JPH1025635A - カバリング糸 - Google Patents
カバリング糸Info
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- JPH1025635A JPH1025635A JP17796296A JP17796296A JPH1025635A JP H1025635 A JPH1025635 A JP H1025635A JP 17796296 A JP17796296 A JP 17796296A JP 17796296 A JP17796296 A JP 17796296A JP H1025635 A JPH1025635 A JP H1025635A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、従来のカバリング糸に比べ
て、伸長時のバルキー性に優れたカバリング糸を提供す
ることにある。 【解決手段】 弾性糸を芯糸にし、セルロ−スマルチフ
ィラメント糸を捲糸としたカバリング糸において、該捲
糸がリヨセル繊維からなるマルチフィラメント糸である
ことを特徴とするバルキ−性のあるカバリング糸。 【効果】 本発明のカバリング糸は、ヤング率の大きい
リヨセル繊維のマルチフイラメントを捲糸に用いている
ため伸長時のバルキー性に優れる。
て、伸長時のバルキー性に優れたカバリング糸を提供す
ることにある。 【解決手段】 弾性糸を芯糸にし、セルロ−スマルチフ
ィラメント糸を捲糸としたカバリング糸において、該捲
糸がリヨセル繊維からなるマルチフィラメント糸である
ことを特徴とするバルキ−性のあるカバリング糸。 【効果】 本発明のカバリング糸は、ヤング率の大きい
リヨセル繊維のマルチフイラメントを捲糸に用いている
ため伸長時のバルキー性に優れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバルキ−性に優れた
カバリング糸に関するものである。更に詳しくは、本発
明は伸長時のバルキ−性に優れたカバリング糸に関する
ものである。
カバリング糸に関するものである。更に詳しくは、本発
明は伸長時のバルキ−性に優れたカバリング糸に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セルロ−ス繊維は発色性の良さ、
しなやかなドレ−プ性、適度な吸湿性を有し、特にその
長繊維は清涼感と光沢性があり、春物のアウタ−ウェア
−や肌着等のインナ−ウェア−に利用されているが、弾
性糸を芯糸にし、セルロ−スフィラメント糸を捲糸にし
たカバリング糸から得られるストレッチ性のある編織物
は、張力を付加した伸長時にはバルキ−性に欠けた薄ぺ
らなものとなるという問題があった。その対策として、
捲糸に仮撚加工糸等の捲縮加工糸を用いる提案がある。
しなやかなドレ−プ性、適度な吸湿性を有し、特にその
長繊維は清涼感と光沢性があり、春物のアウタ−ウェア
−や肌着等のインナ−ウェア−に利用されているが、弾
性糸を芯糸にし、セルロ−スフィラメント糸を捲糸にし
たカバリング糸から得られるストレッチ性のある編織物
は、張力を付加した伸長時にはバルキ−性に欠けた薄ぺ
らなものとなるという問題があった。その対策として、
捲糸に仮撚加工糸等の捲縮加工糸を用いる提案がある。
【0003】しかしながら、この方法の場合も、捲縮加
工糸では十分な伸長の伴うストレッチ性のある編織物が
得られないという問題がある。また、特開平6−306
733号公報には、リヨセル繊維を捲糸に用いたカバリ
ング糸の記載があるが、芯糸には弾性糸が用いられてい
ないので、ストレッチ性のある編織物を得ることはでき
ない。
工糸では十分な伸長の伴うストレッチ性のある編織物が
得られないという問題がある。また、特開平6−306
733号公報には、リヨセル繊維を捲糸に用いたカバリ
ング糸の記載があるが、芯糸には弾性糸が用いられてい
ないので、ストレッチ性のある編織物を得ることはでき
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、弾性
糸を芯糸にし、セルロ−スマルチフィラメント糸を捲糸
としたカバリング糸において、従来のカバリング糸に比
べ、伸長時のバルキ−性が極めて優れたストレッチ性の
