JPH10248133A - 自動車の電線ジョイント処理方法 - Google Patents
自動車の電線ジョイント処理方法Info
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- JPH10248133A JPH10248133A JP9045807A JP4580797A JPH10248133A JP H10248133 A JPH10248133 A JP H10248133A JP 9045807 A JP9045807 A JP 9045807A JP 4580797 A JP4580797 A JP 4580797A JP H10248133 A JPH10248133 A JP H10248133A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 33
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 26
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 11
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
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- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁被覆電線の親線と子線をジョイント処理
する方法にスプライス処理法、コネクタ処理法、溶着処
理法があるが、夫々にジョイント処理される電線本数に
対して一長一短がある。 【解決手段】 電源線やアース線の親線3に対して、電
気回路からの子線5を接続するに際し、自動車のハーネ
ス仕様のうち子線の数が最少の仕様において、親線3の
任意の区間に接続される子線の数が、予め定める本数
(例えば5本)以上の場合は、親線と各子線とを溶着処
理法にて接続する。この反対に子線の数が上記予め定め
る本数未満(例えば4本)の場合は、複数の接続端子を
有するハーネスコネクタの一方側コネクタ部材の端子に
親線と各子線を圧着し、この一方側コネクタ部材と接続
される他方側コネクタ部材に、一方側コネクタ部材の各
端子を短絡接続する金属板端子を設け、これによって親
線と子線とを接続する。また、接続端子10’に圧着で
きない電線が1本でもあれば、電線が予め定める本数未
満でも溶着処理法にてジョイントする。
する方法にスプライス処理法、コネクタ処理法、溶着処
理法があるが、夫々にジョイント処理される電線本数に
対して一長一短がある。 【解決手段】 電源線やアース線の親線3に対して、電
気回路からの子線5を接続するに際し、自動車のハーネ
ス仕様のうち子線の数が最少の仕様において、親線3の
任意の区間に接続される子線の数が、予め定める本数
(例えば5本)以上の場合は、親線と各子線とを溶着処
理法にて接続する。この反対に子線の数が上記予め定め
る本数未満(例えば4本)の場合は、複数の接続端子を
有するハーネスコネクタの一方側コネクタ部材の端子に
親線と各子線を圧着し、この一方側コネクタ部材と接続
される他方側コネクタ部材に、一方側コネクタ部材の各
端子を短絡接続する金属板端子を設け、これによって親
線と子線とを接続する。また、接続端子10’に圧着で
きない電線が1本でもあれば、電線が予め定める本数未
満でも溶着処理法にてジョイントする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤリ
ングハーネスの電源・信号系統やアース系統における電
線ジョイント処理方法に関する。
ングハーネスの電源・信号系統やアース系統における電
線ジョイント処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に配設されるワイヤリングハーネ
スの電源系統の電源線やアース系統のアース線には、自
動車ボデーの複数箇所に設置されるヘッドランプ回路等
の電気回路からの電線がジョイント処理にて配線され
る。例えば図2に電源系統における配線形態を示すと、
バッテリー1からの電源線2は複数本の親線3に分岐さ
れて自動車ボデーに引回される。複数の親線3に対して
外部の複数の電気回路4からの子線5がそれぞれジョイ
ント処理されて、各電気回路4にバッテリー電源が供給
