JPH10246259A - ディスクブレーキのパッド間隙調節装置 - Google Patents
ディスクブレーキのパッド間隙調節装置Info
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- JPH10246259A JPH10246259A JP5268297A JP5268297A JPH10246259A JP H10246259 A JPH10246259 A JP H10246259A JP 5268297 A JP5268297 A JP 5268297A JP 5268297 A JP5268297 A JP 5268297A JP H10246259 A JPH10246259 A JP H10246259A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/20—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
- F16D2125/22—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting transversely to the axis of rotation
- F16D2125/26—Cranks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストン側ナットがキャリパ側スピンドルに
対し相対回転し、ねじ作用によりパッド間隙を調節する
装置において、スピンドルのシールリングに頼ることな
くキャリパに対するスピンドルの保持力を高め得るよう
にする。 【解決手段】 室7への液圧でピストン5が左動される
時、パッド3,4が相互に接近してディスクロータを挟
圧し、所定の制動作用を行う。この間、ピストン5のス
トロークがナット14およびスピンドル15間のバック
ラッシュ以上になるとナット14が停止し、ピン17お
よび傾斜溝13b間のカム作用でナット14がスピンド
ル15に対し相対回転されて螺出し、パッド間隙を調節
することができる。スピンドル15にはシールリング2
0とは別に摩擦リング21を設けてキャリパ2に対する
スピンドル15の保持力を付加し、これによりシールリ
ング20の締め代は不変のまま上記のパッド間隙調節作
用を補償するようになす。
対し相対回転し、ねじ作用によりパッド間隙を調節する
装置において、スピンドルのシールリングに頼ることな
くキャリパに対するスピンドルの保持力を高め得るよう
にする。 【解決手段】 室7への液圧でピストン5が左動される
時、パッド3,4が相互に接近してディスクロータを挟
圧し、所定の制動作用を行う。この間、ピストン5のス
トロークがナット14およびスピンドル15間のバック
ラッシュ以上になるとナット14が停止し、ピン17お
よび傾斜溝13b間のカム作用でナット14がスピンド
ル15に対し相対回転されて螺出し、パッド間隙を調節
することができる。スピンドル15にはシールリング2
0とは別に摩擦リング21を設けてキャリパ2に対する
スピンドル15の保持力を付加し、これによりシールリ
ング20の締め代は不変のまま上記のパッド間隙調節作
用を補償するようになす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクブレーキ
のディスクロータおよびパッド間におけるパッド間隙を
調節するための装置、特にフローティングキャリパ型
で、パーキングブレーキ機構を内蔵させた、所謂ビルト
インディスクブレーキのパッド間隙調節装置に関するも
のである。
のディスクロータおよびパッド間におけるパッド間隙を
調節するための装置、特にフローティングキャリパ型
で、パーキングブレーキ機構を内蔵させた、所謂ビルト
インディスクブレーキのパッド間隙調節装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種ディスクブレーキは、例えば実公
平5−27717号公報に記載されているように、車体
静止部に固定され、一対のブレーキパッドをディスクロ
ータ回転方向に拘束するトルク受け部材を備え、このト
ルク受け部材にディスクロータ軸線方向へ移動可能に浮
動支持してキャリパを具備する。そしてキャリパにはピ
ストンを摺動自在に嵌合して設け、該ピストンの液圧作
動により一方のブレーキパッドをディスクロータに向け
て押圧すると共に、その反力でキャリパを介して他方の
ブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧し、両ブ
レーキパッド間にディスクロータを挟圧することで制動
作用を行うよう構成する。
平5−27717号公報に記載されているように、車体
静止部に固定され、一対のブレーキパッドをディスクロ
ータ回転方向に拘束するトルク受け部材を備え、このト
ルク受け部材にディスクロータ軸線方向へ移動可能に浮
動支持してキャリパを具備する。そしてキャリパにはピ
ストンを摺動自在に嵌合して設け、該ピストンの液圧作
動により一方のブレーキパッドをディスクロータに向け
て押圧すると共に、その反力でキャリパを介して他方の
ブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧し、両ブ
レーキパッド間にディスクロータを挟圧することで制動
作用を行うよう構成する。
【0003】一方ディスクブレーキには、ブレーキパッ
ドの摩耗時もディスクロータとブレーキパッドとの間の
パッド間隙を自動的に所定値に調節するパッド間隙自動
調節装置を内蔵するのが普通であり、このパッド間隙自
動調節機構としては従来、特公昭51−18038号公
報に記載のようなものが知られている。このパッド間隙
自動調節機構は、ブレーキパッドの摩耗によりピストン
が設定以上のブレーキパッド押圧ストロークを行うよう
になると、当該ピストンに設けた調節ナットの回転を生
起させて、該調節ナットと、ピストン作動液圧室に突出
するようキャリパに嵌合させた調節スピンドルとの間の
ねじ作用により、ブレーキパッドとディスクロータとの
間のパッド間隙を自動的に所定値になるよう調節するも
のである。
ドの摩耗時もディスクロータとブレーキパッドとの間の
パッド間隙を自動的に所定値に調節するパッド間隙自動
調節装置を内蔵するのが普通であり、このパッド間隙自
動調節機構としては従来、特公昭51−18038号公
報に記載のようなものが知られている。このパッド間隙
自動調節機構は、ブレーキパッドの摩耗によりピストン
が設定以上のブレーキパッド押圧ストロークを行うよう
になると、当該ピストンに設けた調節ナットの回転を生
起させて、該調節ナットと、ピストン作動液圧室に突出
するようキャリパに嵌合させた調節スピンドルとの間の
ねじ作用により、ブレーキパッドとディスクロータとの
間のパッド間隙を自動的に所定値になるよう調節するも
のである。
【0004】他方ディスクブレーキには、パーキングブ
レーキ機構をも内蔵させることが多く、パッド間隙自動
調節機構を上記の構成にする場合、パーキングブレーキ
操作力を前記調節スピンドルを介して前記ピストンに伝
えることでパーキングブレーキが可能になるようにする
のが常識的である。
レーキ機構をも内蔵させることが多く、パッド間隙自動
調節機構を上記の構成にする場合、パーキングブレーキ
操作力を前記調節スピンドルを介して前記ピストンに伝
えることでパーキングブレーキが可能になるようにする
のが常識的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
なパッド間隙自動調節機構を採用する場合、前記のパッ
ド間隙自動調節機能に鑑み、調節スピンドルが確実にキ
ャリパに保持されているのが望ましく、さもなくば、調
節ナットの回転時に調節スピンドルが連れ廻されてパッ
ド間隙の自動調節が前記した所定通りに行われ得ない。
かと言って、キャリパに対する調節スピンドル嵌合部を
封止してピストン作動液圧室からの作動液の漏れを防止
するためのシールリングに調節スピンドルの回転防止機
能をも持たせるべく、当該シールリングの締め代を大き
くすると、パーキングブレーキ時の度重なる調節スピン
ドルのストロークでシールリングが早期にヘタリ等の変
形を生じ、耐久性の点で不利になることを確かめた。
