−(4−ヒドロキシフェニル)アミ
ノスルホニルアニリン、N−ドデシリデン−4−(4−
ヒドロキシフェニル)アミノスルホニルアニリン、N−
4−(4−ヒドロキシフェニルアミノスルホニル)ベン
ジリデンオクタデシルアミン、4′−ヒドロキシ−4−
オクチルオキシカルボニルアミノベンゼンスルホンアニ
リド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシカル
ボニルアミノベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロ
キシ−4−オクタデシルウレイレンベンゼンスルホンア
ニリド、
【0030】3−(N−ドデシルスルホニルアミノ)フ
ェノール、4−(N−オクタデシルスルホンアミノ)カ
テコール、4−(N−オクタデシルスルホンアミノ)レ
ゾルシノール、4−(N−オクタデシルスルホニルアミ
ノ)ピロガロール、4′−ヒドロキシ−3−オクチルオ
キシベンゼンスルホンアニリド、3′−ヒドロキシ−4
−ドデシルオキシベンゼンスルホンアニリド、N−メチ
ル−4′−ヒドロキシ−3−オクタデシルオキシベンゼ
ンスルホンアニリド、3′−ヒドロキシ−4−ドデシル
ベンゼンスルホンアニリド、3−メチル−4−(N−ド
デシルスルホンアミノ)フェノール、4−メチル−3−
(N−テトラデシルスルホンアミノ)フェノール、3′
−メトキシ−4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキ
シベンゼンスルホンアニリド、3′−クロロ−4′−ヒ
ドロキシ−4−オクタデシルベンゼンスルホンアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−2,5−ジメチル−4−オクタ
デシルベンゼンスルホンアニリド、3−メチル−4−
(N−オクタデシルスルホンアミノ)フェノール、4′
−ヒドロキシ−3,4−ジオクタデシルオキシベンゼン
スルホンアニリドなどが挙げられる。
【0031】また、スルフィド化合物としては、1−
(4−ヒドロキシフェニルチオ)ヘキサン、1−(4−
ヒドロキシフェニルチオ)ドデカン、1−(4−ヒドロ
キシフェニルチオ)オクタデカン、1−(3−ヒドロキ
シフェニルチオ)オクタデカン、1−(4−ヒドロキシ
フェニルチオ)ドコサン、1−(4−ヒドロキシフェニ
ルチオ)テトラコサン、2−ヘプチル−1−(4−ヒド
ロキシフェニルチオ)オクタン、1−(4−ヒドロキシ
フェニルチオ)−9−オクタデセン、1−(4−ヒドロ
キシ−3−メチルフェニルチオ)オクタデカン、1−
(3−アリル−4−ヒドロキシフェニルチオ)ヘキサデ
カン、1−〔4−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチル
エチル)フェニルチオ〕テトラコサン、1−(4−ヒド
ロキシ−3−メトキシフェニルチオ)オクタデカン、1
−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニルチオ)オク
タデカン、1−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル
チオ)オクタデカン、1−(2−フルオロ−4−ヒドロ
キシフェニルチオ)オクタデカン、1−(2−ヒドロキ
シフェニルチオ)オクタン、1−(3−ヒドロキシフェ
ニルチオ)オクタデカン、1−(3,4−ジヒドロキシ
フェニルチオ)オクタデカン、1−(3,4−ジヒドロ
キシフェニルチオ)イコサン、
【0032】4′−ヒドロキシ−4−ヘキシルジフェニ
ルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルジフェ
ニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−テトラデシル
ジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−オクタ
デシルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−
オクタデシルカルボニルアミノジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシジフェニルスル
フィド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシル
スルホニルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−
4−オクタデシルオキシスルホニルジフェニルスルフィ
ド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルスルホニルア
ミノジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−ト
リデシルカルボニルジフェニルスルフィド、4′−ヒド
ロキシ−4−(N−ヘプタデシリデンアミノ)ジフェニ
ルスルフィド、
【0033】4′−ヒドロキシ−3,4−ジデシルオキ
シジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3,4−
ジオクタデシルオキシジフェニルスルフィド、4′−ヒ
ドロキシ−3−オクチル−4−(オクチルチオ)ジフェ
ニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3−オクタデシル
−5−トリデシルスルホニルジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−3−(ヘプタデシルチオ)−5−ペ
ンタデシルオキシジフェニルスルフィド、4′−ヒドロ
キシ−3−ヘプタデシルカルボニルアミノ−5−ドデシ
ルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3−オク
タデシルカルボニルアミノ−5−オクタデシルオキシジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3−ヘプタデ