される。尚、電源線2、親線3及び子線5はいずれも絶
縁被覆電線である。
スの電源系統の電源線やアース系統のアース線には、自
動車ボデーの複数箇所に設置されるヘッドランプ回路等
の電気回路からの電線がジョイント処理にて配線され
る。例えば図2に電源系統における配線形態を示すと、
バッテリー1からの電源線2は複数本の親線3に分岐さ
れて自動車ボデーに引回される。複数の親線3に対して
外部の複数の電気回路4からの子線5がそれぞれジョイ
ント処理されて、各電気回路4にバッテリー電源が供給
される。尚、電源線2、親線3及び子線5はいずれも絶
縁被覆電線である。
【0003】図2の実線で示される子線5は、当該自動
車の標準仕様として設定される最少本数のものであり、
図2の鎖線で示される子線5’は、標準仕様に追加して
オプション設定される電気回路4’からのものである。
また、図2の6は分岐ヒューズ、7は中継コネクタであ
る。
車の標準仕様として設定される最少本数のものであり、
図2の鎖線で示される子線5’は、標準仕様に追加して
オプション設定される電気回路4’からのものである。
また、図2の6は分岐ヒューズ、7は中継コネクタであ
る。
【0004】上記電源系統における親線と子線のジョイ
ント処理は、大別して次のスプライス処理法、コネクタ
処理法、溶着(溶接)処理法で行われている。
ント処理は、大別して次のスプライス処理法、コネクタ
処理法、溶着(溶接)処理法で行われている。
【0005】スプライス処理法を図3で説明すると、1
本の親線3の任意の箇所の絶縁被覆3aを剥がして芯線
3bを露出させ、他方で子線5の端部の絶縁被覆5aを
剥がして芯線5bを突出させ、この芯線5bを親線3の
芯線3bに重ねて、両芯線3b、5bに金属板のスプラ
イス端子8を被せてかしめることで、1本の親線3の任
意箇所に複数本の子線5が順にジョイントされる。この
ようなジョイント処理のほとんどは、現場作業員による
手作業で行われる。
本の親線3の任意の箇所の絶縁被覆3aを剥がして芯線
3bを露出させ、他方で子線5の端部の絶縁被覆5aを
剥がして芯線5bを突出させ、この芯線5bを親線3の
芯線3bに重ねて、両芯線3b、5bに金属板のスプラ
イス端子8を被せてかしめることで、1本の親線3の任
意箇所に複数本の子線5が順にジョイントされる。この
ようなジョイント処理のほとんどは、現場作業員による
手作業で行われる。
【0006】コネクタ処理法は、例えば図4(A)に示
すような一対のコネクタ部材10とコネクタ部材11か
らなるハーネスコネクタを使用して親線3に子線5をジ
ョイントする方法である。親線3は2本に分けられ、分
けられた2本の親線3の各端部に接続端子10’が圧着
され、子線5の各端部にも接続端子10’が圧着され
る。各接続端子10’は例えば図4(B)に示すような
筒状部品で、その圧着部に親線3又は子線5の端部に突
出させた芯線3b、5bがセットされ、その後、接続端
子10’の端部がかしめられて親線3又は子線5の端部
に接続端子10’が取付けられる。コネクタ部材11
は、上記コネクタ部材10の各接続端子10’に対応し
て櫛歯状に並んだ複数のバー端子11''が一体に設けら
れた金属板端子11’を有するコネクタ部材である。上
記コネクタ部材10とコネクタ部材11を結合すること
によって、各バー端子11''が接続端子10’に接続さ
れ、コネクタ部材11を介して親線3に複数本の子線5
がジョイントされる。
すような一対のコネクタ部材10とコネクタ部材11か
らなるハーネスコネクタを使用して親線3に子線5をジ
ョイントする方法である。親線3は2本に分けられ、分
けられた2本の親線3の各端部に接続端子10’が圧着
され、子線5の各端部にも接続端子10’が圧着され
る。各接続端子10’は例えば図4(B)に示すような
筒状部品で、その圧着部に親線3又は子線5の端部に突
出させた芯線3b、5bがセットされ、その後、接続端
子10’の端部がかしめられて親線3又は子線5の端部
に接続端子10’が取付けられる。コネクタ部材11
は、上記コネクタ部材10の各接続端子10’に対応し
て櫛歯状に並んだ複数のバー端子11''が一体に設けら
れた金属板端子11’を有するコネクタ部材である。上
記コネクタ部材10とコネクタ部材11を結合すること
によって、各バー端子11''が接続端子10’に接続さ
れ、コネクタ部材11を介して親線3に複数本の子線5
がジョイントされる。
【0007】溶着法は、図5の(A)(A’)又は
(B)(B’)に示すように、親線3と子線5の各端部
に突出させた芯線3b、5bを一つに束ねてジョイント
する方法である。2本の親線3と各子線5の端部に突出
させた芯線3b、5bを束ねて図示しない金型(電極)
で圧着した状態で、束ねた芯線3b、5bを溶接電流や
超音波等を利用して溶接することで、2本の親線3に複
数本の子線5が一度にジョイントされる。
(B)(B’)に示すように、親線3と子線5の各端部
に突出させた芯線3b、5bを一つに束ねてジョイント
する方法である。2本の親線3と各子線5の端部に突出
させた芯線3b、5bを束ねて図示しない金型(電極)
で圧着した状態で、束ねた芯線3b、5bを溶接電流や
超音波等を利用して溶接することで、2本の親線3に複
数本の子線5が一度にジョイントされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記スプライス処理法
は、親線の任意の箇所に子線をジョイントすることがで
きる長所を有するが、人手に頼る作業となるために自動
車製造ラインの自動化を阻害する要因になっている。
は、親線の任意の箇所に子線をジョイントすることがで
きる長所を有するが、人手に頼る作業となるために自動
車製造ラインの自動化を阻害する要因になっている。
【0009】また、上記コネクタ処理法は、電線の接続
端子10’への圧着やコネクタ部材10内への接続端子
10’の装着が適当な装置を使用して行えるため、ワイ
ヤリングハーネス製造ラインの自動化の対応が可能であ
り、親線と子線の全ての電線が両端端子となって1電気
回路系統の電線取扱い作業が容易になる長所や、ハーネ
スコネクタの端子数を増減することにより、仕様の違い
により子線数が異なる場合でも対応が容易であるため、
端子数を多く設定することによりオプション仕様の有無
を容易に吸収できる長所がある。しかし、コネクタ処理
法においては、親線や子線の電線をコネクタ部材が設置
されている位置へと迂回させているので、その迂回回路
の分だけ電線の長さが長くなり、その結果、自動車の複
数部所での電線ジョイント処理にコネクタ処理法を多用
すると、電線重量と電線両端の接続端子費の増大を招
く。
端子10’への圧着やコネクタ部材10内への接続端子
10’の装着が適当な装置を使用して行えるため、ワイ
ヤリングハーネス製造ラインの自動化の対応が可能であ
り、親線と子線の全ての電線が両端端子となって1電気
回路系統の電線取扱い作業が容易になる長所や、ハーネ
スコネクタの端子数を増減することにより、仕様の違い
により子線数が異なる場合でも対応が容易であるため、
端子数を多く設定することによりオプション仕様の有無
を容易に吸収できる長所がある。しかし、コネクタ処理
法においては、親線や子線の電線をコネクタ部材が設置
されている位置へと迂回させているので、その迂回回路
の分だけ電線の長さが長くなり、その結果、自動車の複
数部所での電線ジョイント処理にコネクタ処理法を多用
すると、電線重量と電線両端の接続端子費の増大を招
く。
【0010】また、上記溶着(溶接)処理法は、ワイヤ
リングハーネス製造ライン自動化の対応が可能であり、
コネクタ部材を使用しないことで部品費の低減が可能で
ある長所を有する。しかし、溶着作業には人的介入が不
可欠であり、また、多数本の電線の溶着処理と少数本の
電線の溶着処理の作業手間が同程度であることから、本
数が少ない電線を溶着処理する部所が多くなると、作業
員が介入する部所が増えて人件費による製造コストが増
大する割には、コネクタ部材を使用しないことによるコ
スト低減がそのコストアップ分を完全に吸収できるほど
ではなく、結果的にコスト低減が不十分な場合がある。
リングハーネス製造ライン自動化の対応が可能であり、
コネクタ部材を使用しないことで部品費の低減が可能で
ある長所を有する。しかし、溶着作業には人的介入が不
可欠であり、また、多数本の電線の溶着処理と少数本の
電線の溶着処理の作業手間が同程度であることから、本
数が少ない電線を溶着処理する部所が多くなると、作業
員が介入する部所が増えて人件費による製造コストが増
大する割には、コネクタ部材を使用しないことによるコ
スト低減がそのコストアップ分を完全に吸収できるほど
ではなく、結果的にコスト低減が不十分な場合がある。
【0011】本発明の目的は、上記のコネクタ処理法と
溶着処理法の長所を活かした自動車の電線ジョイント処
理方法を提供することにある。
溶着処理法の長所を活かした自動車の電線ジョイント処
理方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電線ジョイント
処理方法は、自動車用ワイヤリングハーネスの電源線又
はアース線の絶縁被覆電線である親線に任意の電気回路
からの絶縁被覆電線である子線を接続するに際し、当該
自動車のハーネス仕様のうち子線の数が最少の仕様にお
いて、上記親線の任意の区間に接続される子線の数が予
め定める本数以上の場合は親線と各子線とを溶着処理法
にて接続し、子線の数が上記予め定める本数未満の場合
は複数の接続端子を有するハーネスコネクタの一方側コ
ネクタ部材の端子に親線と各子線を圧着し、上記一方側
コネクタ部材と接続される他方側コネクタ部材に上記一
方側コネクタ部材の各端子を短絡接続する金属板端子を
設けることによって上記親線と子線とを接続することを
特徴とする。
処理方法は、自動車用ワイヤリングハーネスの電源線又
はアース線の絶縁被覆電線である親線に任意の電気回路
からの絶縁被覆電線である子線を接続するに際し、当該
自動車のハーネス仕様のうち子線の数が最少の仕様にお
いて、上記親線の任意の区間に接続される子線の数が予
め定める本数以上の場合は親線と各子線とを溶着処理法
にて接続し、子線の数が上記予め定める本数未満の場合
は複数の接続端子を有するハーネスコネクタの一方側コ
ネクタ部材の端子に親線と各子線を圧着し、上記一方側
コネクタ部材と接続される他方側コネクタ部材に上記一
方側コネクタ部材の各端子を短絡接続する金属板端子を
設けることによって上記親線と子線とを接続することを
特徴とする。
【0013】即ち、自動車用ワイヤリングハーネスの親
線の任意の区間においてジョイント処理される電線数が
例えば親線2本と子線3本以上の計5本以上の場合は溶
着処理し、親線と子線の合計本数が4本以下の場合はコ
ネクタ処理する。電線が5本以上の場合に溶着処理する
と、一度にジョイント処理される電線の本数が比較的多
いため作業効率が良くなり、一度のジョイントに要する
加工費が多少割高であっても全体としての製造コストは
安くなる。また、電線が4本以下のときにコネクタ処理
しても、電線本数が少なくて電線に取付ける接続端子の
部品数が標準仕様では多くならず、部品費が抑制され
る。
線の任意の区間においてジョイント処理される電線数が
例えば親線2本と子線3本以上の計5本以上の場合は溶
着処理し、親線と子線の合計本数が4本以下の場合はコ
ネクタ処理する。電線が5本以上の場合に溶着処理する
と、一度にジョイント処理される電線の本数が比較的多
いため作業効率が良くなり、一度のジョイントに要する
加工費が多少割高であっても全体としての製造コストは
安くなる。また、電線が4本以下のときにコネクタ処理
しても、電線本数が少なくて電線に取付ける接続端子の
部品数が標準仕様では多くならず、部品費が抑制され
る。
【0014】また、本発明は、上記ハーネスコネクタと
して標準的なものを用いた場合に、親線と子線のいずれ
か1本でもその芯線が接続端子に圧着することのできな
い適合外の線径である場合は、親線と子線の端部同士を
溶着処理にて接続することを特徴とする。
して標準的なものを用いた場合に、親線と子線のいずれ
か1本でもその芯線が接続端子に圧着することのできな
い適合外の線径である場合は、親線と子線の端部同士を
溶着処理にて接続することを特徴とする。
【0015】ここで、電線に取付けられる標準仕様のコ
ネクタ部材は、同一或いは異なる車種の電線ジョイント
に標準仕様で使用される規格品的な端子幅寸法の部品、
従って、量産される安価な部品であって、このコネクタ
部材に挿入される端子に圧着することができない電線が
1本でもある場合には、ジョイント処理される電線本数
が4本未満であっても溶着処理にてジョイントする。こ
のジョイント処理で標準仕様の接続端子の有効利用が容
易となり、端子幅寸法の異なる特別な接続端子の使用を
回避して、接続端子費の低減が可能となる。
ネクタ部材は、同一或いは異なる車種の電線ジョイント
に標準仕様で使用される規格品的な端子幅寸法の部品、
従って、量産される安価な部品であって、このコネクタ
部材に挿入される端子に圧着することができない電線が
1本でもある場合には、ジョイント処理される電線本数
が4本未満であっても溶着処理にてジョイントする。こ
