JPH10251209A - (メタ)アクリル酸セリンエステル、製造方法、共重合体および生体適合性材料 - Google Patents

(メタ)アクリル酸セリンエステル、製造方法、共重合体および生体適合性材料

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JPH10251209A
JPH10251209A JP9052722A JP5272297A JPH10251209A JP H10251209 A JPH10251209 A JP H10251209A JP 9052722 A JP9052722 A JP 9052722A JP 5272297 A JP5272297 A JP 5272297A JP H10251209 A JPH10251209 A JP H10251209A
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acrylic acid
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一男 杉山
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浩平 白石
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】新規な(メタ)アクリル酸セリンエステル、そ
の製造方法、(メタ)アクリル酸セリンエステルに基づ
く構成単位を含む生体適合性材料に適した重合体の提
供。 【解決手段】アミノ基を保護したセリンと(メタ)アク
リル酸クロリドからエステル化した一般式1の(メタ)
アクリル酸セリンエステル、該(メタ)アクリル酸セリ
ンエステルを重合してなる重合体およびその用途。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、(メタ)アクリル
酸セリンエステル、その製造方法、該(メタ)アクリル
酸セリンエステルを重合した重合体およびその重合体を
用いた生体適合性材料に関する。
【0002】
【従来の技術】高分子材料で生体適合性を確保するには
材料表面の化学構造を制御して血栓形成の引き金となる
蛋白質の吸着を制御したり、血小板の粘着さらには活性
化、凝集を抑制することが重要となる。したがって、材
料表面の化学構造の制御は生体適合性材料の開発におい
て重要な問題で、各種の医療用の重合体について表面特
性と生体適合性が研究されている。生体適合性を付与す
る有効な方法としては、生体膜を構成するリン脂質二分
子膜の主要な構成成分を材料表面に導入する方法が知ら
れている。例えば、リン脂質の極性部を修飾した2−メ
タクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPCと
略す)の単量体を重合した重合体は、蛋白質の吸着を制
御することが知られている{例えば、石原らによる、生
体材料、第9巻(5号)第243〜249頁、(199
1年)}。また、糖脂質のグルコース基を含有する2−
(グルコシルオキシ)エチルメタクリレート(GEMA
と略す)の単量体を重合した重合体は、同様に、蛋白質
の吸着を制御することが知られている{例えば、中前ら
による、高分子学会、予稿集、第39回、I−17−0
9、(1990年)}。以上のように、汎用の高分子材
料に生体適合性を付与する有効な方法として、生体膜を
構成するリン脂質のホスホリルコリン基あるいは糖脂質
の糖を材料表面に導入する方法が行われてきた。一方、
脂質と同様に生体膜あるいは蛋白質を構成するアミノ酸
で材料表面を修飾した材料においても生体材料との好ま
しい相互作用が期待される。例えば、アラニンメタアク
リルアミド、メタクリロイルオキシエチルアラニンと蛋
白質の相互作用が示されている(例えば、杉山らによ
る、高分子学会、予稿集、第44巻、第631頁(19
95年)}。これまで、(メタ)アクリル酸セリンエス
テルは知られていなかった。また、該(メタ)アクリル
酸セリンエステルの重合体も知られていなかった。また
さらに、該(メタ)アクリル酸セリンエステルの重合体
が生体適合性に優れることも知られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、(メタ)アクリル酸セリンエステルを提供すること
にある。本発明の第2の目的は、該(メタ)アクリル酸
セリンエステルの製造方法を提供することにある。本発
明の第3の目的は、該(メタ)アクリル酸セリンエステ
ルを構成成分として含有する重合体を提供することにあ
る。またさらに、本発明の第4の目的は、該(メタ)ア
クリル酸セリンエステルの重合体を用いた生体適合性材
料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点に鑑み鋭意検討した結果、セリンのアミノ基を保護し
て、(メタ)アクリル酸クロリドとセリンの水酸基との
反応により(メタ)アクリル酸セリンエステルを合成で
きること、および、その(メタ)アクリル酸セリンエス
テルの重合体が生体適合性に優れることの知見を得て、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は次の
(1)〜(5)である。 (1)下記一般式[1]
【化5】 (ただし、式中、Rは水素原子またはメチル基を示す)
で示される(メタ)アクリル酸セリンエステル。 (2)次の工程(1)および工程(2)からなる請求項
1記載の(メタ)アクリル酸セリンエステルの製造方
法。 工程(1);下記式[2]
【化6】 で表されるN−t−ブトキシカルボニル−O−L−セリ
ンと(メタ)アクリル酸クロリドを脱塩化水素剤を用い
て反応させて、下記式[3]
【化7】 を合成する工程。 工程(2);前記の生成物を、酸性化合物を用いて保護
基を分解して、ついで、酸性にして(メタ)アクリル酸
セリンエステルの塩酸塩を得た後、塩基性化合物で塩酸
塩をはずす工程。 (3)ラジカル重合して(メタ)アクリル酸セリンエス
テルに基づく構成成分を0.5モル%〜10モル%を含
む重合体。 (4)前記の重合体が下記一般式[4]
【化8】 (式中、R、R1は、水素原子またはメチル基を示し、
2は炭素数1〜4のアルキル基であり、また、m、n
は、(メタ)アクリル酸セリンエステルおよび(メタ)
アクリル酸アルキルエステルの付加モル数でそれぞれ、
m=1〜3,000、n=20〜30,000である。
また、2≦m、20≦nの場合、[ ]内はブロック状
でもランダム状の付加でもよい。)で表される(メタ)
アクリル酸セリンエステルの重量平均分子量2,000
〜5,000,000の重合体。 (5)ラジカル重合して前記の(メタ)アクリル酸セリ
ンエステルに基づく構成成分を0.5モル%〜10モル
%を含む重合体を用いることを特徴とする生体適合性材
料。
【0005】
【発明の実施の形態】一般式[1]において、Rは、水
素原子またはメチル基を示す。
【0006】一般式[1]で表される(メタ)アクリル
酸セリンエステルは、次のような方法によって容易に製
造することができる。すなわち、次の工程(1)および
工程(2)からなる(メタ)アクリル酸セリンエステル
の製造方法である。 工程(1);下記式[2]
【化9】 で表されるN−t−ブトキシカルボニル−O−L−セリ
ンと(メタ)アクリル酸クロリドを脱塩化水素剤を用い
て反応させて、下記式[3]
【化10】 を合成する工程。
【0007】工程(2);前記の生成物を、酸性化合物
を用いて保護基を分解して、ついで、酸性にして(メ
タ)アクリル酸セリンエステルの塩酸塩を得た後、塩基
性化合物で塩酸塩をはずす工程。
【0008】前記の工程(1)において、原料の一般式
[1]で表されるN−t−ブトキシカルボニル−O−L
−セリンとしては、例えば、市販品のもの(アルドリッ
チ社=Aldrich社製、東京化成(株)社製、シグ
マ社製など)が挙げられる。または、定法にしたがって
L−セリンより合成してもよい{例えば、参考書、丸善
(株)発行、泉屋他著、「ペプチド合成」1975
年)}。また、(メタ)アクリル酸クロリドとしては、
市販品のものをそのまま、あるいは精製して使用でき
る。例えば市販品のものとして、アルドリッチ社製、東
京化成(株)社製、和光純薬工業(株)社製等のアクリ
ル酸クロリド、メタクリル酸クロリド等を挙げることが
できる。前記の工程(1)の反応において、反応溶媒と
しては、反応物、生成物を溶解する溶媒、若しくは反応
物、生成物を溶解し生成する塩化水素塩を析出する溶媒
であればよい。それらの溶媒としては、例えば、クロロ
ホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン(TH
F)、エーテルが挙げられる。好ましくは、THFであ
る。脱塩化水素剤としては、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン等のトリアルキルアミ
ン;ジメチルアニリン等の芳香族第三アミン;ピリジ
ン、ジメチルアミノピリジン等の環状第三アミンが挙げ
られる。取り扱いや入手性の観点からトリエチルアミン
等が好ましく挙げられる。また、原料の一般式[1]:
(メタ)アクリル酸クロリド:脱塩化水素剤のモル比は
1:0.8〜1.5:1〜2で反応させるのが好まし
い。さらに、反応温度としては、−30℃〜室温、好ま
