JPH1024775A - 自動車用内装部品 - Google Patents
自動車用内装部品Info
- Publication number
- JPH1024775A JPH1024775A JP17825196A JP17825196A JPH1024775A JP H1024775 A JPH1024775 A JP H1024775A JP 17825196 A JP17825196 A JP 17825196A JP 17825196 A JP17825196 A JP 17825196A JP H1024775 A JPH1024775 A JP H1024775A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin core
- core material
- outverse
- concave groove
- impact
- Prior art date
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モールドプレス成形工法により樹脂芯材と表
皮材とを一体成形してなる自動車用内装部品において、
外観意匠性を損なうことなく、側突等、側方からの衝撃
に対して良好な衝撃吸収機能を備えることを課題とす
る。 【解決手段】 樹脂芯材20と表皮材30とをモールド
プレス成形用金型により一体成形してなる内装部品10
において、側突時のインパクトエリアA内に設けたアウ
トバース部Bの樹脂芯材20裏面に一般部の樹脂芯材2
0よりも肉厚が薄い凹溝23を設けることにより、側方
からの衝撃に対して衝撃荷重を凹溝23に集中させ、樹
脂芯材20の破断を容易に誘発するとともに、樹脂芯材
20と表皮材30とのモールドプレス成形時、アウトバ
ース部分Bにおける表皮材30が薄肉状に引き伸ばされ
ることに着目して、ヒケを外部に目立たなくして、外観
意匠性を確保する。
皮材とを一体成形してなる自動車用内装部品において、
外観意匠性を損なうことなく、側突等、側方からの衝撃
に対して良好な衝撃吸収機能を備えることを課題とす
る。 【解決手段】 樹脂芯材20と表皮材30とをモールド
プレス成形用金型により一体成形してなる内装部品10
において、側突時のインパクトエリアA内に設けたアウ
トバース部Bの樹脂芯材20裏面に一般部の樹脂芯材2
0よりも肉厚が薄い凹溝23を設けることにより、側方
からの衝撃に対して衝撃荷重を凹溝23に集中させ、樹
脂芯材20の破断を容易に誘発するとともに、樹脂芯材
20と表皮材30とのモールドプレス成形時、アウトバ
ース部分Bにおける表皮材30が薄肉状に引き伸ばされ
ることに着目して、ヒケを外部に目立たなくして、外観
意匠性を確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂芯材と表皮材
とをモールドプレス成形方法により一体成形してなる自
動車用ドアトリム,リヤコーナートリム等の自動車用内
装部品に係り、特に、外観見栄えを損なうことなく、車
両の側方から加わる衝撃に対して優れた衝撃吸収性能を
備えた自動車用内装部品に関する。
とをモールドプレス成形方法により一体成形してなる自
動車用ドアトリム,リヤコーナートリム等の自動車用内
装部品に係り、特に、外観見栄えを損なうことなく、車
両の側方から加わる衝撃に対して優れた衝撃吸収性能を
備えた自動車用内装部品に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ドアパネルの室内側には自動車用
ドアトリムが、また、2ドア車の後席乗員側方にはリヤ
コーナートリム等の内装部品が車体パネルに装着され、
室内美観の向上を図るとともに、車両に加わる側方から
の衝撃に対して乗員を保護する緩衝機能を備えている。
ドアトリムが、また、2ドア車の後席乗員側方にはリヤ
コーナートリム等の内装部品が車体パネルに装着され、
室内美観の向上を図るとともに、車両に加わる側方から
の衝撃に対して乗員を保護する緩衝機能を備えている。
【0003】図8乃至図10はドアインナーパネルの室
内側に内装される自動車用ドアトリムを示すもので、図
8はドアトリムの外観図、図9はドアトリムの断面図、
図10はドアトリムを裏面側から見た斜視図である。
内側に内装される自動車用ドアトリムを示すもので、図
8はドアトリムの外観図、図9はドアトリムの断面図、
図10はドアトリムを裏面側から見た斜視図である。
【0004】そして、自動車用ドアトリム1は、保形性
並びにドアインナーパネルに対する取付剛性を備えた樹
脂芯材2と、樹脂芯材2の表面に貼着され、良好なクッ
ション性並びに装飾性を有する表皮材3とから構成され