のジョイント処理で標準仕様の接続端子の有効利用が容
易となり、端子幅寸法の異なる特別な接続端子の使用を
回避して、接続端子費の低減が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法を図1を参照し
て説明する。尚、図2乃至図5と同一部分には同一符号
を付して説明の重複を避ける。
て説明する。尚、図2乃至図5と同一部分には同一符号
を付して説明の重複を避ける。
【0017】図1(A)は1本の親線3に3本の子線5
をジョイント処理する場合の電源系統の配線形態が示さ
れ、この場合は図1(A’)(A'')に示すように溶着
処理にてジョイント処理する。つまり、親線3を2本に
分けて、2本の親線3と3本の子線5の各端部に突出さ
せた芯線3b、5bを一つに束ねて溶着(溶接)する。
をジョイント処理する場合の電源系統の配線形態が示さ
れ、この場合は図1(A’)(A'')に示すように溶着
処理にてジョイント処理する。つまり、親線3を2本に
分けて、2本の親線3と3本の子線5の各端部に突出さ
せた芯線3b、5bを一つに束ねて溶着(溶接)する。
【0018】図1(A)(A’)又は(A'')の溶着処
理は、子線数が最少の仕様のものにおいて子線5が3本
以上あって、親線3の2本を含めて計5本以上の電線を
ジョイント処理する場合に実行される。このような溶着
処理は、人的介入が必要な面倒な作業手間を必要とする
が、5本以上と多めの本数の電線を一度にジョイントす
るために、溶着によるジョイント処理法の長所が活かさ
れて、結果的に人件費を含めた製造コストの増大を招か
ない。
理は、子線数が最少の仕様のものにおいて子線5が3本
以上あって、親線3の2本を含めて計5本以上の電線を
ジョイント処理する場合に実行される。このような溶着
処理は、人的介入が必要な面倒な作業手間を必要とする
が、5本以上と多めの本数の電線を一度にジョイントす
るために、溶着によるジョイント処理法の長所が活かさ
れて、結果的に人件費を含めた製造コストの増大を招か
ない。
【0019】図1(B)は1本の親線3に2本の子線5
をジョイント処理する場合の電源系統の配線形態が示さ
れ、この場合は図1(B’)に示すようにコネクタ処理
にてジョイント処理する。即ち、2本の親線3と2本の
子線5の各端部に筒状の接続端子10を取付け、この各
接続端子10をバスバー部品であるコネクタ部材11の
バー端子11''に嵌挿して、コネクタ部材11を介して
2本の親線3に2本の子線5をジョイントする。
をジョイント処理する場合の電源系統の配線形態が示さ
れ、この場合は図1(B’)に示すようにコネクタ処理
にてジョイント処理する。即ち、2本の親線3と2本の
子線5の各端部に筒状の接続端子10を取付け、この各
接続端子10をバスバー部品であるコネクタ部材11の
バー端子11''に嵌挿して、コネクタ部材11を介して
2本の親線3に2本の子線5をジョイントする。
【0020】図1(B)、(B’)のコネクタ処理は、
親線3と子線5の最少の仕様の合計本数が4本以下の場
合に実行される。このコネクタ処理においては、ハーネ
スコネクタの搭載位置を工夫することで迂回回路の増加
を抑制でき、ワイヤリングハーネス製造ラインの自動化
への対応が容易であり、仕様違いにる子線数の増加への
対応が容易であるなど、コネクタ処理特有の長所だけが
活かされる。
親線3と子線5の最少の仕様の合計本数が4本以下の場
合に実行される。このコネクタ処理においては、ハーネ
スコネクタの搭載位置を工夫することで迂回回路の増加
を抑制でき、ワイヤリングハーネス製造ラインの自動化
への対応が容易であり、仕様違いにる子線数の増加への
対応が容易であるなど、コネクタ処理特有の長所だけが
活かされる。
【0021】また、図1(B’)のコネクタ部材10に
は標準仕様のものを使用することが望ましい。つまり、
自動車のハーネスコネクタに使用される接続端子の端子
幅には種々のものがあるが、標準仕様のものを用いるの
が量産効果により安価であるから、図1(B)、
(B’)のコネクタ処理される部所が増えても、接続端
子費の増大分を少な目に抑制できる。
は標準仕様のものを使用することが望ましい。つまり、
自動車のハーネスコネクタに使用される接続端子の端子
幅には種々のものがあるが、標準仕様のものを用いるの
が量産効果により安価であるから、図1(B)、
(B’)のコネクタ処理される部所が増えても、接続端