シルオキシスルホニル−5−テトラデシルオキシスルホ
ニルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3,5
−ビス(N−ドコシリデンアミノ)ジフェニルスルフィ
ド、4−(15−シクロヘキシルペンタデシル)−4′
−ヒドロキシジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ
−4−(5−テトラデセニル)ジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−4−(10−オクタデセニルオキシ
カルボニル)ジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ
−3′−メチル−4−ノニルジフェニルスルフィド、
【0034】3′−アリル−4′−ヒドロキシ−4−ペ
ンタデシルジフェニルスルフィド、3′−クロロ−4′
−ヒドロキシ−4−オクタデシルジフェニルスルフィ
ド、3′−クロロ−4′−ヒドロキシ−4−オクタデシ
ル−5−ペンタデシルオキシジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−3′−メチル−4−ノニルオキシジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3′−(1−
メチルエチル)−4−ペンタコシルスルホニルアミノジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3′−(2−
メチルプロピル)−4−ノナデシルオキシスルホニルジ
フェニルスルフィド、3′−ヒドロキシ−4−ドデシル
ジフェニルスルフィド、3′−ヒドロキシ−4−オクタ
デシルジフェニルスルフィド、2′,4′−ジヒドロキ
シ−4−ヘプタデシルジフェニルスルフィド、3′,
4′−ジヒドロキシ−4−ヘプタデシルジフェニルスル
フィド、3′−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシカルボ
ニルジフェニルスルフィド、などが挙げられる。
【0035】また、尿素化合物としては、N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−N′−ヘキシル尿素、N−(4−
ヒドロキシフェニル)−N′−オクチル尿素、N−(4
−ヒドロキシフェニル)−N′−ドデシル尿素、N−
(4−ヒドロキシフェニル)−N′−オクタデシル尿
素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−ドコシル
尿素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−(2−
ヘプチルオクチル)尿素、N−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−N′−(14−シクロヘキシルテトラデシル)尿
素、N−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−
N′−オクタデシル尿素、N−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−N′−(9−オクタデセニル)尿素、N−(3−
アリル−4−ヒドロキシフェニル)−N′−オクタデシ
ル尿素、N−〔3−(1,1−ジメチルエチル)−4−
ヒドロキシフェニル〕−N′−オクタデシル尿素、N−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−N′
−オクタデシル尿素、N−(2−ヒドロキシフェニル)
−N′−オクチル尿素、N−(3−ヒドロキシフェニ
ル)−N′−オクタデシル尿素、N−(3,4−ジヒド
ロキシフェニル)−N′−オクタデシル尿素、N−
(3,4,5−トリヒドロキシフェニル)−N′−トリ
コシル尿素
【0036】N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−
(4−テトラデシルフェニル)尿素、N−(4−ヒドロ
キシフェニル)−N′−(4−ヘキシルフェニル)尿
素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−(3,4
−ジオクタデシルフェニル)尿素などが挙げられる。
【0037】また、アゾメチン化合物としては、N−
(4−ヒドロキシベンジリデン)ドデシルアミン、N−
(4−ヒドロキシベンジリデン)オクタデシルアミン、
【0038】N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−
4′−ヘキシルアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジ
リデン)−4′−オクチルアニリン、N−(4−ヒドロ
キシベンジリデン)−4′−テトラデシルアニリン、N
−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデシルオ
キシアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−
4′−オクタデシルオキシアニリン、N−(4−ヒドロ
キシベンジリデン)−4′−(オクチルチオ)アニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ヘキ
サデシルカルボニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベ
ンジリデン)−4′−オクチルオキシカルボニルアニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オク
タデシルオキシカルボニルアニリン、N−(4−ヒドロ
キシベンジリデン)−4′−ドデシルカルボニルオキシ
アニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′
−テトラデシルカルボニルオキシアニリン、N−(4−