ている。
並びにドアインナーパネルに対する取付剛性を備えた樹
脂芯材2と、樹脂芯材2の表面に貼着され、良好なクッ
ション性並びに装飾性を有する表皮材3とから構成され
ている。
【0005】ところで、最近の傾向として、乗員保護の
観点から、側突等、車両に加わる側方からの比較的大き
な衝撃に対して乗員を有効に保護する衝撃吸収機能をド
アトリム1に設置することが主流となっている。
観点から、側突等、車両に加わる側方からの比較的大き
な衝撃に対して乗員を有効に保護する衝撃吸収機能をド
アトリム1に設置することが主流となっている。
【0006】特に、側突時等、外部から衝撃が乗員に加
わり易い箇所(図8,図10中点線で囲んだ部位)(以
下インパクトエリアAという)には、樹脂芯材2の造形
上、木目込み用溝部2a(中接部材の周縁端末処理を行
なうための溝部)が設けられており、この木目込み用溝
部2aにより剛性が強化されている関係で、インパクト
エリアAにおける樹脂芯材2を側突時など強制的に破断
させるために、図9,図10に示すように、樹脂芯材2
の裏面に凹溝4が形成され、この凹溝4を基点として樹
脂芯材2の破断を促進させ、衝撃荷重を有効に吸収する
ようにしている。
わり易い箇所(図8,図10中点線で囲んだ部位)(以
下インパクトエリアAという)には、樹脂芯材2の造形
上、木目込み用溝部2a(中接部材の周縁端末処理を行
なうための溝部)が設けられており、この木目込み用溝
部2aにより剛性が強化されている関係で、インパクト
エリアAにおける樹脂芯材2を側突時など強制的に破断
させるために、図9,図10に示すように、樹脂芯材2
の裏面に凹溝4が形成され、この凹溝4を基点として樹
脂芯材2の破断を促進させ、衝撃荷重を有効に吸収する
ようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動車用ドアトリム1においては、インパクトエリアA
内における樹脂芯材2の裏面に凹溝4が形成されている
が、この凹溝4の表面側にヒケが生じ易く、外観見栄え
を著しく低下させるという問題点が指摘されていた。
自動車用ドアトリム1においては、インパクトエリアA
内における樹脂芯材2の裏面に凹溝4が形成されている
が、この凹溝4の表面側にヒケが生じ易く、外観見栄え
を著しく低下させるという問題点が指摘されていた。
【0008】更に、インパクトエリアAは、製品表面側
のフラット面に設定されているため、側突等、側方から
の衝撃が加わった際、荷重が集中しずらく、そのため,
満足がいく衝撃吸収機能を確保できるとはいい難いもの
であった。
のフラット面に設定されているため、側突等、側方から
の衝撃が加わった際、荷重が集中しずらく、そのため,
満足がいく衝撃吸収機能を確保できるとはいい難いもの
であった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、樹脂芯材と表皮材とをモールドプレス成形
用金型により一体成形してなる自動車用内装部品におい
て、外観意匠性を損なうことなく、側突等、車両に加わ
る側方からの衝撃に対して優れた衝撃吸収機能を備えた
自動車用内装部品を提供することを目的としている。
れたもので、樹脂芯材と表皮材とをモールドプレス成形
用金型により一体成形してなる自動車用内装部品におい
て、外観意匠性を損なうことなく、側突等、車両に加わ
る側方からの衝撃に対して優れた衝撃吸収機能を備えた
自動車用内装部品を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、樹脂芯材と表皮材とをモールドプレス成
形用金型により所要形状に一体成形してなる自動車用内
装部品において、側突時、外力が集中的に加わる内装部
品のインパクトエリア内にアウトバース部を設け、この
アウトバース部の樹脂芯材裏面に一般部の樹脂芯材より
も肉厚が薄い凹溝が形成されていることを特徴とする。
に、本発明は、樹脂芯材と表皮材とをモールドプレス成
形用金型により所要形状に一体成形してなる自動車用内
装部品において、側突時、外力が集中的に加わる内装部
品のインパクトエリア内にアウトバース部を設け、この
アウトバース部の樹脂芯材裏面に一般部の樹脂芯材より
も肉厚が薄い凹溝が形成されていることを特徴とする。
【0011】ここで、樹脂芯材は、タルク等のフィラー
を混入したポリプロピレン樹脂やABS樹脂等をモール
ドプレス成形金型により所要形状に成形される。
を混入したポリプロピレン樹脂やABS樹脂等をモール
ドプレス成形金型により所要形状に成形される。
【0012】また、樹脂芯材の表面側に貼着される表皮
材は、塩ビシート等の合成樹脂シートからなるトップ層