子費の増大分を少な目に抑制できる。
【0022】また、図1(B’)の標準仕様のコネクタ
部材10に挿入できない電線が電源系統にある場合は、
電線本数が4本未満であっても溶着処理にてジョイント
する。例えば図1(B’)のコネクタ部材10に挿入さ
れる接続端子10’の端子幅が0.09インチのもので
あるとすると、この接続端子10’に圧着される図1
(B’)の親線3と子線5の芯線の断面積は2mm2 以
下であることが必要で、この芯線の断面積が3mm2 以
上となると接続端子10’に圧着することができない。
そこで、親線3と子線5のいずれか1本でも芯線断面積
が3mm2 以上であれば、親線3と子線5の全本数を図
1(A’)の要領で溶着処理にてジョイントする。この
ようにすることで接続端子の標準仕様が容易になり、端
子幅の異なる特別な接続端子の使用が回避され、また、
端子幅の異なる複数種類の接続端子を用意して管理使用
する必要がなくなって、ジョイント処理作業の簡易化、
接続端子費の低減が推進される。
部材10に挿入できない電線が電源系統にある場合は、
電線本数が4本未満であっても溶着処理にてジョイント
する。例えば図1(B’)のコネクタ部材10に挿入さ
れる接続端子10’の端子幅が0.09インチのもので
あるとすると、この接続端子10’に圧着される図1
(B’)の親線3と子線5の芯線の断面積は2mm2 以
下であることが必要で、この芯線の断面積が3mm2 以
上となると接続端子10’に圧着することができない。
そこで、親線3と子線5のいずれか1本でも芯線断面積
が3mm2 以上であれば、親線3と子線5の全本数を図
1(A’)の要領で溶着処理にてジョイントする。この
ようにすることで接続端子の標準仕様が容易になり、端
子幅の異なる特別な接続端子の使用が回避され、また、
端子幅の異なる複数種類の接続端子を用意して管理使用
する必要がなくなって、ジョイント処理作業の簡易化、
接続端子費の低減が推進される。
【0023】尚、以上の実施形態は自動車の電源系統に
おける電線ジョイント処理方法であるが、本発明はアー
ス系統の電線ジョイント処理にも上記と同様にして適用
できる。ただし、アース系統においては上記の親線や子
線の一般電線以外にシールド線が設置される場合があ
り、このような場合には一般電線を上記要領で溶着処理
或いはコネクタ処理して、シールド線の電線グループは
常にコネクタ処理すればよい。
おける電線ジョイント処理方法であるが、本発明はアー
ス系統の電線ジョイント処理にも上記と同様にして適用
できる。ただし、アース系統においては上記の親線や子
線の一般電線以外にシールド線が設置される場合があ
り、このような場合には一般電線を上記要領で溶着処理
或いはコネクタ処理して、シールド線の電線グループは
常にコネクタ処理すればよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1の電線ジョイント処理方法のよ
うに、子線数が最少の仕様でジョイント処理を考慮した
ときに、親線と子線の合計本数が予め定める本数以上
(例えば合計5本以上)のときは溶着処理でジョイント
処理することにより、溶着処理法の部品費低減化などの
長所が活かされ、最少の仕様でジョイント処理を考慮し
たときに親線と子線の合計本数が上記予め定める本数未
満(例えば合計5本未満)の場合はコネクタ処理するこ
とにより、コネクタ処理法の電線費アップなどの短所が
抑制されて、結果的にワイヤリングハーネス製造ライン
における複数部所での電線ジョイント処理が適材適所で
効果的に行えて、電線ジョイント処理工程での製造コス
トの抑制、作業性改善が可能となる。また、ワイヤリン
グハーネス製造ラインの複数部所での電線ジョイント処
理を溶着処理法かコネクタ処理法だけで行って、スプラ
イス処理を全廃したのでワイヤリングハーネス製造ライ
ンの自動化推進が容易となる。
うに、子線数が最少の仕様でジョイント処理を考慮した
ときに、親線と子線の合計本数が予め定める本数以上
(例えば合計5本以上)のときは溶着処理でジョイント
処理することにより、溶着処理法の部品費低減化などの
長所が活かされ、最少の仕様でジョイント処理を考慮し
たときに親線と子線の合計本数が上記予め定める本数未
満(例えば合計5本未満)の場合はコネクタ処理するこ
とにより、コネクタ処理法の電線費アップなどの短所が
抑制されて、結果的にワイヤリングハーネス製造ライン
における複数部所での電線ジョイント処理が適材適所で
効果的に行えて、電線ジョイント処理工程での製造コス
トの抑制、作業性改善が可能となる。また、ワイヤリン
グハーネス製造ラインの複数部所での電線ジョイント処
理を溶着処理法かコネクタ処理法だけで行って、スプラ
イス処理を全廃したのでワイヤリングハーネス製造ライ
ンの自動化推進が容易となる。
【0025】請求項2の電線ジョイント処理方法によれ
ば、コネクタ処理に使用されるコネクタ部材に量産され
る安価な標準仕様部品の使用が容易になって、ジョイン
ト処理作業の簡易化と、接続端子のコストダウンが図れ
る。
ば、コネクタ処理に使用されるコネクタ部材に量産され
る安価な標準仕様部品の使用が容易になって、ジョイン
ト処理作業の簡易化と、接続端子のコストダウンが図れ
る。
【図1】本発明の電線ジョイント処理方法を説明するた
めのもので、(A)は電線の1配線形態図、(A’)
(A'')は(A)の電線を溶着処理法でジョイント処理
した電線グループの部分斜視図、(B)は他の電線の配
線形態図、(B’)は(B)の電線をコネクタ処理法で
ジョイント処理するときの接続端子とコネクタ部材の斜
視図である。
めのもので、(A)は電線の1配線形態図、(A’)
(A'')は(A)の電線を溶着処理法でジョイント処理
した電線グループの部分斜視図、(B)は他の電線の配
線形態図、(B’)は(B)の電線をコネクタ処理法で
ジョイント処理するときの接続端子とコネクタ部材の斜
視図である。
【図2】自動車の電源系統における配線形態図である。
【図3】電線ジョイント処理法の中のスプライス処理法
を説明するための電線平面図である。
を説明するための電線平面図である。
【図4】(A)は電線ジョイント処理法の中のコネクタ
処理法を説明するための接続端子とコネクタ部材の斜視
図、(B)は(A)の接続端子と電線の断面図である。
処理法を説明するための接続端子とコネクタ部材の斜視
図、(B)は(A)の接続端子と電線の断面図である。
【図5】(A)(A’)は電線ジョイント処理法の内の
溶着処理法を説明するための電線平面図、(B)
(B’)は(A)の電線を溶着処理した電線グループの
部分斜視図である。
溶着処理法を説明するための電線平面図、(B)
(B’)は(A)の電線を溶着処理した電線グループの
部分斜視図である。
3 親線 3b 芯線 4 電気回路 5 子線 5b 芯線 10 一方側コネクタ部材 10’ 接続端子 11 他方側コネクタ部材 11’ 金属板端子 11'' バー端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 信治 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 岡田 圭司 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 川地 康夫 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 塩見 忠司 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 江村 卓士 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車用ワイヤリングハーネスの電源線
又はアース線の絶縁被覆電線である親線に任意の電気回
路からの絶縁被覆電線である子線を接続するに際し、当
該自動車のハーネス仕様のうち子線の数が最少の仕様に
おいて、上記親線の任意の区間に接続される子線の数が
予め定める本数以上の場合は親線と各子線とを溶着処理
法にて接続し、子線の数が上記予め定める本数未満の場
合は複数の接続端子を有するハーネスコネクタの一方側
コネクタ部材の端子に親線と各子線を圧着し、上記一方
側コネクタ部材と接続される他方側コネクタ部材に上記
一方側コネクタ部材の各端子を短絡接続する金属板端子
を設けることによって上記親線と子線とを接続すること
を特徴とする自動車の電線ジョイント処理方法。 - 【請求項2】 上記接続される親線と子線のいずれか1
本でも上記ハーネスコネクタの適合外の線径である場合
は、子線の数に係わりなく溶着処理にて親線と子線とを
接続することを特徴とする請求項1記載の自動車の電線