しくは−20℃〜0℃である。また、反応時間として
は、5〜100時間、好ましくは15〜30時間であ
る。反応は窒素ガス等の乾燥不活性ガス気流下の雰囲気
あるいは乾燥空気気流下で行うのが好ましい。生成した
塩は、濾別し、溶媒を留去後、減圧蒸留によってアミノ
基をブロック(保護)した前記の式[3]の化合物を得
ることができる。反応後は、ヘキサン、石油エーテル、
ジエチルエーテル等を用いて再結晶して精製することが
できる。
【0009】工程(2)において、この中間体の前記式
[3]の溶液と酸性化合物を用いて、セリンのアミノ基
を保護した基をはずして目的の化合物を得ることができ
る。酸性化合物としては、トリフルオロ酢酸;臭化水素
の酢酸溶液、塩化水素の酢酸溶液;塩酸あるいはギ酸の
反応溶媒溶液などが挙げられる。好ましくは、トリフル
オロ酢酸である。溶媒としては、脱水品を用いるのが望
ましい。用いる溶媒の種類としては、クロロホルム、塩
化メチレンが挙げられる。好ましくは、塩化メチレンが
挙げられる。前記式[3]の化合物:酸性化合物のモル
比としては、1:1〜10である。反応温度としては、
−30℃〜50℃、好ましくは0℃〜室温である。ま
た、反応時間としては、0.1〜10時間、好ましくは
0.5〜3時間である。反応は窒素ガス等の乾燥不活性
ガス気流下の雰囲気あるいは乾燥空気気流下で行うのが
好ましい。前記式[3]の化合物を酸性化合物によりセ
リンのアミノ基の保護基をはずした後、氷冷下で過剰の
塩酸を加えて、メタノール等の溶媒に溶かし、生成物の
塩酸塩型を得る。その際の塩酸は酢酸エチル溶液が好ま
しい。ついで溶媒を留去した後、ジエチルエーテル、T
HF等の溶媒で洗浄して、生成物の塩酸塩型を純度よく
得る。ついで、この生成物の塩酸塩型をアセトニトリル
等の溶媒に分散させて、氷冷下で、等モル以上のトリエ
チルアミン等の塩基性化合物を加えて、脱塩酸して、目
的とする式[1]の(メタ)アクリル酸セリンエステル
を得ることができる。塩基性化合物としては、トリエチ
ルアミンの他に、前記で示した脱塩化水素剤の化合物が
挙げられる。
【0010】(メタ)アクリル酸セリンエステルの重合
体を製造方法は、次の方法により容易に得ることができ
る。すなわち、前記の(メタ)アクリル酸セリンエステ
ルと共重合可能な単量体とをランダム状あるいはブロッ
ク状にラジカル重合することによって重合体が得られ
る。重合体は、(メタ)アクリル酸セリンエステルに基
づく構成成分単位を0.5モル%〜10モル%含む重合
体である。(メタ)アクリル酸セリンエステルに基づく
構成成分が0.5モル%より少ないと、構成成分として
(メタ)アクリル酸セリンエステル含む量が少なくな
り、生体適合性等の効果を発現しなくなるので好ましく
ない。(メタ)アクリル酸セリンエステルに基づく構成
成分が10モル%より多いと、構成成分としてその他の
共重合可能な単量体に基づく構成成分が少なくなり、適
当な溶媒がなく、また、強度、密着性などの物性の効果
が発現しなくなるので好ましくない。重合方法として
は、通常用いられている重合方法で、例えば、溶液重
合、バルク重合、乳化重合、懸濁重合等が挙げられる。
(メタ)アクリル酸セリンエステルと共重合可能な単量
体としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)
アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メ
タ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリ
ル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メタ)
アクリル酸メチルアミド、(メタ)アクリル酸エチルア
ミド、(メタ)アクリル酸プロピルアミド、(メタ)ア
クリル酸ブチルアミド、(メタ)アクリル酸ヘキシルア
ミド、(メタ)アクリル酸ラウリルアミド、(メタ)ア
クリル酸ステアリルアミド等の(メタ)アクリル酸アル
キルアミド;スチレン等が挙げられる。好ましくは、炭
素数1〜4の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが挙
げられる。重合に用いる溶媒としては、単量体が溶解あ
るいは分散すればよく、具体的には、水、メタノール、
エタノール、プロパノール、t−ブタノール、ベンゼ
ン、トルエン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフ
ラン等およびこれらの混合物が挙げられる。重合条件と
しては、通常用いる条件によって重合できる。反応温度
としては、例えば、40℃〜100℃、反応時間として