あるカバリング糸を提供することにある。
糸を芯糸にし、セルロ−スマルチフィラメント糸を捲糸
としたカバリング糸において、従来のカバリング糸に比
べ、伸長時のバルキ−性が極めて優れたストレッチ性の
あるカバリング糸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を鋭意検討した結果、従来のセルロースフイラメント
や捲縮加工糸に比べて、ヤング率がはるかに大きいリヨ
セル繊維を用いることにより、伸長時にバルキー性のあ
るストレッチ性の優れた編織物が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
題を鋭意検討した結果、従来のセルロースフイラメント
や捲縮加工糸に比べて、ヤング率がはるかに大きいリヨ
セル繊維を用いることにより、伸長時にバルキー性のあ
るストレッチ性の優れた編織物が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、弾性糸を芯糸にし、
セルロ−スマルチフィラメント糸を捲糸としたカバリン
グ糸において、該捲糸がリヨセル繊維マルチフィラメン
ト糸よりなることを特徴とするカバリング糸である。以
下、本発明についてを詳細に説明する。
セルロ−スマルチフィラメント糸を捲糸としたカバリン
グ糸において、該捲糸がリヨセル繊維マルチフィラメン
ト糸よりなることを特徴とするカバリング糸である。以
下、本発明についてを詳細に説明する。
【0007】本発明でいう弾性糸とは、ポリウレタン
系、ポリオレフィン系等の弾性糸であればどのような繊
維でもよい。また、捲糸とは弾性糸のまわりに捲きつけ
被覆する糸をいう。本発明では、捲糸としてリヨセル繊
維を用いる必要がある。本発明において、リヨセル繊維
とは、有機溶媒と水の混合溶剤にセルロースを溶解させ
てセルロース溶液となし、この溶液を紡糸液として湿式
紡糸あるいは乾式紡糸することによって得られるセルロ
ース繊維をいう。つまり、有機溶媒紡糸で得られたセル
ロース繊維であって、セルロース誘導体の形を経由する
ものではない。
系、ポリオレフィン系等の弾性糸であればどのような繊
維でもよい。また、捲糸とは弾性糸のまわりに捲きつけ
被覆する糸をいう。本発明では、捲糸としてリヨセル繊
維を用いる必要がある。本発明において、リヨセル繊維
とは、有機溶媒と水の混合溶剤にセルロースを溶解させ
てセルロース溶液となし、この溶液を紡糸液として湿式
紡糸あるいは乾式紡糸することによって得られるセルロ
ース繊維をいう。つまり、有機溶媒紡糸で得られたセル
ロース繊維であって、セルロース誘導体の形を経由する
ものではない。
【0008】例えば、特公昭60−28848号公報に
記載されるように、有機溶媒に溶解されたセルロ−スと
水等の非溶媒を含む溶液を空気中又は非沈殿性媒体中に
紡糸し、その際、紡糸口金から出た繊維形成溶液を送り
出し速度より速い速度で引張って3倍以上の延伸倍率で
延伸した後に非溶液で処理することにより得られる。こ
の際の有機溶媒は、公知の溶媒であってよく、例えば特
公昭60−28848公報に開示されている下記アミン
オキシド類であっても差し支えなく、又別種の溶媒であ
ってもよい。
記載されるように、有機溶媒に溶解されたセルロ−スと
水等の非溶媒を含む溶液を空気中又は非沈殿性媒体中に
紡糸し、その際、紡糸口金から出た繊維形成溶液を送り
出し速度より速い速度で引張って3倍以上の延伸倍率で
延伸した後に非溶液で処理することにより得られる。こ
の際の有機溶媒は、公知の溶媒であってよく、例えば特
公昭60−28848公報に開示されている下記アミン
オキシド類であっても差し支えなく、又別種の溶媒であ
ってもよい。
【0009】有機溶媒として使用するアミンオキシド類
には、例えば第3級アミンN−オキシド、例えばトリメ
チルアミンの、トリエチルアミンの、lトリプロピルア
ミンの、モノメチルジエチルアミンの、ジメチルモノエ
チルアミンの、モノメチルジプロピルアミンのオキシ
ド;N−ジメチル−、N−ジエチル−、N−ジプロピル
シクロヘキシルアミンのオキシド;ピリジンのオキシ
ド;N−メチルモルホリンN−オキシド等の環状モノ
(N−メチルアミン−N−オキシド)などが挙げられ
る。この中でN−メチルモルホリンN−オキシドの使用
が好ましい。