ジョイント処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045807A JPH10248133A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 自動車の電線ジョイント処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045807A JPH10248133A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 自動車の電線ジョイント処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10248133A true JPH10248133A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12729541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9045807A Pending JPH10248133A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 自動車の電線ジョイント処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10248133A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104795771A (zh) * | 2015-05-06 | 2015-07-22 | 江苏省电力公司东海县供电公司 | 绝缘导线线路连接的地电位带电作业用穿刺线夹 |
| JP2016013754A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 矢崎総業株式会社 | 車両用電装機器接続システム |
| JP2016022826A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | 矢崎総業株式会社 | 車両用電装機器接続システム |
| US10122125B2 (en) | 2014-05-30 | 2018-11-06 | Yazaki Corporation | Vehicle harness structure and additional connection member |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9045807A patent/JPH10248133A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10122125B2 (en) | 2014-05-30 | 2018-11-06 | Yazaki Corporation | Vehicle harness structure and additional connection member |
| US10741979B2 (en) | 2014-05-30 | 2020-08-11 | Yazaki Corporation | Vehicle harness structure and additional connection member |
| JP2016013754A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 矢崎総業株式会社 | 車両用電装機器接続システム |
| JP2016022826A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | 矢崎総業株式会社 | 車両用電装機器接続システム |
| CN104795771A (zh) * | 2015-05-06 | 2015-07-22 | 江苏省电力公司东海县供电公司 | 绝缘导线线路连接的地电位带电作业用穿刺线夹 |
| CN104795771B (zh) * | 2015-05-06 | 2017-03-08 | 江苏省电力公司东海县供电公司 | 绝缘导线线路连接的地电位带电作业用穿刺线夹 |
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|---|---|---|---|
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