ヒドロキシベンジリデン)−4′−オクタデシルオキシ
カルボニルオキシアニリン、N−(4−ヒドロキシベン
ジリデン)−4′−シクロヘキシルアミノアニリン、N
−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデシルア
ミノアニリン、
【0039】N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−
4′−ヘプタデシルカルボニルアミノアニリン、N−
(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデシルアミ
ノカルボニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリ
デン)−4′−オクタデシルアミノカルボニルアニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデ
シルスルフィニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベン
ジリデン)−4′−ドデシルスルフォニルアニリン、N
−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オクタデシ
ルスルフォニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジ
リデン)−4′−オクチルオキシスルフォニルアニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オク
タコシルオキシスルフォニルアニリン、N−(4−ヒド
ロキシベンジリデン)−4′−(3−メチルヘキシル)
オキシスルフォニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベ
ンジリデン)−4′−ドデシルスルフォニルオキシアニ
リン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−
(オクチルチオカルボニル)アニリン、N−(4−ヒド
ロキシベンジリデン)−4′−オクチルオキシカルボニ
ルアミノアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリデ
ン)−4′−オクタデシルオキシカルボニルアミノアニ
リン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オ
クタデシルウレイレンアニリン、
【0040】N−(3−ヒドロキシベンジリデン)ドデ
シルアミン、N−(3,4−ジヒドロキシベンジリデ
ン)オクタデシルアミン、N−(2,4−ジヒドロキシ
ベンジリデン)オクタデシルアミン、N−(3,4,5
−トリヒドロキシベンジリデン)オクタデシルアミン、
N−(4−ヒドロキシ−3−メチルベンジリデン)ドデ
シルアミン、N−(3−ヒドロキシ−4−メチルベンジ
リデン)ドデシルアミン、N−(4−ヒドロキシ−α−
メチルベンジリデン)−4′−ドデシルアニリン、N−
(4−ヒドロキシ−α−メチルベンジリデン)−4′−
オクタデシルアニリン、N−(4−ヒドロキシ−3−メ
トキシベンジリデン)ドデシルアミン、等が挙げられ
る。
【0041】また、アゾメチン化合物としては、N−オ
クチリデン−4−ヒドロキシアニリン、N−テトラデシ
リデン−4−ヒドロキシアニリン、N−オクタデシリデ
ン−4−ヒドロキシアニリン、
【0042】N−(4−ドデシル)ベンジリデン−4′
−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクチルオキシ)ベ
ンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オ
クタデシルオキシ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシア
ニリン、N−(4−オクタデシルチオ)ベンジリデン−
4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−ウンデシルカル
ボニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N
−(4−トリデシルカルボニル)ベンジリデン−4′−
ヒドロキシアニリン、N−(4−ヘプタデシルカルボニ
ル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
{4−(8−ヘプタデセニリルカルボニル)ベンジリデ
ン}−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−ドデシル
オキシカルボニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシア
ニリン、N−(4−オクタデシルオキシカルボニル)ベ
ンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オ
クチルカルボニルオキシ)ベンジリデン−4′−ヒドロ
キシアニリン、N−(4−オクタデシルカルボニルオキ
シ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−ヘキシルアミノ)ベンジリデン−4′−ヒドロキ
シアニリン、N−(4−オクタデシルアミノ)ベンジリ
デン−4′−ヒドロキシアニリン、
【0043】N−(4−オクタデシルカルボニルアミ
ノ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−ドデシルアミノカルボニル)ベンジリデン−4′
−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクタデシルアミノ
カルボニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリ
ン、N−(4−ドデシルスルフィニル)ベンジリデン−
4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクチルスルフ
ォニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N
−(4−ドデシルスルフォニル)ベンジリデン−4′−
ヒドロキシアニリン、N−(4−オクチルスルフォニル
オキシ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N
−(4−ドデシルスルフォニルオキシ)ベンジリデン−
4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−ドデシルオキシ
スルフォニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリ
ン、N−(4−オクタデシルオキシスルフォニル)ベン
ジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オク
チルチオカルボニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシ
アニリン、N−(4−ドデシルオキシカルボニルアミ
ノ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−オクタデシルオキシカルボニルアミノ)ベンジリ
デン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクタデ
シルウレイレン)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニ
リン、
【0044】N−ドデシリデン−3−ヒドロキシアニリ
ン、N−オクタデシリデン−3,4−ジヒドロキシアニ
リン、N−オクタデシリデン−3,4,5−トリヒドロ
キシアニリン、N−(4−オクタデシル)ベンジリデン
−3′,4′−ジヒドロキシアニリン、N−(4−テト
ラデシル)ベンジリデン−3′−メチル−4′−ヒドロ
キシアニリン、N−(4−テトラデシル−3,5−ジメ
チル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−テトラデシル)ベンジリデン−2′−クロロ−
4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクタデシル−
3−メチル)ベンジリデン−3′,4′−ジヒドロキシ
アニリンなどが挙げられる。
【0045】本発明に用いられる通常無色ないし淡色の
電子供与性染料前駆体としては一般に感圧記録紙、感熱
記録紙、感光感圧紙、通電感熱記録紙、感熱転写紙等に
用いられるものに代表されるが、特に制限されるもので
はない。具体的な例としては、例えば下記に挙げるもの
などがあるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0046】(1)トリアリールメタン系化合物 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド(クリスタルバイオレットラクト
ン)、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フ
タリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)フタリド、
3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−メチ
ルインドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチ
ルアミノフェニル)−3−(2−フェニルインドール−
3−イル)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチル
インドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリ
ド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−
イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス
(9−エチルカルバゾール−3−イル)−5−ジメチル
アミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルインドー
ル−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3−p
−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピロール
−2−イル)−6−ジメチルアミノフタリド等、
【0047】(2)ジフェニルメタン系化合物 4,4′−ビス(ジメチルアミノフェニル)ベンズヒド
リルベンジルエーテル、N−クロロフェニルロイコオー
ラミン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオ
ーラミン等、
【0048】(3)キサンテン系化合物 ローダミンBアニリノラクタム、ローダミンB−p−ク
ロロアニリノラクタム、3−ジエチルアミノ−7−ジベ
ンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−オ
クチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フ
ェニルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチ
ルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(3,4−ジ
クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(2−クロロアニリノ)フルオラン、
【0049】3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−トリル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペ
リジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−エチル−N−トリル)アミノ−6−メチル−7−
フェネチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(4
−ニトロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチ
ル−N−プロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−
メチル−N−シクロヘキシル)アミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−テトラ
ヒドロフリル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン等、
【0050】(4)チアジン系化合物 ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイ
ルロイコメチレンブルー等、
【0051】(5)スピロ系化合物 3−メチルスピロジナフトピラン、3−エチルスピロジ
ナフトピラン、3,3′−ジクロロスピロジナフトピラ
ン、3−ベンジルスピロジナフトピラン、3−メチルナ
フト−(3−メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロ
ピルスピロベンゾピラン等
【0052】前記通常無色ないし淡色の電子供与性染料
前駆体はそれぞれ1種または2種以上を混合して使用し
てもよい。
【0053】バインダー樹脂としては、デンプン類、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニ
ルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸ソーダ、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共
重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタ
クリル酸3元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重
合体のアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩等の水溶性高分子、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ウレタン、ポリアクリル酸エステル、スチレン/ブタジ
エン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合
体、アクリル酸メチル/ブタジエン共重合体、エチレン
/酢酸ビニル共重合体等のラテックスなどがあげられ、
特に電子供与性染料前駆体および電子受容性化合物の分
散性にすぐれ、書き換え耐久性にすぐれた可逆性感熱記
録層が得られるため、熱可塑性樹脂の分子内に二重結合
を導入して、紫外線または電子線硬化性とした樹脂とし
て、塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合
体にアクリル酸またはメタクリル酸をエステル重合させ
た樹脂が使用できる。
【0054】可逆性感熱記録材料において、発色を行う
には加熱に引き続き急速な冷却が起これば良く、消色を
行うには加熱後の冷却速度が遅ければ良い。例えば、適
当な熱源(サーマルヘッド、レーザー光、熱ロール、熱
スタンプ、高周波加熱、電熱ヒーターからの輻射熱、熱
風等)で比較的長い時間加熱すると、記録層だけでなく
支持体等も加熱される為に冷却速度が遅く、相分離状態
(消色状態)になる。一方、適当な方法で加熱した後、
低温の金属ブロックなどを押し当てる等して急速に冷却
することにより、発色状態を発現させることができる。
また、サーマルヘッド、レーザー光等を用いて極めて短
い時間だけ加熱すると、加熱終了後に直ちに冷却(固
化)が始まる為、発色状態を発現させることができる。
従って、同じ加熱温度および/または同じ熱源を用いて
も、冷却速度を制御することにより発色状態および消色
状態を任意に発現させることができる。
【0055】バリアー層18は、可逆性感熱記録層16
を接着層塗工時、加熱加圧による転写時に、感熱接着層
22から保護するとともに、転写シートを剥離した後の
可逆性感熱記録媒体の物理的強度を保障するための層で
ある。バリアー層18に用いられる樹脂としては、アン
カー層用塗料や接着層用塗料に使用している溶剤より可
逆性感熱記録層を保護するために耐溶剤性に優れるこ
と、可逆性感熱記録層中の電子供与性染料前駆体を不可
逆的に発色させないために低酸化値であること、さらに
基材層を剥離した後の可逆性感熱記録転写シートの物理
的強度を保つための強靭性が求められ、このような特性
を満足する樹脂としては、酸化5[KOHmg/g]以
下、塗膜形成後の引張強度300Kg/cm2 、伸び1
0%以下のウレタンアリレート系紫外線硬化型樹脂、エ
ポキシアクリレート系紫外線硬化型樹脂が挙げられる。
またバリアー層18の形成方法としてはグラビアコー
ト、ナイフコート等の各種コーティング方法を用いるこ
とができる。バリアー層の厚さとしては5〜30μmが
望ましく、これより薄いと十分なバリアー効果が得られ
ず、厚すぎると曲げに追従できず、亀裂が発生するおそ
れがある。
【0056】アンカー層20は、バリアー層18と感熱
接着層22の密着性を向上させるための層である。アン
カー層20に用いられる樹脂としては、感熱接着層とバ
リアー層との密着性を良くするため、ヒドロキシル基、
カルボキシル基、または炭素・炭素二重結合等の官能基
の数が多く、また感熱接着層とバリアー層の熱的な伸縮
による歪みを吸収し、層間剥離を防止するため、伸びが
50%以上の柔軟性をもち、さらにある程度の耐溶剤性
を備えるものであることが望ましく、具体的にはこのよ
うな特性をもたせた熱可塑性樹脂の分子内に二重結合を
導入した紫外線硬化型樹脂、ウレタンアクリレート系紫