には、例えば第3級アミンN−オキシド、例えばトリメ
チルアミンの、トリエチルアミンの、lトリプロピルア
ミンの、モノメチルジエチルアミンの、ジメチルモノエ
チルアミンの、モノメチルジプロピルアミンのオキシ
ド;N−ジメチル−、N−ジエチル−、N−ジプロピル
シクロヘキシルアミンのオキシド;ピリジンのオキシ
ド;N−メチルモルホリンN−オキシド等の環状モノ
(N−メチルアミン−N−オキシド)などが挙げられ
る。この中でN−メチルモルホリンN−オキシドの使用
が好ましい。
【0010】捲糸に用いられるリヨセル繊維のヤング率
は、200〜300g/dであることが好ましい。この
様なヤング率を有するリヨセル繊維が捲糸として用いら
れることにより、本発明のカバリング糸は芯糸に巻きつ
けられている捲糸間に空間が形成され、その結果優れた
バルキー性、保温効果を有するものである。また、好ま
しい破断強度は3〜5g/d、破断強度は5〜10%で
ある。
は、200〜300g/dであることが好ましい。この
様なヤング率を有するリヨセル繊維が捲糸として用いら
れることにより、本発明のカバリング糸は芯糸に巻きつ
けられている捲糸間に空間が形成され、その結果優れた
バルキー性、保温効果を有するものである。また、好ま
しい破断強度は3〜5g/d、破断強度は5〜10%で
ある。
【0011】本発明のカバリング糸に用いられる、捲糸
は原糸でも、仮撚加工糸でも良いが、好ましくは原糸を
用いた方がよい。捲糸の好ましいトータルデニールは、
50〜200デニール、単糸デニールは1〜3デニール
である。また、カバリング糸は、1本の糸を捲糸に用い
るシングルカバリング糸と、2本の糸を捲糸に用い、捲
糸の撚方向を変えて二重に捲き付けて形成されるダブル
カバリング糸があり、何れの方法を用いてもよい。好ま
しくはダブルカバリング糸である。
は原糸でも、仮撚加工糸でも良いが、好ましくは原糸を
用いた方がよい。捲糸の好ましいトータルデニールは、
50〜200デニール、単糸デニールは1〜3デニール
である。また、カバリング糸は、1本の糸を捲糸に用い
るシングルカバリング糸と、2本の糸を捲糸に用い、捲
糸の撚方向を変えて二重に捲き付けて形成されるダブル
カバリング糸があり、何れの方法を用いてもよい。好ま
しくはダブルカバリング糸である。
【0012】ダブルカバリング糸においても、捲糸とし
て内側には他の糸を用い、外側にリヨセル繊維糸を用い
たものでも優れたバルキ−性が得られる。この場合は、
リヨセル繊維糸がカバリング糸表面を構成する捲糸の5
0%以上を占めていれば、カバリング糸は良好なバルキ
−性が得られる。好ましくは内側、外側共にリヨセル繊
維糸を用いる方が良い。
て内側には他の糸を用い、外側にリヨセル繊維糸を用い
たものでも優れたバルキ−性が得られる。この場合は、
リヨセル繊維糸がカバリング糸表面を構成する捲糸の5
0%以上を占めていれば、カバリング糸は良好なバルキ
−性が得られる。好ましくは内側、外側共にリヨセル繊
維糸を用いる方が良い。
【0013】なお、本発明のカバリング糸を製編織する
に際し、本発明の目的を損なわない範囲内で、例えば綿
などの天然セルロ−ス繊維や再生セルロ−ス繊維、ある
いはポリエステルに代表される合成繊維を本発明のカバ
リング糸と混用してもよく、希望する編織物風合いに応
じて適時選定すればよい。編組織については、丸編地で
も経編地でも良い。ゲ−ジも制限なく、例えば12〜3
6GGの範囲で可能である。また、織物の組織について
も、平、綾、朱子およびこれらの変化組織の何れでも良
い。
に際し、本発明の目的を損なわない範囲内で、例えば綿
などの天然セルロ−ス繊維や再生セルロ−ス繊維、ある
いはポリエステルに代表される合成繊維を本発明のカバ
リング糸と混用してもよく、希望する編織物風合いに応
じて適時選定すればよい。編組織については、丸編地で
も経編地でも良い。ゲ−ジも制限なく、例えば12〜3
6GGの範囲で可能である。また、織物の組織について
も、平、綾、朱子およびこれらの変化組織の何れでも良
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例により詳述
する。なお、実施例中での評価方法及び繊維の製造方法
は、以下の通りである。 (評価方法) バルキ−性:カバリング糸から丸編地を作成し、定