なパッド間隙自動調節機構を採用する場合、前記のパッ
ド間隙自動調節機能に鑑み、調節スピンドルが確実にキ
ャリパに保持されているのが望ましく、さもなくば、調
節ナットの回転時に調節スピンドルが連れ廻されてパッ
ド間隙の自動調節が前記した所定通りに行われ得ない。
かと言って、キャリパに対する調節スピンドル嵌合部を
封止してピストン作動液圧室からの作動液の漏れを防止
するためのシールリングに調節スピンドルの回転防止機
能をも持たせるべく、当該シールリングの締め代を大き
くすると、パーキングブレーキ時の度重なる調節スピン
ドルのストロークでシールリングが早期にヘタリ等の変
形を生じ、耐久性の点で不利になることを確かめた。
【0006】また、調節スピンドルの確実な保持を上記
の対策に頼ると、シールリングの締め代や、シールリン
グ接触面の粗さが調節スピンドルの保持力に敏感に影響
することから、シールリングの寸法管理やシールリング
接触面の加工精度を厳しく管理しなければならず、コス
ト的に不利になると共に、当該厳しい管理によってもな
おパッド間隙自動調節作用の信頼性が低くなるという問
題を生じていた。
の対策に頼ると、シールリングの締め代や、シールリン
グ接触面の粗さが調節スピンドルの保持力に敏感に影響
することから、シールリングの寸法管理やシールリング
接触面の加工精度を厳しく管理しなければならず、コス
ト的に不利になると共に、当該厳しい管理によってもな
おパッド間隙自動調節作用の信頼性が低くなるという問
題を生じていた。
【0007】請求項1に記載の第1発明は、調節スピン
ドルをキャリパに保持する機能を上記のシールリングに
頼らず、別途の手段により果たすよう構成することで、
従来の前記問題を解消することを目的とする。
ドルをキャリパに保持する機能を上記のシールリングに
頼らず、別途の手段により果たすよう構成することで、
従来の前記問題を解消することを目的とする。
【0008】なおディスクブレーキは、ブレーキパッド
等の構成部品を交換した後にパッド間隙を手動で調節す
る必要が生じ、これがため一般的には前記実公平5−2
7717号公報に記載されたと同じように、上記のパッ
ド間隙自動調節機構を成す調節スピンドルに噛合させて
手動調節素子を設け、これをキャリパに嵌合させるのが
常識的である。パッド間隙の手動調節に当たっては、手
動調節素子を回転することでこれに噛合した調節スピン
ドルを回転させ、該調節スピンドルと前記調節ナットと
の間におけるねじ作用によりパッド間隙を手動調節する
ことができる。
等の構成部品を交換した後にパッド間隙を手動で調節す
る必要が生じ、これがため一般的には前記実公平5−2
7717号公報に記載されたと同じように、上記のパッ
ド間隙自動調節機構を成す調節スピンドルに噛合させて
手動調節素子を設け、これをキャリパに嵌合させるのが
常識的である。パッド間隙の手動調節に当たっては、手
動調節素子を回転することでこれに噛合した調節スピン
ドルを回転させ、該調節スピンドルと前記調節ナットと
の間におけるねじ作用によりパッド間隙を手動調節する
ことができる。
【0009】ところで手動調節素子は、軸線方向にガタ
をもっていることから、振動により打音やビビリ音を発
生し易く、その対策が肝要である。請求項2に記載の第
2発明は、当該対策をするのと併せて、前記調節スピン
ドル保持機能をも行い、もって前記のシールリングに調
節スピンドル保持機能を持たせる必要がないようにして
従来の前記問題を解消することを目的とする。
をもっていることから、振動により打音やビビリ音を発
生し易く、その対策が肝要である。請求項2に記載の第
2発明は、当該対策をするのと併せて、前記調節スピン
ドル保持機能をも行い、もって前記のシールリングに調
節スピンドル保持機能を持たせる必要がないようにして
従来の前記問題を解消することを目的とする。
【0010】請求項3に記載の第3発明は、第1発明お
よび第2発明の組み合わせにより調節スピンドル保持能
力の更なる向上を実現すると共に、手動調節素子の振動
防止を実現することを目的とする。
よび第2発明の組み合わせにより調節スピンドル保持能
力の更なる向上を実現すると共に、手動調節素子の振動
防止を実現することを目的とする。
【0011】請求項4に記載の第4発明は、調節スピン
ドル保持機能を提供する簡便な手段を提供することを目
的とする。
ドル保持機能を提供する簡便な手段を提供することを目
的とする。
【0012】請求項5に記載の第5発明は、第4発明の
簡便な手段の好適な配置を提案するものである。
簡便な手段の好適な配置を提案するものである。
【0013】請求項6に記載の第6発明は、前記手動調
節素子の振動防止対策としての簡便な手段を提供するこ
とを目的とする。
節素子の振動防止対策としての簡便な手段を提供するこ
とを目的とする。
【0014】請求項7に記載の第7発明は、前記手動調
節素子の振動防止対策としての他の簡便な手段を提供す
ることを目的とする。
節素子の振動防止対策としての他の簡便な手段を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】これらの目的のため、先
ず第1発明によるディスクブレーキのパッド間隙調節装
置は、キャリパに嵌合したピストンの液圧作動によりブ
レーキパッドをディスクロータに向けて押圧することで
制動作用を行い、前記ピストンが設定以上のブレーキパ
ッド押圧ストロークを行う時、該ピストンに設けた調節
ナットの回転を生起させて、該調節ナットと、ピストン
作動液圧室に突出するよう前記キャリパに嵌合させた調
節スピンドルとの間のねじ作用により、ブレーキパッド
とディスクロータとの間のパッド間隙を自動調節可能に
し、パーキングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを
介して前記ピストンに伝えることでパーキングブレーキ
を可能にしたディスクブレーキにおいて、前記調節スピ
ンドルに回転抵抗を付加する回転抵抗付加手段を設けた
ことを特徴とするものである。
ず第1発明によるディスクブレーキのパッド間隙調節装
置は、キャリパに嵌合したピストンの液圧作動によりブ
レーキパッドをディスクロータに向けて押圧することで
制動作用を行い、前記ピストンが設定以上のブレーキパ
ッド押圧ストロークを行う時、該ピストンに設けた調節
ナットの回転を生起させて、該調節ナットと、ピストン
作動液圧室に突出するよう前記キャリパに嵌合させた調
節スピンドルとの間のねじ作用により、ブレーキパッド
とディスクロータとの間のパッド間隙を自動調節可能に
し、パーキングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを
介して前記ピストンに伝えることでパーキングブレーキ
を可能にしたディスクブレーキにおいて、前記調節スピ
ンドルに回転抵抗を付加する回転抵抗付加手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0016】また第2発明によるディスクブレーキのパ
ッド間隙調節装置は、キャリパに嵌合したピストンの液
圧作動によりブレーキパッドをディスクロータに向けて
押圧することで制動作用を行い、前記ピストンが設定以
上のブレーキパッド押圧ストロークを行う時、該ピスト
ンに設けた調節ナットの回転を生起させて、該調節ナッ
トと、ピストン作動液圧室に突出するよう前記キャリパ
に嵌合させた調節スピンドルとの間のねじ作用により、
ブレーキパッドとディスクロータとの間のパッド間隙を
自動調節可能にし、前記調節スピンドルを、この調節ス
ピンドルに噛合するようキャリパに嵌合された手動調節
素子を介して回転させることにより、前記調節ナットと
の間のねじ作用でパッド間隙を手動調節可能にし、パー
キングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを介して前
記ピストンに伝えることでパーキングブレーキを可能に
したディスクブレーキにおいて、前記手動調節素子の振
動を防止する振動防止手段を設けたことを特徴とするも
のである。
ッド間隙調節装置は、キャリパに嵌合したピストンの液
圧作動によりブレーキパッドをディスクロータに向けて
押圧することで制動作用を行い、前記ピストンが設定以
上のブレーキパッド押圧ストロークを行う時、該ピスト