裏面にポリプロピレンフォーム,ポリエチレンフォーム
等の発泡層を裏打ちした積層シート材料が使用され、樹
脂芯材のモールドプレス成形時に樹脂芯材表面側に一体
貼着される。
材は、塩ビシート等の合成樹脂シートからなるトップ層
裏面にポリプロピレンフォーム,ポリエチレンフォーム
等の発泡層を裏打ちした積層シート材料が使用され、樹
脂芯材のモールドプレス成形時に樹脂芯材表面側に一体
貼着される。
【0013】次いで、インパクトエリア内に設定される
凹溝は、製品のアウトバース部における樹脂芯材裏面に
設けられており、アウトバース部としては、製品表面部
と側壁フランジ部との境界線に沿うコーナー部や、ほぼ
フラット面である製品表面部に車室内側に膨出する突条
としてアウトバース部を設けても良い。
凹溝は、製品のアウトバース部における樹脂芯材裏面に
設けられており、アウトバース部としては、製品表面部
と側壁フランジ部との境界線に沿うコーナー部や、ほぼ
フラット面である製品表面部に車室内側に膨出する突条
としてアウトバース部を設けても良い。
【0014】更に、凹溝は、断面略台形状,断面V字状
等、その形状は任意に設定されて良く、凹溝の深さは、
樹脂芯材の一般部の厚みを2.5mm程度に設定した
際、凹溝の深さは2mmに設定されている。
等、その形状は任意に設定されて良く、凹溝の深さは、
樹脂芯材の一般部の厚みを2.5mm程度に設定した
際、凹溝の深さは2mmに設定されている。
【0015】以上の構成から明らかなように、製品のイ
ンパクトエリア内のアウトバース部における樹脂芯材裏
面に一般部の樹脂芯材よりも肉厚が薄い凹溝が形成され
ているため、側突等、車両に側方から比較的大きな衝撃
が加わった際、この凹溝に衝撃荷重が集中し易く、凹溝
を基点として樹脂芯材が破断し、衝撃を有効に吸収でき
る。
ンパクトエリア内のアウトバース部における樹脂芯材裏
面に一般部の樹脂芯材よりも肉厚が薄い凹溝が形成され
ているため、側突等、車両に側方から比較的大きな衝撃
が加わった際、この凹溝に衝撃荷重が集中し易く、凹溝
を基点として樹脂芯材が破断し、衝撃を有効に吸収でき
る。
【0016】更に、樹脂芯材表面に表皮材を貼着する
際、アウトバース部分における表皮材は伸張されるた
め、樹脂芯材裏面に凹溝を設定した場合、アウトバース
部分にヒケが生じても、外部に目立つことがない。
際、アウトバース部分における表皮材は伸張されるた
め、樹脂芯材裏面に凹溝を設定した場合、アウトバース
部分にヒケが生じても、外部に目立つことがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用内装
部品の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
部品の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態である自動車用
ドアトリムを示す外観図、図2は同自動車用ドアトリム
の要部構成を示す横断面図、図3は同自動車用ドアトリ
ムを裏面側から見た斜視図、図4は自動車用ドアトリム
の変形態様を示す断面図、図5乃至図7は本発明の別実
施形態を示すもので、図5は自動車用ドアトリムの外観
図、図6は同自動車用ドアトリムの要部構成を示す横断
面図、図7は同自動車用ドアトリムを裏面側から見た斜
視図である。
ドアトリムを示す外観図、図2は同自動車用ドアトリム
の要部構成を示す横断面図、図3は同自動車用ドアトリ
ムを裏面側から見た斜視図、図4は自動車用ドアトリム
の変形態様を示す断面図、図5乃至図7は本発明の別実
施形態を示すもので、図5は自動車用ドアトリムの外観
図、図6は同自動車用ドアトリムの要部構成を示す横断
面図、図7は同自動車用ドアトリムを裏面側から見た斜
視図である。
【0019】図1乃至図3において、自動車用ドアトリ
ム10は、保形性と車体パネルへの取付剛性を備えた樹
脂芯材20の表面に良好な装飾性並びにクッション性を
備えた表皮材30を一体貼着して構成されている。
ム10は、保形性と車体パネルへの取付剛性を備えた樹
脂芯材20の表面に良好な装飾性並びにクッション性を
備えた表皮材30を一体貼着して構成されている。
【0020】更に詳しくは、樹脂芯材20は、タルクを
混入したポリプロピレン樹脂を素材としており、モール
ドプレス成形用金型により所要形状に成形され、表皮材
30としては、塩ビシート等のトップ層裏面にポリプロ
ピレンフォーム等の発泡層を裏打ちしたクッション性の
良好な積層シートが使用され、樹脂芯材20のモールド
プレス成形時、その表面側に一体貼着される。
混入したポリプロピレン樹脂を素材としており、モール
ドプレス成形用金型により所要形状に成形され、表皮材
30としては、塩ビシート等のトップ層裏面にポリプロ
ピレンフォーム等の発泡層を裏打ちしたクッション性の
良好な積層シートが使用され、樹脂芯材20のモールド
プレス成形時、その表面側に一体貼着される。
【0021】尚、図3に示すように、ドアトリム10
は、樹脂芯材20の裏面側周縁に沿って適宜間隔を配し
て設けられたクリップ取付座21に図示しないクリップ
を装着して、このクリップを介して車体パネルに内装さ
れる。
は、樹脂芯材20の裏面側周縁に沿って適宜間隔を配し
て設けられたクリップ取付座21に図示しないクリップ
を装着して、このクリップを介して車体パネルに内装さ
れる。
【0022】ところで、本発明の特徴は、自動車用ドア
トリム10の外観意匠性を損なうことなく、側方から車
両に衝撃が加わった際、良好な衝撃吸収機能を配した点
にある。
トリム10の外観意匠性を損なうことなく、側方から車
両に衝撃が加わった際、良好な衝撃吸収機能を配した点
にある。
【0023】すなわち、側突等、車両の側方から衝撃が
加わった際、乗員の体が触れやすいインパクトエリアA
内には、木目込み用溝部22(図示しない中接部材の周
縁端末を木目込む溝部)が形成されているため、この木
目込み用溝部22により剛性が強化され、樹脂芯材20
の破断が容易に行なえない構成となっているが、本発明
においては、インパクトエリアAでの樹脂芯材20の破
断を容易に誘発するために、ドアトリム10における製
品表面部11と側壁フランジ部12との間の境界部線に
沿うコーナー部13がアウトバース状態であることに着
目し、このアウトバース部Bにおける樹脂芯材20裏面
に凹溝23を設定したことが特徴である。
加わった際、乗員の体が触れやすいインパクトエリアA
内には、木目込み用溝部22(図示しない中接部材の周
縁端末を木目込む溝部)が形成されているため、この木
目込み用溝部22により剛性が強化され、樹脂芯材20
の破断が容易に行なえない構成となっているが、本発明
においては、インパクトエリアAでの樹脂芯材20の破
断を容易に誘発するために、ドアトリム10における製
品表面部11と側壁フランジ部12との間の境界部線に
沿うコーナー部13がアウトバース状態であることに着
目し、このアウトバース部Bにおける樹脂芯材20裏面
に凹溝23を設定したことが特徴である。
【0024】したがって、側方からの衝撃が加わった
際、コーナー部13、すなわちアウトバース部Bに衝撃
荷重が集中し、この部分に一般部の樹脂芯材20よりも
肉厚が薄い凹溝23を設定したことにより、この凹溝2
3を基点として、樹脂芯材20の破断が容易に誘発され
ることになる。
際、コーナー部13、すなわちアウトバース部Bに衝撃
荷重が集中し、この部分に一般部の樹脂芯材20よりも
肉厚が薄い凹溝23を設定したことにより、この凹溝2
3を基点として、樹脂芯材20の破断が容易に誘発され
ることになる。
【0025】更に、樹脂芯材20と表皮材30とのモー
ルドプレス成形による一体成形時、表皮材30はアウト
バース部分Bにおいて伸ばされ薄肉化するため、樹脂芯
材20の成形時、ヒケが生じても、この部分に対応する
表皮材30が薄く伸ばされているため、ヒケが外部に目
立たず、外観意匠性を何等損なうことがない。
ルドプレス成形による一体成形時、表皮材30はアウト
バース部分Bにおいて伸ばされ薄肉化するため、樹脂芯
材20の成形時、ヒケが生じても、この部分に対応する
表皮材30が薄く伸ばされているため、ヒケが外部に目
立たず、外観意匠性を何等損なうことがない。
【0026】尚、凹溝23は、木目込み用溝部22の設
定ラインとほぼ平行に設定するのが、樹脂芯材20の破
断をより容易に行なわせるのに有効である。
定ラインとほぼ平行に設定するのが、樹脂芯材20の破
断をより容易に行なわせるのに有効である。
【0027】このように、本発明に係る自動車用ドアト
リム10は、インパクトエリアA内における樹脂芯材2
0の裏面に衝撃吸収機能を持つ凹溝23を形成する際、
製品表面部11と側壁フランジ部12との境界部線に沿
うコーナー部13のようなアウトバース部分Bに凹溝2
3を設けることにより、良好な衝撃吸収機能が得られる
とともに、外観意匠性を何等損なうことがなく、良好な
意匠性が確保できるという利点がある。
リム10は、インパクトエリアA内における樹脂芯材2
0の裏面に衝撃吸収機能を持つ凹溝23を形成する際、
製品表面部11と側壁フランジ部12との境界部線に沿
うコーナー部13のようなアウトバース部分Bに凹溝2
3を設けることにより、良好な衝撃吸収機能が得られる
とともに、外観意匠性を何等損なうことがなく、良好な
意匠性が確保できるという利点がある。
【0028】尚、樹脂芯材20並びに表皮材30の厚み
及び凹溝23の深さ等については、本実施形態において
は、樹脂芯材20の一般部の厚み2.5mm、表皮材3
0としてトップ層0.5mm、発泡層3mm、合計3.
5mmの厚みの積層シート材料を使用し、凹溝23は断
面略台形状で、深さ2mm程度に設定する。
及び凹溝23の深さ等については、本実施形態において
は、樹脂芯材20の一般部の厚み2.5mm、表皮材3
0としてトップ層0.5mm、発泡層3mm、合計3.
5mmの厚みの積層シート材料を使用し、凹溝23は断
面略台形状で、深さ2mm程度に設定する。
【0029】また、図4は凹溝23の変形例を示すもの
で、凹溝23として断面V字形状に設定すれば、車両の
側方から衝撃荷重が加わった際、樹脂芯材20の破断を
より容易に行なわせることができる。
で、凹溝23として断面V字形状に設定すれば、車両の
側方から衝撃荷重が加わった際、樹脂芯材20の破断を
より容易に行なわせることができる。
【0030】次いで、図5乃至図7は本発明を自動車用
ドアトリムに適用した別の実施形態を示すもので、この
実施形態では、ドアトリム10の製品表面部11に車室
内側に膨出する突条14を設け、この凸条14によりア
ウトバース部Bを形成し、このアウトバース部Bにおけ
る樹脂芯材20裏面に凹溝23を形成するという構成で
あり、このようにアウトバース部Bの設定箇所はインパ
クトエリアA内であれば、適宜箇所に設置して良い。
ドアトリムに適用した別の実施形態を示すもので、この
実施形態では、ドアトリム10の製品表面部11に車室
内側に膨出する突条14を設け、この凸条14によりア
ウトバース部Bを形成し、このアウトバース部Bにおけ
る樹脂芯材20裏面に凹溝23を形成するという構成で
あり、このようにアウトバース部Bの設定箇所はインパ
クトエリアA内であれば、適宜箇所に設置して良い。
【0031】尚、以上の実施形態は自動車用ドアリトム
10に適用したものであるが、リヤコーナートリム等、
車体側壁に内装される内装部品にも有効に適用できる。
10に適用したものであるが、リヤコーナートリム等、
車体側壁に内装される内装部品にも有効に適用できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
載する格別の作用効果を有する。
【0033】(1)本発明は、側突時におけるインパク
トエリア内にアウトバース部を設け、このアウトバース
部における樹脂芯材裏面に一般部の樹脂芯材よりも肉厚
が薄い凹溝を設定するという構成であるため、側突等、
車両の側方から比較的大きな衝撃が加わった際、衝撃荷
重がアウトバース部に集中しやすく、この凹溝を基点と
して樹脂芯材が容易に破断して、衝撃を有効に吸収で
き、乗員に加わる衝撃を大幅に緩和できるという効果を
有する。
トエリア内にアウトバース部を設け、このアウトバース
部における樹脂芯材裏面に一般部の樹脂芯材よりも肉厚
が薄い凹溝を設定するという構成であるため、側突等、
車両の側方から比較的大きな衝撃が加わった際、衝撃荷
重がアウトバース部に集中しやすく、この凹溝を基点と
して樹脂芯材が容易に破断して、衝撃を有効に吸収で
き、乗員に加わる衝撃を大幅に緩和できるという効果を
有する。
【0034】(2)本発明は、側突時におけるインパク
トエリア内にアウトバース部を設け、このアウトバース
部の樹脂芯材裏面に一般部の樹脂芯材よりも肉厚が薄い
凹溝を形成するという構成であるため、樹脂芯材の表面
側に表皮材を一体貼着する際、アウトバース部における
表皮材が薄く引き伸ばされる関係で、樹脂芯材に生じる
凹溝表面側のヒケが外部に目立たず、良好な製品外観が
得られ、製品の意匠性を高めることができるという効果
を有する。
トエリア内にアウトバース部を設け、このアウトバース
部の樹脂芯材裏面に一般部の樹脂芯材よりも肉厚が薄い
凹溝を形成するという構成であるため、樹脂芯材の表面
側に表皮材を一体貼着する際、アウトバース部における
表皮材が薄く引き伸ばされる関係で、樹脂芯材に生じる
凹溝表面側のヒケが外部に目立たず、良好な製品外観が
得られ、製品の意匠性を高めることができるという効果
を有する。
【図1】本発明の一実施形態である自動車用ドアトリム
を示す外観図。
を示す外観図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】図1に示す自動車用ドアトリムを裏面側から見
た斜視図。
た斜視図。
【図4】本発明の一実施形態である自動車用ドアトリム
に設ける凹溝の変形態様を示す断面図。
に設ける凹溝の変形態様を示す断面図。
【図5】本発明を適用した自動車用ドアトリムの別実施
形態を示す外観図。
形態を示す外観図。
【図6】図5中VI−VI線断面図。
【図7】図5に示す自動車用ドアトリムを裏面側から見
た斜視図。
た斜視図。
【図8】従来の自動車用ドアトリムを示す外観図。
【図9】図8中IX−IX線断面図。
【図10】従来の自動車用ドアトリムを裏面側から見た
斜視図。
斜視図。
10 自動車用ドアトリム 11 製品表面部 12 側壁フランジ部 13 コーナー部 14 突条 20 樹脂芯材 22 木目込み用溝部 23 凹溝 30 表皮材 A インパクトエリア B アウトバース部
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂芯材(20)と表皮材(30)とを
モールドプレス成形用金型により所要形状に一体成形し
てなる自動車用内装部品(10)において、 側突時、外力が集中的に加わる内装部品(10)のイン
パクトエリア(A)内にアウトバース部(B)を設け、
このアウトバース部(B)の樹脂芯材(20)裏面に一
般部の樹脂芯材(20)よりも肉厚が薄い凹溝(23)
が形成されていることを特徴とする自動車用内装部品。 - 【請求項2】 前記アウトバース部(B)は、製品表面
部(11)と側壁フランジ部(12)との境界線に沿う
コーナー部(13)であることを特徴とする請求項1記
載の自動車用内装部品。 - 【請求項3】 前記アウトバース部(B)は、側突時の
インパクトエリア(A)内の製品表面部(11)に形成
された車室内側に膨出する突条(14)であることを特
徴とする請求項1記載の自動車用内装部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17825196A JPH1024775A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 自動車用内装部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17825196A JPH1024775A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 自動車用内装部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1024775A true JPH1024775A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16045235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17825196A Pending JPH1024775A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 自動車用内装部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1024775A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007050558A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車用内装部品 |
| JP2014201144A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用内装材 |
| JP2021046178A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 株式会社Subaru | 車両の車室構造 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17825196A patent/JPH1024775A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007050558A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車用内装部品 |
| JP2014201144A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用内装材 |
| JP2021046178A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 株式会社Subaru | 車両の車室構造 |
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