法により染色仕上した後、当該編地を24時間、20℃
×65%RHの環境下に放置した後、25%伸長した時
の編地の厚み(T)を測定した。一方、キュプラを捲糸
としたカバリング糸から得られた丸編地(比較例1)を
上記同様に処理し、25%伸長した時の編地の厚み
(t)を測定した。バルキー性は下記の式から求めた。
する。なお、実施例中での評価方法及び繊維の製造方法
は、以下の通りである。 (評価方法) バルキ−性:カバリング糸から丸編地を作成し、定
法により染色仕上した後、当該編地を24時間、20℃
×65%RHの環境下に放置した後、25%伸長した時
の編地の厚み(T)を測定した。一方、キュプラを捲糸
としたカバリング糸から得られた丸編地(比較例1)を
上記同様に処理し、25%伸長した時の編地の厚み
(t)を測定した。バルキー性は下記の式から求めた。
【0015】バルキー性=T/t 保温率 JIS−L−1018A法(編物)の冷却法にしたがい
評価した。測定条件は20℃×65%RHの環境下で、
保温性試験機にて熱源体(銅ブロック)温度を36℃か
ら35℃まで1℃温度を降下するのに要する時間を測定
し次式により保温率(%)を求めた。
評価した。測定条件は20℃×65%RHの環境下で、
保温性試験機にて熱源体(銅ブロック)温度を36℃か
ら35℃まで1℃温度を降下するのに要する時間を測定
し次式により保温率(%)を求めた。
【0016】 保温率(%)=(1−b/a)×100 ここで、aは熱源体の裸状において、一定温度から所定
温度に冷却するのに要する時間(sec)、bは熱源体
に試験片を取り付けた時の冷却するのに要する時間(s
ec)である。 乾強度、乾伸度 JIS−L−1013法に従い測定した。
温度に冷却するのに要する時間(sec)、bは熱源体
に試験片を取り付けた時の冷却するのに要する時間(s
ec)である。 乾強度、乾伸度 JIS−L−1013法に従い測定した。
【0017】 ヤング率 測定糸を24時間、20℃×65%RHの環境下に放置
し、テンシロン引張試験機で初荷重をデニールあたり1
/30g、試長20cm、引張速度20cm/分で描い
たS−S曲線の3%伸長時の応力を100/3倍して求
める。 (リヨセル繊維の製造)特公昭60−28848号公報
に記載されている製造方法にしたがい、パルプとN−メ
チルモルホリンN−オキシド水溶液を混合槽に入れて減
圧下で混合し、セルロ−ス濃度10.0%のセルロ−ス
溶液を製造した。該セルロ−ス溶液を124℃の吐出温
度で、表1に示す条件によってエアギャップ紡糸を行っ
た。紡糸された糸は水洗によって精練を行い、乾燥、巻
き取りを経て、表1に示す物性値をもつ75d/50f
のマルチフィラメント糸を得た。
し、テンシロン引張試験機で初荷重をデニールあたり1
/30g、試長20cm、引張速度20cm/分で描い
たS−S曲線の3%伸長時の応力を100/3倍して求
める。 (リヨセル繊維の製造)特公昭60−28848号公報
に記載されている製造方法にしたがい、パルプとN−メ
チルモルホリンN−オキシド水溶液を混合槽に入れて減
圧下で混合し、セルロ−ス濃度10.0%のセルロ−ス
溶液を製造した。該セルロ−ス溶液を124℃の吐出温
度で、表1に示す条件によってエアギャップ紡糸を行っ
た。紡糸された糸は水洗によって精練を行い、乾燥、巻
き取りを経て、表1に示す物性値をもつ75d/50f
のマルチフィラメント糸を得た。
【0018】
【表1】
【0019】
【実施例1〜2、比較例1〜2】実施例1では、芯糸に
ポリウレタン弾性糸20d(旭化成工業社製、商品名:
ロイカ)を用い、これを280%伸長し、捲糸として表
1記載の物性値をもつ75d/50fのマルチフィラメ
ント糸(以下、リヨセルマルチフィラメント糸)を用
い、Z撚りの撚数が600t/mのシングルカバリング
糸を得た。
ポリウレタン弾性糸20d(旭化成工業社製、商品名:
ロイカ)を用い、これを280%伸長し、捲糸として表
1記載の物性値をもつ75d/50fのマルチフィラメ
ント糸(以下、リヨセルマルチフィラメント糸)を用
い、Z撚りの撚数が600t/mのシングルカバリング
糸を得た。
【0020】また、実施例2では、実施例1と同様に捲
糸としてリヨセルマルチフィラメント糸を用い、仮撚温
度220℃、フィ−ド率+1%、仮撚数2100t/m