ンに設けた調節ナットの回転を生起させて、該調節ナッ
トと、ピストン作動液圧室に突出するよう前記キャリパ
に嵌合させた調節スピンドルとの間のねじ作用により、
ブレーキパッドとディスクロータとの間のパッド間隙を
自動調節可能にし、前記調節スピンドルを、この調節ス
ピンドルに噛合するようキャリパに嵌合された手動調節
素子を介して回転させることにより、前記調節ナットと
の間のねじ作用でパッド間隙を手動調節可能にし、パー
キングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを介して前
記ピストンに伝えることでパーキングブレーキを可能に
したディスクブレーキにおいて、前記手動調節素子の振
動を防止する振動防止手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0017】第3発明によるディスクブレーキのパッド
間隙調節装置は、キャリパに嵌合したピストンの液圧作
動によりブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧
することで制動作用を行い、前記ピストンが設定以上の
ブレーキパッド押圧ストロークを行う時、該ピストンに
設けた調節ナットの回転を生起させて、該調節ナット
と、ピストン作動液圧室に突出するよう前記キャリパに
嵌合させた調節スピンドルとの間のねじ作用により、ブ
レーキパッドとディスクロータとの間のパッド間隙を自
動調節可能にし、前記調節スピンドルを、この調節スピ
ンドルに噛合するようキャリパに嵌合された手動調節素
子を介して回転させることにより、前記調節ナットとの
間のねじ作用でパッド間隙を手動調節可能にし、パーキ
ングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを介して前記
ピストンに伝えることでパーキングブレーキを可能にし
たディスクブレーキにおいて、前記調節スピンドルに回
転抵抗を付加する回転抵抗付加手段を設けると共に、前
記手動調節素子の振動を防止する振動防止手段を設けた
ことを特徴とするものである。
間隙調節装置は、キャリパに嵌合したピストンの液圧作
動によりブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧
することで制動作用を行い、前記ピストンが設定以上の
ブレーキパッド押圧ストロークを行う時、該ピストンに
設けた調節ナットの回転を生起させて、該調節ナット
と、ピストン作動液圧室に突出するよう前記キャリパに
嵌合させた調節スピンドルとの間のねじ作用により、ブ
レーキパッドとディスクロータとの間のパッド間隙を自
動調節可能にし、前記調節スピンドルを、この調節スピ
ンドルに噛合するようキャリパに嵌合された手動調節素
子を介して回転させることにより、前記調節ナットとの
間のねじ作用でパッド間隙を手動調節可能にし、パーキ
ングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを介して前記
ピストンに伝えることでパーキングブレーキを可能にし
たディスクブレーキにおいて、前記調節スピンドルに回
転抵抗を付加する回転抵抗付加手段を設けると共に、前
記手動調節素子の振動を防止する振動防止手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0018】第4発明によるディスクブレーキのパッド
間隙調節装置は、第1発明または第3発明において、前
記キャリパに対する前記調節スピンドルの嵌合部に摩擦
リングを介在させ、この摩擦リングで前記回転抵抗付加
手段を構成したことを特徴とするものである。
間隙調節装置は、第1発明または第3発明において、前
記キャリパに対する前記調節スピンドルの嵌合部に摩擦
リングを介在させ、この摩擦リングで前記回転抵抗付加
手段を構成したことを特徴とするものである。
【0019】第5発明によるディスクブレーキのパッド
間隙調節装置は、第4発明において、前記摩擦リング
を、前記キャリパおよび調節スピンドル間のシールリン
グよりも、前記ピストン作動液圧室から遠い側に配置し
たことを特徴とするものである。
間隙調節装置は、第4発明において、前記摩擦リング
を、前記キャリパおよび調節スピンドル間のシールリン
グよりも、前記ピストン作動液圧室から遠い側に配置し
たことを特徴とするものである。
【0020】第6発明によるディスクブレーキのパッド
間隙調節装置は、第2発明乃至第5発明のいずれかにお
いて、前記キャリパに対する前記手動調節素子の嵌合部
に環状リングを介在させ、この環状リングで前記振動防
止手段を構成したことを特徴とするものである。
間隙調節装置は、第2発明乃至第5発明のいずれかにお
いて、前記キャリパに対する前記手動調節素子の嵌合部
に環状リングを介在させ、この環状リングで前記振動防
止手段を構成したことを特徴とするものである。
【0021】第7発明によるディスクブレーキのパッド
間隙調節装置は、第2発明乃至第5発明のいずれかにお
いて、前記手動調節素子を該素子の回転軸線方向に付勢
して固定部に押圧する弾性手段で前記振動防止手段を構
成したことを特徴とするものである。
間隙調節装置は、第2発明乃至第5発明のいずれかにお
いて、前記手動調節素子を該素子の回転軸線方向に付勢
して固定部に押圧する弾性手段で前記振動防止手段を構
成したことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になるパッド間隙調節装置を内蔵したフローティング
キャリパ型ディスクブレーキを示す。1はトルク受け部
材で、このトルク受け部材は車体の静止部に固定して取
着する。当該トルク受け部材1上には、キャリパ2をデ
ィスクロータ(図示せず)の回転軸線方向(図の左右方
向)へ移動可能にして浮動支持すると共に、該ディスク
ロータを挟んでその両側に対向配置したブレーキパッド
3,4をディスクロータ回転方向(図面直角方向)に拘
束してディスクロータ軸線方向に移動可能に支持する。
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になるパッド間隙調節装置を内蔵したフローティング
キャリパ型ディスクブレーキを示す。1はトルク受け部
材で、このトルク受け部材は車体の静止部に固定して取
着する。当該トルク受け部材1上には、キャリパ2をデ
ィスクロータ(図示せず)の回転軸線方向(図の左右方
向)へ移動可能にして浮動支持すると共に、該ディスク
ロータを挟んでその両側に対向配置したブレーキパッド
3,4をディスクロータ回転方向(図面直角方向)に拘
束してディスクロータ軸線方向に移動可能に支持する。
【0023】キャリパ2には、インナブレーキパッド3
に突き当ててピストン5を摺動自在に嵌合し、アウタブ
レーキパッド4はキャリパ2のリアクション部分2aに
より受け止める。キャリパ2とピストン5との間の嵌合
部にシールリング6を設けて、作動液圧室7を画成し、
この作動液圧室7に通ずるポート8をキャリパ2に形成
する。ここで、ポート8から作動液圧室7にブレーキ液
圧が供給されると、ピストン5が図中左方へ押動されて
インナブレーキパッド3を同方向へ付勢する。一方、こ
の時の反力がキャリパ2に伝わってリアクション部分2
aを介しアウタブレーキパッド4を逆方向へ付勢する。
よって、ブレーキパッド3,4が相互に接近する方向へ
変位し、これらパッド間にディスクロータを挟圧するこ
とにより所定通りに制動作用を行うことができる。
に突き当ててピストン5を摺動自在に嵌合し、アウタブ
レーキパッド4はキャリパ2のリアクション部分2aに
より受け止める。キャリパ2とピストン5との間の嵌合
部にシールリング6を設けて、作動液圧室7を画成し、
この作動液圧室7に通ずるポート8をキャリパ2に形成
する。ここで、ポート8から作動液圧室7にブレーキ液
圧が供給されると、ピストン5が図中左方へ押動されて
インナブレーキパッド3を同方向へ付勢する。一方、こ
の時の反力がキャリパ2に伝わってリアクション部分2
aを介しアウタブレーキパッド4を逆方向へ付勢する。
よって、ブレーキパッド3,4が相互に接近する方向へ
変位し、これらパッド間にディスクロータを挟圧するこ
とにより所定通りに制動作用を行うことができる。
【0024】次いでパッド間隙自動調節装置を説明する
に、これは基本的に前記特公昭51−18038号公報
に記載されたものと同じ構成で、室7に開口するようピ
ストン5に有底孔5aを穿設し、この有底孔5a内に環
状の受け金ハウジング11を嵌合すると共に、この受け
金ハウジング11をばねリング12により抜け止めす
る。そして受け金ハウジング11の中心内孔に係合スリ
ーブ13を挿置し、この係合スリーブ13は孔5aの底
に近い端部13aを拡径円錐面として、これに対向する
受け金ハウジング11の角部と拡径円錐面13aとの間
で後述のクラッチ作用を行うものとする。
に、これは基本的に前記特公昭51−18038号公報
に記載されたものと同じ構成で、室7に開口するようピ
ストン5に有底孔5aを穿設し、この有底孔5a内に環
状の受け金ハウジング11を嵌合すると共に、この受け
金ハウジング11をばねリング12により抜け止めす
る。そして受け金ハウジング11の中心内孔に係合スリ
ーブ13を挿置し、この係合スリーブ13は孔5aの底
に近い端部13aを拡径円錐面として、これに対向する
受け金ハウジング11の角部と拡径円錐面13aとの間
で後述のクラッチ作用を行うものとする。
【0025】係合スリーブ13の中心内孔には調節ナッ
ト14を挿置し、この調節ナット14に調節スピンドル
15を螺入させる。これら調節ナット14および調節ス
ピンドル15間の螺合部には、要求されるパッド間隙に
対応したバックラッシュを持たせて、対応する距離に亘
って両者が軸線方向へ相対変位し得るようにする。
ト14を挿置し、この調節ナット14に調節スピンドル
15を螺入させる。これら調節ナット14および調節ス
ピンドル15間の螺合部には、要求されるパッド間隙に
対応したバックラッシュを持たせて、対応する距離に亘
って両者が軸線方向へ相対変位し得るようにする。
【0026】調節ナット14の図中左端14aを拡大フ
ランジとして成形し、この拡大フランジ14aを、受け
金ハウジング11に着座させた円板ばね16によりピス
トン有底孔5aの底面に押圧させることで、調節ナット
14をピストン5にクラッチ係合させる。調節ナット1
4には更に、その外周面にピン17を径方向外方へ突出
するよう立設し、これを係合スリーブ13の傾斜溝13
b内に進入させる。
ランジとして成形し、この拡大フランジ14aを、受け
金ハウジング11に着座させた円板ばね16によりピス
トン有底孔5aの底面に押圧させることで、調節ナット
14をピストン5にクラッチ係合させる。調節ナット1
4には更に、その外周面にピン17を径方向外方へ突出
するよう立設し、これを係合スリーブ13の傾斜溝13
b内に進入させる。
【0027】円板ばね16から遠い受け金ハウジング1
1の側に配置して保持リング18を設け、これを調節ナ
ット14に係着することにより、調節ナット14の拡大
フランジ14aと保持リング18との間において調節ナ
ット14上に、受け金ハウジング11、係合スリーブ1
3および円板ばね16を予備組み立てし得るようにす
る。そして、係合スリーブ13と調節ナット14との間
に捩りばね19を作用させ、これにより係合スリーブ1
3を調節ナット14に対して常時初期位置に付勢する。
1の側に配置して保持リング18を設け、これを調節ナ
ット14に係着することにより、調節ナット14の拡大
フランジ14aと保持リング18との間において調節ナ
ット14上に、受け金ハウジング11、係合スリーブ1
3および円板ばね16を予備組み立てし得るようにす
る。そして、係合スリーブ13と調節ナット14との間
に捩りばね19を作用させ、これにより係合スリーブ1
3を調節ナット14に対して常時初期位置に付勢する。
【0028】ピストン5から遠い調節スピンドル15の
端部外周15aをキャリパ2に嵌合させ、この嵌合端部
外周15aにシールリング20を設けて、作動液圧室7
から作動液が漏れるのを防止する。そして本実施の形態
においては特に、ピストン5から遠いシールリング20
の側に配置して調節スピンドル15の嵌合端部外周15
aに摩擦リング21を設け、これにより、調節スピンド
ル15に回転抵抗を付加する回転抵抗付加手段を構成す
る。なお、摩擦リング21はOリング、角リングのいず
れでも良いし、材料もゴム、樹脂など任意のもので良
く、また、これらリングに代えて線ばねを用いても良い
ことは言うまでもない。
端部外周15aをキャリパ2に嵌合させ、この嵌合端部
外周15aにシールリング20を設けて、作動液圧室7
から作動液が漏れるのを防止する。そして本実施の形態
においては特に、ピストン5から遠いシールリング20
の側に配置して調節スピンドル15の嵌合端部外周15
aに摩擦リング21を設け、これにより、調節スピンド
ル15に回転抵抗を付加する回転抵抗付加手段を構成す
る。なお、摩擦リング21はOリング、角リングのいず
れでも良いし、材料もゴム、樹脂など任意のもので良
く、また、これらリングに代えて線ばねを用いても良い
ことは言うまでもない。
【0029】次いでパーキングブレーキを説明するに、
これは、ピストン5から遠い調節スピンドル15の端面
に突き当てたプッシュロッド22と、パーキングブレー
キ操作力を受けて図中反時計方向に回転駆動されるカム
軸23とで構成する。かかるカム軸23の回転駆動は、
プッシュロッド22をして調節スピンドル15を図面の
左方に押動し、調節ナット14およびピストン5を介し
てインナブレーキパッド3をディスクロータに向け付勢
すると同時に、その反力でアウタブレーキパッド4をデ
ィスクロータに向け付勢し、ブレーキパッド3,4間に
ディスクロータを挟圧することにより所定のパーキング
ブレーキ作用を行うことができる。
これは、ピストン5から遠い調節スピンドル15の端面
に突き当てたプッシュロッド22と、パーキングブレー
キ操作力を受けて図中反時計方向に回転駆動されるカム
軸23とで構成する。かかるカム軸23の回転駆動は、
プッシュロッド22をして調節スピンドル15を図面の
左方に押動し、調節ナット14およびピストン5を介し
てインナブレーキパッド3をディスクロータに向け付勢
すると同時に、その反力でアウタブレーキパッド4をデ
ィスクロータに向け付勢し、ブレーキパッド3,4間に
ディスクロータを挟圧することにより所定のパーキング
ブレーキ作用を行うことができる。
【0030】ブレーキパッド3,4等を交換してパッド
間隙を手動で調節する必要が生じた時のためのパッド間
隙手動調節装置は以下の構成とする。ピストン5から最
も遠い調節スピンドル15の端部における外周にギヤ歯
15bを形成し、これに噛合する手動調節素子24をキ
ャリパ2に回転自在に嵌合させて設ける。ここで、手動
調節素子24を嵌合するためにキャリパ2に形成した孔
2bの開口端は通常、非弾性材料で作ったプラグ25に
より塞ぐ。
間隙を手動で調節する必要が生じた時のためのパッド間
隙手動調節装置は以下の構成とする。ピストン5から最
も遠い調節スピンドル15の端部における外周にギヤ歯
15bを形成し、これに噛合する手動調節素子24をキ
ャリパ2に回転自在に嵌合させて設ける。ここで、手動
調節素子24を嵌合するためにキャリパ2に形成した孔
2bの開口端は通常、非弾性材料で作ったプラグ25に
より塞ぐ。
【0031】上記実施の形態になるディスクブレーキの
作用を次に説明する。 (1)サ−ビスブレーキ作用 ブレーキペダルの踏み込みによりブレーキ液圧がポート
8から作動液圧室7に流入すると、ピストン5が図中左
方へ押動されてインナブレーキパッド3を同方向へ付勢
する。一方、この時の反力がキャリパ2に伝わってリア
クション部分2aを介しアウタブレーキパッド4を逆方
向へ付勢する。よって、ブレーキパッド3,4は相互に
接近する方向へ変位し、これらパッド間にディスクロー
タを挟圧することとなって所定の制動を行うことができ
る。ブレーキ液圧が消失すると、ピストン5上のシール
リング6の周知のロールバックによりピストン5は初期
位置に戻され、ブレーキパッド3,4がディスクロータ
から離反することで制動を解除することができる。
作用を次に説明する。 (1)サ−ビスブレーキ作用 ブレーキペダルの踏み込みによりブレーキ液圧がポート
8から作動液圧室7に流入すると、ピストン5が図中左
方へ押動されてインナブレーキパッド3を同方向へ付勢
する。一方、この時の反力がキャリパ2に伝わってリア
クション部分2aを介しアウタブレーキパッド4を逆方
向へ付勢する。よって、ブレーキパッド3,4は相互に
接近する方向へ変位し、これらパッド間にディスクロー
タを挟圧することとなって所定の制動を行うことができ
る。ブレーキ液圧が消失すると、ピストン5上のシール
リング6の周知のロールバックによりピストン5は初期
位置に戻され、ブレーキパッド3,4がディスクロータ
から離反することで制動を解除することができる。
【0032】(2)パーキングブレーキ作用 パーキングブレーキ操作力が入力されると、回転カム2
3が図中反時計方向に回転駆動される。かかるカム軸2
3の回転駆動は、プッシュロッド22をして調節スピン
ドル15を図面の左方に押動し、調節ナット14および
ピストン5を介してインナブレーキパッド3をディスク
ロータに向け付勢すると同時に、その反力でアウタブレ
ーキパッド4をディスクロータに向け付勢し、ブレーキ
パッド3,4間にディスクロータを挟圧することにより
所定のパーキングブレーキ作用を行うことができる。
3が図中反時計方向に回転駆動される。かかるカム軸2
3の回転駆動は、プッシュロッド22をして調節スピン
ドル15を図面の左方に押動し、調節ナット14および
ピストン5を介してインナブレーキパッド3をディスク
ロータに向け付勢すると同時に、その反力でアウタブレ
ーキパッド4をディスクロータに向け付勢し、ブレーキ
パッド3,4間にディスクロータを挟圧することにより
所定のパーキングブレーキ作用を行うことができる。
【0033】(3)パッド間隙自動調節作用 ブレーキパッド3,4が摩耗して上記のサ−ビスブレー
キ時にピストン5のパッド押圧ストロークが、調節ナッ
ト14および調節スピンドル15間におけるねじの前記
バックラッシュを越えるようになると、調節ナット14
が調節スピンドル15に係合してそれ以上はピストン5
に追従移動しなくなり、ピストン5は以後、受け金ハウ
ジング11および係合スリーブ13のみを伴って移動す
ることとなる。よって、調節ナット14のフランジ部1
4aが有底孔5aの底面から離れ、両者間のクラッチ係
合が解除されて、調節ナット14が回転可能になる反
面、傾斜溝13bがピン17により押される結果、係合
スリーブ13の円錐面13aが受け金ハウジング11に
押圧されて係合スリーブ13が受け金ハウジング11に
対する、つまりピストン5に対するクラッチ係合を強め
られる。上記の作用により受け金ハウジング11および
係合スリーブ13がピストン5に一体化された状態にな
るから、傾斜溝13bに案内されるピン17が調節ナッ
ト14を捩りばね19のばね力に抗して対応方向に回転
させる。これにより調節ナット14は調節スピンドル1
5との間のねじ作用により螺出され、バックラッシュ以
上のピストン5のストロークを吸収して、大きくなった
パッド間隙を自動的に所定値に調節することができる。
キ時にピストン5のパッド押圧ストロークが、調節ナッ
ト14および調節スピンドル15間におけるねじの前記
バックラッシュを越えるようになると、調節ナット14
が調節スピンドル15に係合してそれ以上はピストン5
に追従移動しなくなり、ピストン5は以後、受け金ハウ
ジング11および係合スリーブ13のみを伴って移動す
ることとなる。よって、調節ナット14のフランジ部1
4aが有底孔5aの底面から離れ、両者間のクラッチ係
合が解除されて、調節ナット14が回転可能になる反
面、傾斜溝13bがピン17により押される結果、係合
スリーブ13の円錐面13aが受け金ハウジング11に
押圧されて係合スリーブ13が受け金ハウジング11に
対する、つまりピストン5に対するクラッチ係合を強め
られる。上記の作用により受け金ハウジング11および
係合スリーブ13がピストン5に一体化された状態にな
るから、傾斜溝13bに案内されるピン17が調節ナッ
ト14を捩りばね19のばね力に抗して対応方向に回転
させる。これにより調節ナット14は調節スピンドル1
5との間のねじ作用により螺出され、バックラッシュ以
上のピストン5のストロークを吸収して、大きくなった
パッド間隙を自動的に所定値に調節することができる。
【0034】そして、制動解除でピストン5がシールリ
ング6のロールバックにより戻される時は、上記のよう
に螺出した調節ナット14のフランジ部14aに有底孔
5aの底面が着座して調節ナット14がピストン5にク
ラッチ係合され、この状態でピストン5が調節ナット1
4を伴って受け金ハウジング11および係合スリーブ1
3と共にバックラッシュ分だけ後退する。この時、係合
スリーブ13が円錐面13aにおけるクラッチ係合を解
除されて回転可能となり、よって係合スリーブ13が捩
りばね19のばね力で初期位置に戻され、以後のパッド
間隙自動調節機能を行い得る状態になる。
ング6のロールバックにより戻される時は、上記のよう
に螺出した調節ナット14のフランジ部14aに有底孔
5aの底面が着座して調節ナット14がピストン5にク
ラッチ係合され、この状態でピストン5が調節ナット1
4を伴って受け金ハウジング11および係合スリーブ1
3と共にバックラッシュ分だけ後退する。この時、係合
スリーブ13が円錐面13aにおけるクラッチ係合を解
除されて回転可能となり、よって係合スリーブ13が捩
りばね19のばね力で初期位置に戻され、以後のパッド
間隙自動調節機能を行い得る状態になる。
【0035】かかるパッド間隙自動調節中、調節スピン
ドル15は摩擦リング21により確実にキャリパ2に対
して保持され続け、パッド間隙の自動調節を補償するこ
とができる。ところで、かようにキャリパ2に対する調
節スピンドル15の保持力を確保するに際して、本実施
の形態におけるように摩擦リング21を用いれば、調節
スピンドル15のシールリング20に、締め代を増大さ
せるような対策をすることなしに所期の目的を達成する
ことができ、従って回転カム23およびプッシュロッド
22を介した度重なるパーキングブレーキによりシール
リング20が早期にヘタリ等の変形を生ずるのを回避す
ることができ、耐久性の点で不利になるのを防止するこ
とができる。また摩擦リング21を用いれば、簡便な構
成で安価に調節スピンドル15の保持力を確保してパッ
ド間隙の自動調節を補償することができる。更に実施の
形態に見られるように、摩擦リング21をシールリング
20よりも作動液圧室7から遠い側に配置すれば、摩擦
リング21とキャリパ2との間にブレーキ液が侵入する
のを確実に防止することができ、摩擦リング21による
調節スピンドル15の保持力を常時不変に維持すること
ができる。
ドル15は摩擦リング21により確実にキャリパ2に対
して保持され続け、パッド間隙の自動調節を補償するこ
とができる。ところで、かようにキャリパ2に対する調
節スピンドル15の保持力を確保するに際して、本実施
の形態におけるように摩擦リング21を用いれば、調節
スピンドル15のシールリング20に、締め代を増大さ
せるような対策をすることなしに所期の目的を達成する
ことができ、従って回転カム23およびプッシュロッド
22を介した度重なるパーキングブレーキによりシール
リング20が早期にヘタリ等の変形を生ずるのを回避す
ることができ、耐久性の点で不利になるのを防止するこ
とができる。また摩擦リング21を用いれば、簡便な構
成で安価に調節スピンドル15の保持力を確保してパッ
ド間隙の自動調節を補償することができる。更に実施の
形態に見られるように、摩擦リング21をシールリング
20よりも作動液圧室7から遠い側に配置すれば、摩擦
リング21とキャリパ2との間にブレーキ液が侵入する
のを確実に防止することができ、摩擦リング21による
調節スピンドル15の保持力を常時不変に維持すること
ができる。
【0036】(4)パッド間隙手動調節作用 ブレーキパッド3,4等を交換してパッド間隙を手動で
調節する必要が生じた場合は、先ずプラグ25を弛緩し
て除去し、孔2bの開口端を開く。そして手動調節素子
24をレンチ等で回転し、手動調節素子24とギヤ歯1
5bにおいて噛合している調節スピンドル15を回転さ
せる。かかる調節スピンドル15の回転により調節ナッ
ト14がねじ作用により進退され、これによりピストン
5の位置が変化することからパッド間隙を任意に手動で
調節することができる。
調節する必要が生じた場合は、先ずプラグ25を弛緩し
て除去し、孔2bの開口端を開く。そして手動調節素子
24をレンチ等で回転し、手動調節素子24とギヤ歯1
5bにおいて噛合している調節スピンドル15を回転さ
せる。かかる調節スピンドル15の回転により調節ナッ
ト14がねじ作用により進退され、これによりピストン
5の位置が変化することからパッド間隙を任意に手動で
調節することができる。
【0037】図2(a),(b)は、本発明の他の実施
の形態を示し、本実施の形態においては、手動調節素子
24の外周に振動防止手段としての環状リング31を設
け、これと、キャリパ2に形成した手動調節素子挿置孔
2bとの間の摩擦力により手動調節素子24の振動を防
止するようになす。かかる構成によれば、環状リング3
1が手動調節素子24の振動を防止して異音や打音の発
生を防止する他に、手動調節素子24に回転抵抗を付加
する用もなし、結果として間接的ながら、手動調節素子
24に噛合している調節スピンドル15にも回転抵抗を
付加することから、前記実施の形態におけると同様の作
用効果をも達成することができる。
の形態を示し、本実施の形態においては、手動調節素子
24の外周に振動防止手段としての環状リング31を設
け、これと、キャリパ2に形成した手動調節素子挿置孔
2bとの間の摩擦力により手動調節素子24の振動を防
止するようになす。かかる構成によれば、環状リング3
1が手動調節素子24の振動を防止して異音や打音の発
生を防止する他に、手動調節素子24に回転抵抗を付加
する用もなし、結果として間接的ながら、手動調節素子
24に噛合している調節スピンドル15にも回転抵抗を
付加することから、前記実施の形態におけると同様の作
用効果をも達成することができる。
【0038】なお、図1の実施の形態と、図2の実施の
形態とは、図3に示すように併用することができ、この
場合、環状リング31で手動調節素子24の振動を防止
し得るのはもとより、環状リング31および摩擦リング
21の双方で調節スピンドル15の保持力を高めること
ができて、図1における作用効果を一層確実なものにす
ることができる。
形態とは、図3に示すように併用することができ、この
場合、環状リング31で手動調節素子24の振動を防止
し得るのはもとより、環状リング31および摩擦リング
21の双方で調節スピンドル15の保持力を高めること
ができて、図1における作用効果を一層確実なものにす
ることができる。
【0039】手動調節素子24に対策するに当たって
は、上記のものに代えて図4〜図6に示すような構成を
採用することができる。図4(a),(b)の実施の形
態においては、図1〜図3における非弾性材料製のプラ
グ25に代えて、ゴムや樹脂で作った弾性プラグ32を
用いる。そして当該弾性プラグ32は特に、その装着時
に図4(b)のごとく先端で手動調節素子24を挿入限
界位置に弾支し得るような長さとし、且つ、手動調節素
子挿置孔2bの内周面に形成した条溝2c内に侵入して
弾性プラグ32の抜け止めおよびシール機能を果たす突
条32aを持った形状にする。
は、上記のものに代えて図4〜図6に示すような構成を
採用することができる。図4(a),(b)の実施の形
態においては、図1〜図3における非弾性材料製のプラ
グ25に代えて、ゴムや樹脂で作った弾性プラグ32を
用いる。そして当該弾性プラグ32は特に、その装着時
に図4(b)のごとく先端で手動調節素子24を挿入限
界位置に弾支し得るような長さとし、且つ、手動調節素
子挿置孔2bの内周面に形成した条溝2c内に侵入して
弾性プラグ32の抜け止めおよびシール機能を果たす突
条32aを持った形状にする。
【0040】この場合も、弾性プラグ32が手動調節素
子24の振動を防止すると共に、手動調節素子24およ
び調節スピンドル15に回転抵抗を付加して、前記実施
の形態におけると同様の作用効果を達成することができ
る。
子24の振動を防止すると共に、手動調節素子24およ
び調節スピンドル15に回転抵抗を付加して、前記実施
の形態におけると同様の作用効果を達成することができ
る。
【0041】図5(a),(b)の実施の形態において
は、手動調節素子24とプラグ25との間に波板ばね3
3を介在させ、プラグ25の螺入時に波板ばね33で手
動調節素子24を挿入限界位置に弾支し得るようにな
す。この場合、プラグ25の螺入中に手動調節素子24
が連れ廻されて調節スピンドル15が回転してしまうの
を防止するために、手動調節素子24の挿入先端を円錐
クラッチ面24aとし、プラグ25の螺入中に当該円錐
クラッチ面24aが孔2bの底面に押圧されて手動調節
素子24がキャリパ2に対して回転しないようクラッチ
係合されるようにするのが良い。なお、プラグ25の先
端面に低摩擦材をコーティングしてもある程度の効果が
あるのは言うまでもない。
は、手動調節素子24とプラグ25との間に波板ばね3
3を介在させ、プラグ25の螺入時に波板ばね33で手
動調節素子24を挿入限界位置に弾支し得るようにな
す。この場合、プラグ25の螺入中に手動調節素子24
が連れ廻されて調節スピンドル15が回転してしまうの
を防止するために、手動調節素子24の挿入先端を円錐
クラッチ面24aとし、プラグ25の螺入中に当該円錐
クラッチ面24aが孔2bの底面に押圧されて手動調節
素子24がキャリパ2に対して回転しないようクラッチ
係合されるようにするのが良い。なお、プラグ25の先
端面に低摩擦材をコーティングしてもある程度の効果が
あるのは言うまでもない。
【0042】本実施の形態においても、波板ばね33が
手動調節素子24の振動を防止すると共に、手動調節素
子24および調節スピンドル15に回転抵抗を付加し
て、前記実施の形態におけると同様の作用効果を達成す
ることができる。
手動調節素子24の振動を防止すると共に、手動調節素
子24および調節スピンドル15に回転抵抗を付加し
て、前記実施の形態におけると同様の作用効果を達成す
ることができる。
【0043】図6(a),(b)の実施の形態において
は、手動調節素子24とプラグ25との間にコイルばね
34を介在させ、プラグ25の螺入時にコイルばね34
で手動調節素子24を挿入限界位置に弾支し得るように
なす。
は、手動調節素子24とプラグ25との間にコイルばね
34を介在させ、プラグ25の螺入時にコイルばね34
で手動調節素子24を挿入限界位置に弾支し得るように
なす。
【0044】なお図5における波板ばね33および図6
におけるコイルばね34は、孔2bの底面と手動調節素
子24との間に介在させても良く、また、これら波板ば
ね33およびコイルばね34に代えてゴムや樹脂製の弾
性体を用いても良いこと勿論である。
におけるコイルばね34は、孔2bの底面と手動調節素
子24との間に介在させても良く、また、これら波板ば
ね33およびコイルばね34に代えてゴムや樹脂製の弾
性体を用いても良いこと勿論である。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載された第1発明によるデ
ィスクブレーキのパッド間隙調節装置は、調節ナット1
4と共にパッド間隙調節作用を行う調節スピンドル15
に回転抵抗を付加する回転抵抗付加手段21を設けたか
ら、パッド間隙自動調節中、調節スピンドル15が確実
にキャリパ2に対して保持され続け、パッド間隙の自動
調節を補償することができる。ところで、かようにキャ
リパ2に対する調節スピンドル15の保持力を確保する
に際して回転抵抗付加手段21を用いる第1発明によれ
ば、調節スピンドル15のシールリング20に、締め代
を増大させるような対策をすることなしに所期の目的を
達成し得ることから、回転カム23およびプッシュロッ
ド22を介した度重なるパーキングブレーキによりシー
ルリング20が早期にヘタリ等の変形を生ずるようなこ
とがなくなり、耐久性の点で不利になるのを回避しつつ
上記調節スピンドル15の保持力増大を実現することが
できる。
ィスクブレーキのパッド間隙調節装置は、調節ナット1
4と共にパッド間隙調節作用を行う調節スピンドル15
に回転抵抗を付加する回転抵抗付加手段21を設けたか
ら、パッド間隙自動調節中、調節スピンドル15が確実
にキャリパ2に対して保持され続け、パッド間隙の自動
調節を補償することができる。ところで、かようにキャ
リパ2に対する調節スピンドル15の保持力を確保する
に際して回転抵抗付加手段21を用いる第1発明によれ
ば、調節スピンドル15のシールリング20に、締め代
を増大させるような対策をすることなしに所期の目的を
達成し得ることから、回転カム23およびプッシュロッ
ド22を介した度重なるパーキングブレーキによりシー
ルリング20が早期にヘタリ等の変形を生ずるようなこ
とがなくなり、耐久性の点で不利になるのを回避しつつ
上記調節スピンドル15の保持力増大を実現することが
できる。
【0046】請求項2に記載された第2発明によるディ
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、調節スピンドル
15に噛合するようキャリパ2に嵌合させたパッド間隙
手動調節用の手動調節素子24に関連して、その振動を
防止する振動防止手段31(32,33,34)を設け
た構成になるから、当該振動防止手段31(32,3
3,34)が本来の手動調節素子24の振動防止を行っ
て異音や打音の発生を防止する他に、手動調節素子24
に回転抵抗を付加する用もなし、結果として間接的なが
ら、手動調節素子24に噛合している調節スピンドル1
5にも回転抵抗を付加して、第1発明におけると同様の
作用効果をも達成することができる。
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、調節スピンドル
15に噛合するようキャリパ2に嵌合させたパッド間隙
手動調節用の手動調節素子24に関連して、その振動を
防止する振動防止手段31(32,33,34)を設け
た構成になるから、当該振動防止手段31(32,3
3,34)が本来の手動調節素子24の振動防止を行っ
て異音や打音の発生を防止する他に、手動調節素子24
に回転抵抗を付加する用もなし、結果として間接的なが
ら、手動調節素子24に噛合している調節スピンドル1
5にも回転抵抗を付加して、第1発明におけると同様の
作用効果をも達成することができる。
【0047】請求項3に記載された第3発明によるディ
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第1発明による
回転抵抗付加手段21と、第2発明による振動防止手段
31(32,33,34)とを組み合わせて設けたこと
から、後者の手段により手動調節素子24の振動防止を
行って異音や打音の発生を防止し得ると共に、前者およ
び後者の手段の共働により、キャリパ2に対する調節ス
ピンドル15の保持力が倍加され第1発明における作用
効果を一層顕著なものにすることができる。
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第1発明による
回転抵抗付加手段21と、第2発明による振動防止手段
31(32,33,34)とを組み合わせて設けたこと
から、後者の手段により手動調節素子24の振動防止を
行って異音や打音の発生を防止し得ると共に、前者およ
び後者の手段の共働により、キャリパ2に対する調節ス
ピンドル15の保持力が倍加され第1発明における作用
効果を一層顕著なものにすることができる。
【0048】請求項4に記載された第4発明によるディ
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第1発明または
第3発明における回転抵抗付加手段を、キャリパ2と調
節スピンドル15との嵌合部に介在させた摩擦リング2
1で構成したから、一層簡便な構成でキャリパ2に対す
る調節スピンドル15の保持力を増大させて、これによ
る作用効果を簡単、且つ、安価に実現することができい
る。
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第1発明または
第3発明における回転抵抗付加手段を、キャリパ2と調
節スピンドル15との嵌合部に介在させた摩擦リング2
1で構成したから、一層簡便な構成でキャリパ2に対す
る調節スピンドル15の保持力を増大させて、これによ
る作用効果を簡単、且つ、安価に実現することができい
る。
【0049】請求項5に記載された第5発明によるディ
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第4発明におけ
る摩擦リング21を、キャリパ2および調節スピンドル
15間のシールリング20よりも、ピストン作動液圧室
7から遠い側に配置したことから、この室7におけるブ
レーキ液が摩擦リング21に達することがなく、当該ブ
レーキ液で調節スピンドル15の保持力が低下される懸
念を払拭することができる。
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第4発明におけ
る摩擦リング21を、キャリパ2および調節スピンドル
15間のシールリング20よりも、ピストン作動液圧室
7から遠い側に配置したことから、この室7におけるブ
レーキ液が摩擦リング21に達することがなく、当該ブ
レーキ液で調節スピンドル15の保持力が低下される懸
念を払拭することができる。
【0050】請求項6に記載された第6発明によるディ
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第2発明乃至第
5発明における振動防止手段を、キャリパに対する手動
調節素子24の嵌合部に介在させた環状リング31で構
成することから、振動防止手段を一層簡便で、且つ、安
価なものとすることができる。
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第2発明乃至第
5発明における振動防止手段を、キャリパに対する手動
調節素子24の嵌合部に介在させた環状リング31で構
成することから、振動防止手段を一層簡便で、且つ、安
価なものとすることができる。
【0051】請求項7に記載された第7発明によるディ
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第2発明乃至第
5発明における振動防止手段を、手動調節素子24をそ
の回転軸線方向に付勢して固定部に押圧する弾性手段3
2(33,34)で構成したことから、この場合も振動
防止手段を一層簡便で、且つ、安価なものとすることが
できる。
スクブレーキのパッド間隙調節装置は、第2発明乃至第
5発明における振動防止手段を、手動調節素子24をそ
の回転軸線方向に付勢して固定部に押圧する弾性手段3
2(33,34)で構成したことから、この場合も振動
防止手段を一層簡便で、且つ、安価なものとすることが
できる。
【図1】本発明の一実施の形態になるパッド間隙調節装
置を備えたディスクブレーキを示す縦断側面図である。
置を備えたディスクブレーキを示す縦断側面図である。
【図2】(a)は、本発明の他の実施の形態を示す手動
調整素子の縦断側面図、(b)は、同実施の形態になる
パッド間隙調節装置を備えたディスクブレーキの要部断
面図である。
調整素子の縦断側面図、(b)は、同実施の形態になる
パッド間隙調節装置を備えたディスクブレーキの要部断
面図である。
【図3】本発明の更に他の実施の形態になるパッド間隙
調節装置を備えたディスクブレーキを示す、図1と同様
な縦断側面図である。
調節装置を備えたディスクブレーキを示す、図1と同様
な縦断側面図である。
【図4】(a)は、本発明の更に別の実施の形態を示す
手動調整素子およびプラグの分解説明図、(b)は、同
実施の形態になるパッド間隙調節装置を備えたディスク
ブレーキの要部断面図である。
手動調整素子およびプラグの分解説明図、(b)は、同
実施の形態になるパッド間隙調節装置を備えたディスク
ブレーキの要部断面図である。
【図5】(a)は、本発明の更に他の実施の形態を示す
手動調整素子および波板ばねの分解説明図、(b)は、
同実施の形態になるパッド間隙調節装置を備えたディス
クブレーキの要部断面図である。
手動調整素子および波板ばねの分解説明図、(b)は、
同実施の形態になるパッド間隙調節装置を備えたディス
クブレーキの要部断面図である。
【図6】(a)は、本発明の更に他の実施の形態を示す
手動調整素子およびコイルばねの分解説明図、(b)
は、同実施の形態になるパッド間隙調節装置を備えたデ
ィスクブレーキの要部断面図である。
手動調整素子およびコイルばねの分解説明図、(b)
は、同実施の形態になるパッド間隙調節装置を備えたデ
ィスクブレーキの要部断面図である。