は、1時間〜50時間が挙げられる。ラジカル重合開始
剤としては、通常のラジカル重合開始剤ならばいずれを
用いてもよく、具体的には、2,2’−アゾビスイソブ
チロニトリル(AIBN)、アゾビスバレロニトリル、
2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イ
ル)プロパン]二塩酸塩等の脂肪族アゾ化合物;過酸化
ベンゾイル、過酸化ラウロイル等の有機過酸化物、過硫
酸アンモニウム、過酸化カリウム等の無機過酸化物を例
示することができる。得られる重合体の分子量は特に限
定されないが、2,000〜5,000,000が好ま
しく、より好ましくは、5,000〜1,000,00
0である。重合体の分子量が2,000より小さいとコ
ーテイング等ではがれやすくなり、重合体の分子量が
5,000,000より大きくなると粘度が高くなり取
り扱い難くなるので望ましくない。前記の一般式[4]
において、m=1〜2,000であり、n=20〜3
0,000である。
【0011】得られる重合体は、通常良く用いられる溶
媒精製してもよく、あるいは乳化重合や懸濁重合でその
まま粒子として取り出して用いてもよい。
【0012】本発明の(メタ)アクリル酸セリンエステ
ルは、(メタ)アクリル基の重合性基を有しており、重
合が可能である。(メタ)アクリル酸セリンエステル
は、生体適合性を有しており、重合して生体適合性を付
与することができる。該(メタ)アクリル酸セリンエス
テルを用いた共重合体は、生体成分との特異的な適合性
が有り、重合体をそのまま粒子状で使用したり、あるい
は成形加工したりできる。また、有機溶媒からキャスト
してフイルム状として使用したり、あるいは重合体を、
プラズマ、ガンマ線、紫外線等のエネルギー照射して他
の材料の重合体等の表面にコーテイングして使用するこ
とができる。具体的には、カテーテル、カニューレ、中
空糸などの医療用のデバイス、あるいは中空糸などの医
療用のデバイスのハウジング材料、医用材料等のメディ
カル用品、コンタクトレンズ等のアイケア用品、化粧品
材料、トイレタリー用品等の生体適合性材料として使用
できるものと期待される。
【0013】
【発明の効果】本発明は、新規な(メタ)アクリル酸セ
リンエステルであり、重合して生体適合性を付与するこ
とができる。本発明の製造方法は、アミノ基を保護して
おりエステル化の反応性が高く、該(メタ)アクリル酸
セリンエステルを純度よくまた、高収率で製造すること
ができる。該(メタ)アクリル酸セリンエステルを用い
た共重合体は、生体成分との特異的な適合性が有り、医
療材料、医用材料などの生体適合性材料としての用途展
開が期待される。
【0014】
【実施例】次に本発明を実施例にもとづいて説明する。 実施例1 合成1−1;N−t−ブトキシカルボニル−O−メタク
リロイル−L−セリン(Boc−serMA)の合成 かき混ぜ機、玉付き冷却管、窒素導入管、滴下ロートを
備えた500mlの4つ口フラスコにN−t−ブトキシ
カルボニル−L−セリン25.0g(0.132mo
l)とトリエチルアミン20.03g(0.198mo
l)を取り、300mlの脱水テトラヒドロフラン(T
HF)に溶かした。−20℃で窒素気流下、かき混ぜな
がら、メタクリル酸クロリド20.70g(0.198
mol)を1時間かけて滴下した。滴下終了後、−20
℃で10時間、さらに−5℃で5時間反応した。次に未
反応のメタクリル酸クロリドをメタクリル酸に誘導する
ために、50gの水を加えてかき混ぜた。反応終了後、
ジエチルエーテルを加えて、析出したトリエチルアミン
の塩酸塩をろ別した後、無水硫酸ナトリウムで一晩乾燥
した。無水硫酸ナトリウムをろ別し、ロータリーエバポ
レーターで濃縮して、粘調な固体を得た。ヘキサンから
再結晶して白色結晶を19.38g得た。この化合物を
Boc−serMAと略す。Boc−serMAの収率
は53.8%であった。また、このBoc−serMA
の融点は、95〜98℃であった。
【0015】Boc−serMAの1H−NMRおよび
IR分析、元素分析の結果を次に示した。 1.1H−NMR(δ(ppm):TMS/DMSO) 1.28−1.48(m,9H) ;−C(C33 1.87 (d,3H) ;−C3 4.08 (m,1H) ;−CH− 4.22 (m,1H) ;−CH2 − 4.33 (m,1H) ;−CH2 − 5.69 (m,2H) ;−C=C2 2.IR(NaCl板)νcm-1 2960cm-1;−CH3 2930 ;=CH2 1760 ;−COOH 1720 ;−CO−O− 1680 ;−CO−NH− 3.元素分析値 C12196N=273.286として 計算値:C:H:N=52.74%:7.01%:5.
13% 実測値:C:H:N=52.57%:6.61%:4.
81% 以上のことより、Boc−serMA(N−t−ブトキ
シカルボニル−O−メタクリロイル−L−セリン)が次
式のものと同定した。
【化11】
【0016】合成1−2;O−メタクリロイル−L−セ
リン(=メタクリル酸セリンエステル;serMA)の
合成 かき混ぜ機、玉付き冷却管、窒素導入管、滴下ロートを
備えた200mlの4つ口フラスコに前記の合成1−1
で得たBoc−serMA、16.44g(0.060
mol)とトリフルオロ酢酸40.0g(0.358m
ol)および脱水塩化メチレン100mlを入れ、室温
でかき混ぜながら1時間反応を続けた。反応終了後、ロ
ータリーエバポレーターで溶媒の塩化メチレンを留去し
て、ジエチルエーテル50mlを加えて、かき混ぜた後
上澄みをデカンテーションして未反応のトリフルオロ酢
酸を抽出した。残留物を脱水メタノール400mlに溶
かし氷冷下でかき混ぜながら、モル比で1.5倍の4H
−HClの酢酸エチル溶液を加えて酸性とした。ロータ
リーエバポレーターでメタノールを留去して、室温で真
空乾燥した後、得られた粘調な固体を50mlのジエチ
ルエーテルで白色結晶が得られるまで繰り返し洗浄し、
serMAの塩酸塩を得た。さらにこのserMAの塩
酸塩を200mlのアセトニトリルに分散させて、氷冷
下でserMAの塩酸塩と等モルのトリエチルアミン
(6.06g)を加えてかき混ぜた。グラスフィルター
(17G−4)でろ過し、クロロホルムで繰り返し洗浄
してserMAの白色結晶を5.02g得た。serM
Aの収率は48.2%であった。また、このserMA
の分解点は、114〜119℃であり、等電点は5.0
8であった。
【0017】得られたserMAの1H−NMRおよび
IR分析、元素分析の結果を次に示した。 1.1H−NMR(δ(ppm):TMS/DMSO) 1.86 (s,3H) ;−C3 4.07 (m,1H) ;−CH− 4.53 (m,2H) ;−CH2 − 5.70−6.11(m,2H) ;−C=C2 − 2.IR(NaCl板)νcm-1 2100cm-1;−NH3 + 1720 ;−CO−O− 1620 ;−NH3 + 1520 ;−NH3 + 1470 ;−COO- 3.元素分析値 C7114N=173.169として 計算値:C:H:N=48.55%:6.40%:8.
09% 実測値:C:H:N=48.50%:6.32%:8.
19% 以上のことより、serMA(O−メタクリロイル−L
−セリン)が次式のものと同定した。
【化12】
【0018】実施例2−1;serMA−co−MMA
共重合体の合成(f=1) 実施例1で合成したserMA0.413g(2.4m
mol)とメチルメタクリレート(MMA)24.0g
(240mmol)をラジカル重合開始剤として2,
2’−アゾビス[2−(2イミダゾリン−2−イル)プ
ロパン]二塩酸塩{VA−044、和光純薬工業(株)
社製}0.077g(0.24mmol)、イオン交換
水150gを温度計、窒素吹き込み管、冷却管、かき混
ぜ機を付した500mlの4つ口フラスコにとり、窒素
気流下で70℃、350r.p.m.のかき混ぜ速度、6
時間の条件で乳化重合を行った。重合した重合体粒子
は、イオン交換樹脂(三菱化成製、ダイヤイオン、アニ
オン樹脂:カチオン樹脂=1:1)を用いて精製した。
重合体21.85gを得た。重合体収率は、89.5%
であった。得られた重合体粒子を用いて、後述の試験方
法により、粒径、X線光電子分光計(=XPS)、含水
率、ジータポテンシャル(=ζ−ポテンシャシャル)を
測定した。結果を表1に示した。
【0019】また、得られた重合体の1H−NMRおよ
びIR分析の結果を次に示した。 1.1H−NMR(δ(ppm):TMS/CDCl3) 1.8 −2.1 ;−C3 、−CH2 −(主鎖) 3.35−3.45 ;−CH− (セリン部) 3.45−3.50 ;−CH2 −(セリン部) 3.50−3.65 ;−COOCH3 2.IR(NaCl板)νcm-1 2100cm-1;−NH3 + 1720 ;−CO−O− 1620 ;−NH3 + 1520 ;−NH3 + 1470 ;−COO- 以上のことより、serMAとMMAとの共重合体が次
式であると同定した。
【0020】
【化13】
【0021】実施例2−2;serMA−co−MMA
共重合体の合成(f=3) 実施例2−1において用いたserMA0.413g
(2.4mmol)をserMA1.246g(7.2
mmol)に代えた以外は実施例2−1と全く同様にし
て重合を行った。重合体18.05gを得た。重合体収
率は、71.5%であった。得られた重合体の1H−N
MRおよびIR分析の結果、実施例2−1とピーク位置
は同じであった。得られた重合体は、同様に試験を行っ
た。結果を同じく表1に示した。
【0022】比較例2−1:PMMAの重合 実施例2−1において用いたserMA0.413g
(2.4mmol)を用いず、MMA24.0g(24
0mol)のみを用いた以外は実施例2−1と全く同様
にして重合を行った。重合体21.65gを得た。重合
体収率は、90.2%であった。結果を表1に併せて示
した。
【0023】
【表1】 なお、分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
イ(GPC)により、溶媒THF、標準PMMA換算で
測定した。
【0024】用いた試験方法の条件は、次のとおりであ
る。 <粒径の測定>:標準ポリスチレンラテックス(ダウ
ケミカル社製、Uniform Latex Part
icles φ=474nm Lot.No.1×9
4)のSEM写真と比較して粒径を求めた。また、粒度
分布は、Pacific Scienntific N
ICOMP−370を用いた光散乱法により求めた。 <XPS分析>;ポリマー粒子表面はX線光電子分光計
(XPS) Shimadzu ESCA−750を使
用した。ポリマー粒子をステンレススチール製のホルダ
ーに乗せ、5×10-7 Torr以下、MgKα(12
53.6eV)で測定した。 <含水率(%)の測定>;ポリマー試料を溶剤に溶かし
て、溶媒展開法で得たフイルムをリン酸緩衝液中、25
℃、24時間浸漬し、浸漬前後の重量増加分より算出し
た。 <ζ−ポテンシャシャルの測定>;三田村理研(株)社
製、マイクロ電気泳動装置を用い、電位差50Vの直流
電場をかけたときに50μm泳動するポリマー粒子の移
動時間を室温で測定した。
【0025】比較例2−3;ポリ(MPC)の合成 MPC2.0g(6.77mmol)開始剤としてAI
BN0.054g(0.068mmol)エタノール/
THF(=90/10V/V%)の混合溶媒10mlを
ガラス製重合管にいれ減圧下で溶封した。反応温度60
℃、12時間、ふり混ぜの重合条件で重合した後、内容
物を多量のジエチルエーテル中に注入してポリMPCを
析出させて、重合体を得た。得られた重合体は、同様に
して後述の比較例3−2の試料として用いた。
【0026】実施例3−1;蛋白質の吸着試験 実施例3−1−1は実施例2−1の重合体、実施例3−
1−2は実施例2−2で合成した重合体を用い、蛋白質
としてアルブミン(Alb)およびグロブリン(Gl
o)を用いて、以下の試験条件で蛋白質の吸着試験をお
こなった。なお、蛋白質の吸着量は、Lowry法によ
り算出した。 <蛋白質の吸着試験>; アルブミンの場合;初期のアルブミン濃度50mg/リ
ットル、pH=5.6、イオン強度0.01、温度25
℃で2時間重合体を浸漬した後、重合体粒子を濾過で取
り除き、溶液中のアルブミン濃度の測定から吸着アルブ
ミンの量を算出した。 グロブリンの場合;初期のグロブリン濃度50mg/リ
ットル、pH=6.2、イオン強度0.01、温度25
℃で2時間重合体を浸漬した後、重合体粒子を濾過で取
り除き、溶液中のグロブリン濃度の測定から吸着グロブ
リンの量を算出した。結果を図1に示した。
【0027】比較例3−1−1〜3−1−5;実施例3
−1と同様にして、比較例3−1−1は比較例2−1で
重合したPMMA(ポリメチルメタクリレート)を用
い、また比較例3−1−2〜比較例3−1−5は、高分
子学会、予稿集、第44巻、第631頁(1995年)
に記載のAlaMAm(アラニンメタクリルアミド)、
AlaEMA(メタクリロイルオキシエチルアラニン)
およびMPCとMMAとの共重合体を用いてアルブミ
ン、グロブリンの吸着試験を行った。結果を併せて図1
に示した。
【0028】以上の結果から、serMAに基づく構成
成分を1および3モル%含有する重合体は、アルブミ
ン、グロブリンの吸着の種類、量が特異的であることが
わかる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】重合体による蛋白質の吸着試験の結果
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C08F 220/14 220:36)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式[1] 【化1】 (ただし、式中、Rは水素原子またはメチル基を示す)
    で示される(メタ)アクリル酸セリンエステル。
  2. 【請求項2】次の工程(1)および工程(2)からなる
    (メタ)アクリル酸セリンエステルの製造方法。 工程(1);下記式[2] 【化2】 で表されるN−t−ブトキシカルボニル−O−L−セリ
    ンと(メタ)アクリル酸クロリドを脱塩化水素剤を用い
    て反応させて、下記式[3] 【化3】 を合成する工程。 工程(2);前記の生成物を、酸性化合物を用いて保護
    基を分解して、ついで、酸性にして(メタ)アクリル酸
    セリンエステルの塩酸塩を得た後、塩基性化合物で塩酸
    塩をはずす工程。
  3. 【請求項3】ラジカル重合して(メタ)アクリル酸セリ
    ンエステルに基づく構成成分を0.5モル%〜10モル
    %含む重合体。
  4. 【請求項4】請求項3記載の重合体が下記一般式[4] 【化4】 (式中、R、R1は、水素原子またはメチル基を示し、
    2は炭素数1〜4のアルキル基であり、また、m、n
    は、(メタ)アクリル酸セリンエステルおよび(メタ)
    アクリル酸アルキルエステルの付加モル数でそれぞれ、
    m=1〜3,000、n=20〜30,000である。
    2≦m、20≦nの場合、[ ]内はブロック状でもラ
    ンダム状の付加でもよい。)で表される(メタ)アクリ
    ル酸セリンエステルの重量平均分子量2,000〜5,
    000,000の重合体。
  5. 【請求項5】ラジカル重合して請求項3記載の(メタ)
    アクリル酸セリンエステルに基づく構成成分を0.5モ
    ル%〜10モル%含む重合体を用いることを特徴とする
    生体適合性材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10298238A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Nof Corp (メタ)アクリル酸セリンエステルの重合体および生体適合性材料
JP2007302745A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Institute Of Physical & Chemical Research 共重合体、表面改質剤、物質吸着抑制剤および親水化処理剤
WO2010053050A1 (ja) * 2008-11-04 2010-05-14 株式会社カネカ O-アルキルセリンおよびn-ベンジル-o-アルキルセリンの製造法
JP2017179098A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 東洋インキScホールディングス株式会社 ピロリジン2−カルボン酸残基含有共重合体

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