の条件で仮撚加工して得た仮撚加工糸を用い、Z撚り6
00t/mのシングルカバリング糸を得た。比較例1で
は、捲糸に75d/45f、ヤング率が136g/dの
キュプラマルチフィラメント糸を用い、また比較例2で
は、75d/33f、ヤング率が96g/dのビスコ−
スレ−ヨンマルチフィラメント糸を用いて、実施例1、
2と同様に芯糸にポリウレタン弾性糸20dを用い、こ
れを280%伸長し、Z撚り600t/mをもつシング
ルカバリング糸を得た。
糸としてリヨセルマルチフィラメント糸を用い、仮撚温
度220℃、フィ−ド率+1%、仮撚数2100t/m
の条件で仮撚加工して得た仮撚加工糸を用い、Z撚り6
00t/mのシングルカバリング糸を得た。比較例1で
は、捲糸に75d/45f、ヤング率が136g/dの
キュプラマルチフィラメント糸を用い、また比較例2で
は、75d/33f、ヤング率が96g/dのビスコ−
スレ−ヨンマルチフィラメント糸を用いて、実施例1、
2と同様に芯糸にポリウレタン弾性糸20dを用い、こ
れを280%伸長し、Z撚り600t/mをもつシング
ルカバリング糸を得た。
【0021】これらのカバリング糸を用いて、それぞれ
30GGの天竺丸編物を作成し、定法により染色仕上げ
した。得られた編物の評価結果を表2に示した。表2か
らも明らかなように、本発明のカバリング糸を用いた実
施例1〜2の編物は、捲糸が原糸、仮撚加工糸共にバル
キ−性に優れていることがわかる。
30GGの天竺丸編物を作成し、定法により染色仕上げ
した。得られた編物の評価結果を表2に示した。表2か
らも明らかなように、本発明のカバリング糸を用いた実
施例1〜2の編物は、捲糸が原糸、仮撚加工糸共にバル
キ−性に優れていることがわかる。
【0022】
【実施例3〜5、比較例3、4】実施例3では、芯糸に
実施例1と同様のポリウレタン弾性糸20dを用い、こ
れを280%伸長し、内側、外側の捲糸共に、リヨセル
マルチフィラメント糸を用いて、内側がZ撚り600t
/m、外側がS撚り500t/mのダブルカバリング糸
を得た。
実施例1と同様のポリウレタン弾性糸20dを用い、こ
れを280%伸長し、内側、外側の捲糸共に、リヨセル
マルチフィラメント糸を用いて、内側がZ撚り600t
/m、外側がS撚り500t/mのダブルカバリング糸
を得た。
【0023】実施例4では、内側の捲糸に比較例1で用
いたキュプラマルチフィラメント糸を用い、外側の捲糸
にはリヨセルマルチフィラメント糸を用い、また実施例
5では、内側の捲糸には比較例2で用いたビスコ−スレ
−ヨンマルチフィラメント糸を、外側の捲糸にはリヨセ
ルマルチフィラメント糸を用いて、それぞれの捲糸の内
側にZ撚り600t/m、外側にS撚り500t/mの
撚りをかけ、ダブルカバリング糸を得た。
いたキュプラマルチフィラメント糸を用い、外側の捲糸
にはリヨセルマルチフィラメント糸を用い、また実施例
5では、内側の捲糸には比較例2で用いたビスコ−スレ
−ヨンマルチフィラメント糸を、外側の捲糸にはリヨセ
ルマルチフィラメント糸を用いて、それぞれの捲糸の内
側にZ撚り600t/m、外側にS撚り500t/mの
撚りをかけ、ダブルカバリング糸を得た。
【0024】比較例3、4では、芯糸に実施例1と同様
のポリウレタン弾性糸20dを用い、これを280%伸
長し、捲糸に内側、外側共にキュプラマルチフィラメン
ト糸(比較例3)、ビスコ−スレ−ヨンマルチフィラメ
ント糸(比較例4)をそれぞれ用いて、ダブルカバリン
グ糸を得た。これら5種のカバリング糸を用い、それぞ
れ、28GGの天竺丸編物を作成し、定法により染色仕
上げした。得られた編物の評価結果を表3に示した。
のポリウレタン弾性糸20dを用い、これを280%伸
長し、捲糸に内側、外側共にキュプラマルチフィラメン
ト糸(比較例3)、ビスコ−スレ−ヨンマルチフィラメ
ント糸(比較例4)をそれぞれ用いて、ダブルカバリン
グ糸を得た。これら5種のカバリング糸を用い、それぞ
れ、28GGの天竺丸編物を作成し、定法により染色仕
上げした。得られた編物の評価結果を表3に示した。
【0025】表3からも明らかなように、内側、外側共
にリヨセルマルチフィラメント糸を捲糸に使用したもの
はもちろん、少なくとも捲糸の外側にリヨセルマルチフ
ィラメント糸を用いた本発明のカバリング糸から得られ
る編物は、バルキ−性に優れていることがわかる。ま