1 トルク受け部材 2 キャリパ 3 インナブレーキパッド 4 アウタブレーキパッド 5 ピストン 6 ピストンシールリング 7 作動液圧室 8 ブレーキ液圧供給ポート 11 受け金ハウジング 12 ばねリング 13 係合スリーブ 14 調節ナット 15 調節スピンドル 16 円板ばね 17 ピン 19 捩りばね 20 調節スピンドルシールリング 21 摩擦リング(回転抵抗付加手段) 22 プッシュロッド 23 回転カム 24 手動調節素子 25 非弾性プラグ 31 環状リング(振動防止手段) 32 弾性プラグ(振動防止手段) 33 波板ばね(振動防止手段) 34 コイルばね(振動防止手段)
Claims (7)
- 【請求項1】 キャリパに嵌合したピストンの液圧作動
によりブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧す
ることで制動作用を行い、 前記ピストンが設定以上のブレーキパッド押圧ストロー
クを行う時、該ピストンに設けた調節ナットの回転を生
起させて、該調節ナットと、ピストン作動液圧室に突出
するよう前記キャリパに嵌合させた調節スピンドルとの
間のねじ作用により、ブレーキパッドとディスクロータ
との間のパッド間隙を自動調節可能にし、 パーキングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを介し
て前記ピストンに伝えることでパーキングブレーキを可
能にしたディスクブレーキにおいて、 前記調節スピンドルに回転抵抗を付加する回転抵抗付加
手段を設けたことを特徴とするディスクブレーキのパッ
ド間隙調節装置。 - 【請求項2】 キャリパに嵌合したピストンの液圧作動
によりブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧す
ることで制動作用を行い、 前記ピストンが設定以上のブレーキパッド押圧ストロー
クを行う時、該ピストンに設けた調節ナットの回転を生
起させて、該調節ナットと、ピストン作動液圧室に突出
するよう前記キャリパに嵌合させた調節スピンドルとの
間のねじ作用により、ブレーキパッドとディスクロータ
との間のパッド間隙を自動調節可能にし、 前記調節スピンドルを、この調節スピンドルに噛合する
ようキャリパに嵌合された手動調節素子を介して回転さ
せることにより、前記調節ナットとの間のねじ作用でパ
ッド間隙を手動調節可能にし、 パーキングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを介し
て前記ピストンに伝えることでパーキングブレーキを可
能にしたディスクブレーキにおいて、 前記手動調節素子の振動を防止する振動防止手段を設け
たことを特徴とするディスクブレーキのパッド間隙調節
装置。 - 【請求項3】 キャリパに嵌合したピストンの液圧作動
によりブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧す
ることで制動作用を行い、 前記ピストンが設定以上のブレーキパッド押圧ストロー
クを行う時、該ピストンに設けた調節ナットの回転を生
起させて、該調節ナットと、ピストン作動液圧室に突出
するよう前記キャリパに嵌合させた調節スピンドルとの
間のねじ作用により、ブレーキパッドとディスクロータ
との間のパッド間隙を自動調節可能にし、 前記調節スピンドルを、この調節スピンドルに噛合する
ようキャリパに嵌合された手動調節素子を介して回転さ
せることにより、前記調節ナットとの間のねじ作用でパ
ッド間隙を手動調節可能にし、 パーキングブレーキ操作力を前記調節スピンドルを介し
て前記ピストンに伝えることでパーキングブレーキを可
能にしたディスクブレーキにおいて、 前記調節スピンドルに回転抵抗を付加する回転抵抗付加
手段を設けると共に、前記手動調節素子の振動を防止す
る振動防止手段を設けたことを特徴とするディスクブレ
ーキのパッド間隙調節装置。 - 【請求項4】 請求項1または3において、前記キャリ
パに対する前記調節スピンドルの嵌合部に摩擦リングを
介在させ、この摩擦リングで前記回転抵抗付加手段を構
成したことを特徴とするディスクブレーキのパッド間隙
調節装置。 - 【請求項5】 請求項4において、前記摩擦リングを、
前記キャリパおよび調節スピンドル間のシールリングよ
りも、前記ピストン作動液圧室から遠い側に配置したこ
とを特徴とするディスクブレーキのパッド間隙調節装
置。 - 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれか1項におい
て、前記キャリパに対する前記手動調節素子の嵌合部に
環状リングを介在させ、この環状リングで前記振動防止
手段を構成したことを特徴とするディスクブレーキのパ
ッド間隙調節装置。 - 【請求項7】 請求項2乃至5のいずれか1項におい
て、前記手動調節素子を該素子の回転軸線方向に付勢し
て固定部に押圧する弾性手段で前記振動防止手段を構成
したことを特徴とするディスクブレーキのパッド間隙調
節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268297A JPH10246259A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | ディスクブレーキのパッド間隙調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268297A JPH10246259A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | ディスクブレーキのパッド間隙調節装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10246259A true JPH10246259A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12921667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5268297A Pending JPH10246259A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | ディスクブレーキのパッド間隙調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10246259A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016142316A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキおよびピストンの製造方法 |
| CN107524737A (zh) * | 2017-08-28 | 2017-12-29 | 浙江万安科技股份有限公司 | 液压驻车制动器及其制动间隙补偿机构 |
| CN111550510A (zh) * | 2019-02-11 | 2020-08-18 | Zf主动安全美国有限公司 | 具有主动活塞缩回的电动驻车制动器 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP5268297A patent/JPH10246259A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016142316A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキおよびピストンの製造方法 |
| CN107524737A (zh) * | 2017-08-28 | 2017-12-29 | 浙江万安科技股份有限公司 | 液压驻车制动器及其制动间隙补偿机构 |
| CN107524737B (zh) * | 2017-08-28 | 2023-08-01 | 浙江万安科技股份有限公司 | 液压驻车制动器及其制动间隙补偿机构 |
| CN111550510A (zh) * | 2019-02-11 | 2020-08-18 | Zf主动安全美国有限公司 | 具有主动活塞缩回的电动驻车制动器 |
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