外線硬化型樹脂、不飽和ポリエステルアクリレート系樹
脂が挙げられ、これらを2種以上混合して用いてもよ
い。またアンカー層20の形成方法としてはグラビアコ
ート、ナイフコート等の各種コーティング方法を用いる
ことができる。アンカー層の厚さとしては0.5〜5μ
mが望ましく、これより薄いと十分な密着効果が得られ
ず、厚すぎると加熱加圧する際に側面よりはみ出すおそ
れがある。
【0057】感熱接着層22は、良好な感熱接着性を有
する極性の高い樹脂が使われる。感熱接着層22に用い
られるバインダー樹脂としては、塩化ビニル/酢酸ビニ
ル/無水マレイン酸共重合体樹脂、熱可塑性樹脂の分子
内に二重結合を導入した樹脂、具体的には、塩化ビニル
/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体にアクリル酸
またはメタクリル酸をエステル重合させた樹脂が使用で
きる。
【0058】本発明による可逆性感熱記録転写シートは
以上のようなものである。これを用いて可逆性感熱記録
媒体を製造する。本実施例では可逆性感熱記録カードに
適用した場合について説明する。
【0059】上記の可逆性感熱記録転写シートを所望の
幅にスリットして転写テープを得る。すなわち、図3に
示す磁気記録部202とエンボス加工部204との間で
ICチップ206のない部分に形成される可逆性感熱記
録部208を形成するために必要な幅に切断する。
【0060】次に、スリットされた転写テープの保護層
14から感熱接着層22までの部分からなる転写部10
0を剥離層12により基材層10から剥離し、図2に示
すオーバーレイ102に加熱加圧して転写し、可逆性感
熱記録部104を形成する。オーバーレイ102は透明
硬質塩化ビニルシートを用いる。オーバーレイ102に
は磁気テープ104も同様にして転写される。
【0061】このようにして得られたオーバーレイ10
2と、印刷部108が施されたセンターコア110と、
オーバーレイ112とを重ね合わせて加熱加圧して貼合
する。センターコア110は白色硬質塩化ビニルシート
を用いる。オーバーレイ112は、オーバーレイ102
と同様に透明硬質塩化ビニルシートが用いられ、磁気テ
ープ114が転写されている。
【0062】なお、オーバーレイ102への転写部10
0の転写およびオーバーレイ102と、センターコア1
10と、オーバーレイ112との貼合を同時に行っても
よく、また、予めセンターコア110とオーバーレイ1
12を貼合し、転写部100をオーバーレイ112上に
転写してもよい。また、図4に示すようにオーバーレイ
102上に磁気テープ106を転写し、その上に接着層
120、シルバーの隠蔽層122、印刷層124、保護
層126を順次積層した転写シートを転写し、さらにそ
の上に可逆性感熱記録部104を転写してもよい。この
ようにすることで磁気テープ層106の存在が外から見
えず、美麗な印刷が形成できるので、意匠的に優れたも
のとなる。
【0063】次に貼合されたシートを金型により打ち抜
き加工してカードの形状、大きさとし、可逆性感熱記録
カードが得られる。本実施形態によれば、可逆性感熱記
録層16と感熱接着層22との間にバリアー層18を設
けたので、このような可逆性感熱記録転写シートを用い
て得られた可逆性感熱記録カードは、可逆性感熱記録層
20にカブリの発生がなく、塗膜の密着性と転写適性の
良好な可逆性感熱記録カードが得られる。さらに感熱接
着層22とバリアー層18の間にアンカー層20を設け
た場合は、塗膜の密着性が向上する。したがって、発色
タイプ可逆性感熱記録部を所望の部分に形成した可逆性
感熱記録カードが得られる。
【0064】次に本発明の具体的な実施例を説明する。
なおNV. とあるのは固形分比であり、NV. とある場合、
重量部は溶剤を含む数値である。 (1)実施例1 厚さ25μmのPETフィルム(東洋紡績(株)商品名
E5100 )を基材として用い、下記の剥離剤を用いて剥離
層を形成した。 剥離剤: 重量部 シリコン樹脂 信越化学工業(株)商品名KS-882 40部 ポリビニルブチラール樹脂 積水化学工業(株)商品名BL-1 4部 トルエン 300部 メチルエチルケトン 300部 硬化剤 信越化学工業(株)商品名CAT-PS-80 1部 上記の剥離剤を、#4ワイヤーバーで塗布し、120℃
で2分間乾燥して、剥離層を形成した。
【0065】次に下記の保護層用塗料を用いて、剥離層
上に保護層を形成した。 保護層用塗料: 紫外線硬化樹脂塗料 大日本インキ化学工業(株)商品名C3-374(NV.75%) 100部 シリカ 水澤化学工業(株)商品名P-603 5部 トルエン 50部 メチルエチルケトン 50部 上記の保護層用塗料を容器に入れ、2mmφジルコニア
ビーズを加えてペイントシェーカーで60分間分散す
る。これを#7ワイヤーバーで塗布し、100℃で2分
間乾燥した後、25m/秒の速度で160W/cmの紫
外線を照射して硬化させる。これにより約3μmの厚さ
の保護層を形成した。
【0066】さらに、下記の可逆性感熱記録層用塗料を
用いて保護層上に可逆性感熱記録層を形成した。 可逆性感熱記録層用塗料: ロイコ染料 山本化成(株)3-ジブチルアミノ -6-メチル -7-アニリノフルオラン 5部 顕減色剤 N-(4-ヒドロキシフェニル)-N'-n- オクタデシル尿素 15部 塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体にアクリル酸をエステル 重合させた樹脂 (NV.30%) 66部 トルエン 57部 メチルエチルケトン 57部 光重合開始剤 チバガイギー(株)商品名イルガキュア184 2部 上記の可逆性感熱記録層用塗料を容器に入れ、2mmφ
ジルコニアビーズを加えてペイントシェーカーで120
分間分散する。これを#20ワイヤーバーで塗布し、1
00℃で2分間乾燥後、25m/秒の速度で160W/
cmの紫外線を照射して硬化させる。これにより約5μ
mの厚さの可逆性感熱記録層を形成した。
【0067】さらに、下記のバリアー層用塗料を用いて
可逆性感熱記録層上にバリアー層を形成した。 バリアー層用塗料: 紫外線硬化樹脂塗料 ウレタンアクリレート系樹脂(酸化1以下) 大日本インキ化学工業(株)商品名C3-374(NV.75%) 100部 トルエン 50部 メチルエチルケトン 50部 上記のバリアー層用塗料を#20ワイヤーバーで塗布
し、100℃で2分間乾燥後、25m/秒の速度で16
0W/cmの紫外線を照射して硬化させる。これにより
約10μmの厚さのバリアー層を形成した。
【0068】さらに、下記の感熱接着層用塗料を用いて
バリアー層上に感熱接着層を形成した。塩化ビニル/酢
酸ビニル/ビニルアルコール共重合体にアクリル酸をエ
ステル 重合させた樹脂 (NV.30%) 40部 トルエン 20部 メチルエチルケトン 20部 上記の感熱接着層用塗料を#14ワイヤーバーで塗布
し、100℃で2分間乾燥させる。これにより約3μm
の厚さの感熱接着層を形成した。
【0069】上記のように形成された可逆性感熱記録転
写シートを所望の幅に切断して、転写テープにした。
【0070】上記の転写テープを、厚さ100μmの透
明硬質塩化ビニルシートに100℃に加熱したゴムロー
ルを押し当てて転写する。さらに、磁気テープも同様に
して上記の厚さ100μmの透明硬質塩化ビニルシート
に転写する。
【0071】上記のようにして可逆性感熱記録部を有す
る転写テープが転写された透明硬質塩化ビニルシート
と、印刷を施した厚さ280μmの白色硬質塩化ビニル
シートと、厚さ100μmの透明硬質塩化ビニルシート
とを重ね合せ、熱プレス機で温度135℃、圧力50k
g/cm2 の条件で10分間熱プレスする。
【0072】上記のように熱貼合して得られたシートを
金型でカードの大きさ、すなわちJISX6301に規
定された外形に抜いて、可逆性感熱記録部を有するカー
ドを製造した。
【0073】(2)実施例2 上記の実施例1において、下記のアンカー層用塗料を用
いてバリアー層上にアンカー層を形成した。塩化ビニル
/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体にアクリル酸
をエステル 重合させた樹脂 (NV.30%) 40部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 光重合開始剤 チバガイギー(株)商品名イルガキュア184 1部 上記のアンカー層用塗料を#7ワイヤーバーで塗布し、
100℃で2分間乾燥後、25m/秒の速度で160W
/cmの紫外線を照射して硬化させる。これにより約1
μmの厚さのアンカー層を形成した。その他の層構成等
は実施例1と同様にして製造した。
【0074】(3)実施例3 上記の実施例2において、感熱接着層を下記の感熱接着
層用塗料を用いてアンカー層上に形成した。 感熱接着層用塗料: 塩化ビニル酢酸ビニル無水マレイン酸共重合体 ユニオンカーバイド(株)商品名VMCH 6部 トルエン 17部 メチルエチルケトン 17部 上記の感熱接着層用塗料を#14バーコーターで塗布
し、100℃で2分間乾燥する。これにより約3μmの
厚さの感熱接着層を形成した。その他の層構成等は実施
例2と同様にして製造した。
【0075】(4)比較例1 実施例2において、バリアー層を省略した。その他の層
構成等は実施例2と同様にして製造した。
【0076】(5)比較例2 実施例1において、バリアー層を省略した。その他の層
構成等は実施例1と同様にして製造した。
【0077】(6)比較例3 実施例1において、バリアー層を省略し、感熱接着層を
実施例3と同様に形成した。
【0078】上記の実施例、比較例についての評価結果
を表1に示す。
【0079】
【表1】
【0080】上記の表1において、記録層のカブリ、
スリット適性、転写適性は、可逆性感熱記録転写シ
ートを透明硬質塩化ビニルシートに転写して可逆性感熱
記録シートを作製したときに評価した。記録層のカブ
リ、塗膜の密着、印字性は、上記の可逆性感熱記録
シートと白色硬質塩化ビニルシートと透明硬質塩化ビニ
ルシートとを重ね合せ、熱プレスしてカードを作製した
後に評価した。
【0081】記録層のカブリは、可逆性感熱記録転写
シート作製時に可逆性感熱記録層のロイコ染料と感熱接
着層の極性のある樹脂の反応によるカブリの発生の有無
についての評価であり、実施例1〜3および比較例1、
2はカブリの発生がなかったが、比較例3はカブリが発
生した。
【0082】スリット適性は、スリット加工時、すな
わち、可逆性感熱記録転写シートを所定の幅に切断し、
転写テープにするときのエッジの割れの有無についての
評価であり、実施例1〜3のいずれもエッジの割れは発
生しなかったが、比較例1〜3ではエッジにひび割れが
生じる場合があった。
【0083】転写適性は、可逆性感熱記録転写シート
を転写後、基材層を剥離した時の塗膜の保持の容易さに
ついての評価であり、実施例1〜3は塗膜の保持が十分
で変形等は認められなかったが、比較例1〜3は塗膜の
保持が不十分で剥離時に塗膜の変形が認められた。
【0084】記録層のカブリは、可逆性感熱記録シー
トと白色硬質塩化ビニルシートと透明硬質塩化ビニルシ
ートとを重ね合せ、熱プレスした後の可逆性感熱記録層
のカブリの発生の有無についての評価であり、実施例
1、2および比較例2はカブリの発生がなかったが、比
較例1、3、4はカブリが発生した。
【0085】塗膜の密着は、熱プレス後の各層の密着
性についての評価であり、碁盤目クロスカットセロテー
プ剥離試験(JISK5400)によって合否を判定し
た。実施例1は評価点数6で、実施例2、3および比較
例1〜3は評価点数10であったが、比較例1〜3は転
写時の塗膜の保持が不十分であったため、オーバーレイ
表面の凹凸の影響が保護層表面にまで認められたのに対
し、実施例1〜3はオーバーレイ表面の凹凸の影響は認
められなかった。
【0086】印字性は、8dot/mm、ライン周期
3.0msec、デューティー比60%、0.5mJ/
dotの条件のサーマルヘッドで印字した時の印字画像
の視認性の良否についての評価であり、実施例1〜3は
視認性が良好であったが、比較例1〜3は視認性が不十
分であった。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、可逆性感熱記録層と感
熱接着層との間にバリアー層を設けたので、本発明によ
る可逆性感熱記録転写シートを用いれば、可逆性感熱記
録層にカブリの発生がなく、塗膜の密着性と転写適性の
良好な可逆性感熱記録媒体が得られる。さらに感熱接着
層とバリアー層の間にアンカー層を設けた場合は塗膜の
密着性が向上する。これにより、発色タイプ可逆性感熱
記録部を所望の部分に形成した可逆性感熱記録媒体が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可逆性感熱記録転写シートの一実
施形態を示す断面図である。
【図2】本発明による可逆性感熱記録媒体の一実施形態
を示す断面図である。
【図3】本発明による可逆性感熱記録媒体の一実施形態
を示す正面図である。
【図4】本発明による可逆性感熱記録媒体の他の実施形
態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 基材層 12 剥離層 14 保護層 16 可逆性感熱記録層 18 バリアー層 20 アンカー層 22 感熱接着層 100 転写部 102 オーバーレイ 104 可逆性感熱記録部 106、114 磁気テープ 108 印刷部 110 センターコア 112 オーバーレイ 202 磁気記録部 204 エンボス加工部 206 ICチップ 208 可逆性感熱記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 実 東京都文京区小石川四丁目14番12号 共同 印刷株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、 該基材上に形成されている転写層とからなる可逆性感熱
    記録転写シートにおいて、前記転写層は、 基材上に形成された剥離層と、 該剥離層上に形成された保護層と、 該保護層上に形成された可逆性感熱記録層と、 該可逆性感熱記録層上に形成されたバリアー層と、 該バリアー層上に形成された感熱接着層とからなり、 前記可逆性感熱記録層はロイコ染料、顕減色剤を含み、
    可逆的に発色および消色を行い得るものであり、 前記バリアー層は紫外線硬化型樹脂を含むことを特徴と
    する可逆性感熱記録転写シート。
  2. 【請求項2】 基材と、 該基材上に形成されている転写層とからなる可逆性感熱
    記録転写シートにおいて、前記転写層は、 基材上に形成された剥離層と、 該剥離層上に形成された保護層と、 該保護層上に形成された可逆性感熱記録層と、 該可逆性感熱記録層上に形成されたバリアー層と、 該バリアー層上に形成されたアンカー層と、 該アンカー層上に形成された感熱接着層とからなり、 前記可逆性感熱記録層はロイコ染料、顕減色剤を含み、
    可逆的に発色および消色を行い得るものであり、 前記バリアー層は紫外線硬化型樹脂を含み、 前記アンカー層は塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアル
    コール共重合体にアクリル酸またはメタクリル酸をエス
    テル重合させた樹脂を含むことを特徴とする可逆性感熱
    記録転写シート。
  3. 【請求項3】 感熱接着層と、 該感熱接着層上に形成されたアンカー層と、 該アンカー層上に形成されたバリアー層と、 該バリアー層上に形成された可逆性感熱記録層と、 該可逆性感熱記録層上に形成された保護層とを有し、 前記可逆性感熱記録層はロイコ染料、顕減色剤を含み、
    可逆的に発色および消色を行い得るものであり、 前記バリアー層は紫外線硬化型樹脂を含み、 前記アンカー層は塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアル
    コール共重合体にアクリル酸またはメタクリル酸をエス
    テル重合させた樹脂を含むことを特徴とする可逆性感熱
    記録媒体。
  4. 【請求項4】 基材上に剥離層を形成する工程と、 該剥離層上に保護層を形成する工程と、 該保護層上に、ロイコ染料、顕減色剤を含み、可逆的に
    発色および消色を行い得る可逆性感熱記録層を形成する
    工程と、 該可逆性感熱記録層上に紫外線硬化型樹脂を含むバリア
    ー層を形成する工程と、 該バリアー層上に塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアル
    コール共重合体にアクリル酸またはメタクリル酸をエス
    テル重合させた樹脂を含むアンカー層を形成する工程
    と、 該アンカー層上に感熱接着層を形成する工程とを有する
    ことを特徴とする可逆性感熱記録転写シートの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法により製造された
    可逆性感熱記録転写シートを所定の幅にスリットして転
    写テープを得る工程と、 該転写テープを剥離層により基材から剥離してオーバー
    レイフィルムに加熱加圧する工程と、 該転写テープが転写されたオーバーレイフィルムと、セ
    ンターコアフィルムと、オーバーレイフィルムとを加熱
    加圧して熱貼合する工程と、 該熱貼合されたフィルムを所定の大きさに抜き加工する
    工程とを有することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の方法により製造された
    可逆性感熱記録転写シートを所定の幅にスリットして転
    写テープを得る工程と、 該転写テープを剥離層により基材から剥離して、オーバ
    ーレイフィルムとセンターコアフィルムとが貼り合わさ
    れたフィルムの前記オーバーレイフィルム側に加熱加圧
    する工程と、 該熱貼合されたフィルムを所定の大きさに抜き加工する
    工程とを有することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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