た、本発明のカバリング糸から得られる編物は、保温率
が高くなり保温効果が認められる。これは、芯糸と捲糸
の間に空隙が形成され空気層ができるためと考えられ
る。
にリヨセルマルチフィラメント糸を捲糸に使用したもの
はもちろん、少なくとも捲糸の外側にリヨセルマルチフ
ィラメント糸を用いた本発明のカバリング糸から得られ
る編物は、バルキ−性に優れていることがわかる。ま
た、本発明のカバリング糸から得られる編物は、保温率
が高くなり保温効果が認められる。これは、芯糸と捲糸
の間に空隙が形成され空気層ができるためと考えられ
る。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明のカバリング糸は、ヤング率の大
きいリヨセル繊維のマルチフイラメントを捲糸に用いて
いるため伸長時のバルキー性に優れる。したがって、本
発明のカバリング糸から得られる編織物は伸長時のバル
キ−性に優れると共に保温率も大きいという効果があ
る。
きいリヨセル繊維のマルチフイラメントを捲糸に用いて
いるため伸長時のバルキー性に優れる。したがって、本
発明のカバリング糸から得られる編織物は伸長時のバル
キ−性に優れると共に保温率も大きいという効果があ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性糸を芯糸にし、セルロ−スマルチフ
ィラメント糸を捲糸としたカバリング糸において、該捲
糸がリヨセル繊維マルチフィラメント糸であることを特
徴とするカバリング糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17796296A JPH1025635A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | カバリング糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17796296A JPH1025635A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | カバリング糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025635A true JPH1025635A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16040128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17796296A Withdrawn JPH1025635A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | カバリング糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1025635A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022138862A1 (ja) | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 旭化成アドバンス株式会社 | センシング繊維部材 |
| WO2023249064A1 (ja) | 2022-06-22 | 2023-12-28 | 旭化成アドバンス株式会社 | 生体情報の計測装置 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17796296A patent/JPH1025635A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022138862A1 (ja) | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 旭化成アドバンス株式会社 | センシング繊維部材 |
| WO2023249064A1 (ja) | 2022-06-22 | 2023-12-28 | 旭化成アドバンス株式会社 | 生体情報の計測装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |